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楽器正宗 本醸造 中取り

家飲み記録 楽器正宗 本醸造 中取り 

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 福島県西白河郡矢吹町のお酒です。
 この銘柄はブログでの登場は初めてですが、外飲み経験等は有り、詳しくは後述します。
 
 同蔵の「自然郷 SEVEN」という銘柄は既に2回紹介しています、この楽器正宗は地元銘柄というやつですね。
 実はこのお酒は、先日参加させていただいた「第4回お酒ミライオフ会 闇鍋日本酒会」で出会ったお酒だったりします(正確には中取りでない通常品でしたが)。
 レポートにもあるように、このお酒は同会のブラインド投票で13本中2位に輝いています(なお、私は1位として投票しました)。
 いやあ恥を忍んで申し上げますと、私は一口飲んでメモに「而今か?」的な事を書いちゃいました…、冷静に考えると全然違う味なんですが、まあそのくらい印象が良かったんですよね。
  
 スペックは、精米歩合麹米60%、掛米70%、福島の酒米「夢の香」利用らしいです。
 アル添有の火入れ本醸造なのですが、無濾過無加水(原酒)であること、要冷蔵(多分一回火入れ)であることが要注目かと。
 また特筆すべきはその価格で、何と税抜1,056円!それこそスーパーの常温棚に置いてある本醸造レベルなんですよ…

 なお、6月出荷、6月開栓のフレッシュコンディションでいただいております。
 実は同スペックの記事を既に「20代から始める日本酒生活」さんと「日本酒感想日誌」さんが書かれており(お二人ともかなりの高評価)、私も乗り遅れてはならんと急いでアップした次第。

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 上立ち香はびっくりするぐらい濃く、かつ爽やかなグレープフルーツ的果実の香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚かつ複雑味のある甘渋味がほのかなガス感を纏いつつ力強く入ってきて、最後までその複雑さを保ちつつも、辛さが裏方で引き締まりを加え、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘酸渋味がいい感じで拮抗するぶどうジュース的な旨味が主役、アルコール的辛さがしっかり仕事をして引き締めている感じなのですが、旨味が濃いためにキツさは皆無。
 後味はやはりアルコールの辛さが引き取る形なのですが、キツさはバッチリ抑えられたままキレます。

 福島酒らしい非常に奥深い印象の旨味を、見事なまでに自然に楽しませてくれる、圧倒的な高コスパ酒でした。
 正直よくよく味わうと、ある程度の雑味らしい苦味や粉っぽさとかも感じるのですが、バランスが取れている上にアルコール的辛さがしっかり引き取るので、全体としては違和感皆無なんですよ。
 いやあこれはアル添酒の一つの理想形かもしれませんね…、個人的には辰泉こだま別誂を想起させるものがありました、何というかアル添である必然性をハッキリ感じるお酒だと思います。
 後個人的には、「要冷蔵」であることが結構重要なんじゃないかと思うんですよね…、こういうお酒が意識低い系酒屋(失礼)の冷蔵庫のビールやジュースを押しのけて入ってきて、「冷蔵庫に入っている日本酒は旨い」という共通認識が生まれていくことが、今後の日本酒市場の一つの理想的方向なんじゃないかなあと思ったりしています。
 ともかく、楽器正宗、自然郷と共に今後超要注目ですね。

 燗も試してみたいところでしたが、すすっと飲み干してしまいました…
 こりゃ一升瓶でも良かったなあ。

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名称:楽器正宗 本醸造 中取り
精米歩合: 麹:60% 掛:70%
使用米:夢の香
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社大木代吉本店
購入価格(税抜):1,056円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(グランスタ)
お気に入り度:8.7/9.0(値段も考慮に入れて)

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2018年07月06日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

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