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黒龍 純吟 垂れ口

家飲み記録 黒龍 純吟 垂れ口

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 ブログでの登場は3回目。

 前回に引き続き、「IMADEYA千葉エキナカ店」での購入酒です。
 黒龍の季節限定生酒なわけですが、割とすぐに売り切れちゃうイメージがありますね、こんなお酒がエキナカで買えてしまうんですから凄い時代になったもんです。
 ちなみに同店では風の森の笊籬採りを見かけて驚愕したこともあります(昼に見て、夕方には売り切れてましたが)、近くにはかの「シマヤ酒店」もありますし、千葉市の日本酒党は本当に恵まれた環境にあるかと…
 羨ましい限りではあるのですが、実際に私が同じ環境になったら毎日覗いてしまうかもしれないので、それはそれで恐ろしい気がしてきました…

 さて、スペックは地元産五百万石の精米歩合55%、純米吟醸うすにごり生酒です。
 2月上旬出荷を4月中旬開栓。
 実は前回飲んだ「氷室オリジナル」が個人的には「うーん…」という感じだったので、今回リベンジも兼ねております。

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 上立ち香は結構濃厚な、草っぽいキリリとした香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な旨味が自然な口当たりでトロリと入ってきて、ほんのりとした苦味で輪郭を整えつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘さは控えめながら高密度のメロン的旨味が純然たる主役、フレッシュさや少々の苦味もありながら、ありがちなキツさが極限まで抑えられていて、とんでもなくバランス良いですね
 後味は、あくまでほんのりと苦味を口中に残しつつも、極めて自然に引き上げてくれます。

 存在感・深みをしっかりとたたえた旨味を、この上なく自然に・柔らかく楽しませてくれる、老舗の貫禄を感じさせてくれる芳醇フレッシュ旨酒でした。
 いやこのまとまり、完成度には脱帽ですわ…、単独でも食中でも良いですし、いくらでも飲みたくなる感じはほんと素敵…
 これより値段も高かった氷室とはなんだったのかと思ってしまいますね、これぞ「黒龍の新酒」として納得感があります。
 黒龍、垂れ口にはアル添本醸造バージョンもあるようなので、次はそれもやってみたいと思いました。

 開栓後は、ああ結構脆いかな…、結構露骨に苦味とか辛さが出てきてしまったような。
 それこそ氷室を思い出す感じですね、個人的には開栓直後の繊細なバランスが好きなので、早飲み推奨。

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紹介:お酒ミライ 日本酒レビューブログさんの同スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/23801081.html
(比べてみると笑っちゃうぐらい感じ方が違ってますね。まあ美味しかったという部分は共通しているかと…)

名称:黒龍 純吟 垂れ口
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:18.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:IMADEYA千葉エキナカ店
お気に入り度:8.5/9.0(開栓後の変化も含め)

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2018年07月20日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

黒龍 吟醸原酒 「氷室オリジナル」

家飲み記録 黒龍 吟醸原酒 「氷室オリジナル」

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 外飲み家飲みで結構な回数を飲んでおりますが、個別記事はなんとまだ二本目でした。
 
 このお酒は文京区千駄木の「伊勢五本店」さんのオリジナル商品のようです、天下の黒龍でこんなお酒を出せるのだから、蔵元との繋がりの深さを感じますね。
 実は以前に生原酒バージョンが出ていたようなのですが、その時は高速完売状態で買い逃してしまい、今回の火入れバージョンを待つこととなりました。
 ちなみに、生原酒については「しーたかの日本酒アーカイブ」さんが以前に記事にされています(「氷室」についての解説もあるので、興味があれば是非ご訪問を)。
 そちらではちょっと保存状態に難があったようで…、今回火入れになったのもそのあたりの事情があるんでしょうか。

 スペックは五百万石を55%まで磨いたアル添吟醸酒ということで、ここだけみると「いっちょらい」と同様の様です。
 ただ、原酒ですし、他にも違うところはあるんでしょうね、いっちょらいと比べるとお値段もお高め。 

 
 上立ち香は落ち着いた、しかし濃厚でクリーム感のあるお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、ガッツリと辛さ苦さを伴った極めて引き締まった旨味がグッと入り込んできて、最後までその印象を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーんメロンというよりはその皮を食べているような苦味と渋味、そしてアルコール的辛さが相まって非常にスパルタな感じがあります、ただバランスが崩れている感じはあまりないですね。
 後味は苦辛がガッツリ引き取ってキレます。

 細めの旨味に青さ苦さ辛さが絡みつく、引き締まりとキレに特化したようなインパクトのあるお酒でした。
 全体的にこのお酒はこういう風に作られたんだなあという納得感はありますね、ただ、コスパも含め個人的にはちょっとあまり魅力を感じませんでした。
 不遜にも言ってしまいますと、大黒龍が限定販売と銘打ってこの値段で売り出すには、ちょっとお粗末な完成度だなあと思ったというのが正直なところです、「良コスパ」かつ「落ち着きとまとまり」が魅力的ないつもの味を知っているだけに…
 何となく消化不良だったこともあり、黒龍については今期生酒もキープしました、いつかご紹介できるかと。

 開栓後は、開栓直後よりはキツさが和らいできたかな…、でもやっぱりスパルタは変わらず。
 ちょっと店頭売りを意識すぎて、引き締まりを重視しすぎた感があるお酒のような気がします。

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紹介:「しーたかの日本酒アーカイブ」さんの類似スペック(生原酒)の記事
http://sakearchive.hatenablog.jp/entry/Kokuryuu-himuro-namagen

名称:黒龍 吟醸原酒 「氷室オリジナル」
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:18.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 黒龍 吟醸

2018年03月17日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 純米吟醸

本日の家飲み 黒龍 純米吟醸

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 流石に家でも外でも何度もいただいている銘柄。

 まあ黒龍については私が改めて紹介することもないでしょう、押しも押されぬ地酒界の雄の一つだと思います。
 個人的印象としては、とにもかくにも味わいに安定感があってしっかりとした旨味があるイメージ。
 新潟の大手淡麗銘柄が殆どみたいなお店のラインナップに交じっていると、救世主となりうる銘柄だと思っています。

 アル添でお求めやすい価格帯のお酒も十分いける感じですが、ほとんどが二回火入れで生がほぼないのはちょっとさみしい気もします。
 某店で特別に飲ませてもらった「いっちょらい」の生酒が美味しかったんですよね…、管理ができる店限定で良いので出してくれれば良いのに。

 今回はスタンダードな純米吟醸です。
 引っ越し先の酒屋さんで置いてあってので、たまには大手も飲むかと購入してみました。
 上立ち香はやわらかな印象の吟醸香がほどほどに。
 含むと、なんともやさしい印象の甘旨味がふわりと入ってきて、自然な感じで広がっていきます。
 旨味は砂糖菓子のようなくせの無い甘味が主役で、なんというか安定感を感じる程よさです。
 後味はそのまま自然にキレていきます。

 伝統と格式を感じさせるような、一つの完成形といえるようなお酒でした。
 ただ、やはり火入れの性か、どうしても古臭い印象が出てきてしまうような…。
 まあ、いつもフレッシュ濃厚なお酒ばかり飲んでいるので、少々物足りないながらも逆に新鮮な気もします。
 黒龍はこれからも、幅広い地酒ファンに訴求していく鉄板銘柄としての地位を保持していくのだろうと感じました。

 なお、開栓後でも全く味わいは崩れません。
 この安定感こそ、まさに蔵元さんの意図するところなのでしょう。

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名称:黒龍 純米吟醸
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社(福井県吉田郡永平寺町)
購入価格(税抜):1,311円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 黒龍 純米吟醸

2014年07月29日 福井の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

今後の更新について

 いつも当ブログをご愛顧いただきましてありがとうございます。
 ブログ開設から丸2年以上、今までわりと安定した頻度・内容で更新できてきたと思っていますが、最近の周辺環境の変化に伴い、更新内容も変わりつつあるため、アナウンスしておこうかと思います。

 まず、更新頻度についてですが、これは恐らく下がると思います(というか既に下がってますが…)。
 その理由は二つ、一つは単純にプライベートが忙しくなりそうだということですね。
 カンの良い人はお気づきかもしれませんが、最近ラベル写真の背景が変わっているのは引っ越したからで、いろいろとバタバタしております。
 もう一つは冷蔵庫を新調(普通の家庭用ですけど)したことで、一升瓶の保存が楽になったことです。
 今までほぼ四合瓶で購入していましたが、これからはコスト面も考え一升瓶での購入が増えることでしょう。
 飲酒量(一日二合)は増やすつもりはないので必然的に空く瓶が減り、銘柄紹介も減るというわけです。
 ただ、やっぱり一升瓶購入は自分の口に合わないリスクがあり信頼できる銘柄に限りたい思いもあるので、移行は緩やかになると思います。

ちなみに今の在庫(感想アップはいつになるやら…)
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 次に内容について。
 大きくは変わりませんが、記事末尾にいつも記載しているスペック情報を少し簡略化する予定です。
 「酵母」「日本酒度」とかについては、当初ラベルに記載が無ければ自分で調べるぐらいの意気込みだったんですが、やっぱり無理でした…。
 「製造年月」あたりもラベル記載と被りますし、このあたりの情報はラベルの写真をしっかりとることで替えようと思います。
 また、特徴的なスペックに関しては今まで通り本文にも書くつもりです。
 逆に値段については、個人的には非常に重要だと思っているので頑張って書くつもりです。
 ちなみにこれからも基本的には四合1,500、一升3,000円近辺を中心に攻める予定。

 また、本当は購入店も書いた方が参考になるし、宣伝にもなるのかもしれないと思って記載を迷っていたりします。
 しかし、変なことを書いて迷惑になるのが怖くて踏み切れないチキンな私。
 こんどまとめて購入先酒屋さん(通販含む)を紹介する記事でも書こうかしら。

 以上、特に有益な情報ではなく恐縮ですが、アナウンスさせていただきました。
 今後とも当ブログをよろしくお願い申し上げます。

おまけ

 某山の登頂記念にてっぺんで頂いた冩樂
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 流石に飲み過ぎるとシャレにならないのでお猪口一杯だけいただき、後は麓で飲み干しました。

おまけ2
 私のとある記念日に某店で特別サービスで頂いた、イベントの残りの各種十四代
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 同日に格安で頂いた黒龍の石田屋
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 店長さんには激感謝!

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2014年07月08日 当ブログについて トラックバック:0 コメント:2

外飲み雑記in麹町1 「麹町市場」

 先日麹町の創作和食料理中心の居酒屋、「麹町市場」に男友達と二人でお邪魔してきました。
 私は何度かお邪魔しているのですが、今回はタイミングの関係で結構間が空いた後の訪問です。

 このお店は地下にあるのですが、ゆったりと落ち着いた雰囲気で全体的に洒落た感じで飲める所です。
 今回もお通しがジャガイモの冷スープ(ビシソワーズというやつでしょう)と、いきなりお洒落な一品でした。
 また、最初に頼んだマグロのユッケもアボカド付きでセンスが良い感じ。
 もちろん味も美味しかったです。

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 で、肝心の日本酒ですが、これも非常に充実しています。
 メニューにもかなりの数が列挙されているのですが、冷蔵庫にもマニアックなものがちらほらと…。
 今回飲んだ銘柄を列挙すると、
 残草蓬莱、山間、龍神丸、十四代、獺祭、村祐、上喜元、而今、MUNEMASA、竹鶴、九頭龍、飛露喜、田酒、巌、黒龍、でした。

 印象に残ったお酒はまず、龍神丸 純米吟醸生原酒50 21BY。
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 もやしもんで取り上げられたこともあり、かなり注目を集めていた銘柄ですが未飲でした。
 高垣淳一杜氏が2010年に亡くなられ、もう飲むことはできないのか…と思っていたので驚きの出会いです。
 味わいは流石に熟成感がありましたが、とてもきれいな熟成で、大事に保存されていたんだなあと思わせるものでした。

 次に、MUNEMASA 純米吟醸-15。
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 「酔っても旨い 九州S-1グランプリ 2012」にて、40蔵の中でグランプリを取ったお酒です。
 この大会は一般公募のお客さんがブラインドで評価するというガチバトルらしく、そこでのグランプリは一目おけるのではないかと。
 日本酒度-15の看板に負けない太い甘旨みがありつつ、決してダレず崩れずという今風の旨酒でした。

 次に、飛露喜 純米吟醸 山田穂
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 山田錦の収穫量の関係で今年特別に仕込まれたという一品です。
 話には聞いていたのですがなかなか見ることもなく諦めていたところ、今回冷蔵庫に入っているところが見え、ちょっとお願いしたところ店長決定で出してくれました(すみません…)。
 特別なインパクトは無かったものの、いつもの飛露喜の純米吟醸の延長線上にある、美酒だったと思います。

 極めつけは、ラストに「芳醇系でオススメのやつを持ってきてください」との要望に応えてくれたお酒達です。
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 ここで田酒の純米大吟醸とは、スゴイの持ってくるなあ…と思ってしまいました。
 しかも山田錦のお父さん「短稈渡船」とお母さん「山田穂」を使ったレアモノです。
 このクラスの田酒は流石に文句なしで美味しいですね、先入観もあるとおもいますが短稈渡船は男酒らしい凛々しい旨味、山田穂はやさしい旨味がしたように思えます(好みは山田穂)。
 
 また、一番左のラベル無しのお酒は普通は出てこない「黒龍 いっちょらい」の生酒とのこと。
 大手蔵のアル添吟醸なわけですが、これがくやしいことにうまかった…。
 比較用に持ってきてくれた普通のいっちょらい(このサービスがまたにくい)と比べて、明らかに芳醇で私好みでした。
 
 他のラベルはこんな感じ。
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 いつにもまして長い記事になってしまいましたが、それほどに印象に残るお酒が多い一夜でした。
 私は毎晩良いお酒を家でもいただいているので、外飲みではそこに加えて思いがけない美酒との出会いという「サプライズ」が欲しいと思っていますが、今回はそのサプライズに満ちたひとときでした。
 お酒と料理のレベルに比べてお勘定も明らかに控えめで、大満足です。

 …ただ、翌日は珍しく二日酔いでダウンしてしまったのが玉に傷だったりしますが…。
 普通は残らないんだけどなあ、やっぱり最後にアル添飲んじゃったのが原因かしら。
 
 ともあれ、また近いうちにお邪魔したいと思います。

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2013年07月23日 外飲み記録 トラックバック:0 コメント:0

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