遊穂 生もと純米 無ろ過生原酒 「未確認浮遊酵母仕込」

本日の家飲み 遊穂 生もと純米 無ろ過生原酒 「未確認浮遊酵母仕込」

20151125181019938.jpg  20151125181031918.jpg

 石川県羽咋市(はくいし)のお酒です。
 家飲み、外飲みともに何度かいただいており、ブログでの紹介は2回目。

 これまた特徴的なラベルのお酒です、そもそも「未確認浮遊酵母」という謎ワードが気になりますね。
 少し調べると、いわゆる「蔵付き酵母」のことを、遊穂の銘柄名の由来でもある「UFO」にかけてそう呼んでいるとか。
 確かに、酒蔵には住み着いた酵母菌がそこらじゅうに漂っているわけで(まさに「もやしもん」の世界ですね)、ふざけているようで意外と的確なネーミングなのかもしれません。
 ちなみになんでUFOかというと、羽咋市が「UFOのまち」として売り出しているからですね、このお酒のラベルにも宇宙人キャラの「サンダー君」が描かれております。(ゆるキャラかと思ってググってみたら、結構生生しいグレイ型でした…
  
 スペック的には、五百万石に加え、飯米の「能登ひかり」使用というのが珍しいですね、ただ歩合は60と55なので、結構削っています。
 いつもは「山おろし」を名乗っていますが、なぜか今回は生もと記載、数値的には酸度2.6(かなり高い)が目を引きます。
 相変わらず裏ラベルが充実していて、特にオススメの飲み方を書いてあるところはGOOD! 


 上立ち香は濃くて特徴的な、米のような果実のような、不思議な香りがそこそこに。
 含むと、やはり濃厚で個性的な旨味が塊で入ってきて、一拍置いて出てくる酸味と一体になって唾液線を刺激しつつ、ジュワッと染みこんできます。
 旨味は、極めてアミノ酸的な直球勝負の味わいで、そこに酸味がアクセントを付ける印象、ただ生もとの原酒ながら変なクセは無く、むしろ今風に思えます。
 後味はその酸がしっかり引き取ってキレます。

 未確認浮遊酵母の底力を感じるような、ド直球の芳醇旨酸酒でした。
 こりゃやっぱり「遊穂味」ですね、酸味がしっかりと利いた太い味わいです。
 こういうお酒にこそ、「無濾過生原酒」の醍醐味を感じますね、生らしさが重さを打ち消している印象。
 遊穂は確固たる個性を確立している銘柄として、今後も注目したいと思います。

 燗を付けると…、いやあ意外にも口当たりだけじゃなく味わいも優しくなる気がします。
 これはやはり酸味が柔らかくなってるのかな…、濃いのにぐいぐいいけてしまう、さらに素敵な味わいになりました。

20151125181042033.jpg

名称:遊穂 生もと純米 無ろ過生原酒 「未確認浮遊酵母仕込」
精米歩合:五百万石60%及び能登ひかり55%
使用米:五百万石24%+能登ひかり76%
アルコール度:17度
日本酒度:+6
蔵元情報:御祖酒造株式会社
購入価格(税抜):1,388円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2016年02月04日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

遊穂 山おろし 純米 無ろ過生原酒 ひやおろし

本日の家飲み 遊穂 山おろし 純米 無ろ過生原酒 ひやおろし

fc2_2013-10-06_21-56-50-382.jpg  fc2_2013-10-06_21-57-17-639.jpg

 石川県の割と新しい銘柄、遊穂です。

 このお酒に限らず遊穂は「山おろし」を名乗るお酒が多いのですが、これは一般にいう「生酛」のことのようですね。
 最も伝統的で手間のかかる製法である生酛から山おろし作業を省いたのが「山廃」なので、山おろしをやっていると明記=生酛という理屈なのでしょう。
 なお製法の詳しいことはwiki等を参照してください。
 
 今回いただくスペックは生酛の上にひやおろしということで、あまり見ない組み合わせです。
 裏ラベルに製法の解説や、味わいの特徴、そして合わせるのにオススメの料理を書いているのは好感が持てます。
 こう書きでもしない限り、日本酒に唐揚げの甘酢あんを合わせようとする人はあまりいないでしょう…。
 また、酸度は驚きの2.4。

fc2_2013-10-06_21-57-42-817.jpg

 上立ち香は吟醸香に強く酸が混じった感じで、結構強め。
 含むと、濃厚な旨味と酸を感じますが、意外にもそんなにクセはなく、ストレートな芳醇酒という感じ。
 旨味は中程度の甘味を伴う非常に濃厚なものながら、酸味がそれをうまく引き締めている印象ですね。
酸味はぐわっと酸っぱいというよりじわじわと染み出てくる感じで、含んでいると唾液線がガンガン刺激されます。
後味はその酸味が受け持って、舌に少々の刺激を残しつつ引き上げていきます。

 酸味が中心でいろいろな役割を果たす、力強い芳醇酒でした。
 なんというか、裏ラベルの記載通り微生物の力を感じます。
 まさに、味が濃い料理を引き立てるような、新しいタイプの食中酒だったと思います。

 ちなみに燗をつけると、さらに酸が強まったような…。
 個人的には、これは強烈過ぎるような気がしました。

fc2_2013-10-06_21-58-20-081.jpg

名称:遊穂 山おろし 純米 無ろ過生原酒 ひやおろし
製法など:生酛 ひやおろし
精米歩合:五百万石60%及び能登ひかり55%
酒米:五百万石24%+能登ひかり76%
アルコール度:18度
酵母:不明
日本酒度:+6.7
蔵元情報:御祖酒造株式会社(石川県羽昨市)
製造年月:2013/9(24BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 遊穂 純米

2013年10月12日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |