里の花 吟醸 無濾過生原酒 中取り 25BY

本日の家飲み 里の花 吟醸 無濾過生原酒 中取り 25BY

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 (なぜか今回写真撮り忘れ多し…)

 和歌山県有田郡有田川町のお酒です。
 銘柄的には初飲みですが、同蔵のお酒は経験あり(詳しくは後述)。

 こちらを醸す「高垣酒造」は、当ブログでも紹介したことのある「龍神丸」を醸している蔵元です。
 同蔵は「もやしもん」登場で脚光を浴びた直後、8代目杜氏の高垣淳一氏が若くして急逝、その後奥様である任世様が蔵入りして酒造りを継ぐという、まさに激動の数年を経験されています。
 単なる一酒飲みとしては「大変な苦労の中、よくぞ酒造りを続けてくれました…」という想いが強いですね。
 だからというわけではないのですが、今回同蔵のお酒を三本ほどまとめ買いしましたので、続けて紹介したいと思います。

 今回いただくのは、恐らく地元銘柄だと思われる「里の花」の吟醸酒で、約3年の生熟成を経たものになります。
 私にしては珍しくアル添吟醸を買ってみました、どこかで「アル添のお酒は熟成するとアルコールが浮きがちであまりよろしくない」みたいな意見を見たことがあるので、その確認も兼ねております。
 ちなみに同蔵の生熟酒としては前杜氏作の「喜楽里」というお酒を外飲みして、良い意味で衝撃を受けたのも記憶残っていますね。
 (しかし、この蔵も銘柄名が多いんですよね…、使い分けも良く分からないし、正直混乱します。「紀ノ酒」なんてサケコンペで受賞もしてるのに、蔵と結びつけられる人がどれだけいるやら… ブランド的にとても勿体無いと思うなあ。)
 

 上立ち香は意外にもそこそこ熟感があるくらいの香りが仄かに。
 含むと、やはり熟しきった感じの複雑な甘旨味が、唾液腺を刺激する酸味とともにドドドと入ってきて、最後まで濃度を保ちつつ染みこんできます。
 味わいはまさに完熟果実(干しレーズン的?)の旨味が真ん中にあり、そこに強めの酸味と、落ち着いた甘味、ほんのりとした苦味が絡みつくことで、奥深い世界を形作っています。
 後味は若干の苦味を口中に残しつつも、酸味と相まってしっかりとキレます。

 生熟成の複雑な味わいの魅力を、じっくりと伝えてくれる芳醇旨酒でした。
 やっぱりこちらの蔵のお酒は熟成に向く酒質なんでしょうね、龍神丸以外でもそれは変わらないようです。
 アル添熟成ではありますが、アルコールが浮いている感じはそんなにはしなかったですね、むしろ基本純米派の私でも全然違和感無くいただくことができました。
 次回は同蔵の龍神丸をご紹介する予定です。

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名称:里の花 吟醸 無濾過生原酒 中取り 25BY
精米歩合:不明(メモ忘れ)
使用米:不明
アルコール度:不明(メモ忘れ)
日本酒度:不明
蔵元情報:高垣酒造株式会社
購入価格(税抜):セット販売/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 里の花 吟醸

2017年01月08日 和歌山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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