扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 27BY

本日の家飲み 扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 27BY

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 島根県益田市のお酒です。
 外飲みは経験ありますが、家飲み・ブログでの登場は初めてですね。

 このお酒は、初訪問した千駄木の酒屋さん「リカーズのだや」さんで購入しました、会社帰りに散歩がてら立ち寄れるお店の新規開拓の一環ですね。
 お店のホームページは更新停止状態で何か廃墟みたいになってますが、Facebookではこまめに入荷やイベント告知情報を掲載しているようです。
 取り扱い銘柄的には、とにかく熟成に向くお酒が多い印象、神亀とか日置桜とかの「そっち系」ですね、後は和ワインに力を入れているとか。
 日本酒売り場としても、冷蔵庫以上に常温棚の方がオーラを発していた(笑)ので、そこから今回のお酒をセレクトしました。

 今回いただくのは、「そっち系」の聖地ともいえる山陰のお酒ですが、スペック的には佐香錦55磨きの火入れ速醸約1年熟成とわりと大人しめ。
 個人的にはまだまだ熟成系を飲み慣れていないため、初心者向けっぽい気がしたこちらをセレクトした次第です。
 とはいえ実際常温棚の加水火入れ酒は滅多に飲まないので、私としてはかなりのチャレンジ。

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  (今回は最初から常温)
 上立ち香はやはり熟感があるものの、若干果実的な印象を伴った濃い香りがそこそこに。
 含むと、やはりハッキリと熟していながら割りとクセを感じない印象の程よい濃度の旨味がスルスルと入ってきて、加水的な軽さを感じさせつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いわゆる常温保存の日本酒に有りがちな米の旨味と熟成香が混じったものなのですが、特筆すべきはその純度と程よい密度でしょう、老ねを感じさせずに程よくスルスルと飲める濃度は一つの完成形を感じさせます。
  後味はほんのりと辛さを舌先に感じさせつつ、非常に優しくキレます。

 個人的にはこういう系のお酒はもっとドッシリしているイメージがあったのですが、良い意味での軽さもあって、きっと加水の仕方が旨いんだろうなあという印象を受けたお酒でした。
 やはり旨味自体は伝統的というか、最近の流行り系とは一線を画していますが、そちらに慣れている私でもあまり飲みづらさを感じない、まさに入門用として相応しいお酒でしたね。
 扶桑鶴、今後はまた別のスペックもいただいてみたいと思います。

 ちなみに開栓後1ヶ月常温放置で全く崩れません。
 さらには燗をつけても芯の部分は変わらないような…
 個人的には、常温で気楽かつ優雅にちびちびやることをオススメするお酒ですね、ゆくゆくは私もこっち系にシフトする時がくるのかなあ。

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名称:扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 27BY
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:15%
日本酒度:+3.5
蔵元情報:株式会社桑原酒造
購入価格(税抜):1,551円/720ml
購入した酒屋さん:リカーズのだや(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

●リカーズのだやさん外観。良い雰囲気出てますね~、流石谷根千。
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2017年10月09日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

李白 「如月」 純米吟醸 生

本日の家飲み 李白 「如月」 純米吟醸 生

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 島根県松江市のお酒です。
 外飲みは経験あったかと思いますが、家飲みは初めてで、ブログでも初登場。

 こちらも、前回の浦霞同様、シマヤ酒店さんでの購入酒です。
 同店ではまず広さに圧倒されたわけですが、品揃えもやはり素晴らしかったですね。
 特に菊姫が10年以上前から各種ビンテージが揃っていたのが圧巻でした、また個人的には寿喜心が多数並んでいたのが嬉しいところでした、いやあわかる人はわかるんですよええ。
 「お酒ミライ Tシャツ屋の日本酒ブログ」さんも「夏休みはここに行くべき!僕が勧める日本酒専門酒屋4選!」で取り上げている通り、日本酒好きなら一度は訪問して損はないお店かと思います。

 今回は島根の雄、李白の生酒をセレクトしました、地場の実力蔵の生酒ということで、前回の続きという感じですね。
 スペックは山田錦55磨きの生酒、ただ製造が12月で開栓7月なので、ちょっと生熟コンディションです。
 (後、何気に艦これ銘柄ですね、劇場版ヒロインの。)

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 上立ち香はバニラとセメダインが混じったようなキリリとした香りがそこそこに。
 含むと、舌に独特な引っ掛かりを残す渋味(?)を纏った引き締まった旨味が力強く入ってきて、尻上がりに強まるキリリとした辛さで強烈に引き締まりながら勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やっぱり若干バニラ的な風味のある、甘味控えめながらキツさが抑えられた、飲みがいとスルスル進む飲みやすさを両立させた印象のもの。
 後味は渋辛でスッキリとキレます。

 生の辛口酒の王道を行くような、キリリと引き締まりつつ、旨味もしっかり味あわせてくれるお酒でした。
 やっぱり山陰らしい筋肉質な引き締まりがありますね、まあむしろ李白はその代表格というべきなのでしょう。
 私にはちょっと物足りない印象もありますが、この方向性だからこそ好きな人は多いと思います。
 李白、次はまた別のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:李白 「如月」 純米吟醸 生
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:15~16%
日本酒度:+3
蔵元情報:李白酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 李白 純米吟醸

2017年09月10日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

開春 純米生もと仕込 西田 生原酒

本日の家飲み 開春 純米生もと仕込 西田(にした) 生原酒

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 島根県大田市温泉津町のお酒です
 家飲みは初めてですが、外飲みは確かあったような…

 開春については、「お酒ミライ Tシャツ屋のお酒ブログ」さんが以前アップしている、「寛文の雫」という超イロモノ酒のレビューが印象深く残っています。
 非常にリアリティのある表現で興味はそそられるのですが、一升瓶を買う勇気は私にはありませんでした…(笑)
 というか個人売りする気があるならこういうイロモノ系で一升瓶オンリーはちょっといかがなものかとおもいますね、個人的には木戸泉が「アフス」を500ml瓶で売っていることこそ正しい(消費者目線の)姿勢だと思っております。

 というわけで、今回セレクトしたのは非変態系(笑)の純米生もと生原酒、といいつつ酵母無添加なんでありきたりなスペックではないですね。
 西田というのは、使用米の生産地区(大田市温泉津町西田地区)の名前で、蔵のすぐ近くのようです。
 裏ラベルには生産者名の記載もあり、お米の調達に関する意識の高さを感じさせます。

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 上立ち香はいかにも生もと的なクリームチーズ的発酵食品の香りがそこそこに。
 含むと、酸と辛さでしっかりと引き締まった印象の旨味が、しかしキツくない丸みのある口当たりで入ってきて、最後まで引き締まりを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、酸味にコーティングされた米の旨味といった趣の、まろやかさとピリリ感を両立させた感じの複雑なもので、全体としてはやっぱり男酒的な筋肉質な印象が残ります。
 後味は辛さが引き取ってガッツリしっかりとキレます。

 甘さ控えめで酸が主張しながらも、どこかお米の優しさも感じさせるような、懐の深いお酒でした。
 この引き締まり方はいかにも山陰の生もと酒って感じですね。
 こういうお酒こそ、万能食中酒といえるのじゃないでしょうか、正直淡麗辛口などより料理を選ばない晩酌向けのお酒かと思います。
 開春、次はまた別スペックをいただいてみたいと思います(寛文の雫は四合瓶が出たら検討)。

 燗をつけると…いやあ想像通りピリピリ感は増しますね…、ただ旨味も太くなっていい感じで拮抗しています。
 このお酒は正直冷酒・常温・燗、どれでも楽しめるので、自分の好みの温度を探すのも面白いと思いました。

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名称:開春 純米生もと仕込 西田 生原酒
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:+5
蔵元情報:若林酒造有限会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年08月31日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 28BY

本日の家飲み 智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 28BY

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 島根県安来市のお酒です。
 同銘柄の登場は2回目ですね。

 前回(27BY)をいただいてからそんなに時間が経っていない印象ですが、印象深い旨さであったので今期も購入しました。
 購入した「うえも商店」さんの店頭では、確かスタッフの方が実際現地に行って詰めて来たというような記載のPOPがついていたので、限りなくPBに近い商品と言えるでしょう。
 同店では他にも数銘柄で同様の直汲み商品を扱っていたかと思います、しっかり蔵元と信頼関係を築いている証左かと思いますね。

 最近恒例(?)の蔵元ホームページチェックをしてみると、案の定この「智則」は影も形もないですね(通常銘柄は出雲月山)。
 そして、取り扱い店一覧があるのは素晴らしいのですが、うえも商店さんが無い…(記事作成時現在)、うーん何とも残念。
 スペックは基本的に前回から変更無いようです、地元の酒米「佐香錦」を55%まで磨いた無濾過生原酒になります。

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 上立ち香はフレッシュかつとにかく濃厚な感じの果実の甘い香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ透明感のある甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、そこそこのガス感とほんの少々の苦味で輪郭を整えつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり洋梨的なインパクトのある甘旨味を主役に据えつつ、良い意味での青さ、硬さがあって、ガス感と苦味も相まってどんどん飲み進んでしまう魅力があります。
 後味は、やはり酸苦が引き取る感じで、しっかりとキレます。

 濃厚な甘味、上品な透明感、ガス感によるインパクトなどなどの魅力を、ストレートかつ高次元で味あわせてくれる、極めて完成度の高い芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 いやあやっぱり安定感ありますね、私の好みどストレートです。
 ただ個人的にちょっと失敗したかなと思う点は、購入してから少し家で寝かせちゃったんですよね(2月購入、4月開栓)、せっかくの直汲みなのでやはり即開栓でいただいたほうが面白かったかもと思ったりします。
 ともかく、智則は信頼を置ける銘柄の一つとして、今後も追い続けたいと思いました。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(出荷日違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1762.html

名称:智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:17%
日本酒度:+1.0
蔵元情報:吉田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,713円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年06月22日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

誉池月 しぼりたて 純米 木槽しぼり おりがらみ生原酒 ハーブ米コシヒカリ

本日の家飲み 誉池月 しぼりたて 純米 木槽しぼり おりがらみ生原酒 ハーブ米コシヒカリ

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 島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)のお酒です。
 ブログでの登場は二回目ですね。

 このお酒、なかなかに洒落たデザインも素敵ですが、特筆すべきはそのラベルの情報量だと思います。
 裏ラベルにビッシリと記載された数値情報も素晴らしいですが、特に重要なのはちゃんと「ハーブ米」の解説を書いているところですね(記事下写真参照)。
 やっぱりこういうこだわりポイントはしっかり買い手に伝えて初めて「売り」になるということを、蔵元さんは意識すべきだと思いますよええ。
 そしてその情報媒体として一番重要なのは、(ライバル銘柄が隣に並ぶ)店頭でチェックできる「ラベル」であろうと、個人的には思います。
 (かの新政が売れた要因の一つには、裏ラベルの文章を通じた情報発信があるんじゃないでしょうか)

 閑話休題、今回いただくのはそのハーブ米コシヒカリを60まで削って醸された新酒になります。
 数値的には、日本酒度+10が目を引きますね、ここまで高くなると流石にハッキリ「辛口」な味わいが想像されます(実はこの点には買ってから気づきました…、普通私は買わないレベルの数値です)。
 コシヒカリとはいえ飯米だからか、割とお安いのはありがたいところ。

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 上立ち香は酸とアルコールを感じるキリッとした香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸の効いた旨味がキリリと入ってきて、アルコール的な辛さを感じさせつつ、最後まで引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さ僅少でまさに「ドライ」という形容が思い浮かぶ筋肉質なもので、そこに強めの酸、ほんのりとした苦味が相まって徹底的に鋭角な感じなのですが、細くはなくしっかり味は出ていますね。
 後味はその印象のまま力強くキレます。

 酸辛で極めて引き締まった味わいが印象的な、古臭さのないスーパードライ日本酒でした。
 なんとなく島根のお酒にはこういう引き締まった男酒が多いような気がしますね。
 ただ、結構味が多かった前回とは、正直まったく違った印象を受けました、こりゃ後何本か買わないと銘柄の特徴は掴めないかも…
 誉池月、次はまた違ったスペックをいただきたいと思います。

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名称:誉池月 しぼりたて 純米 木槽しぼり おりがらみ生原酒 ハーブ米コシヒカリ
精米歩合:60%
使用米:コシヒカリ
アルコール度:18~19度
日本酒度:+10
蔵元情報:池月酒造株式会社
購入価格(税抜):1,227円/720ml
購入した酒屋さん:大阪屋酒店(吉祥寺)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 誉池月 純米

2017年06月14日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒

本日の家飲み 玉櫻 純米生 とろとろにごり酒

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 島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)のお酒です、よ、読めない…。
 ブログでは初登場ですね、外飲み経験も確かなかったと思います。
 にごり酒特集の9本目、トリを飾るお酒であり、今回のMVPとしたい1本です。

 こちらは尾久の「伊勢元酒店」さんで購入したお酒になります。
 同店の店頭にはにごりだけでも数種類あったので、店番をしていた奥様にオススメを尋ねたところ、これを強く推してくれたので購入しました。
 最初は他の銘柄のにごりを指して「甘旨系のにごり酒を探しているんですが、これなんかどうでしょう?」と聞いたのですが、「それは酸が強くて違うと思います。甘旨系ならこっちの玉櫻が良く、どんどん飲めます。」という旨の助言を受け、セレクトした次第です。
 実際こういう風にハッキリと言ってくれると助かりますね、特にお酒の「マイナス情報」を伝えることを躊躇わないお店は良いお店という印象があります。
 
 しかもこのお酒は4合瓶で約1,200円とリーズナブル、高い酒を売りつけてやろうというようなお店とは全く違います。
 精米歩合は70で、度数は14度とにごり酒としては一般的な水準。
 なんというか、ネーミング、佇まいともにどこかの土産物屋にでも置いてありそうな無造作感があります。

 こちらも穴開き栓。
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 上立ち香はガス混じりの、お米の甘さを感じる香りがそこそこに。
 含むと、濃いオリでトロリとした旨味が、強めのガスと絶妙にせめぎ合って粉っぽさを打ち消しつつ、最後まで濃厚なまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、しっかりとしたお米の旨味に若干マスカット的な甘味もあって、非常に飲みごたえがあるのですが、強めのガスと裏方の酸苦がちゃんと仕事をして、グイグイイケてしまう危険さがありますね。
 後味は流石に少し粉っぽさはあるものの、ガスと酸でダレずに引き上げます。

 高級酒とはまた違った、あまり磨いていないお酒ならではの力強い甘旨味と、ガス・酸苦味・低アルコールによる良い意味での「飲みやすさ」をしっかり両立させた上で融合させたような、極めて完成度の高い甘旨系にごり酒でした。
 あまり評判を聞いたことがないお酒でしたが、私の中では而今のにごりに次ぐか、匹敵するレベルの当たり酒です、コスパについては超えるかも…
 甘さが本当に心地良いですね…、トロリとした口当たりとガス感がいい具合に引き立て合うベストコンディションで飲めたのも大きいと思います(穴開き栓なので今後そのあたりは心配ですが)
 玉櫻、とりあえずにごりは来年も買いたいですし、他のスペックも試してみたいと思いました。

 二日目、ガスが抜けたらどうなるかなあと思ったのですが、意外とダレませんね。
 今度は酸が表に出てしっかり引き締めます、いやあ良くできてますよ本当、脱帽です。

 今回のにごり酒特集については、明日簡単に振り返る記事を更新する予定です。

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名称:玉櫻 純米生 とろとろにごり酒
精米歩合:70%
使用米:五百万石
アルコール度:14%
日本酒度:不明
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,203円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年04月15日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒

本日の家飲み 智則(とものり) 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 

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 島根県安来市のお酒です。
 外飲みは何度かしております、家飲みについては後述。

 こちらを醸す吉田酒造の通常ブランドは、当ブログで以前に生熟酒を紹介した「出雲月山」になります。
 智則は、造り手の「吉田智則」氏の名前を冠した限定ブランドですね。
 造り手の名前を元ネタにした限定ブランドはぱっと思いつくだけでも「一博」「慶樹」「克正」、苗字だと「山本」「農口」「原田」などがあり、ネーミングとしてはありがちなパターンかと思います。
 が、ある意味究極の生産者表示であり、一種の矜持を込めた名前であるからか、全体的にレベルの高いお酒が多いなあというのが個人的印象ですね。
 この智則も各所の評判は良く、外飲みでの印象も素晴らしかったので前から狙っていたのですが、見かけるのが一升瓶ばかりだったこともあり、ここまで購入が遅れてしまいました。
 
 スペック的には直汲み・中取りといういかにも限定品らしい部分が目を引きます。
 使用米は、島根のお酒にはちょくちょく見る「佐香錦」。

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 上立ち香は濃厚フレッシュなリンゴ系果実の香りが結構強めに。
 含むと、無茶苦茶華やかながらキツさ押さえ目の甘旨味が少々のガス感を伴いつつブワッと口中に広がって、そこから若干様相が変わった苦味混じりの旨味がゆっくりと染み出してきます。
 味わいは、リンゴか洋梨といったフレッシュな甘味が主役で、直汲みらしいガス感、中取りらしい透明感を兼ね備えており、旨味をしっかりと噛み締めながらもスイスイ飲んでしまいます。
 後味はガスと苦みで素直にキレます。

 今風の日本酒らしい甘旨味に、直汲み・中取りらしいスペシャル感を添えて、バッチリと楽しませてくれる旨酒でした。
 いやあ、こりゃ旨いっすわ…、一升瓶で買っても後悔無しというかむしろハッピー。
 個人的にはこういう「流行り」っぽいお酒こそ、全体の完成度で差がつく気がしていて、このお酒はその意味で非常にハイレベルだと感じました。
 次はまた智則を買うか、久しぶりに出雲月山にするかが迷いどころです。

 ちなみにこういうお酒にしては珍しく、注いでからガスが抜け、温度が上がっても、バランスが崩れませんね。
 口当たりが柔らかくなるのでこちらが好みの方も多いでしょう。
 ただ完全に常温までいっちゃうと、アルコールのキツさが出てくるので個人的には注意かと思いました。

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-782.html

名称:智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+1.0
蔵元情報:吉田酒造株式会社
購入価格(税抜):3,200円/1,800ml
購入した酒屋さん:うえも商店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年09月09日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

トヨノアキ ミドリ 特別純米 生詰原酒

本日の家飲み トヨノアキ(豊の秋) ミドリ 特別純米 生詰原酒

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 島根県松江市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは通常銘柄「豊の秋」を醸す蔵元の限定品シリーズで、ホームページによると「この度始まった「トヨノアキ」シリーズは、「島根の人・水・米・技術で酒を造る」というローカルなものづくりとその価値にいま一度目を向け、日本酒を通じて島根らしさを広く外に向けて発信していくことを目指しています。」とのこと。
 まあ見た目からして特徴的ですね、瓶を遮光袋で包み、点描(?)で銘柄を記したその外見は、最近の地酒ラベルと並んでいても目を引きます。
 ちなみに遮光袋からは出さないままで使うことを前提にしているらしく、しっかりと固定されています、下に無理やり取り出した写真も載せましたが、瓶にはスペックを記載したラベルが貼ってあるのみ。

 そして裏ラベルでは、島根で誕生した酒米「改良雄町」を利用していることと、それに対する思い入れが記載されています。
 トヨノアキにはもう一つ「アカ」もあって、そちらは島根県産五百万石を使っているようですね、酒屋さんには二つ並んで置いてあったのですが、店長さん曰くミドリの方が今風の味わいとのことだったので、こちらをセレクトしました。

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 上立ち香は多少メロンぽい果実香がそこそこに。
 含むと、程よく熟した甘旨味がトロリと入ってきて、若干の青臭さを伴って徐々に引き締められつつ染みこんできます。
 旨味は香りの印象通りのメロン系の青い甘味が主役、濃厚で素直ではあるのですが、若干のキツさも感じます。
 後味はその青さの締め付けでしっかりとキレます。

 生詰原酒のイメージどおり、程良い青さと濃さを両立させたお酒でした。
 上ではキツいとも書きましたが、新酒でありがちなようにバランスが崩れるほどのキツさでもなく、うまいこと甘味をダレさせない役割を果たしている気もします。
 そしてミドリというだけあって、カラー通りのイメージのお酒でもありますね。
 トヨノアキ、今後の活躍に期待したいと思います。

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名称:トヨノアキ ミドリ 特別純米 生詰原酒
精米歩合:58%
使用米:改良雄町
アルコール度:17度
日本酒度:不明
蔵元情報:米田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,420円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年01月31日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

誉池月 純米 山田錦 無濾過生原酒 木槽しぼり 25BY

本日の家飲み 誉池月(ほまれいけづき) 純米 山田錦 無濾過生原酒 木槽しぼり

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 島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)のお酒です、これまた難しい読みですね…
 家飲み、外飲み含め、確か初めていただきます。

 引き続き秋にいただいた生熟酒の紹介です。
 といいつつ、こちらは25BYなので1年以上熟成されていますね、蔵と酒屋両方で結構な年月を経ているお酒です。
 こちらも吉祥寺の大阪屋さんでの購入なのですが、凄いのはその販売元が裏ラベルに印字されていることでしょう。
 お酒の流通はなかなか難しいものらしく、時にブローカーが介在して蔵元さんの意図に反する売られ方をされることもあるようですが、ここまでやってしまえば問題はほぼ無くなるのではないでしょうか。

 スペック的には山田錦を60まで削りつつ「純米」を名乗っているところにこだわりを感じます。
 裏ラベルには詳細がびっしり…この情報公開姿勢は素晴らしいのひとことですね。
 ちなみに蔵元ホームページも簡潔ながら充実しています、特に特約店一覧があるのが素晴らしい!

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 上立ち香はバランスが良く濃厚な吟醸香がそこそこに。
 含むと、濃厚でトロリとした甘旨味がぐわっと入ってきて、絡みつく苦酸味によってギリギリの線で輪郭を保ちつつ、力強く染みこんできます。
 旨味はやはり完熟果実の甘酸味が主役で、なんというかスモーキーさもある感じ、そして苦味も力強く全体的ににぎやかな味わい。
 後味は辛さも出てきて、しっかりとキレます。

 五味がそれぞれ遠慮無く主張しつつ、ギリギリながらもちゃんとバランスを保った芳醇旨酒でした。
 最初の一杯は少したじろぐような個性なのですが、少し慣れてくるとクセになりそうな味わい。
 何気にこういうお酒は味が濃い料理にも負けないところもありがたいです(ソースとか)。
 ただ、肩ラベルの「華麗」という表現には疑問も…、まあそれは他銘柄と比べるからなのでしょうけど。
 誉池月、確固としたスタイルを持つ銘柄として、今後注目したいと思います。

 裏ラベルでは否定されていますが、なんとなくイケそうだったので燗も付けてみると、バッチリ柔らかく、クセが抑えられました。
 うーむ、だいたい香り系以外のお酒で、ある程度熟していれば生だろうが余裕で燗映えしますね。

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名称:誉池月 純米 山田錦 無濾過生原酒 木槽しぼり
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:池月酒造株式会社
購入価格(税抜):1,359円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 誉池月 純米

2015年12月15日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

出雲富士 純米吟醸 佐香錦 無ろ過生原酒

本日の家飲み 出雲富士 純米吟醸 佐香錦 無ろ過生原酒

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 その名の通り島根県出雲市のお酒です。
 外飲みでは何度かいただいていますが、確か家飲みは初めて。

 このお酒が使っている「佐香錦」というお米については、以前ヤマサン正宗の記事のときに触れました
 確かこのお酒を買うときには同じく島根の酒米である「改良雄町」を使った純米吟醸も隣にあったのですが、迷った末にこちらにした次第です(理由はフィーリング)

 ところで、裏ラベルによるとこのお酒は6%分だけ、山田錦を使っているようです。
 (酒母)との記載があるので、麹から酒母を造るときに追加するお米だけ山田錦を使っている…、ということなのでしょうか。
 麹米と掛米が違うというのはよくあるパターンなのですが、酒母造りのときだけ変えるというのはどういう意図なのか気になるところです。

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 上立ち香は生っぽいフルーティーな吟醸香が強めに。
 含むと、柔らかい印象の濃厚な甘旨味が固まりで入ってきて、優しさを保ちながら少しずつ溶け出してきます。
 旨味は程よく味わいの乗った、フルーツが添えられた砂糖菓子のような上品な甘味が主役で、酸渋は完全に裏方に回っている印象。
 後味も刺激少なめで、しかし綺麗に引き上げていきます。

 綺麗に円熟して荒さがなく、かつ熟し過ぎない素晴らしい塩梅の無濾過生原酒らしい芳醇旨酒でした。
 蔵元さんが自信を持ってこの時期に出してきたんだろうなあと、非常に納得感のある完成度です。
 やっぱり自分はこういうお酒が好きだなあ…、結局ひやおろし等よりきちんと寝かせた生原酒の方が魅力的なお酒が多い気がします。
 出雲富士は今後も追っていこうと思います。

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(参考)「日本酒感想日記」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-662.html

名称:出雲富士 純米吟醸 佐香錦 無ろ過生原酒
精米歩合:55%
酒米: 佐香錦:94% 山田錦:6%(酒母)
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:富士酒造合資会社
購入価格(税抜):1,486円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2014年12月13日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

蒼斗七星 純米吟醸 神の舞58 雫取り斗瓶囲い

本日の家飲み 蒼斗七星 純米吟醸 神の舞58 雫取り斗瓶囲い

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 島根県安来市のお酒です。
 私は何度かいただいていますが、ブログでは初めてですね。

 蒼斗七星は名前も洒落ていますが、目を引くのは奇抜ともいえるラベルデザインです。
 ラベルの形自体をこれだけ変えるのはかなり珍しいでしょう、しかもブルーボトル。

 そしてこのお酒はスペック的にも色々と面白いです。
 まずは通常のお値段ながら「雫取り斗瓶囲い」という贅沢な仕様。
 そして「神の舞(かんのまい)」というあまり聞かない酒米を使っています。
 ちょっと調べるとこのお米は五百万石と美山錦を掛け合わせた島根県産の酒造好適米のようですね。
 前に紹介した「佐香錦」同様、神様のお膝元らしいネーミングと言えるでしょう。

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 上立ち香は割りとフレッシュな感じの吟醸香がそこそこに。
 含むと、まず透明感の有る旨味がスルっと入ってきて、徐々に出てくる渋辛とともに、輪郭を保ったまま染みこんできます。
 旨味は甘さ控えめながら、しっかりとした味わいがありキリッとした印象。
 後味は辛さが引き取ってバッチリキレますね。

 確かな味わいと、とても心地よい旨味の透明感、そして見事なキレを兼ね備えたお酒でした。
 「無濾過」「無加水」「雫取り斗瓶囲い」ということに寄せてしまう期待に見事に応えています、完全にお値段以上の味わいといえるでしょう。
 最初の一杯はスルっと入ってしまうのですが、飲み進めるたびに良さが染み透ってくる感じですね。

 また、初日より二日目のほうが甘味が出てきて旨く感じました。
 これは完成度高いなあ…、「お気に入りに追加」します。
 ただ、スペック的にはちょっと反則(?)な限定品なので、次は他のものをいただいてみようと思います。

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名称:蒼斗七星 純米吟醸 神の舞58 雫取り斗瓶囲い
製法情報:無濾過原酒
精米歩合:58%
酒米:神の舞
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:青砥酒造株式会社(島根県安来市)
製造年月:2013/10(24BY)
購入価格(税込)1,575円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2013年12月01日 島根の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

ヤマサン正宗 純米吟醸 佐香錦 おりがらみ生

本日の家飲み ヤマサン正宗 純米吟醸 佐香錦 おりがらみ生

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 島根県は出雲のお酒です。
 島根県は「出雲杜氏」の存在もあって、実は結構の酒処のようですね。
 出雲月山・出雲富士・死神(加茂福)・蒼斗七星などなど、首都圏の居酒屋でも結構見るように思えます。

 このお酒は、そんな島根県産の酒米である「佐香錦」を使っています。
 島根の酒蔵がかなり積極的に使っているこのお米は、同県の「佐香神社」から名前をとっているのだそう。
 佐香神社の別名は松尾神社ということで、お酒の神様「久斯神(くすのかみ)」を主祭神としています。
 日本神話の香り漂う素敵なネーミングだと思います。

 さて、お酒は酒屋さんが特に希望して特別に詰めてもらったという限定品のおりがらみです。
 実際相当な濃度で白濁しておりますね。

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 上立ち香はわりと柔らかなアルコール臭がほんの少し。
 含むと、おりがらみらしいまろやかな口当たりで、甘旨味は少し遅れてやってくる感じです。
 旨味はとろみを感じるような甘味が中心ながら、裏で渋味が仕事をしてギリギリだれない感じ。
 フルーティーというか、熟した果実のような落ち着いた甘味が心地良い。
 酸味もバランスが良く、典型的な芳醇旨口おりがらみ酒といったところです。
 しかし、面白いぐらいに後味はスッキリしてますね、喉越しには辛さの刺激すら感じるのが面白いです。

 しっかりと個性のある、フレッシュかつ完熟の濃厚芳醇旨口酒でした。
 おりがらみにすることによって、その個性の魅力が増しているように感じます。
 やはり地場産の酒米にこだわりを持ち、それを使いこなしている酒蔵さんには敬意を感じます。
 いつか他のスペックも飲んでみたいところです。

 ちなみに、これも燗をつけてみました。
 旨味は相変わらずですが、ちょっと苦味が先に立つ感じでキツいかなあ。
 個人的には、冷やの方が好きかも。

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名称:ヤマサン正宗 純米吟醸 佐香錦 おりがらみ生
製法情報:無濾過生原酒 おりがらみ
精米歩合:60%
酒米:佐香錦
アルコール度:17~18%
酵母:9号系
日本酒度:-1
蔵元情報:株式会社酒持田本店(島根県出雲市)
製造年月:2013/1(24BY)
購入価格(税込)1,650円/720ml
お気に入り度:7.9/10

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2013年05月28日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

王祿 超辛純米 本生 23BY

王祿 超辛純米 本生 23BY

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 こだわりの蔵という印象がある、王祿です。
 私は「辛口」を謳うお酒は家飲みにはほとんど選ばないのですが、以前外飲みでこの「超辛純米」をいただいた時にかなりいい印象を受けたので、今回セレクトしてみました。

 日本酒度は+9.4、数値的には本当に超辛ですね。
 無濾過生ながら、H23BYで製造年月がH24/10と明記していることから、搾ってから結構な期間を蔵元熟成させたものと思われます。
 蔵元熟成と売れ残り熟成では意味合いがまったく変わってくるので、このように明記してあるとありがたいところです。

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 上立ち香はスッキリとした吟醸香がほんのりと。
 含むと、贅肉を削ぎ落したかのような甘さ控えめの旨味が、渋味によって輪郭を整えたままじわじわと来ます。
 旨味は超辛純米の名前どおりの引き締まった印象ですが、淡麗というわけではなく強めの渋酸味がその特徴を出しています。
 なお、新酒のような荒々しさや、反対側の熟成感は共に感じられません、おそらくこれが蔵元さんの意図した丁度良い塩梅なのでしょう。
 後味は若干の渋味が受け持ち、当たり前のようにスパっとキレます。

 濃厚ながらとにかく引き締まった旨味が特徴の一本でした。
 辛さも日本酒度から想像されるような強烈で口が痛くなるタイプではなく、生酒らしい口当たりのやわらかさも感じさせる心地良いものです。
 タイプとしては宝剣に似たものを感じました。

 如何せん甘さ控えめなので個人的ストライクゾーンからはちょっと外れるのですが、好きな人は惚れ込みそうな個性があります。
 居酒屋とかで甘さ中心のお酒の合間にアクセント的に飲むとより良いかなと思いました。

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名称:王祿 超辛純米 本生 23BY
製法情報:無濾過生酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15.5%
酵母:不明
日本酒度:+9.4
蔵元情報:王祿酒造有限会社(島根県東出雲町)
製造年月:2012/10(23BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:7.6/9.0

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タグ: 王祿 純米

2013年03月15日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

出雲月山 寒熟 純米吟醸 無濾過生原酒 改良雄町

本日の家飲み 出雲月山 寒熟 純米吟醸 無濾過生原酒 改良雄町

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 「熟成」というものは日本酒の世界においても奥深く、ある意味やっかいなものだと個人的には思っています。
 確かに熟成で味が乗ってくるというのもわかるのですが、私は基本的にいわゆる熟成香というものが好きでないため、好きな銘柄でもちょっとそれが混じるとげんなりしてしまうのです。

 そんな自分でも、かなり信頼を置いているのが「蔵元氷温熟成」というキーワードです。
 まず蔵元さんがはっきりと狙っている時点で、酒屋さんの元での売れ残り熟成のように味が想定外に崩れることはないと想像できます。
 また「氷温」これが入った場合、経験上明らかに熟成香がなくなる、またはいい感じにまろやかに抑えられる感じになると思います。
 細かい理屈はわかりませんが、結果として蔵元氷温熟成に関しては私の好みから外れず、熟成された濃厚さをしっかり楽しむことができるわけです。
 ただ、やはり手間と貯蔵費用がかかるため、割高になることが多いのが玉に瑕です。

 さて、前置きが長くなりましたが、月山は始めていただく銘柄です。
 この寒熟は無濾過生原酒を瓶貯蔵で約10ヶ月氷点下熟成したものとのこと。
 やはりちょっとお高めですが、いかがなものでしょうか。

 上立ち香は落ち着いた雰囲気の果実香が強めで、熟成香は感じません。
 含むと、濃厚で重い感じの旨甘味がずんときます。
 どちらかと言うと甘味は控えめで、非常にコクのある旨みが主役をはっています。
 同時にピリピリくるような苦味(?)が舌や口の周りを刺激するような感じも。
 後味はちょっとした苦渋味が引き受け、濃厚味が嘘のようにキレていきます。

 個人的にはもうちょっと甘味がある方が好みですが、結構個性のある芳醇旨口を地でいくようなお酒です。
 全く老ねた感じはなく、がっつり味わいが乗ってきているあたり、完成度は高いと思います。
 無濾過生原酒、雄町、氷温熟成という要素から、しっかりと導き出されたような味わいと思えますね。
 「蔵元氷温熟成」に外れ無しという自分の考えをより強固にしてくれました。
 なお、個人的には常温の方が、旨みが素直に出てきて好きです。

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名称:出雲月山 寒熟 純米吟醸 無濾過生原酒 改良雄町
製法情報:無濾過生原酒、氷温熟成
精米歩合:50%
酒米:改良雄町
アルコール度:17~18度
酵母:不明
日本酒度:+2
蔵元情報:吉田酒造株式会社(島根県安来市)
製造年月:2012/14(24BY)
購入価格(税込):1,800円/720ml
お気に入り度:7.7/10(値段も考慮に入れて)

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2013年01月08日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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