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智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 02BY

家飲み記録 智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 02BY

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 島根県安来市のお酒です、同銘柄の登場は4回目。

 出雲月山がメイン銘柄の蔵の限定品ですね、最近なんとなくSNSで高評価な印象だったのでセレクトしました。
 まあ正確には、前々から大好きな銘柄だったので、感想とかを見てどうしても飲みたくなってしまったって感じですねえ。
 実際ちょくちょく、自分が前から飲んでいた銘柄が話題になるのを見ることはあり、正直なところその度に密かな優越感に浸っていたりします。
 私が色々な未飲銘柄に手を出しているのもそのためという側面がありますからね…、褒められたことではないとは思いつつ、まあそれも日本酒の楽しみ方の一つということで、自分としては否定しないでいこうと思います。

 さて、スペックも多分前から変わらないのかな…、精米歩合は55%
 いつも使用米書いてないんですよねえ、今回も佐香錦なのかしら。
 

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 上立ち香はスッキリフレッシュな青りんご的果実香が割と控えめに。
 含むと、濃厚ながらも程よく硬質な印象の甘旨味が実にフレッシュかつスルスルとした口当たりで入ってきて、完全に脇役に徹した苦味でしっかり輪郭を整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、蜜たっぷりの青りんごとでも言いましょうか、若干の爽やかな酸を纏った衒いのないフレッシュフルーティーな甘味が厳然たる主役、苦味が引き締め役なのも含めて王道のバランスですね。
 後味は、主に酸が引き取る形で、実に自然に引き上げていきます。

 フレッシュフルーティー甘旨酒として、極めてハイレベルなまとまりで王道を征く、ド鉄板の安定感を魅せてくれるお酒でした。
 これは素晴らしいの一言ですねえ、何年もの間、一度も期待を裏切らないのには脱帽というか、久し振りに飲むと余計素晴らしく感じました。
 甘さがしっかりしていながら実にキレが良いんですよええ、味わい自体は割とありがちなものながら、全体の完成度が一つも二つも頭抜けている感じですね。
 智則、安定感・方向性共に期待以上の出来を見せてくれた一本でした。

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名称:智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 28BY
蔵元情報:吉田酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年07月11日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 02BY

家飲み記録 玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 02BY

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 島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)のお酒です、

 こちらは通常入手できるお酒の中(早い話が而今以外)では個人的ベストにごり酒であり、今年で5年連続でいただいています。
 いやあほんと好きなんですよ…、昨年もマイベスト日本酒10選に入れていますし、甘辛の好みを問わず自信を持ってオススメしている一本になります。
 今年も今か今かと新酒を待ち望んでいたのですが、いつもなら年明け早々には飲めていたのに、今年はやはりコロナ禍の影響で出荷が遅れ、私がいつも購入している伊勢元酒店さんには3月入荷でした。(入荷案内後即購入)
 
 昨年に引き続き掛米には「やまだわら」なる飯米を使ってますね。
 実はうちのレマコムに昨年の同じお酒を保管してあり、今回飲み比べ(垂直飲みというやつですね)と洒落こんでみました。

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 上立ち香は露骨にお米っぽさとガスを感じるスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、非常にオリの濃度が高く存在感が強い旨味が、ガスの働きでとろとろというよりシュワシュワな口当たりで入ってきて、青さはありつつ最後までバランスを保って胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、お米的存在感と、カルピス的甘旨味が合体した感じのもので、そこにフレッシュなインパクトが加わりながら、全体的に山陰酒らしい硬質かつ筋肉質なまとまりを感じさせるもの。
 後味は、ガスと酸に加えほんの少々柔らかい苦味で力強くキレます。

 極めて濃度の高いオリ由来の旨味の飲みごたえと、山陰酒特有の引き締まり、飲み飽きなさが見事にに一体化する、超完成度のフレッシュにごり酒でした。
 いややっぱ旨いっすよこれは…、ガッツリ甘いわけではないのですが、旨味の濃度が高いので満足感が素敵なんですよね~
 今年もマイベストにごり酒継続ですねこれは、改めて出会えたことに感謝。
 玉櫻、来年も何としてでも飲みたいと思いました。

 なお、同時に飲み比べた01BYのお酒は、旨味の存在感や複雑さが増しつつシュワピチ感は健在で、これまた旨い!
 ほぼほぼ理想的な生熟を経た感じですね~、穴開き栓(セロテープ貼ってましたが)でこの強さは見事ですねえ。
 ほんの少ししつこい感じも出てきた感はありましたが、魅力が増した面もあって、新酒とも甲乙付けがたい逸品でした。

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名称:玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 02BY
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.7/9.0

■飲み比べ記念写真
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2021年05月19日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

天穏 純米 無濾過 生原酒 02BY

家飲み記録 天穏 純米 無濾過 生原酒 02BY

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 島根県出雲市のお酒です、前回に引き続いての紹介で、ブログでの登場は3回目。

 天穏は前回、そのまとまりと燗上がりに唸ったお酒なわけですが、個人的には島根らしい火入れ燗向けで、生酒もあまり見かけないイメージがありました。
 が、先日通販するお酒を物色している際、この生酒を見つけ、その意外性に思わず即発注した次第です。
 実際、山陰の芳醇辛口系のお酒の「生」って好みのことが多いんですよね~、玉櫻、十旭日、ヤマサン正宗、千代むすびなどなど…
 いわゆるフレッシュフルーティー系に苦手意識がありつつ、熟成燗まではいかない日本酒飲みがハマる系統かと。

 スペックは裏ラベルにガッツリ書いてありますね~、個人的には7号酵母に好きなお酒が多いので期待が高まります。
 そして、公式ホームページの商品紹介がこれ以上に詳しく、テイスティングコメントまであります(しかもこのBY)、この情報発信姿勢は本当に素晴らしい!

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 上立ち香はなんというか穀物としか言いようがない個性的な香りがそこそこに。
 含むと、極めて存在感の強い甘旨味が複雑さを纏いつつトロリとした口当たりで入ってきて、最後まで味わいに色々な側面を感じさせながらじわりじわりと染み入ってきます。
 味わいは、穀物由来的な甘味、乳酸的な酸味、なんとなくワイン的な渋味、そして確固たる旨味がしっかりと溶け合って、個性的で奥深くも引っかかりを感じさせないバランスですねえ。
 後味は、酸がメインの働きで、不思議にパッと居なくなる素晴らしい引き上げ。

 個性的かつ複雑な甘酸渋旨味を、極めてバランスよく、キレよく楽しませてくれるお酒でした。
 上の感想書く前は公式テイスティングコメントを見なかったのですが、飲んだ後に見ると非常に納得がいきますね。
 「今までのこの五百万石の新酒生原で一番いい出来です。」とのコメントにも頷けます、燗向けだけではないんだぞということをビンビンに感じましたし、個人的にはこれが素晴らしく好み!
 天穏の実力を思い知らせてくれた一本でした。

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名称:天穏 純米 無濾過 生原酒 02BY
蔵元情報:板倉酒造有限会社
購入価格(税抜):1,380円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年02月27日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

無窮天穏 山陰吟醸 生もと造り 30BY

家飲み記録 無窮天穏 山陰吟醸 生もと造り 30BY

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 島根県出雲市のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 
 天穏は前にレギュラー的なお酒を飲んでおりますが、今回はその限定ブランドをいただきます。
 こちらについては公式ホームページがガッツリ解説してくれているので、これは是非見てほしいですね。
 「山陰吟醸造り×突きハゼ三日麹×無添加 生もと山廃造り」というのがコアな部分らしいですが、それだけではなかなかわからないので…
 
 スペックは裏ラベルの情報がほぼ完璧ですね…、情報公開姿勢は本当に素晴らしい!
 ちなみに私としては超珍しく二回火入れです、山陰吟醸を名乗ってますがアル添無いので実質は純米吟醸ですね。
 なお、実際に飲んだのは2020年10月です。

 上立ち香は乳酸的、かつケミカル感を少々感じさせる落ち着きながらもスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた乳酸をまとった旨味が、自然かつ柔らかい口当たりでスルスルと入ってきて、少々の辛さも感じさせつつじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、モダン生もとの王道を行く優しい乳酸味を軸にしつつ、複雑味や熟感といった一種のトラディショナルさも感じさせるもので、苦味等の浮いた雑味が皆無なのが特徴的ですね。
 後味は、乳酸味の働きで、自然に引き上げます。

 生もと系らしい味わいのしっかりさがありつつ、実にモダンかつ自然な後味の良バランス酒でした。
 生酒ばっかり飲んでいる身としてはどうしても合わない部分はありますが、完成度の高さはビンビンに感じますね。
 流石に山陰吟醸を名乗るだけあって、いかにもその「らしさ」をしっかり体現している印象。
 天穏、実は次回もご紹介する予定です。

 燗をつけると…、いやあ素直に旨味が濃くなって良いなあ。
 冷酒~燗だとほんの少し感じる薬臭さ的な癖がキレイになくなるのもポイントですね、やっぱり燗向きです。

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名称:無窮天穏 山陰吟醸 生もと造り 30BY
蔵元情報:板倉酒造有限会社
購入価格(税抜):1,800円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.4(燗上がりも考慮に入れて)/9.0

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2021年02月24日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

美保 純米吟醸 無濾過生原酒 瓶囲い

家飲み記録 美保 純米吟醸 無濾過生原酒 瓶囲い

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 島根県松江市のお酒です、同蔵の登場は二回目。

 こちらを醸す米田酒造のメイン銘柄には「豊の秋」があります、私は以前袋入で面白い見た目のお酒を頂いたことがありました。
 今回はまた別ブランドなわけですが、こちらは蔵元のブログに色々と解説がありました。
 名前からして、女性杜氏さんの名前でも取ったのかなあと思ったのですが、実際は地元松江市の「美保神社」に由来するとのこと。
 島根らしさを感じさせつつ、なかなか意外性が有って面白いですね。

 スペックは地元産五百万石の精米歩合55%。
 割とオーソドックスなしぼりたて無濾過生原酒って感じですね。

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 上立ち香はフレッシュなパイン系の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ割と華やかな印象の甘酸旨味が力強い口当たりで入ってきて、時間差で少々の苦味も感じさせつつ最後まで酸味が引き締め役をこなしつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいはまさにパイン缶の中のシロップ的な、強い甘味に酸味が寄り添うものを中心に据えつつ、香り系の苦味とその味わいの存在感がせめぎ合って、割と飲み飽きない印象。
 後味は、酸味と苦味の余韻を残す感じで、ゆるやかに引き上げていきます。

 方向性が非常にハッキリとした、華やかな甘酸味が魅力のパイン系芳醇酒でした。
 こっち系のお酒は好みではありますが、個人的には如何せん花浴陽と亀泉cel24という巨頭が頭にある関係上、そこまでにまだまだ越えるべきハードルがあるように思えてしまいますね。(濃厚さ、纏まり、キレ等に関して)
 とはいえ、この方向で行くと決めたなら、非常にポテンシャルの高さのあるお酒だとも思いますね。
 美保、今後に強く期待していきたいと思います。

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名称:美保 純米吟醸 無濾過生原酒 瓶囲い
蔵元情報:米田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 美保 純米吟醸

2021年02月14日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉櫻 純米吟醸 無濾過生原酒 完全発酵 30BY

家飲み記録 玉櫻 純米吟醸 無濾過生原酒 完全発酵 30BY

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 島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)のお酒です。

 玉櫻といえば、私は「とろとろにごり(の生)」が無茶苦茶好きでして、どうしてもそればっかり買ってしまっていました。
 が、やはりにごりをこんだけ気に入っているんだから、他のお酒も飲んでみるべきだろうと、今回セレクトした次第です。

 裏レベルには非常に詳細なスペックの記載がありますね、個人的にはありがたいところ。
 「完全発酵」と謳っているだけに、日本酒度+13.5と、酵母が糖分を食い尽くしたであろう数値にになっております。
 私はあまり買わないタイプなのですが、まあ山陰の辛口酒には良い印象もあるので、期待していただきます。
 なお、製造年月2019/1で、飲んだのは2019/11なので、少なくとも十ヶ月以上の生熟期間を経た状態でした。

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 上立ち香は全く熟感の無い引き締まった酸の香りが控えめに。
 含むと、やはり酸でガッチリと引き締められた印象の旨味が割と自然な口当たりで入ってきたかと思うと、強めの渋味でさらに口がすぼまる感じを与えつつ、そこそこ勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いかにも山陰酒だなあと言う印象の梨っぽい風味を纏った、キリリ感と飲みごたえをそれぞれ強烈に感じる、なんというか「強さ」をビンビンに感じるもの。
 後味は、酸がしっかり引き取る完璧なキレ。

 生酒らしい風味の中で、旨・酸・渋が力強く主張しあう、実に山陰らしい芳醇辛口酒でした。
 いやあこれは一年冷蔵保存ぐらいじゃ全くへこたれないですね、普通に常温放置すべきだったかも。
 こっち系(酒質が強い辛口生)のお酒としては非常に完成度が高いと思います、そういうのが好きな方々には激オススメ。
 玉櫻の実力を感じた一本でした。

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名称:玉櫻 純米吟醸 無濾過生原酒 完全発酵 30BY
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 玉櫻 純米吟醸

2020年05月28日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

十旭日(じゅうじあさひ) 純米生原酒 改良雄町70 27BY

家飲み記録 十旭日(じゅうじあさひ) 純米生原酒 改良雄町70 27BY

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 島根県出雲市のお酒です、ブログ初登場、本間酒店さんでの購入酒のトリになります。

 私には、前から家飲みしたいと思っていつつ、特約店に巡り合えずに数年ごしで飲み逃している銘柄がいくつかあります。
 この十旭日もその一つで、そもそも取り扱い店が少なくて…(蔵元ホームページの「取り扱い店」一覧は痛恨の準備中…)、今回買えたのは嬉しかったです。
 山陰は芳醇辛口酒のメッカというイメージがありますね、当ブログでもそういったお酒を多数ご紹介しております。

 島根特有の酒米、改良雄町の70%精米の生原酒、27BYなので3年以上の生熟を経ていますね。
 裏ラベルに詳細スペックありますが、蔵付き酵母の生もと、アルコール度19度超、日本酒度+11の酸度2.2ともうこれでもかって感じの辛口寄り。
 詳しい解説文も読み応えありますね。

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 注ぐと素敵な黄金色!

 上立ち香はチョコ感と酸が絡み合う濃厚な香りがそこそこに。
 含むと、しっかり熟した感じで、かつ酸が効いている極めて濃厚な旨味が、しかし結構柔らかさも感じさせる口当たりで入ってきて、見事なまでに濃度を保ったままゆっくりと染み入ってきます。
 味わいは、杏的(?)な酸味がしっかりとある、高密度の旨味が中心、チョコ的な熟感や若干の渋味もあるのですが枯れた感じは皆無で、ひたすらに押し出しが強い印象。
 後味は、酸渋が引き取る形ながらキツさが無いまましっかりとキレます。

 かなり強めの熟感がありつつも、それに全く負けない生酒的インパクトの旨酸が楽しい、個性派超芳醇辛口酒でした。
 いやあ、色々飲んでわかりましたが、甘口酒派の私でも、こっち系の芳醇辛口酒は全然好きですね。
 ポイントは「旨味」の濃さでしょう、若干苦手な要素があったとしてもそれを拭い去ってくれる「足し算の酒」であることは、濃厚系甘旨酒に通じるところがあります。
 十旭日、山陰辛口酒の真髄を見せてくれた一本でした。

 開栓放置しつつ常温で飲んでみると、随分乳酸感が増しましたね、結構印象変わるなあ…
 当然ながらダレは皆無で、非常に優しい感じになりました

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名称:十旭日(じゅうじあさひ) 純米生原酒 改良雄町70 27BY
蔵元情報:旭日酒造合名会社
購入価格(税抜):メモ忘れ…/720ml
購入した酒屋さん:本間酒店(笹塚)
お気に入り度:8.6(開栓後変化も含めて)/9.0

■おまけギャラリー:本間酒店さん購入酒記念写真
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 いやーどれも旨かった!
 ちなみに旭若松は自家熟成中だったりします…

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2020年02月09日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 01BY

新春家飲み速報 玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 01BY

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 入手性やお値段を考慮すると、「個人的ベストオブにごり酒」、それぐらいに気に入っているお酒です、当然毎年購入。
 気になるのは、前回まで五百万石100%使用だったのが、今回「やまだわら」なるお米を81%使用しているようなんですよね(多分掛米に使っている)。
 やまだわらは飯米のようですし、私としては今までの味わいが好きだったので、「変わってくれるなよ…」と祈るような気持ちで開栓しました。

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 今回購入時に酒屋さんが穴開き栓にセロハンテープを貼ってくれまして、その後半月ほど家で保存していたところ、開栓に相当時間がかかるぐらいに発泡の元気が良かったです。
 こりゃ多分密閉栓にしたら爆発する系ですね…

 上立ち香はカルピスとお米的なものが混じったフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、実にカッチリとした、しかしお米の優しい甘味を確かにまとった酸旨味が、強めのガス感とともに力強く入ってきて、新酒的な苦味を脇役に押しのけつつ、最後まで存在感を保ったまま胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、優しい乳酸感を伴うお米の、厚みのある旨味が純然たる主役、苦味も結構あるのですが旨味の密度がハンパなく高いので全体のバランスは揺るがず、キツくないまま硬質に引き締まっている印象。
 後味は、物理的な粉をほんの少々残しつつも、見事に力強くキレます。

 お米由来の、優しい甘味と硬質な旨味を同時に楽しませてくれる、高密度シュワとろにごり酒でした。
 口当たりは確かにとろとろしているのですが、ガス感と酸味の働きで、属性としてはスッキリ系のにごりかなあと思います。
 ただ、甘味も確かにあるところが良いんですよええ(個人的にはもうちょっとだけ甘味があると嬉しいけど)、結果として単品でも食中でも、甘口派でも辛口派でもいけるお酒になっているかと…
 お米の違いによる味の変化も杞憂でしたね、多分初めてなのによくぞここまで再現してくれました。
 玉櫻とろとろにごり生、今年も激オススメ!

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名称:玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 01BY
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年01月09日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天穏 無濾過純米酒 改良雄町 生もと

家飲み記録 天穏 無濾過純米酒 改良雄町 生もと

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 島根県出雲市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 これまた未飲銘柄というだけで衝動買いしました。
 ただ、山陰の、いかにも燗に向く系のお酒を出している蔵として、何となく頭には残っていた気がします。
 蔵元ホームページにはオンラインショップがあり、このお酒もしっかり載っていました。

 そこにある、味わいと香りのマトリックス図は良いですね、やはり分かりやすいと思います、このお酒は香低めで味は濃い方とのこと。

 スペックもしっかり裏ラベルに記載がありますね、使用米は山陰らしく「改良雄町」、磨きは70%に留めています。
 酵母無添加生もとで、無濾過、加水火入れということで、もうド直球の燗向け山陰スペックという印象。


 上立ち香はほんのりセメダイン風味のキリリとした香りがそこそこに。
 含むと、酸の働きで引き締まった旨味がスルスルと入ってきて、苦味をほんのりと奥に感じさせつつ、最後までカッチリとした印象のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、セメダイン感と酸のある、非常に硬質かつ透明感すら感じさせるバランスの良い旨味が中心、辛さの刺激も若干あって、とにかく引き締まりが印象に残りますね。
 後味は、酸メインで見事なまでにスッキリキレてくれます。

 骨太ながらも古臭さが無い、食中向けの硬質なモダン系旨酸辛口酒でした。
 これからまだまだ熟成が出来そうな印象ですが、この若い硬質さも中々魅力的だと思いますね。
 如何せん甘味が少なく原酒的な濃さも無いので、自分向けではありませんでしたが、キレ重視の方にはハッキリオススメできますね。
 天穏、生があるならまたいただいてみたいと思いました。

 で、もちろん燗付け必須だろうと思い付けてみると…
 香りは割と露骨に燗酒らしいアルコールがぐっと来る感じですね、最初の口当たりは非常に柔らかくなりますが、やはり後から辛さがやってきます。
 いやあこれはやっぱり山陰らしいなあ…、私にはちょっと早かったかも。

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名称:天穏 無濾過純米酒 改良雄町 生もと
蔵元情報:板倉酒造有限会社
購入価格(税抜):1,400円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年12月15日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

誉池月 純米 山田錦60 あらばしり 本生 「喜八スペシャル Ver.2」

家飲み記録 誉池月 純米 山田錦60 あらばしり 本生 「喜八スペシャル Ver.2」

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 島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)のお酒です。
 ブログでの登場は3回目、小山商店購入酒の5本目になります。

 目を引くのは何といっても肩ラベルの「喜八スペシャル」という記載でしょう。
 これは小山商店の店長である「小山喜八」さん肝いりの一品ということだと思われます。
 喜八店長は同店の象徴という印象がありますね、いわゆる地酒ブーム以前から多くの銘柄を見出し、広めていったレジェンド的存在かと…(「飛露喜」誕生に大きく関わっているのは特に有名でしょう)。
 ちなみに店内には店長直筆らしいお酒紹介の張り紙が大量に貼ってあったりします、実際目の当たりにするとかなりのインパクトでしたね。

 さて、今回いただくのは地元産山田錦を60%まで磨いた生酒。
 私が以前いただいたものと似たスペックではありますが、何気に「垂口直汲み」って記載も有りますね、この辺りに「喜八スペシャル」たる所以があるんじゃないかと想像します。
 今年の2月製造、5月開栓。

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 上立ち香はぶどう系の濃厚な果実香が気持ち強めに。
 含むと、非常に濃厚な甘味がしっかりと入ってきたかと思うと、徐々に強まる酸渋味でしっかりと引き締まりを保ちつつ、最後にはキリリとした印象で喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、最初に感じるマスカット的甘味と、一拍おいて出てくる酸渋味のバランスが実に個性的かつ魅力的な印象、甘味の心地よさと酸味の引き締まり、渋味の奥深さを見事に共存させていますね。
 後味は、やはり酸味が引き取る形で完璧なキレ。

 今の日本酒の最先端を往くような、生酒の魅力を詰め込んだような、非常に個性的かつバランスの良い甘酸旨酒でした。
 私としてはやっぱり最初の甘味に非常に惹かれますが、後味のキレが好みの方も多くいることでしょう、まさに万人向け。
 そういえば、若干味乗りしてきた感はありますが所謂熟感は皆無でしたね、これ多分数年は余裕で持つタイプの生酒でしょう。
 今まで家飲みした他の誉池月の2本と比べても、ダントツに好み!
 誉池月の実力と、喜八スペシャルの名の重みを感じた一本でした、まさに感服です…

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名称:誉池月 純米 山田錦60 あらばしり 本生 「喜八スペシャル Ver.2」
蔵元情報:池月酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:小山商店さんの張り紙(ほんの一部)
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 一部では「達筆すぎて解読に時間がかかる」という評判だとか…(笑)

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2019年08月25日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ヤマサン正宗 純米生原酒 白ラベル にごり

家飲み記録 ヤマサン正宗 純米生原酒 白ラベル にごり 

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 島根県出雲市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 日本酒好きの飲みスタイルには色々とあると思います、自分好みのタイプを追及したり、特定銘柄を突き詰めたり、とにかくプレミア銘柄を集めたり…
 ちなみに私は「自分の好みのお酒(特に生)を中心に、ただある程度幅広く、首都圏であまり見かけない銘柄優先で、ひたすら飲みまくる」という感じですね。
 というわけで今回はヤマサン正宗をセレクト。
 公式ホームページにしっかり載っている取り扱い店一覧(素晴らしい!)によると、現在東京では4店舗、特に地酒屋では伊勢元酒店と酒の勝鬨のみで取り扱いがあるとのことです。

 使用米は五百万石で、精米歩合は70%と低め。
 裏ラベルのスペック記載は細かくてありがたいですね。
 
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 注ぐと、おおこれはガッツリ濁ってます。

 上立ち香はガスと米が混じった感じの香りが仄かに。
 含むと、甘酸のバランスがとれた旨味が、見た目よりはスムーズな口当たりで入ってきて、一種の軽さすら感じさせる勢いでスルスルと胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、まさにお米的な旨味が主役ながら、乳酸っぽさもあり飲むヨーグルト感もありますね、甘さも控えめながらしっかりあり、浮いた苦味等の雑味は皆無、高濃度ながらどんどん入ってしまいますね。
 後味は流石に若干粉っぽさを口中に残しつつも、酸がメインで働いて、見事にキレます。

 優しいお米の旨味と乳酸的な酸味がバランスを取りつつ、筋肉質な引き締まりもある、スイスイ系芳醇旨酸酒でした。
 これで18度ですからね…、恐ろしい、恐ろしすぎる、正直開栓直後は飲み過ぎました…
 う~ん、玉櫻同様、山陰らしいしっかり系の酒を醸せる蔵が出すにごり酒っていうのはもしかしたら鉄板ジャンルなのかしら(「笊」とか)。
 ヤマサン正宗の実力を感じさせてくれる一本でした。


 燗をつけると…、やはり甘味はそこそこですね、やはり無糖ヨーグルト的な印象。
 素直に燗適正があるといいますか、ぬる燗あたりだと実に口当たりが柔らかくなって心地よいですね。
 ただちょっと香りがケミカルかなあ、それだけ違和感。

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名称:ヤマサン正宗 純米生原酒 白ラベル にごり
蔵元情報:株式会社酒持田本店
購入価格(税抜):1360円ぐらい/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー:とある酒の会に持ち込んだヤマサン正宗(2年生熟)

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 他のお酒も、飲み手もかなりハイレベルな会でしたが、評判が良くて非常にうれしかったです。

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2019年08月01日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

蒼斗七星 特別純米65 木槽しぼり 生

家飲み記録 蒼斗七星 特別純米65 木槽しぼり 生

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 島根県安来市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 前回は24BYの純米吟醸をいただいています、実に6年ぶりの家飲みになりますね。
 以前飲んだときは、ブランドの立ち上げ人でもある「青砥秀樹」氏が杜氏として造っていたようですが、同氏はその後同蔵を辞め、「KURAND」の経営で知られるリカー・イノベーション株式会社に就職したようです。
 この辺りはKURANDのサイトにインタビュー記事が掲載されているので、興味があればそちらをご覧ください。
 いやあ色々なパターンがありますねえ…、個人的には「日本酒で食っていく」ということ自体に一種のリスペクトを感じるところです(自分は気楽に飲んでいるので)。

 さて、今回いただくのは「神の舞」同様神様由来の、島根県らしい酒米「佐香錦」を65%まで削った生酒。
 木槽しぼり、というのもポイントですね、人の手による部分が大きく、比較的雑味が少ない搾り方と言われています。
 遮光性に難があると言われる水色瓶ですが、しっかりUVカットの袋に入れてあるのも好印象ですね。

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 上立ち香はかなり熟した感じの杏とかそっち系の果実香がそこそこに。
 含むと、非常に複雑な印象の旨味がグググッと入ってきて、若干口中をピリピリとさせながら、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、熟感を纏った杏(?)的な甘酸味と、木香的(か紅茶?)な奥深さ、そしてアルコール的辛さが入り混じった感じのもので、かなり個性的かつ飲みごたえがありますね。
 後味はやはり酸と辛さがしっかり引き取って力強くキレます。

 実に複雑かつ奥深い味わいが特徴的な、いい感じに熟した個性派芳醇旨辛酒でした。
 いやあ何か木香っぽい複雑さを強く感じたのですが、木槽しぼりだからってわけじゃないですよねえ、それとも香り移るのかしら。
 もうちょっとだけ甘ければ私のストライクゾーンだったのですが、逆にこのくらいが好きな人も多いと思いますね、濃いわりに飲み飽きない感じ。
 味わい自体は前回の方が好みでしたが、まああちらは「雫取斗瓶囲い」という反則級のスペックですしね。
 蒼斗七星、機会があればまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:蒼斗七星 特別純米65 木槽しぼり 生
蔵元情報:青砥酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年07月18日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 30BY

家飲みプチ記録 玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 30BY

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 当ブログで28BY29BYと掲載した「にごり酒特集」において、文句無しでにMVPとしたお酒です、今年も当然リピート(まず2本買いました)
 前回の感想はこちら。
 
 なお、以下の感想は3月に開栓したときのものです。

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 注ぐと、いつも通りその名にそぐわず、高濃度に濁っています。

 上立ち香はシュワシュワとしたガスと米粉が混じった感じの香りがそこそこに。
 含むと、ガス感と甘味と少々の苦味が入り混じった旨味が力強く入ってきて、トロリとした濃度とガス感が良い感じでせめぎ合いつつ、最後まで密度を保ったまま流れ込んできます。
 味わいは、やはりお米的な旨味が主役ですね、ほんのりと甘くて濃度は高く飲みごたえはあるのですが、あくまで優しい酸苦で全体的には硬質かつ引き締まっている印象。
 後味は、流石に若干の粉っぽさを口中を残しつつも、味わい自体は酸メインで見事に引き上げます。

 お米の旨味というものを、食感含めてど濃厚かつストレート、そしてクセなく楽しませてくれるトロシュワ酒でした。
 甘味はあるんですが、ほぼフルーツ感が無いのがまた面白いんですよ、とにかく米、それこそご飯的な飽きない感じがあります。
 またガスだけじゃなくて酸が聞いているので、注いでガスが抜けてもキレるところが、ありがちな直汲み系と一線を隠している感じなんですよね、オンリーワンながらも万人にオススメできるバランスだと思います。
 玉櫻とろとろにごり、来年も必ず買おうと思わせてくれました、引き続き激オススメ。

 ちなみに4月末に我慢できずに2本目を空けてしまいました(平成最後の家飲み酒として)。
 これがまた穴開き栓なのに全然ダレないんですよね~
 酒屋さんによると、もっと後になるとより発酵が進んで甘さが減っていくとか…、どの時点で飲んでも良さそうなことを含め、本当に凄いお酒だと思います。

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■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(開栓タイミング違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2949.html

名称:玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 30BY
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月18日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 29BY

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 島根県安来市のお酒です。
 同銘柄の登場は3回目ですね。

 智則は27BY28BYに続き、三年連続での紹介です。
 熱心な読者様ならおわかりかと思いますが、基本新銘柄優先セレクトが当ブログのスタイルなので、3年連続同商品を買うということは、それはもう相当お気に入りということの証明だったりします。
 今年については、矢島酒店さんの店頭についに並んだのでそちらから購入しました、正直酒質的には通常銘柄の出雲月山以上に同店の利用者層になじむだろうと思っていたので、納得の取り扱い開始ですね。
 ちょっとつっこんだ話になりますが、同店で花陽浴の同梱酒に悩んだ時なんかにはこれ買っておけば、ほぼ間違いはないかと思います。

 スペックは例年通り、島根の酒米「佐香錦」を55まで磨いた、中取り直汲み無濾過生原酒。
 裏ラベルの各種数値についても、大きく変動は無い印象です、これはやはり方向性が確立していて、造りも安定していることの証左ではないかと。

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 上立ち香は蜜たっぷりのリンゴといった趣の果実香がそこそこに。
 含むと、爽やかな印象の甘酸旨味が、ほんの少々のガス感を纏いつつ、スルスルと勢い良く入ってきて、最後まで存在感と勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり青リンゴ的な、フレッシュフルーティーのど真ん中を行く甘酸味が主役、濃度は濃い目ながら、酸の働きとほんの少々の苦味が引き締めて、新酒特有の魅力をストレートに感じさせてくれます。
 後味は、苦味が最小限の仕事をして引き取って、見事にキレます。

 フレッシュさ・濃厚さ・甘味・ガス感という今風の人気酒が備える要素を、しっかりとまとめ上げている印象の、安定感のあるお酒でした。
 個人的にはむしろ長野酒によく感じる方向性だったりしますね、この直球勝負の果実の甘さは…、そしてそれはまさに私のストライクゾーン。
 いやあ本当に安定した旨さですね、このレベルで毎年出してくれるのはありがたい限りですよ。
 智則、改めて信頼を寄せられる銘柄であることを、ハッキリと確認できた一本でした。

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名称:智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:16%
日本酒度:+1.0
蔵元情報:吉田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,713円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年05月05日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 29BY

家飲み記録 玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 29BY

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 島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね、にごり酒特集の4本目。

 こちらのお酒は私が昨年のにごり酒特集のダントツMVPとして選んだお酒です。
 「甘・旨・酸・ガス」が主張し合いつつもバランスを取るその味わいは、私がにごり酒に求めているものをそのまま体現したかのようで、自分の中では本当にとんでもない掘り出し物でした…
 (詳しい感想については昨年の記事をご参照ください
 当然今年も真っ先に確保した次第です、いわばにごり酒特集の中でのディフェンディングチャンピオンたるお酒になりますね。

 スペック的には…、おお、去年よりも裏ラベルが詳しくなってる!なんとなく感動。
 五百万石、精米歩合70、アルコール度数14度というのは昨年と同じですね、たぶん定番ものとして安定しているのでしょう。
 日本酒度は-30と、にごり系らしく極低ですが、酵母が7号系だったり、アミノ酸度が意外と低めなのには山陰系っぽいニュアンスを感じますね。
 なお、穴開き栓で、昨年12月出荷12月開栓です。
 
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 上立ち香は、カルピスソーダ的な、スッキリしつつクリーミーな香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとしたお米的な甘旨味が強めのガス感を伴ってシュワシュワと入ってきて、最後まで存在感を保ったまま、ジュワーッと染み入ってきます。
 味わいは、やはりカルピスソーダ的な甘酸味に、お米由来の旨味、少々の粉っぽさとトロミが加わって、非常に飲み応えがありますね、それでいて嫌な苦味や重さは皆無。
 後味はこれがまたしっかり酸でキレるんですよ…、見事の一言。

 とろとろしつつ、キレもコクも見事に備えた、お米という穀物のポテンシャルをバリバリに引き出した印象の、甘旨しっかり系にごり酒でした。
 甘味も素敵なのですが、このお酒の主役はやっぱりガッチリ芯がしっかりした旨味と言えるでしょう、なかなか他にはないタイプだと思います。
 実は購入時に「出荷直後は甘いけど、数ヶ月経つと瓶内発酵が進んで甘さが抑えられてくる」というお店の人のコメントがありました。
 私としては甘味が減っちゃ困るので即開けしたわけですが、こうなると骨太旨味酒と化したこのお酒も飲んでみたい気もしてきました。
 ともかく、この玉櫻は、今年も現状雪だるま、花陽浴を抑えて暫定チャンピオン・ニゴリですね。

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名称:玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 29BY
精米歩合:70%
使用米:五百万石
アルコール度:14%
日本酒度:-30
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年04月08日 島根の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

KAKEYA 純米 無濾過生原酒 28BY

本日の家飲み KAKEYA 純米 無濾過生原酒 28BY

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 島根県雲南市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 いかにも今風と言った見た目ですね、銘柄名でググると「日本酒応援団」なる団体のサイトが出てきます。
 同団体は、複数の酒蔵に色々と支援をしつつ酒造りを発注し、そのお酒を統一したブランディングの元、販売しているようです。
 個人的には、とりわけデザイン面と無濾過生原酒オンリーというところに特長を感じますね。
 私は経験上、地方蔵には造りはちゃんとしているのに十年一日のごとく古臭いラベルでガチガチの二回火入れ炭素濾過のお酒ばっかり出しているところが多いと感じておりまして、そういう蔵のお酒にスポットライトを当てる方法として、この団体の活動は期待できると思いました。
 (もちろんそっち系のお酒を否定するつもりはありませんが、それしか販売チャネルが無いというのは明らかに未来がないですからね…)

 スペック的には、五百万石の精米歩合70ということで、割とスタンダードな感じ。
 お値段はまあそこそこという感じですが、露骨に変なマージンが乗っているとかは無いようです。 

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 上立ち香はセメダイン系のキリッとした香りが仄かに。
 含むと、やはり結構引き締まってかつ青さも若干残した旨味がググっと入ってきて、程よい酸でその輪郭を保ちつつ、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さ控えめながら苦味も抑えていて、酸の働きも相まって、ひたすら飲み進めてしまう感じのものですね、それでいて旨味はしっかり味のりしているところが素敵。
 後味は、酸がしっかり働いて、見事に筋肉質な感じでキレます。

 甘さを抑えつつも、無濾過生原酒らしい芯のある旨味がダレずに生熟した感じの、バランスの良い芳醇旨口酒でした。
 流石無濾過生原酒限定ブランドなだけあって、その長所を伸ばし、短所を抑えている印象がありましたね。
 また、8月出荷の10月開栓で、一夏越えたタイミングで飲んだのですが、まだまだ余裕で持ちそうな強さも感じました(島根酒らしいといえるかも)。
 日本酒応援団のお酒については、今後より注目していきたいと思いました。

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紹介:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの類似スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/21297706.html

名称:KAKEYA 純米 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:70%
使用米:五百万石
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社竹下本店
購入価格(税抜):1,528円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: KAKEYA 純米

2018年01月24日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 27BY

本日の家飲み 扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 27BY

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 島根県益田市のお酒です。
 外飲みは経験ありますが、家飲み・ブログでの登場は初めてですね。

 このお酒は、初訪問した千駄木の酒屋さん「リカーズのだや」さんで購入しました、会社帰りに散歩がてら立ち寄れるお店の新規開拓の一環ですね。
 お店のホームページは更新停止状態で何か廃墟みたいになってますが、Facebookではこまめに入荷やイベント告知情報を掲載しているようです。
 取り扱い銘柄的には、とにかく熟成に向くお酒が多い印象、神亀とか日置桜とかの「そっち系」ですね、後は和ワインに力を入れているとか。
 日本酒売り場としても、冷蔵庫以上に常温棚の方がオーラを発していた(笑)ので、そこから今回のお酒をセレクトしました。

 今回いただくのは、「そっち系」の聖地ともいえる山陰のお酒ですが、スペック的には佐香錦55磨きの火入れ速醸約1年熟成とわりと大人しめ。
 個人的にはまだまだ熟成系を飲み慣れていないため、初心者向けっぽい気がしたこちらをセレクトした次第です。
 とはいえ実際常温棚の加水火入れ酒は滅多に飲まないので、私としてはかなりのチャレンジ。

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  (今回は最初から常温)
 上立ち香はやはり熟感があるものの、若干果実的な印象を伴った濃い香りがそこそこに。
 含むと、やはりハッキリと熟していながら割りとクセを感じない印象の程よい濃度の旨味がスルスルと入ってきて、加水的な軽さを感じさせつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いわゆる常温保存の日本酒に有りがちな米の旨味と熟成香が混じったものなのですが、特筆すべきはその純度と程よい密度でしょう、老ねを感じさせずに程よくスルスルと飲める濃度は一つの完成形を感じさせます。
  後味はほんのりと辛さを舌先に感じさせつつ、非常に優しくキレます。

 個人的にはこういう系のお酒はもっとドッシリしているイメージがあったのですが、良い意味での軽さもあって、きっと加水の仕方が旨いんだろうなあという印象を受けたお酒でした。
 やはり旨味自体は伝統的というか、最近の流行り系とは一線を画していますが、そちらに慣れている私でもあまり飲みづらさを感じない、まさに入門用として相応しいお酒でしたね。
 扶桑鶴、今後はまた別のスペックもいただいてみたいと思います。

 ちなみに開栓後1ヶ月常温放置で全く崩れません。
 さらには燗をつけても芯の部分は変わらないような…
 個人的には、常温で気楽かつ優雅にちびちびやることをオススメするお酒ですね、ゆくゆくは私もこっち系にシフトする時がくるのかなあ。

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名称:扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 27BY
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:15%
日本酒度:+3.5
蔵元情報:株式会社桑原酒造
購入価格(税抜):1,551円/720ml
購入した酒屋さん:リカーズのだや(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

●リカーズのだやさん外観。良い雰囲気出てますね~、流石谷根千。
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2017年10月09日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

李白 「如月」 純米吟醸 生

本日の家飲み 李白 「如月」 純米吟醸 生

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 島根県松江市のお酒です。
 外飲みは経験あったかと思いますが、家飲みは初めてで、ブログでも初登場。

 こちらも、前回の浦霞同様、シマヤ酒店さんでの購入酒です。
 同店ではまず広さに圧倒されたわけですが、品揃えもやはり素晴らしかったですね。
 特に菊姫が10年以上前から各種ビンテージが揃っていたのが圧巻でした、また個人的には寿喜心が多数並んでいたのが嬉しいところでした、いやあわかる人はわかるんですよええ。
 「お酒ミライ Tシャツ屋の日本酒ブログ」さんも「夏休みはここに行くべき!僕が勧める日本酒専門酒屋4選!」で取り上げている通り、日本酒好きなら一度は訪問して損はないお店かと思います。

 今回は島根の雄、李白の生酒をセレクトしました、地場の実力蔵の生酒ということで、前回の続きという感じですね。
 スペックは山田錦55磨きの生酒、ただ製造が12月で開栓7月なので、ちょっと生熟コンディションです。
 (後、何気に艦これ銘柄ですね、劇場版ヒロインの。)

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 上立ち香はバニラとセメダインが混じったようなキリリとした香りがそこそこに。
 含むと、舌に独特な引っ掛かりを残す渋味(?)を纏った引き締まった旨味が力強く入ってきて、尻上がりに強まるキリリとした辛さで強烈に引き締まりながら勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やっぱり若干バニラ的な風味のある、甘味控えめながらキツさが抑えられた、飲みがいとスルスル進む飲みやすさを両立させた印象のもの。
 後味は渋辛でスッキリとキレます。

 生の辛口酒の王道を行くような、キリリと引き締まりつつ、旨味もしっかり味あわせてくれるお酒でした。
 やっぱり山陰らしい筋肉質な引き締まりがありますね、まあむしろ李白はその代表格というべきなのでしょう。
 私にはちょっと物足りない印象もありますが、この方向性だからこそ好きな人は多いと思います。
 李白、次はまた別のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:李白 「如月」 純米吟醸 生
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:15~16%
日本酒度:+3
蔵元情報:李白酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 李白 純米吟醸

2017年09月10日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

開春 純米生もと仕込 西田 生原酒

本日の家飲み 開春 純米生もと仕込 西田(にした) 生原酒

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 島根県大田市温泉津町のお酒です
 家飲みは初めてですが、外飲みは確かあったような…

 開春については、「お酒ミライ Tシャツ屋のお酒ブログ」さんが以前アップしている、「寛文の雫」という超イロモノ酒のレビューが印象深く残っています。
 非常にリアリティのある表現で興味はそそられるのですが、一升瓶を買う勇気は私にはありませんでした…(笑)
 というか個人売りする気があるならこういうイロモノ系で一升瓶オンリーはちょっといかがなものかとおもいますね、個人的には木戸泉が「アフス」を500ml瓶で売っていることこそ正しい(消費者目線の)姿勢だと思っております。

 というわけで、今回セレクトしたのは非変態系(笑)の純米生もと生原酒、といいつつ酵母無添加なんでありきたりなスペックではないですね。
 西田というのは、使用米の生産地区(大田市温泉津町西田地区)の名前で、蔵のすぐ近くのようです。
 裏ラベルには生産者名の記載もあり、お米の調達に関する意識の高さを感じさせます。

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 上立ち香はいかにも生もと的なクリームチーズ的発酵食品の香りがそこそこに。
 含むと、酸と辛さでしっかりと引き締まった印象の旨味が、しかしキツくない丸みのある口当たりで入ってきて、最後まで引き締まりを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、酸味にコーティングされた米の旨味といった趣の、まろやかさとピリリ感を両立させた感じの複雑なもので、全体としてはやっぱり男酒的な筋肉質な印象が残ります。
 後味は辛さが引き取ってガッツリしっかりとキレます。

 甘さ控えめで酸が主張しながらも、どこかお米の優しさも感じさせるような、懐の深いお酒でした。
 この引き締まり方はいかにも山陰の生もと酒って感じですね。
 こういうお酒こそ、万能食中酒といえるのじゃないでしょうか、正直淡麗辛口などより料理を選ばない晩酌向けのお酒かと思います。
 開春、次はまた別スペックをいただいてみたいと思います(寛文の雫は四合瓶が出たら検討)。

 燗をつけると…いやあ想像通りピリピリ感は増しますね…、ただ旨味も太くなっていい感じで拮抗しています。
 このお酒は正直冷酒・常温・燗、どれでも楽しめるので、自分の好みの温度を探すのも面白いと思いました。

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名称:開春 純米生もと仕込 西田 生原酒
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:+5
蔵元情報:若林酒造有限会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年08月31日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 28BY

本日の家飲み 智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 28BY

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 島根県安来市のお酒です。
 同銘柄の登場は2回目ですね。

 前回(27BY)をいただいてからそんなに時間が経っていない印象ですが、印象深い旨さであったので今期も購入しました。
 購入した「うえも商店」さんの店頭では、確かスタッフの方が実際現地に行って詰めて来たというような記載のPOPがついていたので、限りなくPBに近い商品と言えるでしょう。
 同店では他にも数銘柄で同様の直汲み商品を扱っていたかと思います、しっかり蔵元と信頼関係を築いている証左かと思いますね。

 最近恒例(?)の蔵元ホームページチェックをしてみると、案の定この「智則」は影も形もないですね(通常銘柄は出雲月山)。
 そして、取り扱い店一覧があるのは素晴らしいのですが、うえも商店さんが無い…(記事作成時現在)、うーん何とも残念。
 スペックは基本的に前回から変更無いようです、地元の酒米「佐香錦」を55%まで磨いた無濾過生原酒になります。

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 上立ち香はフレッシュかつとにかく濃厚な感じの果実の甘い香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ透明感のある甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、そこそこのガス感とほんの少々の苦味で輪郭を整えつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり洋梨的なインパクトのある甘旨味を主役に据えつつ、良い意味での青さ、硬さがあって、ガス感と苦味も相まってどんどん飲み進んでしまう魅力があります。
 後味は、やはり酸苦が引き取る感じで、しっかりとキレます。

 濃厚な甘味、上品な透明感、ガス感によるインパクトなどなどの魅力を、ストレートかつ高次元で味あわせてくれる、極めて完成度の高い芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 いやあやっぱり安定感ありますね、私の好みどストレートです。
 ただ個人的にちょっと失敗したかなと思う点は、購入してから少し家で寝かせちゃったんですよね(2月購入、4月開栓)、せっかくの直汲みなのでやはり即開栓でいただいたほうが面白かったかもと思ったりします。
 ともかく、智則は信頼を置ける銘柄の一つとして、今後も追い続けたいと思いました。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(出荷日違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1762.html

名称:智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:17%
日本酒度:+1.0
蔵元情報:吉田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,713円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年06月22日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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