黒松仙醸 「こんな夜に…」 純米大吟醸 満月

本日の家飲み 黒松仙醸 「こんな夜に…」 純米大吟醸 満月 

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 長野県伊那市のお酒です。
 外飲み回数は相当数ありますが、意外にもブログでの登場はいまだ2回目。

 新年通常更新の一発目は、いつもよりちょっとだけ豪華なお酒にしてみました。
 黒松仙醸については前回低アル酒「Prototype14」をいただいていますね、今回は特約店限定品である「こんな夜に」シリーズの、最高クラスである満月をセレクト。
 こんな夜にシリーズについては、番外品除きほぼ全種類外では飲んだことがあるのですが、なかでもこの満月は甘味が非常に存在感があって、自分好みということで印象に残っていました。
 「高級さより濃度やインパクト重視」&「高級酒に手を出すと歯止めが聞かなくなる」ということで、基本四合瓶2,000オーバーのお酒には手を出さないことにしているのですが、数年越しに募った想いが今回決壊して、購入に至った次第です。

 スペックは長野が誇る良コスパ酒造好適米「ひとごこち」を40まで磨き上げた、無濾過中取りの純米大吟醸!
 生バージョンもあるようですが、一升瓶で購入ということもありなんとなく火入れにしました(こんな夜にシリーズは一升瓶しかない)
 1月出荷10月開栓なので、結構な熟成期間を経ています。

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 上立ち香は程よく甘く、セメダインやバニラ感もある香りがそこそこに。
 含むと、濃厚ながらも落ち着いた甘旨味が摩擦なしでスルスルと入ってきて、裏方にほんのりとした苦味を感じさせつつ、しっかりとバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、長野酒らしい蜜タップリのリンゴ的な甘旨味が芯にあるのですが、高精白らしくとにかく上品、かつ苦味に嫌らしさは無く、濃厚ながらドンドン飲み進めてしまう魅力があるもの。
 後味は、苦味を少々舌先に残しつつ、自然に引き上げていきます。

 王道を往くようでいて他に類を見ない、芳醇さと上品さを見事に兼ね備えた、極めて完成度の高い甘口酒でした。
 バニラ感やほどほどの酸も甘味にアクセント・個性を添えていて楽しさを感じさせてくれる上に、とにかく全体のバランスが素晴らしいため、いくらでも飲めてしまう恐ろしさがありますね。
 これはまさにお値段以上と言えるでしょう、私はやはりこういう、キレイだけではないオンリーワンの魅力を持つお酒にこそお金を使いたいと思っております。
 こんな夜にについては恐らく近いうちに、また他のスペックも買ってしまうんだろうなあと思わせてくれた一本でした。


 開栓後は素直に味が開いてくる感じ。
 ちょっと残ったのを数日置いてもあまり崩れずキレイなままで甘旨いあたり、やっぱり「こだま銘柄」らしく、よくある系とは一線を画した芯の強さがあります。
 基本一升瓶限定には批判的な私ですが、これだけ楽しませてもらっちゃうと文句も出ないですね…、まさに脱帽です。

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名称:黒松仙醸 「こんな夜に…」 純米大吟醸 満月
精米歩合:40%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17.4度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社仙醸
購入価格(税抜):4,100円/1,800ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.6/9.0(値段も考慮に入れて)

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2018年01月02日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒松仙醸 純米大吟醸 Prototype14

本日の家飲み 黒松仙醸 純米大吟醸 Prototype14

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 長野県伊那市のお酒です。
 黒松仙醸はイベントや外飲みでは数え切れないほどいただいてますが、何気に家飲みは初めてでした。

 低アル原酒の3本目…、といいたいところですが、じつはこのお酒は原酒ではなく、加水済みでした。
 いやあ完全に思い込んでましたね…、まさかあえて加水して14度まで下げていたとは。
 ちなみに原酒バージョン(16度)もあるので、そちらを買うべきだったのです(購入先の地酒屋こだまさんの商品紹介にはきっちり載っていました)、急いでいてしっかり選べなかったのが原因ですね…。

 まあ原酒ではないものの、低アルの純米酒ということで、延長線上で楽しみたいと思います。
 こちらのお酒は「Prototype」ということで、かなり実験的なスペックですね、40削りで日本酒度-17、それでいてお値段はそこまで高くないと、色々規格外な感じです。


 上立ち香はかなり濃厚な果実香が強めに。
 含むと、やはり一種の軽さがある、しかし極めて濃厚な甘旨味が自然に入ってきて、若干の酸味で輪郭を保ちながら喉奥に流れ込みます。
 旨味はうーむ、上品な砂糖菓子の甘味と柑橘系果実の甘酸味の中間のような、濃厚かつバランスの良い、ガンガン飲めてしまいそうな味わい。
 後味は甘味の余韻を残しつつ、酸苦でゆっくりと引き上げます。

 上品かつ濃厚な甘旨味がありながら、重さが無くスイスイとどこまでも飲めてしまいそうなお酒でした。
 酸でガッとキレさせるのではなく、あくまで自然な軽さを感じさせるところに凄みを感じますね。
 何より、原酒好きの自分に加水を感じさせない味わいの存在感が見事、購入時の失敗を完全に忘れさせてくれました。
 黒松仙醸、次はこの原酒バージョンを買うか、覚悟を決めて「こんな夜に」の一升瓶を買うか、今から悩ましいところです。

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名称:黒松仙醸 純米大吟醸 Prototype14
精米歩合:40%
酒米:ひとごこち
アルコール度:14度
日本酒度:-17
蔵元情報:株式会社仙醸
購入価格(税込):1,500円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2015年09月13日 長野の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

外のみ雑記in四ツ谷三丁目3

 四谷三丁目「日がさ雨がさ」さんにまたまたお邪魔してきました。
 今回は会社の先輩(というか上司)と一緒で、そのお一人が長野出身ということだったため、だったらここだろうとお店をセレクトした次第です。
 その日も確か十種類ぐらいの信州地酒がラインナップされていたかと思います。

 今回いただいた銘柄は以下の通り

私が自分で注文した銘柄。
・美寿々 純米吟醸 無濾過生原酒(信州)
・飛露喜 特別純米 生詰 23BY(福島)
・黒松仙醸こんな夜に 山女 純米吟醸 奔酒(はしりざけ)生酒(信州)
・くろさわ 生酛純米 超限定直汲み 生原酒(信州)
・風の森 純米 内緒のスペシャル 無濾過生原酒 露葉風(奈良)
・而今 特別純米 五百万石9号酵母無濾過生(三重)

先輩方が注文した銘柄(私も一口ずつぐらいいただきました)
・黒牛 純米 直汲み生酒 (和歌山)
・松尾「戸隠」特別純米 槽口搾り 無濾過生原酒(信州)
・井の頭 純米 しぼりたて生(信州)
・水尾「紅」純米吟醸 無濾過生原酒 金紋錦(信州)
・御園竹 「十二六(どぶろく)」甘酸泡楽 純米活性にごり(信州)
・和和和 特別純米 生原酒23BY(信州)
・十六代九郎右衛門「SnowWoman」純米吟醸 活性にごり生原酒 長野D酵母(信州)

 冷静に杯の数を振り返ってみると、先輩方を差し置いて一人だけガンガン飲んでいたということなのではないだろうか…。
 すみません(ここで謝っても仕方ないけれど)。

 気を取り直して、心に残ったお酒その1 井の頭

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 初飲み銘柄で、一口だけいただきましたが、なんというかとても正統派な味わいでした。
 濃すぎず薄すぎず、ほっとする味という印象です。

その2 こんな夜に

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 ほぼにごり酒同様に濃く白濁していました。
 ピリピリ感がありつつクセがなく、米の旨みをストレートに感じられる旨酒でした。

その3 くろさわ

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 私は生酛造りのお酒は正直なところほとんど飲んだことがないのですが、くろさわの生酛はイベント等で何度かいただいています。
 非常に濃厚で個性的な旨みがありつつ、くどさもなく後味も良いという完成度の高さを感じました。

 他にも23BYの飛露喜生詰はいい感じで味がのっていましたし、風の森はやっぱりうまかったですし、とても充実したひとときを過ごせたと思います。
 まあ私の場合もう少し大人の飲み方を身に着けるべきかもしれませんが…。

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2013年01月29日 外飲み記録 トラックバック:0 コメント:0

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