而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 29BY

家飲み記録 而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 29BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ常連銘柄の一つ。

 泣く子も黙るジコンヌです、同スペックは2年前も紹介していますね、ついに5回目の家飲みとなります。
 花陽浴・風の森等、同スペックのお酒を数年に渡って感想を書きつつ飲んでみて、ようやく自分のこととして実感してきたことに、「日本酒も年ごとの味の差が激しいなあ」ということがあります。
 もちろん蔵元的にあえて変えているところもあるのでしょうけど、醸造酒のサガといいますか、意図しない味の差も結構ありそうに感じますね。(特に生酒系)
 特に而今は射美、花陽浴、風の森とかと比べたら露骨な個性酒って感じでは無いと思いますし、「らしさ」をキープするってかなり大変なんじゃないかなあ…
 まあ飲み手としては、あまりカリカリせずにそんな違いも楽しむべきなんでしょうね。

 さて、スペックについてももはや語ることはないです…
 前回飲んだ27BYと同様、千本錦55の無濾過生。
 1月出荷、3月開栓なので、若干間が空きました。

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 注ぐと、グラスにほんのちょっとだけ泡が付きますね。
 実は今風のお酒の飲み頃を判断するのに、これ結構重要なことかもと思います。

 上立ち香はいつものベリー系っぽい濃厚な果実香がそこそこに。
 含むと、密度の高い甘旨味が力強くかつ優しい口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦味のニュアンスで輪郭を整えつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘、酸、苦がそれぞれ主張してバランスを保ちつつ果実感のある、意味芳醇甘口のお手本のようなもの。
 後味は苦酸が引き取って、割りと強引にキレますね。

 割とにぎやかな味わいながらも、甘旨味の存在感がとにかく魅力的な、直球勝負の芳醇甘旨酒でした。
 少し熟成期間を経たからか、いつものイメージからすると、若干重さというか、ちょっとくすんだような感触もあるような…(それでも平均以上のまとまりではありますが)。
 でも、やっぱり好きですねえこの味、少しぐらいの粗はどうでも良くなるぐらいに魅了されてしまいます。
 而今、引き続き買えるときは買っていきたいと思ってしまいました。

 開栓後はちょっと苦味が増えたなあ…
 そうなると重さも増して…、うーん流石にちょっとバランス崩れた感じですね。
 今期の而今は崩れやすいのかしら。

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2267.html

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名称:而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 29BY
精米歩合:55%
酒米:千本錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年07月10日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 愛山火入 28BY

家飲み記録 而今 純米吟醸 愛山火入 28BY

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 三重県名張市のお酒です。
 いやあ今期も結構飲んでますね、完全に定番銘柄と化しています。

 而今については今までにレギュラーの特別純米、おりがらみ、にごりという定番純米クラスに加え、純米吟醸の米違いシリーズについても八反錦、千本錦、山田錦、雄町、酒未来と一通り家飲みできてきたわけですが、愛山だけは入手できずにいました。
 今回満を持して購入に成功し、感無量でいただいた次第です。
 なお、以前は神の穂とかあったみたいですし、八反千本とか山田錦麹とか特殊なやつもちょろちょろありますね、あくまで定番スペックの家飲みコンプという感じかと。
 (ちなみに高級スペックは分不相応なのであまり追わないつもりです、ただ、某居酒屋さんでいただいた大吟醸のあらばしり生は鼻血が出るほど旨かったなあ…)

 スペックは高級米「愛山」を50まで磨いた贅沢なもので、お値段もお高め。
 去年の10月出荷ですが、実は大晦日に一年の〆のお酒としていただきました(そして折角なので年度末の記事にしてみたり)。

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 上立ち香はいつもの而今的なパイン香が程よく落ち着いた感じの香りがそこそこに。 
 含むと、やはり落ち着きながらもどこか新酒的なインパクトも残した濃厚な甘旨味が力強く入ってきて、奥の方に苦渋味的なものを感じさせつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、完熟パインを煮詰めた上で少し糖分を抜いたような(?)、極めて芳醇ながらも、甘旨味と落ち着いた酸が良い感じでバランスを取るもので、裏方の苦渋味がさらに奥深さを添えている感じ。
 後味は、芳醇さと酸味が引き取りつつ、若干の苦渋を口中に残しながらキレます。

 濃厚ながらも落ち着きと奥深さのために飲み飽きなさがしっかりある、而今の愛山として納得感のあるお酒でした。
 火入れ的な落ち着きや愛山らしい複雑味がありつつ、やっぱり中心にはパイン的「而今味」があるんですよ。
 火入れでこれだけの個性を確立し、かつバランスもバッチリ…、う~む、若干陳腐な言い回しですが、やっぱり而今は「十四代に一番近い酒」だと、私は思ってしまいますね(味が似ているわけじゃないんですが)
 而今、今後も家飲みできることを祈るばかりです。

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名称:而今 純米吟醸 愛山火入 28BY
精米歩合:50%
使用米:愛山
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0(値段も考慮に入れて)

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2018年03月31日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 28BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 28BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ登場回数トップ3に入る定番銘柄ですね。

 このお酒は昨年10月に開栓したのですが、実は購入は2月だったりします。
 入手難易度が高いお酒ということもあり、何か機会があったときに開けようと思って、あれよあれよ半年経過…、いやあ年をとると時間が速く経つってほんとですね。
 これは自戒も込めていうのですが、明確な意図無しに、プレミア酒(特に生)を冷蔵庫の肥やしにするのは良く無いことだと思っています。
 日本酒の自家熟成はまだまだハイリスク、ダメにしちゃったら他に飲みたかった人に申し訳ないですからね。

 スペックは山形のレア(?)酒米、酒未来を50%までと結構磨いた無濾過生原酒。
 前回飲んだ26BYは感動ものの味わいだっただけに、熟成期間に若干の不安を感じつつの開栓でした。

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 上立ち香はいつもの而今的な柑橘系果実がありつつ、程よく落ち着き、バニラも感じる個性的なものがそこそこに。
 含むと、割りと香りの印象通りの、インパクトとまとまりを両立したトロピカルな甘旨酸味が力強く入ってきて、結構強めの渋味と押し合いへし合いしながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やっぱりしっかり熟した感じの果実の甘旨味を芯にしつつ、熟成香は皆無ながら、渋味や苦味等も感じてなかなかに賑やかなもの、ただ全体としては不思議に嫌な感じではなく、むしろ飲み飽き無さが出てきている気も。
 後味は、苦渋をほんのりと残しつつ、酸でしっかりキレる感じ。

 而今らしい濃度やインパクトをキープしつつ、独特の複雑味と熟感をプラスした、結構飲んでいて楽しい感じになった而今でした。
 ここだけの話なのですが、実は私はこのお酒を開けた際、ついリミッターを外してしまい、一人家飲みで記憶と無くすという失態をやらかしてしまいました(翌日確認すると五合は飲んでましたね…)。
 やっぱりちょっと28BY的苦味が気になりはするのですが、ある種それもアクセントになっていたのかも…
 ただ、以前の印象と比べると、基本の飲み頃はやっぱり出荷から数ヶ月だったんじゃないかなあとも思いますね、フレッシュ感がないのはやはりちょっと寂しい。
 而今、少なくとも生酒については、早めの開栓を個人的にはオススメします。

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名称:而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 28BY
精米歩合:50%
使用米:酒未来
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):3,400円/1,800ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年01月28日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

而今 特別純米 にごりざけ生 29BY

本日の家飲み 而今 特別純米 にごりざけ生 29BY

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 先日の記事で私の正月酒を紹介しましたが、持ち込み酒5本については自分で飲んだ量が少ないしメモも取れなかったので、感想は載せません。
 対して、家族用のお酒4本については一人でも飲めましたので、これから掲載していこうと思います。
 ただ、ハッキリ行ってここ数年スペックが被っていて新しく書くネタも無いため、写真と飲んだ感想だけバーッと書いていく簡易版にしようかと…
 その代わりと言っては何ですが基本毎日更新にしますので、どうかご了承ください。

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 (昨年の感想はこちら)

 上立ち香はセメダインとガスが混じった香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと存在感のある甘酸旨味がシュワシュワと入ってきて、最後まで純度を保ったまま喉奥に流れ込んでぎます。
 味わいは、まさに大人のカルピスソーダ的な甘旨味が芯にあって、苦味的な奥深さは有りつつもマイナス要素の雑味は皆無、とにかく旨味を楽しめるのがよし。
 後味は、酸味が引き取って見事にキレます。

 シュワシュワとした、お米の味わいを伴った甘酸旨味を高純度かつ高濃度で楽しめる、甘旨系にごりの決定版というべきお酒でした。
 いやあほんと、このお酒に関しては毎年絶大な信頼を寄せているのですが、毎回信頼に応えてくれますね。
 昨年にごり酒特集なんてことをやっていて、実は今年もやるつもりなのですが、このお酒についてはまさに殿堂入りという認識です。
 而今にごり、来年も飲めることを切に願う今日このごろでした。

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名称:而今 特別純米 にごりざけ生 29BY
精米歩合:60%
使用米: 山田錦:34% 五百万石:66%
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2018年01月08日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 無濾過生 28BY

本日の家飲み 而今 特別純米 無濾過生 28BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ定番銘柄の一つ。

 而今ほどの有名銘柄ともなると、基本的に酒イベントへの露出も少なくなるようですが、最近例の「CRAFT SAKE WEEK」で、「チーム十四代の日」に参加していたようですね。
 同イベントの公式ホームページには「日本酒の魅力を知り尽くした中田英寿が全国から選んだ選りすぐりの酒蔵100蔵」として参加蔵が列挙されています。
 私の脳内データベースから漏れていたのは「大賀」「名倉山」かな…、それ以外で飲んだことが無いのは大七くらいかしら(笑)、正確にカウントはしていませんが、銘柄単位なら8割程度は当ブログでカバーできているかと。
 ということはすなわち、まあ大体「東京でも買える」有名どころということですね、それを100集めたということは素直に凄いと思いますが、私のような一般リーマンでも数少ない出張の度に「桃の里」とか「勇心」とか「清鶴」とか、素敵な銘柄と出会えているのだから、折角蔵めぐりしているならもう少しオリジナリティを出してもらってもいいような。(というか、後ろで手配しているお店が透けて見える感じが…)

 と、マニアらしくついイヤミから入ってしまいましたが、基本的にはこういうイベントで日本酒ファンを増やしてくれるのはありがたいことだと思っております。
 いわゆる日本酒業界の「パイを増やす」系のイベントでしょうからね、しかも適当に萌え系やデザイン系のラベル貼ったりするのでなく、ちゃんと「味」を伝えようとしていますし。
 ワイン派の金持ちやチューハイ派の若い衆が少しでも日本酒派になってくれれば言うことないかと。
 
 …流石に而今についてはネタ切れなので、ズレた話を語ってしまいましたが(しかも超上から目線)、そろそろお酒の話に戻ります。
 今回は定番スペックの特別純米生、五百万石の60磨きというのもいつも通りですね。
 値段もほぼ据え置きなのはありがたいところ。

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 上立ち香は中々に濃厚で程よく熟した柑橘果実の香りがそこそこに。
 含むと、程よい濃度の甘酸旨味がスルスルと入ってきて、仄かな苦味で輪郭を整えつつ、最後までその程よさを保ったまま、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いつものラインのパイン的而今味の甘酸旨があるのですが、濃度はわりと控えめで、酸の働きもあってスイスイと飲めてしまうような飲みやすさがあります。
 後味は苦酸がはっきり出てきて、力強くキレます。

 いつもの柑橘系果実の甘酸の旨味をほどほどの濃度で感じさせる、ちょっと一歩引いた感じの食中酒的な而今でした。
 而今の生でこの濃度は個人的にはちょっと物足りないかな…、これが方向性の転換なのか、いわゆる28BYの米の出来問題に由来するものなのかが分からないのが辛いところです。
 まあ而今については基本的に純吟スペックか、にごりやおりがらみの方が自分の好みであることを再認識しましたね。
 而今は、今期も後2~3スペックやる予定です。

 開栓後二日目は結構もろもろが濃くなって、なかなか良いかも。
 いや、でも苦味も増すなあ…、やっぱり甘さが細いのが私としては残念(あくまで而今としてはですが)

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名称:而今 特別純米 無濾過生 28BY
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 而今 特別純米

2017年04月22日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 大吟醸

本日の家飲み 而今 大吟醸

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ常連銘柄の一つですね、今期も何本かいただく見込みです。

 このお酒は、以前に我が家の新年&年越し酒を紹介した記事で写真をチラ見せしておきつつ、元旦に飲み切れずに後回しにしてしまったものになります。
 一応一月中には開けていたのですが、紹介はこんな時期になってしまいました…、本当、タイムラグをどうにかしないとまずいですね。
 私としては滅多に買わない高級酒なのですが、イベント時に開栓することにこだわると飲み頃を逃しそうだったので、無造作に開けております。

 スペックは山田錦を40まで削ったアル添大吟醸。
 いわゆる「出品酒」と同スペックだったかと思います(同タンクかまでは不明)。
 遮光(?)処理されたボトルに和紙ラベルと、全体的に高級感をにじませていますね。

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 上立ち香はわりと濃厚で落ち着いた果実香が意外にもそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの落ち着いた甘旨の含み香がブワッと広がって、そこに苦渋が出てくることで複雑さを出しつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます
 味わいは、而今的な旨味の背景を想起させつつ、基本的には典型的な高精白大吟醸の青リンゴ的な苦味を伴う線の細い味わい。
 後味は見事に自然に引き上げていきます。

 出品スペックということに納得感のある、上品さと飲みやすさに特化した感じの、高精白らしいお酒でした。
 口当たりの柔らかさは流石ですが、やはり出品指向的なアルコールの辛さと苦味のキレを感じるような。
 こうなると、やはり私は個性が出る純米or純吟スペックが好きなんだなあと改めて思います、値段も考えればなおさら。
 次に而今の高級スペックを家飲み機会があれば、やはり純米大吟醸にしたいと思いました。

 開栓二日目はちょっとアルコールが浮き気味で、苦味も強いような…
 やっぱり私にとっては繊細過ぎるお酒かなあ、外飲みでワイングラスで一杯というのが相応しいのかも。

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名称:而今 大吟醸
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):4,000円/720ml
お気に入り度:値段が特殊なのでつけません/9.0

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タグ: 而今 大吟醸

2017年03月24日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 にごりざけ生 28BY

本日の家飲み 而今 特別純米 にごりざけ生 28BY

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 三重県名張市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ定番銘柄の一つ。

 新年一発目は、24BY25BY26BY27BYに続き、なんと5年連続で元旦にいただいている、而今のにごり酒生としました。
 今回も数ヶ月前から入手に動いていて、ようやく家飲みできる体制を整えることができました。
 いやあやっぱりこのお酒好きなんですよ、意外と日本酒(特定名称付き)のにごり酒って、「(安物のべた甘と差別化させた)スッキリ系」のお酒や強炭酸系が多く、このお酒のように心地良い甘さをじっくり味わえるものって少ない気がしています。
 
 スペック的には、実は昨年いただいたものと使用しているお米が若干異なり、五百万石だけでなく山田錦も使っているようです。
 酒屋さん曰く、而今は最近味わいがスッキリしてきた傾向があるので、このにごりについては原点回帰して旨味をしっかり出すという蔵元さんの意向があったとのことでした。
 個人的には非常に喜ばしいお話ですね、さていかがでしょうか。

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 上立ち香はガスと米と甘さを感じるスッキリととした香りがそこそこに。
 含むと、やはりガス苦甘酸が一体となった旨味が荒々しいほどに力強く入ってきて、しかし見事なまでバランスを保ったままゆっくりと流れ込んできます。
 味わいはやっぱり大人のカルピスソーダというべき甘味と乳酸味による濃厚な旨味が厳然たる主役を演じ、ただガス感と苦味も若干強めで、意外とキリリとした感じですね。
 後味は苦味を舌先に残して、ジュワっとキレます。

 日本酒的な複雑味のあるカルピスソーダといった趣の、シュワシュワ甘旨乳酸酒でした。
 まあいつもの而今にごりラインの味わいですね、ただ若干苦味が強いような…、あまり山田錦効果はわかりませんでした。
 といいつつ、やっぱり旨味はしっかりしているので、飲んでいて心地良いのには変わりないです。
 私としては、「これでばっちり新年が始められる!」という気分になりますね。
 而今にごり、来年も是非いただきたいなあ…

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名称:而今 特別純米 にごりざけ生 28BY
精米歩合:60%
使用米: 山田錦:34% 五百万石:66%
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年01月02日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 27BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 27BY

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 三重県名張市のお酒です。
 なんだかんだで、当ブログ登場回数で1、2を争うぐらい頻繁に紹介していますね。

 先日行われた伊勢志摩サミットの影響で、三重酒に対する注目度は上がっていると思います。
 外務省ホームページの「サミットで提供された飲料等」というPDFファイルに日本酒も一覧が載っているのですが、私も三銘柄ほど最近いただいたお酒があったので、連続で紹介してみたいと思います。
 ちなみに而今は「純米吟醸 山田錦」が提供されたのことでした、やっぱり万人受けするスペックをセレクトしたのでしょうか。
 まあただ、流石に而今の場合サミットの影響はあまりないでしょうね、既に注目度MAX振りきれてますし。

 私が今回頂いたのは定番の、千本錦純米吟醸無濾過生。
 前回の紹介で書いている通り、私はこのスペックには結構縁がありますね、家飲みは多分4回目になるかと。


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 上立ち香はイメージ通りの、ベリー系果実の香りがかなり強めに。
 含むと、個性派な果実系の甘味がジュワーっと入ってきて、柔らかな酸味と仄かなガス感でキリリとした趣もだしつつ、ゆっくりと丁寧に染みこんできます。
 味わいは、やはりベリー系果実の甘旨酸味という感じで、兎に角全体のバランス・調和が素晴らしいの一言ですね、濃くて個性的なのに荒さが全く無し。
 後味は酸と、ようやく姿をチラ見せした苦味でしっかりキレます。

 何度飲んでも、その都度感動させられてしまう、そんな恐ろしさを感じるお酒でした。
 うーむ、やっぱり而今は旨いですね…、生酒の家飲みだと特に染み入ってくる気がします。
 今回も期待に応えてくれたことに、大満足の一本でした。

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名称:而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 27BY
精米歩合:55%
酒米:千本錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2016年07月02日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生 27BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生 27BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ定番銘柄で、紹介も十数回にいたっています。

 いやあ流石にこれだけ同銘柄の記事が多くなると書くネタが無くなってきましたね…(汗)。しかも今回いただくのは定番スペックの八反錦純米吟醸生。
 ただ、実は同じスペックを前回家飲みしたのは約三年前でした(24BY)、而今は(にごり以外は)あまり躍起にならずに手に入ったものをいただいているので、結構偏るんですよね。
 まあ外飲みではちょくちょく飲んでいるので、あまり久しぶりという気はしませんでした。

 詳細スペックもいつも通りですね。
 ただ、毎回気になるのですが、「無濾過生」という記載で度数16%ということは、加水はしているのでしょうか。
 飲むと全然そんな感じがしないんですよね…、而今は相変わらずオフィシャルな情報公開は壊滅的なので、詳細は謎です。

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 上立ち香はいつものパイン的而今香がそこそこに。
 含むと、芳醇フレッシュ、かつ確固たる個性のある甘旨味が力強く入ってきて、強めの酸味でしっかりと輪郭を保ちつつ、ジュワーッと染みこんできます。
 味わいは、やはりトロピカルなパイン系のいつもの而今味、芳醇かつバランスの良い感じも見事です、八反錦は比較的酸味が立つ気がしますね。
 後味はその酸味が引取り、ウソのようにしっかりとキレます。

 甘旨酸が主張する味わいの個性が揺るぎ無く確立していることを感じさせる、見事な完成度のお酒でした。
 今期もやっぱり旨いですね、そのなかでもこの八反錦の生酒は鉄板の安定感があります。
 これからも、可能ならほどほどの頻度でいただいていきたいと思いました。

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名称:而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生 27BY
精米歩合:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2016年05月18日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 にごりざけ生 27BY

本日の家飲み 而今 特別純米 にごりざけ生 27BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ定番銘柄の一つですね、登場回数は最多かも。

 2013年2014年2015年に引き続き、ついに四年連続で、元旦にこのお酒をいただくことができました。
 今年は年末新年酒の準備を一ヶ月以上前から始めていながら、それでもギリギリの入手だったため、而今の人気を改めて思い知らされたところです。
 個人的にはもはや有名銘柄をやっきになって追い続けるスタンスではないのですが、而今についてはこの「にごりざけ」だけは大好きなスペックなので、なんとしてでも一年に一回はいただきたいのです。
 (本当は「おりがらみ」も欲しかったのですが、そちらは失敗しました…)

 スペックはいつもの感じですね、ラベル記載の範囲では去年と全く同じです、それにしても五百万石であの芳醇な味わいになるのが毎度信じられません…。
 裏ラベルに開栓注意の赤文字がある通り、四合瓶は密閉栓ということもあって、最初はしっかり冷やしてゆっくり開栓することをオススメします。

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 上立ち香はガス感中心のフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、クリーミー&フレッシュな甘旨味がチリチリ感を伴いつつもトロリと入ってきて、裏方の苦味できっちりダレずに力強く染みこんできます。
 旨味はいつものカルピスソーダ的な、どこか優しさを感じさせる甘酸が主役で、やはり見事に濃厚さとバランスを保っていますね。
 後味は苦ガスで甘さをしっかり引き上げて、かつキツさ皆無でしっかりキレます。

 甘味と苦味、ガス感ととろみ、濃厚さとキレ、矛盾する要素を見事に両立させている、素晴らしい美酒でした。
 いやあやっぱり旨い!而今の完成度はもはや言うまでも無いですが、特にこのにごりは私の好みどストライクです。
 (ちなみに昨年と今年の違いとか、細かいことは私にはわかりません、あえて言うとちょっと今年のほうが甘いかも?)
 これを今年の始めもいただけたことは、本当に嬉しい限りですね…、また同時に、来年の入手可能性に一抹の不安を感じさせる一本でした。

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名称:而今 特別純米 にごりざけ生 27BY
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.9/9.0

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2016年01月04日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 八反錦火入れ 26BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 八反錦火入れ 26BY

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 三重県名張市のお酒です。
 もはや定番銘柄としか言いようがありません…

 この八反錦の純米吟醸火入れスペックは、23BY以来の家飲みとなります。
 入手方法は例によって「ふくはら酒店」さんの抽選販売ですね、ほぼ毎回申し込んで、当たった時にはありがたくいただくというのが、私の最近の而今家飲みスタイルになりつつあります。
 ちなみに出品酒も申し込んだのですが、さすがに外れました…、物によって相当倍率が違いそうな気がしますね。

 そしてスペックについてももはやネタ切れです…
 あえていうと、而今は「火入れ」表記(要冷蔵なのでたぶん一回)であって、生詰や生貯蔵の表記でないところが相変わらずきになりますね、こちらの方が生酒スペックと区別しやすいという判断なのでしょうか。

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 上立ち香は気持ち爽やかな果実香(いつもの而今香)がそこそこに。
 含むと、濃厚ながら少し落ち着いた印象の甘旨味が、華やかな含み香を伴ってグッと広がり、直後苦味に引き締められて喉奥に流れ込んできます。
 旨味はやっぱり柑橘系果実を彷彿とさせる甘酸が主役、そしていくらでも飲めるような落ち着きとバランスの良さをビンビンに感じます。
 後味は最小限の辛さも感じさせつつ、酸で引き上げる感じ。

 もはや語るまい…と思ってしまうような、而今の安定感をひしひしと感じさせるお酒でした。
 やっぱり八反錦は柑橘系の「而今らしさ」が他のお米より前に出てくる気がします、そして火入れでも結構な華やかさが残っている印象。
 これからの而今の入手可能性に、改めて一抹の不安を覚えてしまうような一本でした。

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名称:而今 純米吟醸 八反錦火入れ 26BY
精米歩合:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年09月02日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生

本日の家飲み 而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生

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 三重県名張市のお酒です。
 なんだかんだで今期(26BY)、四本目の家飲みとなりました。

 マニアには有名ですが、「酒未来」は十四代を醸す髙木酒造が自社で開発した酒造好適米です。
 髙木酒造が懇意にしている酒蔵に提供しているようで、東洋美人や写楽も酒未来を使ったお酒を醸していますね、そして而今もその一つです。
 実際に而今の酒未来が登場したのはほんの数年前で、当初から目をつけてはいたのですが、一升瓶限定で本数も少ないらしく現在まで入手できずにいました。
 しかし今回ついに!「ふくはら酒店」さんの抽選販売に当選できたため、欣喜雀躍して購入に走った次第です。

 ちなみにこちらのお酒も仙禽同様、朧酒店さんの飲み比べイベントで一杯いただいたお酒です
 ブラインドでいただいたわけですが、正直これは割とはっきりと而今だとわかりました、やっぱり存在感のある銘柄だと思いますね。

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 上立ち香は而今オンリーワンの柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、甘酸渋苦が入り混じったような、しかし上品な旨味がスルッと入ってきて、じわじわと存在感を発揮しつつ染みこんできます。
 旨味はいつもの而今らしい果実系の甘酸味が主役ですが、よりバランスが良くかつ濃厚。
 後味はその酸と、少々の苦味で力強くキレます。

 而今らしい魅力的な旨味があり、かつ五味がしっかり主張しながら綺麗な味わいという、極めて完成度の高いお酒でした。
 いやあ三年ほど待ったかいがありました、流石の旨さです。
 いつもは一升瓶開けるのに一週間以上はかけるのですが、今回は持たなかったですね。
 今後も而今のスター銘柄としての地位は揺るがないであろうと改めて感じた一本でした。

 開栓後も味わいは崩れず、むしろ一週間程度ならダレない程度に甘さが出てきて良い感じです。
 もう少しゆっくり飲めば良かったなあ…

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名称:而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生
精米歩合:50%
使用米:酒未来
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):3,400円/1,800ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2015年06月05日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 おりがらみ生 26BY

本日の家飲み 而今 特別純米 おりがらみ生 26BY

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 三重県名張市のお酒です。
 いやあ今年も結構飲んでますね。

 さて、このおりがらみは24BYをいただき、そのあまりの旨さに感銘を受けマイ殿堂入りとしたスペックです。
 まあ而今クラスになるとどのスペックも魅力は十分なので、後は好みになってくると思いますね。
 ちなみに「ふくはら酒店」さんの抽選販売で当たりました、いやあうれしい限り。

 スペック的には24BYと同じく全て五百万石使用、無濾過は確実ですが加水の有無は不明。
 いつも思うのですが、而今は五百万石は米のイメージとは全く異なる甘味を感じさせてくれるのでとても楽しみです。

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 上立ち香は而今らしい果実香にお米が混じってかなり控えめに。
 含むと、濃厚芳醇な甘旨味が力強く入り込んできたあとに、おりの苦味でこれも力強く引き締められながらじわじわと染みこんできます。
 旨味は而今らしいフレッシュながらどこか落ち着いた甘旨味で、おりによって更に濃厚に。
 後味はそのおりの苦味でキリリとキレます。

 而今らしい甘旨味と、おりの苦みが見事にせめぎ合う、力強い甘旨酒でした。
 うーん、やっぱりこの「おりがらみ」と「にごり」は而今の中でも特に大好きなスペックですね。
 いやあ、できれば来年も飲みたいなあ…

 ちなみに上澄みだけで飲んでもいつもの而今らしい芳醇さで美味しいです。
 ただ、開栓前に少し寝かせたからかほんの少しダレたような感じも。
 で、改めておりと絡めるとその苦味が見事に引き締めてくれるんですよね、これを狙ってたらまさに職人芸というか、芸術品のようなバランスだと思います。

 そして燗も結構面白いです。
 甘旨味が濃厚になってバナナ感が高まるというか…、それでいてキツくないところもグッド。
 これもありかと。

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名称:而今 特別純米 おりがらみ生 26BY
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
お気に入り度:8.9/9.0

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2015年05月07日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 山田錦 無濾過生 26BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 山田錦 無濾過生

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 三重県名張市のお酒です。
 言わずと知れた実力派銘柄で、当ブログの掲載回数もトップクラス。

 重要イベント持ち込み酒第二弾です、まあ鉄板ですね。
 当ブログでも類似スペックの24BYのお酒をすでに紹介しています。
 花陽浴は花陽浴らしい八反錦48をセレクトしたので、而今は万人向けの山田錦を選びました。

 スペック的にも鉄板といえる山田錦の50磨き、無濾過生です。
 しかし、個人的には加水の有無が気になりますね。
 「原酒」の記載がなく度数も低めなので、しているようにも思えるのですが味わいはばっちり芳醇ですし…、正直判断つきません。


 上立ち香はいつもの爽やかで甘い果実香がほどほどに。
 含むと、芳醇フレッシュな甘酸味が力強くかつ自然に入ってきて、その酸味でしっかりと輪郭を整えながら染みこんできます。
 旨味は、例年の而今の山田錦の枠から外れない、甘味が主役ながら裏に複雑な味わいをのぞかせる味わい。
 ただ、やはり火入れよりは素直にフレッシュな甘酸が楽しめる感じですね。
 後味は若干の苦味がしれっと出てきて見事にキレます。

 今年の而今も期待できると、ばっちり思わせてくれた完成度の、芳醇フレッシュ甘酸旨酒でした。
 個人的なイメージでは、個性的な味わいで「而今らしさ」を強く感じる八反錦・千本錦に対し、山田錦は万人受けするクセのない旨味があると思います。
 今回は自分意外にも飲んでもらうことを想定していたので、このセレクトは正解だったと思えますね。
 而今はやっぱり今後もちょくちょく頂きたいものです。

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名称:而今 純米吟醸 山田錦 無濾過生
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):3,400円/1,800ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2015年04月26日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(プチ感想)而今 大吟醸

名称:而今 大吟醸
飲んだ場所:駿河屋賀兵衛(するがやかへい) マーチエキュート神田万世橋店

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 まあある意味意外性は全くない、而今です。
 味わいについても「とにかく旨かった」としか言いようがありません、而今が素直に高精白になって、さらに上品かつやさしい口当たりになった感じ。
 そして流石にこのクラスになるとアルコールのキツさは皆無、お見事な完成度でした。

 で、むしろ今回書きたかったのは飲んだお店「駿河屋賀兵衛」のことについてだったりします。
 こちらは秋葉原の神田万世橋内部に最近できた商業施設「マーチエキュート」内のお店で、「塩辛専門店」を謳っているのですが、日本酒の品揃えがなかなかすごいのです。
 まあこの而今大吟醸を置いている時点で推して知るべしとも言えましょうか…、プレミア価格でもなかったですし。

 というわけで、これから外飲みプチ感想では数回にわたりこちらで頂いたお酒を紹介する予定です。
 実はぼやぼやしているあいだにNOMOOにお店の紹介記事を出されてしまい、「げ、先を越された」と思ったのですが、肝心の日本酒についてあんま触れていなかったので、補足的な感じで書こうかと。

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2015年03月13日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 にごりざけ生 26BY

本日の家飲み 而今 特別純米 にごりざけ生 26BY

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 あけましておめでとうございます。
 大晦日に引き続き、元旦にセレクトした厳選日本酒をご紹介します。
 いただいたのは言わずと知れた三重県名張の銘酒、而今です。

 実は私は去年も一昨年も同じこのにごりざけを元旦にいただいております。
 三年連続でこのお酒を準備できたのには感謝感激ですね…、もはやこのお酒が無いことには新年を迎えられないというレベル。

 そしてもはやあまりこのお酒について語ることもなくなってきております。
 ネタを探して去年の自分の記事を見てみると、同じ四合瓶でも裏レベルの記載情報がちょっと違いますね。
 今年は開栓関連の注意書きも裏ラベル一枚に書いてある分、酵母の種類や酸度などの情報が省略されてしまっており、少し寂しい気もします。
 後は、何気に西暦のBY表記があったり、名称のローマ字読みがあったり、今年は微妙にマイナーチェンジがありますね、外国の方が飲む場合も意識したのでしょうか…

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 注ぐとビールほどではないにせよ、それに近いレベルでシュワシュワ泡が立ちます。
 にごり方もかなり濃い感じですが、ドロドロまで行かずに全体はあくまでシュワシュワ。

 上立ち香はガス混じりのお米の香りがそこそこに。
 含むと、強めのガス感と共に心地よい甘さ、そして新酒らしい苦味がグッと入ってきます。
 旨味はやっぱりカルピスソーダを思わせる、しっかりとした甘味と酸が主役のオンリーワンな味わい。
 後味はそのガスと苦味でバッチリキレます。

 甘味が主役ながらきっちり苦酸味でバランスを取る、ありそうでない完成度の高いにごりざけでした。
 にごり酒は甘々な感じになるか、苦酸味メインになるかの一辺倒になりがちなのですが、而今のにごりは毎回本当に良いバランスを示してくれますね…
 ただ、ちょっとセメダイン系の若い感じもするので、このお酒を飲むと寝かせたくなる人も多そうです。
 本当は3本ぐらい調達して半年、一年ぐらいズラしていただきたいぐらいですが…、ちょっと贅沢過ぎな願望かな。
 ともあれ、而今のにごりは来年も是非頂きたいと思います。

 いやあ、やっぱり元旦からこういう旨い酒を飲むと、一年に強く希望が持ててきます。
 実は上の感想を含め、去年もほぼ同じことを感じていました。
 来年も無事に、日本酒を心から楽しめる正月を迎えたいものです。

 そして、本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。

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(参考)「日本酒感想日記」さんの同スペックの記事

名称:而今 特別純米 にごりざけ生 26BY
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2015年01月01日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 九号酵母 火入れ 25BY

本日の家飲み 而今 特別純米 九号酵母 火入れ

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 三重県名張市のお酒です。
 言わずと知れたお酒ですね、当ブログでも取り上げた回数の多い銘柄の一つです。

 相も変わらず入手の難しいお酒ではありますが、今回珍しく「ふくはら酒店」さんの抽選販売で一升瓶が当たったので購入しました。
 こちらのふくはら酒店さん曰く「而今は普通に売っていたら決まった人がいつも買っていってしまうので、色んな人に飲んで貰うため抽選販売にした」とのこと。
 入手困難銘柄の扱いは難しいものですが、転売を防ぐという意味でもこういった形でしっかりと売ってくれるとありがたいところです。

 さて、こちらは五百万石と山田錦を使用した、而今の定番スペックという感じの一本です。
 火入れは一回らしいのですが、加水の有無は不明。
 原酒という記載が無いしお値段安いし16度なので、しているのかなあ…。

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 上立ち香は而今らしい完熟果実の甘くさわやかな香りがそこそこに。
 含むと、甘辛酸渋をそれぞれ濃厚に感じるような旨みが力強く入ってきて、酸辛でしっかりと輪郭を保ったまま染みこんできます。
 旨味はやはり、而今の中では良く言えば落ち着いてバランスが良く、悪く言えば地味な印象。
 ただもちろん而今の中での話なので、十分な濃度の存在感がありますね。
 後味はやはり酸辛でキリリとキレます。

 而今の華やかさを備えつつ、いかにも晩酌に向きそうな落ち着きもあるお酒でした。
 而今の定番スペックとして納得感のある完成度です。
 今回一升瓶を買ったので本当は燗も含め色々と試そうと思っていたのですが、気づかないうちにあれよあれよと飲んでしまい、別れを惜しむはめになってしまいました。
 まさにそんなお酒です。
 生に比べるとちょっと物足りない感もありますが、而今の安定感をひしひしと感じた一本でした。

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名称:而今 特別純米 九号酵母 火入れ
精米歩合:60%
酒米:五百万石 山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):2,600円/1,800ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 而今 特別純米

2014年11月24日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 25BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生

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 三重県名張市の而今です。
 このブログでは常連ですね。

 而今は十四代・飛露喜に次ぐ入手困難銘柄といえるでしょう、私も基本抽選販売やセット販売で購入している感じです。
 にごりや八反錦など四合瓶があるものはちょくちょく飲めていますが、酒未来や愛山など一升瓶限定で数が少ないものについては、未だ家飲みできていません。
 まあそこらへんは外で飲めば良いと言ってしまえばそれまでですが、やっぱりじっくり飲んでみたいと思うのが呑兵衛のサガでして…、いつか欲しいなあ。

 今回は比較的入手しやすいと思われるピンクラベルの千本錦無濾過生です。
 このスペックは私が初めて家飲みした而今であり、たまたま3年連続で買えたこともあってなんとなくなじみ深い印象があります。
 細かい数字も前回とほぼ同じのようですが、味わいはいかがでしょうか。

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 上立ち香はいつもよりちょっとフレッシュな感じの、果実香がそこそこに。
 含むと、いつもの而今らしい濃厚な甘旨味が、調度良い程度のフレッシュさと酸味に寄り添われつつ、ゆっくりとしかし粘り強く広がっていきます。
 旨味は、思った以上にしっかりした甘味が主役で、ラベルのイメージ通りベリー系というか、濃厚さを酸味がしっかり引き取る感じ。
 後味は、もういうこと無いぐらいに綺麗にキレます。

 芳醇フレッシュな甘味を程よく酸味がつつむ、「而今らしさ」を素直に楽しめる一本でした。
 うーん、正直コメントはネタ切れ感がありますが、去年飲んだ同スペックより甘旨味が太く自分好みに感じました。
 ただこれは酒質の変化なのか、自分の体調の変化なのかはわかりません…。
 まあ一つ言えるのは、而今は安定して旨いということですね。 

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名称:而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:千本錦
アルコール度:16.5%
酵母:自社酵母
日本酒度:+-0
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社(三重県名張市)
製造年月:2014/1(25BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2014年03月26日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

而今 特別純米 九号酵母 無濾過生

本日の家飲み 而今 特別純米 九号酵母 無濾過生

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 泣く子も黙る而今です。
 このスペックは家では初飲み。

 而今は通常使用米を肩ラベルに大きく記載しますが、これは「九号酵母」と使用酵母を出しています。
 しかし裏ラベルには「自社酵母」としか記載がありませんね、ちょっと前までは「自社9号」とよく書かれていたような気もするのですが…。
 ここらへんは少し不思議ですが、恐らく毎年試行錯誤していることが関係しているのでしょう。

 使用米は五百万石ですね、これは先日頂いたにごりと同じです。

 上立ち香は程よくフレッシュで甘さを感じる吟醸香が強めに。
 含むと、少しピリッとする程度のガス感がありつつ、やはり甘旨味は非常に濃厚で力強く広がっていきます。
 旨味は而今らしい、フレッシュパインを感じる旨甘酸味が中心ですが、比較的渋味も強くキリッとした印象が強いです。
といいつつ、旨味の濃度がとにかく濃いので、新酒っぽいクセがほとんど感じられないところは流石の一言。
 後味はそのスッキリ感のまま、文句無しにキレます。

 新酒らしい魅力の部分を比較的強く感じられた而今でした。
 而今も何度もブログで紹介して、私のボキャはそろそろネタ切れ感がありますが、本当、毎回飽きない美味しさがあります。
 相変わらず入手は困難ですが、まだまだ飲めるときには飲んでいきたい銘柄です。

 なお個人的には、温度が上がってくると渋味がちょっと強まってバランスが少し崩れるように感じました。
 これに関しては冷やしたほうが好きかな。

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名称:而今 特別純米 九号酵母 無濾過生
製法情報:無濾過生酒
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:16.5%
酵母:9号酵母(自社酵母)
日本酒度:+1
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社(三重県名張市)
製造年月:2013/12(25BY)
購入価格(税込):1,365円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2014年02月07日 三重の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

而今 特別純米 にごりざけ生 25BY

本日の家飲み 而今 特別純米 にごりざけ生 25BY

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 明けましておめでとうございます。
 年末はバタバタとして、しばらく更新をサボってしまったので、真っ先に元旦に頂いたお酒を取り上げたいと思います。

 セレクトしたのはいわずと知れた三重県名張の銘酒、而今です。
 実は去年も新年一発目はこの而今のにごりでした。
 今回も酒屋さんのご厚意で大好きなこのスペックを入手できたので、ありがたくいただいた次第です。

 入手したのは11月なので、一ヶ月ほど家の冷蔵庫で寝かしたことになりますね。
 いつもどおり開栓時はプシュッという程度で噴出さず、注ぐと少しあわ立つ程度。
 滓をしっかりと絡ませると、かなりの白濁具合です。

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 上立ち香はクリーミーな印象のあるお米の香がそこそこに。
 含むと粉っぽさはほぼなく、ガスによるフレッシュ感と熟したような芳醇な甘旨味が見事にあわさりながら、力強く染み込んできます。
 旨味はいつもの而今らしい果実の甘味と米の甘旨味が混じったようで、とにかく濃厚ながらダレた感じは皆無。
 いやあこれは旨い…、去年以上に濃厚な印象があり非常に充実感があります。
 後味はガス感とともに極小というかまさに必要最小限の苦味が引き取りしっかりキレます。

 にごりざけの魅力を凝縮し、弱点を極限まで排した理想系のようなお酒でした。
 通常にごりざけは濃厚さはあっても甘ダレるか逆に甘味を縮めてしまうかという二極になりがちですが、このお酒は見事に魅力を両立しています。
 やはり而今のにごりは個人的にはにごりざけの中でダントツに好きですね。
 一ヶ月寝かせた事もプラスに働いたような。
 而今のにごり、何としてでも来年も頂きたいと思いました。

 いやあ、「而今」の語義からはちょっと離れてしまいますが、新年一発目にこんな旨酒を飲めると、今年も良い一年になりそうな気分になりますね。
 一杯で幸せを感じさせてくれる日本酒の世界に、今年も耽溺してしまいそうです。

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名称:而今 特別純米 にごりざけ生
製法情報:生酒 にごりざけ
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:16.5%
酵母:三重MK1
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社(三重県名張市)
製造年月:2013/11(25BY)
購入価格(税込):1,365円/720ml
お気に入り度:9.0/9.0

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2014年01月01日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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