FC2ブログ

華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」

家飲み記録 華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」

20180827120648556.jpg  20180827120700937.jpg

 広島県呉市のお酒です。
 ブログでは初登場、しかも初家飲みだったりします。

 こちらを醸す榎酒造は、「貴醸酒」の商標を持つ貴醸酒協会の中心メンバーということで知られています。
 蔵元ホームページでは商品紹介の一番上に貴醸酒が載っています、まさに看板商品という位置付けですね。
 私も前から知ってはいたのですが、特約店と縁が無かったこともあり今回ようやく初飲みとなりました。
 それなら貴醸酒を選ぶべきだったかも知れないのですが、迷った上で自分にとってのスタンダードスペックをセレクトした次第です。

 使用しているのは「雄町」の流れを汲む、広島県で開発された酒米である「こいおまち」、精米歩合は微妙な58%です。
 ラベルに鳩が飛んでいるのは、いかにもって感じがして素敵ですね、どうやらちゃんとしたデザイナーさんに発注しているようです。

20180827120710276.jpg

 上立ち香はメロンシャーベットといった趣の、青い果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつフレッシュな甘旨味が、青い感じの極めて微量なガスを伴いつつ、存在感と引き締まりを両立したままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりメロン的な、青さを纏った濃厚な甘旨味が完全なる主役、ガス酸苦もそれぞれある程度感じるのですがそれはあくまで脇役ですね、かつ全体としてはバッチリバランス取れてます。
 後味はまさにそのガス酸苦が引き取って見事にキレます。

 まさに直球ストレートな青い甘旨味を、嫌味やダレ無く楽しませてくれる、お手本のような芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 未だに私はこっち系が好きなんですよええ、まさにストライクゾーンど真ん中。
 やっぱり貴醸酒で知られる蔵なだけに、甘味の表現に一日の長があるんでしょうか、そんなことを思わせてくれるお酒でしたね。
 華鳩、次こそは貴醸酒もやってみたいなと思います。

20180827120719014.jpg  20180827120728330.jpg

20180827120737376.jpg

名称:華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」
精米歩合:58%
使用米:こいおまち
アルコール度:16.5%
日本酒度:+1
蔵元情報:榎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:横内酒店(北浦和)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年09月03日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

廣島屋 儀八 純米雄町生酒

家飲み記録 廣島屋 儀八 純米雄町生酒

20180810171817199.jpg  20180810171831912.jpg

 広島県竹原市のお酒です。
 銘柄的には初飲みですが、同蔵のお酒はそこそこ飲んでいます。

 こちらのお酒は、裏ラベルに記載がある通り「誠鏡・まぼろしの醸造元」である中尾醸造が醸す限定品になります(多分PB)、銘柄名は、創業者の名前および屋号から来ているみたいですね。
 今回は、聞きなれない銘柄名に惹かれたこと、以前いただいた誠鏡の雄町が好印象だったことからセレクトしました。
 蔵元ホームページを覗いてみると、会社概要のところに種類別の製造割合や、販売先の地域別割合が載っているのが目を引きました、非常に珍しいことだと思います。
 製造では吟醸・純米が8割を占め、販売先は地元消費が5割、海外販売も7%あるという状況を見るに、地元を重視しながらも、品質勝負で多様な販路を確保しているであろうことが想像できます。

 スペック的には雄町利用の精米歩合65%、裏ラベルにはしっかり諸々の情報の記載がありますね、3月出荷を5月開栓。
 前飲んだ誠鏡も雄町の生なんですが、精米歩合が55だったので、若干違った味わいが予想されますね。

20180810171849151.jpg

 上立ち香は濃厚で甘くフレッシュな感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、割りと複雑な印象を受ける旨味が力強く入ってきて、濃厚ながらも最後までしっかりとバランスを保ち、若干のアルコールのピリピリ感も纏いつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、洋梨を煮詰めたような甘旨味が芯に有りつつ、苦・酸・渋もそれぞれ感じる奥深いもので、非常に飲みごたえがあるのですが、キツさが無くてついつい飲み進めてしまう感じも有りますね。
 後味は、渋味が引き取る感じなのですが、驚くほど自然に引き上げてくれます。

 高密度かつ奥深さのある旨味が非常に魅力的な、独特のまとまりを感じる芳醇旨味酒でした。
 前回より米を削っていない分なのか、多分敏感な人だと雑味と思うかもしれない苦渋もあるんですが、旨味がしっかりある上全体のバランスが良いので、個人的にはマイナスに感じませんでした。
 日本酒しか飲まない私が言うのも何ですが、イメージ的にブランデー的な奥深さがあったように思えます。
 儀八も良いお酒でした、次は未飲の「幻」もやりたいところです。

20180810171906349.jpg  20180810171857932.jpg

名称:廣島屋 儀八 純米雄町生酒
精米歩合:65%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:+4
蔵元情報:中尾醸造株式会社
購入価格(税抜):1,471円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年08月23日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

宝剣 純米吟醸 八反錦 生酒 29BY

家飲み記録 宝剣 純米吟醸 八反錦 生酒 29BY

20180330121318791.jpg  20180330121333187.jpg
 
 広島県呉市のお酒です。
 ブログでの登場は5回目。

 このお酒自体からは少し話がずれますが、日本酒(地酒)を飲んでいて私が常々楽しいと思うことは、口に含んでからの味わいの変化や複雑さだったりします。
 この辺りは市販のビールやチューハイとは明らかに違う部分なんですよね、そしてそれを十分に楽しむには、必然的に「ゴクゴク」なんて飲み方は基本厳禁だということは、飲み慣れてくると自然と分かってくるように思えます。
 実はこの前日本酒好きが集まるオフ会に参加したのですが、そこでは始まりの「カンパーイ!」のあと数十秒間「……」と皆結構真剣な面持ちで口をモグモグさせていて、妙に面白かったと共に親近感を覚えました。
 ワインでは「舌で転がす」というフレーズが結構浸透しているように、日本酒業界もこの辺りの飲み方についてもうちょっと啓蒙活動してもいいんじゃないかと思ったりしましたね。
 
 閑話休題、今回いただいたのは八反錦を55%まで磨いた純米吟醸生。
 前回はうっかり前々回と同じスペックを買ってしまいまいたが、今回は微妙に違うスペックをセレクトしてみました。

20180330121344439.jpg

 上立ち香は硬質なセメダイン系の香りが仄かに。
 含むと、しっかりと存在感のある甘旨酸味がフワッと広がったかと思うと、数秒後には透明感のある酸とほんのりとした苦味でしっかりと引き締められて、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実にフレッシュかつフルーティーなリンゴ的甘酸味が主役で、そっち系の苦味もあるのですが、むしろそれを上手く使ってキレを出している印象、ピリピリ的な辛さもちょっとありますね。
 後味は名前通りスパっとキレて、辛さ的な刺激の余韻だけ残して素早く引き上げます。

 軽やかながらしっかりと感じられる旨味が、見事なまでにスパっと引き上げる、異次元的スッキリ酒でした。
 今回は含んだときの旨味と後味との落差をより強く感じましたね、そしてそれがとても心地良い、相変わらず「名は体を表す」を地で行く銘柄ですね~。
 これこそ、まさに「日本酒らしさ」をしっかり備えた、ビールやチューハイとも真向勝負できる新世代食中酒だと思います。
 宝剣、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

20180330121353373.jpg  20180330121402928.jpg

名称:宝剣 純米吟醸 八反錦 生酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:宝剣酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 宝剣 純米吟醸

2018年06月18日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

西條鶴 無濾過純米酒 生酒 しぼりたて新酒 29BY

家飲み記録 西條鶴 無濾過純米酒 生酒 しぼりたて新酒 29BY

20180223104411261.jpg  20180223104419456.jpg

 広島県東広島市のお酒です。
 ブログでの登場は3回目ですね。

 少し話はズレますが、最近強く実感しているのが「新酒しぼりたて」「初しぼり」系のお酒は、結構当たり外れが大きいということだったりします。
 聞くところによると、多くの酒蔵は期中に造りを重ねていく間に、その年の米の特徴を掴んでいって、より細かく味を調整していくらしいですね。
 そういう意味だと初しぼりなんかはいわばプロトタイプなわけで、ある程度ブレるのは当然なのかも…
 日本人の初物好きもあって、初しぼりの時期は一種祭り的な感じでお酒が出てきますが、買い手としてはちょっとだけ慎重になる必要があるのかもしれませんね。

 閑話休題、今回いただくのは12月出荷の新酒しぼりたて。
 精米歩合65の無濾過生と、スペック自体は以前にいただいて非常に印象のよかったものと恐らく同じです、さていかがでしょうか。

20180223104428091.jpg

 上立ち香は結構濃い感じの甘さとセメダインが混じったフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、かなり濃厚な甘味が、少し裏に回った存在感の苦味を伴ってググっと入ってきて、あまり起伏を感じさせずにそのまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロン的果実を若干皮混じりで摩り下ろして砂糖をまぶしたような、甘味優勢かつ結構苦味のクセも感じるもので、良くも悪くも新酒らしさを感じますね。
 後味は、苦味を口中に残しつつ、ゆっくりと引き上げていきます。

 少々ダレ気味な甘味と、新酒らしい苦味がそれぞれ主張し合う、青々とした芳醇甘口酒でした。
 こういうお酒を飲むと、低酸でダレない甘味というのは非常に難しいということを改めて感じますね、逆に苦味・渋味でバランスを取る銘柄の凄さが浮き彫りになるといいますか…
 ちなみに、何気にあまり口中に保持しないでガブガブいくと、甘さが丁度良くてなかな良いかも…、新酒はこういう飲み方もありですね。
 西條鶴、次はまた別のスペックも試してみたいと思いました。

20180223104436974.jpg  20180223104446026.jpg

名称:西條鶴 無濾過純米酒 生酒 しぼりたて新酒 29BY
精米歩合:65%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:西條鶴醸造株式会社
購入価格(税抜):1,330円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 西條鶴 純米

2018年03月29日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

亀齢萬年 純米吟醸原酒五拾 生酒

家飲み記録  亀齢萬年 純米吟醸原酒五拾 生酒

20180126151339797.jpg  20180126151349316.jpg

 一年前の記事にも書いた通り、私は仕事上年に数回地方出張があり、状況が許す限り現地のお酒をお土産(自分用)に買って帰っています。
 今年(というか今年度)も、そうして買ってきたお酒の感想記事が溜まって来たので、連載的に集中掲載しようと思います。
 今回も十回を超える長期連載になる予定です、乞うご期待。

 第一回目のこちらのお酒は、名古屋出張時に去年同様「酒仙洞堀一」さんに寄って買ってきました。
 広島県東広島市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験はあったようななかったような…(呆)
 
 こちらを醸す亀齢酒造の通常銘柄はそのまま「亀齢」ですね、長野にも同名の銘柄があることは以前書きました
 今回のお酒はわざわざ「亀齢萬年」として凝ったラベルにしている以上特約店向けのブランドだと思うのですが、少しググったぐらいではよくわかりませんでした。
 蔵元ホームページはお世辞にも充実しているとは言い難いですし、中々情報を得にくい銘柄かと思います。

 裏ラベルで特徴的なのは原料米の「広島造賀産線状心白米」という表記でしょう、なぜかお米の品種をハッキリ書いていません。
 これには色々複雑な理由があるようで…、あまり大っぴらに書くのもなんなので、興味があればそのまま「広島造賀産線状心白米」でググってみてください。
 その他、杜氏と米の栽培者の名前や、蔵内管理温度みたいな珍しい項目があるのが面白いと思いました。


 上立ち香は落ち着いた完熟果実的香りがそこそこに。
 含むと、やはりしっかり熟した印象の濃厚な甘旨味が、アルコールの辛さを伴って力強く入ってきて、舌先をピリピリさせつつ、最後までしっかり濃度を保ちつつもダレずに染み込んできます。
 味わいはやはり完熟リンゴ的な芯のある甘旨味が中心にあって、辛さと、結構強めながら嫌らしくない苦味が全体を引き締めるある種王道のパターンですね、良いまとまりです。
 後味は、その苦辛が引き取って、舌先にピリピリを残す形でキレます。

 存在感のある甘味と、力強い引き締まりを兼ね備えた旨味が魅力の、芳醇旨辛酒でした。
 いわゆるフルーティー酒とは一線を画しつつ、甘旨味に楽しさがあるお酒ですね、個人的には好きなタイプ。
 写真でバレているとおり、帰りの新幹線車内で開栓したのですが、そういう環境でも十分本来の旨さを感じられたと思います。
 亀齢、次は有名商品の「純米八拾」も飲んでみたいなと思いました。

20180126151358130.jpg

名称:亀齢萬年 純米吟醸原酒五拾 生酒
精米歩合:50%
使用米:広島造賀産線状心白米
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:亀齢酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:酒泉洞堀一(名古屋)
お気に入り度:8.4/9.0

■おまけ:スーパーで買った社内でのつまみ。名古屋感ゼロ(笑)ながら旨かったです。
20180126151420507.jpg

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 亀齢 純米吟醸

2018年02月11日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

賀茂金秀 特別純米酒13 火入れ 28BY

本日の家飲み 賀茂金秀 特別純米酒13 火入れ 28BY

20171226120903264.jpg  20171226120910517.jpg

 広島県東広島市のお酒です。
 当ブログでの登場は3回目。

 カモキンの低アル原酒ですね。
 低アル原酒については、以前かわつるの記事で軽くその出自について考察してみたり、結構興味はある分野なのですが、自分の好みの路線からは若干離れているかなあというのが基本的な認識だったりします。(最近飲んだ「夏泉」はちょっと別格ですが)
 ただ、カモキンについては結構早くからこの分野に手を付けていて、各所の評価も高いように思えるので、いつか試してみたいと思っていました。

 特別純米酒13の名の通り、アルコール度数13の原酒となっています。
 生もあるらしいのですが今回は火入れですね、ちなみに出荷年月2017年8月のお酒を11月に開栓しています。
 実は店頭でこれを買うか、生が出るのを待つか迷ったのですが、押しが強い(というかノリが良い)女性店員さんのペースに巻き込まれて流れで買ってしまいました(実は私としては珍しいパターン)。

20171226120925929.jpg

 上立ち香は酸を感じる硬質な香りがほんの少々。
 含むと、軽快ながらも存在感のある甘酸旨味がスルリと入ってきて、奥の方に渋味を感じさせながら、最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり白ワインを想起する甘酸に渋味が絡みつく感じの旨味が中心で、低アルに有りがちな物足りなさはあまりなく、むしろ渋味による奥深さを感じますね。
 後味は酸渋が引き取って自然に引き上げていきます。

 軽さと飲み飽きなさを兼ね備えた、確固たる個性と魅力を備えた低アル原酒でした。
 ワイン系の日本酒に良く感じる、渋味由来の若干のクセ(埃っぽい?)もあるものの、まあこれは個性でしょう、相性が良い人も多いと思います。
 評判通り、低アル原酒のカテゴリの中では相当高レベルであるように感じましたね、コンセプトがしっかりしていると言いますか。
 ただ、やっぱり私としては生を選ぶべきだった…、人の意見は聞きつつ、初心は貫徹すべきだとちょっと反省。
 賀茂金秀の低アル、次は必ず生酒をセレクトしたいと思います。

20171226120917737.jpg


名称:賀茂金秀 特別純米酒13 火入れ 28BY
精米歩合: 麹:50% 掛:60%
使用米:不明
アルコール度:13度
日本酒度:不明
蔵元情報:金光酒造合資会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年02月05日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

宝寿  特別純米 2017 無濾過生原酒  吟奏の会ヴィンテージ

本日の家飲み 宝寿  特別純米 2017 無濾過生原酒  吟奏の会ヴィンテージ

20171113101648303.jpg  20171113101655753.jpg

 広島県竹原市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験については後述します。

 こちらを醸す藤井酒造の他ブランドには「龍勢」があります、少なくとも東京ではこちらの方が圧倒的に有名でしょう。
 その中でも龍勢「夜の帝王」という商品については、そのインパクトもあって聞いた覚えがある方も多いんじゃないでしょうか。
 逆に宝寿の方は、少なくとも私は聞いたことがない銘柄でした、今回「吟奏の会」限定品というレアっぽいものが通販の在庫に遭ったので衝動的にセレクトした次第です。

 スペック的には、そこそこ珍しめの酒米「八反35号」(八反錦でも八反草でも改良八反流でもない)を60まで磨いた無濾過生原酒。
 日本酒度+9.5は結構高めですね~、いわゆる辛口の予感。
 1月出荷のものを9月開栓なので、結構な生熟期間を経ております。


 上立ち香はバランスが良い感じの熟した果実の香りがそこそこに。
 含むと、落ち着いてかつしっかりと引き締まった印象の旨味がググっと入ってきて、尻上がりに出てくる酸味がさらにスパルタに味を鋭角的にして、喉奥に突き刺さるように流れ込んできます。
 味わいは、私の感覚だと非常にスリムというか細い感じの、熟した果実と米の中間の旨味が芯にあるものの、纏う酸辛がとにかく強烈で、そちらに主役を譲っている印象。
 後味は、その酸辛で問答無用にキレます。

 ある意味無濾過生原酒らしからぬ、旨味が一歩引いて酸辛が主役を演じる、最初から最後までキレっぱなしという印象のお酒でした。
 含み香にちょっと薬臭さ、アルコール臭さを感じるのも個人的にはマイナス。
 正直私の好みのラインからは完全に外れますが、これまた需要はありそうな感じではあります。
 次飲むなら龍勢か夜の帝王をセレクトしてみたいと思います。

20171122133101560.jpg

名称:宝寿  特別純米 2017 無濾過生原酒  吟奏の会ヴィンテージ
精米歩合:60%
使用米:八反(35号)
アルコール度:17%
日本酒度:+8.5
蔵元情報:藤井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 宝寿 特別純米

2017年12月19日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

竹鶴 純米吟醸 生 初しぼり

本日の家飲み 竹鶴 純米吟醸 生 初しぼり

20170706121534906.jpg  20170706121544155.jpg

 広島県竹原市のお酒です。
 外飲み経験はありますが、家飲みは初めて。

 こちらの蔵元は、まさにあの「ニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝の生家」として知られる竹鶴酒造になります。
 実際「マッサン」 放映時にはこの日本酒についてもひどい品薄状態だったとか…、今は少し落ち着いてきている印象がありますが、やっぱりそういう需要って凄いんですよねえ。
 ちなみに日本酒の「竹鶴」についても、熟成で真価を発揮する銘柄というように、マニア・業界は認識しているようです、この辺りにはウィスキーとのつながりを感じますね。

 といいつつ、今回いただくスペックは28BYの新酒初しぼり。
 「杜の蔵」「睡龍」同様、熟成向け銘柄について、あえて新酒を登酒店さんでまとめ買いした中の一本だったりします。
 とはいえ、1月出荷、7月開栓なので半年は寝かせています、我ながらややこしいことしてますね…

20170706121553007.jpg

 上立ち香は落ち着いたセメダインというか、草的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり程々に落ち着いてかつしっかり引き締まった印象の旨味が割りと優しい口当たりで入ってきたかと思うと、直ぐに酸が表に出てきて若干唾液腺を刺激しつつ染み込んできます。
 味わいは、やっぱり甘味は控えめ、まさに筋肉質と言った感じの酸の効いた旨味が主役で、草っぽい感じも少々あって、いかにも熟成で伸びそうな片鱗を感じさせるもの。
 後味は、酸がガッチリと引き取って、力強くキレます。

 半年ぐらいではまだまだ伸びしろがありそうな印象の、実に筋肉質な酸旨酒でした。
 やっぱり杜の蔵の新酒と印象は被りますね、熟成に向く酒質の基本は「酸」にあるんだなあということが良く分かります。
 まあ、甘さは脇役で主役は酸旨というお酒が好きな人でかつ青めの草感が気にならなければ、早飲みも十分有りだとは思います。
 竹鶴、いつか熟成系もじっくり家飲みしてみたいと思いました。

 燗を付けてみると、何というか草感が増しますね。
 まだ若くて青々とした芝生のイメージですが、これが干し草になってくるとまた味わい深くなりそうな…

20170706121601516.jpg  20170706121610389.jpg

名称:竹鶴 純米吟醸 生 初しぼり
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:竹鶴酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 竹鶴 純米吟醸

2017年10月31日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

瑞冠 山田錦 純米 生もと 生原酒 27BY (蔵内1年熟成)

本日の家飲み 瑞冠 山田錦 純米 生もと 生原酒 27BY (蔵内1年熟成)

20170814151700116.jpg  20170726125316990.jpg  
 広島県三次市(みよしし)のお酒です。
 家飲み、ブログでの登場は初めてですが、外飲み経験はあったようななかったような…(呆)

 この瑞冠については、割と以前から有名地酒屋さんの取り扱いもあり、その筋では知られた銘柄という認識があります。
 私も以前より目は付けていたのですが、タイミングが合わずようやくの家飲みとなりました。
 記事のネタ探しに蔵元ホームページも見たのですが、最終更新が2015だったりいろいろと残念な感じでした…
 (ブログの最新日付はなんと2006だったり、「杜氏のブログ近日公開」みたいに書いておきつつ放置だったり、こういうの見ると何というかさみしくなるんですよね…無理するぐらいなら閉鎖しても良いのに…)

 スペック的には、山田錦で精米を70にとどめた、日本酒度+10の生もと生原酒という、いかにも力強そうなもの。
 蔵元で1年程度生熟後出荷というのも惹かれるポイントですね。
 手間がかかっていそうなわりには、お手頃価格なのも嬉しいところ。

20170726125327786.jpg

 上立ち香は熟したヤクルト(笑)的な、落ち着いた乳酸系の香りがそこそこに。
 含むと、やはり若干熟成感のある太い旨味がググっと入ってきて、強めの苦辛をまといつつも口当たりは柔らかな印象のまま、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、熟したかつ引き締まった印象の米の旨味がしっかりと芯にあって、そこに強めの乳酸味が絡んで奥深さを添えつつ、苦辛も参加しながら最後までバランスを保つ質実剛健な感じ。
 後味は酸苦辛が引き取って力強くキレます。

 「骨太」という言葉が真っ先に浮かぶような、生もとらしい芯の強さが魅力の、芳醇旨辛酒でした。
 私は基本的には苦辛が強いお酒は苦手なものが多いのですが、これだけ旨味がしっかりしていると、それも前向きに感じられるようになるのが素敵ですね。
 フルーティー酒の合間にこういうお酒を飲むと、また日本酒の奥深さをしみじみと感じられて良いです。
 瑞冠、近いうちに他のスペックも試してみたいと思います。

 温度が上がってくると、苦味が良い感じで引っ込みますね、こちらは冷やしすぎ注意。
 うっかり燗つけをするのを忘れてしまったのは痛恨事です…

20170726125400375.jpg  20170726125349774.jpg

名称:瑞冠 山田錦 純米 生もと 生原酒 27BY (蔵内1年熟成)
精米歩合:70%
使用米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+10
蔵元情報:山岡酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2017年09月21日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

誠鏡 純米吟醸雄町 無濾過生酒

本日の家飲み 誠鏡 純米吟醸雄町 無濾過生酒

20170830104229929.jpg  20170830104241048.jpg

 広島県竹原市のお酒です。
 外飲みは確かあったと思いますが、家飲み・ブログでの登場は初めてですね。

 シマヤ酒店さん購入酒が続きます、この誠鏡も私にとっては、「割と見かけるけどいざ家飲みしようとすると中々売っている店に出会わない」銘柄でした。
 特に私の場合「基本生酒」というスタンスなので、余計出会いにくいんですよね…、そんな中シマヤさんの広大な冷蔵スペースの圧倒的品揃えは非常に心強かったです。
 ちなみに、同蔵は「幻(まぼろし)」という銘柄も醸しているようです、蔵元ホームページはあるもの、情報が少なく(特約店リストも無し)、「制作中」で止まっているところが多いのがちょっと残念。
 
 今回いただくのは雄町の55%磨きの生酒、アルコール度数は16なので恐らく加水ありかな。
 裏ラベルによると、「米こうじ造り」に特に時間と手間をかけているとのこと。
 この辺り、どの工程を重視している(とアピールしている)かについては、それぞれの蔵の個性が出ていると思うので、そこに着目してみるのも面白いかもしれません。

20170830104249825.jpg

 上立ち香はほんのりセメダインかつ、グレープフルーツを思わせる酸の効いたフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、バランスが良く透明感もある印象の旨味がスルスルと入ってきて、奥からじわじわと出て来る辛さとともに旨味もその存在感を増しつつ、最後までバランスを崩さずに染み入ってきます。
 味わいは、甘味はあくまで控えめで酸を感じる柑橘系果実の旨味が主役、濃度は程々ながらとにかく芯がしっかりしている印象で、飲みごたえがありつつスイスイイケてしまいます。
 後味は割りと水のようにスッキリと自然に引き上げていきます。

 昨今流行りの濃厚一辺倒なお酒と一線を画した印象の、一歩引いたところで存在感を確保しつつ、しっかりバランスを取っているお酒でした。
 加水を感じさせつつも物足りなさが皆無なところが見事ですね、嫌な苦味等マイナス要素も皆無。
 濃厚派の私でも、ここまで完成度が高いと魅了されてしまいますね…、個人的には同じ広島の西條鶴を思いだしました。
 誠鏡、是非他のスペック(幻含む)もいただいてみたいと思いました。

20170830104309277.jpg  20170830104258796.jpg

名称:誠鏡 純米吟醸雄町 無濾過生酒
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:+3
蔵元情報:中尾醸造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.5/9.0

■予告も兼ねたシマヤ酒店さん購入酒記念写真。感想はボチボチと上げていきます。
20170830103700565.jpg

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2017年09月12日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

富久長 特別純米 しぼりたて 無濾過本生 淡くおりからみ

本日の家飲み 富久長 特別純米 しぼりたて 無濾過本生 淡くおりからみ

20170703135443371.jpg  20170703135454303.jpg

 広島県東広島市のお酒です。
 外では何度かいただいていますが、家飲みは初めて。

 富久長は「海風土(シーフード)」という魚介類向け食中酒を出していたり、なんとなく今風の蔵というイメージがあります。
 ホームページを見ると、一見地味なデザインながら、特約店一覧や通販ページなど、消費者が求めるものはしっかり備えている印象を受けました。
 特に特約店一覧を載せるにあたり、取扱店自体は他にもあること、蔵元直販との関係、小売価格が一定でないことなど、お酒の販売について結構センシティブな話題についてもしっかり蔵元としての説明を記載しているところは、素晴らしいの一言だと思います。
 さらに一覧コーナー名を「酒販店は蔵の宝」としているところも素敵。
 この辺りについては一買い手として上から目線で何十回でも繰り返しますが、ホームページに特約店のリストを載せないで「お問い合わせください」みたいな扱いにしている閉鎖的なところは、同蔵のホームページを100回ぐらい見て深く反省して欲しいところですね。

 完全に話が逸れました…、今回いただくのは広島の代表的酒米八反錦を60%まで削って醸した新酒になります。
 「淡くおりからみ」という表記は面白いですね、実際にごり方は薄目でうっすらという感じ。
 
20170703135507719.jpg  20170703135519150.jpg

 上立ち香はセメダインとガスが混じった、ラムネ的な爽やかさのある香りがそこそこに。
 含むと、イメージ通りのシュワシュワした甘旨酸味が、これまた新酒らしい苦渋味で引き締められつつ、最初から最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりサイダー的な甘味とガスが中心にあるのですが、渋味が仕事をしてそこそこの奥深さを演出していますね、苦味はちょっと甘味と喧嘩している気も…
 後味は、少々渋味を口中に残しつつ、ガス酸で引き上げていきます。

 フレッシュ感と青さと苦味がそれぞれストレートに主張する、今どきの新酒しぼりたての典型のようなお酒でした。
 私がたまに出会う「プラスアルファが欲しい」という想いを抱かせるタイプのお酒ですね、より洗練させる方向でも個性を伸ばす方向でもどちらでも良いのですが。
 ただ、苦味に関しては今期特有の可能性もあるので、一本で印象を決めてしまうのは早計とも思います。
 富久長、次はまた別のスペックも試してみたいと思います。

20170703135531325.jpg  20170703135542814.jpg

名称:富久長 特別純米 しぼりたて 無濾過本生 淡くおりからみ
精米歩合:60%
使用米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社今田酒造本店
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2017年07月22日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

一代弥山 純米吟醸 おりがらみ 生酒

本日の家飲み 一代弥山(いちだいみせん) 純米吟醸 おりがらみ 生酒

20161219175404399.jpg  20161219175412486.jpg

 広島県廿日市市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験も確か無かったような…(呆)

 こちらを醸す中国醸造のホームページを見ると、焼酎・リキュール・ウイスキー等色々手広くやっている酒造会社であることがわかりますね。
 中でも「カープ応援酒」なるコーナーがあり、赤い特別ラベルの色々なお酒を売り出しているあたりは目を引きます、お国柄といいますか…
 個人的にこういう地場の大手酒造の限定品は中々高品質なものが多いと思っていること、東京の居酒屋等で若干見かけることが増えてきた(気がする)ことから、今回この一代弥山をセレクトしてみました。

 こういうお酒にしては珍しく、ホームページに商品紹介がちゃんと記載されています
 この当たり前のことができない蔵(大手でも)が多いことを考えると、非常に好感が持てますね(まあ、特約店一覧が無いのはちょっと残念ですが)。
 スペックは、広島県産八反錦利用で、精米歩合60のおりがらみ生原酒という新酒らしいもの。

20161219175420336.jpg

 上立ち香は典型的なフレッシュ柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、キリリとした印象の旨味がスルスルと入ってきて、果実系の酸で最後まで引き締まったまま、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、香りの印象通りの酸の効いたフレッシュな果実的旨味が純然たる主役、全体的な印象は非常にキリっとしてますね、ほんのり苦味もあり、いわゆる飲み飽きないタイプ。
 後味はやはりその酸が引き取って、見事なまでにキレます。

 甘味が裏方に回った、新酒のフレッシュさを素直に楽しませてくれる非常にキレの良いお酒でした。
 個人的にはこういう酸の効いたお酒こそ万能の食中酒だと思うんですよね、魚系にしか合わない淡麗辛口酒と違って油ものや肉系の濃い味料理とも合いますし。
 私は完全に「お酒単体で楽しめる」ということに重きを置いているため(恐らく少数派)、若干好みのラインからは外れるのですが、こういうお酒を求めている方は多いことでしょう。
 一代弥山、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

20161219175436304.jpg  20161219175428160.jpg

(紹介)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1536.html

名称:一代弥山 純米吟醸 おりがらみ 生酒
精米歩合:60%
使用米:八反錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:中国醸造株式会社
購入価格(税抜):1,313円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2017年02月16日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

酔心 純米 熟成生原酒

本日の家飲み 酔心 純米 熟成生原酒

20160606090813864.jpg  20160606090824069.jpg

 広島県三原市のお酒です。
 確か、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 こちらは珍しく柏そごうで購入したお酒です。私は百貨店でお酒を買うときは
 ①試飲をやっているなら飲んで決める→百聞は一飲に如かず
 ②冷蔵庫入りのお酒を選ぶ→基本二回火入れは苦手
 ③行きつけの酒屋さんに無いお酒を選ぶ→同銘柄なら、地酒屋さんの方が限定品等が豊富
 ④ラベル等雰囲気が良さげなお酒を選ぶ→最後はフィーリング
 というようなことを意識しつつ購入することにしています。
 今回は試飲無しなので②~④を意識してのセレクトです。
 実際最近は百貨店の日本酒セレクトもなかなかレベルが上がってきているので、これだけ考えればあまり外さない印象。

 スペック的には一般的な純米無濾過生原酒という感じですが、「熟成生原酒」という部分を前面に出しているところは珍しいですね。
 また、「芳醇馥郁」「濃淳辛口」など味わいのキーワードの記載があることにも引き付けられました。

20160606090840586.jpg  20160606090849650.jpg

 上立ち香は少し熟した甘さにアルコールが混じった果実っぽい香がそこそこに。
 含むと、確かに落ち着いた印象ながら生酒らしい若々しさも残っしている濃厚な旨味がグググッと入ってきて、時間差で出てくるキツくない程度の辛さの刺激でキリリとしながらじわじわと染みこんできます。
味わいは生原酒らしい甘味を感じさせつつも、むしろ全体の印象は引き締まった筋肉質な旨味が中心の、

 甘味を感じさせながら「芳醇辛口」を地で行くような引き締まりを感じさせる、キリリとした個性派酒でした。
 この優しい辛さは純米生原酒ならではだと個人的には思いますね、やはりアル添加水火入れ酒より、明らかに自分好みです。
 また、これは一杯目より二杯目の方が魅力を感じるお酒ですね…、これだけ濃厚なのにいくらでも飲めそう。
 酔心、次はまた他のスペックをいただいてみたいと思いました。

 さらに、開栓後も味わいが落ちません。
 ストレートに落ち着いてくる感じで、これなら晩酌酒にも使えそうです。

20160606090859207.jpg

名称:酔心 純米 熟成生原酒
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社酔心山根本店
購入価格(税抜):1,460円/720ml
購入した酒屋さん:そごう柏店
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 酔心 純米

2016年07月24日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

宝剣 純米酒 廣島八反錦 新酒しぼりたて

本日の家飲み 宝剣 純米酒 廣島八反錦 新酒しぼりたて

20160217094935702.jpg  20160217094949110.jpg

 広島県呉市のお酒です。
 ブログでは早くも4回目の紹介となりました。

 宝剣というと、新世代の「辛口」酒という認識を個人的に持っています。
 この「辛口」という概念、既に色々なところでも言われていますが、使う人によって意味合いがバラバラになりがちな、やっかいなものだと思っています。
 前、「辛口好き」を自称する友達に日本酒度高めの芳醇系辛口酒を勧めたら全然ピンと来ない感じだったので、紆余曲折を経た上で、「石鎚」や「文佳人」などのスッキリ爽やか系のお酒が好みという自覚にたどり着いてもらった経験がありました。
 これは「辛口」という言葉が、自分の日本酒の好みを伝える言葉になりえていないという典型例ですね。
 実際「どっしり」「スッキリ」「ピリピリ」「あっさり」あるいは「甘さ控え目」、どれも「辛口」でまとめられがちではないでしょうか(ちなみに私はだいたい「ピリピリ」の意味で使ってます)、あまりに便利に使われ過ぎた思考停止ワードとして、逆に要注意表現になっているかもしれませんね。

 話がそれました、実はうっかり前回と同じスペックを買ってしまった関係で書くことが見つからず、確信犯的に横道にそれた次第。
 種々の事情で値上げされるお酒が多い中、お値段据え置きなのはうれしいところです。
 
20160217095003357.jpg

 上立ち香はフレッシュでスッキリとした香りがほんの少々。
 含むと、シャープかつ存在感のある旨味がキリリと入ってきて、若干の苦味も相まって最後まで極めて切れ味鋭く喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、スッキリとしつつもほんのりと甘みを感じる、辛さもあるのですが古臭さ皆無の軽快フレッシュな味わい。
 後味はそのまま苦辛を感じさせつつ、スパっとキレます。

 なんというか、古い考えでは色々と矛盾しそうな要素がしっかり同居している、新時代のスッキリ酒でした。
 やっぱり確固とした「宝剣らしさ」を確立してますね…、そして銘柄名のイメージとキッチリかみ合っているところが素晴らしい。
 コスパもバッチリですし、こういうお酒が食中酒のスタンダードになってくれると素敵だと思いました。
 宝剣、今後伸びていくであろう銘柄と改めて確信しました、前述の友達もきっと気に入ることでしょう。

20160217095046798.jpg  20160217095015522.jpg

名称:宝剣 純米酒 生酒
精米歩合:60%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:宝剣酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 宝剣 純米

2016年02月28日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

西條鶴 純米原酒 プレミアム13

本日の家飲み 西條鶴 純米原酒 プレミアム13

20150827120811774.jpg  20150827120822255.jpg

 広島県東広島市のお酒です。
 ブログで取り上げるのは2回目ですね。

 日本酒業界(特に造り手側)には大小さまざまな「ブーム」があるように思います。
 大きいくくりでは「生酒」とか「純米」とか、小さいくくりでは「ワイン酵母」とか「亀の尾」とか、そんなイメージですね。
 その小さいくくりの中で、今年のブームを一つ上げるとすれば「低アル原酒」ではないかと個人的には思います。
 日本酒はアルコール度数18~19ぐらいの「原酒」に「加水」して、15~16度に飲みやすくして売りに出されるのが一般的と、まあ言われているかと思います(最近は原酒のまま売られることも多いのですが)。
 「低アル原酒」は、水を加える前の原酒の状態で、既に15度以下ぐらいの度数になるように造られたお酒という感じでしょうか(厳密な定義はないはず)。

 今回その低アル原酒を数本連続でいただいてみました。
 トップバッターは広島の西條鶴、度数は13です。

 上立ち香は甘くてフレッシュな感じの果実香がそこそこに。
 含むと、やはりアルコール感が弱い感じの柔らかな甘旨味がスルスルと入ってきて、そのまま自然に喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、軽快な感じですが存在感のある砂糖菓子のような甘味が主役、酸味や苦味は完全に裏に廻っている印象で、全体的にキレイさを保った味わいです。
 後味はアルコール飲料であることを忘れるような、自然なキレ。

 いわゆる「ジュース的」な味わいの、飲みやすくてキレイな甘味が特長のお酒でした。
 度数以上にスイスイ行ってしまう感じが強い、極めて危険なお酒のような気がします。
 ただ、やっぱり私からしたら「軽すぎる」という気もするような…、これは無濾過生原酒ばっかり飲んでる影響だと思いますが。
 兎も角、狙い通りのお酒ではあるのだろうと思います、西條鶴の実力を感じた一本でした。

20150827120845247.jpg

名称:西條鶴 純米原酒 プレミアム13
精米歩合:65%
酒米:不明
アルコール度:13%
日本酒度:不明
蔵元情報:西條鶴醸造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 西條鶴 純米

2015年09月08日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天寶一 雄町 純吟 無濾過本生

本日の家飲み 天寶一(てんぽういち) 雄町 純吟 無濾過本生

20150602180416704.jpg  20150602180429946.jpg

 広島県福山市のお酒です。
 外飲み、家飲み共に確か未経験だったような。

 分類としては純米吟醸なのですが、ラベルでは「純吟」とあえて略してますね。
 個人的には、特定名称について純大、純吟、特純、純米、大吟、吟醸、特本、本醸という風に略称で呼ぶことがもう少し流行ってもいい気がするのですが、意外と一般的じゃないんですよね…、結構響きが好きなんですけど。
 ちなみに、某居酒屋ではJD、JG、TJ、Jみたいな略称を使ってました(女子大生とかそっち系に思われそうな…)

 完全に話がそれました、銘柄的には前から知っているのですが、辛口のイメージから避けていたものです。
 スペック的には中国地方らしく、良品質とされる岡山県赤磐産の雄町を使った無濾過生酒。


 上立ち香はフレッシュでクセのない吟醸香がそこそこに。
 含むと、生酒の割には落ち着きのある旨味が、濃厚ながら割と優しい口当たりでスルッと入ってきます。
 旨味は砂糖菓子のような甘味が主役だと思うのですが、油膜のヴェールに包まれたかのような遠慮深さがあり、辛さも手伝って全体的な印象はスッキリ系。
 後味はその辛さでそのままキレていきます。

 改めて辛口の意味を考えさせてくれるような、しっかりした甘旨味のあるスッキリ酒でした。
 この魅力を十分感じつつ、もう少し自己主張しても良いのではと思ってしまう部分もあり…
 でも飲み進めるとこのくらいが良いような気もして…、うーん難しい。
 兎も角、天寶一はまた他のスペックも試してみたいと思いました。

20150602180447352.jpg  20150602180502416.jpg

名称:天寶一 雄町 純吟 無濾過本生
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社天寶一
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年06月30日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

宝剣 純米酒 生酒

本日の家飲み 宝剣(寳剱) 純米酒 生酒

20150203144815820.jpg  20150203145130985.jpg

 広島県呉市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に何度もいただいています、ブログでは3本目。

 宝剣は、個人的には新世代辛口酒の最右翼ともいうべき銘柄だと思っています。
 流行りの甘味ジューシー酒とは一線を画しつつ、平板な「淡麗辛口」とも違うスッキリ系の味わいには、「宝剣」という名前に相応しい確かな個性が感じられます。
 数年前の「dancyu」の辛口酒特集で、「辛口の酒くれ」と言われて銘酒居酒屋さんが出すお酒として、一番多く名前が挙がっていたのも印象的です。

 今回いただくのは、レギュラースペックの純米酒の生バージョン。
 原酒ではないと思いますが、酒米の八反錦を60まで磨いているわりにはお安めかと。
 
20150203144945806.jpg

 上立ち香はフレッシュな吟醸香がそこそこに。
 含むと、予想通りフレッシュかつぎっちり引き締まった旨みが、シャープな口当たりのままスッと入ってきます。
 旨味は、甘味も酸味も控えめながら軽快な感じという有りそうでないタイプの味わいで、印象はとにかくスッキリ爽やか。
 後味はその名の通り、もう抜群のキレ。

 非常にコンセプトがハッキリしている、お手本のような辛口生酒でした。
 「お米の旨味でどっしり辛口」というのとは対極を行く、フレッシュシャープな辛さをしっかり味わえます。
 コスパも素晴らしく、新しい時代の辛口酒として貫禄すら感じる完成度です。
 宝剣、これからもいろいろなスペックをいただいていこうと思います。

20150203145414727.jpg

名称:宝剣 純米酒 生酒
精米歩合:60%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:宝剣酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 宝剣 純米

2015年02月07日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

西條鶴 無濾過純米酒 生酒

本日の家飲み 西條鶴 無濾過純米酒 生酒

fc2_2014-07-03_23-38-03-388.jpg  fc2_2014-07-03_23-39-07-529.jpg

 広島県東広島市のお酒です。
 外飲みで頂いたことはありますが、家飲みは初めて。
 
 「鶴」関連銘柄を連続で取り上げて今回が6回目、ラストとなります。
 トリを飾る(鶴だけに)のは以前酒徒庵で頂いて印象に残っていた、西條鶴です。
 以前から飲みたいとは思っていたのですが、酒屋さんが一升瓶しか置いていなかったため、冷蔵庫を新調するまで購入が遅れてしまいました。
  
 スペックですが、使用米の記載がありませんね、アルコール度はちょっと15~16と少し低め。
 ラベルが表だけで詳しい表記が無いのはちょっと寂しいかも。
 値段は一升で税抜2,500円を切る、かなりお求めやすいものになってます。
 
fc2_2014-07-03_23-38-37-074.jpg

 上立ち香はちょっと熟した感じのレーズン香がほどほどに。
 含むと、コクが有って落ち着いた印象の甘旨味が、自然な感じで染みこんできます。
 旨みは程よく熟した果実の甘味が主役で、濃厚ながら少々の苦渋味もあって飲みやすさもある、絶妙なバランス。
 これはちょっと加水をしてるのかな、でも全然薄い感じはしないですね。
 後味は少々の渋味できっちり引き上げます。

 独特かつ魅力的な旨味が程よい濃さでまとまっている、完成度の高い個性派酒でした。
 恐らくこれは元々の旨味が非常に濃厚だからこそ、加水でもその存在感が失われないのでしょう。
 (実際は加水してなかったら赤っ恥ですが…)
 コスパは最高クラスだと思います、また一つ日本酒の奥深さを感じさせてくれたように思いました。
 ただ、こうなると無濾過生原酒も飲んでみたいなあ、これは芳醇派飲兵衛のサガですね。

 開封後は素直に熟成感が増していく感じ。
 常温にするとさらに濃厚になって辛さが出てきます、また違った世界が広がりますねえ…。
 それでもバランスは崩れないのでじっくり楽しめます、うーん一升瓶で買ってよかった。

fc2_2014-07-03_23-40-04-674.jpg

名称:西條鶴 無濾過純米酒 生酒
精米歩合:65%
酒米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:西條鶴醸造株式会社
購入価格(税抜):2,300円/1800ml
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2014年09月01日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

賀茂金秀 純米吟醸 生酒 雄町

本日の家飲み 賀茂金秀 純米吟醸 生酒 雄町

fc2_2014-01-21_18-19-49-693.jpg  fc2_2014-01-21_18-20-10-198.jpg

 広島県は東広島市のお酒です。
 このブログでは、去年の新酒の時期に頂いていますね

 今年いただくのは雄町の新酒の生酒です。
 個人的な印象としては、同じ蔵のお酒でも雄町に関してはかなりハッキリと他のスペックと違いが出るように思っています。
 雄町50の割にはお値段も良心的でしょう、頂きます。 

 このお酒も注ぐと細かい気泡が出ますね、新酒らしさに惹かれてしまいます。

 上立ち香はキリッとしたセメダインがそこそこに。
 含むと、フレッシュで濃厚な甘味が、少々のガス感と辛さに引き締められながら塊で飛び込んできます。
 旨味はマスカット系という感じで、芳醇ながら上品さも感じさせる優しい味わい。
 うーん、いわゆる「雄町らしさ」が良い方に素直に出ている感じですね…。
 後味は渋辛で力強くキレます。

 新酒らしさと雄町らしさが綺麗に融合した、芳醇フレッシュ旨辛酒でした。
 このお酒を飲んで改めて思いましたが、やはり私は雄町のお酒が好きだなあ。
 去年頂いた新酒よりこちらの方が、個人的には好みです。
 今後も賀茂金秀は注目していきたいと思います。

 開封後はガスが抜け、落ち着いた旨味をじっくりと味わえます。
 これも良いですね~、かなり印象が変わるので二度美味しいという感じです。

fc2_2014-01-21_18-20-34-677.jpg

名称:賀茂金秀 純米吟醸 生酒 雄町
製法情報:生酒
精米歩合:50%
酒米:雄町
アルコール度:16度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:金光酒蔵会社(広島県東広島市)
製造年月:2013/12(25BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2014年01月30日 広島の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

雨後の月 純米吟醸 千本錦

本日の家飲み 雨後の月 純米吟醸 千本錦 

fc2_2013-10-06_22-03-00-802.jpg  fc2_2013-10-06_22-03-20-748.jpg

 広島県呉市のお酒です。
 確か昨年に山田錦の純米吟醸をいただき、透明感のある上品な味わいに好印象を抱いた記憶があります。
 
 スペックは広島県の酒造好適米「千本錦」を50まで磨いた純米吟醸。
 どうやら一回火入れの「ひやおろし」らしいのですが、なぜかラベルには明記されてないですね。
 ここらへんも、ひやおろしという概念のあいまいさを感じさせます。

 上立ち香はほのかな甘さを感じる吟醸香がほんのりと。
 含むと、キリリと引き締まった感じの旨味がまずあり、そこから少しづつ甘味が染み出てくるイメージ。
 旨味は上品でか弱い甘味を酸渋が締め上げる、この時期には珍しい未熟なリンゴ的な青い味わい。
 全体的な印象は透明感の有るキレイな感じですが、裏の渋味がちょっと気になる感じも。
 後味はその渋さが受け持ち、自然にキレます。

 夏を越えたにもかかわらず、青い旨味が特徴的なお酒でした。
 昨年の印象通り味わいに透明感が有るのが雨後の月の特長な気がします。
 ただ、最近旨味が乗ったお酒ばかり飲んでいたので、相対的にちょっと物足りない感もしたりして。
 とはいえこの長所は魅力的です、もっといろいろなスペックを飲んでみたいと思いました。

fc2_2013-10-06_22-03-52-263.jpg

名称:雨後の月 純米吟醸 千本錦
製法情報:
精米歩合:50%
酒米:千本錦
アルコール度:15~16%
酵母:協会9号
日本酒度:+2
蔵元情報:相原酒造株式会社(広島県呉市)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込)1,575:円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2013年10月18日 広島の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |

» 次のページ