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力士 本醸造 直汲み 生酒

家飲み記録 力士 本醸造 直汲み 生酒

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 埼玉県加須市のお酒です、同銘柄については家飲み・外飲み含め始めていただきます。
 引き続き鴨下酒店さんでの購入酒。

 何となく直球勝負という感じの銘柄名ですね、以前飲んだ同蔵の別銘柄「英雄」同様のインパクトがあります。
 あまり東京の酒屋では見ない印象ですが、蔵元ホームページは充実していてちゃんと通販もできるみたいですね。
 そちらによると、ワイン酵母のお酒造っていたりして、色々と挑戦しているのが見て取れます。
 
 今回いただくのは、マイブームであるアル添新酒生。
 精米歩合68%の本醸造規格ですが、お値段は税抜1,000円ポッキリと普通酒並のお安さです。

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 上立ち香はほんのり甘く、割とアルコール感のある香りが仄かに。
 含むと、やはりしっかり甘く、アルコール感もありながら、一種の柔らかさも感じる旨味が実に力強く入ってきて、ピリピリした刺激と苦味が引き締め役をこなしつつ、息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、砂糖的な甘さに果実的な渋味と苦味が絡み合い、それをアルコールの辛さが引き締めるもので、力づくながらもしっかりバランスがとれていますね、実に個性的な印象。
 後味は、苦味や渋味の余韻を結構息が長い感じで残しつつ、ゆっくりと引き上げます。

 アル添しぼりたてらしさがありつつ、甘味と苦渋味のせめぎ合いが非常に個性的な世界を創り出す、非常に面白いお酒でした。
 いやあ色々と飲んでいるとやっぱりこういうお酒には惹かれるものがありますね、コスパも十分。
 ただ、やっぱり純米とは明らかに違うジャンルなんだろうとは思います、このお酒の場合はインパクトの代わりにちょっとキツさが残る系ですね。
 力士、是非ともまた他のスペックものんで見たいと思わせる一本でした。

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名称:力士 本醸造 直汲み 生酒
蔵元情報:株式会社釜屋
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 力士 本醸造

2021年03月22日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金鶴 本醸造 しぼりたて生

家飲み記録 金鶴 本醸造 しぼりたて生

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 新潟県佐渡市のお酒です、家飲み、当ブログでの紹介は初めて。

 佐渡のお酒は、私は今まで「至」、「真野鶴」、「北雪(鬼夜叉)」、「天領盃(雅楽代)」と飲んできております、どれもハイレベルという印象がありますね。
 実は今回の金鶴も以前日本酒オフ会でいただいたことがあり、その時も非常に好印象でした。
 加えて、日誌係さんの度々の激推しコメントしーたかさん曰く「勝○と比べても遜色ない」神奈川建一さん曰く「こんなお酒が世の中に存在するなんて!」という風に、日本酒ブログ界でも異様に高評価。
 東京ではあまり見ないので買い逃していましたが、今年は何としてでもしぼりたて生を家飲みしたいという思いが爆発し、 「以前火入れを見かけた御徒町の吉池に入荷予定を聞いたら明日入荷と言われる」→「がっくりしつつ、数日後に電話で入荷確認」→「再び訪問して一升瓶ゲット」という流れで購入した次第です、飲みたい酒があるならやっぱり電話と足を駆使しないとですね。

 本醸造を名乗っていますが、精米歩合は60%と結構削っています。
 その上一升瓶で税抜1,889円と素晴らしい低価格。

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 上立ち香はアルコール香に爽やかな果実香が混じった感じのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、上立ち香の印象通りの爽やかな香りを伴った甘味が口中にふわっと広がったかと思うと、透明感の有る渋味(?)で全体が自然に収斂して、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、全体としては洋梨ウォーター(?)的な瑞々しくフレッシュな甘酸味が芯にあって、まったく嫌らしさのない含み香が心地よいもの、いやあこの物足りてる感と軽さの両立は初体験だなあ…
 後味は、渋味の余韻を残しつつも、見事なまでに自然に引き上げてくれます。

 しぼりたてらしいフレッシュさがあり、極めて高純度かつ独特の存在感を持つ、飲み飽きない系旨香酒でした。
 正直一杯目はちょっと甘味が物足りなくて渋味がキツめかとも思ったのですが、不思議と二杯目からは全体が見事に纏まった感じでしたね。
 いやいやまさに無限に飲める系ですよこれは、正直ヤバいぐらいに止まらなくて戦慄しました。
 なんだろうこの吟醸酒以上の含み香の心地よさと本醸造らしいキレの両立は…、生酒的なキャッチーさやオンリーワンの世界観も相まって初めての経験ですね、これがこの値段とは…(絶句)
 金鶴、まさに知る人ぞ知る美酒という印象でした、今後激しく追っていこうと思います。

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名称:金鶴 本醸造 しぼりたて生
蔵元情報:有限会社加藤酒造店
購入価格(税抜):1,889円/1,800ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.8/9.0

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2020年12月16日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 02BY

家飲み記録 黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 02BY

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です、当ブログでも定番銘柄ですね。

 この本醸造垂れ口については、2年前に飲んで惚れ込んで以来、出荷直後に確保することにしております。
 〆張鶴しぼりたて同様、「アルコール添加」という技術がキモだとハッキリ感じるお酒だと思いますね。
 芳醇かつ荒々しい旨味をしっかり整え、お米の出来にあまり左右されず例年の味わいを再現し、安価かつ安定量を供給する、まさに大手実力蔵として蓄積してきた技術無くてはなし得ないことなのでしょう。
 (定番火入れでなく、酒質が安定しない「新酒生原酒」というのもポイントかと)

 黒龍はラベルは小さめですが商品紹介ページがしっかりしているので、詳細スペックやテイスティングコメントはそちらをご参照ください。
 日本酒度-7、味わいが「甘」「濃厚」に振り切っているのが素敵ですね。(辛口信仰の関係からか、イロモノ以外でそう書いてくれるお酒は本当に少ないんですよ…)

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 上立ち香は甘さと青さとアルコールを纏ったフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、極めて存在感の濃い甘旨味が、強めながらも浮いていないほろ苦さと一体になって力強い口当たりで入ってきて、最後まで甘苦のバランスを保ったまま、ゆっくりと胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、やっぱりメロン的な青い甘旨味が主役、オリも相まった濃度が高さが魅力ですねえ、そしてそれを苦味と若干のアルコール的辛さがしっかりとかつやり過ぎずに引き締めるバランスが見事。
 後味は、甘味を苦辛が引き取る、王道の引き上げ方でキレ。

 非常に濃厚かつフレッシュな甘旨味を、苦辛との玄妙なバランスで楽しませてくれる、超絶コスパ酒でした。
 いやあ、アル添生原酒としてはやっぱりこのお酒は一種の到達点に至っていると思いますね、抜群の安定感。
 〆張鶴しぼりたて同様、「こうあるべき」という確固たるビジョンがあって、積み重ねられた技術でそこに限りなく寄せていっているようなお酒なんでしょう。
 黒龍の実力をまたもやバリバリに感じさせてくれた一本でした。

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名称:黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 02BY
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

■おまけ:実力派アル添酒2本記念撮影時ツイッター


 アル添信奉者の方々のRT協力も手伝い、私のアカウントでは非常に珍しく100いいね到達しました。
 アル添バンザイ!

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2020年11月27日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天下錦 特別本醸造 生原酒

家飲み記録 天下錦 特別本醸造 生原酒

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 三重県名張市のお酒です、前回に続いてのご紹介。

 特別純米が好印象だったので、登酒店さんからのお取り寄せ時に同梱してみました。
 早速こういう本格派の酒屋さんが取り扱っているあたり、本当に前途有望な銘柄なんだということが伺えます。
 基本的に地酒はどこも地元ではその実力が知られているのでしょうが、ネット上にもあまり情報が出てこない銘柄も多いんですよね…
 正直SNSも特定銘柄の情報に偏りがちで、トレンドを追うのには便利ですが、隠れた銘酒を探すにはやはり酒屋さん情報か日本酒ブログの方が適しているなあと個人的には思います。

 閑話休題、今回のお酒で一番特徴的なのは「白麹」を使っていることですね、クエン酸系の酸味が予想されます。
 また、アルコール添加有の本醸造というところもポイントでしょう。
 最近、自分としては楽器正宗松乃井黒龍本金と、素晴らしい良コスパ本醸造酒に出会っているので、アル添への悪印象はほぼ払拭されております。
 (当ブログの「本醸造」タグもご参照ください
 12月瓶詰、3月出荷、5月開栓なので、若干の生熟を経たコンディションでいただいています。

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 上立ち香はちょっと青さと甘さを感じるメロン的な果実香がそこそこに。
 含むと、程よくフレッシュな押し出しの強い印象の甘旨味がグググッっと入ってきますが、酸やアルコール感も手伝って割と軽い印象も与えつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、割とハッキリメロン的な甘旨味が主役、酸味、苦味、アル感はそれぞれありつつ、しっかり脇役に徹している印象ですね、そして非常にバランス良し。
 後味は、なんというか意外にも非常に自然にキレて、引き上げてくれますね。

 インパクトの強い甘さを酸苦辛が裏からしっかり下支えする、傑作良コスパアル添芳醇酒でした。
 いやあこれは自分好みですねえ、最近自分の中で、芳醇さをアル感が引き取る本醸造生酒がブームなのですが、まさにその期待に応えてくれた感じ。
 熟成期間もも良い方に働いていると思います、半年生熟でこれなら結構強さもありそうですね。
 天下錦への期待を一層増してくれた一本でした。

 ちなみに開栓後数日経って飲んでみると、甘味が濃くなりつつもやはりアル感が仕事をしてダレませんね。
 う~む、これは良いなあ…、例えば、本丸と飲み比べてこちらを選ぶ人も結構いるんじゃないかしら、そんなことも思いました。

■「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
https://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-3272.html

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名称:天下錦 特別本醸造 生原酒
蔵元情報:株式会社福持酒造場
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年08月15日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

本金 「すっぴん太一」 本醸造無濾過生原酒

家飲み記録 本金 「すっぴん太一」 本醸造無濾過生原酒

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 長野県諏訪市のお酒です、当ブログでの東京は2回目。

 本金は、約三年前に純吟生を家飲みしていますね、その後は特に理由も無く間が空きました。
 が、昨年このすっぴん太一に関して、日本酒感想日誌さんがかなり強くオススメする記事を書かれていたので、今年は注目度を激上げしていました。
 で、たまたま東京駅グランスタのはせがわ酒店で見かけたので、即決購入した次第です。
 同店は高級酒やメジャー銘柄が目立ちますが、こういう渋いセレクトもあるのが懐が深くて良いと思うんですよね~、7/16現在移転準備で閉店中のようですが、再オープンが楽しみなところです。

 さて、スペック的にはアルコール添加された本醸造で、アルコール度数は18と高めの無濾過生原酒。
 お値段は本醸造クラスらしく税抜1,176円と非常に良心的です。 


 香りは、甘味控えめのクリームソーダ的な、スッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、程良く落ち着いた、しかしフレッシュ感もしっかりとある押し出しの強い甘旨味が、しかししっかりと刺激が抑えられた口当たりで入ってきて、最後までバランスを崩さずにじわじわと染み込んできます。
 味わいは、いわゆるフルーティー系とは一線を隠した、木香や草を感じさせる若干硬質さのあるもので、実に高密度ながらもまとまりが良く、少々のアルコール的辛さも相まって、いくらでも飲めてしまいそう。
 後味は、アルコール感が引きとって力強く、かつスッキリとキレます。

 高密度かつ引き締まりが強い、草感のある個性的な旨味を実に自然に楽しませてくれる、超絶コスパ酒でした。
 やはり特長はキレの良さでしょうね、それでいて味のインパクトや一種の柔らかさもありつつ、このお値段とは思えないレベルでまとまっていると思います。
 いやあこれは良いですねえ、流石のセレクトセンスだなあ…、オススメに従って良かった。
 また一つ、素敵な本醸造生酒に出会えたのは嬉しい限りですね。
 本金、今後注目度を上げていこうと思います。

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■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同商品の記事
https://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-3231.html

■紹介:「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの同商品(BY違い)の記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1068181656.html

名称:本金 「すっぴん太一」 本醸造無濾過生原酒
蔵元情報:酒ぬのや本金酒造株式会社
購入価格(税抜):1,176円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(東京駅グランスタ)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年07月17日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

楽器正宗 本醸造 中取り 01BY

家飲みプチ記録 楽器正宗 本醸造 中取り 01BY

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 楽器正宗は出会ってから毎年飲んでますね、過去の感想は「楽器正宗」タグをご参照ください。
 特にこの本醸造は、純米派にオススメしたいアル添酒として筆頭に上がる、良バランスの超絶コスパ酒という認識です。
 定期的に味わいを追っていきたいのでセレクト。

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 上立ち香はなんとなくクリーム感のある甘く、ただスッキリさもある香りが控えめに。
 含むと、甘・旨・渋をそれぞれ感じる味わいが自然な口当たりで入ってきて、特に渋味によって最後まで存在感を保ったまま、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、やはり洋梨や完熟マスカットを彷彿とさせる、渋味による奥深さを纏った甘酸味が主役、アルコール感は控えめながら、独得の飲み進めやすさがありますね。
 後味は、渋味の余韻を残しつつゆっくりと引き上げていきます。

 福島酒らしい奥深い甘味と旨味を、自然に味あわせてくれる、超絶コスパアル添酒でした。
 ただ、今回は若干渋味がくどいかも…(必要な要素ではあるのですが)、最初の一口が一番美味かった気がします。
 とは言え、やっぱり甘味が心地良いので、完全にお値段以上のクオリティではありますね、相変わらずコスパは最強クラス。
 楽器正宗、今後もちょくちょくやっていきたいと思いました。 

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名称:楽器正宗 本醸造 中取り 01BY
蔵元情報:合名会社大木代吉本店
購入価格(税抜):1,100円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年05月20日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

嘉泉 特別本醸造 無濾過生原酒

家飲み記録 嘉泉 特別本醸造 無濾過生原酒

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 東京都福生市のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは銀座松屋で購入しました、ちなみに以前紹介した大七を、同じ時に銀座三越で購入していたりします。
 ザギンの百貨店でウインドウショッピングというとおセレブ感高いですが、地酒の場合は別に割高になるわけでなく、むしろポイント付いたりしてお得ですし、試飲できることも多いので、購入先としては強くオススメ。
 贈答用だけでなく、この本醸造の生酒みたいなマニア的スペックもありますしね。

 使用米等は不明ですが、精米歩合は60%と結構削っていますね、アル添有で度数も18~19度と高め。
 生原酒ながら、お値段も税抜1,250円と良心的です。

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 上立ち香は若干ツンとくるアルコール的な香りが仄かに。
 含むと、かなり強烈なアルコールの刺激を伴った個性的な旨味がギャギャギャーッと入ってきて、これまたハッキリとした苦味で強烈に引き締まりつつ、食道もチリチリさせつつ胃袋に流れ込んできます。
 味わいは、やはりアルコールのピリピリとした刺激が印象的ですね、ただ旨味も濃くて個性的なんですよ、メロン風味のお米的というかなんというか表現が難しい…
 後味はもう完全にアルコールの刺激でガッツリとキレます。

 痛いほどのアルコールの刺激が、旨味の魅力と力強くバランスを取る、芳醇旨辛酒でした。
 これは好き嫌いハッキリ分かれるでしょうね~、純米派憤死というか(笑)
 私も正直日本酒飲み初めのときの好みならキツかったと思いますが、今ならこういう系も結構面白いですね、コスパ良好ですし、やっぱり生らしいのが良いっす。
 嘉泉、次は他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:嘉泉 特別本醸造 無濾過生原酒
蔵元情報:田村半十郎
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:松屋(銀座)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 嘉泉 本醸造

2020年03月13日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 01BY

家飲み速報 黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 01BY

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 毎年飲むお酒は、感想のみを早めにアップしようと思います。
 過去の感想記事は「黒龍」タグをご参照ください。

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 おりはそんなに濃くはなく、まさに「うすにごり」という風情。

 上立ち香は完全にメロン系の、青くフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、実に濃厚かつインパクトのある甘旨味が、しかしまろやかさも感じさせる口当たりで入ってきて、尻上がりに出てくる苦味で輪郭をしっかり保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり皮混じりのメロンジュースに砂糖を加えたような、甘さ、青さ、苦味が拮抗しつつもバランスを保つもので、存在感と柔らかさを見事に両立させているのが素敵。
 後味は、苦味が引き取る形ながら、嫌らしさをしっかり抑えて見事にキレてくれます。

 極めて強い存在感のフレッシュな甘味を、柔らかく、そしてダレなく楽しませてくれる、超コスパ芳醇酒でした。
 正直苦味は結構あるので苦手な人も多いとも思います、が、私としてはこの甘味に、苦さを補うに余りある魅力を感じます。
 そしてコスパと、昨年と印象がほぼ被るという再現性に対する安心感、これは大きいですよ。
 こういうお酒が好きだと分かっている人が毎年楽しみにして購入し、その期待が裏切られることが無い、いやあ素晴らしいことかと。
 黒龍、やはり恐ろしいほどの実力派蔵であることを思い知らされた一本でした。

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名称:黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 01BY
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年12月26日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

松乃井 「SUPER HONJOZO」(スーパー本醸造)

家飲み記録 松乃井 「SUPER HONJOZO」(スーパー本醸造

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 新潟県十日町市のお酒です。
 前回に引き続いての購入ですね、こちらも遠州屋酒店さんで入手。

松乃井というと、個人的には日本酒ブログ「きたろーの酒ノート」さんのイチオシ酒という印象を前から強く持っています。
 なので、飲む機会を伺っていた銘柄ではあったんですよね、ただ、近所に特約店がなかったり、出会っても一升瓶だったりで中々…
なお、当ブログでは以前「凌駕」という同蔵別ブランドを頂いたことがあるのですが、有識者によるとやっぱり味わいが違うとのこと。
 そんなこんなで、今回まとめて色々いただけたのは非常に良い経験になりました。

 こちらのお酒についてスペック等の情報について、詳細はきたろーさんの記事を是非ご覧ください。
 ここまで情熱を持ってしっかり書かれたら、さらにこちらで書くことは無いです(笑)
 本醸造酒のイメージとかけ離れた、洒落たラベルの500ml薄青瓶という見た目も特徴的ですね。

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 上立ち香はなんとなく米クリームといった趣の若干くぐもった落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、極めて力強い旨味が、やはりアルコール的刺激の引き締まりを伴いつつ、最後までしっかりと存在感を保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、見事なまでに味乗りした印象の旨味が厳然たる主役、心地よい系の苦味もあって、砂糖入りオレンジを皮ごと煮詰めたような雰囲気かしら、そしてピリピリ感がいい感じで熟のダレを防いでくれます。
 後味は、濃厚な味わいをアルコールの辛さで引き取る、アル添の良さを押し付ける感じのキレ。

 一種重いぐらいの熟した旨味を、アルコールの辛さが見事に引き取る、本醸造らしくもその上を行く感じのお酒でした。
 いやあコンセプト通りのお酒って印象ですね、純米派にも是非飲んでもらいたいような完成度かと。
 ただ、良い悪いは別にして、やっぱり他の茶瓶のお酒と熟感の方向性に違いはあるような…(少しくぐもっていると言いますか)、このお酒の場合は味わいが負けていないのであまり気にならないのですが。
 松乃井、次はまた別スペックを紹介いたします。

■紹介:「きたろーの酒ノート」さんの同スペックの記事(BY違い)
http://sakenotes.hatenablog.jp/entry/2017/08/28/223841

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名称:松乃井 「SUPER HONJOZO」(スーパー本醸造
蔵元情報:株式会社松乃井酒造場
購入した酒屋さん:遠州屋酒店(横浜)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年11月02日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

六歌仙 本醸造 柱焼酎仕込原酒

家飲み記録 六歌仙 本醸造 柱焼酎仕込原酒

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 山形県村山市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 このお酒も横浜遠征時「お酒ミライ」さんの初心者向け酒屋紹介記事を参考にしつつ訪問した、丸十酒店さんで購入しました。
 その記事にもありますが、同店は何となくプロ向けな佇まいで、一升瓶がメインという感じでした、が、四合瓶もなかなか面白いお酒がありまして、今回私は未飲銘柄のこちらをセレクトした次第です。
 特徴的なのは「柱焼酎仕込」というところですね、簡単に言うと酒造りの途中で醸造アルコールの代わりに(米)焼酎を加える製法のことかと思います。(原材料名もそうなってますね)
 この辺りは「アル添は是か非か論争」に興味がある方には必修項目かと思います(笑)ただまあ飲む分にはあまり気にしなくてよいことかと…

 精米歩合は70の本醸造、火入れ有、アルコール度数は18度とかなり高めですね。
 ラベルには柱焼酎の解説等も実は書いてあります、なぜかカタカナなので読みにくいですが(笑)
 H28年12月製造で、H31年2月開栓なので、かなりの熟成期間を経ています。


 上立ち香はウイスキー的ながらバニラも有るような(?)落ち着いた香りが仄かに。
 含むと、やはり落ち着いた感じの芳醇な旨味が、若干の辛さ的な刺激を伴いつつ入ってきて、そのまま存在感を保ちつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、ほんのりと熟感を纏った、ほんの少々砂糖をまぶしたような、アルコール的辛さもある独特な甘旨味が主役ですね、芳醇ながらもガッツリ引き締まっている印象。
 後味は、少々ピリピリとした辛さを舌先に残す感じでしっかりキレます。

 甘味をほんのりと裏方に感じさせる、熟感とアルコール感をしっかり纏った個性派芳醇辛口酒でした。
 謳っているだけあって、結構な量添加しているんじゃないかしら…、結構ガッツリ焼酎感ありますね。
 ただスッキリ感というよりは複雑な印象になるのが柱焼酎由来なんでしょうか。
 一緒に飲んだ母曰く「大人の味わい」とのこと…、まあ言いたいことはわかる気がしますね、日本酒飲み慣れていれば魅力がわかる的な感じはあります。
 六歌仙、次は別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:六歌仙 本醸造 柱焼酎仕込原酒
蔵元情報:六歌仙酒造協同組合
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:丸十酒店(横浜)
お気に入り度:8.4/9.0

■おまけギャラリー:丸十酒店さん外観
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タグ: 六歌仙 本醸造

2019年04月24日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

霧の里 本醸造酒 しぼりたて生原酒 29BY

家飲み記録 霧の里 本醸造酒 しぼりたて生原酒 29BY

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 高知県高岡郡四万十町のお酒です。
 銘柄的には初飲み。

 こちらを醸す文本酒造のお酒としては、以前「日乃出桃太郎」をいただいています、というか同蔵であることに買ってから気づきました…
 ちなみにこちらは銀座のアンテナショップ「まるごと高知」での購入酒です。
 実は众以降紹介してきたお酒は、会社午後休をを取って、「いまでや」→「たつみ清酒堂」→「まるごと高知」→「いきいき富山館」と巡って買って来たものだったりします。
 本当は「銀座君嶋屋」「むらからまちから館」でも買いたいお酒が有ったのですが、その時は4店で四合瓶を10本も買ってしまったので断念…
 いやあ実際他にもアンテナショップが密集してますし、あの界隈は地酒購入先としてはとんでもなく熱いことになっているかと。

 閑話休題、今回いただくのは精米歩合60、本醸造クラスの生酒になります。
 製造が29年12月で、買った時には半年以上立っていたので「しぼりたて」とは言い難いですね…、そして開栓は11月と、完全に生熟コンディション。


 上立ち香はうーんなんだろう、杏?的なちょっと酸を感じる落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、結構透明感のある旨味がスルスルと入ってきて、ほんのりとした辛さと最後までしっかりバランスを保ちながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、落ち着いた酸と旨味で存在感と軽さを両立させている印象のもので、熟成は若干の紅茶感を添えている感じ、甘味は控えめで、なんか全体としてはアップルティー(アルコール入り)を彷彿とさせるかも。
 後味は、酸辛が請け負っていつつも、割と自然に引き上げてくれます。

 高アルコール度を感じさせる辛さと、感じさせない軽さが実に微妙なバランスでせめぎ合う、実に個性的な芳醇スッキリ酒でした。
 何気に熟成適正強そうなところも良いですね、実際熟感がまったくマイナスに出てないんですよ、ダレ皆無かつ落ち着いた旨味が魅力的。
 これは私のような甘味偏重派でない方々に是非飲んでみて欲しいですね、かなり面白い仕上がりのお酒だと思います。
 霧の里、桃太郎含め、また飲んでみたいお酒だと思いました。

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名称:霧の里 本醸造酒 しぼりたて生原酒 29BY
蔵元情報:明利酒類株式会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:まるごと高知(銀座)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:銀ぶら購入酒記念写真
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 少なくとも今回は、「たつみ清酒堂」さんで買ったお酒がどれもハイレベルだったのが印象深いです。
 同店は他銘柄も素晴らしいセレクトしていますし(田光とか)、射美の抽選販売とかもやっているようなので、銀座に行った際には立ち寄ってみることを強くオススメします。

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タグ: 霧の里 本醸造

2019年04月14日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒

家飲み記録 黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 ブログでの登場は4回目。

 泣く子も黙る黒龍です、昨年は純吟の垂れ口をいただいています
 そのときにコメントで、「甘口派ならアル添の方がオススメ」という情報をもらったので、今年は忘れずに購入しました。
 このお酒の特徴はまずはなんと言ってもそのお値段でしょう、税抜き1,150円と、スーパーに売ってそうな額になってます。
 黒龍は最近「無二」で入札制度を導入したことが話題になっていましたが、同時に「いっちょらい」等の低価格ラインもしっかり維持してくれていることに凄く好感が持てますね、ありがたい限りです。

 五百万石を65%まで削った、アル添有りの生酒。
 ラベルに記載は見当たりませんでしたが、公式ホームページの商品紹介によると、本醸造クラスの原酒とのこと。
 この辺りを見ても実に良心的な値付けだと思いますね。


 上立ち香は甘いメロン&バナナ的な果実香が気持ち強めに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味がまろやかな口当たりでトロリと入ってきたかと思うと、時間差で出てくる苦味と辛さで力強く引き締められたまま、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは香りの印象通りのメロン&バナナのフレッシュな甘味が厳然たる主役、引き締め役の苦味は新酒らしさもありつつ浮いた感じはなく、アルコール的辛さも最小限で自分の仕事をしている感じ、全体として
 後味はそれでいて苦辛がバッチリひきとる感じでキレてくれます。

 極めて濃度の高いフレッシュかつトロリとした甘旨味と、程よい苦味や辛さがちゃんとバランスと保って一体化する、日本酒の玄妙さを魅せてくれるお酒でした。
 結構苦辛が立つので最初は若干ひるむ部分もあるのですが、飲み進めるとこれがクセになる感じといいますか…凄く上手くアル添しているんでしょうね。
 正直これを飲んで最初に頭に浮かんだのは「こんなん反則やん…」という言葉でした、この値段でこれを出されたら脱帽するしか無いです。
 あとこれが五百万石というのにもビックリ、やっぱりどの酒米でも造り方で甘味ってしっかり出せるんだなあと再認識しましたね。
 黒龍の実力をこれでもかと感じさせてくれた一本でした、【超】お気に入りに追加です。

 開栓後は若干ダレ感が出てきてちょっと下がる感じかな…
 と一瞬思ったのですが、飲み進めるとやっぱ良いです、ほんとこのバランスは凄い。

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名称:黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒
精米歩合:65%
使用米:五百万石
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年12月30日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒

家飲み記録 農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒

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 石川県小松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒は、世に言う「能登杜氏四天王」の一人である農口尚彦杜氏が、何度目かの引退の後に現役復帰して醸したお酒になります。
 このお酒が醸されるまでには杜氏周りで色々なすったもんだがあったようですが…、日本酒業界的には非常に注目度が高く既に色々なことが語られていること、公式ホームページにも詳細な記載があることから、ここでは深く触れないことといたします。
 日本酒離れしたラベルデザイン、タンクナンバーやシリアルナンバーの記載辺りを見る限り、「ガワ」は完全に今風という印象ですね。
 ちなみにQRコードを読んでみると…、いきなりログインを要求する画面が出てきました、商品紹介に会員登録求めるとか舐めとんのかボケェ(酔っ払い特有の暴言)、ただ取り扱い店一覧があるのはベリーグッドですね。

 精米歩合は60と、本醸造としてはかなり削ってますね、ただお値段もそれなり(というか他のスペックは結構高いので、個人的には一択でした)。
 無濾過生原酒なのですが、店員さんからは開栓後10日以上経ってから凄く良くなったという話を聞きました、一筋縄では行かなそうな感じではありますが、なるべく先入観を排していただこうと思います。

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 上立ち香は…うーんあんまり感じないですね、かろうじてアルコール的な香りが仄かに。
 含むと、独特の存在感をまとった旨味が、若干粘度を感じるような口当たりでトロリと入ってきて、徐々に出てくる辛さと苦味でギッチリと引き締められながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、青い洋梨的な甘味控えめかつ酸が中心に据えた旨味が主役、そこに絡まる苦味は少々の青さや薬臭さを纏った複雑なもので、全体としては結構筋肉質な辛口酒って印象ですね。
 後味は苦辛がガッツリと引き取る形でキレます。

 甘旨酸苦がハッキリと主張しながら絡み合う、非常に複雑な味わいが最初から最後まで存在感を示す、濃厚そのもののお酒でした。
 色々な味が主張するものの、うるさい感じでないのは見事だなあ、
 ただ、これはマニアが唸りながら飲むべき酒であって、初心者向けではないですね…、少なくともこのお酒をすんなり受け入れるには若干の経験が必要なように思えました。
 言い換えれば、所謂万人向けではなく、ハマる人はとことんハマる系という感じ。
 農口尚彦研究所、どっしり複雑系が好きな方には、一度試してみてほしいと思いました。


 折角なので開栓後ちびちびやっているんですが(冷蔵)、確かにどんどんまとまりが出てきている感じですね…
 で、本命の燗付けをすると…、アルコール臭は立ちますが、含んだときの最初の味は甘さが増えて割とわかりやすくなりました。
 
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名称:農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石(75%)
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社 農口尚彦研究所
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:平林酒店(大森)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年10月11日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

春心 山廃つくり本醸造 生酒

家飲み記録 春心 山廃つくり本醸造 生酒

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 石川県小松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらはあまり知らない銘柄だったのですが、最近アル添がマイブームだったこともあり、伊勢元酒店さんの店頭に並んでいたものを衝動買いしました。
 で、蔵元ホームページをチェックしたのですが、これが思った以上にナウい感じ(笑)で少々驚きました。
 確かに裏ラベルにはちゃんとフェイスブックとインスタのアイコンが載ってますね、小規模蔵の情報発信としてやるべきことをやられている印象。
 それでいて造りは生もと、山廃という伝統的なものにこだわるというのですから、筋が通った信念というものを感じますね、これからの時代の蔵元として素敵な方向性だと思います。

 使用米は不明ですが、精米歩合65%山廃造りの本醸造生。
 裏ラベルには名前の由来紹介、造りと味わいの特徴、オススメの飲み方、という飲み手が知りたい情報をスペースが許す限り記載してあります。
 う~ん素晴らしい…、多くの口下手な地酒蔵に、爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいですね。

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 上立ち香は酸を感じる爽やかな果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり強めの酸が真ん中にある旨味がスルスルと入ってきて、若干のアルコール感を伴いつつ最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやあまさに酸旨という感じの引き締まりつつも存在感の有る旨味が主役、苦渋は完全に脇役に徹してますね、若干謎の粉っぽさも感じるのですが、アル添的なキツさはあまり無く、割りとスルスルと飲めてしまいます。
 後味は、まさにその酸がガッツリと引き取ってスパッとキレます。

 インパクトの有る強めの酸と芯のしっかりした旨味が魅力的な、キレの良い旨酸酒でした。
 正直ここまで酸が強いとケミカル感すら出てくるのですが、それでも嫌な感じはしないんですよね、個性として受け止められます。
 いやあこれは数年レベルの熟成にも耐えることでしょう、常温放置でもいけそうなぐらいの印象(よく見ると生酒なのに要冷蔵の記載無いのかな、これは凄い自信だ…)。
 春心、まさに「強い」という言葉が脳裏に浮かぶお酒でした、他のスペックもいつかいただきたいと思います。

 燗をつけると…、うお、辛さは有るものの甘さが出て纏まりも良くなりました、個人的には断然こっちがオススメだなあ。
 燗冷ましは謎の乳酸感が出てきてこれまた楽しいかも、もっと早く燗つけ始めればよかった…

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名称:春心 山廃つくり本醸造 生酒
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:近藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 春心 本醸造

2018年08月21日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

楽器正宗 本醸造 中取り

家飲み記録 楽器正宗 本醸造 中取り 

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 福島県西白河郡矢吹町のお酒です。
 この銘柄はブログでの登場は初めてですが、外飲み経験等は有り、詳しくは後述します。
 
 同蔵の「自然郷 SEVEN」という銘柄は既に2回紹介しています、この楽器正宗は地元銘柄というやつですね。
 実はこのお酒は、先日参加させていただいた「第4回お酒ミライオフ会 闇鍋日本酒会」で出会ったお酒だったりします(正確には中取りでない通常品でしたが)。
 レポートにもあるように、このお酒は同会のブラインド投票で13本中2位に輝いています(なお、私は1位として投票しました)。
 いやあ恥を忍んで申し上げますと、私は一口飲んでメモに「而今か?」的な事を書いちゃいました…、冷静に考えると全然違う味なんですが、まあそのくらい印象が良かったんですよね。
  
 スペックは、精米歩合麹米60%、掛米70%、福島の酒米「夢の香」利用らしいです。
 アル添有の火入れ本醸造なのですが、無濾過無加水(原酒)であること、要冷蔵(多分一回火入れ)であることが要注目かと。
 また特筆すべきはその価格で、何と税抜1,056円!それこそスーパーの常温棚に置いてある本醸造レベルなんですよ…

 なお、6月出荷、6月開栓のフレッシュコンディションでいただいております。
 実は同スペックの記事を既に「20代から始める日本酒生活」さんと「日本酒感想日誌」さんが書かれており(お二人ともかなりの高評価)、私も乗り遅れてはならんと急いでアップした次第。

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 上立ち香はびっくりするぐらい濃く、かつ爽やかなグレープフルーツ的果実の香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚かつ複雑味のある甘渋味がほのかなガス感を纏いつつ力強く入ってきて、最後までその複雑さを保ちつつも、辛さが裏方で引き締まりを加え、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘酸渋味がいい感じで拮抗するぶどうジュース的な旨味が主役、アルコール的辛さがしっかり仕事をして引き締めている感じなのですが、旨味が濃いためにキツさは皆無。
 後味はやはりアルコールの辛さが引き取る形なのですが、キツさはバッチリ抑えられたままキレます。

 福島酒らしい非常に奥深い印象の旨味を、見事なまでに自然に楽しませてくれる、圧倒的な高コスパ酒でした。
 正直よくよく味わうと、ある程度の雑味らしい苦味や粉っぽさとかも感じるのですが、バランスが取れている上にアルコール的辛さがしっかり引き取るので、全体としては違和感皆無なんですよ。
 いやあこれはアル添酒の一つの理想形かもしれませんね…、個人的には辰泉こだま別誂を想起させるものがありました、何というかアル添である必然性をハッキリ感じるお酒だと思います。
 後個人的には、「要冷蔵」であることが結構重要なんじゃないかと思うんですよね…、こういうお酒が意識低い系酒屋(失礼)の冷蔵庫のビールやジュースを押しのけて入ってきて、「冷蔵庫に入っている日本酒は旨い」という共通認識が生まれていくことが、今後の日本酒市場の一つの理想的方向なんじゃないかなあと思ったりしています。
 ともかく、楽器正宗、自然郷と共に今後超要注目ですね。

 燗も試してみたいところでしたが、すすっと飲み干してしまいました…
 こりゃ一升瓶でも良かったなあ。

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名称:楽器正宗 本醸造 中取り
精米歩合: 麹:60% 掛:70%
使用米:夢の香
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社大木代吉本店
購入価格(税抜):1,056円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(グランスタ)
お気に入り度:8.7/9.0(値段も考慮に入れて)

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2018年07月06日 福島の日本酒 トラックバック:1 コメント:6

辰泉 本醸造 「こだま別誂」 山廃生原酒 27BY

本日の家飲み 辰泉 本醸造 「こだま別誂」 山廃生原酒 27BY

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 福島県会津若松市のお酒です。
 以前には一度、「ふなまえ酒」という特別純米新酒生酒をご紹介しています

 地酒屋こだまさんでの購入酒が続きます。
 というよりこのお酒は「こだま別誂」というフレーズが示す通り、ここでのみ売られているスペックになります(詳しくはお店の商品紹介ページ参照)。
 こちらも、私が滅多に買わないアル添有りの本醸造ですね、以前モウカンさんのブログで前向きに紹介されていたのが印象に残っていて、試飲時の感触も非常に良かったのでセレクトしました。
 試飲可能な場合だと、普段自分では滅多に買わないようなスペックでも安心してセレクトできるのが嬉しいところです。
 
 精米歩合は65%、27BYということで、私が開栓した2018年12月の時点では2年近くの生熟成期間を経ているものと思われます。
 試飲の際に店長さんが「これはアル添する必要のあるお酒」と仰っていたのが印象に残っており、その言葉の意味を考えつついただいてみます。

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 上立ち香はまさに完熟果実といった感じの、複雑さのある甘い香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと味が乗った感じの奥深い甘旨味がゆっくりと入ってきて、キツさを感じさせずに、かつダレ感も皆無で、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、完熟プルーンといった感じの、甘渋が絡み合うとても個性的かつじっくり楽しめるもので、熟成香のクセやアル添っぽい辛さキツさがちゃんと裏方に回っている印象。
 後味は、その辛さがようやく表に出てきて、かつほんのりとした苦味を舌先に残しつつ、見事にキレます。

 飲み飽きない複雑な甘旨味をガッツリと楽しませてくれながら、後味はアル添的辛さでしっかりと引き上げる、オンリーワンのバランスを保った芳醇旨酒でした。
 いやあ、「アル添する必要有り」というコメントに納得感がありますね、恐らく、これだけ存在感がある旨味を引き取るにはアルコールの辛さが必要なのでしょう。
 私は思想信条的なアル添否定派ではなく、経験上基本的に避けているだけなので、こういうアル添酒なら大歓迎です、前回に続き、本醸造酒3本目の「お気に入りに追加」ですね。
 辰泉は、銘柄的にも引き続き注目していきたいと思いました。

 ちなみに燗をつけると…、うおっさらに濃さがマシマシに!
 それでいてキツさはむしろ後退していて…いやあこれは素晴らしいですね、少なくとも私にとっては文句ない燗上がりでした。

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紹介:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-400.html

名称:辰泉 本醸造 「こだま別誂」 山廃生原酒 27BY
精米歩合:65%
使用米: 麹:華吹雪 掛:コシヒカリ
アルコール度:18度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社辰泉酒造
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.6/9.0(燗上がりも考慮に入れて)

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2018年01月20日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

城川郷 特別本醸造 原酒 生酒 28BY

本日の家飲み 城川郷 特別本醸造 原酒 生酒 28BY

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 愛媛県西予市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 最初はそのつもりはなかったのですが、たまたま地酒屋こだまさんでの購入酒の記事が続いたので、特集的にまとめてとりあげることにします(後2本有る)。
 いやあこちらのお酒も東京では滅多に見ない銘柄なんじゃないでしょうか…
 あまりドヤるのも何ですが、私の場合あまりに色々な銘柄に手を出し情報収集しているあまり、酒屋さんでの店頭ですら初めての出会いってほとんど無いんですよね、そんな中こだまさんではいつもそういうサプライズがあってとても楽しいです。
 もちろん、単に珍しい銘柄ってだけでなく、ほぼ全部が試飲可能≒そう簡単にへこたれないお酒ってことですし、それをあれだけ全国から選びだすっていうのは本当に凄いことかと…

 蔵元ホームページは無いようなのであまり銘柄情報は得られませんでした、ただ例によってこだまさんの商品紹介ページは充実しています。
 スペック的には麹米50、掛米58とかなり削っている、アル添有りの生原酒、ちょうど一夏を越えたあたりでの開栓です。

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 上立ち香は濃厚な完熟果実の香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味がアルコールの辛さを伴ってググっと入ってきて、最後まで濃厚さと引き締まりを両立したまま、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、完熟洋梨的な甘旨味が主役、非常に良い感じで味が乗っているのが素敵で、辛さやほんのりとした苦味を感じさせつつも、全体としては素直に旨味を楽しませてくれます。
 後時は、やはりアル添らしい辛さが最小限に働いて、ピリッとキレます。

 とにかく味乗りが素晴らしい、生熟の魅力を凝縮したような、超芳醇完熟甘旨酒でした。
 このお酒については、濃厚になりすぎてダレそうになるのをアル添のキレが頑張って引き取る印象ですね。
 私はアルコール的辛さは例え大吟醸クラスでも苦手とすることが多いのですが、このお酒の場合はあくまで甘旨味が主役で、かつその辛さの必要性も伝わるので、あまりマイナスには感じませんでした。
 ちなみにこのブログでは本醸造(特別本醸造含む)を取り上げるのはなんとまだ5本目なのですが、このお酒は朝日鷹に続いて「お気に入りに追加」です(タイプは全然違いますが)。
 城川郷、是非また違うスペックも試してみたいと思いました。

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名称:城川郷 特別本醸造 原酒 生酒 28BY
精米歩合: 麹50% 掛58%
使用米:松山三井
アルコール度:17~18度
日本酒度:-7
蔵元情報:中城本家酒造合名会社
購入価格(税抜):1,380円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年01月18日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 本醸造 16年熟成古酒

本日の家飲み 桃の里 本醸造 16年熟成古酒

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 岡山県赤磐市のお酒です。
 当ブログでの登場は早くも7回目。

 2017年も当ブログをご愛顧いただきありがとうございました。
 季節感の無いブログではありますが、大晦日更新分ぐらい、それに相応しい銘柄を載せようということで、こちらの「桃の里」を選びました。(まあ飲んだのは数か月前なんですが…)
 こちらは、年頭に蔵元からまとめ買いしたものの最後の1本です、約一年かけて飲んできたことになりますね、ちなみに来年もこれから発注予定です。
 これだけまとめ飲みした立場から、あえて繰り返し言いますが、「桃の里」は(保管さえちゃんとやれば)東京の地酒最前線で十二分に通用する、オンリーワンの魅力がある甘口酒だと思っています。
 いつかは東京の地酒屋で普通に購入できるようになって欲しいですね…
 
 閑話休題、今回いただくのは私が滅多にセレクトしない火入れの長期熟成酒、しかも16年物になります。
 アル添の本醸造酒ながら、そのお値段のあまりの安さ(税抜1,000円)に驚愕し、つい同梱してしまいました。

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いい色だったのでいろいろ記念写真(下のカップはohmineのもの)
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 上立ち香は露骨なカラメル的熟成香がそこそこに。
 含むと、やはり典型的な熟成酒の旨味がググっと入ってきて、唾液腺を刺激的する強めの酸味とせめぎ合いながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、熟成系の旨味が最初から最後まで主役で、甘味はなんとなく面影を感じる程度、ただアル添的なキツさもなく、全体的にはしっかりバランスは取れている印象。
 後味はほんのり熟感を残しつつ酸味でキレます。

 16年という時を経て素直に枯れてきた感じの、熟成酒らしさのあるお酒でした。
  大体裏ラベルに記載されている通りの味わいかと…
 糖分が分解されつくした感があると言いますか、桃の里らしい甘さは完全に影を潜めちゃってますね、自分にとってはやっぱりそれは残念。
 といいつつ、正直古酒経験の薄い自分には評価不能のお酒という印象です、もし通常の古酒と遜色ないなら、コスパはとんでもないことになっているかと。
 実際、蔵元さんの狙いが良く分からないお酒でもありますね、採算とれるのだろうか…
 まあこれはもう買わないとは思いますが、来年も桃の里には大注目していきたいと思った今日この頃でした。

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名称:桃の里 本醸造 16年熟成古酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 桃の里 本醸造

2017年12月31日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

かたふね 特別本醸造

本日の家飲み かたふね 特別本醸造

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 新潟県上越市のお酒です。
 家飲み、外飲み含めて初めていただきます。

 肩掛けの札に誇らしく記載されている通り、このお酒はインターナショナルワインチャレンジ(IWC)2015の本醸造部門でトップを獲ったお酒です。
 原則純米派の自分は、積極的に本醸造は飲まない(ブログでも過去黎明・朝日鷹の2本のみ紹介)のですが、流石に気になって買ってきた次第。
 ちなみに、御徒町のスーパー「吉池」での購入です、こういう首都圏であまり見ない越後酒を置いてあるところはさすがですね。
 また、このお酒も公式ホームページに販売店一覧があるのが素晴らしい!

 スペック的には、精米歩合は吟醸並の60。
 しかし、お値段は本醸造らしく1200円を切ります、ブログで紹介しているお酒の中では相当お安いクラスですね。

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 上立ち香は落ち着いた果実感のある香りがそこそこに。
 含むと、ちょい熟感のある旨味が力強く入ってきて、アルコール感の辛さと拮抗しつつも優勢を保ったまま、染みこんできます。
 旨味は伝統的なお酒の米の旨味っぽいのですが、裏側に果実っぽい甘酸味があるためか古臭さは感じず、驚くことに雑味は皆無。
 後味はやはりアルコールの辛さを少々残しつつキレます。

 伝統的な晩酌酒らしさを残しつつ、本醸造っぽいクセやキツさを芳醇な旨味でしっかり覆った、圧巻のコスパ酒でした。
 うーん、これだけ自分が苦手な要素がありながら、最後には納得してしまう完成度、これには脱帽です。
 IWCトロフィーはやはり伊達ではないですね、少なくとも他の銘柄に紛れない確かな個性とまとまりがあります。
 かたふね、次は是非純米も頂いてみたいと思いました。

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名称:かたふね 特別本醸造
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社竹田酒造店
購入価格(税抜):1,130円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2015年10月08日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

朝日鷹 新酒 特撰本醸造 生貯蔵酒

本日の家飲み 朝日鷹 新酒 特撰本醸造 生貯蔵酒

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 山形県村山市のお酒です。
 外では何度かいただいていますが、家飲みは初めて。

 こちらのお酒は知る人ぞ知る、あの十四代を醸す髙木酒造の地元銘柄です。
 ネット情報を見るに、以前は十四代とは似ても似つかない安酒的な味わいだったけども、ここ数年で一気に酒質を上げてきたという評が目立ちます。
 私も居酒屋さんで何度かいただき、とても好印象だったので今回セレクトした次第です。

 スペックを見るに、品種は不明ですが歩合は60と結構磨いているアル添本醸造。
 なにより新酒の一回火入れというのがポイントでしょうね、地元銘柄というとスーパーの片隅にも置けるようガチガチの二回火入れのイメージが強いのですが…
 全体としてスペック的には特約店向けと遜色ないかと。


 上立ち香はとても本醸造とは思えない上品な吟醸香がそこそこに。
 含むと、濃厚芳醇な甘旨味が程良くスルっと入ってきて、ほんの少々のアルコールの辛さで輪郭を整えながら広がります。
 旨味は、うーむこれ完全に十四代系のマスカットっぽい甘味がしっかりでてますね、そして苦味・渋味はほとんど表には出てきません。
 後味だけは若干のアルコール感が出てきますが、平均以上のキレ。

 とても本醸造クラスとは思えない完成度の、芳醇甘旨酒でした。
 流石に十四代の上のクラスと比べると味わいの透明感で一二歩譲りますが、これ本丸とは遜色ないんじゃないかなあ、保管状況とか諸事情によってはこちらの方が飲みやすいまであります。
 なんというか気負わずに飲めるんですよね、十四代の純米吟醸以上だと襟を正すような存在感があるのですが、このお酒は気楽にクイクイいける感じ。
 髙木酒造の実力をまざまざと感じさせる一本でした。

 ちなみに先行して、ギャザリーでオススメコスパ酒の一つとして取り上げています
 山形の人がうらやましいなあ…。
 
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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-798.html

名称:朝日鷹 新酒 特撰本醸造 生貯蔵酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:髙木酒造株式会社
購入価格(税抜):セット購入/1800ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年03月30日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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