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松乃井 「SUPER HONJOZO」(スーパー本醸造)

家飲み記録 松乃井 「SUPER HONJOZO」(スーパー本醸造

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 新潟県十日町市のお酒です。
 前回に引き続いての購入ですね、こちらも遠州屋酒店さんで入手。

松乃井というと、個人的には日本酒ブログ「きたろーの酒ノート」さんのイチオシ酒という印象を前から強く持っています。
 なので、飲む機会を伺っていた銘柄ではあったんですよね、ただ、近所に特約店がなかったり、出会っても一升瓶だったりで中々…
なお、当ブログでは以前「凌駕」という同蔵別ブランドを頂いたことがあるのですが、有識者によるとやっぱり味わいが違うとのこと。
 そんなこんなで、今回まとめて色々いただけたのは非常に良い経験になりました。

 こちらのお酒についてスペック等の情報について、詳細はきたろーさんの記事を是非ご覧ください。
 ここまで情熱を持ってしっかり書かれたら、さらにこちらで書くことは無いです(笑)
 本醸造酒のイメージとかけ離れた、洒落たラベルの500ml薄青瓶という見た目も特徴的ですね。

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 上立ち香はなんとなく米クリームといった趣の若干くぐもった落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、極めて力強い旨味が、やはりアルコール的刺激の引き締まりを伴いつつ、最後までしっかりと存在感を保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、見事なまでに味乗りした印象の旨味が厳然たる主役、心地よい系の苦味もあって、砂糖入りオレンジを皮ごと煮詰めたような雰囲気かしら、そしてピリピリ感がいい感じで熟のダレを防いでくれます。
 後味は、濃厚な味わいをアルコールの辛さで引き取る、アル添の良さを押し付ける感じのキレ。

 一種重いぐらいの熟した旨味を、アルコールの辛さが見事に引き取る、本醸造らしくもその上を行く感じのお酒でした。
 いやあコンセプト通りのお酒って印象ですね、純米派にも是非飲んでもらいたいような完成度かと。
 ただ、良い悪いは別にして、やっぱり他の茶瓶のお酒と熟感の方向性に違いはあるような…(少しくぐもっていると言いますか)、このお酒の場合は味わいが負けていないのであまり気にならないのですが。
 松乃井、次はまた別スペックを紹介いたします。

■紹介:「きたろーの酒ノート」さんの同スペックの記事(BY違い)
http://sakenotes.hatenablog.jp/entry/2017/08/28/223841

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名称:松乃井 「SUPER HONJOZO」(スーパー本醸造
蔵元情報:株式会社松乃井酒造場
購入した酒屋さん:遠州屋酒店(横浜)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年11月02日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

六歌仙 本醸造 柱焼酎仕込原酒

家飲み記録 六歌仙 本醸造 柱焼酎仕込原酒

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 山形県村山市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 このお酒も横浜遠征時「お酒ミライ」さんの初心者向け酒屋紹介記事を参考にしつつ訪問した、丸十酒店さんで購入しました。
 その記事にもありますが、同店は何となくプロ向けな佇まいで、一升瓶がメインという感じでした、が、四合瓶もなかなか面白いお酒がありまして、今回私は未飲銘柄のこちらをセレクトした次第です。
 特徴的なのは「柱焼酎仕込」というところですね、簡単に言うと酒造りの途中で醸造アルコールの代わりに(米)焼酎を加える製法のことかと思います。(原材料名もそうなってますね)
 この辺りは「アル添は是か非か論争」に興味がある方には必修項目かと思います(笑)ただまあ飲む分にはあまり気にしなくてよいことかと…

 精米歩合は70の本醸造、火入れ有、アルコール度数は18度とかなり高めですね。
 ラベルには柱焼酎の解説等も実は書いてあります、なぜかカタカナなので読みにくいですが(笑)
 H28年12月製造で、H31年2月開栓なので、かなりの熟成期間を経ています。


 上立ち香はウイスキー的ながらバニラも有るような(?)落ち着いた香りが仄かに。
 含むと、やはり落ち着いた感じの芳醇な旨味が、若干の辛さ的な刺激を伴いつつ入ってきて、そのまま存在感を保ちつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、ほんのりと熟感を纏った、ほんの少々砂糖をまぶしたような、アルコール的辛さもある独特な甘旨味が主役ですね、芳醇ながらもガッツリ引き締まっている印象。
 後味は、少々ピリピリとした辛さを舌先に残す感じでしっかりキレます。

 甘味をほんのりと裏方に感じさせる、熟感とアルコール感をしっかり纏った個性派芳醇辛口酒でした。
 謳っているだけあって、結構な量添加しているんじゃないかしら…、結構ガッツリ焼酎感ありますね。
 ただスッキリ感というよりは複雑な印象になるのが柱焼酎由来なんでしょうか。
 一緒に飲んだ母曰く「大人の味わい」とのこと…、まあ言いたいことはわかる気がしますね、日本酒飲み慣れていれば魅力がわかる的な感じはあります。
 六歌仙、次は別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:六歌仙 本醸造 柱焼酎仕込原酒
蔵元情報:六歌仙酒造協同組合
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:丸十酒店(横浜)
お気に入り度:8.4/9.0

■おまけギャラリー:丸十酒店さん外観
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タグ: 六歌仙 本醸造

2019年04月24日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

霧の里 本醸造酒 しぼりたて生原酒 29BY

家飲み記録 霧の里 本醸造酒 しぼりたて生原酒 29BY

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 高知県高岡郡四万十町のお酒です。
 銘柄的には初飲み。

 こちらを醸す文本酒造のお酒としては、以前「日乃出桃太郎」をいただいています、というか同蔵であることに買ってから気づきました…
 ちなみにこちらは銀座のアンテナショップ「まるごと高知」での購入酒です。
 実は众以降紹介してきたお酒は、会社午後休をを取って、「いまでや」→「たつみ清酒堂」→「まるごと高知」→「いきいき富山館」と巡って買って来たものだったりします。
 本当は「銀座君嶋屋」「むらからまちから館」でも買いたいお酒が有ったのですが、その時は4店で四合瓶を10本も買ってしまったので断念…
 いやあ実際他にもアンテナショップが密集してますし、あの界隈は地酒購入先としてはとんでもなく熱いことになっているかと。

 閑話休題、今回いただくのは精米歩合60、本醸造クラスの生酒になります。
 製造が29年12月で、買った時には半年以上立っていたので「しぼりたて」とは言い難いですね…、そして開栓は11月と、完全に生熟コンディション。


 上立ち香はうーんなんだろう、杏?的なちょっと酸を感じる落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、結構透明感のある旨味がスルスルと入ってきて、ほんのりとした辛さと最後までしっかりバランスを保ちながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、落ち着いた酸と旨味で存在感と軽さを両立させている印象のもので、熟成は若干の紅茶感を添えている感じ、甘味は控えめで、なんか全体としてはアップルティー(アルコール入り)を彷彿とさせるかも。
 後味は、酸辛が請け負っていつつも、割と自然に引き上げてくれます。

 高アルコール度を感じさせる辛さと、感じさせない軽さが実に微妙なバランスでせめぎ合う、実に個性的な芳醇スッキリ酒でした。
 何気に熟成適正強そうなところも良いですね、実際熟感がまったくマイナスに出てないんですよ、ダレ皆無かつ落ち着いた旨味が魅力的。
 これは私のような甘味偏重派でない方々に是非飲んでみて欲しいですね、かなり面白い仕上がりのお酒だと思います。
 霧の里、桃太郎含め、また飲んでみたいお酒だと思いました。

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名称:霧の里 本醸造酒 しぼりたて生原酒 29BY
蔵元情報:明利酒類株式会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:まるごと高知(銀座)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:銀ぶら購入酒記念写真
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 少なくとも今回は、「たつみ清酒堂」さんで買ったお酒がどれもハイレベルだったのが印象深いです。
 同店は他銘柄も素晴らしいセレクトしていますし(田光とか)、射美の抽選販売とかもやっているようなので、銀座に行った際には立ち寄ってみることを強くオススメします。

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タグ: 霧の里 本醸造

2019年04月14日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒

家飲み記録 黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 ブログでの登場は4回目。

 泣く子も黙る黒龍です、昨年は純吟の垂れ口をいただいています
 そのときにコメントで、「甘口派ならアル添の方がオススメ」という情報をもらったので、今年は忘れずに購入しました。
 このお酒の特徴はまずはなんと言ってもそのお値段でしょう、税抜き1,150円と、スーパーに売ってそうな額になってます。
 黒龍は最近「無二」で入札制度を導入したことが話題になっていましたが、同時に「いっちょらい」等の低価格ラインもしっかり維持してくれていることに凄く好感が持てますね、ありがたい限りです。

 五百万石を65%まで削った、アル添有りの生酒。
 ラベルに記載は見当たりませんでしたが、公式ホームページの商品紹介によると、本醸造クラスの原酒とのこと。
 この辺りを見ても実に良心的な値付けだと思いますね。


 上立ち香は甘いメロン&バナナ的な果実香が気持ち強めに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味がまろやかな口当たりでトロリと入ってきたかと思うと、時間差で出てくる苦味と辛さで力強く引き締められたまま、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは香りの印象通りのメロン&バナナのフレッシュな甘味が厳然たる主役、引き締め役の苦味は新酒らしさもありつつ浮いた感じはなく、アルコール的辛さも最小限で自分の仕事をしている感じ、全体として
 後味はそれでいて苦辛がバッチリひきとる感じでキレてくれます。

 極めて濃度の高いフレッシュかつトロリとした甘旨味と、程よい苦味や辛さがちゃんとバランスと保って一体化する、日本酒の玄妙さを魅せてくれるお酒でした。
 結構苦辛が立つので最初は若干ひるむ部分もあるのですが、飲み進めるとこれがクセになる感じといいますか…凄く上手くアル添しているんでしょうね。
 正直これを飲んで最初に頭に浮かんだのは「こんなん反則やん…」という言葉でした、この値段でこれを出されたら脱帽するしか無いです。
 あとこれが五百万石というのにもビックリ、やっぱりどの酒米でも造り方で甘味ってしっかり出せるんだなあと再認識しましたね。
 黒龍の実力をこれでもかと感じさせてくれた一本でした、【超】お気に入りに追加です。

 開栓後は若干ダレ感が出てきてちょっと下がる感じかな…
 と一瞬思ったのですが、飲み進めるとやっぱ良いです、ほんとこのバランスは凄い。

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名称:黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒
精米歩合:65%
使用米:五百万石
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年12月30日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒

家飲み記録 農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒

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 石川県小松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒は、世に言う「能登杜氏四天王」の一人である農口尚彦杜氏が、何度目かの引退の後に現役復帰して醸したお酒になります。
 このお酒が醸されるまでには杜氏周りで色々なすったもんだがあったようですが…、日本酒業界的には非常に注目度が高く既に色々なことが語られていること、公式ホームページにも詳細な記載があることから、ここでは深く触れないことといたします。
 日本酒離れしたラベルデザイン、タンクナンバーやシリアルナンバーの記載辺りを見る限り、「ガワ」は完全に今風という印象ですね。
 ちなみにQRコードを読んでみると…、いきなりログインを要求する画面が出てきました、商品紹介に会員登録求めるとか舐めとんのかボケェ(酔っ払い特有の暴言)、ただ取り扱い店一覧があるのはベリーグッドですね。

 精米歩合は60と、本醸造としてはかなり削ってますね、ただお値段もそれなり(というか他のスペックは結構高いので、個人的には一択でした)。
 無濾過生原酒なのですが、店員さんからは開栓後10日以上経ってから凄く良くなったという話を聞きました、一筋縄では行かなそうな感じではありますが、なるべく先入観を排していただこうと思います。

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 上立ち香は…うーんあんまり感じないですね、かろうじてアルコール的な香りが仄かに。
 含むと、独特の存在感をまとった旨味が、若干粘度を感じるような口当たりでトロリと入ってきて、徐々に出てくる辛さと苦味でギッチリと引き締められながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、青い洋梨的な甘味控えめかつ酸が中心に据えた旨味が主役、そこに絡まる苦味は少々の青さや薬臭さを纏った複雑なもので、全体としては結構筋肉質な辛口酒って印象ですね。
 後味は苦辛がガッツリと引き取る形でキレます。

 甘旨酸苦がハッキリと主張しながら絡み合う、非常に複雑な味わいが最初から最後まで存在感を示す、濃厚そのもののお酒でした。
 色々な味が主張するものの、うるさい感じでないのは見事だなあ、
 ただ、これはマニアが唸りながら飲むべき酒であって、初心者向けではないですね…、少なくともこのお酒をすんなり受け入れるには若干の経験が必要なように思えました。
 言い換えれば、所謂万人向けではなく、ハマる人はとことんハマる系という感じ。
 農口尚彦研究所、どっしり複雑系が好きな方には、一度試してみてほしいと思いました。


 折角なので開栓後ちびちびやっているんですが(冷蔵)、確かにどんどんまとまりが出てきている感じですね…
 で、本命の燗付けをすると…、アルコール臭は立ちますが、含んだときの最初の味は甘さが増えて割とわかりやすくなりました。
 
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名称:農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石(75%)
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社 農口尚彦研究所
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:平林酒店(大森)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年10月11日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

春心 山廃つくり本醸造 生酒

家飲み記録 春心 山廃つくり本醸造 生酒

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 石川県小松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらはあまり知らない銘柄だったのですが、最近アル添がマイブームだったこともあり、伊勢元酒店さんの店頭に並んでいたものを衝動買いしました。
 で、蔵元ホームページをチェックしたのですが、これが思った以上にナウい感じ(笑)で少々驚きました。
 確かに裏ラベルにはちゃんとフェイスブックとインスタのアイコンが載ってますね、小規模蔵の情報発信としてやるべきことをやられている印象。
 それでいて造りは生もと、山廃という伝統的なものにこだわるというのですから、筋が通った信念というものを感じますね、これからの時代の蔵元として素敵な方向性だと思います。

 使用米は不明ですが、精米歩合65%山廃造りの本醸造生。
 裏ラベルには名前の由来紹介、造りと味わいの特徴、オススメの飲み方、という飲み手が知りたい情報をスペースが許す限り記載してあります。
 う~ん素晴らしい…、多くの口下手な地酒蔵に、爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいですね。

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 上立ち香は酸を感じる爽やかな果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり強めの酸が真ん中にある旨味がスルスルと入ってきて、若干のアルコール感を伴いつつ最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやあまさに酸旨という感じの引き締まりつつも存在感の有る旨味が主役、苦渋は完全に脇役に徹してますね、若干謎の粉っぽさも感じるのですが、アル添的なキツさはあまり無く、割りとスルスルと飲めてしまいます。
 後味は、まさにその酸がガッツリと引き取ってスパッとキレます。

 インパクトの有る強めの酸と芯のしっかりした旨味が魅力的な、キレの良い旨酸酒でした。
 正直ここまで酸が強いとケミカル感すら出てくるのですが、それでも嫌な感じはしないんですよね、個性として受け止められます。
 いやあこれは数年レベルの熟成にも耐えることでしょう、常温放置でもいけそうなぐらいの印象(よく見ると生酒なのに要冷蔵の記載無いのかな、これは凄い自信だ…)。
 春心、まさに「強い」という言葉が脳裏に浮かぶお酒でした、他のスペックもいつかいただきたいと思います。

 燗をつけると…、うお、辛さは有るものの甘さが出て纏まりも良くなりました、個人的には断然こっちがオススメだなあ。
 燗冷ましは謎の乳酸感が出てきてこれまた楽しいかも、もっと早く燗つけ始めればよかった…

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名称:春心 山廃つくり本醸造 生酒
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:近藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 春心 本醸造

2018年08月21日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

楽器正宗 本醸造 中取り

家飲み記録 楽器正宗 本醸造 中取り 

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 福島県西白河郡矢吹町のお酒です。
 この銘柄はブログでの登場は初めてですが、外飲み経験等は有り、詳しくは後述します。
 
 同蔵の「自然郷 SEVEN」という銘柄は既に2回紹介しています、この楽器正宗は地元銘柄というやつですね。
 実はこのお酒は、先日参加させていただいた「第4回お酒ミライオフ会 闇鍋日本酒会」で出会ったお酒だったりします(正確には中取りでない通常品でしたが)。
 レポートにもあるように、このお酒は同会のブラインド投票で13本中2位に輝いています(なお、私は1位として投票しました)。
 いやあ恥を忍んで申し上げますと、私は一口飲んでメモに「而今か?」的な事を書いちゃいました…、冷静に考えると全然違う味なんですが、まあそのくらい印象が良かったんですよね。
  
 スペックは、精米歩合麹米60%、掛米70%、福島の酒米「夢の香」利用らしいです。
 アル添有の火入れ本醸造なのですが、無濾過無加水(原酒)であること、要冷蔵(多分一回火入れ)であることが要注目かと。
 また特筆すべきはその価格で、何と税抜1,056円!それこそスーパーの常温棚に置いてある本醸造レベルなんですよ…

 なお、6月出荷、6月開栓のフレッシュコンディションでいただいております。
 実は同スペックの記事を既に「20代から始める日本酒生活」さんと「日本酒感想日誌」さんが書かれており(お二人ともかなりの高評価)、私も乗り遅れてはならんと急いでアップした次第。

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 上立ち香はびっくりするぐらい濃く、かつ爽やかなグレープフルーツ的果実の香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚かつ複雑味のある甘渋味がほのかなガス感を纏いつつ力強く入ってきて、最後までその複雑さを保ちつつも、辛さが裏方で引き締まりを加え、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘酸渋味がいい感じで拮抗するぶどうジュース的な旨味が主役、アルコール的辛さがしっかり仕事をして引き締めている感じなのですが、旨味が濃いためにキツさは皆無。
 後味はやはりアルコールの辛さが引き取る形なのですが、キツさはバッチリ抑えられたままキレます。

 福島酒らしい非常に奥深い印象の旨味を、見事なまでに自然に楽しませてくれる、圧倒的な高コスパ酒でした。
 正直よくよく味わうと、ある程度の雑味らしい苦味や粉っぽさとかも感じるのですが、バランスが取れている上にアルコール的辛さがしっかり引き取るので、全体としては違和感皆無なんですよ。
 いやあこれはアル添酒の一つの理想形かもしれませんね…、個人的には辰泉こだま別誂を想起させるものがありました、何というかアル添である必然性をハッキリ感じるお酒だと思います。
 後個人的には、「要冷蔵」であることが結構重要なんじゃないかと思うんですよね…、こういうお酒が意識低い系酒屋(失礼)の冷蔵庫のビールやジュースを押しのけて入ってきて、「冷蔵庫に入っている日本酒は旨い」という共通認識が生まれていくことが、今後の日本酒市場の一つの理想的方向なんじゃないかなあと思ったりしています。
 ともかく、楽器正宗、自然郷と共に今後超要注目ですね。

 燗も試してみたいところでしたが、すすっと飲み干してしまいました…
 こりゃ一升瓶でも良かったなあ。

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名称:楽器正宗 本醸造 中取り
精米歩合: 麹:60% 掛:70%
使用米:夢の香
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社大木代吉本店
購入価格(税抜):1,056円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(グランスタ)
お気に入り度:8.7/9.0(値段も考慮に入れて)

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2018年07月06日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

辰泉 本醸造 「こだま別誂」 山廃生原酒 27BY

本日の家飲み 辰泉 本醸造 「こだま別誂」 山廃生原酒 27BY

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 福島県会津若松市のお酒です。
 以前には一度、「ふなまえ酒」という特別純米新酒生酒をご紹介しています

 地酒屋こだまさんでの購入酒が続きます。
 というよりこのお酒は「こだま別誂」というフレーズが示す通り、ここでのみ売られているスペックになります(詳しくはお店の商品紹介ページ参照)。
 こちらも、私が滅多に買わないアル添有りの本醸造ですね、以前モウカンさんのブログで前向きに紹介されていたのが印象に残っていて、試飲時の感触も非常に良かったのでセレクトしました。
 試飲可能な場合だと、普段自分では滅多に買わないようなスペックでも安心してセレクトできるのが嬉しいところです。
 
 精米歩合は65%、27BYということで、私が開栓した2018年12月の時点では2年近くの生熟成期間を経ているものと思われます。
 試飲の際に店長さんが「これはアル添する必要のあるお酒」と仰っていたのが印象に残っており、その言葉の意味を考えつついただいてみます。

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 上立ち香はまさに完熟果実といった感じの、複雑さのある甘い香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと味が乗った感じの奥深い甘旨味がゆっくりと入ってきて、キツさを感じさせずに、かつダレ感も皆無で、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、完熟プルーンといった感じの、甘渋が絡み合うとても個性的かつじっくり楽しめるもので、熟成香のクセやアル添っぽい辛さキツさがちゃんと裏方に回っている印象。
 後味は、その辛さがようやく表に出てきて、かつほんのりとした苦味を舌先に残しつつ、見事にキレます。

 飲み飽きない複雑な甘旨味をガッツリと楽しませてくれながら、後味はアル添的辛さでしっかりと引き上げる、オンリーワンのバランスを保った芳醇旨酒でした。
 いやあ、「アル添する必要有り」というコメントに納得感がありますね、恐らく、これだけ存在感がある旨味を引き取るにはアルコールの辛さが必要なのでしょう。
 私は思想信条的なアル添否定派ではなく、経験上基本的に避けているだけなので、こういうアル添酒なら大歓迎です、前回に続き、本醸造酒3本目の「お気に入りに追加」ですね。
 辰泉は、銘柄的にも引き続き注目していきたいと思いました。

 ちなみに燗をつけると…、うおっさらに濃さがマシマシに!
 それでいてキツさはむしろ後退していて…いやあこれは素晴らしいですね、少なくとも私にとっては文句ない燗上がりでした。

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紹介:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-400.html

名称:辰泉 本醸造 「こだま別誂」 山廃生原酒 27BY
精米歩合:65%
使用米: 麹:華吹雪 掛:コシヒカリ
アルコール度:18度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社辰泉酒造
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.6/9.0(燗上がりも考慮に入れて)

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2018年01月20日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

城川郷 特別本醸造 原酒 生酒 28BY

本日の家飲み 城川郷 特別本醸造 原酒 生酒 28BY

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 愛媛県西予市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 最初はそのつもりはなかったのですが、たまたま地酒屋こだまさんでの購入酒の記事が続いたので、特集的にまとめてとりあげることにします(後2本有る)。
 いやあこちらのお酒も東京では滅多に見ない銘柄なんじゃないでしょうか…
 あまりドヤるのも何ですが、私の場合あまりに色々な銘柄に手を出し情報収集しているあまり、酒屋さんでの店頭ですら初めての出会いってほとんど無いんですよね、そんな中こだまさんではいつもそういうサプライズがあってとても楽しいです。
 もちろん、単に珍しい銘柄ってだけでなく、ほぼ全部が試飲可能≒そう簡単にへこたれないお酒ってことですし、それをあれだけ全国から選びだすっていうのは本当に凄いことかと…

 蔵元ホームページは無いようなのであまり銘柄情報は得られませんでした、ただ例によってこだまさんの商品紹介ページは充実しています。
 スペック的には麹米50、掛米58とかなり削っている、アル添有りの生原酒、ちょうど一夏を越えたあたりでの開栓です。

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 上立ち香は濃厚な完熟果実の香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味がアルコールの辛さを伴ってググっと入ってきて、最後まで濃厚さと引き締まりを両立したまま、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、完熟洋梨的な甘旨味が主役、非常に良い感じで味が乗っているのが素敵で、辛さやほんのりとした苦味を感じさせつつも、全体としては素直に旨味を楽しませてくれます。
 後時は、やはりアル添らしい辛さが最小限に働いて、ピリッとキレます。

 とにかく味乗りが素晴らしい、生熟の魅力を凝縮したような、超芳醇完熟甘旨酒でした。
 このお酒については、濃厚になりすぎてダレそうになるのをアル添のキレが頑張って引き取る印象ですね。
 私はアルコール的辛さは例え大吟醸クラスでも苦手とすることが多いのですが、このお酒の場合はあくまで甘旨味が主役で、かつその辛さの必要性も伝わるので、あまりマイナスには感じませんでした。
 ちなみにこのブログでは本醸造(特別本醸造含む)を取り上げるのはなんとまだ5本目なのですが、このお酒は朝日鷹に続いて「お気に入りに追加」です(タイプは全然違いますが)。
 城川郷、是非また違うスペックも試してみたいと思いました。

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名称:城川郷 特別本醸造 原酒 生酒 28BY
精米歩合: 麹50% 掛58%
使用米:松山三井
アルコール度:17~18度
日本酒度:-7
蔵元情報:中城本家酒造合名会社
購入価格(税抜):1,380円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年01月18日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 本醸造 16年熟成古酒

本日の家飲み 桃の里 本醸造 16年熟成古酒

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 岡山県赤磐市のお酒です。
 当ブログでの登場は早くも7回目。

 2017年も当ブログをご愛顧いただきありがとうございました。
 季節感の無いブログではありますが、大晦日更新分ぐらい、それに相応しい銘柄を載せようということで、こちらの「桃の里」を選びました。(まあ飲んだのは数か月前なんですが…)
 こちらは、年頭に蔵元からまとめ買いしたものの最後の1本です、約一年かけて飲んできたことになりますね、ちなみに来年もこれから発注予定です。
 これだけまとめ飲みした立場から、あえて繰り返し言いますが、「桃の里」は(保管さえちゃんとやれば)東京の地酒最前線で十二分に通用する、オンリーワンの魅力がある甘口酒だと思っています。
 いつかは東京の地酒屋で普通に購入できるようになって欲しいですね…
 
 閑話休題、今回いただくのは私が滅多にセレクトしない火入れの長期熟成酒、しかも16年物になります。
 アル添の本醸造酒ながら、そのお値段のあまりの安さ(税抜1,000円)に驚愕し、つい同梱してしまいました。

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いい色だったのでいろいろ記念写真(下のカップはohmineのもの)
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 上立ち香は露骨なカラメル的熟成香がそこそこに。
 含むと、やはり典型的な熟成酒の旨味がググっと入ってきて、唾液腺を刺激的する強めの酸味とせめぎ合いながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、熟成系の旨味が最初から最後まで主役で、甘味はなんとなく面影を感じる程度、ただアル添的なキツさもなく、全体的にはしっかりバランスは取れている印象。
 後味はほんのり熟感を残しつつ酸味でキレます。

 16年という時を経て素直に枯れてきた感じの、熟成酒らしさのあるお酒でした。
  大体裏ラベルに記載されている通りの味わいかと…
 糖分が分解されつくした感があると言いますか、桃の里らしい甘さは完全に影を潜めちゃってますね、自分にとってはやっぱりそれは残念。
 といいつつ、正直古酒経験の薄い自分には評価不能のお酒という印象です、もし通常の古酒と遜色ないなら、コスパはとんでもないことになっているかと。
 実際、蔵元さんの狙いが良く分からないお酒でもありますね、採算とれるのだろうか…
 まあこれはもう買わないとは思いますが、来年も桃の里には大注目していきたいと思った今日この頃でした。

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名称:桃の里 本醸造 16年熟成古酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 桃の里 本醸造

2017年12月31日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

かたふね 特別本醸造

本日の家飲み かたふね 特別本醸造

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 新潟県上越市のお酒です。
 家飲み、外飲み含めて初めていただきます。

 肩掛けの札に誇らしく記載されている通り、このお酒はインターナショナルワインチャレンジ(IWC)2015の本醸造部門でトップを獲ったお酒です。
 原則純米派の自分は、積極的に本醸造は飲まない(ブログでも過去黎明・朝日鷹の2本のみ紹介)のですが、流石に気になって買ってきた次第。
 ちなみに、御徒町のスーパー「吉池」での購入です、こういう首都圏であまり見ない越後酒を置いてあるところはさすがですね。
 また、このお酒も公式ホームページに販売店一覧があるのが素晴らしい!

 スペック的には、精米歩合は吟醸並の60。
 しかし、お値段は本醸造らしく1200円を切ります、ブログで紹介しているお酒の中では相当お安いクラスですね。

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 上立ち香は落ち着いた果実感のある香りがそこそこに。
 含むと、ちょい熟感のある旨味が力強く入ってきて、アルコール感の辛さと拮抗しつつも優勢を保ったまま、染みこんできます。
 旨味は伝統的なお酒の米の旨味っぽいのですが、裏側に果実っぽい甘酸味があるためか古臭さは感じず、驚くことに雑味は皆無。
 後味はやはりアルコールの辛さを少々残しつつキレます。

 伝統的な晩酌酒らしさを残しつつ、本醸造っぽいクセやキツさを芳醇な旨味でしっかり覆った、圧巻のコスパ酒でした。
 うーん、これだけ自分が苦手な要素がありながら、最後には納得してしまう完成度、これには脱帽です。
 IWCトロフィーはやはり伊達ではないですね、少なくとも他の銘柄に紛れない確かな個性とまとまりがあります。
 かたふね、次は是非純米も頂いてみたいと思いました。

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名称:かたふね 特別本醸造
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社竹田酒造店
購入価格(税抜):1,130円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2015年10月08日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

朝日鷹 新酒 特撰本醸造 生貯蔵酒

本日の家飲み 朝日鷹 新酒 特撰本醸造 生貯蔵酒

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 山形県村山市のお酒です。
 外では何度かいただいていますが、家飲みは初めて。

 こちらのお酒は知る人ぞ知る、あの十四代を醸す髙木酒造の地元銘柄です。
 ネット情報を見るに、以前は十四代とは似ても似つかない安酒的な味わいだったけども、ここ数年で一気に酒質を上げてきたという評が目立ちます。
 私も居酒屋さんで何度かいただき、とても好印象だったので今回セレクトした次第です。

 スペックを見るに、品種は不明ですが歩合は60と結構磨いているアル添本醸造。
 なにより新酒の一回火入れというのがポイントでしょうね、地元銘柄というとスーパーの片隅にも置けるようガチガチの二回火入れのイメージが強いのですが…
 全体としてスペック的には特約店向けと遜色ないかと。


 上立ち香はとても本醸造とは思えない上品な吟醸香がそこそこに。
 含むと、濃厚芳醇な甘旨味が程良くスルっと入ってきて、ほんの少々のアルコールの辛さで輪郭を整えながら広がります。
 旨味は、うーむこれ完全に十四代系のマスカットっぽい甘味がしっかりでてますね、そして苦味・渋味はほとんど表には出てきません。
 後味だけは若干のアルコール感が出てきますが、平均以上のキレ。

 とても本醸造クラスとは思えない完成度の、芳醇甘旨酒でした。
 流石に十四代の上のクラスと比べると味わいの透明感で一二歩譲りますが、これ本丸とは遜色ないんじゃないかなあ、保管状況とか諸事情によってはこちらの方が飲みやすいまであります。
 なんというか気負わずに飲めるんですよね、十四代の純米吟醸以上だと襟を正すような存在感があるのですが、このお酒は気楽にクイクイいける感じ。
 髙木酒造の実力をまざまざと感じさせる一本でした。

 ちなみに先行して、ギャザリーでオススメコスパ酒の一つとして取り上げています
 山形の人がうらやましいなあ…。
 
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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-798.html

名称:朝日鷹 新酒 特撰本醸造 生貯蔵酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:髙木酒造株式会社
購入価格(税抜):セット購入/1800ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年03月30日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黎明 本醸造

本日の家飲み 黎明 本醸造

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 沖縄県うるま市のお酒です。
 家飲みは初めて、外では一度飲んだことがあります

 黎明は沖縄唯一の日本酒銘柄ということで有名ですね。
 銀座にある沖縄のアンテナショップ(銀座わしたショップ)で、もしかしたらあるかもと思い店員さんに聞いてみたら、泡盛に囲まれて陳列されていました。
 これで全国制覇に一歩近づけると思い購入。

 実は外飲みのときは味わいの割に高価で、あまり良い印象がありませんでした。
 しかし、今回の購入価格はクラス相応に税抜きで千円を切っています、やっぱり輸送費がネックみたいですね。
 スペックは、私が普段は買わないアル添本醸造火入れ。

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 上立ち香は臭くないアルコールがそこそこに。
 含むと、伝統的な日本酒の旨みがぐいっときて、アルコール感と共に広がります。
 旨味はまあ本醸造らしく、良く言えば辛めで落ち着いた感じ、悪く言うと古臭くて面白みのない味わい。
 後味はアルコールの辛さでしっかりキレます。

 一般的な火入れ本醸造酒の味わいの、晩酌に向きそうなお酒でした。
 正直好みの味わいではないのですが、このお値段クラスの本醸造としては特にレベルが低いとは感じません。
 ある意味ハンデを背負って醸していることを考えると、十分蔵元さんは頑張っているように思えます。
 黎明、機会があれば是非純米吟醸(できれば生)も飲んでみたいところです。

 燗をつけると…、うんこれは予想通り。
 味わいもキツさもマシマシになる、典型的な本醸造って感じです。
 私はやっぱりこのアルコール感は苦手ですね、今後も基本本醸造(の二回火入れ)は基本避ける予定です。

 ちなみに妻に一杯飲んでもらい感想を聞いたところ「いつも飲んでるお酒のような味わいの広がりがなく、すぐ終わってしまう」とのこと。
 私も同感ですが、本醸造が好きな人はこれをポジティブに「キレ」と捉えるんでしょうね。

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名称:黎明 本醸造
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:15~16%
日本酒度:不明
蔵元情報:泰石酒造株式会社
購入価格(税抜):995円/720ml
お気に入り度:7.4/9.0

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タグ: 黎明 本醸造

2015年03月10日 沖縄の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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