角右衛門 純米吟醸 五百万石 限定生原酒

家飲み記録 角右衛門 純米吟醸 五百万石 限定生原酒

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 秋田県湯沢市のお酒です。
 当ブログでの登場は5回目と、結構な回数になってますね。

 以前より書いていますが、このお酒はIWC2012の「チャンピオン・サケ」となった「福小町」の蔵が出しているということで知った銘柄でした。
 当然ながらIWCでは毎年チャンピオンが生まれているわけですが、入手困難になるような状況になったのは鍋島だけなんじゃないでしょうか(このあたりの要因は謎としか言いようがないのですが…)。
 しかし、やっぱりチャンピオン経験銘柄は鍋島以外も全体的に、非常に安定感がある印象が個人的にはあります。
 一度歴代チャンピオン銘柄を飲み比べとかしてみたいものですね。

 今回いただくのは、五百万石を55%まで磨いた純米吟醸、その限定版である生原酒バージョンです。
 4月出荷の上、6月開栓なので、多分絞ってからは結構な熟成期間を経ているものと思われます。

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 上立ち香は完熟果実的な甘さのある落ち着いた感じの香りが控えめに。
 含むと、やはり程よく熟した甘旨渋味が割と柔らかい口当たりで入ってきて、最後までその三味がせめぎ合ってバランスを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり完熟洋梨的な高濃度の甘旨味に、キツくない渋味が寄り添った感じのものが主役、苦味は若干あるのですがあくまで裏方、やはり旨味が太いと崩れませんね。
 後味は、やはり渋味が引き取る感じながら、しっかりと引き上げます。

 とても素直に熟した感じの、程よく引き締まった印象の、じっくり楽しめる濃厚甘渋酒でした。
 渋味がいい感じにこなれてきて、旨味が乗った結果としての味わいのように感じましたね、裏ラベルにあるようなフレッシュ感はほぼ無くなっているような。
 うーむ、なんとなく新酒の時期には硬かったものを、時期をみて出荷したように感じるのですが、的外れなのかなあ。
 ともかく、角右衛門の安定感を感じさせてくれたような一本でした、今後もちょくちょくやりたいところです。



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名称:角右衛門 純米吟醸 五百万石 限定生原酒
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:17.5%
日本酒度:+3
蔵元情報:木村酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年09月25日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

伝匠月桂冠 純米吟醸 しぼりたて生原酒

家飲み記録 伝匠月桂冠 純米吟醸 しぼりたて生原酒

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 京都府京都市伏見区のお酒です。
 カップ酒ぐらいはやったことあるかもしれませんが、しっかりと家飲みするのは初めてですね。

 京都みやげ酒の2本目です、伏見の商店街の酒屋さんで購入しました(その時伏見巡りもしていたり)。
 商品コンセプトは蔵元ホームページをご参照ください(手抜き)、若干お高めながらも、高級酒と紙パック系廉価品の中間である、地酒激戦区で勝負に出ている商品かと思います。
 お店の人は「生原酒はここでしか買えない」的な話をされてましたが、つい最近オフィシャル通販のラインナップに加わったみたいです。
 このあたりは「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんも書かれてますので、興味があれば是非ご参照を)

 スペックは山田錦の60の生原酒。
 これまた直球勝負って印象ですね、全国レベルの大手の実力を見せていただきましょう。

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 上立ち香は、濃厚フレッシュといった柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとしたバランスの良いあまうまみが力強く入ってきて、しょうしょうのアルコールの刺激感でバッチリ引き締まりつつ、ぐぐっと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、柑橘系果実の甘酸にちょっとバナナ風味を加えた感じの、実に飲みごたえのある甘旨味が主役、それをアルコール系の辛さが占めるのですが、見事なまでに苦味が皆無で全体のバランスが良い印象。
 後味は、辛さが割とガッツリ、でもキツくない感じでキレてくれます。

 まさに大手の貫禄を感じる、丁寧にマイナス要素を廃しつつもしっかりインパクトのある、芳醇甘旨酸辛でした。
 実は実家でのどぐろを焼いてもらって、一緒にいただいたのですが、魚の油をしっかり引き取りつつも喧嘩しない印象でした、食中酒としてもイケるタイプなんじゃないかと。
 後はもうちょっと安ければ有り難いのですが…、まあこれはお値段以上というべきなのでしょう。
 ともかく、月桂冠の実力を感じさせる一本でしたね、恐るべし大手の技術力。

 開栓後は甘味が開いてくるとともに辛さもしっかり増してダレませんね。
 さすが、これなら居酒屋一升瓶でも全然イケるでしょう、完成度は非常に高いと思います。

紹介:「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんの同スペックの記事
https://kyoto-sakeblog.com/3111



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名称:伝匠月桂冠 純米吟醸 しぼりたて生原酒
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:月桂冠株式会社
購入価格(税抜):2,130円/720ml(公式通販価格)
購入した酒屋さん:京極屋酒店(伏見)
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー

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 大倉記念館は入場料400円ですが、この純米吟醸が貰えたので十分満足。

■おまけギャラリーその2

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 実は黄桜にも行って、限定純米大吟醸を飲みました。
 これも旨かったなあ、どうせならこっちも買って飲み比べすれば良かった…

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2018年09月19日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

寿喜心 雄町 純米吟醸 中汲み 生酒 29BY

家飲み記録 寿喜心(すきごころ) 雄町 純米吟醸 中汲み 生酒 29BY

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 愛媛県西条市のお酒です。
 私のお気に入り銘柄の一つで、ブログでの登場も7回目と結構多め。

 この寿喜心と前回の七水は、奈良県の「うのかわ酒店」さんから通販で取り寄せたものになります。
 通常の取扱い銘柄ではなさそうなんですが、なぜか「その他」欄に在庫があったので、二銘柄が大好きな私としては当然我慢できずに発注した次第。
 実際、前から好きな銘柄が、良く買う酒屋さんの新規取り扱いになると嬉しいんですよね、仲間ができたという感じで。(後、先に見付けてたという若干の優越感もあったり(笑))
 
 さて、今回いただくのは雄町を55まで磨いた生、中汲みは多分限定ものですね。
 雄町55の生という意味では、奇しくも七水と同じです、この辺りを意識して仕入れたのかしら。
 また、以前にいただいた雄町純米は歩合60%だったので微妙に違いますね、さてこの5%がどう影響してくるのか…、

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 上立ち香は若干バニラ混じりのフレッシュ感のある
 含むと、割と存在感のある甘味が渋味と一体になって、軽やかな口当たりでスルスルと入ってきて、ほんのりとした苦味も伴いながら勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、深みを備えた青りんごジュースといった感じのフルーティーな甘酸旨味が主役、苦味や渋味も強めに感じるのですが、それも一体化して、不思議なほどに透明感がある感じです。
 後味は、苦味で引き取る形ながらも、極めて自然に引き上げていきます。

 色々な要素で密度・濃度が高い味わいを、謎の飲みやすさで流し込んでくる、非常に独特なバランスが魅力的な芳醇フルーティー酒でした。
 いやあ、日誌係さんの言葉を借りると「口溶け」が素晴らしいんですよ、決して薄くないのに引けが自然かつ心地良い。
 ちょっと久しぶりになりましたが、やっぱり寿喜心良いですわ、しっかりとオンリーワンの「らしさ」がありましたし、変わらない魅力というもののかけがえのなさをしみじみ感じましたね。
 寿喜心、今後もマイフェイバリット銘柄として、しっかりと追っていきたいと思います。

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名称:寿喜心 雄町 純米吟醸 中汲み 生酒 29BY
精米歩合:55%
酒米:吟風
アルコール度:16.0~16.9%
日本酒度:+2
蔵元情報:首藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年09月15日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

七水 純米吟醸55 雄町 生原酒 29BY

家飲み記録 七水 純米吟醸55 雄町 生原酒 29BY

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 栃木県宇都宮市のお酒です。
 同蔵のお酒のブログ登場は3回目、外飲み含めるとそこそこな回数飲んでいたりします。

 この七水GOGOは約二年前にいただいており、かなりの好印象でした。
 実はその後も、私がお酒選びを担当した宴会で採用して、皆さんの高評価を得たという経験もあり、個人的には非常に信頼を寄せている銘柄だったりします。
 つくづく思いますが、今の日本酒業界は、実力と知名度のギャップの大きさが非常にエキサイティングな要素になっているんですよね、新規開拓も楽しいし、まだまだ知られざる銘柄を一人優越感に浸りながら(笑)飲むのも心地よい。
 ミーハー銘柄の入手に躍起になるのも一種楽しいのは十分承知しているのですが、それだけじゃ勿体無いよなあと、界隈の話題を見ていてちょくちょく思っていたりします。
 
 閑話休題、今回も雄町55%直汲み生原酒と、露骨に私好みのスペックです。
 裏ラベルに「新定番」という文言がありますが、実際かなり造りを重ねてきているスペックでしょうし、看板商品として存在感を発しているように感じますね。


 上立ち香はメロン的?な落ち着きとフレッシュさ両方を感じるあ香りがほのかに。
 含むと、高密度かつ輪郭のハッキリした甘旨味が力強く入ってきて、裏方に徹した渋味で最後まで引き締まりを保ったまま、じんわりじんわりと染み入ってきます。
 味わいは割と甘味や酸味を抑えた完熟洋梨的な旨味が中心にあって、渋味が複雑さと飲み飽き無さをキッチリ演出する感じですね、いくらでも飲めてしまいそうな趣があります。
 後味も、渋味が引き取る感じでキレますね。

 硬質な印象の旨味が、オンリーワンのまとまりで最初から最後まで力強く存在感を放つ、個性派芳醇旨味酒でした。
 渋味が柔らかいのか、旨味の存在感がポイントなのか、とにかく複雑ながらキツさいやらしさが無いのが素敵だと思いますね。
 もしかしたら甘味は控えめなんじゃなくて中心にギッチリ詰まっているのかもしれません、芳醇酒として正統派でありながら個性もあるものと感じます。
 七水、このGOGOはド鉄板スペックと言ってよいでしょう、ただ次はあえて別のスペックも試したいところです。
 
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名称:七水 純米吟醸55 雄町 生原酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社虎屋本店
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年09月13日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄山錦  29BY

家飲み記録 基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄山錦  29BY

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 佐賀県三養基郡基山町(みやきぐんきやまちょう)のお酒です。
 昨年初めて飲んだ銘柄ながら、ブログでの登場は3回目。

 昨年、山田錦雄山錦をいただき、その好印象から今年もやらねばと思いセレクトしました。
 で、久しぶりに蔵元ホームページをチェックしに言ったのですが、いやあ相変わらず洒落てますね~
 FLASH使って無駄に重いだけのセンス無しサイトは数ありますが、特約店一覧含め重要な情報をちゃんと載せているところは未だに少ないですからね…
 さらに、一般流通品と限定流通品を、その位置づけを明記した上で掲載しているのは素晴らしい…、かくあるべしですよ本当。
 
 スペックは昨年同様雄山錦を50まで磨いた
 なお、12月製造の6月開栓で約半年生熟というところも前回と同じ。

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 上立ち香はセメダイン系のフレッシュさと落ち着きを合わせた香りがそこそこに。
 含むと、割と硬度が高い感じの引き締まった旨味がグググっと入ってきて、結構強めの苦渋味が奥深さを表しつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、複雑味のある完熟果実系苦旨味が中心にあって、若干の甘味が柔らかさを、そこそこの渋味が飲み飽き無さを添えている感じですね、熟成香は無くてあくまで落ち着いている感じ。
 後味は渋味が引き取る形でしっかりキレますね。

 濃厚かつ苦味渋味がガッツリありながらも、クセやキツさがキッチリ抑えられている、非常に飲みごたえのある芳醇酒でした。
 うーむ、去年と比べるともうちょっと甘味が欲しい気もするのですが、バランスはしっかり取れていると思います、こっちの方が好きな方も多いかと。
 個人的に気になるのは、これが熟成の結果生じた差なのか、最初からそうだったのかということですね、次は新酒の時期にいただきたいところです。
 ともかく、基峰鶴、まだまだもっと知られるべきだと思いますね、佐賀勢の層の厚さを象徴する銘柄かも。

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名称:基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄山錦  29BY
精米歩合:50%
使用米:雄山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社基山商店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年09月11日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」

家飲み記録 華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」

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 広島県呉市のお酒です。
 ブログでは初登場、しかも初家飲みだったりします。

 こちらを醸す榎酒造は、「貴醸酒」の商標を持つ貴醸酒協会の中心メンバーということで知られています。
 蔵元ホームページでは商品紹介の一番上に貴醸酒が載っています、まさに看板商品という位置付けですね。
 私も前から知ってはいたのですが、特約店と縁が無かったこともあり今回ようやく初飲みとなりました。
 それなら貴醸酒を選ぶべきだったかも知れないのですが、迷った上で自分にとってのスタンダードスペックをセレクトした次第です。

 使用しているのは「雄町」の流れを汲む、広島県で開発された酒米である「こいおまち」、精米歩合は微妙な58%です。
 ラベルに鳩が飛んでいるのは、いかにもって感じがして素敵ですね、どうやらちゃんとしたデザイナーさんに発注しているようです。

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 上立ち香はメロンシャーベットといった趣の、青い果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつフレッシュな甘旨味が、青い感じの極めて微量なガスを伴いつつ、存在感と引き締まりを両立したままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりメロン的な、青さを纏った濃厚な甘旨味が完全なる主役、ガス酸苦もそれぞれある程度感じるのですがそれはあくまで脇役ですね、かつ全体としてはバッチリバランス取れてます。
 後味はまさにそのガス酸苦が引き取って見事にキレます。

 まさに直球ストレートな青い甘旨味を、嫌味やダレ無く楽しませてくれる、お手本のような芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 未だに私はこっち系が好きなんですよええ、まさにストライクゾーンど真ん中。
 やっぱり貴醸酒で知られる蔵なだけに、甘味の表現に一日の長があるんでしょうか、そんなことを思わせてくれるお酒でしたね。
 華鳩、次こそは貴醸酒もやってみたいなと思います。

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名称:華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」
精米歩合:58%
使用米:こいおまち
アルコール度:16.5%
日本酒度:+1
蔵元情報:榎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:横内酒店(北浦和)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年09月03日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花邑 純米吟醸 酒未来

家飲み記録 花邑 純米吟醸 酒未来

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 秋田県湯沢市のお酒です。
 外飲みでは結構飲んでますが、ブログでの登場は2回目ですね。

 こちらは、両関酒造がかの十四代の蔵元である高木酒造の技術指導を受けて造ったお酒だということは前回にも書きました。
 前回は雄町の生をいただいたのですが、今回は酒未来の(多分一回)火入れになります、どうやら酒未来に生は無いみたいでして…。
 マニアには周知のことですが、酒未来は高木酒造が開発した酒米ですので、今回はより十四代と繋がりが深いスペックといえるかもしれませんね。

 スペック情報は酒未来50削り利用ということ以外はよくわかりませんね、度数15ということは加水しているのかも。
 日本酒ではまだまだ珍しいことですが、裏ラベルにハッキリ「濃醇甘口」と記載されているのは嬉しいところです。
 まさにそれを期待しつついただきます。


 上立ち香は濃厚かつ華やかなベリー的香りが気持ち強めに。
 含むと、ふくよかな甘旨味が優しい口当たりで入ってきて、そこにやはり柔らかな印象の苦味が伴うことでダレを防ぎつつ、最後までそのバランスを保ったままゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、ラベル通り桃やいちごを彷彿とさせる、どちらかというと落ち着いた印象の甘味が中心、香りは結構ありながら、苦味がありがちなキツさが抑えられている感じなのが素晴らしいですね、
 後味はまさに苦味が引き取る形で、自然に引き上げてくれます。

 「濃醇甘口」の記載にふさわしい、高次元でバランスがとれた華やかフルーティー酒でした。
 いやあ、火入れでこれだけ華やかさを保ち、かつまとまりがあるあたり、やはり十四代的な要素を感じざるを得ませんね、技術指導の影響力って大きいんだなあ。
 花邑は一升瓶しか無いのでなかなか買いにくいのですが、やはり1年に1,2本は買っておきたいなあと改めて思いましたね。
 また、両関酒造の他ブランド、翠玉、青時雨もちょっと気になりだした今日この頃でした。

 なお、常温付近だと苦味が強くなる上にダレる感じがあるので、キッチリ冷やしていただくのがオススメ。
 このあたりは裏ラベルの解説文がバッチリ合っている印象です。

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名称:花邑 純米吟醸 酒未来
精米歩合:50%
使用米:酒未来
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:両関酒造株式会社
購入価格(税抜):3,094円/1,800ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年09月01日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

雪の茅舎 「美酒の設計」 純米吟醸 生酒

家飲み記録 雪の茅舎 「美酒の設計」 純米吟醸 生酒

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 秋田県由利本荘市のお酒です。
 同蔵のお酒のブログでの紹介は、6回目となりました。

 この「美酒の設計」は、雪の茅舎のラインナップの中でも人気の高い限定品ブランドですね。
 確かテレビ等で紹介されて、より人気が出てしまったらしく、売り切れはかなり早い印象があります。
 ネーミングもなかなか良いですよね、会社の飲み会で同僚の建築士が名前で選んでいたのが記憶に残っています。

 スペックは山田錦を55%まで磨いた純米吟醸生、割とスタンダードな感じですね。
 火入れバージョンもあったかと思いますが、私は生酒マニアなので、ピンポイントでこちらを狙いました。
 お値段は若干高めですが、まあ割高とはいえないぐらいでしょう、4月出荷4月開栓。

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 上立ち香は典型的ながらもキツくなく丸い感じのリンゴの香りが気持ち強めに。
 含むと、非常に上品な印象の甘旨味がスルスルと入ってきて、そこそこの苦味を伴いつつも、最後まで滑らかな感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり吟醸酒の王道を往くような青りんご的な甘旨味が主役、これまたありがちな苦味があるのはちょっと微妙ですが、透明感があって全体的に美しさを感じますね。
 後味はその苦味を少々残しつつも、自然に引き上げていきます。
 
 お値段以上の上品さと透明感を備えた、吟醸酒のお手本のような、香りと旨味を両方楽しめるお酒でした。
 まさに奇を衒わずに王道を往く感じですね、個人的には苦味がちょっと気になったのですが、それ以外のまとまりは流石の一言。
 もしかしたら、こういうお酒は火入れした、より落ち着いた状態で飲むべきお酒なのかも…、生酒偏重派の私も、最近たまにそんなことを思うようになってきました。
 ともかく、雪の茅舎の実力を感じさせる一本ではありました、次は火入れを狙うか、山廃系に戻るか、悩ましいところです。

 開栓後は苦味が全体に溶け込んできて、より落ち着いてきたかも。
 口開けの苦味が浮いた感じよりこっちが良かったなあ…、いやあ日本酒の変化は難しい。

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名称:雪の茅舎 「美酒の設計」 純米吟醸 生酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社齋彌酒造店
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年08月11日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

華姫桜 純米吟醸 あらばしり 雄町 生酒

家飲み記録 華姫桜 純米吟醸 あらばしり 雄町 生酒

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 愛媛県新居浜市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 このお酒との出会いは日本橋での飲み歩きイベントで、そこで飲んだあらばしりは非常に好印象でした。
 が、その後家飲みした火入れ酒は、正直「色褪せた」という形容が浮かぶ、何とも昭和感のある味わいで、正直に言ってしまうとガックリしてしまいました。(火入れ酒については日誌係さんも同様の感想を残していますね
 酒屋さんで蔵元の意向で生の量が少ないみたいな話も聞いたことが有るんですが…、事実だとしたら、私の立場からは異論を挟まざるを得ないといいますか。
 地元で年配の方々に売り続けたいならともかく、せっかく都内の地酒屋で売るんだったら断然生(若しくは一回瓶火入れ)じゃないと他銘柄に太刀打ちできないと思ってしまうところです(個人の感想です)。
 
 スペックは雄町の60、度数16度なのでちょっと加水しているのかな、お値段は非常に良心的。
 恐らく銘柄名を意識したキャラクターラベルなんじゃないかと思います、そのイメージに合う酒質を期待したいところ。

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 上立ち香はバナナっぽさにおり由来のお米っぽい感じが混じったような香りがそこそこに。
 含むと、ほどほどの濃度の甘旨味がスルスルと入ってきて、酸とほんの少々の苦味でその勢いをブーストさせつつ、自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、薄めたバナナジュース…というと言い方が悪いのですが、実際は日本酒的な複雑味もある、飲みごたえと飲みやすさを兼ね備えた感じのバランスの良いもの。
 後味は、ほんのりと苦味を残しつつも、しっかりかつ自然にキレます。

 甘旨味の存在感がしっかりありながら、濃すぎない濃度が非常に心地よい、スルスルイケるモダン&フルーティー酒でした。
 無濾過生原酒信者の自分としてはちょっと物足りない感もあるのですが、実際この調整がベストだという判断も十分わかる、そんなバランスですね。
 これなら単体でも食事に併せてもガッツリ楽しめると思います、コスパも素晴らしい。
 華姫桜、個人的には断然生で飲みたい銘柄です、少なくとも都市部の地酒屋向けについては、生の流通量を増やして欲しいと切に思います。

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名称:華姫桜 純米吟醸 あらばしり 雄町 生酒
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:近藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年08月05日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

二代目 二才の醸 とみやま農園 純米吟醸 生原酒

家飲み記録 二代目 二才の醸(にさいのかもし) とみやま農園 純米吟醸 生原酒

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 新潟県新潟市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 一見して奇抜な見た目と名前が気を引くお酒ですね。
 元々「二才の醸」というのは銘柄名であると共に、埼玉県の石井酒造が始めた「20代の杜氏が醸す」というコンセプトのプロジェクト名という感じらしいです。
 2016年に石井酒造の杜氏が30代になるのに伴い、「銘柄引継式」を行って、この二代目の宝山酒造に銘柄譲渡を行ったとか…(この辺りの詳細はSAKETIMESに記事がありました)。
 ブランド立ち上げ時には、最近増えてきたクラウドファンディングをいち早く使っていたみたいですし、若さゆえの積極性、機敏さを感じますね。
 
 スペックは新潟産コシヒカリを60%まで磨いた純米吟醸、いわゆる飯米利用系です。
 蔵元の商品紹介を見ると、もう一つ「あべ農園」バージョンがあって、農園違いの飲み比べが推奨だったらしいのですが、私としては初飲み銘柄を一気に2本買う気にはなれませんでした…
 なお、ラベルデザインはなんとグッドデザイン賞を取っているようです、何から何まで斬新というか、思い切った売り方ですね。

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 上立ち香はバニラ感のあるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、バランスの良い甘旨酸味が自然な口当たりで入ってきて、ほどほどの渋味の働きで引き締まりを維持しつつ、割りとスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘、酸、旨味がバランス良く混じりあった果実的な感じのもので、少々の渋味が奥深さを添えながらも、あまり荒さを感じさせないまとまりがあります。
 後味は、酸渋が引き取ってしっかりとキレます。

 実に今風な雰囲気の旨味を素直かつ力強く楽しませてくれる、新世代芳醇甘酸酒でした。
 これは最近の日本酒を知らない若者にも、年配の人にも飲んでみて欲しいお酒ですね。
 いやあこれは見た目だけのお酒ではないかと…、前提としてちゃんとした酒質があって、それを広めるためにデザインや企画に凝るというのは素敵なことだと思いますね(パッケージ代が露骨に値段に転嫁されるのは困りますが)。
 二才の醸の三代目以降及び、宝山酒造のお酒について、今後注目したいと思います。

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名称:二代目 二才の醸 とみやま農園 純米吟醸 生原酒
精米歩合:60%
使用米:コシヒカリ
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:宝山酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年07月30日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 28BY (1年熟成バージョン)

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 28BY (1年熟成バージョン)

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 岡山県赤磐市のお酒です。
 当ブログでの登場は9回目。

 桃の里は個人的には超お気に入りであるとともに、ちょくちょく後ろ向きな「老ね(ひね)」的なものを感じる銘柄でもあります。
 先日の「日本酒薄青瓶問題」の時にも考えたのですが、いわゆる「老ね香」自体を悪役(オフフレーバー)と断じるのは実は早計なのかもしれません、それが好みの方も多いようですし(主に熟成上等の方々)。
 が、やっぱりお酒のもともとの味わいとの「相性」っていうのはあると思うんですよね、フレッシュさや果実的な甘さがメインにあるお酒においては、基本老ね香はその魅力に水を差すものになると感じています。
 特に私などは、そもそもそういう熟感や老ね感が苦手だから偏執的生酒派になっている面があり(最近少し変わってきてますが)、やはり蔵・お店に対してはできる限り抑える保管をして欲しいというのが素直な希望ですね。

 で、今回いただくのは、既に紹介済みの純米吟醸、蔵元さんによると28BYとのことなので、いわば1年熟成バージョンです。
 出荷月はH30.1となってますので、蔵元で1年間ほど寝かされた状態のお酒だと思われます。
 桃の里は先ほど書いた甘さメインのお酒であり、かつこのスペックは一回火入れ原酒ということで、私としては常々保存状態を心配しているお酒の筆頭だったりするわけですが、さあいかがでしょうか。

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 上立ち香は、甘く、そして…うーん若干の老ねっぽい雰囲気がありますね。
 含むと、濃厚で甘くトロリとした感じの旨味がゆっくりと入ってきて、やはりちょっと熟しすぎたニュアンスの風味を伴いながらも、最後まで柔らかさを保ったまま染み入って来ます。
 味わいは、もはや毎回言ってますが熟した洋梨的な濃い甘旨味が中心にあって、ほんのりとした渋味が奥深みを加えながらダレを防ぐ感じのもの、ただやっぱり老ね的なクセが伴いますね…
 後味は若干熟感を残しつつ、渋味でキレる感じ。

 明らかに過熟ではあるものの、中心の甘旨味の存在感の強さで、そんなには違和感なく飲める芳醇甘口酒でした。
 あと、一緒に飲んだ母君はあまり気にならなかったらしいので、これは生ばかり飲んでる私の過剰反応の可能性もあります、私も飲み進めると慣れてきましたしね。
 ただ、もともとのバランスが好きであればあるほど、どうにも勿体無い気がしてしまうのも事実、難しい問題じゃよね…
 桃の里、来年はより時期に気を付けて購入したいと思いました。
 
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名称:桃の里 純米吟醸 28BY (1年熟成バージョン)
精米歩合:50%
使用米:朝日
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年07月26日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

黒龍 純吟 垂れ口

家飲み記録 黒龍 純吟 垂れ口

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 ブログでの登場は3回目。

 前回に引き続き、「IMADEYA千葉エキナカ店」での購入酒です。
 黒龍の季節限定生酒なわけですが、割とすぐに売り切れちゃうイメージがありますね、こんなお酒がエキナカで買えてしまうんですから凄い時代になったもんです。
 ちなみに同店では風の森の笊籬採りを見かけて驚愕したこともあります(昼に見て、夕方には売り切れてましたが)、近くにはかの「シマヤ酒店」もありますし、千葉市の日本酒党は本当に恵まれた環境にあるかと…
 羨ましい限りではあるのですが、実際に私が同じ環境になったら毎日覗いてしまうかもしれないので、それはそれで恐ろしい気がしてきました…

 さて、スペックは地元産五百万石の精米歩合55%、純米吟醸うすにごり生酒です。
 2月上旬出荷を4月中旬開栓。
 実は前回飲んだ「氷室オリジナル」が個人的には「うーん…」という感じだったので、今回リベンジも兼ねております。

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 上立ち香は結構濃厚な、草っぽいキリリとした香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な旨味が自然な口当たりでトロリと入ってきて、ほんのりとした苦味で輪郭を整えつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘さは控えめながら高密度のメロン的旨味が純然たる主役、フレッシュさや少々の苦味もありながら、ありがちなキツさが極限まで抑えられていて、とんでもなくバランス良いですね
 後味は、あくまでほんのりと苦味を口中に残しつつも、極めて自然に引き上げてくれます。

 存在感・深みをしっかりとたたえた旨味を、この上なく自然に・柔らかく楽しませてくれる、老舗の貫禄を感じさせてくれる芳醇フレッシュ旨酒でした。
 いやこのまとまり、完成度には脱帽ですわ…、単独でも食中でも良いですし、いくらでも飲みたくなる感じはほんと素敵…
 これより値段も高かった氷室とはなんだったのかと思ってしまいますね、これぞ「黒龍の新酒」として納得感があります。
 黒龍、垂れ口にはアル添本醸造バージョンもあるようなので、次はそれもやってみたいと思いました。

 開栓後は、ああ結構脆いかな…、結構露骨に苦味とか辛さが出てきてしまったような。
 それこそ氷室を思い出す感じですね、個人的には開栓直後の繊細なバランスが好きなので、早飲み推奨。

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紹介:お酒ミライ 日本酒レビューブログさんの同スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/23801081.html
(比べてみると笑っちゃうぐらい感じ方が違ってますね。まあ美味しかったという部分は共通しているかと…)

名称:黒龍 純吟 垂れ口
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:18.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:IMADEYA千葉エキナカ店
お気に入り度:8.5/9.0(開栓後の変化も含め)

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2018年07月20日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

長陽福娘 山田錦 純米吟醸 山口9E 生 直汲み

家飲み記録 長陽福娘 山田錦 純米吟醸 山口9E 生 直汲み

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 山口県萩市のお酒です。
 外飲みでは相当やってますが、ブログでの登場はまだ3回目。

 長陽福娘は、昔から矢島酒店さんで取り扱われていることもあり、結構身近な銘柄という印象がありました。
 が、意外と家飲み本数は少なかったですね…、典型的な「いつでも飲めるから見逃し」パターンにハマっていたように思えます。
 今回は、今や厳選されてしまったモウカンさん推し銘柄の一つということで、久しぶりに飲んでみるかとセレクトしました。
 一応28BYで評価の高かったこの9Eを選んだのですが、残念ながら今年は全然違う味わいになっていたとか…、日本酒はBYによる違いが結構あるのが難しいところですね。

 スペックは山田錦50磨きと割合豪華、その分お値段も少々高めになっています。
 「9E」とは酵母のことで山口県独自のものだとか…、所謂協会9号酵母とは別物みたいですね(関連があるかどうかはちょっとググったぐらいではわかりませんでした)。
 2月購入、4月開栓です。

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 開栓すると…、げ、なんかちょっと栓ゆるい?ほぼプシュッとも言わないし…
 注ぐとやはり気泡は僅少。

 上立ち香は割りと露骨にバニラじゃないかしら、濃厚な感じの香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な甘味が弱々しいガスを伴ってググっと入ってきて、程々の苦味でギリギリ輪郭を維持しつつ、最後まで濃度を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、しっかり熟した果実系の甘さが主役、意外と酸は弱めで、苦甘な感じですね、濃度が高めでガス無しなのでちょっとダレというか飲み疲れ感はあるかも。
 後味は苦味と少々の酸で、しっかり引き上げます。

 非常に濃厚な甘味が最初から最後まで主張する、まったり系芳醇甘口酒でした。
 うーん、ガス感が無いのが寂しいなあ…、結果として若干甘ダレ感が出てしまっているように思えます、まさに気の抜けたサイダーと言いますか。
 これスクリューキャップじゃなくて打栓にした方が良いんじゃないかしら、直汲み系だと死活問題ですし…
 といいつつも、旨味自体は荒いところが無く心地良いあたりが流石ともいえます、後味は悪くないですしね。
 長陽福娘、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思います。

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名称:長陽福娘 山田錦 純米吟醸 山口9E 生 直汲み
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:+1.4
蔵元情報:岩崎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年07月16日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

越の初梅 雪中貯蔵酒 純米吟醸 生原酒

家飲み記録 越の初梅 雪中貯蔵酒 純米吟醸 生原酒

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 新潟県小千谷市のお酒です。
 同蔵のブログでの登場は2回目。

 このお酒は、割と最近紹介した「伊乎乃」と同じ蔵の商品でした、実は買ってから気づきました…
 蔵元ホームページを見ると、「雪中貯蔵酒発祥蔵」というところをハッキリとアピールしていますね(トップページにある写真は一見の価値あり)、裏ラベルにも「雪のおくりもの」と題して解説文が載っています。
 0度で100日間生のまま寝かせているとのことなので、結構熟成は進んでいそうに思えますね。
 なお、ホームページには火入れだけで、この生酒の記載はなさそうですね、季節限定品の中でも限定ものという感じでしょうか。
  
 精米歩合は55、使用米は記載なしで不明。
 製造年月は「2017.04」との記載、これは多分瓶詰月で、中身は28BYということだと思うんですが…
 こういう熟成ものだと瓶詰日と蔵出日両方書いてもらわないとわけがわからなくなるんですよね、店頭に並んだ時点で一年前の日付ってどうなのかしら。

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 上立ち香は濃厚かつかなり生熟した感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはりガッツリ生熟感のある濃厚な甘旨味がググっと入ってきて、ほんのりとした苦渋でしっかりと輪郭を整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、一瞬生ヒネかと身構えるレベルで熟していながら、甘味に苦渋が奥深みを加え、さらに結構強めの辛さが伴うことで、全体としては結構キリリとした印象が残りますね。
 後味はその辛さが引き取って、力強くキレます。

 しっかりと熟しながらも引き締まった甘旨味をガッツリ楽しめる、独特な濃厚甘辛酒でした。
 最初は熟甘の印象を強く感じるのですが、飲み進めるとこのお酒の本質は辛さにあるような気がしてきました。
 雪中貯蔵の効果はともかくとして、生熟酒としては一種セオリー通りな印象ですね、濃い味をダレ感無しでしっかり引き上げます。
 結構色々と積極的な試みをしている印象がある蔵なので、今後も要注目かと思います。

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名称:越の初梅 雪中貯蔵酒 純米吟醸 生原酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:高の井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,713円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年07月14日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟

家飲み記録 土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟

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 高知県安芸郡芸西村(あきぐんげいせいむら)のお酒です。
 ブログでの登場は…、意外にもまだ2回目でした、外飲み回数は多分2ケタいってるかと。

 コメントでいただいた情報を元に初来訪した、神楽坂「ぼっちりや」さんで購入しました、このスペックはそこの女性店長さんが蔵に希望して特別に寝かしてもらっているものだそうです。
 店頭で冷蔵庫を睨んでいると、その店長さんがかなり積極的に突っ込んだ説明をしてくれて、普段は避けがちな一升瓶の購入に踏み切った次第です(まあそもそも生熟好きですしね)。
 で、その時の会話の流れで「銀座の高知のアンテナショップってお酒充実してますよね~」みたいな話題を私から振ったところ、店長さんより「私そこの立ち上げスタッフの一人ですよ」という驚きの返答が。
 いやあ納得感ありますね、ああいうお店ができるのには、絶対裏に土佐酒が好きで好きでたまらない人が居たんだろうという気がしていましたが、目の前の店長さんからはまさにその「土佐酒愛」がビンビンに伝わってきていました。

 さて、スペック的には高知の酒米「吟の夢」を55まで削った純米吟醸生。
 「一年囲い」の名の通り、蔵元で1年生熟させているそうです、28BYということになるかと。
 
 ちなみにこのお酒の感想を既に「日本酒感想日誌」さんが上げてらっしゃいます(かなりの高評価)。
 いやあ一店舗しか扱ってないのに偶然って凄いなあと思ったのですが、どうやら私のtwitter情報を参考にしていただいたようで…、流石のアンテナの高さと行動力というべきでしょう。
 で、まさか先を越されると思っていなかった私は、泡を食って記事を仕上げておる次第です。

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 上立ち香はセメダイン混じりの柑橘系果実といった、熟成感をほぼ感じさせない香りがそこそこに。
 含むと、がっつりと味が乗った印象の甘旨味が力強く入ってきて、そこに尻上がりに強まる辛さが絡まることでバッチリ引き締まりつつ、最終的にはキリリと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、非常に濃厚かつまろやかな、あえて言えばメロンクリーム的な甘旨味が最初に来るのですが、時間さで出てくるアルコール臭くない辛さがダレ感を完璧に抑えてくれます、なお雑味やカラメル的熟成香は皆無。
 後味はその辛さが濃厚さを嘘のように引き取って、バッチリキレます。

 生熟の最適解の一つを示してくれた感のある、ストレートに味が乗った甘旨味と、不思議なまでの飲み飽きなさを両立させた、極めて高次元の「土佐酒らしさ」を感じさせてくれたお酒でした。
 後味は一瞬私にはスパルタ過ぎるかなという感もあったのですが、でも杯が進んでしまうということは、やはりこれが最適バランスなのでしょう。
 以前安芸虎でも感じましたが、土佐酒の「辛さ」はしっかりと「甘旨味」と両立してくれる印象があって、日本酒は単に「甘口」「辛口」で語りきれるものでは無いということを実感として教えてくれますね。
 後、今回結構セメダインを感じたので新酒だと結構硬かったんじゃないかしら、こういう強いお酒を年単位で生熟させるセンス、いやあ本物だと思いましたね。
 土佐しらぎくの実力を再認識させるとともに、新たな側面も感じさせてくれた一本でした、来年もやろうかな…


 ちなみにこのお酒、開栓後三日目でも開けるときに栓が「ポンッ」と飛びました。
 どころか、四合瓶に移した最後の一杯分でも、ちょっと温度上げてから空けたら「プシュー」といい音が。
 昔(一升瓶)の風の森を思い出しますね…、いやあこれほど強いお酒は滅多に出会えないかと。
 (なお、飲んだ時のガス感自体はそんなに強くないです)

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2421.html

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名称:土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟
精米歩合:55%
酒米:吟の夢
アルコール度:15~16%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仙頭酒造場
購入価格(税抜):3,240円/1,800ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年07月12日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 29BY

家飲み記録 而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 29BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ常連銘柄の一つ。

 泣く子も黙るジコンヌです、同スペックは2年前も紹介していますね、ついに5回目の家飲みとなります。
 花陽浴・風の森等、同スペックのお酒を数年に渡って感想を書きつつ飲んでみて、ようやく自分のこととして実感してきたことに、「日本酒も年ごとの味の差が激しいなあ」ということがあります。
 もちろん蔵元的にあえて変えているところもあるのでしょうけど、醸造酒のサガといいますか、意図しない味の差も結構ありそうに感じますね。(特に生酒系)
 特に而今は射美、花陽浴、風の森とかと比べたら露骨な個性酒って感じでは無いと思いますし、「らしさ」をキープするってかなり大変なんじゃないかなあ…
 まあ飲み手としては、あまりカリカリせずにそんな違いも楽しむべきなんでしょうね。

 さて、スペックについてももはや語ることはないです…
 前回飲んだ27BYと同様、千本錦55の無濾過生。
 1月出荷、3月開栓なので、若干間が空きました。

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 注ぐと、グラスにほんのちょっとだけ泡が付きますね。
 実は今風のお酒の飲み頃を判断するのに、これ結構重要なことかもと思います。

 上立ち香はいつものベリー系っぽい濃厚な果実香がそこそこに。
 含むと、密度の高い甘旨味が力強くかつ優しい口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦味のニュアンスで輪郭を整えつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘、酸、苦がそれぞれ主張してバランスを保ちつつ果実感のある、意味芳醇甘口のお手本のようなもの。
 後味は苦酸が引き取って、割りと強引にキレますね。

 割とにぎやかな味わいながらも、甘旨味の存在感がとにかく魅力的な、直球勝負の芳醇甘旨酒でした。
 少し熟成期間を経たからか、いつものイメージからすると、若干重さというか、ちょっとくすんだような感触もあるような…(それでも平均以上のまとまりではありますが)。
 でも、やっぱり好きですねえこの味、少しぐらいの粗はどうでも良くなるぐらいに魅了されてしまいます。
 而今、引き続き買えるときは買っていきたいと思ってしまいました。

 開栓後はちょっと苦味が増えたなあ…
 そうなると重さも増して…、うーん流石にちょっとバランス崩れた感じですね。
 今期の而今は崩れやすいのかしら。

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2267.html

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名称:而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 29BY
精米歩合:55%
酒米:千本錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年07月10日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

菊盛 純米吟醸 しぼりたて 無ろ過原酒 29BY

家飲み記録 菊盛 純米吟醸 しぼりたて 無ろ過原酒 29BY

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 茨城県那珂市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 前回は酒販店グループ「吟奏の会」限定スペックをいただいており、その時かなりの好印象だったのでリピートしました、今回は蔵元ホームページにも商品紹介があるレギュラー品です。
 菊盛は扱っている酒屋が少なく、前回は通販だったのですが、最近蔵元の木内酒造の系列店である角打ち(雰囲気は日本酒バー)「酒+蔵 な嘉屋」がなんと秋葉原近くのマーチエキュート内にできたため、今回はそこで買っております。
 マーチエキュートは前に紹介した駿河屋嘉兵衛も入ってますし、日本酒的にも中々面白いスポットになっていますね(ごく近くに鈴木酒販もありますし)。

 スペックは美山錦を55まで削った純米吟醸無濾過生原酒。
 実は同スペックを先に「日本酒感想日誌」さんが記事にしており、そこのコメント欄で「少し控えめではあるので、2月3月くらいまで引っ張っても、まるめちさんならかえって良いかもしれません。」というアドバイスをもらったので、素直な私は(笑)12月に購入したものを3月まで寝かせて開栓した次第です。

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 注ぐと気泡がグラスにしっかり付きますね、まだまだ生きてる感。

 上立ち香はキツくない消毒液的な香り(?)がそこそこに。
 含むと、凝縮感のある旨味が、チリチリとしたガス感を纏いつつググっと入ってきて、程よい酸で落ち着きとフレッシュさを両立させたまま、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘さは控えめの奥深みのあるサイダー的な(?)旨味が中心で、濃くかつ、引き締まり、酸とのバランスの点で非常にハイレベルなまとまりを感じさせるものになっています。
 後味はガスと酸が引き取って見事にキレます。

 程よいガス感と透明感がありながら、旨味の魅力や飲み応えをしっかり兼ね備えた、高次元バランス酒でした。
 奥深さやガスの刺激はありますが、浮いた苦味・渋味が皆無なのが良いですね、ガンガン飲めてしまう印象。
 また、味の出方が私にとってちょうどいい感じになっていたように思えます、やはり出荷直後より良い開栓タイミングだったように思えますね、日誌係さんの読みは流石だなあ。
 菊盛、是非また他のスペックもいただいてみたいと思いました。

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2019.html

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名称:菊盛 純米吟醸 しぼりたて 無ろ過原酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:-1
蔵元情報:木内酒造合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:酒+蔵 な嘉屋(マーチエキュート内)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年07月08日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

五十嵐 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み 29BY

家飲み記録 五十嵐 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み 29BY

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 埼玉県飯能市のお酒です。
 ブログでの紹介は4回目。

 五十嵐は5年ほど前かの酒徒庵で最初に出会い、その時の好印象から、扱っている酒屋さんを何とか探して買いに走ったことを憶えています。
 で、その時尋ねた、数少ない都内の取扱い店が大森の「酒屋たなかや」さんでした。
 同店は都内の地酒屋のなかでも銘柄セレクトが極めて個性的、かつハイレベルでして、店長さんがしっかりと自分の足・舌で選んでいるんだなあということが伝わってくるようなこだわりのお店でした。
 が、店長さんの健康上の理由で、つい先日の7/3、閉店してしまったとのこと…
 まだまだ未飲銘柄があり行きたいとは思いつつ、地理的な要因と一升瓶メインということから足が遠のいていたところだったので、若干悔いが残るところです、お酒だけでなく酒屋さんとも一期一会の精神が必要ですね。

 裏ラベル情報が貧弱なので詳細不明ですが、ラベルの色的に多分前回と同スペックですね
 11月出荷、3月開栓なので結構生熟期間あり。
 なお、今回はやはり銘柄セレクトが個性的な練馬の「うえも商店」さんで購入しています。


 上立ち香は濃厚な洋梨系(?)の果実香が気持ち強めに。
 含むと、香りの印象通りの濃厚な甘旨味が力強く入ってきて、結構強めの渋味と少々の酸味と絡み合って独特のバランスを保ちながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、結構熟した洋梨的な甘酸渋をそれぞれ感じる、芯と奥深さのある旨味が最初から最後まで存在感を保つ、飲みごたえと引き締まりを両立させたもの。
 後味は酸渋が引き取って、少々の渋味を残しつつもしっかりキレます。

 濃厚な甘旨味が密度と輪郭をしっかり感じさせる、力強さのある芳醇キレ味酒でした。
 結構味わいは賑やかながら、やはり甘味、旨味がしっかりしていいるので、私としては好きですね~
 後、こういう書き方をするとどっしり系のように思えてしまうかもしれませんが、基本私がセレクトしているお酒はあくまで生酒的な果実っぽさが前提になっているので、従来のどっしり火入れ系とは全く違う様相であることを付記しておきます。
 ともかく、今回も五十嵐の信頼を深めてくれた一本でした、次こそ他のスペックも試してみようかな。

紹介:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの同スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/23689520.html

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名称:五十嵐 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み 29BY
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:五十嵐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年07月04日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

あべ 定番純米吟醸 おりがらみ生酒

家飲み記録 あべ 定番純米吟醸 おりがらみ生酒

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 新潟県柏崎市のお酒です。
 ブログでの登場は4回目と、出会ってからは毎年飲んでますね。

 「日本酒感想日誌」さんイチオシ銘柄ということで飲み始めたあべですが、実際私としても好きな味わいであることが多く、お気に入り銘柄に入りつつありました。
 ただ、今までの記事では売り方については若干ディスり気味になっていたような気がします、特に前回は四合瓶が少ないことに文句を言った上に、「ラインナップを整理してしっかり定番スペック出せや(要約)」的な事を書いております。
 で、今年出てきたのがこの商品なんですよ、いやあまさかラベルに「定番」と明記してしまうとは、御見それしました。
 まあここ見て決めてるわけじゃないでしょうし、とうに検討していることだったんでしょうね、偉そうに書いてしまったことをここにお詫び申し上げます…

 さて、スペック等については裏ラベルに非常に詳細かつ有用な記載があるので、下の写真を是非ご参照ください。
 あべは一貫して原酒なのにアルコール度が低めなのが凄いですね、普段日本酒飲まない層にも勧めやすいかと。


 上立ち香はグレープフルーツ的なみずみずしい酸の香りが控えめに。
 含むと、やはり酸が中心にあるフレッシュな旨味が勢い良く入ってきて、最後までその酸を中心にしっかりまとまりを保ったまま、ググッと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、フレッシュな酸が中心ながら、苦味は控えめかつおりがらみ的な米の旨味もしっかりあって全体としてはむしろ柔らかく感じる部分もあり、旨味の濃度と引き締まりをこれ以上ないほどのレベルで両立させていますね。
 後味は酸がしっかり引き取ってしっかり、かつ自然にキレます。

 柔らかさとキレを両立させるという高難度の課題を、非常にハイレベルに達成している、オンリーワンなキレ良し酒でした。
 なんというかありそうでない感じですね、伝統的辛口とは違うし、甘酸っぱ系でもないし、淡麗という感じでもない。
 あえていうと宝剣に近いと思いますが、こちらのほうがより酸味寄りですね、より果実的といいますか。
 あべは、個性と完成度を兼ね備えた「本物」銘柄であると確信させてくれた一本でした、今後さらに注目したいと思います。

 なお開栓後も全くダレず、最後までじっくり楽しめることが出来ました。
 う~ん、これは凄いな、このポテンシャルにすぐに気づいた日誌係さんの慧眼には脱帽ですわ…

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名称:あべ 定番純米吟醸 おりがらみ生酒
精米歩合: 麹50% 掛55%
使用米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:阿部酒造株式会社
購入価格(税抜):1,570円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年06月28日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

英君 純米吟醸 無濾過生原酒 「緑の英君」

家飲み記録 英君 純米吟醸 無濾過生原酒 「緑の英君」

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 静岡県静岡市のお酒です。
 外飲みは何度かあったと思いますが、以外にも家飲みは初めてですね。

 英君は静岡酒の中でも割と早い段階で、首都圏に進出していた銘柄という印象があります。
 実際私もふくはら酒店さんの店頭で随分前(それこそ5年ぐらい前)からよく見かけていたし、外で飲んだことも有るのですが、得てしてそういう銘柄は家飲みが後回しになりがちですね…、「いつでも飲める感」の罠といいますか。
 今回は、静岡酒に強い「日本酒と競馬ブログ」さんが英君を何回も掲載されているのを見て、自分も飲みたくなってセレクトした次第です。

 スペック的には五百万石を55%まで磨いた無濾過生原酒、日本酒度は+5とちょい高めですね。
 1月出荷を3月の頭に開栓しているため、そこそこフレッシュなコンディションでいただいています(記事掲載はこんなタイミングという体たらくですが…)。

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 上立ち香は甘酸を感じる爽やかな果実香がそこそこに。
 含むと、インパクトのある旨味が割りと自然な口当たりで入ってきたと思うと、直ぐに出てくる青い感じの苦味でがっちり引き締められて、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、マスカット的なしっかりした甘酸味が中心にあって、どこかにスルスルイケる感(?)を助長する前向きな水っぽさがありますね、恐らく酸苦が浮かずに一体化しているためにそう感じるのかと。
 後味は苦味をほんのり残しつつ、酸も相まってスッキリキレます。

 心地良い甘酸味を、程良い濃度で素直に味あわせてくれる、良バランスのスッキリ甘口系新酒生原酒でした。
 「みずみずしい」という形容が似合う感じでしょうか、ラベルイメージにも合っていて、安定感を感じさせてくれました。
 これが熟してくるとまた違う面が出てくるのでしょうね、こういうお酒は(良い意味で)開け時がなかなか難しいかも…
 英君、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。
 

■紹介:「日本酒と競馬ブログ」さんの同スペックの記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-125.html

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名称:英君 純米吟醸 無濾過生原酒 「緑の英君」
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:17%
日本酒度:+5
蔵元情報:英君酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 英君 純米吟醸

2018年06月26日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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