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九頭龍 垂れ口 うすにごり生酒

家飲み記録 九頭龍 垂れ口 うすにごり生酒

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 福井県吉田郡永平寺町、黒龍酒造のお酒です。

 昨年までは「黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒」という名前で出ていたお酒ですね。
 黒龍の新酒としては定番で、ハッキリとファンもついていたお酒だと思うのですが、あえての名称変更のようです。
 理由は公式ホームページにも明記ないので謎ですが、個人的には「純米吟醸垂れ口との違いを分かりやすくするため」及び「黒龍としては異端な味わいなのでブランド整理のため」の二つの理由からではないかと想像します。

 実際、他の黒龍(貴醸酒除く)と比べるとは一線を画した味わいなので、あまり詳しくないお客目線からはわかりやすくなったのかも…。
 九頭龍は元々お燗向けブランドだったかと思いますが、最近は「自由」がコンセプトになってるっぽいですね、ブランディングは難しいなあ。

 あと、「本醸造」表記もなくなっているようですが、こちらも理由は不明です。

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 上立ち香は青く甘い、フレッシュ青りんごやメロン的果実香が気持ち強めに。
 含むと、やはりフレッシュかつ超濃厚な甘旨味が若干トロミを感じさせる口当たりで入ってきて、しかしアルコール感の下支えで不思議なほどにダレないままゆっくりと口中に染み込んできます。
 味わいはもう露骨にメロン的な青く甘い風味が、オリの濃度ブーストも相まって凄い存在感を見せてくれます、高アルコール的なインパクトや苦味もありつつ、辛さがまとめ役しっかりこなす見事なバランス。
 後味は、超高濃度が嘘のように、辛さが引き取って見事にキレます。

 極めて濃厚かつフレッシュな甘旨味を、アル添らしい辛さがガッツリ引き締める、明快コンセプトかつ繊細なバランス酒でした。
 いやあこれはまさに昨年までの黒龍垂れ口(本醸造)ですね、看板付け替えただけなので、今までのファンなら迷わず購入して問題無し!
 それにしても、フレッシュ甘旨路線でこの安定感は見事の一言ですねえ、大手地酒蔵としての面目躍如と言えるでしょう。
 九頭龍、黒龍と変わらぬ実力をビンビンに感じた一本でした。

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購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年12月29日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

赤武 AKABU F NEWBORN

家飲み記録 赤武 AKABU F NEWBORN

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 岩手県盛岡市、赤部酒造のお酒です。

 当ブログは私の怠慢により、実飲タイミングと掲載期間が離れすぎてしまったので、ここらで最近飲んだ新酒のうち、要注目のお酒を優先紹介していこうと思います。
 まずはこちら、最近人気の赤武の中でもSNS上でやけに評価が高い印象が有ったのでセレクトしました。
 ただ、私が知る限り買えるのが一升瓶ばっかりなんですよね…、今回思い切ったわけですがなかなかハードルが高い。

 スペックはアル添あり、精米歩合60度なんで本醸造相当でしょうか。
 ただ特にその表記もないので普通酒になるでしょう(自分で言っててわかりにくいなあ…このルール)

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 上立ち香は意外に抑えられた感じの、ほんのり甘いラムネ的香りが仄かに。
 含むと、スッキリフレッシュながらしっかり甘味のある味わいが、実に軽く自然な口当たりで入ってきて、最後までバランスを保ったままスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、リンゴ的な甘味とライム的な爽やかさがあるような、さらにアルコール感は辛さというより軽さをブーストして、とにかくクイクイ行ってしまう印象がありますね、雑味が皆無なのも見事。
 後味は、浮いたアルコール感を全く感じさせず、しかしアル添らしくスッパリとキレます。

 フルーツ系フレッシュアル添の新世代晩酌酒として最強クラスに感じられる、甘旨キレ良し高コスパスッキリ酒でした。
 このお酒の凄い部分は、多くの人にとってのマイナス要素を丁寧に除いているところでしょうね、苦味は雰囲気だけ感じさせる程度でアルコール感もキツくない。
 誤解を恐れずにあえて言うなら、十四代本丸角新に相当近づくレベルのお酒であろうと思います、むしろ入手性考慮したら晩酌酒としては完勝でしょう。
 赤武の実力を、想像以上に強く思い知らせてくれたお酒でした。

 ただ一つだけ言いたいのは、別に開栓後伸びるタイプではないとおもうので、大人しく四合瓶メインで売った方が良いんじゃないかな…(ボソ)
 まあ一升飲みきるまでそんなにダレなかったのは見事ですが、要冷蔵ですし…

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購入価格(税抜):2,400円/1,800ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年12月27日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天領盃 「THE REBIATH TIME-MACHINE OUROBOROS(ウロボロス)」 生酒

家飲み記録 天領盃 「THE REBIATH TIME-MACHINE OUROBOROS(ウロボロス)」 生酒

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 新潟県佐渡市のお酒です、同蔵のお酒の紹介は4本目。

 同蔵のお酒としては前回「朱鷺浪漫」をいただいています、それにも「THE REBIRTH Time-Machine」表記がありましたね。
 同シリーズの詳細はラベル等に記載が無いのでわかりませんでしたが、「天領盃」「雅楽代」とは違ったコンセプトのお酒であることは間違いないようです。
 今回のお酒は、もろみに熟成酒を加えているということです、水の代わりにお酒を使うのはいわゆる貴醸酒とか再仕込みと言われるものですね。
 特に熟成酒を使うものとしては以前に飲んだ「風の森 ALPHA TYPE5」を個人的には思い出します。

 アルコール度数は15度と低めですね。
 日本酒度等は気になるところですが不明、火入れ版もあるらしいのですが、当然生酒をセレクト。

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 上立ち香はハッキリ甘く、若干酸混じりのスッキリとした果実香がかなり強めに。
 含むと、貴醸酒らしい超濃厚な甘旨味がトロリとした口当たりで入ってきて、少々の酸味と奥の方に熟感を感じさせて複雑な印象をあたえつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、熟した洋梨やラムレーズン的な風味を纏った、超絶濃厚な甘味が厳然たる主役、酸は脇役ながら若干の爽やかさを添え、ほんのりとした苦渋味もあって複雑な印象ですね。
 後味は、流石に甘味を口中に若干残しつつも、ダレた感じはしない引き上げ。

 これぞ貴醸酒といった趣の超濃厚な甘味に、熟感や複雑味、そして少々の酸味が絡み合って力強くバランスを取るお酒でした。
 やはり最初に飲むのは厳しいお酒ですね、濃厚甘口過ぎて次のお酒が水のように感じられてしまいます。
 この風味はやっぱり風の森 ALPHA TYPE5を思い出しますねえ、蔵元同士も関わり合いあるらしいですし、やはりお手本にしたところはあるんじゃないでしょうか。
 天領盃、やっぱり実力と個性を兼ね備えた銘柄だと思いますね、今後も要注目!

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名称:天領盃 「THE REBIATH TIME-MACHINE OUROBOROS(ウロボロス)」 生酒
蔵元情報:天領盃酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年08月17日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

志太泉 山田錦ふねしぼり 生原酒

家飲み記録 志太泉 山田錦ふねしぼり 生原酒

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 静岡県藤枝市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 静岡の実力派銘柄志太泉です、以前には同蔵のラヂオ正宗というなかなか珍しいお酒を頂いたことがありますね。
 今回いただくのは醸造アルコール添加あり、かつ本醸造等の記載もないいわゆる「普通酒」になります。
 ただ、一般的にいう普通酒といえば酒屋やスーパーの常温棚に並んでいる経済酒という印象ですが、こちらは地酒屋さんから取り寄せた生原酒なのでなかなか同一線上には語れない逸品かと。
 最近この「普通酒の生原酒」がマイブームなので、今回セレクトした次第です。

 スペックは精米歩合の記載は無いものの、100%山田錦使用。
 そしてお値段は税抜千円ちょっとと、まさに普通酒らしく非常にお手頃になっております。

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上立ち香はほんのりケミカル感をまとった、スッキリとしたサイダー的香りがそこそこに。
含むと、アルコール由来のほのかな甘味を伴った非常にインパクトの強い旨渋味がグワワっと入ってきて、これまたアルコールの辛さでガッツリと引き締められながら、胃の中に流れ込んできます。
味わいは、メロンかバナナ的な雰囲気は有るものの、甘味はあくまで脇役で、強いアルコール感による蒸留酒的な引き締まりが特徴的ですね、まさにガツンとくる感じ。
後味は、そのアルコールのピリピリ感を口中に残しつつガッツリキレます。

 しぼりたて普通酒として直球勝負の、インパクト強い旨味をアルコールの辛さがガッツリ引き締める、芳醇フレッシュ辛口酒でした。
 いやあやっぱり普通酒生原酒って自然とこっちの方向性に行くのかなあ、まあそれ自体には納得感があります。
 旨味をガッチリ出しつつ、アルコールの強さとバランスを取るとというのはわかりやすいですからね、ただこうなると純吟の甘味が恋しくなるのは私の業…
 志太泉、次はまた別のスペックをいただきたいと思います。

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名称:志太泉 山田錦ふねしぼり 生原酒
蔵元情報:株式会社志太泉酒造
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2021年08月10日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大納川 朝詰め 直送便 酒こまち55%

家飲み記録 大納川 朝詰め 直送便 酒こまち55%

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 秋田県横手市のお酒です、当ブログでは初登場ですね。
 
 こちらを醸す蔵の別銘柄には「天花」があります、最近出てきた県外向けブランドなので秋田以外ではそちらの方が有名でしょうね。
 個人的な経験としてはかの秋田旬吟醸 2020をいただいた会で、30本の中の一本として飲んだことがあります、確か印象はかなり良かったような…(おぼろげ)
 今回いただくのは、まあ大体お名前通りの企画ものですね、購入したうえも商店さんが商品紹介で激推ししていたのでセレクトしました。
 
 ラベルにはガッツリとアピール文章の記載があります、いやあこのくらい書いていと思いますねえ。
 特に嬉しいのはやはりシリアルナンバーと、日付まである製造年月でしょう、流石企画のなんたるかをわかってらっしゃる。
 (ただ、実は諸事情で開栓は5月だったりします…)

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 上立ち香はフレッシュかつ甘く濃厚な林檎系の果実香がそこそこに。
 含むと、まさに芳醇フレッシュな甘味が少々の酸味を伴いつつトロっとした口当たりで入ってきて、あくまで裏方に苦味を感じさせつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、まさに甘めのりんごジュースといった趣の、超濃厚な果実的甘味が厳然たる主役、酸味は脇役ながらしっかりとダレを防ぐ下支えをして、そこそこの苦味も含め、芳醇フルーティー酒としてお手本のようなまとまり。
 後味は、酸と苦味が必要十分な仕事をして、スッキリとキレます。

 まさに企画コンセプト通り、甘旨フレッシュフルーティー酒の魅力を、どストレートに叩き込んでくれるお酒でした。
 いやあまさに「こういうのでいいんだよこういうので」と言いたくなるお酒ですねえ、奇を衒わずして印象を残してくれます。
 いわゆる日本酒の王道からは外れるのかもしれませんが、私はやっぱりこっち系が大好きですねえ。
 なんというか、そういう自分の初心を思い出させてくれる完成度でした。
 大納川の実力を感じた一本でした、次は天花もいただいてみたいですね。

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名称:大納川 朝詰め 直送便 酒こまち55%
蔵元情報:株式会社大納川
購入価格(税抜):1,590円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年07月14日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花越路(はなこしじ) かろかろ

家飲み記録 花越路(はなこしじ) かろかろ

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 新潟県新潟市のお酒です、同銘柄は初めていただきますね。

 この銘柄名を見て、その製造元の蔵がパッと思い浮かぶ人は結構なマニアなんじゃないでしょうか。
 こちらを醸すのは「村祐酒造」、あの「村祐」の蔵になります。
 いわゆる地元銘柄というやつで、村祐以上に東京では買い辛いお酒だと思うのですが、例によって御徒町の吉池にしれっと並んでいた(しかも冷蔵で)ので驚愕しつつ購入しました。
 金鶴や北の勝のときにも思いましたが、こういう地酒屋ともスーパーとも一線を画した品揃えが吉池の真骨頂ですねえ。

 スペック情報は村祐同様ほぼ非公開ですねえ、特定名称の記載もなし。
 ただ、極めて重要な特徴としてアルコール度数13~14度

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 上立ち香は落ち着いた、アルコールと酸をハッキリと感じる香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸をハッキリと感じる旨味が、しかし柔らかな口当たりで入ってきて、全体的に軽い印象を与えつつ、最後まで自然に胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、柑橘系果実と乳酸系の中間に有るような酸味を中心にしつつ、お米的な旨味と一体になった感じのもので、とんがった部分が無くて濃度を程々に抑えているため、食中酒として万能かつ無限に飲める系ですね。
 後味は酸の余韻をあくまで優しく残しつつ引き上げていきます。

 火入れらしくしっかり落ち着いた、軽やかな酸味が特徴的な、スルスル酒でした。
 私にはちょっと軽すぎる感がありましたが、晩酌酒に落ち着いた、しかし古臭くない酸味をメインに据えるこのアプローチは非常に面白いと思います。
 こういうお酒を飲むと、原酒が飲みたくなっちゃうなあ…、本当は原酒が基本で、それを飲み手が好きなように加水するのが理想の世界なのかなあ。
 ただ焼酎と違って割合決めるのが大変そうなのがまた難しい…ままならない。
 花越路、日本酒のまた違った一面を魅せてくれたお酒でした。

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名称:花越路(はなこしじ) かろかろ
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,340円/720ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.3/9.0

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2021年06月26日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

満寿泉 MASUIZUMI GREEN 生

家飲み記録 満寿泉 MASUIZUMI GREEN 生

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 富山県富山市のお酒です、当ブログでの登場は3回目。

 満寿泉は銘柄名としてはいかにも伝統的日本酒という感じですが、こちらを醸す桝田酒造店実は極めて先進的な蔵であるという印象を個人的には持っています。
 最近での大きいニュースでは、「ドン ペリニヨン」醸造最高責任者のリシャール・ジョフロワ氏が日本に会社を立ち上げ、最初にリリースしたお酒である「IWA 5」、こちらは同蔵のお酒をアッサンブラージュ(ブレンド)したものだとか(リンク先はSAKETIMESの記事)。
 私としては、日本酒飲み始めのときに外飲みでいただいた、貴醸酒のオーク樽熟成が印象に残っていますね。
 オーク樽熟成なんかは最近後追いの蔵が増えている印象ですが、同蔵はかなり早い時期からこういう試みをしてるんですよね、凄い先見性だと思います。

 今回いただくのは、ラベルには書いていませんが、「ワイン酵母」利用とのこと。
 表ラベルの雰囲気や、裏ラベルのテイスティングコメントを見るに、まああえて蘊蓄は書かない方向性なのでしょう。


 上立ち香は酸とアルコールを感じる、柑橘系の非常にスッキリとした香りがかなり強目に。
 含むと、仄かな甘さをまとった実に爽やかな酸味が軽やかな口当たりで入ってきて、結構強目の渋味も相まって、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり日本酒離れした印象の、ライム的柑橘系果実の酸味が厳然たる主役、甘さは寄り添う程度で、全体的に雑味の引っかかりが無く、まさに食中向け的な軽さが特徴ですね。
 後味はあくまで爽やかに酸でキレます。

 爽やかな酸味と、素直な渋味が印象的な、まさに白ワイン的雰囲気を感じさせるお酒でした。
 いや~、これは好きな人多いと思いますよ、それこそ新政とか光栄菊好きな方に是非飲んでもらいたいですね(味自体は違いますが、方向性に近しい部分があるかと)
 如何せん甘さが控えめなので、最初は物足りない印象もあるのですが、飲み進めると結構飲み応えもあるのが流石。
 満寿泉の実力を感じた一本でした。

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1800
8.4

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2021年06月15日 富山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「とこなつむすめ」 扁平精米無ろ過生酒 YELLOWラベル

家飲み記録 たかちよ 「とこなつむすめ」 扁平精米無ろ過生酒 YELLOWラベル

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 新潟県南魚沼市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。

 またまた、たかちよの新商品です、たまには速報で記事更新!
 私の認識では、クリスマスやハロウィン等季節限定ラベルを除くと、「Seven(黄緑)」「SunRise(オレンジ)」に続く新色だったかと思います。
 しかしいきなり「とこなつむすめ」とは、一貫性に疑問が生じるネーミングですねえ(笑)、まあインパクトはあるような。
 今回ラベルにハイビスカスの絵があるものの、いつもの「味わいのテーマである果実」の絵が無いので少し戸惑いましたが、酒屋さんの商品紹介を調べると、どうやら「南国バナナ」らしいです。

 ひらがなシリーズということで、今回も詳細スペックの記載はありません。
 ただ、いつもと異なり「原酒」表記でなく、度数も15度とちょっと低めなので、加水しているのかも(マニアじゃないと気づかない間違い探しみたいな記載ですねえ…)。

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 上立ち香はなるほどなあという感じの、ちょっとまだ青臭いバナナ香がほどほどに。
 含むと、大体香りの印象通りのフレッシュフルーティーな甘旨味が力強くかつ若干ヌルリとした口当たりで入ってきて、完全に裏方に回った苦渋味が程よく全体を引き締めつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、まさに熟しきらないバナナといった印象の、トロピカルな甘さを主、青い果実的苦渋味をサブにしてバランスを保つもので、実に「それっぽい」のが流石。
 後味は、濃厚さを渋味メインで引き取ってしっかりとキレます。

 まさにコンセプト通りといった印象の、トロピカルなバナナ味が特徴の、ハイレベル芳醇甘旨フレッシュ酒でした。
 いやあ、とこなつむすめということで、ちょっと未成熟な感じがまたたまらんですね(オッサン並感)、完熟バナナ系とはまた違った魅力があるかと。
 個人的にはsevenやSunRise以上に好きな方向性なので、ぜひともたかちよレンジャーの一員に加える勢いでお願いしたいと思いました(そもそも色的にはイエローは必須レベルでしょうし)
 たかちよイエロー、来年以降も注目していきたいと思います。

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名称:たかちよ 「とこなつむすめ」 扁平精米無ろ過生酒 YELLOWラベル
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年06月08日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

射美 並行福醗酵 連鎖 無濾過生原酒

家飲み記録 射美 並行福醗酵 連鎖 無濾過生原酒

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 岐阜県揖斐郡大野町のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 射美は明らかに「甘さ」が主役をはる銘柄として個人的どストライクだったのですが、最近はもうほとんど買えないですねえ。
 こうなると数年前(初飲みは23BY)からキャッキャと「旨い旨い」と言っていた行為が、自分の首を絞めることに繋がっていたのではないかと若干忸怩たる思いが有ったりして(まあ実際には影響なんてほぼ無いんですが)
 毎回言ってますが、好みがハッキリ出る銘柄なので、一度飲んでみて(外飲み含む)気に入らなかったら、是非スルーして好きな人に回して欲しいところです…
 なお今回は数年振りに店頭に並んでいたものを見かけ、ラスト1本を慌てて確保した次第です。

 ラベルは能面がメインのモチーフになっていますが、色合いの関係で随分エキセントリックな印象ですね(蔵元自筆らしい)。
 裏ラベルの文章は一応商品について書いているのでいつもよりまともですね(笑)、使用米はいつもの揖斐の誉。

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 上立ち香はお米っぽいフレッシュな香りが仄かに。
 含むと、濃厚かつバランスの良い甘酸味が若干とろっとした口当たりで入ってきて、最後まで雑味を感じさせないまま、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、砂糖や米由来を思わせる極めて濃い甘味が厳然たる主役、そこにレモン汁的な酸味が寄り添う割と今風のバランスですね、高純度な上に強烈な甘さをダレ一歩手前で踏みとどまっているのは流石だなあ。
 後味は、流石にほんのり甘味の余韻を残しつつ、酸がしっかり引き上げます。

 射美特有の超絶的甘さを爽やかな酸味がほどよく引き締める、個性派フレッシュ超芳醇甘旨酒でした。
 う~ん、悔しいけど好きな味わいですねえ…、相変わらずこの甘さはオンリーワンですわ。
 ただ、酸があるのがちょっと意外ではありました、こうなると昔低酸だった個人的殿堂入りスペック「特別純米」を久しぶりに飲んでみたいんですが…はあ。
 射美、久しぶりにその個性を感じさせてくれた一本でした。

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名称:射美 並行福醗酵 連鎖 無濾過生原酒
蔵元情報:杉原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,660円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年05月28日 岐阜の日本酒 トラックバック:- コメント:-

たかちよ 「SunRise」 扁平精米無ろ過生原酒 オレンジラベル

家飲み記録 たかちよ 「SunRise」 扁平精米無ろ過生原酒 オレンジラベル

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 新潟県南魚沼市のお酒です、前回に引き続き当ブログのド定番銘柄。

 今回はひらがなたかちよシリーズです、それも「Seven」に続いての新色。
 Sevenは黄緑ラベルでメロンイメージでしたが、今回はそのまんま橙色でオレンジイメージみたいですね。
 初登場は前期だったようですが、試験的な醸造だったのか数が少なく買い逃してしまいました…、今回満を持して購入。

 シリーズの常として扁平精米で、精米歩合の記載はなし。
 しかし、たかちよは今までほぼ「無調整生原酒」表記でしたが、最近はこのお酒のように無ろ過生原酒表記がでてきましたねえ、なにか使い分けのポイントがあるんだろうか…謎です。

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 上立ち香はほんのり酸を感じるフレッシュな香りが仄かに。
 含むと、酸をハッキリ感じる濃厚な旨味が力強い口当たりで入ってきて、その酸の引き締まりを最後まで感じさせながら、胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、まあ見事なまでに柑橘系果実っぽさのある甘酸っぱいもので、たかちよらしい太さというかクリーム的なヌルリとした存在感が特徴的ですね、苦味は奥深さを添える程度でダイナミックなバランス。
 後味は、やっぱり酸味が引き取る形で見事にキレます。

 柑橘系の甘酸っぱさと、たかちよ的なクリーム的存在感が不思議に両立する、コンセプトそのままのお酒でした。
 いやあ、何気にたかちよのラインナップって、味わいがわかりやすい日本酒ブランドとして理想的とも言えるんじゃないでしょうか。
 メロンのときにも思いましたが、初登場のときはともかく、二期からは見事にコンセプトの果実っぽさを出してくるんですよねえ、これはまさに職人芸でしょう。
 個人的には酸より甘味重視なので、他の色のほうが好きではありますが、これは完全に狙った味わいかと。
 たかちよの実力を感じた一本でした。

 ちなみに開栓後数日立ったほうが酸が落ち着いて良いですね。
 この辺りは難しいなあ…、単純に酸っぱいから置けば良いわけでもないし…、うーむ。

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名称:たかちよ 「SunRise」 扁平精米無ろ過生原酒 オレンジラベル
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年05月17日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桂川 亀口 無濾過生原酒

家飲み記録 桂川 亀口 無濾過生原酒

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 群馬県前橋市のお酒です、銘柄としてはブログ初登場。

 同蔵の別銘柄には「結人」があります、群馬県外ではそちらの方が有名でしょうね。
 桂川はこちらにほとんどない地元向け銘柄ということで、以前ご紹介した町田酒造の「清りょう」同様、群馬の酒屋さんからのお取り寄せに同梱しました。
 実は約5年前の記事で、同蔵のホームページを無茶苦茶ディスっていたのですが、今ググって見ると立派なホームページが出来ていました!
 商品紹介もしっかりありますし、いやあ感動ですねえ(何目線?) 、あとは是非「買える店」を載せて欲しいところです。

 閑話休題、今回いただくのはマイブームのアル添新酒生原酒。
 店長さんのお話によるとかなり甘いとのことだったので、その辺りを期待しつついただきます。 


 上立ち香は、ちょっと渋さやぶどうを感じる個性的な香りがそこそこに。
 含むと、高密度かつ硬質な印象の甘旨味が押し出しの強い口当たりで入ってきて、甘渋い感じを実に息長く感じさせながら、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、程よく落ち着いた印象のブドウや洋梨的な果実の甘旨味を中心に据えつつ、渋味、そしてミネラル感が引き締め役をしっかりこなし、独特なバランスを保っていますね。
 後味は、渋味の働きでカッチリとキレます。

 しっかりした果実の甘さと渋味とミネラル感がオンリーワンのバランスを演出する個性派芳醇甘渋酒でした。
 面白いですね~高密度な上に渋味が見事に前向きな存在感を発揮している珍しいタイプのお酒かと。
 飲んでいるときはアル添をほとんど感じませんでしたが、この力強さはアル添有り高アルコール酒ならではなのかも。
 桂川、結人と共に、甘口にこだわりのある銘柄として覚えておこうと思いました。

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名称:桂川 亀口 無濾過生原酒
蔵元情報:柳澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:きくや酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年04月30日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

左大臣 しぼりたて生酒 無濾過 

家飲み記録 左大臣 しぼりたて生酒 無濾過 

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 群馬県沼田市のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは未飲銘柄の衝動買いという感じです、これまた群馬からのお取り寄せで同梱。
 左大臣という銘柄名は何となくインパクトありますね、実際前から名前だけは憶えていたと思います。
 蔵元ホームページによると、平安時代平清盛によって京を追われ蔵元近くまで落ちてきた、時の左大臣藤原常房の次男、尾瀬三郎藤原國卿にちなんだ名前だとか。
 蔵の会社としての創業は明治三十五年とのことですが、地元の伝承由来というのはいかにも地酒っぽくて良いですねえ。

 今回いただくのはまたもマイブームのアル添しぼりたて生酒。
 度数18度、日本酒度+10と、いかにもガツンときそうなスペックですが、さてどうでしょうか。

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 上立ち香は綿菓子的甘さとフレッシュ感のある香りが控えめに。
 含むと、甘さ青さ苦味をそれぞれ感じさせつつ軽い感じの味わいがスルスルと入ってきて、さらに尻上がりにアルコールの辛さが高まることで、非常に勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さ控えめの炭酸抜きラムネ感のある爽やかな印象がありますね、苦味もそこそこあるので全体の印象はとにかくキリリとしてクイクイいってしまう系。
 後味は、苦味の余韻を残しつつも酸の爽やかさでキレます。

 アル添しぼりたて生らしいインパクトがしっかりありつつ、非常に軽い印象のあるスッキリキリリコスパ酒でした。
 いやあこれが18度はアブナイ!スイスイいって撃沈必至ですね~それくらい進む印象。
 若干草感もあるかな~、どうしても方向性的に私には合いませんが、ハマる人には晩酌酒としてガッツリマッチするかと。
 左大臣、次はまた別方向のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:左大臣 しぼりたて生酒 無濾過
蔵元情報:大利根酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:きくや酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2021年04月28日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

清りょう 新酒しぼりたて生原酒

家飲み記録 清りょう 新酒しぼりたて生原酒

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 群馬県前橋市のお酒です、同銘柄は初飲みですね。

 こちらは「町田酒造」の蔵の地元銘柄です、今回群馬県の酒屋さんからお取り寄せしたので同梱してみました。
 「りょう」の時は写真の通り瞭のへんが口というかなり珍しい漢字ですね、文字化けが怖いのでここではひらがなでいきます。
 地元銘柄といいつつ、宮泉は楽器正宗なんかは最近東京でも買えますが、この清りょうはガチ地元限定だと思われます。
 こういうお酒を家に居ながらにして飲めるのがお取り寄せの醍醐味ですねえ、クール便あるから生酒でも大丈夫ですし本当日本酒飲みには良い時代です。

 地元向けスペックのしぼりたてということで、ラベルの情報は貧弱ですね。
 アルコール度は18度と高め、アルコール添加有で、お値段は税抜1,263円。

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 上立ち香はちょっとセメダイン混じりの、スッキリフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、実に青く高濃度な甘旨味が、独特な風味でキツくない苦渋味を伴って力強い口当たりで、複雑ながらもしっかりまとまった感じを保ちながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、割と香りの印象通りの、スッキリフレッシュな甘味に青苦渋が伴う、あえていうとメロンっぽい濃厚なフルーツ的なもの、アルコール感は有りますが味のインパクトとうまくバランスが取れている印象ですね。
 後味は、アルコールのキツさを感じさせないまま、あくまで苦渋味の働きで見事にキレます。

 フルーツ的なアル添新酒しぼりたてとして、お手本のような力強いバランスを保つ、芳醇甘旨キレ良しコスパ酒でした。
 いやあやっぱり良いですねえ、こんなのが晩酌向けにお安く手に入るなら嬉しい限りでしょう。
 ただまあ「町田酒造」とどっちが好みかというと難しいところですねえ、両方レベル高くて…
 清りょう、蔵元の実力を感じさせる一本でした、また近いうちに「町田酒造」もやりたいですね。

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名称:清りょう 新酒しぼりたて生原酒
蔵元情報:株式会社町田酒造店
購入価格(税抜):1,263円/720ml
購入した酒屋さん:きくや酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年04月26日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

阿武の鶴 「Orizuru」 おりがらみ生

家飲み記録 阿武の鶴 「Orizuru」 おりがらみ生

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 山口県阿武郡阿武町のお酒です、ブログでの登場は初めて。

 こちらを醸す蔵の別銘柄には「三好」があります、これは造り手の三好杜氏からきているようですね。
 蔵は一時期休蔵していて近年酒造りを再開した所謂「復活蔵」らしいです、この辺りについてはSAKETIMESに記事がありました
 そちらによると、再開は34年振りであり、実際に造るまでには相当なご苦労があったようです。
 そして、それを助けたのはまたしても東洋美人の澄川酒造場の蔵元とのこと、よこやまヤチヨもそうでしたし、どれだけ面倒見が良いんでしょうか…、業界への貢献度も物凄いことになってますね。

 さて、今回のお酒ですが、ラベルにはアルコール度数や製造年月等、法律で求められる最小限度の情報しかないですね。
 純米等の特定名称の記載も無いですし、おそらく村祐のように先入観排除の為敢えて非記載にしているのでしょう、個人的には情報はあった方が嬉しいのですが。
 11月製造で、翌1月の末に開栓しています。

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 上立ち香はしっかり甘さと爽やかさのある洋梨的な香りがそこそこに。
 含むと、押し出しが強く凝縮された印象の甘酸苦味がグググッと入ってきて、徐々に辛さが出てきてしっかり引き締まりながら、じわじわと染み込んで来ます。
 味わいは、ちょっと熟感をまとった飴っぽい濃厚な甘味に、フレッシュ感を残した酸味と、程々の苦味、時間差で出てくる辛さが絡みついて、なんとかバランスを保ちます。
 後味は、甘辛の余韻を残しつつ、濃厚さをしっかり引き上げていきます。

 オリによってブーストされた飴的な濃厚な甘さに、様々な味わいが寄り添ってバランスを保つ、芳醇甘旨酒でした。
 やっぱり生で2ヶ月経ってるのでちょっと生熟感が出ちゃったかな…、これは私のせい。
 ただそれでそこまで崩れるわけでなく、しっかり酸味や辛さが仕事をして、ダレまでいかないところに、元々のお酒の完成度の高さが感じられますね。
 阿武の鶴、次は三好も含め、別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:阿武の鶴 「Orizuru」 おりがらみ生
蔵元情報:阿武の鶴酒造合資会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(東京駅グランスタ)
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年04月20日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

北の勝 鳳凰

家飲み記録 北の勝 鳳凰

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 北海道根室市のお酒です、家飲みでは初めていただきます。
 吉池購入酒の三本目。

 前回の亀の王の記事写真でネタバレしてしまっていたお酒ですね、見た目は昭和感あふれるレトロラベル。
 首都圏ではあまり聞かない銘柄かと思いますが、同蔵の「搾りたて」は知る人ぞ知るプレミア酒らしく、発売直後に行列・完売する様子が毎年北海道のニュースになるレベルだとか。(私は日本酒感想日誌さんの記事で知りました)
 実際検索するとメルカリやらオークションやらで高額転売されてますねえ、要冷蔵ですし転売屋の手元で数ヶ月経ってたらどういう味わいになっているやら…
 
 閑話休題、今回いただくのは普通酒クラスの「鳳凰」、常温保存可能な二回火入れで、お値段は四合瓶で税抜1,000円を切ります。
 こういうお酒がしれっと置いてあるというのが「吉池」の真骨頂かもしれませんねえ。
 鶴の友もそうだったのですが、冷蔵庫陳列なのも個人的には安心できるポイントだったりします。
 

 上立ち香はちょっとツンとくるアルコールとハーブ的な香りがそこそこに。
 含むと、極めて柔らかい印象の甘味が若干の渋味と程よい辛さに寄り添われつつ落ち着いた口当たりで入ってきて、最後まで優しい印象のままじんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、生酒ではありえない優しさと、火入れに有りがちな古臭さを一切感じさせない、お米の甘味にほんのり塩っ気が寄り添うような一筋縄でいかない独特なもの、兎にも角にも粗さキツさを一切感じさせないのが凄い…
 後味は、やはり優しく引き上げつつ、最後に辛さがピリっと引き取って完璧なキレ。

 優しくも個性的かつ奥深い、晩酌酒として非の打ち所の無い、常温推奨超絶コスパ酒でした。
 いやあ私はこっち系のお酒は経験が薄いので語り辛いのですが、素直に良いと思います、本当に。
 鶴の友もそうですが、なんというか熟や熱の「臭み」が無いんですよ、そして「薄く」もない、これは今の私には語り切れぬお酒ですね…
 こうなるとしぼりたても飲んでみたいんですけどね~、定価入手が絶望的なのが悲しい限り。
 北の勝、これなら一升瓶でも飲んでみたいと思わせてくれた一本でした。

 ちなみに開栓後も当たり前のように一切落ちないですね。
 やっぱりこのレベルの二回火入れ酒は凄いなあ、こういうお酒が常温棚にある安心感たるや…、良いものですねえ。

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名称:北の勝 鳳凰
蔵元情報:碓氷勝三郎商店
購入価格(税抜):970円/720ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年04月03日 北海道の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

富鶴 しぼりたて 限定直汲み

家飲み記録 富鶴 しぼりたて 限定直汲み

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 滋賀県愛知郡愛荘町のお酒です、家飲み外飲み含め始めていただきます。

 こちらはつきよしの同様、府中の「鴨下酒店」さんで購入しました。
 私は未飲銘柄を年がら年中探し求めているわけですが、同店の取り扱い銘柄に興味のあるものが何種類あったので、頑張って遠征したんですよね。
 で、実際訪問してみると無茶苦茶珍しい銘柄があるわあるわ…、問答無用で持てるだけまとめ買いしてしまいました。

 今回いただく富鶴も完全初見でしたね、小規模蔵ながらホームページは結構しっかりしてますね。
 最初、滋賀県の蔵なのに「愛知酒造」とはなんぞやと思ったのですが、滋賀県に愛知郡っていうところがあるんですねえ、また一つ勉強になりました。
 スペックはアル添ありの普通酒規格のしぼりたて直汲みという、マイブームのもの。

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 上立ち香はほんのうっすらセメダイン的な、爽やかな果実香が控えめに。
 含むと、強いフレッシュ感のある苦酸味を纏った旨味が力強い口当たりで入ってきて、尻上がりに酸味がさらに強まることで、非常にキリリとした印象を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、フレッシュかつ苦酸味の存在感が強いグレープフルーツ的なもの、ただお米的な旨味も濃くて軽くないですね、徹底的に引き締まった印象。
 後味は、酸メイン、苦味サブでガッツリキレます。

 苦酸味を中心にして芳醇ながらキレの良い、しっかり系フレッシュキリリ酒でした。
 ある意味では、新酒アル添しぼりたてとして納得感のある方向性ですね、安っぽくなくて飲みごたえ有ります。
 個人的には甘味が少ないのが寂しいところですが、キレ重視の方にはオススメしたいところ。
 富鶴、次はまた他のスペックをいただいてみたいと思いました。

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名称:富鶴 しぼりたて 限定直汲み
蔵元情報:愛知酒造有限会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2021年03月13日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

笹祝 新潟印

家飲み記録 笹祝 新潟印

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 新潟県新潟士のお酒です、同蔵のお酒の登場は2回目。

 前回の鶴の友に引き続き、新潟県内以外であまり出回らない、一升瓶二千円を切る、常温保存可能普通酒になります。
 こちらは御茶ノ水の「名酒センター」さんで購入してます、吉池同様、所謂「地酒屋」とは一風変わった品揃えが面白いんですよね、試飲というか角打ちが充実しているのもポイント。
 同店は元々は浜松町店が有名でしたが、そちらは閉店してしまったとのこと、まあ実質移転ですね。
 ちなみに、その浜松町時代にこのお酒の感想を「しーたかの日本酒アーカイブ」さんが書かれてます、やはり手に入れにくいお酒に惹かれるのが日本酒ブロガーのサガか…

 さて、お値段は驚愕の一升瓶1,676円!パック酒に迫る勢いですね。
 それでいて紙にくるまれているという手間のかかるパッケージが素敵。
 また、裏ラベルの「品質:普通酒」という記載は実は超珍しい気がします、あえてそう名乗ることに蔵の想いが乗っているのでしょう。
 
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 上立ち香はアルコールとお米を感じる落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、柔らかく落ち着いて、かつ古臭さを感じさせない旨味が非常に素直な口当たりで入ってきて、一瞬あとに出てくるアルコール的辛さで程よく引き締まりつつ、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、あくまでほんのりとした甘味を伴ったお米的な純度の高い旨味が中心、濃度は程々で、アルコールの刺激は程よいぐらいに抑えられていて、浮いた苦味も皆無なので無限に飲めちゃいますね。
 後味は、辛さが引き取る形でびっくりするぐらい自然かつしっかりキレます。

 トラディショナルな日本酒の味わいから、見事なまでにマイナス要素が廃された感じの、永遠に飲める系超絶コスパ酒でした。
 正直いって、やっぱり生原酒に比べるとインパクトや濃度、飲みごたえの面では物足りない部分も多いです。
が、やっぱりこれはこれとして一つの完成形を感じさせてくれるんですよね…、一升瓶を適当に常温で手元でおいておく安心感というものを与えてくれるお酒です。
 鶴の友といい、新潟県民はやっぱり凄い環境にあるなあ…、それを理解していない若者は自省すべし!(老害並感)
 笹祝、次はまた生酒とか私向けのスペックをいただきたいと思います。


 ちなみに、開栓後常温数ヶ月保存で味は全く落ちませんでした。
 こればっかりは基本二回火入れ特有の長所でしょうね(まあ一部の生酒にも凄いのありますが)

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名称:笹祝 新潟印
蔵元情報:笹祝酒造株式会社
購入価格(税抜):1,676円/1,800ml
購入した酒屋さん:名酒センター(御茶ノ水)
お気に入り度:8.4/9.0(コスパ、保管性、強さも考慮に入れて)

■最近いただいたスーパー普通酒記念写真

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 甘みの強さの面で個人的には鶴の友が好みでしたが、実際両方凄いお酒でした!

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2021年02月11日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鶴の友 上白

家飲み記録 鶴の友 上白

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 新潟県新潟市のお酒です、当ブログでの登場は2回目。

 こちらも、金鶴、君の井、白龍同様、御徒町の吉池で購入しました。
  「別撰」を飲んだときの記事でも書きましたが、この鶴の友は新潟県外にはあまり出回らない銘柄です、この辺りのお酒が入るのが吉池の面白いところですねえ。
 ちなみに売り場では「お一人様一本限定」となっていました、知る人ぞ知るお酒ということで、闇のルートで出回ったりもするんでしょうか…
 
 この「上白」は一升瓶で2,000円を切る常温保存可能なアル添火入れ酒ということで、堂々の普通酒カテゴリのお酒ですね。
 レトロラベルの佇まいはやはり一種の魅力がありますねえ、こちらの場合「鶴」と「鍵マーク」という象徴があるのも印象に残ります。

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 上立ち香はちょっとクラシックな、でも火入れ臭くないお米の甘味をしっかり感じる香りがそこそこに。
 含むと、優しい甘味が極めて滑らかな口当たりで入ってきて、最小限のアルコールの辛さを口中全体に感じさせつつも、最後まであくまで自然な感じで胃の中に収まってきます。
 味わいは、「これがお米の甘味だよ」と言うには不思議な綿菓子感がありつつ、でも納得もできるような甘味が中心、兎にも角にも粗さが無いのが凄いなあ。
 後味は、辛さとなんとなくの渋味が引き取って、自然かつガッツリキレ。

 しっかりとした、しかししつこくない甘味を自然に楽しませつつ、後味のキレが素晴らしい超次元コスパ酒でした。
 私が生酒に求めているインパクトや複雑味は抑えられていますが、加水火入れらしい魅力に溢れたお酒だと思います、そして私が嫌う(あえていうと神亀純米的な)酒臭さが皆無なのが素敵。
 そして、開栓後適当に常温保存で全然味が落ちないので、気が向いたときに飲めるっていうのがやっぱり良いですねえ。
 生酒やワインのように保存に気を使わず、焼酎のように割らず、ビールやチューハイのように冷やす必要すらない、何気にこの気安さはアルコール飲料としても唯一無二なんじゃないでしょうか。(しかもアルコール比で激烈に安い)
 鶴の友、新潟県民が羨ましくなるくらいの一本でした。

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名称:鶴の友 上白
蔵元情報:桶木酒造株式会社
購入価格(税抜):約1,900円(レシート紛失…)/1,800ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.6/9.0(コスパ、保管性、強さも考慮に入れて)

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2021年02月09日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

仙禽 オーガニック ナチュール 2020 (W:kijoshu)

家飲み記録 仙禽 オーガニック ナチュール 2020 (W:kijoshu)

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 前回に引き続いての仙禽です。

 今回いただくのは、仙禽が結構前から出しているナチュールシリーズです、じっくりいただくのはこれが初めてですね。
 「W」とあるように同シリーズでも色々マイナーバージョンが有るはずですがどうにもわかりにくいんですよねえ(一応蔵元ホームページに商品紹介ありますが一種類しか載ってないという…)
 裏ラベルの解説文も、何か抽象的というか叙情的というか、私の読解力ではわかったようなわからんような…
 
 ただ、お酒単体のスペックとしては裏ラベル下にしっかり記載があるので助かります。
 「貴醸酒」「超古代製法」「蔵付酵母」「木桶」「生もと酒母」、さらに「精米歩合90%」と、強烈な属性てんこ盛りですね、細かい解説はとても書ききれないのでググってください…
 オーガニック日本酒の雄である寺田本家を思わせる徹底振りであまり味の想像ができませんが、SNSの評判が良かったのと、「貴醸酒だから甘いはず」という単純な考えでセレクトしました。
 お値段は2,000円越えでちょっとお高めですが、非常に手間がかかる造り方ですし良心的かと。

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 上立ち香は意外と結構ケミカルな雰囲気のある、甘い果実香がそこそこに。
 含むと、まさに貴醸酒らしい極めて強い甘味が、柔らかい感じの酸味を纏いつつトロリとした口当たりで入ってきて、最後までガッツリ存在感を保ちつつゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、蜂蜜的な甘味とヨーグルト的な酸味がそれぞれ強烈に主張しつつも、全体としては柔らかまろやかな雰囲気のあるもの、正直量は飲めない系ですが、満足感は凄い感じ。
 後味は、実際甘味の余韻をガッツリ残しつつ、嫌な感じではなく引き上げていきます。

 蜂蜜入りのヨーグルトを思わせる強い甘味と乳酸味が柔らかくせめぎ合う、極めてバランスの良い貴醸酒的甘酸酒でした。
 これは私は無茶苦茶好きなタイプっす…、複雑かつ超濃厚な甘味がとにかく心地よい。
 こういうお酒は確かに食中酒としては難しいかもですが、締めにナッツとかと一緒にやると良いんですよ、合わせようはいくらでもあるかと。
 ぱっと、昇龍蓬莱の古式一段を思い出しましたが、庭酒とか鷹長菩提もととも共通する部分が大いにあると思います、甘い系の古代製法は私のツボなのでしょうね。
 仙禽の実力とチャレンジ精神を感じた一本でした、やっぱり結構好きな銘柄ですねえ。

 最後の一杯は燗をつけてみました…、ああこれも良いですね。
 酸が強まるのか、後味のキレが寧ろ増してドンドン飲める感じ。
 何気に、全温度帯でイケるお酒だと思います、色々と試し楽しんでみるのも一興かと。

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名称:仙禽 オーガニック ナチュール 2020 (W:kijoshu)
蔵元情報:株式会社せんきん
購入価格(税抜):2,091円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年01月23日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

仙禽 雪だるま 02BY

家飲み記録 仙禽 雪だるま 02BY

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 栃木県さくら市のお酒です、ブログでの登場は6回目。

 フレッシュ系のにごり酒は日本酒界での冬の風物詩ですね、中でもこの雪だるまはその代表格と言ってよいのではないでしょうか。
 私も2018年2019年にも買っております、ついリピートしてしまう魅力が有りますね。
 しかし、このデザインは本当出色ですよねえ、おりの白さに可愛らしい雪だるまのイラストが非常に映え、店頭で極めて目を引くものになっているかと。
 夏のかぶとむしもそうですが、早いうちから斬新なボトルデザインを採用した仙禽の先見の明に脱帽です。

 裏ラベルにある通り同蔵は全量ドメーヌ化としており、このお酒も地元栃木栽培の山田錦を利用。
 発泡性があるということで穴開き栓だったのですが、店の冷蔵庫の内で既にその穴から若干噴き出していたほどイキが良かったのが印象深かったですね。
 アルコール度数は、いつも通りかなり低く抑えた13度です。

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 上立ち香はフレッシュな、オリ由来のお米的な香りがそこそこに。
 含むと、引き締まった印象のお米的な酸旨味がシュワシュワとしたガスを伴いつつ入ってきて、苦味の雰囲気をほんのりと感じさせつつ、勢いよく胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、甘さ僅少のスッキリ系シュワにごりという印象ながら、辛さや苦さよりもお米の旨味の印象が残るバランスで、筋肉質な感じの飲みごたえはしっかりあるもの。
 後味は、酸味が旨味をしっかり引き上げてキレます。

 酸味とガスのすっきり感がありつつ、お米の旨味をしっかり楽しませてくれる、グイグイイケる系のにごり酒でした。
 個人的には甘味が足りないのが寂しいですが、客観的に見て非常に完成度が高いと思います、人気が出るのを素直に称賛したいところ。
 SNS上では苦味が気になったとの感想も挙がってましたが、私が飲んだやつは苦味少なかったですねえ、ロットに依るものでしょうか(私が鈍感な可能性もあり)
 仙禽の実力、雪だるまの安定感を改めて感じさせてくれた一本でした。

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名称:仙禽 雪だるま 02BY
蔵元情報:株式会社せんきん
購入価格(税抜):1,637円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年01月21日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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