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甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生

家飲み記録 甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生

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 千葉県印旛郡酒々井町のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は2回目ですね。

 こちらを醸す飯沼本家のメイン銘柄は「甲子正宗」、他に以前当ブログでも紹介している「一喜」というブランドを県外で売り出していましたが、立ち上げに深くかかわった杜氏さんの移籍に伴い、そちらは生産終了したようです。
 今回いただくのはその限定品というか変わり種系の商品ですね、77号酵母というリンゴ酸を多く出す酵母を使っているため、それっぽい味わいになるとか。
 実は柏の日本屋さんでがっつり試飲をさせてもらい、極めて好印象だったので購入しました。

 こちらのような日本酒離れした味と思われるお酒の場合、こういう分かりやすい見た目にするというのはユーザーフレンドリーで良いですね。
 ただ酵母以外のスペックについての記載は貧弱、精米歩合55%の生酒です。
 裏ラベルが透明なので、見た目は良いのですが写真写りは厳しい…

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 上立ち香はむしろ梨っぽい印象の爽やかな酸の香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとした甘酸味が割と軽やかな口当たりで入ってきて、最後まで自然さと勢いを保ったまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、確かに言われるとリンゴジュース的な、酸っぱいまで行かない感じの爽やかな甘酸味が主役、嫌な苦味等が皆無で透明感すら感じさせるまとまり・バランスがあります。
 後味は、酸が最後まで自然な感じで引き取って、爽やかに引き上げてくれます。

 コンセプト通りの林檎的甘酸味の魅力を、極めて高次元のバランスで楽しませてくれる、日本酒の新しい可能性をビンビンに感じさせてくれるお酒でした。
 いやこれはまさにいくらでも飲めちゃいますね…、甘酸は確かに魅力的なのですが、本質は雑味の無さにあるような気がします(その意味では花陽浴と似てるかも)
 色物と見せかけて、オーソドックスな部分で極めて完成度が高いお酒だと思います、そういう意味では同じリンゴ酸系でも三芳菊の対極にある印象。
 この甲子林檎は【超】お気に入りに追加ですね、来年も飲みたいなあと思わせてくれる一本でした。

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紹介①:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの昨年同スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/16570963.html

紹介②:「20代から始める日本酒生活」さんの昨年同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-83.html

名称:甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社飯沼本家
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年12月13日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:1

まんさくの花 純米吟醸一度火入れ原酒 「愛亀ラベル」

家飲み記録 まんさくの花 純米吟醸一度火入れ原酒 「愛亀ラベル」

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 秋田県横手市のお酒です。
 当ブログでは三度目の登場ですね。

 秋田のお酒というと県外ではどうしても「NEXT5」が目立ちがちですが、他にも全国区で勝負できる実力派銘柄は目白押しという印象があります(雪の茅舎、福小町、やまとしずく等々…)、この「まんさくの花」もその一員ですね。
 今回いただくのは、「愛亀」ということで、どちらも希少酒米である「愛山」と「亀の尾」を両方使って醸したお酒とのこと。(限定品ですが、蔵元ホームページにちゃんと商品紹介がありました
 可愛らしいラベルが目を引きますね、元々亀の尾使用のお酒にこの亀のイラストを使っており、今回はそこに「愛」山ということでハートマークをあしらうという遊び心のあるデザインとなっています。

 裏ラベルのスペックを見ると、愛山73%、亀の尾27%の利用割合、それだけを見ると愛山の比率が多いようです、精米歩合は55%。
 「愛山の甘味と亀の尾の酸味のバランスが絶妙」という記載が面白いですね、そういうものなんでしょうか。
 個人的には(生詰生貯でなく)「一度火入れ」と明記しているところを支持したいところです。

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 上立ち香はリンゴ的なフルーティーな香りが気持ち強めに。
 含むと、バランスの良い甘酸旨味が自然な口当たりで入ってきて、裏方の渋味が奥深さを添えつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、やはりリンゴ的な甘酸が中心にあるのですが、渋味が非常に良い働きをして有りがちな吟醸酒と一線を画した深みとコクを与えている印象、そのバランスが絶妙ですね~見事な配合率ということなのでしょう。
 後味は、主に酸が引き取る形で、自然に引き上げます。

 甘味と渋味という、相反しそうな要素がしっかりと同居している、「愛亀」という名前に強く納得感のあるお酒でした。
 裏ラベルでは亀の尾要素は酸味ということでしたが、個人的には渋味なのではという印象でしたね。
 実は購入前に亀の尾だけ使ったお酒も試飲したのですが、私にはやはり渋すぎて、比べると断然愛亀の方が好みでした(なお、店長さん曰く試飲時感想は亀の尾の方が好きな人も多かったとのこと)。
  まんさくの花の中でもこの愛亀は「お気に入りに追加」です、個人的におススメしたいスペックだと思いました。

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名称:まんさくの花 純米吟醸一度火入れ原酒 「愛亀ラベル」
精米歩合:55%
使用米:愛山・亀の尾
アルコール度:16%
日本酒度:+0.5
蔵元情報:日の丸醸造株式会社
購入価格(税抜):1,700円くらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年12月09日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

穏 純米吟醸 しぼりたて生 29BY

家飲み記録 穏(おだやか) 純米吟醸 しぼりたて生 29BY

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 福島県郡山市のお酒です。
 前回の田村に引き続き、自然酒で知られる仁井田本家のお酒になります。

 こちらは以前にも一度家飲みしています、特徴は通常焼酎に使われる「白麹」を使っているところですね。
 白麹利用酒としては何といってもかの「亜麻猫」がありますし、田酒の白射美ホワイトなど、イロモノに留まらない個性派酒が結構出てきている印象があります。
 ちなみに、今検索して知ったのですが、かの「黄桜 呑」も一部白麹を使っているとか…、いつからなのかは分かりませんが、大手のチャレンジ精神て結構凄いよなあと思った一事でした。

 裏ラベルには「メロンのような上品な香り」とありますが、ラベルの見た目は完全にレモンですよね(笑)、さて実際はどちらでしょう(ちなみに購入先の店長さんは「完全にレモン」と言ってました)。
 1月製造、8月開栓なので、少なくとも半年以上生熟期間を経てからいただいています。

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 上立ち香は熟成を全く感じさせない、スッキリフレッシュな酸の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚な甘酸旨味が勢いよく入ってきて、若干の苦渋味とガス感も相まって、濃度を保ちつつもダレ感皆無なまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、確かにレモン感がある酸味を感じるのですが、甘味も負けない存在感があってバランスを取ってますね、レモネード酒とでも言うべきか…、そしてそこに苦渋味が伴うことで深みを加えている印象。
 後味は、やはり酸メインで引き取ってキレる感じですね。

 存在感のある甘酸っぱさと福島酒らしい深みのある渋味を、バランスの取れた形で素直に楽しませてくれるお酒でした。
 個人的には、田村より甘味が強いのが評価ポイントになりますね(単細胞)、白麹的な酸味と甘味が力強くせめぎ合うあたり、やはり亜麻猫とも近しいものを感じました。
 今回改めて思いましたが、自然酒、穏、田村のブランド分けは見事に表現できていると思います、根底にちゃんと共通するものがあるのもまた良いですね。
 仁井田本家のお酒は、今後も積極的に追いかけていきたいと思います。

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名称:穏 純米吟醸 しぼりたて生 29BY
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:16.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年12月05日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田村 生もと純米吟醸 うすにごり生

家飲み記録 田村 生もと純米吟醸 うすにごり生

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 福島県郡山市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は7本目。

 こちらを醸す仁井田本家のお酒としては最近「にいだしぜんしゅ」とリニューアルされた(旧名:金寶自然酒)シリーズが知られていますね、他のブランドとしてこの「田村」と、他に「穏」があります。
 田村はその3つの中では、一番、所謂「辛口」に寄せた、キレを重視したお酒みたいですね。
 もともと仁井田本家のお酒は好きなのですが、最近飲んだにいだしぜんしゅも極めて印象が良く、これは他の2ブランドも最新状況を確認するかと思いセレクトした次第です(次回で「穏」も紹介します)。
 ちなみに私は、2014年に福島酒の試飲イベントに参加した際、仁井田本家のお酒が最も気に入って、3ブランドの飲み比べなんかもやっています。
 
 スペックは精米歩合60%ということで、しぜんしゅより削ってますね、値段も若干お高めの税抜1,900円。
 ラベルに、上槽日だけでなく「初添え日」の記載が有るのは非常に珍しいですね、なぜ書いたのだろう…
 ちなみに開栓は8月なので、数ヶ月寝かせた状態でいただきました。

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 上立ち香はほんのりセメダイン混じりのフレッシュなお米の香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと酸を伴った凝縮感のある旨味が力強く入ってきて、最後までしっかりと輪郭を保ったまま、グググッと喉奥に入り込んできます。
 味わいは、グレープフルーツ的な甘酸苦がせめぎ合う味を感じるのですが、そこにお米的なコクが伴って、独特かつ実に引き締まった印象があります。
 後味は、苦酸が引き取る形でしっかりキレます。

 飲み応えとキレを独特なバランスで両立させている、辛口純米生として一つのあり方を見せてくれるようなお酒でした。
 辛口といっても、刺激的というよりは酸苦でしっかりキレあげる感じですね、味わい自体には一種の柔らかさも有るような。
 アル添辛口とも、石鎚みたいなフルーティー辛口とも違うのが実に面白いと思います、しぜんしゅが甘すぎるという方には是非オススメしたいところ。
 田村、甘口派の私でも十分に楽しませてくれました、次は「穏」をご紹介します。

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名称:田村 生もと純米吟醸 うすにごり生
精米歩合:60%
使用米:トヨニシキ
アルコール度:16.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,900円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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2018年12月03日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

櫛羅 純米吟醸 山田錦 29BY

家飲み記録 櫛羅(くじら) 純米吟醸 山田錦 29BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 同蔵のお酒としては2回目の登場になります。

 同蔵元の別ブランドには「篠峯」があります、「櫛羅」は蔵の住所にもある通り地域名(大字)で、そこで自作したお米で醸したお酒に飲みつける限定ブランドとのこと。
 篠峯の方は、以前「生もと」をいただいていますが、その時はなんとなくクセを感じてあまり楽しめなかった記憶が残っています。
 が、実はブログ開設前(2012年)に、篠峯八反純吟生と櫛羅純米生を家飲みしており、その時の印象は良好でした。
 今回はその辺りの確認のため、通販時に同梱した次第です。

 スペックは櫛羅産山田錦を50まで削った中取り無濾過生原酒とまさに王道を逝くもの、お値段は税抜2,000と少々お高めながら割高ではないでしょう。
 4月製造ですが、まあダレることはない銘柄だろうと、7月末まで引っ張ってからの開栓でした。

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 上立ち香はスッキリとした酸を感じる柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの、ハッキリとした酸が中心にある芯のある旨味が力強く入ってきて、最後までキツさのない引き締まりを保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、酸・甘・旨がそれぞれ主張しながら、若干酸が優位を取る形でバッチリバランスが取れている、凝縮感と一種の透明感のあるもので、飲み応えはありながらグイグイ飲みたくなる印象のもの。
 後味は、やはり酸が爽やかに引き取って割と自然にキレます。

 最初から最後まで酸が主役を演じつつ、果実的な甘味としっかりと一体化して、実に自然な感じで旨味を楽しませてくれるハイレベルバランス酒でした。
 苦渋もあることはあるのですが、ヴェール越しというか、キツさがしっかり抑えられているのが見事ですね。
 当然のようにダレ感も皆無ですし、これは万人に強くオススメできるお酒と言えるでしょう、未飲の方は是非。
 櫛羅は篠峯と共に、今後も信頼できる銘柄として心にとどめておきたいと思います。

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名称:櫛羅 純米吟醸 山田錦 29BY
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:千代酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年11月29日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦 30BY

家飲み記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦 30BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 もはや不動の当ブログ最多登場銘柄ですね。

 花陽浴は私がブログ開設以前、具体的には7年前から最お気に入り銘柄の一つであり、何十升も家飲みしてきたお酒です。
 そのころから、何百銘柄と日本酒を飲んできましたが、やっぱりここまでハッキリと個性のある銘柄ってほとんどないんですよね~、この目の覚めるような甘酸味にはいつ飲んでも魅了されてしまいます。
 人によっては「イロモノ」と感じるのかもしれませんが、貴醸酒や菩提もとみたいな特殊系と比べると、あくまで吟醸酒らしい上品さもありますし、本当にオンリーワンだと思っています。

 今回ご紹介するのは、新酒第一弾として定着している、美山錦を55%まで削って醸した純米吟醸生。(去年も飲んでます
 花陽浴好きブログとして、なるべく早く取り上げたいということで無理やり割り込み更新した次第です。(具体的には、「20代から始める日本酒生活」さんの先を越すのが目標だったんですが、1日負けました…(笑))


 上立ち香はいつもの濃厚フレッシュなパインジュース的な香りがそこそこに。(花陽浴としては控えめかな)
 含むと、濃厚ながらも若干透明感のある甘酸味が割と摩擦無しで入ってきて、強めの酸と尻上がりに出てくる苦味の働きでしっかりと輪郭を保ちつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、花陽浴らしいパイン風味の甘酸味がやはり主役、ただ比較的インパクト的には弱く、酸と全体のバランスでむしろ飲みやすさが印象に残る感じですね。
 後味は、若干の苦味を口中に残しつつも、やはり酸苦が引き取るかたちでしっかり引き上げます。


 いい感じでせめぎ合う濃厚な甘酸味を、ストレートかつ纏まりよく楽しませてくれる、フレッシュ芳醇甘酸旨味酒でした。
 いやあやっぱり好きなんですよね…、この甘味の存在感と全体のバランス!そして今回はなんとなく透明感を感じるのがまた良かったと思います。
 ただ、新酒らしい苦味が結構強めなので、それがダメな方は苦手でしょうね、こればっかりは時期的にしょうがないかなあ、若干寝かせると和らぐかも。
 後、昨年(29BY)に比べると若干甘さ控えめで物足りない部分もあるのですが、28BYのときのように「薄い」っていう感じではなかったので、個人的には普通に楽しめた感じです、この辺りの違いが米の出来によるものなのか、蔵元の意向なのかは気になるところだなあ。
 ともかく、花陽浴は今年もしっかり追っていきたいと思いました。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-264.html
 
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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦 30BY
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年11月27日 埼玉の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

彦市 純米吟醸

家飲み記録 彦市 純米吟醸

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 茨城県東茨城郡大洗町のお酒です。
 家飲み、外飲み共に初めていただきます。

 これでもかと酒の勝鬨さん購入未飲酒が続きます、若干イキった書き方になりますが、私のような多銘柄飲み散らかし人間がこれだけ初銘柄に出会えること自体、流行だけでなくしっかり自分の舌でセレクトしているということの証左といえるでしょうね。
 さて、こちらの通常銘柄は「月の井」、実はそれは居酒屋で飲んだことがあるのですが、割と伝統的な日本酒という感じ(悪く言えば古臭い)で、自分の好みには合わないなあと思った記憶があります。
 彦一は、そういう蔵が、地元の契約栽培米を使った商品シリーズとして、新しく立ち上げた新規ブランドというわけですね、良くあるパターンながら期待できる流れでもあると思います。

 というわけで、使用米は地元大洗産の「越神楽」という酒米を59まで削っています、火入れ有の純米吟醸。
 越神楽は結構レアな酒米ですね、ググると滋賀の笑四季でも使っているみたいです。
 肩ラベルには誇らしげに「Kura Masterプラチナ賞受賞」の文字があります、名倉山の記事でちょっと触れましたが、せっかく受賞したんだからこのくらいはアピールしないとという気がしますね。
 2017年7月製造で、開けたのは今年の8月なので、1年以上熟成されたコンディションになっています。

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 上立ち香はほんのり熟したメロンクリーム的香りがそこそこに。
 含むと、素直に熟した印象の旨味が割と自然な口当たりで入ってきて、強めながらも浮いていない感じの苦味と酸味でバッチリ引き締まりつつ、デクレシェンド的な感じで溶け込んできます。
 味わいは、やはり程々に熟したメロン的な青い甘旨味を芯に感じつつ、酸がインパクトを、苦味が引き締まりと奥深さを与える、複雑かつ飲みごたえのあるもの。
 後味は、最終的に酸メインで引き取る感じで、力強くキレます。

 酸の働きによって、熟感が嫌らしくなく良い方向に向かっている、結構筋肉質な芳醇旨酸酒でした。
 全体的には甘味は控えめに感じますね、そういう意味では私のストライクゾーンからは若干外れていますが、もちろんそれは好みの問題でしょう。
 ある意味見た目に反して正統派というか、奇を衒わない印象の味わいでしたが、古臭さは全く感じませんでしたね、ブランドの狙いは果たされているかと。
 彦一、今後また別のスペック(特に生)もいただいてみたいと思いました。 

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名称:彦市 純米吟醸
精米歩合:59%
使用米:越神楽
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社月の井商店
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:酒の勝鬨(築地)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 彦市 純米吟醸

2018年11月24日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

名倉山 純米吟醸 生酒

家飲み記録 名倉山 純米吟醸 生酒

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 福島県会津若松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 酒の勝鬨購入の初飲銘柄がまだまだ続きます。
 こちらも店頭で衝動買いしたわけですが、頭の中には「確かこれなんかの賞取ってたよなあ…」ぐらいの感覚はありました。
 実際後で調べてみると、同蔵別ブランドの「善き哉」がサケコンペ2018純米吟醸部門の4位に入ってましたね、それより上なのが常連の作と東洋美人だけなのでとても立派な結果かと。
 で、さらに今年に入って、海外の権威あるワインコンクールに新設された「サケ・セレクション」なるコンペでは、純米吟醸と純米がダブルでプラチナ賞を受賞してました、全体で617銘柄の出品があったそうですから、これは快挙というべきでしょう。
 (しかし、結果残したら翌日にでもホームページにでかでかと書きましょうよ…)
 ちなみにホームページの「こだわりの酒造り」を見ると、全体的に高精白だったり、搾りが佐瀬式だったり、パストライザーを導入していたり、確かに品質重視というのは見て取れますね。(マニアにしか伝わらない気もしますが…) 

 閑話休題、今回いただくのは…、うーんラベル上では精米歩合55%の生酒というぐらいしか分かりませんね…(と思ったら、日本名門酒会のところに商品紹介載ってました
 アルコール度は16度なので少し加水ありかな、ネーミング等にもインパクトは無いですし、どうにも地味な雰囲気。
 4月製造を8月開栓です。


 上立ち香はバニラっぽい割と個性的な香りが控えめに。
 含むと、深みのある旨味がゆっくりと入ってきて、ほんのりとした酸も手伝い、最後までしっかりとバランスを保ったまま、じんわりと染み入ってきます。
 味わいは、最近福島酒で良く感じる洋梨を煮詰めた感じの旨味が主役、ただ甘味は若干控えめで、柔らかい酸と裏方に徹した渋味が複雑味と飲み飽き無さを演出しますね、苦味が皆無なのも素敵。
 後味は、酸渋が引き取る感じではあるものの、あくまで自然な引き上げを見せてくれます。

 福島酒らしいコク、奥深さをストレートに感じさせつつ、なぜかガンガン飲みたくなる、ある種非常に個性的な芳醇爽やか酒でした。
 加水してあるとは思えないほどに飲み応えがありましたね、それでいて杯がどんどん進んでしまうのは、酸と玄妙な全体のバランスが為せる技でしょうか。
 いやあこれは良いですわ…、絶対他の商品も旨いはずだという蔵の実力を感じさせる味わい、東京では知られざる銘酒というべきでしょう。
 しかし、最近の福島酒のレベルはどうなっているんだろう、本当どれ飲んでもレベル高い印象です。
 名倉山、是非他のスペックも飲んでみたいと思いました。


 ちなみに記事の前半でホームページやらラベルやらをディスり気味なのは、「もっと知られてほしい!」と思ったことの反動です。
 こんなブログにまで日本酒情報を求めていらっしゃっている、熱心な日本酒ファンの読者の皆様方におかれましては、こういうお酒をこそ買ってみて欲しいですね。

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名称:名倉山 純米吟醸 生酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:+-0
蔵元情報:名倉山酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:酒の勝鬨(築地)
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月22日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

えぞ乃熊 純米吟醸酒 生酒

家飲み記録 えぞ乃熊 純米吟醸酒 生酒

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 北海道旭川市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 引き続き「酒の勝鬨」さんでの購入酒です、やはり初訪問のお店では初見銘柄との出会いがあるのが楽しいですね。
 こちらを醸す高砂酒造の通常銘柄は「国士無双」、このブランドの方がまだ圧倒的に知名度があるでしょう。
 えぞ乃熊は県外向けブランドのようですね、蔵元ホームページには影も形も無いようです。
 地酒の売り方としては良くあるパターンなんですが、なんかコソコソ売っているみたいで、買い手からしたら謎の慣習ですよね…、やっぱり地元で買えないお酒をホームページに載せてたらクレームとかくるのかしら。

 スペックは北海道の代表的酒米の一つ「きたしずく」を55%まで削った純米吟醸生。
 4月製造、7月末開栓なので、生酒としてはそこそこ熟成を経たコンディションですね。
 ラベルがモダンかつ可愛らしい感じなので、店頭では結構目を引きました。

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 上立ち香は吟醸酒として典型的かつそこそこ熟したリンゴ的香りが気持ち強めに。
 含むと、割と素直に味乗りした印象の甘旨味が、これまた典型的な苦味を伴いつつも、トロリと飲み応えのある口当たりで入り込んできます。
 味わいは、まさに蜜たっぷりかつ完熟した感じの青リンゴ的な甘旨味が主役、そこに吟醸酒ならではの苦味が伴いつつ、ほんのりとアルコール的辛さもあって、結構引き締まった印象があります。
 後味はやはり苦味を若干舌先に残しつつ引き取る感じ。

 無濾過生原酒らしい濃厚でリンゴ的味わいの吟醸酒が、実に素直に熟した印象の、まとまりの良いフルーティー酒でした。
 正直、割と有りがちかつ、苦味も若干嫌らしいのですが、とにかく甘味の存在感が私の好みですね…
 それでいてダレ感がちゃんと抑えられているのに、まとまりの良さを感じます、後はやはり個性という名の武器が欲しいところ。
 えぞの熊、今後にも期待したいと思わせてくれた一本でした。

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名称:えぞ乃熊 純米吟醸酒 生酒
精米歩合:55%
使用米:きたしずく
アルコール度:16~17%
日本酒度:+-0
蔵元情報:高砂酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:酒の勝鬨(築地)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年11月20日 北海道の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

石鎚 純米吟醸 緑ラベル 槽搾り

家飲み記録 石鎚 純米吟醸 緑ラベル 槽搾り

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 愛媛県西条市のお酒です。
 外飲みでは何度もいただいていますが、家飲みは初めて。

 マニアには結構知られた銘柄なんじゃないでしょうか、私も以前より認識しておったのですが、生酒に出会えなかった関係で今まで購入には至りませんでした。
 あまりにも生を見ないのでちょっとググってみたのですが、どうやら基本的に生は出していないっぽいですね…(詳細は不明ですが)
 蔵元ホームページはうーんほぼ放置状態のようなのでイマイチ情報が足りませんが、基本的に食中酒指向のブランドだったと思いますので、火入れで落ち着かせたお酒しか出さないいうのも筋が通っているように思えますね。

 裏ラベルのスペック情報は充実していますし、味わいについてのコメントもあるので好印象。
 お米は麹が山田錦、掛が地元の松山三井という、コスパを意識した感じの組み合わせ。
 実際麹だけ山田錦っていうのは良く見るんですよね~、素人にはなかなかピンときませんが、本当に「酒米の王様」という形容が誇張ではない圧倒的な酒造適性があるんでしょうね。

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 上立ち香はスッキリ感のある果実、かつアルコールも若干感じる香りがそこそこに。
 含むと、フルーティーながらも落ち着いた印象の旨味がスルスルと入ってきて、ほどほどのアルコール感を纏いつつ最後まで自然な引き締まりを保ったまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、今風のフルーティーな旨味と、伝統的な火入れ酒の落ち着きと辛さを兼ね備えた印象の、古臭くないけど派手でもない、ガンガン飲めてしまうキリリとしたもの。
 後味は辛さがしっかり引き取って見事なキレ。

 程よい落ち着きと心地良い果実味を兼ね備えた、キリッとした感じの辛口酒でした。
 いやあ正直石鎚のイメージ通りの味わいでしたね、まさに期待通りの食中酒適性の高い、バランスの良いスッキリ系の味わい。
 自分の業として、本当は生酒で飲んでみたい気もしますが、まあそれは野暮というものなのでしょう。
 石鎚、確立したブランドの方向性を見せてくれる一本でした、またこの味を体が求めたときにいただこうと思います。

 開栓後も安定してますね~
 これ系のお酒としての完成度は非常に高いと言えるでしょう、居酒屋でも鉄板チョイスになり得ると思います。

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名称:石鎚 純米吟醸 緑ラベル 槽搾り
精米歩合: 麹:50% 掛:60%
使用米: 麹:山田錦 掛:松山三井
アルコール度:16~17%
日本酒度:+5
蔵元情報:石鎚酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 石鎚 純米吟醸

2018年11月10日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

家飲み記録 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 簡易モード紹介記事の6本目、トリになります。

 この雄町純吟笊籬採りは、私が殿堂入りとしている、風の森の中でもダントツに好きなスペックです。
 裏ラベルに記載されている「風の森シリーズの中で最もスウィートな設計」という言葉に偽りはないでしょう。
 花陽浴に代表されるフレッシュ甘口酒が好みであれば、すべからく飲むべきお酒だと思っております(笊籬採りがベストですが、普通のしぼり華でも十分かと)。

 なお、先日も書きましたが、こちらは甘口日本酒オフ会に私が持ち込んだお酒の1本でもあります。
 (2本買っておいて1本自分で飲み、1本持ち込み)

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 上立ち香はサイダーの香りを濃厚にした感じのものがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚でクリーミーな甘味を中心とした旨味がシュワシュワと入ってきて、若干裏に回った苦味と渋味で割とギッチリ引き締まりつつ、グワッと胃に流れ込んできます。
 味わいは、やはりクリームソーダ的な甘旨味が主役、そこに存在感のある、しかし柔らかめの苦渋が絡み、謎の甘しょっぱさも混じったような非常に賑やかかつ濃厚なもの。
 後味はほぼほぼ苦味が引き取る形で、力強くキレます。

 甘酸渋苦味がそれぞれ主張しつつも、やはり甘味がリーダーシップをとり、ガスでダレを防ぐ、オンリーワンのバランス酒でした。
 いやあやっぱりこの甘味の存在感は好きですね…、そしてこのガスの使いこなし感は流石の貫禄という雰囲気。
 ただ数年前の一升瓶時代と比べると、ちょっと軽い感じがするのと、苦味がちょっと立っちゃっている感じがマイナスに働いて、目が覚めるような旨さには思えなかったかも。

 やっぱり最近の風の森は全量四合瓶化に象徴されるように、軽めで万人向けの酒質を指向している気がしますね。
 それはマニアにとってはちょっと物足りない部分もありますが、仕方のないことなのかも…(個人的には笊籬採りだけでもあくまでマニア向けにして欲しいというのが本音ですが)。
 
 といいつつも、29BYの風の森を飲んで結局一番強く感じたのは「私はつくづく風の森が好きなんだなあ…」ということだったりします。
 多少の方針変更やロットのブレがあっても、その個性を形作る根底の部分がとことん好きなので、大体楽しめちゃうんですよね。
 そしてその経験を通じて「自分にあった個性のある銘柄を見つける」ことの重要性を再認識したような気がします。
 当ブログとしても、読者の皆様がそういう銘柄と出会う一助になることを目指したいと、改めて思いました。

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名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月08日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 簡易モード紹介記事の5本目。

 最近紹介した愛山80真中採りの笊籬採りバージョンという感じです。
 ただ、日本酒の場合原材料が同じでもロットやら搾り方やらでかなり味わいが変わってくるので、先入観は禁物と言えるでしょう。

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 上立ち香は甘さメインで、ガス・酸を伴ったフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、凝縮感のある甘酸味がチリチリしたガス感を伴って力強く入ってきて、少々唾液腺を刺激する酸で輪郭を保ちつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、チェリー?ベリー?な果実感のある甘酸味が中心にあって、割と強めの苦渋が絡みつき、若干賑やかな印象と粉っぽさも感じる極めて濃厚な旨味の世界を感じますね。
 後味は苦酸が引き取る形で、強引ながらもしっかりとキレます。

 甘酸苦渋が少々のガスを伴い、それぞれ激しく主張して独特のバランスを保つ、個性派暴れん坊芳醇酒でした。
 酸の存在で飲みにくさは意外とあまり無いのですが、甘さとガスがちょっと弱いのは寂しいかも…、愛山スペックは他のお米と比べ、やっぱりまだ安定感に欠けるというか、ロットごとの落差が激しい気がしますね、しかも最初のしぼり華が一番好印象だったのはちょっと寂しいというかなんというか。
 ただ、他のお酒と同時に飲むとやはり物凄い個性と存在感が有ることが改めてわかるんですよ…、そしてその個性は私の嗜好とぴったし合う。
 結果として多少のブレは合っても個人的には凄く楽しめてしまう感じです。

 次回は連続掲載のラスト、個人的にもっとも思い入れのある風の森をご紹介します。

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名称:風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY
精米歩合:80%
使用米:愛山
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年11月07日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

開運 伝 純米吟醸生原酒

家飲み記録 開運 伝 純米吟醸生原酒

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 静岡県掛川市のお酒です。
 驚くべきことにブログでの登場は初めて。

 開運は今まで外飲み記録宴会持ち込み酒として取り上げたことはありましたが、個別記事はありませんでした、いやあ自分でもびっくりです。
 今回いただいたのは、どうやら元々どこかのお店のPBだったらしいという「伝」、という限定品になります。
 開運で伝というと、開運ブランドを全国に広めた杜氏の名を冠する高級酒「大吟醸 伝 波瀬正吉」を想起しますね、実はこのお酒の肩ラベルにもその功績が記載されています(なぜか英語で)。
 
 スペック的には山田錦利用、精米歩合55の純米吟醸生原酒と、今どきとしては王道という感じ。
 4月製造7月開栓なので、若干寝ているコンディションですね。

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 上立ち香は割と酸を感じるスッキリフレッシュな果実香が割と控えめに。
 含むと、青さと落ち着きを兼ね備えた印象の旨味が自然な口当たりで入ってきて、割と独特な酸をまといながら、最後まで程よく輪郭と整えたまま染み込んできます。
 味わいは、上品な甘味、控えめな吟醸的苦味、ほんのりとした青さ、若干しょっぱさが混じったような酸味が一体となった、典型的なような独創的なような、なんとも言い難い世界を見せてくれますね。
 後味は、やはり苦酸がしっかり仕事をして、見事なまでに引き上げてくれます。

 典型的な吟醸酒の味わいに個性的な雰囲気の酸が寄り添って、独自のまとまりを魅せてくれる、個性派王道酒(?)でした。
 原酒とは思えないぐらいにスルスルいけてしまう感じがありますね、個人的には常温よりそこそこ冷やしたほうがその特長が増して好みです。
 これは万人受けするんじゃないかな…、また、食中でも単独でもいけそうな万能感があるかと。
 開運の貫禄を感じた一本でした、今後もちょくちょくやりたいところです。

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名称:開運 伝 純米吟醸生原酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+3~+5
蔵元情報:株式会社土井酒造場
購入価格(税抜):1,720円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 開運 純米吟醸

2018年10月30日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

桃の里 純米吟醸 「ふり向けばゆり」 28BY

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 「ふり向けばゆり」 28BY

 岡山県赤磐市のお酒です。
 前回に引き続き写真撮り忘れによる簡易版記事となります。

 蔵元ホームページの商品紹介はこちらです。
 それによると「甘い香りと清らかな味わい」が特徴とのこと。
 どう考えても前回の「凛と咲け花」とセットで登場したのと思うのですが、コンセプトとかの解説が皆無なのでその辺りは謎です。

 で、なぜかこれだけ情報がやけに細かく、朝日米:使用割合65%精米歩合50%、五百万石:使用割合35%精米歩合60%とのことでした。
 これまたお値段は破格の税抜1,200円、28BYを今年5月開栓です。

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 今回は左から2本目ですね。

 上立ち香はバナナっぽい感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、まろやかな甘味が柔らかい口当たりで入ってきて、奥深さを与える少々の渋みとともに、最後まで程よい感じのバランスを保ったまま、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、やっぱりバナナ系に感じるまろやかな甘旨味が主役、濃度はちょい濃い目ぐらいで、程よい渋みが引き締まりと奥深さを添え、割りとスルスルといけてしまう
 後味は渋味のほかほんのちょっと辛さも出てきて見事にキレます。

 柔らかい甘味という桃の里らしさをハッキリ出しつつも、一歩引いた感じで好ましいバランスを保つ、万人向け甘口酒でした。
 これは原酒なのかな…、もうちょっと濃い方が自分的には好みなのですが、まあそんなことをいう人間の方が少数派でしょう。
 ただ、間違い無く、コスパは恐ろしく高いと思いますね、これまた値付けまちがっているとしか…
 もちろん凛と咲け花と比べるとこちらが断然好みの味わいでした。
 桃の里は火入れ熟成コンディションでも、方向性によっては全然自分好みだということを確認させてくれた一本でした。

 開栓後はなぜか熟感が目立ってきましたね…
 出荷直後どうだったかはわかりませんが、どちらかというと早飲み推奨なのかも。

名称:桃の里 純米吟醸 「凛と咲け花」 28BY
精米歩合: 朝日米50% 五百万石60%
使用米: 朝日米65% 五百万石35%
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年10月22日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 「凛と咲け花」 28BY

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 「凛と咲け花」 28BY

 岡山県赤磐市のお酒です。
 実はこのお酒ともう一本、うっかり写真を取り逃していつものテンプレ記事が書けない状況です…
 なので、遺憾ながら簡易モードでご紹介しようと思います。

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 蔵元から直接まとめ買いした中の一本だったりします、左から三本目ですね。

 蔵元ホームページの商品紹介によると、「辛口純米酒」とのこと、名前通りって感じではありますが、桃の里で辛口とはなかなか想像が難しい…
 どうやら最近登場したスペックのようです、詳細は分かりませんが精米歩合は60、税抜1,200円と極めて良心的なお値段。
 火入れですが、年明け購入の28BYのお酒を5月に開栓なので、結構寝かせちゃってますね。


 上立ち香は熟したクリーム(?)的な甘い香りがそこそこに。
 含むと、やはりちょい熟感のある旨味が自然な口当たりで入ってきて、ほんの少々の渋味を彷彿とさせながら、最初から最後まである程度引き締まったままで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり柔らかい感じの甘旨味(完熟バナナ的?)が主役ではあるのですが、濃度は中程度、最小限の渋味に加えほんのりとアルコール的辛さもあるかな、後ちょっと薬っぽいクセも。
 後味は、渋辛があくまで優しく引き取ってちゃんとキレます。

 辛さと引き締まりがありながら、全体としては何となく柔らかい印象も受ける、桃の里の辛口酒として納得感のあるお酒でした。
 桃の里としては薄めだと思いますが、日本酒全体からみると「芳醇辛口酒」に入るんじゃないかしら。
 ただ、何となく甘口系銘柄が無理に(?)辛口を目指した時特有のクセを感じるような…、アル添の射美に似てる感じと言いますか。
 やっぱり蔵としては色々な系統のラインナップ揃えたくなるんですかね…、個人的には花陽浴みたいに割り切っちゃっていいじゃんと思ってしまうのですが、まあそれは色々と事情があるのでしょう。
 次回は写真左隣のお酒の紹介です。

名称:桃の里 純米吟醸 「凛と咲け花」 28BY
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年10月21日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 「Ice Breaker」 29BY

家飲み記録 玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 「Ice Breaker」 29BY

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 京都府京丹後市のお酒です。
 玉川の登場は5回目、中でもアイスブレーカーは3回目ですね、去年も飲んでいました

 このお酒は夏酒らしい薄青瓶入りということで、ついついあの薄青瓶問題を思い出してしまいますね。
 特にこのアイスブレーカーについては、ブログ「日本酒好きのおっちゃんが何か言うとるわ。( ´ ω`)」さんが非常に興味深い体験記事を書かれていましたので、ご興味があれば是非ご参照を。
 こちらの内容も踏まえると、個人的には、この玉川みたいなしっかり系のお酒については、あまり問題は顕在化しないのではないかという印象がありますね、やはり老ね香と相いれない軽やかフレッシュフルーティー系でこそ露骨にマイナス面が出そうな気がします。

 (ただ、最近の個人的印象では、薄青瓶以外でも青系の瓶(特に水色瓶)で劣化香に出会う率が高い気がしていて、むしろ単純に遮光の問題によるところが多いのではないかと思うに至っていたり…。まあ結局どれだけ素人の感覚を積み重ねても結論が出る問題ではないので、やっぱり公的な機関の検証・見解が欲しいですねえ)

 スペック的には少なくともラベル上は例年通り、無濾過生原酒でアルコール度数17~18と、夏酒としては型破りと言えるものですね。
 6月出荷7月開栓なので、劣化の恐れはほぼゼロでしょう。

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 上立ち香は、存在感のある硬質な印象の果実香がそこそこに。
 含むと、やはり硬質で密度の濃い印象の甘旨味がぐぐっと入ってきて、さらに酸味と辛さできっちりと引き締められながら、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘酸旨味がそれぞれ絡み合う、お米感と果実感の中間のような力強いもので、濃厚ながらも飲み飽きずについつい進んでしまう独特の魅力があります。
 後味は、若干の辛さを舌先に残しつつ、爽やかというよりは力強く引き上げます。

 個性派夏酒として一種の完成された世界観を持つ、極めて芯の強い芳醇旨辛酒でした。
 いやあやはりいろいろな要素を感じますね、今風のようでもあり、伝統的なようでもあり。
 私から見ると、可愛いラベルと中身の硬派さとのギャップが激しいように感じますね(笑)、まあこれはあくまで個人的なイメージですが。
 玉川、アイスブレーカーに限らず、今後も追っていきたい銘柄です。

 そして氷を入れると…、いやあやっぱスルスルいっちゃいますね、かつ物足りなさは皆無。
 硬度がさらに増すような感じで、以前も書いたと思いますが、蒸留酒的な飲み進めやすさがあるように思えます。
 もしかしたら焼酎のロックが好きな人に勧めたら喜ばれるかも…(想像ですが)

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名称:玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 「Ice Breaker」 29BY
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:木下酒造有限会社
購入価格(税抜):1,100円/500ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(東京駅グランスタ)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年10月17日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

松嶺の富士 純米吟醸55 からくち

家飲み記録 松嶺の富士 純米吟醸55 からくち

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 山形県酒田市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは千駄木の伊勢五本店さんの店頭で見かけ、初見ということでまず興味を引かれました。
 その後店員さんにお話を聞いたところ、この銘柄自体は最近酒造りを休止してしまった蔵のものだったのですが、それが失われることを惜しんだ同じ山形の酒田酒造(代表銘柄:上喜元)の協力の元、復活に至ったとのことでした。(同店のブログにも解説があります)
 県外出荷は29BYが初めてのようですね、当然のように飛びついてしまいました。
 へーと聞きつつ入荷していた三種類の試飲もさせていただき、印象の良かったこちらをセレクトしました。

 ラベルにはあまり情報が無いのですが、精米歩合は55、多分加水火入れでしょうね(火入れ回数まではわかりませんが)。
 基本私は辛口表記のお酒は買わないのですが、今回は試飲を経ているので安心して購入できましたね。
 お値段がお手頃なのもありがたいところ。


 上立ち香はスッキリした印象のメロンorきゅうり的な香りがそこそこに。
 含むと、やはりキリッとした感じながらちゃんと甘味も纏った旨味がスルスルと入ってきて、青い感じの苦味で最後まで引き締まりつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、香りの印象通りの、青さを残したスッキリとした旨味が主役、苦味もありつつも、落ち着きもある感じで、いわゆるガンガンイケてしまう系ですね。
 後味は、苦味を口中に若干残しつつ、あくまでキリリとキレます。

 非常に飲みやすい感じながらも、物足りなさのない、良くまとまった印象のスッキリ系辛口酒でした。
 辛口といってもアルコール的辛さとかより、スッキリフルーティーって感じの印象ですね、石鎚とか文佳人とかに近いんじゃないかしら…
 後、フレッシュさと落ち着きの両方を感じるのは今どきの一回火入れの良さのような気もしますね、逆にこれが二回火入れだったら凄い技術だと思います。
 松嶺の富士、激戦区でも十分生き残れるレベルのお酒だったと思います、今後も注目していきたいですね。


 ちなみに甘いお酒と同時に飲むと完全に押されて、青苦さだけが目立ってしまいます…
 ここはセオリー通り、一杯目にオススメですね。

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名称:松嶺の富士 純米吟醸55 からくち
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:松山酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年10月13日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

百楽門 甘口 純米吟醸 生原酒

家飲み記録 百楽門 甘口 純米吟醸 生原酒

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 奈良県御所市のお酒です。
 ブログでは6回目の登場。

 このお酒は最近ご紹介した純米大吟醸生原酒と同時に購入したものです。
 杜氏さんの健康問題に伴う28BYの休造を経た、百楽門の現状を確認するためにもう一本買ってみたって感じですね。
 このお酒、購入先の「うのかわ酒店」さんの商品紹介ページにははっきり「甘口」という記載が有るのですが、ラベルにはどうやら書いていない様子。
 世の中には「辛口」を高らかに謳う日本酒が溢れている割に、「甘口」とラベルにハッキリ書くものは極めて少ないということに、甘口派としては常々心を痛めている(大げさ)ところなので、ここは是非ラベルに明記して欲しかったところです…

 スペックは雄町の60ということで、前回の純大と結構近い感じ。
 ただ銘柄名の箔押しがホログラム(?)になっているところが、ちょっとレギュラー品とは違うという雰囲気を醸し出しているように思えます。


 上立ち香は濃厚かつちょっと青い感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、甘酸渋が絡み合ったような旨味がググっと入ってきて、最後まで割と複雑な印象を保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、青さを残しつつも程よく熟した芳醇な甘渋味が最初から最後まで主役を演じる印象、酸や苦味も若干あって、わりと味わい的に賑やかな感じはありますね。
 後味は結構苦味が引き取るタイプですね、でもしっかり引き上げます。

 甘酸渋苦をそれぞれハッキリと感じる、芳醇そのものの、甘口というよりは濃い口という感じのお酒でした。
 個人的には、甘口を名乗るならもうちょっと甘味寄りでも良いかな~、若干味が多い印象もあるので、その辺りが収斂されてくると素晴らしいと思います。
 基本路線は踏襲している感じなので、後はどれだけ洗練できるかということでしょうか、それは一朝一夕ではいかないかもしれませんが、ぜひ応援していきたいところです。
 百楽門、今後も追い続けていこうと思いました。

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名称:百楽門 甘口 純米吟醸 生原酒
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:16~17%
日本酒度:-1前後
蔵元情報:葛城酒造株式会社
購入価格(税抜):1,379円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年10月03日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 直汲み 29BY

家飲み記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 直汲み 29BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ最多登場銘柄。

 このお酒は4年前に同スペックを飲んでいました。
 ちょっとネタバレというか話が前後するのですが、実は今回飲んだ感想として「三芳菊に近い」という印象を持ちました。
 で、4年前の感想を見るとやっぱり三芳菊を思い出させるという旨が書いてあったんですよ。
 (28BY初期という例外はあるものの)花陽浴のスペックごとの方向性の一貫性はやっぱり凄いなあと思った次第です。
 そして、私の舌も変わらんなあとも思いましたね(何年飲んでも甘口好きですし)。
 
 スペックも四年前と変わらず山田錦を55%まで磨いた純米吟醸無濾過生原酒。
 例の薄青瓶だからというわけでは無いのですが、6月出荷6月開栓の即飲みです。

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 上立ち香は…ちょい熟れ過ぎというか独特のクセのあるトロピカルフルーツの香りが強めに。
 含むと、やはり甘酸っぱい感じの甘味が、しかし面白いほどに柔らかな口当たりでぬるりと入ってきて、ほんの少々の苦味を彷彿とさせつつ、最後まで一種の軽さを保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、何というか発酵パインという感じですねえ、リンゴ酢にも近いかも…、冷静に考えると相当クセは強い甘酸旨味ですね、ただそれ以外の変な苦味かアルコールのキツさとかは極限まで抑えられている印象。
 後味は、ほんのちょっとだけ苦味を残しつつ、主に酸の働きで、スッキリと引き上げます。

 独特の香りがクセのある&癖になる甘酸っぱ系スルスル芳醇酒でした。
 最近やっぱり香りのクセが増している気はしますね、三芳菊的といいますか…
 ただ、全体としてはバランスが取れているので、それをどこまで受け入れられるかで好みが分かれそうです。
 私は割とギリギリセーフって感じかな…、でもやはりアウトとは歴然と差があるんですよね、基本やはり好き。
 花陽浴は引き続き追って行きたいと思います。

 何となく二日目の方がクセが取れてきていい感じかも。
 正直慣れかもしれませんが…、結構強さもあるのかもしれませんね。

■紹介:20代から始める日本酒生活さんの同スペックの記事(もはや恒例ですね)
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-215.html

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 直汲み 29BY
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年09月29日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

角右衛門 純米吟醸 五百万石 限定生原酒

家飲み記録 角右衛門 純米吟醸 五百万石 限定生原酒

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 秋田県湯沢市のお酒です。
 当ブログでの登場は5回目と、結構な回数になってますね。

 以前より書いていますが、このお酒はIWC2012の「チャンピオン・サケ」となった「福小町」の蔵が出しているということで知った銘柄でした。
 当然ながらIWCでは毎年チャンピオンが生まれているわけですが、入手困難になるような状況になったのは鍋島だけなんじゃないでしょうか(このあたりの要因は謎としか言いようがないのですが…)。
 しかし、やっぱりチャンピオン経験銘柄は鍋島以外も全体的に、非常に安定感がある印象が個人的にはあります。
 一度歴代チャンピオン銘柄を飲み比べとかしてみたいものですね。

 今回いただくのは、五百万石を55%まで磨いた純米吟醸、その限定版である生原酒バージョンです。
 4月出荷の上、6月開栓なので、多分絞ってからは結構な熟成期間を経ているものと思われます。

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 上立ち香は完熟果実的な甘さのある落ち着いた感じの香りが控えめに。
 含むと、やはり程よく熟した甘旨渋味が割と柔らかい口当たりで入ってきて、最後までその三味がせめぎ合ってバランスを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり完熟洋梨的な高濃度の甘旨味に、キツくない渋味が寄り添った感じのものが主役、苦味は若干あるのですがあくまで裏方、やはり旨味が太いと崩れませんね。
 後味は、やはり渋味が引き取る感じながら、しっかりと引き上げます。

 とても素直に熟した感じの、程よく引き締まった印象の、じっくり楽しめる濃厚甘渋酒でした。
 渋味がいい感じにこなれてきて、旨味が乗った結果としての味わいのように感じましたね、裏ラベルにあるようなフレッシュ感はほぼ無くなっているような。
 うーむ、なんとなく新酒の時期には硬かったものを、時期をみて出荷したように感じるのですが、的外れなのかなあ。
 ともかく、角右衛門の安定感を感じさせてくれたような一本でした、今後もちょくちょくやりたいところです。



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名称:角右衛門 純米吟醸 五百万石 限定生原酒
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:17.5%
日本酒度:+3
蔵元情報:木村酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年09月25日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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