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和る(waru) あらばしり特別純米 生酒

家飲み記録 和る(waru) あらばしり特別純米 生酒 

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 山口県萩市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、小山商店購入酒の4本目。

 こちらを醸す岡崎酒造場の通常銘柄は「長門峡」、そちらの方が有名ですね。
 ググってもあまり情報が出てこないので、相当数が少ない限定品なんじゃないかと想像します(蔵元ホームページにも情報は無さそう)。
 割とこういう超限定品とかプライベートブランドとかが多いのも小山商店さんの特徴なんじゃないかと思いますね、それでいて定番品もちゃんと揃えてあるところが凄い。
 
 さて今回は精米歩合60の新酒あらばしりです、いかにもフレッシュな感じですが、1月製造4月開栓なので若干生熟コンディションでいただいてます。
 スペック的に特徴的なのは、麹米に山田錦を使いつつ、掛米に山口県の酒米「西都の雫」を使っていることでしょう。
 西都の雫は山口では結構な蔵が使っている印象ですね、ググると五橋の蔵元の解説記事が出てきました、県としてかなり押してそうな印象ですね。

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 上立ち香はまだ残るフレッシュ感と砂糖菓子的な甘さが混じった香りがそこそこに。
 含むと、かなりスッキリとした印象の旨味がスルスルと入ってきて、心地よい酸と程よい渋味が寄り添うことで、最後まで自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、良い感じのセメダイン感と酸味を伴った引き締まった旨味が主役、渋味が若干あるのですが、全体が非常に良いバランスでまとまっていて、ひたすらスルスルと飲める印象。
 後味は、酸味が程よく引き取る形で、自然に引き上げてくれます。

 飲みごたえのある旨味と、自然な酸渋味がいい感じで溶け合う、飲み飽きない系の芳醇旨酸酒でした。。
 これは役割的には万能のお酒ですね~、食中酒としてバッチリですし、単体で飲んでもなかなか飲みごたえがあります。
 そして、杯を重ねるごとに魅力が増すタイプだと思います、ゆるゆると永遠に飲んでいきたいですねえ。
 和る長門峡も含め、また別のスペックも頂いてみたいと思いました。

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名称:和る(waru) あらばしり特別純米 生酒
蔵元情報:有限会社岡崎酒造場
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年08月23日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

Ohmine Junmai 3grain (大嶺純米3粒) 新酒生酒

家飲み記録 Ohmine Junmai 3grain (大嶺純米3粒) 新酒生酒

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 山口県美祢市のお酒です。
 ブログでの登場は(一応)2回目ですね。

 大嶺は以前に100mlのミニカップ酒を紹介しています。
 その印象は良く、他に外飲みでいただいた「ひやおろし」も美味しかったのでいつかじっくりやりたいとは思っていたのですが…、ホームページの商品紹介みると一目瞭然で、全体的にお高いんですよね。
 それも見た目に凝った商品が多かったので、中身重視派としてはどうにも購入に踏み切れずにいましたが、今回新酒生酒がまあ許容範囲のお値段で売っていたのでセレクトしました。
 (この辺り、とある酒屋さんがブログで何度か書いている、「パッケージは飲めない」というフレーズは至言だと思います)

 山田錦の精米歩合58%の生原酒、値段は税抜1,800円。
 確か、最近新しく建造した蔵設備での造りだったかと思います、開栓は今年1月。

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 上立ち香は割と濃いめかつガッツリセメダイン系の香りがそこそこに。
 含むと、若干のケミカル感を纏った独特の旨味がグググッと入ってきて、若干の渋味を伴いながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、ある種生原酒らしい濃厚な旨味が中心にあるのですが、甘味が若干控えめかつ苦味が皆無で、伴うセメダイン感と渋味がクセっぽい方向にいっている気がしますね、結果として少々ダレ感があるような…
 後味は、なんとなく渋味を口中に残しつつ引き上げていきます。

 好ましい旨味を、ケミカルでクセっぽい含み香がいじめたおす、若干バランスの崩れが気になるお酒でした。
 この値段でこの味わいは正直残念ですね、大人しく加水火入れにしたほうが良かったんじゃないかしら…というか、日誌係さんの尻馬に乗ってしまいますが、オフフレーバーが強過ぎかと。
 かの「山間」はかつて(23BY)設備由来のオフフレーバーを認めた上で全量火入れにし、結果として商機を逃してしまいましたが、このお酒を飲むと、その姿勢って凄く真摯だったんだなあという思いが浮かびます(嫌味)。
 とはいえ、今までは好印象だったわけですし、一回だけではなんとも言えないでしょう(今回も飲めないほどひどくはない)。
 大嶺、今後一歩引きつつも追っては行きたいとは思いました。

■「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2629.html

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名称:Ohmine Junmai 3grain (大嶺純米3粒) 新酒生酒
蔵元情報:大嶺酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: Ohmine 大嶺 純米

2019年06月17日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

東洋美人 Asian Beauty 純米大吟醸

家飲み記録 東洋美人 Asian Beauty 純米大吟醸

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 山口県萩市のお酒です。
 ブログでの登場は3回目ですね。

 このお酒はなんといってもラベルが特徴でしょう、東洋美人を訳してAsian Beauty、そこから和装の美人画というのはストレートですね。
 外国人が土産・贈答品用として持って帰るお酒としても選びやすいでしょうね、表ラベルはバッチリローマ字。
 要冷蔵表記が無いっぽいのでしっかり火入れもしてそうですし、コンセプトがハッキリしたお酒かと思います。
 
 あまり細かいスペックの記載は有りませんが、精米歩合50の純米大吟醸。
 750mlビンというのは珍しいですね、作なんかも使ってましたが、やはり見た目的に日本酒離れする印象があります。
 それでいてお値段は税抜1,250円と非常に良心的。

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 上立ち香は甘さを結構感じる吟醸酒らしい果実香がそこそこに。
 含むと、実にまとまりの良い甘旨味がスルスルと入ってきて、そこそこの苦味で輪郭を整えつつ、最後まで自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり吟醸酒の王道を往くような青りんご的甘旨味が主役、苦味もよくある感じのものですね、ただ、薄い感じではなくとにかく全体のバランスがしっかり取れている印象。
 後味は苦味が引き取る形でしっかりキレます。

 高精白純米大吟醸の魅力を、どストレートに楽しませてくれるハイバランスのお酒でした。
 正直感想に困るぐらい奇を衒わず粗のないお酒なんですよね、完全に個性ではなくまとまりで勝負しているお酒かと。
 なんとなく、獺祭50と並べて飲み比べてみたい気もしますね、コスパ含め真っ向から勝負できると思います。
 東洋美人の安定感を見せてくれた一本でした。

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■紹介:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの同商品(年度違い)の記事
http://www.osakemirai.com/archives/24593740.html

名称:東洋美人 Asian Beauty 純米大吟醸
蔵元情報:株式会社澄川酒造場
購入価格(税抜):1,250円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年04月18日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

毛利 純米酒 無濾過生原酒

家飲み記録 毛利 純米酒 無濾過生原酒

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 山口県周南市のお酒です。
 銘柄的には初登場ですが、以前同蔵の「山縣」をいただいていますね。

 
 肩ラベルには「純米酒大賞2017金賞」の文字がありますね、どうやらフルネット社主催のコンペのようです。
 どうやらこの「純米酒」(多分火入れ版)が金賞を受賞している他、純米大吟醸が「グランプリ」を獲ったみたいですね。
 全体では87蔵参加している中でのトップですので、なかなか凄い実績といえるのではないでしょうか。
 個人的にも、「山縣」が好印象だったこと、今後の動向が気になる蔵だったことから、今回セレクトしました。

 使用米は不明、精米歩合60の無濾過生原酒。
 毛利家家紋を使ったラベルは垢抜けた雰囲気ですが、記載のスペック情報は貧弱ですね…、マニア的には残念なところ。

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 上立ち香はメロンクリーム的な甘く青い果実の香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュながらバランスの良い甘酸旨味が力強く入ってきて、そのまま酸と少々のガス感の働きでしっかり引き締まりを維持しつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりメロンソーダ的な甘酸味が純然たる主役、結構濃い目で存在感もありますね、苦渋も一応あるのですがあくまで裏方に徹してくれて、最後まで甘旨を素直に楽しめます。
 後味は苦酸がガッチリ引き取ってキレます。

 フルーツ系無濾過生原酒として直球勝負の、甘旨味をストレートに感じさせつつもクセや重さを抑えたバランスの良いお酒でした。
 いやあこれは受賞も納得ですね、完成度は非常に高いと思います、コスパ的にもグッド。
 嫌な部分もほぼ無いですし、お決まりながら後は個性が欲しいというぐらいの感想しか出てきません、万人にオススメできるかと…。
 毛利含め、山縣本店のお酒は今後より要注目かと思います。

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名称:毛利 純米酒 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社山縣本店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:横内酒店(北浦和)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 毛利 純米 山縣

2018年09月05日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

長陽福娘 山田錦 純米吟醸 山口9E 生 直汲み

家飲み記録 長陽福娘 山田錦 純米吟醸 山口9E 生 直汲み

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 山口県萩市のお酒です。
 外飲みでは相当やってますが、ブログでの登場はまだ3回目。

 長陽福娘は、昔から矢島酒店さんで取り扱われていることもあり、結構身近な銘柄という印象がありました。
 が、意外と家飲み本数は少なかったですね…、典型的な「いつでも飲めるから見逃し」パターンにハマっていたように思えます。
 今回は、今や厳選されてしまったモウカンさん推し銘柄の一つということで、久しぶりに飲んでみるかとセレクトしました。
 一応28BYで評価の高かったこの9Eを選んだのですが、残念ながら今年は全然違う味わいになっていたとか…、日本酒はBYによる違いが結構あるのが難しいところですね。

 スペックは山田錦50磨きと割合豪華、その分お値段も少々高めになっています。
 「9E」とは酵母のことで山口県独自のものだとか…、所謂協会9号酵母とは別物みたいですね(関連があるかどうかはちょっとググったぐらいではわかりませんでした)。
 2月購入、4月開栓です。

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 開栓すると…、げ、なんかちょっと栓ゆるい?ほぼプシュッとも言わないし…
 注ぐとやはり気泡は僅少。

 上立ち香は割りと露骨にバニラじゃないかしら、濃厚な感じの香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な甘味が弱々しいガスを伴ってググっと入ってきて、程々の苦味でギリギリ輪郭を維持しつつ、最後まで濃度を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、しっかり熟した果実系の甘さが主役、意外と酸は弱めで、苦甘な感じですね、濃度が高めでガス無しなのでちょっとダレというか飲み疲れ感はあるかも。
 後味は苦味と少々の酸で、しっかり引き上げます。

 非常に濃厚な甘味が最初から最後まで主張する、まったり系芳醇甘口酒でした。
 うーん、ガス感が無いのが寂しいなあ…、結果として若干甘ダレ感が出てしまっているように思えます、まさに気の抜けたサイダーと言いますか。
 これスクリューキャップじゃなくて打栓にした方が良いんじゃないかしら、直汲み系だと死活問題ですし…
 といいつつも、旨味自体は荒いところが無く心地良いあたりが流石ともいえます、後味は悪くないですしね。
 長陽福娘、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思います。

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名称:長陽福娘 山田錦 純米吟醸 山口9E 生 直汲み
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:+1.4
蔵元情報:岩崎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年07月16日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

獺祭 「試」  米国産カルローズ米80%使用 2017年8月25日上槽

家飲み記録 獺祭 「試」  米国産カルローズ米80%使用 2017年8月25日上槽

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 山口県岩国市のお酒です。
 外飲み回数は数え切れないレベルですが、ブログでの登場はまだ7本目。

 こちらは、獺祭が2019年にニューヨークでの現地生産を始めるにあたっての試験醸造酒で、どうやら米国産のお米を山口まで持ってきて醸したもののようです。(以前同じく「試」名義の獺祭の感想を上げていますが、中身は全くの別物、まあ単にプロトタイプという意味かと)
 製品としては、米国産米の使用割合や精米歩合が微妙に違う4種類のものが、上槽日別で同時発売されています(詳細は伊勢五本店さんのブログ参照)。
 特殊な製品だけに、購入時店員さんが詳しく解説してくれてくれたのは有難かったですね。
 「あまり獺祭らしくはない」「特に初期上槽分は良くない香りもある」「基本的に新しいものの方が完成度が高くなってきている」みたいな感じで、正直ベースの話を聞けました。
 
 私が購入したこちらは「2017年8月25日上槽、米国産米80%使用、精米歩合23%」バージョン。
 やっぱり精米歩合23%で税抜1,000円というところが気になってしまいまして…、ちなみに麹米はいつもの山田錦らしいので、値付け的には採算度外視だと思われます。
 なお、米国産米なので「等外」同様純米大吟醸は名乗れないのでしょう」。
 今年の5月開栓なので結構寝かされてからの出荷ですね、加水有、二回火入れ。

 なお同スペックに関しては既に日誌係さんが感想を上げられています、まあマニアなら気になりますよね、私も入荷記事見て速攻で買いに行きました(例によって掲載スピードで完敗しましたが…)。
 (追記)続いてすんさんも感想記事を書かれました、やはりマニアの注目度高し。

 上立ち香は…、確かに吟醸香はないですね、きゅうり的(?)な青い香りがかなり控えめに。
 含むと、か細い印象の旨味がスルスルと入ってきて、裏方にほんの少々の苦味を感じさせつつも、最後までその勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやあいつもの獺祭50を3倍希釈した感じの、青りんご風味の水ですね、普通に落ち着いた加水二回火入れ大吟醸という趣。
 後味は、あくまでほんのりと苦味を残しつつも、ちゃんとキレイに引き上げます。

 なんとなく「淡麗辛口」という言葉が浮かんでしまうような、青い果実系のスルスル飲めるお酒でした。
 いやいや割と普通に飲めますよ、アルコール感の無さも相まって、「料理を邪魔しない」食中酒としても使えるかも。
 ただまあ確かに「らしく」はないですね、やはり心地よい吟醸香あってこその獺祭だと再認識させてくれます。
 また、フルーティーさが弱い分、日本酒初心者が飲んだ時の驚きも薄いかと…地方の百貨店の常温棚に並んでそうと言いますか。
 1,000なら割安ですが、50のような圧倒的コスパ・入手性と比べると、まだまだ越えるべきハードルは多いように思えました。
 とはいえ、このレベルのお酒が現地生産現地販売できればかなりのインパクトはあるとも思います、引き続き獺祭、旭酒造の動向には要注目ですね。
 
 ちなみに、開栓後数日立つとなんか熟感に若干蒸れたような嫌らしさが出てきたかも…
 店員さんが言ってたのはこれかあ、いわゆるオフフレーバーですね、通常の獺祭同様早めの飲み切り推奨です。

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紹介①:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2361.html

紹介②:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-213.html

紹介③:「日本酒感想日誌」さんの別ロット(2018年5月9日上槽)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2365.html

名称:獺祭 「試」  米国産カルローズ米80%使用 2017年8月2日上槽
精米歩合:23%
使用米:山田錦・米国産カルローズ
アルコール度:14.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:旭酒造株式会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.2/9.0

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2018年06月06日 山口の日本酒 トラックバック:1 コメント:4

五橋 「five」 グリーン 純米生原酒 28BY

本日の家飲み 五橋 「five」 グリーン 純米生原酒 28BY

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 山口県岩国市のお酒です。
 外飲みは確か経験あったかと思いますが、家飲みは初めて。
 
 山口県というとどうしても獺祭の圧倒的躍進が目立ってしまいますが、そもそも全体的にお酒のレベルが高い県という印象があります。
 銘柄的には東洋美人、貴、雁木、長陽福娘辺りがいち早く首都圏に進出してきたと思いますが、最近この五橋も、いかにも都市部向けの売り出し方を始めましたね。
 地方有力蔵が首都圏でがんがん鎬を削ってくれるのは飲み手にとってはありがたいことですが、蔵からしたら大変だろうなあ…
 もっと日本酒のおいしさが広まって、パイ自体が大きくなってくれることを切に願います。

 今回いただくのは、見た目からして「新しい飲み手を狙ってるぜ!」って感じになってますね、Zの文字は「五」を崩したものらしいです。
 fiveシリーズと銘打っているらしく、裏ラベルによるとシリーズコンセプトは「融通無碍」とのこと、今の日本酒シーンにはピッタリかと…
 特にこのグリーンはシリーズ「元型」にあたるそうなので、最初にふさわしいと思いセレクトしました、木桶仕込みというのが一番の特徴かと思います。


 上立ち香はセメダインと完熟果実の両方を感じる濃厚な香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味がグワッと入ってきて、特徴的な酸味と、ほんのりとした渋味で複雑さを演出しつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり完熟した柑橘系果実の甘酸旨味が中心にありつつ、乳酸的な雰囲気もあってバニラ感も出ているような、そして奥底の渋味が複雑さ・奥深さを与えてブランデー的な趣もあるかと…
 後味は、酸渋が引き取ってしっかりキレます。

 裏ラベルの記載の通り雑味を前向きに感じられる、複雑怪奇な印象の芳醇甘旨酒でした。
 これは私と相性が良い系統だなあ、フレッシュフルーティーとはまた違った面白さがあります、十分激戦区でも生き残れる酒質だと思いますね。
 私が渋味と感じているものは木桶由来なのかな…、でも、木香が基本嫌いな私でも楽しめました、浮いている感じじゃなく旨味に溶け込んでいたのがポイントかと。
 五橋、次はまた特殊スペックにするか、レギュラー製品を選ぶか、楽しく悩んでいる今日この頃です。

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名称:五橋 「five」 グリーン 純米生原酒 28BY
精米歩合:70%
使用米:不明
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:酒井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年02月03日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

わかむすめ 純米 無濾過生原酒

本日の家飲み わかむすめ 純米 無濾過生原酒

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 山口県山口市のお酒です。
 外飲み経験はあったかと思いますが、意外にもブログでは初登場のようです。

 銀座君嶋屋購入酒のラストです、以前から名前は知っていて、家飲み経験もあったような気がしていましたが、過去記事には無かったですね。
 同蔵のホームページに行くと、トップページに早速商品アピールが載っています。
 キーワードは「一回600ℓの小仕込み」「四季醸造」「一年中生原酒を出荷」「無濾過原酒」「フルボディ」といったところでしょうか、個人的には好みの方向性ですね。

 スペックについては、ホームページの商品紹介によると、麹米が「西都の雫」精米歩合70%、掛米が「ヒノヒカリ」精米歩合60%とのことです、品種が違うとはいえ麹米の方が低精米というのは珍しいですね。
 ラベルには「002/320」の記載があります、たぶんタンクごとのシリアルナンバーだと思いますが、なかなか凄い数字じゃないでしょうか(ただもう少し前なら1だったんでしょう、惜しい!)。

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 上立ち香は割りと硬質な、ウォッカ的な香りがそこそこに。
 含むと、落ち着いて濃い旨味が、少々粉っぽい感じがある独特の口当たりで入ってきて、尻上がりにでてくるアルコールの辛さで激しく締め付けられながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、レーズン的なしっかり熟して落ち着いた甘味を芯に感じさせる旨味が主役、辛さも強めながら嫌らしい苦味等雑味は皆無で、最後までじっくりと旨味を楽しめます。
 後味は、アルコールのピリピリを舌先に残す形でしっかりとキレます。

 芳醇辛口を地で行くような、甘さも伴うしっかりとした旨味と、強烈なキレをしっかり両立させたお酒でした。
 辛口酒も甘味があって良いんだということをしっかりと感じさせてくれますね。
 高知酒みたいに時間差での両立要素もありますが、このお酒の場合ある程度共存しているようにも感じて、それが個性になっている印象です。
 わかむすめ、次はまた別スペック(特に限定の「にゅう」)をいただきたいと思いました。

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名称:わかむすめ 純米 無濾過生原酒
精米歩合: 麹米:70%、掛米:60%
使用米: 麹米:西都の雫  掛米:ヒノヒカリ
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:新谷酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:銀座君嶋屋
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年11月23日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

Ohmine Junmai 100ml

本日の家飲み Ohmine Junmai 100ml (大嶺カップ酒)

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 山口県美祢市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 前回に引き続き、銀座君嶋屋さんでの購入酒です。
 ブログ「日本酒のカルテ」さんで高評価だったこともあり、銘柄的に気になっていたところ、今回冷蔵庫に見かけ、100mlカップという気安さもあって購入してみました。
 いかにもデザイナーが絡んでそうな見かけですね、蔵元ホームページも外見にこだわっている感じ
 ただ、商品ラインナップを純米大吟醸の四合瓶とこのカップの「2種類」に絞るなんてことを断行してしまうあたり、その先進性は本物のようですね。
 
 スペック的には山田錦60磨きと純吟並みで、アルコール度数は14度と低めに抑えてあります(多分加水)。
 小瓶ながら、四合瓶換算してもそんなに高くはないので、むしろ良心的な値付けと言えるでしょう。
 流石に100mlは少なすぎたので、2~3個ぐらいかっておけば良かったと後で反省…


 上立ち香は若干青さのある草っぽい香りがそこそこに。
 含むと、濃厚複雑かつバランスの良い印象の旨味が素直な口当たりで入ってきて、個性的な渋味と酸、そして若干の辛さで輪郭を整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘酸渋辛がそれぞれせめぎ合う感じでかつ少々加水感があり、スイスイ行けるタイプのものですね。
 後味もスッキリ系。

 とまあ一応感想も書きましたが、正直一口で飲めてしまうぐらいの量なので(それは言い過ぎか)、今回はオマケ程度に考えていただければ…
 大嶺は新蔵建てて増産予定らしいので、いつかじっくりやれることを期待していようと思います。

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紹介:「日本酒のカルテ」さんの同酒の記事
http://blog.livedoor.jp/sakechart/archives/2134657.html

名称:Ohmine Junmai 100ml
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:14%
日本酒度:不明
蔵元情報:大嶺酒造株式会社
購入価格(税抜):240円/100ml
購入した酒屋さん:銀座君嶋屋
お気に入り度:つけるには量が少なすぎました/9.0

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タグ: Ohmine 純米

2017年11月22日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

金雀 純米吟醸 しぼりたて

本日の家飲み 金雀 純米吟醸 しぼりたて

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 山口県岩国市のお酒です。
 飲み経験については後述。

 金雀については当ブログでは銀座「酒の穴」の外飲み紹介記事にて取り上げていますが、それから出会いが無く、今回は実に約4年半ぶりにいただいたことになります。
 たまに名前は見かけていて頭の片隅には残っていたところ、吉祥寺の「大阪屋酒店」さんの店頭に生酒が並んでいたため、これ幸いとセレクトした感じですね。
 ちなみに同店のセレクトは非常に個性的で、当ブログイチオシの「井の頭」と日誌係さんイチオシの「あべ」を両方扱っている日本でも唯一の酒屋だと思われます(適当書いてますが、実際他にもあったらすみません。というか是非教えてください)
 金雀も、東京の酒屋店頭で見たのは確か初めてでした。

 ラベル記載のスペック情報は実に貧弱で、精米歩合55%であること以外はあまりわかりません。
 蔵元ホームページも全体的に記載が足りない感じですね…、ただ何気に過去8年で7回金賞受賞とか凄いことが買いてありますね。
 製造年月は1月で、開栓日は6月と、そこそこお店で寝ています。

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 上立ち香は濃厚でクリーム的な甘さを感じる香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚ながら柔らかさのあるふくよかな甘旨味が力強く入ってきて、ほんのりとした苦味とアルコール的辛さでしっかりと輪郭を保ちつつ、最後まで存在感を放ちながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、完熟した洋梨的な非常に濃厚な甘旨味が主役で、そこに苦味が複雑さをそえるパターンですね、割とにぎやかながら飲み疲れる感じではないかと。
 後味は苦味が引き取って、強烈に引き上げます。

 程よく味が乗った、非常に存在感のある芳醇甘旨苦辛酒でした。
 一口目は苦味が強いように感じますが、これは飲み進めると慣れるタイプの苦味かな…、ただ苦手な人は苦手かも。
 この複雑さの魅力を保ちつつ、もう少しだけ優しい感じになってくれると、個人的にはいうことないです。
 金雀、今後も期待しつつ、また他のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:金雀 純米吟醸 しぼりたて
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社堀江酒場
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:大阪屋酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 金雀 純米吟醸

2017年08月21日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽 28BY

本日の家飲み 獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽 28BY

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 山口県岩国市のお酒です。
 飲んだ回数は数え切れないレベルですが、ブログでの登場は以外にもまだ6本目。

 この寒造早槽は季節限定の生酒で、24BY25BYと家飲みしている、獺祭の中でも私が最も気に入っているスペックです。
 ただ、以前は50%と39%を8対2でブレンドしてあること、そのため精米歩合の表記が法律上「50%」となることがラベルに明記されていましたが、今回の購入品にはそのあたりの記載は無く歩合は48%とだけ記載されています。
 う~む、これはスペック変更されてるってことですよねえ、それで同じ名前でしれっと売るというのは、旭酒造さんらしからぬ商売姿勢なんじゃないかしら…(それともメルマガとかには載ってたんでしょうか)
 しかもググってもこの点に触れている酒屋さんがあまり見当たらないんですよね、素人でも気づくことをスルーとか、プロとしてどうなんでしょう…、「黙ってても売れる」ことにあぐらをかくのはちょっと危険だと、個人的には思ってしまいます。

 といいつつも、このスペックは昔からある種「知る人ぞ知る」限定品という位置づけっぽいので、あまり情報が出てこないのも仕方ない部分もあるかもしれません。
 私としては、諸々の文句を黙らせてくれるような味わいであることを期待しつつ、いただきます。

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 上立ち香はいつものフレッシュリンゴ的な香りが気持ち強めに。
 含むと、結構な濃度の甘旨味が苦味を伴ってグッと入ってきて、そのまま苦味でキリキリしながらも、高精白らしい口当たりで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり結構蜜のあるリンゴといった印象の甘味がしっかりあって、口当たりもなめらかなのですが、いやあ苦い、香り系大吟醸にありがちないやな苦味を最初から最後まで感じます。
 後味はほんのりと苦味を残しつつも、わりと自然かつ上品にキレます。

 高精白の純米生酒として、典型的な良い面と悪い面をそれぞれハッキリ感じる、スタンダードな吟醸酒でした。
 決してまずくはないのですが、獺祭は値段にそぐわないバランスが魅力と思っているので、それが崩れると個性のないつまらない感じのお酒になってしまうと思うんですよね。
 まあこれは若干28BYならではのお米由来の問題のような気もするので、もうちょっと様子を見てみたいと思います。
 ともかく、獺祭は生産体制は整ったはずなので、今後より一層酒質のキープに力を入れてほしいなあと思いました。

 何気に温度が上がってきたほうが、苦味以外の味も強まってまだ良いかも。
 ただなんかやっぱり別のお酒になっている気がするんですよね…、スペック変えたのはハッキリいって失敗なんじゃないかしらん。

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名称:獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽 28BY
精米歩合:48%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:旭酒造株式会社
購入価格(税抜):1,570円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年06月18日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

中島屋 純米 しぼりたて 生酒

本日の家飲み 中島屋 純米 しぼりたて 生酒

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 山口県周南市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みについては後述。

 こちらを醸す中島屋酒造場のお酒としては、「カネナカ」という別ブランドのお酒を以前に外飲みでいただいたことがあります。
 その時カネナカは燗酒でいただいたのですがかなり良い印象でした、今回同蔵の純米生という私向けスペック(笑)が出ていたので、セレクトした次第です。

 ちなみにその「カネナカ」の表記は、今回のお酒のラベルの背景にもある、屋号を用いたものになっています。
 最近紹介した「やまとしずく」や、「やまユ」「マル飛」もそうですが、屋号表記は今現在むしろモダンというか、洒落ているように見えますね、お酒の銘柄としてはもってこいのモチーフかと思います。

 ラベルからは60磨きのしぼりたて生ということ以外はほぼわかりません、裏ラベル自体無いですし。
 同やら蔵元ホームページも無いらしく、さっぱり情報が出てこないお酒ですね。
 

 上立ち香は、甘いセメダインといった印象の濃厚な香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ青い印象の甘旨味が力強く入ってきたと思うと、そこに苦味や独特の渋味が絡みついて複雑な印象を感じさせつつ、ギチギチと染み込んできます。
 味わいは、甘苦渋をそれぞれ強く感じる極めて濃厚な旨味が主役、ほんの少々のガスが引き締まりを与えるものの、やはり全体的には賑やかで重い印象もあります。
 後味は強めの酸を舌先に残しつつ、苦渋も感じさせながら力強くキレます。

 フレッシュさを全面に出しつつも、非常に色々な味わいがそれぞれ競い合うように主張する、にぎやかフレッシュ酒でした。
 これは人によっては重いと感じるかもしれませんが、私としては好きなタイプですね、ガスもありますし。
 旨味の芯もあるような印象なので、もうちょっと落ち着くまで寝かせた方がより万人向けになりそうな予感もしました。
 中島屋は、カネナカと共に、今後も注目していきたいと思います。

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名称:中島屋 純米 しぼりたて 生酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社中島屋酒造場
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 中島屋 純米

2017年05月13日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

日下無双 純米60 西都の雫 生酒

本日の家飲み 日下無双(ひのしたむそう) 純米60 西都の雫 生酒

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 山口県岩国市のお酒です。
 家飲みは初めてですが、外飲みでは確か何度かいただいたことがあります。

 こちらを醸す村重酒造の地元銘柄は「金冠黒松」、正直古臭い印象を受けてしまいますね、都市部向けなら別ブランドにするのは自然でしょう。
 で、「日下無双」については、ググってみると蔵元公式の「スペシャルサイト」なるページが出てきました(内容は普通の銘柄紹介ですが…)。
 それによると銘柄名の由来は、「世界、天下にならぶものがないほど優れている」という言葉の意味と、杜氏である「日下信次」 さんの名前を掛けたネーミングとのことでした。
 名前で大きく出つつも、「その名に恥じない酒造り」を目指すという姿勢には好感が持てますね。
 また、商品紹介にちゃんと日下無双が載っていて、特約店一覧があるのも◎(現状うえも商店さんが載ってないのが玉に瑕ですが…)

 見た目的には何といっても赤色のボトルが目を引きます。
 このボトルには数年前から惹かれていたのですが、近所に特約店が無く、今回うえもさんで見つけてようやくの家飲みとなりました。
 スペック的には山口の酒造好適米である「西都の雫」を60まで削っています。
 ラベルに明確な記載は見当たりませんが、確か27BYの一夏越え生酒だったような…
 

 上立ち香はちょっと熟感のある果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり程よく熟した感じの旨味がなめらかな口当たりで入ってきて、その濃度と落ち着きを保ったまま、ほんのりとした酸と渋味で輪郭を保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、とても素直に生熟した、老ね感皆無かつしっかりと旨味の乗った完熟果実の甘旨味が主役で、とにかくまろやかな印象が強いですね。
 後味は、若干のピリピリ感がしれっと出てきてしっかりとキレます。

 とても良い具合の生熟感をストレートに楽しめる、優しい甘旨味が特長のお酒でした。
 銘柄名の勇ましさとは若干印象が異なりますが、個人的にはこういうソフトな口当たりのお酒は好みのラインです。
 一方で、熟成期間を経てもへこたれないということは骨太な面もあるということでしょう、そういう意味では男らしさも感じますね。
 日下無双、次はまた他のスペックもいただいてみたいと思いました。

 案の定燗を付けると口当たりがさらにまろやかになり、旨甘味が濃厚になりますね。
 やっぱり骨格がしっかりしているからこその燗映えかと…

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名称:日下無双 純米60 西都の雫 生酒
精米歩合:60%
使用米:西都の雫
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:村重酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 日下無双 純米

2017年03月16日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

山縣 純米無濾過生原酒 The Art Label

本日の家飲み 山縣 純米無濾過生原酒 The Art Label

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 山口県周南市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。
 名古屋出張時購入酒の三本目、ラストになりますね。

 この「山縣」については、最近各地の有力地酒屋さんが複数取り扱いを開始していた印象があって、かなり気になっていた銘柄でした。
 しばらく入手機会を伺っていたところ今回酒泉洞堀一さんの店頭に並んでいたため、愛知酒ではないながらセレクトしてみた次第です。
 しかし、アートラベルというだけに洒落た感じのデザインですね。
 山縣は前社長の娘さんが蔵を継いだ後に限定流通ブランドとして立ち上げたものらしいので、そのあたりがハッキリと通じるよう今風にしているのでしょう。(ちなみに地元銘柄はいかにもなラベルの「毛利公」だそうで)

 情報公開についても今どきの潮流に従い、スペックや推奨される飲み方について裏ラベルに詳細に記載されていますね。
 (蔵元ホームページに影も形もないのはどうかと思いますが)
 山口酒にはたまに見られる同県の酒造好適米「西都の雫」を、純米表記ながら60まで削っている無濾過生原酒です。

 瓶底にうっすらとおりが確認できます。
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 上立ち香はかなり個性的なバナナクリームのような香りが気持ち強めに。
 含むと、香りのイメージのままの濃厚な甘旨味が力強く入ってきて、時間差で出て来る苦酸味でしっかりと引き締められながら、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さ控え目のバナナシェーキといった趣の旨味が主役、ただ苦味がかなり強めで、全体としては食中酒的な引き締まりを強く感じますね。
 後味はその苦味が引き取って力強くキレます。

 まろやかさを感じる芳醇な甘旨味を、苦酸味が強烈に引き締める、二面性が特徴のお酒でした。
 正直自分の好みとしては最初の甘味を最後まで素直に楽しませてくれた方が良いのですが…、まあこれは個人的感想。
 実際こういう落差のあるお酒は飲んでいて楽しいですし、単体でも料理と併せてもOKというある種の万能性も備えていると思います。
 山縣、流石に魅力を感じるお酒でした、今後超注目!

 うーん、開栓後数日たったらマスカットになった気が…
 酸渋もあるので、中口の白ワインといった趣ですね、いやあ面白いです。

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参考:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1525.html

名称:山縣 純米無濾過生原酒 The Art Label
精米歩合:60%
使用米:西都の雫
アルコール度:17.5%
日本酒度:+3.0
蔵元情報:株式会社山縣本店
購入価格(税抜):1,417円/720ml
購入した酒屋さん:酒泉洞堀一(名古屋)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 山縣 純米

2017年01月18日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

獺祭 等外 (火入れ版)

本日の家飲み 獺祭 等外 (火入れ版)

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 山口県岩国市のお酒です。
 ブログでの紹介は5回目、多いような少ないような…

 新政に続くのは、もはや「地酒」の枠を完全に飛び出した感のある「獺祭」です。
 生産量はとんでもない勢いで増えているみたいですね、それがどこまで行きつくのかは個人的にも興味があります。

 今回いただくのは、「等外米」を利用したお酒です、詳細は裏ラベルに解説がありますね。
 気になるのは「等外米を利用したお酒は劣化スピードが速い」という一文ですが、どういう原理なんだろうか…
 なお、獺祭等外には2割3分まで削ったお米を使った「生酒」バージョンもありますが(四合2,300円)、当然ながら火入れのお安い方をセレクトしました。

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 上立ち香は非常にわかりやすいフレッシュ青リンゴの香りが気持ち強めに。
 含むと、極めて透明度の高い旨味が摩擦ゼロで入ってきたかと思うと、尻上がりに出てくる苦味でギチギチに引き締められ、そのまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは高精白らしい透明感こそあるものの、旨味自体が皮を向いてないままの蜜が足りない青リンゴといった趣で、細い上に苦味が勝ち過ぎな印象。
 後味はその苦味を残してしっかりとキレます。

 獺祭らしい旨味を感じさせつつも、ひたすら細くて引き締まった感じの味わいに留まった、一歩下がった存在感のお酒でした。
 上品ではあると思うのですが、同時に私の忌み嫌う「淡麗辛口」的な面白みの無さを感じてしまいますね。
 獺祭はそういうお酒と一線を画したしっかりとした旨味が魅力と感じていたので、もし50や寒造早槽もこういうお酒になってしまうとちょっと…
 自分にとってこのお酒はスペックはともかく味わいでは、今まで飲んできた獺祭の「お値段以上」というイメージから離れた、「値段相応」のお酒でした。
 といいつつも、「お値段以下」では無いと思いますし、好きな人は居る&日本酒慣れしていない人には一度飲んでもらう価値はあるとも思います。
 獺祭、若干の不安を覚えつつ、次は原点の50か寒造早槽に戻ってみる予定です。

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 なんとなく記念写真。
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 新政・獺祭の2つを飲んで思ったことは、「やっぱり初心者向けを志向すると、尖った部分を丸くせざるを得ないのかなあ…」ということでした。
 ただ、これはむしろ自分の舌の変化なのかもしれません。
 当ブログの「お気に入り度」では昔よく7点代を付けてましたが、最近はほとんど付けなくなりました。
 それは各蔵の酒質上昇もあると思うのですが、それ以上に自分の「好みの幅」「味わいの許容範囲」が明らかに広がっていることが大きいと思っています。
 裏を返すと、日本酒初心者がマイナス要素と感じる味要素について鈍感になっている感もあるんですよね、これが高じると熟成酒とか変態酒フリークになるのかも…
 その分、そのマイナス要素を排していることが特長のお酒については、「つまらない」と感じてしまっているのでしょう。
 そんなことをつらつらと考えた、今回の初心者向け銘柄家飲みタイムでした。

名称:獺祭 等外 (火入れ版)
精米歩合:35%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:旭酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.0/9.0

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2016年12月15日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

東洋美人 限定大吟醸 地帆紅

本日の家飲み 東洋美人 限定大吟醸 地帆紅(じぱんぐ)

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 山口県萩市のお酒です。
 外飲みは何度もしていますが、ブログでの紹介はまだ2回目。

 このお酒は、かの「SAKE COMPETITION 2014」の、「Free Style Under 5000部門」で1位を取ったお酒です
 前から気になってはいたのですが、限定品であること、アル添酒であること、一升瓶しかないことから、つい購入機会を逃しておりました。
 
 スペック的には、山田錦を40まで磨いた堂々たる大吟醸ながら、お値段は税抜3,500円と極めて良心的。
 このあたり前回の「IPPO」愛山と同様、特別品という趣が強いものと思われます。
 また、これもIPPOと同様、蔵が甚大な被害を受けた水害の発生日2013/7/28の日付の記載がありますね。
 なお、どうやら生酒も存在する様なのですが、今回購入したのは火入れバージョンになります。


 上立ち香は硬質な青リンゴ系の香りが意外と控えめに。
 含むと、極めて純度と透明感の高い旨味が摩擦無しでスルスルと入ってきて、時間差で出てくる苦味にぎっちりと引き締められつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、吟醸酒のスタンダード的な青リンゴの旨味が主役なのですが、兎にも角にも上品ですね、正直ジュースのように抵抗なく飲めてしまいます。
 後味は苦味がかなり力強くキツ目に引き取ってキレます。

 お値段以上に上品で透明で、かつ物足りなく無い程度の味わいもある、まとまりのとれた美酒でした。
 実はこのお酒の一番凄いところは「アルコール感が無い」ということかもしれません、特に日本酒を飲み慣れていない人には衝撃的でしょう、このお酒も親戚の集いに持ち込んだのですが、えらい勢いで減ってました。
 ただ、矛盾する様な表現になりますが、私としては後味にアル添のキツさはハッキリ感じるんですよね…(思い込みかもしれませんが、このレベルの大吟醸クラスでも)。
 もちろんこれを「キレの良さ」と前向きに感じる人も多いと思いますが、これが苦手であるということが、私が純米ばかり買っている理由だったりします。
 ともかく、東洋美人の実力を感じた一本であるのは確かです、次はまた別スペックをいただいてみたいと思いました。

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名称:東洋美人 限定大吟醸 地帆紅
精米歩合:40%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社澄川酒造場
購入価格(税抜):3,500円/1,800ml
購入した酒屋さん:鈴傳(四谷)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年10月26日 山口の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

東洋美人 「IPPO」 愛山

本日の家飲み 東洋美人 「IPPO」 愛山

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 山口県萩市のお酒です。
 外飲みは数えきれないレベル、家飲みは意外と初めてかも。

 東洋美人は最近の日本酒を追っていれば、恐らく当たり前のように出会う銘柄でしょう。
 私も色々な場所で頂いていましたが、その中でもこの「IPPO」の酒未来が非常に好みだったので、今回セレクトしてみました。
 少し解説すると、このお酒を醸す澄川酒造場は2013年の豪雨で極めて甚大な被害を受けたのですが、周りの関係者の協力で迅速な復興に成功し、その経験で「原点を忘れない」という思いから、直後に醸したお酒の一部に「原点」と名づけました。
 今年は、同じ路線のお酒を、「原点からの一歩」という思いを込めて、「IPPO」と名付けたのです。

 スペック的には、使用米の80%について希少米の愛山を使っています。
 ただ、それ以外のスペックは基本非公開みたいですね、ググると歩合は50みたいなのですが、そうすると恐ろしく割安ということになります。
 特別名称の記載もなく色々と規格外の製品のようなのですが、限定品らしく基本一升瓶しかないようなのが残念。


 上立ち香はスッキリとした果実香が仄かに。
 含むと、程々の濃度の甘旨味が自然な感じで入ってきて、心地よい苦渋味を伴ってバランスを保ちつつ溶け込んできます。
 旨味はトロミを感じる程に濃厚な果実の甘味が主役、しかし苦味も強めでダレ感はないですね。
 後味はその苦味を若干残してガッチリキレます。

 とてもバランスが良く、濃厚な甘旨味をあくまで自然に楽しめる完成度の高い芳醇酒でした。
 東洋美人自体実力派銘柄だと思うのですが、個人的には通常品以上にこのippo(&原点)路線が好みです。
 コスパも文句なしですが、やはり玉に瑕なのが四合瓶が無いことですね、他で出ている米違いスペックを家で飲み比べとかは難しいかと。
 兎も角、東洋美人、今後もその評価はゆるぎなさそうだと感じました。

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名称:東洋美人 「IPPO」 愛山
精米歩合:不明(50?)
酒米:愛山(80%)
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社澄川酒造場
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 東洋美人

2015年11月22日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

原田 特別純米酒 無濾過生原酒

本日の家飲み 原田 特別純米酒 無濾過生原酒


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 山口県周南市のお酒です。
 家飲みは初めてで、外飲みは何回かあったような。

 こちらを醸すのは「はつもみぢ」さん、蔵元ホームページによると全量純米蔵の上に四季醸造とのこと。
 ホームページデザインや記載事項もこなれていますし、情報発信が遅れがちな地酒蔵の中ではかなり先進的といえるのではないでしょうか。
 海外展開にも積極的なようですし…、やはり山口の蔵、長州の気概が今も影響しているような感触がありますね。
 
 スペック的には山田60の無濾過生原酒、王道スペックといった感じです。
 ちなみに銘柄名の「原田」はやっぱりそのまんま蔵元さんの苗字みたいですね、「山本」とか「農口」と同パターンかと。

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 上立ち香はフレッシュでキリッとしたセメダイン系の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚ながらバランスが取れた印象の甘旨味がゆっくりと入ってきて、そのまま力強く染みこんできます。
 旨味はフレッシュな果実の甘さが主役なのですが、そこに軽快な酸と裏方の苦味が仕事をして、ダレない印象。
 後味はその酸苦がしっかり引き取って、キレます。

 典型的な無濾過生原酒の魅力を、しっかりとフレッシュな酸で切り上げる、実に今風のお酒でした。
 正直なところ最近の無濾過生原酒はどれも魅力的なのですが、最後のほんの少々のプラスアルファで印象が変わってきますね。
 このお酒はジューシーな酸の「キレ」がそれをしっかり担っていました。
 原田、今後も追い続けたいと思います。

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名称:原田 特別純米酒 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:18%
日本酒度:+2
蔵元情報:株式会社はつもみぢ
購入価格(税抜):1,450円/1800ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 原田 特別純米

2015年08月25日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

裏五橋 純米吟醸 生 「punpun-jungin」

本日の家飲み 裏五橋 純米吟醸 生 「punpun-jungin」

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 山口県岩国市のお酒です。
 実は家飲み外飲み含めて初めていただきます。
 「SAKE COMPETITION」受賞銘柄の二本目。

 SAKE COMPETITIONは最大級のきき酒イベントを謳っていますが、どうも開催側の「はせがわ酒店」さん色が強いイベントであるようにも思えます、実際受賞酒は思いっきり売りだしてますしね。
 ただ、それを意識しているのか、審査基準などについて積極的に情報公開しているところは非常に良いことと思います。
 トップページに書いてある「日本酒はわかりにくい」という問題意識も同感。

 さて、今回いただくお酒ですが、ネットでもあまり詳しい情報がない限定品です。
 どうやら西武百貨店限定っぽいですね、私は池袋西武で購入しました。
 しかし、また初めての銘柄でレギュラー品以外を選んでしまった…、やっぱり限定ものに弱いです。

 立ち香は濃い目の吟醸香が強めに。
 含むと、口当たりの柔らかな甘旨味が自然に入ってきて、酸味と少々の苦味で輪郭を保ったまま染みこんできます。
 旨味は上品な甘味が主役を演じつつ、酸味も存在感を発揮するベリー系の味わい。
 飲み進めると苦味も存在感を増しますね、全体の印象はむしろほろ苦かな。
 後味はその苦さでキリっとキレます。

 pun-punの名前通り心地よい香りが存在感を発揮しつつ、旨味もちゃんと楽しめるお酒でした。
 香り系のお酒にありがちなちょっとイヤらしい苦味というかクセがあるのは少しだけマイナス。
 原酒を飲んでみたい感じもしますが、それだとさらにクセが出てしまうのかな…、結構絶妙なバランスの味わいでした。
 地酒激戦区の一つ山口にあって、五橋も存在感を放っていきそうです。
 次は通常品を飲んでみたいと思います。

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名称:裏五橋 純米吟醸 生 「punpun-jungin」
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:15~16%
日本酒度:不明
蔵元情報:酒井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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タグ: 五橋 純米吟醸

2014年12月04日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり 

本日の家飲み 雁木(がんぎ) 純米無濾過生原酒 槽出(ふなで)あらばしり 

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 山口県岩国市のお酒です。
 このブログでの紹介は2回めですね。

 前回の記事から間は空きましたが、外飲みでもちょくちょくいただいていることもあり、雁木は自分の中では獺祭と共に山口の定番銘柄になっています。
 ところで、「雁木」というのはなかなか馴染みのない言葉ですが、wikipediaに記事もあるように、船着場で荷降ろし等を助けるために作られる階段状の構造物を言うそうです。
 蔵元ホームページによると、酒の原料米がその「雁木」から水揚げされてきたことや、蔵の人たちがそこを遊び場として育ったことから、いわば「原点」として銘柄名に採用したとのこと。

 さて、今回は生酒の上に「あらばしり」というスペックです。
 あらばしりは通常よりフレッシュさと荒々しさが増すというイメージですが、ただでさえフレッシュな雁木だとどうなるのでしょうか。

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 上立ち香はフレッシュで少々甘目な吟醸香が控えめに。
 含むと、濃厚で活き活きした甘旨味が、少々のガス感と青臭さを伴い飛び込んできます。
 旨味はもうなんというかフレッシュさの権化のような、荒々しく青臭く、しかし魅力的な甘酸味を感じる味わい。
 後味は新酒らしい苦味でキレる形ですね。

 予想以上に「あらばしり」というものの強烈さを叩き込んでくれたお酒でした。
 これは好みが分かれるでしょうね…、飲み比べで存在感を発しそう。
 個人的には通常の生酒のまろやかさも好きだったので、どっちを取るかは難しいところです。
 ただ、どちらも新酒の魅力にあふれたお酒だと思います、雁木も私にとってこの時期の鉄板銘柄ですね。

 開栓後、1~2日ぐらい経つと(四合瓶)、少し口当たりが優しくなりました。
 通常の生酒に少し近づく感じかな、変化も面白いお酒でした。

 ※ちょっとプライベートが忙しく、更新に間が空いてしまいました。
  今後の見通しもちょっと不透明です、ご了承ください。

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名称:雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:八百新酒造株式会社(山口県岩国市)
製造年月:2014/2(25BY)
購入価格(税込):1,470円
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 雁木 純米

2014年04月11日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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