初緑 特別純米 無濾過生原酒 26BY

本日の家飲み 初緑 特別純米 無濾過生原酒 26BY

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 岐阜県下呂市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは上野にある「酒のサンワ」さんでの購入酒になります、同店は初訪問で、新規開拓の一環ですね。
 調べたところ同店は合羽橋に四合瓶専門ショップも開いているとか…、個人対象の売り方としてなかなか先進的な匂いを感じます。
 最新入荷情報は店舗ブログにちょくちょく載っているようです、取り扱い銘柄も記載が有りますね、マニア受けも良さそうなラインナップと言えるのではないでしょうか。

 今回の銘柄セレクトは完全に衝動買いですが、個人的には26BYの無濾過生原酒という生熟酒というところがポイントです。
 26BYとハッキリ記載しているので、あえての生熟かなと店員さんに確認してみたところ「たぶん単純に売れ残ったんだと思います」とのこと…、ま、まあ確かに製造年月は2015/8ですしね。
 
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 上立ち香は熟成香ゼロで、セメダインが落ち着いた感じの草っぽい香りがそこそこに。
 含むと、やはり素直に味乗りした印象の引き締まりのある旨味がググっと入ってきて、時間差で出て来る嫌味の無い苦味でしっかりと輪郭を保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、やっぱり緑というか草・アロマっぽい風味の有る旨味が主役ですね、2年生熟に耐えるのも納得の芯のある印象で、甘さそこそこ、濃厚かつダレ感は皆無。
 後味はグッと辛さが出てきて力強くキレます。

 しっかりと芯があり、飲み応えがありつつもキツさがしっかり押さえられた芳醇旨酒でした。
 なんとなく「初緑」という銘柄名に納得感のある味わいですね、新酒の時はかなりフレッシュ感・青さがあったのではないかと想像します。
 これを生熟で飲めたのは結構ラッキーだったと言えるでしょうね、良い味乗り・角取れでした。
 といいつつ、初緑は新酒も飲んでみたいとも思ったひとときでした。

 開栓後は…、お、甘味も出てきましたね、メロン的といいますか。
 やはり全く崩れる予感すらさせないところは見事かと。

 生熟ということで燗を付けてみると、やはりさらに濃くなった印象です。
 なんかヌルヌルするような面白い口当たりになりましたが、これも含めて楽しいと思いました。

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名称:初緑 特別純米 無濾過生原酒 26BY
精米歩合:55%
使用米:ひだほまれ
アルコール度:16度
日本酒度:+1
蔵元情報:奥飛騨酒造株式会社
購入価格(税抜):1,330円/720ml
購入した酒屋さん:酒のサンワ(上野)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 初緑 特別純米

2017年10月25日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

射美 SILVER 無濾過生原酒

本日の家飲み 射美 SILVER 無濾過生原酒

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 岐阜県揖斐郡大野町のお酒です。
 一応当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。
 
 射美については、気に入ったスペック(ほぼ特別純米)については物凄く好きになれるのですが、そうでない場合ははっきり「合わない」と感じてしまう、自分にとって当たりはずれが大きい銘柄という印象があります。
 特にアル添スペックはそういう傾向が強いんですよね…、低酸で柔らかい甘味が魅力だと思っているので、それとアル添のキレが融合しないといいますか。

 で、今回買ってしまったのはアル添高精白(40%)の新製品です、しかも若干お高め。
 大吟醸を名乗れると思うのですが、特定名称の記載自体をしていないようです。
 裏ラベルには珍しくお酒のことが買いてありますね、同時に低精白純米の「ブラック」も発売されていたみたいで、対照的なスペックで醸してみるというコンセプトだったようですね。
 そして、前飲んだ吟醸同様、「思ったようにはいきませんでした」という一言が…
 既に入手困難状態であり、たまたま店頭に普通に並んでいたので買ってしまいましたが、飲む前から若干嫌な予感。


 上立ち香は個性的な、硬質さとアルコールを感じさせる香りが控えめに。
 含むと、非常に個性的な甘辛が入り混じったような旨味がグワッと入ってきて、そこに強めの苦味が絡みついて、独特な複雑さを創り出しつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、射美らしい砂糖的な甘さを芯に感じさせつつも、アルコール的辛さと新酒的苦味の双方が強く、引き締まっているというより単にそれぞれの要素が喧嘩している印象。
 後味はその苦辛を口中に残しつつ引き上げていきます。

 案の定、アルコールのキレと砂糖的甘さがうまくかみ合わない、目指すところが良く分からないお酒でした。
 まあ自分にとっては、芯の甘さがとにかく好みなので実際は普通に飲めるのですが…
 射美に限らず、買いにくいからといって考え無しに飛びつくのは本当よろしく無いですね、そういう考えが需給関係を悪化させてさらにプレミア化を進めるわけですし…、深く反省。
 射美、次こそ冷静にセレクトしようと思いました。

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名称:射美 SILVER 無濾過生原酒
精米歩合:40%
使用米:揖斐の誉「S7」
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:杉原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.2/9.0

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2017年07月20日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

射美 純米吟醸 槽場無濾過生原酒 27BY

本日の家飲み 射美 純米吟醸 槽場無濾過生原酒 27BY

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 岐阜県揖斐郡大野町のお酒です。
 当ブログではなじみの銘柄の一つですね。

 入手難易度がかなり上がってしまった射美ですが、たまたま行きつけの酒屋さんにしれっと並んでいたので購入しました。
 今までいただいたものはほとんど特別純米でしたが、今回は純米吟醸です。
 特別純米と純米吟醸については、イメージ的には後者の方がお米を削っている気がするのですが、実は法的な定義ではあまりかわらないんですよね(通常60%以下)。
 違いは「吟醸造り」をしているか否かということが大きいようですが、ここも厳密な定義はない(っぽい)ようで、結局のところどちらを名乗るかは、蔵元がそのお酒にどんなイメージを持たせたいかに係っているように感じています。
 そしてどちらが美味しいかということになると…、これは好みでしょう、個人的には「特別純米」と名乗るお酒の方が嗜好にぴったりハマる印象があります。

 ちなみに今回頂くお酒は精米歩合50%なので、純米大吟醸も名乗れるスペック。
 裏ラベルには相変わらずエッセイ的な文章がつづられています、今まで奥さんの惚気話息子さんへの親バカ話がありましたが、今回は弟さんへのリスペクト話でした、どれも家族を立てる内容なのが素敵ですね。

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 上立ち香は甘いお米のクリームのような香りがそこそこに。
 含むと、やはり超濃度かつ個性的な甘味がドロリと入ってきて、独特の苦味を裏方に感じさせつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、砂糖を煮詰めたような甘味が確固たる主役を演じ、酸は僅少で薬的なほろ苦さが少々の複雑味を加えるいつもの射美味、ただ比較的線が細い印象があります。
 後味は苦味を若干舌先に残しつつ、しっかりと引き上げます。

 存在感バツグンの甘味をダレない感じで楽しめる、芳醇甘旨苦酒でした。
 いつもの射美路線だと思うのですが、なんとなく特別純米より甘味がおとなしい感じ。
 また引き換えに射美のマイナス部分(と私が思っている)の薬臭さが少々表に出てますね、ここらへんが安定すれば素晴らしいのですが…
 やっぱり私は特別純米派なんだなあと改めて感じた一本でした。

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名称:射美 純米吟醸 槽場無濾過生原酒 27BY
精米歩合:50%
使用米:揖斐の誉「AMS18」
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:杉原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,629円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 射美 純米吟醸

2016年08月30日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

百十郎 純米吟醸 無濾過生原酒 秋田酒こまち仕込み

本日の家飲み 百十郎 純米吟醸 無濾過生原酒 秋田酒こまち仕込み

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 岐阜県各務原市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに初めていただきます。

 最近各所の評判から気になっているものの、行きつけの酒屋さんで取り扱いの無い銘柄がまたたまってきたため、ネット通販によるまとめ買いを決行しました。
 お店は愛知の「酒専門店 知多繁」さん、取扱い銘柄を一瞥するだけでただものではないということがわかりますね。
 10,500円以上送料無料ということや、楽天なので気楽に頼めることは大きいですし、覚えておいて損は無いお店かと。

 一本目はこちらの百十郎、歌舞伎の隈取りが描かれたラベルはインパクトがありますね。
 都内でも結構見かける銘柄ではありますが、今回タイミングが合ったため購入。
 男酒っぽいイメージがあり、辛口を唄っているスペックもあったと思うのですがあえて避け、ピンクカラーのものをセレクトしてみました。

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 上立ち香はフレッシュかつ濃厚な果実香が気持ち強めに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味がグワッと入ってきて、若干の酸苦が舌を刺激しつつ、最後まで濃度を保ちながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、トロミを感じるレベルのトロピカルフルーツ的な甘酸旨味が主役で、そこに苦味がそのまま寄り添う、味の多い印象の
 後味は、苦味を中心に口中に味を残しつつ、ゆっくりと引き上げます。

 果実の芳醇な甘旨味が一本調子で存在感を放つ、超濃厚甘旨酒でした。
 方向性は私の好みなのですが、珍しく若干濃すぎるように感じましたね、ちょっとメリハリが弱く飲み疲れるといいますか。
 やはりこちらの方面はまだ開拓中ということなのかもしれません。
 百十郎、次は辛口系のものをいただいてみたいと思います。

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名称:百十郎 純米吟醸 無濾過生原酒 秋田酒こまち仕込み
精米歩合:60%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社林本店
購入価格(税抜):1,649円/720ml
購入した酒屋さん:酒専門店 知多繁(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年08月17日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

百春 特別純米酒 直汲み 無濾過生原酒

本日の家飲み 百春 特別純米酒 直汲み 無濾過生原酒

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 岐阜県美濃市のお酒です。
 外飲みは何度かあり、ブログでの紹介は2回目ですね。

 百春は前にいただいてから結構時間が経っており、最近ブログ界隈や居酒屋での評判も上がってきているように感じたので、今回セレクトしてみました。
 蔵元ホームページを見ると、「うだつの上がる酒」という面白いキャッチコピーが書かれていました。
 それで「うだつ」ってなんだべと思ってウィキペディアを参照し、その後に蔵の建物の写真を見てみると「おお確かにうだつが上がってる!」とちょっと感動しましたね。
 
 スペックはまあ一般的な特別純米無濾過生原酒といった感じ。
 どうやら直汲みは特約店限定品のようです。

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 上立ち香は濃くて重みがある感じの、お米が発酵した感じの香り(なんじゃそら)が強めに。
 含むと、非常に濃厚かつ独特な風味のある甘旨味がグググッと入ってきて、時間差で出てくる苦味でダレを防ぎつつ、力強く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、洋梨?的で、若干硬質な感じの甘酸旨がせめぎ合う感じ、それぞれの味わいはかなり強烈に主張するのですが、旨いことせめぎ合って、見事にバランスを取っています。
 後味は仄かな苦味を残しつつ、自然にキレていきます。

 非常に個性的な味わいの、飲み飽きない芳醇甘旨酒でした。
 なんだかんだで同系統の味わいになりがちな無濾過生原酒の世界において、確固たる個性があるというのはそれだけでかなりのアドバンテージでしょう。
 しかも変にバランスを崩した個性ではなく、しっかりとバランスもありますからね、最近の人気にも納得です。
 百春、次はまた他のスペックも試してみたいと思いました。

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の感想
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-982.html
「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの感想
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-4.html

名称:百春 特別純米酒 直汲み 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米: 麹米:五百万石 掛米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社小坂酒造場
購入価格(税抜):約1,400円(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:鈴傳
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 百春 特別純米

2016年07月18日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

慶樹 特別純米酒 槽場無濾過生原酒 27BY

本日の家飲み 慶樹(よしき) 特別純米酒 槽場無濾過生原酒 27BY

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 岐阜県揖斐郡大野町のお酒です。
 当ブログでは何度も取り上げている、殿堂入り銘柄の一つ。

 「日本一小さな蔵のお酒」として、すっかり入手困難酒状態の射美ですが、今回は縁あって同蔵の特別品である慶樹の一升瓶を入手できました。
 個人的に思うのは、これほどまでの甘口酒って結構人を選ぶはずなのに、なぜこれほどまでに品薄なのかということです。
 ある意味煽る側の私が言うのもなんですが、もしその希少性に興味があって飲んでみて、自分の口に合わないと感じたら、次からはあえて飲まなくても良いんじゃないかなあ。
 その分は私のようなガチ甘口派が群がって、絶対飲み切ると思いますし。
 結構入手困難銘柄は反射的にキープしてしまう酒飲みって多い気がしますが、あまり実りのない買い方のように、個人的には感じます。

 さてスペックはいつもの通り、揖斐の誉「AMS」を用いた無濾過生原酒。
 裏ラベルは相変わらず酒造りと全く関係ないですね、前回頂いたものは奥さんに関する惚気話でしたが、今回は親バカ話です(笑)

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 上立ち香はほんのりお米の甘さを感じる香りが控えめに。
 含むと、粘度の高い甘旨味がゆるりと入ってきて、裏方にほんの少々の苦味を感じさせつつ、あくまで甘味をメインとしながらじわじわと染みこんできます。
 味わいは、やはり砂糖菓子を溶かしたような芳醇な旨味が主役、ポイントは酸味が皆無で、ひたすら純度の高い甘旨味が最後まで続くことでしょうね。
 後味は、あくまで控えめな苦味を感じさせながら、ゆっくりと引き上げます。

 最後まで優しい甘味がゆっくりと染み込んでくる、オンリーワンの甘口酒でした。
 最近黒村祐を飲んだ関係か、そこまで強烈な甘さじゃない気もしてしまうのですが、まあやっぱり普通の感覚からいったらもろ甘いでしょう。
 でも、私にとってはとても心地よい甘さですね…、甘口好きには一度是非試してみてほしい銘柄というのは確かです。
 食中酒というよりは単品でいくらでも飲めてしまいそうなお酒というのもポイントかな、実は気づいたら開栓直後四合やってしまってました…
 慶樹(射美)はこの味わいの路線を、キープして欲しいなあと思いました。

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名称:慶樹 特別純米酒 槽場無濾過生原酒 27BY
精米歩合:60%
使用米:揖斐の誉「AMS18」
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:杉原酒造株式会社
お気に入り度:8.7/9.0

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2016年04月24日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

津島屋 外伝 純米酒 the ancient vintage1995

本日の家飲み 津島屋 外伝 純米酒 the ancient vintage1995

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 岐阜県美濃加茂市のお酒です。
 家でも外でも何度かいただいています、ブログでの紹介は2回目ですね。
 
 芳醇フレッシュ派の私の場合、新酒の時期はどうしても無濾過生原酒にセレクトが偏ってしまい、どれだけ高次元なお酒でも流石に若干飲み疲れを感じるときがあります。
 そこで今年は、思いっきり逆に振る形で、あえて数年熟成の火入れ酒を何本か購入してみました。
 実際は新酒の合間に時期をバラして買っているのですが、比較の意味もこめて、これから集中的に紹介してみようと思います。

 トップバッターは津島屋、実力は折り紙つきの蔵ですね。
 しかも、なんと06BY、約20年熟成の1回火入れ熟成酒というかなり珍しいスペックです。
 値段は流石に新酒と比べるとお高めですが、この年数の熟成酒では破格と言ってよいレベルでしょう。


 上立ち香は割と露骨な熟成香がそこそこに。
 含むと、いわゆるナッツ的な、思いっきり熟成系の旨味がストレートに入ってきて、勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに熟成日本酒の王道を行くようなナッツ・カラメルの旨味が主役ですね、良く良く転がすとトロリとした甘味に熟した苦渋味が絡みついているようにも感じます。
 後味は口中に若干の苦味を残しつつ引き上げていきます。

 思いっきり熟成された旨味を素直に楽しめる、そう滅多には味わえないであろうレア感のあるお酒でした。
 実際冷蔵保管のコスト面を考えると、このレベルの大古酒がこのお値段というのはとんでもないことだとは思います。
 津島屋、今後も色々なスペックをいただいてみたいなと感じました。

 燗を付けると…、おお見事にクセが和らぎますね。
 これは好みによって、かなり高い温度帯も楽しいと思います、ぬる燗は逆に物足りないかも。

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名称:津島屋 純米 山田錦 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:美山錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:御代桜醸造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.0/9.0(燗上がりも考慮に入れて)

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2016年03月30日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

一滴千山 TAKE3 Sparkling

本日の家飲み 一滴千山 TAKE3 Sparkling 

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 岐阜県大垣市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね、外でもいただいたことのあるお酒です。

 タイムラグが凄いことになっていますが、実はこのお酒は昨年のクリスマス近辺に飲んだお酒です。
 いわゆるシャンパンの代わりに、「一発スカしたSAKEでもいただこうかしら」とセレクトした次第。
 実際ラベルは完全に日本酒のそれではありませんね、どことなく雪を思わせる冬らしいデザインでもあると思います。

 スペック的には、前回いただいたTAKE1と同様、アルコール度数は低めの13度で、日本酒度は-40という変態的数値。
 こういう一種イロモノのお酒なので、300mlの小瓶で売ってくれるのは、ありがたいところです。
 TAKE1と比べると、今回は発泡で、若干おりが絡んでいるのがポイントかな。

 せっかくなのでワイングラスでいただきました。
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 上立ち香はいかにもなガス混じりの米の香りにちょい甘さが混じって、そこそこに。
 含むと、まず感じるのは強いガス感、ちょいおいて濃厚な甘味が染み出してきて、おりの苦味と絡み合いつつ口中に広がっていきます。
 味わいは、やはり直球の米由来の甘さが紛れもない主役を演じて、ガス感と苦味がギリギリでダレを防いでいる感じのまとまりですね。
 後味はその印象のまま、少々甘さを残しつつなんとか引き上げていきます。

 強烈な甘さを危うくも見事なバランスで引き上げる、サイダー的な個性派甘旨炭酸酒でした。
 これはシャンパンのようにグイグイ飲んでしまうのが一番楽しめると思いますね、まあ度数はそこそこあるので気をつけないといけませんが。
 また、何気におりを絡めたのが蔵元さんのファインプレーであるように感じました、それによりダレを防ぎ、日本酒らしさも十分に残っている気がします、個人的にはTAKE1よりこっちが好き。
 一滴千山シリーズは、イロモノに見せかけた本格派だと思います、次は通常品もいただいてみたいですね。
 
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名称:一滴千山 TAKE3 Sparkling
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:13%
日本酒度:-40
蔵元情報:武内合資会社
購入価格(税抜):630円/300ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年03月05日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

射美 特別純米酒 槽場無濾過生原酒 26BY

本日の家飲み 射美(いび) 特別純米酒 槽場無濾過生原酒 26BY

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 岐阜県揖斐郡大野町のお酒です。
 本ブログでも何度も紹介している、マイお気に入り銘柄の一つ。

 射美については、ギャザリーのほうでも「入手困難銘柄」「本格甘口銘柄」という切り口で紹介しています。
 正直両方とも乱暴な分け方だと思いますが、まあこのくらいは許容範囲だと思いたい…
 大好きな銘柄については、やっぱり語りたくなるんですよね。

 さて、スペック的には揖斐の誉「AMS18」の60ということで、昨年も同スペックのお酒をいただいています
 その時はピンク文字だったのですが、今回は青文字、正直ここらへんの違いはよくわかりません。
 そして、今回の裏ラベルには看護師の奥さんに対する敬意が表されています、まあ惚気の一種かと。
 しかし直接言えないからってラベルに書いてしまうのは大丈夫なんでしょうか(笑)

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 上立ち香は甘く、お米のような果実のような独特な香りがそこそこに。
含むと、やはりとろりとした濃厚芳醇そのものの甘旨味が自然に入ってきて、ジュワーッと力強く染みこみます。
 旨味は射美らしい砂糖菓子のような甘味が主役、それを完全に裏方に回った苦味がダレを防いで飲み飽きないように整えます。
 後味はその苦味が甘味を拭い去るように引き取ってバッチリなキレ。

 射美の中ではスタンダードっぽい、直球勝負でまとまりのある芳醇甘旨酒でした。
 酸味をあまり感じないところがこの手のお酒の中では珍しいですね、似たようなお酒がありそうでない、やっぱりオンリーワンのお酒だと思います。
 いやあ飽きないなあ、私は大好きです、後は入手難易度がどうにかなればなあ…。

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名称:射美 特別純米酒 槽場無濾過生原酒 26BY
精米歩合:60%
使用米:揖斐の誉「AMS18」
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:杉原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,296円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2015年04月30日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

一滴千山 TAKE1 純米原酒

本日の家飲み 一滴千山 TAKE1(テイクワン) 純米原酒

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 岐阜県大垣市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 このお酒の特徴は裏ラベルを見れば一目瞭然ですね。
 アルコール分13.0度の原酒、日本酒度-40という数値をみれば、日本酒マニアであれば目をおっぴろげてたまげることでしょう。
 詳しい解説は割愛しますが、数値上は極端な低アルコール甘口酒を示しています。

 どのように造ったかについて酒屋さんに聞いてみたのですが、おそらくは発酵を早い段階で切り上げているのだろうとのこと。
 極めてざっくりいうと日本酒の発酵過程では、麹の酵素の働きによりお米のデンプンが、一旦ブドウ糖に変化し、最終的にアルコールになります。
 このうちのブドウ糖がアルコールになる変化を早目に終わらせることで、このような数値になるという理屈のようです、いわゆる「完全発酵」の逆って感じですね。
(予防線を張っておくと、あくまで素人認識なので不正確かもしれません。本当は蔵元さんに情報公開して欲しいところ…)


 上立ち香は甘さと酸を感じる個性的な香りが強めに。
 含むと、流石に濃厚な甘味が固まりで入ってきますが、酸味で包まれて強烈さというよりは優しさを感じます。
 旨味は完全に甘味が主役でアルコール感はやはり控えめ、苦味等は表では感じませんが、単なる甘酸っぱさでなく結構複雑な印象です、山廃的というか発酵飲料って感じといいますか。
 後味は少々の甘味を舌に残しつつ、しっかりキレます。

 日本酒の一つの可能性を感じさせる、甘さ濃厚個性派低アル酒でした。
 しかし、甘さの割に酸が仕事をしているからか意外と飲み疲れないところがいいですね。
 低アル原酒は今後もっといろいろなチャレンジ酒が出てきて良いと思いました。
 一滴千山、次はレギュラー品もいただいてみたいです。

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名称:一滴千山 TAKE1 純米原酒
精米歩合:65%
酒米:不明
アルコール度:13%
日本酒度:-40
蔵元情報:武内合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 一滴千山 純米

2015年02月05日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

射美 吟醸酒 袋吊無濾過生貯蔵 25BY

本日の家飲み 射美 吟醸酒 袋吊無濾過生貯蔵 25BY

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 岐阜県揖斐郡大野町のお酒です。
 私のマイ殿堂入り銘柄の一つ。

 実はこのお酒、今年の夏に飲んでいたのですが、ラベルの写真なくしたりと個人的トラブルで公開が遅れました…。
 情報が古いのと裏ラベルの写真が見にくいのをご了承ください。

 で、実はこのお酒その裏ラベルに聞き捨てならないことが書いてあります。
 そのまま引用すると「従来の射美とは違った夏にあった味をイメージしました、が、上手くいきませんでした。すいません。」とのこと。
 いやあ、ここまではっきり失敗作って書いてしまうのはある意味凄いですね。
 いかがなものかとも思いますが、まあ巨匠陶芸家のごとく気に入らないから捨てるわけにもいかないでしょうし、よく考えるとなかなか潔いというべきか。

 これだけ書いていても、今の「射美」ブランドなら売れるでしょう、私も逆に味わいが気になって買ってしまいました。
 当ブログには珍しくアル添の吟醸酒です。

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 上立ち香はいつもの射美らしい独特の米の甘さを感じる香りですが、気持ちアルコール強めな感じで、そこそこに。
 含むと、射美好きからすると「ん?」と思うようなクセのある甘旨味が、アルコール感と拮抗しつつ突き刺さってきます。
 旨味は、いつもの上品な甘味を薬臭いクセとアルコールが苛め倒す感じ。
 といいつつ、甘味はやはり魅力的だし、アルコールによるスッキリ感もなかなか。
 後味はアル添らしく、キツくキレます。

 射美らしい甘味が、夏酒指向によって苛められてしまったような印象のお酒でした。
 なんというか、初期の射美のようなこなれていない薬臭さのようなクセが強かったです。
 しかし、目指す方向性は凄くわかるんですよね…、アルコールっぽいキレとか。
 来年の射美のこのスペックに、強く期待をかけたいと思います(買えればですけど…)

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名称:射美 吟醸酒 袋吊無濾過生貯蔵 25BY
精米歩合:50%
酒米:揖斐の誉「S7」
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:杉原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,425円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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タグ: 射美 吟醸

2015年01月10日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三千櫻 純米 愛山 ひやおろし

本日の家飲み 三千櫻(みちざくら) 純米 愛山 ひやおろし

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 岐阜県中津川市のお酒です。
 ブログでは二回目の紹介になりますね、外でもちょくちょくいただいています。

 前回純米ひとごこちをいただいたときにも書きましたが、岐阜県は今やかなりの地酒激戦区であり、三千櫻はその中でもしっかりと存在感を保っている印象です。
 前回は「次は生を!」と思っていたのですがうっかり買いのがし、ひやおろしとなってしまったのは少し心残り。
 地酒は油断するとすぐ狙いのスペックを逃してしまうのが難しいところです。

 さて、今回スペック的には愛山の60磨き。
 アルコール度は15度で低めなので加水もしているのでしょうし、愛山酒の宿命ではありますが少々お高めですね。

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 上立ち香は甘さを感じるアルコールが控えめに。
 含むと、落ち着いた甘旨味がスルリと入ってきて、ほんの少々の辛味と共にじわじわと自然に染み入ってきます。
 旨味は果実がほどよく熟してきた感じの甘味が中心で、兎にも角にもクセがなく素直に楽しめる感じ。
 ただ、やはりちょっと度数が低い(加水?)もの足りなさもあるかも。
 後味はほどほどの辛さで自然にキレます。

 ひやおろしの良さである程良く味が乗って熟成した旨味を、ストレートに魅力的に感じられるお酒でした。
 老ね感が皆無なところがやっぱり良いですね、完成度の高さを感じます。
 コスパにちょっと難があるのが玉に瑕かな、次は愛山以外にしようっと。
 そして、次こそしぼりたてをいただこうと思います。

 温度が上がってくると、かなり辛さが前面に出てきました。
 完成度の高い芳醇辛口酒として、これはこれで魅力的だと思います。

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名称:三千櫻 純米 愛山 ひやおろし
精米歩合:60%
酒米:愛山
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:三千櫻酒造株式会社
購入価格(税抜):1,681円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 三千櫻 純米

2014年11月04日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

津島屋 純米 山田錦 無濾過生原酒

本日の家飲み 津島屋 純米 山田錦 無濾過生原酒 

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 岐阜県美濃加茂市のお酒です。
 家でも外でも何度かいただいています。

 裏ラベルにも記載がありますが、この「津島屋」ブランドを醸す杜氏さんは「酒向(さこう) 博昭」氏です。
 「酒に向かう」うーん、これほど杜氏さんにフィットする苗字も無いのではないのでしょうか。
 ちなみに蔵元ホームページに記載がありますが、実際に酒向杜氏は若くして全国新酒鑑評会で金賞を取るなど、かなりの実力派だとのことです。

 スペック的には山田錦の60磨きの無濾過生原酒ということで、お値段含めまあスタンダードな感じですね。
 前回頂いた美山錦の純米吟醸は、割とスッキリした味わいだった記憶があるのですが、こちらはいかがでしょうか。

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 上立ち香はメロンっぽいフレッシュな吟醸香が強めに。
 含むと、生酒らしい青さを伴った甘旨味が自然に入ってきて、徐々に出てくる辛さと共に染みこんできます。
 旨味はやはりメロン的で濃厚な甘味が主役ですが、後味のキリキリ来るような辛さと良いコントラストで、キレが非常に良い印象。
 後味はその辛さで力強くキレます。

 いかにも無濾過生原酒らしい魅力的な甘旨味を、正当派の辛さで見事に引き上げる芳醇旨辛酒でした。
 この辛さは最初キツイかなあとも思うのですが、飲み進める度に芳醇さをうまく飲み飽きない感じに整えてくれていることに気づくのです。
 矛盾する要素を調和させて取り入れるこういうお酒に出会うと、いつもながら日本酒の奥深さに陶酔してしまいますね。
 津島屋は引き続き追っていこうと思います。

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名称:津島屋 純米 山田錦 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:御代桜醸造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 津島屋 純米

2014年10月27日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

三千盛 純米大吟醸 しぼりたて 生酒

本日の家飲み 三千盛(みちさかり) 純米大吟醸 しぼりたて 生酒

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 岐阜県多治見市のお酒です。
 実は家飲み外飲み含め初めてだったような。

 岐阜県のお酒の中でもこの三千盛は東京でもよく名前を聞く印象があります。
 しかし、自分は正直なところ今までこのお酒を避けていました。
 比較的大手とだいうこともあるのですが、なんといっても公式ホームページのタイトルに「酒からくち三千盛ホームページ」とついているほど辛口のイメージが強く、甘口派の自分としてはどうしても抵抗があったのです。

 今回あえてこのお酒を買った理由としては、一つは酒屋さんオススメだったこと、もう一つは値段です。
 使用米は明記されていないものの、45まで磨いた純米大吟醸生酒が税抜き1,333円というのはやはり破格でしょう。
 日本酒度+11といういかにも辛口な数値に少々慄きつつ、いただきます。

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 上立ち香はスタンダードな感じの吟醸香が控えめに。
 含むと、まずはクセのない上品な旨みがフワッと広がりますが、直ぐに強めの辛さが出てきてキリリと引き締まった味わいになります。
 旨みは爽やかで透明感のある、しかし決して淡麗ではない存在感のある辛口といった趣で、一つの完成形を感じさせる風格がありますね。
 後味はその辛さで見事に完璧にキレます。

 食中酒として万能であろう、存在感のあるスッキリ辛口酒でした。
 私のストライクゾーンからは明らかに外れるのですが、それでも魅せられてしまう完成度があります。
 スッキリ辛口系が好きな方にとっては極上の一品となりうるでしょう。
 コスパも抜群で、三千盛の実力をまざまざと感じた一本でした。

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名称:三千盛 純米大吟醸 しぼりたて 生酒
精米歩合:45%
酒米:不明
アルコール度:15~16%
日本酒度:+11
蔵元情報:株式会社三千盛
購入価格(税抜):1,333円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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2014年09月09日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鯨波 純米 無濾過生

本日の家飲み 鯨波 純米 無濾過生

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 岐阜県中津川市のお酒です。
 前から気になっている銘柄でしたが、家飲みは初めて。

 射美に続き二連続で岐阜県のお酒となりました。
 岐阜のお酒と言えば三千盛が有名ですが、あまりに「からくち」を強調するので私はたじろいでしまいまだ飲んだことが無かったりします。
 まあそれ以外でも、小左衛門、醴泉、房島屋、竹雀、津島屋などなど、候補銘柄に事欠かないくらい最近の岐阜県の日本酒業界はホットだと感じています。

 今回頂くのはお米も、岐阜県を代表する酒米である「ひだほまれ」を100%使用。
 純米といいつつ60%まで磨いている無濾過生なので、お値段以上のスペックと言えるでしょう。

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 上立ち香は程よくフレッシュで濃厚な吟醸香が強めに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味が力強く流れ込んできます。
 旨味はメロン?マスカット?という感じの甘味が主役で、そこに少々の新酒らしい青臭い苦味が伴う感じ。
 後味はその苦味でちゃんとキレます。

 これぞ無濾過生の新酒だ!という印象の、濃厚フレッシュ甘旨酒でした。
 新酒らしい未熟っぽさはあるものの、変な雑味は無く旨味が力強いので、私のストライクゾーンど真ん中でした。
 良い意味での「重さ」を感じるような存在感のあるお酒です、万人に好かれるというよりは個性派かな。
 うーん、岐阜も私の好みのお酒がどんどん増えるなあ、次は純米吟醸クラスに行ってみたいものです。

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名称:鯨波 純米 無濾過生
製法情報:無濾過生酒
精米歩合:60%
酒米:ひだほまれ
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:恵那醸造造株式会社(岐阜県中津川市)
製造年月:2014/1(25BY)
購入価格(税込)1,290:円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2014年04月06日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

射美 特別純米酒 槽場無濾過生原酒

本日の家飲み 射美(いび) 特別純米酒 槽場無濾過生原酒

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 岐阜県揖斐郡のお酒です。
 ここで何度か取り上げている「慶樹」の通常ブランドですね。

 既に自分にとって慶樹は不動のお気に入り銘柄になっていますが、実は射美は家では初飲みです。
 やはり通常銘柄も飲んでみたいと思い、今回頑張って入手しました。
 元々「日本で一番小さい蔵元」ということで生産量が限られている上、そのオンリーワンの酒質から甘口派の左党(私とか)に目をつけられているために、既に非常に入手が難しくなっているようです。

 裏ラベルには相変わらず蔵元さんのエッセイ的な文章が書いてありますね、今回はちょっと良い話。
 例によって揖斐の誉100%仕様の無濾過生原酒です、最大限の期待を込めて頂きます。

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 上立ち香は甘い米の香りが少々。
 含むと、超濃厚ながら優しい甘味がとても自然な感じで入ってきて、少しずつ染みこんできます。
 旨味はいつものように上品な砂糖菓子を思わせる甘味が主役で、どこかお米の旨味も感じさせるしっかりした味わいです。
 特筆すべきは無濾過生原酒らしからぬ舌触りの滑らかさですね…、特別純米クラスとは思えない完成度です。
 後味はほんの少しの苦味を残しつつ、自然にキレます。

 強烈な濃厚さと、驚愕の上品さを兼ね備えた、ハッキリと甘口指向のお酒でした。
 精米歩合や値段を考えると、まさに異次元の完成度だと思います、期待に見事に応えてくれました。
 辛口好きはびっくりするかもしれませんが、甘口好きにはたまらない味わいで、やっぱり私は大好きです。
 これはさらに需要は増えるでしょう、蔵元さんには「日本で一番小さな蔵」という言葉に囚われず、質を落とさない範囲で是非増産して欲しいと思いました。

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名称:射美 特別純米酒 槽場無濾過生原酒
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:揖斐の誉「AMS18」
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:杉原酒造株式会社(岐阜県揖斐郡大野町)
製造年月:2014/2(25BY)
購入価格(税込)1,312:円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2014年04月04日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

百春 純米中汲み しぼりたて 槽口直詰

本日の家飲み 百春 純米中汲み しぼりたて 槽口直詰

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 岐阜県美濃市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに初めて。

 ぱっと見ラベルには色々と興味をそそられる文言(中汲みとか槽口直詰とか)がいろいろと書いてあるのですが、肝心のブランド名が右上に追いやられてますね。
 正直このタイプのラベルは個人的には基本良くないと思っています、確かに売り文句は重要ですが、やっぱり銘柄名を押し出さないとなあ…。

 さて、スペック的には書いてあるとおり、「もろ新酒」という感じですね。
 ラベルの左には色々と解説があり、季節によって味わいが変化する旨も書いてあります。
 こういうメッセージについては、かなり良い感じだと思います。

 上立ち香はバナナっぽい甘めの香りがほどほどに。
 含むと、濃厚ながらキリッとした印象の旨味が、強めのガス感と共に流れ込んできます。
 旨味は新酒らしい強めの苦味とフレッシュさがありつつ、甘酸もしっかり主張するバランスが良いものです。
 後味はその苦味を若干残した感じでキレていきます。

 良くも悪くも新酒らしさを思いっきり感じるようなお酒でした。
 香りは甘めなのに味わいはキリリとした辛口の印象が強かったですね。
 ただ個人的にはもう少し甘めなほうが好みかな…、これは半年ぐらい味が乗るのを待ってみたいかも。
 次は夏を越えたあたりのスペックを飲んでみたいと思いました。

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名称:百春 純米中汲み しぼりたて 槽口直詰
製法情報:無濾過生酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:18~19%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社小阪酒造場(岐阜県美濃市)
製造年月:2014/1(25BY)
購入価格(税込):1,420円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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タグ: 百春 純米

2014年02月27日 岐阜の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

三千櫻 純米 ひとごこち

本日の家飲み 三千櫻(みちざくら) 純米 ひとごこち

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 岐阜県中津川市のお酒です。
 外ではちょくちょく頂いていますが、家飲みは初めて。

 岐阜県のお酒は最近急激に存在感を増している印象があり、佐賀県や三重県とともに個人的に注目しています。
 三千櫻はそんな岐阜県のお酒の中でも良い評判を聞くことが多く、外飲みの印象も良かったので今回セレクトしてみました。

 今回頂くお酒はスペック的には割とスタンダードなレギュラー品。
 酒米であるひとごこちを55まで削ってるのにあえての純米表記ですね。
 また、製造日が3月になっているので、恐らく酒屋さんの冷蔵庫で熟成した感じでしょうが、火入れですしちゃんとした酒屋さんなら全く問題はないかと思います。

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 上立ち香はちょっと熟した感じのアルコール臭が控えめに。
 含むと、濃厚かつ整った熟した果実の甘旨味が、じんわりと染み入ってきます。
 旨味は芳醇なマスカット系の甘味が主役でクセがなく、かつダレない程度の辛さを伴っています。
 やはり夏を越しただけに熟した感はありますが、熟成香まではいかずによく味が乗っていますね。
 後味は若干の辛さを残しつつ、綺麗にキレます。

 欠点がほぼ感じられない、完成度の高い程良い熟成甘旨酒でした。
 芳醇な割に飲み飽きない感じで、食中酒としてもレベルが高いです。
 ただ、逆に言うとパンチが足りないような気も少ししたりして。
 今度は是非生酒の方も頂いてみたいと思いました。

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名称:三千櫻 純米 ひとごこち
製法情報:
精米歩合:55%
酒米:ひとごこち
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:三千櫻酒造株式会社(岐阜県中津川市)
製造年月:2013/3(24BY)
購入価格(税込)1,550円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 三千櫻 純米

2013年12月04日 岐阜の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

竹雀 山廃純米無濾過生 木槽袋搾り

本日の家飲み 竹雀 山廃純米無濾過生 木槽袋搾り

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 岐阜県揖斐のお酒です。
 外では何度かいただいてますが、家飲みは初の銘柄。

 岐阜県は最近首都圏に次々と銘酒を送り出しているイメージがありますが、竹雀もその一つだと思います。
 そしてラインナップをみるに山廃が多いようですね、やっぱり山廃という手間のかかる手段を選ぶ酒蔵さんには、一種のこだわりがあるように感じられます。
 今回頂くのも山廃の生、それも純米表記ながら山田錦6割磨きの袋搾りと贅沢なスペックです。

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上立ち香は少し甘さの混じる米の香りが濃い目に。
含むと、濃厚な米の甘旨味が柔らかい口当たりでじわじわっと染み通ってきます。
旨味はしっかりとした米の甘味が中心ですが、山廃らしい優しい酸味がそれを引き締め、バランスが良い印象。
また、山田錦の袋搾りだけに、雑味が少なく旨味をストレートにじっくりと楽しめます。
後味は、その酸味とほんの少しの辛さを舌に残しつつ、綺麗にキレます。

米の旨みが主役の芳醇酒として、お手本のような完成度のお酒でした。
山廃の生原酒ということもあり、個性も十分ある味わいですね。
芳醇そのものながら優しい味わいで、飲み飽きずに盃が進みます。
最初にこのスペックを飲んでしまったのでちょい不安もありますが、次は他の竹雀も頂いてみたいと思いました。

山廃ということで今回燗もつけました。
印象としては、結構辛さが表に出てくる感じですが、優しさは変わらず。
ぬる燗から温度が下がってくると、また辛さが引っ込んで自然に入ってくるようになります。
ようやく涼しくなってきた今日このごろ、じっくりやるのにとてもオススメ。

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名称:竹雀 山廃純米無濾過生 木槽袋搾り
製法情報:無濾過生酒 山廃
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
酵母:9号酵母
日本酒度:+3
蔵元情報:大塚酒造株式会社(岐阜県揖斐郡)
製造年月:2013/7(24BY)
購入価格(税込):1,680円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 竹雀 純米 山廃

2013年09月26日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:8

房島屋 純米吟醸 五百万石生酒 兎心

本日の家飲み 房島屋 純米吟醸 五百万石生酒 兎心(ところ)

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 岐阜県は揖斐郡の所酒造さんが醸す、房島屋の夏の限定品です。
 こちらは杜氏さんが所さんということで、ちょっとひねった感じで自分の名前をお酒につけているわけですね。
 おりがらみの白いお酒に兎の心とは、なかなかにセンスを感じます。
 ラベルや瓶も洒落た感じ。

 私は房島屋は初の家飲みです。
 初飲みで限定品というのは基本避けているのですが、こちらの兎心は各所の評判を見て飲みたくなってしまいまして…。
 注ぐと、かなり白濁している上に、全体的に黄色がかっているのが特徴的です。

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 上立ち香はフレッシュな吟醸香に米の香りが混じった感じで、そこそこに。
 含むと、ガス感は抑え目ながらフレッシュな甘旨味、にごりらしいとろみに加え、唾液腺を刺激するような酸味を感じます。
 旨味はしっかりとしたトロピカルな甘味が主役で、それを酸味が引き締めている印象。
 飲み進めると渋味もでてきて、全体としては夏酒らしいキリっ感が強いですね。
 後味は少々の苦渋酸味が受け持って、さわやかにキレます。

 はっきりと「酸味」をメインに据えた、オンリーワンの夏酒でした。
 濃厚夏酒のキーポイントは酸味ではあると思うのですが、ここまではっきりしているのはあまりないかと。
 あえてうすにごりというのにもこだわりを感じますね…、まさに大人のトロピカルジュースです。
 私のように薄い夏酒はごめんという方に是非オススメ。

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名称:房島屋 純米吟醸 五百万石生酒 兎心
製法など:おりがらみ 生酒
精米歩合:50%
酒米:五百万石
アルコール度:16~17度
酵母:不明
日本酒度:+3
蔵元情報:所酒造合資会社(岐阜県揖斐郡)
製造年月:2013/5(24BY)
購入価格(税込):1,730円/720ml
お気に入り度:7.8/10

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2013年08月04日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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