あべ 「FOMALHAUT」 

本日の家飲み あべ 「FOMALHAUT(フォーマルハウト)」 

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 新潟県柏崎市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 フォーマルハウトはみなみのうお座の一等星の名前ですね、響きが恰好良いからか、ゲームなんかでもたまに使われている印象があります。
 ラベルに明記はないのですが、このお酒は「水の代わりにお酒を使って醸したお酒」、すなわち「貴醸酒」にあたるものだとか。
 少しググったところ、商品名として「貴醸酒」を名乗るには商標の関係で貴醸酒協会に入らなけばならないらしいので、その関係で記載がないのだと思います。(詳細は不明ですが)
 裏ラベル記載の文には「甘味が特徴的」「食後のデザートと共に飲むのも良い」というワードがあり、「貴醸酒」という言葉にこだわらず、あくまで味わいの方面から商品紹介していく姿勢が垣間見えますね。

  「あべ」については前回同じ「スターシリーズ」の「SPICA」をいただいており、連続して特殊スペックになってしまいましたが、現状イマイチ「定番スペック」が見えない銘柄なので、まあやむなしかと…
 なお、アルコール度数15度と、所謂「低アル原酒」にあたるというのも特殊なポイントでしょう。


 上立ち香は酸、バニラ、セメダインをそれぞれ感じる個性的な香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味が独特の酸味を纏いつつトロリと入ってきて、ほんのりと苦味も奥に感じさせて奥深さも添えつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは…、うーむ濃い甘味が中心に有るのは確かなのですが、オンリーワン過ぎて表現しにくいですね、果実的な甘酸とセメダイン的なケミカルさがせめぎ合う感じとでも言いますか…
 後味は、濃厚さを酸味と、最後まで裏方に徹した苦味が引き取ってしっかりキレます。

 砂糖とも果実とも、フレッシュとも熟しているともはっきりしない、掴みどころのない面白さが有る濃厚甘旨酒でした。
 ハッキリした個性と存在感がありつつ、新製品とは思えないまとまりがあるのは見事。
 ただ、含んだときの鼻に抜ける香りに個人的に苦手な雰囲気がありまして(ちょっとケミカルな感じというか)、自分との相性としてはハマらない感じでもありました。
 実はあべは今回同時にもう一本(しかも一升瓶)買っているので、近いうちにそちらもご紹介したいと思っています。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1711.html

名称:あべ FOMALHAUT
精米歩合:越淡麗21%、五百万石79%
使用米:越淡麗、五百万石
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:阿部酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:大阪屋酒店(吉祥寺)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: あべ

2017年11月08日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

たかちよ 「タータンチェック赤ラベル」 純米 無調整生原酒 雄町

本日の家飲み たかちよ 「タータンチェック赤ラベル」 純米 無調整生原酒 雄町 

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄の一つですね。

 ひらがなラベルとしては、初めて雄町を使用した限定品のお酒となります、ラベルのタータンチェックが印象的ですね。
 (ちなみに、おりがらみの「タータンチェック青ラベル」も同時発売だったようです)
 最近私の家飲みセレクトでは、「ブラック Custom Made」「SEVEN」「Takachiyo AIYAMA」と新発売スペックが続いています。
 が、こういう風に新発売に飛びつきまくるっていうのは本当はあまりよろしくない気がしているんですよね…、実際蔵元の経験がない状態のスペックなら出来はバラつくのが当然ですし。
 そういうお酒が売れてしまうのも実は良くないような気もするのですが、ああそこはマニアのサガ、好奇心には勝てないんですよね…

 というわけで、今回のスペックは雄町の70磨きの無濾過生原酒、珍しく特定名称と精米歩合の記載が有りますね。
 扁平精米であることは変わらないようです、むしろこのくらいの低精白の方が、扁平精米の真価が発揮されそうな気もします。

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 上立ち香はちょっと熟しすぎて異臭になりつつある感じのトロピカルフルーツ香が気持ち強めに。
 含むと、インパクトの有る濃厚な甘酸旨味がグワッと入ってきて、一瞬後に出てくるアルコールの刺激やほんのりとした苦味で複雑な印象を与えつつ、最後まで濃度を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、やはりパイナップル的な華やかな甘酸味が主役なのですが、苦辛が、うーんなんとなく「スパイシー」という言葉が浮かぶ刺激を纏って面白い感覚。
 後味はそのピリピリな感覚が引き取ってキレます。

 濃度・粘度の高い甘酸味とピリピリした苦辛がせめぎ合う、個性派芳醇甘口酒でした。
 うーむ、面白いお酒ではありますが、私がたかちよに求めているものからはズレるかな…、ちょっと刺激が浮いていてせっかくの甘味をほっこりと楽しめない感じなんですよね。
 そもそもその甘味もちょっと力不足のような…、ただ、単純にもう少し「こなれれば」良い感じになりそうな片鱗も感じました。
 来年以降の、一本〆以外の「たかちよ」ブランドに期待していきたいと思います。

 開栓二日目はあまり印象は変わらなかったのですが、少量残した三日目は若干のピリピリを残しつつ割りと素直に飲めました。
 意外と飲み頃はもう少し先だったのかもしれません。

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名称:たかちよ 「タータンチェック赤ラベル」 純米 無調整生原酒 雄町
精米歩合:70%
仕様米:雄町
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: たかちよ 純米

2017年10月05日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

村祐 常盤ラベル 亀口取り 28BY

本日の家飲み 村祐 常盤ラベル 亀口取り 28BY

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 新潟県新潟市のお酒です。
 ブログでの紹介は4回目になります。

 なぜか村祐は常盤ラベルばっかり飲んでますね(4回中3回)ただ実は、一回目は通常品二回目は生熟品、そして今回は亀口取りと微妙に違っていたりします。
 この辺り実にマニアックな違いなんですよね…、村祐は基本スペック非公開を徹底していつつも、この辺りの情報はチラチラ出してくるのがニクいと思います。
 ちなみに亀口取りは村祐の限定品として結構有名かと…私も前から目を付けておりました、ググると「無加圧」ってところがポイントみたいですね。

 スペックは相変わらずの非公開、確か亀口取りは一升瓶限定なので、腹をくくって購入。
 5月出荷の7月開栓なので、ちょっと間が開いてしまいましたね。

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 上立ち香は蜜たっぷりの青リンゴといった趣の、甘酸を感じる果実の香りがそこそこに。
 含むと、複雑な印象の甘旨味が、しかしなめらかな口当たりでトロリと入ってきて、最後までその存在感を保ちつつじわじわと染み込んできます。
 味わいは、和三盆というにはちょっと濃い感じの砂糖系の甘味に、割りと色々な方向の味が絡みついた感じの、完熟果実の砂糖漬けと言った趣の甘旨味が最初から最後まで主役を演じます。
 後味は、ほんのりと苦渋を舌先に残しつつも、濃厚さをきちんと引き取って自然に引き上げていきます。
 
 心地よく、若干複雑さもある甘旨味を、じっくりじんわりと楽しめる、確固たるスタンスを感じるお酒でした。
 28BYが故か気持ちいつもより苦渋が強かった気も…、ただこれはあくまでも常盤ラベル同士を比べての話。
 基本的には、やはり安定して甘旨い、甘口派鉄板商品といえるでしょう。
 村祐は引き続き追っていこうと思いました。

 開栓から時間が経ってくると、更に複雑味が増してきますね。
 レーズン様の渋味を纏った感じも出てきますが、これはこれで楽しい感じ。
 この甘さの割には崩れないお酒だと思いました。

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名称:村裕 常盤ラベル 亀口取り 28BY
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):3,300円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年09月27日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

謙信 純米吟醸 愛山 生酒

本日の家飲み 謙信 純米吟醸 愛山 生酒

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 新潟県糸魚川市のお酒です。
 当ブログでの登場は3回目。

 いまだ巷では淡麗辛口のイメージが強いと思われる新潟酒ですが、個人的には芳醇系銘柄の宝庫である印象が強かったりします、この謙信もそうですし、たかちよ、村裕、山間なんかは露骨に濃厚ですしね。
 ところでこの「お酒の味と地域性」というのは結構古くて新しいテーマだと個人的には思っています。
 杜氏集団の傾向などの歴史的背景、地元名産品などの食生活に関する事情、お米や水などの原材料の傾向等々、実に色々な要素が絡み合っている、論文の1本や2本余裕で書けそうな奥深さがあるんじゃないかと。
 ただ、昔に比べると、少なくとも全国区で売られるような地酒については、前述の新潟酒に象徴されるように、地域性はかなり薄くなっている印象がありますね。
 結局のところ大事なのはあくまで「銘柄」であって、地域性については、「新潟のお酒だから淡麗辛口に違いない!」といった固定的先入観に囚われるのではなく、「お、なんか変わった味だと思ったら奈良酒じゃないの」みたいに楽しむ要素として、付き合っていくのが良いんじゃないかなあと個人的には思います。

 閑話休題、今回いただくのは高級米愛山を55%まで削った純米吟醸生。
 お値段も若干いつもより高めですが、このスペックならむしろ割安でしょう。


 上立ち香は濃い目の甘さと酸を感じるフレッシュなベリー系の香りが気持ち強めに。
 含むと、香りの印象以上の超濃厚フレッシュな甘旨味がグワッと入ってきて、これまた強めの酸と個性的な渋味?が深みを与えつつ、最後まで存在感を保って染み込んできます。
 味わいは、極めて濃厚かつ奥深さのある甘酸旨味が厳然たる主役を演じる感じですね、味わいたっぷりではありますが、個々の要素が並列するというより絡み合って一体化している印象。
 後味はほんのりと渋味を残しつつ、酸でしっかりとキレます。

 フレッシュジューシーかつ、愛山らしい個性と、何より魅力的な濃度のある力強い芳醇フレッシュ酒でした。
 いやあやっぱり謙信は私の好みどストライクですね、愛山もしっかり使いこなしている印象。
 ちなみに私は自分の好み(芳醇甘旨)がわりとハッキリわかっているため同様のお酒を大量に飲んでおり、それだけにその中でも一歩抜き出していると思ったお酒については自信を持ってオススメできると自負しております。
 謙信はまさにそういう銘柄の一つですね、今後もちょくちょく家飲みしたいと思います。

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名称:謙信 純米吟醸 愛山 生酒
精米歩合:55%
使用米:愛山
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元:池田屋酒造株式会社
購入価格(税抜):1,759円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(奈良・通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年07月06日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

あべ 「SPICA」 27BY

本日の家飲み あべ 「SPICA」 27BY

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 新潟県柏崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 はっきり書いてしまいますと、このお酒をセレクトした理由は、日本酒ブログ「日本酒感想日誌」さんのオススメ銘柄だったからです。
 「日誌係Awards2016」ニューカマー賞ということで断然推されてますからね…、ここまでハッキリ書かれると買わないわけにはいかないでしょう(ちなみに最近「二兎」も買いました)。
 こういう年間ベスト酒の発表は「呑みあゆみ」さんもなさっていますが、読み手としては非常に分かりやすくてありがたいところです。(ちなみに私がやらないのは「面倒くさい」からだったり…)

 なお今回は、吉祥寺の「大阪屋酒店」さんに27BYがたまたま残っていたたため、このSPICAを購入した次第です。
 本当は通常シリーズから飲みたかったのですが…まあこればっかりは仕方ないですね。
 ちなみに、蔵元の商品紹介ページ(無駄に重い…)によると、「★(スター)シリーズ」と銘打って、明確なコンセプトのもと造られているみたいです、詳細は是非リンク先をご参照ください。
 スペックは五百万石と越淡麗を利用した低アル生酒で、特定名称の記載はあえてしてないっぽいですね。
 逆にあえて明記してある酸度は2.8と、異常値ともいえる高さです。


 上立ち香は熟感はほぼ無い、スッキリキリリとした酸を感じる果実の香りが控えめに。
 含むと、香りのイメージ通りのキリリとした旨酸味が、強いけどもキツくない苦味を伴って、最後まで引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、あえていえばグレープフルーツ的な、または白ワインぽさもある、フレッシュさを残したさわやかな酸と苦味が重なった、非常に個性的かつキレの良いもの。
 後味は、酸の印象を口中に振りまきつつ、一貫してキリリとキレます。

 苦味がいわゆる吟醸系にありがちな嫌らしいものでなく、素直に引き締まりとキレを添える役割を担っている、超個性派のさわやか酒でした。
 何というか、蔵元の「この味わいで勝負するんだ!」という気負いを感じますね、そしてそれは間違いではないと思います。
 あべ、次は是非通常の無濾過生原酒もいただいてみたいと思いました。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1242.html

名称:あべ 「SPICA」 27BY
精米歩合:越淡麗47%、五百万石55%
使用米:越淡麗、五百万石
アルコール度:14%
日本酒度:不明
蔵元情報:阿部酒造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:大阪屋酒店(吉祥寺)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: あべ

2017年06月26日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

Takachiyo CAPTER TWO AIYAMA JUNMAIGINJO

本日の家飲み Takachiyo CAPTER TWO AIYAMA JUNMAIGINJO

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 同蔵のお酒は当ブログで10回以上登場している常連組ですが、この「Takachiyo」は初家飲みになります。

 こちらは「たかちよ」を醸す蔵の新商品、「Takachiyo 59」シリーズのお酒です。
 今までの「たかちよ」というひらがなラベルと、「髙千代」という漢字ラベルに続く、第三シリーズ…のようですね。
 ひらがなはいわば「若者向け」、漢字は「(比較的)大人向け」、そしてこのアルファベットはその中間を狙っているようです。
 その他のコンセプトも含め、ブログ「ぽんしゅ歴」様の紹介記事に詳しく載せられていたので、興味がありましたらご参照ください。
 (というか細かいコンセプトがあるのに全然エンドユーザーに伝えれられる体制になってませんよね。酒販店にはアナウンスしてるはずなんだからその資料でも公開して欲しいところ)

 なお、このシリーズはスペック的には基本精米歩合59%(扁平精米)、協会酵母1801号利用の生原酒で統一し、米違いで出しているようです(一部例外もあるようですが)。
 今回いただいたのは愛山、シリーズ的には第二弾ですね(実は第一弾の一本〆は油断して買い逃しました…)。
 スタイリッシュな瓶は500mlサイズで、値段的には四合瓶に換算すると1,872円と愛山酒なだけに結構お高い感じです。

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 上立ち香はいつものたかちよラインの甘い果実香なのですが、若干濃度控えめな感じでそこそこに。
 含むと、いつものように甘旨味が塊となってぐっと入ってくるのですが、やはり濃度は若干控えめで裏方には苦味も感じさせつつ、ゆるゆると流れ込んできます。
 味わいは、うーむ個人的にはベリー系の甘味と若干の酸味が絡み合ったものがメインと感じますね、苦味もそこそこ存在感があってその甘酸と拮抗している印象。
 後味はわりと苦味が優勢になって力強くキレます。

 いつものたかちよ的甘旨味を、ヴェールでコーティングした上でちょっと薄めたような感じのお酒でした。
 うーむ、何というか大人しい分より重い感じがしてしまうかも…、これなら甘酸に振り切れている方が個人的には楽しいような。
 大体予想通りではありましたが、私にとっては基本的にはやっぱりひらがな「たかちよ」シリーズが一番合っているということを再認識した次第です。
 ただ、コンセプト通りではあるとは思いますね、ひらがなでは味が強すぎて、漢字では物足りないという人(果たして居るのか?)なら丁度良く楽しめるでしょう。
 まあ私としても、もう一本ぐらいはアルファベットシリーズも試してみようかな。

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紹介:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-736.html

名称:Takachiyo CAPTER TWO AIYAMA JUNMAIGINJO
精米歩合:59%
酒米:不明
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/500ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年05月29日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

山間 H27BY 5号 中採り直詰め 無濾過生原酒

本日の家飲み 山間(やんま) H27BY 5号 中採り直詰め 無濾過生原酒

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 新潟県上越市のお酒です。
 ブログでの紹介は4回目と、なかなかな登場回数です。

 山間というと、数年前は入手困難銘柄に片足を突っ込んだぐらいのレベルで入荷即完売状態だった覚えがありますが、最近は割と普通に購入できる印象があります。
 理由としては、生産量関連とか、23BYのヤブタ問題(参考:「いとう酒店」ブログ)が尾を引いているとか、色々と考えられますが、買う側としては非常にありがたい話ではあります、むしろこうあるべきと言いますか。

 そもそも、これだけ地酒全体のレベルが上がってきている今、特定銘柄に人気が集中するのはある意味不自然なことだといえるでしょう。
 最初に有名どころから入るのはある意味当然ですが、ある程度飲めば好みの方向性はつかめるし、そうなれば日本酒ブログなり酒屋コメントなりから自分なりのお気に入り銘柄を探し出すことは決して難しくないはず。
 入手困難銘柄を家飲みするのにそんなに血道を上げる必要は本来はないのです!
 …と、ここまで書いて、説得力の無さ(というか自分に嘘をついている感)に我ながら愕然としましたね、やっぱりそれらを(定価で)手に入れる喜び、優越感というのはそれ自体蠱惑的なものがありますし、その上で飲むとやっぱり旨いんですよね…地酒飲みの業は深い。

 完全に話がズレました、今回いただくのは27BYの無濾過生原酒ということで、やはり一年程度の生熟期間を経てから出荷されたものです。
 その上中取りですからね、個人的に気になる要素が多いスペックだったので、今回久しぶりにセレクトしてみました。

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 上立ち香は山間的な独特な木香っぽい香りがそこそこに。
 含むと、やはり個性的な旨味がググっと入ってきて、落ち着いた酸味と苦味で輪郭を整えつつ、じんわりと染みこんできます。
 味わいは、山間味としか言いようがない濃厚な旨味がとても素直に熟した感じで、高濃度かつ落ち着きとバランスをを保っている印象。
 後味は若干の苦渋で見事にキレます。

 野太い旨味と苦味がせめぎ合う、超芳醇個性派酒でした。
 やっぱり旨味に前と変わらないオンリーワンの複雑さがありますね…、私は木(樽)っぽいと思っているのですが、言っているのが私だけなので、ズレているかも。
 実は個人的にはこの山間の味はあまり好みではないのですが、それでもこのお酒のまとまりは感じますので、相性が合えばきっと素晴らしくハマると思いますね。
 山間は引き続き情勢を注目したい銘柄です。

 冷酒だと個性が際立つ感じですが、温度が上がってくるとちょっと丸くなって素直に飲めます。
 個人的には常温が断然好き。

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名称:山間 H27BY 5号 中採り直詰め 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:たかね錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:新潟第一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,482円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 山間 特別純米

2017年02月24日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

雪鶴 純米吟醸 無ろ過生原酒 袋しぼり

本日の家飲み 雪鶴 純米吟醸 無ろ過生原酒 袋しぼり

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 新潟県糸魚川市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 私の行く範囲の酒屋さんでは取り扱いが無く、外飲みでも一度も見かけたことのない銘柄ですが、日本酒感想日誌さんがちょろっと書いていた「全量袋しぼり」というフレーズがずっと引っかかっており、今回ようやく通販で在庫を見つけたのでセレクトしてみました。
 どの方法を採用するかに関わらず「しぼり方」にこだわっている酒蔵さんって、より品質重視なところが多いイメージがあるんですよね。(木槽天秤搾りの不老泉、笊籬採り・氷結採りの風の森などなど)
 かなりコストがかかる割に、山田錦!大吟醸!みたいに分かり易い訴求ポイントではないので、あえてそこを重視するところに職人気質を感じるといいますか…

 今回いただくお酒も、当然「袋しぼり」のお酒です。
 ただ、通販が到着して初めて気付いたのですが、製造年月は27年2月ということで、恐らく26BY、2年近く店頭熟成されたものでした。
 2本目3本目ならともかく、最初は出荷1年以内のものを飲みたかったなあ…

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 上立ち香はちょっと熟感のあるアルコールの香りが仄かに。
 含むと、やはり熟感がありつつ、非常に純度の高い旨味がスルリと入ってきて、時間差で出てくる辛さにしっかりと引き締められながら、力強く染みこんできます。
 旨味はなんというか、バランスの良い旨味がガッツリ熟した印象で、甘味は控えめ、ちょっと線が細い印象もあり、全体としてガッツリよりスッキリ感が強いですね。
 後味はその辛さがしっかりと引き取ってキレます。

 熟感が乗りつつもキレイな印象を残した、熟成系芳醇辛口酒といった感じのお酒でした。
 ただ上品な生酒が、ちょっと行き過ぎに熟し、枯れてしまったような趣が少々ありますね。
 やっぱり酒質によって、厳然として向き不向き(熟成適正)というものはあるように感じます。
 雪鶴、次は是非新酒をいただいてみたいと思いました。

 おや、開栓後数日立つと少し甘味が出てきました。
 ポテンシャルはもっとあったのかな…、いつかまた絶対家飲みしたいです。

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名称:雪鶴 純米吟醸 無ろ過生原酒 袋しぼり
精米歩合:58%
使用米:五百万石
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:田原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,421円/720ml
購入した酒屋さん:地酒 みゆきや(通販)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 雪鶴 純米吟醸

2016年12月29日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

越乃王紋 純米吟醸 生囲い

本日の家飲み 越乃王紋 純米吟醸 生囲い

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 (注意)今回、関係者や銘柄のファンが見ると不快に思うかもしれない内容となってしまいました、閲覧にはご注意ください。

 新潟県新発田市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 実はこのお酒は他の銘柄とのセット売り(通販)だったのですが、「飲んだこと無い銘柄だし、生酒なら良いか」と発注してみました。
 が、届いたお酒を見て愕然…、こりゃ「生貯蔵酒(出荷の際に一回火入れ)」ではないですか。
 どうやら「生囲い」(=生貯蔵酒)というフレーズを「生酒」と勘違いして発注してしまったようです、通販しかもセット売りならではのミスですね。
 まあ完全に自業自得ではあるのですが、ギャザリーでもちょっと書いたように、火入れ絡みの日本酒表示ルールは本当に分かりにくいんですよね…。

 個人的には生貯蔵酒には大手酒造が出している中途半端に生っぽいお酒のイメージが強く、自分からはほとんど手を出しません。(当ブログで取り上げている火入れ酒はほとんどが「生詰」)
 ラベルもいかにも地元向けっぽい情報が少ないもので、飲む前から若干テンションが下がり気味。

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 上立ち香は嫌な予感を漂わせる牛乳臭い熟成香(生老ね香?)がそこそこに。
含むと、その予感通りの老ね感そのものの味わいが口中に広がり、心地よい甘さ旨さが最後まで顔を出さないまま、イヤな匂いをまき散らしつつ流れ込んできます。
 味わいは、芯には古臭いながら普通の日本酒の旨味があるのですが、とにかく牛乳を拭いた後の雑巾のような含み香が全てを台無しにしています。
 後味は割と素直に引き上げますが、やはりイヤな匂いは残ります。

 淡麗辛口のお酒が老ねたらこうなるんだろうなあという、ある種お手本のようなお酒でした。 
 蔵かお店かはわかりませんが、これは完全に保管に問題があると思います。
 所謂火入れ熟成香とも違ったどうしようもないクセですね、これはダメですよ…、これをセット売りに入れるのはいくらなんでも良識を疑うレベル。
 あと、本当「生囲い」という名称はやめて…、これ以上不幸な人を増やしたく無いっす。
 不幸な出会いということはわかるのですが、流石に同蔵のお酒はもう飲む気しないですね…


 正直、単純に老ね気味なお酒は何度か経験はあるのですが、これほどひどいのは初めての経験です。
 しかし、世の中(主にスーパーの蛍光灯下の常温棚)にはこういう日本酒が恐らく腐るほどあるんですよね…
 そういうお酒や、それを好むこと自体を否定はしませんが、それらとこのブログでいつも取り上げているようなお酒(地酒屋目線で既に選別され、しっかりと保管管理されたお酒たち)が同じ「日本酒」という範疇で捉えられていることこそ、いまの日本酒業界の一番の問題点だと、改めて感じてしまいました。
 今回感想記事をアップするかどうか悩んだのですが、そういう問題意識の確認のため、あえて掲載しようと思います。

 ちなみに燗をつけると余計匂いが立って、私には無理でした…
 冷やして鼻をつまんでようやく、「酔いを得るため」だけに飲む液体として使えるレベル。
 この匂いだと料理酒にも使いたくないので、半分くらいは捨てるしかなかったです。

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名称:越乃王紋 純米吟醸 生囲い
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:市島酒造株式会社
購入価格(税抜):セット売りのため不明/720ml
お気に入り度:なし(5点付かない感じ)

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2016年12月25日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

村祐 常盤ラベル 本生 27BY (H28.9出荷版)

本日の家飲み 村祐 常盤ラベル 本生 27BY (H28.9出荷版)

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 新潟県新潟市のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目。

 前回に引き続き、こちらも9月出荷の生酒ということで、普通の「ひやおろし」とは一線を画した秋酒となっています。
 どうも個人的には「ひやおろし」にはあまり良いイメージが無いんですよね…、新酒のフレッシュ感のような魅力は無いし、長期熟成酒のような振り切った個性も無いので、どうにも中途半端といいますか。
 昔は冷蔵技術が発達していなかったため、「一回火入れの常温保存で、風味を損なわない(老ねない)程度に熟成した」お酒としてまさに「秋しか飲めない」お酒だったのでしょうが、今は一年中生酒が老ねずに飲める時代ですからね…
 そりゃあガチガチの2回火入れ酒に比べたら風味は好ましいでしょうが、「秋といえばこれ」みたいな存在としては、もはや(ブランディングを除いた酒質上では)実体的な価値を失っているんじゃないかしらと思うわけです。

 まあ理屈をこねましたが、実際は生酒偏愛派の自分が、秋の時期の酒屋&居酒屋での選択肢がひやおろしで占拠されている様子を見て、いわば私怨を抱いているためにこんなことを書いてしまった次第です。
 個人的には、冷蔵保存が一般化した昨今なら、ちょうど旨味が乗ってきた生熟酒こそ秋酒として評価されて欲しい!

 閑話休題、今回いただいたのは、ブログでは既に紹介済みの常盤ラベル、ただ前回が1月出荷の新酒だったのに比べ、今回はいわば生熟版です。
 村祐特有の、「清酒 要冷蔵 本生」というそっけない記載がこれだけ心強く思えるのは秋特有ですね、一面秋色ラベルに枯れた酒屋さんの冷蔵庫の中、青々と聳える常盤色の佇まいも素敵。
 

 上立ち香は甘酸っぱい超個性的な香りがそこそこに。
 含むと、トロトロに熟した甘旨味がググっと入ってきて、結構強めの酸味及び奥底に感じる苦渋味と拮抗しながら、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、干した完熟果実といった高濃度かつ複雑味のある甘旨味が純然たる主役を演じ、強めながら落ち着いた酸味がしっかりと引き締めるまとまりのあるもの。
 後味は甘味が嘘のように苦渋味が見事に引き取ってキレます。

 確かな個性のある濃厚な甘旨味が程よい感じで熟した、いい意味で存在感の濃い秋酒でした。
 なんというか村祐の生熟酒として非常に納得感がありますね、やはり甘味に芯があって全然ダレ感が無いのが素晴らしい。
 村祐への信頼感をより深くしてくれた一本でした、次は未飲の紺瑠璃ラベルを狙いたいと思います。

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名称:村祐 常盤ラベル 本生 27BY (H28.9出荷版)
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年11月29日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 本生

本日の家飲み たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 本生

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 最近の当ブログ一押し銘柄の一つ。

 メロン的日本酒のもう片方はひらがな「たかちよ」の新色になります、珍しく「SEVEN」というサブタイトル(?)が付いてますが、意味は謎。
 たかちよは他の色も具体的な果実の味わいを意識しているらしい(赤はリンゴとか)のですが、こちらは黄緑ラベルかつSEVENの「S」の文字にメロンの「へた」がついているという遊び心のあるデザインで、はっきりと「メロン」を表に出しています。

 ちなみに、以前天吹のバナナ酵母を飲んだ時に特に強く思ったのですが、私の味わいの感想ってラベルに思いっきり引っ張られるんですよね…
 ただまあ、かき氷の各種シロップが実は単なる色違いであることが示すように、ラベル等の視覚情報が味覚に与える影響は私に限らず想像以上に大きいのでしょう。
 そして蔵元がそれを利用することもまた自由ですが、それを「わかりやすい」と捉えるか、「ノイズ」と捉えるかは難しいところだと思いますね。
 
 例によってスペックはほぼ非公開、お値段はお手頃です。

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 上立ち香はガス混じりのお米の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚な甘旨味がドロリと入ってきて、おりの苦味とガス感でギリギリ輪郭を保ちつつ、最後まで高濃度なままで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやあ謎に味わい深いメロンソーダって感じですね、甘味やガス感は兎も角、おりの苦味が自然に絡みつくところなんかには日本酒独自の複雑さを感じます。
 後味は、お約束のようにガス感と苦味がしっかり引き取って、見事にキレます。

 コンセプト通りの、メロンソーダ的な、甘く、青く、苦味もある面白いお酒でした。
 まあ最初に書いたとおり、メロンメロン連発しているのは先入観が強いので、話半分程度に考えてください、ポイントはガスと苦味だと思います。
 充分好みのラインではあるのですが、レギュラースペックで楽しめるお値段以上の甘酸のバランスと比べると、若干まとまりが無いというか、チャレンジ酒っぽい荒削りさは感じましたね。
 たかちよSEVEN、来期により期待を込めたいと思いました。

 開栓後は当然ながらガスが抜けてきます。
 落ち着いて悪くはないのですが、これについてはシュワシュワの方が楽しいかも。

(参考)「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-299.html

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 ちなみに今回自然酒とたかちよを飲み比べて思ったことは、同じメロン味指向でも全然実際の味わいは違うんだなあということかな。
 個人的には前者はメロンシロップ、後者はメロンソーダという印象ですね、どちらも着色料に味わいの認識が引っ張られるところも共通してるかもしれません(苦笑)
 若干イロモノではありましたが、個人的には充分楽しめた2本でした。

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名称:たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 本生
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:16~17度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年09月26日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

至 純米 しぼりたて生原酒

本日の家飲み 至(いたる) 純米 しぼりたて生原酒

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 新潟県佐渡市、佐渡ヶ島のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 こちらのお酒は奈良の「うのかわ酒店」さんから購入したのですが、その商品紹介ページにこんな記載がありました
 >「平成27年 1/1 に日本テレビにて放送された 「嵐にしやがれ」 で新潟 至(いたる)が V6リーダー坂元さん のお気に入りのお酒という事で、紹介されました! 」
 何気に地元銘柄の「真稜」でなく「至」を選ぶところはなかなかですね。
 私の家にはテレビが無いので感覚は全く分からないのですが、反応はかなりのものがあったようで蔵元さんは対応が大変だったとか。
 個人的にはこういうミーハー買いは否定するつもりは無く、そういうお客が定着すればより素晴らしいとは思いますが、なかなかそこまではいかないだろうなあ。

 スペック的には前回いただいたものとほとんど同じですが、より期間が限定されている「原酒」バージョン。
 後は、前回よりもしぼってから時間が経った状態で飲んだので、それも味わいに影響すると思われます。

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 上立ち香は青さがあって濃厚な果実の香りがそこそこに。
 含むと、複雑さのある、青く濃厚で、しかし柔らかさも感じるような甘旨味がググっと入ってきて、時間差で出てくる苦味と辛さでぎっちりと引き締まったまま、じわじわと染みこんできます。
 旨味はかなり濃いメロン的な青い甘味が主役、苦味も存在感があって、全体では結構味が多い印象を与えつつもくどくないのが見事ですね。
 後味はその青さを辛さが引き取ってしっかりキレます。

 複雑な味わいの世界をしっかり感じさせつつ、ダレない力強さのあるお酒でした。
 前回よりも断然良い印象ですが、これは上記の違いに加え、自分の好みが広がって、こういう奥深い魅力もより感じ取れるようになったということなんじゃないかと思っております。
 至、またどこかのタイミングでいただきたいお酒です。

 開栓後、数日経つとより柔らかくまとまりが出てきました。
 これは居酒屋でさらなる真価を発揮するお酒なのかもしれませんね、見かけたらお試しする価値はあるかと。

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名称:至 純米 しぼりたて生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:逸見酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 純米

2016年09月05日 新潟の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

たかちよ 「ブラック Custom Made」 純米大吟醸 おりがらみ本生

本日の家飲み たかちよ 「ブラック Custom Made」 純米大吟醸 おりがらみ本生

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 現状当ブログの最注目銘柄の一つですね。

 お酒に関してはミーハーな自分は、お気に入り銘柄の新製品についてはまさに飛びつく勢いで入手に走ります。
 具体的には、酒屋さんに速攻で電話で問い合わせ入荷日を確認し、基本的にはその日に確保するという感じですね。
 また、そもそも新製品が出るという情報をすぐに知るには常日頃からアンテナをしっかり張っておくことが重要になります、これは各種SNSがやっぱり一番早いですね、このお酒についても私はTwitterで初めて存在を知りました。
 通常のブラックは既に家飲み済ですが、それだけに違いが気になり、即入手した次第です。

 こちらについては蔵元さんが自ら通常品との違いを掲載しているので、以下引用しておきます。
 そもそもお米が違う(品種は不明)ので、別色でもおかしくないぐらいですね。




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 上立ち香はいつものトロピカルフルーツ香が少しにごりで滲んだ感じでそこそこに。
 含むと、いつもよりは甘さ控えめな感じの、しかしやっぱり超濃厚な旨味がグワッと入ってきて、若干の酸味と裏方に徹した苦味でバランスを保ちつつ、ジュワーッと染みこんできます。
 味わいは、強烈な濃度なのにある種の優しさを感じさせるようなとろみのある甘い果実の甘味が主役、
 後味は酸苦がやさしく引き取って、しっかりキレます。

 いつもの濃度がありながら、全体的な印象としてはインパクトがやや薄れ、よりバランス良く、洗練されたように思えました。
 前回のブラックと比べると、ちょっとレッドよりになった気もしますね、和三盆よりフルーツな感じというか…
 各色の中でもバランスと上品さがあるタイプなので、特にたかちよ初心者にはオススメできますね。
 今後もこのスペックは作っていって欲しいなあ。
 
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名称:たかちよ 「ブラック Custom Made」 純米大吟醸 おりがらみ本生
精米歩合:48%
酒米:不明
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.8/9.0

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2016年07月22日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

荷札酒 (加茂錦) 純米大吟醸 生酒 「撫子」 

本日の家飲み 荷札酒 (加茂錦) 純米大吟醸 生酒 「撫子」 

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 新潟県加茂市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 若干レトロな「荷札」を模したラベルに、スペック違いごとに「撫子」や「紅桔梗」などの花の名前を当てるこのブランドデザイン、まさに今風の新しい日本酒という感じですね。
 イメージ通り、20代の若き杜氏が醸しているそうで、「加茂錦」という通常銘柄から一新を図り、首都圏に売り込もうというストレートな意思が感じられます。
 実際、今季から突如いくつかの有力酒販店がいきなり取扱いを開始した印象が個人的にはありますね。
 たぶん蔵元の売り込み+サンプルの出来が良かったことで被るのでしょうけど、こういうことって結構多いような…、やはり酒販店間の闇の情報ネットワーク(笑)でもあるんでしょうか。

 スペック情報も荷札チックで、凝った記載になっています、タンクナンバーまであるのは珍しいですね。
 麹米山田錦、掛米五百万石、精米歩合50の生酒と、これまた今風のスタンダード純米大吟醸です。

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 上立ち香は華やかな吟醸香が気持ち強めに。
含むと、割とスタンダードな印象の甘旨味がスルリと入ってきて、尻上がりに出てくる苦味でキツ目に締め付けられながら、ググっと染みこんできます。
 味わいは、青リンゴ系のいかにも純米大吟醸といった感じの旨味が主役で、存在感を保ちつつ、ほどほどの透明感と上品さをしっかりと両立させている感じです。
 後味は苦味を若干残す感じでキレます。

 スタンダードな純米大吟醸の旨味を、生酒らしいインパクトでストレートに感じさせてくれるお酒でした。
 なんだかんだで、生酒で違和感の無いレベルに味わいを整えるのって大変そうな気がするんですよね、結構絶妙。
 ただ、今後激戦区で生き残るためには、なにかもう少し武器が欲しいとも思いました。
 加茂錦、今後の動向に注目したいと思います。

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名称:荷札酒 (加茂錦) 純米大吟醸 生酒 「撫子」 
精米歩合:50%
使用米:麹米:山田錦 掛米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:+2
蔵元情報:加茂錦酒造株式会社
購入価格(税抜):1,479円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.2/9.0

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2016年06月01日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

村祐 黒 本生

本日の家飲み 村祐 黒 本生

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 新潟県新潟市のお酒です。
 自分としては内外問わず結構飲んでいる印象ですが、以外にもブログでの家飲み紹介は2回目。

 漆黒の曇り硝子瓶に、ピンクの箔押しラベルが一種異様な存在感を放つこのお酒、当ブログでは以前に今は亡き(?)酒徒庵さんでの外飲み時にプチ感想記事を書いています。
 あまりに印象に残りすぎて、去年酒屋さんに並んでいるのをしばらく見つめ、売り切れ後も忘れられず、ついに今期早々に一升瓶で購入してしまいました。
 まあ、そんなにほいほい買えるお値段のお酒ではありませんが、1年に1回ぐらいは許されると思いたい…

 裏ラベルには当然のように特定名称の記載はなく、「清酒 本生」と大きく書いてあります。
 ネットでかき集めた情報によると、どうやら高精白純米大吟醸の無濾過生原酒らしいですね、その割にはアルコール度数は低めの15度。
 また、日本酒度はかなりマイナスに振れているようで、このお酒、飲んでいるとお猪口が机にペタペタ張り付きました。
 昔の安酒で、糖添し過ぎてそうなるものがあるとは聞いたことあったのですが、私が飲んでいるような純米酒でこれは初めての経験です。

(店員さんが気を利かせて箱もつけてくれました、これがまた格好良い!)
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 上立ち香は干しぶどうの砂糖漬けのような、極めて個性的な甘い感じの香りが強めに。
 含むと、その香りのイメージどおりの濃厚な甘旨味が、まさに雑味ゼロで入ってきて、その濃度と透明感をを保持したままトロリと染みこんできます。
 味わいは、やはり巨峰orレーズン的な果実を、砂糖漬けにしてかつ煮詰めたような超濃厚の甘旨味が主役、それでいて甘ったるさを微塵も感じさせないような上品な純度が最後まで続きます。
 後味は酸も辛も苦もほとんど感じさせずに、しかし完璧に自然に引き上げます。

 贅沢なスペックと蔵元の技術の粋を、全て「村祐」という銘柄の魅力を磨き上げることにぶち込んだような、超個性派高級酒でした。
 なんというか、洗練された甘旨味であれば、とことん濃厚にしてもクドくならないということを見事に証明してくれた感じです。
 ただ、流石に飲み手は選ぶでしょうね、一般的な高精白酒とは対照的に、激しく好き嫌いが別れそうなお酒ではないかと。
 そして私は大好きです…、お値段的に他のお酒と比べにくいのですが、「究極の甘口酒」という位置づけで「マイ殿堂入り」にしたいと思います。
 村祐、今後もその姿勢を貫いて欲しいと、一飲み手として切に願います。

 なお、勿体無くて2週間以上かけて飲みましたが、バランスは全然崩れませんでした。
 若干インパクトが薄れて、まろやかになった気もしますね、どっちも良いです。

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名称:村祐 黒 本生
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):8,000円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.9/9.0(価格を考慮に入れて)

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2016年05月20日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 27BY

本日の家飲み たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 27BY

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 私のお気に入り銘柄の一つで、ブログで取り上げるのは9回目となりました。

 昨年にサマーブルーを頂いた時点で、たかちよレンジャー(ひらがな)の通常全カラーを制覇したことは既に書いた通りです。
 今年も新酒が店頭に並び始めたのを見て、ずっと飲みたいと思っていたのですが、「あまり同じ銘柄ばかりを買ってしまうと新規開拓できん!」という精神で我慢しておりました。
 しかし、シリーズのなかでも特に好みだったこのレッドを見たときもろくも自制心は崩壊し、気づいたらレジに持って行っていた次第です。

 スペックはやはり非公開、ちなみに無調整=無炭素濾過(一般に言われる無濾過)のようです。
 お値段が相変わらずお手頃なのが非常にありがたいですね。

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 上立ち香は無茶苦茶濃厚な、甘くフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、これまた非常に濃厚な甘酸旨味がトロリと入ってきて、その酸味と裏方に徹した苦味がお手本のようにダレ感を防ぎ、ジュワーッと染みこんできます。
 味わいは王道を征くリンゴ的な甘味と酸味が主役なのですが、とにかく濃度と純度が高く、含んでいるだけでホッとするような安心感を感じます(私は)。
 後味は酸味が引取りつつ、舌先にほんの少々の苦味を残して引き上げていきます。

 ジューシー&スウィーティーを地で行きつつ、優しさも感じるようなバランスの芳醇甘酒でした。
 いやあ本当にこのお酒は私のストライクゾーンど真ん中を豪速球でくる感じなんですよね…、久々に飲むと余計そう感じます。
 上立ち香の時点で、いわゆる吟醸香のキツさが無いのが何とも不思議。
 たかちよ、自分の中では完全にお気に入り銘柄として定着した感じです。
 
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名称:たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 27BY
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.8/9.0

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2016年04月07日 新潟の日本酒 トラックバック:1 コメント:6

ぽたりぽたり きりんざん 純米吟醸原酒生

本日の家飲み ぽたりぽたり きりんざん 純米吟醸原酒生

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 新潟県東蒲原郡阿賀町のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は「新潟の辛口酒を試す」というコンセプトで「純辛」をいただきました、その時から次に飲んでみたいと思っていたのがこの「ぽたりぽたりきりんざん」です。
 自分としては最近、辛口押しだったり、酒屋の常温棚に並んでいるような銘柄こそ、一度は生酒を飲んでみたいと思うようになってきたので…
 このお酒の裏ラベルにまさに書いてありますが、「時代に合わせていく感覚」を蔵がどうとらえているかを知るには、特定名称酒クラスの生酒を飲むのが手っ取り早いように、自分には思えるのです。

 このお酒、なぜかラベルに特定名称の記載はありません、が、蔵元ホームページの商品紹介を見ると、「純米吟醸原酒生」という独特な表記がありますね。
 うーむ、意図が良くわからない…、裏ラベルに杜氏直筆メッセージが記載されているのは素敵だと思うのですが。
 ちなみに使用米は五百万石とのこと。


 上立ち香は濃いめながらスッキリとしたお米の香りがそこそこに。
 含むと、何とも個性的な旨味が素直に入り込んできて、徐々に出てくる苦味に締め付けられつつじんわりと染みこんできます。
 味わいは、うーん薬臭いというか、かなりクセっぽい苦酸味が絡みついた旨味が主役、全体的にはとても引き締まった印象です。
 後味は苦酸が見事に引取り、しっかりとキレます。

 生酒らしい濃厚な旨味を、個性的な苦酸味が締め上げ、キリッとした味わいの世界を見せてくれるお酒でした。
 最初は苦味のクセっぽさが気になったのですが、しばらくすると慣れます、面白さはあるので人によってはそれこそクセになるかも。
 これは辛口というべきなのかなあ…、甘味が少ないのとキレがあるのは確かなのですが、ピリピリ感はそんなには強くない感じでした。
 麒麟山、今後の動向に注目していきたいと思います。

 なお温度が上がってくると、ようやく甘味が出てくる気がします。
 個人的には、これは常温が好みですね。

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名称:ぽたりぽたり きりんざん 純米吟醸原酒生
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:麒麟山酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.1/9.0

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2016年03月19日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

髙千代 純米大吟醸 美山錦 無調整火入れ

本日の家飲み 髙千代 純米大吟醸 美山錦 無調整火入れ

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 ひらがなの「たかちよ」は何度も取り上げてますが、漢字の「髙千代」を紹介するのは初めてですね。

 前回の「Summer Blue」で、たかちよレンジャーは各色一通り家飲みできました。
 その時、「次は漢字の「髙千代」もいただいてみたいと思いました。」と書いた通り、一度漢字バージョンも飲んでみたかったので、今回セレクトした次第。
 web情報によると、「たかちよ」はフルーツを意識したジューシーな味わい、「髙千代」は辛口の食中酒をそれぞれ志向しているようですね。
 正直、自分の好みは圧倒的に前者なのですが、ここはひとつ、先入観無しでいただいてみます。

 スペックは美山錦を48まで磨いた純米大吟醸、やはり扁平精米ということもあり、相当手間をかけているのではないでしょうか。
 あえて明記している酸度の数値は2.0とかなり高めですね。

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 上立ち香は、既にトロミを感じるような濃厚な果実香がかなり強めに。
 含むと、やはり濃厚かつ透明感もある甘旨味が力強く入ってきて、そのまま自然な感じでじわりじわりと染みこんできます。
旨味はたかちよらしい果実の濃厚な甘味が中心なのですが、心なしか透明感と引き締まった印象が強めで、かなり高レベルでバランスがとれている印象。
 後味は面白いことに辛さが出てきて、見事にキレます。

 たかちよっぽい濃厚な甘旨味と、大吟醸らしい香り高さ、そして不思議な辛さが同居する個性派旨酒でした。
 「たかちよ」が酸で引き上げるのに比較して、確かに髙千代は辛さでキレる感じですね。
 ただ、香り系っぽい苦味も結構感じるのが少々キツ気もします。
 個人的にはやはりひらがなの方が好みの方向性ですが、漢字の方も十分旨いと感じます、今後ちょくちょくいただいていこうと思いました。

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名称:髙千代 純米大吟醸 美山錦 無調整火入れ
精米歩合:48%
酒米:美山錦
アルコール度:17度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2015年12月03日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

吟田川 純米吟醸 無濾過生原酒

本日の家飲み 吟田川(ちびたがわ) 純米吟醸 無濾過生原酒

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 新潟県上越市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 これまた難読銘柄ですね…、吟醸の吟でなぜ「ちび」なんだろう…、地名は難しいなあ。
 ただ、インパクトのある名前ではあると思います、今なら「おそ松さん」とコラボできたりして。
 お店でみかけるまで、「名前は聞いたことがある」というレベルの認識でしたが、酒屋さん作成のPOPに書かれた「このスペックを飲んで取引を決めました」という言葉に惹かれ、購入してみました。
 
 スペック的には55%の無濾過生原酒で、酒米は不明ですが、限定品としてはスタンダードな感じ。
 裏ラベルの紙質が悪く、ボロボロになってしまっていたのはマニア的に残念。
 
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 注ぐとかなり濁ってますね~、これはおりがらみと名乗れるレベルかと。

 上立ち香はフレッシュな果実っぽい香りが仄かに。
 含むと、甘酸っぱい感じの旨味が唾液線を刺激しながら入り込んできて、そのまま力強く染みこんできます。
 旨味は柑橘系果実の酸味を更に強めたような個性的なもので、そこに澱による程良い苦味が絡みつき、個性的ながら一種のまとまりを感じさせる味わいの世界を作り出します。
 後味はその酸味で酸っぱスッキリとキレ。

 非常に個性的な旨甘酸味が特徴の、オンリーワンおりがらみ酒でした。
 何気ににごりが味わいに柔らかさを加えている気がします、これはやはり澱をあえて残したっぽいですね。
 しかし、名前のイメージとはかなり違った今風のお酒だなあ…、ラベルとかをさらに思い切って変えた方が流行りそうな気がします。
 吟田川、今後注目していきたいと思いました。

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名称:吟田川 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:17.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:代々菊醸造株式会社
購入価格(税抜):1,477円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2015年10月30日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

かたふね 特別本醸造

本日の家飲み かたふね 特別本醸造

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 新潟県上越市のお酒です。
 家飲み、外飲み含めて初めていただきます。

 肩掛けの札に誇らしく記載されている通り、このお酒はインターナショナルワインチャレンジ(IWC)2015の本醸造部門でトップを獲ったお酒です。
 原則純米派の自分は、積極的に本醸造は飲まない(ブログでも過去黎明・朝日鷹の2本のみ紹介)のですが、流石に気になって買ってきた次第。
 ちなみに、御徒町のスーパー「吉池」での購入です、こういう首都圏であまり見ない越後酒を置いてあるところはさすがですね。
 また、このお酒も公式ホームページに販売店一覧があるのが素晴らしい!

 スペック的には、精米歩合は吟醸並の60。
 しかし、お値段は本醸造らしく1200円を切ります、ブログで紹介しているお酒の中では相当お安いクラスですね。

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 上立ち香は落ち着いた果実感のある香りがそこそこに。
 含むと、ちょい熟感のある旨味が力強く入ってきて、アルコール感の辛さと拮抗しつつも優勢を保ったまま、染みこんできます。
 旨味は伝統的なお酒の米の旨味っぽいのですが、裏側に果実っぽい甘酸味があるためか古臭さは感じず、驚くことに雑味は皆無。
 後味はやはりアルコールの辛さを少々残しつつキレます。

 伝統的な晩酌酒らしさを残しつつ、本醸造っぽいクセやキツさを芳醇な旨味でしっかり覆った、圧巻のコスパ酒でした。
 うーん、これだけ自分が苦手な要素がありながら、最後には納得してしまう完成度、これには脱帽です。
 IWCトロフィーはやはり伊達ではないですね、少なくとも他の銘柄に紛れない確かな個性とまとまりがあります。
 かたふね、次は是非純米も頂いてみたいと思いました。

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名称:かたふね 特別本醸造
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社竹田酒造店
購入価格(税抜):1,130円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2015年10月08日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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