鏡野 純米大吟醸 限定おり酒 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 鏡野 純米大吟醸 限定おり酒 無濾過生原酒 29BY

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 高知県香美市(かみし)のお酒です。
 同蔵の他ブランド「文佳人」も併せると、結構な回数家飲みしていますね。

 こちらは前いただいた「純米おりがらみ」同様、伊勢元酒店さんで購入しました。
 同店の店長さんはとにかく「おり」が絡んだお酒が好きらしく、色々な蔵に、おり引き前のお酒を瓶詰してもらっているそうです。
 このお酒もその一つなのですが、まず驚愕すべきはそのお値段。
 何と山田錦の精米歩合40%無濾過生原酒で税抜一升3,000円ポッキリ!多少知識がある人なら目ん玉が飛び出るレベルですね。
 もちろんスペックだけで味は分かりませんが、銘柄も信頼できるわけですし、これは買っちゃいますわ…

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 そして見てくださいこのおりの量を!
 いやあ穢れの無い白という感じですね、美しい…
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 上立ち香は…あれ意外にもガスの薄い香りしか感じないような。(開栓直後だからかも)
 含むと、準スパーリング的な強さのガス感を伴った旨味がシュワシュワと入ってきて、時間差でおり由来のクリーミーさも徐々に出てくる、かつてない印象の口当たりな感じ。
 味わいは、クリアな酸が全体を引き締めながらも、おり由来の米の旨味、ほんのりと上品な甘味も感じる、甘さ控えめのカルピスソーダといった趣。
 後味は高知酒らしく、力強くもキツさのない見事なキレを見せてくれます。

 開栓直後は明らかに固いって感じですね、硬度的にガチガチなお酒のような雰囲気。
 ちなみに上澄みだけだと辛さ・スッキリさが割とハッキリ立って、個人的には物足りないのですが、好きな人は好きでしょう。

 で、開栓後日が経つごとに予想通りどんどん良くなってきました。
 ある意味素直な方向で、高精白らしい上品さとオリのミルキーさが非常に良い感じで両立してくれますね。
 例によって冷やし過ぎない方が良い感じで、割と適当に飲める上品なお酒という貴重なカテゴリーに入るお酒かと思います。

 アリサワ蔵および高知酒への信頼をまた一層高めてくれた一本でした、今後も定期的にやりたいところです。

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名称:鏡野 純米大吟醸 限定おり酒 無濾過生原酒 29BY
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:+5
蔵元情報:株式会社アリサワ
購入価格(税抜):3,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年10月05日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鳩正宗 純米大吟醸 華想い45 一回火入れ

家飲み記録 鳩正宗 純米大吟醸 華想い45 一回火入れ

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 青森県十和田市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは有ったような無かったような…(呆)

 鳩正宗の名前は結構前から知ってはいました、数年前は「Future4」などというどこかで聞いたような企画を、田酒等と共にやっていたような記憶があります(これは自然解散したのかな…)。
 しばらくは購入機会が無かったのですが、いつもお世話になっている「矢島酒店」さんが取り扱いを始めたことから、再び注目しておりました。
 矢島酒店さんを初め最前線の地酒屋さんは、新規取り扱い銘柄追加のペースが非常に速いですからね…、ついていくだけでも結構大変だと思ったり。

 スペックは記載通り、青森の酒米「華思い」を半分以上削った純米大吟醸、火入れになります。
 (裏ラベルに一回火入れと明記されているのは有難い限り)
 初家飲み銘柄ということで、どうせなら地元重視、かつインパクトのありそうなスペックということでセレクトしました。

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 上立ち香は程よく熟した洋梨的な香りが意外と控えめに。
 含むと、しっかりと味の乗った芳醇な甘旨味がトロリと入ってきて、そこそこの渋味が裏方で奥深さを加えつつ、ゆっくりと流れ込んできます。
 味わいは、熟成香は皆無ながらも素直に熟して糖度が上がった感じの洋梨的旨味が主役、渋味・苦味・辛さも結構感じるのですが、甘旨味としっかりバランスが取れていて飲み辛さはちゃんと抑えられている印象。
 後味は辛さメインで引き取って、割としっかりキレます。
 
 口当たりの柔らかさと、味わいの豊かさが非常に心地よい、程よく熟したハイレベルな高精白酒でした。
 苦味は大吟醸的ながら、全体的にキレイなんですよ、これは伝統的な火入れ大吟醸と共通する部分を持ちつつ一線を画しているかと。
 特に上立ち香を抑えて、含み香には落ち着きとある種の華やかさを両立させている感じは魅力的です。
 また、落ち着きはありつつ火入れのマイナス要素ないですね~、そうとう丁寧な火入れの仕方をしてるんじゃないでしょうか。
 いやあ、鳩正宗にすこぶる好印象を与えてくれた一本でした、近いうちにまたやりたいですね。



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名称:鳩正宗 純米大吟醸 華想い45 一回火入れ
精米歩合:45%
使用米:華想い
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:鳩正宗株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年09月27日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

百楽門 純米大吟醸 中汲み生原酒 29BY

家飲み記録 百楽門 純米大吟醸 中汲み生原酒 29BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 ブログでは5回目の登場ですね。

 私のお気に入り銘柄であるこの百楽門が、28BYは杜氏さんの体調不良により休造、29BYから蔵元杜氏が醸す新体制となったことは、前回の記事でも書きました
 おそらく杜氏さんの高齢化問題は今現在日本全国の酒蔵で顕在化してきているものなのだろうと思います。
 その中で、「蔵元杜氏への移行」っていうのは今の流れにも即していることですし、非常に有力な選択肢なんじゃないでしょうか。
 実際、一年の休造だけで復活してくれたのは、ファンとしてはありがたい限りです…

 今回いただくものは雄町の50磨きの中汲み、27BYは当ブログでは珍しく2本買ってしまったスペックです
 そうなるとやっぱり以前との味わいの違いに焦点を当てて飲んでしまいますね…
 スペック相応ではありますが、お値段もちょっとお高め。

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 上立ち香はバニラとセメダインを感じる濃いめの香りがそこそこに。
 含むと、割と複雑味を纏った濃厚な甘旨味がググっと力強く入ってきて、結構存在感のある渋味で引き締まりを保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、うーん甘渋という感じの独特なバランスで、ほどほど落ち着いた雰囲気ですね、濃さに加えてなんとなく粉っぽさも感じるような…、ただバランスは取れているので飲み飽き無さもある感じ。
 後味は、苦渋が引き取る形でガッツリ引き上げます。

 密度の高い甘味と渋味がガッツリと絡み合う、透明度低めの複雑系飲み応え満載酒でした。
 十分楽しく飲めるのですが、やはりこのスペック、この値段なら以前のような雑味の無さが欲しいかな…、あと個人的にはもっと甘くて良し(ワンパターンですが)。
 正直なところ、流石にいきなり前杜氏と同じレベルには行かないんだろうなあという印象でした、まあある意味当たり前ですね。
 ともあれ百楽門、今後に期待するとともに、応援していきたいと思います。

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名称:百楽門 純米大吟醸 中汲み生原酒 29BY
精米歩合:50%
使用米:雄町
アルコール度:16~17%
日本酒度:+-0前後
蔵元情報:葛城酒造株式会社
購入価格(税抜):1,850円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年09月09日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 おりがらみ 29BY

家飲み記録 花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 おりがらみ 29BY 

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 もはや不動の当ブログ最多登場銘柄ですね。
 
 レマコムの冷蔵庫を買ってしまうような周りの日本酒マニアを見ると、大体の人が結構積極的に自家熟成をやっている気がします。
 が、私は基本的にはあまり自家熟成はやらない派です。
 生熟系は好きですし、いわゆる垂直飲みも試してみたい気も強いのですが、やっぱりダメにしちゃうのが怖いんですよね…
 そんなわけで、花陽浴は数十本飲んでいながら、多分一回も半年以上寝かせたことがない気がします、それもファンの姿勢としてどうかという気もするんですけどね。
 
 さて、スペック的にはいつもの美山錦48磨き、昨年もおりがらみじゃない方のバージョンをいただいていますね
 製造年月は2月で、開けたのは5月末なので、今回はそこそこ寝かせてからの開栓となっています。
 それによる変化に意識を向けつつ、いただきます。

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 上立ち香はうーんパイナップル、若干おり由来の粉的な雰囲気もある香りが華やかに。
 含むと、やはり華やか&濃厚な甘旨味がやはり柔らかな口当たりで入ってきて、酸味でしっかりと引き締まりも保ちつつ、最後までしっかりとまとまったままゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、まあいつものアルコール入りパイナップルジュースですねそれも濁ってる系、少々熟した感じが出てきた関係で蜜感が増してますね、いつも以上に甘酸っぱいといいますか、リンゴ酢寄りといいますか、でもキツくはないです。
 後味は、酸がメインを張りつつも、やっぱり自然に引き上げてくれます。

 いつもの華やかな甘旨味に、おり由来の濃度、若干の酸っぱさを添えたような、
 前述の事情によりあまり詳しくないのですが、花陽浴は熟してくると結構果実酢感が出てきますね、おりの働きもあるかも。
 これがさらに進むと亀泉CEL24、そして行き着くところまで行ってしまうと三芳菊ワイルドサイドになる予感はします(そこまで行くと個人的には苦手)。
 とはいえ、今回は過熟にならず花陽浴の変わらない魅力を味あわせてくれました、やはり今後も追っていきたいですね。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの類似スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-172.html

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名称:花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 おりがらみ 29BY
精米歩合:48%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年09月07日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

栄光冨士 「煌凛」 純米大吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 栄光冨士 「煌凛(こうりん)」 純米大吟醸 無濾過生原酒

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 たかちよと並ぶ、当ブログ定番銘柄ですね。

 前回の記事で書きましたが、栄光冨士もたかちよ同様新商品の連発振りが目に付く銘柄だと思います。
 純米大吟醸の酒米違いシリーズも結構種類がある上に、闇鳴秋水、威吹、サバイバル、プラチナ、森のくまさんなどなど、一貫性が無くて列挙するとわけがわからなくなる名称の(笑)限定品が大量にありますし。
 最近だと「アスタリスク」という辛口を売りにした商品を出したと思ったら、今年も辛口系として「火輪(かりん)」というやつが出てきてるんですよね…、もはや何が何だか。
 
 で、今回いただくのは、確か昨年に初登場したもので、山形の代表的酒米である出羽燦々を50まで削ったギリギリ純米大吟醸。
 裏ラベルには相変わらずびっしりとスペック等の情報があって有難いのですね。
 ただ、通常の純大シリーズとの違いなど、コンセプトに関することがよくわからないのは気になるところかも。

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 上立ち香は甘く濃厚なパインっぽい香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚でインパクトの有る甘旨味がグワッと入ってきて、そこそこの酸味と、裏にガッツリある苦味で引き締められつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、少々煮詰めた完熟パイン的な超高濃度の甘酸旨味が厳然たる主役、雑味的な苦渋は確かにあるのですが、甘旨の存在感がそれを拭い去るレベルの存在感を放ちます。
 後味は少々の渋みを口中に残しつつも酸味が強引に引き取る形でキレます。

 暴力的なほどの濃度ながらも魅力的な甘味が最初から最後まで存在感をアピールする、直球勝負の芳醇甘旨酒でした。
 若干暴論ですが、甘旨味の心地良さは而今花陽浴レベルだと思うんですよね~
 といいつつ、まあ比べると明らかに重くて荒い感じではあるので流石に飲み疲れ感はあると思います、いやあやっぱり好き嫌いが分かれるのもわかる味わいですね。
 個人的にはやっぱり地酒は個性あってこそだと思っておるので、栄光冨士はその意味で非常に魅力的な銘柄だと、今回改めて感じました。

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名称:栄光冨士 「煌凛」 純米大吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:50%
使用米:出羽燦々
アルコール度:16.3%
日本酒度:+-0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,790円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年08月30日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 さけ武蔵 29BY

家飲み記録 花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 さけ武蔵 29BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ定番銘柄。

 埼玉県の酒米である「さけ武蔵」利用の花陽浴としては、当ブログでは昨年の同スペックや、蔵開き限定の「アビノミクス」を紹介済みです(ちなみにブログ開始前にも一本飲んでます)。
 そちらでも書いてあるのですが、他のお米シリーズと違い、さけ武蔵の花陽浴には実は結構な苦手意識がありました。
 分かりやすい甘酸味だけでなく、いろいろと複雑な味わいを感じるんですよね、それが一種雑味・不純物のように思えていたふしがあります。
 ただ、実は最近その苦手意識も無くなりつつありまして、その理由を考えたところ、蔵の造りが変わってきたのか、お米の品質が上がってきたのか、私の好みが変わってきたのか、なかなか断言できない感じだったりします(全部かも)。
 どちらにしろ、苦手意識を持っていたお酒を久しぶりに飲んだら旨かったなんてことはざらにあるので、日本酒を飲むときにはあまり先入観に凝り固まらないようにした方が良いのでしょうね。
 
 精米歩合は花陽浴純大スタンダードの48、4月に買って5月開栓なので、ほぼ即開けです。

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 注ぐと、これが結構しっかり濁ってますね、通常のおりがらみスペック以上かも。

 上立ち香は、いつものパイン的花陽浴香が若干落ち着いて、ちょっと粉っぽさが混じった感じの香りが強めに。
 含むと、やはり派手さのある高濃度の甘旨味が、しかしどことなく落ち着きのある感じで入ってきて、最後まで存在感を保ちつつも、柔らかさもある口当たりでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりパイン的な甘酸旨味が中心にありつつも、いつもより甘味が一歩だけ引いた感じで、心地良い熟感とほんのりとある苦味・渋味で奥深さ・複雑味も加えられている印象。
 後味は、酸苦渋が引き取る形ながら、やっぱりキツさを抑えて引き上げてくれます。

 バッチリ香り高い華やかな甘旨味と、苦渋を含めた奥深さが上手いこと融合した、個性派芳醇酒でした。
 何と言いますか、いつもは華やかな「花陽浴らしさ」が、ちょっと複雑かつ大人びたような印象ですね。
 ちなみに苦渋、特に苦味はしっかりキツくない感じながらはっきり現れているので、やっぱり苦手な人は苦手かもしれません、私もやっぱり昔に比べて日本酒飲み慣れてますから、その辺りには逆に鈍感になっているかも。
 ともかく、私にとっては昨年以上に好印象でした、来年以降も楽しみなスペックです。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-198.html

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名称:花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 さけ武蔵 29BY 
精米歩合:48%
使用米:さけ武蔵
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年08月19日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 越後五百万石

家飲み記録 花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 越後五百万石

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 当ブログ掲載回数トップをひた走る定番銘柄ですね。

 花陽浴のラインナップの中で、この「五百万石」利用のスペックは、確か昨年(28BY)が初登場だったと思います。
 その時は新登場ということもあって売り切れも早く、私も見事に買い逃してしまいました…(まあ外飲みはしたのですが)
 そのこと自体は最初はそんなに気にしていないつもりだったのですが、いざ今年発売時期が迫ってみると、花陽浴で自分が飲んでいないスペックがあることがどうにも我慢ならず、万難を排して入手した次第です。

 スペックは五百万石を、他の純大スペック同様48%までと、かなり磨いています。
 ラベルは最近のギンギラバージョンですね、見た目的にはついメロンを想起してしまいますが、さていかがでしょうか。


 上立ち香はいつもの花陽浴の香りを少し地味にしたような、麹と果実の両方を感じる香りが強めに。
 含むと、結構パンチのある旨味がググっと入ってきて、ほどほどの酸と強めの苦味でギッチリと引き締められつつも、結構滑らかなまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘・酸・苦がせめぎ合いつつも、ちょい苦味が優勢になる感じの、皮混じりの果実的旨味に、花陽浴特有の熟れ過ぎパイン的な含み香が絡み合ってなかなか独特な雰囲気。
 後味は苦酸が引き取るのですが、キツさがあまり無いのは良いですね。

 いつもの花陽浴から甘さをぐっと引いて、苦味をちょい足しした感じの、含み香の華やかなと飲み飽き無さを両立させたお酒でした。
 やっぱり甘味控えめな分花陽浴らしさ的には物足りないのですが、何となくやりたいことはわかるお酒ですね。
 先入観なしなら、この華やかな雰囲気と、独特の引き締まり感を両立させた感じはなかなか面白いかと。
 逆にいうと、やっぱり普通の花陽浴ファンからするとちょっと肩透かし感or苦手意識を感じるお酒かもしれません。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-194.html

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名称:花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 越後五百万石
精米歩合:48%
使用米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,666円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年08月07日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 八反錦 29BY

家飲み記録 花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 八反錦 29BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 風の森と双璧をなす、当ブログ定番銘柄。

 超お気に入り銘柄の花陽浴の中でも、この八反錦48純大には特別な思い入れがあります。
 当ブログの「マイ殿堂入り」に入れているのがこのスペックですし、以前には私の「一生に一度の重大イベント」への持ち込み酒としてセレクトしております。
 まあ言ってしまうとそのイベントは自分の結婚披露宴なんですけどね…(3年前)、我ながら思い切ったことをやったなあとしみじみ思いだされます(出席者は喜んでくれました)。
 ちなみに花陽浴以外の持ち込み酒は、而今山田錦純吟生十四代山田錦大吟醸純米醸造を選んでおります。

 閑話休題、スペックについては、まあいつもの八反錦48磨き無濾過生原酒雫酒。
 おりがらみではない普通のバージョンです。
 
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 上立ち香はトロピカルフレッシュないつもの果実香がそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの芳醇な甘旨味が、インパクトはありつつも滑らかな口当たりで入ってきて、酸と苦味で輪郭をしっかり整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、若干皮混じりのパインジュース的な、甘酸苦が溶け合った感じでバランスをしっかり保った上品なもので、旨味の満足感を与えつつもついつい飲み進めてしまう感じですね。
 後味は、酸苦が引き取りつつ、極めて自然に引き上げていきます。

 ザ・花陽浴!といった趣きの、極めて華やかながらも純度の高い、芳醇甘酸後味スッキリ酒でした。
 いやあやっぱりこのスペックは好きですね~、例えば私が花陽浴初心者に進めるならまずこれかなあ(美山錦48と迷うところですが)。
 このお酒だけを飲むときより、他のお酒と同時に飲むと、芯の濃度の高さが良くわかりますね。
 しかしやっぱり好みは分かれる味わいではあると思います、もしこのスペックを一度飲んで「自分には合わないなあ」と思ったら無理せず銘柄自体と距離を置いて良いかと…(その分は他の花陽浴スキーが群がって消費すると思いますし)
 花陽浴は今後も当然のように追っていきたいと思います。

 ちなみに開栓後一週間ぐらい経っても、ちょっと苦味が立つ程度で十分バランスは保ってますね。
 やっぱり開栓直後が好みではありますが、少なくともこのスペックは割と強いお酒だと私は感じました。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-164.html

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名称:花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 八反錦 29BY
精米歩合:48%
使用米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2018年07月02日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

三十六人衆 純米大吟醸 あらばしり生酒

家飲み記録 三十六人衆 純米大吟醸 あらばしり生酒

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 山形県酒田市のお酒です。
 外飲みは経験ありますが、家飲みは初めてですね。

 同蔵の造る日本酒はこの三十六人衆と「菊勇」の2ブランドのようですね、ホームページがブランドごとに分かれているというのは珍しい。
 「三十六人衆」というなかなかインパクトのある名前の由来は、奥州藤原氏の家臣を源流とする、長い間酒田の自治を担った、36人の商人からなる組織を指すようです。
 いやあ地元愛、プライドを感じるネーミングですね、箔押しラベルもなかなかの迫力。

 スペックはなんと山田錦を40まで磨いた贅沢なあらばしり生酒となっています、度数は15度なので加水はしているでしょうね。
 お値段もちょいお高めの1,800円ですが、これはむしろ完全に割安と言えるでしょう。
 1月出荷3月開栓です。

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 上立ち香は華やかながらもちょっと落ち着きのあるリンゴ系の香りが気持ち強めに。
 含むと、滑らかな印象の甘旨味がスルスルと入ってきて、尻上がりにでてくる苦味でしっかりと輪郭を整えつつ、最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさにフレッシュリンゴ的な吟醸酒的典型的甘旨味が主役、酸味は抑えられ引き締め役は苦味が担うのですが、キツい感じではなく、しっかりバランスが取られている印象。
 後味は苦味が引き取って見事にキレます。

 高精白吟醸酒の魅力をド直球で楽しませてくれる、お値段以上の高級感のある芳醇甘旨酒でした。
 やっぱりこういうお酒は開栓まで二ヶ月程度でも結構熟感が出てきますね(まあもしかしたら最初からなのかもしれませんが)、本当は出荷直後に飲むべくお酒なのでしょう。
 とはいえ、何だかんだで私のストライクゾーンですこれは、ちゃんと甘旨味が香に負けていないところがポイントかと。
 飛び出た個性はあまり感じなかったのですが、多分狙い通りに造られたのだろうと思わせてくれました。
 三十六人衆、また機会があればいただきたいと思います。

 なお、開栓後3日ぐらいで格段に苦渋が出てきちゃいました…
 これは早飲み推奨でしょう、そんなところも典型的高精白生って感じです。

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名称:三十六人衆 純米大吟醸 あらばしり生酒
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:菊勇株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年06月30日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ちえびじん 純米大吟醸 彗星 おりがらみ生酒

家飲み記録 ちえびじん 純米大吟醸 彗星 おりがらみ生酒

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 大分県杵築市のお酒です。
 ブログでの紹介は7本目、1年に1本を超えるペースで飲んでいますね。

 先日日誌係さんが書かれていましたが、最近は北海道産米を使う道外の酒蔵が増えているようです。
 確かに、代表的な道産酒米「吟風」「きたしずく」そしてこの「彗星」については、東西を問わず結構見る気がしますね、ただ当ブログではまだ寿喜心の吟風ぐらいしか登場していませんでした、今後ちょっと意識してみようかしら。
 しかし、わざわざ北海道から大分までの入手ルートを確保するって、結構コストや手間かかってますよね…、やはり今後良質な米の争奪戦が激化するであろうことを見越した戦略なんでしょうか。
 
 さて、スペックはその彗星を48%までとかなり削った純米大吟醸生で、お値段も税抜1,800とちょいお高め。
 ラベルの見た目は特徴的ですね~、いつもの洒落た雰囲気とはまた違ったインパクトがあります。
 12月出荷ですし、正月中に飲むべきもののような気がしますが(見た目的に)、若干遅れて2月末開栓。

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 注ぐと、わりと濃く白濁していますね。

 上立ち香は濃い目の甘さとおり由来のセメダイン風味が混じった香りがそこそこに。
 含むと、やはりおりがらみならではの濃さのある甘酸旨味が、非常に滑らかな口当たりで入ってきて、おり由来の柔らかな苦味で輪郭を保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘酸苦が極めて良いバランスで拮抗して、おりがらみの存在感と荒さを全く感じない上品さを兼ね備えた、濃厚ながらもガンガンイケてしまうもの。
 後味は全てが拮抗しつつ、ほんの少々の苦味で柔らかくかつスッキリと引き上げます。

 フレッシュフルーティーの王道を往く、濃厚さと全体のバランスをしっかり兼ね備えた、非常に完成度の高いお酒でした。
 いやあやっぱりバランス・まとまりという面ではちえびじんは一線級の銘柄の中でもさらに抜きん出ていると思いますね。
 このスペックは確か2期目だと思うのですが、それでこの完成度は見事の一言。
 ちえびじん、やはり自分にとっては鉄板銘柄の一つだと、改めて感じさせてくれた一本でした。

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紹介:「日本酒愉快者ブログ」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakefunky.hatenablog.com/entry/2017/06/24/052452

名称:ちえびじん 純米大吟醸 彗星 おりがらみ生酒
精米歩合:48%
使用米:彗星
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社中野酒造
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年06月20日 大分の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

水府自慢 10号 純米大吟醸生酒無濾過原酒

家飲み記録 水府自慢 10号 純米大吟醸生酒無濾過原酒

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 茨城県水戸市のお酒です。
 外飲みの経験はありますが、家飲みは初めてですね。

 こちらのお酒を選んだ理由については、ちょっと裏事情というか特殊なものがあるのですが、それについては昨年の時点で「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんが記事にしているので是非そちらをご参照ください。(サボリ)
 まあ要するにこのお酒は、一昨年まで神奈川の「残草蓬莱」を醸していた菊池杜氏が茨城の明利酒類に移籍して造っているものなので、ここは一度飲んでみたいとセレクトしたわけです。
 残草蓬莱自体は地酒激戦区東京で確固たる地位を築いている銘柄ですからね、実力はお墨付きと言えるでしょう。
 ちなみに実は昨年の第一弾を外飲みしているのですが、かなり個性的ながらも個人的には好印象でした。

 精米歩合は50のギリギリ純大、明利酒類が発祥元である協会10号酵母利用というのを前面に押し出しています。
 協会酵母の発祥蔵が、その番号をラベルにデカデカと載せるというデザインはどこかで見たような…確か秋田あたりで(笑)

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 上立ち香は割りとハッキリメロンな香りがそこそこに。
 含むと、インパクトのある果実的な甘酸旨味がググっと入ってきて、ほんの少々のガスを纏いつつ、一瞬遅れて出て来る苦味でガッチリと引き締められながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりメロン的な甘旨味が主役、ただ酸味がちゃんとあって軽さを感じますね、苦味はいかにも新酒らしい感じで、全体としてフレッシュ感が強く、勢いでガンガン飲めちゃう印象。
 後味はあくまで酸メインで、苦味はほんの少々仕事をして、バッチリキレます。

 セメダイン的な硬質さを強く感じる、甘酸苦が独特のバランスを保つ、個性派スイスイ酒でした。
 よくよく感じると甘味はかなり控えめですね、むしろ酸の働きによる透明感や軽さがこのお酒の本質なのかも。 
 うーん何かクセになる謎の魅力があるなあ…ぜひ一度はお試しください。
 水府自慢、また他のスペックもいただいてみたいと思わせてくれるお酒でした。


 ガッツリ冷やすととセメダイン感が凄いことになりますね、セメダイン溶液に甘さを足したみたいというか…、常温近くが無難かと…
 ちなみに開栓後も結構強い感じで、セメダイン感もちょっとこなれてくる印象でした。
 やっぱりあまりないタイプだなあ…、居酒屋とかでより映えるかもしれません。

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紹介①:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2044.html

紹介②:「日本酒愉快者ブログ」さんの同スペックの記事
http://osakefunky.hatenablog.com/entry/2017/12/22/214140

名称:水府自慢 10号 純米大吟醸生酒無濾過原酒
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:明利酒類株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.5/9.0(変化も考慮に入れて)

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2018年04月29日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ちえびじん 純米大吟醸 愛山 28BY

家飲み記録 ちえびじん 純米大吟醸 愛山 28BY

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 大分県杵築市のお酒です。
 ブログでの紹介は6回目と、私にしてはなかなかのペースで飲んでいます。

 珍しく火入れ酒の紹介になりますね、当ブログでの割合的には1割未満かも…
 生酒については、「飲み飽きる」とか「飲み疲れる」みたいな評を良く聞くのですが、私の飲みスタイル的には、飽きたら次のお酒に行けば良いし、疲れたらそこで止めれば良いと常々思っていたりします。
 まあ私の場合はちょっと特殊ですが、日本酒業界で支配的な「量が飲める」方が良いお酒という考え方は、今となっては必ずしもそうでもないんじゃないかなあと。
 単純に好みを話す文脈ならともかく、無濾過生原酒をディスるときのお決まりワードになっている感じがあるのはちょっと悲しい感じではあります。
  
 完全に話が逸れました…。(常連銘柄だとなかなかネタがなくて)
 今回いただくのは、希少米(というか高級米)「愛山」の48%という豪華スペック、一回火入れです。
 お値段も少々お高めですが、スペックからいえば破格に安いといってよいでしょう、新商品らしいので飛びついてみました。


 上立ち香はほんのり熟した、紅茶的な香りが控えめに。
 含むと、程よい濃度の甘旨味が非常に柔らかい口当たりで入ってきて、裏方に渋味や熟感を感じさせつつ、最後まで優しく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、程よく熟した果実的な甘旨味と、結構存在感のある渋味が相まって、まさに紅茶、アップルティー的な独特の世界を創り出しています、そしてとにかく纏まりが良い。
 後味は、やはり渋味が引き取って、自然に引き上げていきます。

 ちえびじん的なバランスの良い甘旨味が、さらに上品に落ち着いた印象の、極めてまとまりの良い万能酒でした。
 紅茶的な風合いも相まって、何となく「エレガント」という言葉が浮かびますね。
 単に生酒と同時に飲んじゃうとインパクト負けしますが、それこそ「飲み疲れた」タイミングあたりで飲むとその良さが染み込んでくるんじゃないかと思います。
 ちえびじん、実は紅白のアレも買ってあるので、次はそちらの紹介になると思います。

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紹介:「日本酒と競馬ブログ」さんの同スペックの記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-85.html

名称:ちえびじん 純米大吟醸 愛山 28BY
精米歩合:48%
使用米:愛山
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社中野酒造
購入価格(税抜):2,000円/720ml
お気に入り度:8.3(値段も考慮に入れて)/9.0

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2018年03月13日 大分の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花の香 純米大吟醸 「和水」 無濾過生原酒

家飲み記録 花の香 純米大吟醸 「和水(なごみ)」 無濾過生原酒

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 熊本県玉名郡和水町のお酒です。
 当ブログでの登場は二回目ですね。

 花の香は個人的には「荷札酒」「赤武」と同様、新進気鋭銘柄の代表格だと思っている銘柄です。
 最近では「KURA MASTER」を含め色々なコンテストで良い成績を残しているようですね、蔵元ホームページにその旨しっかり記載しているところは如才ないというか、ネットによる情報発信の強みをよく分かっていると思います。(特約店一覧が無いっぽいのは玉に瑕だと思いますが…)

 今回いただく商品は、山田錦の50磨きの純米大吟醸ということでは前回いただいた「桜花」と同じですが、地元「和水」産のお米を使っているところがポイントのようです。
 これまた公式の商品紹介がちゃんとありますね、やはりテロワールを意識しているみたいです。

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 上立ち香はメロンクリームソーダ的なフレッシュかつ甘い香りが気持ち強めに。
含むと、やはりフレッシュ濃厚な甘旨味が勢い良く入ってきて、程々の苦味と酸味で輪郭を保ちつつ、ジュワワーっと染み込んできます。
 味わいは、新酒らしいインパクトのある甘酸旨味が芯にあって、アップルソーダ的な趣を感じさせつつ、あまりキツさのない苦味が複雑さと奥深さを添えている感じ。
 後味は、そのなかで酸味と苦味が後に残って、しっかりとキレさせています。

 いわゆるフレッシュフルーティー系の新酒の王道を往くような、個性よりもまとまりで勝負するお酒でした。
 桜花とそんなに印象は変わらなかったです、やはり獺祭的な部分があると言いますか。
 ただ、何というか平均レベルをしっかり超えている印象がありますね、何だかんだでこっち系味わいの分野は激戦区ですし、そんななかで評価されているだけのことはあると感じました。
 花の香、次は「梅花」とか、ちょっと離れたスペックのお酒も飲んでみようと思います。

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名称:花の香 純米大吟醸 無濾過生原酒 「桜花」
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:花の香酒造株式会社
購入価格(税抜):1,574円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年03月09日 熊本の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 ver.3 雄町50 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 ver.3 雄町50 無濾過生原酒 29BY

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 新潟県加茂市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 約一年半前の記事で書いたように、この荷札酒は首都圏の複数の有力酒販店に突如現れたような印象があります。
 加えて、最近出た「dancyu」の日本酒特集号では一番大きい扱いの特集で取り上げられてましたね(表紙でも目立たせる念の入れよう)、業界での注目度は極めて高い銘柄かと思います。
 必然的に外飲みでの出会いも多くなるわけですが、実際初飲みの印象と比べて最近どんどん酒質を上げてきている印象があり、今回その確認の意味も込めてセレクトした次第です。
 
 結構色々なラインナップがあると思うのですが、、今回は自分の好きな「雄町」を使用した純米大吟醸を選んでみました(麹米は山田錦とのことですが)。
 原酒ながらアルコール度数15度と低めなのが特徴ですね。
 同銘柄は他スペックも全体的に度数を抑えている印象があります、おそらく日本酒慣れしていない人たちをターゲットとして見据えている証左なのではないかと…

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 上立ち香は結構熟れた果実香にバニラが混じった感じの香りが気持ち強めに。
 含むと、程々にフレッシュ感のある濃厚な甘旨味が力強く入ってきて、新酒らしい苦味や酸味で輪郭を保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、柑橘系果実のフレッシュ甘酸味を主役にしつつバニラ風味を纏った、飲みごたえのある濃厚フレッシュ系の王道を往くもの、ただ生酒的なクセといいますかクドさはちょっとあるかと。
 後味は、苦味を少々口中に残しつつ、しっかりキレます。

 見事なまでに今風のフレッシュフルーティー酒のど真ん中を往く、芳醇甘旨酒でした。
 やっぱりちょっと苦味が嫌らしい感じなのがマイナスではありますね、ただ甘旨味がそれをしっかり覆うぐらいに存在感・魅力があるように思えます。
 うーん、良いと思うなあ…、新進気鋭蔵としての目標が分かりやすく、かつそれにちゃんと近づいている感じと言いますか。
 こう言うお酒を無個性・人まねと腐すことは簡単ですが、実際この系統でこのレベルのお酒を探すのはかなり難しいでしょう。
 (こっち系のお酒を好みとして大量に飲んでいる人間としての感想)
 荷札酒、恐らく今後さらに注目を集めることでしょうね、取りあえず今のうち一度飲んでおいて損はない銘柄だと思いました。

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名称:加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 ver.3 雄町50 無濾過生原酒 29BY
精米歩合:50%
使用米:麹米:山田錦 掛米:雄町
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:加茂錦酒造株式会社
購入価格(税抜):1,580円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(バージョン違い?)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2113.html





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2018年02月09日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

仁井田本家 特約店限定 生もと 純米大吟醸熟成酒 26BY

本日の家飲み 仁井田本家 特約店限定 生もと 純米大吟醸熟成酒 26BY

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 福島県郡山市のお酒です。
 同蔵のお酒の登場は5本目ですね、詳しくは後述。

 こちらを醸す仁井田本家のお酒は、甘みの主役の「(金寶)自然酒」、キレと辛さが特徴の「田村」、その中間の味わいに設定した「穏(おだやか)」と3つのブランドに分かれているということは、以前の記事で書きました。
 (ちなみに自然酒については今期から「しぜんしゅ」とひらがなになったみたいです
 が、このお酒にはどれも書いてないんですよね、どうやら全国の特約店のうちでも数店舗しか扱われていない、限定品中の限定ものだとか…

 スペックは、当然有機栽培米利用で、精米歩合は50、裏ラベルによると仁井田本家初の純米大吟醸だとか…
 それを生もと、約2年熟成で出すんですから、やっぱり目の付け所が普通の蔵とは違っていますね、お値段も一升3,000円程度と非常に良心的。
 見た目的にはインパクトがあるというか、謎感(?)がある感じですね、カエルがチャームポイントかしら。
 
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 上立ち香は熟成香までいかない熟したクリーム的(?)な香りがそこそこに。
 含むと、透明感のある旨味が水のように入ってきて、そこそこの熟感やほんのりとした辛さを纏いながら、程よい引き締まりを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、うーむバナナクリーム的なまろやかな感じの甘旨味がありつつ、熟感で雰囲気は落ち着ききった印象で、とにかく素直に飲み進められる印象ですね。
 後味は、ちょっと辛さも出てきてしっかりキレます。

 結構正統派という印象の、ほどよくバランスのとれたまろやか系熟成酒でした。
 熟成香はほとんどありませんでしたが、この落ち着きは新酒では出ないだろうと納得感があります。
 が、逆に特別感もあまりなかったかも…、晩酌的にじっくりやりたい人向けですね、私の好む自然酒直汲みとはやはり違う路線ではありました。
 ともかく、仁井田本家のお酒は今後も注目していきたいと思います。


 当然燗もイケるだろうとつけると…、む、熟感と辛さは増しましたが、あまり甘くならないなあ。
 何か薬臭さも出てきたような…、意外にも私にとって燗は鬼門だったかも。

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名称:仁井田本家 特約店限定 生もと 純米大吟醸熟成酒 26BY
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:15.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):3,000円ぐらい(レシート紛失…)/1,800ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年02月01日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒松仙醸 「こんな夜に…」 純米大吟醸 満月

本日の家飲み 黒松仙醸 「こんな夜に…」 純米大吟醸 満月 

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 長野県伊那市のお酒です。
 外飲み回数は相当数ありますが、意外にもブログでの登場はいまだ2回目。

 新年通常更新の一発目は、いつもよりちょっとだけ豪華なお酒にしてみました。
 黒松仙醸については前回低アル酒「Prototype14」をいただいていますね、今回は特約店限定品である「こんな夜に」シリーズの、最高クラスである満月をセレクト。
 こんな夜にシリーズについては、番外品除きほぼ全種類外では飲んだことがあるのですが、なかでもこの満月は甘味が非常に存在感があって、自分好みということで印象に残っていました。
 「高級さより濃度やインパクト重視」&「高級酒に手を出すと歯止めが聞かなくなる」ということで、基本四合瓶2,000オーバーのお酒には手を出さないことにしているのですが、数年越しに募った想いが今回決壊して、購入に至った次第です。

 スペックは長野が誇る良コスパ酒造好適米「ひとごこち」を40まで磨き上げた、無濾過中取りの純米大吟醸!
 生バージョンもあるようですが、一升瓶で購入ということもありなんとなく火入れにしました(こんな夜にシリーズは一升瓶しかない)
 1月出荷10月開栓なので、結構な熟成期間を経ています。

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 上立ち香は程よく甘く、セメダインやバニラ感もある香りがそこそこに。
 含むと、濃厚ながらも落ち着いた甘旨味が摩擦なしでスルスルと入ってきて、裏方にほんのりとした苦味を感じさせつつ、しっかりとバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、長野酒らしい蜜タップリのリンゴ的な甘旨味が芯にあるのですが、高精白らしくとにかく上品、かつ苦味に嫌らしさは無く、濃厚ながらドンドン飲み進めてしまう魅力があるもの。
 後味は、苦味を少々舌先に残しつつ、自然に引き上げていきます。

 王道を往くようでいて他に類を見ない、芳醇さと上品さを見事に兼ね備えた、極めて完成度の高い甘口酒でした。
 バニラ感やほどほどの酸も甘味にアクセント・個性を添えていて楽しさを感じさせてくれる上に、とにかく全体のバランスが素晴らしいため、いくらでも飲めてしまう恐ろしさがありますね。
 これはまさにお値段以上と言えるでしょう、私はやはりこういう、キレイだけではないオンリーワンの魅力を持つお酒にこそお金を使いたいと思っております。
 こんな夜にについては恐らく近いうちに、また他のスペックも買ってしまうんだろうなあと思わせてくれた一本でした。


 開栓後は素直に味が開いてくる感じ。
 ちょっと残ったのを数日置いてもあまり崩れずキレイなままで甘旨いあたり、やっぱり「こだま銘柄」らしく、よくある系とは一線を画した芯の強さがあります。
 基本一升瓶限定には批判的な私ですが、これだけ楽しませてもらっちゃうと文句も出ないですね…、まさに脱帽です。

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名称:黒松仙醸 「こんな夜に…」 純米大吟醸 満月
精米歩合:40%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17.4度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社仙醸
購入価格(税抜):4,100円/1,800ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.6/9.0(値段も考慮に入れて)

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2018年01月02日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大盃 純米大吟醸50 脱気処理生酒

本日の家飲み 大盃(おおさかずき) 純米大吟醸50 脱気処理生酒

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 群馬県高崎市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は3回目ですね。

 こちらを醸す牧野酒造のお酒は今までに、「玉苗を使った純吟」と「限定ブランドの馥露しずく」 を紹介しています。(ちなみにブログ開始前に「馥露酣」も一本やってます)
 今回のお酒の特徴は、「脱気処理」を謳っているところでしょうね、裏ラベルの解説には「瓶詰め時に生酒中の溶存酸素を取り除くことで参加による劣化を最小限に抑えています」とあります。
 現在「日本酒 脱気処理」でググってみても、このお酒しか出てこない状況なので、あまり一般的ではない品質管理法かと思われます。(他だと出羽桜がやっているみたい)
 ぱっと見あまり実績が無く、結構大掛かりな設備が必要そうに見えるこの処理をあえて行うチャレンジングな姿勢、地場の大手だからできることだとは思いますが、個人的には素晴らしいと思いますね。

 スペック的には美山錦の50磨き、ギリギリ純米大吟醸ですね(笑)
 ラベルは以前より今風になっていますが、色的に写真写りが悪いのが残念かも…

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 上立ち香は落ち着いた吟醸香というか、ちょっと草っぽい青さもある香りがそこそこに。
 含むと、程よく熟した旨味がトロリとした口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦味で輪郭を保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、リンゴ系吟醸酒の残滓を感じさせつつも、素直に熟した感じで苦味の嫌らしさは影を潜め、落ち着いた甘旨味を素直に楽しませてくれるもの。
 後味はほのかな苦味を残しつつ、しっかりとキレます。

 高精白酒に有りがちな嫌らしさが熟成で程よく丸くなったような、香がありつつ飲み飽きしない系の、まとまりのあるお酒でした。
 私からするともうちょっと主張する部分が有ってほしいような気がしますが、こういうお酒は万人受けするでしょうね。
 地場に根付いたお酒として納得感があると思います。
 とは言え、同蔵のお酒を4本飲んだところでは、やっぱり「馥露酣」「馥露しずく」の路線の方が自分に合っているように思えました、次はまたそちらをセレクトしようと思います。

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名称:大盃 純米大吟醸50 脱気処理生酒
精米歩合:50%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:牧野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年12月29日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 愛山 28BY

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 愛山 28BY

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 当ブログでの登場は11回目、少なくともトップ10には入る定番銘柄になっていますね。

 今回いただく愛山純大は、裏ラベルにも記載がある通り2016年に発表された「パーカーポイント」高評価酒の中に入っており、92点を獲得しているスペックです。
 このことについて早速裏ラベルにでかでかと「92」と書いてしまうフットワークの軽さとギラギラしたアピール姿勢、日本酒業界では結構嫌う人も多そうですが、個人的には嫌いじゃないです。
 というより、むしろ多くの蔵元は見習うべきなんじゃないかな…、顔になる表ラベルはともかく、裏ラベルが十年一日のごとく変わらないのは、情報公開の面ではやっぱりマイナスのような気がします。

 スペックは愛山の50磨き、詳細はせっかくなので下記裏ラベル参照のこと。
 ちなみに肩ラベルにもあるように「らぶまん」という愛称らしいです、この辺りを自称しちゃうのも面白いですね。
 製造年月は2017/3となっていますが、店頭に並んだのは9月ごろでした、「弐號」とあるように、あえての蔵元生熟成のようです。

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 上立ち香は濃厚な、何となくピーチっぽい(ラベルイメージ先行の)果実の香りが気持ち強めに。
 含むと、インパクトのある濃厚な甘旨味がググっと入ってきて、そこそこの苦味を伴いつつ、若干刺激的な辛さ?も感じさせながらゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、うーむベリー系に感じる甘優勢の濃ゆい甘酸味が主役で、青さは無くなりつつ熟成香も皆無、なぜかやっぱりスパイシーな印象もあり、落ち着きと複雑さを両立させている面白いもの。
 後味は、若干苦味を口中に残しつつ、弱めの酸で何とか引き上げていく印象です。

 独特の芳醇酒が、独特の方向に生熟していった感じの、摩訶不思議な印象を受ける派手&賑やか酒でした。
 栄光冨士は基本味わいが多い印象を受けますが、このお酒はそれに輪をかけている感じですね、これは愛山らしいとも言えるかも。
 個人的にはやっぱり好みなのですが、このお酒に高評価をつけるというのは、パーカー氏もなかなか懐が深い気がしますね…、少なくとも鑑評会で評価される酒質からは離れているかと。
 栄光冨士はこれからもちょくちょくいただいていこうと思います。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 愛山 28BY
精米歩合:50%
使用米:愛山
アルコール度:16.7%
日本酒度:-3.0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):3,685円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年12月11日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

安芸虎 雄町 純米大吟醸 生酒

本日の家飲み 安芸虎 雄町 純米大吟醸 生酒

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 高知県安芸市のお酒です。
 家飲み経験については後述。

 「まるごと高知」での購入酒が続きます、同蔵のお酒については、以前に潦(にわたづみ)という限定品をいただいていますね
 そのお酒は記憶に残るレベルで印象が良く、いつかじっくりやろうと心に決めていたのですが、いつの間にやら2年経ってました…。
 手作り感あふれる蔵元ホームページは情報的にかなり不足していると思わざるを得ませんが、銘柄はかの「はせがわ酒店」で取り扱いがあるので、入手自体は難しくないと思います。

 今回セレクトしたのは雄町50磨きの純米大吟醸、虎にしては可愛らしいラベルですね、なお雄町は今期初挑戦らしいです。
 あまり飲んだことの無い蔵元の場合、基本的に新商品は避けるのですが、「まあ雄町好きだしいいか」と適当に選んでしまいました。
 お値段は少々高めですが、まあスペックを考えれば相応か、むしろ割安でしょう。

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 上立ち香はバニラ・マスカットを感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、割りと酸も効いている濃厚な甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、裏に程よい渋味による複雑さを想起させつつ、最後まで濃度を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりマスカット的な瑞々しさのある甘酸が主役で、透明感も感じさせるまとまりがありますね、そこに渋味があくまで裏方で奥深さを添え、苦味はしっかりと奥にしまいこまれている感じ。
 後味は、それまでの濃厚な味わいの世界が嘘のように自然かつ力強くキレます。

 雄町の生らしい、存在感のあるみずみずしい甘旨味を、高濃度高純度、かつ継続的に楽しませてくれる、新商品とは思えない完成度のお酒でした。
 高精白らしい上品さがありつつ、(特に28BYに)ありがちな苦味等のマイナス面が無いところが非常に素晴らしい!
 さらには高知酒らしくキレも良いんですよ、無手無冠と比べるとこちらの方が優しいというか自然な引き上げ方ですが。
 安芸虎、実はもう一本買ってあるので次回ご紹介します。

 ちなみに、冷やしても味わいの存在感が保たれること、温度が上がると少し渋味が表に出てくることから、個人的にはしっかり目に冷やして飲むのがオススメです。

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名称:安芸虎 雄町 純米大吟醸 生酒
精米歩合:50%
使用米:雄町
アルコール度:15.5%
日本酒度:+1
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:まるごと高知(銀座)
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年11月16日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来 28BY

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来 28BY

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 当ブログでの登場はついに10回目となりました、もはや定番銘柄入りですね。

 この酒未来は栄光冨士を初めて家飲みしたスペックであり、個人的に強く印象に残っています。
 私が好むところであり、良く「流行りの酒質」として言われることの多い、「甘旨(酸)」「フレッシュ」「フルーティー」「インパクト強し」という味わいの路線を象徴する様なお酒という認識ですね。
 ちなみに私としては、未だに一般消費者の間では「淡麗辛口」が支配的だというのが実感なので(テレビCMの恐ろしさよ)、こういうお酒の存在をブログでアピールする意義はまだまだあるかと思っております。
 (まあ、そういう一般消費者がわざわざ日本酒ブログを見るかと言われると微妙ではありますが…)
 
 閑話休題、スペック的には、酒未来の50磨きというのは以前と変わらず。
 何気に日本酒度とかアミノ酸度もあまり変わっていないですね、造りとしては安定しているのかも。

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 上立ち香は甘味濃厚なパイン系の果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり濃厚な印象の甘旨味が少々の酸味を纏ってグワッと入ってきて、その酸が少々唾液腺を刺激しつつ、ほんのりと苦味を裏方に感じさせながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、パインの砂糖漬けのような甘酸をメインに据えつつ、苦味や渋味もそれぞれに主張する賑やかな印象のもので、インパクトと飲みごたえバッチリという感じです。
 後味は結構ちゃんと酸苦が引き取って、力強くキレる印象。

 強いインパクトのある甘旨味がそのまま確固たる個性を形作っている、複雑芳醇甘酸旨酒でした。
 いやあ、前回の澤屋まつもとが引き算のお酒なら、このお酒は明らかに「足し算のお酒」ですね、そして私はやっぱりこちらの方が好み(実は飲み比べてました)。
 ただ、好みが分からない人に最初に勧めるのはちょっと躊躇しますね、個性が有る分相性は露骨に出るとは思います、そういう意味では澤屋まつもとの方がオールラウンダーでしょう。
 ともかく、栄光冨士に対する私の期待に見事に応えてくれた一本でした、是非ともこの個性を維持していってほしいと思います。


 開栓後は、数日飲んでなんか上がったり下がったりする印象でした…
 この意味では安定感があるとは言い難いでしょう、基本は早めに飲み切ることを推奨します。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来 28BY
精米歩合:50%
使用米:酒未来
アルコール度:15.9%
日本酒度:-4
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年11月04日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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