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MIYASAKA CORE 純米生原酒

家飲み記録 MIYASAKA CORE 純米生原酒

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 長野県諏訪市のお酒です。
 同蔵のお酒としては、以前に真澄のうすにごりをご紹介していますね。

 今回「酒の勝鬨」さんまで足を伸ばした最大の理由が、このお酒です。
 実はこのCORE、今年の大長野酒祭りで飲んだ数十種類のお酒の中で一番印象が良かったんですよね。
 その時に蔵元さんと話したのですが、このお酒自体、あの「風の森」からガッツリ技術協力を得つつ造られたものだそうです。
 裏ラベルに記載のある、酸化を極力排除した新たな搾り方というのは、風の森の「笊籬採り」を下敷きにしつつ、さらに自蔵の技術を駆使して考案したものだとか…
 そもそも真澄は、風の森がメインで使用している「7号酵母」の発祥蔵ということで、協力関係の下地はあったようですね。
 蔵元さんのお話を聞く限り、風の森への謙虚かつ率直なリスペクトが伝わってきて、個人的にはとても好感が持てました。

 スペックは精米歩合60%の生原酒、使用米はラベルに記載無いですが美山錦のようです。
 ただ、お値段は四合瓶で2,000円オーバーとなかなかなもの…、まあ仕方ないのでしょうが、この辺りも風の森を見習ってほしかったなあ(ちなみに「突釃(つきこし)」という別の限定品もあるのですが、そっちはもっと高い)。
 4月製造、8月開栓です。

 ちなみに購入前には「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの記事を参考にさせていただきました。
 そして、最近掲載された「日本酒感想日誌」さんの記事を見て初めて、ラベルが7号酵母の「7」の文字を模していることを知りました…、いやこれはわかりませんて。

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 上立ち香はアップルサイダー的な爽やかな香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な甘酸旨味がチリチリとしたガス感を纏いつつ入ってきて、少々の渋味的な奥深さを裏側に感じさせつつ、じんわりと染み入ってきます。
 味わいは、リンゴとマスカットのブレンド?のような甘酸味を中心にしつつ、それに一体化して浮いたところのない渋味が伴うことで複雑味を加えるのですが、それを雑味とは全く感じさせないまとまりがありますね。
 後味は、ガスと酸渋の働きで、しっかりと、かつ自然にキレます。

 インパクトと奥深さを備えた甘旨味を、高純度かつ重く無い感じで味わわせてくれる、極めて高次元でまとまった芳醇甘旨酒でした。
 いやあ実際この味を出されてしまうと、値段が高いみたいな文句は付けられませんわ、むしろお値段以上と言ってよいでしょう。
 原材料費から自動的にされるような値付けだけでなく、こういうこだわりのお酒の価値がちゃんと評価されて、しっかりとした販路を確保できれば、日本酒業界をもう一歩前に進めることができるのではないか、そんなことまで考えさせてくれたお酒でした。
 (まあ一消費者としては安いに越したことはないという思いもあるのですが…)
 MIYASAKA、真澄の新ブランドとして非常に期待できると思います、今後要注目ですね。

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2599.html

紹介:「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの同スペックの記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1071103128.html

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名称:MIYASAKA CORE 純米生原酒
精米歩合:60%
使用米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:宮坂醸造株式会社
購入価格(税抜):2,200円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:酒の勝鬨(築地)
お気に入り度:8.6/9.0(値段を考慮に入れても)

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2018年11月18日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

夜明け前 純米にごり酒 生酒

家飲み記録 夜明け前 純米にごり酒 生酒

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 長野県上伊那郡辰野町のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目。

 夜明け前に関しては、以前ににごり生をいただいているのですが、こちらは若干低価格かつアル添というスペックでした。
 その後、純吟しずくどり生の記事を書いた時に、コメントでこの「純米にごり」が今年から出ているという情報をもらい、凄く飲みたかったのですが近場で取り扱い店が無く入手できずにいました。
 最終的には取り扱い店(湯島の壽屋)まで教えていただき、ようやく入手にこぎつけた次第です、さざびさんありがとうございました。

 細かいスペック情報の記載はありませんが、精米歩合は55と純米表記の割に削ってますね、お値段含め私が良く飲むランクです。
 7月に買って即開栓したのですが、製造年月は4月になっています、ので少なくとも瓶詰後に3ヶ月は経ってますね。
 そのくらいの期間なら、生酒でもちゃんと遮光冷蔵していれば私はそんなに心配は無いと思っているのですが、穴開き栓なのがネックかも…


 上立ち香はつきたて餅や甘酒的な、濃厚な米の香りがそこそこに。
 含むと、やはりコメ由来的な高濃度の甘旨味がトロリと入ってきて、おり由来の柔らかな苦味とほのかな辛さで輪郭をしっかり保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり長野酒らしいリンゴ的甘味が芯にあって、そこに甘酒的なニュアンスが伴いつつ、苦辛はあくまで裏方に
 後味は、流石に粉っぽさをある程度残しつつも、苦味の働きでダレずに引き上げてくれます。

 長野らしい甘味をたたえつつ、非常におりの濃度が濃い、トロトロ芳醇甘旨酒でした。
 甘味は凄く魅力的なのですが、私にはちょっとこの甘酒的なニュアンスが邪魔だなあ、そしてガス感がもうちょっと欲しい。
 これはフレッシュコンディションで飲みたかった…、というか穴あき栓は自分のような生酒派マニアにとっては害悪でしかないかも…(開封は気をつければなんとかなるし、ガスが強かったらちょっと置けば良いし)
 夜明け前純米にごり、次は何としても出荷直後にいただきたいと思いました。

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名称:夜明け前 純米にごり酒 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社小野酒造店
購入価格(税抜):1,458円/720ml
購入した酒屋さん:壽屋(湯島)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年10月15日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

美寿々 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒

家飲み記録 美寿々(みすず) 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒

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 長野県塩尻市のお酒です。
 ブログ開始前からの個人的お気に入り銘柄ですがブログ登場は意外にもまだ3回目、長野酒特集の11本目としてトリを飾ってもらいます。

 以前のブログで少し触れましたが、実は美寿々は、今や数十本に及ぶ私の出張先購入酒の第一弾だったりします。
 セレクト自体は偶然だったものの、実際飲んでみてあまりの旨さに衝撃を受けましたね、最近では「桃の里」で似た出会いをしていますが、美寿々との出会いはその後の出張時の積極的購入に繋がっているという意味で、私の日本酒ライフに、より強い影響を与えたと言えるでしょう。
 最近ちょっと購入タイミングが無かったのですが、先日長野酒に極めて強いブログ「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんに、新製品であるこの雄町純吟が掲載されているのを見て、居てもたっても居られず購入に走った次第です。
 ちなみに記事を見てすぐネットで情報を収集して、通販取扱のあった横内酒店さんに電話で在庫確認して、その日のうちに都内から北浦和まで電車で50分くらいかけて実店舗までいきましたからね…、日本酒が絡むと行動力の化身と化す私でございます。

 さて、スペックはその名の通り全量雄町、精米歩合は55、無濾過生原酒という直球勝負な感じ。
 ラベルはピンク…というか曙色ということらしいです、雄町のイメージと相まってついふくよかで甘い味わいを期待してしまいますね。

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 上立ち香は若干落ち着きとフレッシュさ両方感じる甘酸の果実香がそこそこに。
 含むと、香りの印象通りそこそこ落ち着いた甘酸旨味が自然な口当たりで入ってきて、透明感・上品さを感じさせつつ最後までバランスを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、存在感のある甘旨味が主役ではあるのですが、透明感のある酸味とほんのりとした苦渋味が絶妙なバランスで絡み合って、いくらでも飲めてしまいそうな印象。
 後味は、ほんの少々の苦渋味を口中に彷彿とさせながら、極めて自然に引き上げてくれます。

 今風のフレッシュフルーティーな魅力と、飲みごたえのある奥深さ、そして何よりバランスによる上品さと透明感が素晴らしい芳醇バランス酒でした。
 何というか無茶苦茶杯が進んじゃうんですよね…、無濾過生原酒的な飲みごたえはバッチリあるのですが、後味の引き上げ方が非常に心地良い。
 また嫌な苦味が皆無なところが良いんですよ~、本当完成度が高いお酒だと思います、初スペックとはとても思えない纏まり。
 美寿々は全国区でもトップクラスの次元で戦える銘柄だということを、改めて感じさせてくれた一本でした。

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名称:美寿々 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:+-0
蔵元情報:美寿々酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:横内酒店(北浦和)
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年05月31日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

鼎 純米吟醸 生酒 29BY

家飲み記録 鼎 純米吟醸 生酒 29BY

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 長野県上田市のお酒です。
 同蔵のお酒の登場は3回目、同銘柄としては2回目、長野酒特集の10本目となります。

 今回の長野酒特集については、最初は旅行でまとめ買いしたことをキッカケに「プチ特集」という形で取り上げ始めたのですが、「そもそも既に何本も飲んでた&特集掲載中にも買い増した」という理由で本数が2ケタになってしまったため、特集として格上げしていたりします。
 実はこれを書いてる最中にもまた新しく欲しい長野酒が出てきていたり…、いやあほんと、甘旨系日本酒好きなら長野酒は片っ端から飲んでみても良いぐらいだと個人的には思っております。
 閑話休題、鼎については去年も全く同じ商品を買っているのですが、やっぱり今年も飲みたいなあという思いに駆られて、再び朝日屋酒店さんで買ってきてしまいました。
 
 スペック的には去年と同じ…はず。
 というのは、去年は美山錦利用とどこかで見たのですが、今調べると金紋錦・ひとごこちという記事も出てくるんですよね。
 ラベルに記載は無さそうですし、今回は不明としておきます。

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 上立ち香は濃厚でちょっと熟した印象の果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚ながらもバランスの取れた印象の甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした渋味と苦味を彷彿とさせつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、実に長野酒らしい蜜たっぷりのちょい熟リンゴ的甘旨味が芯にあって、苦渋はあくまで裏方に徹して、複雑味を添えつつも素直に甘味を楽しませてくれます。
 後味は、そのまま苦渋が裏方の仕事をして、しっかりと甘味を引き取ってキレます。

 長野酒の魅力を凝縮・洗練したような、最後までしっかりバランスを保ってくれる芳醇甘旨酒でした。
 甘味が本当に心地良いんですが、結構全体的には複雑な感じで、ダレも飲み飽き感もバッチリ抑えられています。
 いやあ安定してますね~、毎年この味わいを楽しめる喜びというものを、改めて噛み締めてしまいます。
 コスパも素晴らしいですし、総合的な満足度は非常に高いお酒かと。
 鼎、次はおりがらみとかの別のスペックもやりたいですね。

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名称:鼎 純米吟醸 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:信州銘醸株式会社
購入価格(税抜):1,381円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年05月29日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

夜明け前 純米吟醸 生一本 しずくどり生酒

家飲み記録 夜明け前 純米吟醸 生一本 しずくどり生酒 

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 長野県上伊那郡辰野町のお酒です。
 外飲みは相当回数やってますが、ブログでの登場は2回目ですね、長野酒特集の9本目。

 夜明け前は以前にアル添にごり生を紹介しています、その時や外飲み時の印象は総じて良かったため、看板商品の一つであるこの「純米吟醸生一本生酒」は前々から狙ってました、今回ようやくタイミングが合って購入した次第です。
 ところで、以前にコメントでもご指摘があったのですが、私は長野酒の中でも特に「伊那地方」のお酒に好きな銘柄が多いようです。
 実際長野県酒造組合の蔵元一覧を見るに、銘柄名でいうと「井の頭」「黒松仙醸」「信濃鶴」「信濃錦」と、自分の中で「お気に入りに追加」している蔵元がひしめいている感じです(逆に未登場は「今錦」「岸の松」「大國」のみ。今錦は外で何度も飲んでます。大國・岸の松は未見)。
 これだけピンポイントに集中しているは多分珍しいかと思います、多分食文化とかの傾向について波長が合うんでしょうね。

 スペック情報は精米歩合55%という点以外ラベルにはほとんど記載無いですね…
 ただ調べると、山田錦利用の無濾過生原酒と記載している酒屋さんのページがありました。
 

 上立ち香はリンゴ系の甘くスッキリとした香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚ながらバランスのとれた印甘旨味が上品な口当たりでトロリと入ってきて、酸味や苦味をあくまで裏方に感じさせつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいはまさに蜜たっぷりのリンゴ的な甘味が厳然たる主役、酸味は味を整える程度で、苦味は完全に奥に留まり、芳醇さの割に雑味を全く感じさせずに甘味の魅力をストレートかつ丁寧に伝えてくれます。
 後味は、酸が仕事をしているのかなあ、甘味がそのまま自然に引き上げる感じ。

 長野酒のど真ん中を往く甘旨味に、他の味の要素が少しづつ彩りを添える、高次元のバランス系芳醇旨酒でした。
 やっぱり雑味の無さが良いですね~、濃厚さと上品さを両立させているのは素晴らしい!
 いやあこういうお酒を飲むと、少しぐらい高くても雫取りを優先してセレクトしたくなりますね、口当たりが本当に心地良いです。
 夜明け前、他にも色々なスペックを試していきたいと思いました。

 開栓後は意外と甘味が後退して少しづつバランスが崩れていく感じかな…
 個人的には開栓直後がベストだったので、速飲みを推奨しておきます。

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紹介①:「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1065522173.html

紹介②:「日本酒と競馬ブログ」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-18.html

名称:夜明け前 純米吟醸 生一本 しずくどり生酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社小野酒造店
購入価格(税抜):1,649円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年05月27日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:8

縁喜 特別純米酒 玉村無濾過生原酒 ひとごこち

家飲み記録 縁喜(えんぎ) 特別純米酒 玉村無濾過生原酒 ひとごこち

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 長野県下高井郡山ノ内町のお酒です。
 家飲み外飲み含め確か初めていただきます、長野酒特集の8本目。

 この縁喜(正式にはラベルにある通り「喜」の字は異体字ですが、文字化けしそうなので喜で統一します)については、長野酒が非常に充実しているブログ「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんが強く推していたことが以前より印象に残っていました。
 今回、たまたま神田の鈴木酒販さんの店頭で見かけたため、これ幸いとセレクトした次第です。
 同蔵については洒落たデザインの公式ホームページがあり、そちらを見る限り地ビールにも力を入れているようですね、直営ビアレストランもあるとか。
 地方蔵にしては珍しく、今回いただくような限定品についてもちゃんと商品紹介ページがあるのは好印象ですね。(特約店一覧があるとなお良いのですが…)

 スペックについては、そちらのページに加え、ラベルにもかなり詳細な記載があってこれも素晴らしいと思います。
 地元産の契約栽培ひとごこち利用というところがポイントですね、精米歩合は長野スタンダードの59%。
 【5/28追記】コメントいただくまで全く気付かなかったのですが、こちらは珍しい五合瓶でした。それで税抜1,385ですからコスパも素晴らしいことになっていますね。(しかし、それに気付かずガブガブ飲んじゃったって、どれだけアルコールに頭がやられているのか…)

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 上立ち香はちょっと草っぽい青目の香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚なながらやはり青さで引き締まった印象の旨味がググっと入ってきて、力強さとバランスを両立させつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、青い感じながらキツさのない旨味が芯にあって、甘みは程々、全体としては甘みをちょい抑えて苦味と旨味を増したメロン系な印象(?)ですね、酸も居るのですのがフレッシュさよりさ落ち着きがあるタイプかも。
 後味は青さと酸でしっかりキレます。

 草っぽい独特な風味が特徴的な、非常に飲みごたえのある個性派濃厚旨酒でした。
 最初はちょっとクセがあるかなと思いましたが、飲み進めると逆にクセになる感じですね…、複雑ながらも雑味がしっかり抑えられているので、飲み飽きずに進められる印象があります。
 似ている銘柄をあえて挙げると山間かなあという気がします、草感とインパクトが近しい感じ。
 縁喜、是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

 そして、開栓後も数日ぐらいでは全く崩れず、むしろこなれた感じで良くなってきました。
 いやあ力強い系のバランス酒なんでしょうね、流行りの酒質は一線を画しつつも、しっかり独自の魅力があるお酒だと思います。

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紹介:「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの同銘柄別スペックの記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1065186206.html

名称:縁喜 特別純米酒 玉村無濾過生原酒 ひとごこち
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17%
日本酒度:+3
蔵元情報:株式会社玉村本店
購入価格(税抜):1,385円/900ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.5(開栓後変化含む)/9.0

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2018年05月25日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

井の頭 純米吟醸 袋吊り中取り 純米生原酒 29BY

家飲み記録 井の頭 純米吟醸 袋吊り中取り 純米生原酒 29BY

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 長野県伊那市のお酒です。
 当ブログイチオシ銘柄の一つ、長野酒特集の7本目ですね。

 井の頭は5年前に日がさ雨がささんでで出会って以来推してきた銘柄ですが(というかもう5年前か…)、最近ようやくじわじわと首都圏にも浸透してきているのではないかという感触を得ております。
 個人的には、かのこだわりの地酒屋「うえも商店」さんが積極的に推しているのが大きいんじゃないかと思いますね、今回のお酒に至っては、「久々の120点満点」と、まさに太鼓判を押していらっしゃいます。
 また、このスペックについては「日本酒感想日誌」さんも先に感想を上げられており、そちらもかなりの高評価。
 何が言いたいかというと、私がだけが騒いでいるわけじゃないということです(笑)、もっともっと知られるべき銘柄だと思いますよ!

 閑話休題、スペックはひとごこち59%精米の純米吟醸袋吊り中取り、コストを抑えつつ、手間がかかっていそうな雰囲気を感じます。
 中取りはうえも商店さん限定スペックなのかな、去年飲んだ限定純米吟醸は美山錦55だったので、完全に別スペックですね。

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 上立ち香は柔らかい印象の、果実とお米が混じったようなフレッシュな香りが控えめに。
 含むと、酸の芯のある甘旨味が力強く入ってきて、おり由来の若干の粉っぽさと少々の苦渋味を伴いつつ、最後までしっかりと飲みごたえを保ったまま染み込んできます。
 味わいは、ちょい酸強めの柑橘系果実の甘旨味が主役を張りつつ、全体としては甘酸渋苦をそれぞれ感じる、奥深くかつまとまりのあるもの。
 後味はしっかり酸苦が引き取って、力強くキレます。

 芳醇さ、奥深さ、そして若干キツ目の引き締まりがありつつ、それでいて全体としては柔らかい印象もある、やっぱり独特の魅力があるお酒でした。
 いやあやっぱりハイレベルですよ、個性とまとまりをしっかり両立させている印象。
 ただ、悲しいのはほんの少々生ヒネ感があることだったり…、最初からの可能性もあるものの、せめて直ぐに開栓すべきだったなあ。(今回は3月開栓)
 どうもベストポジションじゃない気がすんですよね、バランスも魅力なお酒なだけに、この点は少し反省です。
 ともかく、井の頭は今後も最大限に注目していきたいと思います。

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名称:井の頭 純米吟醸 袋吊り中取り 純米生原酒 29BY
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17%
日本酒度:-2
蔵元情報:漆戸醸造株式会社
購入価格(税抜):1,500円くらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店(練馬)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年05月23日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

水尾 「紅」 純米吟醸 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 水尾 「紅」 純米吟醸 無濾過生原酒 29BY

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 長野県飯山市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね、長野酒特集の6本目。

 こちらも信濃錦や亀の世同様、松本の中島酒店さんで購入しました、長野旅行時の土産酒のトリになりますね。
 水尾については以前も「紅」のひやおろしを飲んでおり、今回買うかどうかも迷ったのですが、生酒版も飲んでみたいと前から思っていたことと、1本ぐらいは良く知った信頼できる銘柄を買うのも良いかと思ったことからセレクトしました。
 実は当初は、宿泊先の旅館で飲もうかと思って買ったのですが、旅館の日本酒メニューが思いの外ちゃんとしていて(鏡花水月・善哉の生酒とか)、そちらで十分楽しめたので予定を変更しています。
 ちなみに結局帰りの電車内で開栓しました。

 スペックは、長野が誇る復刻米「金紋錦」を49%まで削った高精白の純米吟醸で、お値段も1ランク上という感じ。
 特急あずさの車窓から、風景を楽しみつついただきます。

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 上立香は、フレッシュかつ甘さを感じられる果実香が仄かに。
 含むと、フレッシュで芳醇な甘旨味が華やかな感じで入ってきて、チリチリとしたガス感を伴いつつも滑らかさも感じるような口当たりで、最後までバランスを保ったまま染み入ってきます。
 味わいは、全体としてはメロンを彷彿とさせる、ふくよかな甘味、程よいガスと青さによるフレッシュさ、心地よいラムネ的含み香が一体となって、かつマイナス要素をほぼ感じない完成度の高いもの。
 後味は、青い苦味がしっかり仕事をして、見事にキレます。

 強めのガス感をまといつつも、まろやかさすら感じさせる芳醇な甘旨味をストレートに楽しめる、極めてハイレベルなフレッシュ甘旨酒でした。
 紅はやっぱりメロンですね、どことなくバニラもあってクリームソーダ的と言えるかも、そして濃厚さとキレのバランスが素晴らしい!本当にお酒としての出来が高次元です。
 金紋錦にこだわって、これだけ使いこなすに至ったというのも見事の一言ですね、個性・完成度の双方で明らかに全国区でバリバリ戦えるレベルかと。
 水尾は銘酒ひしめく長野でも傑出したお酒だと思います、是非早いうちに他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:水尾 「紅」 純米吟醸 無濾過生原酒 29BY
精米歩合:49%
使用米:金紋錦
アルコール度:17度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社田中屋酒造店
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:中島酒店(松本)
お気に入り度:8.6/9.0

■長野旅行時購入酒記念写真
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 …実は水尾は空瓶だったりします、旨過ぎて車内で四合飲み切っちゃったんですよね。
 連れが居たとはいえ、傍から見たら明らかにやべーやつだったに違いない…
 ただ、シチュエーションの影響を除外しても、このお酒が素晴らしい味わいだったことは間違いないと思います。

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2018年05月21日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

金蘭 亀の世 辛口純米 限定生酒

家飲み記録 金蘭 亀の世 辛口純米 限定生酒

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 長野県松本市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、長野酒特集の5本目。

 同蔵の他銘柄には「アルプス正宗」があります、そちらは覚えがあったのですが、亀の世というのは完全に初見でした。
 そういう見たことも聞いたこともない銘柄をノリで買うのが、旅行・出張時購入の醍醐味だと思います、今日日ちゃんとしたお店でスペック見た上で買えば、大きく外すことなんてほぼありませんしね。
 ところで、このお酒を買ったあとに、同蔵の酒造事業がコンクリート製造販売の昭和産業(岐阜市)に譲渡されたという記事が日経に掲載されていました。
 理由は後継者不在らしいですね、今の地酒業界では蔵元が杜氏になって華々しく活躍する明るいパターンにスポットライトが当たりがちですが、こちらの蔵のようなパターンも多いんじゃないでしょうか。
 飲み手からすれば、技術・設備・ブランド、そして味わいの継続性が重要だと思うので、経営部分が外部の安定資本の傘下に入るのは十分アリなんじゃないかと、個人的には思います(少なくとも廃業よりは良い)。

 閑話休題、スペック的には、使用米不明、精米歩合70の生酒です。
 辛口表記で、日本酒度+10なので、あまり甘味には期待できませんが、できるだけ先入観を持たずにいただきます。

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 上立ち香はスッキリとした、果実系とセメダイン系の間的な香りがそこそこに。
 含むと、ギッチリ引き締まった印象の旨味がググっと入ってきて、最後までその印象を保ったまま、キリリと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、ちょっと苦じょっぱさ(?)を伴った筋肉質の旨味が主役、酸もしっかりあって、ちょっと草っぽい感じもありますね、全体としては旨味とスッキリさをしっかり両立させている印象。
 後味は、草の青さと酸が働いて、見事にキレます。

 お米の旨味ドッシリ系でなく、青いスッキリ感と引き締まり感が魅力の、新しい芳醇辛口酒という感じのお酒でした。
 なかなか個性的で面白い感じでしたね、生酒らしさと辛口っぽさが両方あって、かつ食事に合わせやすい印象があります。
 甘味偏重派の自分には合わないタイプでしたが、好きな人は相当多いことでしょう。
 亀の世とアルプス正宗、今後の展開にも注目していきたいと思います。
 
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名称:金蘭 亀の世 辛口純米 限定生酒
精米歩合:70%
使用米:不明
アルコール度:15度
日本酒度:+10
蔵元情報:合名会社亀田屋酒造店
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:中島酒店(松本)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけ:長野旅行でのベストショット(竜神の滝)
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 長野の山中って本当「雪国」なんだなあと思いましたね。

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2018年05月19日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

斬九郎 特別純米酒 生酒

家飲み記録 斬九郎 特別純米酒 生酒

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 長野県伊那市のお酒です。
 前回の艶三郎と同時に購入しました、長野酒特集の4本目。

 斬九郎は、以前「夏泉」の記事でちらと書いたとおり、四ツ谷の「大長野酒祭り」で特に好印象だった2銘柄の一つだったりします。
 結局半年しないうちに二つとも飲んじゃいました…、我ながら未飲銘柄に対する執念深さが恐ろしいことになってますね。
 まあ地酒についてはこれだけ種類が多いと、外飲みで気に入った銘柄に出会った場合、必ず詳細スペック含めた写真を取り、早いうちにググって基礎情報を仕入れておき、できれば常に頭の片隅に置いておくぐらいのことをしないと、いざ酒屋で再会したときにスルーしてしまう恐れがあると思います。
 私はそれが恐ろしいんですよね…、何が何でも逃さずにはおれません。
 実際、一般の方々(非マニア)が「前飲んだお酒が凄く美味しかったんだけど、名前忘れちゃいました~」とか言ってるのを聞くと、「キエーッ!なんでそんな平然としてられるんじゃー!」と頭を掻き毟りたくなります(病気)。
 
 閑話休題、スペック的には美山錦利用、精米歩合は61%と謎の数字になってますね。
 前回の「艶三郎」と同じ蔵のお酒です、「芳醇辛口」と明記されている斬九郎だけだと、甘味重視派の自分としてはちょっと不安だったため同時購入した次第。

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 上立ち香はなんとなくバニラ的な、硬質な香りがそこそこに。
 含むと、青さを纏ったキリリとした旨味が力強くしかしスルリと入ってきて、少々の粉っぽさとほんのりとした苦味を伴いつつ、最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり青さや草っぽさのある引き締まった旨味が主役で、濃度はほどほど、酸も働いていて全体的な印象は兎に角ガッチリ引き締まった男酒といった感じ。
 後味は、少々の苦味と辛さを感じさせつつ、しっかりとキレます。

 青く引き締まった筋肉質な旨味が特徴的な、「名は体を表す」という言葉が浮かぶような辛口酒でした。
 そこまで濃厚ではないと思うのですが、確かに淡麗ではないですね、割と万能な食中酒というイメージ。
 個人的には艶三郎の方が断然好みでしたが、まあこれはそれぞれ「キャラが立っている」と思うので、あとは完全に相性でしょう。
 斬九郎を含め、信濃錦は今後も機会があれば飲んでみたい銘柄です。

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名称:斬九郎 特別純米酒 生酒
精米歩合:61%
使用米:美山錦
アルコール度:15.5度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社宮島酒店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:中島酒店(松本)
お気に入り度:8.2/9.0

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2018年05月17日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

信濃錦 「艶三郎」 純米無濾過生原酒

家飲み記録 信濃錦 「艶三郎」(つやさぶろう) 純米無濾過生原酒

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 長野県伊那市のお酒です。
 外飲み経験は有りますが、家飲みは初めて、長野酒プチ特集の3本目になります。

 前回に引き続き長野旅行の土産酒です、こちらは駅前の「中島酒店」さんで購入しました。
 このお酒のラベルにはQRコードがあり、そこからかなり詳細な記載のある商品紹介ページに飛べるようになっています、最近たまに見る形式ですね。
 そのページやラベルにも記載ありますが、「艶三郎」という名は、その昔蔵の地元伊那荒井地区の水資源開発に貢献し、そこでの米作りの基礎を築いた「御子柴艶三郎」という人物を由来とするとのこと。

 使用米は、まさにその荒井地区で栽培されたひとごこち、精米歩合は70と控えめですが、お値段はなんと税抜1,000円ポッキリ。
 地酒、それも酒米を使った無濾過生原酒としては極めて良心的なお値段と言えるでしょうね。

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 上立ち香は程よく熟しつつも爽やかな感じの柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた感じのバランスの良い旨味がスルリと入ってきて、程々の酸で輪郭をしっかり整えつつ、自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、しっかり熟して甘味が増した蜜柑的な甘酸味が純然たる主役、苦味はほんの少々で甘味の心地よさをストレートに感じさせてくれますね、かつ全くダレ感も無し。
 後味は、酸主役かつ苦味は最低限ながら、いい感じで見事にキレます。

 心地良い甘味と後味のキレ、という多くの日本酒が直面する命題を、ハイレベルに実現した芳醇キレ酒でした。
 良く良く味わうと草感とか色々と複雑な味わいがして、ちょっとうるさい面もあるのですが、酸がしっかり働いているおかげでダレは感じませんでしたね。
 そしてやはりこれで1,000円は素晴らしい!個人的に地元産ひとごこち利用の長野酒にはコスパに優れるものが多い印象がありますが、その中でも出色の出来かと。
 実は同蔵のお酒をもう一本同時購入しているので、次はそちらを紹介します。

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名称:信濃錦 「艶三郎」 純米無濾過生原酒
精米歩合:70%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17.5度
日本酒度:-2前後
蔵元情報:合資会社宮島酒店
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:中島酒店(松本)
お気に入り度:8.5/9.0(値段も考慮に入れて)

■おまけ:中島酒店さん外観
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2018年05月15日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

神渡 純米生酒 極寒しぼり 氷湖の雫

家飲み記録 神渡 純米生酒 極寒しぼり 氷湖の雫

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 長野県岡谷市のお酒です。
 銘柄的には初ですが、同蔵のお酒としては2回目の登場になります、長野酒プチ特集2本目。

 こちらは長野旅行時に、松本市の相澤酒店さんで購入しました。(同店のホームページは手作り感溢れてますが、更新を続けているのは素敵)
 東京じゃあまり見ない銘柄だなあと思って購入したのですが、造り手の(株)豊島屋は首都圏では「豊香」で知られるところでしたね。
 そういえば地元銘柄が「神渡」ってどっかで聞いたことあったなあ、旅行先のセレクトとしてはミスったかも…
 と思ったのですが、この「氷湖の雫」というお酒自体は多分現地以外じゃ買えないでしょうし、良しとしましょう。

 商品自体は蔵元ホームページに商品紹介がありますね
 が、使用米等マニア向けな情報は皆無でした、まあ地元向けじゃしょうがないか…

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 上立ち香は酸メインでちょい甘を感じるフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、輪郭のしっかりした甘酸味が力強く入ってきて、最後まで引き締まりと透明感を保ったまま、ゆっくり染み込んできます。
 味わいは、甘味と酸味が拮抗し、非常に飲みやすい感じながら芯の強い旨味が中心にあって、少々の渋味もあり、自然に飲み進められますね。
 後味は酸渋が引き取って自然にキレます。

 全体としてバランスのとれた甘酸味が最後まで飲みやすさを演出する、
 自分にとっては加水感を感じてしまいますが、そういう人間以外にとってはまさに「飲みやすい」お酒なんじゃないでしょうか。
 前に飲んだ「豊香」も結構軽さを感じたので、この辺りは蔵として共通するものがあると思いました。
 が、やっぱり違うところも多いですね、やっぱり豊香の方が個性がハッキリしている感じです、今回の神渡は個人的にはちょっと物足りない感があったかも。
 ともかく、豊島屋のお酒は今後も注目していきたいと思います。

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紹介:長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳さんの、同蔵の蔵開きレポート記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1070925846.html

名称:神渡 純米生酒 極寒しぼり 氷湖の雫
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社豊島屋
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:相澤酒店(松本)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけ①:相澤酒店さん外観
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■おまけ②:旅行の連れ(まあ言ってしまうと母なんですが)が同店で買ってたお酒
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 この一合瓶は樂國信州 信州地酒味巡りシリーズということで売り出されてるみたいですね。
 種類も多いみたいですし、飲み比べという意味でも良い商品だと思いました。

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タグ: 神渡 豊香 純米

2018年05月13日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大雪渓 特別純米 無濾過生原酒 槽場詰め

家飲み記録 大雪渓 特別純米 無濾過生原酒 槽場詰め

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 長野県北安曇郡池田町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…(呆)

 実は先日長野に小旅行に行きまして、その時に土産酒として何本か購入して帰りました。
 元々長野酒が好きなこともあって、別でも今期結構飲んでおりまして、せっかくなのでここでまとめて掲載していこうと思います。
 プチ長野特集という感じですね。

 で、旅行時に看板とかコンビニのカップ酒で、特によく見かけた銘柄がこの大雪渓だったような気がします。
 あまり東京では出会いませんが、ホームページも立派ですし(買える店一覧があるのが特に素晴らしい!)、まさに地酒の雄という感じなのでしょう。
 そしてそういうお酒を家飲みできる機会というのは結構限られていると思いますね、通販でもなかなか敢えて選ぶ気になりませんし、それこそ出張・旅行時にでも出会わないと…
 ただ、今回は珍しくふくはら酒店さんの店頭に並んでいたのでセレクトしてみました、ググると日本名門酒会の商品紹介ページが出てきたので、そっち系の流通みたいですね。

 ラベル上は記載が無いのですが、そのページによると使用米はひとごこちのようです、精米歩合は長野らしい59%。
 ピチピチ感が魅力らしいのですが、今回は出荷11月のものを今年の2月に開栓と、ちょっと寝かせてしまいました。


 上立ち香はセメダイン感のある青い果実の香りが控えめに。
 含むと、フレッシュな甘酸味が少々の青い苦味を伴って勢い良く入ってきて、最後までその爽やかな印象を保ったまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、皮に近い部分のメロンと言った印象の、甘さほどほどかつ苦味と酸味がしっかりと引き締める、新酒生酒的なやんちゃさと一種のまとまりを兼ね備えたもの。
 後味は、苦味が引き取ってしっかりキレます。

 全体的に青い感じながら苦過ぎない、キリリとフレッシュな新酒生らしいお酒でした。
 何気に面白いのは、グラスの水泡や開栓時のシューの勢いに比べて、飲んだときのガス感が(私は)控えめに感じたことだったりします、この辺りは本当は出荷直後に飲むべきお酒だった気もしますね…
 まあ全体的には、新酒としてわりとよくある系の味わいだったように思えます、十分楽しめるのですが、もうちょっと特徴が欲しい気も。
 ともかく、大雪渓、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:大雪渓 特別純米 無濾過生原酒 槽場詰め
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17%
日本酒度:+4
蔵元情報:大雪渓酒造株式会社
購入価格(税抜):1,429円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年05月11日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

十九 Snowflake

家飲み記録 十九 Snowflake

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 長野県長野市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね、にごり酒特集の8本目。

 前回のスノーウーマンのラベルについて「ふざけ方が大人しめ」みたいなことを書きましたが、今回は一転して「やり過ぎでは?」と思う見た目ですね(笑)
 まあ十九は基本全部こんな感じですが、蔵元さんのブログ記事によると、このSnowflakeについては何と雪の結晶パターンが微妙に違う六種類のラベルになっているとか。
 流石十九と思ってしまうような面白いデザインですが、実際の準備大変そうだなあと思ったら、同記事に思いっきりラベル貼りの苦労話も書いてありますね、見た目の優雅さとは裏腹の労苦に頭が下がります…

 スペック的には精米歩合65、アルコール度数16、という以外の情報はほぼ不明ですね、特定名称の記載も無し。
 酒屋さんによっては「おりがらみ純米生原酒」としているところもあるようです。
 実のところ、「にごり酒」という範疇に入るかどうかはかなり微妙なのですが、どうしてもスノーウーマンと並んで記事にしたかったため強引に入れてしまいました…どうかご勘弁を。(まあこの辺り、明確な定義はなかったはず)
 製造(瓶詰)年月は昨年12月、蔵出年月は今年1月と、こちらは詳細な記載がありますね、ちなみに開栓も1月。

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 上立ち香は甘酸を感じるフレッシュな香りが仄かに。
 含むと、優しい印象の甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、最後までその優しい印象のまま、ほんの少々の苦味で輪郭を保ちつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりりんごジュース的なクセのない甘旨味が主役でそこに酸味が寄り添う形、濃度はほどほどといった感じ、おり的な苦味は最小限で、徹頭徹尾素直に甘旨を楽しめます。
 後味は、あくまでほんのり苦味を残しつつも、見事にバッチリキレます。

 最初から最後まで自然で優しく甘旨味を楽しませてくれる、高バランスのおりがらみ酒でした。
 いわゆるフルーティー系かつスイスイ飲み過ぎてしまう系のお酒ですね、あえて一歩引いた感じといいますか。
 まさに万人に勧められるタイプのお酒ですね、(うす)にごり酒入門としても持って来いでしょう。
 十九、また別のスペックもいただいてみたいと思いました。

 開栓後数日たつと、甘味が出てきて個人的にはさらに好みになりましたね。
 このあたりの飲み頃を探すのは難しいなあ…、でも、上品な印象よりは強いお酒なのかもしれません。

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名称:十九 Snowflake
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社尾澤酒造場
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.4/9.0

■並べて記念写真。やっぱり長野酒はいいですね~
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2018年04月16日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒

家飲み記録 十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒

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 長野県木曽郡木祖村のお酒です。
 当ブログでの登場は意外にもまだ2回目ですね、にごり酒特集の7本目。

 銘柄的には3年振りの登場になりますね、外飲みでは結構やっているはずですが、家飲みとなると長野酒はライバルが多過ぎてなかなか機会が…
 といいつつ、このスノーウーマンについては、去年のにごり特集でちらと触れたぐらいに頭には残っていて、実は今期は何が何でも家飲みしようと、出てくる時期を待ち構えていました。
 ちなみにそういう時は酒屋さんに入荷問い合わせぐらいはしますね、そういう労を厭っていては欲しいお酒との出会いを確実にすることはできないのです…

 スペック的には地元産ひとごこちの精米歩合55と、長野のコスパ酒として鉄板って感じですね。
 スノーウーマン要素として、肩の部分に可愛らしい雪だるまシールが貼ってあります、ただ昨今の日本酒業界としてはふざけ方が大人しいかな(笑)
 製造・出荷年月明記は嬉しいですね、両方とも12月で、開栓したのは1月。

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 上立ち香はガス系にごりによくある、セメダイン系のスッキリしたお米の香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとした旨味が強めのガスを伴いシュワシュワと入ってきて、そこそこの酸と苦味でしっかりと引き締まりつつ、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、濃い目のおり由来のお米の旨味が中心にあり、甘味はまさに米を噛んだときに少しづつ出て来る感じの、控えめながらしっかりと寄り添ってくれる心地の良いもの。
 後味は酸が引き取ってスッキリキレますね。

 全体的なバランスが非常に高く、マイナス面をほとんど感じさせない、芳醇旨口にごり酒でした。
 一口目より二口目の方が、なんとなく甘味が感じられて、苦味も口に馴染んできますね、完成度の高さの証左かと思います。(逆のお酒も多い)
 本当、全体的にカチっとしているというか、強度が高いんですよ、それでいて甘旨もバッチリ楽しめるというのが素敵。
 十六代九郎右衛門、今後も注目していこうと思いました。

 で、ある意味想定通り、開栓後がまた強いです、当然ガスは少しづつ抜けていきますが、全くダレませんね。
 こういうお酒が冷蔵庫にあると心強いです、冬のにごりとして鉄板のセレクトになり得るかと。

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紹介:「日本酒と競馬ブログ」さんの同スペックの記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-83.html

名称:十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒
精米歩合:55%
酒米:ひとごこち
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社湯川酒造店
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年04月14日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

夏泉 純米吟醸 生原酒 28BY

本日の家飲み 夏泉(なつみ) 純米吟醸 生原酒 28BY

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 長野県中野市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験については後述します。

 地酒屋こだまさんでまとめて購入したお酒のラストになります。
 実はこのお酒との出会いは夏までさかのぼって、「大長野酒祭り2017」でいただいたのが初だったりします。
 同イベントでは例によって20近い銘柄をいただいたのですが、いつものメンツ(井の頭、美寿々、幻舞など)以外で当日特に印象に残っていたお酒の1つがこの夏泉でした。
 (ちなみに、もう一つ印象深かった銘柄が「斬九郎」です。いつかじっくりやりたい…)
 なかなか取扱い店が見当たらず難儀していたところ、こだまさんで思いがけなく出会い(しかも時期は秋)、即決でセレクトした次第です。

 スペック的にはアルコール度13の原酒というところがポイントでしょう、いわゆる低アル原酒系の夏酒ですね。
 製造年月29.4、出荷年月29.9で、購入が29.10、そして開栓が30.1と、えらいことになりましたが、そこはこだま銘柄なので全然不安はなかったです。

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 上立ち香は杏?的な、落ち着きながらもちょっと酸の立つ香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた酸味を纏った旨味が勢い良く入ってきて、酸の働きでしっかり引き締められつつも、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、やはり香りの印象通りの完熟杏的な甘酸っぱい旨味が中心にありますね、複雑さを添えるほんのりとした渋味は感じますが、マイナスの苦味等はほぼ無く、飲みごたえはありつつスルスルいける感じ。
 後味はやはり酸がしっかり引き取って、スッキリとキレます。

 低アルの夏酒的な飲みやすさと、ガッツリ満足できる飲みごたえを兼ね備えた、スルスル系芳醇甘酸酒でした。
 いやあ、この酒質の低アル生原酒で熟成に耐えるっていうのがそもそもすごいですね…
 秋以降に飲んでも旨い夏酒ということで、以前に飲んだ風の森の「夏の夜空」を思い出しました(味は全然違いますが)、そのポテンシャルを売り手がしっかり理解していたことも共通していると思います。
 しかし実際このあたりの熟成適正ってどうやって判断しているのだろう…、私は夏に飲んだ時点では低アル的な印象もあって、ここまで強いとは想像つきませんでした(多分酸味がカギなんでしょうけど)。
 ともかく、この夏泉や同蔵の一滴二滴は今後要注目だと思いました。


 で、やっぱり開栓後も強かったですね~、2日3日じゃ全然ダレない感じ。
 熱めに燗をつけても崩れず、いい感じで濃厚になりますし…
 この万能さ、コスパも含め、素晴らしいお酒だと思いました。

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 長野県のお酒に詳しい日本酒ブログ、「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんに同スペックの記事がありましたので紹介リンクを。
 http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1066600025.html

名称:夏泉 純米吟醸 生原酒 28BY
精米歩合:59%
使用米:不明
アルコール度:13度
日本酒度:不明
蔵元情報:志賀泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.6/9.0

 最後にまとめ買い時の記念写真。とんでもなくハイレベルでした…
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2018年01月22日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

居谷里 山廃純米生原酒

本日の家飲み 居谷里(いやり) 山廃純米生原酒

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 長野県大町市のお酒です。
 外飲み経験は何度かあり、家飲みについては後述。

 こちらを醸す北安醸造のお酒については、約4年前に「北安大國」ブランドのひやおろしをご紹介しています
 居谷里はどうやら山廃向けのブランドみたいですね、萩の鶴と日輪田みたいな関係でしょうか、やっぱり速醸と山廃系では味わいに差がでますし、整理としては納得。
 これも地酒屋こだまさんでの購入酒で、あまり東京で見かけない銘柄だとは思うのですが、同BY同スペックを「20代から始める日本酒生活」さんが既に紹介されていました
 偶然の出会いだったそうですが、初見銘柄でも恐れないというチャレンジング精神あってのセレクトでしょう、素晴らしいことかと思います…。

 スペック的には長野の酒米ひとごこちの歩合59%の山廃生原酒で、お値段は良心的。
 私が購入・開栓したのは昨年の秋なので、ちょうど一夏越えた状態の生熟酒だったはずです。

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 上立ち香は個性的な酸甘を感じるフレッシュ果実系の香りが結構強めに。
 含むと、しっかりしつつもあくまで柔らかい酸を纏った甘旨味がグッと入ってきて、最後まで濃厚さとダレなさを両立したまま、息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、凝縮感のある甘酸旨味を芯にしつつ、青さも感じる…いやあラベルのせいでどうしてもメロンを彷彿とする、かつ落ち着きもある印象の、腰が強い感じのもの。
 後味は酸が引き取って山廃純米生らしい優しいキレ。

 
 例によってこだま銘柄らしく、まだまだ上がりそうなポテンシャルを感じるお酒でもありました、実際店頭には確か前のBYのお酒も並んで置いてありましたし…(いやあ凄い売り方だ)
 この蔵のお酒は、甘味が魅力的な長野酒の中でも、私のような芳醇甘口派に特にピッタリはまる酒質だと思います。
 居谷里は、北安大國と共に、今後も注目していきたいと思いました。

 裏ラベル撮り忘れたかな…、スペック詳細はこだまさんホームページをご参照ください。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-160.html

名称:居谷里 山廃純米生原酒
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17度
日本酒度:-8
蔵元情報:北安醸造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年01月16日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

黒松仙醸 「こんな夜に…」 純米大吟醸 満月

本日の家飲み 黒松仙醸 「こんな夜に…」 純米大吟醸 満月 

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 長野県伊那市のお酒です。
 外飲み回数は相当数ありますが、意外にもブログでの登場はいまだ2回目。

 新年通常更新の一発目は、いつもよりちょっとだけ豪華なお酒にしてみました。
 黒松仙醸については前回低アル酒「Prototype14」をいただいていますね、今回は特約店限定品である「こんな夜に」シリーズの、最高クラスである満月をセレクト。
 こんな夜にシリーズについては、番外品除きほぼ全種類外では飲んだことがあるのですが、なかでもこの満月は甘味が非常に存在感があって、自分好みということで印象に残っていました。
 「高級さより濃度やインパクト重視」&「高級酒に手を出すと歯止めが聞かなくなる」ということで、基本四合瓶2,000オーバーのお酒には手を出さないことにしているのですが、数年越しに募った想いが今回決壊して、購入に至った次第です。

 スペックは長野が誇る良コスパ酒造好適米「ひとごこち」を40まで磨き上げた、無濾過中取りの純米大吟醸!
 生バージョンもあるようですが、一升瓶で購入ということもありなんとなく火入れにしました(こんな夜にシリーズは一升瓶しかない)
 1月出荷10月開栓なので、結構な熟成期間を経ています。

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 上立ち香は程よく甘く、セメダインやバニラ感もある香りがそこそこに。
 含むと、濃厚ながらも落ち着いた甘旨味が摩擦なしでスルスルと入ってきて、裏方にほんのりとした苦味を感じさせつつ、しっかりとバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、長野酒らしい蜜タップリのリンゴ的な甘旨味が芯にあるのですが、高精白らしくとにかく上品、かつ苦味に嫌らしさは無く、濃厚ながらドンドン飲み進めてしまう魅力があるもの。
 後味は、苦味を少々舌先に残しつつ、自然に引き上げていきます。

 王道を往くようでいて他に類を見ない、芳醇さと上品さを見事に兼ね備えた、極めて完成度の高い甘口酒でした。
 バニラ感やほどほどの酸も甘味にアクセント・個性を添えていて楽しさを感じさせてくれる上に、とにかく全体のバランスが素晴らしいため、いくらでも飲めてしまう恐ろしさがありますね。
 これはまさにお値段以上と言えるでしょう、私はやはりこういう、キレイだけではないオンリーワンの魅力を持つお酒にこそお金を使いたいと思っております。
 こんな夜にについては恐らく近いうちに、また他のスペックも買ってしまうんだろうなあと思わせてくれた一本でした。


 開栓後は素直に味が開いてくる感じ。
 ちょっと残ったのを数日置いてもあまり崩れずキレイなままで甘旨いあたり、やっぱり「こだま銘柄」らしく、よくある系とは一線を画した芯の強さがあります。
 基本一升瓶限定には批判的な私ですが、これだけ楽しませてもらっちゃうと文句も出ないですね…、まさに脱帽です。

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名称:黒松仙醸 「こんな夜に…」 純米大吟醸 満月
精米歩合:40%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17.4度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社仙醸
購入価格(税抜):4,100円/1,800ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.6/9.0(値段も考慮に入れて)

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2018年01月02日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

井の頭 純米無濾過 袋取り生 うすにごり夏

本日の家飲み 井の頭 純米無濾過 袋取り生 うすにごり夏

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 長野県伊那市のお酒です。
 当ブログイチオシ銘柄であり、登場は9回目とかなり多くなってきました。

 井の頭の夏酒になります、こちらは前回記事の「あべ」を買いに行った「大阪屋酒店(吉祥寺)」で購入したものです。
 都内では中々見かけない「井の頭」ですが、私今まで「信州おさけ村(新橋)」、「うえも商店(練馬)」でも購入しております、是非参考にしていただき、一度はセレクトして欲しいと思っております。
 知っている銘柄しか買わない方は多いでしょうし、その意味も十分理解できるのですが、たまには未飲銘柄に突撃するのも良いと思うんですよね、そしてその対象として私は「井の頭」はうってつけだと思う次第です。

 さて、今回購入したのは、私としては滅多に買わない夏酒版、 「まあ井の頭だし一度は飲んでみるか」の精神ですね(ちなみに飲んだのは8月)。
 ひとごこち59磨きの袋取りと、なかなか豪華というかちゃんとしたスペックです。

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 上立ち香はキリッとした印象のセメダイン混じりの果実香が仄かに。
 含むと、やはり引き締まった甘旨味が素直な口当たりで入ってきて、じわじわと染み出してくる苦味と程よい酸味で輪郭を保ちつつ、ほどほどの速度で流れ込んできます。
 味わいは、井の頭的な優しい旨味に、柑橘系の酸苦が寄り添うことで夏酒的な爽やかさを演出している印象、それでいて雑味の無い柔らかさがあるのが流石ですね。
 後味は苦酸が引き取りつつ程よく優しく引き上げる感じ。

 優しさとキリリ感を両立させたような、実に井の頭らしい夏酒でした。
 やっぱり癒し系ですよこの銘柄は…、それでいて夏酒らしい「飲みやすさ」がありましたね。
 ただ逆にしっかり夏酒しているので、私の好みからはちょっと外れてしまう面もあるという(笑)、まあ予想通りではありました。
 井の頭、今後もしっかり追っていきたいと思います。

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名称:井の頭 純米無濾過 袋取り生 うすにごり夏
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:15%
日本酒度:+4
蔵元情報:漆戸醸造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:大阪屋酒店(吉祥寺)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 井の頭 純米

2017年11月10日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鼎 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 鼎(かなえ) 純米吟醸 生酒

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 長野県上田市のお酒です。
 外では何度かいただいていますが、家飲みは初めて。

 朝日屋酒店さんでの購入酒が続きます、ちなみこの「鼎」は以前に紹介した「瀧澤」を醸す信州銘醸さんの限定ブランドになっています。
 そもそも朝日屋酒店まで足を延ばしたのは実はこの鼎目当てであり、きっかけは滝澤の記事で日誌係さんにお店含めてオススメコメントをもらったことだったりします。
 しかしこの点、鼎自体は結構前から飲みたいと思っていた銘柄だったのに、コメントもらうまでそれが瀧澤と全く結びついていませんでしたからね…
 私のようなマニアでも見落とすこの日本酒業界のブランド細分の習慣、やっぱり分かりにくいですよねえ。

 閑話休題、スペック的には美山錦の55磨きということで瀧澤と同じですが、ポイントは何といっても生酒であることですね。
 特徴的なラベルデザインに加え、裏ラベルではこのお酒に対する思いが記載されており、いかにも限定品的なオーラがあります。
 また、超軟水「黒曜の水」で醸されているそうです、一般的に軟水使用のお酒は柔らかく飲みやすいお酒になると言われているようですが、さていかがでしょうか。

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 上立ち香は熟れきって蜜たっぷりのリンゴといった印象の甘い香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚かつバランスの取れた甘旨味が舌触り滑らかに入ってきて、あくまで裏方に苦味を感じさせつつ、最後まで崩れずにゆっくりと染み入ってきます。
 味わいは、香りの印象通りの完熟リンゴ的な、芳醇甘旨系の王道を行くような果実味が主役、そして雑味は皆無で非常に完成度高いですね、上品さすら感じます。
 後味は苦味が必要最低限に引き取ってしっかりキレます。

 心地よいリンゴ的甘味や口当たりの優しさなど、長野酒の良いところを凝縮したような、ハイレベル芳醇甘口酒でした。
 28BYということで心配していた苦味もちゃんと裏方で留まってましたし、割りと非の打ち所が無い甘旨酒なんじゃないかと…
 いやあこれを私に勧めてくれるあたり、よくわかっていらっしゃいます、日誌係さんありがとうございます。
 鼎はおりがらみ等他にもスペックがあるようなので、次はそちらも是非いただいてみたいと思いました。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックのお酒の感想(BY違い)
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-590.html

名称:鼎 純米吟醸 生酒
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:信州銘醸株式会社
購入価格(税抜):1,381円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年10月21日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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