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仙介 純米吟醸おりがらみ 無濾過生原酒 02BY

家飲み記録 仙介 純米吟醸おりがらみ 無濾過生原酒 02BY

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 兵庫県神戸市東灘区のお酒です、同蔵のお酒のブログでの登場は3回目。

 泉酒造が、麹米に兵庫県産山田錦を使って醸すお酒につけたブランドがこの「仙介」であることは、前回の記事にも書きました。
 蔵元ホームページを見ると、まさにこのお酒が蔵元のおすすめ①として紹介されていますね。
 蔵元自らおすすめスペックを表示するのは珍しいですねえ、どういう基準かわかりませんが、買い手としてはわかりやすくて有難いところです。

 スペックは山田錦60%精米で、新酒無濾過生原酒の王道という感じですね。
 原酒ながらアルコール度数が16度と低めなところがポイントでしょうか。

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 上立ち香はバニラとメロンを感じるフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚で力強い甘旨味が割と滑らかな口当たりで入ってきて、オリ由来の存在感と苦味を心地よく感じさせながら、最後までバランス良くじわじわと染み込んできます。
 味わいは、メロン的甘旨味に若干の炭酸的酸味、そしてバニラ感が伴うまさにクリームソーダを連想するもので、生酒らしい魅力満載ながらすべての要素がしっかりバランスを保つ、お手本のようなまとまり。
 後味は、苦味メイン、酸味サブでしっかり仕事をして、理想的とも言えるキレ。

 クリームソーダ的なキャッチーな甘旨味と、日本酒的複雑さが、玄妙なバランスでフュージョンする超ハイレベルフレッシュ酒でした。
 いや原酒、そしてこの甘旨味と存在感でこのキレは凄いなあ…、花陽浴に似た方向性ながらタイプは全然違う感じ。
 結構苦味があるけど全然後ろ向きに感じないんですよねえ、どちらかというと而今や十四代のおりがらみ生酒に近い感じかも。
 どちらにせよ、この完成度は稀有なレベルであることは間違いないと思います、「好みの銘柄は十四代です」とか言ってしまう贅沢な方にもオススメできる一本かと。
 仙介、今後注目度を数段階上げていこうと思いました。

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名称:仙介 純米吟醸おりがらみ 無濾過生原酒 02BY
蔵元情報:泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年04月13日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 30BY

家飲み記録 長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 30BY

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 実は前回紹介したお酒について、一年前も飲んでおりました。
 下の感想は当時のものです、前回の感想と比べると私の表現のブレとかそういうものが見えてくるかもしれませんね…
 こちらは一升瓶、11月製造、翌8月開栓です。


 上立ち香はほんのりケミカル感のある、むしろフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ落ち着いていながら非常に引き締まった印象の旨酸味が力強くも柔らかさも感じさせる口当たりで入ってきて、息の長い感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、熟感皆無ながらしっかり落ち着いた果実的な旨酸味が主役、ただお米的な柔らかさもあって、かつ辛さも若干感じますね、割とガンガン飲めてしまう感じ。
 後味は、酸辛がしっかり仕事をして、素晴らしいキレ。

 筋肉質な旨味と程よい味乗りがありつつ、古臭さ皆無の生熟ならではの魅力がある芳醇辛口酒でした。
 上の感想は支離滅裂に見えるかもしれませんが、まあそれほど相反する要素が共存している感じなんですよ。
 甘味はあまりなくても、旨味がしっかりとしていて、かつある種の柔らかさがあるので私も楽しめるんですよね~
 長珍、やっぱり安定して好きな銘柄です。

名称:長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 30BY
蔵元情報:長珍酒造株式会社
購入価格(税抜):3,580円/1,800ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年04月11日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 01BY

家飲み記録 長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 01BY

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 愛知県津島市のお酒です、ブログでの登場は意外にもまだ2回目。

 長珍は個人的にはかなり信頼を寄せている銘柄で、外飲み含めて大体毎回良い印象を受けています。
 最近お世話になり初めた酒屋さん(通販)で扱いが有ったので、自分の好きそうなやつをセレクトしてみました。
 新聞紙に包まれた佇まいが良いですよねえ、遮光レベルは最強クラスだと思いますが、蔵としては非常に手間がかかるはずでしょうし、それをずーっと続けているのには頭が下がります。
 同様の新聞紙パッケージでは同じ愛知の「義侠」が思い出されますね、両方とも生熟上等の銘柄であるのは偶然ではないのでしょう。

 今回のお酒は、ラベルに解説のある通り、蔵元でのタンク熟成を経た上で出荷されたもの。
 四合瓶、11月製造、翌3月開栓です。


 上立ち香はセメダイン的なケミカル感のある青くスッキリとした香りが控えめに。
 含むと、実に濃厚で野太い感じの、しっかりとした甘味と酸味をまとった旨味が力強く若干トロミを感じさせる口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦味できっちり引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、筋肉質な印象旨酸味を軸にしつつ、完熟果実的な甘さが寄り添うことで独特なバランスを保つもので、超高濃度ながらも苦味も相まって極めて飲み進めやすい印象。
 後味は、酸と苦味が必要十分に仕事をする感じで、見事にキレます。

 生熟特有の強力な存在感と、粗くない酸味の引き締まり感が絶妙なバランスを保つ、個性派芳醇辛口酒でした。
 何気に二日目とかでも、開栓時に「プシュー」という活きの良い感じだったのが印象深いんですよね。
 そのフレッシュ感と甘味がちゃんと残ったうえで、全体的にキリリとしているのが良いんですよ…、単にキレが良いだけではない奥深さが素晴らしい。
 長珍、今後も追っていこうと思わせてくれた一本でした。

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名称:長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 01BY
蔵元情報:長珍酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年04月10日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 02BY

家飲み記録 咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 02BY

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 群馬県吾妻郡中之条町のお酒です、個人的イチオシ銘柄の一つ。

 咲耶美は自分の中で超厳選したお気に入り銘柄として→のプロフィールに記載しているぐらいに好きな銘柄です。
 ただ、残念ながら数年前からあまり取扱店が増えた感じがしないんですよね~、相変わらず蔵元ホームページすらないので詳しいところはわからないのですが…
 結局自分としては群馬の酒屋さんから取り寄せるか、聖地小山商店に買いに行くしかない状況が続いております。
 全くみんな見る目が無いなあと憤慨しつつ、そういう銘柄を知っているという密やかな喜びに浸る今日この頃。

 さて、今回いただくのはピンクラベル同様定番の、黒(?)っぽいラベル、美山錦の精米歩合58%というのも前と同じですね。
 諸事情によりラベルが濡れてしまい、見にくいのはご勘弁ください…

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 上立ち香は密度の濃い、メロンの皮的な締まった果実香がそこそこに。
 含むと、甘味・旨味・渋味が一体となり極めて存在感の強い口当たりで入ってきて、それが溶け合った複雑さをしっかりと魅せつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、メロンや洋梨を感じるような、甘さ主体ながらも酸味渋味がしっかり絡まって、蒸留酒的な硬質さもある、フレッシュながらも非常に奥深いもの、ストレートに飲みごたえと飲み飽きなさを両立しているタイプですね。
 後味は、渋味の余韻を残しつつ、見事にスッキリとキレます。

 フルーティー感がありつつ、どこか蒸留酒的な風味と複雑さも兼ね備えた個性派バランス酒でした。
 一口目は「あれ渋いかな…」と思うんですが、二口目から素晴らしいんですよねえ…、これ本当に個性を確立してると思います。
 とある飲み手さんがこのお酒を飲んで、これは火入れもイケる系と看破したそうですが、まさに慧眼かと(実際ちょっと飲んだひやおろしは旨かった)。
 咲耶美、色々な面で魅力のある銘柄として、今後も追っていきたいと思います。

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名称:咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 02BY
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年04月05日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

清泉 亀の王 純米吟醸 しぼりたて

家飲み記録 清泉 亀の王 純米吟醸 しぼりたて

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 なぜか単体の写真撮り忘れたので集合写真で…

 新潟県長岡市のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。
 こちらも御徒町の吉池で購入。

 こちらを醸す久須美酒造といえば、何といっても日本酒漫画の金字塔「夏子の酒」のモデル蔵として有名ですね。
 同作には酒米「亀の尾」復活の逸話が描かれており、それを使った同蔵のお酒は全国的にも知られていると思われます(時代的にはちょっと前の話ではありますが)。
 有名過ぎて個人的には購入が後回しになっていたお酒の一つなのですが、今回「しぼりたて」を店頭で見かけたため、衝動買いした次第です。

 裏ラベルは何か通り一遍の注意書きばかりでばかりで有用な情報が少ないですね…(この辺りは昔の銘柄という感じ)
 ネットで調べると、麹米は山田錦で掛米に亀の尾を使っているらしいです。


 上立ち香はあまり感じないですねえ、硬質な果実香(?)が仄かに。
 含むと、生酒らしい濃厚さがありつつ落ち着いていて、バランスの良い甘旨味が、結構強めの渋味を伴って力強い口当たりで入ってきて、カッチリと引き締まりながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘味と渋味がそれぞれしっかりと主張し合う、実にしっかりと存在感がありながら引き締まったもので、食中単独を選ばない万能感がありますねえ。
 後味は、渋味がしっかりと引き取って力強くキレます。

 甘旨味と渋味が生らしい力強さを発揮しつつ、粗さを感じさせないバランスでじっくりと楽しめる、貫禄を感じさせる万能酒でした。
 いやあこれは固定ファンができそうなお酒ですね~、渋味が実にオトナの味わいと言いますか、まさに渋い纏まりを魅せてます。
 明らかに私の好みの方向性では無いのですが、十分に良さを味わえる感じでしたね、亀の尾の活かし方として流石の一言。
 清泉、次はまた別の銘柄をいただいてみたいと思いました。

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名称:清泉 亀の王 純米吟醸 しぼりたて
蔵元情報:長谷川酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年04月01日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白雪姫 純米吟醸 無濾過生原酒 ひだほまれ

家飲み記録 白雪姫 純米吟醸 無濾過生原酒 ひだほまれ

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 岐阜県大垣市のお酒です、外飲み・家飲み外飲み含め初めていただきます。
 長らく紹介してきた鴨下酒店さんでの購入酒のトリになります。

 これまた全く知らない銘柄でしたね~、正直同店を訪ね自分の知識もまだまだだと思いました。
 ちなみに、来訪時に店長さんから色々話を聞いたのですが、こういう銘柄セレクトには聖地「小山商店」さんが近くにあることが影響しているとか。
 確かにあのお店と銘柄被りを避けようとしたら相当大変でしょうね…
 ただ、単にマイナーなだけでなく実力があるお酒をしっかりセレクトしていること、お店として小規模蔵を応援したいという想いが感じられることも併せ、非常に素敵なお店になっていると感じました。

 閑話休題、今回の蔵の代表銘柄は、蔵元ホームページによると「美濃錦」みたいですね。
 女性杜氏とのことで「白雪姫」というネーミングのようですが、なかなか思い切ったというか、ストレートな感じですねえ。

 スペック上の特徴は岐阜県の酒米「ひだほまれ」利用というところでしょう。
 今まで同米を利用したお酒として、鯨波天領恵那山を飲んで極めて印象が良かったので、個人的には期待が膨らむところです。

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 上立ち香は華やかというよりは濃縮されて甘い感じの、りんご的な香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ程よく落ち着いた甘味がトロリとした口当たりで入ってきて、少々の酸味も感じさせながら、じんわりゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、青リンゴに蜂蜜を加えたような、強い甘味の存在感がありつつどこか爽やかさもあるもので、苦味が程々に抑えられていることも併せ、ついつい杯を重ねる魅力がありますね。
 後味は、酸味と甘味の余韻を少々残しつつ、嫌らしさなく引き上げていきます。

 しっかりとした甘味の魅力を、程よい落ち着きとフレッシュさ、一体化した酸渋と併せ飽きなく楽しませてくれる、個性派芳醇酒でした。
 いやあこれは好みですねえ!個人的経験としては、やっぱりひだほまれのお酒は個性と甘味の点でストライクゾーンに来ることが多いです。
 さらにこのお酒については、甘味の存在感と全体のバランス、有名銘柄と十分張り合えるレベルに思えますね、こういう出会いは嬉しい限りで、酒屋さんに感謝。
 白雪姫、今後ガッチリ注目していきたいと思います。

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名称:白雪姫 純米吟醸 無濾過生原酒 ひだほまれ
蔵元情報:渡辺酒造醸
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー:今回購入酒の記念写真
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 正直、この銘柄の半分でも飲んだことのある人は相当少ないんじゃないでしょうか…、とても面白い品揃えでした。
 ちなみに言葉音(コトノハノオト)だけまだ未開栓だったりします、いつ開けようかなあ。

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2021年03月28日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

La+ YACHIYO(ラプラスヤチヨ)  ROOM 純米吟醸

家飲み記録 La+ YACHIYO(ラプラスヤチヨ)  ROOM 純米吟醸

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 山口県萩市のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。
 これまた鴨下酒店さんでの購入酒。

 こちらのお酒は見た目が印象に残ることもあり、SNSで見かけて以来一度飲んでみたいと思っておりました(割と評判も良かった印象)
 蔵元ホームページはちょっとわかりにくいというか情報が少ないですね…、どうやら通常銘柄は「八千代」みたいです。
 この「ROOM」については、まえにクラウドファンディングをやっていたようで、そこに色々詳しい情報が載っていますね
 個人的には、東洋美人の澄川酒造で修行した女性杜氏が醸しているというところが目に留まりました。 

 今回いただくのは、シリーズの中ではスタンダードだと思われる、山田錦の火入れです。(本当は生が欲しかったのですが品切れ…)
 裏レベルによると、製造所が澄川酒造場になっていますね、これはそこの設備を使ったってことなのかな…、「横山五十」と同じパターンなんでしょうか。

 上立ち香は桃?ベリー?的な甘い果実香がそこそこに。
 含むと、落ち着いた甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、結構華やかな印象を感じさせつつ抑えもきいたバランスで、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、割と香りの印象通りの桃を思わせるしっかりとした甘味が中心、香り系っぽい雰囲気なのですが苦味は僅少でギリギリのところで浮かないバランスを保っていますね。
 後味は、苦味が引き取る形で、火入れらしく優しくキレます。

 程よく落ち浮いた甘味と香りの魅力を、最初から最後まで素直に楽しませてくれるお酒でした。
 個人的には低酸なところが良いですねえ、火入れの桃の里と若干通じるところがあるかも。
 ただ、やっぱりこの方向性なら生が飲みたい!私は生が飲みたいんじゃ!(発作)、どうしても火入れ特有の香りが混じっているが気になるんですよね…
 というわけでROOM、次は生を狙いたいと思いました。

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名称:La+ YACHIYO(ラプラスヤチヨ)  ROOM 純米吟醸
蔵元情報:八千代酒造合名会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: ROOM 純米吟醸

2021年03月26日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

信州亀齢 純米吟醸無濾過生原酒 ひとごこち 02BY

家飲み記録 信州亀齢 純米吟醸無濾過生原酒 ひとごこち 02BY

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 ちゃんとした写真撮り忘れました…

 長野県上田市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 豊賀に引き続き長野酒ですね、以前に美山錦山恵錦をご紹介しています。
 2本ともすこぶる印象が良かったので、今回よりスタンダードな印象のあるひとごこちをセレクトしてみました。
 実際評判良いですよね~、個人的には川中島幻舞に続く感じで、人気の面で長野酒の中から一歩抜きん出てきたように思えます。

 裏ラベルの写真撮り忘れましたが、精米歩合は59%とのこと。
 いかにも長野スペックって感じですね、十分に期待のハードルを上げていただきます。


 上立ち香は若干硬質でスッキリフレッシュな、ほんのり果実感のある香りがそこそこに。
 含むと、実に濃厚かつインパクトの強いフレッシュフルーティーな甘旨味がグググッと入ってきたかと思うと、徐々に強まる渋味と辛さが全体をガッツリ引き締めつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、長野酒らしいフレッシュなリンゴ感を中心に据えつつ、渋味による奥深さや、バニラクリーム的な濃厚さが個性を彩るもの、酸味控えめでアルコール的辛さが引き締め役なのも特徴かな。
 後味は、その辛さで濃厚さを嘘のように力強くキレます。

 長野酒の王道を行く濃厚フレッシュさと、しっかりと個性のあるバニラ的な風味がそれぞれ魅力を放つ芳醇甘旨酒でした。
 いやあやっぱり私のストライクゾーンドンピシャですねえ、複数のスペック、BYでこれだけ当たりばかりとなると、完全に好みの銘柄なのでしょう。
 花陽浴みたいに手に入りにくくなるのは嫌ですが、しっかり評価されて欲しいお酒だと思います。
 信州亀齢の実力を改めて感じた一本でした。

名称:信州亀齢 純米吟醸無濾過生原酒 ひとごこち 02BY
蔵元情報:岡崎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,482円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年03月07日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

無窮天穏 山陰吟醸 生もと造り 30BY

家飲み記録 無窮天穏 山陰吟醸 生もと造り 30BY

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 島根県出雲市のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 
 天穏は前にレギュラー的なお酒を飲んでおりますが、今回はその限定ブランドをいただきます。
 こちらについては公式ホームページがガッツリ解説してくれているので、これは是非見てほしいですね。
 「山陰吟醸造り×突きハゼ三日麹×無添加 生もと山廃造り」というのがコアな部分らしいですが、それだけではなかなかわからないので…
 
 スペックは裏ラベルの情報がほぼ完璧ですね…、情報公開姿勢は本当に素晴らしい!
 ちなみに私としては超珍しく二回火入れです、山陰吟醸を名乗ってますがアル添無いので実質は純米吟醸ですね。
 なお、実際に飲んだのは2020年10月です。

 上立ち香は乳酸的、かつケミカル感を少々感じさせる落ち着きながらもスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた乳酸をまとった旨味が、自然かつ柔らかい口当たりでスルスルと入ってきて、少々の辛さも感じさせつつじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、モダン生もとの王道を行く優しい乳酸味を軸にしつつ、複雑味や熟感といった一種のトラディショナルさも感じさせるもので、苦味等の浮いた雑味が皆無なのが特徴的ですね。
 後味は、乳酸味の働きで、自然に引き上げます。

 生もと系らしい味わいのしっかりさがありつつ、実にモダンかつ自然な後味の良バランス酒でした。
 生酒ばっかり飲んでいる身としてはどうしても合わない部分はありますが、完成度の高さはビンビンに感じますね。
 流石に山陰吟醸を名乗るだけあって、いかにもその「らしさ」をしっかり体現している印象。
 天穏、実は次回もご紹介する予定です。

 燗をつけると…、いやあ素直に旨味が濃くなって良いなあ。
 冷酒~燗だとほんの少し感じる薬臭さ的な癖がキレイになくなるのもポイントですね、やっぱり燗向きです。

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名称:無窮天穏 山陰吟醸 生もと造り 30BY
蔵元情報:板倉酒造有限会社
購入価格(税抜):1,800円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.4(燗上がりも考慮に入れて)/9.0

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2021年02月24日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

流輝 純米吟醸 おりがらみ生 02BY

家飲み記録 流輝 純米吟醸 おりがらみ生 02BY

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 群馬県藤岡市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 ブログでは2014年に山田錦純吟を2015年にももいろをそれぞれ紹介していますが、実際は外飲みでもちょくちょくいただいている、個人的にはなじみが深いお酒です。
 味わいも飲むたびに向上している印象ですが、やっぱり銘柄名が印象深いんですよね~、毎回巡音さんを思い出します。
 (ちなみに、私の家のPCの壁紙は10年以上「星屑ユートピア」の背景だったり…(隙有自語))
 特に理由も無く家飲みは間が空いていたのですが、先日四ツ谷の「じきしん」さんでいただいたところ物凄く印象が良かったので、たまらずに通販時同梱した次第です。
 
 スペックは五百万石の精米歩合55%ということで、スタンダードなしぼりたてですね。
 おりは結構濃い目。

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 上立ち香はオリ的な濃厚さを纏ったフレッシュな梨的果実香がそこそこに。
 含むと、非常に濃厚でインパクトがありながら不思議と柔らかみもあるフレッシュな甘旨味が、しっかりとした口当たりで入ってきて、まとまった印象のママじわじわと染み込んできます。
 味わいは、フレッシュ爽やかかつ濃厚な梨的甘さが主役、酸味はサブ、苦渋は抑えめながらもしっかり脇役として奥深さを添え、ついつい飲み進めてしまう蠱惑さがありますね。
 後味は、全体の味わいがせめぎ合って見事に消えていく素晴らしい余韻。

 しぼりたておりがらみらしいフレッシュフルーティーな甘旨味を、一歩二歩先をいく完成度で魅せてくれるお酒でした。
 特筆すべきはフレッシュ感の残し方と苦味の抑え方、そして後味のまとまりですね、出来が素直に極めてハイレベル。
 いやあ良いなあ…、若干イキると私はこっち系のお酒をいやっちゅうほど飲んでいるので、その中で群を抜くまとまりなのは十分わかります。
 奇を衒わずにここまで完成度を高めるとは…、あえていうと花浴陽とか而今みたいな有名銘柄と十分張り合えるんじゃないかしら。
 流輝、今後ガッツリ注目していきたいと思います。

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名称:流輝 純米吟醸 おりがらみ生 02BY
蔵元情報:松屋酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年02月16日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

美保 純米吟醸 無濾過生原酒 瓶囲い

家飲み記録 美保 純米吟醸 無濾過生原酒 瓶囲い

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 島根県松江市のお酒です、同蔵の登場は二回目。

 こちらを醸す米田酒造のメイン銘柄には「豊の秋」があります、私は以前袋入で面白い見た目のお酒を頂いたことがありました。
 今回はまた別ブランドなわけですが、こちらは蔵元のブログに色々と解説がありました。
 名前からして、女性杜氏さんの名前でも取ったのかなあと思ったのですが、実際は地元松江市の「美保神社」に由来するとのこと。
 島根らしさを感じさせつつ、なかなか意外性が有って面白いですね。

 スペックは地元産五百万石の精米歩合55%。
 割とオーソドックスなしぼりたて無濾過生原酒って感じですね。

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 上立ち香はフレッシュなパイン系の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ割と華やかな印象の甘酸旨味が力強い口当たりで入ってきて、時間差で少々の苦味も感じさせつつ最後まで酸味が引き締め役をこなしつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいはまさにパイン缶の中のシロップ的な、強い甘味に酸味が寄り添うものを中心に据えつつ、香り系の苦味とその味わいの存在感がせめぎ合って、割と飲み飽きない印象。
 後味は、酸味と苦味の余韻を残す感じで、ゆるやかに引き上げていきます。

 方向性が非常にハッキリとした、華やかな甘酸味が魅力のパイン系芳醇酒でした。
 こっち系のお酒は好みではありますが、個人的には如何せん花浴陽と亀泉cel24という巨頭が頭にある関係上、そこまでにまだまだ越えるべきハードルがあるように思えてしまいますね。(濃厚さ、纏まり、キレ等に関して)
 とはいえ、この方向で行くと決めたなら、非常にポテンシャルの高さのあるお酒だとも思いますね。
 美保、今後に強く期待していきたいと思います。

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名称:美保 純米吟醸 無濾過生原酒 瓶囲い
蔵元情報:米田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 美保 純米吟醸

2021年02月14日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 純米吟醸 生 うすにごり 01BY

家飲み記録 田酒 純米吟醸 生 うすにごり 01BY 

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 青森県青森市のお酒です、当ブログでもたびたび登場している有名銘柄。

 公式ブログにも載っている通り、ちょっと前に今期(02BY)分が出荷されたようですが、こちらは前期の感想記事になります。
 実は前期は青森県内限定だったらしいのですが、私はとあるルート(まあ単純に飲み友達経由ですね、多謝!)で入手して飲んでいたんですねえ。
 今期買った方々に対し「まあ私は去年飲んでたけどね」とマウントを取るために、今回急いで記事を書いた次第です(笑)
 
 ちなみに、田酒は使用していた充填機が対応していなかった関係で、結構長い間「うすにごり」の商品をだしていなかったとか。
 今回復活させるにあたり、まず県内に少量出してから翌年に全国展開させるというところに、大手らしい慎重さというか品質管理への姿勢が見て取れますね。
 裏ラベルは相変わらず貧弱ですが、使用米はいつもの華吹雪らしいです。

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 上立ち香は…スッキリとした印象の…、うーむ果実と米の中間って感じの香りが控えめに。
 含むと、割と芯のある印象の旨味が柔らかい口当たりで入ってきて、これまた非常に柔らかさのある苦味で実に程よいバランスを保ちつつ、ゆっくりと胃の中に入り込んできます。
 味わいは、メロン的な甘酸味と果実感がありつつも、いい意味で華やかさが抑えられている安定感が有るもので、オリ由来の濃度と苦味も程よくバランスが取れています。
 後味は、酸苦味がお手本のように引き取ってしっかりキレます。

 フレッシュな甘さと苦さを、オリブーストでしっかり感じさせつつ、しっかりバランスを保ったお酒でした。
 復活直後でこのバランスは流石ですが、普通に美味しいというか、良くも悪くも抑えめというか、あまり「田酒ならでは」っていう部分は感じなかったですね。
 ただ、恐らくこの試験的な造りを経て、今期のお酒はより良いものになっていることでしょう、しっかり期待して良いものかと考えます。
 田酒の安定感を感じた一本でした。

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名称:田酒 純米吟醸 生 うすにごり 01BY
蔵元情報:株式会社西田酒造店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 田酒 純米吟醸

2021年01月25日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2021」

新春家飲み速報 田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2021」

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 こちらもありがたいことに毎年いただいているので解説は略、去年の感想はこちらです。

 今年もコミカルな見た目ですね~
 裏ラベルには「モ~ 一杯!」という干支にちなんだ脱力系ギャグが…(ちなみに去年もありました)

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 上立ち香は柑橘系果実にちょっとお米っぽさもあるような、フレッシュかつスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、存在感のあるフレッシュな甘酸味が自然な口当たりで入ってきて、雑味を一切感じさせないまま、摩擦ゼロでスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、香りの印象通り、柑橘系果実の甘酸味を主軸としつつ、ほんのりと田酒特有のお米的なコクを感じさせるもので、兎にも角にもまとまりが良いのが素晴らしいですね、飲みごたえと飲み進めやすさを見事に両立。
 後味は、最後の最後にほんのり苦味を感じさせつつ、酸メインでスッパリとキレます。

 非常にバランスの良い果実系甘酸味に、田酒らしいお米的コクを添える、王道と個性を兼ね備えた芳醇フレッシュ酒でした。
 いやあやっぱりこの干支ボトルは良い!田酒は最近色々なスペックを出している印象がありますが、ド安定なものの一つですね。
 基本路線はモダンの王道なのですが、奥の方に「らしさ」を残して、かつそれが毎年再現されている、これは本当に素晴らしいことかと…
 田酒の凄みを感じさせる一本でした、来年も飲みたいなあ…

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名称:田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2021」
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):2,055円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年01月08日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 02BY

新年家飲み速報 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 02BY

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 これまた毎年飲んどるので解説は略、去年はおりがらみじゃないバージョンを飲んでますね。
 実は今年は美山錦の方は逃したので、怒りの一升瓶買いです。

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 上立ち香はいつもの甘いパイン香が結構強めに。
 含むと、まとまりの良い甘酸味が華やかな含み香を伴って入ってきて、オリが濃厚さと滑らかさ、そして若干の苦味を加えつつ、最後までバランスを保ったまま染み込んできます。
 味わいは、いつものパイン飴的な甘酸味が純然たる主役で、そこに素直にオリが旨味をブーストするもの、苦味も含めて結構柔らかさもあり、しっかりまとまっていてついつい杯を重ねてしまいます。
 後味は、その苦味の余韻をほんのり残しつつ、酸味がしっかり切れあげてくれます。

 実に濃くかつバランスの良い甘酸味に、オリが自然に飲みごたえを加える、柑橘系のフレッシュ芳醇フルーツ酒でした。
 いやあつい「いつもの」を連発してしまいましたが、これはまあ正直なところで、かつ前向きな意味で使っております。
 意外とレギュラースペックの味が変わっちゃう銘柄ありますからねえ…(村祐とか)、しっかり再現してくれるだけで嬉しい限り。
 花浴陽への信頼感をいや増してくれた一本でした。

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 02BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年01月05日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鍋島 「New Moon」 しぼりたて 純米吟醸 生原酒 02BY

新年家飲み速報 鍋島 「New Moon」 しぼりたて 純米吟醸 生原酒 02BY

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 去年…というか毎年飲んでいるので解説は略。
 昨年の感想はこちらになります。

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 上立ち香はフレッシュかつ爽やかな柑橘系果実香が気持ち強めに。
 含むと、しっかりと存在感のあるフレッシュな甘旨味が力強くもまとまりのある口当たりで入ってきて、その印象を最初から最後まで保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、砂糖をしっかり加えたオレンジ的な、甘味の魅力をしっかりと感じさせつつも酸味がしっかり引き締めるもので、浮いた苦味等の雑味を感じさせないバランスが見事ですねえ。
 後味は、酸味がスッキリと引き取りつつ、最後の最後に苦味の余韻を残してキレます。

 甘酸系フレッシュ生酒として、ド王道かつ非常にハイレベルな、貫禄を感じさせる柑橘フルーツ甘口酒でした。
 露骨に甘いというよりはバランス系でしょうね、いやあ安定感ありますね~、毎回期待通りの味わいをしっかり楽しませてくれます。
 鍋島はスペックによっては結構苦いことも多いのですが、このニュームーンは毎年苦味がしっかり押さえられているのも嬉しいところ。
 鍋島の実力を改めて感じた一本でした。

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名称:鍋島 「New Moon」 しぼりたて 純米吟醸 生原酒 02BY
蔵元情報:富久千代酒造有限会社
購入価格(税抜):1,600円ぐらい/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年01月04日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

会津娘 純米吟醸 穣 羽黒前27

家飲み記録 会津娘 純米吟醸 穣 羽黒前27

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 福島県会津若松市のお酒です、ブログでの登場は2回目。

 会津娘は私にとって、非常に好印象ながら、近くに特約店が無い関係で家飲みの間が空きがちな銘柄の一つですね。
 ただ同銘柄については以前から日本酒感想日誌さんが激賞しており「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんも最近殿堂にしていたので、今回銀座SIXのいまでやで見つけたこちらを即決購入した次第です(ささまさむねにごりと大体同じパターン)。

 こちらは「穣(じょう)」シリーズと銘打って、どの田んぼで作ったお米を使っているかを明記し、さらにQRコードで追えるようにしています。
 いわゆるテロワールというやつですね、九平治や根知男山が先行している分野かと。
 ちなみにQRコードを読み込むと、田んぼの断面図(?)と土壌解説という非常にマニアックなページが見れます、いやあこだわってますねえ。

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 上立ち香は洋梨的な果実香にちょっとセメダイン香が混じった感じのものがそこそこに。
 含むと、実に高密度かつ落ち着いた感じの甘旨味が力強い口当たりで入ってきて、渋味が引き締め役をこなしつつ、ほんのりとした苦味も相まって実に奥深い印象を与えながら、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、やはり根に福島酒らしさを感じる梨やバナナ風味のある複雑な旨味が主役、全体的に硬質な感じも相まって、奥に底知れなさを感じさせつつもついつい杯が進む印象ですね。
 後味は、全体の存在感を、ほぼ完璧といえるような自然さで引き上げます。

 程よく落ち着いた果実の甘さをしっかり感じる、複雑ながらも素直にスルスルと入ってくる、カッチリ旨味酒でした。
 うーむこれは正に、私同様の濃厚甘旨派、辛口信奉者、食中酒志向派、はたまたワイン派、全ての日本在住のお酒好きに飲んでみて欲しいお酒だと思います。
 好事家(特にワインも飲む派)が推すのに納得感があるんですよね、日本酒のポテンシャルを感じると言いますか、これこそ寝かせてビンテージで勝負できそう。
 会津娘、改めて凄い銘柄だと思わせてくれた一本でした。

■紹介:「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの同スペックの記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-477.html

■紹介:「日本酒感想日誌」さんの類似スペック(田んぼ違い)の記事
https://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-3047.html

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名称:会津娘 純米吟醸 穣 羽黒前27
蔵元情報:株式会社髙橋庄作酒造店
購入価格(税抜):2,150円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや(銀座SIX)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年12月27日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天賦 純米吟醸

家飲み記録 天賦 純米吟醸

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 鹿児島県日置市のお酒です、家飲み、外飲み含め始めていただきます。

 こちらを醸す西酒造は焼酎「宝山」で知られていますね、「天賦」は最近満を持して立ち上げた日本酒ブランドのようです。
 私が以前ご紹介した「薩州正宗」もメインが焼酎の蔵の商品なので、似たような位置づけかと思います、まあ焼酎王国鹿児島では日本酒オンリーの蔵は多分維持できないでしょうね…
 今回はそのもの珍しさに惹かれたのと、神奈川建一さんがオススメしていたことを受け、セレクトしてみました。
 
 スペックとしては私にとっては珍しい加水火入れ酒ですね、ただ要冷蔵なので一回火入れかな~(確証なし)
 蔵元ホームページではわざわざブランド紹介ページを作っていて、なかなか気合入ってますね、そして商品ラインナップが今の所この純米吟醸だけというのもまた潔い。
 ちなみに読み方はてん「ぶ」です、ご注意を…

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 上立ち香は若干落ち着いた感じの梨的な果実香がそこそこに。
 含むと、やはり粗さがなくかつしっかり存在感のある甘旨味が割と力強い口当たりで入ってきて、なんというか硬質な印象を与えつつ、自然な流れで胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、うーむベリー的?な甘味を中心に据える、渋味由来っぽい複雑味がありながら一種高純度なまとまりを感じるもので、不思議なクリスタル感がありますねえ、やっぱミネラリーっていうのかしら。
 後味は、やはり渋味的なミネラルでカッチリとキレます。

 落ち着いた密度の高い甘味を、クリスタル的な純度と硬質さでまとまり良く楽しませてくれる、個性派バランス酒でした。
 私としてはしっかり甘いのがありがたいですね、ただ、方向性は面白いのですが、全体としては優等生過ぎるというか、私にとっては何かもう一つ欲しい感がありますねえ。(いわゆる食中酒)
 あ~これは生要望ですわ、私は生原酒が飲みたいわ!(バカの一つ覚え)
 天賦、今後の展開を期待させてくれる一本でした。

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名称:天賦 純米吟醸
蔵元情報:西酒造株式会社
購入価格(税抜):1,900円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや(銀座SIX)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 天賦 純米吟醸

2020年12月09日 鹿児島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

勝山 「縁」 純米吟醸 限定本生酒

家飲み記録 勝山 「縁」 純米吟醸 限定本生酒

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 宮城県仙台市のお酒です。

 この「縁」は勝山のラインナップの中では一番お安いものですね、当ブログでも一度通常品(火入れ)をご紹介しています。
 今回こちらをセレクトした理由は、最近いただいた同蔵の別ブランド「戦勝政宗」の令和元年初搾り生酒が無茶苦茶旨かったからですね、あれは衝撃的でした。
 その記事でも書きましたが、勝山の「生酒」って本当に少ないっぽいんですよね、今回はたまたま池袋西武に蔵元が生酒を持ってくるという情報を事前にゲットしたので買いに走りました。

 スペックで特徴的なのはやっぱり「ひとめぼれ」を使っているところでしょう、飯米で無茶苦茶レベル高いお酒を造る蔵の一つだと思います。
 「限定 本生酒 要冷蔵」の記載が輝いております。

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 上立ち香はフレッシュかつスッキリ系の果実香がそこそこに。
 含むと、控えめな甘さを纏ったバランスの良い印象の旨味がスルスルと入ってきて、あくまで裏方に渋味を感じさせつつ、勢いを保ったまま胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、フレッシュかつ若干硬質なクリスタルな感じの、旨味渋味を中心とした全体のバランスで透明感を感じさせるもので、程よい飲みごたえと飲み飽きなさを両立させていますね。
 後味は、中庸な濃度を、渋味中心で自然に引き上げます。

 フレッシュかつ渋味を纏ったそこそこの濃度の旨味を、全体として極めて高純度に楽しませてくれるお酒でした。
 う~む、これはまた私からすると評価が難しい…、いかんせん甘旨味が控えめで、バランスとキレで勝負するお酒なので、個人的ストライクゾーンからは若干外れます。
 逆に言うと、バランスとキレを重視する方には、いつもの勝山縁に自然なフレッシュ感が加わったお酒として素直にオススメできるかと。
 これでハッキリわかりましたが、私は少なくとも「縁」より戦勝政宗の方が好みということなのでしょう。(高級品は飲んだこと無いので不明)
 勝山、とりあえず個人的には、戦勝政宗の生酒をガンガン出してほしいところです。

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名称:勝山 「縁」 純米吟醸 限定本生酒
蔵元情報:勝山酒造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:池袋西武
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 勝山 純米吟醸

2020年12月06日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

からはし 純米吟醸 山田錦

家飲み記録 からはし 純米吟醸 山田錦

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 福島県喜多方市のお酒です、ブログでの登場は初めて。
 福島からのお取り寄せが続きます。
 
 こちらを醸すほまれ酒造の通常銘柄は「会津ほまれ」ですね。
 その最高クラスである「純米大吟醸 山田錦」はIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2015のチャンピオン・サケに選ばれています
 今回いただくこの「からはし」も、IWC2017純米吟醸部門のトップに選ばれており、お値段も高くないので気になってセレクトしてみました。
 ちなみに個人的には以前外飲みした「会津ほまれ 純米大吟醸 極」という、一升瓶税抜2,500円を切るお酒が非常に良かったことが印象に残っていたりします。

 この「からはし」については蔵元ホームページにブランド解説がありました。
 詳細スペックもそちらにありますが、流石に火入れ回数は書いてないですね、多分二回火入れでしょう。

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 上立ち香は落ち着いた砂糖菓子的な柔らかい香りが控えめに。
 含むと、なんというかまさに甘さと辛さを同時に感じるような旨味が自然な口当たりで入ってきて、最後の最後までその独得なバランスを保ったままスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり柔らかな砂糖的甘味を中心に感じさせ、火入れ的な落ち着きがありつつ、生的なインパクトも残した感じのもので、そこにやはり純米的自然さのある辛さが引き締め役を演じ、全体的に優しくバランスが取れている印象。
 後味は、いやあこれはトンガリ皆無で素晴らしく自然に引き上げますね。

 極めて柔らかく程よい濃度の甘旨味を最初から最後まで自然に楽しめる超バランス酒でした。
 素晴らしいお酒だと思いますが、インパクト偏重派のわたしとしてはどうしても合わない部分があったりします、優等生過ぎるといいますか…(静岡吟醸とかでもたまに感じる)
 こればっかりは是非火入れバランス派に飲んでもらいたいっすねえ、私がどれだけ偏っているかは正直自覚があるので。
 からはし、そして会津ほまれ、もし生酒に出会えたら是非飲んでみたいと思いました。

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名称:からはし 純米吟醸 山田錦
蔵元情報:ほまれ酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:酒の櫻屋(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:IWC受賞酒そろい踏み
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 両方とも福島酒らしいハイレベルな完成度・バランスでした!

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2020年11月21日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

卯酒(うさけ) 雪うさぎ 純米吟醸無濾過生 

家飲み記録 卯酒(うさけ) 雪うさぎ 純米吟醸無濾過生 

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 福島県本宮市のお酒です、ブログでの紹介は初めて。
 これまた福島から取り寄せです。

 こちらを醸す大天狗酒造の通常銘柄はそのまま「大天狗」ですね、なかなかインパクトのある名前かと。
 東京近辺ではほとんど見ないことも合って、なんとなく知る人ぞ知る蔵という印象があります。
 蔵元ホームページにしっかり商品紹介がありますが、この卯酒はそれぞれの季節に向けたお酒を色違いのラベルで出している、季節限定品のようです。
 イラストレーターによるうさぎの絵が非常に可愛らしいですね。
 
 さて今回いただくのは「雪うさぎ」ということで、冬に出荷されるものです。
 裏ラベルに結構詳しい情報が載っています、純福島スペックで、特筆すべきはアルコール度が14ということでしょう。
 蔵元的ホームページによると無濾過生原酒らしいので、いわゆる低アル原酒というやつですね。


 上立ち香は僅少で、スッキリとした雰囲気が感じられます。
 含むと、優しい印象の甘味が自然な口当たりでスルスルと入ってきて、苦味渋味をほんのりとだけ感じさせつつ、最後まで軽い感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、若干ポカリスエット的な、甘味旨味がかなり抑えられた状態でしかし確かに感じられるもの、濃度は薄めでクドさ皆無なので、度数以上にスルスル飲んでしまいますね。
 後味は、うーむ私にはほぼ無に感じますね、それほど自然な引き上げ。

 古臭さのない素直な甘旨味を、最初から最後までスルスルと味わえる軽やか酒でした。
 うーん、無濾過生原酒とは思えない軽さでしたね、食中酒として割と万能なんじゃないかしら。
 まあ、濃い酒ばっかり飲んでいる私にはちょっと物足りなかった感じですが、こっち系が好きな方には素直にオススメ。
 大天狗、次は別のスペックも飲んでみたいと思いました。

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名称:卯酒(うさけ) 雪うさぎ 純米吟醸無濾過生 
蔵元情報:大天狗酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:酒の櫻屋(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年11月17日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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