村祐 常盤ラベル 本生 27BY (H28.9出荷版)

本日の家飲み 村祐 常盤ラベル 本生 27BY (H28.9出荷版)

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 新潟県新潟市のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目。

 前回に引き続き、こちらも9月出荷の生酒ということで、普通の「ひやおろし」とは一線を画した秋酒となっています。
 どうも個人的には「ひやおろし」にはあまり良いイメージが無いんですよね…、新酒のフレッシュ感のような魅力は無いし、長期熟成酒のような振り切った個性も無いので、どうにも中途半端といいますか。
 昔は冷蔵技術が発達していなかったため、「一回火入れの常温保存で、風味を損なわない(老ねない)程度に熟成した」お酒としてまさに「秋しか飲めない」お酒だったのでしょうが、今は一年中生酒が老ねずに飲める時代ですからね…
 そりゃあガチガチの2回火入れ酒に比べたら風味は好ましいでしょうが、「秋といえばこれ」みたいな存在としては、もはや(ブランディングを除いた酒質上では)実体的な価値を失っているんじゃないかしらと思うわけです。

 まあ理屈をこねましたが、実際は生酒偏愛派の自分が、秋の時期の酒屋&居酒屋での選択肢がひやおろしで占拠されている様子を見て、いわば私怨を抱いているためにこんなことを書いてしまった次第です。
 個人的には、冷蔵保存が一般化した昨今なら、ちょうど旨味が乗ってきた生熟酒こそ秋酒として評価されて欲しい!

 閑話休題、今回いただいたのは、ブログでは既に紹介済みの常盤ラベル、ただ前回が1月出荷の新酒だったのに比べ、今回はいわば生熟版です。
 村祐特有の、「清酒 要冷蔵 本生」というそっけない記載がこれだけ心強く思えるのは秋特有ですね、一面秋色ラベルに枯れた酒屋さんの冷蔵庫の中、青々と聳える常盤色の佇まいも素敵。
 

 上立ち香は甘酸っぱい超個性的な香りがそこそこに。
 含むと、トロトロに熟した甘旨味がググっと入ってきて、結構強めの酸味及び奥底に感じる苦渋味と拮抗しながら、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、干した完熟果実といった高濃度かつ複雑味のある甘旨味が純然たる主役を演じ、強めながら落ち着いた酸味がしっかりと引き締めるまとまりのあるもの。
 後味は甘味が嘘のように苦渋味が見事に引き取ってキレます。

 確かな個性のある濃厚な甘旨味が程よい感じで熟した、いい意味で存在感の濃い秋酒でした。
 なんというか村祐の生熟酒として非常に納得感がありますね、やはり甘味に芯があって全然ダレ感が無いのが素晴らしい。
 村祐への信頼感をより深くしてくれた一本でした、次は未飲の紺瑠璃ラベルを狙いたいと思います。

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名称:村祐 常盤ラベル 本生 27BY (H28.9出荷版)
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年11月29日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

村祐 黒 本生

本日の家飲み 村祐 黒 本生

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 新潟県新潟市のお酒です。
 自分としては内外問わず結構飲んでいる印象ですが、以外にもブログでの家飲み紹介は2回目。

 漆黒の曇り硝子瓶に、ピンクの箔押しラベルが一種異様な存在感を放つこのお酒、当ブログでは以前に今は亡き(?)酒徒庵さんでの外飲み時にプチ感想記事を書いています。
 あまりに印象に残りすぎて、去年酒屋さんに並んでいるのをしばらく見つめ、売り切れ後も忘れられず、ついに今期早々に一升瓶で購入してしまいました。
 まあ、そんなにほいほい買えるお値段のお酒ではありませんが、1年に1回ぐらいは許されると思いたい…

 裏ラベルには当然のように特定名称の記載はなく、「清酒 本生」と大きく書いてあります。
 ネットでかき集めた情報によると、どうやら高精白純米大吟醸の無濾過生原酒らしいですね、その割にはアルコール度数は低めの15度。
 また、日本酒度はかなりマイナスに振れているようで、このお酒、飲んでいるとお猪口が机にペタペタ張り付きました。
 昔の安酒で、糖添し過ぎてそうなるものがあるとは聞いたことあったのですが、私が飲んでいるような純米酒でこれは初めての経験です。

(店員さんが気を利かせて箱もつけてくれました、これがまた格好良い!)
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 上立ち香は干しぶどうの砂糖漬けのような、極めて個性的な甘い感じの香りが強めに。
 含むと、その香りのイメージどおりの濃厚な甘旨味が、まさに雑味ゼロで入ってきて、その濃度と透明感をを保持したままトロリと染みこんできます。
 味わいは、やはり巨峰orレーズン的な果実を、砂糖漬けにしてかつ煮詰めたような超濃厚の甘旨味が主役、それでいて甘ったるさを微塵も感じさせないような上品な純度が最後まで続きます。
 後味は酸も辛も苦もほとんど感じさせずに、しかし完璧に自然に引き上げます。

 贅沢なスペックと蔵元の技術の粋を、全て「村祐」という銘柄の魅力を磨き上げることにぶち込んだような、超個性派高級酒でした。
 なんというか、洗練された甘旨味であれば、とことん濃厚にしてもクドくならないということを見事に証明してくれた感じです。
 ただ、流石に飲み手は選ぶでしょうね、一般的な高精白酒とは対照的に、激しく好き嫌いが別れそうなお酒ではないかと。
 そして私は大好きです…、お値段的に他のお酒と比べにくいのですが、「究極の甘口酒」という位置づけで「マイ殿堂入り」にしたいと思います。
 村祐、今後もその姿勢を貫いて欲しいと、一飲み手として切に願います。

 なお、勿体無くて2週間以上かけて飲みましたが、バランスは全然崩れませんでした。
 若干インパクトが薄れて、まろやかになった気もしますね、どっちも良いです。

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名称:村祐 黒 本生
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):8,000円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.9/9.0(価格を考慮に入れて)

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2016年05月20日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(プチ感想)黒村祐 本生

名称:黒村祐 本生
飲んだ場所:酒徒庵

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 ブログ掲載状況の通り、私は基本四合瓶2,000円を超えるお酒は家飲みの対象から外しています。
 そういうお酒を飲みたい場合、良心的な居酒屋さんでちびっとだけいただくことで欲求を処理している次第。
 そのうえ貧乏舌なので必ずしも高いお酒を美味しく感じるわけではないのですが、やはり物凄いお酒に出会うこともあります。
 
 その一つがこの黒村祐。
 常盤ラベルで感じられた上品な甘旨味を、さらに高純度に精製して濃厚にしたかのような滑らかな味わいには、しばし言葉を失ってしまいました。
 高精白にすることで単に雑味を無くすだけでなく、透明度を保ったまま旨味を濃度を上げてきたこのお酒、確かにお値段以上の価値があると思います。

 店長さんも自信満々に「旨いでしょ」と一言。
 いや本当に旨かったです…、いつか特別な日に家飲みしたいところ。

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2015年03月04日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

村祐 常盤ラベル 生酒

本日の家飲み 村祐 常盤ラベル 生酒

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 新潟県新潟市のお酒です。
 家でも外でも何度かいただいていますが、ブログでは初めてですね。

 村祐は、法律的な記載事項を除き、細かいスペックを一切非公開としていることで、その筋では有名な銘柄です。
 今回のラベルをみても、「本生清酒」の記載と「原材料」「アルコール度」、後は「製造年月日」ぐらいしかわかりません。
 極めて不親切ではありますが、知ってる人はそこらへん百も承知で買うでしょうし、取り扱っている酒屋・居酒屋さんなら味わいをしっかり把握してお客に勧めると思うので、実際はあまり不都合はないのかも…。
 私のようなオタクにとってはちょっと寂しいですけどね。

 なお、村祐の各スペックの見分け方はラベルの色になりまして、今回はグリーンの「常盤」色です。
 ちなみに私の初村祐は一昨年に買った低価格帯の「茜」で、そのときは酸味が強すぎて苦手という印象がありました。
 しかし、ちょっと前に酒徒庵さんで店長お勧めの一杯として「黒」をいただき、その旨さに衝撃を受けたのです(その分高いですけど)。
 流石に黒は家飲みでは贅沢なので、大体いつも飲んでいる価格帯である常盤をセレクトした次第です。

 上立ち香はフレッシュ感のある吟醸香がそこそこに。
 含むと、とても上品な印象の甘旨味がスーッと入ってきて、尻上がりに濃厚さを増しながら広がっていきます。
 旨味は、フルーティーかつクセの無い甘味が主役を演じる、白ワインを思わせるような味わい。
 長く含んでいるとしっかりとした甘味の裏で、若干の酸渋がきちんとスッキリ感を出しているのがわかるあたり、非常に完成度の高さを感じます。
 後味はバランスの良さを感じる自然なキレ。

 非常に綺麗な旨味を雑味ゼロで楽しめる、お値段以上の高級感のあるお酒でした。
 この時期はある種の荒々しさを感じる新酒が多い中、このお酒で一息つけるような安心感を感じます。
 アルコール度は低めなので加水はしてるのかなあ、でも物足りない感じはないですね。
 村祐の実力を感じる逸品でした、次は是非亀口取りなどの限定品も飲んでみたいです。

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名称:村祐 常盤ラベル 生酒
製法情報:生酒
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社(新潟県新潟市)
製造年月:2014/1(25BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2014年03月03日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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