雪の茅舎 純米 古酒 「隠し酒」

本日の家飲み 雪の茅舎 純米 古酒 「隠し酒」
 
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 秋田県由利本荘市のお酒です。
 秘伝山廃純吟生に続き、三回目の紹介ですね。

 こちらも実力派銘柄、雪の茅舎の10年オーバー熟成大古酒です。
 人形町の「小山酒店」さんの常温棚にしれっと並んでいるのを見つけ、試飲させてもらった上で購入しました。
 まず特徴的なのは包装ですね、かなり厚めの紙で包まれており、飲む前にはミシン目から切り取って開けるという、徹底した遮光が施されている形式です。

 スペック的には一般的な火入れ純米といった趣ですね。
 特筆すべきはそのお値段で、10年古酒とはとても思えないレベルです。
 小さい瓶だと500mlというのもポイントで、古酒というものを一度試してみたい人にはドンピシャのお酒と言えるでしょう。

 見た目的にはいい感じで色づいています、美しいと感じるほど。
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 上立ち香はうっすらとした熟成感のある香りがほんの少々。
 含むと、うーむ見事なまでにそれっぽい、熟成酒特有の香ばしい旨味が辛さを伴いつつ入ってきて、ググっと流れ込んできます。
 味わいは見事なまでに直球の、いわゆるナッツ的な趣きのある熟成された旨味が主役、ただ臭い感じではなく、なんというか素直に年月を経た感じの熟し方ですね。
 後味は辛さが出てきてしっかりとキレます。

 「熟成酒らしさ」をストレートに楽しめる、王道を行く古酒でした。
 しかし、自分には甘味が控え目になってしまうのがどうも寂しいんですよね…、熟成するとこうなるのは科学的な理由があると思いますが、それこそ私が熟成酒を苦手とする理由なのかもしれません。
 まあこのお酒自体は、熟成酒入門として非常に良心的で完成度の高いお酒だと思います、蔵の確かな実力を感じた一本でした。

 燗を付けると、やはり味わい濃厚口当たり穏やかになります。
 ただ甘さはやっぱり控えめですね…

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名称:雪の茅舎 純米 古酒 「隠し酒」
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社齋彌酒造店
購入価格(税抜):1,000円/500ml
購入した酒屋さん:小山酒店(人形町)
お気に入り度:7.9/9.0

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2016年04月01日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

津島屋 外伝 純米酒 the ancient vintage1995

本日の家飲み 津島屋 外伝 純米酒 the ancient vintage1995

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 岐阜県美濃加茂市のお酒です。
 家でも外でも何度かいただいています、ブログでの紹介は2回目ですね。
 
 芳醇フレッシュ派の私の場合、新酒の時期はどうしても無濾過生原酒にセレクトが偏ってしまい、どれだけ高次元なお酒でも流石に若干飲み疲れを感じるときがあります。
 そこで今年は、思いっきり逆に振る形で、あえて数年熟成の火入れ酒を何本か購入してみました。
 実際は新酒の合間に時期をバラして買っているのですが、比較の意味もこめて、これから集中的に紹介してみようと思います。

 トップバッターは津島屋、実力は折り紙つきの蔵ですね。
 しかも、なんと06BY、約20年熟成の1回火入れ熟成酒というかなり珍しいスペックです。
 値段は流石に新酒と比べるとお高めですが、この年数の熟成酒では破格と言ってよいレベルでしょう。


 上立ち香は割と露骨な熟成香がそこそこに。
 含むと、いわゆるナッツ的な、思いっきり熟成系の旨味がストレートに入ってきて、勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに熟成日本酒の王道を行くようなナッツ・カラメルの旨味が主役ですね、良く良く転がすとトロリとした甘味に熟した苦渋味が絡みついているようにも感じます。
 後味は口中に若干の苦味を残しつつ引き上げていきます。

 思いっきり熟成された旨味を素直に楽しめる、そう滅多には味わえないであろうレア感のあるお酒でした。
 実際冷蔵保管のコスト面を考えると、このレベルの大古酒がこのお値段というのはとんでもないことだとは思います。
 津島屋、今後も色々なスペックをいただいてみたいなと感じました。

 燗を付けると…、おお見事にクセが和らぎますね。
 これは好みによって、かなり高い温度帯も楽しいと思います、ぬる燗は逆に物足りないかも。

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名称:津島屋 純米 山田錦 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:美山錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:御代桜醸造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.0/9.0(燗上がりも考慮に入れて)

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2016年03月30日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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