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湖弧艪(こころ) 純米 生原酒 直汲み

家飲み記録 湖弧艪(こころ) 純米 生原酒 直汲み

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 滋賀県草津市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは、取り寄せ先の「うのかわ酒店」さんより、新規銘柄ということでプッシュがありセレクトしました。
 醸造元の太田酒造の通常銘柄はよく知られている「道灌」ですね、ちなみにブログでは以前、同社が灘に保有している蔵で醸した「千代田蔵」という銘柄をご紹介しています。
 しかし湖弧艪とは凝った名前ですよね、こういうのは由来をラベルにでも書いて欲しいなあ…、と思ったのですが、ググったら公式ブログで説明がありました(はてブ使ってるのは珍しいっすね)。
 折角なので詳細はそちらをご覧ください、やはり滋賀における琵琶湖の存在の大きさが伝わる内容となっています。
 
 スペック的には、滋賀が誇る酒米である玉栄を、70%削るにとどめています、ただ直汲み生原酒というのは今風ですね。
 (ちなみに、調べたところ玉栄って誕生は愛知県なんですね、意外でした)
 お値段はなんと税抜1,000円ポッキリ!素晴らしい。

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 上立ち香はフレッシュかつ若干青さを感じる果実系の香りがそこそこに。
 含むと、やはり香りの印象通りのフレッシュな旨味が勢いよく入ってきて、若干の甘味とほんのりとした苦味でバランスを取りつつ、最後までキリリとした感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、控えめながらも甘味がある、皮混じりのメロンジュース的な青い甘苦味が主役、でもキツさがないのが素敵ですね、自然に飲めていく感じ。
 後味は、青さと苦さが引き取って、バッチリキレてくれますね。

 青くフレッシュでしっかりと飲みごたえがありながら、全体のバランスが見事にとれている、ハイレベルスイスイ酒でした。
 これは濃厚ながらスイスイいってしまいそうだなあ…、値段を考えると、晩酌酒として非常に良い感じですね。
 苦味の使い方が旨いと思うんですよね、極めて高コスパの一本です。
 湖弧艪、実は今回もう一本買っているので、次回はそちらを紹介します。

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名称:湖弧艪(こころ) 純米 生原酒 直汲み
蔵元情報:太田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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タグ: 孤湖櫓 純米

2019年07月09日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

Ohmine Junmai 3grain (大嶺純米3粒) 新酒生酒

家飲み記録 Ohmine Junmai 3grain (大嶺純米3粒) 新酒生酒

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 山口県美祢市のお酒です。
 ブログでの登場は(一応)2回目ですね。

 大嶺は以前に100mlのミニカップ酒を紹介しています。
 その印象は良く、他に外飲みでいただいた「ひやおろし」も美味しかったのでいつかじっくりやりたいとは思っていたのですが…、ホームページの商品紹介みると一目瞭然で、全体的にお高いんですよね。
 それも見た目に凝った商品が多かったので、中身重視派としてはどうにも購入に踏み切れずにいましたが、今回新酒生酒がまあ許容範囲のお値段で売っていたのでセレクトしました。
 (この辺り、とある酒屋さんがブログで何度か書いている、「パッケージは飲めない」というフレーズは至言だと思います)

 山田錦の精米歩合58%の生原酒、値段は税抜1,800円。
 確か、最近新しく建造した蔵設備での造りだったかと思います、開栓は今年1月。

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 上立ち香は割と濃いめかつガッツリセメダイン系の香りがそこそこに。
 含むと、若干のケミカル感を纏った独特の旨味がグググッと入ってきて、若干の渋味を伴いながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、ある種生原酒らしい濃厚な旨味が中心にあるのですが、甘味が若干控えめかつ苦味が皆無で、伴うセメダイン感と渋味がクセっぽい方向にいっている気がしますね、結果として少々ダレ感があるような…
 後味は、なんとなく渋味を口中に残しつつ引き上げていきます。

 好ましい旨味を、ケミカルでクセっぽい含み香がいじめたおす、若干バランスの崩れが気になるお酒でした。
 この値段でこの味わいは正直残念ですね、大人しく加水火入れにしたほうが良かったんじゃないかしら…というか、日誌係さんの尻馬に乗ってしまいますが、オフフレーバーが強過ぎかと。
 かの「山間」はかつて(23BY)設備由来のオフフレーバーを認めた上で全量火入れにし、結果として商機を逃してしまいましたが、このお酒を飲むと、その姿勢って凄く真摯だったんだなあという思いが浮かびます(嫌味)。
 とはいえ、今までは好印象だったわけですし、一回だけではなんとも言えないでしょう(今回も飲めないほどひどくはない)。
 大嶺、今後一歩引きつつも追っては行きたいとは思いました。

■「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2629.html

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名称:Ohmine Junmai 3grain (大嶺純米3粒) 新酒生酒
蔵元情報:大嶺酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: Ohmine 大嶺 純米

2019年06月17日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

shirakiku(シラキク) BLACK LABEL 純米無濾過生原酒 vibrant(ヴィブラント)

家飲み記録 shirakiku(シラキク) BLACK LABEL 純米無濾過生原酒 vibrant(ヴィブラント)

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 京都府京丹後市のお酒です。
 同銘柄の家飲みは二回目ですね。

 こちらは、以前にご紹介している白いラベルの商品が、今年からリニューアルされたものだそうです。
 60%まで削ったコシヒカリを使用した無濾過生原酒というのは前回同様。
 ただ今回からは名前通り「黒麹」を使っているそうですので、味わいは別物と考えた方が良さそうですね。
 ちなみに黒麹は泡盛等に使われるタイプの麹です(日本酒は通常黄麹)、黒麹使用の日本酒としては当ブログでは前に福岡の「黒兜」というお酒を紹介したことがありますね。

 しかし、瓶の形状含め目を引くデザインですね~(何気に容量は750から720mlになったみたい)
 奇抜なガワは同蔵の特徴でしょう、中身さえ良ければ個人的には全然アリだと思います。
 (ちなみに個人的には「BLACK LABEL」というとCAVEのシューティングを想起したり…、まあ余談)


 上立ち香は割とハッキリとした酸とほんのりセメダインを感じる爽やかな果実香がそこそこに。
 含むと、結構ケミカル感のある引き締まった旨酸味がスルスルと入ってきて、少々唾液腺を刺激しつつ最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、フレッシュな酸味を中心として、控えめな甘味や苦味が寄り添う感じで、フレッシュかつ実にモダンな印象ですね、苦味は皆無でひたすらスルスルいってしまう感じ。
 後味はほんのり苦味を残しつつ、やっぱり酸が引き取って見事にキレてくれます。

 今風の食中酒といった趣の、フレッシュな酸でしっかりと引き締まった、スイスイ系のお酒でした。
 個人的には甘味が少ないのが寂しいのですが、それは完全にイチャモンですね、このお酒は酸旨酒として完成している感があります。(ちょっと酸が強すぎるきらいはあるかも)
 クエン酸が多いと言われるとまあ腑に落ちる感じですね、新政と似た感じの「日本酒離れ感」があるお酒だと思います。
 白木久、せっかくなので次は別ライン(銀シャリとか)もいただいてみたいと思います。

 ただ、開栓後は早い段階で若干崩れた様に個人的には感じました。
 酸が強くても伸びるわけではないというのが、日本酒の難しいところですね~

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名称:shirakiku(シラキク) BLACK LABEL 純米無濾過生原酒 vibrant(ヴィブラント)
蔵元情報:白杉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:新川屋佐々木酒店(人形町)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 白木久 純米

2019年06月09日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2018年3月製造)

家飲み記録 旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2018年3月製造)

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 徳島県那賀郡那賀町のお酒です。
 外飲みでは何度かいただいていますが、家飲みは初めて。

 旭若松は外飲みで好印象ながらどうも縁が無く家飲みできていなかった銘柄の一つです。
 確か生産量が相当少ないんですよね、今回ようやく人形町の「新川屋佐々木酒店」さんで出会えたので喜んで買いました。
 今まで飲んだ経験で印象に残っているのは、かの実力派居酒屋「鎮守の森」で、チーズの冷静スープとのペアリングでいただいたときの味わいですね。
 店長さんから口中で混ぜちゃって飲むのが良いと言われ、その芳醇な旨酸味に「こんなに力強い合わせ方があるのか!」と感銘を受けました。
 
 スペックは雄町利用、精米歩合は70%にとどめた無濾過生原酒、値段は若干お高めですね。
 製造年月を見るに少なくとも1年近くは生熟期間を経ているようです、2018年12月開栓(ちなみに大晦日に飲んでました)。

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 上立ち香は少々ツンとした感じの、ケミカルチックながらも心地よい香りがそこそこに。
 含むと、トロリとした甘味と落ち着いた酸味が相まった感じの旨味が極めて力強く入ってきて、最後までしっかりと濃度を保ちつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、カラメル感をガッツリまとった超濃厚な甘味と、それに完全に一体化した印象の柔らかい酸味が厳然たる主役、渋味や酸は脇役ながらも個性と複雑さをしっかり添えています。
 後味は、主に酸が引き取って、見事なまでにバッチリキレます。

 生熟酒の方向として、一つをかなり突き詰めた感のある、超濃厚複雑生熟甘旨酒でした。
 こっち系のお酒としては非常に甘味が強いのが特徴的ですね、粉っぽさもある濃度で、貴醸酒の古酒に近いニュアンスといいますか…、ただダレ感は皆無(断言)
 いやあこういう世界観のあるお酒は良いですね~、何故かバニラ感もあるようで、実にオンリーワンの個性があります。
 旭若松、「我が道を往く」素晴らしい芳醇酒でした、早いうちにまた購入したいと思います。

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名称:旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2018年3月製造)
蔵元情報:那賀酒造有限会社
購入価格(税抜):1,850円/720ml
購入した酒屋さん:新川屋佐々木酒店(人形町)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年06月07日 徳島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

三千櫻 純米 五百万石 にごり酒

家飲み記録 三千櫻 純米 五百万石 にごり酒

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 岐阜県中津川市のお酒です。
 ブログでの登場は3回目。

 私は昨年、一昨年と特集を組むぐらいににごり酒が好きでして、今年も新規開拓に励んでいました。
 当然「甘くて美味しい」という評判のお酒を探しており、この「三千櫻のにごり酒」もそれでセレクトしたのですが…
 いやあ甘い方向なのは「愛山」のにごりで、この「五百万石」はスッキリ系らしいんですよね…
 私ともあろうものがこんな初歩的なミスをするとは…、やはり「にごり酒」なら一種類だろうという思い込みが有ったようです。
 地酒の世界はこれが怖いんですよね、やっぱり個人買いの際にはソムリエ的な存在が必要な気がします。

 さて、スペックは五百万石の精米歩合60%、穴開き栓なので12月購入して同月中に開栓しました。
 吹きこぼれ防止のために、四合瓶ながら内容量は670mlとなっています。

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 上立ち香はやはりガス混じりのオリ由来のお米的な香りがそこそこに。
含むと、引き締まった旨味が、粘度のかなり高い感じで、しかしガス感が伴うことでトロシュワといった趣で入ってきて、尻上がりに強まる苦味で最後までキリリとしたまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、にごり酒としては王道を往く印象の、まろやかさもあるお米的な旨味と乳酸味が入り混じった感じの味が中心にあって、新酒らしい苦味がそれを程よく引き締めるもの。
 後味は流石にオリと苦味を口中に残しつつも味自体はキリリと引き上げます。

 にごり酒らしい食感とキリリとした味わいが両立しているのが面白い、まとまりの良いにごり酒でした。
 濃度はかなり高いほうですね~、注ぐ時点で明らかにドロドロしている感じで、後半はもう飲むというより食べる感じになります。
 それでいて引けが悪くないのは流石の完成度でしょう、穴開き栓ながらダレは皆無でしたし。
 三千櫻のにごり、次は何としてでも愛山を飲んでみたいと思いました。

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名称:三千櫻 純米 五百万石 にごり酒
蔵元情報:三千櫻酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年05月28日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 30BY

家飲みプチ記録 玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 30BY

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 当ブログで28BY29BYと掲載した「にごり酒特集」において、文句無しでにMVPとしたお酒です、今年も当然リピート(まず2本買いました)
 前回の感想はこちら。
 
 なお、以下の感想は3月に開栓したときのものです。

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 注ぐと、いつも通りその名にそぐわず、高濃度に濁っています。

 上立ち香はシュワシュワとしたガスと米粉が混じった感じの香りがそこそこに。
 含むと、ガス感と甘味と少々の苦味が入り混じった旨味が力強く入ってきて、トロリとした濃度とガス感が良い感じでせめぎ合いつつ、最後まで密度を保ったまま流れ込んできます。
 味わいは、やはりお米的な旨味が主役ですね、ほんのりと甘くて濃度は高く飲みごたえはあるのですが、あくまで優しい酸苦で全体的には硬質かつ引き締まっている印象。
 後味は、流石に若干の粉っぽさを口中を残しつつも、味わい自体は酸メインで見事に引き上げます。

 お米の旨味というものを、食感含めてど濃厚かつストレート、そしてクセなく楽しませてくれるトロシュワ酒でした。
 甘味はあるんですが、ほぼフルーツ感が無いのがまた面白いんですよ、とにかく米、それこそご飯的な飽きない感じがあります。
 またガスだけじゃなくて酸が聞いているので、注いでガスが抜けてもキレるところが、ありがちな直汲み系と一線を隠している感じなんですよね、オンリーワンながらも万人にオススメできるバランスだと思います。
 玉櫻とろとろにごり、来年も必ず買おうと思わせてくれました、引き続き激オススメ。

 ちなみに4月末に我慢できずに2本目を空けてしまいました(平成最後の家飲み酒として)。
 これがまた穴開き栓なのに全然ダレないんですよね~
 酒屋さんによると、もっと後になるとより発酵が進んで甘さが減っていくとか…、どの時点で飲んでも良さそうなことを含め、本当に凄いお酒だと思います。

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■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(開栓タイミング違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2949.html

名称:玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 30BY
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月18日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白龍 純米 初しぼり生原酒

家飲み記録 白龍 純米 初しぼり生原酒

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 未飲銘柄ということで衝動買いしました。
 多分散々言われているでしょうし若干失礼なことかもしれませんが、銘柄名からはどうしても「黒龍」を想起してしまいますね…、なんと同じ町内にあるらしいですし、由来で何か共通するものがあるのでしょうか。
 「ブラックドラゴンとホワイトドラゴンの飲み比べ」みたいなことをするのも面白いかもしれませんね。
 ちなみにこちらを醸す吉田酒造についてはSAKETIMESに紹介記事がありました、20代の蔵元女性杜氏ということで、今後も期待できそうな雰囲気を感じます。

 ラベルのスペック情報は貧弱ですね…、精米歩合70の生原酒でお値段は税抜1250円と良心的。
 11月製造の初しぼりですが、年明け1月に開栓しています。 

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 上立ち香はほんのりセメダイン混じりの酸が立った香りが控えめに。
 含むと、酸でしっかりと引き締まった感じの旨味が力強く入ってきて、青さも伴いつつ最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーんお米由来っぽい強い酸がとにかく中心ですね、若干の青さもあってフレッシュ感が強く、セメダイン系のケミカル感も手伝い、極めて硬度密度の高い印象。
 後味は、そのまんま酸が引き取って少々口がすぼまる感じでキレます。

 クリアな酸が最初から最後まで主役をはる、クイクイいってしまう感じの、軽さと飲みごたえを兼ね備えたお酒でした。
 いやあこれは個性ハッキリしてるなあ、甘味が僅少なので正直私のストライクゾーンからは外れるのですが、ハマる人は絶対に居るかと。
 日本酒はこういう多様性が良いんですよね~、やっぱり色々な銘柄を試すのは面白いっす。
 白龍、今後に期待すると共に、また別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:白龍 純米 初しぼり生原酒
蔵元情報:吉田酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 白龍 純米

2019年05月08日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

二兎 純米 山田錦六十五 生原酒

家飲み記録 二兎 純米 山田錦六十五 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 同蔵のお酒の登場は4回目と、結構ハイペースですね。

 二兎は以前に山田錦五十五を飲んでいますね、今回は折角なので微妙に違うスペックをセレクトしてみました。
 二兎も順調に評価されてきている印象ですね~これまた日誌係さんの慧眼に感服。
 何だかんだで人気が出る銘柄というのは、基本的にはその味わいに納得感があると思います。
 あえて一言で言ってしまうと、「個性とまとまり」を兼ね備えたお酒が多いんですよね、正に二兎を追っているお酒という感じ。

 スペックは名前の通り山田錦の精米歩合65%です。
 11月購入で12月開栓なので、ほぼ新酒即飲みですね。

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 上立ち香は実にフレッシュでクセの無い洋梨的?な果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚かつ若干硬質な印象の甘旨味がストレートな感じで入ってきて、若干の苦味と個性的なスースーする感じで最後まで軽さを維持したまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さはそこそこながら高密度のフレッシュな旨味が中心にあって、そこにミント的な風味が伴うことで特有の飲み進めやすさを演出します、味わいがしっかりありつつどこか軽さがあるんですよね。
 後味は、その軽い感じのまま、苦味が引き取って見事なまでにしっかりキレます。

 フレッシュでミンティーという極めて個性的な風味を芯に持った、オンリーワンの芳醇スルスル酒でした。
 引き締まり方の硬質な感じはミネラル感とも言えるかも…、う~ん改めて日本酒の多様さを感じますねえ。
 私のような甘味偏重派より、全体のバランスを重視する方にオススメといえるかも(あるいは蒸留酒もイケる方)。
 二兎の確固たる個性を感じた一本でした、次はまた別スペックもいただいてみたいと思います

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名称:二兎 純米 山田錦六十五 生原酒
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,459円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 二兎 純米

2019年04月30日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

播州一献 純米生原酒

家飲み記録 播州一献 純米生原酒

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 兵庫県宍栗市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 こちらを醸す山陽杯酒造で、2018年11月にかなりの規模の火事が有ったのは記憶に新しいところです(はせがわ酒店さんのホームページに写真付きの記事がありました)。
 不幸中の幸いで、人的被害がなく、醸造関連の設備にもあまり影響がなかったとのことでしたが、それでも大変な苦労の中出荷されたであろう、30BYの新酒が今回のお酒になります。
 こういうときは一人の酒飲みとして「飲んで応援」するというのがやっぱり良いと思うんですよね、皆ハッピーということで。
 (ちなみに火事直後外飲みもしています

 さて、スペックはラベルに非常に詳細な記載が有ります、これ系のラベルはマニア心をくすぐりますね(凱陣とか亀泉cel-24とか)。
 また、肩掛けラベルには現状のお知らせと「感謝」の記載、こういうのは素敵ですね。

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 上立ち香は結構濃厚な印象の、セメダイン混じりのフレッシュな香りが控えめに。
 含むと、しっかりと酸が効いた引き締まった旨味が力強く入ってきて、ほんのりとした程度の苦渋味も相まって、最後までキリリとした印象のままゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、甘さ控えめのフレッシュな芳醇辛口といった趣の旨味が主役、苦渋味が浮いた感じではないので、旨味をじっくりと楽しめる印象ですね。
 後味は、酸メインで引き取る形で見事なまでにキレます。

 フレッシュな酸によるキレが心地よい、実に新酒らしい今風の芳醇辛口酒でした。
 やっぱり以前飲んだ「ののさん」に比べると甘さ控えめですね、酸も相まって日本酒度+-0とは思えないレベルの引き締まりがあります。
 個人的ストライクゾーンからは外れますが、たまにこういうキレ酒も飲みたくなります、地酒の多様性万歳。
 播州一献、逆境をバネに躍進されることを祈りたいと思いました。

 開栓後数日経つと、口当たりが丸くなりますね。
 なんか甘味もハッキリ出てきましたし、これはこっちのほうが断然良いなあ、即飲みは損なお酒かも。

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名称:播州一献 純米生原酒
蔵元情報:山陽杯酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 播州一献 純米

2019年04月28日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

亀萬 純米 無濾過生原酒直汲 野白金一式 九号酵母

家飲み記録 亀萬 純米 無濾過生原酒直汲 野白金一式 九号酵母

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 熊本県葦北郡津奈木町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒は横浜の徳丸商店さんで購入しました。
 そっち方面に用があったので、「お酒ミライ」さんの初心者向け酒屋紹介記事を参考にしつつ訪問した次第です、いやあこちらの記事は遠征時には非常に役に立ちますね~初心者に限らずオススメ。
 さて、こちらは熊本酒ということで、九号酵母の産みの親と言われるかの「酒の神様」野白金一氏へのリスペクトが前面に表れていると思います。
 氏の功績についてはここでは書ききれませんが、九号酵母の発祥蔵「香露」だけに止まらず、現在でも熊本の酒蔵で非常に大きな存在のようですね。

 スペックは…、う~む酵母についてばかりで他の事がほとんど書いてないですね、これはちょっと不親切かも。
 2018年3月製造で、実は同年11月開栓なので、完全に生熟コンディションでいただいています。

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 上立ち香は割とストレートなレーズンチョコレート香がそこそこに。
 含むと、実に素直に味が乗った印象の旨味が力強く入ってきて、心地よいほろ苦さや渋味を伴って最後まで濃度と複雑味を保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり若干ビター系のチョコ感を強く感じる甘旨味が中心にあって、いやあ含み香には洋梨的な果実感もあるなあ、さらに苦渋が奥深さを加える
 後味は、ほんのりと苦味を口中に残しつつ、力強くキレる印象。

 無濾過生原酒の生熟成としての面白味をビンビンに感じさせてくれる、濃厚チョコ系ホロ苦甘旨酒でした。
 いやあ凄く素直な旨味なんですよね~、甘味が枯れずに、熟感だけ加速度的に乗ってきた感じといいますか。
 苦味がまた悪くないんですよ、ストレートに奥深さと飲み飽きなさを添えてくれる感じで、浮かずに一体化している印象。
 蔵元が生熟状態で飲まれることを想定しているのかは不明ですが、個人的には非常に良い状態でいただけたと思います。
 亀萬、こうなると是非新酒も試してみたいと思いました。

 雰囲気的に燗を付けてみると…、いやあ素直に予想通りですね。
 ホットチョコレートというと言い過ぎかもしれませんが、そっち系のほっこりした甘味は感じますね、いやあ良いですわ。

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名称:亀萬 純米 無濾過生原酒直汲 野白金一式 九号酵母
蔵元情報:亀萬酒造株式会社
購入価格(税抜):1,311円/720ml
購入した酒屋さん:徳丸商店(横浜)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年04月20日 熊本の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

菊鷹 ~菊一文字~ 純米 無濾過生酒 秋あがり 29BY

家飲み記録 菊鷹 ~菊一文字~ 純米 無濾過生酒 秋あがり 29BY

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 愛知県稲沢市のお酒です。
 ブログでの登場は以外にもまだ2回目。

 菊鷹は山本杜氏の移籍以来確実に固定ファンを増やしている印象ですね、私も好きですし外飲みでは良くいただくのですが、如何せん一升瓶しかない関係で家飲み回数は中々増えません。
 個人的に菊鷹には山廃のイメージがあるのですが、今回は速醸です、特筆すべきは酵母に「協会8号」を使っていることかと思います。
 この酵母についてはWikipediaによると、「やや高温性で、酸多く濃醇酒向きとされた。淡麗辛口ブームが始まったころ、1978年(昭和53年)に時代の流れに合わないということで発売中止となり~」との記載が。
 私の様なアンチ淡麗辛口派(笑)からすると激おこ案件ですね…、ただ今の時代には方向性的に合ってるんじゃないでしょうか。

 他のスペックとしては、麹米に富山県山田錦、掛米に兵庫県夢錦使用というなんとなくこだわりを感じる組み合わせが目を引きます、精米歩合は65%。
 29BY、3月製造を10月に買って開栓しています、たぶん瓶詰保存後秋越えた辺りを狙って出荷って感じかなあ。
 
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 上立ち香は結構ハッキリとしたアルコール香に乳酸的な香りが混じったものがそこそこに。
 含むと、やはり酸の立った旨味が力強く入ってきて、唾液腺を少々刺激しつつも、そこそこの熟感や甘味の柔らかさも伴って、独特のバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、ほんのりとした甘味を酸がしっかり引き締める、果実感とケミカル感の両方を感じる押しの強い旨味が主役、渋味は若干あって複雑さを添えていますね。
 後味は完全に酸が受け持って素晴らしくキレます。

 少々熟感もありながら、まだまだ伸びそうな気配も強く感じる、速醸でも菊鷹の強さは健在といった趣の芳醇旨酸酒でした。
 基本的に杯を重ねて、温度が上がってきてから伸びるタイプですね~、甘味と酸味がいい感じに融合してくる感じ。
 これは一升瓶を適当に横においてちびちびやるスタイルが合うかと思いました。
 しかし、こういうお酒を飲むと、8号酵母はもっと広まってもいいんじゃないかと素朴に思ってしまいますね(使う側からすると色々あるのでしょうが…)
 菊鷹の安定した実力を感じた一本でした、次はまた別スペックをいただいてみたいと思います。

 なお四合瓶に移しつつも、常温保存でやっても全くダレません、蛇形とかそっち系の生酒ですね。
 しかしこういう超力強いお酒と、吟醸的な繊細なお酒って、完全に別カテゴリの魅力が有りますよねえ、日本酒の多様性って凄い。

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名称:菊鷹 ~菊一文字~ 純米 無濾過生酒 秋あがり 29BY
蔵元情報:藤市酒造株式会社
購入価格(税抜):2,900円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年04月16日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

W(ダブリュー) 純米 赤磐雄町 瓶火入

家飲み記録 W(ダブリュー) 純米 赤磐雄町 瓶火入

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 岐阜県飛騨市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す渡辺酒造の通常銘柄は「蓬莱」…、だと思うのですが、蔵元ホームページの商品紹介を一見すると、若干とっ散らかっていますね。
 正直言ってしまいますと、モンドセレクション金賞を押し出していたり、「あのアニメ映画の聖地巡礼ファン」向けに「聖地の酒」とか言って巫女ラベル出していたり、売らんかなな姿勢が全面に出ている部分にはちょっと鼻白むところもあります。
 が、まあこの状況で生き残らなければならない地酒蔵としては見習うべきところも多いんじゃないでしょうか、逆にこの辺り消極的過ぎる蔵が多い気もします…
 閑話休題、このWシリーズは、そんな蔵が満を持して特約店限定で出してきた、いわばマニアにも向けたブランドですね、個人的には「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんがまとめて取り上げていたのが印象に残っています。

 スペックは赤磐雄町を50%までと純米表記ながら結構削っています、その割にはお安いですね。
 生が無かったのでやむなく火入れをセレクトしました。

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 上立ち香はリンゴヨーグルト的な乳酸混じりの吟醸的香りが気持ち強めに。
 含むと、かなり濃厚な甘旨味が力強く入ってきて、吟醸的苦味と独特のバランスを保ちつつ、最後まで存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やっぱりリンゴ的な甘旨味を感じるのですが、熟感や渋みと相まってむしろアップルティー的な雰囲気になってますね、さらにアルコール感や苦味もあって、独特な雰囲気を感じさせます。
 後味は、熟感と苦味の余韻を残しつつ、しっかりキレてくれます。

 中心に吟醸酒の王道的なリンゴ感がありながら、纏う熟苦渋で確固たる個性を確立している、芳醇甘旨酒でした。
 うーむ、これは完全に地酒最前線で勝負できるレベルですね…、瓶火入れですし、恐らくしっかりお金を設備投資にも回しているんじゃないかしら。
 火入れでこれなら私としてはやっぱり生も飲んでみたいなあ、できれば来期は抑えたいところ。
 W、渡辺酒造が品質面の実力も十分であることを知らしめてくれた一本でした。

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名称:W(ダブリュー) 純米 赤磐雄町 瓶火入
蔵元情報:有限会社渡辺酒造店
購入価格(税抜):1,409円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや銀座(GINZA SIX)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 純米

2019年03月28日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒

家飲み記録 众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す柴田酒造場には、「考の司」という銘柄もあるそうです、が、目立つのはやっぱりこっちの众ですよね。
 生もと・山廃系のお酒が众と名付けられるようです、この辺りの由来やこだわりに関しては、蔵元ホームページの銘柄紹介に実にしっかり書いてあるので、興味があればそちらをご参照ください。
 やっぱり、地酒蔵が県外でお酒を売ろうとするなら、この蔵みたいにホームページを充実させるのって重要だと思うんですよね…、銘柄にまつわるストーリーや想いを積極的に出してくれると買い手側としてありがたいです。

 で、裏ラベルの情報も実に豊富ですし、杜氏の名前入りメッセージがあるのも良いですね~(実際新政が売れた理由の一つですしね)
 この情報公開の仕方は、まさに地酒蔵の範となるべき姿勢だと言えると、私は思います。
 そのコメントを見る限り、山廃であることに加え、「蒸米四段」という極めて特徴的な造りをしているところがポイントかと。

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 上立ち香は濃厚な感じのレーズンっぽい個性的な香りが控えめに。
 含むと、極めて濃厚かつ複雑な印象の旨味が割と柔らかい口当たりで入ってきて、苦味・酸味・渋味と絡み合いつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、うーむ甘さと渋さと酸とオイル感のあるレーズンクリーム的な旨味を中心に感じつつ、アルコール的辛さやほんのりとした苦味もある、兎にも角にも複雑、ただそれでいてまとまりもある極めて個性的な世界観を感じるもの。
 後味は、酸辛がメインの働きで、少々苦渋の余韻を残しつつも、わりとしっかり引き上げます。

 非常に賑やかな味わいながら、一つの味わいの世界がしっかり構築されている、オンリーワンの芳醇旨口酒でした。
 いやあ芳醇酒ばっかり買っている私でさえ、これほど存在感のある味わいのお酒には滅多に出会えないですよ。
 製法も相当個性的のようですし、どんな好みの方でも一度は飲んでみるべき銘柄と言えるんじゃないでしょうか。
 众、次は是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒
蔵元情報:合資会社柴田酒造場
購入価格(税抜):1,530円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや銀座(GINZA SIX)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 山廃 純米

2019年03月26日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(森泉) 純米生原酒 しぼったまんま

家飲み記録 (森泉) 純米生原酒 しぼったまんま

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 宮城県大崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、こちらは仙台出張時に購入しました。

 非常に充実した日本酒コーナーがある地場の百貨店「藤崎」に行って、萩の月の簡易包装と共に地酒を買って帰るのが、自分の中では仙台出張恒例になっていますね。
 これも完全初見銘柄、蔵元ホームページを見ると、蔵及び関連施設の案内に非常に力を入れているようです。
 国登録有形文化財の日本家屋「昭和レトロ館」なんてのもあるらしく、なかなか興味をそそられますね。
 
 あまり詳細なスペック情報は無いですが、精米歩合60の生原酒、「おり」はかなり濃い目。
 しかし、地方に多いのですが、こういう一見して銘柄がわからないラベルって良くないと思うんだけどなあ…
 穴開き栓で、ダレが心配なので、11月中に開栓していただきました。

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 上立ち香は極めて濃い感じのフレッシュなメロン的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり超濃厚で青い甘旨味がわりとトロリとした口当たりで入ってきて、新酒らしい若干キツめの苦味とせめぎ合いつつ、濃度を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロン的な青い甘旨味が主役なのですが、ガス皆無で早くも水飴的な若干のダレを感じるかも、新酒的苦味やエグ味もありますね、ただ甘味の存在感であるていど許せる感じ。
 後味は、苦甘を若干口中に残しつつも、苦味が引き取る形で引き上げます。

 極めて濃厚かつ新酒らしい甘旨味をストレートに、しかし若干重い感じで味あわせてくれるお酒でした。
 いやあこれならガス感あった方が良いでしょう~、まずは穴開き栓をやめるところから始めてほしいところ。
 とは言え、製造物責任の観点からは難しいんでしょうね…、なにか穴開き栓に代わる画期的なパッケージ方法が開発されることを切実に願った今日この頃。
 森泉、次出会ったときは通常の生をいただいてみたいと思いました。

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名称:(森泉) 純米生原酒 しぼったまんま
蔵元情報:森民酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:藤崎(仙台)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 森泉 純米

2019年03月12日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

加賀鶴 あらばしり 純米生原酒

家飲み記録 加賀鶴 あらばしり 純米生原酒

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 石川県金沢市のお酒です。
 家飲み外飲み含め初めていただきます、金沢出張での購入酒2本目。

 こちらは金沢駅ビル内の「金沢地酒蔵」で購入しました。
 同店にはいわゆる角打ちスペースがあったり、試飲自販機があったり、一般顧客向け土産酒販売書として必要十分な役割を果たしている印象でした。
 岩手の「KIKIZAKEYA」を見たときも思ったのですが、地方の主要駅にこういう場所がある意義というのは非常に大きいと思いましたね、地酒の観光資源としての価値を再認識できました。
 さて、この加賀鶴は完全初見銘柄です、生原酒が有ったのでセレクトした次第。

 地元産五百万石を65%まで削った純米生原酒、1,700円越えはちょっと割高かな…
 製造年月は10月ですが裏ラベルには「新酒しぼりたて」記載が有るんですよね、本当かなあ(ちなみに11月開栓で飲んだ印象は完全に生熟)

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 上立ち香は落ち着いた熟感を纏ったアルコール混じりのレーズン系(?)果実香がそこそこに。
 含むと、やはり程よい感じに味が乗った印象の旨味が力強く入ってきて、キツくない程度のアルコールの辛さでしっかり引き締まりを保ちつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、甘さ程々のレーズン的な落ち着いた旨味が中心にあって、紅茶にちょっとだけ似ている苦渋味が奥深さを与える、クセを抑えた生熟酒のお手本のような風味ですね、飲みごたえはバッチリ。
 後味は辛さが引き取ってキレるタイプ。

 奇を衒わない感じの、全体的にとんがったところの無い生熟酒でした。
 最初飲んだときは後ろ向きの薬臭さも若干感じたのですが、飲み進めると慣れましたね。
 生熟酒として破綻していない感じではあるのですが、個性はあまり感じないかなあ、「生原酒ならでは」って感じがあまりしないと言いますか。
 加賀鶴、また出会う機会があれば別のスペックをいただきたいと思います。

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 ↑麹米と掛米で、括弧の場所が不揃いなのが気になる…

名称:加賀鶴 あらばしり 純米生原酒
蔵元情報:やちや酒造株式会社
購入価格(税抜):1,714円/720ml
購入した酒屋さん:金沢地酒蔵
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー1:金沢地酒蔵外観と試飲自販機
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■おまけギャラリー2:恒例の帰りの車内での一杯
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 天狗舞山廃生で、満足感十分の〆。
 しかし、駅で買った「おつまみレジェンド そして伝説へ…」のネーミング、特定年代に刺さり過ぎて反則だよなあ(笑)、味も良かったっす。

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タグ: 加賀鶴 純米

2019年03月04日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

薩州正宗 純米酒 生貯蔵酒

家飲み記録 薩州正宗 純米酒 生貯蔵酒

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 鹿児島県いちき串木野市(凄い市名だ…)のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、高島屋日本橋店日本酒まつり購入酒の3本目。

 鹿児島のお酒は初登場ですね、実は日本酒まつりに行く決定打になったのがこのお酒だったりします。
 当ブログでは既に他46都道府県のお酒記事を掲載しているため、こちらで晴れて全都道府県制覇なのです!
 まあ一度制覇を目指した方はご存知だと思いますが、鹿児島と沖縄が鬼門なんですよね…(焼酎や泡盛がメインで、清酒銘柄が各1つしかない)
 沖縄の「黎明」は結構前に飲んだのですが、この薩州正宗にはずっと出会えず「こりゃ蔵元通販しかないかな…」と思っていたところだったので、今回はまさに渡りに船だったわけです。

 精米歩合は70、使用米の記載は無いですね。
 残念ながら生酒はなく、純米吟醸は水色瓶で試飲時にちょっと嫌な臭いを感じた(あくまで私は)ので、こちらをセレクトした次第。

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 上立ち香は結構焦がしチョコ的な、熟感と甘さのある香りがそこそこに。
 含むと、若干火入れ的熟感を纏ったお米的旨味が割と力強く入ってきて、ほんの少々の辛さと苦味で程よく輪郭を整えつつ、自然に流れ込んできます。
 味わいは、基本伝統的なお酒によく有る、熟感のある旨味が主役、焦げ感も若干ありますね、ただ苦味の浮いた感じでなくて、マイナス要素はあまり無い感じで割とスルスル飲めてしまいます。
 後味は、苦渋の余韻を少々残しつつ、しっかりと引き上げてくれます。

 伝統的な日本酒としてしっかりと作ってあるような、バランスの良いほど熟旨辛酒でした。
 普通に飲めるのですが、如何せん私が求めているような個性や甘味のインパクトはありませんでしたね、出張先のカップ酒で良く会う感じといいますか。
 方向性自体がどうしても私の好みからは外れますが(生じゃないですしね)、気負わずに飲めるお酒としてこういう味を好きな方も確実に居るでしょう。
 まあ冷静に考えるとある意味「鹿児島産」というのが唯一無二の個性なので、この酒質はある意味ベストなのかも。
 薩州正宗、また面白そうなスペックに出会えたら飲んでみたいと思います。
 
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名称:薩州正宗 純米酒 生貯蔵酒
蔵元情報:薩摩金山蔵株式会社
購入価格(税抜):1,315円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 薩州正宗 純米

2019年02月20日 鹿児島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

九州菊(くすぎく)  純米酒 冷やおろし

家飲み記録 九州菊(くすぎく)  純米酒 冷やおろし

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 福岡県京都郡みやこ町のお酒です。
 家飲み経験については後述。

 今回から福岡出張時の購入酒になります、こちらは初来訪の「友添本店」さんで購入。
 私の場合秋から出張が多くなるのですが、その時期は極端に生酒が少なくなるのが辛いところです…。
 ただ今回は前から飲んでみたかった、私のお気に入り銘柄である「残心」を醸す林龍平酒造場の地元銘柄「九州菊」が並んでいたので、普段買わないひやおろしながら、購入に踏み切った次第。

 当然のようにラベルのスペック記載は貧弱ですね、使用米不明で精米歩合は60、日本酒度は+7と高めです。
 お値段はかなり抑えめで税抜1,100円台、9月購入9月開栓です。
 もみじが舞うこの瓶のデザインは素敵ですね、確か他の銘柄でも見たことがあったような…、共通デザインだったりするんでしょうか。

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 上立ち香は火入れのちょっと安めなお酒にありがちな、砂糖水的な香りがそこそこに。
 含むと、やはりよくある感じのやさしい甘味を纏った旨味がまろやかな口当たりで入ってきて、割と最後までその感じのままで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、全くクセのないアルコール入り砂糖水という感じの、超出来の良い経済酒という印象を受けるもので、分をわきまえた濃度でいくらでもスルスルと飲めてしまいますね。
 後味は、本当に少々の苦味的なものを口中に残しながらも、極めて自然に引き上げてくれます。

 伝統的な日本酒として実に典型的な旨味を、極めて丁寧なバランスで楽しませてくれる、「中庸」の良さを体現したようなお酒でした。
 なんというか地元酒で長年愛されてきた感の強い味わいですね、私の好みである濃醇系とは少し違う方向ですが、ほどほどのまとまりが心地よい感じ。
 ただ逆説的にいつも飲んでいる「無濾過生原酒」の良さを思い出させてくれるお酒でもありますね、やっぱりちょっと物足りない!、私はやはり残心を飲むべきなのでしょう…ただこっちの方向が好きな方は絶対居るかと。
 (後、やっぱり自分に「ひやおろし」は合わないと改めて思ったり)
 ある意味、九州菊の実力を改めて感じた一本でした。

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名称:九州菊(くすぎく)  純米酒 冷やおろし
蔵元情報:森本酒造合資会社
購入価格(税抜):1,157円/720ml
購入した酒屋さん:友添本店(福岡)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:友添本店さん外観
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タグ: 九州菊 純米

2019年02月06日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

高砂 純米 うすにごり生

家飲み記録 高砂 純米 うすにごり生

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 静岡県富士宮市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 実は平成30年度も出張&旅行時に、現地の酒屋さんでガンガンお酒を購入しています。
 ブログではタイムラグの関係で中々ご紹介できていませんでしたが、いよいよ始めたいと思います。
 ただ、連載というよりは、ちょくちょく最近飲んだお酒を挟んだりするかと…、まあ緩い感じでやっていきますのでよろしくお願いします。

 さて、最初は昨年同様親戚を訪ねて熱海に行った際に、「石和酒店」さんで買ってきたお酒になります。
 「高砂」というと、かの而今の地元銘柄(最近全国向けでも使い始めてますが)と被った名称ですね、もろ被りは色々面倒そうな…
 「信州亀齢」みたいにどっちかが混同防止すれば良いのでしょうが、おいそれとはできないでしょうしねえ、難しい問題かと。

 さて、精米歩合は60、うすにごり生ということで残念ながら穴開き栓です。
 そして、買う前に見落としたのですが、製造年月が2017/3でした、開栓2018/9なので一年半近く経っちゃってますね。
 密閉栓ならともかく穴開き栓でこれは若干不安かも…

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 上立ち香はガス混じりの餅の香りみたいな感じのものがそこそこに。
 含むと、インパクトのある甘旨味がチリチリしたガス感を秘めてググッと入ってきて、ほんのりとした苦味・辛さを伴って、濃厚ながらも1種の軽やかさを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーん洋梨?的な風味に水飴的な甘さブーストがかかる濃厚な甘旨味が主役、それだけにやはりガスの働きが大きいですね、苦味のそこそこあって、全体としてバランスを保っている印象。
 後味は、そのガスと酸味が引き取る形で、引き上げてくれます。

 完熟系した甘旨味とガス感が特徴的な、今風の芳醇甘旨系うすにごり酒でした。
 甘味に少々飴っぽさが出てきているのはもしかしたら過熟というか、ダレの片鱗が出てきているのかも…、ただ最初は少し気になりましたが、二口目からは割と慣れましたね。
 経過期間を考えれば、ガスが活きていてかつこのくらいの熟感で済んでいるということは、むしろ強いお酒なのだろうとは思います、が、やっぱりこれは密閉栓で飲みたいですよ…、うーむ。
 高砂、次はやはりベストコンディションで飲んでみたいと思いました。

 そしてなんか以外と開栓後ガスが抜けてからもバランス崩れないなあ…
 やっぱり酸味が強いのがポイントなのかも。

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名称:高砂 純米 うすにごり生
蔵元情報:富士高砂酒造株式会社
購入価格(税抜):1,311円/720ml
購入した酒屋さん:石和酒店(熱海)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 高砂 純米

2019年02月01日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

大正の鶴 落花流水 純米 27BY

家飲み記録 大正の鶴 落花流水 純米 27BY

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 岡山県真庭市のお酒です。
 家飲み経験はあるのですが、ブログでは初登場ですね。
 
 随分前に「福祝」の記事で書いたのですが、2008年のJ-CASTニュースによると、麻生現副総理はこの「大正の鶴」と「福祝」がお気に入り銘柄だったとのこと。
 そこでは「安くてウマい酒」 を「燗」で飲むスタイルということも書いてありました、今ならわかりますが、やっぱり相当酒好きのコメントですよね…
 私はまだまだ基本冷酒生酒派ではありますが、色々なお酒を試していきたいということと、この「落花流水」という商品は初見だったことから今回セレクトしました。

 赤磐産朝日の65%精米、おそらく加水有の一回火入れで、要冷蔵ではないっぽいですね。
 製造年月はH30年3月ですが、H27BYとのことなので、蔵内で2年以上熟成してからの出荷のようです、開栓はさらに間が空いたH30年10月。


 上立ち香は落ち着いたセメダイン香といったスッキリした香りがそこそこに。
 含むと、そこその濃度の引き締まった旨味がスルスルと入ってきて、存在感のある酸味が最初から最後まで引き締め役に回る感じで、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘みはそこそこ、酸がしっかり効いた完熟果実的な旨味が中心、結構色々な味は感じるものの、それを雑味と感じさせない力強さがありますね、特に苦味が抑えられてるのがグッド。
 後味は、やはり酸が引き取る形ながら、実に自然に引き上げてくれます。

 とんがったところを抑えた実にバランスの良い、ガンガンイケる系旨辛酒でした。
 食中酒としても良し、単体でも全然満足感がある辺り非常に万能感があります、2年の熟成を感じさせないところも見事。
 いやあ、こういうお酒を飲むと、インパクト派の私は申し訳なくなるんですよね、絶対こっち系が好きな方は多いと思います。
 大正の鶴、やはり間違いなく実力派銘柄であろうと感じた一本でした。

 燗をつけると…、若干乳酸感が出てきましたね、あとは辛さもマシマシ。
 といいつつ口当たりは柔らかいので、ついつい杯が進んでしまう癒し系燗酒という印象でした。

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名称:大正の鶴 落花流水 純米 27BY
蔵元情報:酒造株式会社
購入価格(税抜):1,403円/720ml
購入した酒屋さん:さかばやし(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 大正の鶴 純米

2019年01月28日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

楽器正宗 純米酒 生詰 おりがらみ

家飲み記録 楽器正宗 純米酒 生詰 おりがらみ

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 福島県西白河郡矢吹町のお酒です。
 同銘柄の家飲みは2回目ですね。
 
 以前年間ベスト記事でも書きましたが、個人的感覚として、このお酒は2018年で最もマニア界隈でブレイクしたお酒なんじゃないかと思っています。
 twitter等でも本当に良い評判しか聞かないんですよね、実際多様化著しい地酒業界でこれほど広範に支持されるお酒は相当貴重だと思います。
 私としてはお酒ミライさんの闇鍋日本酒オフ会で、このお酒に結構早い段階で出会うことができたわけですが、そういうのはなんとなく誇らしいんですよね、いち早くこういうお酒を見出して持ってきてくれた方には改めて感謝したいところです。

 さて、スペックで特筆すべきはやはり「純米」ということでしょう。
 正直、ブランドコンセプト的に「安価な地元向けスペックの全国展開」みたいな感じだろうと思っていたので、アル添しないものを出してきたのは意外でした。
 別蔵の「会津宮泉」も似たような売り方に見えますが、既存県外向けブランドとの違いが若干わかりにくい気はしてしまいますね。

 後、そんなに発泡している雰囲気じゃないのになぜか穴開き栓です、ダレが怖いので急いで開栓しました。
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 上立ち香はフレッシュな酸を伴ったお米感と果実感の双方がある香りがそこそこに。
 含むと、新酒らしいインパクトのある甘旨味が独特の苦味を纏って入ってきて、最後までバッチリ濃厚さと引き締まりを保ったまま、勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、砂糖混じりのグレープフルーツ的な甘苦酸が相まった、しっかりフレッシュかつ濃厚かつ、実に飲み飽きない印象のバランスの良いもの。
 後味は、苦味がバッチリ引き取って見事なまでにキレてくれます。

 多種の味わいの要素がしっかりと絡み合う、一種のまとまった世界を感じる甘酸苦味酒でした。
 苦味が本当にグレープフルーツ的で悪い感じがしないんですよね…、むしろ楽器としての個性を添えてくれる印象。
 先ほどコンセプトがわかりにくい的な話をしましたが、味わい的には純米でもやっぱ「らしさ」がありますね、良く出来てますわ…脱帽。
 楽器正宗、今後も超要注目かと思います。

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名称:楽器正宗 純米酒 生詰 おりがらみ
蔵元情報:合名会社大木代吉本店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年01月25日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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