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菊姫 にごり酒 山廃仕込

家飲み記録 菊姫 にごり酒 山廃仕込

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 石川県白山市のお酒です。
 ブログでの登場は以外にもまだ2回目。

 泣く子も黙る菊姫です、そしてド定番のにごり酒
 個人的イメージとしては五郎八とか白川郷同様、スーパーの常温棚でも置いてそうな数少ないにごり酒という印象。
 私としてはあまり手を出すカテゴリのお酒ではないのですが(有名大手だし)、日本屋さんでなんとなく試飲させてもらったら、あまりに印象が良かったので買ってしまった次第です。

 スペックはアル添・火入れ有の山廃の普通酒(普通酒と明記されているのは結構珍しいかも)ながら、特筆すべきは特A地区産山田錦使用という部分でしょう。
 この辺りのこだわりは蔵元ホームページにも記載が有りますね、そもそも山田錦100%使用の普通酒を最初に発売したのが菊姫だとか。
 さぞお高いんでしょうと思いきや、なんとお値段1,000円ポッキリ!(税抜)
 アルコール度数が14度と低めなので、結構加水していることも要因と思われるのですが、それでも極めて良心的な値付けかと思いますね。

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 上立ち香は完全に乳酸菌飲料って感じの香りが控えめに。
 含むと、濃ゆくも、若干加水っぽい軽さもある甘酸旨味がトロリとして口当たりで入ってきて、そのままの勢いを保ったまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりモロに乳酸菌飲料的な感じの酸旨味が厳然たる主役を演じますね、そこになんというか山廃的な渋味?が伴うことで、日本酒らしさ、飲みごたえもしっかり感じる印象。
 後味は、粉感と旨味を酸が引き取る感じで、実にちゃんとキレてくれます。

 飲みごたえがありつつもスルスルと飲めてしまう、アルコール入り乳酸飲料的超絶コスパにごり酒でした。
 こういってはなんですが、菊姫の山廃火入れって非常に飲みにくいというか、玄人向けという印象があるのですが、これはむしろ日本酒初心者にも積極的にオススメできると思います。
 ただ、それでいてそれっぽい奥深い風味もしっかりあるのが面白いんですよね、この完成度、コスパは物凄いレベルに達しているかと。
 そもそも純米無濾過生原酒フリークである自分が一番避けて通る系の、火入れ加水アル添酒ですからね…、日本酒への意識そのものに影響を与えてくれるお酒でした。
 こういうお酒を飲むと、「高級品よりも普及品の方にこそ蔵の実力が表れる」という考えにも説得力が有ると思わされますねえ、まさに菊姫蔵の実力をビンビンに感じさせてくれる一本でした。

 ちなみになんとなく飛び切り燗にしてみたのですが、面白いぐらいに味わいの芯自体は「変わらない」印象。
 冬には温めて、夏には冷やしていただくのが良いんじゃないでしょうか、そういう意味での万能さもあると感じました。

紹介:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://www.osakemirai.com/archives/9258752.html

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名称:菊姫 にごり酒 山廃仕込
蔵元情報:菊姫合資会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.5(値段も考慮に入れて)/9.0

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2019年09月04日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

閃(せん) 特別純米 生原酒 石川門

家飲み記録 閃(せん) 特別純米 生原酒 石川門

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 石川県鳳珠郡(ほうすぐん)能登町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す数馬酒造の代表銘柄は「竹葉(ちくは)」です。
 個人的には、超若手の蔵元社長「数馬 嘉一郎」氏が積極的にメディア露出している印象が強いですね、ホームページの会社紹介もそんな雰囲気が漂っているかと。
 ホームページの他のコーナーを見ると理念的な部分の記載が多いですね、「ステートメント」とか「持続可能なものづくりへの取組み」とか、小規模蔵とは思えない意識の高さ。
 確かに良く考えると地域密着型の酒蔵は、歴史的にCSR方面の社会的活動との関連は強いでしょう。 
 不言実行姿勢の蔵が多い印象ですが、小規模蔵がグローバルな観点から自らの役割を再評価するのは面白いかも。
 
 閑話休題、今回いただくのは石川県の酒米「石川門」(面白い名前ですよね)を60%まで磨いた生原酒。
 流石にラベルはかっちょいいですね、裏におすすめの飲み方が書いてあるのも好印象。
 8月製造、10月開栓です。

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 上立ち香は若干落ち着いた感じながら爽やかさを残した果実の香りが控えめに。
 含むと、バランスの良い甘旨味がスルスルと入ってきて、柔らかな酸味と苦味によりほどほどに引き締められたまま、最後まで自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いい具合に落ち着いたマスカット的な甘酸旨味が主役、苦味がそこそこあるのですが、全然嫌らしい感じではなく、むしろガンガン飲めてしまう感を与えてくれます。
 後味は、ほんのりとした苦味を残しつつも酸メインでスッキリとキレます。

 落ち着いていながらも爽やかさを残した甘旨味がとにかく魅力的な、甘旨系生原酒の王道を往く感じのお酒でした。
 いやあ私好みですわ~、若干苦味は立ちますが甘さの存在感でしっかりカバーしている、若さを感じるお酒ですね(イメージ先行かも)。
 コスパも良好ですし、これで良いんですよこれで、これから洗練する方向で行けばより良し。
 閃、今後に期待できるお酒でした、また他のスペックも飲んでみたいです。

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名称:閃(せん) 特別純米 生原酒 石川門
蔵元情報:数馬酒造株式会社
購入価格(税抜):1,301円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年03月30日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

加賀鶴 あらばしり 純米生原酒

家飲み記録 加賀鶴 あらばしり 純米生原酒

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 石川県金沢市のお酒です。
 家飲み外飲み含め初めていただきます、金沢出張での購入酒2本目。

 こちらは金沢駅ビル内の「金沢地酒蔵」で購入しました。
 同店にはいわゆる角打ちスペースがあったり、試飲自販機があったり、一般顧客向け土産酒販売書として必要十分な役割を果たしている印象でした。
 岩手の「KIKIZAKEYA」を見たときも思ったのですが、地方の主要駅にこういう場所がある意義というのは非常に大きいと思いましたね、地酒の観光資源としての価値を再認識できました。
 さて、この加賀鶴は完全初見銘柄です、生原酒が有ったのでセレクトした次第。

 地元産五百万石を65%まで削った純米生原酒、1,700円越えはちょっと割高かな…
 製造年月は10月ですが裏ラベルには「新酒しぼりたて」記載が有るんですよね、本当かなあ(ちなみに11月開栓で飲んだ印象は完全に生熟)

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 上立ち香は落ち着いた熟感を纏ったアルコール混じりのレーズン系(?)果実香がそこそこに。
 含むと、やはり程よい感じに味が乗った印象の旨味が力強く入ってきて、キツくない程度のアルコールの辛さでしっかり引き締まりを保ちつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、甘さ程々のレーズン的な落ち着いた旨味が中心にあって、紅茶にちょっとだけ似ている苦渋味が奥深さを与える、クセを抑えた生熟酒のお手本のような風味ですね、飲みごたえはバッチリ。
 後味は辛さが引き取ってキレるタイプ。

 奇を衒わない感じの、全体的にとんがったところの無い生熟酒でした。
 最初飲んだときは後ろ向きの薬臭さも若干感じたのですが、飲み進めると慣れましたね。
 生熟酒として破綻していない感じではあるのですが、個性はあまり感じないかなあ、「生原酒ならでは」って感じがあまりしないと言いますか。
 加賀鶴、また出会う機会があれば別のスペックをいただきたいと思います。

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 ↑麹米と掛米で、括弧の場所が不揃いなのが気になる…

名称:加賀鶴 あらばしり 純米生原酒
蔵元情報:やちや酒造株式会社
購入価格(税抜):1,714円/720ml
購入した酒屋さん:金沢地酒蔵
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー1:金沢地酒蔵外観と試飲自販機
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■おまけギャラリー2:恒例の帰りの車内での一杯
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 天狗舞山廃生で、満足感十分の〆。
 しかし、駅で買った「おつまみレジェンド そして伝説へ…」のネーミング、特定年代に刺さり過ぎて反則だよなあ(笑)、味も良かったっす。

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タグ: 加賀鶴 純米

2019年03月04日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

神泉(しんせん) 吟醸 ひやおろし 無濾過原酒

家飲み記録 神泉(しんせん) 吟醸 ひやおろし 無濾過原酒

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 石川県小松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 今回からまた出張時購入酒に戻ります、こちらは金沢出張の際のもの。
 実はこの出張で一番印象に残ったのは、駅近くの「酒酔 醍醐」というお店での外飲みでした(珍しく出張時にバカスカ飲んでしまった)、その様子は記事下部に写真載せておきます。
 さて、この銘柄は完全初見です、ただ蔵元ホームページは内容、更新頻度ともに凄く充実していて情報は手に入りやすいですね。
 取扱い店一覧を見ると、一部の例外を除いてほぼ全部県内消費のようです。

 いわゆるひやおろしということで、生詰(一回火入れ)、精米歩合60、アル添有となっています。
 正直普通では選ばないスペックですが、未飲銘柄ということでセレクトしてしまいました(あまり良くないことですね…)。

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 上立香はちょっとケミカル感と草感のある香りが控えめに。
 含むと、割と押しの強い印象の個性的な旨味がグググッと入ってきて、ほんのりとした苦味と絡み合いつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、結構濃い目ながらも甘さは皆無、渋味と草感で何となく紅茶を彷彿とさせる感じですね、若干ケミカル感もあって、なかなか複雑な感じになっています。
 後味は、苦渋が引き取って力強くキレます。

 独特の引き締まりを感じる、濃厚かつ謎の飲み飽き無さがある、渋苦旨味酒でした。
 特にケミカル感と草感が面白いですね、酸で切るのとはまた違うキレがあると思います。
 これはなんというか、単体で飲むお酒ではない感じがしますね、この個性にペアリングする料理を探すべきなのかも。
 神泉、次機会があれば絶対に生をいただこうと思いました。

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名称:神泉(しんせん) 吟醸 ひやおろし 無濾過原酒
蔵元情報:東酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:金丸酒店(金沢)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけギャラリー:「酒酔 醍醐」さんで撮影させてもらった写真(飲んでないのも多いです)

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 改めてみるとヤバいですね…、まあほとんど(特に高級酒)は記念写真ですが。(無二なんて飲めるわけないし)
 カウンター席で店員さんと日本酒談義ですっかり盛り上がってしまいました、素晴らしく、素敵なお店だと思います。

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タグ: 神泉 吟醸

2019年03月02日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

獅子吼 純米吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 獅子吼(ししく) 純米吟醸 無濾過生原酒

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 石川県白山市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 標葉にごりや金嶽に引き続き、登酒店さんでの初見銘柄お取り寄せ品が続きます。
 ただ、同蔵別銘柄である「萬歳楽(まんざいらく)」は聞いたことが有りますね、蔵元ホームページでもそちらをメインに押し出しているようです(「買える店・飲める店」リストがしっかりあるのが素晴らしい!)。
 この「獅子吼」は特約店限定ブランドとして最近登場したようですね、こちらを醸す家修杜氏は前は黒龍に在籍していたとか…、つい期待が高まります。
 (ちなみに私はこの銘柄名を見て最初に、テイルズの「獅子戦吼」を思い出しました。まあ実際は奥獅子吼山由来でしょうが…。余談。)

 ラベルに記載は無いのですが使用米は五百万石とのこと、精米歩合60%の無濾過生原酒です。
 お値段は税抜1,300円台とかなり良心的ですね、7月製造を9月開栓です。


 上立ち香は若干青さを纏ったキリリとした雰囲気の香りがそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの、まだまだ青い感じの旨味がドドドと入ってきて、そこに一体化した苦味でガッチリと引き締まったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘味は僅少、メロンの皮的な極めて青い果実系の旨味を芯として、苦味、酸味もかなり強めながらも、旨味の存在感でバランスはしっかり取れている印象。
 後味は、苦味酸味で力強く引き取るタイプ。

 全体として非常に引き締まった印象ながら、しっかりとした旨味で単体でも飲み応えのある、個性派旨苦酒でした。
 2ヶ月ほど生熟しているわけですが、ダレ感は皆無で、まだまだ伸びていきそうな雰囲気もあるかと。
 苦味の使いこなし方がなんとなく黒龍の垂れ口とかに通じるものがあるかな…、まあ気のせいレベルではあると思いますが。
 獅子吼、バッチリ楽しませていただきました、次は萬歳楽も飲んでみたいですね。

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名称:獅子吼 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社小堀酒造店
購入価格(税抜):1,351円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年01月13日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒

家飲み記録 農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒

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 石川県小松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒は、世に言う「能登杜氏四天王」の一人である農口尚彦杜氏が、何度目かの引退の後に現役復帰して醸したお酒になります。
 このお酒が醸されるまでには杜氏周りで色々なすったもんだがあったようですが…、日本酒業界的には非常に注目度が高く既に色々なことが語られていること、公式ホームページにも詳細な記載があることから、ここでは深く触れないことといたします。
 日本酒離れしたラベルデザイン、タンクナンバーやシリアルナンバーの記載辺りを見る限り、「ガワ」は完全に今風という印象ですね。
 ちなみにQRコードを読んでみると…、いきなりログインを要求する画面が出てきました、商品紹介に会員登録求めるとか舐めとんのかボケェ(酔っ払い特有の暴言)、ただ取り扱い店一覧があるのはベリーグッドですね。

 精米歩合は60と、本醸造としてはかなり削ってますね、ただお値段もそれなり(というか他のスペックは結構高いので、個人的には一択でした)。
 無濾過生原酒なのですが、店員さんからは開栓後10日以上経ってから凄く良くなったという話を聞きました、一筋縄では行かなそうな感じではありますが、なるべく先入観を排していただこうと思います。

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 上立ち香は…うーんあんまり感じないですね、かろうじてアルコール的な香りが仄かに。
 含むと、独特の存在感をまとった旨味が、若干粘度を感じるような口当たりでトロリと入ってきて、徐々に出てくる辛さと苦味でギッチリと引き締められながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、青い洋梨的な甘味控えめかつ酸が中心に据えた旨味が主役、そこに絡まる苦味は少々の青さや薬臭さを纏った複雑なもので、全体としては結構筋肉質な辛口酒って印象ですね。
 後味は苦辛がガッツリと引き取る形でキレます。

 甘旨酸苦がハッキリと主張しながら絡み合う、非常に複雑な味わいが最初から最後まで存在感を示す、濃厚そのもののお酒でした。
 色々な味が主張するものの、うるさい感じでないのは見事だなあ、
 ただ、これはマニアが唸りながら飲むべき酒であって、初心者向けではないですね…、少なくともこのお酒をすんなり受け入れるには若干の経験が必要なように思えました。
 言い換えれば、所謂万人向けではなく、ハマる人はとことんハマる系という感じ。
 農口尚彦研究所、どっしり複雑系が好きな方には、一度試してみてほしいと思いました。


 折角なので開栓後ちびちびやっているんですが(冷蔵)、確かにどんどんまとまりが出てきている感じですね…
 で、本命の燗付けをすると…、アルコール臭は立ちますが、含んだときの最初の味は甘さが増えて割とわかりやすくなりました。
 
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名称:農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石(75%)
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社 農口尚彦研究所
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:平林酒店(大森)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年10月11日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

春心 山廃つくり本醸造 生酒

家飲み記録 春心 山廃つくり本醸造 生酒

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 石川県小松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらはあまり知らない銘柄だったのですが、最近アル添がマイブームだったこともあり、伊勢元酒店さんの店頭に並んでいたものを衝動買いしました。
 で、蔵元ホームページをチェックしたのですが、これが思った以上にナウい感じ(笑)で少々驚きました。
 確かに裏ラベルにはちゃんとフェイスブックとインスタのアイコンが載ってますね、小規模蔵の情報発信としてやるべきことをやられている印象。
 それでいて造りは生もと、山廃という伝統的なものにこだわるというのですから、筋が通った信念というものを感じますね、これからの時代の蔵元として素敵な方向性だと思います。

 使用米は不明ですが、精米歩合65%山廃造りの本醸造生。
 裏ラベルには名前の由来紹介、造りと味わいの特徴、オススメの飲み方、という飲み手が知りたい情報をスペースが許す限り記載してあります。
 う~ん素晴らしい…、多くの口下手な地酒蔵に、爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいですね。

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 上立ち香は酸を感じる爽やかな果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり強めの酸が真ん中にある旨味がスルスルと入ってきて、若干のアルコール感を伴いつつ最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやあまさに酸旨という感じの引き締まりつつも存在感の有る旨味が主役、苦渋は完全に脇役に徹してますね、若干謎の粉っぽさも感じるのですが、アル添的なキツさはあまり無く、割りとスルスルと飲めてしまいます。
 後味は、まさにその酸がガッツリと引き取ってスパッとキレます。

 インパクトの有る強めの酸と芯のしっかりした旨味が魅力的な、キレの良い旨酸酒でした。
 正直ここまで酸が強いとケミカル感すら出てくるのですが、それでも嫌な感じはしないんですよね、個性として受け止められます。
 いやあこれは数年レベルの熟成にも耐えることでしょう、常温放置でもいけそうなぐらいの印象(よく見ると生酒なのに要冷蔵の記載無いのかな、これは凄い自信だ…)。
 春心、まさに「強い」という言葉が脳裏に浮かぶお酒でした、他のスペックもいつかいただきたいと思います。

 燗をつけると…、うお、辛さは有るものの甘さが出て纏まりも良くなりました、個人的には断然こっちがオススメだなあ。
 燗冷ましは謎の乳酸感が出てきてこれまた楽しいかも、もっと早く燗つけ始めればよかった…

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名称:春心 山廃つくり本醸造 生酒
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:近藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 春心 本醸造

2018年08月21日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

天狗舞 純米原酒 山廃仕込 生酒

家飲み記録 天狗舞 純米原酒 山廃仕込 生酒

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 石川県白山市のお酒です。
 同蔵のブログへの登場は2回目。

 こちらも「IMADEYA千葉エキナカ店」で購入しました、これで3本目ですね。
 車多酒造のお酒としては以前に限定銘柄である五凛をいただいています、代表銘柄である天狗舞の家飲みはこれが初。
 天狗舞といえば、菊姫と並ぶ北陸山廃蔵の雄というイメージがありますね、能登杜氏四天王の一人である「中三郎」杜氏が長年造っていたお酒でもあります。
 以前菊姫を飲んで感じた様に、個人的に伝統的銘柄の山廃でも生酒ならイケると予想したこと及び、五凛の印象も良かったことから、今回セレクトしました。

 ラベルには精米歩合は60%、山廃純米生原酒であることぐらいしか情報ないですね。
 季節限定品ながら蔵元ホームページにも載っていましたが、やはり情報は乏しく、この点はちょっと残念。
 12月出荷のものを翌年5月開栓ですのでかなり生熟期間を経ています(まあ余裕でしょう)。


 上立ち香は乳酸にちょっとセメダインが混じる感じのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸の立つ旨味が、しかしまろやかな口当たりで入ってきて、ほんの少しずつさらに酸が強まる形でキューッと引き締められつつも、最後まで柔らかさも纏いつつ染み込んできます。
 味わいは、山廃らしい酸味とお米的旨味ををガッツリと感じる酸旨が厳然たる主役、甘味はあくまで旨味と一体化してる感じですね、そして苦味などのマイナス要素は皆無と言って良いでしょう。
 後味はやはり酸がしっかり引き取って力強くキレます。

 旨い山廃生ってこんな感じだよなあと、非常に納得感のある、お米的旨味と乳酸の存在感をガッツリ感じる芳醇旨酸酒でした。
 なんというかパワフルという言葉が浮かぶんですよね~、でも生酒らしく古臭さは無くてジューシー感があるといいますか。
 生だろうとこれは数年レベルの熟成にも耐えるでしょうね、好事家なら常温開栓保管とかにも踏み切りそうな趣き。
 菊姫の生と比べるとお安いのが個人的にはありがたいところでもあります。
 天狗舞の山廃酒の実力をこれでもかと見せつけてくれた一本でした、またやりたいですね。

 そして燗をつけると…、グワーッ!口の中が酸でピリピリしますね。
 でも不思議とキツさが無いんですよね、いやあ伝統的山廃の生酒特有のバランス、良いですわ…

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名称:天狗舞 純米原酒 山廃仕込 生酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社車多酒造
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:IMADEYA千葉エキナカ店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年07月22日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奥能登の白菊 特別純米無濾過生原酒 そのまんま 28BY

本日の家飲み 奥能登の白菊 特別純米無濾過生原酒 そのまんま 28BY

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 石川県輪島市のお酒です。
 当ブログでの登場は3回目ですね。

 今回こちらのお酒をセレクトした理由は、もう完全に日誌係さんの純米吟醸27BYの感想記事に影響された結果だったりします。
 やっぱり「イチオシ」みたいにハッキリ書いてくれると、分かりやすくて個人的にはありがたいですね。
 なんといってもブログにおいて「分かりやすい」って正義だと思うのです、私がおこがましいとは思いつつも「お気に入り度」なんてものをつけているのもそれが理由ですし。
 
 ただ今回は、感想のあった純米吟醸ではなく純米を買ってしまったのは痛恨のミスでした、店頭にも並んでいたのに…
 正確にはミスというより、お金をケチっただけなのですが…(だって2,000円近くするんですもの)
 実際同銘柄でも別スペックでは全然味わい傾向が違うことはざらですし、純米生は前に飲んだということも忘れていました…新規開拓できなかったという意味でもこれはいかんですね。

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 上立ち香は程よくフレッシュで甘さ混じりな果実の香りが気持ち強めに。
含むと、かなり高濃度の甘旨味がしかし軽い感じで入ってきたかと思うと、すぐに出てくる苦味と辛さで強烈に締め上げられつつ、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、クリームを思わせるほどに濃厚かつ口当たりの柔らかい甘旨味が最初は主役を演じますが、一瞬後には非常に強めの苦辛酸に取って代わられてしまい、最後まで奥に引っ込んでしまいます。
 そんなわけで、後味はアルコール的辛さで強烈にキレます。

 甘辛の落差が激しい、日本酒の口中での味わい変化の玄妙さを改めて感じさせてくれるお酒でした。
 ただ後味の苦辛さが私にはスパルタ過ぎるんですよね…、もちろんキレを重視する方には好ましいと思います。
 旨味自体はとても魅力的なので、もう少しキレイに(というか優しく)なってくれれば嬉しいという予見もあります、やっぱ純米吟醸買えばよかった…
 奥能登の白菊、次は高いのを我慢してでも純米吟醸を買いたいと思います。

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名称:奥能登の白菊 特別純米無濾過生原酒 そのまんま 28BY
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社白藤酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.2/9.0

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2017年05月25日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

遊穂 生もと純米 無ろ過生原酒 「未確認浮遊酵母仕込」

本日の家飲み 遊穂 生もと純米 無ろ過生原酒 「未確認浮遊酵母仕込」

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 石川県羽咋市(はくいし)のお酒です。
 家飲み、外飲みともに何度かいただいており、ブログでの紹介は2回目。

 これまた特徴的なラベルのお酒です、そもそも「未確認浮遊酵母」という謎ワードが気になりますね。
 少し調べると、いわゆる「蔵付き酵母」のことを、遊穂の銘柄名の由来でもある「UFO」にかけてそう呼んでいるとか。
 確かに、酒蔵には住み着いた酵母菌がそこらじゅうに漂っているわけで(まさに「もやしもん」の世界ですね)、ふざけているようで意外と的確なネーミングなのかもしれません。
 ちなみになんでUFOかというと、羽咋市が「UFOのまち」として売り出しているからですね、このお酒のラベルにも宇宙人キャラの「サンダー君」が描かれております。(ゆるキャラかと思ってググってみたら、結構生生しいグレイ型でした…
  
 スペック的には、五百万石に加え、飯米の「能登ひかり」使用というのが珍しいですね、ただ歩合は60と55なので、結構削っています。
 いつもは「山おろし」を名乗っていますが、なぜか今回は生もと記載、数値的には酸度2.6(かなり高い)が目を引きます。
 相変わらず裏ラベルが充実していて、特にオススメの飲み方を書いてあるところはGOOD! 


 上立ち香は濃くて特徴的な、米のような果実のような、不思議な香りがそこそこに。
 含むと、やはり濃厚で個性的な旨味が塊で入ってきて、一拍置いて出てくる酸味と一体になって唾液線を刺激しつつ、ジュワッと染みこんできます。
 旨味は、極めてアミノ酸的な直球勝負の味わいで、そこに酸味がアクセントを付ける印象、ただ生もとの原酒ながら変なクセは無く、むしろ今風に思えます。
 後味はその酸がしっかり引き取ってキレます。

 未確認浮遊酵母の底力を感じるような、ド直球の芳醇旨酸酒でした。
 こりゃやっぱり「遊穂味」ですね、酸味がしっかりと利いた太い味わいです。
 こういうお酒にこそ、「無濾過生原酒」の醍醐味を感じますね、生らしさが重さを打ち消している印象。
 遊穂は確固たる個性を確立している銘柄として、今後も注目したいと思います。

 燗を付けると…、いやあ意外にも口当たりだけじゃなく味わいも優しくなる気がします。
 これはやはり酸味が柔らかくなってるのかな…、濃いのにぐいぐいいけてしまう、さらに素敵な味わいになりました。

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名称:遊穂 生もと純米 無ろ過生原酒 「未確認浮遊酵母仕込」
精米歩合:五百万石60%及び能登ひかり55%
使用米:五百万石24%+能登ひかり76%
アルコール度:17度
日本酒度:+6
蔵元情報:御祖酒造株式会社
購入価格(税抜):1,388円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年02月04日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

獅子の里 純米吟醸 「Oryzae(オリゼー)」 生酒

本日の家飲み 獅子の里 純米吟醸 「Oryzae(オリゼー)」 生酒

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 石川県加賀市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は、まずスタンダードスペックをいただこうという意図で火入れの純米吟醸をいただきましたが、今回は限定品っぽい生酒です。
 「Oryzae(オリゼー)」とは、ラベルにも記載有りますが、「日本酒を醸す糀カビ」のことですね、一般には「もやしもん」のキャラで結構知られているかと。
 その名を冠するこちらのお酒ですが、蔵元ホームページの商品紹介には掲載されていないようです、まあ地酒の限定品にはよくあることですが…

 スペック的には歩合55%の生酒、度数15なので加水もしているでしょう。
 それにしても、ラベル記載の情報が少ないですね、通常品との違いが全くわからないのは残念。

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 上立ち香はアルコール混じりのフレッシュ軽快な香りがそこそこに。
 含むと、やはり透明感があって甘苦を共に感じる旨味がスイと入ってきて、そのまま素直に流れ込んできます。
 旨味は、軽めながら存在感のある甘味と、キツくない苦味がしっかり拮抗する、スッキリさっぱりとした味わいの世界。
 後味はその苦味が力強く引き取っていきます。

 透明感のある旨味がスルスルと、しかししっかりと感じられる、万人向けかつ状況を選ばないスッキリ酒でした。
 やっぱり完成度の高いお酒のキレイさというのは魅力ですね…、ある意味加水も影響しているとは思うのですが、薄さが無いので良い所だけ感じる気がします。
 やっぱりこのオリゼーには蔵元さんも力を入れているんじゃないかな、インパクトありますしね。
 獅子の里、今後も注目していこうと思いました。

 開栓後数日経つと、お、甘味が出てきましたね。
 全体的に濃厚になって、メロンメロンな感じになりました、私はむしろ開栓直後よりこっちのほうが好き。

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名称:獅子の里 純米吟醸 「Oryzae(オリゼー)」 生酒
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:松浦酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(開栓数日後も考慮に入れて)

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2015年11月17日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

五凛 純米生酒

本日の家飲み 五凛(ごりん) 純米生酒

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 石川県白山市のお酒です。
 実は、この蔵のお酒は家飲み、外飲み含めて初めていただくかも…。

 こちらの「五凛」は、地酒の雄の一つ「天狗舞」を醸す車多酒造の別ブランドです。
 商品コンセプトについては、公式ホームページに記載があります、ポイントは「味わいの3大コンセプト <ぐびぐびのめる><うまい><のみあきしない> 」という部分でしょうか。
 天狗舞といえば菊姫と並んで「どっしり山廃」というイメージがどうしても先行するため、飲みやすさを重視したお酒について、別ブランドを設定したものと想像します。

 スペックとしては山田錦の60磨き、その割には良心的な価格に思えます。
 また、「生酒」というのがやはり個人的にはポイントですね、経験則上、伝統ある蔵の出す生酒は、ちゃんと生で出す意義があるように味わいを整えている印象があります。
 (火入れだと逆に、昔ながらの味わいに(私にとっては)古臭さを感じてしまうことが多いのです)


 上立ち香はスッキリしたものが仄かに。
 含むと、クセのない柔らかな甘味がフワッと広がったかと思うと、直ぐに酸味と辛さがやってきてキリリとした味わいの世界が取って代わります。
 旨味はマスカット系の芳醇果実といった趣なのですが、時間差で出てくる酸辛も非常に力強く、かつ雑味が皆無であるため全体的な印象は芳醇辛口という趣き。
 後味は辛口で見事にキレ上げます。

 優しい米の甘味と、キリリと引き締まった辛さを見事に両立させた、お手本のような芳醇旨辛酒でした。
 実際物凄い完成度だと思うのですが、私にはちょっと後味が辛すぎるかも…、それぐらい切れ味鋭い味わいです。
 ただ、全体のバランスと、生酒的なふくよかさのおかげで、好みからはあまりはずれません、これは本当に万人向けでしょう。
 やっぱり実績ある蔵が造るお酒には、流行に流されない矜持のようなものを感じますね(先入観バリバリですが)。
 五凛、天狗舞ともども、今後も動向を注目したいと思います。

(参考)「呑みあゆみ」さんの同スペックの感想
http://uchikensanba.blog.fc2.com/blog-entry-837.html

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名称:五凛(ごりん) 純米生酒
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社車多酒造
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 五凛 純米

2015年10月19日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

農口 山廃純米 無濾過生原酒

本日の家飲み 農口(のぐち) 山廃純米 無濾過生原酒

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 石川県能美市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは、「能登杜氏四天王」の一人として、おそらく日本で最も有名な杜氏の一人であろう「農口尚彦」杜氏の醸したお酒です。
 氏の来歴については、47ニュース掲載のこの記事がまとまっていますね。
 「菊姫」「上きげん」と、地酒界の一線級銘柄のお酒を50年以上に亘って造り続け、2012年に80歳で円満引退と思いきや1年ぐらいで復帰しちゃうというのには、お酒造りへの計り知れない愛を感じます。
 
 スペック的には山廃純米の無濾過生原酒ということで、なんとなく以前にいただいた菊姫を想起させます。
 裏ラベルによると「酒通好みの味」とのことですが、言葉だけではよくわかりませんね…、できるだけ先入観無しでいただきます。

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 上立ち香は若干の酸を感じるセメダイン系っぽい香りがそこそこに。
 含むと、意外にも綺麗な印象の旨味がツルリと入ってくるのですが、そこから時間差で濃厚かつ複雑な旨酸味が染み出してきて、力強く広がっていきます。
 旨味は山廃らしい乳酸味が主役で、濃厚ながら辛さとスッキリ感も強烈に来る面白い味わいの世界。
 後味はそのまま辛さで見事にキレます。
 
 まさに飲み飽きない芳醇酒という印象の、個性派山廃生酒でした。
 これだけ個性的ながら臭さとかクセとかを感じさせないところに貫禄を感じますね…。
 本当に、杯を進めるほどに魅力が増していく感じです、同じ無濾過生原酒でもフルーティー系とは一線を画す味わい。
 農口、今後とも動向に注目していきたいと思います。

 開栓後、数日ぐらいではまったくヘタれないというか変わらない感じ。
 年単位での熟成に余裕で耐えそうですね。
 そして燗を付けてみたところ…、こりゃ旨い!
 甘さが出てきてよりバランスが取れ、更に濃厚さが増します。
 ああ、こんなことならもっと早く燗つけるべきだった…、半分以上冷やで飲んでしまったことに後悔。

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名称:農口 山廃純米 無濾過生原酒
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:18~19%
日本酒度:不明
蔵元情報:農口酒造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0(燗上がりを考慮に入れて)

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2015年08月11日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

菊姫 山廃純米生原酒 無濾過k-7

本日の家飲み 菊姫 山廃純米生原酒 無濾過k-7

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 石川県白山市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に経験あり。

 実は、私が日本酒の家飲みを始めてから一番最初に購入した「山廃」のお酒が、菊姫の山廃純米(火入れ)でした。
 まあ最初は有名どころと思ってセレクトしたわけですが、実際に飲んだ印象は正直最悪でした。
 老ねているとしか思えない香りが完全にダメで、料理酒にするか相当迷いつつ何とか飲み切る有様…。
 その後飲み経験が増えるに従い、山廃自体のイメージは徐々に上がっていたのですが、菊姫自体は跨いできたというのが実情です。

 しかし、先日外飲みでなんとなくいただいてみたこの生原酒が、前のイメージとは全然異なって旨かったのです。
 私の好みが変わったのか、生と火入れとの違いなのか…、兎も角試してみようと購入した次第。
 スペックは山田錦の70磨き、特A地区産とはいえ、やっぱりちょっと割高ですね。
 それにしても、菊姫ともあろうものが生原酒の裏ラベルに「生詰」とか書いちゃいかんでしょ…、飲み手を混乱させるだけかと。

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 上立ち香はフレッシュかつ甘さを感じる香りが気持ち強めに。
 含むと、濃醇そのものの密度の濃い旨味が強い酸味に締め付けられながら入ってきて、唾液腺を刺激しつつ力強く染みこんできます。
 旨味はアミノ酸を感じるようなド直球の旨味で、フレッシュな甘味、山廃の王道らしい酸味も強く出てくる奥深い味わい。
 後味は当然のように酸味が引き上げて、食中酒としてもOKな感じで引き上げます。

 いわゆるフルーティーな味わいとは完全に一線を画す、極めて存在感の強い旨味濃厚の甘酸酒でした。
 やっぱり特筆すべきはこれぞ山廃!という感じの酸味ですね、日本酒が発酵食品だということを思い起こさせてくれるような、個性的で楽しい味わいです。
 生の場合この酸味がフレッシュな甘味と拮抗してくれるから良いのですが、火入れで甘味が減退すると自分にとってはクセを強く感じてしまうのかもしれません。
 菊姫はやっぱり凄い蔵だと思いました、純米はちと高いのが難点ですが、一発普通酒も飲んでみようかなあ…。

 ちなみに燗を付けると面白いように甘味が増しました、酸味も。
 これいいなあ、菊姫の生酒燗、十分アリだと思います。

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名称:菊姫 山廃純米生原酒 無濾過k-7
精米歩合:70%
使用米:山田錦
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:菊姫合資会社
購入価格(税抜):1,850円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0 (値段も考慮)

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タグ: 菊姫 純米 山廃

2015年04月20日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

獅子の里 純米吟醸

本日の家飲み 獅子の里 純米吟醸

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 石川県加賀市のお酒です。
 外飲みは何度かしているのですが、家飲みは初めて。

 私は初めて家飲みする銘柄については、基本的にはスタンダードなスペックを選ぶことを心がけています。
 やっぱり最初に飲んだスペックの印象が銘柄のイメージになってしまうので、いきなりチャレンジタンク(試作品)を頂いて変な先入観を持ってしまうのも何ですし。
 まあ本当は蔵の実力を図るために、限定品(袋吊り、中取り、直汲みとか)も避けた方がよいのですが…、これはついあれば買ってしまうことが多いです。
 限定品は酒屋さんも押してきますし実際美味しいことが多いので…、信念があっさり欲望に負ける悲しみ。

 さて、今回のお酒は欲望に負けずスタンダードスペックの純米吟醸です。
 ラベルにはかわいらしいふくろうの版画と、山頭火作らしい句が載っていますね。
 ただ、もうちょっと詳細情報が欲しかったなあ(使用米・火入れ回数とか)

 上立ち香はほとんど感じず、ほんの少々セメダイン。
 含むと、透明感のある旨味がスルッと入ってきて、そのまま自然に広がっていきます。
 旨味はスタンダードな印象のクセのないもので、爽やかなマスカット系の甘味が特徴ですね。
 ただ、渋味と辛さも結構感じられ、全体としてはキリリとした印象。
 後味はその渋辛が受け持ってしっかりとキレます。

 兎にも角にも王道をいくような、個性よりもスタンダードさで勝負するキリっとした酒でした。
 典型的な、しっかりした味わいのある食中酒といえるでしょう。
 最初はちょっと物足りない気もするのですが、飲み進めると魅力が増してくるタイプです。
 獅子の里、ほかのスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:獅子の里 純米吟醸
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:松浦酒造有限会社
購入価格(税抜):1,618円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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2014年08月13日 石川の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

奥能登の白菊 純米無濾過生原酒 そのまんま

本日の家飲み 奥能登の白菊 純米無濾過生原酒 そのまんま

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 石川県輪島市のお酒です。
 このブログでは、昨年のひやおろしを紹介しています。

 奥能登の白菊は数年単位での熟成酒も店頭で見かけるので、かなり熟成にこだわりのある蔵という印象があります。
 ただ、前回「次はあえて新酒の生酒とかをいただいてみたいと思いました。」と感想を書いた通り、意思を貫徹しての今回のセレクトです。
 日本酒(を始めとする趣味全般)のことになると、俄然意志力と記憶力を発揮する自分の脳にちょっと呆れてしまう今日この頃。

 「そのまんま」というのはほぼ「無濾過生原酒」という意味でしょうね。
 歩合はひやおろし同様55ですが、なぜか使用米の記載がありません。
 酒屋さんのHPによるとどうやら山田錦・五百万石らしいのですが、なんで書かないんだろう。

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 上立ち香はキリっとしたセメダインがそこそこに。
 含むと、非常にフレッシュさがある濃厚な旨味が、力強く染みとおってきます。
 旨味はかなりセメダインを感じさせる青臭いものながら、旨味に芯があって個人的には好きな感じ。
 濃醇な旨味がありつつ、若い感じの渋味がそれを強烈に引き締めていますね。
 後味はそのセメダインと渋味が受け持って、自然にキレます。

 強烈なフレッシュ感と、それに負けない濃厚な旨みが魅力の力強い新酒でした。
 このセメダインの強さは好みが分かれる気がしますが、私はかなり好みでした。
 ただ、ひやおろしはさらに完成度が高い印象があったので、やはり熟成に向く酒質なのでしょう。
 次は思い切って熟成系も試してみようかな…。

 燗をつけると、クセはそのままながら口当たりが滑らかになるような。
 これは結構いけますね、生酒のなかでは燗上がりするお酒だと思います。

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名称:奥能登の白菊 純米無濾過生原酒 そのまんま
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:山田錦・五百万石
アルコール度:18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社白藤酒造店(石川県輪島市)
製造年月:2014/1(25BY)
購入価格(税込)1,575円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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2014年02月16日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奥能登の白菊 純米原酒 八反錦 ひやおろし

本日の家飲み 奥能登の白菊 純米原酒 八反錦 ひやおろし 

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 石川県輪島市のお酒です。
 外でも家でも何度かいただいていますが、ブログでは初めてかな。

 共通点として、「芳醇」そのものの濃厚な甘旨味があるという印象が残っています。
 それと、結構熟成系のスペック(数年物)を出しているところも特徴ですね。

 今回頂くのはひやおろしなので、まあプチ熟成という感じでしょうか。
 八反錦の55磨きということで特別純米を名乗れると思うのですが、あえて純米表記。
 ラベルもなんというか地味な印象な気もするので、ちょっと謙虚すぎるのではと余計なお世話なことを考えてしまいます。

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 上立ち香は熟した感じのアルコールがほんの少々。
 含むと、熟しきった感じで非常に濃厚な甘旨味が、まろやか優しい感じで染みこんできます。
 旨味は米と完熟果実の中間のような甘さが中心で、熟成感と濃厚さの割にクセが無いのが特長です。
 これは純米吟醸クラスの中でも綺麗な部類に入るでしょう。
 後味は、少々の辛さが引き取っていく感じでやはり綺麗にキレます。

 熟成した芳醇さがありながら、高精白っぽい綺麗さを感じさせる完成度の高いひやおろしでした。
 甘味がしっかりしていて個人的にとても好きな部類の味わいですね…、
 次はあえて新酒の生酒とかをいただいてみたいと思いました。

 なお、冷やした状態より常温のほうがまろやか感があってさらに良いです。
 常温にありがちな、雑味が増える感じは全く無し。
 また、燗をつけると全体的に味わいがさらに濃厚になりますね。
 かつキレも良いので、これも非常に良い感じです。
 理想の熟成というものを見せてくれた一本でした。

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名称:奥能登の白菊 純米原酒 八反錦 ひやおろし
製法情報:原酒
精米歩合:55%
酒米:八反錦
アルコール度:17~18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社白藤酒造店(石川県輪島市)
製造年月:2013/10(24BY)
購入価格(税込)1,523円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2013年11月25日 石川の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒

本日の家飲み 宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒

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 石川県珠洲市のお酒です。
 私は外では何度かいただいていましたが、家飲みは初めて。

 実はこのお酒はデパートのお酒コーナーで購入しました(時間の関係で試飲はできなかったのですが)。
 デパ地下の試飲ブースではたまに意外な銘柄を扱っていたりするので侮れません。
 まあ、限定品は圧倒的に地酒屋さんの方が良いものがあるので、あくまで補充的に使うことをオススメします。

 上立ち香は甘さ混じりの吟醸香が強めに。
 含むと、熟した感じの甘味中心の旨味が主で、それに毛羽立ったような苦渋酸味が強烈に絡みつきます。
 旨味自身は落ち着いた印象なのですが、取り巻く味わいが実に荒々しい。
 これは個性とも取れるし、雑味とも言えてしまうように思えます。
 後味は辛さが引き取る感じで、キレは良いですね。

 無濾過生原酒の個性が、ひと夏を超えてもいまだ落ち着いていない印象のお酒でした。
 山田錦とは思えないような荒々しい味わいに感じました。
 個人的に宗玄は、割とスタンダードな旨味のあるお酒という印象があったので、かなり意外な味わいです。
 今度はデパート以外のところで入手して、頂いてみたいと思いました。

 ちなみに開封後数日経つとさすがに落ち着いてきます。
 渋味は残りつつ、味に一体感が出てくる感じで、こっちの方が好みですね。

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名称:宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:17%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:宗玄酒造株式会社(石川県珠洲市)
製造年月:2013/10(24BY)
購入価格(税込)1,680円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0

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タグ: 宗玄 純米

2013年11月20日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

遊穂 山おろし 純米 無ろ過生原酒 ひやおろし

本日の家飲み 遊穂 山おろし 純米 無ろ過生原酒 ひやおろし

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 石川県の割と新しい銘柄、遊穂です。

 このお酒に限らず遊穂は「山おろし」を名乗るお酒が多いのですが、これは一般にいう「生酛」のことのようですね。
 最も伝統的で手間のかかる製法である生酛から山おろし作業を省いたのが「山廃」なので、山おろしをやっていると明記=生酛という理屈なのでしょう。
 なお製法の詳しいことはwiki等を参照してください。
 
 今回いただくスペックは生酛の上にひやおろしということで、あまり見ない組み合わせです。
 裏ラベルに製法の解説や、味わいの特徴、そして合わせるのにオススメの料理を書いているのは好感が持てます。
 こう書きでもしない限り、日本酒に唐揚げの甘酢あんを合わせようとする人はあまりいないでしょう…。
 また、酸度は驚きの2.4。

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 上立ち香は吟醸香に強く酸が混じった感じで、結構強め。
 含むと、濃厚な旨味と酸を感じますが、意外にもそんなにクセはなく、ストレートな芳醇酒という感じ。
 旨味は中程度の甘味を伴う非常に濃厚なものながら、酸味がそれをうまく引き締めている印象ですね。
酸味はぐわっと酸っぱいというよりじわじわと染み出てくる感じで、含んでいると唾液線がガンガン刺激されます。
後味はその酸味が受け持って、舌に少々の刺激を残しつつ引き上げていきます。

 酸味が中心でいろいろな役割を果たす、力強い芳醇酒でした。
 なんというか、裏ラベルの記載通り微生物の力を感じます。
 まさに、味が濃い料理を引き立てるような、新しいタイプの食中酒だったと思います。

 ちなみに燗をつけると、さらに酸が強まったような…。
 個人的には、これは強烈過ぎるような気がしました。

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名称:遊穂 山おろし 純米 無ろ過生原酒 ひやおろし
製法など:生酛 ひやおろし
精米歩合:五百万石60%及び能登ひかり55%
酒米:五百万石24%+能登ひかり76%
アルコール度:18度
酵母:不明
日本酒度:+6.7
蔵元情報:御祖酒造株式会社(石川県羽昨市)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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タグ: 遊穂 純米

2013年10月12日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

越前岬 純米吟醸18号 厳選槽場汲み

本日の家飲み 越前岬 純米吟醸18号 厳選槽場汲み

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 石川のお酒、越前岬です。
 家飲みでは初めての銘柄ですが、外飲みでいただいた時の好印象があったので、今回セレクトしてみました。

 これまた鈴傳さん限定の「厳選槽場汲み」です。
 名前にもあるとおり18号酵母を使用とのこと、割と珍しい気がします。

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上立ち香はフレッシュな吟醸香が強めに。
含むと、芳醇な米の旨味がまろやかに、ただ少々の苦味の刺激を伴いつつストレートに感じられます。
旨味は、甘さはほどほどでまさにお米な感じで、多少熟成感を感じるぐらいにどっしりとした印象。
主役はあくまでその旨味ですが、苦渋味もあって、ある程度の辛さもありますね。
後味はその辛さが引取りつつ、少し旨味の余韻を残してキレていきます。

なお、温度が上がってくると、より口当たりがまろやかになり甘味も出てくると思います。
個人的には、常温がオススメ。
燗もいけそうですが、ちょっとタイミングを逃してしまった…。

クセのない米の旨味をじっくりと味わえるお酒でした。
フルーティー系とは一線を画しますが、これも十分美味しいです。
次は他のスペックも試してみたいと思います

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名称:越前岬 純米吟醸18号 厳選槽場汲み
製法情報:生原酒
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:17~18%
酵母:18号酵母
日本酒度:+2
蔵元情報:田辺酒造有限会社(福井県吉田郡)
製造年月:2013/4(24BY)
購入価格(税込):1,680円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0

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2013年05月08日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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