菱屋 別撰純米酒 生原酒

本日の家飲み 菱屋 別撰純米酒 生原酒

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 岩手県宮古市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みについては後述します。

 こちらを醸す菱屋酒造店は、所謂「被災蔵」の一つであり、しかも海岸線に近かったということで、甚大な被害を受けてしまいました。
 再建も危ぶまれる状態でしたが、市やボランティアの支援もあり、何とかお酒造りの再開にこぎつけたとのことです。
 そしてその復興を記念して「フェニックス」と銘打ったお酒を出しているのですが、それについては外でいただいた経験が有ります。
 ご苦労には本当に頭が下がる思いです…が、一飲み助としてはあくまで気楽にいただくことで、「飲んで応援」に繋げていきたいと思っております。

 今回いただくのは別撰純米とのことですが、とにかくラベルが簡素なのでどのあたりが別撰なのかは謎。
 ただ、ちょっと調べた限りでは「生原酒バージョン」はあまり出回ってなさそうですね、さすがシマヤさん。


 上立ち香は落ち着いたお米とアルコールの香りが仄かに。
 含むと、やはり落ち着いた印象のふくよかな甘旨味がトロリと入ってきたかと思うと、時間差で出てきたアルコールの辛さが強烈に全体を引き締め、チリチリ感を伴いつつ染み込んできます。
 味わいは、落ち着いたお米の旨味に果実的な甘酸味が絡みついた感じの旨味が前半の主役なのですが、後半は本当スパルタな辛さが全面を支配して、その落差が非常に印象的。
 後味はその辛さがガッツリと引き取って見事なキレ。

 とろみすら感じる濃厚な甘旨味と、その数瞬後に出てくる強烈な辛さの刺激が印象的な、いわば「時間差系芳醇甘辛酒」という感じのお酒でした。
 こういうお酒にはたまに出会いますが、飲んでいてなかなか楽しいです。
 私はどちらかというと優しく引き上げていくお酒の方が好きなのですが、世間一般的にはこっちのほうがウケがいいんじゃないかな…、食事にも合わせやすいですし。
 ともかく、菱屋、また別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:菱屋 別撰純米酒 生原酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社菱屋酒造店
購入価格(税抜):1,480円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 菱屋 純米

2017年10月11日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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