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風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY

家飲み記録 風の森 風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森の中で、「アルファ1」は「低アルコール」をコンセプトにしている商品ですが、今回いただくのはさらにその亜種というか、甘さ控え目の限定版になっています。
 ドライという表現は、個人的には辛口よりもわかりやすいというか、どういう味わいを志向しているかがハッキリしているので、個人的には良いと思いますね(というか「辛口」がぼんやりし過ぎ)。
 確か去年から出していたシリーズだと思うのですが、個人的にはやっぱり辛口系は後回しになりがちなのでスルーしておりました。
 しかし、各所の評判が良いのを聞いて(「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの感想とか)、結局居ても立ってもいられず調達に走った次第です。
 
 使用米は風の森が得意とする秋津穂、精米歩合は65%です。
 アルコール度は14度で、低アルドライというコンセプトなのに、あくまで無濾過生原酒というのが素敵ですね。

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 上立ち香は何となくバニラ感のある、上品な甘い感じの香りがそこそこに。
 含むと、確かに引き締まった、しかしほんのりと甘い旨味がチリチリとしたガス感を伴いつつ入ってきて、苦味をあくまで裏方に感じさせつつ、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、確かにドライらしく甘味控えめなサイダーといった趣ですね、実に勢いよく、度数以上にスルスルと飲めてしまう危うさがあるかと思います。
 後味は、苦味とガスの働きで流石にスッキリとキレます。

 ”辛口の風の森”として非常に納得感のある、甘さ控えめのチリチリスルスル酒でした。
 私の感想からすると「薄いのでは」と誤解を与えてしまうかもしれませんが、日本酒らしさや飲み応えはしっかりある上で、いつもに比べるとスッキリと考えていただければと思いますね。
 コスパも含め、これなら最初の一杯としてビール等とも戦えると思いますよええ。(まあ入手難度が圧倒的に違うので、結局は代替品として勝負の場に立てないのですが…)
 風の森のチャレンジ精神を感じた一本でした。

紹介:「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの同スペックの記事

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名称:風の森 風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,130円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年10月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越

家飲み記録 御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越

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 長野県佐久市のお酒です。
 家飲み経験は結構ありますが、意外にも家飲みは初めて。

 こちらを醸す武重本家酒造の他銘柄としては「牧水」というのもありますね、個人的には大長野酒まつりなどで何度かいただいた覚えがあります。
 が、地酒屋によく行く人に取っては、どぶろく「十二六」の醸造元としての方が有名なのではないでしょうか。
 最近は色々なところのどぶろくを東京の地酒屋で見かけますが、十二六はその中でもかなり早い段階から人気商品として扱われていたような記憶がありますね。

 今回いただくのは、精米歩合や特定名称の記載の無い、アル添有の火入れ普通酒です、が、特徴は何といっても「五夏越」というところでしょう。
 2013年醸造で、2017年9月瓶詰ですからね~、「ひやおろし」なんて目じゃないレベルの熟成期間になってます、その割にはお値段は千円ちょいなので良心的と言えるでしょう。
 さらに実際の開栓は2019年7月なので「六夏越」コンディションでいただいております(どうせなら後数ヶ月引っ張って「七夏越」にすれば良かった…)。
 
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 上立ち香はかなり熟感のある思いっきりアルコール的な香りがそこそこに。
 含むと、乳酸感が極めて強い超濃厚な旨味が結構な熟成感を纏って、しかし柔らかさもある口当たりで入ってきて、尻上がりに出てくるアルコール的辛さでガッツリ引き締まりつつ、ドドドと胃に流れ込んできます。
 味わいは、がっつり熟していながら全然枯れた感じのしない野太い感じの旨味を、乳酸のニュアンスと、露骨なアルコールのキレがせめぎ合う危うくも面白いバランスを感じるもの。
 後味は、熟感の余韻を口中に残しつつ、辛さでしっかりと引き上げる印象。

 もともとの濃厚な甘味旨味と、五年の熟感とアル添の辛さが、口の中で激戦を繰り広げる超インパクトの芳醇熟酒でした。
 これはかなりアル添してるんじゃないかなあ…、何というか一種の「開き直り」を感じるんですよね、正直苦手な人は苦手でしょうし、好きな人は楽しめるタイプ。
 個人的にはまだ評価が難しいお酒ですが、単純に枯れた感じよりは好みですね、そしてこのお値段は本当に良心的だと思います。
 御園竹、次は通常スペックもいただいてみたいと思いました。

 お酒的に燗をつけるべきかなあと思って付けてみたのですが、なんか薬っぽさが出てきたな…
 理由はよくわかりませんが、個人的には常温あたりが好きでした。

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名称:御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越
蔵元情報:武重本家酒造株式会社
購入価格(税抜):1,112円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年10月10日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

あべ 「THE SAZANAMI」 

家飲み記録 あべ 「THE SAZANAMI」 

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 新潟県柏崎市のお酒です。
 ブログでの登場は早くも6本目。

 最近まだまだ人気急上昇中といった趣きのあべです、前回飲んだ「僕たちの酒」の印象が良かったこともあり、早めにリピートしました。
 このSAZANAMIは初飲みですね、裏ラベルによると「米が溶ける年のみのリリース」とのこと。(ちなみに溶けない年は「ARANAMI」になるとか)
 遊び心を感じつつも、なかなかマニアックな話だなあと思ったのですが、この辺りは蔵元ホームページに詳しく解説がありました(「米 溶ける 日本酒」でググったらトップで出てきた)。
 毎年変わる米の出来の話とか、その情報を蔵元間で共有しているという話とか、中々興味深い解説になっていますので、興味があればご一読をオススメしますね。

 スペックは五百万石の精米歩合55%の生酒と、新潟の純米吟醸の王道を行くような感じになってますね。
 ただ、いわゆる特定名称の記載は無いようで、ラベルの雰囲気も相まって「新時代の日本酒」という趣きかと。 

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 上立ち香はハッキリと酸を感じるフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、やはりキリッとした酸味中心の旨味が勢いよく入ってきて、唾液腺を刺激しつつも雑味を感じさせないまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに柑橘系果実って感じの甘味控えめ、酸味マシマシ、しかし日本酒らしい旨味もキチンと感じるクセのないもので、実際飲み飽きずにグイグイ飲みたくなる印象。
 後味は酸が引き取って完璧に近い、キツさを抑えながらしっかりとキレます。

 キリリとした酸のキレと、しっかりとした旨味を両立させた、あべらしいモダン食中酒でした。
 
 ちなみに実はピザと一緒に頂いたのですが酸が油をしっかりと引き取ってくれるのでやはり良かったですね。
 

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名称:あべ 「THE SAZANAMI」
蔵元情報:阿部酒造株式会社
購入価格(税抜):1,580円/720ml
購入した酒屋さん:大阪屋酒店(吉祥寺)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年10月03日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

村祐 紺瑠璃 本生(平成31年4月製造)

家飲み記録 村祐 紺瑠璃 本生(平成31年4月製造)

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 新潟県新潟市のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 村祐については今まで、茜、常盤、黒ラベルは家飲みしたのですが、この紺瑠璃はまだだったのでセレクトしました。
 村祐の特徴として「スペック非公開」というところがありますが、最近それに似た形で一部スペック(や特定名称)を非公開にする蔵が増えているように思えます(たかちよとか山の井とか)。
 ただ、やっぱりここほど徹底しているところはそうはないんじゃないでしょうか、原材料名、アルコール度、製造年月、そして「要冷蔵 本生」表記だけですからね、本当に法令が許すギリギリでしょう。
 
 それでいて、メインのラインナップはラベルの色違いというシンプルなものであることも、個人的には特筆すべきだと思います。
 日本酒銘柄(地元向け除く)で「獺祭」と同レベルに分かりやすい商品構成にしているのはここぐらいなんじゃないかなと思ったりしますね、その割り切りはやっぱり凄いことかと。
 

 上立ち香は砂糖を感じる実に甘く、ただクドくはない香りが控えめに。
 含むと、薄いヴェールを纏ったような口当たりの甘味がヌルりと入ってきて、一瞬差で出てくる酸味と、少々の苦味で最後まで一種の柔らかさを保ったまま染み込んできます。
 味わいは、柑橘系果実らしい酸味と砂糖的な甘味が絡み合った実に個性的なもので、程よい落ち着きと飲みごたえを両立させてますね、苦味も含めキツさが無いのが流石。
 後味は、やはり酸味が引き取る形で必要最小限な感じで引き上げます。

 甘酸っぱい感じながらも、他に似たお酒が考えつかない、蔵元の確固たるスタンスが伝わるような芳醇甘酸旨酒でした。
 ちょっとヌルっとした甘味と酸味のコラボっぷりが面白いというか楽しい感じなんですよ、いわゆる新酒生酒の強い香りとかキツい苦味が苦手な人に飲んで欲しい甘口酒ですね、この方向性は実に面白いと思います。
 そして今回強く感じたのは、茜→紺瑠璃→常盤→黒という通常ラインナップが、いわば味わいのグラデーションとでもいいましょうか、一つの線上に並んでいるということですね。(具体的には、黒に近づくほど甘味の強さ・純度が高くなって、逆に茜に近づくほど酸味が強くなる印象)
 この一貫性は流石の一言!
 改めて村祐の商品ラインナップの完成度を思い知らされた一本でした。

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名称:村祐 紺瑠璃 本生(平成31年4月製造)
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,575円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年09月14日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「あるひ ぴんくのくまさんが」 SPARK 無ろ過生酒

家飲み記録 たかちよ 「あるひ ぴんくのくまさんが」 SPARK 無ろ過生酒

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄の一つですね、登場回数も上位。

 たかちよは前回ピンクラベルをいただいていますが、今回はお酒自体がピンク色という変わり種。
 こちらは着色しているのではなく、「赤色酵母」という、醸したお酒自体に色がつく酵母を利用しているものになります。
 当ブログで以前紹介している「流輝 ももいろ」と同じパターンですね、他には「尾瀬の雪どけ」「ちえびじん」なんかも出しているようです。
 まあ見た目にインパクト出ますからね~、ただいくつか飲んだ印象としては甘酸っぱくて味わい的にも今風のものが多かった様に思います。

 他に特徴的なのは、使用米が「森のくまさん」という愉快な名前であることでしょう。
 この米についてはウィキペディアに記事が出来てました、熊本県で開発された飯米ですね。
 日本酒としては他に栄光冨士が使っていたと思います、両蔵ともにユニークな商品開発をしているだけに、この面白い米に飛びついたってかんじでしょうか。

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 開栓は氷温状態では割と楽でした。
 注ぐと割とドロドロしていて、モコモコと泡が立ってきます。

 上立ち香は…、いやあなんかクリームっぽい香りを控えめに感じますね。
 含むと、甘酸っぱくもお米感をしっかり伴った旨味がシュワシュワと入ってきて、日本酒離れした軽い感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、見た目に反してやっぱりたかちよっぽいしっかりとした甘酸味が芯にありますね、ただかなり甘酸っぱよりな感じで、若干水っぽい感じの軽さがあるかも。
 後味は、少々粉っぽさを残しつつも、酸とガスが引き取る形でしっかりキレます。

 ある意味では見た目通りの、しっかりにごり感のある甘酢っぱ系シュワシュワスルスル酒でした。
 味わい自体は濃厚なんですが、如何せん低アル感(加水感?)が個人的には値段含め物足りないかも(自分が極端な自覚はあります…)。
 なんかカルピス感もありますね、口の中に残る感じがまたそれっぽい(笑)
 完全に変わり種系なので、「好きな人は好き」なタイプのお酒だと思いました。
 たかちよは通常品・限定品共に引き続き追っていく所存です。

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名称:たかちよ 「あるひ ぴんくのくまさんが」 SPARK 無ろ過生酒
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/500ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年09月12日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

菊姫 にごり酒 山廃仕込

家飲み記録 菊姫 にごり酒 山廃仕込

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 石川県白山市のお酒です。
 ブログでの登場は以外にもまだ2回目。

 泣く子も黙る菊姫です、そしてド定番のにごり酒
 個人的イメージとしては五郎八とか白川郷同様、スーパーの常温棚でも置いてそうな数少ないにごり酒という印象。
 私としてはあまり手を出すカテゴリのお酒ではないのですが(有名大手だし)、日本屋さんでなんとなく試飲させてもらったら、あまりに印象が良かったので買ってしまった次第です。

 スペックはアル添・火入れ有の山廃の普通酒(普通酒と明記されているのは結構珍しいかも)ながら、特筆すべきは特A地区産山田錦使用という部分でしょう。
 この辺りのこだわりは蔵元ホームページにも記載が有りますね、そもそも山田錦100%使用の普通酒を最初に発売したのが菊姫だとか。
 さぞお高いんでしょうと思いきや、なんとお値段1,000円ポッキリ!(税抜)
 アルコール度数が14度と低めなので、結構加水していることも要因と思われるのですが、それでも極めて良心的な値付けかと思いますね。

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 上立ち香は完全に乳酸菌飲料って感じの香りが控えめに。
 含むと、濃ゆくも、若干加水っぽい軽さもある甘酸旨味がトロリとして口当たりで入ってきて、そのままの勢いを保ったまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりモロに乳酸菌飲料的な感じの酸旨味が厳然たる主役を演じますね、そこになんというか山廃的な渋味?が伴うことで、日本酒らしさ、飲みごたえもしっかり感じる印象。
 後味は、粉感と旨味を酸が引き取る感じで、実にちゃんとキレてくれます。

 飲みごたえがありつつもスルスルと飲めてしまう、アルコール入り乳酸飲料的超絶コスパにごり酒でした。
 こういってはなんですが、菊姫の山廃火入れって非常に飲みにくいというか、玄人向けという印象があるのですが、これはむしろ日本酒初心者にも積極的にオススメできると思います。
 ただ、それでいてそれっぽい奥深い風味もしっかりあるのが面白いんですよね、この完成度、コスパは物凄いレベルに達しているかと。
 そもそも純米無濾過生原酒フリークである自分が一番避けて通る系の、火入れ加水アル添酒ですからね…、日本酒への意識そのものに影響を与えてくれるお酒でした。
 こういうお酒を飲むと、「高級品よりも普及品の方にこそ蔵の実力が表れる」という考えにも説得力が有ると思わされますねえ、まさに菊姫蔵の実力をビンビンに感じさせてくれる一本でした。

 ちなみになんとなく飛び切り燗にしてみたのですが、面白いぐらいに味わいの芯自体は「変わらない」印象。
 冬には温めて、夏には冷やしていただくのが良いんじゃないでしょうか、そういう意味での万能さもあると感じました。

紹介:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://www.osakemirai.com/archives/9258752.html

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名称:菊姫 にごり酒 山廃仕込
蔵元情報:菊姫合資会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.5(値段も考慮に入れて)/9.0

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2019年09月04日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

若駒 愛山90 無加圧採り 無濾過生原酒

家飲み記録 若駒 愛山90 無加圧採り 無濾過生原酒

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 栃木県小山市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 前に飲んだ亀の尾の印象が良かったのと、昨年同スペックについての日誌係さんの高評価に背中を押されて購入しました。
 ラベルはいつも通り、馬が印象的なデザインです、愛山らしくカラーリングはピンクで、さらによくよく見ると目がハートになっています、なかなか洒落てますね。
 ちなみにこのお馬さん、夏酒ではグラサンをかけていたりとすっかりイメージキャラクター的存在になっているようです。

 スペックは裏ラベルに詳細な記載がありますね、ポイントはなんといっても90%という食用米並みの精米歩合でしょう。
 何となく愛山を使ったお酒は精米歩合が極端になることが多い気がしますね、低精白系の代表は元祖剣菱七田風の森あたりでしょうか。
 特定名称の記載は無いようですが純米です。

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 上立ち香は割とガッツリセメダインの有るスッキリした香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと酸の効いた高密度な旨味が、しかし結構柔らかさもあるような口当たりで入ってきて、裏側にある渋味が奥深さを添えつつ、割とスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘味控えめのあんず(?)的な酸を強く感じる、存在感と引き締まりを両立した旨味が主役、苦渋もそこそこあるのですが全然キツさやもったり感が無いんですよね、むしろガンガン飲めてしまう感じ。
 後味は、やはり酸が柔らかく引き取ってしっかりとキレます。

 高濃度な旨味を、これまた強力ながら柔らかさも感じさせる酸がいい感じに引き締める、個性派酸旨酒でした。
 かなり酸味は強いのですが、旨味が負けていないのが良いですね、かつ精米歩合から想像されるような雑味が皆無なのも見事。
 これまたどんな料理にも合うタイプなんじゃないかな…、そして単体で飲んでも全然イケますねえ。
 個人的にはもうちっと甘味が欲しい気がしますが、このバランスが好きな方は多いかと(いつもの台詞)
 若駒、今後も注目していこうと思います。

■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2808.html

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名称:若駒 愛山90 無加圧採り 無濾過生原酒
蔵元情報:若駒酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年08月05日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ「ピンク」 純米かすみ 無調整生原酒 30BY

家飲み記録 たかちよ「ピンク」 純米かすみ 無調整生原酒 30BY

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 栄光冨士同様当ブログ定番銘柄。

 最近私は、日本酒にあまり詳しくない人に「オススメの甘口日本酒銘柄は?」と聞かれたときには、「たかちよ」と答えるのが最適解なんじゃないかと思ってきました。
 花陽浴、村祐や桃の里は入手性に難がありますし、風の森や栄光冨士はスペックによって結構甘くないのもあるんですよね。
 対してこのひらがな「たかちよ」シリーズはハッキリ甘口で統一されてますし、売っている店さえ知っていれば割と通年で入手でき、おまけに値段もお手頃。
 基本非の打ち所がないんですよ、もし未飲であれば是非飲んでみてください。
 
 さて、今回いただいたのはたかちよレンジャーの一員であるピンクです、私は6年前にも飲んでました。
 例によってスペックは非公開なので、心を無にして開栓。

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 上立ち香は甘く、オリ由来の米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、やはり濃厚な甘旨味が若干のトロミを感じさせる口当たりで入ってきて、オリ的な苦味はキツくない程度に抑えられていて、ダイナミックなバランスのとり方で最後まで存在感を保ちつつ染み込んできます。
 味わいは、若干熟しすぎなパインといった趣の、強烈な存在感のある甘酸味が厳然たる主役、それでいて苦味あくまで脇役になっているので、心地よい甘味を素直に楽しませてくれます。
 後味は、やっぱりオリの苦味が必要十分に仕事をして、余韻を残しつつもしっかり引き上げます。

 たかちよらしさバリバリの、トロミと高濃度の甘酸味が病みつきになる魅力を感じさせる、オリの風味をしっかりまとった芳醇甘口酒でした。
 いやあやっぱり私向きですよこれは、ただ若干生老ね的というか、香りにクセっぽいところは有る気がします。
 とはいえ甘味がしっかりしているので、腐りかけが旨い的な魅力は増しているかも(失礼)、ハッキリと好みが分かれる、個性的なお酒と言えるでしょう。
 たかちよ、やっぱ好きやねんと思わせてくれた一本でした。

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名称:たかちよ「ピンク」 純米かすみ 無調整生原酒 30BY
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

■おまけギャラリー:なんとなく栄光冨士とならべて記念写真
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 いやあピンク系のお酒は好みのものが多い気がしますね。

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2019年07月30日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土田 はつしぼり山廃生 「Brewing number1.」

家飲み記録 土田 はつしぼり山廃生 「Brewing number1.」

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 群馬県利根郡川場村のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 土田は以前火入れ純米吟醸をいただいています、その時からラベルは一新されているようですね、実にモダンな雰囲気になりました。
 蔵元ホームページを見ると、方針に「菌と人との酒造り」というフレーズがあるのが目につきます、ラインナップも山廃系に力を入れているようですし自然派な雰囲気が見て取れますね。
 また、個人的には「麹九割九分」とか「菩提もと×山廃もと」といった、非常に変わった製法のお酒を出しているところも気になっています。
 今の日本酒の面白いところは「多様性」だと思っているので、変わり種はどんどん出てきてほしいんですよね。

 さて、今回いただくのは30BY第一弾の山廃生、原酒でアルコール度数16度は結構低めですね。
 特定名称の記載はしていないようですが、純米。
 また品種は不明ですが、地元のお米を使っているようです。


 上立ち香は、乳酸感のあるまろやかな香りがそこそこに。
 含むと、ほどほどの濃度の乳酸系の酸味を纏った旨味が割と軽やかに入ってきて、しっかりと純度を保ったままゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、甘味はかなり控えめで、今風系の山廃のド王道という感じの柔らかな旨酸味が中心にある感じ、けして薄くないのですが後ろ向きの雑味が皆無なので、スルスルいっちゃいますね。
 後味は、酸メインながら、割と自然かつしっかりと引き上げます。

 最初から最後まで実に柔らかい感じの、薄くはないけどスッキリのめる、バランスの良い旨酸酒でした。
 これは食中酒志向という印象ですね~、ただ浮いた苦味が無くて、良い意味で初心者向けでもあると思います。
 そういう意味では新政にも似てるのかもなあ…、まあ滅多なことは言えませんが、「モダン系生もと山廃酒」という大きなくくりでは共通部分があるかと。
 何気にはつしぼりでこの完成度というのも凄いことだと思います、30BY後半ならもっと良くなってたんじゃないかな…
 土田、今後の可能性を強く感じさせてくれた一本でした、次は変わり種もやってみたいですね。

 燗をつけると…、やっぱり酸メインというのは変わらないですね。
 甘さはあくまで控えめながら、口当たりが柔らかくなりつつ押し出しが強くなる印象、これはこれで良いんじゃないでしょうか。

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名称:土田 はつしぼり山廃生 「Brewing number1.」
蔵元情報:土田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:鈴傳
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年06月27日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

澤屋まつもと 守破離 山田錦 生酒うすにごり

家飲み記録 澤屋まつもと 守破離 山田錦 生酒うすにごり

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 京都府京都市伏見区のお酒です。
 ブログでの登場は3回目。

 澤屋まつもとはもはやかなり知られた銘柄になっているんじゃないでしょうか。
 私も外飲み含めたら結構な回数飲んでいますが、生酒は極めて珍しいという認識で、一度は飲みたいと前から思っていました。
 今回はたまたま店頭でみかけたので飛びついてしまった次第です(しかも一升瓶)。
 ただ、澤屋まつもとを飲みまくっている日誌係さんの感想によると、この山田錦の生はかなり異色の味わいらしいですね。
 「らしさ」のある生酒ということでは、五百万石をセレクトした方が良かったかなあと若干反省。

 ラベルには精米歩合等のスペック情報はあまりありませんね、何か特定名称の記載も無いようですが、前からでしたっけ?
 お値段は若干お高め、去年の11月購入、今年1月開栓です。

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 上立ち香はガス混じりのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、中濃度かつ硬質な印象の旨味が、ガス感も相まって軽い感じで入ってきて、若干の苦味を伴いつつ、最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、う~んあえていうとメロン的な青い甘旨味があって、密度は高めにも思えるのですが、全体の印象はなんというか淡麗というか、謎の薄さ?軽さ?があるんですよね、とにかくガンガン飲めてしまいます。
 後味は、びっくりするぐらい「無」って感じで完璧な引き上げ。

 ある程度の生っぽさ、フレッシュ感の魅力を感じさせつつ、軽さをしっかり保った食中向け的なお酒でした。
 アルコール度数が低めの15度というのも影響はしているのでしょうが、後引けの良さは凄いなあやっぱり。
 ただ、ある意味予想通り私のストライクゾーンからは外れてはいます、大人しすぎるといいますか、何となく物足りなさを感じてしまうんですよね…
 ただ、蔵の志向する「引き算の酒」として、極めてハッキリとしたコンセプトと完成度を感じるのも確かです、ハマる人には凄くハマるでしょうね。
 澤屋まつもと、次は、「こういうお酒」が飲みたいときにセレクトしようと思いました。

 温度が若干上がってきても、キツさはないですね。
 むしろ冷やしすぎると単にスルスル飲める酒になるので、常温付近のほうが個人的には好きかも。
 ただ、若干後味が残るようにはなるので、どちらが良いかは好みだと思います。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2657.html

名称:澤屋まつもと 守破離 山田錦 生酒うすにごり
蔵元情報:松本酒造株式会社
購入価格(税抜):3,600円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年06月13日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY

家飲みプチ記録 花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY

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 濁酒に引き続き、超個性派奈良酒の紹介です、個人的には甘味寄り甘酸っぱ系変わり種日本酒の決定版というイメージ。
 前回の感想はこちら。

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 上立ち香は実に甘酸っぱい感じながら、なぜかウィスキー的な雰囲気もある香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘酸っぱ味が木香っぽい複雑味を纏って力強く入ってきて、唾液腺も刺激しつつも一種の柔らかさも感じさせながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、強くもキツくない酸味と、若干蜂蜜っぽい甘味と、枯れてない熟感と、木香的な奥深い渋味がそれぞれ激しく主張しあって絡み合うオンリーワンの世界観のあるもの。
 後味は、酸味がガッツリ仕事をして、濃厚さをしっかり引き上げます。

 完全に日本酒離れした印象の、そしてだからこそ日本酒の可能性を感じさせてくれる、超個性派複雑系甘酸酒でした。
 いやあ~これはほんと好み分かれるタイプですわ(そして私は大好き)、まさにオンリーワン。
 今回は木香を強く感じたのですが、これは木樽使ってるんですかね…、花巴は確かにオーク樽熟成あったはずですが、これがそうなのかは知らないんですよね。
 個人的には普通のお酒の樽香とかはあまり好きではないのですが、こういう甘味が負けないタイプのだと、素直に木の風味の奥深さを楽しめる気がします(満寿泉の貴醸酒とか)。
 花巴の確固たる個性の魅力を感じた一本でした、今度はまた別の変わり種もいただいてみたいですね。

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名称:花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY
蔵元情報:美吉野醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年05月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 30BY

家飲みプチ記録 金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 30BY

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 個性派が揃う奈良酒の中でも異彩を放つ、「食べる」日本酒です。
 前回の感想はこちら。

 ちなみにこのお酒(の密閉栓)は極めて開栓が難しく、前回は盛大に吹きこぼしました。
 今回はその経験を活かし、瓶を念入りに洗った後、底にボウルを敷いて吹きこぼしを受け止めつつ開けるという荒業を駆使しています。
 その様子は下記ツイートの通り。

 



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 上立ち香はヨーグルト的な乳酸を感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、結構強烈な酸を纏った旨味が物理的にドロドロな口当たりでドドドと入ってきて、最後まで酸味でガッツリ引き締まりながら喉奥に流れ込んで来ます。
 味わいは、米粒から滲み出す旨味を感じさせつつ、正直キツいレベルの強烈な存在感を示す乳酸味が厳然たる主役、苦味渋味は皆無で、とにかく酸っぱい印象が残る感じですね。
 後味はその酸味がガッツリ引き取って引き上げていきます。

 お米的な旨味やオンリーワンの食感を感じさせつつ、最後には強烈な酸味の印象が残る酸っぱ酸っぱ酒でした。
 あれ、前こんなに酸っぱかったっけ…と若干呆然としましたね、やっぱりこういう製法だと安定しないのかなあ。
 これで甘味があれば面白い個性酒だったのに…、これなら穴開き栓の方が良かったのかしら、うーん難しいなあ…
 ちなみに開栓は凄く大変なんですけど、飲んだときはガス感は皆無なんですよ、面白いですよねえ。
 今の日本酒の製法が、酒質の安定においていかに進歩したものであるかを、逆説的に教えてくれた一本でした。

 ちなみになんとなく燗をつければおかゆみたいにたべやすくなるんじゃないかと思ってやってみたんですが…
 ぎゃーやっぱり酸っぱい…久々に飲み切るのが厳しいお酒でしたね。(ただ、合わせる食べ物によっては良い感じに飲む方法もあるかも)

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名称:金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓)
蔵元情報:株式会社大倉本家
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:7.9/9.0

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2019年05月13日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 30BY

家飲みプチ記録 家飲み記録 たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 30BY

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 私が絶大な信頼を寄せる、たかちよレンジャーのリーダー格、レッドです。
 前回の感想はこちら。

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 上立ち香はうーん麹の香り?って感じのフレッシュで甘い香りが気持ち強めに。
 含むと、極めて濃度の高い甘旨味がトロミを帯びた口当たりで入ってきて、酸メインでダレを防ぎつつ、奥に苦渋味も感じさせる複雑味も彷彿とさせながら、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、パインとアップルを両方感じるような、正にトロピカルジュース的な甘酸味が圧倒的な存在感で主役を演じ、苦渋はひたすら裏方に徹して奥深さと飲み飽きなさを添えるという王道パターン。
 後味は、あくまでほんのりと苦味を残しつつも、酸の働きもあって、濃厚さをしっかり引き取ってキレてくれます。

 超濃厚な甘旨味を芯にしつつも、酸とのバランス、苦渋味との一体感が素晴らしい王道芳醇甘口酒でした。
 このトロミを感じさせる程の甘味こそたかちよでしょう、個性、まとまりともに素晴らしい。
 いやあ旨いなあ…、ついついあて無しでひたすら和らぎ水と飲み続けてしまいました。
 やっぱり花陽浴、それも良いやつに似ている気がしますね、本当にこのレッドは安定感があります。
 たかちよレッド、芳醇甘口系が好きなら超クッソ激烈にオススメ。

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名称:たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 30BY
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.8/9.0

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2019年05月10日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

仙禽 雪だるま 30BY

家飲みプチ記録 仙禽 雪だるま 30BY

 最近あまりにも実際に飲んだ時期とブログ掲載時期とのタイムラグがひどくなってきたため、少しでも挽回しようと思います。
 ということで、以前飲んだことがある商品の記事を「プチ記録」として若干簡易版とし、これからしばらく毎日更新いたします。
 お酒自体は私がリピートしているものになるので全体的に好きなやつが多いです、前の記事と見比べると(とくにお気に入り度)、今期についての私の感じ方がわかるかと…

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 さて、最初はにごり酒として定番の雪だるまです。
 前回飲んだ時の感想はこちら。

 上立ち香は非常にスッキリした乳酸系の香りが割と控えめに。
 含むと、やはり乳酸系のしっかりとした、しかし軽い感じの甘味がシュワシュワとしたガスと共に入り込んできて、最後までその勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、カルピスソーダの砂糖抜きと言った趣の、フレッシュなガス感による飲み進めやすさとオリ由来の濃度を兼ね備えた、独特ながら完成されたバランスを感じますね。
 後味は酸とガスががっちり引き取って、見事なまでにスッキリとキレます。

 まさに乳酸菌飲料と日本酒が幸せなコラボを果たしたような、極めて良バランスかつモダンな微発泡にごり酒でした。
 低アルで軽やかながら旨味が決して薄くないのが良いんですよね、フレッシュな酸、ガス感を上手く使う、淡麗辛口とは全く異なる食中酒へのアプローチかと(そしては私はそちらこそ万能だとおもってます)。
 ただ、私としては去年と比べて甘味が抑えられているのが少々残念ではありました、まあそれは完全に好みの問題ですね。
 仙禽の安定感を感じた一本でした、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思います。
 
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名称:仙禽 雪だるま 30BY
蔵元情報:株式会社せんきん
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年05月09日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

あべ 僕たちの酒 Vol2 (低精白生もと仕込)

家飲み記録 あべ 僕たちの酒 Vol2 (低精白生もと仕込)

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 新潟県柏崎市のお酒です。
 ブログでの登場は5本目と、結構な頻度。

 私があべを最初に飲んだのは27BYで、日誌係さんの激押し記事に触発されてのことでした。
 その後あべはじわじわと取り扱い店が増え、人気を上げ、少なくともマニア間では知られた銘柄になっているのではないでしょうか、日誌係さんの慧眼に感服ですね。
 実際日本酒ブログやってる身からすると、前から推している銘柄が人気出るのは、自分の感覚が間違っていないことの証明のように思えて、個人的には嬉しいことだと思っています。
 自分としては、甘口派として射美たかちよ栄光冨士あたりを早めに推せていたことについてはちょっとドヤりたいところだったり(あまり人気出過ぎて買いにくくなるのは考え物ではありますが…)

 閑話休題、今回いただくのは飯米の「こしいぶき」使用でなんと精米歩合92%!聞くところによると普通の食用米用コイン精米機で削ったものだとか…
 生もと造りであり、アルコール度数13度の低アル原酒であること、火入れ有で、特定名称の記載が無いこと等も特徴でしょう。
 極めてチャレンジングなお酒ですね、ラベルも良くも悪くも目を引く感じ。

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 上立ち香は濃厚かつ甘さを感じるマスカットジュース的香りが控えめに。
 含むと、やはり非常に濃厚な甘旨味が、柔らかな酸味とそこそこの渋味や苦味を伴って、最後まで飲みごたえを維持しつつも独自のバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、渋味や苦味もありながら、やはり甘味マシマシのマスカットジュース的な甘酸味の存在感がブレずに中心にあるために、全然粗さや飲みにくさを感じさせない自然なものになっています。
 後味は渋味の余韻をほんのりの残しつつ、おそらく酸の働きで、精米歩合92というのが嘘としか思えないぐらい自然に引き上げます。

 極めて濃厚かつ柔らかさのある甘旨味を、程よい酸味の働きで
 低精白らしいボリューミーな味わいと、低精白とはとても思えないようなバランスをしっかり保っている感じですね…、もはや理解の範疇を超えている印象。
 いやこれは低精白酒及び飯米利用酒のイメージを塗り替える凄いお酒だと思います。
 ただそれだけ手間がかかっているということなのか、値段は結構するんですよね、コスパではなく味わいにこそ特長がある低精白酒と言えるでしょう。
 あべ、今後より注目度を上げていきたいと思います。

 裏ラベルのオススメ通りぬる燗にしてみると、柔らかさが更に増しますね。
 とにかくあべは酸の存在感と優しさが凄いんですよね…、まさにこの銘柄が有している唯一無二の長所かと。

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名称:あべ 僕たちの酒 Vol2 (低精白生もと仕込)
蔵元情報:阿部酒造株式会社
購入価格(税抜):1,850円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.6/9.0(値段を考慮に入れても)

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2019年04月10日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

瑞穂 黒松剣菱

家飲み記録 瑞穂 黒松剣菱

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 兵庫県神戸市東灘区のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 一回はしっかりやっておくべきだろうと思い購入しました、もはや私のような人間が語るべきことはないであろう大剣菱です。
 ということでまずは蔵元ホームページをみることを推奨しますね、歴史や信念について等、実に読み応えがあります。
 そしてもう一つ、「あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!超」 さんの蔵見学レポートが無茶苦茶面白いので激オススメ!剣菱に興味がある方は必読と言えるかと…
 
 今回セレクトしたのは瑞穂、理由は単純にいつも私が飲んでいる値段帯の商品がこれだったからです、精米歩合や特定名称の記載は見事に無し。(ただアル添はしてないみたいですね)
 意外だったのが、裏ラベルに「できるだけお早めにお飲みください」との記述が有った事ですね、てっきり自家熟成上等かと思っていました…
 そんなわけで1年近く、部屋の片隅で遮光した状態で放置してからの開栓です、すみません。

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 流石に良い色をしています、まさに黄金色。
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 上立ち香は完全に熟々と言った感じのカラメルの香りが強めに。
 含むと、やはりガッツリ熟成香を纏った野太い、しかし粗さを感じさせないまとまりの旨味が力強く入ってきて、奥にあるほろ苦さと辛さでしっかり輪郭を保ちつつ息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、仄かな甘味を纏ったカラメル的風味の旨味が厳然たる主役、苦味はそこそこあるのですが旨味の力強さで相対的に脇役になっている感じですね、
 後味は見事なまでに時間差で出てくる辛さが引き取る、一種理想的な引き上げ方でキレます。

 いわゆる熟成酒的な香りを纏いつつも、全然枯れた感じのしない、極めて力強い旨味というものを感じさせてくれるお酒でした。
 無濾過生原酒とは全く違った「濃さ」を感じましたね、フレッシュさ皆無かつ柔らかい口当たりがありつつ、熟成香が若干クセっぽい印象。
 ただ、熟成に関しては私が勝手に常温熟成させてしまっているので何とも言えない部分も…、まあ凄く適当に飲んでもしっかり魅力的なお酒だということでもあります。
 剣菱の「イズム」をまざまざと目の当たりにした一本でした。

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名称:瑞穂 黒松剣菱
蔵元情報:剣菱酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:新川屋佐々木酒店(人形町)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年03月22日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

醸し人九平次 うすにごり 生

家飲み記録 醸し人九平次 うすにごり 生

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 愛知県名古屋市のお酒です。
 かなり飲んでいる印象ですが、ブログでの登場はなんと二回目、やはり外で飲める銘柄は後回しになりがちですね。
 
 こちらのお酒は、通常品としては長らく生酒を販売していなかった萬乗醸造が、7年振りに復活させた商品らしいです。
  (ちなみに私は以前九平次の生酒自体は飲んだことありました(記事下写真))
 完全予約制という地酒では極めて珍しい販売形態をとったこともあって話題性も抜群、追加受注するぐらいに売れ行きは好調だった様子。
 もちろん「乗るしかない、このビッグウェーブに」と受付開始直後に予約いたしました。

 理由はわかりませんが、精米歩合等の情報は非公開で、特定名称の記載もありません。
 お値段は税抜1,800とそこそこお高め、以前は「件の山田」っていうお値打ちの商品もあったんですけどね…

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 上立ち香はマスカット(?)的なフレッシュでみずみずしい香りがそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュ感を強く感じる甘酸旨味がほどほどの重さで入ってきて、ほんのりと裏方に苦味を感じさせつつ、最後まで引き締まりを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、少々のガスと強めの酸味の働きでキリリとした印象の旨味が主役、甘味はかなり控えめかつ、濃度としても一歩引いた感じで、食中酒的な雰囲気がありますね。
 後味は、やはりガス・酸・苦味の働きが相まってしっかりキレます。

 生酒らしいフレッシュさはガッツリありつつ、マイナス要素が丁寧に除かれた、ハイレベルのまとまりのあるお酒でした。
 流石の完成度ですが、濃いやつ(無濾過生原酒)ばっかり飲んでいる私からすると、個性・インパクト・コスパの点で物足りないかな…
 狙い通りなんでしょうがちょっと水っぽいというか薄い感じなんですよね、生酒とはいえやはり食中酒志向という雰囲気、やはり白ワイン的な味を指向しているのかしら。
 九平次、やっぱり件の山田復活させてほしいなあ…

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■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2756.html
 (同記事中の裏ラベルに関するコメントに「辛辣ゥ!」と吹いてしまいました…必見。)

名称:醸し人九平次 うすにごり 生
蔵元情報:株式会社萬乗醸造
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:過去フォルダに残っていた件の山田の生(前列左から4番目)
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 実はこの写真、私の一番最初の家飲み日本酒記念写真だったりします(2012年)。
 いやあ我ながら良いセレクトしてますねえ(笑)、ハッキリいって先輩ブログの皆様のおかげなんですよ。
 なんだかんだで日本酒ブログは情報源として極めて有用だと思います、うちに限らず、もっと見られて欲しいなあ。

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2019年03月01日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鶴の友 別撰

家飲み記録 鶴の友 別撰

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 新潟県新潟市のお酒です。
 外飲み経験はありますが家飲みは初めてで、高島屋日本酒まつり購入酒の4本目です。

 知る人ぞ知る銘酒というやつではないでしょうか、地元消費がほとんどで、中々東京で買いにくい銘柄だと思います(蔵元ホームページも無し)。
 この辺りは「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんが既に書かれている通りですね、SNS等でもちらほらと高評価を受けている印象ですが、実際買おうとすると非常に難しい。
 実は私は以前一度通販で取り寄せたことはあったのですが、宴会用に使ってしまい、家でじっくりと飲めなかったんですよね。
 今回、日本酒まつりの商品棚にドカッと並んでいたので喜んで購入した次第です(ブースは無かったので試飲せず)。

 ラベルは昭和感のあるレトロな感じですね~、今となっては逆に目立つ気さえします。
 スペック情報もアルコール度数と、アル添・火入れ有りということぐらいしかわかりませんね、特定名称の記載も無し。
 お値段は税抜千円と、まあ安めの本醸造クラス程度に抑えられています。

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 上立ち香は上品な砂糖菓子のような落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、割とパンチの効いた、苦味辛味と一体となったような旨味がピリピリグググッと入ってきて、尻上がりにさらに引き締まりを強めつつも、息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、プルーン的な奥深い旨味を芯として、ほんのりとした甘味を伴う感じで、兎にも角にも粗さや雑味の無い、飲み応えと飲み飽きなさをバッチリと両立させた一種の完成形を感じさせるもの。
 後味は流石にアルコール的な結構キツさもある辛さがガッツリ引き取ってキレます。

 伝統的な熟感やアルコール感がありつつも、極めて丁寧な造りを感じさせるバランスで、グイグイ飲ませてくれる、完成度の高い旨辛酒でした。
 とくに熟感(火入れ感)は、旨味に溶け込んでいるといいますか、全然嫌らしさが無いのが凄いなあ。
 ただ、アルコール感、刺激に弱い方には勧められないと思います、こういうお酒を飲むと、やはり純米酒の柔らかさというものを再認識できますね。

 と、初日は思ったのですが、開栓後二日目で何か一気に柔らかくなりましたね…これほど変わるとは…
 以前一升瓶で飲んだときは最初からこんな感じだった気がするので、このお酒はある程度空気に触れてからが真骨頂なのかも。
 まあ後味はやっぱりちょっとアルコール感ありますね、だからこそキレは良いのですが。

 コスパもとんでもなく良いですし各所の評判も納得ですね~、方向性は全く違いますが、楽器正宗と同様全国で通じる傑作アル添酒だと思います。
 鶴の友、また入手機会があったら別スペック(特に純米)も飲んでみたいと思いました。

■紹介:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの別スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/10735582.html

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名称:鶴の友 別撰
蔵元情報:桶木酒造株式会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.5/9.0(値段も考慮に入れて)

■おまけギャラリー:日本酒まつりブース横の冷蔵棚
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 鶴の友がこんだけ揃ってて、他の銘柄も一級品。
 高島屋のバイイングパワーを、若干冷や汗が流れるレベルで感じましたね…

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2019年02月22日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鷲の尾 北窓三友 生原酒

家飲み記録 鷲の尾 北窓三友 生原酒

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 岩手県八幡平市のお酒です。
 家飲みは初めて、岩手駅KIKIZAKEYA購入酒2本目になります。

 今回八幡平に行く際、是非飲んでみたいと思っていたのがこの鷲の尾です。
 twitter等でちょろちょろと良い評判を聞いていながら、地元以外での入手は相当厳しかったので、機会は逃したくなかったんですよね。
 実はホテルの夕食メニューにこちらの生酒(普通酒)があって、飲んでみたらまた旨かったので、迷わず土産酒にもセレクトした次第です。(ちなみにバスで登った山頂でカップ酒も飲みました)

 この北窓三友は限定品らしいのですが、ググっても情報があまりわからない…
 ラベルに精米歩合すら書いてないですね、純米みたいですが特定名称の表記も無い、謎に包まれたお酒ですねえ。
 ちなみにググったところ「北窓三友(ほくそうさんゆう)」とは、白居易の詩が出典で、酒・琴・詩のことをいうらしいです、酒飲みというと李白のイメージがありますが、あえての白居易セレクトになんとなくこだわりを感じたり…
 

 上立ち香は甘いメロンクリーム的な香りが割と強めに。
 含むと、香りの印象通りしっかりとした甘旨味が柔らかい口当たりで入ってきて、時間差で出てくる少々の青い苦味で丁寧に輪郭を整えつつ、最後まで存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、秋になっても青さを保った印象の、皮混じりの濃縮メロン果汁といった趣の甘苦味が中心、結構苦味強めなのに、全体としてやっぱり柔らか感があるのが素敵。
 後味は、ほんのりと苦味を口中に残しながらもあくまで柔らかく引き上げてくれます。

 芳醇甘旨系として割と王道をゆく味わいを、いい感じのまとまりでストレートに感じさせてくれるお酒でした。
 いやあこれは露骨に自分好みですね、まさか岩手でこういうお酒に出会えるとは!
 是非他のスペックも飲んでみたいところなのですが、こうなると入手性が壁になってくるのがいつものパターンなんですよね…
 鷲の尾、万難を排して何とかまた飲んでみたいと思いました。

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名称:鷲の尾 北窓三友 生原酒
蔵元情報:株式会社わしの尾
購入価格(税抜):1,463/720ml
購入した酒屋さん:KIKIZAKEYA(岩手)
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー①:ホテルで飲んだ生酒
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小瓶で(生貯でなく)生酒というのが嬉しい!
何気に度数19度で、かつ飲みやすいので、危険なタイプかと。

■おまけギャラリー②:山頂で飲んだカップ酒
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■おまけギャラリー③:帰りの車内で飲んだ龍泉八重桜と車内宴会の様子
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ことあるごとに飲んでいた旅行でした…

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2019年02月14日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

村祐 黒 本生 (平成30年11月製造分)

家飲み記録 村祐 黒 本生 (平成30年11月製造分)

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 新潟県新潟市のお酒です。
 ブログではなかなかの頻度で登場していますね。

 この黒村祐は、私が「究極の甘口酒」としてマイ殿堂入りとしているお酒であり、毎年(買えたら)買っている唯一の高級酒です。
 当然ながら期待のハードルは高いのですが、前回飲んだときはあまりの「らしくなさ」にかなり落胆したというのが正直なところでした。
 今回は、これで同じように期待外れだったら今後は買わないかもという想いを抱きつつの購入です。

 アルコール度数14%の生酒ということ以外のスペックは相変わらず非公開、税抜4,000円という立派なお値段です。
 今回も生熟期間を経ているという情報も貰ったのですが、公式発表がないのではっきりしたところは不明。

 相変わらず箱が格好いい…
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 上立ち香は甘く、若干ヨーグルトを彷彿とさせる独特な香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味がそこそこ強めの渋味を伴いつつも、割と滑らかな口当たりで入ってきて、その渋味由来の奥深さを十分に感じさせつつ、じんわりじんわりと広がっていきます。
 味わいは、やはりレーズンの砂糖まぶしを煮詰めたような、複雑さを孕んだ甘旨味と渋味が厳然たる主役、酸味は僅少で、熟感は結構ありつつも引っかかりやダレを感じさせない独特な世界を
 後味は、若干甘味の余韻を残しつつも自然に引き上げます。

 超濃厚かつ、複雑ながらも純度の高さを感じさせる甘旨味をストレートに楽しめる、オンリーワンの甘口酒でした。
 うん、これこれとつぶやきたくなりますね、個人的にこのお酒に求める「らしさ」はかなり感じられました。
 ただベストのときはもうちょっと純度が高かったかな~、生熟ゆえの複雑味からか、和三盆からはかなり離れてしまっている気はしますね。
 黒村祐、良い面悪い面両方鑑みつつ、来年も買ってしまいそうだなあと思った今日この頃でした。

 ちなみに開栓後ちょっと残して置いてみて、常温で飲んでみたら柔らかさがマシマシになってましたね。
 なんかミルキーみたいな風味も感じるような…やっぱり面白いお酒だなあ。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-275.html

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名称:村祐 黒 本生
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):4,000円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.8/9.0(価格を考慮に入れて)

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2019年01月20日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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