智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 29BY

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 島根県安来市のお酒です。
 同銘柄の登場は3回目ですね。

 智則は27BY28BYに続き、三年連続での紹介です。
 熱心な読者様ならおわかりかと思いますが、基本新銘柄優先セレクトが当ブログのスタイルなので、3年連続同商品を買うということは、それはもう相当お気に入りということの証明だったりします。
 今年については、矢島酒店さんの店頭についに並んだのでそちらから購入しました、正直酒質的には通常銘柄の出雲月山以上に同店の利用者層になじむだろうと思っていたので、納得の取り扱い開始ですね。
 ちょっとつっこんだ話になりますが、同店で花陽浴の同梱酒に悩んだ時なんかにはこれ買っておけば、ほぼ間違いはないかと思います。

 スペックは例年通り、島根の酒米「佐香錦」を55まで磨いた、中取り直汲み無濾過生原酒。
 裏ラベルの各種数値についても、大きく変動は無い印象です、これはやはり方向性が確立していて、造りも安定していることの証左ではないかと。

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 上立ち香は蜜たっぷりのリンゴといった趣の果実香がそこそこに。
 含むと、爽やかな印象の甘酸旨味が、ほんの少々のガス感を纏いつつ、スルスルと勢い良く入ってきて、最後まで存在感と勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり青リンゴ的な、フレッシュフルーティーのど真ん中を行く甘酸味が主役、濃度は濃い目ながら、酸の働きとほんの少々の苦味が引き締めて、新酒特有の魅力をストレートに感じさせてくれます。
 後味は、苦味が最小限の仕事をして引き取って、見事にキレます。

 フレッシュさ・濃厚さ・甘味・ガス感という今風の人気酒が備える要素を、しっかりとまとめ上げている印象の、安定感のあるお酒でした。
 個人的にはむしろ長野酒によく感じる方向性だったりしますね、この直球勝負の果実の甘さは…、そしてそれはまさに私のストライクゾーン。
 いやあ本当に安定した旨さですね、このレベルで毎年出してくれるのはありがたい限りですよ。
 智則、改めて信頼を寄せられる銘柄であることを、ハッキリと確認できた一本でした。

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名称:智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:16%
日本酒度:+1.0
蔵元情報:吉田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,713円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年05月05日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 28BY

本日の家飲み 智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 28BY

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 島根県安来市のお酒です。
 同銘柄の登場は2回目ですね。

 前回(27BY)をいただいてからそんなに時間が経っていない印象ですが、印象深い旨さであったので今期も購入しました。
 購入した「うえも商店」さんの店頭では、確かスタッフの方が実際現地に行って詰めて来たというような記載のPOPがついていたので、限りなくPBに近い商品と言えるでしょう。
 同店では他にも数銘柄で同様の直汲み商品を扱っていたかと思います、しっかり蔵元と信頼関係を築いている証左かと思いますね。

 最近恒例(?)の蔵元ホームページチェックをしてみると、案の定この「智則」は影も形もないですね(通常銘柄は出雲月山)。
 そして、取り扱い店一覧があるのは素晴らしいのですが、うえも商店さんが無い…(記事作成時現在)、うーん何とも残念。
 スペックは基本的に前回から変更無いようです、地元の酒米「佐香錦」を55%まで磨いた無濾過生原酒になります。

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 上立ち香はフレッシュかつとにかく濃厚な感じの果実の甘い香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ透明感のある甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、そこそこのガス感とほんの少々の苦味で輪郭を整えつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり洋梨的なインパクトのある甘旨味を主役に据えつつ、良い意味での青さ、硬さがあって、ガス感と苦味も相まってどんどん飲み進んでしまう魅力があります。
 後味は、やはり酸苦が引き取る感じで、しっかりとキレます。

 濃厚な甘味、上品な透明感、ガス感によるインパクトなどなどの魅力を、ストレートかつ高次元で味あわせてくれる、極めて完成度の高い芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 いやあやっぱり安定感ありますね、私の好みどストレートです。
 ただ個人的にちょっと失敗したかなと思う点は、購入してから少し家で寝かせちゃったんですよね(2月購入、4月開栓)、せっかくの直汲みなのでやはり即開栓でいただいたほうが面白かったかもと思ったりします。
 ともかく、智則は信頼を置ける銘柄の一つとして、今後も追い続けたいと思いました。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(出荷日違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1762.html

名称:智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:17%
日本酒度:+1.0
蔵元情報:吉田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,713円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年06月22日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒

本日の家飲み 智則(とものり) 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 

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 島根県安来市のお酒です。
 外飲みは何度かしております、家飲みについては後述。

 こちらを醸す吉田酒造の通常ブランドは、当ブログで以前に生熟酒を紹介した「出雲月山」になります。
 智則は、造り手の「吉田智則」氏の名前を冠した限定ブランドですね。
 造り手の名前を元ネタにした限定ブランドはぱっと思いつくだけでも「一博」「慶樹」「克正」、苗字だと「山本」「農口」「原田」などがあり、ネーミングとしてはありがちなパターンかと思います。
 が、ある意味究極の生産者表示であり、一種の矜持を込めた名前であるからか、全体的にレベルの高いお酒が多いなあというのが個人的印象ですね。
 この智則も各所の評判は良く、外飲みでの印象も素晴らしかったので前から狙っていたのですが、見かけるのが一升瓶ばかりだったこともあり、ここまで購入が遅れてしまいました。
 
 スペック的には直汲み・中取りといういかにも限定品らしい部分が目を引きます。
 使用米は、島根のお酒にはちょくちょく見る「佐香錦」。

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 上立ち香は濃厚フレッシュなリンゴ系果実の香りが結構強めに。
 含むと、無茶苦茶華やかながらキツさ押さえ目の甘旨味が少々のガス感を伴いつつブワッと口中に広がって、そこから若干様相が変わった苦味混じりの旨味がゆっくりと染み出してきます。
 味わいは、リンゴか洋梨といったフレッシュな甘味が主役で、直汲みらしいガス感、中取りらしい透明感を兼ね備えており、旨味をしっかりと噛み締めながらもスイスイ飲んでしまいます。
 後味はガスと苦みで素直にキレます。

 今風の日本酒らしい甘旨味に、直汲み・中取りらしいスペシャル感を添えて、バッチリと楽しませてくれる旨酒でした。
 いやあ、こりゃ旨いっすわ…、一升瓶で買っても後悔無しというかむしろハッピー。
 個人的にはこういう「流行り」っぽいお酒こそ、全体の完成度で差がつく気がしていて、このお酒はその意味で非常にハイレベルだと感じました。
 次はまた智則を買うか、久しぶりに出雲月山にするかが迷いどころです。

 ちなみにこういうお酒にしては珍しく、注いでからガスが抜け、温度が上がっても、バランスが崩れませんね。
 口当たりが柔らかくなるのでこちらが好みの方も多いでしょう。
 ただ完全に常温までいっちゃうと、アルコールのキツさが出てくるので個人的には注意かと思いました。

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-782.html

名称:智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+1.0
蔵元情報:吉田酒造株式会社
購入価格(税抜):3,200円/1,800ml
購入した酒屋さん:うえも商店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年09月09日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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