英 特別純米酒 無濾過あらばしり生原酒 27BY

本日の家飲み 英(はなぶさ) 特別純米酒 無濾過あらばしり生原酒 27BY

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 三重県伊賀市のお酒です。
 飲み経験については後述。

 こちらのお酒は、マニアなら既にご存知の方も多いと思いますが、「るみ子の酒」と同じ蔵の銘柄になっております。
 るみ子の酒については24BYを頂きとても好印象でした、そちらは割りと今風のフルーティージューシーな感じの味わいでしたが、聞くところによるとこの「英」はどちらかと言うと玄人向けというか、飲みごたえある系の銘柄のようです。
 私としては未だに今風系のお酒がストライクゾーンではあるのですが、それでも昔よりは好みが広がってきたと思うので、今回はこちらをセレクトしてみた次第です。
 ちなみに、肩ラベルの「超情熱」を見てピンと来た方もいらっしゃると思いますが、こちらは「銀座君嶋屋」さんで購入しました。
 前回までの「まるごと高知」と同時購入なわけですね、ある意味続き記事になっております。

 スペック的には山田錦の60%の無濾過生原酒、27BYということで2年近い生熟を経ています。
 最近新政の売り出しで一気にメジャー化した感のある、6号酵母使用というのもポイントでしょう。

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 上立ち香は明らかに酸が立ったレモン感すらある果実的な香りが控えめに。
 含むと、やはり酸味主役でしっかりと引き締まった旨味が唾液腺を刺激しつつ力強く入ってきて、最後まで硬度と濃度を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、しっかりと酸が効くと共に、旨味の存在感もちゃんとあって、「旨酸っぱい」という印象の飲みごたえと飲み飽きなさを兼ね備えたもの。
 後味は当然のように酸が引き取って見事にキレます。

 ガッツリしっかりと酸が働いた、程よく味の乗ってきた骨太旨酸酒でした。
 こりゃあまだ数年ぐらいは持ちそうな力強さがありますね、そういう系の男酒が好きな方に是非オススメできるかと。
 英は、るみ子の酒とは違った確固たる魅力のあるお酒でした、同蔵のお酒はまたいただいてみたいと思います。


 ちなみに冷やしすぎると酸っぱいだけになってしまうので注意ですね、個人的には常温付近が好き。
 といいつつ、裏ラベル記載のロックや加水は私は試せなかったので、実際はこちらが好きな人も居るのかも…、まあこれは試してもらうしか無いですね。

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名称:英 特別純米酒 無濾過あらばしり生原酒 27BY
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:18%
日本酒度:+6
蔵元情報:合名会社森喜酒造場
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:銀座君嶋屋
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 特別純米

2017年11月20日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

作 IMPRESSION type-M 純米吟醸原酒 無濾過直汲

本日の家飲み 作 IMPRESSION type-M 純米吟醸原酒 無濾過直汲

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 三重県鈴鹿市のお酒です。
 外飲み回数はかなり重ねています、ブログ登場は4回目。

 またインパクトのある外見ですね…、なお中身はレギュラーシリーズであり私も前回にいただいている「恵の智」の、直汲み無濾過原酒バージョンらしいです。
 「IMPRESSION」は今期からの新シリーズで、流れ的には「プロトタイプ」の後継となるようです。
 個人的には、中身が同じで名前やガワをコロコロ変えるのはどうかという思いもあるのですが、この場合はプロトタイプをついに正式採用したと考えると納得感があります、シリーズとして定着していくことを願いますね。

 ラベルが変則的なだけあって、あまり細かい数値の記載はないですね、精米歩合は60、作なので当然火入れです。
 ちなみに瓶の表面に特殊印刷みたいな感じで意匠があるのですが、写真では全然見えませんね…、触ってみると良い感じのザラつきがあります。

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 上立香は典型的なフレッシュリンゴの香りが控えめに。
 含むと、かなり濃厚な印象の、やはり典型的な今風の吟醸酒的甘旨味がガスを伴って勢い良く入ってきて、強めの苦味で輪郭を保ちつつ最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、これはもうド直球の香り系吟醸の青リンゴ的甘旨味って感じですね、ただ火入れ感皆無かつガスにより生と見紛うレベルのフレッシュさであること、歩合以上のまとまりがあることは特筆すべきかと。
 後味は苦味を口先に残しつつ、ガスも相まってしっかりとキレます。

 今風の吟醸酒としての魅力を凝縮、かつお値段以上に洗練した感じの、フルーティー系の王道を往くお酒でした。
 しかし、キツさのある苦味、フルーティー吟醸にありがちな後ろ向きな部分もちょっとあるかも。
 ただこの苦味については昨年の恵の智ではほぼ感じなかったので、例によって28BY特有の話かもしれません。
 作、今後の動向にも注目していきたいと思いました。

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名称:作 IMPRESSION type-M 純米吟醸原酒 無濾過直汲
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:清水清三郎商店株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純米吟醸

2017年11月06日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花泉 上げ桶直詰め純米無濾過生原酒

本日の家飲み 花泉 上げ桶直詰め純米無濾過生原酒

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 福島県南会津郡南会津町のお酒です。
 銘柄としては初登場ですが、同蔵の「ロ万」シリーズについては既に3回ほど紹介しています。

 「花泉酒造」が醸すお酒は、首都圏ではやはりロ万シリーズの方がよく見かけますが、この「上げ桶直詰め」については結構多くのお店が取り扱っているようです。
 実は私もブログを始める前に一度いただいており、なかなか良い印象があったので、今回久しぶり(約5年ぶり)にセレクトしてみました。
 ちなみに、ググったところ「上げ桶」とは「お酒を搾る機械『ヤブタ』から流れてきたお酒を受けるタンク」のことをいうらしいです、このお酒はそこから直接瓶詰めしているとのこと。
 ただ、このお酒ぐらいになると「上げ桶直詰め」という言葉自体が一つのブランド化しているような印象を受けます、この蔵はそのあたりの売り方が上手いと思いますね。

 ラベルには細かい記載はありませんが、こちらもロ万シリーズ同様「もち米四段仕込み」で造られているようです(詳細は例によってググってください)。
 精米歩合は65%、アルコール度数は19度と結構高め。

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 上立ち香はガスとセメダインと甘さが混じったものがそこそこに。
 含むと、青さをまとった濃厚な甘旨味が、チリチリとしたガス感を伴いググっと入ってきて、かなりキツめの苦味で強烈に引き締められながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいはメロン的な高濃度の甘旨味が存在感を発揮するのですが、苦味も非常に強いために全体の印象は賑やかながら青くギリリと締まった感じ。
 後味はその苦味を口中に残す形で引き上げていきます。

 とにもかくにも濃く、青く、賑やかで、荒々しい、新酒の無濾過生原酒の長所短所が凝縮されたようなお酒でした。
 私はどちらかと言うと甘旨味がしっかりしていれば苦味や雑味はそんなに気にしないタイプだと思うのですが、流石にここまで行くと少々辟易するといいますか、飲み疲れるといいますか…
 ただ、外でいただいた時はもっと美味しかった記憶もあったりするんですよね、(酒か私の)コンディションに問題があった可能性もちょっとあるかも…
 ともかく、花泉はロ万と共に引き続き注目していきたいと思います。

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紹介:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-765.html

名称:花泉 上げ桶直詰め純米無濾過生原酒
精米歩合:65%
使用米:五百万石・ヒメノモチ
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:花泉酒造合名会社
購入価格(税抜):1,543円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 花泉 純米

2017年04月24日 三重の日本酒 トラックバック:1 コメント:4

而今 特別純米 無濾過生 28BY

本日の家飲み 而今 特別純米 無濾過生 28BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ定番銘柄の一つ。

 而今ほどの有名銘柄ともなると、基本的に酒イベントへの露出も少なくなるようですが、最近例の「CRAFT SAKE WEEK」で、「チーム十四代の日」に参加していたようですね。
 同イベントの公式ホームページには「日本酒の魅力を知り尽くした中田英寿が全国から選んだ選りすぐりの酒蔵100蔵」として参加蔵が列挙されています。
 私の脳内データベースから漏れていたのは「大賀」「名倉山」かな…、それ以外で飲んだことが無いのは大七くらいかしら(笑)、正確にカウントはしていませんが、銘柄単位なら8割程度は当ブログでカバーできているかと。
 ということはすなわち、まあ大体「東京でも買える」有名どころということですね、それを100集めたということは素直に凄いと思いますが、私のような一般リーマンでも数少ない出張の度に「桃の里」とか「勇心」とか「清鶴」とか、素敵な銘柄と出会えているのだから、折角蔵めぐりしているならもう少しオリジナリティを出してもらってもいいような。(というか、後ろで手配しているお店が透けて見える感じが…)

 と、マニアらしくついイヤミから入ってしまいましたが、基本的にはこういうイベントで日本酒ファンを増やしてくれるのはありがたいことだと思っております。
 いわゆる日本酒業界の「パイを増やす」系のイベントでしょうからね、しかも適当に萌え系やデザイン系のラベル貼ったりするのでなく、ちゃんと「味」を伝えようとしていますし。
 ワイン派の金持ちやチューハイ派の若い衆が少しでも日本酒派になってくれれば言うことないかと。
 
 …流石に而今についてはネタ切れなので、ズレた話を語ってしまいましたが(しかも超上から目線)、そろそろお酒の話に戻ります。
 今回は定番スペックの特別純米生、五百万石の60磨きというのもいつも通りですね。
 値段もほぼ据え置きなのはありがたいところ。

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 上立ち香は中々に濃厚で程よく熟した柑橘果実の香りがそこそこに。
 含むと、程よい濃度の甘酸旨味がスルスルと入ってきて、仄かな苦味で輪郭を整えつつ、最後までその程よさを保ったまま、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いつものラインのパイン的而今味の甘酸旨があるのですが、濃度はわりと控えめで、酸の働きもあってスイスイと飲めてしまうような飲みやすさがあります。
 後味は苦酸がはっきり出てきて、力強くキレます。

 いつもの柑橘系果実の甘酸の旨味をほどほどの濃度で感じさせる、ちょっと一歩引いた感じの食中酒的な而今でした。
 而今の生でこの濃度は個人的にはちょっと物足りないかな…、これが方向性の転換なのか、いわゆる28BYの米の出来問題に由来するものなのかが分からないのが辛いところです。
 まあ而今については基本的に純吟スペックか、にごりやおりがらみの方が自分の好みであることを再認識しましたね。
 而今は、今期も後2~3スペックやる予定です。

 開栓後二日目は結構もろもろが濃くなって、なかなか良いかも。
 いや、でも苦味も増すなあ…、やっぱり甘さが細いのが私としては残念(あくまで而今としてはですが)

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名称:而今 特別純米 無濾過生 28BY
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 而今 特別純米

2017年04月22日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 大吟醸

本日の家飲み 而今 大吟醸

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ常連銘柄の一つですね、今期も何本かいただく見込みです。

 このお酒は、以前に我が家の新年&年越し酒を紹介した記事で写真をチラ見せしておきつつ、元旦に飲み切れずに後回しにしてしまったものになります。
 一応一月中には開けていたのですが、紹介はこんな時期になってしまいました…、本当、タイムラグをどうにかしないとまずいですね。
 私としては滅多に買わない高級酒なのですが、イベント時に開栓することにこだわると飲み頃を逃しそうだったので、無造作に開けております。

 スペックは山田錦を40まで削ったアル添大吟醸。
 いわゆる「出品酒」と同スペックだったかと思います(同タンクかまでは不明)。
 遮光(?)処理されたボトルに和紙ラベルと、全体的に高級感をにじませていますね。

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 上立ち香はわりと濃厚で落ち着いた果実香が意外にもそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの落ち着いた甘旨の含み香がブワッと広がって、そこに苦渋が出てくることで複雑さを出しつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます
 味わいは、而今的な旨味の背景を想起させつつ、基本的には典型的な高精白大吟醸の青リンゴ的な苦味を伴う線の細い味わい。
 後味は見事に自然に引き上げていきます。

 出品スペックということに納得感のある、上品さと飲みやすさに特化した感じの、高精白らしいお酒でした。
 口当たりの柔らかさは流石ですが、やはり出品指向的なアルコールの辛さと苦味のキレを感じるような。
 こうなると、やはり私は個性が出る純米or純吟スペックが好きなんだなあと改めて思います、値段も考えればなおさら。
 次に而今の高級スペックを家飲み機会があれば、やはり純米大吟醸にしたいと思いました。

 開栓二日目はちょっとアルコールが浮き気味で、苦味も強いような…
 やっぱり私にとっては繊細過ぎるお酒かなあ、外飲みでワイングラスで一杯というのが相応しいのかも。

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名称:而今 大吟醸
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):4,000円/720ml
お気に入り度:値段が特殊なのでつけません/9.0

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タグ: 而今 大吟醸

2017年03月24日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三重錦 純米吟醸 おりがらみ 中取り生

本日の家飲み 三重錦 純米吟醸 おりがらみ 中取り生

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 三重県伊賀市のお酒です。
 ブログ登場は二回目になりますね。

 今回のスペックは山田錦利用の純米吟醸スペックということで、前回いただいた雄山錦の純米とはかなりの差があります。
 が、おりがらみ(うすにごり)という点は同じですし、何より両方とも11月出荷なのに前BYのお酒という点が特徴的といえるでしょう。
 新酒の時期に、ある程度蔵元で寝かせたおりがらみのお酒を出してくるということ自体に、蔵の差別化戦略的な思惑を感じるのは私だけでしょうか(まあ露骨にマニア目線ですが)

 裏ラベルをみると、精米歩合がやけに細かく書かれているのが印象的ですね、酒母米が書いてあるのは珍しいかと。
 掛米が山田錦・八反錦と、米が違う上に精米歩合まで異なるのはさらに珍しいような…、仕込みの段階で細かく分けて発酵を制御しているのでしょうか、素人には分からないレベルです。

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 上立ち香はスッキリフレッシュながら濃厚な印象の、ガス混じりのお米的香りがそこそこに。
 含むと、青さの残る旨味がオリの苦味を伴いつつも自然に入ってきて、最後まで濃厚さと引き締まりを維持したまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、セメダイン的で甘さ控えめながらあまりキツさのない、キレとまろやかさを両立した旨味が主役、オリはその濃度を増すことと引き締まりの維持の両方に寄与している印象ですね。
 後味は苦味が引き取って、自然にキレます。
 
 熟成期間を経て、うまいことキツさが取れたんだろうなあと想像させてくれる、ほどよい味乗りのバランス系旨苦酒でした。
 自然にスイスイ飲めるのですが、個人的にはもう一歩、個性やインパクトが欲しいという気もします。
 といいつつ、派手さは無くてもしっかりと旨味を噛みしめられるお酒って需要は確実にあると思うので、恐らくはこれが狙った酒質なのでしょうね。
 三重錦、また別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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(紹介)「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-263.html

名称:三重錦 純米吟醸 おりがらみ 中取り生
精米歩合:裏ラベル写真参照
使用米:裏ラベル写真参照
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:中井仁平酒造場
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年02月22日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 にごりざけ生 28BY

本日の家飲み 而今 特別純米 にごりざけ生 28BY

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 三重県名張市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ定番銘柄の一つ。

 新年一発目は、24BY25BY26BY27BYに続き、なんと5年連続で元旦にいただいている、而今のにごり酒生としました。
 今回も数ヶ月前から入手に動いていて、ようやく家飲みできる体制を整えることができました。
 いやあやっぱりこのお酒好きなんですよ、意外と日本酒(特定名称付き)のにごり酒って、「(安物のべた甘と差別化させた)スッキリ系」のお酒や強炭酸系が多く、このお酒のように心地良い甘さをじっくり味わえるものって少ない気がしています。
 
 スペック的には、実は昨年いただいたものと使用しているお米が若干異なり、五百万石だけでなく山田錦も使っているようです。
 酒屋さん曰く、而今は最近味わいがスッキリしてきた傾向があるので、このにごりについては原点回帰して旨味をしっかり出すという蔵元さんの意向があったとのことでした。
 個人的には非常に喜ばしいお話ですね、さていかがでしょうか。

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 上立ち香はガスと米と甘さを感じるスッキリととした香りがそこそこに。
 含むと、やはりガス苦甘酸が一体となった旨味が荒々しいほどに力強く入ってきて、しかし見事なまでバランスを保ったままゆっくりと流れ込んできます。
 味わいはやっぱり大人のカルピスソーダというべき甘味と乳酸味による濃厚な旨味が厳然たる主役を演じ、ただガス感と苦味も若干強めで、意外とキリリとした感じですね。
 後味は苦味を舌先に残して、ジュワっとキレます。

 日本酒的な複雑味のあるカルピスソーダといった趣の、シュワシュワ甘旨乳酸酒でした。
 まあいつもの而今にごりラインの味わいですね、ただ若干苦味が強いような…、あまり山田錦効果はわかりませんでした。
 といいつつ、やっぱり旨味はしっかりしているので、飲んでいて心地良いのには変わりないです。
 私としては、「これでばっちり新年が始められる!」という気分になりますね。
 而今にごり、来年も是非いただきたいなあ…

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名称:而今 特別純米 にごりざけ生 28BY
精米歩合:60%
使用米: 山田錦:34% 五百万石:66%
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年01月02日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

義左衛門 純米吟醸生 Free run(中取り) 三重山田錦

本日の家飲み 義左衛門 純米吟醸 Free run(中取り) 三重山田錦

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 三重県伊賀市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…

 伊勢志摩サミットで数々の三重酒にスポットライトが当たったのはまだ記憶に新しいところです。
 この義左衛門も、「純米吟醸 BLACK」というスペックがサミットの場で供されていたとのこと
 そのBLACKは、蔵元の商品紹介を見るに、地元産の山田錦を60まで削ったそんなに高級でないレギュラースペックのお酒のようです。

 で、今回いただくのは、恐らくそのお酒の「生」「中取り」バージョンということで、よりスペシャルなものといえるでしょう。
 日本においては、まあちょっと調べるだけでサミットで供されるような日本酒の限定バージョンを無理のないお値段で家飲みできるわけです。
 日本の酒飲みはすべからくこの幸せを噛みしめるべきですよ、うん。

 しかし洒落たデザインですね…、中取りを「Free run」(裏ラベルの解説を見るに、意味合いは「無加圧」の方が近いかな)と表現しているのもスカしているというかなんというか(笑)

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 上立ち香は程よく熟したアルコール混じりの果実香がそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な完熟果実の甘旨味がトロリと入ってきて、尻上がりに出てくる苦味で輪郭を整えつつ、じんわりと染みこんできます。
 味わいは、しっかりと旨味の乗った果実(洋梨系?)の甘味が厳然たる主役、かつ苦味がちゃんと裏方に留まっていて、クセが無いのが素敵ですね。
 後味はあくまでキツくない苦味でキッチリキレます。

 濃度の高い完熟果実の旨味を、しっかり高純度で楽しめる直球勝負の生熟酒でした。
 まあ、出荷から4ヶ月は経っているので、蔵元本来の意図とは少しズレが生じているかもしれませんが…
 ただ、熟成に耐える生酒というのは、やはり芯がしっかりしていて、そもそものバランスが良いお酒だろうというのが、私の認識です。
 義左衛門、次は新酒もいただいてみたいと思いました。

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名称:義左衛門 純米吟醸 Free run(中取り) 三重山田錦
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:若戎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:地酒 みゆきや(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年12月21日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

参宮 純米吟醸 アンプレヴュ 生

本日の家飲み 参宮 純米吟醸 アンプレヴュ 生

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 三重県名張市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 三連続三重県紹介のトリを飾るこのお酒、実はサミット実施前に発注していました、後で提供飲食物リストに載っているのを見て、一人で「おおー」と感動してしまいましたね。
 というのも、首都圏でも良く見る而今、作と異なり、たまたま風変わりな見た目が気になってフィーリングで発注をかけていたものだったので、その偶然に驚いたわけです。
 ただ、サミットという国際的な場において、こういうワイン系日本酒(もしくはワインリスペクトサケ)というべきお酒はウケが良さそうですし、その中で三重県産を選ぶなら選択肢は極小となることを考えると、ある意味必然の一致だったのかもしれません。
 ちなみに蔵元はれっきとした日本酒蔵のようです

 ラベルの側面には味わいの特徴が記載されています、こういう変わり種のお酒には解説は必要でしょう。
 精米歩合は50と結構磨いてますね、アルコール度が11~12と低く、かつ酸度4.0というのはかなり特徴的。
 コメントと相まって、酸っぱくて軽快な酒質を想像しますが、先入観は排していただこうと思います。

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 上立ち香は、サッパリとした酸を感じさせる果実香が気持ち強めに。
 含むと、甘酸っぱい旨味がトロリと入ってきて、唾液腺をがっつりと刺激しながらグググッと染みこんできます。
 味わいは、完全に日本酒離れした、確かにリンゴ酸やクエン酸をバリバリで感じるような甘酸っぱさがありつつ、キツい感じでなくスイスイ飲めてしまう危険な感じ。
 後味は甘酸っぱい感触を残しつつ、しっかりと引き揚げます。

 軽快ながらもしっかりと甘旨味の存在感がある、柔らかな甘酸っぱ酒でした。
 確かにこれは肉料理にバッチリ合いますね、これならいろいろなシチュエーションで、ワインの役割をそれ以上のコスパで果たしてくれることでしょう。
 私には若干酸味が強かったですが、一緒に飲んだ母上殿は絶賛でしたね、やはり女性受けするタイプの味わいかと。
 参宮、できればいつか普通のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:参宮 純米吟醸 アンプレヴュ 生
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:11~12%
日本酒度:不明
蔵元情報:澤佐酒造合名会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 参宮 純米吟醸

2016年07月06日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

作 純米吟醸 「恵乃智」

本日の家飲み 作(ざく) 純米吟醸 「恵乃智(めぐみのとも)」

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 三重県鈴鹿市のお酒です。
 外飲みではちょくちょくいただいていますが、家飲みは久しぶりですね。

 先日行われた伊勢志摩サミットでは、「作 智 純米大吟醸 滴取り」が乾杯酒として振る舞われたそうです。
 提供酒の中でも乾杯酒は特にインパクトありますからね…、作は元々マニアには知られた銘柄ではありますが、今回さらに一般的注目度も上がったものと思われます。
 ただ庶民としてはとてもサミット同スペックは手が出ない(750mlで15,000円だそうで…)ので、今回別スペックをいただくことで、気分だけでも味わってみるかとセレクトしました。
 
 外飲みではプロトタイプ等の限定品をよくいただくのですが、今回はレギュラーラインナップですね。
 スペック的にはあまり詳しい表記がありません、60磨きの純米吟醸で、一応、火入れ、加水有りだと思われます。


 上立ち香はキリリとした青さのある吟醸香がそこそこに。
 含むと、柔らかくも濃厚な旨味が自然に入ってきて、そこそこの苦味で輪郭を整えつつ、ゆーっくりじわじわと染みこんできます。
 味わいは、わりとスタンダードな青リンゴ系の旨味が基軸にあるのですが、ありがちなキツさがしっかり押さえられていて、バランス良く柔らかな印象。
 後味は程良い苦味が引き取ってしっかりとキレます。

 しっかりとした香りと旨味を備えつつ、限りなくクセやトンガリを無くしていった、お手本のような吟醸酒でした。
 作を飲むといつも思うのですが、火入れなのに後ろ向きな火入れっぽさが無いのが凄いですね(かつ、火入れらしい落ち着きもある程度ある)。
 しかもこれがまたお安いんですよ…、以前Zラベルをいただいた時にも思いましたが、晩酌酒としても使える稀有な純米吟醸だと思います。
 作は今後ますます注目を浴びていくであろうと、想像させる一本でした。

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名称:作 純米吟醸 「恵乃智」
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:清水清三郎商店株式会社
購入価格(税抜):約1,200円(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純米吟醸

2016年07月04日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 27BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 27BY

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 三重県名張市のお酒です。
 なんだかんだで、当ブログ登場回数で1、2を争うぐらい頻繁に紹介していますね。

 先日行われた伊勢志摩サミットの影響で、三重酒に対する注目度は上がっていると思います。
 外務省ホームページの「サミットで提供された飲料等」というPDFファイルに日本酒も一覧が載っているのですが、私も三銘柄ほど最近いただいたお酒があったので、連続で紹介してみたいと思います。
 ちなみに而今は「純米吟醸 山田錦」が提供されたのことでした、やっぱり万人受けするスペックをセレクトしたのでしょうか。
 まあただ、流石に而今の場合サミットの影響はあまりないでしょうね、既に注目度MAX振りきれてますし。

 私が今回頂いたのは定番の、千本錦純米吟醸無濾過生。
 前回の紹介で書いている通り、私はこのスペックには結構縁がありますね、家飲みは多分4回目になるかと。


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 上立ち香はイメージ通りの、ベリー系果実の香りがかなり強めに。
 含むと、個性派な果実系の甘味がジュワーっと入ってきて、柔らかな酸味と仄かなガス感でキリリとした趣もだしつつ、ゆっくりと丁寧に染みこんできます。
 味わいは、やはりベリー系果実の甘旨酸味という感じで、兎に角全体のバランス・調和が素晴らしいの一言ですね、濃くて個性的なのに荒さが全く無し。
 後味は酸と、ようやく姿をチラ見せした苦味でしっかりキレます。

 何度飲んでも、その都度感動させられてしまう、そんな恐ろしさを感じるお酒でした。
 うーむ、やっぱり而今は旨いですね…、生酒の家飲みだと特に染み入ってくる気がします。
 今回も期待に応えてくれたことに、大満足の一本でした。

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名称:而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 27BY
精米歩合:55%
酒米:千本錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2016年07月02日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生 27BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生 27BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ定番銘柄で、紹介も十数回にいたっています。

 いやあ流石にこれだけ同銘柄の記事が多くなると書くネタが無くなってきましたね…(汗)。しかも今回いただくのは定番スペックの八反錦純米吟醸生。
 ただ、実は同じスペックを前回家飲みしたのは約三年前でした(24BY)、而今は(にごり以外は)あまり躍起にならずに手に入ったものをいただいているので、結構偏るんですよね。
 まあ外飲みではちょくちょく飲んでいるので、あまり久しぶりという気はしませんでした。

 詳細スペックもいつも通りですね。
 ただ、毎回気になるのですが、「無濾過生」という記載で度数16%ということは、加水はしているのでしょうか。
 飲むと全然そんな感じがしないんですよね…、而今は相変わらずオフィシャルな情報公開は壊滅的なので、詳細は謎です。

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 上立ち香はいつものパイン的而今香がそこそこに。
 含むと、芳醇フレッシュ、かつ確固たる個性のある甘旨味が力強く入ってきて、強めの酸味でしっかりと輪郭を保ちつつ、ジュワーッと染みこんできます。
 味わいは、やはりトロピカルなパイン系のいつもの而今味、芳醇かつバランスの良い感じも見事です、八反錦は比較的酸味が立つ気がしますね。
 後味はその酸味が引取り、ウソのようにしっかりとキレます。

 甘旨酸が主張する味わいの個性が揺るぎ無く確立していることを感じさせる、見事な完成度のお酒でした。
 今期もやっぱり旨いですね、そのなかでもこの八反錦の生酒は鉄板の安定感があります。
 これからも、可能ならほどほどの頻度でいただいていきたいと思いました。

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名称:而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生 27BY
精米歩合:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2016年05月18日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 にごりざけ生 27BY

本日の家飲み 而今 特別純米 にごりざけ生 27BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ定番銘柄の一つですね、登場回数は最多かも。

 2013年2014年2015年に引き続き、ついに四年連続で、元旦にこのお酒をいただくことができました。
 今年は年末新年酒の準備を一ヶ月以上前から始めていながら、それでもギリギリの入手だったため、而今の人気を改めて思い知らされたところです。
 個人的にはもはや有名銘柄をやっきになって追い続けるスタンスではないのですが、而今についてはこの「にごりざけ」だけは大好きなスペックなので、なんとしてでも一年に一回はいただきたいのです。
 (本当は「おりがらみ」も欲しかったのですが、そちらは失敗しました…)

 スペックはいつもの感じですね、ラベル記載の範囲では去年と全く同じです、それにしても五百万石であの芳醇な味わいになるのが毎度信じられません…。
 裏ラベルに開栓注意の赤文字がある通り、四合瓶は密閉栓ということもあって、最初はしっかり冷やしてゆっくり開栓することをオススメします。

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 上立ち香はガス感中心のフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、クリーミー&フレッシュな甘旨味がチリチリ感を伴いつつもトロリと入ってきて、裏方の苦味できっちりダレずに力強く染みこんできます。
 旨味はいつものカルピスソーダ的な、どこか優しさを感じさせる甘酸が主役で、やはり見事に濃厚さとバランスを保っていますね。
 後味は苦ガスで甘さをしっかり引き上げて、かつキツさ皆無でしっかりキレます。

 甘味と苦味、ガス感ととろみ、濃厚さとキレ、矛盾する要素を見事に両立させている、素晴らしい美酒でした。
 いやあやっぱり旨い!而今の完成度はもはや言うまでも無いですが、特にこのにごりは私の好みどストライクです。
 (ちなみに昨年と今年の違いとか、細かいことは私にはわかりません、あえて言うとちょっと今年のほうが甘いかも?)
 これを今年の始めもいただけたことは、本当に嬉しい限りですね…、また同時に、来年の入手可能性に一抹の不安を感じさせる一本でした。

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名称:而今 特別純米 にごりざけ生 27BY
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.9/9.0

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2016年01月04日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

くろまつおきな 特別純米 無濾過生原酒 25BY

本日の家飲み 黒松翁(くろまつおきな) 特別純米 無濾過生原酒 25BY

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 三重県伊賀市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒も大阪屋酒店さんでの購入なのですが、その店舗ブログによると「(黒松翁を醸す)三重県津市にある森本仙右衛門商店さんが今(2014年)ある在庫をもって酒造りを辞められる。」とのこと。
 うーむ残念ですね…、また一つ日本酒の味が失われてしまうと思うとさびしい限りです。
 特にこのお酒を好きだった方にとっては辛いところだろうと想像します、私の場合日本酒歴が浅いのでまだしばらくはそういう経験はしなくて済みそうですが…

 そんな事情もあり、こちらは25BYで平成27年6月出荷という、主に蔵元でかなりの期間熟成されたお酒になります。
 個人的印象としては、蔵元での保管であればしっかりと温度と遮光管理はされていることが多く、ある程度長期間の熟成での大きく外さないイメージがありますね(最たるものが氷温熟成)。
 
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 上立ち香は少しアルコールの立つ、熟した香りが仄かに。
 含むと、やはりかなりの熟感のある濃厚な旨味が暴れながら入ってきて、少々の苦味に引き締められつつ、ググッと染みこんできます。
 旨味は、うーむ甘酸苦がせめぎあう複雑な印象で、老ね一歩手前の熟感と相まって、危うくもバランスを保っている印象。
 後味は苦味が引き取って、力強くキレます。

 ぎりぎりまでに熟しきった生酒の、怪しくかつ複雑な魅力を感じさせてくれるお酒でした。
 最初の一杯は強烈過ぎると思ったのですが、杯を重ねると意外と慣れて、むしろ濃厚な割には飲み飽きないかも。
 オンリーワンの味わいがこのお値段なら、素晴らしいコスパと言えるでしょう。
 黒松翁、いつかは復活して欲しいと切に願います。

 開栓後はさらにこなれてきて魅力的になりました、ここまでくると老ねを感じなくなるから不思議。
 うーん不思議なお酒だ…でも良いですね、また飲みたいなあ…

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名称:くろまつおきな 特別純米 無濾過生原酒 25BY
精米歩合と使用米:山田錦50%と神の穂60%
アルコール度:16~17%
日本酒度:+-0
蔵元情報:合名会社森本仙右衛門商店
購入価格(税抜):1,250円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2015年12月17日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 八反錦火入れ 26BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 八反錦火入れ 26BY

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 三重県名張市のお酒です。
 もはや定番銘柄としか言いようがありません…

 この八反錦の純米吟醸火入れスペックは、23BY以来の家飲みとなります。
 入手方法は例によって「ふくはら酒店」さんの抽選販売ですね、ほぼ毎回申し込んで、当たった時にはありがたくいただくというのが、私の最近の而今家飲みスタイルになりつつあります。
 ちなみに出品酒も申し込んだのですが、さすがに外れました…、物によって相当倍率が違いそうな気がしますね。

 そしてスペックについてももはやネタ切れです…
 あえていうと、而今は「火入れ」表記(要冷蔵なのでたぶん一回)であって、生詰や生貯蔵の表記でないところが相変わらずきになりますね、こちらの方が生酒スペックと区別しやすいという判断なのでしょうか。

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 上立ち香は気持ち爽やかな果実香(いつもの而今香)がそこそこに。
 含むと、濃厚ながら少し落ち着いた印象の甘旨味が、華やかな含み香を伴ってグッと広がり、直後苦味に引き締められて喉奥に流れ込んできます。
 旨味はやっぱり柑橘系果実を彷彿とさせる甘酸が主役、そしていくらでも飲めるような落ち着きとバランスの良さをビンビンに感じます。
 後味は最小限の辛さも感じさせつつ、酸で引き上げる感じ。

 もはや語るまい…と思ってしまうような、而今の安定感をひしひしと感じさせるお酒でした。
 やっぱり八反錦は柑橘系の「而今らしさ」が他のお米より前に出てくる気がします、そして火入れでも結構な華やかさが残っている印象。
 これからの而今の入手可能性に、改めて一抹の不安を覚えてしまうような一本でした。

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名称:而今 純米吟醸 八反錦火入れ 26BY
精米歩合:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年09月02日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

酒屋八兵衛 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町

本日の家飲み 酒屋八兵衛 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町

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 三重県多気郡大台町のお酒です。
 ブログでの紹介はこれで二回目。

 前回いただいたのは伊勢錦を用いた火入れの純米吟醸でした。 
 その時は、「次は絶対山廃を飲もう!」と決めていたのですが、今回うっかり速醸を買ってしまいました…
 いやあやっぱり自分の記憶だけをあてにするとダメですね、私の場合このブログがまさに備忘録を兼ねているので、購入前に一度確認すべきだったと思います。

 スペックは雄町50の無濾過生原酒ということで、割とスタンダードな感じ。
 必要十分な情報を縦書きでスラっと書いてある裏ラベルに、個人的にはなんとなくセンスを感じました。


 上立香はバランスの良いスッキリとした果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚な果実の甘味がググっと入ってきて、生原酒っぽい苦味を伴いながらそのままストレートに染みこんできます。
 旨味は、蜜たっぷりのリンゴっぽい甘味が主役、そしていかにもな苦味で力強く引き締めるタイプですね、全体のバランスも取れていると思います。
 後味はその苦味を若干残しつつ、しっかりキレる感じ。

 直球勝負の華やか吟醸無濾過生原酒という感じの、果実系芳醇フレッシュ酒でした。
 最近、東京に出てくるレベルの蔵の、雄町とか山田錦の50磨きは本当に外れがないですね。
 これはこれで美味しいのですが、これに山廃らしさが加わるとどうなるかがやはり気になるところ…
 酒屋八兵衛、今度こそ山廃を頂いてみたいと思います。

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名称:酒屋八兵衛 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町
精米歩合:50%
酒米:雄町
アルコール度:17~18%
日本酒度:+4
蔵元:元坂酒造株式会社
購入価格(税抜):1,620円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2015年08月17日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生

本日の家飲み 而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生

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 三重県名張市のお酒です。
 なんだかんだで今期(26BY)、四本目の家飲みとなりました。

 マニアには有名ですが、「酒未来」は十四代を醸す髙木酒造が自社で開発した酒造好適米です。
 髙木酒造が懇意にしている酒蔵に提供しているようで、東洋美人や写楽も酒未来を使ったお酒を醸していますね、そして而今もその一つです。
 実際に而今の酒未来が登場したのはほんの数年前で、当初から目をつけてはいたのですが、一升瓶限定で本数も少ないらしく現在まで入手できずにいました。
 しかし今回ついに!「ふくはら酒店」さんの抽選販売に当選できたため、欣喜雀躍して購入に走った次第です。

 ちなみにこちらのお酒も仙禽同様、朧酒店さんの飲み比べイベントで一杯いただいたお酒です
 ブラインドでいただいたわけですが、正直これは割とはっきりと而今だとわかりました、やっぱり存在感のある銘柄だと思いますね。

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 上立ち香は而今オンリーワンの柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、甘酸渋苦が入り混じったような、しかし上品な旨味がスルッと入ってきて、じわじわと存在感を発揮しつつ染みこんできます。
 旨味はいつもの而今らしい果実系の甘酸味が主役ですが、よりバランスが良くかつ濃厚。
 後味はその酸と、少々の苦味で力強くキレます。

 而今らしい魅力的な旨味があり、かつ五味がしっかり主張しながら綺麗な味わいという、極めて完成度の高いお酒でした。
 いやあ三年ほど待ったかいがありました、流石の旨さです。
 いつもは一升瓶開けるのに一週間以上はかけるのですが、今回は持たなかったですね。
 今後も而今のスター銘柄としての地位は揺るがないであろうと改めて感じた一本でした。

 開栓後も味わいは崩れず、むしろ一週間程度ならダレない程度に甘さが出てきて良い感じです。
 もう少しゆっくり飲めば良かったなあ…

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名称:而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生
精米歩合:50%
使用米:酒未来
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):3,400円/1,800ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2015年06月05日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

寒紅梅 純米吟醸 早咲き生

本日の家飲み 寒紅梅 純米吟醸 早咲き生

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 三重県津市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに初めて。

 三重県のお酒というとどうしても而今が最初に思い浮かびますが、他にも作、田光、るみ子の酒、三重錦などなど、私好みの銘酒がひしめいているところと認識しています。
 そんななか、最近良く名前を聞くなあと思ったのがこの寒紅梅。
 まあ、はせがわ酒店さんの新規取扱銘柄は注目を浴びることが多いと思いますが、それを差し引いても勢いを感じますね。

 スペック的には割とスタンダードな山田錦利用の純米吟醸生。
 原酒表記がないうえに、アルコール度数15なので、おそらく加水はしているものと思われます。

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 上立ち香はスッキリサッパリな吟醸香が仄かに。
 含むと、やはりスッキリとして飲みやすい印象の旨味がスルスルと入ってきて、最低限の苦酸味がやさしくそれを引き締めて喉奥に流れ込みます。
 旨味はいわゆるフルーティーな印象で、甘味は程々、かつ酸味も程々と、中庸を行くようなクセのない味わい。
 後味はそのスッキリさを最後まで保って自然にキレます。

 生酒の割に飲みやすい、バランス系のお酒でした。
 これはこれで万人受けすると思うのですが、うーんやっぱり少し薄い気がどうしても…、純然たる私の好みなんですが、やっぱりこの原酒を飲んでみたいなあ。
 もちろん、これが蔵元さんのベストだという判断なんでしょうし、その結果としてのバランスも素晴らしいんですけどね。
 寒紅梅、今後の動きを注目していきたいと思います。

 ちなみに常温の方が味わいが濃く、バランスも崩れないので個人的には好みです。

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名称:寒紅梅 純米吟醸 早咲き生
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:寒紅梅酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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2015年05月25日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 おりがらみ生 26BY

本日の家飲み 而今 特別純米 おりがらみ生 26BY

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 三重県名張市のお酒です。
 いやあ今年も結構飲んでますね。

 さて、このおりがらみは24BYをいただき、そのあまりの旨さに感銘を受けマイ殿堂入りとしたスペックです。
 まあ而今クラスになるとどのスペックも魅力は十分なので、後は好みになってくると思いますね。
 ちなみに「ふくはら酒店」さんの抽選販売で当たりました、いやあうれしい限り。

 スペック的には24BYと同じく全て五百万石使用、無濾過は確実ですが加水の有無は不明。
 いつも思うのですが、而今は五百万石は米のイメージとは全く異なる甘味を感じさせてくれるのでとても楽しみです。

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 上立ち香は而今らしい果実香にお米が混じってかなり控えめに。
 含むと、濃厚芳醇な甘旨味が力強く入り込んできたあとに、おりの苦味でこれも力強く引き締められながらじわじわと染みこんできます。
 旨味は而今らしいフレッシュながらどこか落ち着いた甘旨味で、おりによって更に濃厚に。
 後味はそのおりの苦味でキリリとキレます。

 而今らしい甘旨味と、おりの苦みが見事にせめぎ合う、力強い甘旨酒でした。
 うーん、やっぱりこの「おりがらみ」と「にごり」は而今の中でも特に大好きなスペックですね。
 いやあ、できれば来年も飲みたいなあ…

 ちなみに上澄みだけで飲んでもいつもの而今らしい芳醇さで美味しいです。
 ただ、開栓前に少し寝かせたからかほんの少しダレたような感じも。
 で、改めておりと絡めるとその苦味が見事に引き締めてくれるんですよね、これを狙ってたらまさに職人芸というか、芸術品のようなバランスだと思います。

 そして燗も結構面白いです。
 甘旨味が濃厚になってバナナ感が高まるというか…、それでいてキツくないところもグッド。
 これもありかと。

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名称:而今 特別純米 おりがらみ生 26BY
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
お気に入り度:8.9/9.0

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2015年05月07日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 山田錦 無濾過生 26BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 山田錦 無濾過生

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 三重県名張市のお酒です。
 言わずと知れた実力派銘柄で、当ブログの掲載回数もトップクラス。

 重要イベント持ち込み酒第二弾です、まあ鉄板ですね。
 当ブログでも類似スペックの24BYのお酒をすでに紹介しています。
 花陽浴は花陽浴らしい八反錦48をセレクトしたので、而今は万人向けの山田錦を選びました。

 スペック的にも鉄板といえる山田錦の50磨き、無濾過生です。
 しかし、個人的には加水の有無が気になりますね。
 「原酒」の記載がなく度数も低めなので、しているようにも思えるのですが味わいはばっちり芳醇ですし…、正直判断つきません。


 上立ち香はいつもの爽やかで甘い果実香がほどほどに。
 含むと、芳醇フレッシュな甘酸味が力強くかつ自然に入ってきて、その酸味でしっかりと輪郭を整えながら染みこんできます。
 旨味は、例年の而今の山田錦の枠から外れない、甘味が主役ながら裏に複雑な味わいをのぞかせる味わい。
 ただ、やはり火入れよりは素直にフレッシュな甘酸が楽しめる感じですね。
 後味は若干の苦味がしれっと出てきて見事にキレます。

 今年の而今も期待できると、ばっちり思わせてくれた完成度の、芳醇フレッシュ甘酸旨酒でした。
 個人的なイメージでは、個性的な味わいで「而今らしさ」を強く感じる八反錦・千本錦に対し、山田錦は万人受けするクセのない旨味があると思います。
 今回は自分意外にも飲んでもらうことを想定していたので、このセレクトは正解だったと思えますね。
 而今はやっぱり今後もちょくちょく頂きたいものです。

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名称:而今 純米吟醸 山田錦 無濾過生
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):3,400円/1,800ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2015年04月26日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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