たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 本生

本日の家飲み たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 本生

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 最近の当ブログ一押し銘柄の一つ。

 メロン的日本酒のもう片方はひらがな「たかちよ」の新色になります、珍しく「SEVEN」というサブタイトル(?)が付いてますが、意味は謎。
 たかちよは他の色も具体的な果実の味わいを意識しているらしい(赤はリンゴとか)のですが、こちらは黄緑ラベルかつSEVENの「S」の文字にメロンの「へた」がついているという遊び心のあるデザインで、はっきりと「メロン」を表に出しています。

 ちなみに、以前天吹のバナナ酵母を飲んだ時に特に強く思ったのですが、私の味わいの感想ってラベルに思いっきり引っ張られるんですよね…
 ただまあ、かき氷の各種シロップが実は単なる色違いであることが示すように、ラベル等の視覚情報が味覚に与える影響は私に限らず想像以上に大きいのでしょう。
 そして蔵元がそれを利用することもまた自由ですが、それを「わかりやすい」と捉えるか、「ノイズ」と捉えるかは難しいところだと思いますね。
 
 例によってスペックはほぼ非公開、お値段はお手頃です。

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 上立ち香はガス混じりのお米の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚な甘旨味がドロリと入ってきて、おりの苦味とガス感でギリギリ輪郭を保ちつつ、最後まで高濃度なままで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやあ謎に味わい深いメロンソーダって感じですね、甘味やガス感は兎も角、おりの苦味が自然に絡みつくところなんかには日本酒独自の複雑さを感じます。
 後味は、お約束のようにガス感と苦味がしっかり引き取って、見事にキレます。

 コンセプト通りの、メロンソーダ的な、甘く、青く、苦味もある面白いお酒でした。
 まあ最初に書いたとおり、メロンメロン連発しているのは先入観が強いので、話半分程度に考えてください、ポイントはガスと苦味だと思います。
 充分好みのラインではあるのですが、レギュラースペックで楽しめるお値段以上の甘酸のバランスと比べると、若干まとまりが無いというか、チャレンジ酒っぽい荒削りさは感じましたね。
 たかちよSEVEN、来期により期待を込めたいと思いました。

 開栓後は当然ながらガスが抜けてきます。
 落ち着いて悪くはないのですが、これについてはシュワシュワの方が楽しいかも。

(参考)「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-299.html

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 ちなみに今回自然酒とたかちよを飲み比べて思ったことは、同じメロン味指向でも全然実際の味わいは違うんだなあということかな。
 個人的には前者はメロンシロップ、後者はメロンソーダという印象ですね、どちらも着色料に味わいの認識が引っ張られるところも共通してるかもしれません(苦笑)
 若干イロモノではありましたが、個人的には充分楽しめた2本でした。

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名称:たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 本生
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:16~17度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年09月26日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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