fc2ブログ

福源 蔵出し 無濾過原酒 純米酒 生酒

家飲み記録 福源 蔵出し 無濾過原酒 純米酒 生酒

20220830164204286.jpg  20220830164213939.jpg

 長野県北安曇郡池田町、福源酒造のお酒です。

 こちらは前回の御湖鶴と同時に信州おさけ村で購入してきました、初家飲みです。
 東京では相当レアな銘柄なんじゃないでしょうか、少なくとも私は信州おさけ村でしか見たことないです(そういうお酒が有るのが同店の魅力)。
 実際、蔵元ホームページには初っ端から「私たちは大量にお酒を造っていません。」と打ち出してますね、ハッキリそっち系の蔵なのでしょう。
 
 外観は肩にかけるタイプのラベルが目を引く感じですね。
 商品情報を見ると、全体的に強気の価格設定に見えます、今回のお酒は四合1,800円。

20220830164223262.jpg

 上立ち香はちょっと栗(?)っぽいまろやかな香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚ながらもやはりまろやかさのある旨味が自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦渋味が奥深さを添えつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、米と果実の両方を感じるような実に素直な印象の旨味が厳然たる主役、甘味渋味苦味はあくまで脇役、最初から最後まで旨味の魅力を感じられます。
 後味は、渋味苦味がやっぱり柔らかい感じで引き取ってキレます。

 非常に濃い味わいと、一種のまろやかさ柔らかさを両立させた、力強いバランスの芳醇旨味酒でした。
 この濃厚さながら度数がそんなに高くないので、キツさが抑えられているのが特徴的ですねえ。
 風味的にはアル添有りの高アル原酒でよく感じる方向性なのに、このまとまりというのが面白いと感じます。
 福源、次は是非別のスペックもいただいてみたいと思いました。

20220830164230740.jpg

購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:信州おさけ村(新橋)
お気に入り度:8.35/9.0

■記念写真
20220830164107069.jpg

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 福源 純米

2022年09月06日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

梅の宿 純米 生 「アンフェインドサケ」

家飲み記録 梅の宿 純米 生 「アンフェインドサケ」

20220726212020382.jpg  20220726212027482.jpg

 奈良県葛城市、梅乃宿酒造のお酒です。

 梅乃宿のラインナップの中で、「アンフィルタード・サケ」という商品は昔から知られている商品だと思います、
 何といっても「無濾過」というストレートなネーミングなので、私も一度飲んでみたいと思っていました。
 が、なかなかタイミングが合わず飲み損ねているうちに今回の商品に出会った次第です。
 なお、いつの間にやら「UNシリーズ」なる位置づけになっているみたいですね、これから色々と出てくるんでしょうか。

 裏ラベルに記載がある通り「アンフェインド」とは「心からの・真実の」という意味だそうです。
 アンフィルタードに比べると叙情的というか、いまいち意味合いがピンとこないような気もしますが、テイスティングコメントもあるので、そちらは参考になるかと。


 上立ち香は濃厚でほんのりセメダイン混じりの爽やかな果実香がそこそこに。
 含むと、実にバランスが良い印象の甘酸旨味が滑らかな口当たりで入ってきて、ガッツリと飲みごたえを感じさせつつも最後まで引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、あえていうとバナナ系の爽やかな甘酸味とオリ由来の実に濃い旨味が見事に一体化したもので、裏方に徹した苦味も含め、素晴らしいまとまり。
 後味は、苦味の働きながらも実に優しく引き上げます。

 オリ由来のお米の旨味とフレッシュ果実感が素晴らしく纏まった、スタンダードな魅力を最大限に感じさせてくれるお酒でした。
 これは良いなあ、なにかとんがった部分があるわけでは無いのですが、素直に濃厚で素直に旨い感じ。
 そして何気に、裏ラベルのコメントが実に的確なんですよね、ほぼほぼそのまんまの印象でしたし、伝統と革新というコンセプトもなんとなく分かります。
 梅乃宿、次こそアンフィルタードもいただきたいと思いました。

20220726212036087.jpg

購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(三ノ輪)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2022年08月30日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

真上(しんじょう) 純米酒 直汲生原酒

家飲み記録 真上(しんじょう) 純米酒 直汲生原酒

20220412121958747.jpg  20220412122017878.jpg

 茨城県桜川市、村井醸造のお酒です。

 同蔵の別銘柄には「真壁」、そして「公明」があるようです、なんか政治の匂いがしてしまいますが、wikipediaによると「公明(コーメー)は「米(コメ)」に通じるとして名付けられた」とのこと、ちょっと脱力しつつほっこりしますねえ。
 さて、この「真上」については蔵元ホームページに実に率直かつ詳細は解説ページが有るのでそちらをご参照ください。

 そして裏ラベルのスペック情報も無茶苦茶詳細ですね~、種麹まで書いているのは初めて見たかも。
 こちらも昨今敢えて省略するところが多い印象ですが、個人的にはこっちの方が楽しめて好きですね。

20220412122010029.jpg

 上立ち香は甘さとケミカル感のあるスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、トロミを感じさせるような濃厚さとキリリとした引き締まりを両立した印象の旨味が力強い口当たりで入ってきて、甘さ、ケミカル感、苦味もありつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、いい意味で華やかさが抑えられた、お米や水飴を感じる甘旨味が中心、ケミカル感は個性的かつ決して嫌らしくなく、苦味も含め実に独特かつ力強いバランスを保っている印象。
 後味は、その印象を最後まで保ったまま、不思議にスッキリとキレます。

 極めて濃度の高いお米的甘旨味と、実に個性的なケミカル感が絶妙なバランスの、飲みごたえ抜群なお酒でした。
 ついケミカルケミカル連発してしまいましたが、このケミカル感はどう表現すればいいんだろうなあ、ハーブともまた違うし…
 ただ、いい意味でこのケミカル感がこのお酒に個性と奥深さを与えていると思います、これは飲んでみてとしか言いようがないですねえ。
 真上、私としても是非他のスペックもいただきたいと思わせてくれた一本でした。

20220412122024530.jpg

購入価格(税抜):1,454円/720ml
購入した酒屋さん:SAKE Street(浅草橋)
お気に入り度:8.45/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 真上 純米

2022年04月28日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大盃 「macho」 愛山 純米 80%

家飲み記録 大盃 「macho」 愛山 純米 80%

20220405124141423.jpg  20220405124148801.jpg

 群馬県高崎市、牧野酒造のお酒です。

 この蔵には地元密着型の大手酒造というイメージがありますね、私は通常銘柄の大盃及び限定品の馥露酣(ふくろかん)を以前飲んだことがあります。
 今回のお酒はもう見た目が色々と物語ってますねえ、インパクト重視で県外に打って出ようという心意気の表れかと。
 個人的には「モヒカン娘(豊盃)」とか「タクシードライバー(喜久盛)」辺りを思い出すノリと感じます。

 スペックは愛山の精米歩合80%生。
 裏ラベルには「低精白米=たんぱく質のイメージで」とありますが、これは酒米を削るということが玄米のたんぱく質等の部分を落とす行為であるという前提知識が無いとピンと来ないかもしれませんね。
 愛山の低精白といえば七田、風の森、若駒あたりが既に完成度の高い商品を出していますが、そこに食い込めるかどうか…意識しつついただきます。

20220405124204848.jpg  20220405124155770.jpg

 上立ち香は確かにちょっと甘い、バニラ的な香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュな甘味と独特な酸の引き締まりを両立させた味が割と滑らかさもある口当たりで入ってきて、そのバランスを保ったまま、スルリと胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、いかにも愛山っぽいベリー系の甘味を、その名の通り筋肉質な酸苦味が引き締める、ガッツリ飲みごたえを感じさせつつダレないもの。
 後味は、最後の最後に酸辛が出てくる感じで実に力強くキレます。

 言われてみるとタンパク質由来っぽい、実に個性的かつ押し出しの強い味わいを、力強くまとめた芳醇フレッシュ辛口酒でした。
 開栓直後はちょっと硬かったですね、一緒に飲んだ母君曰く「辛すぎる」とのこと。
 数日放置したら甘みが出てきて、ラベルコメント通りの味になった気がします(実は上の感想はそちらのもの)、個人的には放置推奨。
 大盃の新たな一面をみせてくれた、楽しい一本でした。

20220405124212108.jpg

購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店(御徒町)
お気に入り度:8.45/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 大盃 macho 純米

2022年04月13日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

百歳 純米生原酒 旨味封じ込め

家飲み記録 百歳 純米生原酒 旨味封じ込め

20220325140251152.jpg  20220325140300409.jpg

 茨城県水戸市、吉久保酒造のお酒です。

 同蔵の別銘柄には「一品」そして変わり種に「サバデシュ」があります、全国区ではそちらの方が有名かも…
 蔵元ホームページはシンプルながらちゃんと更新されてますね、こういう昔ながらのサイト好きですねえ。

 このお酒は店長さんいわく「毎日このお酒しか飲まない人が二人いる」とのこと、完全なる固定ファンというやつですね。
 誇らしげに掛けられた「吟醸香0」の首掛けラベルも良いですね~、こういうコンセプトのわかりやすさって素晴らしいと思います。

20220325140352537.jpg  20220325140345683.jpg

 上立ち香は甘いというか旨いというか、クリーム的な面白い香りがそこそこに。
 含むと、実にクリーミーな印象の甘旨味が割と柔らかい口当たりで入ってきたかと思うと、尻上がりに強まるアルコール的辛さでしっかり引き締まりながら、
 味わいは、まさにウリ文句通りの、穀物感のあるお米の旨味を凝縮したような、程よく甘さもあるもので、見事に香りと苦味酸味は皆無で、有る種の純度の高さがありますね。
 後味は、アルコールの辛さが旨味を絶妙に引き取って、力強くキレます。

 クリーミーかつ極めて高密度高純度のお米の旨味をアルコールがしっかり引き締める、コンセプトのハッキリした芳醇旨辛酒でした。
 流石に19度なだけに刺激も強いのですが、お米的柔らかさもあるのでただキツいだけじゃないのも面白い。
 いやあこれだけを飲む人がいるのも納得ですね、一言で言えばご飯ですよこれは、食中酒でも単体でも行けますし、個性派で無いのに飲み飽きない、素晴らしいなあ。
 百歳、思いもよらぬ方向から、日本酒の素晴らしさを見せつけてくれた一本でした。

20220325140336843.jpg  20220325140307110.jpg

購入価格(税抜):2,500円/1800ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2022年03月30日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

伊勢の杜の御山杉(みやますぎ) 純米酒生 02BY 

家飲み記録 伊勢の杜の御山杉(みやますぎ) 純米酒生 02BY 

20220318162512197.jpg  20220318162527270.jpg

 三重県三重郡朝日町、稲垣酒造場のお酒です。

 前回に引き続いての紹介なので、詳細は省略。
 こちらは純米スペックで、山田錦に加え地元三重県産の飯米「ミルキークイーン」を使っているのが特徴ですね。

20220318162519219.jpg

 上立ち香はほとんど感じないですね~、
 含むと、ある程度フレッシュながらも柔らかい感じの甘味が自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦渋味と辛さでキリリとしつつ、ゆっくりとした感じで染み込んできます。
 味わいは、お米っぽい旨味と言われてみればミルキーな風味のあるもので、生酒ながら全体として兎にも角にも柔らかくゆるゆると楽しめるバランスが特長ですね。
 後味は、辛さが引き取る形で、しっかりとかつある程度優しくキレます。

 柔らかくクセのない、生酒ながらも落ち着いた旨味を、最初から最後まで素直にじわじわ楽しめるバランス型良コスパ旨辛酒でした。
 ちなみに冷やし過ぎ禁止なお酒ですね、尻上がりに印象が良くなる系なので、トクトクと注いでからゆっくりと楽しむのがオススメ。
 前も言ったとおり、こういうお酒は私以上にもっと広く飲まれてほしいですねえ。
 御山杉、やっぱり凄い銘柄だと思った一本でした。

20220318162540760.jpg  20220318162534004.jpg

購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:酒のサンワ(上野)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2022年03月22日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大嶺 「ゆきおんな」 純米 にごり

家飲み記録 大嶺 「ゆきおんな」 純米 にごり

20220127122150565.jpg

 山口県美祢市、大峰酒造のお酒です。

 極めて「映える」見た目のお酒なのですが、なんとちゃんとした写真を撮り忘れました…痛恨の一言。
 辛うじて一枚撮った写真と、あとは蔵元ホームページをご参照ください。
 どうやらイラストレーターとのコラボ作品のようですね、私個人としては見た目にお金をかけて価格が高くなるのはノーセンキューなのですが、まあ付加価値へのアプローチとしてはありだとは思っております。

 というわけで、お値段は2,000円オーバーと正直かなり割高に感じる設定。
 私としては通常購入対象から外すレベルですが、さていかがでしょうか。


 上立ち香はオリの雰囲気を纏ったラムネ?的な香りが控えめに。
 含むと、非常に濃厚かつみずみずしい甘酸旨味が、オリ由来の力強さのある口当たりで入ってきて、若干の苦渋が奥深さを添えつつ胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、実にフレッシュな濃縮マスカットジュース的心地よい甘さが厳然と中心にあって、お米的な旨味、ほんのりとした苦渋が一体化した感じ、
 後味は、酸メインながら若干柔らかさもある感じで引き上げます。

 フレッシュジューシーかつ濃厚な甘味が非常にわかり易く魅力的な、お値段以上の王道甘旨うすにごり酒でした。
 いやあこれは私が好きなタイプの甘味ですわ…、結局私はこの甘味と旨味の濃さ、そういうストレートな飲みごたえがストライクなんすよねえ。
 なんか日本酒ってまだまだ甘味を出すのを恐れている印象を受けるものが多いので、まさに「こういうので良いんだよこういうので」と言いたくなりますね。
 このレベルで安定してくれれば、見た目云々を抜きにして、毎年買いたいなあと素直に思えます。
 大嶺の評価が自分の中でグンと上がった一本でした。

購入価格(税抜):2,100円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2022年02月16日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

喜楽長 新酒活性生酒 純米にごり

家飲み記録 喜楽長 新酒活性生酒 純米にごり

20220124145930070.jpg  20220124145955674.jpg

 滋賀県東近江市、喜多酒造のお酒です。

 喜楽長は滋賀県を代表するお酒の一つという印象がありますね、私は以前「三方良し」の生酒をいただいたことがあります。
 今回は、新種生にごりを片っ端から飲みたい気分だったためセレクトしました。
 
 穴開き栓の発泡にごりながら、アルコール度数17度というのか個人的には好感度大ですね。
 最近は業界的に低アル化の傾向が著しく、とくに発泡系はシャンパンを気取ったかのようなスカしたお酒が増えている中(暴言)、こういう日本酒!って感じのにごりには問答無用で惹かれるものがあります。
 四合1,200円というお値段も素晴らしい…

20220124150037424.jpg  20220124150125047.jpg

 上立ち香はフレッシュな、オリ的お米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、純度が高い感じのフレッシュな旨酸味がチリチリとしたガスの刺激を伴いつつ入ってきて、最後までキリリとした印象を保ったまま胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、筋肉質な印象のお米由来の旨酸味が厳然たる主役、オリの濃度が高いので飲みごたえはありつつ、甘さ控えめ、苦味はほんのりで、実に自然に杯が進む印象。
 後味は、酸味メイン、苦味サブであくまで自然に、かつしっかりとキレます。

 濃いオリの旨味を、程よい酸味と苦味でキリリと引き締める、筋肉質系のフレッシュ良コスパにごり酒でした。
 なんというか、喜楽長の、新酒の、にごり酒として、実に期待通りの方向性のお酒だと強く思いましたね。
 甘さ控えめ系ながらも、オリの濃さが良いですねえ、それとガス感のバランスが見事の一言。
 喜楽長、コンセプト通りのお酒を仕上げる実力を感じた一本でした。

20220124150114437.jpg  20220124150103053.jpg

購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2022年02月01日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

芳水 「高柿木(たかがき)」  純米生原酒 台力中取り

家飲み記録 芳水 「高柿木(たかがき)」  純米生原酒 台力中取り 30BY

20220325140409510.jpg  20220325140418049.jpg

 徳島県三好市、芳水酒造のお酒です。

 芳水は東京ではほぼ見ないような気がしますが、実は一回家飲みしつつ、ブログには載せてませんでしたね。
 正直なところその際はあまり印象には残っていなかったのですが、今回通販の同梱酒を探しているときにこの生熟スペックが目に止まった次第です。
 なお、こちらは名杜氏高垣克正氏の名前に由来するもので、同氏に師事した杜氏さんが醸したものであるとのこと。

 結論を先にいってしまうと大正解でして、実はこの写真の四合瓶は、一升瓶飲み干した後に追加発注したものだったり。
 飲んだタイミングでは約2年の生熟期間を経ていました、ちょっと飲んで常温が良いと感じたので、その後は部屋の片隅においてダラダラと頂いております。

20220325140427070.jpg

(以下の感想は常温でのものです。)

 上立ち香はココアを彷彿とさせる存在感の強い香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃い旨味が若干のトロミもある非常に柔らかい感じの口当たりで入ってきて、兎にも角にもその柔らかさを最後まで保ったままじわじわと胃の中に染み通ってきます。
 味わいは、チョコやココアを感じる、しっかりと甘味を纏った、しかしやっぱり明らかにお米由来の旨味が厳然たる主役、苦味は皆無ながら複雑さも有って、名状しがたい魅力が有りますねえ。
 後味は、濃厚さが嘘のように自然にキレます。

 生熟でしかなしえない濃度に味乗りしつつも、枯れ感を全く感じさせない、玄妙バランスの超芳醇甘旨ほど熟酒でした。
 うーむ、これは私の表現力・理解力では捉えきれない系のお酒ですねえ、兎にも角にも旨いっすわ。
 正直、私が日本酒ブログ続けているのはこういう思いも寄らないところで、とんでもない一本に出会えた喜びを、少しでも分かち合いたいからといっても良いかもしれません。
 芳水、自分に改めて新規開拓への熱意を思い出させてくれた一本でした。

20220325140435356.jpg  20220325140443810.jpg

購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2022年01月16日 徳島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

梅乃宿 生もと純米奈良流五段仕込 無濾過生原酒 02BY

家飲み記録 梅乃宿 生もと純米奈良流五段仕込 無濾過生原酒 02BY

20211104094911778.jpg  20211104094927504.jpg

 奈良県葛城市のお酒です、同蔵のブログ登場はこれで4回目。

 実はこのお酒は約4年前に飲んでいました、そしてそのことはすっかり忘れて発注してしまった次第です。
 いやあ流石に最近は結構前に飲んだお酒忘れてますねえ、しばらくはほぼ全部覚えてたんですが…
 そうなってくると、このブログでずっと記録を残しているということは大きいですね、今の自分の感想と比べるのもなかなかオツなものです。
 完全に話がそれましたが、このお酒については過去の私が真面目に書いているのでそちらをご参照くださいw

 スペック的には、精米歩合等は以前から変わっていませんが、アルコール度数が16度と原酒の割には抑えられてますね(前は18~19)
 実際度数が2違うと相当印象変わりますからね、その辺りの違いも意識しつついただきます。

20211104094920604.jpg  20211104094934475.jpg

 上立ち香は見事にコーヒーリキュール的な、実に個性的な香りがそこそこに。
 含むと、極めて個性的な風味をまとった甘酸旨味が力強い口当たりで入ってきて、焦げ感も相まって複雑かつ奥深い印象を与えつつ、息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、蜂蜜的な甘さ、乳酸系の酸味、そしてコーヒー豆的な香ばしさのある熟感がそれぞれ強烈に主張しつつも力強くバランスを保つもので、単独でもりもり飲める系ですね。
 後味は、若干全体の余韻を残しつつも、酸味の働きであまりダレずに引き上げます。

 実に濃い甘味旨味熟感が極めて個性的な印象を与えつつ、意外と杯も進む、個性派芳醇バランス酒でした。
 酸味はなぜか梅っぽさもあるかも…と思ったところで銘柄名を思い出しました、この辺りは思い込みもあるでしょうが、やっぱりちょっと繋がりは有る気がしますね。
 前に飲んだときより、個人的にはまとまりというかこなれてきたというか、商品としての完成度がかなり上がったように思えます、このあたりは流石ですねえ。
 梅乃宿の、イロモノスペックを仕上げてくる実力を感じた一本でした。

20211104094941716.jpg

名称:梅乃宿 生もと純米 奈良流 五段仕込 無濾過生原酒 26BY
蔵元情報:梅乃宿酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年12月06日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

北島 みずかがみ 純米 直汲み無濾過生原酒 02BY

家飲み記録 北島 みずかがみ 純米 直汲み無濾過生原酒 02BY

20210924142602244.jpg  20210924142609926.jpg

 滋賀県湖南市のお酒です、ブログでの登場は5回目。

 北島は最近「大入りひっぱりだこ」やら「酸基醴もと(さんきあまざけもと)」やら変わり種を飲んでいましたが、今回は割とスタンダードな「みずかがみ」をセレクトしてみました。
 まあスタンダードとはいったものの、滋賀の飯米「みずかがみ」を使用した純米生であるという時点で、十分チャレンジングな製品だとは思います。
 私が前回家飲みしたのは約5年前ですし、ちゃんと定番品として定着しているのは素晴らしいことかと…

 ちなみに日本酒感想日誌さんが同BY(多分ロット違い)のお酒の紹介を既に上げられています(こちらは半年遅れ…)
 そちらでは非常に高評価でしたね、なお下記の私の感想は、基本他の方の感想を見ずにリアルタイムで書き残しているので、内容が引っ張られていることは無いということを付記しておきます。

20210924142618487.jpg

 上立ち香はカッチリとしつつほんのり甘いフレッシュな香りが控えめに。
 含むと、実に濃厚かつ高密度の甘旨味が力強く、ただどこか柔らかさもある口当たりで入ってきて、尻上がりに強まる苦味でしっかり引き締められつつじんわりと染み込んできます。
 味わいは、若干の硬質さを感じる芯がしっかりした甘旨味が主役で、非常に強い飲みごたえがありますね、ちょっとハーブ系の風味もありつつ、ダレ感皆無のバランス。
 後味は、キツさを抑えられた苦味が引き取ってしっかりキレます。

 高密度ながらも硬質なまとまりを魅せる、非常にキレの良い芳醇フレッシュ旨味酒でした。
 いやあこれは好みですねえ、月並みな表現ですが、甘味がしっかりあって、それでいて極めてキレが良い。
 なによりこのインパクトが「無濾過生原酒飲んでる!」って感じで良いんですよ、コスパも最高クラスですしほぼほぼ非の打ち所がないんじゃないかしら、オススメ!
 北島、やはり諸々の地酒の中でも、頭一つ二つ抜け出ていると思わせてくれる一本でした。

20211031191449727.jpg

名称:北島 みずかがみ 純米 直汲み無濾過生原酒 02BY
蔵元情報:北島酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年11月09日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

神蔵 言葉音(コトノハノオト) 純米 無濾過生原酒 京都産祝65

家飲み記録 五紋神蔵 言葉音(コトノハノオト) 純米 無濾過生原酒 京都産祝65

20210924142414791.jpg  20210924142422213.jpg

 京都府京都市のお酒です、前回に引き続いてのご紹介。

 確か蔵のラインナップ的には「五紋神楽」自体が限定品という位置づけだったかと思いますが、こちらはその中でもレアな逸品かと。
 裏ラベルにもある通り、FM京都とのコラボ酒らしいのですが、今は出てないらしいんですよね。
 実は、以前神奈川建一さん主催のオフ会に出た時に無茶苦茶印象が良くて、何とか買いたいと思っていたのですが、出遅れた関係でどこにも見当たらず…
 ほぼ諦めていたところ、宝物がこれでもかと湧いて出てくる府中の酒屋、鴨下酒店さんにギリギリ残っていたので喜び勇んで購入した次第です。

 スペックとして特徴的なのは、なんと行っても使用米「祝」でしょう。
 京都の酒米らしいのですが、全く飲んだことも聞いたことも有りませんでした、関西ではメジャーだったりするのかしら…
 なお実際は令和3年7月に飲んでおります、生熟コンディションですね。

20210924142440253.jpg  20210924142431659.jpg

 上立ち香は程よく熟した感じの濃厚なりんご香りがそこそこに。
 含むと、実に密度の高い甘酸旨味がほどよく引き締まった口当たりで入ってきて、脇役のほんのりとした苦渋味が優しく輪郭を整えつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、蜂蜜掛けの青りんご的に爽やかながら、甘味がガッツリブーストされた甘酸味が主役、苦渋味は完全に脇役に徹しつつも一種の軽さを演出し、バランスの良さも相まって無限に飲めそう。
 後味は、甘さの存在感が嘘のようにスッキリとキレます。

 蜜感たっぷりの甘味と、爽やかで果実的な酸味を、濃厚さと軽さを両立させつつ楽しませてくれる、超バランス酒でした。
 なんとなくちょっとした木香的な風味もあって、ある程度個性もあるのも良いですね~、これは期待以上かも。
 実は私はこのお酒を最初飲んだとき、花陽浴かと思ってしまったんですよね、まあ冷静に考えると全然違うのですが、この濃厚さと完成度の高さで想起したのだと思います。
 神蔵、是非これと同系統のスペックを飲んでみたいと思いました。

20210924142450026.jpg  20210924142457875.jpg

名称:五紋神蔵 言葉音(コトノハノオト) 純米 無濾過生原酒 京都産祝65
蔵元情報:松井酒造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.7/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年10月13日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

十六代九郎右衛門 低アルコール純米 生原酒 山廃

家飲み記録 十六代九郎右衛門 低アルコール純米 生原酒 山廃

20210929172034481.jpg  20210929172042575.jpg

 長野県木曽郡木祖村のお酒です、前回に引き続いてのご紹介。

 こちらの特徴はアルコール度13度というところですね、ちなみに前回は16度でした。
 低アルコール酒はまさに最近の大きな潮流ですが、正直あまり良いイメージはなかったりします。
 確かに飲みやすいのですが私の重視する「飲みごたえ」はやはり落ちますからねえ、まあ当然なんですが。
 
 ただ、こちらは山廃、そして生原酒ということころに惹かれましたね。
 地酒屋こだまさんで出会ったので試飲もさせていただいて、印象も良かったのでセレクトしました。
 裏ラベルの「山廃仕込でがっちりボディ!」というフレーズも、今回は腑に落ちる感じ。

20210929172222542.jpg

 上立ち香は乳酸と甘さを感じる、まさにヨーグルト的な香りがそこそこに。
 含むと、実に濃厚な乳酸系の甘酸味が、フレッシュかつそこそこ柔らかい口当たりで入ってきて、あくまで酸味が引き締め役をこなしつつ、最後まで自然なまとまりで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、超濃厚なアルコール入りヨーグリーナといった印象の、フレッシュ・乳酸感・甘味の要素が極めてバランス良く、かつしっかり飲みごたえがあるもの、これはほんとグイグイいっちゃいますね。
 後味は、優しい乳酸味が完全にメインで、渋味的な引き締まりも見せつつ、見事に引き上げていきます。

 低アルコールらしいある種の軽さと、山廃的飲みごたえを両立した、個性派乳酸甘旨酒でした。
 いやあこれはコンセプトがハッキリしてますね~、薄さを感じさせないまま実にスルスルと飲める印象。
 また、他に見ない感じの味わいなので、食事との合わせ方とかは改めて検討する必要がありそうですね、まあ酸が強いのであまり深く考えなくても食中酒として優秀だと個人的には思いますが。
 九郎右衛門の新たな可能性を感じた一本でした、今後もチャレンジしていって欲しいですね。

20210929172237965.jpg

名称:十六代九郎右衛門 低アルコール純米 生原酒 山廃
蔵元情報:株式会社湯川酒造店
購入価格(税抜):1,351円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年10月04日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

瓢太閤(ひさごたいこう) 純米酒 生原酒

家飲み記録 瓢太閤(ひさごたいこう) 純米酒 生原酒

20210912181604141.jpg  20210912181611820.jpg

 徳島県板野郡上板町のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 前回の弥栄鶴に続いて、東京近郊ではほとんど見かけることがない銘柄ですね、こちらは御徒町の吉池で購入しました。
 wikipediaによると、同銘柄は江戸時代から阿波市の「太閤酒造場」で造られているようですが、同蔵は近年地場の酒類総合メーカーの「日新酒類」に法人としては統合されているようです。
 なんとなく日本酒業界では良くあるパターンの気がしますね。
 こちらの場合、蔵も銘柄も存続させているようですし、ホームページ等表から見る限りでは「酒造り」についてちゃんとリスペクトしてそうな印象を受けます。

 今回いただくのは例によって新酒生原酒ですが、ラベル記載のスペック情報は貧弱です。
 地酒にありがちではありますが、この裏ラベルを見ちゃうと、流石に情報公開面、アピール面では「努力不足」って感じがしちゃうなあ…、県外に売る雰囲気には思えないですね。

20210912181637543.jpg

 上立ち香はフレッシュかつキリッとした雰囲気の香りがそこそこに。
 含むと、甘・旨・酸がそれぞれ控えめに主張するフレッシュでバランスの良い味わいがスルスルと入ってきて、引っかかりを感じさせないまま胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、なんというかアルコール入りスポーツドリンク的な、実にクセのない旨味を中心にしつつ、フレッシュな酸とほんのりとした苦味の働きも相まって、兎にも角にも自然に飲み進めてしまうバランス。
 後味は、全体のスッキリとしたバランスを最後まで保つ形で、素晴らしく自然にキレます。

 全体的に控えめな主張をしつつ、徹底的に飲み進め易さを追求した、フレッシュ旨酸酒でした。
 これは非常にわかりやすい魅力があるお酒ですね~、個人的には甘味が物足りないものの、全体的に非常にハイレベルだと思います。
 正直に言ってしまうと、東京であまり見ない銘柄はどうしても古臭さ田舎臭さがあることが多い印象があるのですが、このお酒は実にクセのないまとまりなのが素敵。
 瓢太閤、機会があれば是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。
 
20210912181646033.jpg

名称:瓢太閤(ひさごたいこう) 純米酒 生原酒
蔵元情報:日新酒類株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.3/9.0

■吉池での購入品記念写真
20210912181626914.jpg
 同店は家飲み晩酌派には天国っすね…

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 瓢太閤 純米

2021年09月21日 徳島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

弥栄鶴 山廃純米七〇活性にごり 2020 生酒

家飲み記録 弥栄鶴 山廃純米七〇活性にごり 2020 生酒

20210912181248049.jpg  20210912181255663.jpg

 京都府京丹後市のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 こちらは御茶ノ水の「名酒センター」で購入しました、関東ではほとんど見られない銘柄なんじゃないでしょうか。
 前に笹祝の記事でも書きましたが、やっぱり同店はこういうレア銘柄に出会えるのが魅力ですね~
 蔵元ホームページを見てもあまり特筆すべき情報はないかな…地元では有名なのかしら。
 他の銘柄に○○蔵舞(くらぶ)というものもあるようです。

 今回いただくのは山廃生、かつ活性にごりという割と珍しいパターンのお酒。
 地元の酒米である「京の輝き」を使用していることや、日本酒度が+12を超えているところが目に留まります。

20210912181309026.jpg  20210912181317210.jpg

 上立ち香はまさにお米って感じのフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、やはりオリ由来の非常に濃厚な旨味が、山廃らしい酸味も相まって非常に力強い口当たりで入ってきて、最後まできっちり引き締まったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、まさにお米的な旨味が厳然たる主役、甘さはふわっと感じる程度で、酸味とフレッシュさで濃度を感じさせない飲み進めやすさがありますね、全体的には兎にも角にも筋肉質でキリリ。
 後味は、酸味がやはり力強く引き取ってしっかりとキレます。

 甘さ控えめの、旨味と酸味が極めて力強くバランスを取る、キリリ系芳醇フレッシュ酒でした。
 食中酒としては、油ものとか味が濃い料理をしっかりと受け止めてくれると思いますね。
 また、新酒生酒である意味完成している感じなのは、伝統的山廃とモダン山廃のハイブリッドって感じでしょうか(寝かせたらどうなるんだろう…)
 弥栄鶴、次はまた他のスペックも頂いてみたいと思いました。

20210912181337259.jpg  20210912181324303.jpg

名称:弥栄鶴 山廃純米七〇活性にごり 2020 生酒
蔵元情報:竹野酒造有限会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:名酒センター(御茶ノ水)
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年09月15日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 特別純米酒 山廃仕込

家飲み記録 田酒 特別純米酒 山廃仕込

20210826181049478.jpg  20210826181057899.jpg

 青森県青森市のお酒です、当ブログでも相当回数登場している有名銘柄ですね。

 銘柄については改めて語ることも無いでしょう、青森が誇る超有名銘柄ですね。
 今回は昔ながらの定番スペックながら家飲みでは初めての山廃純米、それも一升瓶をセレクトしました(そもそも四合瓶ってあるのかしら)
 最近の田酒特別純米は一回火入れになった関係で要冷蔵となり、なかなか一升瓶は保存しにくいと思うのですが…
 店長さんに常温保存はどうか聞いてみたところ「お店の倉庫とかで放置でもしない限り大丈夫ですよ」とのこと。
 ということでお言葉に甘えて、常温保存の常備酒としてゆるゆるといただきました。
 
 裏ラベルのスペック情報は貧弱ですね、加水一回火入れ、使用米は田酒スタンダードの華吹雪だったはず。

20210826181105731.jpg  20210826181112603.jpg

 上立ち香はほんのり酸を感じる、ほどほどに落ち着いた香りがほんのりと。
 含むと、柔らかな甘味と、やはり柔らかな酸味が融合した味わいが自然かつしっかりとした口当たりで入ってきて、最後まで程よく引き締まった印象のまま、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、ヨーグルト的な乳酸味と、まさにお米的な田酒らしい旨味が見事に一体化した感じのものですね、苦味皆無かつ非常に落ち着き・まとまりがしっかりしているのでじんわりゆるゆると飲めますね。
 後味は、乳酸の働きで優しく柔らかく、そしてしっかりとキレます。

 田酒の定番スペックとして納得感が凄い、お米の旨味たっぷりの柔らかバランス酒でした。
 いやあやっぱり旨味がお米!って感じなのが凄いというか見事なんですよねえ、このブランドに密着した絶妙な個性の確立ぶりは、十四代以上といえるんじゃないかしら。
 こういうお酒が常温棚に鎮座ましましていると家飲みライフの安心感が違うんですよね~、一升瓶の良いなあとちょっと思ってしまったりして。
 田酒スタンダードラインの貫禄十分な一本でした。

20210826181119341.jpg

名称:田酒 特別純米酒 山廃仕込
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):3,091円/1,800ml
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年09月06日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

南部美人 雄町純米酒 オリガラミ生原酒 「雄三スペシャル」

家飲み記録 南部美人 雄町純米酒 オリガラミ生原酒 「雄三スペシャル」

20210826181201869.jpg  20210826181212362.jpg

 岩手県二戸市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 全国区としてもかなり有名銘柄かと思われる南部美人です、社長のキャラクターが濃いことでも有名ですね。
 今回は「雄三スペシャル」と銘打っていますが、こちらは同蔵常務の久慈雄三氏がこだわって造ったことからのネーミングのようです。
 蔵元ホームページのスタッフ紹介には、まさにその久慈一族とその仲間たちっていう感じの方々の写真が掲載されていますね。
 こういう「顔が見える」演出含め、やっぱり面白い情報発信の蔵だなあと思います。

 スペック情報は裏ラベルに結構詳細に載っているのでそちらをご参照ください。
 ちなみに雄三スペシャルは昨年まで一升瓶限定だったそうです、個人的には要冷蔵で四合瓶出さないのは正気の沙汰ではないと思っているので、とてもいい傾向だと思いますね。

20210826181221454.jpg  20210826181230352.jpg

 上立ち香はセメダインやぶどうを感じる濃ゆい香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚でインパクトの強い甘苦味がドドドと入ってきて、オリ的なトロミも若干感じさせつつ、若干の辛さ的刺激もあいまって最期まで存在感を示しつつ染み込んできます。
 味わいは、ぶどう的甘味とオリ由来の旨味、若干ケミカルで硬い感じの苦味が一体化した個性的なもので、キツくなりそうなところをオリの柔らかさでなんとかカバーしている印象。
 後味は、その複雑な味わいを、時間差で出てくる辛さが引き取る形で、結構しっかりキレます。

 苦味主体の複雑・硬質・ケミカルでインパクトのある風味と、フレッシュかつ濃厚な甘味がせめぎ合う、超弩級密度の芳醇酒でした。
 これはなかなか面白いですねえ、正直開栓後一日二日では思いっきり硬いのですが、甘味の働きで割と個性の一環として楽しめる印象。
 ただ、こういうお酒こそなんかもっと良いタイミングで蔵出しできないのかしらとちょっと思ってしまいますねえ、まあ前は一升瓶限定だったことを考えると、自家熟成上等の好事家向けなのかも。
 (というか燗付けをサボった私が悪いのでしょう)
 南部美人の意外な一面を見せてくれた一本でした。

20210826181239380.jpg

名称:南部美人 雄町純米酒 オリガラミ生原酒 「雄三スペシャル」
蔵元情報:株式会社南部美人
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 南部美人 純米

2021年09月03日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

南部関 ヒカリノミチ 花巻農業高校産米使用 純米無濾過生原酒

家飲み記録 南部関 ヒカリノミチ 花巻農業高校産米使用 純米無濾過生原酒

20210826181343302.jpg 20210826181352502.jpg

 岩手県花巻市のお酒です、同蔵のお酒の紹介は3回目。

 同蔵の県外向け別ブランドとしては酉与右衛門(よえもん)があり、そちらは何度かいただいております。
 通常ブランドは南部関、この「ヒカリノミチ」はその中でも花巻農業高校産米を使用したお酒に付けられるようです。
 ヒカリノミチとは、ラベル記載の通り、宮沢賢治が花巻農学校の教員時代に生徒の意識高揚のために作った精神歌の一節にある言葉で、生徒達が歩む未来を表しているとのこと。
 岩手酒には宮沢賢治由来の銘柄は結構あったように思えますが(銀河鉄道の夜とか)、ここまで由来とスペックが密接に関わっているお酒そうはないんじゃないでしょうか。

 裏ラベルには詳細なスペックの記載が有りますね、特筆すべきは有名な飯米「ひとめぼれ」使用ということでしょう。
 ちなみに、以前神奈川建一さんが加水火入れスペックの記事を上げていらっしゃいますが、私は当然のように生原酒をセレクトしております。

20210826181401022.jpg 20210826181413770.jpg

 上立ち香は割とハッキリセメダインを感じるスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、酸味をしっかりと纏った力強い旨味が勢いの良い口当たりで入ってきて、そのまま酸がしっかりと引き締め役をこなしつつ、胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、フレッシュ系の旨酸酒としての王道を行くような、甘味僅少で果実というよりはお米由来っぽい、若干ケミカル感を纏ったクドさ皆無の旨酸味が最初から最後まで主役を演じつつ、雑味を感じさせない食中万能的なバランス。
 後味は、やはり酸とケミカル感が引き取って見事にキレます。

 フレッシュなお米らしい旨酸味をケミカル感が更に引き締める、質実剛健的キリリ酒でした。
 これは確かによえもんらしいというか、そっち系のまとまりかたですねえ~。
 私のストライクではありませんが、やはり個性がしっかりしているのと、どんな料理にもあいそうというところは素敵だなあと思います。
 フレッシュかつキリリとしたお酒が好きな方には是非オススメ。

20210826181421399.jpg

名称:南部関 ヒカリノミチ 花巻農業高校産米使用 純米無濾過生原酒
蔵元情報:合資会社川村酒造店
購入価格(税抜):1,327円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年09月01日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

小松人(こまつじん) 純米酒 無濾過生原酒

家飲み記録 小松人(こまつじん) 純米酒 無濾過生原酒

20210607111655495.jpg  20210607111702804.jpg

 石川県小松市のお酒です、同銘柄の紹介は初めてですが、同蔵のお酒としては3回目。

 こちらを醸す蔵の別銘柄は「春心」、そちらの方が知られているかと思います。
 この銘柄については…、うーむググってもほぼほぼ情報が出てこないんですよねえ、蔵元ホームページにも、ラベルにも記載無いですし。
 多分酒屋さんに聞けば色々教えてくれたと思うのですが、なかなか店頭で一本一本細かく聞くのもねえ…
 結局確実な情報発信は1にラベル、2にホームページなのですから、たとえ限定ブランドだとしても、その辺りはしっかり情報発信して欲しいと個人的には思います。 

 というわけでスペック情報も貧弱ですね、精米歩合は65%
 まあ「対面販売の日本酒」という記載から確信犯的な情報の少なさなのでしょう。

20210607111710568.jpg

 上立ち香はハッキリと柑橘系の酸を感じる爽やかな香りが控えめに。
 含むと、やはりフレッシュで強めの酸味が、オリ由来の柔らかな甘旨味とともに力強くかつとろみの有る口当たりで入ってきて、変な雑味を感じさせないまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、うーんこれは酸味にちょっと苦味も伴っているのかなあ、砂糖入りグレープフルーツ的な風味ですね、ただオリも有って実は中心は旨味な感じなんですよねえ、これが出汁系の旨味ってやつでしょうか。
 後味は、酸味がしっかり仕事しつつ、これがまた非常に自然に引き上げます。

 解像度の高い酸味と、砂糖系の甘味を伴う、実に力強い旨味が特長的な、超個性派芳醇フレッシュ酒でした。
 いやあこれは面白いなあ…、今まで飲んできた春心は私にはちょっと甘味が物足りなかったのですが、こちらは割とストライクゾーンです。
 それでいて酸味と甘味に春心らしさもあって、蔵として一本筋が通っていることをしっかりと感じさせてくれました。
 小松人、そして春心、今後より注目度を上げていきたいと思いました。

20210607111725983.jpg  20210607111718621.jpg

名称:小松人(こまつじん) 純米酒 無濾過生原酒
蔵元情報:合同会社西出酒造
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年08月19日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

淡墨桜(うすずみざくら) 純米酒 ピッチピチ生原酒

家飲み記録 淡墨桜(うすずみざくら) 純米酒 ピッチピチ生原酒

20210811150151010.jpg  20210811150159093.jpg

 岐阜県岐阜市のお酒です、ブログでの登場は初めて。

 こちらを醸す蔵の別銘柄には長期熟成酒で知られる「達磨正宗」があります、そちらのほうが圧倒的に有名でしょうね。
 淡墨桜とはWikipediaによると「岐阜県本巣市の根尾谷・淡墨公園にある一本桜。樹齢1500年以上のエドヒガンの古木である。日本五大桜または三大巨桜のひとつ。」とのこと。
 この銘柄名と透明ラベル、モノクロのラベルが相まって、見た目にはなかなかのオーラが有るように思えます、こういうのはまさにセンスですねえ。
 それでいて「ピッチピチ生原酒」というネーミングは若干シュールですが…、まあ蔵的にはレアな生酒なんでわかりやすさ重視なのでしょう(個人的には好き)
 
 スペックで特筆すべきなのは使用米が「ハツシモ」であることでしょう、関東では全く聞きませんが、岐阜県ではもっとも多く作られている飯米だとか。
 杜氏と生産者の写真が載っていることも含め、そういう地元産米利用というのもコンセプト上大きなポイントなのでしょうね。

20210811150206469.jpg

 上立ち香はアルコールやケミカル、そしてハーブを感じるスッキリした香りがそこそこに。
 含むと、やはりケミカル感で引き締まった印象の旨味がスルスルと入ってきて、しっかりとした酸と結構強めの渋味でガッツリと引き締まったまま胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、スースーしたハーブ感のある、青い感じの非常に筋肉質な旨酸味が主役、ただ甘味も寄り添っていて辛さ一辺倒ではないですね、当然のように食中万能系。
 後味は、草のクール感と酸味で素晴らしくスッキリとキレます。

 強く、青く、クールな、端から端まで筋肉質な印象ながら、ちょっとチャーミングな甘味もある超キレ良し食中万能酒でした。
 たしかにピッチピチではあるのですが、如何せん甘味が少ないので個人的には苦手ではあります。
 が、全体のまとまりの良さと方向性のブレのない感じは、間違いなく固定ファンが付く系のお酒ですね(むしろ山陰の辛口に近い印象)
 ちなみに開栓後数日で俄然まとまってきた感じもあります、じっくりやるべき系のお酒ですね(本当は燗も試すべきだったのですがサボッてしまった…)
 淡墨桜、個性をしっかりと感じた一本でした、達磨正宗同様覚えておこうと思います。

20210811150213238.jpg

名称:淡墨桜(うすずみざくら) 純米酒 ピッチピチ生原酒
蔵元情報:合資会社白木恒助商店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年08月14日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |

» 次のページ