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一博 純米 うすにごり生 30BY

家飲み記録 一博 純米 うすにごり生 30BY

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 滋賀県東近江市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 前回いただいたのは3年前、その時の印象は非常に良かったのですが、うっかり買い逃しているうちにあれよあれよと…
 こちらの蔵の事情については前回の記事に書いた通りです、そして今回いただくのは念願かなって再開させた自社蔵での造りによるお酒となります。
 なお、実は前回飲んだお酒(26BY)は「博」の字の点が無いバージョンだったりします、これは間借りしての造りだった為、あえてそうしたものだったとか。
 今回は満を持して点を入れた、いわば完成形の一博となるわけです、心していただきたいと思います。

 スペックは地元滋賀県産の酒米「吟吹雪」を60%まで磨いています、裏ラベルに詳細な記載があるのは嬉しいところ。
 特別純米とかを名乗れるはずですが純米表記ですね、お値段は非常に良心的な税抜1,250円。

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 上立ち香は若干セメダイン混じりの、メロン系のフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、インパクトのある甘酸味が、しかしキツさのない口当たりで入ってきて、苦味をあくまで裏方に感じさせつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、やはりメロン的な印象の、程よい青臭さと苦酸味がありながらも、しっかりとした甘さゆえに全体としては柔らかく感じる極めてフルーツ的なものですね、かつダレ感は皆無。
 後味は、苦味をほんのりと残しつつも、割と柔らかく引き上げてくれます。

 青苦さに負けない甘味がとても心地よい、フレッシュ生酒の魅力くビンビンに感じさせつつ、力強くバランスをとるお酒でした。
 なんというか、セメダイン感が非常に甘味と溶け込んでいて、濃いのにキツく無くてガンガン飲めちゃうんですよね~
 いやあ久々に飲んでも好みだなあ、コスパも素晴らしいし、これなら毎年買っておくべきだった…
 一博への信頼を確固たるものにしてくれた一本でした。

 ただ、開栓後時間経つと、ちょっとアルコールが浮いたりでバランス崩れる感じかなあ。
 十分美味しくいただけるのですが、個人的には即飲み推奨。

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名称:一博 純米 うすにごり生 30BY
蔵元情報:中澤酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年09月18日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

不老泉 山廃純米吟醸 総の舞 無濾過生原酒

家飲み記録 不老泉 山廃純米吟醸 総の舞 無濾過生原酒

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 滋賀県高島市のお酒です。
 同蔵のお酒のブログでの登場は4回目。

 2年ほど前には同蔵の「杣の天狗」という、ある意味不老泉の通常ラインから外れた速醸、新酒のお酒を紹介しています。
 が、今回は山廃、3年熟成、酵母無添加というごりごりの「不老泉らしい」スペックをセレクトしてみました、こちらは5年前に飲んだものにむしろ近い感じかと思います。
 その時の感想では「必ずしも自分の好みではない」とありますね、むべなるかなという気がします。
 表現の仕方は難しいのですが、やっぱり日本酒は「初心者向け」と「玄人向け」ってジャンルがあると思うんですよね~、不老泉は明らかに後者に入るお酒でしょう。

 裏ラベルには非常に詳しいスペック情報がありますね、色々なスペックがある銘柄なだけにこれはありがたいところ。
 酒母にのみ山田錦を使い、それ以外は千葉県の酒米「総の舞」を使っているのが面白いと思いますね、県外では珍しいと思うのですが、蔵の造りと相性が良いんでしょうか。

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 上立ち香は酸と熟と草感のある香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸を強く感じる独特な風味を纏った味が意外にも一種軽い感じで入ってきて、少々のケミカル感も引き締まりを強めながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、当然のように甘味は僅少でちょい枯れ気味な熟感がありますね、紅茶というよりはちょっとクセのあるハーブティー的な風味があるようなないような(?)…、そしてその中心にあるのは力強い酸。
 後味は、やはり酸メインで力強くキレます。

 ちなみに、これは義務だろうなと思い燗をつけると…、ああこれは全然違いますね、明らかにこっちが良いです。
 甘味と旨味がいい感じに増して、独特の風味としっかりバランスがとれてきます。

 冷酒だと若干クセっぽかった風味が、燗付けでプラスの個性にいい感じに転化する、独特の熟成を感じるお酒でした。
 これは断然燗ですね~、むしろ冷酒で飲んじゃったら勿体無すぎる系のお酒でしょう。
 正直まだまだ私には早い銘柄という印象ですが、昔に比べると良さもちゃんと感じられるようになってきたと思います。
 不老泉、末永く付き合っていきたい銘柄だと思いました。

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名称:不老泉 山廃純米吟醸 総の舞 無濾過生原酒
蔵元情報:上原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.2(燗つけ後は8.4)/9.0

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2019年08月15日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

松の司 純米吟醸 あらばしり生 30BY

家飲み記録 松の司 純米吟醸 あらばしり生 30BY

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 滋賀県蒲生郡竜王町のお酒です。
 外飲みは何回かあると思いますが、家飲みは初めて。

 松の司は日本酒感想日誌さんイチオシの銘柄の一つという認識です。
 私も一度家飲みしたいとは思っていたのですが、四合瓶に出会えなかったり、生酒が出る時期を逃したりで、数年レベルで買い逃してしまっていました…、ので、今回は時期を狙いすまして買いに走った次第です。
 公式ホームページの商品紹介にはちゃんとこの「あらばしり」も掲載されていますね。
 それによると「『松の司』純米吟醸の一つの顔」とのことで、まさに定番商品という位置付けのようです。

 スペックは地元竜王産の山田錦を55%まで磨いた生酒。
 銀色の外袋が目を引くデザインですよね、これなら遮光性の低い水色瓶でも安心ということでしょう、そのせいかお値段は若干お高め。

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 上立ち香は割と甘い感じかつ濃厚なマスカット(?)的果実香が仄かに。
 含むと、甘酸渋がかっちりとまとまった感じの旨味が力強く入ってきて、最後まで濃度と引き締まりを両立させたまま、ゆっくりと染み入ってきます。
 味わいは、控えめながら存在感のある甘味と程よい酸味を感じる凝縮感のある旨味が主役、個性的な渋味とほんのりセメダインが寄り添う独自の世界観を感じる複雑さがあって、濃厚ながらもいくらでも飲めてしまう飲み飽きなさがありますね。
 後味は、あくまでほんのりと苦味の余韻を残しつつも、実に自然かつしっかりと引き上げてくれます。

 非常に強い凝縮感と新酒らしからぬ奥深さが特徴の、オンリーワンの世界観の有る芳醇旨口酒でした。
 これは日本酒玄人向けって感じだなあ…、日誌係さん好みってのは凄く納得感ありますね、若干蒸留酒っぽい深みが有るような。
 何より、他に無い感じの風味が素敵ですね、香りと甘味を抑えた上で飲みごたえがあるのやっぱり凄いと思います。
 玄人により響くお酒だとは思いますが、万人にオススメできるタイプでしょう。
 松の司、次は是非また他のスペックもいただいてみたいと思いました。

 そして開栓後も全くダレませんね、より複雑さが増す印象も。
 うーん凄いお酒ですねえ、どんな飲み手でも一度飲む価値はあるかと思います。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2701.html

名称:松の司 純米吟醸 あらばしり生 30BY
蔵元情報:松瀬酒造株式会社
購入価格(税抜):1,785円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(グランスタ)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年07月22日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

北島 酸基醴もと(さんきあまざけもと) 純米吟醸生酒 「Motto GOGO」 29BY

家飲み記録 北島 酸基醴もと(さんきあまざけもと) 純米吟醸生酒 「Motto GOGO」 29BY

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 滋賀県湖南市のお酒です。
 北島の登場は3回目。

 このお酒の特徴はなんといっても「酸基醴もと」ということでしょう。
 ただ、裏ラベルにも書かれているのですが、実際にどういうものかというと素人にはサッパリわからんというのが正直なところです。
 この点、ググるとトップに出てくる、「酸基醴もと」に強いこだわりのある廣田酒造店を紹介したSAKE TIMESの記事も参考になると思います。
 (私が以前に飲んだ「銀河のしずく」も酸基醴もとだったのかなあ)
 「あまざけ」っていうぐらいなので甘いお酒になると思いきや、生もとみたいに燗向けのお酒になるみたいですね。
 
 玉栄の精米歩合55、日本酒度+13で酸度2.3なので数値的には超辛口。
 「Motto GOGO」というキャッチーな名前にしたらしいですが、ラベル的に全く目立っていないのがなんとも…
 ちなみに29BYなので一年以上熟成してます。

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 上立ち香は爽やかなレモン的?酸の立った果実香がそこそこに。
 含むと、しっかりと引き締まった旨味が力強く入ってきて、割と鋭角的な酸味でチクチクと口中を刺激しつつ、最後までキリリとした印象のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、乳酸の雰囲気のある酸味をガッツリと纏ったお米的な旨味が主役ですね、甘味は僅少で、苦味などの雑味は皆無、味はしっかりありながらどんどん飲めてしまう印象。
 後味は、当然のように酸味が引き取って、舌先に辛さ的なものを残しつつ、素晴らしくキレます。

 意外と色物感の無い、乳酸でしっかり引き締まった芳醇辛口系の食中酒でした。
 やはり生もと的な印象で、完全発酵系生酒っぽい感じとでもいいましょうか、日本酒+13に納得感の有る感じでしたね。
 当然ながら私のストライクゾーンでは無いのですが、変な雑味が無いこともあり、こっち系としての完成度は高いように思います。
 北島、次はまた通常スペック系をいただきたいですね。

 これなら燗もイケるだろうと試してみましたが、やはり良いですね。
 旨味の押し出しが増して、酸とのバランスがより良い感じ、ただやっぱり甘味は出ないなあ…

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名称:北島 酸基醴もと(さんきあまざけもと) 純米吟醸生酒 「Motto GOGO」 29BY
蔵元情報:北島酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 北島 純米吟醸

2019年07月16日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

湖弧艪(こころ) 特別純米生原酒 直汲み

家飲み記録 湖弧艪(こころ) 特別純米生原酒 直汲み

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 滋賀県草津市のお酒です。
 前回紹介した純米と同時購入。

 太田酒造の蔵元ホームページの会社案内では、「日本一小さな総合酒類メーカー」を名乗っていますね。
 見る限り、特にワインには力を入れているようです(逆にビールはやっていないみたい)、琵琶湖湖畔でカベルネ・ソーヴィニヨンとか作っているんだから、なかなか凄いものですねえ。
 このあたり、日本酒の酒蔵の経営方針って本当に様々で面白いと思いますね、家族経営から超大手みたいな規模の話もあれば、日本酒オンリーから地ビール・リキュール系で多角化みたいな方針の違いもあり…
 そういう所に想いを馳せながら一杯というのも乙なものなんじゃないでしょうか。
 
 さて、今回いただくのは滋賀の誇る酒米「吟吹雪」を60%まで磨いた無濾過生原酒直汲み。
 全国で勝負するに相応しい、今どきのスペックといえるでしょうね、お値段も税抜1,350円と良心的。

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 上立ち香は割と濃い感じの洋梨(?)的なフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、なかなかに濃厚な甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、最後までその印象のまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは…、これはメロンジュースかなあ、甘味が結構ハッキリあって、苦味はありながらも抑えられていつつ、ガンガン飲めてしまうまとまりを感じます。
 後味は、極めてほんのりと苦味を残しつつも、ほぼ完璧な感じで自然に引き上げてくれます。

 甘苦がそれぞれ主張しながら極めてバランスの良い、量を飲んでしまう感じの芳醇フレッシュ酒でした。
 なんとなく純米生に砂糖をまぶしたような雰囲気ですね、なかなか面白い!
 酸味はそんなに感じない気がするのですが、フレッシュ感はしっかりあるのも個性的だと思います、そしてやはりコスパも良好。
 湖弧艪、今後も注目していきたいと思いました。

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名称:湖弧艪(こころ) 純米 生原酒 直汲み
蔵元情報:太田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年07月10日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

湖弧艪(こころ) 純米 生原酒 直汲み

家飲み記録 湖弧艪(こころ) 純米 生原酒 直汲み

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 滋賀県草津市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは、取り寄せ先の「うのかわ酒店」さんより、新規銘柄ということでプッシュがありセレクトしました。
 醸造元の太田酒造の通常銘柄はよく知られている「道灌」ですね、ちなみにブログでは以前、同社が灘に保有している蔵で醸した「千代田蔵」という銘柄をご紹介しています。
 しかし湖弧艪とは凝った名前ですよね、こういうのは由来をラベルにでも書いて欲しいなあ…、と思ったのですが、ググったら公式ブログで説明がありました(はてブ使ってるのは珍しいっすね)。
 折角なので詳細はそちらをご覧ください、やはり滋賀における琵琶湖の存在の大きさが伝わる内容となっています。
 
 スペック的には、滋賀が誇る酒米である玉栄を、70%削るにとどめています、ただ直汲み生原酒というのは今風ですね。
 (ちなみに、調べたところ玉栄って誕生は愛知県なんですね、意外でした)
 お値段はなんと税抜1,000円ポッキリ!素晴らしい。

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 上立ち香はフレッシュかつ若干青さを感じる果実系の香りがそこそこに。
 含むと、やはり香りの印象通りのフレッシュな旨味が勢いよく入ってきて、若干の甘味とほんのりとした苦味でバランスを取りつつ、最後までキリリとした感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、控えめながらも甘味がある、皮混じりのメロンジュース的な青い甘苦味が主役、でもキツさがないのが素敵ですね、自然に飲めていく感じ。
 後味は、青さと苦さが引き取って、バッチリキレてくれますね。

 青くフレッシュでしっかりと飲みごたえがありながら、全体のバランスが見事にとれている、ハイレベルスイスイ酒でした。
 これは濃厚ながらスイスイいってしまいそうだなあ…、値段を考えると、晩酌酒として非常に良い感じですね。
 苦味の使い方が旨いと思うんですよね、極めて高コスパの一本です。
 湖弧艪、実は今回もう一本買っているので、次回はそちらを紹介します。

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名称:湖弧艪(こころ) 純米 生原酒 直汲み
蔵元情報:太田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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タグ: 孤湖櫓 純米

2019年07月09日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

萩乃露 「雨垂れ石を穿つ」 特別純米 十水仕込 生酒

家飲み記録 萩乃露 「雨垂れ石を穿つ」 特別純米 十水仕込 生酒

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 滋賀県高島市のお酒です。
 同銘柄は三回目の登場ですね。

 この「十水仕込」は、「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんで詳しく取り上げられていて、私も以前から興味がありました。
 (なおそちらの記事は火入れ版についてですね。生酒は日誌係さんが最近記事にされてます。)
 そちらの記事にはもう少し詳しい内容が載っていますが、十水仕込とは「一言でいえば極めて少ない水で仕込むのが特徴」らしいです。
 素人考えでは、濃いお酒が出来そうな気がしてしまいますが、そう単純なものでもないんでしょうね…まああまり深く考えずに楽しませていただきます。

 ラベルにはあまりスペック情報が載っていませんが、蔵元ホームページの商品紹介によると、使用米は山田錦・吟吹雪、精米歩合は60です。
 アルコール度数が15度と低めなのが目につきますが、製法によるものなのか加水によるものなのかは、公開情報からだけではわかりませんね。

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 上立ち香は洋梨的な甘さを感じる濃厚な香りがそこそこに。
 含むと、落ち着いた印象の甘旨味が少々のトロミを伴いつつ入ってきて、時間差で出てくる苦味で輪郭を整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、程よく熟した洋梨的(?)な甘旨味が中心にあって、ほんのりとしたセメダイン風味や、柔らかい苦味が伴うことで飲み飽き無さを加えてくれます。
 後味は、まさにその苦味で濃厚さをしっかり引き取って自然に引き上げてくれます。

 落ち着いた甘旨味に、程よく引き締まりと複雑味を添えて楽しませてくれる、良バランスの芳醇旨酒でした。
 裏ラベルの「濃密にして爽やか」というフレーズには同意できます、単に濃いだけではないと言いますか。
 ただ、十水仕込み「らしさ」についてはあまり良くわからなかったかな…、まあそれは私が普段インパクトのある甘口酒ばかり飲んでるからでしょうけど。
 逆に言うと、普段濃い酒を飲まない方が自然に飲める芳醇酒というものなのかも。
 萩の露、引き続き注目していこうと思います。

紹介:「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんの類似スペック(火入れ)の記事
https://kyoto-sakeblog.com/896

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2554.html

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名称:萩乃露 「雨垂れ石を穿つ」 特別純米 十水仕込 生酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦・吟吹雪
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社福井弥平商店
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年10月19日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

唯々 渡船純米 無濾過生原酒

本日の家飲み 唯々(ただただ) 渡船純米 無濾過生原酒

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 滋賀県湖南市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 私は最近お酒をセレクトする時、「信頼できる酒屋さん」で「飲んだことの無い銘柄」の「純米生酒」であれば大体それ以上情報収集せずに一度は買うようにしています。
 実際のところ、この業界の有名どころは大体抑えてしまった関係で、昔のようにがっつり情報収集して、自分の好みだけ狙おうとすると、ほとんど新規開拓できないんですよね。
 志のある地酒屋さんは新規取り扱い銘柄の開拓にも熱心ですし、そこに素直に乗っかるのが有用だと思う次第です。

 この「唯々」はまさにそういう銘柄ですね、うのかわ酒店さんのネットショップに新しく並んでいたので深く考えずセレクトしました。
 最近少々見る気がする「渡船」利用で、磨きは70にとどめて、お値段も安め。

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 上立ち香はセメダイン系ながら若干熟感もある香りがそこそこに。
 含むと、苦辛で強烈に引き締められた印象の旨味がググっと入ってきて、辛さで舌先をピリピリとさせながら、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいはやっぱり苦辛中心で極めてキリリとした印象の旨味が主役ですが、痩せた感じではなく存在感はあります、ただ私には若干キツさもありますね。
 後味はその苦辛でガッツリとキレます。

 全体的にスパルタ的な引き締まりがある、中濃度のキリリ系苦辛酒でした。
 う~む、それこそ「ただただ苦い」という印象が残ってしまいますね、ある程度飲み慣れるとドンドン飲める感もありますが、それだけといいますか…
 ただ、各所の評判を見るに、ほとんど苦味に触れたものがないので、これはスペックやロット(下手したらコンディション)的な問題のような気もします(値段も安いですし)。
 というわけで、唯々、できれば近いうちに他のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:唯々 渡船純米 無濾過生原酒
精米歩合:70%
使用米:渡船
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:竹内酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 唯々 純米

2017年09月19日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

喜楽長 酒門 三方良し 純米吟醸 別註直汲み生原酒

本日の家飲み 喜楽長 酒門 三方良し 純米吟醸 別註直汲み生原酒

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 滋賀県東近江市のお酒です。
 外飲みでは何度かいただいたことがありますが、家飲みは初めて。
 
 こちらのお酒は名前にもある通り「酒門の会」取り扱い製品になります、同会については公式ホームページがしっかりしているので、詳しくはそちらをご参照ください。
 ポイントは、会員の酒販店が共同して会員酒蔵に「タンク契約で」製品開発と買い付けを発注しているというところでしょう、直接取引かつ一定のスケールメリットがあるため、流通部分でのコストは相当抑えられるものと考えられます。
 それを受けて、ホームページでは赤字で「酒門の会 推奨酒は各蔵元それぞれのオンリーワンを目指したコストパフォーマンスに溢れる作品揃いです。」と強調しています。
 こういう団体の中で、質だけでなく「コスパ」重視の姿勢を謳うところって少ないんじゃないでしょうか、個人的には非常に好感が持てますね。
 会員蔵は実力と実績を併せ持った錚々たるメンツ、なお当ブログでは同会の取り扱い酒としては「墨廼江 純米吟醸 中垂れ」を既にご紹介しています。

 今回いただくお酒も会のホームページに詳しいスペックを含めた紹介が有りますね。
 恐らく、通常の「三方良し」ブランドの限定スペックという位置づけでしょう。
 酒造好適米を60まで削った生原酒になりますが、お値段は通常品同様の税抜1,125円と破格の領域。


 上立ち香はメロン系の青く濃厚で甘さを感じる香りがそこそこに。
 含むと、その香りの印象通りの青臭さをまとった濃厚な甘旨味がグワッと入ってきて、これまた強めの苦味と拮抗して輪郭をギリギリで保ったまま、力強く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやあこれこそ芳醇系の生原酒の新酒といった印象の、荒々しい甘旨味が主役を演じつつ、苦味や酸味その他もろもろの賑やかなものながら、全体のバランスが取れている感じ。
 後味は、苦渋酸を感じさせつつ、力強くキレます。

 新酒らしい力強い甘旨味をストレートの剛速球で叩き込んでくれる、超絶コスパの芳醇旨口酒でした。
 流石にキレイ系の純吟と比べると荒っぽいところもありますが、旨甘味自体が好ましくかつ存在感があるため、個人的にはとても好きなタイプです。
 そしてやっぱりこのお値段は素晴らしいの一言でしょう、この価格帯でこのレベル、この系統の純吟生は他に思いつきません。
 喜楽長や酒門の会の実力を感じた一本でした、今後他のスペックもいただいてみたいと思います。

 なお、温度が上がってくるとちょっと雑味が目立ってきます。
 青臭さや苦味が浮く感じですね…、これはキリリと冷やしていただくのがオススメ。

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名称:喜楽長 酒門 三方良し 純米吟醸 別註直汲み生原酒
精米歩合: 麹米:50% 掛米:60%
使用米: 麹米:山田錦 掛米:滋賀渡船6号
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:喜多酒造株式会社
購入価格(税抜):1,125円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0(値段も考慮に入れて)

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2017年05月01日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

杣の天狗 純米吟醸 木槽天秤しぼり生原酒

本日の家飲み 杣の天狗(そまのてんぐ) 純米吟醸 木槽天秤しぼり生原酒

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 滋賀県高島市のお酒です。
 同名称のお酒をいただくのは初めて、ただ「同蔵のお酒の紹介は2回目ですね。

 このお酒を醸す上原酒造は、以前に紹介した「不老泉」を醸す蔵です、ラベルにも小さくロゴがありますね。
 不老泉は基本的に山廃仕込みで、かなり熟成させてから出荷することが多い銘柄ですが、この杣の天狗は速醸かつ絞ってからあまり間をおかずに店頭に並ぶことが大きな特徴のようです。
 これのように、いつもの蔵の基本ラインからズレるお酒のブランディングって難しいでしょうね…、「いつもと味が違う!」みたいなクレームって結構ありそうですし。
 
 というわけで、スペックとしては山田錦を59まで磨いた生原酒ということで、私が基本的に好むラインになっています。
 不老泉同様、「木槽天秤しぼり」という機械によらない絞り方を採っていることも大きな特徴。
 ちなみに、「杣」とはwikipediaによると「古代・中世の日本で国家・権門が所有した山林のこと。」という意味だそうです。(他にも意味があるので、興味があればリンク先をご確認ください)

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 注ぐとかなり濁っていますね、しかも黄色がかっていて、なんとも通好みな趣があります。

 上立ち香はセメダイン的なスッキリとした香りが控えめに。
 含むと、酸を強めに感じる個性的な旨味がググっと入ってきて、オリの柔らかな苦味と絡み合いつつ、最後まで濃度を保ちながらじわじわと染みこんできます。
 味わいはグレープフルーツっぽい柑橘系果実的苦酸が強めなのですが、旨味が兎に角濃厚、かつ最初の口当たりが柔らかくかつ雑味を感じさせないため、全体の印象としてしっかりとまとまりがあります。
 後味はその苦酸をほんのりと残しつつ、力強くキレます。

 旨酸が極めて濃厚で個性的な味わいの世界を、たっぷりなボリューム感かつ高純度で楽しませてくれるお酒でした。
 この雑味の無さ、柔らかさに天秤搾りの真価をストレートに感じる気がします。
 熱狂的な(人が多い気がする)不老泉ファンには怒られるかもしれませんが、私はやっぱりこっち路線の方が好きですね。
 ただ、肩ラベルには「発泡性があります」という記載がありましたが、私はあまりガスは感じませんでした。
 杣の天狗、不老泉とともに引き続き注目していきたいと思います。

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名称:杣の天狗 純米吟醸 木槽天秤しぼり生原酒
精米歩合:59%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:上原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年11月19日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鈴正宗 特別純米 生原酒 「GREEN」

本日の家飲み 鈴正宗 特別純米 生原酒 「GREEN」

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 滋賀県蒲生郡日野町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは一度だけあります(後述)。

 うえも商店さんでの購入酒が続きます。
 実は連続で紹介した智則百磐、そしてこの鈴正宗については、神楽坂のセルフ飲み放題店「マグロもん」さんでいただいたときの印象が良かったのが、セレクトのきっかけだったりします。
 外飲み→ツイッターチェック→仕入先確認→来店という流れですね、外飲みで気に入ったお酒は執念深く覚えて、いつか必ず購入するのが私の主義です(高級酒は除く)。

 ちなみに蔵元ホームページ自体での情報発信は貧弱というか、今現在、最近更新が無いためにFC2の広告が出てしまってますね(苦笑)
 ただ、FaceBookの方はしっかり最新情報が載っているようです、飲み手とのやり取りもできるし、小規模蔵としては良い広報手段なのかも。

 今回いただくお酒は山田錦を60まで磨いた生原酒。
 若干エキセントリックなカラーリングの箔押しラベルに半透明のボトルと、見た目的には新世代感が強く出ています。

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 上立ち香は酸とセメダインを感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、クセのない果実の甘酸旨味がスルリと入ってきて、バランスを保ちつつもゆっくり酸味を強め、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、しっかりとした旨味がありつつつもある種の軽さを感じさせる、酸苦が良い意味で効いているフレッシュかつ飲み飽きない柑橘系果実のもの。
 後味はその酸苦がバッチリ効いて、しっかりとキレます。

 濃厚かつ今風な旨味をキリリスイスイと流し込んでくる、飲み飽きない系のフレッシュ酒でした。
 やっぱり若々しさが伝わってくるような味わいですね、ラベルのイメージ通りと言えるかもしれません。
 私は甘く濃い系が好みなので少々ズレてはいますが、こちらのタイプが好きな人もかなり多いことでしょう。
 鈴正宗、引き続き他のスペックも試していきたいと思いました。

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名称:鈴正宗 特別純米 生原酒 「GREEN」
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:矢尾酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年09月13日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

北島 純米 みずかがみ おりがらみ生酒

本日の家飲み 北島 純米 みずかがみ おりがらみ生酒

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 滋賀県湖南市のお酒です。
 ブログでは二回目の紹介ですね。

 前回が「別誂」という露骨な限定品でしたので、今回はもう少し通常っぽいものをセレクトしました、値段もお安めです。
 ポイントは「みずかがみ」というお米を使っていることでしょう、私も初見であり、聞いたこともありませんでした。
 ググると、「滋賀県農政水産部食のブランド推進課」が管理しているサイトの紹介記事が出てきましたね。
 どうやら飯米として平成25年に鳴り物入りでデビューした品種のようです、北島酒造はこのお米を積極的に使用している様子。
 
 精米歩合は65%、飯米とはいえ良心的なお値段でしょう。
 吹き出し注意との記載がありますが、私が買ったものはせいぜいプシュっとしただけの大人しいものでした。

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 上立ち香はお米混じりのサイダー的な、スッキリとした炭酸ガスの香りがそこそこに。
 含むと、苦みばしったキリリとした旨味が、やはり強めのガス感を伴って、ピリピリしながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いわゆるマスカット的な甘味を奥に感じさせるのですが、伴う苦味がかなり強めで印象は非常に引き締まった感じ、でもキツくはないほろ苦さです。
 後味は当然その苦さががっちりと引き取って力強くキレます。

 見事にスッキリ爽やか、苦み走った、しかしバランスのよい微発泡酒でした。
 これは個人的には最初にいっぱいにクワっといきたいお酒かな、ただ人によっては食中酒としてこれだけ飲んでも楽しめると思います。
 飯米でこのレベルなら期待できますね…、是非今後も使い続けて、より完成度を高めていって欲しいですね。
 北島、引き続き注目していきたいと思いました。

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名称:北島 純米 みずかがみ おりがらみ生酒
精米歩合:65%
使用米:みずかがみ
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:北島酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 北島 純米

2016年08月09日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三連星 純米酒 直汲み 吟吹雪 無濾過生原酒

本日の家飲み 三連星 純米酒 直汲み 吟吹雪 無濾過生原酒

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 滋賀県甲賀市のお酒です。
 家飲み外飲みともに複数回あり、ブログでの紹介は三回目となりました。

 こちらはザク(作)と並ぶガンダム銘柄と言えるでしょうね、裏ラベルに「地球効果作戦(原文ママ、わざとかな…)」みたいな言葉を使っているので、より直接的な感じもします。
 見た目についても、最初にいただいたゲルググっぽい緑色ラベル次のシャアザクっぽい赤色ラベルに続いて、今回は一番「らしい」ドムカラーの黒ラベルです。
 最初の緑(番外編)と赤を比べ、自分の印象が全然違ったので、今回スタンダードなスペックをセレクトした次第です。

 詳細スペックは裏ラベルにしっかりと記載がありますね、滋賀県の酒米「吟吹雪」利用というのがポイントかと思います。
 スタンダードと言いつつ、「直汲み」は若干限定品っぽいかも…

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 上立ち香はフレッシュなセメダイン系の香りがそこそこに。
 含むと、ジューシーな甘旨味が力強くかつ自然に入ってきて、さらに尻上がりに濃厚な甘酸が染み出し、じわじわと広がります。
 味わいは、いわゆるフレッシュフルーティージューシーを地で行くような甘味が主役で、新酒の硬さはあまり無く、しっかりと酸が引き締める、いかにも今風の日本酒の旨味。
 後味は、若干の酸を残しつつキレます。

 今時の無濾過生原酒の王道のを行きつつ、しっかりとバランスを保った完成度の高いお酒でした。
 実際、濃厚フレッシュな甘旨味を感じさせつつ、硬さや苦味を抑えているお酒なので、非常に自分の好きなタイプのお酒です、うーむ、最初に飲んだ時は私の舌の方がおかしかったのかな…、やはり一回では全然判断できませんね。
 このスペック(値段)で山田純大のように、もう一歩さらに洗練された感じになれば一気にブレイクしそうな気もします。
 兎も角、三連星、好きなのは間違いないので、動向を注視していきたいと思います。

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名称:三連星 純米酒 直汲み 吟吹雪 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:吟吹雪
アルコール度:16%
日本酒度:+4
蔵元情報:美冨久酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 三連星 純米

2016年03月13日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

一博 純米 うすにごり 生酒

本日の家飲み 一博(かずひろ) 純米 うすにごり 生酒

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 滋賀県東近江市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 最近いただいた「克正(かつまさ)」などと同様、造り手の名を冠したお酒になりますね。
 ラベル記載の製造元である「中澤酒造」は近年酒造りを休業されていたそうなのですが、蔵元の息子さんである「中澤一洋」さんは酒造りを諦めたくなかったようで、近くの「畑酒造」で修業しつつ設備を借りてこのお酒を醸したそうです。
 (畑酒造は、私も以前にいただいた「大治郎」を醸す蔵ですね)
 名前と銘柄で漢字が一字違いますが、これは一洋さんが酒造りを教わった二人の杜氏さんの名前から一字ずつもらって名づけたからとのこと。

 スペック的には、滋賀県の酒米「吟吹雪」を60まで磨いた純米生酒。
 お値段は歩合の割に非常に良心的です。
 また出荷が10月なので、おそらく蔵元でひと夏越させたものと思われます。

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 上立ち香はスッキリとしたセメダイン系の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚フレッシュながら一夏越えた落ち着きも感じるバランスの良い旨味が自然に入ってきて、上品な苦味で輪郭を保ちつつじっくりと染みこんできます。
 旨味は奇を衒わない程よく熟した果実の甘味が主役、雑味は皆無で、澱による自然な苦味を含め、とても調和の取れた印象の味わい。
 後味は苦酸が裏方で仕事をしつつ、高級酒の如く自然に引き上げていきます。

 素直に落ち着いた甘さの魅力と、高級酒を思わせる全体のバランスを兼ね備えた、極めて完成度の高いうすにごり酒でした。
 うーむ、なんというか説明しづらいのですが、濃厚な甘味をにごりがしっかり引き締めて、かつクセを全く感じないんですよね。
 このお酒がこのお値段というのは…とんでもないことですよええ。
 一洋さん、ぜひともお酒造りを続けて、スターダムにのし上がって欲しいと思いました。

(追記)
 どうやら、27BYは自分の蔵での酒造りを始められたみたいですね。
 読売新聞の地方版記事に「15年ぶり「復活」 念願「一博」で新たなスタート」ということで掲載されています。
 一飲み手として応援していきたいと思いました。

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名称:一博 純米 うすにごり 生酒
精米歩合:60%
酒米:吟吹雪
アルコール度:16.8%
日本酒度:+3
蔵元情報:中澤酒造有限会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年01月12日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

不老泉 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 滋賀渡船 25BY

本日の家飲み 不老泉 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 滋賀渡船 25BY

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 滋賀県高島市のお酒です。
 外飲みは何度かありますが、家飲みは確か初めて。

 日本酒の好みは様々に分かれますが、特に大きな傾向として「フレッシュ生酒派」or「じっくり火入れ熟成派」という大きな分類はあるように感じています。
 完全に寄るかはともかくとして、大体の日本酒飲みはどちらかに軸足は置いているのではないでしょうか(自分はもちろん前者)。
 そして今回いただく不老泉は後者の日本酒飲みに確固たる支持を受けている銘柄というイメージがありますね。
 「酵母無添加山廃」「木槽天秤絞り」という手間を厭わず造られたお酒を、大部分一年以上熟成させて出荷するそのスタイルには、コスト重視経営とは真逆の信念を感じます。
 (このあたりは蔵元さんの旧ホームページに結構詳しく載っています

 今回いただくのも一年以上蔵元熟成されたお酒です、但し生酒。
 裏ラベルにはびっしりとスペックの記載があるのが個人的には楽しいですね。
 また、もろみに酒米「渡船」を使っているのは珍しいでしょう、私としては「渡舟」以来の出会いです

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 上立ち香はほんのり熟感と甘さを感じる香りが控えめに。
 含むと、かなり強烈な甘酸っぱい旨味が、思ったよりは控えめな熟感を伴ってドドドっと流れ込んできます。
 旨味はいかにも山廃らしい甘酸旨味を極限まで煮詰めたような超濃厚かつ個性的なもの、しかし後ろ向きな老ねのクセや臭さなどは感じません。
 後味はその酸味が唾液線を刺激しつつ、若干酸っぱさを舌先に残して引き上げます。

 山廃の酸味を伴う旨味が、熟成により個性的にしかし素直に濃縮された、超芳醇酒でした。
 個人的には、山廃の熟成酒は結構クセが強くて難しいお酒という印象があるのですが、こちらはストレートに楽しめました。
 やっぱり、生酒というのも大きい気がしますね…、生熟成はもっと確立されてよいジャンルのお酒だと思います。
 不老泉、評判に違わぬ実力を感じる蔵として、今後も注目していきたいですね。

 開栓後、数日経ってからのほうが印象が丸くなる気がします。
 また、その状態で燗をつけると、開栓直後の酸っぱさがかなり引っ込んで、野太い旨味をストレートに感じられるようになりました。
 いやあこれは、色々な変化を楽しむべきお酒でしょうね、外飲みでも映えそう。

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名称:不老泉 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 滋賀渡船 25BY
精米歩合:55%
酒米:酒母が山田錦(6%) もろみが渡船6号(94%)
アルコール度:17~18%
日本酒度:+5
蔵元情報:上原酒造株式会社
購入価格(税抜):約1600円(レシート紛失…)/720ml
お気に入り度:8.3(燗上がり、変化を考慮に入れて)/9.0

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2015年10月21日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

北島 純米吟醸 無濾過生 別誂え九號 山田錦

本日の家飲み 北島 純米吟醸 無濾過生 別誂え九號 山田錦

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 滋賀県湖南市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは…あったようななかったような…(呆)

 今回いただくのは「別誂え九號」とのこと、9号は酵母だろうなあと想像つきますが、「別誂え」って結構よくわからない言葉ですね。
 一般では「オーダーメイド」という意味もあるようですが、日本酒の場合はまあ「限定品」ぐらいの意味かなあ。
 でも、実は私がいつも飲んでるお酒って、結構蔵元さんホームページに載ってないお酒ばっかりなんですよね、地元銘柄じゃない上に限定品多いので。
 実際、しっかりとした地酒屋さんで買えばそういう手ずからの作品に簡単に出会える日本酒業界、本当に素敵だと思います…

 話がズレました、今回いただくのは山田錦の50ということで、最近は純米大吟醸を名乗る蔵も多い贅沢なスペック。
 17度なので加水の有無は微妙ですが、お値段は十分良心的と言えるでしょう。
 そして当たり前のように蔵元ホームページには載っていないようですね(そもそも地元銘柄は「御代榮」)。

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 上立ち香は一本通った濃さのある、レーズンぽい個性的な香りがそこそこに。
 含むと、その香り通りの印象の複雑な旨味が結構滑らかに入ってきて、尻上がりに出てくる苦味にとって変わられつつも自然に染みこんできます。
 旨味はやはりレーズン様の、甘味がしっかりありながら、苦味を中心として複雑な味わいを形作り、さらに雑味皆無でまとまりがあるという極めて高いレベルの完成度を感じるもの。
 後味はその苦味で力強くキレます。

 濃度の非常に高い個性的な旨味を、落ち着いた苦味でしっかりとキレあげる飲み飽きない旨酒でした。
 生酒らしい芳醇さと、生酒らしくない落ち着きがうまく同居しているのが見事ですね~、これは良いです。
 北島、次は通常スペックも試してみようかな。

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名称:北島 純米吟醸 無濾過生 別誂え九號 山田錦
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:+5
蔵元情報:北島酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年07月05日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三連星 純米大吟醸 山田錦 無濾過生原酒

本日の家飲み 三連星 純米大吟醸 山田錦 無濾過生原酒

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 滋賀県甲賀市のお酒です。
 ブログでの紹介は二回目ですね、外飲み経験はまだ無かったような。

 前回頂いたものも50まで磨いた純米大吟醸だったのですが、今回は滋賀県産山田錦利用ということで少しお高めです。
 大きめの裏ラベルには蔵元さんの意気込みやスペック、飲み方などの情報がびっしり、個人的にはとても良いことだと思います。

 そしてそこには「第二次地球降下作戦開始です」なんて文言もあったりして。
 いやあもうガンダム色がさらに強まってますね、今回はさしずめシャアカラーでしょうか。

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 上立ち香はパインっぽいフレッシュな果実香がかなり強めに。
 含むと、芳醇フレッシュな甘旨味が力強くかつ自然に入ってきて、酸味と最低限の苦味で輪郭を保ちながら、しっかりと広がります。
 旨味はとろみを感じるくらい濃厚な甘味が主役なのですが、柑橘系の酸味と裏方に徹した苦渋味のおかげでダレ感無く、個性的な味わいの魅力を感じます。
 後味は濃厚さが嘘のように自然に引き上げていきます。

 個性のある芳醇フレッシュな甘旨味を、見事に美しく引き上げる、お値段以上に上品なお酒でした。
 あまり他のお酒と比べるのは良くないかもですが、これは花陽浴にかなり近いタイプの味わいで、完成度も負けていないレベルだと感じました。
 後はもう少し低い価格帯のスペックもこのレベルを保てれば、一気にスターダムにのし上がれる味わいだと思います。
 二等星といわず、一等星も夢ではないかと…、ともあれ三連星、さらに注目度を上げていきたいと思いました。

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名称:三連星 純米大吟醸 山田錦 無濾過生原酒
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:+0.5
蔵元情報:美冨久酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2015年03月18日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

浪乃音 特別純米酒 ええとこどり ひやおろし

本日の家飲み 浪乃音(なみのおと) 特別純米酒 ええとこどり ひやおろし

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 滋賀県大津市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め確か初めていただく銘柄。

 もうばればれかもしれませんが、実は当ブログの更新は実飲タイミングから大幅に遅れております。
 このお酒も実際に飲んだのは完全に秋。
 銘柄紹介としてはいかがなものかという状況ですが、どうぞご了承ください…

 さて、浪乃音はほぼ酒屋での衝動買いという感じでのセレクト。
 「ええとこどり」という言葉には何か意味があるのでしょうか(「中取り」みたいな)、ちょっと調べてみたもののわかりませんでした。
 今回いただくのは山田錦利用のひやおろしです。

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 上立ち香はセメダインがほんの少し。
 含むと、ほどほどに熟した印象のバランスの良い甘旨味がスルッと入ってきて、そのまま素直に入り込んできます。
 旨味は、うーん米と果実の中間を行くような中庸の旨味ですが、少々甘味が強めで存在感があります。
 後味は自然な感じでキレイに引き上げていきます。

 全体的に自然で素直な味わいの、飲みやすいひやおろしでした。
 最近のんだ山丹正宗のひやおろしに近いような気がしますが、こちらの方が辛さ控えめで甘味があるかなあ。
 何となく、ひやおろしのお手本のような印象ではあるのですが、個人的には物足りないんですよね…。
 やっぱり私は基本的に、ひやおろしより生熟成のお酒のほうが好きなのかも。
 浪乃音、次は生をいただいてみたいと思いました。

 常温のほうが甘味が強まるので、個人的にはこちらが好き。
 逆に、あくまで裏方の食中酒を求める方にはきっちり冷やしていただくのをオススメします。

 今回燗も付けてみましたが、いやあ辛い。
 見事に芳醇辛口酒になりますね、辛口好きにはオススメ。

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名称:浪乃音 特別純米酒 ええとこどり ひやおろし
精米歩合: もと麹:50% 掛米:60%
酒米:山田錦
アルコール度:15%
日本酒度:+2
蔵元情報:浪乃音酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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2015年01月08日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

萩乃露 純米吟醸 生 玉栄60

本日の家飲み 萩乃露 純米吟醸 生 玉栄60

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 滋賀県高島市のお酒です。
 家飲みは二回目、外でも何度かいただいています。

 前回いただいた萩乃露は新酒の無濾過生原酒中汲みで、思いっきり新酒の魅力を感じるような一品でした。
 その時は、「次はもう少し熟した時期に買ってみよう」と思ったため、今回セレクトした次第です。
 でも、よく考えたら比較のためには火入れのひやおろしでも買えばよかったかも。

 スペック的には、前回は吟吹雪でしたが今回は玉栄です。
 ちょっと調べたところ、玉栄と山田錦を掛け合わせた品種が、吟吹雪みたいですね。
 両方とも滋賀県の酒米で、親子品種という面白いセレクトになりました。

 上立ち香はフレッシュなセメダイン香がそこそこに。
 含むと、濃厚でやはり青臭さがあるような甘旨味が固まりで入ってきて、若干の苦味とともに溶け出してきます。
 旨味は甘酸渋苦がせめぎあうような濃厚なもので、夏を越した落ち着きがあります。
 後味は苦渋が表に出てきて強烈にキレます。

 前回も感じたこの青臭さはこの銘柄の個性ですね、新酒の時はフレッシュさと調和して感じられましたが、個人的には今回はちょっとクセのように感じました。
 ただこの個性は好きな人は好きになりそうにも思えます、人によっては前向きにキリリとした味わいのようにも受け取れるかも。
 次こそ火入れを飲んでみたいと思います。

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 裏ラベル取り忘れ…

名称:萩の露 純米吟醸 生 玉栄60
精米歩合:60%
酒米:玉栄
アルコール度:18%
日本酒度:+10
蔵元情報:株式会社福井弥平商店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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2014年11月02日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大治郎 純米吟醸 生酒 迷水

本日の家飲み 大治郎 純米吟醸 生酒 迷水

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 滋賀県東近江市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに初めて。

 実のところ全くノーマークの銘柄だったのですが、酒屋さんの店頭にあるのが気になって、店長さんもオススメとのことだったので購入してみました。
 面白いのは「迷水(まよいみず)」というサブの名称ですね。
 道に迷うほど飲んでしまうという意味なのでしょうか、名水とも掛けてそうですし、なかなかに意味深長。

 スペックは一般的な山田錦55の純米吟醸生で、ラベル裏の記載がかなり詳細なのが好印象です。
 お米の生産者まで書いていますね、「呑百笑の会」というのは大治郎のための有機農法グループだそうです。

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 香りはアルコール混じりのセメダインという感じのフレッシュな香りが強めに。
 含むと、濃厚な旨みがアルコールの辛さとともに力強く入ってきて、じわじわと染みこんできます。
 旨みは落ち着いた印象の甘味が中心ながら、辛さや渋さも存在感を発揮して複雑な味わいの世界を作り出しています。
 旨みが落ち着いているのにフレッシュさがあるのはガスの作用かな…。
 後味は渋辛で力強くキレます。

 五味がそれぞれ主張するタイプの、力強い芳醇旨辛酒でした。
 ただフレッシュな感じもあって、あまり古臭い感じでないところが好印象です。
 甘味と苦味が拮抗しており、しっかりと個性を発揮している味わい。
 大治郎、今後もウォッチしていきたいと思います。

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名称:大治郎 純米吟醸 生酒 迷水
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:17.5%
日本酒度:+4
蔵元情報:畑酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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2014年09月21日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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