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自然酒 和醸 特別純米 山田錦 袋吊り無濾過生原酒 30BY

家飲み記録 自然酒 和醸 特別純米 山田錦 袋吊り無濾過生原酒 30BY

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 福岡県京都郡みやこ町のお酒です。
 前回に続いての登場ですね。

 29BYの生熟が個人的に非常に印象深かったため、割と間髪入れずにうのかわ酒店さんに発注を入れてしまいました。
 ただ、そのときの店長さんのコメントが「まだ若くてこの前とはかなり印象違うと思いますよ」とのこと、意味深というか微妙にたじろいだのですが、それはそれでということでそのまま購入。
 日本酒の飲み頃って本当に難しいんですよね…、ワインみたいに軽々しく数年寝かせするわけにもいかないし…(生酒は特に)
 ただ、バッチリなタイミングで開けると無茶苦茶旨いというのも事実だと私は思っております。

 スペックはこれまたラベルに完璧に記載があるところが嬉しいですね。
 さらには裏ラベルにコンセプトや想いがしっかり書かれているのも素敵だと思います、やっぱり情報は積極的に出すべきですよええ。

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 上立ち香はマスカットとケミカル感のある独特の香りがそこそこに。
 含むと、口がすぼまるレベルの渋味を纏った味わいがグワッと入ってきて、口内で刺激的に暴れながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、結構奥深いブランデー的(?)旨味を確かに感じさせつつも、今回はとにかく痛いほどの渋味と辛さが引っ掻き回してきますね、甘味は控えめで酸味はそこそこ。
 後味はやはり渋辛が引き取る感じで、力尽くながらもバッチリキレます。

 流石にこれは堅いというか渋辛さがキツ過ぎる…、店長さんの言葉の意味がよくよく分かりました。
 ので、思い切って開栓後常温で一ヶ月ほど放置してみました。
 そしたら旨いんですよねえ…、まだまだ渋味はありますが、旨味とちゃんとバランスが取れて、柔らかさすら感じさせてくれます。
 ここまでわかりやすいと、私のような自家熟消極派でもこういう変化を楽しめますね。

 速醸らしからぬ、無茶苦茶強い酒質と扱いの難しさを兼ね備えた玄人向け辛口酒でした。
 流石にこういうお酒は前提知識なしでは美味しく飲むのは難しいかも…、蛇形みたいな要解説酒にも思えました。
 次回はまたまた同じ蔵のお酒を紹介したいと思います。

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名称:自然酒 和醸 特別純米 山田錦 袋吊り無濾過生原酒 30BY
蔵元情報:林龍平酒造場
購入価格(税抜):1,661円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:開栓直後は8.2 放置後は8.5/9.0

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2019年09月02日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

自然酒 和醸 特別純米 袋吊り無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 自然酒 和醸 特別純米 袋吊り無濾過生原酒 29BY

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 福岡県京都郡みやこ町のお酒です。
 当ブログでの登場は7回目とかなりのペース。

 前回飲んだ印象が非常に良かったこともあり、リピートさせていただきました。
 数年前から繰り返し言っていますが、未だに福岡県外の取扱い店がうのかわ酒店さんだけっていうのが納得いかないんですよね…、これだけ地酒屋が存在するのに、ちゃんと情報収集しているのかとすら思ってしまう次第。
 私としては、うのかわ酒店さんに発注する場合はほぼ必ずこちらの蔵のお酒は同梱するぐらいに、絶大な信頼を寄せているところです。

 さて、今回いただくのは地元の無農薬栽培山田錦利用の無濾過生原酒、精米歩合は60%です。
 詳細スペックの記載が有るのはありがたいですね、日本酒度+10とかなり高めなのが目につきます。
 製造年月は2018年の10月ですが、29BYということなので1年程度の生熟期間を経ているものと思われます。

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 上立ち香はアルコール混じりの濃厚な完熟果実香が控えめに。
 含むと、柔らかい酸と辛さで程よく引き締まった印象の旨味が自然な口当たりで入ってきて、最後まで存在感を保ちながらもスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、洋梨的な風味を纏った甘さ控えめの酸旨味が中心ですね、ただ苦味等の雑味は皆無で、熟し方は極めて柔らかく、全体としては一種の軽さと飲みごたえをバッチリ両立させている印象。
 後味は、いやあこれがほんのりとアルコールを感じさせつつも自然に消え失せる感じで、完璧レベルのキレですね。

 ボリュームたっぷりのコクを感じさせつつ、後味のキレが素晴らしい、ダイナミックバランス酒でした。
 これは完全に飲み進めるほど魅力が増してくるタイプのお酒ですね…、実際開栓後常温保存でも全く問題無し、速醸でこれだけ強いお酒は珍しいでしょう。
 この旨味の存在感は熟成無濾過生原酒ならではだと思いますが、袋吊り故か純度も高い感じなのが素敵ですね、いやあこちらの蔵はやっぱり実力派ですよ…
 実は同銘柄を早速リピートで飲んだので、次はそちらを紹介したいと思います。

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名称:自然酒 和醸 特別純米 袋吊り無濾過生原酒 29BY
蔵元情報:林龍平酒造場
購入価格(税抜):2,950円/1,800ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年08月31日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

和る(waru) あらばしり特別純米 生酒

家飲み記録 和る(waru) あらばしり特別純米 生酒 

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 山口県萩市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、小山商店購入酒の4本目。

 こちらを醸す岡崎酒造場の通常銘柄は「長門峡」、そちらの方が有名ですね。
 ググってもあまり情報が出てこないので、相当数が少ない限定品なんじゃないかと想像します(蔵元ホームページにも情報は無さそう)。
 割とこういう超限定品とかプライベートブランドとかが多いのも小山商店さんの特徴なんじゃないかと思いますね、それでいて定番品もちゃんと揃えてあるところが凄い。
 
 さて今回は精米歩合60の新酒あらばしりです、いかにもフレッシュな感じですが、1月製造4月開栓なので若干生熟コンディションでいただいてます。
 スペック的に特徴的なのは、麹米に山田錦を使いつつ、掛米に山口県の酒米「西都の雫」を使っていることでしょう。
 西都の雫は山口では結構な蔵が使っている印象ですね、ググると五橋の蔵元の解説記事が出てきました、県としてかなり押してそうな印象ですね。

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 上立ち香はまだ残るフレッシュ感と砂糖菓子的な甘さが混じった香りがそこそこに。
 含むと、かなりスッキリとした印象の旨味がスルスルと入ってきて、心地よい酸と程よい渋味が寄り添うことで、最後まで自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、良い感じのセメダイン感と酸味を伴った引き締まった旨味が主役、渋味が若干あるのですが、全体が非常に良いバランスでまとまっていて、ひたすらスルスルと飲める印象。
 後味は、酸味が程よく引き取る形で、自然に引き上げてくれます。

 飲みごたえのある旨味と、自然な酸渋味がいい感じで溶け合う、飲み飽きない系の芳醇旨酸酒でした。。
 これは役割的には万能のお酒ですね~、食中酒としてバッチリですし、単体で飲んでもなかなか飲みごたえがあります。
 そして、杯を重ねるごとに魅力が増すタイプだと思います、ゆるゆると永遠に飲んでいきたいですねえ。
 和る長門峡も含め、また別のスペックも頂いてみたいと思いました。

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名称:和る(waru) あらばしり特別純米 生酒
蔵元情報:有限会社岡崎酒造場
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年08月23日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

登龍(とりゅう) 特別純米 せめ 「華」 磨き50 生酒

家飲み記録 登龍(とりゅう) 特別純米 せめ 「華」 磨き50 生酒

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 福島県白河市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め初めていただきます、小山商店購入酒2本目。

 こちらは在庫僅少の四合瓶酒用っぽい冷蔵庫で見付け、購入しました。
 私のようなマニアにとっては、小山商店さんはやっぱり楽しい場所でしたね~、まだまだ知らない銘柄が有るということをストレートに実感させてくれました。
 この登龍もその一つです。
 「龍」と名の付く銘柄は多々ありますが(黒龍、白龍、龍力、睡龍、長龍、etc…)、その中でも東京では入手しにくい部類に入るのではないでしょうか。
  なお蔵元ホームページによると、同蔵は他に「白陽」という銘柄も出しているようです。
 
 スペック情報はあまり記載がないですね、精米歩合50と比較的高精白ながら、特別純米表記の生酒。
 「せめ」というのは一つのポイントでしょうね、そのためかお値段は抑えめ。

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 上立ち香は落ち着いた印象のアップルティー(?)的香りがそこそこに。
 含むと、福島酒らしいコクのある旨味が結構な渋味を伴いつつ結構押しが強い感じで入ってきて、アルコール感による独特な引き締まりを感じさせながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、なんとなく蜜っぽい甘味と落ち着いた渋味がせめぎ合う、飲みごたえがしっかりありながらも、ついつい自然に飲み進めてしまう感じでバランスが取れたもの。
 後味は、渋味の余韻を少々口中に残しつつ、見事にキレます。

 福島酒の魅力をしっかり凝縮したような、奥深さとバランスを見事に両立させた感じの芳醇程々熟旨酒でした。
 責めっぽい重さも若干感じるものの、荒い感じがしないのが素晴らしいですね、こうなると中取りとかも飲んでみたいなあ。
 ちなみに常温ぐらいが甘味が出てきて私は好きですね、ただ冷やしたときの引き締まった感じもなかなか素敵。
 登竜、次はまた別のスペックも飲んでみたいと思いました。

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名称:登龍(とりゅう) 特別純米 せめ 「華」 磨き50 生酒
蔵元情報:合名会社大谷忠吉本店
購入価格(税抜):1,359円/720ml
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.5/9.0

■お店の外観
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 流石に素敵な佇まいですよね…

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2019年08月19日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

参宮 特別純米酒 愛山

家飲み記録 参宮 特別純米酒 愛山 

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 三重県名張市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 前回はワイン風ボトル入りの変わり種、「アンプレビュ」をいただいています。
 次はスタンダードスペックをいただこうと思っていたところ、このお酒があったので通販時に同梱してみました。
 特徴は愛山利用ということですね、いやあそれにしても愛山酒増えましたね~、もはや幻の酒米という形容も相応しくないぐらいに広まっているかと。
 裏ラベルにはしれっと「酒米の宝石と呼ばれる愛山」とか書いてありますが、個人的にはちょっと「本当か?」と思ってしまいますね(笑)

 精米歩合は60%、それで税抜1,400円はかなり良心的でしょう。
 9月出荷を翌年3月開栓と、結構間が空いています。
 気になるのは要冷蔵の表記がないんですよね、二回火入れなんでしょうか。
 (火入れ回数は露骨に味に影響すると思っているので、やっぱり記載が欲しい…)

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 上立ち香は程よく熟した感じの果実香がそこそこに、
 含むと、、やはりかなり熟感を纏った旨味が、若干舌にまとわりつく感触を伴いつつも、最後まで崩れずにじわじわと染み込んできます。
 味わいは、若干過熟かもしれないレベルの熟感のある甘味がメイン、酸味は控えめで、苦味もほんのり感じる程度ですね、紅茶感も少々あって、全体として独特のまとまりはあります。
 後味は、少々の苦味が引き取りつつ、わりと柔らかく引き上げてくれます。

 砂糖入りの紅茶を彷彿とさせる高濃度の旨味が特徴的な、甘口熟感酒でした。
 上では過熟と書きましたが、正直ちょっと老ねちゃってますね…、ただもうちょっとおいて枯れ感が出てきたら良い感じになりそうな雰囲気もあります。
 というかやっぱり要冷蔵表記無いのが解せないなあ、火入れ回数は不明ですが単純に常温保存に耐えられないお酒だったんじゃないかしら…、それとも自分の二回火入れアレルギーかなあ。
 参宮、次はまた生酒を試してみたいと思いました。

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名称:参宮 特別純米酒 愛山
蔵元情報:澤佐酒造合名会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.0/9.0(というかコンディション悪し)

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タグ: 参宮 特別純米

2019年07月26日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

基峰鶴 特別純米 無濾過生 レイホウ 30BY

家飲み記録 基峰鶴 特別純米 無濾過生 レイホウ 30BY

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 佐賀県三養基郡基山町(みやきぐんきやまちょう)のお酒です。
 ブログでの登場は4回目。

 なかなか売っているところを見るのが少ない基峰鶴ですが、個人的には結構お気に入りで、うのかわ酒店さんからの取り寄せのときは大体同梱しますね。
 蔵元ホームページを見ると、26BYから蔵元杜氏体制になったとのことです、味わいもそれらしいモダンさがあるかと。
 佐賀は鍋島、七田、天吹など、全国で通用する蔵がひしめく激戦区ですが、基峰鶴もそこに十分入っていけるレベルだと思いますので、もし出会えたら一度お試しすることをオススメします。

 さて、今回いただくのは地元佐賀県の酒米レイホウ(麗峰)を60%まで削った無濾過生。
 私は今まで山田錦と雄山錦をいただいていますが、地元の米をどこまで使いこなしているのか、期待しつついただきます。

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 上立ち香は…メロン系かなあ、フレッシュかつフルーティーな印象の香りがそこそこに。
 含むと、しっかり濃厚な甘酸旨味が力強く入ってきて、若干の青さ、苦味も感じさせつつ、無濾過生的ににぎやかさを感じさせつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり甘く青いフレッシュなメロン的旨味が中心にありますね、酸味や苦味も強めながら、全体としてはしっかりそれぞれがせめぎ合ってバランスを取っている印象。
 後味は、しっかり苦酸が引き取ってキレてくれます。

 無濾過生原酒の新酒らしい、様々な味わいがひしめき合いながらもちゃんとまとまっている、芳醇旨口酒でした。
 個人的には好きなタイプなのですが、やはり山田錦や雄山錦のようがより上品というか完成度は高かった気がします。
 後欲しいのはやっぱり個性ですかね…、何かもう一つでも武器があれば、一気に飛躍しそうな感じはあるのですが…。
 喜峰鶴は特別シリーズでレイクスというのも出しているようなので、次辺りはそれを狙ってみようと思います。

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名称:基峰鶴 特別純米 無濾過生 レイホウ 30BY
蔵元情報:合資会社基山商店
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年07月20日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

蒼斗七星 特別純米65 木槽しぼり 生

家飲み記録 蒼斗七星 特別純米65 木槽しぼり 生

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 島根県安来市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 前回は24BYの純米吟醸をいただいています、実に6年ぶりの家飲みになりますね。
 以前飲んだときは、ブランドの立ち上げ人でもある「青砥秀樹」氏が杜氏として造っていたようですが、同氏はその後同蔵を辞め、「KURAND」の経営で知られるリカー・イノベーション株式会社に就職したようです。
 この辺りはKURANDのサイトにインタビュー記事が掲載されているので、興味があればそちらをご覧ください。
 いやあ色々なパターンがありますねえ…、個人的には「日本酒で食っていく」ということ自体に一種のリスペクトを感じるところです(自分は気楽に飲んでいるので)。

 さて、今回いただくのは「神の舞」同様神様由来の、島根県らしい酒米「佐香錦」を65%まで削った生酒。
 木槽しぼり、というのもポイントですね、人の手による部分が大きく、比較的雑味が少ない搾り方と言われています。
 遮光性に難があると言われる水色瓶ですが、しっかりUVカットの袋に入れてあるのも好印象ですね。

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 上立ち香はかなり熟した感じの杏とかそっち系の果実香がそこそこに。
 含むと、非常に複雑な印象の旨味がグググッと入ってきて、若干口中をピリピリとさせながら、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、熟感を纏った杏(?)的な甘酸味と、木香的(か紅茶?)な奥深さ、そしてアルコール的辛さが入り混じった感じのもので、かなり個性的かつ飲みごたえがありますね。
 後味はやはり酸と辛さがしっかり引き取って力強くキレます。

 実に複雑かつ奥深い味わいが特徴的な、いい感じに熟した個性派芳醇旨辛酒でした。
 いやあ何か木香っぽい複雑さを強く感じたのですが、木槽しぼりだからってわけじゃないですよねえ、それとも香り移るのかしら。
 もうちょっとだけ甘ければ私のストライクゾーンだったのですが、逆にこのくらいが好きな人も多いと思いますね、濃いわりに飲み飽きない感じ。
 味わい自体は前回の方が好みでしたが、まああちらは「雫取斗瓶囲い」という反則級のスペックですしね。
 蒼斗七星、機会があればまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:蒼斗七星 特別純米65 木槽しぼり 生
蔵元情報:青砥酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年07月18日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

湖弧艪(こころ) 特別純米生原酒 直汲み

家飲み記録 湖弧艪(こころ) 特別純米生原酒 直汲み

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 滋賀県草津市のお酒です。
 前回紹介した純米と同時購入。

 太田酒造の蔵元ホームページの会社案内では、「日本一小さな総合酒類メーカー」を名乗っていますね。
 見る限り、特にワインには力を入れているようです(逆にビールはやっていないみたい)、琵琶湖湖畔でカベルネ・ソーヴィニヨンとか作っているんだから、なかなか凄いものですねえ。
 このあたり、日本酒の酒蔵の経営方針って本当に様々で面白いと思いますね、家族経営から超大手みたいな規模の話もあれば、日本酒オンリーから地ビール・リキュール系で多角化みたいな方針の違いもあり…
 そういう所に想いを馳せながら一杯というのも乙なものなんじゃないでしょうか。
 
 さて、今回いただくのは滋賀の誇る酒米「吟吹雪」を60%まで磨いた無濾過生原酒直汲み。
 全国で勝負するに相応しい、今どきのスペックといえるでしょうね、お値段も税抜1,350円と良心的。

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 上立ち香は割と濃い感じの洋梨(?)的なフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、なかなかに濃厚な甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、最後までその印象のまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは…、これはメロンジュースかなあ、甘味が結構ハッキリあって、苦味はありながらも抑えられていつつ、ガンガン飲めてしまうまとまりを感じます。
 後味は、極めてほんのりと苦味を残しつつも、ほぼ完璧な感じで自然に引き上げてくれます。

 甘苦がそれぞれ主張しながら極めてバランスの良い、量を飲んでしまう感じの芳醇フレッシュ酒でした。
 なんとなく純米生に砂糖をまぶしたような雰囲気ですね、なかなか面白い!
 酸味はそんなに感じない気がするのですが、フレッシュ感はしっかりあるのも個性的だと思います、そしてやはりコスパも良好。
 湖弧艪、今後も注目していきたいと思いました。

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名称:湖弧艪(こころ) 純米 生原酒 直汲み
蔵元情報:太田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年07月10日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

文佳人 リズール 特別純米 おりがらみ生

家飲み記録 文佳人 リズール 特別純米 おりがらみ生

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 高知県香美市(かみし)のお酒です。
 当ブログでは、文佳人の登場は2回目ですが、同蔵の「鏡野」が既に3回出てますので、合わせると結構な頻度で飲んでます。

 例によって尾久の伊勢元酒店さんで購入しました、奥様イチオシって感じでしたね(思えば玉櫻とろとろにごりもそうだった)。
 ラベルには「リズール」という言葉の解説があります、ググると一般読者に対する「精読者」という訳もあるそうな。
 確かにこれはバッチリお酒の世界でもハマる概念ですねえ、致酔性を求める飲み手とガッツリ味にこだわる飲み手は明らかに別物でしょう(別に優劣の話でなく)。
 ちなみに日本酒の場合は割と簡単に見分けられます、飲むときに香りをじっくり嗅いでたり、含んでから口をモグモグさせてたらほぼ後者と言えるでしょう。

 閑話休題、スペック情報はラベルにあまり書いてないですね、精米歩合は55%。
 写真の通り、おりはうっすらレベルですね、吹きこぼれるようなこともありませんでした。

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 上立ち香は少々セメダイン混じりの、フレッシュかつ爽やかな果実の香りがそこそこに。
 含むと、若干ガス混じりの甘酸味がシュワシュワと勢いよく入ってきて、少々の渋味が奥行きを与えつつ、最後まで軽さと引き締まりを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさにマスカット風味の三ツ矢サイダー(?)的な、実に爽やかな甘酸味が主役、甘味はそこそこながら味わいの存在感はしっかりある感じで、渋味もクセ無く見事に飲みごたえを添えてくれます。
 後味は、酸がメインな感じであくまで爽やかにキレてくれます。

 しっかりと甘さが有りながら、ガス、酸、渋とのバランスでまったく重さを感じさせない、極めて完成度の高いフレッシュジューシー酒でした。
 高知酒の魅力を凝縮したような味わいだと個人的には思いますね、そして風の森を彷彿とさせる硬質さも感じます、いやあこれ好きですわ…、コスパも良いですし文句なしにオススメ。
 ただ、そこそこにセメダイン感はあるので、それが苦手な人にだけは注意ですね。
 文佳人、定番品の安定感と凄みを見せてくれた一本でした。

 ガスが抜けると不思議に苦味が出てきますが、バランスは崩れません。
 いやあ強いなあ…、まあ伊勢元酒店さん扱い銘柄は、ほぼ例外なく開栓後激つよですね、素晴らしい。

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名称:文佳人 リズール 特別純米 おりがらみ生
蔵元情報:株式会社アリサワ
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけ:外で飲んだ夏純吟(おばけラベル)がこれまた旨かったです。
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 しっかり甘くて、かつ爽やかで…
 私の中では数少ない「好きな夏酒」に追加しておこうかと。

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2019年07月07日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 特別純米酒 生酒

家飲み記録 田酒 特別純米酒 生酒

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 青森県青森市のお酒です。
 何だかんだで相当回数当ブログに登場してますね。

 田酒は言わずと知れた地酒業界の雄ですが、最近は代表スペックの特別純米が一回火入れ(要冷蔵)になったり、色々と変わり種を出していたりで、結構新しい試みをしている印象があります。
 この特別純米の生も確か通常品としては、つい最近販売開始されたものだったかと思います、生酒マニアの私としては一度飲んでみたいと思っていて今回入手機会があったのでセレクトしました。
 流石にこちらには、割と目立つ感じでラベルにも要冷蔵記載が有りますね。

 ただ、スペック情報はレギュラー品同様貧弱ですねえ、まあ多分華吹雪使用なんだろうと思います、精米歩合は55%。
 2018年11月製造で、2019年2月に開栓しています、水色瓶なのでしっかり遮光を意識して保管。

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 上立ち香はセメダインと甘味が混ざった感じのフレッシュな香りが控えめに。
 含むと、フレッシュ感の残った甘旨味が、しかし円やかな口当たりで入ってきて、時間差で出てくる渋味やケミカル感で複雑さも纏いつつもじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、うーんかなり個性的ですね、含んだ直後はメロンジュース的な印象もあるのですが、渋味が出てくるとやはり田酒独自っぽい複雑味があります、ただちょっとケミカル感が浮いてるかな…
 後味は苦渋が引き取りつつ、何気に自然かつしっかりキレてくれます。

 素直な甘味と独特な渋味が絡み合って、田酒らしい複雑な風味を創り出す、個性派フレッシュ酒でした。
 複雑味は魅力ではあるのですが、やはりケミカルっぽさが若干クセっぽくも感じますね、ただ後味がしっかりキレるのでそんなに悪い感じではないです。
 これを熟成させると、ケミカル感が落ち着いてくるのか、それともより浮いてくるのかは気になるところです、どこか居酒屋とかでやってないかしら…
 ともあれ、田酒らしさとチャレンジ精神を感じた一本だったと思います。

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名称:田酒 特別純米酒 生酒
精米歩合:55%
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):1,416円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 田酒 特別純米

2019年06月29日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

若葉 特別純米 無濾過生原酒 大いばり (青) 

家飲み記録 若葉 特別純米 無濾過生原酒 大いばり (青) 

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 岐阜県瑞浪市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは完全初見銘柄ですね、しかも無濾過生原酒ということで即決購入しました。
 まず目を引くのはラベルでしょう、「大いばり」という謎の名称に金太郎の絵、レトロな雰囲気がありつつも他に類を見ない感じ。
 どうやら限定品らしいのですが、蔵元ホームページ(買える店一覧があるのが素晴らしい)にも関連情報は無いようです。
 この情報の無さはブログ管理人泣かせですね…、せっかく面白い雰囲気なんだから、裏ラベルに由来ぐらい書いてくれれば良いのに。

 ただ、スペック情報はかなり詳細に裏ラベルに記載が有ります、五百万石使用の精米歩合60と、割とスタンダードな印象ですね。
 製造年月は2018年5月、開栓は2019年2月なので、結構な生熟コンディションでいただきました。

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 上立ち香は落ち着いたバニラとチョコ系の香りがそこそこに。
 含むと、程よく熟感をまとった濃厚なほろ苦い旨味が割と素直な感じで入ってきて、そのまま最後までバランスを保ったままゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、やはりチョコ系の印象があるのですが、控えめな甘さに完熟果実感もあり、なかなか独特な雰囲気ですね~、ただ苦味がキツくないので自然にドンドン飲めてしまいます。
 後味はその苦味の余韻を残しつつ、しっかりとキレます。

 クセのない熟感を、独特のバランスで実に自然に楽しませてくれる、ガンガン飲める系旨甘苦酒酒でした。
 ほろ苦さに加えほんのりとした辛さもあるかな~、濃厚さと飲みやすさの両立という意味では非常に高レベルかと。
 モダン系だと大体酸でしめるわけですが、このお酒はそうではないというのも面白いんですよね、個性派だなあ…
 若葉(大いばり)、今後しっかりと追っていきたいと思います。

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名称:若葉 特別純米 無濾過生原酒 大いばり (青) 
蔵元情報:若葉株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:新川屋佐々木酒店(人形町)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年06月15日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

竹林爽風(ちくりんそうふう) 特別純米酒 しぼりたて

家飲み記録 竹林爽風(ちくりんそうふう) 特別純米酒 しぼりたて 

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 新潟県新潟市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらも横浜遠征時購入酒です、お店は十日市場町の「TDM 1874 Brewery(旧坂口屋)」さん。
 名前から想像される通り、同店はビアバーと併設となっており、非常に洒落た雰囲気でした。
 それでいて、日本酒冷蔵庫もなかなか充実しており楽しいお店でしたね、選択肢が色々ある中で、完全未飲のこちらをセレクトした次第です。
 同蔵の通常銘柄は「笹祝」ですね、ホームページは「飲める店・買える店」がしっかり掲載されていることを含め、情報は素晴らしく充実している印象。
 この竹林爽風シリーズについてもちゃんと紹介されていますね、明記はないですが、たぶん「亀の尾」利用が特徴の銘柄なのでしょう。

 精米歩合は若干刻んだ58%、亀の尾は掛米としての利用で、麹米は山田錦とのこと。
 製造2018年2月で、購入したのは10月、開栓12月と、明らかに「しぼりたて」ではない生熟コンディションでいただいています。

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 上立ち香は熟した感じのビターチョコ的な香りが控えめに。
 含むと、熟感を纏いつつもキレイな印象の旨味が若干とろみのある口当たりで入ってきて、柔らかな苦味と一体化しながら、jじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、やはりビターチョコ的な甘さ控え目かつ、なぜかスルスル感もあるバランスの良い旨味が中心、苦味や辛さの刺激も結構ありますが旨味と一体化している感じで飲み飽きなさを添えてくれますね。
 後味はやはり苦味がそこそこ自然に引き取る形で引き上げます。

 生酒の甘辛い旨味がしっかり、しかし素直に熟した印象の、ついつい杯が進んでしまう高バランスの生熟酒でした。
 熟感がしっかりありながら、崩れないあたりは当初からのバランスの良さの証左でしょうね、飲み進める程に旨さが染み入ってくる感じのお酒です。
 ただ、これを普通に「しぼりたて」として店頭に置いちゃうのはどうかな~、これはお店というより日本酒業界の問題だとは思いますが。
 マニアなら製造年月見るでしょうし、店員さんの解説とかがあれば、しぼりたてらしいフレッシュなお酒とは一線を画すことは買う前にわかるでしょうが、一般の人が期待して買ったら正直裏切られたと思うかも。
 実際難しい問題ですよね…、ラベル張り替えるのも大変でしょうし…う~む。
 まあそれはそれとして、竹林爽風や笹祝はまた他のスペックをいただいてみたいと思いました。

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名称:竹林爽風(ちくりんそうふう) 特別純米酒 しぼりたて
蔵元情報:笹祝酒造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:徳丸商店(横浜)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:「TDM 1874 Brewery」さん外観
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 今回の横浜遠征では時期的(昨年10月)に生熟酒ばっかり買うことになりましたが、個人的には「亀萬」が頭一つ抜ける感じで好みでした。
 最近伊勢五本店でも見るようになりましたし、今後伸びてくる銘柄かもしれませんね。

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2019年04月26日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

弥久(びきゅう) 特別純米 無濾過生原酒 28BY

家飲み記録 弥久(びきゅう) 特別純米 無濾過生原酒 28BY

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 富山県南砺市のお酒です。
 家飲み外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸すのは若駒酒造場、若干記載事項が貧弱なホームページを見たところ、通常銘柄には「若駒」「八乙女」があるそうです(栃木の「若駒」とは完全に別ですね)。
 ちなみにこちらは有楽町の東京交通会館内の「いきいき富山館」で購入しました。
 同会館内には他のアンテナショップも入っていますが、日本酒用冷蔵庫が一番ちゃんとしているのは富山かなあと思っています、「むらからまちから館」と共に、日本酒好きなら立ち寄る価値がある場所と言えるでしょう。

 閑話休題、今回いただくのは五百万石を55%まで磨いた無濾過生原酒。
 南砺市というと、五百万石の生産地として非常に有名ですからね、地元の強みというやつかと。
 28BYかつ製造がH30年7月なので、蔵元で一年以上生熟期間を経て出荷されたものだと思われます、なお開栓は12月。

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 上立ち香はなんとなくコーヒーゼリーを想起させるカラメル的香りがそこそこに。
 味わいは、やはりガッツリ熟した印象のズッシリした旨味がグググッと入ってきて、少々の薬っぽいクセや苦味を伴う複雑さを伴いながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、カラメル感をしっかり纏った甘辛い感じの旨味が主役、苦味もあって割と賑やかな印象もありますね、ただ熟感だけでないので古酒っぽくはない感じ。
 後味は、やはり苦味が引き取る形で引き上げます。

 無濾過生原酒の賑やかな味わいがそのまま熟したような、完熟旨苦酒でした。
 出荷時期を考えるとこの熟感は狙ったのかなあ、新酒だと荒過ぎたのかしら。
 やっぱり無濾過生原酒をまとまり良く造るのってかなり大変だと思うんですよ、最近色々な地方で生原酒を飲み、都内で売られる銘柄がそのあたりしっかり仕上げてくることの凄さを改めて感じている次第です(それだけに、知られていない銘柄でレベル高い生原酒に当たった時の喜びもひとしおなわけですが)
 弥久、機会があればまた違うスペックも飲んでみたいと思います。

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名称:弥久(びきゅう) 特別純米 無濾過生原酒 28BY
蔵元情報:合名会社若駒酒造場
購入価格(税抜):1,527円/720ml
購入した酒屋さん:いきいき富山館(有楽町の東京交通会館内)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 弥久 特別純米

2019年04月12日 富山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

憲(Ken) Blue 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦

家飲み記録 憲(Ken) Blue 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦

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 奈良県奈良市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めて…かと思いきや、以前同蔵の「儀助」という銘柄を飲んでました。

 こちらは銀座は歌舞伎座のすぐ近くに最近オープンした「たつみ清酒堂 東京」さんで購入しました。
 本店はさいたま市にあるようですね、最近首都圏の実力派地酒屋が東京の中心地に出店する事例が増えている気がします(私が众・Wを買った「いまでや」が代表格でしょうか)。
 この「憲」は同店プロデュースらしく強く推している印象で、店頭にも米違いで3種類生が置いてありました。
 私としても銘柄自体は未飲であり、興味が有ったので、飲み比べもできるように2本買ってみた次第です。(初飲みで3本は流石に厳しい…)
 
 まず紹介するのは山田錦利用、精米歩合55の無濾過生原酒。
 何といっても山田錦ですし、スタンダードな位置づけがこれなのかなと思いセレクトしました、

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 上立ち香は若干バニラ混じりの落ち着いた果実香がそこそこに。
 含むと、吟醸的な含み香を纏ったスッキリとした甘旨味がスルスルと入ってきて、ほどほどの苦味でキツくない程度に引き締められつつ、自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、結構王道的な青りんご的甘旨味と香りが中心にあって、程よい酸味がフレッシュ感を与え、苦味と若干の辛さもあって、全体としては結構キリッとした印象ですね。
 後味は、ほんのりとした苦味の余韻を残しつつも、極めて自然にしっかりとキレます。

 王道的旨味を、程々の飲みごたえと、飲み飽きないバランス、そしてしっかりしたキレで味合わせてくれるお酒でした。
 全体のバランスが取れている上にスッキリしているので、一口目より飲み進めた後の方が良さがしみじみと感じられますね。
 なんとなく山田錦らしいといえばらしいような…(多分に思い込み)、無濾過生原酒としては万人にオススメできる感じだと思います。
 次回はもう一本買った憲をご紹介します。

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名称:憲(Ken) Blue 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦
蔵元情報:奈良豊澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 特別純米

2019年04月02日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

閃(せん) 特別純米 生原酒 石川門

家飲み記録 閃(せん) 特別純米 生原酒 石川門

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 石川県鳳珠郡(ほうすぐん)能登町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す数馬酒造の代表銘柄は「竹葉(ちくは)」です。
 個人的には、超若手の蔵元社長「数馬 嘉一郎」氏が積極的にメディア露出している印象が強いですね、ホームページの会社紹介もそんな雰囲気が漂っているかと。
 ホームページの他のコーナーを見ると理念的な部分の記載が多いですね、「ステートメント」とか「持続可能なものづくりへの取組み」とか、小規模蔵とは思えない意識の高さ。
 確かに良く考えると地域密着型の酒蔵は、歴史的にCSR方面の社会的活動との関連は強いでしょう。 
 不言実行姿勢の蔵が多い印象ですが、小規模蔵がグローバルな観点から自らの役割を再評価するのは面白いかも。
 
 閑話休題、今回いただくのは石川県の酒米「石川門」(面白い名前ですよね)を60%まで磨いた生原酒。
 流石にラベルはかっちょいいですね、裏におすすめの飲み方が書いてあるのも好印象。
 8月製造、10月開栓です。

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 上立ち香は若干落ち着いた感じながら爽やかさを残した果実の香りが控えめに。
 含むと、バランスの良い甘旨味がスルスルと入ってきて、柔らかな酸味と苦味によりほどほどに引き締められたまま、最後まで自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いい具合に落ち着いたマスカット的な甘酸旨味が主役、苦味がそこそこあるのですが、全然嫌らしい感じではなく、むしろガンガン飲めてしまう感を与えてくれます。
 後味は、ほんのりとした苦味を残しつつも酸メインでスッキリとキレます。

 落ち着いていながらも爽やかさを残した甘旨味がとにかく魅力的な、甘旨系生原酒の王道を往く感じのお酒でした。
 いやあ私好みですわ~、若干苦味は立ちますが甘さの存在感でしっかりカバーしている、若さを感じるお酒ですね(イメージ先行かも)。
 コスパも良好ですし、これで良いんですよこれで、これから洗練する方向で行けばより良し。
 閃、今後に期待できるお酒でした、また他のスペックも飲んでみたいです。

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名称:閃(せん) 特別純米 生原酒 石川門
蔵元情報:数馬酒造株式会社
購入価格(税抜):1,301円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年03月30日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

虎変(こへん) 特別純米

家飲み記録 虎変(こへん) 特別純米

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 愛知県名古屋市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、名古屋出張時購入酒の2本目(ラスト)。

 こちらは名古屋駅近くの「岡田屋」さんで購入しました。
 同店の冷蔵庫はどちらかというと地元より全国の銘酒が揃っているタイプだったのですが、常温棚に初見のこのお酒があったのでセレクトしました。
 金虎酒造のお酒は、昔日本酒物語で高評価だったのを見たことがあり、割と最近日本酒感想日誌さんも取り上げられていたので、一度飲んで見たかったんですよね。
 
 スペックは愛知が誇る酒米「夢吟香」利用で精米歩合は55%、要冷蔵ではないので多分二回火入れですね。
 私は常温棚のお酒は滅多に買わないのですが、未飲銘柄目当てでセレクトしてしまいました…、反省。
 製造年月は2018/11ですが、28BYなので、一年以上の熟成を経ていると思われます、2019年の2月に開栓。

 上立ち香は若干ハーブ的な、ちょっとケミカル感もある香りが仄かに。
 含むと、やはり落ち着いた旨味が若干の薬臭さを纏いながら自然な感じで入ってきて、尻上がりに強まる辛さでしっかりと引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、確かにふくよかな旨味といった趣の、落ち着いた甘味が中心にあるのですが、どうもこの薬っぽい風味が足を引っ張りますね、苦味は控えめで、それ以外は違和感なく美味しい。
 後味は、あくまで落ち着いた辛さが引き取って、しっかりかつある程度柔らかくキレてくれます。

 バランスの良い優しい甘み旨味に、薬orケミカルな風味がからみつく、どうにも惜しい旨辛酒でした。
 いやあなんなんだろうなあ、この出張先で購入したお酒(特に火入れ)に特有のクセっぽい風味は…気にならない人は気にならないんだと思います、ただ自分にとっては完全にオフフレーバーなんですよね、そして今風銘柄では滅多に出会わない。
 恐らく特定の化学物質由来なんだろうなあ…、こうなると少しそっち方面の勉強もしたほうが良いのかしら。
 虎変を初め、金虎酒造のお酒は次は絶対に生をいただこうと思いました。

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名称:虎変(こへん) 特別純米
蔵元情報:金虎酒造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:岡田屋(名古屋)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけギャラリー①:岡田屋さん外観
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梱包等非常に丁寧にしていただきました、素敵なお店です。

■おまけギャラリー②:恒例の車内プチ宴会
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四合瓶一本は飲み過ぎなので、300mlを2本に。(大して変わらない)
しかし、やっぱり水色瓶は香りに違和感があることが多いなあ…

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タグ: 虎変 特別純米

2019年03月10日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

凌駕(りょうが) 特別純米 秋だより

家飲み記録 凌駕(りょうが) 特別純米 秋だより

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 新潟県十日市市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは名古屋出張時の土産酒になります、購入先は「リカーワールド21 シバタ」さん。
 同店は一見コンビニの様な外観でいて、実際入ると非常に充実した日本酒ラインナップに驚きます。
 せっかく愛知に来たので、「長珍」を買おうか最後まで迷ったのですが、基本一升瓶なので冷蔵庫の空きの点から断念…

 さて、この「凌駕」は限定ブランドで、通常銘柄は蔵名でもある「松乃井」です。
 松乃井というと個人的には、日本酒ブログ「きたろーの酒ノート」さんのイチオシ銘柄という印象が強いですね、「日本酒ブログマニア」でもある私としては、一度飲んでみたいと思っていました。
 ちなみに「凌駕」については蔵元ホームページではなく、地酒専門の代理店「株式会社花山」のホームページに詳しく載っていました、多分PBかな。

 そちらによると、使用米は「たかね錦」、精米歩合は55%で、日本酒度+4とのこと。
 多分加水火入れの上で寝かせたタイプでしょうね、お値段が安めなのも嬉しいところ。 

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 上立ち香は硬質な感じの落ち着いたアルコール的香りが控えめに。
 含むと、バランスの取れた引き締まった旨味が力強くも柔らかみもある口当たりで入ってきて、割と最後までその印象のまま、ゆっくりと胃に流れ込んできます。
 味わいは、甘さを抑えた洋梨的な風味のある旨味が主役、そしてほんのりとした辛さがそれに溶け込むように一体となって、優しさと引き締まりを兼ね備えている印象。
 後味は非常に自然ながら、見事なまでにスッキリとキレます。

 秋酒の良いところを集めたような、キレと柔らかさをしっかり両立させた、どんどん飲めてしまう系の適熟酒でした。
 後味の引き上げ方も非常に丁寧というか、刺激感に頼らない感じなところが非常に良いですね。
 まあ、私からすると甘味やインパクトの面で物足りない印象もあるますが…それは完全に言いがかりでしょう、とんがったところが無いまとまりこそが魅力かと。
 凌駕、生もあるようなので次はそちらも是非いただいてみたいと思いました。

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名称:凌駕(りょうが) 特別純米 秋だより
蔵元情報:株式会社松乃井酒造場
購入価格(税抜):1,230円/720ml
購入した酒屋さん:リカーワールド21 シバタ(名古屋)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年03月08日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵

家飲み記録 龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 当ブログでの登場は3回目ですね、高島屋日本酒まつり購入酒の6本目。

 こちらは蔵元ブースでがっつり試飲させていただいた上で購入しました。
 ふらふら歩いてた私に声かけで呼び込んだ上、それぞれ解説しつつ、かの「米のささやき」(たしか生もあったような)を含む高級酒を含んだ5種類ぐらい飲ませてくれたんですよね。
 いやあ、あそこまで気持ち良く試飲させてくれるとやっぱり楽しいですね~
 今回は未飲銘柄中心に買っていたのですが、その御礼と、実際旨かったことがあって今回セレクトしました。(後、いつもファンの方にコメント貰っていて、興味が強まっていたということもあったり…)
 
 スペック的には特A地区山田錦利用、精米歩合65の無濾過生原酒と、かなり豪華なもの。
 お値段1,800円はむしろ良心的でしょうね。
 確か29BYで、一年近く蔵元で氷温熟成されたものだったかと、10月蔵出しで、実は12/31の大晦日にいただきました。

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 上立ち香は濃厚かつ落ち着いた印象の完熟果実的な香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと味乗りした感じの甘旨味が実に力強く入ってきて、時間差で出てくる強めの苦味でギッチリと引き締められつつ、息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、完熟マスカットを若干煮詰めたような非常に濃厚な甘旨味が中心にありますね、苦味は結構ギリギリと来るのですが浮いた感じではなく、それだけに引き締まりが凄いですね。
 後味はその苦味がガッツリ引き取る形ながら、完璧といえるぐらいに見事にキレてくれます。

 濃厚かつ落ち着いた甘味と、存在感のある苦味が、不思議な感じのバランスでしっかりと一体化する、個性派芳醇キレ良し酒でした。
 いやあ良いですね、こういう生熟も有りなんだなあ…、世界観のあるお酒だという気がします。
 「コクがあるのにキレがある」というフレーズは、ドライ系ビールよりこういう日本酒にこそ合うのではないか、そんなことも飲みながら頭に浮かびました。
 龍力、改めて今後注目度を上げていこうと思います。

 ちなみに今回年始を挟んだので、三分の一ぐらいを一週間近く空けてから飲んだのですが、カケラも劣化してませんでしたね。
 いやあこれは強いお酒ですわ…、本当実力派だと感じました。

■紹介:「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんの同スペック(BY違い)の記事
https://www.sakeblog.info/tatsurikitokubetsujunmaiyamadanishikimurokanamagensyu/

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名称:龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵
蔵元情報:株式会社本田商店
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.6/9.0(値段を考慮に入れても)

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2019年02月26日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米酒 生酒 (廣喜)

家飲み記録 銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米酒 生酒 (廣喜)

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 岩手県紫波郡紫波町(しわぐんしわちょう)のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。
 
 こちらは昨年親の温泉旅行に付き合って岩手の八幡平に行った時に買ってきたお酒になります。
 購入先は岩手駅ビル内の「KIKIZAKEYA」、売り場はそんなに広くないのですが、岩手限定でなかなか面白いお酒が並んでいました。

 この「銀河のしずく」を醸す廣田酒造の通常銘柄は、ラベルの隅にも書いている「廣喜(ひろき)」。
 う~ん、こういうことを言うと大変失礼なのですが、どうしても福島の方を想起してしまいますね…
 ただ、個人的にはその意味でも印象には残っているので、そんなに悪いことでもないのかも。

 スペック情報は、どうやら裏ラベルの写真を撮り忘れてしまったらしく不明です…(しかもググってもあまり情報無いんですよね)
 ただ、名前の通り、岩手県が開発し平成28年に販売を開始した飯米「銀河のしずく」を使用しているというのが一番のポイントのようです。

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 上立ち香は若干酸を感じる爽やかな香りが仄かに。
 含むと、程よい濃度の甘旨味が割と勢いよく入ってきて、優しいほろ苦さで最後まで引き締まりを保ったまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロン風味の甘旨味を中心に据えつつ濃度は割と控えめ、伴う苦味も割と存在感はあるのですが浮いた感じじゃないのが良いですね、全体としては生酒の魅力を割と王道な感じで楽しませてくれる印象。
 後味は、やはり苦味をほんのり口中に残しつつ、そこそこ自然な感じで引き上げてくれます。

 飯米利用とは思えないレベルで整った、王道を往く芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 全体的にバランスが良いんですよね、各地の実力蔵がしっかり焦点を定めれば、今流行り(?)の酒質は再現できるんだろうなあと改めて思いました。
 ただやっぱり激戦区でもあると思いますねこの領域は…、差別化して人気を得るのはなかなか難しいんだろうなあ。
 ともあれ、廣喜については、次は通常商品も飲んでみたいと思いました。

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名称:銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米酒 生酒 (廣喜)
蔵元情報:廣田酒造店.
購入価格(税抜):不明(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:KIKIZAKEYA(岩手)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:同じく旅行先で買った平井六衛門
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ホテルで飲み切った上に、感想メモを紛失してしまったので個別記事は無しです…

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2019年02月12日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

小夜衣(さよごろも) 夏の特別純米生酒

家飲み記録 小夜衣(さよごろも) 夏の特別純米生酒

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 静岡県菊川市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、熱海での購入酒2本目。

 このお酒は私が数年前から名前は知っていて、中々店頭で出会えなかったお酒です、今回喜んで購入。
 手作り感溢れる蔵元ホームページ(でも取扱店等必要な情報はちゃんと載っている)を見ると、「平成26製造年度から純米酒のみの醸造になりました。」との記載が。
 品質重視の少量生産という昨今の小規模地酒蔵のセオリーを地で行く方針のようですね、応援したいと思います。

 今回購入したのは精米歩合60の夏酒、私はあまり夏酒買わないのですが、生がこれだけだったのでセレクトしました。
 アルコール度数は15~16若干低め、原酒表記ないので加水有かな、その為かお値段は安め。
 6月製造を9月開栓です。

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 上立ち香は…、あまり無いですね、硬質でスッキリとした雰囲気。
 含むと、やはり程よい濃度の旨味がスルスルと入ってきて、ほんのりとした苦味…というか青さと、控えめな酸で輪郭を整えつつ、最後まで軽い感じのまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロン味の天然水を濃くしてアルコールを足したような(なんじゃそりゃ)感じのもので、加水感はありながらそんなに薄い感じでもない印象、しかしとにかく飲み進めやすい感じですね。
 後味は、苦味が引き取る形ながら、キツさは皆無なままで引き上げてくれます。

 軽い感じでスルスルと飲めつつも、日本酒らしい複雑味や味わいの満足感もしっかりある、良バランスの夏酒でした。
 全体的にしっかりまとめている印象ですね、まさに狙い通りのお酒なのだろうなあという納得感があります、コスパもグッド。
 こうなると自分としては濃厚系も飲んでみたくなるなあ…、ホームページを見る限り色々限定ものもあるみたいなのでそちらも気になります。
 小夜衣、いつかまた出会えることを期待したいですね。

 ちなみに開栓後の方が甘味が出てきて個人的には良い感じです。
 むしろマスカット的になってきましたね、これは居酒屋でも映えるタイプのお酒かと。

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名称:小夜衣(さよごろも) 夏の特別純米生酒
蔵元情報:森本酒造合資会社
購入価格(税抜):1,239円/720ml
購入した酒屋さん:石和酒店(熱海)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年02月03日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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