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農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒

家飲み記録 農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒

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 石川県小松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒は、世に言う「能登杜氏四天王」の一人である農口尚彦杜氏が、何度目かの引退の後に現役復帰して醸したお酒になります。
 このお酒が醸されるまでには杜氏周りで色々なすったもんだがあったようですが…、日本酒業界的には非常に注目度が高く既に色々なことが語られていること、公式ホームページにも詳細な記載があることから、ここでは深く触れないことといたします。
 日本酒離れしたラベルデザイン、タンクナンバーやシリアルナンバーの記載辺りを見る限り、「ガワ」は完全に今風という印象ですね。
 ちなみにQRコードを読んでみると…、いきなりログインを要求する画面が出てきました、商品紹介に会員登録求めるとか舐めとんのかボケェ(酔っ払い特有の暴言)、ただ取り扱い店一覧があるのはベリーグッドですね。

 精米歩合は60と、本醸造としてはかなり削ってますね、ただお値段もそれなり(というか他のスペックは結構高いので、個人的には一択でした)。
 無濾過生原酒なのですが、店員さんからは開栓後10日以上経ってから凄く良くなったという話を聞きました、一筋縄では行かなそうな感じではありますが、なるべく先入観を排していただこうと思います。

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 上立ち香は…うーんあんまり感じないですね、かろうじてアルコール的な香りが仄かに。
 含むと、独特の存在感をまとった旨味が、若干粘度を感じるような口当たりでトロリと入ってきて、徐々に出てくる辛さと苦味でギッチリと引き締められながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、青い洋梨的な甘味控えめかつ酸が中心に据えた旨味が主役、そこに絡まる苦味は少々の青さや薬臭さを纏った複雑なもので、全体としては結構筋肉質な辛口酒って印象ですね。
 後味は苦辛がガッツリと引き取る形でキレます。

 甘旨酸苦がハッキリと主張しながら絡み合う、非常に複雑な味わいが最初から最後まで存在感を示す、濃厚そのもののお酒でした。
 色々な味が主張するものの、うるさい感じでないのは見事だなあ、
 ただ、これはマニアが唸りながら飲むべき酒であって、初心者向けではないですね…、少なくともこのお酒をすんなり受け入れるには若干の経験が必要なように思えました。
 言い換えれば、所謂万人向けではなく、ハマる人はとことんハマる系という感じ。
 農口尚彦研究所、どっしり複雑系が好きな方には、一度試してみてほしいと思いました。


 折角なので開栓後ちびちびやっているんですが(冷蔵)、確かにどんどんまとまりが出てきている感じですね…
 で、本命の燗付けをすると…、アルコール臭は立ちますが、含んだときの最初の味は甘さが増えて割とわかりやすくなりました。
 
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名称:農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石(75%)
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社 農口尚彦研究所
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:平林酒店(大森)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年10月11日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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