千代緑 純米大吟醸 槽口瓶詰 若菜 01BY
家飲み記録 千代緑 純米大吟醸 槽口瓶詰 若菜 01BY
秋田県大仙市のお酒です、家飲み外飲み含め始めていただきます。
引き続き鴨下酒店さんでの購入酒。
出羽の冨士に続き初飲みとお伝えした秋田酒なわけですが…、実は両銘柄ともかの「秋田旬吟醸2020」に含まれていて、私はそれを楽しむお酒の会で、一杯は飲んでいたりします。
が、正直記憶が無いので初飲みとしました!(ヤケ)
…さて、千代緑ですが、こちらもちょくちょくSNS上で見る銘柄で、以前より目をつけてはおりました。
今回、出羽の冨士と共に、取扱いのある鴨下酒店さんに狙いをつけて行った感じです。
できればにごりが欲しかったのですがタイミングが合わず、一年生熟成のこちらをセレクト。
使用しているUT-2酵母については、ググったら秋田県総合食品研究センターの解説ページが出てきました。
とりあえず、それによるとAKITA雪国酵母という愛称で、オフフレーバーが抑えられていることが特徴の酵母だとか…、まあ先入観無しでいただきましょう。
上立ち香はケミカルと果実の中間をいくような、フレッシュさのある香りが控えめに。
含むと、酸味主体のシャープな旨味が自然な口当たりでスルスルと入ってきて、あくまでほんのりと甘さを感じさせながら、最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
味わいは、柑橘系果実的な、かつ透明感のある酸味が厳然たる主役、甘味僅少、苦味は皆無でちょっとした渋味がアクセントですね。
後味は、酸味が根こそぎ引き取って、素晴らしいキレ。
透明感のある酸味にケミカル感と渋味が寄り添って、無限のフレッシュさを感じさせるクイクイイケる系の個性派酒でした。
いやあ何気に一年経ってこのフレッシュ感は凄いですねえ、むしろまだ固いのかもしれない、そっち系のお酒です。
正直個人的には甘味と旨味が控えめすぎて好みでは無いのですが、しっかり個性とまとまりはあるお酒だと思いますね。
千代緑、次は甘めのスペックか、やはりにごりをいただいてみたいと思いました。
名称:千代緑 純米大吟醸 槽口瓶詰 若菜 01BY
蔵元情報:株式会社佐藤酒造店
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.3/9.0