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虎変(こへん) 特別純米

家飲み記録 虎変(こへん) 特別純米

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 愛知県名古屋市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、名古屋出張時購入酒の2本目(ラスト)。

 こちらは名古屋駅近くの「岡田屋」さんで購入しました。
 同店の冷蔵庫はどちらかというと地元より全国の銘酒が揃っているタイプだったのですが、常温棚に初見のこのお酒があったのでセレクトしました。
 金虎酒造のお酒は、昔日本酒物語で高評価だったのを見たことがあり、割と最近日本酒感想日誌さんも取り上げられていたので、一度飲んで見たかったんですよね。
 
 スペックは愛知が誇る酒米「夢吟香」利用で精米歩合は55%、要冷蔵ではないので多分二回火入れですね。
 私は常温棚のお酒は滅多に買わないのですが、未飲銘柄目当てでセレクトしてしまいました…、反省。
 製造年月は2018/11ですが、28BYなので、一年以上の熟成を経ていると思われます、2019年の2月に開栓。

 上立ち香は若干ハーブ的な、ちょっとケミカル感もある香りが仄かに。
 含むと、やはり落ち着いた旨味が若干の薬臭さを纏いながら自然な感じで入ってきて、尻上がりに強まる辛さでしっかりと引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、確かにふくよかな旨味といった趣の、落ち着いた甘味が中心にあるのですが、どうもこの薬っぽい風味が足を引っ張りますね、苦味は控えめで、それ以外は違和感なく美味しい。
 後味は、あくまで落ち着いた辛さが引き取って、しっかりかつある程度柔らかくキレてくれます。

 バランスの良い優しい甘み旨味に、薬orケミカルな風味がからみつく、どうにも惜しい旨辛酒でした。
 いやあなんなんだろうなあ、この出張先で購入したお酒(特に火入れ)に特有のクセっぽい風味は…気にならない人は気にならないんだと思います、ただ自分にとっては完全にオフフレーバーなんですよね、そして今風銘柄では滅多に出会わない。
 恐らく特定の化学物質由来なんだろうなあ…、こうなると少しそっち方面の勉強もしたほうが良いのかしら。
 虎変を初め、金虎酒造のお酒は次は絶対に生をいただこうと思いました。

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名称:虎変(こへん) 特別純米
蔵元情報:金虎酒造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:岡田屋(名古屋)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけギャラリー①:岡田屋さん外観
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梱包等非常に丁寧にしていただきました、素敵なお店です。

■おまけギャラリー②:恒例の車内プチ宴会
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四合瓶一本は飲み過ぎなので、300mlを2本に。(大して変わらない)
しかし、やっぱり水色瓶は香りに違和感があることが多いなあ…

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タグ: 虎変 特別純米

2019年03月10日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

凌駕(りょうが) 特別純米 秋だより

家飲み記録 凌駕(りょうが) 特別純米 秋だより

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 新潟県十日市市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは名古屋出張時の土産酒になります、購入先は「リカーワールド21 シバタ」さん。
 同店は一見コンビニの様な外観でいて、実際入ると非常に充実した日本酒ラインナップに驚きます。
 せっかく愛知に来たので、「長珍」を買おうか最後まで迷ったのですが、基本一升瓶なので冷蔵庫の空きの点から断念…

 さて、この「凌駕」は限定ブランドで、通常銘柄は蔵名でもある「松乃井」です。
 松乃井というと個人的には、日本酒ブログ「きたろーの酒ノート」さんのイチオシ銘柄という印象が強いですね、「日本酒ブログマニア」でもある私としては、一度飲んでみたいと思っていました。
 ちなみに「凌駕」については蔵元ホームページではなく、地酒専門の代理店「株式会社花山」のホームページに詳しく載っていました、多分PBかな。

 そちらによると、使用米は「たかね錦」、精米歩合は55%で、日本酒度+4とのこと。
 多分加水火入れの上で寝かせたタイプでしょうね、お値段が安めなのも嬉しいところ。 

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 上立ち香は硬質な感じの落ち着いたアルコール的香りが控えめに。
 含むと、バランスの取れた引き締まった旨味が力強くも柔らかみもある口当たりで入ってきて、割と最後までその印象のまま、ゆっくりと胃に流れ込んできます。
 味わいは、甘さを抑えた洋梨的な風味のある旨味が主役、そしてほんのりとした辛さがそれに溶け込むように一体となって、優しさと引き締まりを兼ね備えている印象。
 後味は非常に自然ながら、見事なまでにスッキリとキレます。

 秋酒の良いところを集めたような、キレと柔らかさをしっかり両立させた、どんどん飲めてしまう系の適熟酒でした。
 後味の引き上げ方も非常に丁寧というか、刺激感に頼らない感じなところが非常に良いですね。
 まあ、私からすると甘味やインパクトの面で物足りない印象もあるますが…それは完全に言いがかりでしょう、とんがったところが無いまとまりこそが魅力かと。
 凌駕、生もあるようなので次はそちらも是非いただいてみたいと思いました。

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名称:凌駕(りょうが) 特別純米 秋だより
蔵元情報:株式会社松乃井酒造場
購入価格(税抜):1,230円/720ml
購入した酒屋さん:リカーワールド21 シバタ(名古屋)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年03月08日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵

家飲み記録 龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 当ブログでの登場は3回目ですね、高島屋日本酒まつり購入酒の6本目。

 こちらは蔵元ブースでがっつり試飲させていただいた上で購入しました。
 ふらふら歩いてた私に声かけで呼び込んだ上、それぞれ解説しつつ、かの「米のささやき」(たしか生もあったような)を含む高級酒を含んだ5種類ぐらい飲ませてくれたんですよね。
 いやあ、あそこまで気持ち良く試飲させてくれるとやっぱり楽しいですね~
 今回は未飲銘柄中心に買っていたのですが、その御礼と、実際旨かったことがあって今回セレクトしました。(後、いつもファンの方にコメント貰っていて、興味が強まっていたということもあったり…)
 
 スペック的には特A地区山田錦利用、精米歩合65の無濾過生原酒と、かなり豪華なもの。
 お値段1,800円はむしろ良心的でしょうね。
 確か29BYで、一年近く蔵元で氷温熟成されたものだったかと、10月蔵出しで、実は12/31の大晦日にいただきました。

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 上立ち香は濃厚かつ落ち着いた印象の完熟果実的な香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと味乗りした感じの甘旨味が実に力強く入ってきて、時間差で出てくる強めの苦味でギッチリと引き締められつつ、息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、完熟マスカットを若干煮詰めたような非常に濃厚な甘旨味が中心にありますね、苦味は結構ギリギリと来るのですが浮いた感じではなく、それだけに引き締まりが凄いですね。
 後味はその苦味がガッツリ引き取る形ながら、完璧といえるぐらいに見事にキレてくれます。

 濃厚かつ落ち着いた甘味と、存在感のある苦味が、不思議な感じのバランスでしっかりと一体化する、個性派芳醇キレ良し酒でした。
 いやあ良いですね、こういう生熟も有りなんだなあ…、世界観のあるお酒だという気がします。
 「コクがあるのにキレがある」というフレーズは、ドライ系ビールよりこういう日本酒にこそ合うのではないか、そんなことも飲みながら頭に浮かびました。
 龍力、改めて今後注目度を上げていこうと思います。

 ちなみに今回年始を挟んだので、三分の一ぐらいを一週間近く空けてから飲んだのですが、カケラも劣化してませんでしたね。
 いやあこれは強いお酒ですわ…、本当実力派だと感じました。

■紹介:「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんの同スペック(BY違い)の記事
https://www.sakeblog.info/tatsurikitokubetsujunmaiyamadanishikimurokanamagensyu/

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名称:龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵
蔵元情報:株式会社本田商店
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.6/9.0(値段を考慮に入れても)

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2019年02月26日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米酒 生酒 (廣喜)

家飲み記録 銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米酒 生酒 (廣喜)

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 岩手県紫波郡紫波町(しわぐんしわちょう)のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。
 
 こちらは昨年親の温泉旅行に付き合って岩手の八幡平に行った時に買ってきたお酒になります。
 購入先は岩手駅ビル内の「KIKIZAKEYA」、売り場はそんなに広くないのですが、岩手限定でなかなか面白いお酒が並んでいました。

 この「銀河のしずく」を醸す廣田酒造の通常銘柄は、ラベルの隅にも書いている「廣喜(ひろき)」。
 う~ん、こういうことを言うと大変失礼なのですが、どうしても福島の方を想起してしまいますね…
 ただ、個人的にはその意味でも印象には残っているので、そんなに悪いことでもないのかも。

 スペック情報は、どうやら裏ラベルの写真を撮り忘れてしまったらしく不明です…(しかもググってもあまり情報無いんですよね)
 ただ、名前の通り、岩手県が開発し平成28年に販売を開始した飯米「銀河のしずく」を使用しているというのが一番のポイントのようです。

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 上立ち香は若干酸を感じる爽やかな香りが仄かに。
 含むと、程よい濃度の甘旨味が割と勢いよく入ってきて、優しいほろ苦さで最後まで引き締まりを保ったまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロン風味の甘旨味を中心に据えつつ濃度は割と控えめ、伴う苦味も割と存在感はあるのですが浮いた感じじゃないのが良いですね、全体としては生酒の魅力を割と王道な感じで楽しませてくれる印象。
 後味は、やはり苦味をほんのり口中に残しつつ、そこそこ自然な感じで引き上げてくれます。

 飯米利用とは思えないレベルで整った、王道を往く芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 全体的にバランスが良いんですよね、各地の実力蔵がしっかり焦点を定めれば、今流行り(?)の酒質は再現できるんだろうなあと改めて思いました。
 ただやっぱり激戦区でもあると思いますねこの領域は…、差別化して人気を得るのはなかなか難しいんだろうなあ。
 ともあれ、廣喜については、次は通常商品も飲んでみたいと思いました。

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名称:銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米酒 生酒 (廣喜)
蔵元情報:廣田酒造店.
購入価格(税抜):不明(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:KIKIZAKEYA(岩手)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:同じく旅行先で買った平井六衛門
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ホテルで飲み切った上に、感想メモを紛失してしまったので個別記事は無しです…

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2019年02月12日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

小夜衣(さよごろも) 夏の特別純米生酒

家飲み記録 小夜衣(さよごろも) 夏の特別純米生酒

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 静岡県菊川市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、熱海での購入酒2本目。

 このお酒は私が数年前から名前は知っていて、中々店頭で出会えなかったお酒です、今回喜んで購入。
 手作り感溢れる蔵元ホームページ(でも取扱店等必要な情報はちゃんと載っている)を見ると、「平成26製造年度から純米酒のみの醸造になりました。」との記載が。
 品質重視の少量生産という昨今の小規模地酒蔵のセオリーを地で行く方針のようですね、応援したいと思います。

 今回購入したのは精米歩合60の夏酒、私はあまり夏酒買わないのですが、生がこれだけだったのでセレクトしました。
 アルコール度数は15~16若干低め、原酒表記ないので加水有かな、その為かお値段は安め。
 6月製造を9月開栓です。

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 上立ち香は…、あまり無いですね、硬質でスッキリとした雰囲気。
 含むと、やはり程よい濃度の旨味がスルスルと入ってきて、ほんのりとした苦味…というか青さと、控えめな酸で輪郭を整えつつ、最後まで軽い感じのまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロン味の天然水を濃くしてアルコールを足したような(なんじゃそりゃ)感じのもので、加水感はありながらそんなに薄い感じでもない印象、しかしとにかく飲み進めやすい感じですね。
 後味は、苦味が引き取る形ながら、キツさは皆無なままで引き上げてくれます。

 軽い感じでスルスルと飲めつつも、日本酒らしい複雑味や味わいの満足感もしっかりある、良バランスの夏酒でした。
 全体的にしっかりまとめている印象ですね、まさに狙い通りのお酒なのだろうなあという納得感があります、コスパもグッド。
 こうなると自分としては濃厚系も飲んでみたくなるなあ…、ホームページを見る限り色々限定ものもあるみたいなのでそちらも気になります。
 小夜衣、いつかまた出会えることを期待したいですね。

 ちなみに開栓後の方が甘味が出てきて個人的には良い感じです。
 むしろマスカット的になってきましたね、これは居酒屋でも映えるタイプのお酒かと。

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名称:小夜衣(さよごろも) 夏の特別純米生酒
蔵元情報:森本酒造合資会社
購入価格(税抜):1,239円/720ml
購入した酒屋さん:石和酒店(熱海)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年02月03日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

伊七 雄町 特別純米酒

家飲み記録 伊七 雄町 特別純米酒

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 岡山県倉敷市のお酒です。
 同蔵のお酒としては、以前特別品の「HARE」をいただいたことがあります。

 特別品だけでなくレギュラー品も試してみたいと思い今回セレクトしました。
 ただ、実は生酒を注文したのに火入れが届いたんですよね…
 こういう場合は着払い等で返品するのが筋なのですが、面倒なのでそのまま開けてしまった次第です。
 しかし、地酒は本当に細かい種類違いがありますからね…、通販については余程システマチックにやらないと、在庫管理含め難しそうだなあと思いました。

 というわけで火入れ(要冷蔵がないので二回火入れかな)の、雄町を60%まで磨いた純米です。
 2018年2月製造、10月開栓。

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 上立ち香は…、う~ん何か薬臭いというかクセのある感じの香りがそこそこに。
 含むと、その香りのイメージ通りの結構薬臭さが目立つ味が口中に広がり、割とそのままの印象のまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、なんというか薬草風味?って感じの、正直未経験なケミカル感のある味ですね、甘さは皆無、苦味は若干ある感じ。
 後味はほんのりと苦味を残しつつも結構バッチリキレますね。

 ミントとかを彷彿とさせるスースー感が特徴の、実に個性的な味わいの辛口系のお酒でした。
 割と個性的な気はするのですが、この薬っぽい含み香が私にはキツい…、正直鼻を摘まないと飲むのが厳しいレベルだったり。
 買った経緯も含め、なかなか悲しい出会いでした、まあこういうこともあるかと思い全部飲みましたが。
 なんか薬草とか、蒸留酒向けの表現が頭に浮かぶんですよね、要は甘旨味の要素が行方不明というか…、好きな人は好きなのかなあ。
 この辺りの印象は生酒のHAREのときも似たような感じではありましたね。
 伊七、流石に自分と相性が悪いのかもと感じた一本でした。

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名称:伊七 雄町 特別純米酒
蔵元情報:熊屋酒造有限会社
購入価格(税抜):1,237円/720ml
購入した酒屋さん:さかばやし(通販)
お気に入り度:7.9/9.0

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タグ: 伊七 特別純米

2019年01月29日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

儀助 特別純米 無濾過生原酒

家飲み記録 儀助 特別純米 無濾過生原酒

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 奈良県奈良市のお酒です。
 完全初見銘柄ですね。

 こちらを醸す奈良豊澤酒造のホームページを見ると、通常銘柄は「豊祝」のようですね、そちら含めまったく知りませんでした。
 まあ登酒店さん取り扱い銘柄なら大丈夫だろうと衝動買いした次第です。
 裏ラベルには「究極の食中酒」を指向するという旨の記載がありますね、おそらくキレ重視ということなのでしょう。

 スペック的には山田錦の精米歩合60ということで、まあ王道的な印象。
 使用酵母もN2と明記されています、が、ググってもあまり出てこないぐらい酵母ですね…長野2号で合ってるのかな。
 (個人的にはN2と聞くとN2爆雷が思い浮かびますが…余談)
 7月購入10月開栓です。

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 上立ち香はフレッシュさを残した割とサイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、中程度の濃度の素直な旨味がそこそこの勢いで入ってきて、若干遅れて出てくるほんのりとした苦味と少々の辛さでしっかりと引き締まったまま、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、甘さ控えながら実に存在感のある、渋柿的なキリリとした旨味が中心にあり、苦味も引き締まりを増すことに徹している印象、少々粉っぽさやケミカル感も感じます。
 後味は、ほんのりと苦味を残しつつも、割と自然に引き上げます。

 存在感がありつつもとにかくキリリとした旨味が特徴的な、芳醇旨辛酒でした。
 わかりやすいお酒ではありますね、いわゆる食中酒として目指すところはハッキリしているのかと。
 結構差別化が難しい方向だとは思いますが、好きな方は多いと思います。
 儀助、機会があればまた他のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:儀助 特別純米 無濾過生原酒
蔵元情報:長龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 儀助 特別純米

2019年01月24日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

広陵蔵 特別純米酒 無濾過生原酒

家飲み記録 広陵蔵 特別純米酒 無濾過生原酒

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 奈良県北葛城郡広陵町のお酒です。
 銘柄的には初ですが、同蔵のお酒の紹介は2回目。
 
 以前には通常銘柄の長龍をいただいています、この「広陵蔵」は文字通り本社の蔵の所在地名が由来のようですね。
 裏ラベルによると、お米も広陵町産の「ヒノヒカリ」(飯米)を使用し、まさに「広陵町のお酒」になっているそうです。
 地元産の飯米で酒造りっていうのは、原材料の安定調達の面からはある意味究極の方策なんでしょうね。
 同じ奈良の風の森もその点は随分昔からやっていますし、なんとなく地域性があるように思えます。

 さて、精米歩合は60の無濾過生原酒。
 飯米使用だからか、お値段は税抜1,250円とかなり良心的です。
 2018年8月製造、10月開栓。

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 上立ち香はあまりしない感じですね、渋味の雰囲気が若干ある気もします。
 含むと、落ち着きながらもインパクトのある甘酸旨味がグググっと入ってきて、割と強めの渋味でギッチリと引き締められたまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘味はほどほどながらしっかりありつつ、酸味と渋味が若干優勢な印象で、あえて言うなら旨味マシマシの白ワイン的趣がありますね、割と飲み飽きない感じでスルスル飲めてしまう感じ。
 後味も酸渋が引き取る形で、見事に引き上げてくれます。

 無濾過生原酒らしい飲みごたえのある旨味と、一種白ワイン的な引き締まりを兼ね備えた、個性派スルスル酒でした。
 いわゆる食中酒として極めて完成度が高いですね、それでいて単体で飲んでも全然飲めるのが今風で素晴らしい。
 うーんこれは万人受けするんじゃないかな…、方向性的に私よりも相性が良い方は多いと想像します、コスパも非常に高。
 長龍酒造のお酒は今後も注目していきたいですね。

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名称:広陵蔵 特別純米酒 無濾過生原酒
蔵元情報:長龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年01月22日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

月の輪 特別純米生原酒 27BY

家飲み記録 月の輪 特別純米生原酒 27BY

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 岩手県紫波郡紫波町(しわぐんしわちょう)のお酒です。
 同蔵のお酒としては、以前に別ブランド「宵の月」をいただいていますね。

 こちらのお酒は、ついに移転してしまった築地市場にほど近い「酒の勝鬨」さんで購入しました。
 同店は行ったことがなかったのですが、どうしても欲しいお酒を検索していたら、こちらの通販ページが引っかかったため、決断的に訪問した次第です。
 実際行ってみると品揃えが豊富かつ個性的で、掘り出し物的なものもあり、すごく面白かったですね。(結局6本も買ってしまった…)
 取り扱い銘柄等、詳細は同店のホームページをご参照ください。

 今回いただいたのは、精米歩合55の特別純米生原酒の、生熟バージョンとでも言うべきものですね。
 27BYとのことですが、製造年月は2017.11となっているので、恐らく蔵元で2年程度寝かせたものだと考えられます。
 しかし、蔵で貼ったのか店で貼ったのかわかりませんが、BY表記シールの適当感が逆に素敵(笑)、ただ、これがないと生熟ものだとパッと見わからないので、意味合い的には超重要かと…
 なお、7月末開栓です。

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 上立ち香は流石に熟した感じのチョコ・カラメル感のある香りがそこそこに。
 含むと、やはり熟した印象の旨味がググっと入ってきて、いい感じのほろ苦さでしっかりと引き締まりつつ、濃厚ながらも独特なバランスを保ったまま染み込んできます。
 味わいは、ガッツリ、しかし非常に素直に熟した印象の焦げチョコ的な旨味が中心にあって、そこに奥深さを添える苦味が一体になった、非常に飲み応えのある感じのもの。
 後味は、やはり苦味が濃さをちゃんと引き取って、バッチリキレます。

 カカオ含量多めのアルコール入りチョコレートって感じの、バランスの取れた熟旨苦味酒でした。
 数年物の生熟酒としては割と典型的な味わいという印象ですね、個人的にはもうちっと苦味が引っ込んで甘味が増してくれるとより好みかな。
 ただ後ろ向きの劣化ではなくしっかり生熟の魅力は出ているので方向性は応援したいです、中野BCみたいにどんどん知見を集積していって欲しいところ。
 月の輪、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

 次は今回のメインターゲット酒をご紹介します。

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名称:月の輪 特別純米生原酒 27BY
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社月の輪酒造店
購入価格(税抜):1,400円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:酒の勝鬨(築地)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年11月16日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:3

萩乃露 「雨垂れ石を穿つ」 特別純米 十水仕込 生酒

家飲み記録 萩乃露 「雨垂れ石を穿つ」 特別純米 十水仕込 生酒

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 滋賀県高島市のお酒です。
 同銘柄は三回目の登場ですね。

 この「十水仕込」は、「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんで詳しく取り上げられていて、私も以前から興味がありました。
 (なおそちらの記事は火入れ版についてですね。生酒は日誌係さんが最近記事にされてます。)
 そちらの記事にはもう少し詳しい内容が載っていますが、十水仕込とは「一言でいえば極めて少ない水で仕込むのが特徴」らしいです。
 素人考えでは、濃いお酒が出来そうな気がしてしまいますが、そう単純なものでもないんでしょうね…まああまり深く考えずに楽しませていただきます。

 ラベルにはあまりスペック情報が載っていませんが、蔵元ホームページの商品紹介によると、使用米は山田錦・吟吹雪、精米歩合は60です。
 アルコール度数が15度と低めなのが目につきますが、製法によるものなのか加水によるものなのかは、公開情報からだけではわかりませんね。

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 上立ち香は洋梨的な甘さを感じる濃厚な香りがそこそこに。
 含むと、落ち着いた印象の甘旨味が少々のトロミを伴いつつ入ってきて、時間差で出てくる苦味で輪郭を整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、程よく熟した洋梨的(?)な甘旨味が中心にあって、ほんのりとしたセメダイン風味や、柔らかい苦味が伴うことで飲み飽き無さを加えてくれます。
 後味は、まさにその苦味で濃厚さをしっかり引き取って自然に引き上げてくれます。

 落ち着いた甘旨味に、程よく引き締まりと複雑味を添えて楽しませてくれる、良バランスの芳醇旨酒でした。
 裏ラベルの「濃密にして爽やか」というフレーズには同意できます、単に濃いだけではないと言いますか。
 ただ、十水仕込み「らしさ」についてはあまり良くわからなかったかな…、まあそれは私が普段インパクトのある甘口酒ばかり飲んでるからでしょうけど。
 逆に言うと、普段濃い酒を飲まない方が自然に飲める芳醇酒というものなのかも。
 萩の露、引き続き注目していこうと思います。

紹介:「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんの類似スペック(火入れ)の記事
https://kyoto-sakeblog.com/896

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2554.html

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名称:萩乃露 「雨垂れ石を穿つ」 特別純米 十水仕込 生酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦・吟吹雪
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社福井弥平商店
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年10月19日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 特別純米酒 29BY (2018/03/27)

家飲み記録 田酒 特別純米酒 29BY (2018/03/27)

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 青森県青森市のお酒です。
 ブログでの登場はついに10回目と、大台に乗りました。

 我ながら珍しいセレクトだと思いますが、今回はハッキリとした理由があります。
 実は、田酒のラインナップの中でもド定番といえるこの特別純米が、ちょうどこの辺り(2018/3)の出荷分から、二回火入れから一回火入れになったらしいのですよ。
 常日頃から、火入れ回数の味わいに対するインパクトの大きさを実感している私からしたら、これは超大幅リニューアルなわけで…、試さずには居られないと酒屋さんに走ったわけです(ブログ掲載は半年後という体たらくですが…)

 しかし、相変わらずラベル情報は貧相ですね、一応蔵元ホームページに使用米(華吹雪)等もう少し詳しいスペック情報がありますので、詳しくはそちらを。
 ちなみに今回大幅リニューアルと書きましたが、この時点では見た目の違いはキャップに小さく「要冷蔵」という記載が加わっただけのようです。
 まあ定番として完成されたラベルデザインを変更したくないのはわかりますが…、「こんなん気付くかい!」と突っ込んでしまいました(後で気づいたのでアップの写真も撮り逃した)。

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 上立ち香は、セメダイン混じりのマスカット?的な、フレッシュ感を残した香りがそこそこに。
 含むと、高濃度の甘旨味が力強く入ってきたかと思うと、すぐさま強めの渋味でぎゅーっと締め付けられた感じになり、最後までその渋味を振りまきながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、最初に感じる濃厚かつ奥深いマスカット的な甘味と、その後の割とスパルタな渋味との落差が激しいですね、最終的には渋めの白ワイン的な雰囲気になっているような。
 後味は、その渋味が引き取る形ながら、不思議なほどに自然に引き上げます。

 濃厚かつ上品な甘酸旨味を、かなり強めの渋味ががっつりと引き締める、独特のバランスがある旨渋酒でした。
 最初はちょっと面食らいますが、飲み進めると結構渋味も慣れてきて、不思議な飲み進め易さもあります。
 食事にも合うことでしょう、表面上は変わったようにも感じますが、根底にあるイズムは変わっていないような印象。
 田酒、今後のチャレンジにも期待していきたい銘柄です。

 何となく予感がして、開栓後数日置いてみたところ、さらに渋味がこなれていい感じになりました。
 さすがの貫禄ですね、これは居酒屋でも映えるんじゃないかしら。

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名称:田酒 特別純米酒 29BY (2018/03/27)
精米歩合:55%
使用米:華吹雪
アルコール度:16度
日本酒度:+-0
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):約1400円/720ml(レシート紛失…)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 田酒 特別純米

2018年10月01日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

招徳 特別純米 無濾過生原酒 旭四号

家飲み記録 招徳 特別純米 無濾過生原酒 旭四号

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 京都府京都市伏見区のお酒です。
 家飲み外飲み含め初めて、というか完全初見銘柄でした。

 京都みやげ酒の3本目です、よく考えたら3本とも伏見のお酒でしたね。
 正直なところ、関東ではあまり知られていない銘柄なんじゃないでしょうか、伏見は超大手から小規模蔵まで密集しているところも面白く感じました。
 で、このお酒のさらに珍しいところが、「旭四号」というお米を使っていることかと思います、ググってもあまり情報が無いぐらいレアのよう。
 どうやら伏見限定、数蔵ぐらいしか使っていないっぽいですね、こういうお酒に出会えるのが、旅先の酒屋訪問の魅力かと…

 正確には麹米に五百万石を使いつつ、掛米にその「旭四号」を使っているようですね、精米歩合は60。
 最近は小規模蔵も積極的に無濾過生原酒を出してくれている印象がありますね、ありがたいところです。

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 上立ち香はセメダインと甘さ混じりながら、何か香ばしいような不思議な香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ複雑さのある甘旨味が割と自然な口当たりで入ってきて、渋味で奥深さを添えつつ、最後まで存在感を保ったまま口中に染み込んできます。
 味わいは、やはりいい感じで熟したマスカット的な甘味が中心にあって、若干焦げたような苦味と程よい渋味と絡み合うことで飲み応え、飲み飽き無さをしっかりと備えている印象。
 後味は、その渋味と少々のアルコール感でキレあげる感じ。

 甘さのインパクトと、苦味の引き締まりと、渋味の奥深さがしっかりバランスを取って絡み合う、個性派芳醇酒でした。
 この渋味由来の奥深さはなぜか最近福島酒で良くであうタイプの味わいかも…、まあそれ自体はたまたまだと思いますが。
 私にとっては、渋味を心地よく感じられるのも、甘旨味の存在感あってこそだと思います、渋いだけじゃなくて上手くバランスが取れている印象。
 いやあこれはヒットです、衝動買いの醍醐味ですね。
 招徳、次に出会えたならば是非またいただいてみたいとおもいました。

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名称:招徳 特別純米 無濾過生原酒 旭四号
精米歩合:60%
使用米: 麹:五百万石 掛:旭四号
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:招徳酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:京極屋酒店(伏見)
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー
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今回の三本はどれも旨かった!伏見恐るべし…

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2018年09月21日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

英勲 特別純米 無濾過生原酒 無圧しぼり

家飲み記録 英勲 特別純米 無濾過生原酒 無圧しぼり

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 京都府京都市伏見区のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みも確か無かったかな…

 先日、法事関係で京都に行く必要が生じ、母と二人で行ってきました、しかも用事は早々に済んだので、その後はこの機会を逃してはならぬと松尾大社を参拝したり伏見を周ったり…、いやあ有意義でしたね。
 今回はその土産酒になります、3本買ったうちの1本目。

 英勲はあまり東京では見ない印象ですが、蔵元ホームページタイトルに誇らしげに「全国新酒鑑評会 14年連続金賞受賞蔵」とあるように、実力は折り紙付き。
 また、京都酒に強い日本酒ブログ「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんによると、「酒1グランプリ」(松尾大社で行われる日本酒の試飲イベント)第5回グランプリに輝いてもいるそうです、流石は伏見の蔵ですねえ。

 今回いただくのは季節限定品の「無圧しぼり」、裏ラベルに解説はありますが、具体的な搾り方はよくわかりませんね。
 精米歩合は60ですが、使用米は不明。
 後、どうでも良い話ですが、こちらの銘柄、どうしても静岡の「英君」と混ざるんですよね…、日本酒業界に数ある「紛らわしい銘柄名」でも上位に入るかも(もちろん蔵元に罪は無いのですが)。

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 上立ち香は若干バニラ的な甘めの香りがそこそこに。
 含むと、程良い密度の旨味がスルスルと優しい口当たりで入ってきて、徐々に出てくる苦味でしっかり輪郭を保ちつつ、最後まで自然な感じでゆっくりと喉奥に入ってきます。
 味わいは、柑橘系の甘酸、砂糖的な高純度の甘味、バニラ的な柔らかさをそれぞれバランス良く感じるもの、苦味は嫌らしさがなく引き締め役に徹してますね。
 後味は酸中心で見事に引き上げます。

 良い意味で尖ったところが無い、最初から最後まで自然に旨味を楽しめる、バランス系甘旨酒でした。
 これはスルスル系ですね~、苦味が良い方向に働いている上に、口当たりが優しいのが非常に好印象。(実は伏見酒ってまさにこんなイメージだったかも)
 そして、濃度は程々ながらも原酒らしい飲みごたえはしっかりあるので、私のような芳醇派でも物足りなさは感じなかったですね。
 英勲、蔵元及び伏見酒の実力をしっかりと味わわせてくれるお酒でした、機会があればまたいただきたいと思います。

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名称:英勲 特別純米 無濾過生原酒 無圧しぼり
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:齋藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:京極屋酒店(伏見)
お気に入り度:8.4/9.0

■おまけギャラリー(松尾大社)
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 菰樽が大量にあるのは見ごたえあったのですが、木が若干邪魔だった…

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タグ: 英勲 特別純米

2018年09月17日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

四季桜 特別純米 生原酒 

家飲み記録 四季桜 特別純米 生原酒 

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 栃木県宇都宮市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 前回は火入れ酒をいただいたのですが、あまり火入れっぽさが無く、生酒派の自分としても違和感なく飲めたことが印象に残っています。
 しかしそれでも、結局は生酒も飲みたくなってしまうのがサガでして…、今回はこちらをセレクトした次第。
 ラベルは前回同様伝統的な雰囲気ですが、限定品を示す肩ラベルの方はローマ字記載が入り交じる若干ファンキーな感じになっているのがある意味面白いですね、なんというかふざけきれないのが微笑ましいというか…
 (ちなみに、ふざけきった好例が某蔵の「ツーアウトフルベース」等だと思っております)

 閑話休題、スペックは五百万石を60まで磨いた生原酒ということで、割とスタンダードですね。
 1月出荷ですが、まあここのお酒なら大丈夫だろうと、4月まで引っ張って開けました。

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 上立ち香は若干酸を感じる、爽やかな果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸が効いている感じの引き締まった旨味がググっと入ってきて、最後まで密度を維持したまま、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、酸・甘・渋が一体になった感じの、ほどほどに熟した柑橘系果実的旨味が最初から最後まで主役を演じます、その中でも落ち着いた感じの酸が良い働きをして、インパクトがありながら飲み飽きない感じになっています。
 後味は、そのまま酸が引き取ってしっかりとキレます。

 複雑味と飲みごたえが有りつつも、芯のある酸で飲みやすさすら感じさせる、独特のまとまりのある力強いお酒でした。
 これは完全に一杯目より二杯目の方が染みるお酒ですね、本当は燗でもつけるべきだったのですが、ついスイスイ飲みきっちゃいました。
 個人的にはどうしても甘味がもうちょっと欲しくなってしまいますが、まあそれは完全に好みでしょう。
 後、多分数年レベルの熟成にも耐えそうな風合いですね、数ヶ月ではダレの気配も無いのはやっぱり凄い。
 四季桜、もっと評価されるべき銘柄だと感じた一本でした。

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名称:四季桜 特別純米 生原酒
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:宇都宮酒造株式会社
購入価格(税抜):1,360円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年08月15日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 29BY

家飲み記録 飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 29BY

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 福島県会津坂下町のお酒です。
 ブログでの紹介は5回目。

 言わずと知れたプレミア銘柄の一角ですね、昨年に引き続き、今年も運よく定価購入することができました(ちなみに私はプレミア価格でお酒を購入したことは一回も無いです)。
 最近、知られていない銘柄の開拓により軸足を移している私としても、而今のにごりとこの飛露喜無ろ過生原酒だけはどうしても飲みたい気持ちを押さえられないんですよ…、自分の中では別格といいますか。
 そもそも、飛露喜が日本酒史に名を残している最大の功績は、「無濾過生原酒」を世に広めたということですからね、私のような芳醇フレッシュ派の日本酒党としては足を向けて寝られないお酒なわけです。
 
 ラベル情報は相変わらず貧弱、四合瓶が無いので止む無く一升瓶購入です、ただ、お値段も税抜2,600円とやはり極めて良心的。
 最近生詰やふな口のラベルのカラーリングが変わっていましたが、このお酒は変わりませんね、やはり原点としての位置付けなのでしょう。
 なお、12月購入、2月開栓です。


 上立ち香は、フレッシュさと熟感が混ざったかのような果実香が仄かに。
 含むと、濃厚な甘旨味が塊となって力強く入ってきて、ほんのりと纏った青さと苦味で輪郭を保ちつつ、最後まで存在感を保ったままじんわりと染み込んできます。
 味わいは、やっぱり飛露喜味って感じの、甘渋が一体化した感じの核を感じる旨味が主役で、いかにも無濾過生原酒的な青さ、重さもある濃厚かつ力強いもの。
 後味は若干の苦渋が受け持っってしっかりキレますね。

 ザ・無濾過生原酒といった感じの甘渋芳醇フレッシュ酒でした。
 個人的には昨年の方が好みだったかな…、今年は割とありがちな味わいに感じましたね。
 ただ、各所の感想を見ると、何となく同じ年でも結構ロットごとで味がブレる傾向にあるんじゃないかという気がします、その辺りも無濾過生原酒らしいと言えるのかも。
 正直なところ、旨くて個性的な生酒が世にあふれる今となっては「オンリーワン」という感じのお酒では無くなっているとは思いますが、やはりコスパという観点ではこれを越えるものは相当限られるかと(逆に言うと、高い金だして飲むのは愚かとしか言いようがない)
 飛露喜、やっぱり来年も飲みたいなあと思わせてくれる一本でした。 

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名称:飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社廣木酒造本店
購入価格(税抜):2,600円/1,800ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年06月14日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

伊乎乃 特別純米 初しぼり中汲み生原酒

家飲み記録 伊乎乃(いおの) 特別純米 初しぼり中汲み生原酒

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 新潟県小千谷市のお酒です。
 家飲み・外飲み含め初めていただきます。

 初飲みということで銘柄名でググってみたところ、真っ先に「モトックス」という会社のページが出てきました。
 どういうことやねんと、もうちょっと同社について見てみたところ、どうやらワイン中心に酒類の卸・販売をやっている会社みたいですね。
 蔵元と連携してブランディングした銘柄を売り出しているという感じなのでしょうか、商品紹介ページにある「ワインのモトックスならではの日本酒チョイスにご期待ください。」というアピールはなかなか面白いアプローチかも。
 ラベルもいかにも垢抜けてますね、それでいて裏ラベルの情報が充実しているのは好印象。
 ちなみに、同蔵の通常銘柄は「越の初梅」などのようです、こちらはちょっと昭和の匂い。

 スペック的には、魚沼産五百万石の60磨きの生原酒ということで、割と正統派な印象。
 お米の生産者や認証情報に関する記載が特に詳細なのは、やっぱりテロワールを意識しているみたいですね、十年一日のごとく(原料米:国産米)とか舐めた記載(笑)している蔵には見習ってほしいところです。

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 上立ち香は爽やかな酸とセメダインを感じる果実系の香りがそこそこに。
 含むと、やはり爽やかな印象の甘酸味が勢い良く入ってきて、最低限の苦味を奥の方に感じさせつつ、最後までバランスを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり柑橘系果実の甘酸味が主役、濃度は程々で、中取りらしい雑味の無さが魅力ですね、これはガンガン行ってしまいます。
 後味は自然な印象のまま、いつの間にか消え去る完璧に近い引き上げ。

 ワイン卸の会社が勧めるお酒として納得感のある、極めて完成度の高い甘酸系爽やか食中酒でした。
 如何せん私の好みは偏っていて、所謂食中酒は基本避けるのですが、それでもこのお酒が良く出来ていることはわかります、コスパも良好。
 むしろ当ブログが推す銘柄を濃すぎだとおもったり、そもそも無濾過生原酒系が重すぎて苦手だったりする方に飲んでみて欲しいお酒かも、そういう意味ではもっと知られてよい銘柄ですね。
 伊乎乃は覚えておくとともに、同蔵の「越の初梅」や、モトックス社のもう一つの日本酒銘柄「庵」もいつか飲んでみたいと思いました。

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名称:伊乎乃 特別純米 初しぼり中汲み生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:高の井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/750ml
購入した酒屋さん:新川屋佐々木酒店(人形町)
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年06月04日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

縁喜 特別純米酒 玉村無濾過生原酒 ひとごこち

家飲み記録 縁喜(えんぎ) 特別純米酒 玉村無濾過生原酒 ひとごこち

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 長野県下高井郡山ノ内町のお酒です。
 家飲み外飲み含め確か初めていただきます、長野酒特集の8本目。

 この縁喜(正式にはラベルにある通り「喜」の字は異体字ですが、文字化けしそうなので喜で統一します)については、長野酒が非常に充実しているブログ「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんが強く推していたことが以前より印象に残っていました。
 今回、たまたま神田の鈴木酒販さんの店頭で見かけたため、これ幸いとセレクトした次第です。
 同蔵については洒落たデザインの公式ホームページがあり、そちらを見る限り地ビールにも力を入れているようですね、直営ビアレストランもあるとか。
 地方蔵にしては珍しく、今回いただくような限定品についてもちゃんと商品紹介ページがあるのは好印象ですね。(特約店一覧があるとなお良いのですが…)

 スペックについては、そちらのページに加え、ラベルにもかなり詳細な記載があってこれも素晴らしいと思います。
 地元産の契約栽培ひとごこち利用というところがポイントですね、精米歩合は長野スタンダードの59%。
 【5/28追記】コメントいただくまで全く気付かなかったのですが、こちらは珍しい五合瓶でした。それで税抜1,385ですからコスパも素晴らしいことになっていますね。(しかし、それに気付かずガブガブ飲んじゃったって、どれだけアルコールに頭がやられているのか…)

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 上立ち香はちょっと草っぽい青目の香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚なながらやはり青さで引き締まった印象の旨味がググっと入ってきて、力強さとバランスを両立させつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、青い感じながらキツさのない旨味が芯にあって、甘みは程々、全体としては甘みをちょい抑えて苦味と旨味を増したメロン系な印象(?)ですね、酸も居るのですのがフレッシュさよりさ落ち着きがあるタイプかも。
 後味は青さと酸でしっかりキレます。

 草っぽい独特な風味が特徴的な、非常に飲みごたえのある個性派濃厚旨酒でした。
 最初はちょっとクセがあるかなと思いましたが、飲み進めると逆にクセになる感じですね…、複雑ながらも雑味がしっかり抑えられているので、飲み飽きずに進められる印象があります。
 似ている銘柄をあえて挙げると山間かなあという気がします、草感とインパクトが近しい感じ。
 縁喜、是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

 そして、開栓後も数日ぐらいでは全く崩れず、むしろこなれた感じで良くなってきました。
 いやあ力強い系のバランス酒なんでしょうね、流行りの酒質は一線を画しつつも、しっかり独自の魅力があるお酒だと思います。

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紹介:「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの同銘柄別スペックの記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1065186206.html

名称:縁喜 特別純米酒 玉村無濾過生原酒 ひとごこち
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17%
日本酒度:+3
蔵元情報:株式会社玉村本店
購入価格(税抜):1,385円/900ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.5(開栓後変化含む)/9.0

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2018年05月25日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

斬九郎 特別純米酒 生酒

家飲み記録 斬九郎 特別純米酒 生酒

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 長野県伊那市のお酒です。
 前回の艶三郎と同時に購入しました、長野酒特集の4本目。

 斬九郎は、以前「夏泉」の記事でちらと書いたとおり、四ツ谷の「大長野酒祭り」で特に好印象だった2銘柄の一つだったりします。
 結局半年しないうちに二つとも飲んじゃいました…、我ながら未飲銘柄に対する執念深さが恐ろしいことになってますね。
 まあ地酒についてはこれだけ種類が多いと、外飲みで気に入った銘柄に出会った場合、必ず詳細スペック含めた写真を取り、早いうちにググって基礎情報を仕入れておき、できれば常に頭の片隅に置いておくぐらいのことをしないと、いざ酒屋で再会したときにスルーしてしまう恐れがあると思います。
 私はそれが恐ろしいんですよね…、何が何でも逃さずにはおれません。
 実際、一般の方々(非マニア)が「前飲んだお酒が凄く美味しかったんだけど、名前忘れちゃいました~」とか言ってるのを聞くと、「キエーッ!なんでそんな平然としてられるんじゃー!」と頭を掻き毟りたくなります(病気)。
 
 閑話休題、スペック的には美山錦利用、精米歩合は61%と謎の数字になってますね。
 前回の「艶三郎」と同じ蔵のお酒です、「芳醇辛口」と明記されている斬九郎だけだと、甘味重視派の自分としてはちょっと不安だったため同時購入した次第。

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 上立ち香はなんとなくバニラ的な、硬質な香りがそこそこに。
 含むと、青さを纏ったキリリとした旨味が力強くしかしスルリと入ってきて、少々の粉っぽさとほんのりとした苦味を伴いつつ、最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり青さや草っぽさのある引き締まった旨味が主役で、濃度はほどほど、酸も働いていて全体的な印象は兎に角ガッチリ引き締まった男酒といった感じ。
 後味は、少々の苦味と辛さを感じさせつつ、しっかりとキレます。

 青く引き締まった筋肉質な旨味が特徴的な、「名は体を表す」という言葉が浮かぶような辛口酒でした。
 そこまで濃厚ではないと思うのですが、確かに淡麗ではないですね、割と万能な食中酒というイメージ。
 個人的には艶三郎の方が断然好みでしたが、まあこれはそれぞれ「キャラが立っている」と思うので、あとは完全に相性でしょう。
 斬九郎を含め、信濃錦は今後も機会があれば飲んでみたい銘柄です。

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名称:斬九郎 特別純米酒 生酒
精米歩合:61%
使用米:美山錦
アルコール度:15.5度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社宮島酒店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:中島酒店(松本)
お気に入り度:8.2/9.0

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2018年05月17日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大雪渓 特別純米 無濾過生原酒 槽場詰め

家飲み記録 大雪渓 特別純米 無濾過生原酒 槽場詰め

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 長野県北安曇郡池田町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…(呆)

 実は先日長野に小旅行に行きまして、その時に土産酒として何本か購入して帰りました。
 元々長野酒が好きなこともあって、別でも今期結構飲んでおりまして、せっかくなのでここでまとめて掲載していこうと思います。
 プチ長野特集という感じですね。

 で、旅行時に看板とかコンビニのカップ酒で、特によく見かけた銘柄がこの大雪渓だったような気がします。
 あまり東京では出会いませんが、ホームページも立派ですし(買える店一覧があるのが特に素晴らしい!)、まさに地酒の雄という感じなのでしょう。
 そしてそういうお酒を家飲みできる機会というのは結構限られていると思いますね、通販でもなかなか敢えて選ぶ気になりませんし、それこそ出張・旅行時にでも出会わないと…
 ただ、今回は珍しくふくはら酒店さんの店頭に並んでいたのでセレクトしてみました、ググると日本名門酒会の商品紹介ページが出てきたので、そっち系の流通みたいですね。

 ラベル上は記載が無いのですが、そのページによると使用米はひとごこちのようです、精米歩合は長野らしい59%。
 ピチピチ感が魅力らしいのですが、今回は出荷11月のものを今年の2月に開栓と、ちょっと寝かせてしまいました。


 上立ち香はセメダイン感のある青い果実の香りが控えめに。
 含むと、フレッシュな甘酸味が少々の青い苦味を伴って勢い良く入ってきて、最後までその爽やかな印象を保ったまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、皮に近い部分のメロンと言った印象の、甘さほどほどかつ苦味と酸味がしっかりと引き締める、新酒生酒的なやんちゃさと一種のまとまりを兼ね備えたもの。
 後味は、苦味が引き取ってしっかりキレます。

 全体的に青い感じながら苦過ぎない、キリリとフレッシュな新酒生らしいお酒でした。
 何気に面白いのは、グラスの水泡や開栓時のシューの勢いに比べて、飲んだときのガス感が(私は)控えめに感じたことだったりします、この辺りは本当は出荷直後に飲むべきお酒だった気もしますね…
 まあ全体的には、新酒としてわりとよくある系の味わいだったように思えます、十分楽しめるのですが、もうちょっと特徴が欲しい気も。
 ともかく、大雪渓、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:大雪渓 特別純米 無濾過生原酒 槽場詰め
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17%
日本酒度:+4
蔵元情報:大雪渓酒造株式会社
購入価格(税抜):1,429円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年05月11日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

初亀 特別純米 かすみさけ 生酒

家飲み記録 初亀 特別純米 かすみさけ 生酒

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 静岡県藤枝市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…(呆)

 相互リンクさせていただいている「日本酒と競馬ブログ」さんは、地元の静岡酒を特に積極的に取り上げられています。
 中でもこの初亀は個人的「静岡酒四天王」の一つだとか…(他の三銘柄はリンク先参照)。
 私としては、銘柄名は知っていたものの、なかなか飲む機会がなかったのですが、今回ふくはら酒店さんの店頭に並んでいたのでこれ幸いとセレクトしました。
 
 スペックは裏ラベルにある程度詳細な記載がありますね、酒米の産地として有名な、富山県の南砺産の山田錦と雄山錦を使っているとのこと。
 アルコール度数は15度で原酒の標記も無いので、そこそこ加水されているものと思われます、だからか、お値段も良心的。
 瓶底には数ミリ程度おりが沈んでいますね、実はもうちょっと濃ければにごり酒特集に入れようと思っていたのですが、流石にこれは「うすにごり」等の範疇でしょう。


 上立ち香はバニラ&マスカット的な香りがそこそこに。
 含むと、ハッキリした印象の甘旨味がスルスルと入ってきて、おり由来の苦渋とフレッシュな酸味で輪郭を保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいはやはり香り通りの印象の、バニラと甘酸をバッチリ感じる旨味が主役、苦渋はあくまでキレを添えるぐらいの存在感ですね、甘味がそこまで強くないことも有り、全体としてはスルスルいける系という印象。
 後味は、酸がメイン、苦がサブという感じで受け持って、バッチリキレます。

 かなりスッキリ系寄りの甘酸酒と言った印象の、キリリと引き締まったバランスの良い旨味が魅力的なフレッシュ酒でした。
 ダレない旨味に加え、苦味が雑味ではなくちゃんと引き締まる方に働いている辺り見事な造りだと感じました。
 私はどうしてももうちょい甘味寄りの方が好みなのですが、むしろこのくらいのほうが万人向けのような気もしますね、完成度は本当に高いと思います。
 初亀、次は別のスペックも是非いただいてみたいと思いました。

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紹介:「日本酒と競馬ブログ」さんの同スペックの記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-79.html

名称:初亀 特別純米 かすみさけ 生酒
精米歩合: 麹:55% 掛:60%
使用米: 麹:山田錦 掛:雄山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:山本合名会社
購入価格(税抜):1,385円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 初亀 特別純米

2018年05月03日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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