大関 ワンカップ 純米にごり酒

家飲み記録 大関 ワンカップ 純米にごり酒 

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 兵庫県西宮市のお酒です。
 家飲み・外飲み共に多分初めていただきます(昔気付かないうちに飲んでたかも)、にごり酒特集の11本(?)目、最後になります。
 
 所謂ナショナルブランドの日本酒を紹介するのは、当ブログでは初めてなんじゃないでしょうか。
 実はこのお酒、一時期Twitter及び日本酒ブログ界隈で話題になっていたんですよね、今回折角にごり酒を特集したので数ヶ月遅れで乗ってみました。
 
 パッと検索しただけでも、下のお三方の記事が出てきますね、しかもほぼ高評価。
 ・「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの記事 (多分震源地(笑))
 ・「しーたかの日本酒アーカイブ」さんの記事
 ・「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの記事

 ちなみに私の大手酒に対するスタンスとしては、「特に否定的ではないけど、他に飲みたいお酒が多過ぎて手が回らない」という感じです。
 また、この辺りについてはかの「地酒屋こだま」さんの昔のブログに、とても共感できる記事があるのでリンクしておきます。
地酒屋こだま TAKE’s ROOM「たまには大手の酒を呑んでみる。【上善如水/大関 上撰 辛丹波荒事】」
 大手メーカーの技術の高さを認めつつ、あくまで「美味しさの向こうに造り手の顔が見える地酒」を応援していくというスタンスは、一飲み手の立場からもとても素敵だなあと思いますね。

 閑話休題、スペックについては商品紹介ページをご覧ください
 日本酒度-33、アルコール度数11%という辺りはかなり特徴的と言えるでしょう、なお火入れ有り。
 ちなみに近所のローソンで2本買いました、9月製造で4月購入・開栓でしたので、常温棚に半年以上陳列という過酷な環境を経ているお酒になります。

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 上立ち香はやはり火入れ&アルコール的な香りが気持ち強めに。
含むと、意外にもスッキリとしていて程々の濃度の旨味がトロリと、ただ若干粉っぽさを伴って入ってきて、最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、驚くほどクセ(火入れ感&アルコール感)が抑えられた印象で飲むヨーグルト的な風味を伴った米の旨味が主役、苦渋も皆無ながら、そもそも味の濃度がちょっと薄い感じですね。
 後味は粉を口中に残しつつ、味自体は見事に引き上げます。

 にごり酒らしい旨味を残しつつ、マイナスになり得る味を丁寧に排していったような、まろやか軽やかにごり酒でした。
 いやあ正直商品イメージと真逆な上品さがありますね。
 ただ、私にとっては軽い≒「薄い(濃いの反対&厚いの反対)」という印象をハッキリ感じたお酒でもありました、これは明らかにいつも飲んでるお酒とのギャップという形で出ています。
 口に含んだ時に、味自体は出ているものの、地酒らしい複雑味や奥深さはやはり欠けていると感じました。

 といいつつ、裏を返せばコンビニで買える飲みやすさと日本酒らしさを両立させたお酒ともいえます。
 この保管状況で全く劣化を感じさせないというのも、見事としか言いようがないですね。
 コスパ・入手性を含めれば素晴らしい商品でしょう、これなら気楽な晩酌酒としてチューハイ等と勝負できるかも。
 今後菊水ふなぐちと共に、地酒が飲めない状況での切り札として覚えておこうと思います。


 折角説明書きもあったので2本目はレンジ燗にしてみると、完全に甘酒的な香りになりましたね。
 飲むと、甘味が増してなんか面白い味わいになりますが、ちょっとアルコール感が表に出てきちゃうかな。
 これは冷やして飲んだほうが、長所をストレートに楽しめる気がします。

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名称:大関 ワンカップ 純米にごり酒
精米歩合:78%
使用米:不明
アルコール度:11%
日本酒度:-33
蔵元情報:大関株式会社
購入価格(税抜):236円/180ml
購入した酒屋さん:近所のローソン
お気に入り度:8.2/9.0

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2018年04月22日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

鶴齢 純米酒 にごりざけ 生原酒

家飲み記録 鶴齢 純米酒 にごりざけ 生原酒

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 ブログでの登場は3回目ですね、にごり酒特集の9本目。

 鶴齢は、外飲みでの印象もいつも安定して良く、個人的には鉄板銘柄の一つだと思っています。
 今回にごり酒をまとめ買いしている最中、持って来いの商品を見かけたので速攻でキープしてしまいました。
 なぜか立派な箱入りですね、雪の結晶が舞う中、鶴が飛ぶというデザインは銘柄名とも相まってなかなか素敵。

 蔵元ホームページには商品紹介がしっかりありますが、使用米はなぜか「酒造好適米」とほぼ意味の無い記載…。
 酒屋さんによっては「越淡麗」と明記しているみたいですが、詳細は謎です、精米歩合は60。
 箱入り密閉栓だったので、まあある程度は持つだろうと見越して、11月購入ながら2月開栓となりました。

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 注ぐとがっちりシュワシュワしてますね、密閉栓様様というべきでしょう。

 上立ち香は、ガスを強く感じる、セメダイン系のスッキリとした香りが控えめに。
 含むと、硬度の高い印象のしっかりした旨味が、シュワシュワとした口当たりでググっと入ってきて、少々の苦味も手伝ってギッチリ輪郭を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、マスカット系の甘酸を感じる力強くかつ引き締まった旨味が主役、ガスも相まって、非常に飲みごたえがありつつ、ガンガンイケてしまう魅力もあります。
 後味は苦酸がしっかり引き取る感じで見事にキレます。

 もともとしっかりした旨味を、バランスを保ったままさらににごりがブーストするような、極めて完成度の高い濃厚にごり酒でした。
 購入した酒屋さんによると、この「にごりざけ」は昨年まで本醸造で出ていて、純米スペックとしては今年初登場だったらしいです。
 それでこれだけの完成度なのですから、蔵元の実力をビンビンに感じますね、コスパも文句無し。
 個人的にも、旨味甘味を重視したこういうにごり酒が増えてくれること自体、嬉しい限りです。
 鶴齢への信頼を一段と増してくれた一本でした。

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名称:鶴齢 純米酒 にごりざけ 生原酒
精米歩合:65%
使用米:越淡麗
アルコール度:17%
日本酒度:+1
蔵元情報:青木酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年04月18日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

琵琶のさざ浪 純米活性もろみ酒

家飲み記録 琵琶のさざ浪 純米活性もろみ酒 

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 埼玉県入間郡毛呂山町(もろやままち)のお酒です。
 家飲み外飲み含め初めていただきます、にごり酒特集の6本目。

 琵琶のさざ浪の名前自体は結構前から知っていつつも取扱店の関係で購入機会がなかったのですが、今回うえも商店さんでたまたま見かけたため、衝動買いしてみました。
 蔵元ホームページを覗いてみたら、この「もろみ酒」は予約限定で蔵元直販していたみたいですね、まさに新酒の時期の限定品なのでしょう(その辺りのお酒でも、普通に酒屋さん通して買えるところに現代のありがたみを感じます。)
 ホームページを見る限り、地ビールや地ワインにも力を入れているようです。
 で、そのブリュワリーを会場に、先日「第8回 婚活イベント inもろやま」なんてのも行われたとか…、なんというか時代を感じますね。

 あまり詳しいスペック記載はありませんが、精米歩合70の純米生で、アルコール度数は14度と低め。
 残念ながら穴開き栓ですが、多分密閉栓だと完全に爆発する系でしょうね。
 裏ラベルに明記されているとおり製造、蔵出は共に11月、12月購入で、1月開栓です。

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 上立ち香はガスとアルコール混じりの米粉的香りがそこそこに。
 含むと、酸とガスでガッチリ引き締まった感じの旨味がシュワシュワと入ってきて、最後までキリリとした印象のまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさにお米由来な感じの旨味が芯にあって、結構酸味が強め、でも嫌な苦味はほぼ感じず、旨味をストレートに力強く感じさせてくれるもの。
 後味は酸とガスが完全に引き取って、あまり粉っぽさとかも感じさせない見事なキレ。

 シュワシュワキリリ系として非常に完成度の高い、グイグイイケてしまう濃厚にごり酒でした。
 注いだときはドロッドロな雰囲気なのですが、実際飲んでみるとガスの働き(&低アルっぽさ)で、全然重く感じなかったです。
 穴開き栓でこれだけ活きがいいっていうのは相当なものだと思いますね、蔵出し直後がどうだったかも少し気になりますね。
 琵琶のさざ浪、また別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:琵琶のさざ浪 純米活性もろみ酒
精米歩合:70%
使用米:不明
アルコール度:14%
日本酒度:不明
蔵元情報:麻原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年04月12日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

仁勇 純米生 とろり酒

家飲み記録 仁勇 純米生 とろり酒

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 千葉県成田市のお酒です。
 同蔵のお酒のブログでの登場は4回目ですね、にごり酒特集の5本目。

 上で4回目と書きましたが、今まで飲んだのは3回とも別ブランドの「不動」になります、仁勇は地元銘柄になりますが、日本酒勢の中では圧倒的に不動の方が知られているでしょうね。
 今回、甘旨にごり酒をまとめ買いしている最中、「極甘口」を明確に謳うこのお酒が気になり、セレクトした次第です。
 「砂糖が入ってないのにこんなに甘い!」というのが売りっぽいです。
 
 ラベル記載の「もち米四段仕込み」は、ロ万とか勢正宗が採用している製法ですね、基本甘味系のお酒になるはず。
 ググった限りでは、日本酒度は-90になるとか…とんでもない数値ですね、これ以下のお酒で私が知っているのは玉川タイムマシンだけです(こちらは-96になったこともあるらしい)。
 アルコール度数も11度と相当低め。
 見た目ほぼもろみそのままっぽいですが、純米を名乗っているということは一応荒くこしてはいるんでしょうね。
 穴開き栓ということもあり、12月出荷分を1月の早めには開けました。

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 注ぐと、とろりというより、もうドロドロですね(笑)蛇の目の底も一切見えない濃さです。

 上立ち香は甘酒的な甘いお米の香りが仄かに。
 含むと、やはり個性的かつ露骨な感じの甘味がトロリと入ってきて、普通に噛めるぐらいのドロドロ感で、最初から最後までその甘味を中心にしつつ、ゆっくりと胃に入り込んできます。
 味わいは、甘酒的な甘味が厳然たる主役で、乳酸飲料的なニュアンスや少々のアルコール感を纏ってはいますが、基本は甘味一辺倒という印象。
 後味は少々ベタっとした感じがやはり残りますね。

 お米由来の甘味をこれでもかというぐらいに味わえる、甘酒に限りなく近い感じのにごり酒でした。
 う~む、日ごろ事あるごとに「もっと甘味が欲しい!」と騒いでいる私ですが、これは流石に甘過ぎでした…(私が甘酒嫌いなことも影響あり)
 というより、普段私が推している甘口酒が、いかに複雑な味わいであるかを再認識しましたね。
 が、オンリーワンのお酒であることは間違いないでしょう、「我こそは最強の甘党なり」という方には是非試してみて欲しいですね。
 不動は辛口よりのにごりも出しているみたいなので、次はそちらも試してみたいところです。

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名称:仁勇 純米生 とろり酒
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:11%
日本酒度:-90
蔵元:鍋店株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.1/9.0

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2018年04月10日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 29BY

家飲み記録 玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 29BY

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 島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね、にごり酒特集の4本目。

 こちらのお酒は私が昨年のにごり酒特集のダントツMVPとして選んだお酒です。
 「甘・旨・酸・ガス」が主張し合いつつもバランスを取るその味わいは、私がにごり酒に求めているものをそのまま体現したかのようで、自分の中では本当にとんでもない掘り出し物でした…
 (詳しい感想については昨年の記事をご参照ください
 当然今年も真っ先に確保した次第です、いわばにごり酒特集の中でのディフェンディングチャンピオンたるお酒になりますね。

 スペック的には…、おお、去年よりも裏ラベルが詳しくなってる!なんとなく感動。
 五百万石、精米歩合70、アルコール度数14度というのは昨年と同じですね、たぶん定番ものとして安定しているのでしょう。
 日本酒度は-30と、にごり系らしく極低ですが、酵母が7号系だったり、アミノ酸度が意外と低めなのには山陰系っぽいニュアンスを感じますね。
 なお、穴開き栓で、昨年12月出荷12月開栓です。
 
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 上立ち香は、カルピスソーダ的な、スッキリしつつクリーミーな香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとしたお米的な甘旨味が強めのガス感を伴ってシュワシュワと入ってきて、最後まで存在感を保ったまま、ジュワーッと染み入ってきます。
 味わいは、やはりカルピスソーダ的な甘酸味に、お米由来の旨味、少々の粉っぽさとトロミが加わって、非常に飲み応えがありますね、それでいて嫌な苦味や重さは皆無。
 後味はこれがまたしっかり酸でキレるんですよ…、見事の一言。

 とろとろしつつ、キレもコクも見事に備えた、お米という穀物のポテンシャルをバリバリに引き出した印象の、甘旨しっかり系にごり酒でした。
 甘味も素敵なのですが、このお酒の主役はやっぱりガッチリ芯がしっかりした旨味と言えるでしょう、なかなか他にはないタイプだと思います。
 実は購入時に「出荷直後は甘いけど、数ヶ月経つと瓶内発酵が進んで甘さが抑えられてくる」というお店の人のコメントがありました。
 私としては甘味が減っちゃ困るので即開けしたわけですが、こうなると骨太旨味酒と化したこのお酒も飲んでみたい気もしてきました。
 ともかく、この玉櫻は、今年も現状雪だるま、花陽浴を抑えて暫定チャンピオン・ニゴリですね。

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名称:玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 29BY
精米歩合:70%
使用米:五百万石
アルコール度:14%
日本酒度:-30
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年04月08日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

荘の郷 純米にごり酒 「雪香」 28BY

家飲み記録 荘の郷 純米にごり酒 「雪香」 28BY

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 大阪府泉佐野市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、にごり酒特集3本目。

 以前の記事でちらと触れた「大阪出張の際に購入した大阪産のにごり酒」がこちらになります。
 裏ラベルには「浅野日本酒店・限定発売品」と大きく記載が有りますね、酒屋さんとしても割と貴重な地元大阪の銘柄ということで、関係を大事にしていることが伺えます。
 ちなみにこちらを醸す北庄司酒造店では、ユニークな試みとして「大阪大学の日本酒サークルとの提携」で「hajime」というお酒を開発・販売しています。(リンク先は阪大報道サークルのブログ)
 それも浅野日本酒店さんではかなり積極的に売ってましたね、試飲したところでは今風の低アル甘口酒としてスタンダードな味わいだった印象でした。

 今回いただくのは、写真でも伝わると思いますが、かなり大量に澱が積もっています。
 「雪香」って名前はこれを例えたっぽいですね、なかなか風流で素敵。
 製造年月は昨年3月になっていますが、試飲したところ全くダレてませんでしたね、さらに購入したのが昨年11月で、開けたのが今年1月なのでかなりの熟成期間を経た状態でいただいています。

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 注ぐとやはりおりが塊になるぐらい濃いですが、シュワシュワもしていて良い雰囲気。

 上立ち香はガス混じりのセメダイン的香りが控えめに。
 含むと、青さ(?)を纏った旨味が、少々のガス感とともにチリチリと入ってきて、少々の苦味も相まって引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、セメダイン感が強めな、おり由来のお米的な旨味が中心にあって、苦味やフレッシュ感の存在で全体としてはなかなか荒々しい印象がありますね。
 後味は、少々の苦味を口中に残しながら引き上げていきます。

 しっかりと引き締まりつつ、芯がしっかりとした旨味を感じさせる、ガッツンキリリ系チリチリにごり酒でした。
 ワンパターンな私としては、やっぱりもうちょっと甘味が欲しいと思ってしまいますが…まあそこは好みでしょう。
 熟成期間が長かったので、甘旨系だとダレていた可能性もありましたしね、結果的には良かったのかも。
 荘の郷、次はまた別のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:荘の郷 純米にごり酒 「雪香」 28BY
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:16.5%
日本酒度:+3.9
蔵元情報:有限会社北庄司酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:浅野日本酒店(大阪市)
お気に入り度:8.2/9.0

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2018年04月06日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

西條鶴 無濾過純米酒 生酒 しぼりたて新酒 29BY

家飲み記録 西條鶴 無濾過純米酒 生酒 しぼりたて新酒 29BY

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 広島県東広島市のお酒です。
 ブログでの登場は3回目ですね。

 少し話はズレますが、最近強く実感しているのが「新酒しぼりたて」「初しぼり」系のお酒は、結構当たり外れが大きいということだったりします。
 聞くところによると、多くの酒蔵は期中に造りを重ねていく間に、その年の米の特徴を掴んでいって、より細かく味を調整していくらしいですね。
 そういう意味だと初しぼりなんかはいわばプロトタイプなわけで、ある程度ブレるのは当然なのかも…
 日本人の初物好きもあって、初しぼりの時期は一種祭り的な感じでお酒が出てきますが、買い手としてはちょっとだけ慎重になる必要があるのかもしれませんね。

 閑話休題、今回いただくのは12月出荷の新酒しぼりたて。
 精米歩合65の無濾過生と、スペック自体は以前にいただいて非常に印象のよかったものと恐らく同じです、さていかがでしょうか。

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 上立ち香は結構濃い感じの甘さとセメダインが混じったフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、かなり濃厚な甘味が、少し裏に回った存在感の苦味を伴ってググっと入ってきて、あまり起伏を感じさせずにそのまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロン的果実を若干皮混じりで摩り下ろして砂糖をまぶしたような、甘味優勢かつ結構苦味のクセも感じるもので、良くも悪くも新酒らしさを感じますね。
 後味は、苦味を口中に残しつつ、ゆっくりと引き上げていきます。

 少々ダレ気味な甘味と、新酒らしい苦味がそれぞれ主張し合う、青々とした芳醇甘口酒でした。
 こういうお酒を飲むと、低酸でダレない甘味というのは非常に難しいということを改めて感じますね、逆に苦味・渋味でバランスを取る銘柄の凄さが浮き彫りになるといいますか…
 ちなみに、何気にあまり口中に保持しないでガブガブいくと、甘さが丁度良くてなかな良いかも…、新酒はこういう飲み方もありですね。
 西條鶴、次はまた別のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:西條鶴 無濾過純米酒 生酒 しぼりたて新酒 29BY
精米歩合:65%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:西條鶴醸造株式会社
購入価格(税抜):1,330円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 西條鶴 純米

2018年03月29日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

喜平 純米酒 雄町 静岡蔵

家飲み記録 喜平 純米酒 雄町 静岡蔵

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 静岡県静岡市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 出張時購入酒特集の途中ですが、実は今回は出張時ではなく、旅行時に購入したお酒になります。
 まあ旅行というより親戚筋を訪ねた感じですね、場所は熱海。
 
 「喜平」という銘柄は岡山にもあるようですね、そしてこちらのお酒を醸すのは「静岡平喜(ひらき)酒造」
 静岡なんだか岡山なんだか、喜平(きへい)なんだか平喜(ひらき)なんだか、ちょっとワケが分からなくなってきますが(笑)、蔵元ホームページによると沿革的な理由があるみたいですね。
 源流は岡山と同じながら、静岡平喜酒造自体は平成24年創業と、非常に新しいようです。

 今回いただくのは純米表記ながら、雄町を60%まで削っている立派なスペック。
 「雄町サミット」でも賞を取っていたお酒みたいですね、岡山とのつながりをうまく使っているということなのでしょう。
 ちなみに火入れ有で、7月出荷、11月開栓です(初日は帰りの車内だったり…)。


 上立ち香は落ち着いて若干硬質なリンゴ系の香りがそこそこに。
 含むと、やはり香り通りの印象の、程よく落ち着いた甘旨味が柔らかい口当たりで入ってきて、中程度の旨味の濃度を保ったまま、ゆっくりと流れ込んできます。
 味わいは、いわゆるリンゴ系日本酒の王道を行くような甘旨味が主役、苦味も少々ありますが、火入れ的な落ち着きがある上に香りとのバランスがとてもよく飲み飽きない感じに仕上がっています。
 後味は、苦味が最後まで柔らかく引き取ってキレます。

 芳醇旨口純米酒の王道をいきつつ、古臭さの無いバランス系火入れ酒でした。
 甘味は中程度なのですが、芯があるというか、しっかりした味わいなので飲み足り無さはありませんね。
 といいつつ、私の場合例によってこの「生原酒」が飲んでみたいという気分になってしまいますが、まあこれはもはや業のようなものでしょう…
 喜平、今後も注目していきたいと思いました。
 
 開栓後はちょっと苦味が出てきたような…
 私の体調やシチュエーションのせいかもしれませんが、初日が良かった感じではあります。

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名称:喜平 純米酒 雄町 静岡蔵 
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:+3
蔵元情報:静岡平喜酒造株式会社
購入価格(税抜):1,334円/720ml
購入した酒屋さん:石和酒店(熱海)
お気に入り度:8.4/9.0

■おまけ:車内で海をバックに記念写真(逆光気味…)
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タグ: 喜平 純米

2018年02月25日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

五橋 「five」 グリーン 純米生原酒 28BY

本日の家飲み 五橋 「five」 グリーン 純米生原酒 28BY

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 山口県岩国市のお酒です。
 外飲みは確か経験あったかと思いますが、家飲みは初めて。
 
 山口県というとどうしても獺祭の圧倒的躍進が目立ってしまいますが、そもそも全体的にお酒のレベルが高い県という印象があります。
 銘柄的には東洋美人、貴、雁木、長陽福娘辺りがいち早く首都圏に進出してきたと思いますが、最近この五橋も、いかにも都市部向けの売り出し方を始めましたね。
 地方有力蔵が首都圏でがんがん鎬を削ってくれるのは飲み手にとってはありがたいことですが、蔵からしたら大変だろうなあ…
 もっと日本酒のおいしさが広まって、パイ自体が大きくなってくれることを切に願います。

 今回いただくのは、見た目からして「新しい飲み手を狙ってるぜ!」って感じになってますね、Zの文字は「五」を崩したものらしいです。
 fiveシリーズと銘打っているらしく、裏ラベルによるとシリーズコンセプトは「融通無碍」とのこと、今の日本酒シーンにはピッタリかと…
 特にこのグリーンはシリーズ「元型」にあたるそうなので、最初にふさわしいと思いセレクトしました、木桶仕込みというのが一番の特徴かと思います。


 上立ち香はセメダインと完熟果実の両方を感じる濃厚な香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味がグワッと入ってきて、特徴的な酸味と、ほんのりとした渋味で複雑さを演出しつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり完熟した柑橘系果実の甘酸旨味が中心にありつつ、乳酸的な雰囲気もあってバニラ感も出ているような、そして奥底の渋味が複雑さ・奥深さを与えてブランデー的な趣もあるかと…
 後味は、酸渋が引き取ってしっかりキレます。

 裏ラベルの記載の通り雑味を前向きに感じられる、複雑怪奇な印象の芳醇甘旨酒でした。
 これは私と相性が良い系統だなあ、フレッシュフルーティーとはまた違った面白さがあります、十分激戦区でも生き残れる酒質だと思いますね。
 私が渋味と感じているものは木桶由来なのかな…、でも、木香が基本嫌いな私でも楽しめました、浮いている感じじゃなく旨味に溶け込んでいたのがポイントかと。
 五橋、次はまた特殊スペックにするか、レギュラー製品を選ぶか、楽しく悩んでいる今日この頃です。

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名称:五橋 「five」 グリーン 純米生原酒 28BY
精米歩合:70%
使用米:不明
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:酒井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年02月03日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

日置桜 純米 しぼりたて生原酒 「山眠る」 28BY

本日の家飲み 日置桜 純米 しぼりたて生原酒 「山眠る」 28BY

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 鳥取県鳥取市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…

 この日置桜については、「山陰の辛口酒」というカテゴリーで、確固たるファンが付いている銘柄という印象があります。
 当ブログで既に登場した「扶桑鶴」「梅津の生もと」と同グループって感じですね。
 この辺りは火入れの上で常温で数年熟成させてナンボというイメージもありますが、熟成系初心者の私として、まずは自分の得意分野(?)である生原酒をセレクトしました。

 スペックは、麹米は強力!日本酒度+8!酸度1.8!7号酵母!とマニア目線からみると実にそれっぽいもの。
  掛米の銀坊主というのは初耳でした、少しググった限りでは酒造好適米ではなく使用銘柄も日置桜以外出てこないので、特別なこだわりがあると思われます。
 ちなみに昨年2月出荷のものを10月に開栓しています、前回の而今と異なり、これは「このくらい余裕っしょ」という一種の確信の上での放置ですね(もちろん冷蔵保存)。

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 上立ち香はセメダイン系のスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、キリリとしながらもしっかりと存在感のある旨味が力強く入ってきて、強めの酸味で唾液腺を刺激しつつも、最後まで旨味の芯を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、少し青い草っぽい風味がある、酸味でガッチリ引き締まった旨味が主役、はっきりとした甘味は僅少ながら飲み応えはしっかりあり、飲み進めるごとに魅力が増す印象。
 後味は酸がメインで仕事をして、もう文句のつけようのないぐらいに、スパっとキレます。

 高日本酒度らしい、いわゆる辛口の味わいではありつつ、淡麗とは一線を画す、山陰辛口銘柄の生原酒として納得感の高いお酒でした。
 これからの熟成パフォーマンスを予感させながら、浮いた感じの若さや粗さを感じさせないところは見事。
 銘柄としてのメインストリームではないと思うのですが、商品としての完成度はとても高いですね。
 日置桜の実力を感じさせてくれた一本でした、次はまた別スペックもいただいてみたいと思います。

 当然のように燗をつけると、おお、旨味がまるで塊になったかのような濃度と硬度(?)になりますね。
 その分酸味は柔らかく感じるようになって、流石の燗上がり。
 

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名称:日置桜 純米 しぼりたて生原酒 「山眠る」 28BY
精米歩合:65%
使用米: 麹:強力 掛:銀坊主
アルコール度:16度
日本酒度:+8
蔵元情報:有限会社 山根酒造場
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 日置桜 純米

2018年01月30日 鳥取の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

KAKEYA 純米 無濾過生原酒 28BY

本日の家飲み KAKEYA 純米 無濾過生原酒 28BY

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 島根県雲南市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 いかにも今風と言った見た目ですね、銘柄名でググると「日本酒応援団」なる団体のサイトが出てきます。
 同団体は、複数の酒蔵に色々と支援をしつつ酒造りを発注し、そのお酒を統一したブランディングの元、販売しているようです。
 個人的には、とりわけデザイン面と無濾過生原酒オンリーというところに特長を感じますね。
 私は経験上、地方蔵には造りはちゃんとしているのに十年一日のごとく古臭いラベルでガチガチの二回火入れ炭素濾過のお酒ばっかり出しているところが多いと感じておりまして、そういう蔵のお酒にスポットライトを当てる方法として、この団体の活動は期待できると思いました。
 (もちろんそっち系のお酒を否定するつもりはありませんが、それしか販売チャネルが無いというのは明らかに未来がないですからね…)

 スペック的には、五百万石の精米歩合70ということで、割とスタンダードな感じ。
 お値段はまあそこそこという感じですが、露骨に変なマージンが乗っているとかは無いようです。 

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 上立ち香はセメダイン系のキリッとした香りが仄かに。
 含むと、やはり結構引き締まってかつ青さも若干残した旨味がググっと入ってきて、程よい酸でその輪郭を保ちつつ、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さ控えめながら苦味も抑えていて、酸の働きも相まって、ひたすら飲み進めてしまう感じのものですね、それでいて旨味はしっかり味のりしているところが素敵。
 後味は、酸がしっかり働いて、見事に筋肉質な感じでキレます。

 甘さを抑えつつも、無濾過生原酒らしい芯のある旨味がダレずに生熟した感じの、バランスの良い芳醇旨口酒でした。
 流石無濾過生原酒限定ブランドなだけあって、その長所を伸ばし、短所を抑えている印象がありましたね。
 また、8月出荷の10月開栓で、一夏越えたタイミングで飲んだのですが、まだまだ余裕で持ちそうな強さも感じました(島根酒らしいといえるかも)。
 日本酒応援団のお酒については、今後より注目していきたいと思いました。

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紹介:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの類似スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/21297706.html

名称:KAKEYA 純米 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:70%
使用米:五百万石
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社竹下本店
購入価格(税抜):1,528円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: KAKEYA 純米

2018年01月24日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

居谷里 山廃純米生原酒

本日の家飲み 居谷里(いやり) 山廃純米生原酒

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 長野県大町市のお酒です。
 外飲み経験は何度かあり、家飲みについては後述。

 こちらを醸す北安醸造のお酒については、約4年前に「北安大國」ブランドのひやおろしをご紹介しています
 居谷里はどうやら山廃向けのブランドみたいですね、萩の鶴と日輪田みたいな関係でしょうか、やっぱり速醸と山廃系では味わいに差がでますし、整理としては納得。
 これも地酒屋こだまさんでの購入酒で、あまり東京で見かけない銘柄だとは思うのですが、同BY同スペックを「20代から始める日本酒生活」さんが既に紹介されていました
 偶然の出会いだったそうですが、初見銘柄でも恐れないというチャレンジング精神あってのセレクトでしょう、素晴らしいことかと思います…。

 スペック的には長野の酒米ひとごこちの歩合59%の山廃生原酒で、お値段は良心的。
 私が購入・開栓したのは昨年の秋なので、ちょうど一夏越えた状態の生熟酒だったはずです。

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 上立ち香は個性的な酸甘を感じるフレッシュ果実系の香りが結構強めに。
 含むと、しっかりしつつもあくまで柔らかい酸を纏った甘旨味がグッと入ってきて、最後まで濃厚さとダレなさを両立したまま、息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、凝縮感のある甘酸旨味を芯にしつつ、青さも感じる…いやあラベルのせいでどうしてもメロンを彷彿とする、かつ落ち着きもある印象の、腰が強い感じのもの。
 後味は酸が引き取って山廃純米生らしい優しいキレ。

 
 例によってこだま銘柄らしく、まだまだ上がりそうなポテンシャルを感じるお酒でもありました、実際店頭には確か前のBYのお酒も並んで置いてありましたし…(いやあ凄い売り方だ)
 この蔵のお酒は、甘味が魅力的な長野酒の中でも、私のような芳醇甘口派に特にピッタリはまる酒質だと思います。
 居谷里は、北安大國と共に、今後も注目していきたいと思いました。

 裏ラベル撮り忘れたかな…、スペック詳細はこだまさんホームページをご参照ください。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-160.html

名称:居谷里 山廃純米生原酒
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17度
日本酒度:-8
蔵元情報:北安醸造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年01月16日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

会津錦 純米 無濾過生原酒 「さすけね」

本日の家飲み 会津錦 純米 無濾過生原酒 「さすけね」

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 福島県喜多方市のお酒です。
 家飲みでは初めていただきます。

 「会津錦」という銘柄名は何ともスタンダードというか、無色というか、正直なところあまり印象に残らないように思えます。(会津娘、会津中将、会津ほまれ等もあるためなおさら…)
 だからなのか、こちらの蔵では商品にインパクトのあるサブタイトル(?)を付けて売り出しているみたいです、この「さすけね」の他、「こでらんに」「なじょすんべ」「すっぺったこっぺった」とかもあるとか…、一見さっぱり意味が分かりませんね。
 ちなみにそれぞれの回答は、購入先である地酒屋こだまさんの商品紹介ページに載っているので、気になる方はそちらをご覧ください、全て会津弁由来のようです。
 
 スペック的もそちらに記載が有りますが、福島産の「天のつぶ」という(おそらく)飯米を70まで磨いて使用しているようです。
 東京ではほぼ見かけない銘柄だと思いますが、そういうお酒(特に福島産)を押さえているのがこだまさんの凄いところですね。

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 上立ち香はセメダインからキツさが完全に抜けた感じに落ち着いた香りが仄かに。
 含むと、しっかり酸の効いた感じのキリリとした旨味が力強く入ってきて、最後までその存在感と引き締まりを両立させたまま、グググっと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、香り通りのセメダイン的青さと酸を強く感じるものですが、キツイ辛さや嫌味的な苦味等は無く、その引き締まった旨味を最後まで素直に楽しめます。
 後味はやっぱり酸味がしっかりと引き取って、割りと柔らかくキレます。

 味が乗り始めた旨味を酸がしっかりと引き締めつつも、好ましい優しさも感じるような、癒し系芳醇旨酸酒でした。
 甘さは控えめだったように私には思えましたが、おそらく人によってはハッキリ感じるかも…、そういうとんがらないバランスの良さが有りますね。
 地酒最前線で十分戦えるレベルのお酒だと感じました、「もっと評価されるべき」というやつでしょう。
 会津錦、次はまた違うスペックもいただいてみたいと思います。

 ちなみに常温の方がその特長のやさしさを感じられてより良いと思います。
 後、まだまだ伸びそうな余力を感じますね、いかにもこだま銘柄という印象。

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名称:会津錦 純米 無濾過生原酒 「さすけね」
精米歩合:70%
使用米:天のつぶ
アルコール度:17度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社会津錦
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 会津錦 純米

2018年01月13日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

秋鹿 山廃 純米 無濾過生原酒 7号酵母 山田錦 26BY

本日の家飲み 秋鹿 山廃 純米 無濾過生原酒 7号酵母 山田錦 26BY

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 大阪府豊能郡能勢町のお酒です。
 外飲みでは何度もいただいていますが、家飲み・ブログ登場はなんと初めて。

 唐突ですが、「アンチひやおろし派(笑)」の自分としては、秋に飲むお酒のセレクトに若干特殊なところがあります。
 といいつつこの数年は家飲みに関しては割と充実した秋酒ライフを遅れているので、もはや季節外れながら今年の秋にいただいたお酒を、セレクトのコンセプトと共に何回かまとめて取り上げてみようと思います。
 (もはや完全に季節外れですが、まあゆるく見てもらって、来年以降の参考になれば…)

 第一回は秋鹿、セレクトコンセプトは「秋だから!」というとしょっぱなから「馬鹿にしてんのか」と思われそうですね(笑)
 実際は以下の通り。

 まるめち的秋酒アプローチその①…「年がら年中飲み頃である、数年熟成ものを選ぶ」

 まあこういうお酒はいつ開けても良いのですが、冬~春はやっぱり新酒メインでいきたいし、夏は燗酒しにくいし…みたいな発想で、秋が割とやりやすいんじゃないかと思うわけです。
 また、酸が効いているお酒が多いと思うので、サンマなんかにも良く合うんじゃないかと…

 で、今回いただくのは26BYなので三年近くの生熟もの。
 秋鹿といえば山廃熟成系が充実している代表格の銘柄だと思うので、コンセプト的にはぴったりかと。

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 注ぐと、見事なまでの黄金色ですね。

 上立ち香はだいたい想像通りの、酸と熟感が絡み合った感じの香りがそこそこに。
 含むと、やはり強めの酸味をまとった、しっかりと熟した旨味が力強く入ってきて、最後まで絶妙なバランスを保ったまま、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘味は控えめながら、お米をよく噛むと出てくるような甘さを若干感じて、柔らかな酸味と相まってバッチリコクとキレを両立させている旨味を演出してくれます。
 後味は酸味が引き取って、見事にキレます。

 熟成山廃生酒の王道を往く、物凄く芯の強、かつバランスがしっかりとれている芳醇旨酸酒でした。
 所謂日本酒中級者向けと言いますか、フレッシュフルーティー酒にちょっと飽きてきたようなタイミングで
 これはあと数年は余裕で持ちそうですね…、とりあえず冷蔵庫に置いておけば、「こういうお酒」を体が求めたときのために非常に心強い存在になってくれるでしょう。
 秋鹿はまさに評判通りの実力派銘柄だと、はっきり思い知らせてくれた一本でした。

 燗をつけると、酸味は変わらず強めですが、やはり口当たりが優しくなり、甘味の存在感も増して完熟果実感が出てきます。
 ちなみに飛び切り燗でも全然崩れませんね、むしろ飲みやすさまで感じます、この腰の強さは流石の一言。

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名称:秋鹿 山廃 純米 無濾過生原酒 7号酵母 山田錦 26BY
精米歩合:70%
使用米:山田錦
アルコール度:18%
日本酒度:+6
蔵元情報:秋鹿酒造有限会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年12月21日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大七 純米 生もと 「CLASSIC」

本日の家飲み 大七 純米 生もと 「CLASSIC」

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 福島県二本松市のお酒です。
 家飲みは初めて、下手したら外飲み経験も無いかも…

 福島地酒の雄、大七です。
 地酒とはいえここまで大手になると、あまり購入対象にはならないのですが、今回は通販の同梱酒としてセレクトしてみました。
 同蔵は大手とはいえ、「扁平精米」や「生もとへのこだわり」など、着眼点が大手らしくないというか職人気質的な印象がありますね。
 そしてその辺りの理念についてはしっかりとホームページに記載が有りました、これは中々読み応えがありますね~、しょっぱなから、『日本酒について語るという時「この酒は酒造りに最高の原料である山田錦を○%まで磨きました」といっても酒について何ら語ったことにはなりません。』と剛速球投げてきてますし(笑)、興味があれば是非ご一読を…

 今回いただいたのは、精米歩合69%(扁平精米)で、当然生もと、火入れということで、「古典的な格調」のあるお酒とのこと。
 本当は生が良かったのですが、在庫の関係上こちらにしました。
 見た目的には新旧混在という印象ですね、キャップ廻りのチェッカーフラッグ柄が目を引きます。

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 上立ち香は、うーんまさにクラシカルな昭和の火入れ酒的な香りがそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの伝統的な火入れ香をまとった米の旨味が、強めの乳酸味とともに入ってきて、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、ドッシリとした米の旨味を芯にしつつ、酸によって重さを感じさせない形にし、飲み進みやすさと飲みごたえを両立させている印象。
  後味は酸が引き取る形でしっかりとキレます。

 良く言えばクラシカル、悪く言えば古臭い味わいの、ドッシリ系酸旨酒でした。
 この昭和感、私はやっぱり苦手なんですよね…、私が生酒派なのは、この火入れ酒特有の香・雰囲気がどうしても受け入れられないということが大きいのです。
 とはいえ、まあ鍋島とか仙禽の「クラシック」ならともかく、そりゃああの「大七」の「クラシック」ならこうなりますよね…、これは完全に私のセレクトの問題でしょう。
 大七、次に機会があったら「現代向け」スペック(とりあえず生)をセレクトしたいと思います。

 燗をつけると、うーむ全体的に柔らかというか豊かな印象になりますね。
 味の方向性は変わりませんが、蔵元推奨なだけあって、このお酒の良いところが増幅されている感じがしました。

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名称:大七 純米 生もと 「CLASSIC」
精米歩合:69%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:大七酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.1/9.0

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2017年12月13日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

わかむすめ 純米 無濾過生原酒

本日の家飲み わかむすめ 純米 無濾過生原酒

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 山口県山口市のお酒です。
 外飲み経験はあったかと思いますが、意外にもブログでは初登場のようです。

 銀座君嶋屋購入酒のラストです、以前から名前は知っていて、家飲み経験もあったような気がしていましたが、過去記事には無かったですね。
 同蔵のホームページに行くと、トップページに早速商品アピールが載っています。
 キーワードは「一回600ℓの小仕込み」「四季醸造」「一年中生原酒を出荷」「無濾過原酒」「フルボディ」といったところでしょうか、個人的には好みの方向性ですね。

 スペックについては、ホームページの商品紹介によると、麹米が「西都の雫」精米歩合70%、掛米が「ヒノヒカリ」精米歩合60%とのことです、品種が違うとはいえ麹米の方が低精米というのは珍しいですね。
 ラベルには「002/320」の記載があります、たぶんタンクごとのシリアルナンバーだと思いますが、なかなか凄い数字じゃないでしょうか(ただもう少し前なら1だったんでしょう、惜しい!)。

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 上立ち香は割りと硬質な、ウォッカ的な香りがそこそこに。
 含むと、落ち着いて濃い旨味が、少々粉っぽい感じがある独特の口当たりで入ってきて、尻上がりにでてくるアルコールの辛さで激しく締め付けられながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、レーズン的なしっかり熟して落ち着いた甘味を芯に感じさせる旨味が主役、辛さも強めながら嫌らしい苦味等雑味は皆無で、最後までじっくりと旨味を楽しめます。
 後味は、アルコールのピリピリを舌先に残す形でしっかりとキレます。

 芳醇辛口を地で行くような、甘さも伴うしっかりとした旨味と、強烈なキレをしっかり両立させたお酒でした。
 辛口酒も甘味があって良いんだということをしっかりと感じさせてくれますね。
 高知酒みたいに時間差での両立要素もありますが、このお酒の場合ある程度共存しているようにも感じて、それが個性になっている印象です。
 わかむすめ、次はまた別スペック(特に限定の「にゅう」)をいただきたいと思いました。

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名称:わかむすめ 純米 無濾過生原酒
精米歩合: 麹米:70%、掛米:60%
使用米: 麹米:西都の雫  掛米:ヒノヒカリ
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:新谷酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:銀座君嶋屋
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年11月23日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

Ohmine Junmai 100ml

本日の家飲み Ohmine Junmai 100ml (大嶺カップ酒)

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 山口県美祢市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 前回に引き続き、銀座君嶋屋さんでの購入酒です。
 ブログ「日本酒のカルテ」さんで高評価だったこともあり、銘柄的に気になっていたところ、今回冷蔵庫に見かけ、100mlカップという気安さもあって購入してみました。
 いかにもデザイナーが絡んでそうな見かけですね、蔵元ホームページも外見にこだわっている感じ
 ただ、商品ラインナップを純米大吟醸の四合瓶とこのカップの「2種類」に絞るなんてことを断行してしまうあたり、その先進性は本物のようですね。
 
 スペック的には山田錦60磨きと純吟並みで、アルコール度数は14度と低めに抑えてあります(多分加水)。
 小瓶ながら、四合瓶換算してもそんなに高くはないので、むしろ良心的な値付けと言えるでしょう。
 流石に100mlは少なすぎたので、2~3個ぐらいかっておけば良かったと後で反省…


 上立ち香は若干青さのある草っぽい香りがそこそこに。
 含むと、濃厚複雑かつバランスの良い印象の旨味が素直な口当たりで入ってきて、個性的な渋味と酸、そして若干の辛さで輪郭を整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘酸渋辛がそれぞれせめぎ合う感じでかつ少々加水感があり、スイスイ行けるタイプのものですね。
 後味もスッキリ系。

 とまあ一応感想も書きましたが、正直一口で飲めてしまうぐらいの量なので(それは言い過ぎか)、今回はオマケ程度に考えていただければ…
 大嶺は新蔵建てて増産予定らしいので、いつかじっくりやれることを期待していようと思います。

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紹介:「日本酒のカルテ」さんの同酒の記事
http://blog.livedoor.jp/sakechart/archives/2134657.html

名称:Ohmine Junmai 100ml
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:14%
日本酒度:不明
蔵元情報:大嶺酒造株式会社
購入価格(税抜):240円/100ml
購入した酒屋さん:銀座君嶋屋
お気に入り度:つけるには量が少なすぎました/9.0

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タグ: Ohmine 純米

2017年11月22日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

安芸虎 純米酒 生酒

本日の家飲み 安芸虎 純米酒 生酒

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 高知県安芸市のお酒です。
 前回と同銘柄であり、「まるごと高知」購入酒のトリになります。

 高知酒は良く単に「辛口」とまとめられがちですが、今回まとめ飲みして思ったことは、結構前に土佐しらぎくの記事でも書いていますが、単なる辛口というより「最初にフワっと果実的な甘さが広がり」つつ、「後味が見事にスパッとキレる」ような、落差の激しいお酒に良く出会うなあということです。
 そして、私自身の尺度では正直「キレ」はそんなに重視しないのですが、この「甘さ」の方向性が本当に自分に合っているんですよ…今回しみじみ思いました。
 もちろん全ての高知銘柄に当てはまるわけではありませんが、経験上では相当な割合で出会っているので、やはりこれは大事にすべきでしょう、長野同様県ごとお気に入りに追加って感じですね。

 閑話休題、こちらはおそらくレギュラースペックであろう純米生の小瓶(300ml)入りです。
 ググってもあまり情報が無く、ラベル記載以上の詳細は不明ですね…
 単純に四合瓶換算しても1,000円程度と、お値段は非常にリーズナブル。
 

 上立ち香はほんのりと熟しつつもフレッシュさも残る、柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚ながらダレ感皆無の甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、酸でしっかりと輪郭を保ち、最後までバランスを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、程よく熟した柑橘系果実といった趣の甘酸が主役、かつ苦渋はあまり感じず、素直にその芳醇な旨味を楽しめます。
 後味はほんのりと辛さを感じさせつつ、見事なキレ。

 奇をてらわない、かつ完成度の高い、芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 これまたまさに自分との相性抜群ですね…、小瓶なのがとても物足りなく感じました。
 それでこのお値段というのは素晴らしい!旅行先とかで見つけたら即買いしてしまいそうです。
 土佐酒の中でも、安芸虎に関しては銘柄ごと「【超】お気に入りに追加!」ですね。

名称:安芸虎 純米酒 生酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:15.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):430円/300ml
購入した酒屋さん:まるごと高知(銀座)
お気に入り度:8.6/9.0

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■今回まとめ買い記念写真。「まるごと高知」さんには近いうちにまた行きたい!
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2017年11月18日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

無手無冠 純米酒 生の酒

本日の家飲み 無手無冠(むてむか) 純米酒 生の酒 

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 高知県高岡郡四万十町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは、銀座の高知県アンテナショップ「まるごと高知」で購入したお酒です。
 個人的には、銀座~新橋近辺のアンテナショップ密集地というのは、日本酒購入においても極めて有用というか、穴場だと思っております。
 何といっても、首都圏にろくな販売チャネルを持っていない銘柄がちょくちょく売っているのが大きいですね、岡山アンテナショップの「桃の里」なんかはその典型でしょう。
 まあ基本的に冷蔵スペースが小さく生酒があまり置いていないというのはネックではあるのですが…
 なお「まるごと高知」に関しては例外的に地酒屋並みのスペースがあり、有料試飲も充実しているので特にオススメできるかと。

 何本かまとめ買いした中でトップバッターのこのお酒は、栗焼酎「ダバダ火振り」などでも知られる「株式会社 無手無冠」が醸したものになります。
 ラベルでも強く主張しているように、契約農家によるお米の栽培には相当力を入れているようですね、蔵元ホームページによると、有機肥料の原料にに栗焼酎の搾りかすも使っているとか…なかなか面白い相乗効果かと。
 商品ラインナップ上は「辛口」を謳ったものが多いようですが、私としては当然それらを避けて(笑)、セレクトしてみました。

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 上立ち香はマスカットの雰囲気のあるアルコールの香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚かつ引き締まった印象の甘酸味が力強く入ってきたかと思うと、強烈な辛さが尻上がりにやってきて、全てを押し流す形で喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりマスカット感のある甘味がしっかりとあるのですが、酸がガッツリと仕事ををしているのに加え、辛さ、ただ単なるアルコール感で無く純米的な柔らかさも有る辛さによって、「芳醇辛口」のド真ん中を征くような完成度がありますね。
 後味はその辛さが見事に引き取って、力強くキレます。

 最初に感じる甘旨味の存在感が非常に強いながら、後味は辛口そのもののキレを見せる、フルーツ系芳醇辛口でした。
 やっぱりこの「時間差」という概念は日本酒においては非常に重要ですね、単体で飲むだけで凄く楽しいんですよええ。
 これで18度はヤバイなあ…、轟沈一直線な感じでスイスイ飲めてしまうまとまりもあります。
 いやこれは良い!コスパも文句ないレベルですし、少なくともこのスペックについては辛口派から甘口派まで一度は試してみてほしいですね。
 無手無冠、自分の中で「超要注目銘柄」にランクインです。

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名称:無手無冠 純米酒 生の酒
精米歩合: 麹米:55% 掛米:70%
使用米:不明
アルコール度:18~19%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社無手無冠
購入価格(税抜):1,324円/720ml
購入した酒屋さん:まるごと高知(銀座)
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年11月12日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

井の頭 純米無濾過 袋取り生 うすにごり夏

本日の家飲み 井の頭 純米無濾過 袋取り生 うすにごり夏

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 長野県伊那市のお酒です。
 当ブログイチオシ銘柄であり、登場は9回目とかなり多くなってきました。

 井の頭の夏酒になります、こちらは前回記事の「あべ」を買いに行った「大阪屋酒店(吉祥寺)」で購入したものです。
 都内では中々見かけない「井の頭」ですが、私今まで「信州おさけ村(新橋)」、「うえも商店(練馬)」でも購入しております、是非参考にしていただき、一度はセレクトして欲しいと思っております。
 知っている銘柄しか買わない方は多いでしょうし、その意味も十分理解できるのですが、たまには未飲銘柄に突撃するのも良いと思うんですよね、そしてその対象として私は「井の頭」はうってつけだと思う次第です。

 さて、今回購入したのは、私としては滅多に買わない夏酒版、 「まあ井の頭だし一度は飲んでみるか」の精神ですね(ちなみに飲んだのは8月)。
 ひとごこち59磨きの袋取りと、なかなか豪華というかちゃんとしたスペックです。

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 上立ち香はキリッとした印象のセメダイン混じりの果実香が仄かに。
 含むと、やはり引き締まった甘旨味が素直な口当たりで入ってきて、じわじわと染み出してくる苦味と程よい酸味で輪郭を保ちつつ、ほどほどの速度で流れ込んできます。
 味わいは、井の頭的な優しい旨味に、柑橘系の酸苦が寄り添うことで夏酒的な爽やかさを演出している印象、それでいて雑味の無い柔らかさがあるのが流石ですね。
 後味は苦酸が引き取りつつ程よく優しく引き上げる感じ。

 優しさとキリリ感を両立させたような、実に井の頭らしい夏酒でした。
 やっぱり癒し系ですよこの銘柄は…、それでいて夏酒らしい「飲みやすさ」がありましたね。
 ただ逆にしっかり夏酒しているので、私の好みからはちょっと外れてしまう面もあるという(笑)、まあ予想通りではありました。
 井の頭、今後もしっかり追っていきたいと思います。

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名称:井の頭 純米無濾過 袋取り生 うすにごり夏
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:15%
日本酒度:+4
蔵元情報:漆戸醸造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:大阪屋酒店(吉祥寺)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 井の頭 純米

2017年11月10日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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