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桃の里 純米吟醸 01BY

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 01BY

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 今年度の桃の里の紹介のラストです。

 定番の火入れ純米吟醸ですね、私と桃の里との出会いのお酒であり、思い入れも一入だったりします。
 今回ご紹介したお酒の中では、唯一アンテナショップ等のお店でも入手可能なお酒なんじゃないでしょうか。

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 上立ち香は甘さと熟感を感じる、熟れきったトロピカルフルーツ的香りがそこそこに。
 含むと、やはり若干の熟感を纏った、極めて濃厚な甘旨味がトロリと入ってきて、渋味を含めて非常に賑やかかつ奥深い感じの印象を与えつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、完熟した洋梨を煮詰めたかのような濃い甘旨味を中心に据えつつ、そこに足し算的に奥深い渋味や落ち着いた酸味、ほんのりとした苦味が混じり合って、実に賑やかな印象を受けますね。
 後味は、主に渋味を余韻として残しつつ、割としっかり引き上げます。

 超絶濃厚な甘旨味に、バラエティーに富んだ脇役の味わいが絡み合う、ド直球の芳醇甘口酒でした。
 生酒系と比べると、フレッシュ感は当然減退するのに加え、酸味がかなり落ち着きますね。
 そのため甘さがよりドシッと来るのに加え、ちょっと熟っぽい雰囲気も出てきて、人によっては重く感じるかもしれません。
 が、私はやっぱ好きやねん…、この濃厚な甘味からくる多幸感がたまらない…(あへぇ)
 桃の里、今後も追い続けていこうと思います。

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名称:桃の里 純米吟醸 01BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.7/9.0

■おまけギャラリー:今年度2度に分けて購入した桃の里各種
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 実は紹介したもの以外にも結構飲んでいたりします。
 そしてハズレ無しというか、全て大当たり!

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2020年10月12日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 大吟醸しぼりたて 「春風」 生酒

家飲み記録 桃の里 大吟醸しぼりたて 「春風」 生酒

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 桃の里がもうちょっとだけ続くんじゃ。

 こちらは「春霞」同様今年からの新製品らしいです。
 春霞がうすにごり、こっちが澄み酒で、ネーミングもそれに対応させている感じなのでしょう。
 ちなみに裏ラベルにある春風駘蕩とは「春の景色ののどかなさま。春風がそよそよと気持ちよく吹くさま。また、温和でのんびりとした人柄のたとえ。」ということらしいです。
 確かに桃の里の味わいを彷彿とさせる言葉かと…
 
 スペックは山田錦の精米歩合50、アル添有りの大吟醸。
 それで税抜1,300と、これまたおかしいレベルで良心的ですねえ。

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 上立ち香は桃というかベリー的な甘さがハッキリとある、フレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、やはり濃厚そのものの甘旨味がインパクトと謎の柔らかさを両立させつつ力強く入ってきて、渋味と若干のアルコール感で輪郭を保ちつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいはやっぱり桃の里味ですね~、桃や洋梨を感じさせる非常に濃厚な甘味が中心で、今回はそこにフレッシュ感と少々の酸味、そしてアルコール的な刺激が寄り添うことで、独特のバランスを保っている印象。
 後味は、割と賑やかな味わいを見事に自然にキレさせてくれていますね。

 濃厚で存在感のある甘味、それに伴う酸味や渋味を、見事なバランスでアル感が引き揚げる個性派甘口酒でした。
 うーん、これは桃の里!ってぐらいにやっぱり恐ろしいぐらいに桃の里ですねえ、大好き。
 山田錦50でこの個性、やっぱり桃の里は「まさに地酒!」って感じの、ハマる人はとことんハマるお酒であることは間違いないでしょう、
 桃の里にまた惚れ込んでしまった一本でした。

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名称:桃の里 大吟醸しぼりたて 「春風」 生酒
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年10月11日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 「純米吟醸ふなくち一番」 無濾過生酒

家飲み記録 桃の里 「純米吟醸ふなくち一番」 無濾過生酒

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 どんどん行きます桃の里、今回はふなくちの「純米吟醸」になります。

 熱心な当ブログの読者さんであれば困惑するかもしれませんね、ぱっと見はちょっと前にご紹介したふなくち純米と同じに見えます。
 が、肩ラベルや裏ラベルを見ると別物だとわかるんですね~、このあたり小規模蔵ならではというか、桃の里らしいというか…
 まあ多分小ロット過ぎて表ラベルを使いまわす必要があるのでしょう、いつもは分かりにくさをディスるところですが、桃の里なのでヨシ!(贔屓)

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 上立ち香はフレッシュかつ甘さを感じる、高濃度の果実香がそこそこに。
 含むと、ハッキリと甘さを纏った濃厚な旨味が、ガスとともに力強くも柔らかさもある口当たりで入ってきて、最初から最後まで甘さを感じさせながらじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、やはり何となくネクターを彷彿とさせる甘味が厳然たる主役、キウイ的な酸味もありつつ、苦味はほんのりある程度、全体としては実にわかりやすく、かつまとまりが良い印象ですね。
 後味は、甘みの存在感が多分酸の働きで何故か自然に引き上げていきます。

 しっかりした柔らかい甘みがひたすらに心地よい、グイグイいける系フレッシュ芳醇甘旨酒でした。
 開栓直後だとガス感が強くガンガン飲んじゃうのですが、ちょっと落ち着いてくると甘味が出てきてそれぞれ魅力がありますね。
 どちらかというと後者の方が自分好みかと思いつつ、一気に飲んじゃってあまり変化を楽しめなかったのには反省…(むしろ二本買えば良かった)
 花陽浴とは明らかに違う味わいなのですが、甘さの存在感や後引けの良さに通じるものを感じますね、つまり私のどストライク。
 桃の里、このふな口純吟は中でも素晴らしいと改めて思いました。

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名称:桃の里 「純米吟醸ふなくち一番」 無濾過生酒
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.8/9.0

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2020年10月09日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 「どぶろく」 純米 01BY

家飲み記録 桃の里 「どぶろく」 純米 01BY

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 まだまだ続く桃の里、今回はちょっと変わり種のどぶろくです。

 ぱっとの見た目は前回飲んだ時と変わらないですね、5合瓶にしっかり4合詰めてくれる良心的仕様もそのまま。
 ただスペックは前回が朝日米の精米歩合50の純米吟醸だったのに対し、今回は五百万石の精米歩合65の純米と、完全に別物っぽいですね。

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 上立ち香は、言われてみれば硫黄っぽさも感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、ガスと渋みで独得な引き締まり方をした旨味がシュワシュワと入ってきて、オリのインパクトも感じさせつつ、割と軽い感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、硫黄的な風味が若干ある、非常にスッキリ感の強い、しかしオリの旨味もガッツリ感じるもの、若干ガスに加えて辛さも感じさせる感じで、グイグイ飲んじゃいますね。
 後味は、その辛さと、最後に出てくる苦味でしっかりオリの濃度を引き取って引き上げてくれます。

 辛口系どぶろくって感じのスッキリさと、旨味の濃さをしっかり両立させたシュワシュワ芳醇酒でした。
 いやあ五百万石なだけあって、やはり甘さは控えめですね、ただ旨味の柔らかさに桃の里らしさはしっかり感じます。
 含み香が結構特徴的なのかな…、ちなみに今回の感想は酒の会で言われた「硫黄っぽい」というコメントに凄く引きずられております…(弱い私)
 後、やっぱり低アルのどぶろくなだけに、「お酒を飲んでる感」に乏しい感じはあります、裏を返せばあまり日本酒に飲み慣れてない層にもオススメできるかも。
 桃の里の面白さを感じた一本でした。

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名称:桃の里 「どぶろく」 純米 01BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年10月08日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 しろうま 純米大吟醸 しぼりたて生 01BY

家飲み記録 桃の里 しろうま 純米大吟醸 しぼりたて生 01BY

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 続いての桃の里です、去年は「立春しぼり」だったしろうまですね。
 がっつり濁った、山田錦精米歩合40の純米大吟醸で、お値段は激安(やっぱり限定品は特別価格っぽいですが)。
 
 ちなみに前回は無かった「開栓注意」の札がかかっているのですが、購入後穴開き栓にセロテープ貼って(私はよくやります)数週間放置していたら、開栓時盛大に噴き出しました…
 今回無茶苦茶発泡感強かったですね。

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 上立ち香はキウイジュース的なスッキリとした果実香が仄かに。
 含むと、フレッシュかつオリ的存在感のある甘旨味がシュワシュワと入ってきて、一種軽い感じでスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりキウイ感のある実にスッキリとした甘酸味にお米的な旨味が混ざったものが主役、今回は濃度抑えめで、ほんのりとした苦味もあるので、とにかくグイグイイケてしまいますね。
 後味は、酸・ガス・苦味がそれぞれ主張して実に自然かつバッチリ引き上げます。

 濃いオリ由来の甘旨味と、スッキリとした酸味・ガス感が特徴の、芳醇軽やかフルーティー酒でした。
 去年に比べると甘さ控えめで発泡感が強く、スッキリ感がかなりました印象でした。
 個人的な好みとしては去年の方が上なのですが、それでも非常にハイレベル・コスパ抜群ですね~、素晴らしい!

 後、このお酒はとあるお酒の会に持ち込んだのですが、そこではガチ勢の方から「ちょっと硫黄っぽい含み香が有る」とのコメントがありました。
 「はえ~」と思いましたねえ、言われてみれば確かに…、その辺りちょっとだけクセも有るかもなので、気になる人も居るかも。

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名称:桃の里 しろうま 純米大吟醸 しぼりたて生 01BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:掟破りのまとめ買い
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 3本同時買いは私史上初だったような…

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2020年10月07日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 ふなくち純米生 01BY

家飲み記録 桃の里 ふなくち純米生 01BY

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 続いての桃の里です。

 昨年までは「ふな口一番」という名前で出ていたお酒のリニューアル版かと思われます。
 私にとっては「ふな口」といえば、菊水でも泉川でもなく桃の里の新酒なんですよええ。
 ちなみに、今まで同様、同じ「ふなくち」でも純米吟醸等複数のスペックがあるようです、今回いただくのは純米生。

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 上立ち香は柑橘系のフレッシュな甘酸の香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとした甘酸味とオリ由来の苦味を力強くも感じさせつつも、ガス感と相まってシュワシュワグイグイと喉奥に入り込んできます。
 味わいは、キウイや梨を感じさせる実に爽やかかつみずみずしい甘酸味が中心、オリでブーストされた旨味と苦味でインパクトもありますね、浮いた苦味や低価格にありがちなモッタリ感は皆無。
 後味は、ほんの少々苦味の余韻を残しつつ、実に自然にしっかり引き上げていきます。

 甘味を伴った飲みごたえ、酸のスッキリフレッシュ感、苦味の引き締まりを見事に兼ね備えた、王道をいく甘旨フレッシュ酒でした。
 桃の里の中では甘さ控え目なのですが、普通にハイレベルといいますか、フレッシュかつまとまりが良い印象。
 いやあこれが1,100円で買えるのはおかしいですよ…、数本買えば余裕で送料の元が取れますね。
 桃の里の新種の魅力をキッチリ伝えてくれた一本でした。

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名称:桃の里 ふなくち純米生
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,100円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年10月05日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 大吟醸 春霞 生酒

家飲み記録 桃の里 大吟醸 春霞 生酒

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 私が愛してやまない岡山県赤磐市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 
 先行公開した「おり酒」の記事で書いた通り、桃の里は今年も蔵元直送で大量購入していたのですが、ご紹介がすっかり遅れました。
 まあ折角感想メモは書いたし、どれも旨かったのでこれから簡易モードでばっと紹介していきます。
 (ただ、多分関東のお店で限定ものの入手は絶望的かと思います…)

 最初は確か今年の新製品だったはずの春霞です。(秋田の某銘柄とは無関係かと…)
 スペックは山田錦の精米歩合40%という出品クラスの豪華さながら、お値段は2,000円どまり。

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 上立ち香はオリっぽい雰囲気のある、割りと爽やかな果実香がそこそこに。
 含むと、上品な印象の甘酸味が非常に自然な口当たりでスルスルと入ってきて、若干の苦味とアルコール感で割としっかり引き締まりつつ、最後まで勢いよく入ってきます。
 味わいは、やはりキウイ感のある、スッキリ感と飲みごたえをバランス良く両立したフレッシュな甘酸味が主役、苦味やアル感は全く浮かない感じで、濃厚さが嘘のようにガンガン飲めてしまいます。
 後味は、ほんのりとオリ由来の苦味を口中に残しつつ、実にスッキリとキレます。

 フレッシュかつ上品な甘酸味を、素直かつ非常にスッキリと楽しませてくれるまとまりの良いお酒でした。
 これは…ある意味「辛口」と言っても通用しそうですね~、桃の里らしい甘旨味はバッチリありつつ、キレが素晴らしい。
 アル添由来と思われる、純吟火入れとは一線を画したスッキリ感、こちらのお酒は万人にオススメできる桃の里と言えるでしょう。
 桃の里の造りの丁寧さを感じさせてくれる一本でした。

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名称:桃の里 大吟醸 春霞 生酒
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年10月03日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 おり酒 生

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 おり酒 生

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 岡山県赤磐市のお酒です、言わずとしれた当ブログ激推し銘柄。

 桃の里は今年も蔵から直送で10本以上買っているのですが、完全に掲載が遅れております…
 今回は、その中でも一番旨かったこのお酒を先行的にご紹介。
 まあ、恐らく超本数限定のおり濃厚生酒なのですが、どうですかこの佇まい!
 白黒コピーに「おり酒」のマジック手書き文字、いやあたまらない手作り感がありますねえ。
 
 裏ラベルもこりゃ純米吟醸のコピーですね、ただ「ぬる燗も推奨」の部分をしっかり手書き修正しているところに真面目さを感じたり。
 お値段は純米吟醸よりお安い1,200円、これは蔵元さんが意図的にサービス価格にしているらしいです、正直安すぎる…
 おり酒を名乗っているだけあって、おりは瓶底に一センチ以上積もっております。

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 上立ち香はあまーい感じの洋梨っぽいフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、おりっぽくて濃厚そのものの甘旨味が若干のトロミを感じさせつつ入ってきて、これまたほどほどに強めの苦渋味と絡み合いながら、最後まで存在感を保ちつつ胃の中に入り込んできます。
 味わいは、印象通り高濃度のオリによって、甘さ、苦さ、渋さがそれぞれマシマシになりつつ、あくまでフレッシュな甘味が主役をはる、濃厚かつ複雑ながらもついついグイグイやってしまう感じがあります。
 後味は、甘さの余韻を残しつつも、酸味がしっかり引き取ってキレます。

 濃厚さ、フレッシュさ、複雑さをガッツリ感じさせつつ、甘さが純然たる主役なのが嬉しい傑作酒でした。
 いやあしゅき…、甘さ一辺倒ではない複雑味やオリ特有の口当たりは、まさに日本酒生酒特有の魅力だと思います。
 この見た目でこの完成度、こういうお酒を知っていることが自分にとってはたまらない喜びなんですよねえ。
 桃の里、やっぱり素晴らしいお酒だと改めて思いました!

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名称:桃の里 純米吟醸 おり酒 生
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.8/9.0

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2020年08月02日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

2019年「今年の私的ベスト日本酒10選」

 今年もtwitterの日本酒クラスタで、「#今年の私的ベスト日本酒10選」タグが流行っている…、というかもはや定着した感じなので、私も去年に引き続きまとめてみます。
 昨年の記事はこちら。

 並び順は順不同、一銘柄一本、去年との被りは避けました。
 ちなみに、ブログ内では大体「【超】お気に入り」タグ「お気に(殿堂入銘柄)」タグから追えるようにしているので、そちらもご承知おきください。
 (といいつつ、まだブログで感想書けてないお酒が数本あったりして…)

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 30BY
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 心地よい甘さと山陰酒らしい硬さを併せ持つ、独自のバランスの濃厚シュワシュワにごり酒。

鳳凰美田 荒押合併 「山田錦」 純米大吟醸酒 かすみ無濾過本生
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 これぞ鳳凰美田の限定酒!と思わせてくれる、超お買得王道フルーティー酒。

戦勝政宗 「令和」元年初搾り 純米吟醸 生酒
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 蔵の実力をこれでもかと見せつける、一切のダレを感じさせない超絶バランスの芳醇フレッシュ甘酸酒。

結ゆい(むすびゆい) 特別純米酒生酒 いちばんぼし 亀口直汲み
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 トロミを感じる濃厚さが心地よい、地元の飯米を見事なまでに使いこなした、超絶コスパのフレッシュ甘旨酒。

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 30BY
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 いつもの花陽浴に山田錦らしいバランスと程よい味乗り感が加わった、甘酸系の一種の極みにたどりついたようなお酒。

風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY
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 甘・ガス・苦・渋がそれぞれ思いっきり主張してバランスを保つ、ストロングスタイルの重量級芳醇系甘旨酒。

■たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 01BY
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 甘口派にもろハマる、程よいトロミとうすにごりの存在感が魅力的な、芳醇甘酸旨味酒。

■旭若松 純米 雄町 無濾過生原酒(2019.3月分) (記事未作成)
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 超高密度の旨味が強烈なアルコール感と一体になって、酸辛とともにオンリーワンの世界を構築するお酒。

■信濃鶴 純米吟醸 名田造 無濾過生原酒 (記事未作成) 
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 長野酒らしいリンゴ的な甘酸味を、実に高密度かつバランス良く楽しませてくれる、お値段以上の上品甘口酒。

そして今年のMVPはこちら!

桃の里 しろうま 純米大吟醸 立春しぼり しぼりたて生 30BY
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 前年に引き続き桃の里です、今年もダントツトップという印象。
 山田錦の40磨きでお値段1,200円と若干反則的な値付けの上、味わいも非常に優しく、かつよくある高精白酒とは完全に一線を隠す甘旨味の存在感が素晴らしい。
 桃の里に関しては、何でこのお酒が知られていないんだという想いと、射美みたいになって欲しくない(私が飲めなくなるから)という思いがせめぎ合って、何とも複雑な感情がありますね。
 ともあれ、来年もガッツリ飲んでいきたいところです。


 総じて、今年も良い酒縁に恵まれた一年だったと思います。
 来年も当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます、良いお年を!

■おまけ:結合画像
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 我ながら甘口好きだなあ…、そしてその中に入ってくる旭若松が凄い。

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タグ: 桃の里

2019年12月31日 日本酒関連の雑記 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 しろうま 純米大吟醸 しぼりたて生 立春しぼり 30BY

家飲み記録 桃の里 しろうま 純米大吟醸 立春しぼり しぼりたて生 30BY

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 続けて桃の里です、当ブログでは以前にも「しろうま」を紹介していますが、スペックは全然別物ですね。
 しろうまと言いつつ、おりは「うすにごり」程度の濃度ですね、そしてアルコール度数が12~13と低いのもポイント。
 山田錦の40磨きでお値段1,200円と意味不明な値段設定になっております、多分超限定品っていう位置づけなんでしょう。

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 上立ち香はお米っぽさが混じった甘い果実香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚ながらも極めて柔らかい感じの旨味が少々のトロミを伴って入ってきて、若干の酸味と奥にある渋味とバランスを保ったまま、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、うーんやっぱり今期の桃の里らしくキウイ的風味を感じるんですよね、さらに甘さマシマシで苦味はほぼ無し、程よく熟しては居るもののダレてはいない、甘口日本酒として極めて完成度の高い状態に仕上がっています。
 後味は、酸渋が必要最低限の仕事をして、自然に引き上げてくれます。

 桃の里らしい優しい甘旨味の純度が極めて高く、やっぱり優しい酸味と完璧にバランスを取る、異次元レベルのコスパ酒でした。
 味わいは上ではキウイと書きましたが、洋梨かも…、そして低アルだけどダレず、飲みたりなさも無いんだよなあ…
 そしてお値段はどう考えてもおかしいですよこれは…、罪悪感を覚えるレベルですね。
 桃の里、今年も自分が惚れ込んだ味わいを、予想通り、いや予想以上に楽しませてくれました。
 このしろうまは、私の上半期ベスト…というか現時点で今年ダントツでMVPのお酒です!

 ちなみに、個人的には、新酒の時期に蔵元直販で買うことを強くオススメします。
 送料も明らかに赤字の良心ぶりですからねえ…、正直商売的に大丈夫なのか心配になるレベルだったり…

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名称:桃の里 しろうま 純米大吟醸 立春しぼり しぼりたて生 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.9/9.0

■おまけ:平成31年の初めに購入した桃の里
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 ダブりの純米吟醸は大体外の酒の会に持ち込みました…(評判は上々)。

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2019年10月01日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

桃の里 あらばしり 大吟醸 立春しぼり 30BY

家飲み記録 桃の里 あらばしり 大吟醸 立春しぼり 30BY

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 桃の里の紹介が続きます。
 アル添有の大吟醸です、あらばしりの生酒は新酒の時期限定で、最近流行りの立春しぼりですね。
 お値段は四合三千円となかなかですが、山田錦の精米歩合40%ですし十分良心的でしょう。
 以前飲んだ火入れ大吟醸も美味しかったので迷わずセレクト。

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 上立ち香は…、おおほとんどしないですねえ、おりの雰囲気がただよう程度。
 含むと、意外にも酸がしっかり聞いた甘旨味が極めて自然な口当たりで入ってきて、おりがむしろまろやかさを加えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、これまたキウイ感あるんですよね~、しかし砂糖をまぶした如く甘味マシマシで、酸強めで甘酸っぱい印象もあり、苦渋も存在しながらもキツさ0で完全に裏方、やばいぐらいにスルスルイケるなあ…
 後味は、極めて柔らかい酸苦が引き取る形ながら、あくまで柔らかく引き上げます。

 濃厚な甘味、個性的な酸味、にごりの濃度、裏方の苦渋、各要素を高精白らしい完成度でまとめ上げた、個性派大吟醸でした。
 う~ん旨い…、正直今まで飲んだ昨年までの桃の里とは全然違う印象なのですが、これまた自分にガッツリハマっているんですよね…これは奇跡ですよ掛け値なく。
 桃の里は本当にオンリーワンなんですよ不思議なぐらいに、今回は意外な方面から来ましたが、それでも確かに「らしさ」がある。
 そういえばアル添っぽさ全く無かったですね、ただ後引けの良さは素晴らしいのでそれも裏で働いているのかも。
 お値段以上の楽しみを与えてくれた一本でした。

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名称:桃の里 あらばしり 大吟醸 立春しぼり 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.8(値段を考慮に入れても)/9.0

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2019年09月28日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 あらばしり 純米吟醸 30BY

家飲み記録 桃の里 あらばしり 純米吟醸 30BY

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 岡山県赤磐市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。
 今年既に「ふな口一番」をご紹介していますが、実は例年通り蔵元直送で新酒をまとめて仕入れており、何本も飲んでおりました。
 今更ではありますが、ここでまとめて取り上げたいと思います。(紹介は被るので若干略式で)
 
 スペック的に恐らく純米吟醸のあらばしり、うすにごり版っぽいのですが…、値段はなぜか1,200円と割安、ほんと値付けは謎です。
 3月開栓で頂いております。

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 上立ち香は濃厚な甘さとオリ由来の米っぽさが混じり合った香りがそこそこに。
 含むと、結構個性的な果実感のある甘旨味が、やはりオリ由来っぽい苦味と若干のガス感を纏いつつ、濃厚ながらもスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやこれびっくりするぐらいキウイ感のあるフレッシュな甘酸味が主役ですね、それも果肉入りのような濃厚さと苦味もあって、見事なまでに飲みごたえのあるリキュール的な印象。
 後味は、濃厚さをガス酸苦が引き取って、お手本のように引き上げてくれます。

 まさに果肉入りキウイリキュールといった趣の旨味と、日本酒らしい飲みごたえとキレをしっかり兼ね備えた、極めて個性的な芳醇甘旨酒でした。
 ふなくち一番でも感じたのですが、低酸が特徴(と私が思っている)の例年の桃の里の純米吟醸に慣れていると、この酸と苦味は意外でしたね。
 ただガス酸苦がありながら桃の里らしくどこか柔らかさ、優しさがあるんですよ…、いわば良いとこ取りといいますか。
 桃の里の意外な一面を見せつつ、やっぱり素晴らしい味わいの一本でした。

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名称:桃の里 あらばしり 純米吟醸 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年09月26日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY

家飲みプチ記録 桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY

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 怒涛の毎日更新は今回で終わりです、リピート買いスペックの紹介なので、事実上ほぼ「まるめちオススメ!」って感じのラインナップになりましたね。
 そしてトリを飾るのは、私が今まで500以上飲んできた日本酒の中で、唯一毎年蔵元から直接お取り寄せをしている、超スーパーお気に入り銘柄「桃の里」の新酒限定スペックです。
 前回の感想はこちら。

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 上立香は洋梨的(?)な、割りと落ち着いた果実香が控えめに。
 含むと、フレッシュながらもどこか落ち着いた甘味がわずかなのトロミを感じさせつつゆっくりと入ってきて、渋味と相まって奥深さを感じさせつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは…酸味抑えめのパインジュースに砂糖を加えたような(?)甘旨味が主役、そしてやっぱり独特な渋味がしっかりと個性と複雑さを加えてくれますね、全体として超濃厚ながらも割と飲み飽きなさもあると思います。
 後味は、渋味の余韻を残しつつも、自然に引き上げてくれます。

 割とフレッシュかつ芳醇そのものの甘さを芯に据えつつ、主に渋味の働きでオンリーワンの味わいの世界を魅せてくれる、超個性派甘口酒でした。
 一口目は結構渋味等にクセを感じる部分もあるのですが、二口三口と飲み進めるとそれも甘味に溶け込んできて違和感が無くなってきました。
 後、多分香りではなく旨味がちゃんと主役を張っているから、濃厚さの割には飲み疲れないんだと思いますね。
 正直このお酒なら、やろうと思えばつまみなしで、和らぎ水だけで一本開けられそうな気がします、それほど私と相性が良い感じ。
 桃の里、今年もまとめ買いしたことを大正解だと思わせてくれた、幸先の良い一本でした。

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名称:桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月24日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

2018年「今年の私的ベスト日本酒10選」

 twitterの日本酒クラスタで、「#今年の私的ベスト日本酒10選」タグが去年以上に流行っているようです。
 ので、便乗ついでに今までサボっていた今年振り返り記事を作成してみました。
 まあうちの場合ほとんど「【超】お気に入り」タグを見ればわかるようにしているので若干今更ではありますが、参考になれば幸いです。

ちなみに私の昨年のツイートはこちら。




 今年度分は以下の通りです、基本的に飲んだ順で掲載。
 銘柄名から個別紹介記事にリンクしてますので、興味あればご参照ください。
 なお、而今にごり、花陽浴純大、たかちよレッド、黒村祐については今年も飲んでますが、マイ殿堂入り酒として除外しました。

田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2018」
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 田酒の中で一番好きな商品ですね、正直この方向で通常品出して欲しいレベル。

にいだしぜんしゅ 生もと しぼり生 29BY
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 ラベルリニューアル後も変わらず素晴らしい甘旨。精米歩合80でこれは凄すぎる。

美寿々 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒
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 雄町初チャレンジにして、米のポテンシャルを見事に引き出した印象。隠れた実力派。

楽器正宗 本醸造 中取り
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 その筋では今年一番ブレイクした銘柄なんじゃないかしら。この味でこの値段はヤバいとしか言い様無し。

土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟
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 神楽坂ぼっちりや限定。一升瓶でも足りなくなる、生熟酒の魅力とはこれよ!

射美 WHITE 16
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 正直射美は当たり外れ激しいと思うけど、これは大当たり。甘さと白麹の酸との相性抜群。

栄光冨士 「SURVIVAL 2018」 純米大吟醸 無濾過生原酒
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 実に栄光冨士らしい、足し算のお酒。「賑やかな味わい」という表現が相応しい。

甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生
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 色物と見せかけて非常に完成度の高い、高純度の甘酸に魅せられるお酒。

黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒
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 楽器とはまた違った、アル添生酒のお手本のような完成度のお酒。コスパ限界突破。


 以上がMVP以外の9本になります、いつもの銘柄も入っていますが、ニューフェイスもちらほら。
 ある意味一番のトピックは「アル添酒の魅力の再発見」というところでしょうか。
 楽器正宗は今の所プレ銘柄除けばこのタグで最も登場している銘柄の一つのように思いますが、実に納得の完成度でした。
 個人的には下期に飲んだ黒龍垂れ口がまた違う方向で良くて、併せて印象に残りましたね。
 後は土佐しらぎくが良かったなあ…、ちゃんとした経験則に裏打ちされた生熟酒の可能性は無限大と言えるでしょう。


 そして今年のダントツMVPのお酒はこちら!

桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 29BY
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 どうですかこの今までのお酒と一線を隠した素朴なラベルは(笑)
 極上の甘味を素敵な鮮度で、かつ奥深さを纏わせて染み込ませてくれる。オンリーワンのお酒でした。
 桃の里との出会いは私の日本酒人生(?)の一ページに深く刻まれた一事だと思います。

 自分と相性抜群のお酒を新規開拓できたときの喜びは、プレ酒入手時の何倍にもなると、個人的には思いますね。
 皆さんがそういうお酒に出会えることを祈りつつ、このブログがほんの少しでもその助けになれば幸せの極みです。

■おまけ:結合画像
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タグ: 桃の里

2018年12月31日 日本酒関連の雑記 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 大吟醸

家飲み記録 桃の里 大吟醸

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 岡山県赤磐市のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 年初に蔵元さんからまとめて取り寄せた分のラスト一本になります。
 基本的には買わない価格帯なのですが、まあ一本ぐらいはいいかなあと…
 ちなみに通常品でもっと高いやつもあるそうなのですが、身分不相応ということで止めておきました。

 スペックは山田錦精米歩合40のアル添大吟醸ということで、いかにもって感じですね。
 見た目的にも百貨店の贈答品用常温棚に並んでそうな雰囲気を放っているかと。
 29BYで、ラベルに明記はないのですが生を送ってもらったと思います、9月開栓なので、製造からはかなり時間は経っていますね。

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 上立ち香は何とも甘い、むしろ完熟パイン系の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚ながらもバランスの取れた甘旨味がトロリと入ってきて、奥深い渋味を伴ってダレを防ぎつつ、高精白らしい上品さも感じさせながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり桃の里味とでも言うべき、甘味が断然メイン、渋味がサブを演じる味わいが中心にありつつ、ちょっと薬臭さ的なものもありながらも、全体としてはやはり柔らかく優しい印象。
 後味はアル添らしさを感じさせないまま、高精白らしく自然に引き上げる感じ。

 桃の里の高級酒ラインとして非常に納得感のある、上品で優しい甘さが特長のお酒でした。
 いやあ実に桃の里的な味わいですね~、朝日米以外でもこういう味になるというのが実に面白いと思います。
 逆に私にとっては、純吟で十分なのでは?という疑問も生じるのですが…
 ただあえて言うなら、より安定感を感じる気がします、多分常温保存ながら半年では変な熟感無いですし、多少温度が上がってもあまり印象が変わらない感じ。
 桃の里、甘口好きならやっぱり一度は飲んでみるべき銘柄だと強く思います。

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名称:桃の里 大吟醸
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.5(値段も考慮に入れても)/9.0

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2018年12月21日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

桃の里 純米吟醸 「ふり向けばゆり」 28BY

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 「ふり向けばゆり」 28BY

 岡山県赤磐市のお酒です。
 前回に引き続き写真撮り忘れによる簡易版記事となります。

 蔵元ホームページの商品紹介はこちらです。
 それによると「甘い香りと清らかな味わい」が特徴とのこと。
 どう考えても前回の「凛と咲け花」とセットで登場したのと思うのですが、コンセプトとかの解説が皆無なのでその辺りは謎です。

 で、なぜかこれだけ情報がやけに細かく、朝日米:使用割合65%精米歩合50%、五百万石:使用割合35%精米歩合60%とのことでした。
 これまたお値段は破格の税抜1,200円、28BYを今年5月開栓です。

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 今回は左から2本目ですね。

 上立ち香はバナナっぽい感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、まろやかな甘味が柔らかい口当たりで入ってきて、奥深さを与える少々の渋みとともに、最後まで程よい感じのバランスを保ったまま、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、やっぱりバナナ系に感じるまろやかな甘旨味が主役、濃度はちょい濃い目ぐらいで、程よい渋みが引き締まりと奥深さを添え、割りとスルスルといけてしまう
 後味は渋味のほかほんのちょっと辛さも出てきて見事にキレます。

 柔らかい甘味という桃の里らしさをハッキリ出しつつも、一歩引いた感じで好ましいバランスを保つ、万人向け甘口酒でした。
 これは原酒なのかな…、もうちょっと濃い方が自分的には好みなのですが、まあそんなことをいう人間の方が少数派でしょう。
 ただ、間違い無く、コスパは恐ろしく高いと思いますね、これまた値付けまちがっているとしか…
 もちろん凛と咲け花と比べるとこちらが断然好みの味わいでした。
 桃の里は火入れ熟成コンディションでも、方向性によっては全然自分好みだということを確認させてくれた一本でした。

 開栓後はなぜか熟感が目立ってきましたね…
 出荷直後どうだったかはわかりませんが、どちらかというと早飲み推奨なのかも。

名称:桃の里 純米吟醸 「凛と咲け花」 28BY
精米歩合: 朝日米50% 五百万石60%
使用米: 朝日米65% 五百万石35%
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年10月22日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 「凛と咲け花」 28BY

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 「凛と咲け花」 28BY

 岡山県赤磐市のお酒です。
 実はこのお酒ともう一本、うっかり写真を取り逃していつものテンプレ記事が書けない状況です…
 なので、遺憾ながら簡易モードでご紹介しようと思います。

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 蔵元から直接まとめ買いした中の一本だったりします、左から三本目ですね。

 蔵元ホームページの商品紹介によると、「辛口純米酒」とのこと、名前通りって感じではありますが、桃の里で辛口とはなかなか想像が難しい…
 どうやら最近登場したスペックのようです、詳細は分かりませんが精米歩合は60、税抜1,200円と極めて良心的なお値段。
 火入れですが、年明け購入の28BYのお酒を5月に開栓なので、結構寝かせちゃってますね。


 上立ち香は熟したクリーム(?)的な甘い香りがそこそこに。
 含むと、やはりちょい熟感のある旨味が自然な口当たりで入ってきて、ほんの少々の渋味を彷彿とさせながら、最初から最後まである程度引き締まったままで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり柔らかい感じの甘旨味(完熟バナナ的?)が主役ではあるのですが、濃度は中程度、最小限の渋味に加えほんのりとアルコール的辛さもあるかな、後ちょっと薬っぽいクセも。
 後味は、渋辛があくまで優しく引き取ってちゃんとキレます。

 辛さと引き締まりがありながら、全体としては何となく柔らかい印象も受ける、桃の里の辛口酒として納得感のあるお酒でした。
 桃の里としては薄めだと思いますが、日本酒全体からみると「芳醇辛口酒」に入るんじゃないかしら。
 ただ、何となく甘口系銘柄が無理に(?)辛口を目指した時特有のクセを感じるような…、アル添の射美に似てる感じと言いますか。
 やっぱり蔵としては色々な系統のラインナップ揃えたくなるんですかね…、個人的には花陽浴みたいに割り切っちゃっていいじゃんと思ってしまうのですが、まあそれは色々と事情があるのでしょう。
 次回は写真左隣のお酒の紹介です。

名称:桃の里 純米吟醸 「凛と咲け花」 28BY
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年10月21日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 28BY (1年熟成バージョン)

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 28BY (1年熟成バージョン)

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 岡山県赤磐市のお酒です。
 当ブログでの登場は9回目。

 桃の里は個人的には超お気に入りであるとともに、ちょくちょく後ろ向きな「老ね(ひね)」的なものを感じる銘柄でもあります。
 先日の「日本酒薄青瓶問題」の時にも考えたのですが、いわゆる「老ね香」自体を悪役(オフフレーバー)と断じるのは実は早計なのかもしれません、それが好みの方も多いようですし(主に熟成上等の方々)。
 が、やっぱりお酒のもともとの味わいとの「相性」っていうのはあると思うんですよね、フレッシュさや果実的な甘さがメインにあるお酒においては、基本老ね香はその魅力に水を差すものになると感じています。
 特に私などは、そもそもそういう熟感や老ね感が苦手だから偏執的生酒派になっている面があり(最近少し変わってきてますが)、やはり蔵・お店に対してはできる限り抑える保管をして欲しいというのが素直な希望ですね。

 で、今回いただくのは、既に紹介済みの純米吟醸、蔵元さんによると28BYとのことなので、いわば1年熟成バージョンです。
 出荷月はH30.1となってますので、蔵元で1年間ほど寝かされた状態のお酒だと思われます。
 桃の里は先ほど書いた甘さメインのお酒であり、かつこのスペックは一回火入れ原酒ということで、私としては常々保存状態を心配しているお酒の筆頭だったりするわけですが、さあいかがでしょうか。

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 上立ち香は、甘く、そして…うーん若干の老ねっぽい雰囲気がありますね。
 含むと、濃厚で甘くトロリとした感じの旨味がゆっくりと入ってきて、やはりちょっと熟しすぎたニュアンスの風味を伴いながらも、最後まで柔らかさを保ったまま染み入って来ます。
 味わいは、もはや毎回言ってますが熟した洋梨的な濃い甘旨味が中心にあって、ほんのりとした渋味が奥深みを加えながらダレを防ぐ感じのもの、ただやっぱり老ね的なクセが伴いますね…
 後味は若干熟感を残しつつ、渋味でキレる感じ。

 明らかに過熟ではあるものの、中心の甘旨味の存在感の強さで、そんなには違和感なく飲める芳醇甘口酒でした。
 あと、一緒に飲んだ母君はあまり気にならなかったらしいので、これは生ばかり飲んでる私の過剰反応の可能性もあります、私も飲み進めると慣れてきましたしね。
 ただ、もともとのバランスが好きであればあるほど、どうにも勿体無い気がしてしまうのも事実、難しい問題じゃよね…
 桃の里、来年はより時期に気を付けて購入したいと思いました。
 
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名称:桃の里 純米吟醸 28BY (1年熟成バージョン)
精米歩合:50%
使用米:朝日
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年07月26日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 29BY

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 29BY

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 岡山県赤磐市のお酒です。
 当ブログでの登場は早くも8回目、而今花陽浴並みのペースで飲んでますね。

 前回まで出張時購入酒をまとめて取り上げてきたわけですが、そもそも自分がここまで積極的に未飲の地方銘柄に手を出すようになったのは、この桃の里との出会いが大きな要因だったりします。
 岡山市の「さかばやし」さんでたまたま手に取った、正直あまり味わいには期待していなかった垢抜けないラベル(失礼!)の火入れ酒には、私のその後の酒飲みとしての姿勢に変化を及ぼすほどのインパクトが確かにありました。
 正直、以降それほどの出会いは今のところないのですが、言わば手当たり次第に地方ならではの銘柄を試していくというのは、それ自体楽しい体験だと思えます。
 なんだかんだで首都圏の酒屋さんでの取り扱い銘柄なんて、地酒の中ではほんの一握りですからね…(その分選りすぐられているとも言えるのですが)。
 ブログやってる自分が言うのも何なのですが、ネットによる銘柄情報が簡単に手に入る今だからこそ、「知らない銘柄に手を出す勇気」というのが、地酒を楽しむ上で重要なんじゃないか、そんなことを思ったりしました。

 完全に話が逸れました、今回いただくのは、今年も蔵元から直で取り寄せた、朝日米使用の純米吟醸新酒生になります。
 去年の同スペックのお酒は開栓前に若干寝かせてしまったので、今回はフレッシュなうちに開栓した次第です。
 なお、今期の同名のお酒を「20代から始める日本酒生活」さんが既に紹介されていますが、こちらは五百万石利用のアル添酒ということで全く違うものですので、ご注意ください(こういう紛らわしい名付けやめましょうよ…)。

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 上立ち香は甘く濃厚でちょっとトロピカル感もある果実香が気持ち強めに。
 含むと、濃厚そのものながらダレない甘旨味がトロリと入ってきて、裏方にほんの少々の渋味を感じさせつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、やはり桃の里味という印象の洋梨を煮詰めたような、でもいつもよりフレッシュな甘味が紛うことなき主役、そして特筆すべきは全体的にマイナス要素を全く感じないところですね、苦味はまさにゼロ、アルコールのキツさも無く、渋味はあくまで深みを添える役割に徹して、非常に柔らかく優しい味わいの世界を創り出しています。
 後味は渋味をほんのりと口中に残しつつ、自然に引き上げていきます。

 存在感や濃度と、ほっとする優しさを兼ね備えた甘味がたまらなく心地良い、一つの完成型を感じさせる個性派甘口酒でした。
 正直な所、凄く花陽浴に近い系統の味わいかと思います、それも良いときの。(ちなみに火入れは射美っぽいと個人的には思ってます)
 違いは酸の代わりに渋味が引き締め役を演じているところですね、それもキツさは無いので渋味というか奥深味というか。
 このバランスはしぼりたてを蔵元直送で入手して、即開栓したという環境も大きく寄与しているでしょう、なかなかハードルは高いかと。
 ただ、やっぱりモノ自体も素晴らしいですよこれは、今期の新酒は既に而今花陽浴飛露喜含め結構飲んでますが、その中でも抜群にお気に入りです。
 
 なお、開栓後二日ぐらいで、ちょっと渋味が勝ってきちゃうかな…、と思ったら飲み進めるとちょっと慣れてきました。
 そして一度慣れるとガンガンいってしまう…、これなら一升瓶買うか、四合瓶2本買えば良かったなあ。

 いやあこんなに相性の良い銘柄と巡り合えたことに、改めて感謝の念を抱いてしまいます。
 「純米系」かつ「劣化していなければ」、自分にとってハズレは無いですね。
 このお酒をもって、「桃の里」を「マイ殿堂入り」銘柄にしたいと思います(現在8銘柄目)。

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名称:桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 29BY
精米歩合:50%
使用米:朝日
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:9.0/9.0(マイ殿堂入り)

■おまけ:蔵元から着いたお酒の記念写真
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2018年03月07日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

桃の里 本醸造 16年熟成古酒

本日の家飲み 桃の里 本醸造 16年熟成古酒

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 岡山県赤磐市のお酒です。
 当ブログでの登場は早くも7回目。

 2017年も当ブログをご愛顧いただきありがとうございました。
 季節感の無いブログではありますが、大晦日更新分ぐらい、それに相応しい銘柄を載せようということで、こちらの「桃の里」を選びました。(まあ飲んだのは数か月前なんですが…)
 こちらは、年頭に蔵元からまとめ買いしたものの最後の1本です、約一年かけて飲んできたことになりますね、ちなみに来年もこれから発注予定です。
 これだけまとめ飲みした立場から、あえて繰り返し言いますが、「桃の里」は(保管さえちゃんとやれば)東京の地酒最前線で十二分に通用する、オンリーワンの魅力がある甘口酒だと思っています。
 いつかは東京の地酒屋で普通に購入できるようになって欲しいですね…
 
 閑話休題、今回いただくのは私が滅多にセレクトしない火入れの長期熟成酒、しかも16年物になります。
 アル添の本醸造酒ながら、そのお値段のあまりの安さ(税抜1,000円)に驚愕し、つい同梱してしまいました。

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いい色だったのでいろいろ記念写真(下のカップはohmineのもの)
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 上立ち香は露骨なカラメル的熟成香がそこそこに。
 含むと、やはり典型的な熟成酒の旨味がググっと入ってきて、唾液腺を刺激的する強めの酸味とせめぎ合いながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、熟成系の旨味が最初から最後まで主役で、甘味はなんとなく面影を感じる程度、ただアル添的なキツさもなく、全体的にはしっかりバランスは取れている印象。
 後味はほんのり熟感を残しつつ酸味でキレます。

 16年という時を経て素直に枯れてきた感じの、熟成酒らしさのあるお酒でした。
  大体裏ラベルに記載されている通りの味わいかと…
 糖分が分解されつくした感があると言いますか、桃の里らしい甘さは完全に影を潜めちゃってますね、自分にとってはやっぱりそれは残念。
 といいつつ、正直古酒経験の薄い自分には評価不能のお酒という印象です、もし通常の古酒と遜色ないなら、コスパはとんでもないことになっているかと。
 実際、蔵元さんの狙いが良く分からないお酒でもありますね、採算とれるのだろうか…
 まあこれはもう買わないとは思いますが、来年も桃の里には大注目していきたいと思った今日この頃でした。

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名称:桃の里 本醸造 16年熟成古酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 桃の里 本醸造

2017年12月31日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

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