FC2ブログ

鳩正宗 純米吟醸酒 華想い 直汲み 生酒 30BY

家飲み記録 鳩正宗 純米吟醸酒 華想い 直汲み 生酒 30BY

20190610142151710.jpg  20190610142201694.jpg

 青森県十和田市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 前回いただいた華想い45%の一回火入れの印象が非常に良かったためセレクトしました。
 で、記事のネタを探しに蔵元ホームページに行ったのですが、商品情報に工事中部分があったり、スタッフ日記の更新が数年前で止まっていたりで、何となく寂寥感を感じてしまいました…
 酒質はかなりモダンに寄せている印象なんですけどね、情報発信の要たるホームページがこの状態だと勿体無いと思ってしまいます。
 ただ銘柄の由来が書いてあったのは個人的には嬉しいですね、昭和初期に蔵に舞い込んで神棚に住み着いた鳩を、当主が鳩神様と祀り始めたのが始まりだとか。

 さて、今回はピンクラベルが目を引きますね、スペックはやはり華想い使用、精米歩合50になります、値段は若干お高め。
 前回飲んだのが私にしては珍しく火入れだったので、今回は私がいつも飲んでいるようなスペックを選んだ次第です。

20190610142250419.jpg  20190610142259515.jpg

 上立ち香は実に華やかかつ典型的な感じのリンゴ的香りがかなり強めに。
 含むと、割と香りの印象通りの強い含み香を纏った旨味が、力強くかつ上品さも感じさせながら入ってきて、そこそこの苦味で引き締めら得れつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいはやはりかなり押し出しの強い蜜たっぷりのリンゴ系甘旨味が中心、含み香とともに苦味も結構強めですね、別に崩れてはいないとおもうのですが、極彩色といいますか若干キツい感じ。
 後味は、やはり苦味メインながら割と自然に引き上げていきます。

 極めて華やかな含み香をともなう濃厚な甘旨味が、遠慮しない感じで主張してくる香り系フレッシュ甘旨酒でした。
 甘味は心地よいのですが、しばらく飲んでると、濃厚マニアの私でも、ある時から凄く進まなくなりますね、これが飲み疲れるというやつか…、そういう意味でも典型的な香り系。
 温度が上がってもダメですし、これは露骨に冷酒開栓即飲み推奨ですね、流石に火入れの方がバランス良かったかなあ。
 ともかく、鳩正宗はもうちょっと色々なスペックを飲んでみる必要があると思いました。

20190610142314356.jpg

名称:鳩正宗 純米吟醸酒 華想い 直汲み 生酒 30BY
蔵元情報:鳩正宗株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年06月25日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天領盃 純米吟醸 しぼりたて生原酒

家飲み記録 天領盃 純米吟醸 しぼりたて生原酒

20190530164939037.jpg  20190530164949828.jpg

 新潟県佐渡市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 天領盃については、当時若干24歳の「加登仙一」氏が、個人で調達した資金でなんと蔵ごと買って、現体制になったとのこと。
 最近酒蔵もM&A対象になることが増えてきたとはいえ、流石に個人による買収というのは聞いたことがないですね、かなり話題になっていたと思います。
 (その辺りの事情についてはSAKETIMESに詳しい記事がありました
 実際、確固たる信念の元、自らリスクを取って酒造りの世界に飛び込むその姿勢には脱帽するしかないですね、本当に凄いことかと…
 今回は、応援…というよりも、単純に興味があるのと、記念すべき新体制第一弾ということでセレクトしました。

 スペック的には精米歩合58%の生原酒。
 裏ラベルにメッセージやQRコードが載っているのは今風ですね。
 1月製造、3月開栓。

20190530165017459.jpg

 上立ち香は若干落ち着いた、酸を感じる柑橘系果実の香りが控えめに。
 含むと、かなり酸が効いた、軽さのある旨味がスルスルと入ってきて、若干唾液腺を刺激しつつ、最後まで引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり柑橘系果実的な感じで、甘味控えめ、旨味もそこそこの濃度で、酸のスッキリ感がメインに感じますね、かつ苦味等の雑味はしっかり抑えられていて、生原酒らしからぬ飲みやすさでどんどん進む印象。
 後味は、最後までキレイなまま酸味でしっかりとキレます。

 柑橘系果実系の酸が軽さとインパクトを与えつつ、高純度かつキツさも抑えられている、食中に映えるお酒でした。
 若干ケミカル感もあるかな…、でも悪い感じじゃ無いんですよね、なかなかに絶妙なラインを攻めてきている印象。
 私にとっては若干甘味不足ですが、あまり他銘柄を出すのも何ながら、新政とか好きな人は気にいるんじゃないかな…
 新体制初めての造りとは思えないまとまりの良いお酒でした、次回は同蔵の別銘柄をご紹介します。

 で、開栓後上がってくるタイプでしたね~
 甘味も若干出てきたし、速醸としてはかなり強いタイプのお酒でしょう、今後に期待大。

20190530165028736.jpg  20190530165000549.jpg

名称:天領盃 純米吟醸 しぼりたて生原酒
蔵元情報:天領盃酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年06月03日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

美寿々 純米吟醸 生原酒 (平成30年10月製造)

家飲み記録 美寿々 純米吟醸 生原酒 (平成30年10月製造)

20190524163448459.jpg  20190524163457215.jpg

 長野県塩尻市のお酒です。
 前回のおりがらみと同時購入して、飲み比べと洒落こんでいました。

 美寿々は少量生産蔵らしく、東京で買おうとするとなかな苦労する銘柄です。
 私は「信州おさけ村」で買うことが多かったのですが、昨年の新商品である雄町に関しては北浦和まで買いに行きました。
 今年もどうするかと思っていたのですが、ありがたいことに人形町の小山酒店さんが取り扱いを開始してくれましたので、今回はそちらで購入しております。
 いやあ、知っているお店が、好きな銘柄を取り扱い開始してくれると嬉しいんですよね…自分の感覚は間違っていなかったと。
 後は単純に買い易くなるのもありがたいところです、皆さんも人形町に行くことがあれば是非。
 
 さて、スペック的にはおりがらみ同様「いつもの」という感じですね。
 おりがらみに有った新酒ラベルが無く、10月製造という微妙なタイミングなので29BYなのかなあ…
 ちなみに12月末開栓なので、新酒だとしても数ヶ月は寝ていることになります。

20190524163505203.jpg

 上立ち香はリンゴの蜜的な結構甘い感じの果実香がそこそこに。
 含むと、フレッシュさを残しつつも円やかな甘酸旨味が自然な口当たりで入ってきて、控えめな苦味で程よく輪郭を保ちつつ、あくまで刺激無しでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘さ程々の完熟パイン的な酸の効いた旨味が主役で、程よい苦味も相まって実に自然に入り込んできますね、それでいて存在感はしっかりある感じ。
 後味は、基本酸と苦の仕事だと思うのですが、極めて自然に引き上げてくれます。

 酸がしっかりと効いていつつもまろやかさもある、キレイに落ち着いた果実系芳醇甘旨酒でした。
 角が取れていい感じに生熟していた印象ですね。
 何気に後味の、いわゆる「キレ」が凄いんですよ…無濾過生原酒とは思えないレベルで、エンドレスで飲んでしまいそう。
 結果として、食中酒としてもハイレベルだし、単体でも全然飲める万能酒になっているかと。
 美寿々、やっぱり素晴らしいお酒だと改めて思いました。

20190524163512974.jpg  20190524163520509.jpg

20190524163529298.jpg

名称:美寿々 純米吟醸 生原酒 (平成30年10月製造)
蔵元情報:美寿々酒造株式会社
購入価格(税抜):1,325円/720ml
購入した酒屋さん:小山酒店(人形町)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年06月01日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

美寿々 純米吟醸 おりがらみ生 無濾過 30BY

家飲み記録 美寿々 純米吟醸 おりがらみ生 無濾過 30BY

20190524163555963.jpg  20190524163605203.jpg

 長野県塩尻市のお酒です。
 大体毎年いただいている、当ブログ定番銘柄の一つと言えるでしょう。

 以前の記事でも書いた通り、私にとって美寿々は桃の里同様、出張先で偶然かつ運命的な出会いを果たしたお気に入り銘柄です。
 長野のお酒はドンピシャ私の好みなので他にも好きな銘柄は多くありますが、特にこの「美寿々」と「井の頭」は思い入れ強いんですよね。
 こんなブログやっているからには、既に入手困難になっているような銘柄以上に、自分の好みとしてハッキリ推せる銘柄をこそ紹介したいという思いは強いです、美寿々はその典型例と言えるでしょう。

 スペック的には美山錦の49%磨きということで「いつもの」って感じです、そしてお値段は相変わらず超良心的。
 ただ、実は「おりがらみ」の情報には今年初めて出会ったので、速攻で確保に走っております。

20190524163613223.jpg  20190524163620982.jpg

 上立ち香はガス及びオリ的なお米っぽい、非常にスッキリとした香りが控えめに。
 含むと、オリの苦味を纏ったキリリとした甘酸味が強めのガス感とともに力強く入ってきて、最後までしっかりとバランスを保ったまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり青りんご的な甘酸味が中心にあって、オリの旨味がそこに押し出しの強さを加えている印象、程々の苦味やセメダイン感もありつつ、実にストレートにフレッシュな旨味を楽しませてくれます。
 後味は、苦酸が引き取る形で、実にスッキリと見事にキレてくれます。

 新酒らしいインパクトのある甘旨味を、程よい酸と苦味できちんと締め上げつつ、全体としてちゃんとバランスを保たせてくれるお手本のような芳醇フレッシュ酒でした。
 オリの苦味と旨味もしっかりと一体化してバランスを取っているのが流石ですね~本当いくらでも飲めてしまいそうな印象。
 最初の一口よりは二口三口目の方が上がりますね~、とんがったところのない非常にスタンダードな雰囲気ながら、新酒の楽しさをしっかり伝えてくれるところが大好きです。
 美寿々、実はもう一本同時に買ったので次回はそちらを。

20190524163629766.jpg  20190524163638089.jpg

20190524163648351.jpg

名称:美寿々 純米吟醸 おりがらみ生 無濾過 30BY
蔵元情報:美寿々酒造株式会社
購入価格(税抜):1,325円/720ml
購入した酒屋さん:小山酒店(人形町)
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月30日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

フモトヰ 山田錦 きもと 純米吟醸

家飲み記録 フモトヰ 山田錦 きもと 純米吟醸

20190410170530974.jpg  20190410170540857.jpg

 山形県酒田市のお酒です。
 銘柄としては外飲みは何度かありますが、家飲みは初めてですね。

 「麓井」自体は結構有名なんじゃないでしょうか、居酒屋でも結構な頻度で見かける気がします(漢字とカタカナの違いは謎)。
 今回こちらをセレクトしたのは、肩掛けラベルに誇らしくあるように、IWC2018で純米吟醸トロフィーをとっていたからですね。
 IWC2018は山形県開催ということで、地元の蔵として激戦区の純米吟醸部門のトップを取れたことはきっと凄く誇らしいことだったでしょう(ちなみに、審査はもちろんブラインドのテイスティングで行われています)。

 スペックは、山田錦の精米歩合50の生もとと、なかなか豪華。
 私にしては珍しく火入れです、まあたまにはということで…
 裏ラベルに、簡単ながら味わいや温度帯に関するコメントがあるのは好印象。

20190410170550001.jpg

 上立ち香は、落ち着いた、しかし砂糖的な甘さを感じさせる香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた甘味が非常に柔らかい口当たりで入ってきて、乳酸的な風味と仄かな渋味?で奥深さを添えつつ、最後まで刺激なしで染み込んできます。
 味わいは、濃度は高めながら全体的に優しい印象の、米と果実の中間的な甘旨味と乳酸味が一体になったものが中心、柔らかい辛さみたいものもあるかなあ。
 後味はその辛さが受け持つ感じでゆったりと、しかししっかりキレます。

 甘味の存在感を発揮しつつ、最初から最後まで柔らかさと優しさを感じさせてくれる、癒し系のお酒でした。
 なんとなくバ○ァリンのCMを思い出しましたね(笑)、半分ぐらい優しさで出来ている感じ。
 実は飲む前は伝統的な辛口を想像していたのですが、むしろモダンな印象でしたね、普段使いに極めて優秀でしょう。
 麓井、是非他のスペックも飲んでみたいと思いました。

 温度が微妙に変わることでかなり印象が変わるようにも感じますね…実に奥深い。
 ラベルオススメのぬる燗だと、柔らか味マックス!といった感じで、長所がより伸びているように思えました。

20190410170600397.jpg

名称:フモトヰ 山田錦 きもと 純米吟醸
蔵元情報:麓井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月26日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY

家飲みプチ記録 桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY

20190516151549896.jpg  20190516151559054.jpg

 怒涛の毎日更新は今回で終わりです、リピート買いスペックの紹介なので、事実上ほぼ「まるめちオススメ!」って感じのラインナップになりましたね。
 そしてトリを飾るのは、私が今まで500以上飲んできた日本酒の中で、唯一毎年蔵元から直接お取り寄せをしている、超スーパーお気に入り銘柄「桃の里」の新酒限定スペックです。
 前回の感想はこちら。

20190516151608534.jpg  20190516151616381.jpg

 上立香は洋梨的(?)な、割りと落ち着いた果実香が控えめに。
 含むと、フレッシュながらもどこか落ち着いた甘味がわずかなのトロミを感じさせつつゆっくりと入ってきて、渋味と相まって奥深さを感じさせつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは…酸味抑えめのパインジュースに砂糖を加えたような(?)甘旨味が主役、そしてやっぱり独特な渋味がしっかりと個性と複雑さを加えてくれますね、全体として超濃厚ながらも割と飲み飽きなさもあると思います。
 後味は、渋味の余韻を残しつつも、自然に引き上げてくれます。

 割とフレッシュかつ芳醇そのものの甘さを芯に据えつつ、主に渋味の働きでオンリーワンの味わいの世界を魅せてくれる、超個性派甘口酒でした。
 一口目は結構渋味等にクセを感じる部分もあるのですが、二口三口と飲み進めるとそれも甘味に溶け込んできて違和感が無くなってきました。
 後、多分香りではなく旨味がちゃんと主役を張っているから、濃厚さの割には飲み疲れないんだと思いますね。
 正直このお酒なら、やろうと思えばつまみなしで、和らぎ水だけで一本開けられそうな気がします、それほど私と相性が良い感じ。
 桃の里、今年もまとめ買いしたことを大正解だと思わせてくれた、幸先の良い一本でした。

20190516151624836.jpg

名称:桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.7/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月24日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

井の頭 純米吟醸 袋取り無ろ過生しずく 30BY

家飲みプチ記録 井の頭 純米吟醸 袋取り無ろ過生しずく 30BY

20190521152411337.jpg  20190521152429725.jpg

 個人的に美寿々と共に推している長野酒である井の頭です、新酒生酒としては定番スペックですね。
 同スペックについては27BYのときにいただいています、感想はこちら。
 (なお、そのお酒の数ヶ月生熟版(うえも商店さんで購入)も飲んでますね、感想はこちら

20190521152440510.jpg


 上立ち香は落ち着いた、若干セメダイン混じりの果実香がそこそこに。
 含むと、バランスが良く、かつ芯のある旨味が割と自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした渋味で輪郭を整えつつ、最後まで全く崩れないまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘みも濃度もほどほどながら、柔らかな渋味が飲みごたえも添え、程よく熟した感じの果実系の旨味が中心にあって、とにかく丁寧に後ろ向きの雑味が削ぎ落とされている印象のもの。
 後味は、ほんのりとした渋味の雰囲気を残しつつ、見事なまでに自然に引き上げてくれます。

 非常に丁寧に造られていることが伝わってくるような味わいの、とんがったところの無い良バランス酒でした。
 いやあこれは飲みすぎる感じのお酒ですねえ、単体でも食中でもいける系だと思います、まさに万能系。
 私としてはもうちょっと甘みがあると嬉しかったのですが、むしろこれは誰にでもオススメできるお酒になっている感じでしょう。
 井の頭らしいバランスと一種の優しさ、柔らかさを感じた一本でした。

 開栓後数日たつと、旨味が開いてきて、甘味も若干増してきた気がします。
 これは開栓直後にあんまり飲まないほうが良かったなあ…、むしろ一升瓶で買うべきだったかも。
 というかまだまだ伸びそうですね、これも生熟イケるんじゃないかなあ、うえもさんが今年もやってたら買いたいところです。

20190521152449797.jpg

名称:井の頭 純米吟醸 袋取り無ろ過生しずく 30BY
蔵元情報:漆戸醸造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:大阪屋酒店(吉祥寺)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月23日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

和心 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 30BY

家飲みプチ記録 和心 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 30BY

20190520165704552.jpg  20190520165712932.jpg

 和心は自分の中ではかなり好印象の銘柄なのですが、最近飲む機会が無かったので、うのかわ酒店さんからの取り寄せ時に同梱してみました。
 前回(2015年)の感想はこちら。

20190520165721396.jpg  20190520165729310.jpg

 上立ち香は若干硬質な印象のりんご系の香りがそこそこに。
 含むと、結構強めの酸を感じる旨味がスルスルと入ってきて、ほんのりとした苦味を裏方に感じさせつつ、最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、かなり甘さ控え目の青りんご的な引き締まった旨酸味が主役、苦味もそこそこあって全体的にキリリとした印象ですね、そこそこ濃くはあるのですが飲み飽きないタイプ。
 後味は、やはり苦味の余韻をほんのりとだけ残しつつ、しっかりキレます。

 今風のフルーツ感のある、割りと吟醸系の王道を往くような味わいの、バランス系旨酒でした。
 悪くはないのですが、和心ってこんな感じだったかなあ…、甘味旨味の存在感がちょっと弱くて、正直ありがちな印象で、前に飲んだときと比べると正直期待はずれだったかも…
 ただ、商品紹介によると「すっきり」「辛口」らしいので、そちらの記載通りではあります、後、今回ほぼ出荷後即飲みなので若いのかも。
 和心、う~むどうにも釈然としない再会でした、確認の意味も込めて近いうちに他のスペックも飲んでみたいと思います。

20190520165738397.jpg

名称:和心 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 30BY
蔵元情報:難波酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 和心 純米吟醸

2019年05月21日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

咲耶美 純米吟醸 直汲み荒ばしり 生原酒 30BY

家飲みプチ記録 咲耶美 純米吟醸 直汲み荒ばしり 生原酒 30BY

20190508165118461.jpg  20190508165127804.jpg

 2016年に初飲みして以来個人的に「もっと評価されるべき」と推している咲耶美です。
 実は今回はかの地酒の聖地「小山商店」さんに初訪問したときに購入しました、ちなみに同店が咲耶美を扱っていると知った時私は「やっぱりわかる人はわかるんだよなあ…」と一人ドヤったことを申し添えておきます。
 前回(28BY)の感想はこちら。

20190508165135932.jpg  20190508165145373.jpg

 上立ち香は若干ケミカル感を纏った甘めの果実香がそこそこに。
 含むと、ガッツリ甘い感じながらもガス感と若干の硬質さで輪郭を保った旨味が力強く入ってきて、自然な感じで口溶けていく感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、なんとなくラベルのイメージ通りのベリー系っぽい濃厚な甘旨味が中心、苦味も感じるものの抑えられていて、インパクトと飲み進めやすさを両立させている感じ。
 後味は、苦味の余韻をあくまでほんのりと残しつつ、しっかりと引き上げます。

 「直汲み荒ばしり」のイメージ通りのインパクトとガス感を特長としつつも、全体の味わいのバランスがしっかり取れている、芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 ガスの使い方が非常に上手いですね、濃厚さをしっかり引き上げるツールとして使いこなしている印象。
 あとミネラル感もあると思うんですよね、凝縮感が溶けていく感じが非常に心地よいと思います。
 咲耶美、やはりこっち系のフレッシュフルーティー酒としてトップクラスの完成度だと改めて感じた一本でした。

20190508165204418.jpg

名称:咲耶美 純米吟醸 直汲み荒ばしり 生原酒 30BY
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月19日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒 30BY

家飲みプチ記録 十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒 30BY

20190510150108452.jpg  20190510150124514.jpg

 個人的に、にごり酒の中でもかなりお気に入りのお酒です、今年もリピート買いしました。
 前回の感想はこちら。
 後、昨年のにごり酒特集も参考になると思うので、興味があればご覧ください。

20190510150116873.jpg

 上立ち香は若干お米混じりのカルピスソーダ?的な甘くもさわやかな香りがそこそこに。
 含むと、そこそこにのガス感を纏って押し出しの強い甘酸味がグググッと入ってきて、オリ由来の柔らかい苦味と一体化しつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、若干原液を足したカルピスソーダ的な、しっかりとした甘さを中心としつつ乳酸が伴う極めて飲みごたえのあるもの、ただダレ感は無くてむしろ若干硬質な感じもあるのが不思議ですね。
 後味は、少々オリの苦味を口中に残しつつも、酸メイン引き取る感じで、しっかりキレます。

 しっかりと存在感のある甘旨味を、乳酸感と独特の硬質さで引き締める、飲みごたえがありながらいつの間にか飲んでしまう甘酸系にごり酒でした。
 いやあこれは私好みですね~、まず甘味の存在感がくるのがとても良いです、それでいてダレやしつこさが皆無で、非常に完成度高し。
 今年に関しては仙禽雪だるまの甘味控えめ酸メインといい感じで好対照な感じかなと思います、どちらも良いですね。(私はこっちの方がより好き)。
 スノーウーマンは31BYも買えれば買うでしょう、また、十六代九郎右衛門は他のスペックもやりたいところです。

20190510150141157.jpg20190510150132302.jpg

名称:十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒
蔵元情報:株式会社湯川酒造店
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月17日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町 30BY

家飲みプチ記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町 30BY

20190508165037228.jpg  20190508165047665.jpg

 こちらのお酒は昨日の感想で書いた山田錦と同時(4月)に開栓しました。
 2年前におりがらみバージョンを飲んだ時の感想はこちら。
 (ちなみに今回は「おりがらみ」の記載は無かったのですが、割としっかり濁ってました)


 上立ち香は濃厚かつちょっと過熟っぽいクセのある果実香が気持ち強めに。
 含むと、非常に濃厚かつインパクトのある甘酸味が、しかし柔らかみも感じさせる口当たりで入ってきて、最後まで濃厚さを保ちつつも酸とごく少々の苦味で引き締まりも感じさせながら染み込んできます。
 味わいは、やはり糖度高めのパイン的な甘酸味が中心にあって、おり由来の押しの強さやほんのりとした苦味を伴いつつ、全体としてはやっぱり優しくまとまってくれてますね~
 後味はおりっぽさを若干残しつつも、流石、見事なまでに自然に引き上げてくれます。

 おり由来の濃さや若干の苦味がありつつも、花陽浴らしい上品さもしっかりと兼ね備えた、濃厚甘酸インパクト酒でした。
 山田錦と飲み比べると、やはり純度では一歩引けを取る感じですね。
 ただ、ある程度酔いが回ってくると、こちらの存在感も魅力的に映ってきます。
 日本酒ってやっぱりそれぞれ違う良さがありますよねえ、米違いでもそれがハッキリでるんだから凄いものです。(今回はおりの濃度の違いによるところも大きかったと思いますが)
 花陽浴、これからもずっと追い続けていきたいと思わせてくれた2本でした。

20190508165055710.jpg  20190508165105266.jpg

名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町 30BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,700円ぐらい/720ml
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.7/9.0

■おまけギャラリー:飲み比べ記念写真
20190510162817569.jpg
 昔から山田錦は赤、雄町はピンクなのですが、新ラベルになってから極めて見分けがつきづらい…
 流石にちょっと改善希望かも。

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月16日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 30BY

家飲みプチ記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 30BY

20190508164741919.jpg  20190508164749735.jpg

 例によっての花陽浴です、実は4月に同時開栓で、雄町と飲み比べています、そちらの感想は次回に。
 そして前に直汲みバージョンを飲んだ時の感想はこちら。
 (実質別商品なのですが、まあ参考までに)


 上立ち香はやはり花陽浴特有のちょっとクセのあるパイン香が気持ち強めに。
 含むと、極めて濃厚ながらも一種の柔らかさも纏った甘旨酸味が若干のトロミを感じさせながら入ってきて、最後まで高純度な感じでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりトロピカルフルーツな甘酸味が主役ですねそれもいい感じで味が乗ってきてます、花陽浴らしく華やか濃厚ながら飲み疲れ感がしっかり抑えられている印象で、一貫して甘味の魅力をストレートに感じさせてくれます。
 後味は濃厚さと甘さを、スパルタ感皆無で見事なまでに自然に引き上げてくれます。

 芳醇ながらも滑らかな甘酸味が最初から最後まで自然な感じで魅せてくれる、一種の極みにたどりついたようなお酒でした。
 いやあこれは良い花陽浴ですね、しかも山田錦らしいまとまりと、ひたすらスイスイイケてしまう一種の後味の軽さもあります。
 何気に香りも若干抑えめなのもポイントなのかも、花陽浴入門としては一番良いスペックのような気がしますね。
 花陽浴の実力に加え、山田錦の万能性を見せつけられたような一本でした。

20190508164804215.jpg  20190508164817060.jpg

名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 30BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.8/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月15日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

六歓 あお 山廃吟醸酒 生貯蔵酒

家飲み記録 六歓 あお 山廃吟醸酒 生貯蔵酒

20190423151824511.jpg  20190423151834783.jpg

 京都府福知山市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらはふくはら酒店さんでいつの間にか取扱が始まっていたことと、日誌係さんの感想が気になってセレクトしてみました。
 通常銘柄は「福知三萬二千石」みたいですね、福知山市唯一の酒蔵だとか…
 蔵元ホームページは微妙なタイミングで更新止まっていますが、FBの方には最新の案内があるようです。
 手が足りない蔵は背伸びせずに、情報発信についてSNSに特化するというのも一つの手ですよね。

 さて、今回いただくのは精米歩合60の山廃純米吟醸、地元産のようですが米の品種の記載は無し。
 私としては珍しく生貯蔵酒になります(たまたまそれしかなかった)。


 上立ち香はちょっと乳酸を感じる落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、柔らかい酸を纏った甘旨味がゆっくりと入ってきて、その雑味のない印象のままほんのりと熟感も感じさせつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、乳酸味と甘味が中心にありつつも完熟果実感もありますね、苦味は皆無なのですが、わりと奥深さも感じさせる不思議な印象のお酒です、なんとなく薬臭いクセを感じるのが個人的には残念かも…
 後味は、やはり酸が引き取る形ながら優しく引き上げてくれます。

 山廃の柔らかさが表に出てきた感じの、そこそこに熟した乳酸系旨味酒でした。
 全体的に掴みどころがないというか、面白い個性があると思います、私では表現が難しいな…
 どうも熟し方に不自然さというかクセを感じるのが玉に瑕かなあ、なんとなく生貯蔵酒にこういう雰囲気を感じることが多い気がするかも(まあ気のせいかも知れませんが)。
 六歓、次はまた別スペックもいただいてみたいと思いました。

20190423151844101.jpg

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1822.html

名称:六歓 あお 山廃吟醸酒 生貯蔵酒
蔵元情報:秋田醸造株式会社
購入価格(税抜):1,425円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月06日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ゆきの美人 純米吟醸 活性にごり

家飲み記録 ゆきの美人 純米吟醸 活性にごり

20190410170441673.jpg 20190410170451640.jpg

 秋田県秋田市のお酒です。
 ブログでの登場は三回目ですね。

 ゆきの美人はNEXT5の一員であり、マンションの一階でお酒を醸しているということで紹介されることが多い蔵だと思います。
 ただ、以前飲んだ愛山麹や純米大吟醸の印象や、各所の評判を見るに、実力的にも非常にハイレベルなんですよね。
 春霞と同様、インパクトや個性よりも、総合的なまとまりを重視している印象があります。
 新政や山本と一種対象的な感じもありますね、そういう多様性という意味でNEXT5はやはりチームとしての完成度が高いように思えます。

 さて、今回は私としては珍しく発泡系をセレクトしてみました、値段は若干お高め。
 10月購入、12月開栓とそこそこフレッシュコンディションでいただいています。

20190410170520741.jpg 20190410170510547.jpg

 上立ち香はガス混じりのお米っぽさを感じる爽やかな香りがそこそこに。
 含むと、強いガス感をまとったキリリとした甘酸旨味が口中でしばし暴れ、時間差で出てくる苦味も相まって、最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、どちらかというと甘味控えめで酸がメインな感じのマスカット的な旨味を軸にしつつ、ガス感と新酒らしい苦味でキッチリ引き締まっている印象、
 後味もほんのりとした苦味を口中に残す形で力強くキレます。

 甘味を感じさせつつもガス感と程よい苦味で引き締める、スッキリ系にごり酒でした。
 私は甘味系が好きではあるのですが、乾杯酒としてはこちらの方を好む方が多いことでしょう、こういうお酒なら「とりあえずビール」に取って代わることもできるでしょう。
ただ、個人的にはこれを単品で飲むにはガスをかなり抜いてからのほうが好きでしたね、まあそういう意味でも色々な楽しみ方ができるお酒かと。
 ゆきの美人の懐の深さを感じた一本でした、次はまた違うスペックもいただいてみたいと思います。

20190410170500619.jpg

名称:ゆきの美人 純米吟醸 活性にごり
蔵元情報:秋田醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月04日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

よこやま SILVER 純米吟醸生酒

家飲み記録 よこやま SILVER 純米吟醸生酒

20190425122329083.jpg  20190425122345167.jpg

 長崎県壱岐市のお酒です。
 家飲み経験については後述。

 このお酒は当ブログでも何度か登場した「横山五十」を醸す蔵のお酒になります。
 その時に書いた通り、横山五十は重家酒造の跡継ぎが東洋美人の蔵を間借りして造ったお酒でした、が、この「よこやま」は元々蔵が所在する壱岐島に新設した日本酒蔵でったお酒になります。
 蔵元からするとまさに念願かなってという感じでしょうね、重家酒造が日本酒造りを休止したのは1990年だそうなので、約30年越しの復活。
 今期が初の造りということで、そもそも横山五十も好きな私としては買わねばなるまいとセレクトした次第です。

 使用米は山田錦、精米歩合は、麹米は50%ですが、掛米は55%になってます、「横山五十」の名の縛りから解き放たれてますね(笑)
 11月製造、12月開栓と、フレッシュコンディションでいただいております。
 
20190425122358175.jpg  20190425122453465.jpg

 上立ち香はフレッシュさ、青さを感じるメロン的な果実香が気持ち強めに。
 含むと、やはり濃厚かつ青い感じの甘旨味が程よいインパクトで入ってきて、しっかり抑えられた苦味や渋味でこれまた程よい奥深さを添えつつ、バランスを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりメロン的かつ少々のバニラ感・ガス感を纏ったクリームソーダ的な甘旨味が中心にあって、酸苦渋はあくまで脇役に徹してくれるので、旨味をガッツリ素直に楽しめる印象。
 後味は、ほんのりと苦味を口中に残しつつしっかり引き上げます。

 非常に密度の高いフレッシュな甘旨味を最初から最後までストレートに楽しませてくれる、バランスのよい芳醇甘旨酒でした。
 いやあやっぱり横山五十と同じ系統って感じですね~、初の設備の造りでこの出来は素晴らしいかと!
 新酒の時期ならではの日本酒の魅力をビンビンに味あわせてくれました(ブログに載せるのは遅れまくりですが…)。
 よこやま、今後超要注目銘柄ですね。

20190425122510322.jpg  20190425122410463.jpg

名称:よこやま SILVER 純米吟醸生酒
蔵元情報:重家酒造株式会社
購入価格(税抜):1,490円/720ml
購入した酒屋さん:丸十酒店(横浜)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年05月02日 長崎の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

喜八郎 純米吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 喜八郎 純米吟醸 無濾過生原酒

20190410170208435.jpg  20190410170227179.jpg

 埼玉県飯能市のお酒です。
 銘柄的には初飲みですが、同蔵のお酒は何回もいただいています。

 こちらを醸す蔵の通常銘柄は「天覧山」、そして特約店限定ブランドは当ブログにも何度も登場している「五十嵐」です。
 この「喜八郎」がどういう位置付けなのかは商品紹介ページを見てもあまりわからないですねえ、個人的にはあまりブランドが多くなるのは蔵の識別性の点から良くないというのが持論ではあります。
 だが、見慣れない銘柄が店頭に並んでいると目を引かれてしまうのも事実で、今回は完全に未飲銘柄だからこそセレクトしたという状況です、完全に自家撞着に陥っていますね…
 まあAIならエラーでも起こすところでしょうが、業深いマニアとしてはそんな矛盾も受け入れつつ、楽しませていただく所存です。

 スペックは非常に詳細に裏ラベルに記載があります、岡山産雄町の精米歩合55%で、お値段は税抜1,800円と若干お高め。
 製造年月が2018年4月で、開栓が同年12月なので、これまた完全に生熟コンディションでいただきました。

20190410170242848.jpg

 上立ち香はほんのりと熟感を纏った果実系の香がそこそこに。
 含むと、いい感じで落ち着いてきた完熟果実的な甘酸の旨味が結構なインパクトで入ってきて、そこそこ存在感のある苦味でガッツリと引き締められたまま じわじわと染み込んできます。
 味わいは、香り系の純米吟醸が素直に熟した印象の、若干紅茶感のある、濃厚アップルティー的な甘酸味が芯にありながら、セメダイン感や苦味も伴うもの。
 後味は苦味が引き取る形でしっかり引き上げます。

 新酒無濾過生原酒が、良さも悪さもそのまま熟成した印象の、高インパクト芳醇甘酸苦酒でした。
 う~ん、亀萬と対照的に、こっちは新酒の時期で飲むべきお酒だったかなあという印象。
 旨味自体は心地よく熟成しているんですが、若干苦味が浮いてる感じがするんですよね、新酒なら「らしさ」と前向きに受け取ることもできるのですが。
 喜八郎、五十嵐と共に、また新酒をいただきたいと思います。

20190410170251951.jpg

名称:喜八郎 純米吟醸 無濾過生原酒
蔵元情報:五十嵐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:徳丸商店(横浜)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけ:徳丸商店さん外観
20190410170342910.jpg
 四合瓶の取り揃えが素敵なお店でした。

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年04月22日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

生粋左馬(きっすいひだりうま) 純米吟醸

家飲み記録 生粋左馬(きっすいひだりうま) 純米吟醸


20190328112337027.jpg  20190328112351639.jpg

 福島県白河市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒は、はせがわ酒店さんが取り扱いを開始していたことと、飛ぶ鳥を落とす勢いの福島酒であることから、少し前から気になっていました。
 ちょっと調べたところ、蔵元はかなりの若手みたいですね、まあホームページを一見したところさもありなんという印象。
 「理系兄弟」なんていう銘柄も出しているらしいですし、やはり若手らしいアピールの仕方をしているように思えますね。

 地元福島の酒米「夢の香」を50%までと、かなり削った純米吟醸。
 このときは生が無かったのでやむなく火入れをセレクト、要冷蔵なので多分一回火入れでしょうか。
 裏ラベルには銘柄名の由来の記載もありますね、結構気になることが多いのでこれはありがたいところ。


 上立ち香は落ち着いたセメダインといった感じのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、奥深さを称えた旨味が自然な口当たりで入ってきて、奥ゆかしい渋味と苦味で輪郭を整えつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、いやあ完全に福島酒的な、洋梨系のコクのある、甘味・渋味・苦味が一体となった旨味が最初から最後まで主役ですね、濃いというよりかは実にしっかりとした旨味という印象。
 後味は、渋味が引き取る形で割と自然に引き上げてくれます。

 程よく落ち着き、かつ奥深さのある旨味が魅力的な、しっかりとしたバランスを感じさせる芳醇旨味酒でした。
 いやあやっぱり福島酒って感じですね、ハイレベルでまとまっていると思います。
 味わいはむしろ若手らしくないというか、落ち着きを感じさせるなかなかいぶし銀な印象だったように思えます(古臭いわけではない)。
 生粋左馬、次は是非生もいただいてみたいと思いました。

20190328112414951.jpg  20190328112403111.jpg

名称:生粋左馬(きっすいひだりうま) 純米吟醸
蔵元情報:有賀醸造合資会社
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年04月08日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山

家飲み記録 憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山

20190320145610345.jpg  20190320145618871.jpg

 奈良県奈良市のお酒です。
 「たつみ清酒堂 東京」さんで購入した憲の、米違いの二本目になります。

 こちらを醸す奈良豊澤酒造のホームページを見ると、「現代の名工」に選ばれている藤沢忠治杜氏が造りを行っていることを売りにしているようです。
 現代の名工と言えば、かの農口杜氏や山影杜氏、引退してますが綾菊の国重杜氏など、錚々たる方々が選ばれています。
 そちらの方面から追う形で、「現代の名工が醸したお酒」を飲み比べて行くというのも面白いかもしれませんね。

 今回いただくのは愛山を55%まで削って醸した無濾過生原酒、スペックの割には良心的なお値段だと思います。
 店頭には前回の山田錦とこの愛山に加え、TYPE-2として雄町が並んでいたのですが、今回はスタンダードな山田錦と割安な愛山で飲み比べてみた次第です。
 8月製造、11月開栓。

20190320145628135.jpg  20190320145637262.jpg

 上立ち香はベリー系(?)のちょっと甘を感じる香りが仄かに。
 含むと、なかなかに複雑な旨味が、しかし重すぎない感じで力強く入ってきて、割と華やかな含み香ともいい感じでバランスを保ったまま、割と息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、甘酸渋苦がしっかり一体となって絡み合ったような、若干イチゴ風味のあるフルーティーかつ奥深いもので、濃度・飲みごたえももバッチリ、かつ粗さも無くて複雑味ゆえの飲み飽きなさもありますね。
 後味は酸渋をあくまでほんのりと残しながら、実に自然に引き上げてくれます。

 愛山特有の複雑さの有る甘旨味を、素直かつ力強く楽しませてくれる、いい感じの生熟芳醇酒でした。
 山田錦と飲み比べて強く感じたのは、憲はお米の個性を引き出すのが上手いってことですね(若しくはしっかりお米のイメージ通りに仕上げてくるというべきか)。
 同蔵の3本を飲んだ限りでは、儀助よりも憲が、さらに山田錦よりも愛山がより好みでした。
 憲、次は是非飲み残した雄町もいただいてみたいと思います。

20190320151321034.jpg

名称:憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山
蔵元情報:奈良豊澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年04月04日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

はちつる 純米吟醸 無ろ過生原酒

家飲み記録 はちつる 純米吟醸 無ろ過生原酒

20190123232611696.jpg  20190123232622164.jpg

 青森県八戸市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは近所の高島屋の日本酒売り場で衝動買いしました。
 高島屋といえば最近日本酒まつりで強く思いましたが、やっぱり百貨店って地酒購入先としては重要ですよね…、ちゃんとしたところはちゃんとしたお酒揃えてますし、試飲できる機会も多い。
 我々の様なマニアは基本地酒屋で買うことが多くなると思いますが、たまに百貨店に足を運ぶとまた新しい発見があるように思えます。
 閑話休題、今回は新聞紙包装に目を引かれての購入です、通常銘柄は「八鶴」「如空」のようですね。

 精米歩合50%の無濾過生原酒、使用米は華吹雪らしいです。
 2018/6製造で、8月開栓でいただいています。
 

 上立ち香は割とトロピカルな果実香にアルコールが混ざった感じで、そこそこに。
 含むと、かなり濃厚な甘酸旨味がググっと入ってきて、そこそこの苦味や辛さが複雑さや引き締まりを添えつつ、最後まで存在感を保ったまま流れ込んできます。
 味わいは、落ち着いたパイン系の甘酸がしっかりと中心にあり、苦味はあくまで脇役に徹している印象、ただピリピリとする辛さは結構あって、独特の甘辛さを創り出しています。
 後味は、もちろん酸辛がしっかり引き取って切れます。

 甘味酸味の存在感が強めでありながら、辛さとバランスがちゃんと取れている、辛口派にも勧められそうな芳醇酒でした。
 言ってしまうと甘酸の方向性は花陽浴に近いと感じました、ただ辛さの刺激があるので全体の印象は全く別物。
 一種の荒々しさも感じるのですが、私の口には会いましたね~、東京の市場で戦えそうな個性とインパクトがしっかり有るお酒だと思います。
 はちつる、是非また別スペックもいただいてみたいと思いました。

20190123232703785.jpg  20190123232634936.jpg

名称:はちつる 純米吟醸 無ろ過生原酒
蔵元情報:芳水酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年03月24日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

国重(くにしげ) 純米吟醸 しぼりたて無濾過生原酒

家飲み記録 国重(くにしげ) 純米吟醸 しぼりたて無濾過生原酒

20190308101226041.jpg  20190308101235435.jpg

 香川県綾歌郡綾川町のお酒です。
 同蔵のお酒は2回目ですね、高松出張時購入酒の4本目。

 通常銘柄の綾菊は、約三年前にやはりワタナベ酒店さんで購入したことが有ります。
 この「国重」は、前杜氏である国重弘明氏の名前を冠した銘柄とのことです、蔵元ホームページの略歴をみると、本当にレジェンドクラスの方みたいですね。
 前にいただいたコメント情報だと、山田錦が圧倒的シェアを占めていた全国新酒鑑評会で、地元産の「オオセト」を使ってガンガン金賞を獲っていたとか…物凄いことかと思います。

 さて、今回はまさにその、契約栽培で品質をしっかり確保したオオセトを使用、精米歩合は50%です。
 買う際にはその辺りの周辺情報を含め、店長さんが非常に丁寧に、そして若干情熱的に語ってくれました。
 まだちょっと若いかもというコメントのありましたので、3ヶ月ほど寝かせて今年3月開栓です。

20190308101243427.jpg  20190308101302041.jpg

 上立ち香は酸とアルコールと甘さのある爽やかな果実香がそこそこに。
 含むと、しっかりと酸の効いた旨味がまとまりよくかつ力強く入ってきて、若干時間差で出てくる苦味をあくまで脇役に感じさせつつ、最後まで引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、キツさのない酸が引き締める筋肉質な旨味が主役で、落ち着いたまとまりがありつつ生酒らしいフレッシュ感もあり、飲みごたえがありつつ飲み進めやすい、いい感じのバランスかと…
 後味は、最後まで雑味を感じさせず酸がガッチリ引き上げてくれます。

 甘さ控え目ながら私のような甘口派でも楽しめる、飲み応えのある引き締まり系旨口酒でした。
 いやあいつも言っていますが、私はこういうちゃんと味がありながら酸が働くお酒こそ、現在の万能食中酒だと思うんですよね…、特に肉に合うかと。
 さらに生らしさがしっかりあるのも良いんですよ、古臭くないというか…、ただ、もっと熟成させてみたい感じもあるんですよね~、二夏越えとか、さらに数年氷温熟成とかさせたらとんでもないお酒になるんじゃないかしら。
 国重、綾菊酒造のこだわりと実力をビンビンに感じさせてくれたお酒でした、いつかまたやりたいですね。

20190308101312597.jpg

名称:国重 純米吟醸 しぼりたて無濾過生原酒
蔵元情報:綾菊酒造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:ワタナベ酒店(高松)
お気に入り度:8.4/9.0

 なお、これでH30年度の出張酒紹介はひと段落しました。
 個人的MVPは「鷲の尾」としたいとおもいます、岩手に行く機会があれば是非飲んでみてください!

 20190204123332917.jpg  20190204123253080.jpg

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年03月20日 香川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |

» 次のページ