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旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2019年3月製造)

家飲み記録 旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2019年3月製造)

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 徳島県那賀郡那賀町のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 
 前回家飲みした印象がすこぶる良かったので早めのリピートです、信頼の一升瓶買い。
 その記事でいただいたコメント情報によると、生産量は相当少ないみたいです。
 あまり機械化されていない設備で少量仕込み、そして圧倒的な個性、まさに「ザ・地酒」と呼ぶにふさわしい銘柄だと私も思います。
 先日紹介した御山杉や桃の里なんかもそうですが、小規模蔵らしい個性が自分の好みにハマった時の喜びはひとしおですね。
 ただ、そういう蔵は、いつ味が変わったり、はたまた廃業してしまったりするか分からないという危機感もあり…、本当に地酒は一期一会の世界だと思います。

 今回いただくお酒は雄町使用で、精米歩合は70%に留めています、そしてアルコール度数は圧巻の20度。
 2019年3月製造で、同年9月末にいただいています。

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 上立ち香は若干カラメルを纏ったちょっとツンとくるアルコール香がそこそこに。
 含むと、ちょっと粉っぽさのある極めて高密度の旨酸味がグググッと入ってきて、舌上に硬質なアルコール感を感じさせつつ、存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さ控え目で、ブランデーとかの蒸留酒的な奥深い旨味を中心にしつつ、強めの酸味とアルコール感がむしろ濃厚さをガッチリ引き取ってついつい飲み進めてしまうような、日本酒の可能性を感じさせてくれるもの。
 後味は、やはり酸とアルコールの辛さが濃厚さをガッツリ引き取ってキレます。

 超高密度の旨味が強烈なアルコール感と一体になって、酸辛とともにオンリーワンの世界を構築するお酒でした。
 正直なところ、流石にアルコール感にキツさも感じるのですが、旨味の存在感が負けてない結果、独特のバランスが取れていますね。
 いやあやっぱり世界観ありますよこのお酒は…、実に複雑ながらも不思議なほどに飲み疲れない。
 白状しますと、私は一升瓶開栓したときについつい四合ぐらい飲んでしまい、家飲みなのに翌日グロッキーという失態を晒してしまいました…
 旭若松、是が非でも今後も造りを続けていって欲しいと、切に思わせてくれた一本でした。

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名称:旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2019年3月製造)
蔵元情報:那賀酒造有限会社
購入価格(税抜):4,100円/1,800ml
購入した酒屋さん:酒のサンワ(上野)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年04月22日 徳島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2018年3月製造)

家飲み記録 旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2018年3月製造)

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 徳島県那賀郡那賀町のお酒です。
 外飲みでは何度かいただいていますが、家飲みは初めて。

 旭若松は外飲みで好印象ながらどうも縁が無く家飲みできていなかった銘柄の一つです。
 確か生産量が相当少ないんですよね、今回ようやく人形町の「新川屋佐々木酒店」さんで出会えたので喜んで買いました。
 今まで飲んだ経験で印象に残っているのは、かの実力派居酒屋「鎮守の森」で、チーズの冷静スープとのペアリングでいただいたときの味わいですね。
 店長さんから口中で混ぜちゃって飲むのが良いと言われ、その芳醇な旨酸味に「こんなに力強い合わせ方があるのか!」と感銘を受けました。
 
 スペックは雄町利用、精米歩合は70%にとどめた無濾過生原酒、値段は若干お高めですね。
 製造年月を見るに少なくとも1年近くは生熟期間を経ているようです、2018年12月開栓(ちなみに大晦日に飲んでました)。

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 上立ち香は少々ツンとした感じの、ケミカルチックながらも心地よい香りがそこそこに。
 含むと、トロリとした甘味と落ち着いた酸味が相まった感じの旨味が極めて力強く入ってきて、最後までしっかりと濃度を保ちつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、カラメル感をガッツリまとった超濃厚な甘味と、それに完全に一体化した印象の柔らかい酸味が厳然たる主役、渋味や酸は脇役ながらも個性と複雑さをしっかり添えています。
 後味は、主に酸が引き取って、見事なまでにバッチリキレます。

 生熟酒の方向として、一つをかなり突き詰めた感のある、超濃厚複雑生熟甘旨酒でした。
 こっち系のお酒としては非常に甘味が強いのが特徴的ですね、粉っぽさもある濃度で、貴醸酒の古酒に近いニュアンスといいますか…、ただダレ感は皆無(断言)
 いやあこういう世界観のあるお酒は良いですね~、何故かバニラ感もあるようで、実にオンリーワンの個性があります。
 旭若松、「我が道を往く」素晴らしい芳醇酒でした、早いうちにまた購入したいと思います。

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名称:旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2018年3月製造)
蔵元情報:那賀酒造有限会社
購入価格(税抜):1,850円/720ml
購入した酒屋さん:新川屋佐々木酒店(人形町)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年06月07日 徳島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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