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酒屋八兵衛 山廃純米 無濾過生原酒 28BY

家飲み記録 酒屋八兵衛 山廃純米 無濾過生原酒 28BY

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 三重県多気郡大台町のお酒です。
 ブログでの紹介は三回目。

 酒屋八兵衛は今まで速醸のお酒を二回やってますが、そもそもは割と山廃のイメージが強い銘柄だったので、今回はある意味念願の家飲みとなります。
 蔵元ホームページを覗いてみると、今風のデザインで積極的に更新があり、SNSも活用しているということで、実にしっかりと情報発信をしている印象を持ちました(何より販売店一覧があるのが素晴らしい!)。
 記載内容も「テロワール」という言葉があったり、英語ページも用意していたり、実に先進的ですね
 個人的には地酒蔵こそ、この方面での努力が重要なんじゃないかと思っています、他蔵も是非見習ってほしいなあ…

 ラベルに記載ありませんが使用米は山田錦と五百万石、精米歩合60の無濾過生原酒です、アルコール度数は18~19度とかなり高め。
 製造年月がH29年4月で、開栓H30年9月と、少なくとも一年半近くの生熟期間を経たコンディションになってます。

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 上立ち香はガッチリアルコールが絡まった洋梨(?)的な香りがそこそこに。
 含むと、うおっというぐらいにアルコール臭くて口中が痛くなるような酸辛が暴れまわる感じですね、当然のように最後まで存在感があって、グワっと胃に染みこんできます。
 味わいは極めてインパクトの強い酸旨味が中心にあるのですが、若干アルコールの強さに隠れてしまっている印象すらありますね。
 後味はまあ酸辛がガッチリ引き取る形で、見事にキレます。

 う~ん、私も相当日本酒飲み慣れてきたつもりですが、これほどキツさを感じるお酒と出会ったのは久しぶりですね、飲みにくさマックスというべきか…
 ただ、一年以上寝ていてこの強さは驚きです。
 で、どう考えても開栓後ダレずに落ち着いてくるタイプだと思ったので、数日常温放置したらかなりこなれてきました。
 このレベルだと旨味を割と素直に楽しめますし、甘味も感じられるようになってきて、かなり好みになりましたね。
 酒屋八兵衛、日本酒の複雑さをある種の驚きと共に与えてくれた一本でした。

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名称:酒屋八兵衛 山廃純米 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:60%
使用米: 山田錦・五百万石
アルコール度:18~19%
日本酒度:+5
蔵元情報:元坂酒造株式会社
購入価格(税抜):1,333円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.4(開栓直後は8.2)/9.0

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2019年01月19日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

而今 特別純米 にごりざけ生 30BY

家飲み記録(新春簡易版) 而今 特別純米 にごりざけ生 30BY

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 今年も昨年同様、新年酒については簡易版でバーっと味の感想を載せていこうと思います。
 この而今にごりについては、正直今年は入手無理かな…と思っていたのですが、奇跡的にふくはら酒店さんの抽選販売に当たったので、元旦に飲むことができました。

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 昨年の感想はこちら。

 上立ち香はやっぱりカルピスソーダとしか思えない感じのフレッシュな乳酸香がそこそこに。
 含むと、まろやかなかつ濃厚な甘酸味がガスを伴ってシュワシュワと入ってきて、苦味はありつつも割と抑えめな状態で、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり原液多めのカルピスソーダ的な甘酸味が厳然たる主役、酸とガスで結構ギリギリながらちゃんとダレないバランスを保っていますね。
 後味は、若干米の旨味的なものを口中に残しつつも、やっぱり酸とガスがしっかり引き取ってキレてくれます。

 乳酸飲料的な甘酸旨味をにごりの濃度と存在感で味あわせつつ、ガスとのバランスで素直かつ引けのよい芳醇甘酸旨酒でした。
 昨年と比べると…、うーん一年前ということもあって違いがわからないレベルですね、それだけ安定しているということかも。
 甘旨系のにごりとしてはやっぱりオンリーワンって感じなんですよね…、個人的にはもっと他の銘柄も「甘さ」に焦点を合わせて開発して欲しいと思ってしまいます。
 而今にごり、来年も飲みたいんですけど、難しいかな…

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名称:而今 特別純米 にごりざけ生 29BY
精米歩合:60%
使用米: 山田錦:34% 五百万石:66%
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店(抽選販売)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年01月03日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

萬歳 純米 磨き六割 火入

家飲み記録 萬歳 純米 磨き六割 火入

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 同蔵のお酒は経験ありですが、銘柄的には初登場。

 こちらを醸す丸石醸造のお酒としては、以前に「二兎」の山田錦雄町をご紹介しています。
 今回いただくのは、銘柄名にもなっている「萬歳」という、いわゆる復活米で醸したお酒になります。
 こちらに関してはわざわざ蔵元が特設の紹介ページを作成しており、かなり詳細な情報公開をしているので興味があれば是非ご参照ください。(素晴らしいことに特約店一覧もちゃんとあります)
 二兎は東京でももうかなり知られていると思いますが、あえて別ブランドにするあたりにもこだわりを感じられますね。

 さて、スペックは名前の通り萬歳米を60%までと結構削っています、ただあえての純米表記。
 火入れ(回数不明)でしたが、店頭で試飲させてもらって印象が悪くなかったのでセレクトしました。

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 上立ち香はほんのりセメダイン的な、爽やかな香りが控え目に。
 含むと、落ち付きながらも割りとインパクトのある旨味がググっと入ってきて、強めの酸でしっかり引き締まりつつ、最後まで存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、煮詰めたマスカット的(?)甘味を纏った旨味が中心にありながらも、荒くない酸辛がそこに寄り添うことで、1種のまとまりとインパクトを両立させている印象。
 後味は、やはり酸辛が力強く引き取って、バッチリキレます。

 濃厚な甘味のインパクトと、後味の一種筋肉質とも言える引き締まりが不思議なほどに一体化している、独自性の高い芳醇甘辛酒でした。
 火入れということで生酒的キツさ粗さは抑えられているんですが、とにかく押し出しが強いのが面白いですね。
 二兎とは印象がかなり異なりますし別ブランドというのも納得です、情報公開含め色々としっかりした蔵だなあという印象を受けましたね。
 萬歳、二兎と共に今後も注目していきたいと思いました。

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名称:萬歳 純米 磨き六割 火入
精米歩合:60%
使用米:萬歳
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,343円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 萬歳 二兎 純米

2018年12月29日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三光天賦 生もと純米 無濾過生原酒 雄町 28BY

家飲み記録 三光天賦 生もと純米 無濾過生原酒 雄町 28BY

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 岡山県新見市のお酒です。
 銘柄的には初ですが、同蔵のお酒の紹介は3回目になります。

 今まで飲んだ同蔵のお酒は「克正」「蛇形」という限定品で、両方とも高垣克正杜氏の手によるものでした。
 このお酒は同杜氏の引退に伴い、後を引き継いだ「山上道広」杜氏が醸したものだそうです、その辺りも含めラベルに詳細な記載があるのは、個人的にはありがたいところ。
 克正や蛇形はとんでもなくパワフルなお酒で、「克正イズム」のようなものを強く感じる味わいでしたので、その辺りがどう受け継がれているかを気にしつついただきたいと思います。

 スペックは雄町を65%まで磨いた生もとの無濾過生原酒ということで、やはりいかにも力強そうな感じ。
 28BYと明記があり、製造年月29年10月のところを30年8月に開栓ですので、1年半以上生熟期間を経たものだと思われます。

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 上立ち香はかなり強めの熟感と酸を感じる濃厚な香りがそこそこに。
 含むと、やはり強烈な旨酸がドドドと入ってきて、唾液腺を強く刺激しつつ、最後までその存在感を保ったままグググと胃に入り込んできます。
 味わいは、強烈ながらもどこか柔らかみのある乳酸系の酸味が中心にあって、そこに熟感を纏ったカラメル的甘味が絡みついている感じですね、辛さというかアルコールの刺激感も有って、全体的にはガッチリと引き締まっています。
 後味は当然のように酸辛が引き取って力強くキレます。

 お酒としての「パワー」をビンビンに感じるような、それでいて優しい側面もある芳醇旨酸辛酒でした。
 やっぱり明らかに克正や蛇形と同系統のお酒ですね~、山陰の芳醇辛口酒にも近いと思いますが、より酸味寄りで濃厚という印象。
 克正イズムがしっかりと受け継がれたことは間違いないと思います、「こういう酒」が飲みたいときにしっかり応えてくれる銘柄と言えるのではないでしょうか。
 三光天賦、今後も体がこれ系を求めたときに是非いただきたいと思いました。

 ちなみに開栓後常温保存にしましたが、一週間程度ではヘタれる気配すらしませんね。
 酸が落ち着いて、これまた克正や蛇形と同タイプの上がり方を魅せてくれます。
 そして当然のように燗も良いです、面白いのが甘味が表に出てくるところですね、実に私好み。

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名称:三光天賦 生もと純米 無濾過生原酒 雄町 28BY
精米歩合:65%
酒米:雄町
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:三光正宗株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年12月17日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

残心 超辛純米 袋吊り無濾過生原酒

家飲み記録 残心 超辛純米 袋吊り無濾過生原酒

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 福岡県京都郡みやこ町のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は7回目と、かなりのハイペースですね。

 残心は私が多大な信頼を寄せる銘柄の一つであり、実力と知名度の乖離が極めて激しい銘柄だと常々感じています。
 蔵元ホームページを見ると、いまだに九州以外で取り扱いが有るのは奈良の「うのかわ酒店」さんのみ。
 う~んどうなんだこれは、こんなことがあって良いのか!(突然の義憤)
 実際どうなんでしょうねえ、都市部の酒屋さんが新規取り扱い銘柄を決める経緯というのは、買い手にはどうも見えないところがあるわけですが、個人的にはやっぱり右へ倣えじゃなくて独自セレクトにこだわって欲しいなあという気はしております。
 
 今回のお酒は南阿蘇産の山田錦(そんな南でも作ってるんですね)を60まで削って醸した無濾過生原酒、日本酒度が+15度と極めて高いのが特徴ですね。
 正直「超辛」なんて普通では絶対買わないお酒ではありますが、うのかわさんへの発注時に残心はこれしか四合瓶の在庫が無く、やむなくセレクトしたというのが正直なところです。

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 上立ち香は爽やかなマスカット的果実香が割と強めに。
 含むと、キリリとしながらも濃厚な旨味が非常に力強く入ってきて、酸渋辛が最後まで仕事をして引き締まりを保ちつつ、口中を刺激しながら染み込んできます。
 味わいは、渋酸を伴った実に筋肉質かつ濃厚な旨味が主役なのですが、変なキツさや浮いたアルコール感はなく、あくまで自然な辛さな印象、まさに純米、生ならではの芳醇辛口感ですね。
 後味は、渋味と辛さでチリチリ感を舌先に残しつつ、バッチリキレます。

 日本酒らしい深みのある味わいをしっかり感じさせた上で、渋辛でザックリキレる、見事なまとまりの芳醇辛口酒でした。
 まあ私がこれを飲むと、「甘味が欲しいな…」とかどうしても感じますが、それはもはやイチャモンですからね、バッチリ狙い通りの酒質になっているのだと感じます。
 芳醇辛口という言葉に惹かれるものがある方は、ぜひ一度お試しください。
 残心、やっぱり凄いお酒だと思いました、もっと×3知られるべき銘柄ですね。

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名称:残心 超辛純米 袋吊り無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17.2%
日本酒度:+15
蔵元情報:林龍平酒造場
購入価格(税抜):1,660円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 残心 純米

2018年12月15日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

有磯 曙 純米生原酒 28BY

家飲み記録 有磯 曙 純米生原酒 28BY

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 富山県氷見市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、「酒の勝鬨」さん購入酒の5本目にしてトリ。

 このお酒は「日本酒感想日誌」さんが何度か高評価で紹介されており以前から気になっていたところ、今回冷蔵棚の「残り1本コーナー」(これ面白いと思う)に発見してこれ幸いと購入した次第です。
 ちなみに私はこの銘柄をずっと「ゆうきあけぼの」だと思い込んでいて、「ああたぶん有機栽培米使ってるんだろうなあ」とか間抜けなことを考えていました…
 今回購入後初めて「磯」の字に気づいたわけですが、ここでまた悩んだのがその読み方。
 酒屋さんでは「ありいそ」と「ありそ」の表記が混じっていて、蔵元ホームページのアドレスは「ariiso」、ホームページの英訳には「Ariso」と、まるでわざとやっているかのようなミステリーっぷりだったりします、結局どっちなんだ…

 閑話休題、スペック的には地元富山の誇る酒米「雄山錦」を55%まで削った生原酒。
 地が透明な表ラベルは中々目を引くデザインですね。
 製造が2017年2月、開栓が今年8月ということで、1年以上生熟を経たコンディションでいただきます。


 上立ち香は濃厚かつ落ち着いた印象のセメダイン的な香りが控えめに。
 含むと、密度が高い印象の甘味が少々のトロミを伴って入ってきて、柔らかい苦味でしっかりと引き締まりつつ、息の長い感じで染み入ってきます。
 味わいは、甘さ控えめの濃縮メロンシロップ(?)的な、一種の青さを纏った濃厚かつ複雑味のある旨味が主役、そして色々な味要素がありつつもそれを雑味と感じさせないまとまりが見事ですね。
 後味は、最終的に苦味が引き取る形ながら、あくまで自然に引き上げます。

 甘渋苦がそれぞれ主張しながら、一つの完成されたまとまりの世界を感じさせてくれる、まさにオンリーワンの魅力のある玄人好みの芳醇旨酒でした。
 一口目より二口目、一杯目より二杯目の方が好印象になるあたり、インパクト勝負というよりは、奥深さとバランスが印象に残ります。
 ちなみに、所謂熟成香は皆無で、ひたすら素直に味乗りした感じ、後なんとなく心地良い磯臭さを感じるのは先入観ゆえかしら…まあ唯一無二の個性があるのは確かですね。
 日誌係さんは流石の目の付け所だなあ…
 有磯曙、今後注目度をぐっと上げていきたいと思いました。

■「日本酒感想日誌」さんの同銘柄別スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2395.html

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名称:有磯 曙 純米生原酒 28BY
精米歩合:55%
使用米:雄山錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社髙澤酒造場
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:酒の勝鬨(築地)
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー:酒の勝鬨さんでの購入酒記念写真
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 いやあ、初見銘柄多かったですが、どれも良かったです。
 ちゃんとした酒屋さんであれば、衝動買いも良いものだと個人的には思いますね。

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2018年11月26日 富山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奥播磨 純米 夢錦 活性すくい汲み にごり酒生

家飲み記録 奥播磨 純米 夢錦 活性すくい汲み にごり酒生

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの登場は4回目。

 こちらは「活性すくい汲み」ということで、おりがガッツリ絡んだ発泡系の生酒になります。
 注意書きもあるということで念のため風呂場で開栓したのですが、留め金を外した瞬間「ポン!」と勢いよく栓が飛び、実はその時に驚いて指先を切ってしまいました…
 栓が飛んだだけで中身は全然噴き出さなかったので、落ち着いていれば大丈夫だったのですが、いやあ実際やると慌ててしまうものですね。
 最近安全性の高いプラスチックの留め具を使い始めている蔵(獺祭、風の森、真澄等)が増えてきている理由を実感した出来事でした。
 
 兵庫の酒米「夢錦」を55%まで削っているので、特別純米や純米吟醸を名乗れるはずのスペックですね。
 おりの積もりっぷりがある種の美しさを感じさせますね…やはり雪のようと言うべきか。
 製造年月7月で7月開栓です。

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 上立ち香はガスメインで若干セメダインと果実感もある香りが控えめに。
 含むと、実に硬質な印象ながら甘味も纏っている旨味がググっと入ってきて、強いシュワシュワ感と苦味で最初から最後までカッチリと輪郭を保ちつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、洋梨やマスカット的な甘酸味を感じるものの、非常に硬質といいますか、引き締まりが凄いですね、ガス感も相まって飲みごたえと飲み進め易さをガッツリ両立させている印象。
 後味は、ガス感と苦酸が引き取ってスパッと完璧にキレます。

 存在感のある旨味を、ほどほどの甘味を添えつつ、シュワシュワかつキリリと流し込んでくれる個性派芳醇発泡にごり酒でした。
 奥播磨にはなんというか、「ダレ感」の対義語的なものを感じるんですよね、単に引き締まっているというのを超えて、味わいの凝縮感によるしっかりとした飲み応えが非常に魅力的。
 分かりやすい甘味はほどほどなので、初心者向けというよりはある程度日本酒慣れした方によりオススメできる銘柄です。
 奥播磨、今後もちょくちょくいただいていきたいと思いました。

 冷やしすぎると、硬すぎると言うか苦渋が勝ってしまうので、思い切って常温付近まで上げちゃっても良いかも。
 当たり前の様に開栓後もダレないので、気楽にチビチビ飲める、キレの良いにごり酒として、晩酌時に頼れる存在になってくれました。

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名称:奥播磨 純米 夢錦 活性すくい汲み にごり酒生
精米歩合:55%
使用米:兵庫夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):3,394円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年11月12日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 ALPHA TYPE1 「夏の夜空」 29BY

家飲み記録 風の森 ALPHA TYPE1 「夏の夜空」 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 簡易モード連続掲載の4回目になります。

 当ブログは以前(5年も前だ…)に、「夏の夜空」の名が付けられた風の森をご紹介しています
 このお酒は発泡感を売りにした夏酒というコンセプトで出された製品でしたが、その後数年間見かけなかったんですよね。(500ml瓶は「プチ」シリーズに引き継がれたようですが)
 個人的には残念に思っていたのですが、今年またその名を冠する商品が出てきていたので、購入した次第です。
 ただ、今回出たのは「アルファ1」の亜種である夏酒という位置付けっぽいので、私が以前に飲んだものとは別物のようですね。
 その筋(笑)では結構話題になったお酒で、「日本酒と競馬ブログ」さんも記事に書かれていました、こちらは三ヶ月以上遅れですね…

 使用米が秋津穂の65%磨きで、当然無濾過生原酒というところは一緒ではあります。
 が、明確に違うのはアルコール度でしょう、今回は12%と、ハッキリ低アルコールとなっています(以前飲んだのは17度)。

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 上立ち香は…、うおこれ完全にクリームソーダだクリームソーダ!強さはそこそこ。
 含むと、かなり強めのガス感を伴ってシュワチリな印象の甘旨味が勢いよく入ってきて、最初から最後まで軽やかに喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やっぱりクリーム控えめのクリームソーダ(?)って感じの印象ですね、甘味はサイダー的でかなり強め、しかしガスと低アルでダレを防ぐ感じ、苦味は裏方に徹している印象で飲みにくさゼロ。
 後味は、やはりガスが引き取る形で爽やかにキレます。

 心地良い甘さをガス感と、独特の軽さでバッチリ引き上げる、シュワチリ旨甘酒でした。
 低アルで軽い夏酒と言うと薄い感じを想像してしまうかもしれませんが、そこは無濾過無加水の風の森らしく、味わい自体は相当濃いです。
 前の夏の夜空と比べると、ガス感は控えめながらハッキリ軽さが強調されてますね。
 低アルとはいえ、原酒でこの値段ですし、コスパも最強クラスでしょう。

 三日目ぐらいの、若干ガスが抜けてきた状態でもあくまで軽くて、ダレって感じは無いんですよね~
 いやいや、これは傑作スペックと言って良いんじゃないでしょうか、アイスブレーカーレベルの定番商品になり得るお酒かと思いますね。

 次は笊籬採りに参ります。

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■紹介:「日本酒と競馬ブログ」さんの同スペックの記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-147.html



名称:風の森 ALPHA TYPE1 「夏の夜空」 29BY
精米歩合:65%
使用米:秋津穂
アルコール度:12%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月06日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 簡易モード紹介記事の3本目。

 今回は、最近ラインナップに加わった愛山80磨き、その真中採りです。
 以前飲んだ愛山80しぼり華は非常に好印象でしたが、今回はいかがでしょうか。

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 上立ち香は硬質な、ガス混じりのサイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、結構甘酸っぱい感じの旨味がシュワシュワと入ってきて、少々硬い感じの苦味を伴いつつ、ジュワーっと染み込んできます。
 味わいは、アプリコット?的な甘酸っぱさがあるフレッシュな果実の旨味が主役、ちょっと最近の風の森にありがちな苦味が出ちゃってるのはマイナスですが、旨味自体のインパクトは有りますね。
 後味は、ちょっと苦味を感じさせつつ、酸でしっかりと切り上げる感じ。

 甘味サブ、酸メインという感じの押しの強い味わいが特徴的な、爽やか系芳醇酒でした。
 正直前回のしぼり華と比べると、甘旨味の存在感が薄く、苦味が出ている辺りに肩透かし感がありますね、ネット上でもそういう評を見た気がします。
 が、それでも私にとっては好きなラインの味わいなんですよね…、相変わらず80磨きとは思えないまとまりではありますし(値段もそこそこですが)、やっぱり今後にも期待できるスペックかと。

 真中採りを3本まとめ飲みして、やはり風の森の低精白純米シリーズの凄みのようなものを感じましたね。
 最近低精白は一つのトレンドのように感じていますが、なんだかんだで精米歩合80でこれだけの完成度のお酒を出せる蔵は相当限られるんじゃないかと思います(杜氏がこの油長酒造で修行していたらしい、若駒はその一つであろうとは思います)
 次は新商品(リニューアルというべきかも)のご紹介になります。



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名称:風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY
精米歩合:80%
使用米:愛山
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年11月05日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 山田錦 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

家飲み記録 風の森 山田錦 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 今回も簡易モードでもご紹介。

 前回の雄町に引き続き、精米歩合80%の低精白純米、真中採り≒中取りになります。

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 上立ち香はやっぱりサイダー的な甘さとガスのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ凝縮された感じの甘旨味がチリチリ感を伴って力強く入ってきて、ガスが飲みやすさ、渋味が奥深さを添えつつシュワシュワと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりマスカットサイダー的な甘旨味が芯にあるのですが、結構強めの渋味と少々の苦味も相まって結構味が多い感じながら、ガスと酸がしっかり引き締めますね。
 後味は、若干苦味を表に出しつつも、低精白を感じさせない引き上げ方でキレます。

 低精白ならではの高濃度かつ複雑な味わいを、ガスの働きと全体のバランスでうるささを抑えている、個性派芳醇シュワ甘旨酒でした。
 実際80とは思えない纏まりなんですよね…、裏ラベルの記載を見るに、「超低温長期発酵」という部分にその秘訣があるのかなあ。
 後はやっぱりガスも重要でしょう、風の森は搾り方や瓶詰工程に無茶苦茶こだわりがあるらしいですし、色々な部分に「イズム」が宿ってるのだろうと思いますね。
 次も別のお米の低精白真中採りになります。



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名称:風の森 山田錦 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY
精米歩合:80%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月04日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 雄町 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

家飲み記録 風の森 雄町 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森は29BYも結構な回数飲んではいるのですが、流石にここに書くネタが尽きてきました…
 ので、簡易モード連日更新ででがーっと紹介してしまおうと思います、どうぞご了承を。

 最初は雄町純米の真中採り、精米歩合は相変わらずの80%とかなりの低精白です。
 基本真中採り≒中取りと思ってよいでしょう、結構出荷数は限られていたかと。
 瓶にはブランド解説カードがかかっていましたが、マニアには周知のことでしょうね、ただ新規ファン開拓には必要なことなのだろうと思います。

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 上立ち香はバニラ感混じりの、ガスとセメダインを感じる香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味が、苦味を伴って複雑さを感じさせつつ、ギリギリ感ありつつも重さを感じさせない感じで、最後までバランスを保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、セメダイン風味を伴ったメロンソーダ(?)的な青い感じの甘旨味が中心にあり、強めながらもあまりキツさのない渋味が奥深さを加えていますね、
 後味は、濃厚さをガスが力強く引き取る感じでちゃんと引き上げます。

 極めて高濃度の甘渋旨味を、ガスと酸の働きで危うくも見事なバランスで引き上げる、個性派今風芳醇旨酒でした。
 風の森は結構前から雄町、秋津穂、山田錦で精米歩合80%のお酒を出していますが(最近愛山が加わった)、やはり定番スペックとして安定感がありますね。
 最近色々なところで、モダン系低精白酒の良さが語られ始めている気がしますが、風の森はその辺り先駆者と言えるでしょう。
 次も低精白純米生をご紹介になります。



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名称:風の森 雄町 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY
精米歩合:80%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月03日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

新政 No.6 A-type 純米生原酒

家飲み記録 新政 No.6 A-type 純米生原酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は11回目、いやあ結構飲んでますね。

 このお酒は蔵元が6月6日を「六号酵母の日」と位置付けて、それを記念する形で限定品として発売したものだったかと思います。
 今をときめく新政の限定品ということで界隈はざわついていたのですが、私は特に狙ってはいませんでした。
 が、確か6月7日にたまたま東京駅に寄る機会があり、慣例のようにはせがわ酒店グランスタ店を覗いたところ、思いもがけずこちらを見かけ、つい買ってしまった次第です。
 凄い勢いで売れていたので多分数時間で瞬殺だったでしょうね、こういうものにも「物欲センサー」って働くんだなあと思いました。
 ちなみに、どうやらオークションでは定価の6倍ぐらい、一万近くの値段で取引されていたとか…なんともげんなりする話ですね。
 
 見た目的にはなんといっても赤色ボトルが目を引きます。(個人的には日下無双を思い出しましたが)
 使用米は美山錦ということで「ラピス」ラベルと同じですね、生もとの生原酒。
 精米歩合が麹、掛ともに66%というのはちょっと意外でした、基本的に麹を高精白にするスタイルにしたという認識だったので…

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 上立ち香は…、いわばサイダー的なスッキリとした酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、クリアな酸を伴った旨味がスルスルと入ってきて、ほんの少々の渋味的なものを口中に残しつつ、最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり酸がメインで程々の甘味を伴った、青いマスカット的な旨味が中心にありますね、純度は高くてクリアーな印象なのですが、若干もっちゃりするような渋味がありますね
 後味は予想通り酸が引き取る形でしっかり引き上げます。

 実に新政らしいクリアな酸が魅力的な、程よい濃度でスルスルイケる系モダン酒でした。
 まあ新政としては普通って感じかな…、何で麹66にしたのかわかりませんが、折角の透明感に若干モヤが掛かっているような…
 ただ、苦味が本当に皆無なのにダレ感がないのは流石ではあります、新政ファンなら十分美味しくいただけるでしょう。
 しかしまあこのお酒がオークション対象になるのはいびつとしか言いようがないですねえ。
 売る方はお金目当てなのである意味しょうがないとして、買う方は…ハッキリ言って凄くカッコ悪いと思います、蔵元の想いも裏切っているわけですしね。
 新政、今後も飲みたいときは定価でいただきたいものだと思いました。

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名称:新政 No.6 A-type 純米生原酒
精米歩合:66%
使用米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,528円/740ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(東京駅グランスタ)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 新政 純米

2018年10月26日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

夜明け前 純米にごり酒 生酒

家飲み記録 夜明け前 純米にごり酒 生酒

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 長野県上伊那郡辰野町のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目。

 夜明け前に関しては、以前ににごり生をいただいているのですが、こちらは若干低価格かつアル添というスペックでした。
 その後、純吟しずくどり生の記事を書いた時に、コメントでこの「純米にごり」が今年から出ているという情報をもらい、凄く飲みたかったのですが近場で取り扱い店が無く入手できずにいました。
 最終的には取り扱い店(湯島の壽屋)まで教えていただき、ようやく入手にこぎつけた次第です、さざびさんありがとうございました。

 細かいスペック情報の記載はありませんが、精米歩合は55と純米表記の割に削ってますね、お値段含め私が良く飲むランクです。
 7月に買って即開栓したのですが、製造年月は4月になっています、ので少なくとも瓶詰後に3ヶ月は経ってますね。
 そのくらいの期間なら、生酒でもちゃんと遮光冷蔵していれば私はそんなに心配は無いと思っているのですが、穴開き栓なのがネックかも…


 上立ち香はつきたて餅や甘酒的な、濃厚な米の香りがそこそこに。
 含むと、やはりコメ由来的な高濃度の甘旨味がトロリと入ってきて、おり由来の柔らかな苦味とほのかな辛さで輪郭をしっかり保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり長野酒らしいリンゴ的甘味が芯にあって、そこに甘酒的なニュアンスが伴いつつ、苦辛はあくまで裏方に
 後味は、流石に粉っぽさをある程度残しつつも、苦味の働きでダレずに引き上げてくれます。

 長野らしい甘味をたたえつつ、非常におりの濃度が濃い、トロトロ芳醇甘旨酒でした。
 甘味は凄く魅力的なのですが、私にはちょっとこの甘酒的なニュアンスが邪魔だなあ、そしてガス感がもうちょっと欲しい。
 これはフレッシュコンディションで飲みたかった…、というか穴あき栓は自分のような生酒派マニアにとっては害悪でしかないかも…(開封は気をつければなんとかなるし、ガスが強かったらちょっと置けば良いし)
 夜明け前純米にごり、次は何としても出荷直後にいただきたいと思いました。

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名称:夜明け前 純米にごり酒 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社小野酒造店
購入価格(税抜):1,458円/720ml
購入した酒屋さん:壽屋(湯島)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年10月15日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

霞城寿 純米 出羽の里

家飲み記録 霞城寿(かじょうことぶき) 純米 出羽の里

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 山形県山形市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 同蔵の別ブランドとしては「三百年の掟破り」があります、こちらの方がインパクトがあって、東京付近では有名かな。
 ちなみに最近行った甘口酒オフ会で(リンク先はお酒ミライさんのレポート)、三百年の掟破りを持ってきた方が居て私もいただいたのですが、かなり印象は良かったです。
 というより、蔵元ホームページの解説を見る限り、どう考えても三百年の掟破りの方がコンセプト的に私好みでした…(要は無濾過生原酒のパイオニアらしい)
 まあ、店頭で衝動買いしてからこの辺りの情報に後から気づくなんてことは良くあることですね、それを恐れていては新規開拓なぞできないという認識でおります。

 スペックは山形の酒米出羽の里を55%まで磨いています。
 瓶には「GI山形」及び「ヤマガタセレクション」マークが見えますね、この辺りの詳しい解説も蔵元ホームページにありました。
 しかし山形県ってこういう認定制度好きですよね~、お酒の売り方にも県民性のようなものが強く出る気がしています。

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 上立ち香はフレッシュさを残した柑橘系果実の甘酸の香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味がグワッと入ってきて、落ち着いた感じの苦味でガッチリ引き締まりを保ちつつ、最後まで存在感を保ったまま入り込んできます。
 味わいは、ほどほどに熟した柑橘系果実の甘酸味が主役、苦味は強めながら割と柔らかくて、全体としては賑やかながらもギリギリバランスが取れている印象。
 後味は、その苦味を若干口中に残しつつもしっかりと引き上げます。

 甘酸苦がそれぞれハッキリと主張する、原酒らしい魅力とある種の粗さを兼ね備えた芳醇旨味酒でした。
 結構苦味が立つ感じですね、ただバランスが崩れるほどでなく、好みが分かれる程度といいますか。
 実際、これだけ濃くてもダレ感が無いというのはそれだけで個人的には魅力です。
 霞城寿、蔵の実力を感じさせてくれたお酒でした、次は三百年の掟破りも飲んでみたいと思います。

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名称:霞城寿 純米 出羽の里
精米歩合:55%
使用米:出羽の里
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:葛城酒造株式会社
購入価格(税抜):1,436円/720ml
購入した酒屋さん:平林酒店(大森)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 霞城寿 純米

2018年10月09日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

西堀 純米無濾過生原酒 袋取りしずく

家飲み記録 西堀 純米無濾過生原酒 袋取りしずく

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 栃木県小山市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 裏ラベルにも記載がある通り、同蔵としては別ブランド「門外不出」の方が知られているでしょうね。
 蔵元ホームページはかなり今風で(特約店一覧が無いのは残念ですが…)、商品紹介を見ると色々と「イロモノ」というか、新しいコンセプトの商品も出しているのが見て取れます。
 この辺りは既に、「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんが色々と紹介されていますね、門外不出の記事もありますし、古代米利用の超個性派酒「愛・米・魅」の記事は非常に興味をそそられます。

 さて、今回いただくのは地元栃木開発の酒米「栃木14号」を利用した、精米歩合70という低精白気味のお酒になります。
 これまたお酒ミライさんが似たようなお酒の記事を書かれてますが、そちらは火入れ。
 私が飲んだのは無濾過生原酒、袋取りということで、非常に味わいに影響のある部分が異なるため、まあ別物と考えた方が良いでしょうね。

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 上立ち香は紅茶的な熟感とマジックインキっぽさが混じったような独特な香りがそこそこに。
 含むと、やはりかなり熟感のある旨味が、口中を刺激する酸味を伴って入ってきて、強めの苦味も相まって引き締まりつつも、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘さ控えめで結構刺々しい感じの酸旨が中心、苦味も結構感じるのですが、意外にも全体の印象ではキツさは抑えられていて、むしろまろやかさすら感じる独特なバランスを保っていますね。
 後味は、完全に酸味が引き取って結構丸い感じで引き上げます。

 山廃と見紛うような、低精白らしい味の多さを、酸味でまとめる、芳醇旨酸酒でした。
 苦酸渋がいい感じで一体化しているので、吟醸酒にありがちな飲み疲れ感が無く気楽に飲める印象があります、これは低精白袋吊りならではなのかも。
 逆に言うと、キャッチーなフルーティーさも無いので地味な感じとも言えますね、味わいの雰囲気からしたらちょっと値段も高めに感じるかも。
 ともかく、西堀酒造のお酒としては、次はまた別ブランドも試してみたいところです。

 開栓直後より、二日目以降のほうがより柔らかくなって良いかな。
 本当に速醸らしくないというか、完全に山廃的な印象のおさけですね、低精白の為せる技かな…
 そして想像通り燗映えしますね、旨甘辛がそれぞれ増す感じでなかなか良し。

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名称:西堀 純米無濾過生原酒 袋取りしずく
精米歩合:70%
使用米:栃木14号
アルコール度:17%
日本酒度:+7
蔵元情報:西堀酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 西堀 純米

2018年10月07日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

オルタナ純米 サビ猫ロック 無ろ過 瓶火入53℃ (黒サビ)

家飲み記録 オルタナ純米 サビ猫ロック 無ろ過 瓶火入53℃ (黒サビ)

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 新潟県糸魚川市のお酒です。
 銘柄的には初ですが、同蔵のお酒は何回か飲んでます。

 こちらのお酒を醸すのは猪又酒造、「月不見の池」や「奴奈姫」で知られていますね。
 その二銘柄とは似ても似つかないラベルのこのお酒ですが、蔵元ホームページの商品紹介にはちゃんと載っていました。
 (ちなみにここにはちゃんと「取り扱い店一覧」がありますね、素晴らしい!)
 さらに詳細ページには味わいの特長や詳細スペックも書いてあります、情報公開的には理想的と言ってよいかと…
 ただ、それでも結構謎が残ったのでそれはググりました、「サビ猫」っていうのは猫の毛色の一種らしいですね、あと「オルタナティブロック」というのがロックの一分野であるとか…

 スペックは五百万石の精米歩合55。
 火入れなのですが、「新酒の瓶火入れ温度を53℃(通常65℃)に抑えることで」生と火入れの両方の特徴を併せ持っているとのこと。
 53℃と明記しているのにも意味があったんですね、本当、色々と詰め込んだ銘柄ですねえ…

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 上立香は、わりとはっきりとしたバナナ香がそこそこに。
 含むと、程よい濃度の旨味がスッと入ってきて、ほんのりとした渋味を時間差で感じさせつつ、若干の辛さもあって最後まで引き締まりを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 含むと、やはりバナナ風味の旨味が飲み進みやすい程度の濃度で芯にあって、甘さはかなり控えめ、辛さはありつつも刺激は抑えられていて、実に自然な
 後味はほんのりと辛さを舌先に残しつつ、スッキリと引き上げます。

 食中酒としてかなり万能感のある、飲みごたえありながらもスルスルといけてしまうバナナのお酒でした。
 見た目と違って正統派な味わいですね…、なんとなく静岡吟醸を思わせる、バランスの良い味吟醸という印象。
 むしろ万人向けなんじゃないかしら、見た目に惹かれるひとも、ちょっと引いてしまう人も、一度は飲んでみる価値はあるかと思います。
 猪又酒造のお酒はまた違う銘柄もいただいてみたいですね。

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名称:オルタナ純米 サビ猫ロック 無ろ過 瓶火入53℃ (黒サビ)
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:15.8%
日本酒度:+3
蔵元情報:猪又酒造株式会社
購入価格(税抜):1,547円/720ml
購入した酒屋さん:大黒屋酒店(大森)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年09月23日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

毛利 純米酒 無濾過生原酒

家飲み記録 毛利 純米酒 無濾過生原酒

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 山口県周南市のお酒です。
 銘柄的には初登場ですが、以前同蔵の「山縣」をいただいていますね。

 
 肩ラベルには「純米酒大賞2017金賞」の文字がありますね、どうやらフルネット社主催のコンペのようです。
 どうやらこの「純米酒」(多分火入れ版)が金賞を受賞している他、純米大吟醸が「グランプリ」を獲ったみたいですね。
 全体では87蔵参加している中でのトップですので、なかなか凄い実績といえるのではないでしょうか。
 個人的にも、「山縣」が好印象だったこと、今後の動向が気になる蔵だったことから、今回セレクトしました。

 使用米は不明、精米歩合60の無濾過生原酒。
 毛利家家紋を使ったラベルは垢抜けた雰囲気ですが、記載のスペック情報は貧弱ですね…、マニア的には残念なところ。

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 上立ち香はメロンクリーム的な甘く青い果実の香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュながらバランスの良い甘酸旨味が力強く入ってきて、そのまま酸と少々のガス感の働きでしっかり引き締まりを維持しつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりメロンソーダ的な甘酸味が純然たる主役、結構濃い目で存在感もありますね、苦渋も一応あるのですがあくまで裏方に徹してくれて、最後まで甘旨を素直に楽しめます。
 後味は苦酸がガッチリ引き取ってキレます。

 フルーツ系無濾過生原酒として直球勝負の、甘旨味をストレートに感じさせつつもクセや重さを抑えたバランスの良いお酒でした。
 いやあこれは受賞も納得ですね、完成度は非常に高いと思います、コスパ的にもグッド。
 嫌な部分もほぼ無いですし、お決まりながら後は個性が欲しいというぐらいの感想しか出てきません、万人にオススメできるかと…。
 毛利含め、山縣本店のお酒は今後より要注目かと思います。

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名称:毛利 純米酒 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社山縣本店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:横内酒店(北浦和)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 毛利 純米 山縣

2018年09月05日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

たかちよ 「タータンチェック黄色ラベル」 純米 無調整生原酒 愛山 ai77

家飲み記録 たかちよ 「タータンチェック黄色ラベル」 純米 無調整生原酒 愛山 ai77

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 花陽浴・風の森に次ぐ感じの当ブログ定番銘柄ですね。

 芳醇甘口派の自分が、そっち系のお酒で、「そこそこ入手しやすい」銘柄を人に勧めるとしたら、風の森に次いでこの「たかちよ」と「栄光冨士」をまず選びます。
 が、その二銘柄の共通点(一種の問題点)として、「新製品をバカスカ出す」という部分があるんですよね…
 たかちよはひらがな、漢字、アルファベットの3シリーズに分かれて、さらにカスタムメイドやらタータンラベルやら限定品がガンガン出ているため、追うだけで精一杯な感があります。
 
 今回も確か新製品だったはずですね、愛山を扁平精米で77%まで磨いて醸したお酒。
 平仮名たかちよは詳細スペック非公開が原則のはずですが、やはり「タータンチェックラベル」については試作品系ということで、ちゃんとスペックが載っているようです。

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 上立ち香は…、おおほとんど感じないですね、特にアルコール臭は無しで、ちょっと酸のある水って感じ。
 含むと、濃厚な甘旨酸味がトロリとした口当たりで入ってきて、徐々に強まる酸味で割りとしっかり引き締まりを保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、砂糖をたっぷりと加えて漬け込んだ感じのグレープフルーツといった趣かつ、苦味がいい感じに抜けた感じの、ダレない甘旨味をストレートに楽しめる印象のもの。
 後味は酸で引き取る形の、スタンダードな引き上げ方。

 香り控えめで、ほどほどに複雑さを備えた旨味が魅力的な、バランスの良い芳醇甘旨酒でした。
 なぜか良い意味で「普通に旨い」という言葉が頭に浮かびますね、低精白的な粗さも無いですし、私がたかちよに求めているものをしっかり備えている印象。
 愛山は確かアルファベットシリーズで先に使っていたと思いますし、新スペックとはいえ、経験をちゃんと活かして造ったんだろうなあという感想を抱きましたね。
 たかちよ、何だかんだで好きな銘柄です、今後も期待したいところですね。

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名称:たかちよ 「タータンチェック黄色ラベル」 純米 無調整生原酒 愛山 ai77
精米歩合:77%
使用米:愛山
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年08月28日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

廣島屋 儀八 純米雄町生酒

家飲み記録 廣島屋 儀八 純米雄町生酒

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 広島県竹原市のお酒です。
 銘柄的には初飲みですが、同蔵のお酒はそこそこ飲んでいます。

 こちらのお酒は、裏ラベルに記載がある通り「誠鏡・まぼろしの醸造元」である中尾醸造が醸す限定品になります(多分PB)、銘柄名は、創業者の名前および屋号から来ているみたいですね。
 今回は、聞きなれない銘柄名に惹かれたこと、以前いただいた誠鏡の雄町が好印象だったことからセレクトしました。
 蔵元ホームページを覗いてみると、会社概要のところに種類別の製造割合や、販売先の地域別割合が載っているのが目を引きました、非常に珍しいことだと思います。
 製造では吟醸・純米が8割を占め、販売先は地元消費が5割、海外販売も7%あるという状況を見るに、地元を重視しながらも、品質勝負で多様な販路を確保しているであろうことが想像できます。

 スペック的には雄町利用の精米歩合65%、裏ラベルにはしっかり諸々の情報の記載がありますね、3月出荷を5月開栓。
 前飲んだ誠鏡も雄町の生なんですが、精米歩合が55だったので、若干違った味わいが予想されますね。

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 上立ち香は濃厚で甘くフレッシュな感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、割りと複雑な印象を受ける旨味が力強く入ってきて、濃厚ながらも最後までしっかりとバランスを保ち、若干のアルコールのピリピリ感も纏いつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、洋梨を煮詰めたような甘旨味が芯に有りつつ、苦・酸・渋もそれぞれ感じる奥深いもので、非常に飲みごたえがあるのですが、キツさが無くてついつい飲み進めてしまう感じも有りますね。
 後味は、渋味が引き取る感じなのですが、驚くほど自然に引き上げてくれます。

 高密度かつ奥深さのある旨味が非常に魅力的な、独特のまとまりを感じる芳醇旨味酒でした。
 前回より米を削っていない分なのか、多分敏感な人だと雑味と思うかもしれない苦渋もあるんですが、旨味がしっかりある上全体のバランスが良いので、個人的にはマイナスに感じませんでした。
 日本酒しか飲まない私が言うのも何ですが、イメージ的にブランデー的な奥深さがあったように思えます。
 儀八も良いお酒でした、次は未飲の「幻」もやりたいところです。

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名称:廣島屋 儀八 純米雄町生酒
精米歩合:65%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:+4
蔵元情報:中尾醸造株式会社
購入価格(税抜):1,471円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年08月23日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

平井六衛門 純米酒 活性にごり酒

家飲み記録 平井六衛門 純米酒 活性にごり酒

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 岩手県盛岡市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す蔵の通常銘柄は「菊の司」「七福神」などですね、このあたりは居酒屋等で結構見るような…
 で、「平井六衛門」は若き後継ぎが蔵に戻ってきて立ち上げブランドらしいです、まあ最近多いパターンですね。
 裏ラベルには彼のお酒紹介文が載っているのですが、目に留まるのは「醸し手 若造 平井佑樹」の記載。
 若造自称は珍しいですね…(笑)、まあ謙虚さを表しているということなのでしょうか。

 使用するのは岩手の酒米ぎんおとめ、精米歩合は60。
 穴開き栓じゃないのは嬉しいところです、2月出荷で、5月の頭に開栓。

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 開栓は若干時間がかかるぐらいにシュワシュワな感じでしたね。

 上立ち香は発泡ニゴリらしいガス・米・柑橘系果実が混じったような香りがそこそこに。
 含むと、インパクトのある甘酸苦旨味がシュワシュワと入ってきて、少しずーつ苦酸味が優勢になってキッチリ引き締まりつつ、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、結構密度のある、おりの旨味と柑橘系果実の甘酸が入り混じった感じのもので、シュワシュワしながらもしっかり飲みごたえが有る印象、
 後味は、酸・苦・ガスが相まって見事にキレます。

 強いガス感がありつつも、それに負けない密度の旨味が魅力的な、インパクト抜群のシュワシュワ濁り酒でした。
 正直、発泡系ならこのくらい濃い旨味があっていいと思うんですよね、思いっきりスッキリ感に寄せるお酒も多いのですが、個人的には「ビールで良いじゃん」とか思ってしまったりしますし。
 おりが濃くなってくるとなんか乳酸味的なニュアンスも出てきますね、ただ個人的にはもうちょっと甘いほうが好みではあります。
 ちなみに、ガスが抜けてもいい感じの旨酸にごり酒になってます、これは汎用性高いなあ。
 平井六衛門、今後要注目の銘柄と言うべきでしょう、また別のスペックもいただきたいと思います。

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名称:平井六衛門 純米酒 活性にごり酒
精米歩合:60%
使用米:ぎんおとめ
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:菊の司酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年08月17日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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