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新政 「廻 -Kai-」 平成30年度 秋田県清酒品評会 知事賞受賞酒

家飲み記録 新政 「廻 -Kai-」 平成30年度 秋田県清酒品評会 知事賞受賞酒

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 秋田県秋田市のお酒です、今をときめく新政ですね。

 随分前に出たお酒ですが、別に寝かせてたわけではなく、単純に公開タイミングをずるずる逃してました…
 ちなみにこちら、四合瓶で定価約7,000円ということで、当ブログでは黒村祐を超えてダントツ最高額のお酒になります。
 正直プレ銘柄だからつい買ってしまったという面もありますが、一応理由としては、以前「オクトパスガーデン」という出品酒系のスペック外飲みして非常に旨かった記憶があり、新政のハイエンド酒(特に変わり種スペックの出品酒)を一度じっくり味わってみたかったということもあったりします。
 
 見た目は超豪華ですね~、シリアルナンバーも入っています。
 スペックは酒こまちの精米歩合40%、品評会出品酒としては「生もと」造りというのがポイントでしょうか。

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 上立香は新政らしいフレッシュな酸と甘みを感じる割と硬質な香りがそこそこに。
 含むと、やはり非常に上品な甘味と酸味が落ち着いた口当たりで入ってきて、じわじわと出てくる渋味で奥深さも添えつつ、ゆっくりと口中で溶けていきます。
 味わいは、それこそ和三盆を彷彿とさせる上品な甘みに新政らしい酸が伴う感じ、それに渋味が寄り添うことで更にオンリーワンの世界観を魅せてくれますね、そして当然のように雑味は皆無。
 後味はもうアルコールの刺激すら包み込むように自然に引き上げます。

 極めて上品ながらオンリーワンの世界観を感じる、新政の高スペック酒として納得感のあるお酒でした。
 やっぱり乳酸感もあるし、それっぽいのが流石ですね、それでいてしっかり上品なのが見事。
 まあ実際こういうお酒が賞を取るようになったのは良いことだと思います、山田錦高精白速醸香り酒ばかりではやはり面白くないですし。

 ただまあ、私には過ぎたお酒ですねえ…、お味もお値段も。
 好みが似ている母と一緒に飲んだのですが、「桃の里の大吟醸(3,000円)の方が美味しい」という感想に落ち着きました。
 これは新政をディスるつもりでは無く、やっぱり好みなんてそんなもんだと思うんですよね。
 日本酒は数が多いだけに特定銘柄に人気が偏りがちですが、ある程度詳しくなったら是非自分が好きな(あまり有名でない)銘柄を見つける旅に出るのも良いものだと、個人的には思います。
 当ブログがその助けになってくれたなら、こんなに嬉しいことはないですね。

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名称:新政 「廻 -Kai-」 平成30年度 秋田県清酒品評会 知事賞受賞酒
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):6,944円/720ml
お気に入り度:高すぎるので判定不能

■おまけギャラリー:今まで外飲みした新政の一部

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 いやあ何やかやでえらい飲んでる(というか飲ませてもらってる)なあ…
 ちなみにマイナンバーワン新政は断トツで見えピンっす。

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タグ: 新政

2020年07月12日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

新政 陽乃鳥 貴醸酒 30BY

家飲み記録 新政 陽乃鳥 貴醸酒 30BY

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 秋田県秋田市のお酒です、何だかんだで新政は結構飲んでますが、この陽乃鳥(ひのとり)の家飲みは初めてですね。

 すっかり人気銘柄になった新政ですが、個人的には昔やまユ含めて十分飲んだという意識があり(イキり)、基本好みの方向性でもないので最近はあまり家飲みしてなかったりします。
 ただ、亜麻猫の甘いロットとか、「甘い新政」についてはかなり好印象があるので、今回セレクトした次第です。
 裏ラベルには10周年と記載がありますが、この「陽乃鳥」は油長酒造(風の森の蔵)が所有していた商標に引っかかり、一時期「茜孔雀」という名前になっていたことがあります。
 が、最近、油長酒造から許可が出たということで、晴れて元の名前に戻したという経緯があったとか…、まあ豆知識。

 詳細スペックは裏に記載の通り、BYや製造年月、出荷年月が明記されているのは素晴らしいですね。
 はっきり「貴醸酒」を名乗っているので、新政酒造も貴醸酒協会に入っているものと思われます。

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 上立ち香は…、なんか蒸留酒的なアルコール臭がしますね、これがオーク由来なのかしら、ただ強さは控えめ。
 含むと、かなり強めながら柔らかい印象の甘味が、これまた存在感のある乳酸味、そしてオーク由来っぽい渋味を纏いつつ、最後までまろやかさを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり貴醸酒的っぽい、洋梨を煮詰めたような甘味が中心、そして酸味がやっぱり新政っぽいんだよなあ、渋味は意外と奥深さを添える程度って感じですね。
 後味は、ちょっと甘渋を口中に残しつつ、酸があくまで優しく引き取ります。

 貴醸酒らしい極めて濃厚な甘旨味と、酸味、渋味がトライアングル的なバランスを保つ、完成度の高い甘口酒でした。
 いやあ悔しいけど好きですよこれは(笑)鼻に抜ける香りがまさに新政特有、天蛙とかとも共通する乳酸風味のものなのですが、それと甘味とのバランスが非常に良いですね。
 ただ、流石に量を飲むのは厳しい感じではあります、日々の家飲みの最後に冷やして一杯やるというのが個人的にはオススメ。
 新政の魅力を再認識させられてしまった一本でした、貴醸酒の中でもかなりハイレベルな逸品かと…

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名称:新政 陽乃鳥 貴醸酒 30BY
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,759円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年04月07日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

新政 No.6 A-type 純米生原酒

家飲み記録 新政 No.6 A-type 純米生原酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は11回目、いやあ結構飲んでますね。

 このお酒は蔵元が6月6日を「六号酵母の日」と位置付けて、それを記念する形で限定品として発売したものだったかと思います。
 今をときめく新政の限定品ということで界隈はざわついていたのですが、私は特に狙ってはいませんでした。
 が、確か6月7日にたまたま東京駅に寄る機会があり、慣例のようにはせがわ酒店グランスタ店を覗いたところ、思いもがけずこちらを見かけ、つい買ってしまった次第です。
 凄い勢いで売れていたので多分数時間で瞬殺だったでしょうね、こういうものにも「物欲センサー」って働くんだなあと思いました。
 ちなみに、どうやらオークションでは定価の6倍ぐらい、一万近くの値段で取引されていたとか…なんともげんなりする話ですね。
 
 見た目的にはなんといっても赤色ボトルが目を引きます。(個人的には日下無双を思い出しましたが)
 使用米は美山錦ということで「ラピス」ラベルと同じですね、生もとの生原酒。
 精米歩合が麹、掛ともに66%というのはちょっと意外でした、基本的に麹を高精白にするスタイルにしたという認識だったので…

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 上立ち香は…、いわばサイダー的なスッキリとした酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、クリアな酸を伴った旨味がスルスルと入ってきて、ほんの少々の渋味的なものを口中に残しつつ、最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり酸がメインで程々の甘味を伴った、青いマスカット的な旨味が中心にありますね、純度は高くてクリアーな印象なのですが、若干もっちゃりするような渋味がありますね
 後味は予想通り酸が引き取る形でしっかり引き上げます。

 実に新政らしいクリアな酸が魅力的な、程よい濃度でスルスルイケる系モダン酒でした。
 まあ新政としては普通って感じかな…、何で麹66にしたのかわかりませんが、折角の透明感に若干モヤが掛かっているような…
 ただ、苦味が本当に皆無なのにダレ感がないのは流石ではあります、新政ファンなら十分美味しくいただけるでしょう。
 しかしまあこのお酒がオークション対象になるのはいびつとしか言いようがないですねえ。
 売る方はお金目当てなのである意味しょうがないとして、買う方は…ハッキリ言って凄くカッコ悪いと思います、蔵元の想いも裏切っているわけですしね。
 新政、今後も飲みたいときは定価でいただきたいものだと思いました。

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名称:新政 No.6 A-type 純米生原酒
精米歩合:66%
使用米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,528円/740ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(東京駅グランスタ)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 新政 純米

2018年10月26日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

新政 No.6 R-type「Essence」 純米生原酒

本日の家飲み 新政 No.6 R-type「Essence」 純米生原酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 なんだかんだで同蔵のお酒の紹介は10回目と、かなりの回数になっています。

 今をときめく新政になります。
 私と新政との関係としては、木桶になる前の「やまユ」の旨さに衝撃を受けて以来、色々と紆余曲折がありつつもスターダムをのし上がっていく様を、若干の距離を開けつつも面白く注目してきたという感じでした。
 まあここまで有名になってくるとあえて家飲みする機会が減ってくるのは、マニアの心情としてはありがちでしょう。
 今回はたまたま店頭で他のお酒にビビっとくるものがなくふらついていたところ、「そういやNo.6家飲みしたこと無いではないか」と気づき、一発じっくりやってみるかと購入した次第です。

 No.6は蔵元ホームページにもあるように、R、S、Xの三種類出ているのですが、私は迷わず一番安いRタイプをセレクト。(この名前はどうしても某シューティングを思い出す…)
 使用米の品種を書いていないのは謎ですが、麹40、掛60まで削っていて、度数は原酒で15度と低め。
 なお、「Essence」は無加圧分(中取りと同義?)を詰めた限定品らしく、通常品より少々お高くなっています。
 後、キャップに出荷年月と製造年月(瓶詰時期)を記載しているのは素晴らしい!

 裏ラベルには他にも色々と解説がありますが、下線を引いてまで「特約店で買うように」ということを強調しているのが目につきます。
 で、じゃあどこで買えるのかを蔵元ホームページを探したところ、なぜか「会社案内」のコーナーに「電話くれれば教えるよ」という記述がちょろっと
 私の感覚からすると今日日あり得ない殿様商売だと思うのですが、どうなのでしょうか(まあ別に新政だけの問題じゃないのですが)。
 こんな裏書するのなら、最低限特約店一覧をホームページで公開すべきだし、そうするのに支障があるならそれを解決する努力をすべきだというのが、私の一消費者としての意見ですね。(かの旭酒造は随分前からやっているはず)

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 上立ち香はフレッシュな果実香がわりと控えめに。
 含むと、やはり乳酸系の酸味を伴う柔らかい甘旨味が自然に入ってきて、少々唾液腺を刺激しつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、いかにも最近の新政らしいマスカット風(?)の乳酸飲料の甘旨味が主役で、苦渋辛が皆無ながら酸味でキッチリ引き締めるモダンなもの。
 後味はその酸でお値段以上に上品に引き上げていきます。

 全体的に、丸く、優しく、ある程度の濃度を残しながら、非常に飲みやすいお酒でした。
 そこまでお高く無いのに、初心者が良く抱く日本酒の悪いイメージの部分(キツい、古臭い)を極限まで削り取った感じは見事。
 ただ、低アル感がちょっと私には物足りないんですよね、軽いというか薄いというか…何より面白味が無い感じで、キレイさ、透明感がそれに拍車をかけている気すらします。
 とりあえずNo.6に関しては、「人には勧めるけど自分からは飲まないお酒」というのが現状の認識となりました。

 温度が上がってくると、酸が強まってきて透明度は落ちますね。
 でも、これはこれで悪くは無い気がします、やはり通常の吟醸酒とくらべると芯は強い印象でした。

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名称:新政 No.6 R-type「Essence」 純米生原酒
精米歩合: 麹40% 掛60%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):約1,500円(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 新政 純米

2016年12月13日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

新政Colors 純米 翡翠(ジェイド) 別誂 生もと 木桶仕込

本日の家飲み 新政Colors 純米 翡翠(ジェイド) 別誂 生もと 木桶仕込

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 秋田県秋田市のお酒です。
 もはや押しも押されぬ有名銘柄でしょう、やまユ等の特別品を合わせると当ブログでの紹介も五回を超えています。

 今回いただく「翡翠」ラベルは、「別誂」の文字が示すように、「矢島酒店」さんのPB商品になります。
 うーむ、今をときめく新政でPB商品を出せるって凄いですね…、よほど蔵元さんとの信頼関係が深いのでしょう。
 ちなみに案の定、通販開始から間もなく完売という感じでした、私のようなミーハーが大量にいるということですね…

 スペック的には、最近の新政の方針に従い、「6号酵母」を利用した「生もと」であることを前提に、麹に「酒こまち」、掛に「美郷錦」を使って、「木桶」で仕込んだお酒とのこと。
 現在の「Colors」ラベルについて、「酒こまち」が「エクリュ(白っぽい)」ラベル、「美郷錦」が「ヴィリジアン」ラベルを使っていることから、その二つを掛け合わせた色にしたそうです。
 このあたり相変わらず裏ラベルにしっかり書いてあるのはやはり素敵。

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 上立ち香は乳酸を感じる優しい香りがそこそこに。
 含むと、やはり乳酸らしい甘酢っぱ系のキレイな旨味がスルリと入ってきて、上品さを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、最近の新政らしい深みと透明感を両立した甘酸の旨味が主役、苦味渋味は皆無で、とにかく純度が高い旨味を楽しめます。
 後味は仄かな酸味を残しつつ、透明感を保ったまま引き上げていきます。

 山廃的なやさしい乳酸味を、高純度でキレイに楽しめる、個性派旨酒でした。
 新政は最近「新政らしい」旨味を確立したような気がしますね、酸味の使い方が独特で、あくまで上品さを感じます。
 ただ、正直私のストライクゾーンからは少々外れてきたかも、そして何より値段が…
 新政は、多少距離をおきつつ、動向を注視していきたいと思います。

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名称:新政Colors 純米 翡翠(ジェイド) 別誂 生もと 木桶仕込
精米歩合: 麹米:40% 掛米:50%
酒米: 麹米:酒こまち 掛米:美郷錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,907円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年03月07日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

新政Colors 純米 瑠璃(ラピス) 中取り

本日の家飲み 新政Colors 純米 瑠璃(ラピス) 中取り

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 秋田県秋田市のお酒です。
 ブログで何回も紹介している銘柄ですね。

 新政のカラーラベルについては今期すでにエクリュラベルをいただいています。
 すっかり「流行銘柄」となった新政ですが、最近の急激な方針の変化の関係で、周辺からは毀誉褒貶激しい状況のようです。
 特に出荷数について一升瓶を大きく減らして四合瓶を増やしたことには賛否あるとか…
 家飲み派の自分は基本歓迎なのですが、コスパ重視の方や料飲店はちょっと不満でしょうね。
 私も高価格化路線は少し心配です。

 さて、スペックとしては、ます以前の青やまユ同様美山錦を使っているところがポイントかな。
 結構高精白ですが、特別純米とすらしないところにこだわりを感じますね。
 限定品ということで、遮光ビニールに包まれていて、少しお高めです。

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 上立ち香は山廃的な落ち着いた酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、存在感のある太い旨味が、しかし滑らかな口当たりで入ってきて、徐々に出てくる酸味で唾液線を刺激しながら染みこんできます。
 旨味は今風の山廃、それも生酒によく感じる太くて柔らかい印象の味わい、かつ甘味がしっかりしていて苦味等の雑味がないために飲みにくさは皆無。
 後味はその酸が綺麗に引き上げていきます。

 力強さと上品さをしっかり兼ね備えた、確かに温故知新を感じさせる味わいの旨酒でした。
 少なくとも昨年のビリジアンより自分好みで、むしろやまユに近いしっかりとした存在感があります。
 新政は完全にオンリーワンの酒質を確立していますね、昨今のブレイクが話題性先行でないことは確かだと思います。
 ただ、あんまり値段は上げないで欲しいなあ…

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名称:新政Colors 純米 瑠璃(ラピス) 中取り
精米歩合: 麹米:40% 掛米:50%
酒米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,806円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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タグ: 新政 純米

2015年06月16日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

新政Colors 純米 生成(エクリュ)

本日の家飲み 新政Colors 純米 生成(エクリュ)

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 秋田県秋田市のお酒です。
 家飲み、外飲みは何度もしてますが、このシリーズのお酒をブログで紹介するのは初めてですね。

 新政酒造は現在業界で最も注目されている酒蔵の一つなのではないでしょうか。
 東大出の佐藤祐輔社長の最近のメディア露出っぷりは、獺祭の桜井社長を彷彿とさせる勢いです。
 その関係で最近売り切れも早いですね…、ただ、限定品系に比べてこの「Colors」ラベルは割と量があるように思います。

 ラインナップや名前がコロコロ変わる印象の新政ですが、今年も色々と変更があったようですね。
 特にこの白いエクリュラベルは、昨年は高スペックのお酒に貼られていたものかと思います、非常にわかりにくい。
 まあ今年、「Colors」ラベルは酒米のカラーをやまユと合わせて整理したみたいですし、今後は少なくとも定番品については方向性を固定して欲しいところです。


 上立ち香は乳酸らしい感じの爽やかな香がそこそこに。
 含むと、個性的な甘酸の旨味が固まりで入ってきて、酸で唾液腺を刺激しながら染みこんできます。
 旨味は甘味と酸味が拮抗する印象の、乳酸菌飲料っぽい味わいで、雑味が皆無で透明感があるところが見事。
 後味はその酸がしっかりと引き上げていきます。

 山廃系らしい甘酸の魅力を、やさしく丁寧に伝えてくれる、コスパ抜群のお酒でした。
 最近飲んだ「穏」とかなり似ている感じですね、今風の山廃系という意味で共通している感じ。
 それにしても、このお酒がこの値段というのは凄いなあ、やまユが高くなったのに合わせて、このシリーズの酒質を凄く上げてきた印象です。
 今の新政なら、どのお酒でもそれぞれ楽しめるのだなあと、信頼を強めてくれたお酒でした。

 なお、燗を付けるとやっぱり酸味が増しますが、びっくりするほど甘旨味も濃厚になってきます。
 これはどう飲んでも旨いお酒ですね…、菌の力強さを感じるという印象。

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名称:新政Colors 純米 生成(エクリュ)
精米歩合: 麹米:40% 掛米:60%
酒米:酒こまち
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,259円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 新政 純米

2015年04月05日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

(プチ感想)青やまユ 生酒 25BY

名称:青やまユ 生酒 25BY
飲んだ場所:麹町市場

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 まあ何度もいただいているやまユなのですが、ポイントは飲んだのが出荷から半年経っていることです。
 店長さんと意見が一致したのですが、新酒のときより木香がはっきり出てきていました。
 それも安物の樽酒のベニヤ板みたいな香りでなく、やさしく深みのある香りでしたね。
 味わいにも素直にコクが出てきていて、全体の印象も新酒より良かったです。
 やまユは正直木桶じゃない時代の方が好みなのですが(値段・入手性含む)、このお酒には木桶の可能性を感じました。

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2015年02月16日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

陽乃鳥 純米仕込み 貴醸酒 火入れ

本日の家飲み 陽乃鳥(ひのとり) 純米仕込み 貴醸酒 火入れ

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 秋田県秋田市のお酒です。
 桃やまユに続き、連続での新政酒造のお酒紹介となりました。

 このお酒、商標の関係で前年まで「茜孔雀」という名前だったものを、商標保持者の許可を得て初期の名前「陽乃鳥」に戻したという経緯が裏ラベルに書いてあります。
 その商標保持者はなんと私の愛する「風の森」の蔵元さんとのこと。
 自分のお気に入り銘柄が面白いところで繋がっていたことに面白さを感じました。

 さて、このお酒の特徴は何といっても「貴醸酒(きじょうしゅ)」であることです。
 貴醸酒とはwikipediaの記載によると、まあざっくり言って水の代わりにお酒で仕込んだ酒らしいですね。
 私が飲んだことのある貴醸酒は笑四季酒造のモンスーンがありますが、甘口派の私でも閉口するぐらいの超甘口だった記憶が残っています。

 ちなみにこちらは桃やまユと共に酒屋さんの冷蔵庫に並んでいて、高価なこともありしばらく迷ったのですが、前行きつけの居酒屋さんに「今期の陽乃鳥はまるめちさんの好みかと思います」と言われたことを思いだし、結局両方買ってしまいました。
 陽乃鳥に関しては「オーク樽貯蔵」という面白いことをやっているものもあるのですが、こちらは普通の方ですね。 

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 上立ち香はやはり甘酸を感じる、しかしスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ複雑で新しい旨みがググっときて、酸とほんの少々の辛苦さっぽい刺激で輪郭を整えたまま入ってきます。
 旨味は独特な甘味中心ながら、甘ったるさはあまり感じずむしろ酸味と辛苦さの切れの良さが印象的です。
 これは個性的ですね、そして結構こなれている完成度があると思います。
 後味は濃厚さが嘘のように見事に酸辛苦で力強くキレます。

 甘酸主役の個性的な旨味を、見事なまでに自然に引き締める、個性派旨酒でした。
 貴醸酒は鬼のような甘さが特徴と思っていたのですが、このお酒では全然そんなことは無かったですね。
 ただ、鬼のように濃厚ではあると思います、それだけにキレの良さが心地良い。
 ちょっとお高めなのはしょうがないとして、陽乃鳥も亜麻猫等同様ロングセラーになりそうな予感がします。

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(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/16992245.html

名称:陽乃鳥 純米仕込み 貴醸酒 火入れ
精米歩合: 麹米:40% 掛米:65%
酒米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,759円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2014年11月10日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃やまユ 改良信交 火入れ

本日の家飲み 桃やまユ 改良信交 火入れ

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 秋田県秋田市のお酒です。
 私のお気に入り銘柄の一つで、ブログでの個別の紹介は3回目。

 こちらは桃色ラベルのやまユなのですが、写真ではまったく色がわかりませんね…(ちなみに実物も色は薄いです)
 やまユも、而今などと同じくラベルの色ごとに使用米が違い、桃は「改良信交」という酒米を使っています。
 この改良信交については名物杜氏佐藤祐輔氏のブログに詳細な解説がありました
 亀ノ尾とたかね錦の子供の品種ですから、なかなかのサラブレッドですね、他では「くどき上手」や「白露垂珠」が使っているみたいです。

 さて、25BYから木桶仕込となったやまユですが、私は既に家で白(酒こまち使用)の生酒をいただいています
 どうしても比べてしまう上にお値段も高めなので、飲む前のハードルも上がってしまうのですが、いかがでしょうか。

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 開栓時には栓が飛ばないまでもプシューッと強めにガスが出ました。

 上立ち香は甘酸を感じる、木香とは離れた香りが控えめに。
 含むと芳醇フルーティーな甘旨味が滑らかな舌触りで滑りこんできて、優しい酸味と共にじんわりと染みこんできます。
 旨味は白やまユ同様上品な感じの甘酸を感じるフルーティーなものです、特に独特な酸味が特徴かな。
 やはり火入れらしくフレッシュさは少し引っ込んでますが、それでも芳醇で個性的な旨味は健在。
 後味も酸味が引き上げていく感じでキレます。

 個性的で綺麗な甘酸味が魅力の、やさしい芳醇旨酒でした。
 白同様非常に飲みやすくてスイスイいってしまいます、これはガスにも秘訣がありそうですね、少し風の森に似ている気がします。
 ただ、個人的にはやまユはやっぱりフレッシュな生が好きかなあ(あとは値段が…)。
 飲めるかどうかはわかりませんが、いつか青と緑もじっくり飲みたいと思いました。

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(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/17012543.html

名称:桃やまユ 改良信交 火入れ
精米歩合: 麹米:40% 掛米:55%
酒米:改良信交
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,852円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0(値段も考慮に入れて)

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タグ: やまユ 新政

2014年11月06日 秋田の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

白やまユ 酒こまち 生酒 25BY

本日の家飲み 白やまユ 酒こまち 生酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 やまユは外飲みでは見かけるたびにいただいていて、このブログでも24BYのものを取り上げています。

 今期のやまユは「木桶」を使って仕込んでいるということが最大の特徴とのこと、詳しくは例によって裏ラベルを参照してください(記事下部のサムネをクリックして拡大すればたぶん読めると思います)。
 それが原因か不明ですが、今回いつも以上に流通が少ないらしく、入手に非常に苦労しました。
 最近は亜麻猫や天蛙なども結構売り切れが早いので、やまユというよりは新政酒造の人気が急上昇中なのだろうと考えます。

 それ以外のスペック的には麹を40まで磨いているのが目に留まります。
 亜麻猫・改でもそうだったことを考えると、麹を多めに削るところになにかポイントがあるのかも。

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 上立ち香は控えめで木香のようなものはあまり感じず。
 含むと、上品な甘旨酸がほんの少々のガス感と共にスルリと入り込んできて、じわじわと広がっていきます。
 旨味は柑橘系果実のように甘酸のバランスが良く、フレッシュさと飲みやすさも相まってガンガン進んでしまいます。
 木香は最後までハッキリとは感じられませんでしたが、確かに味わいに独特の柔らかさがあるので、これが木桶の力なのかしら。
 後味はその酸味で自然にキレる感じ。

 アルコール度低めだということだけではない飲みやすさと、心地良い甘旨味のあるお酒でした。
 正直なところ、いくらでも飲めてしまいそうで止め時を見つけるのに非常に苦労してしまいました。
 毎回言っているような気がしますが、佐藤祐介氏は本当に天才だと思います。
 少しお高いのと入手難易度が玉に瑕ですが、やまユはやっぱり追い続けたいです。

 なお常温になるとガスが弱くなり、味わいは相変わらずしっかりしているのですが喉越しが自然になりますね。
 驚くことにさらに飲みやすくなってしまいます、これは危険だなあ…。

 さらに二日目以降になると、木香らしい独特な旨味も出てくるような…。
 グレープジュースのような面白い甘味も出てくるし、凄く面白いですね。
 いやあ色々な魅力があります、凄いお酒だ。

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名称:白やまユ 酒こまち 生酒
精米歩合: 麹米:40% 掛米:55%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,851円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2014年09月17日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

亜麻猫・改 生酒

本日の家飲み 亜麻猫・改 生酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 当ブログでは同蔵の「やまユ」について何度か紹介していますね。

 こちらを醸す新政酒造は、現在通常に使われている協会酵母のなかで最も古い「6号酵母」発祥の地としても有名な、由緒正しい蔵です。
 しかし、今この蔵が日本酒好きから注目を集めている所以はその「伝統」ではなく、前回にも書いたような佐藤祐輔杜氏の多岐にわたるチャレンジングスピリットによるものと言えるでしょう。

 このお酒もその精神を体現するような一種変態的なスペックのお酒です。
 通常焼酎に用いられるタイプの麹である「白麹」を主に用いている、通常の日本酒の2倍の「酸度」を持つお酒になっています。(ここらへんの用語を噛み砕くと長くなるので、興味がある方はググってください…)
 それに加えて、麹米を4割まで削っていたり、20%半ばと麹歩合を細かく調整しているあたり、深い研究と試行錯誤をされているのだろうと想像させますね。
 例によって裏ラベルの解説も充実しているので必見です。

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 上立ち香はやっぱり酸を感じる甘い果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚な甘旨味をまず感じますが、じょじょに強烈な酸味が出てきて唾液腺を刺激されるような甘酢っぱい味わいが広がります。
 旨味は通常の亜麻猫ややまユに感じるような甘味中心でマスカット様のキレイなものですが、それに酸味が思いっきり絡みつく感じですね。
 後味はその酸っぱさで口がすぼまる感じでキレます。

 オンリーワンの、濃厚ながらキレイな味わいの甘酢っぱ酒でした。
 このお酒の凄いところは表現しづらいのですが、これだけ強烈な酸味という個性がありながら、一つの個性派酒として「完成されている」ように感じられることです。
 凄いところでバランスが取れていて、飲み飽きないというか飲み進めるほどに魅力が伝わってくる感じですね。
 佐藤祐輔杜氏の恐ろしいまでのセンスをひしひしと感じました。

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名称:亜麻猫・改 生酒
製法情報:生酒 原酒
精米歩合: 麹40% 掛65%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社(秋田県秋田市)
製造年月:2013/3(25BY)
購入価格(税込):1,400円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 亜麻猫 新政

2014年05月07日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白やまユ 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 白やまユ 純米吟醸 生酒

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 秋田酒3連発のとりを飾るのはやまユです。
 こちらを醸す新政酒蔵の佐藤祐輔専務は、今地酒業界で一番注目されている人なのではないでしょうか。
 ブログ「蔵元駄文」では酒造りについて積極的に情報発信されてますし、白麹菌を利用した「亜麻猫」、低アルコールの「碧蛙」などなど、チャレンジ酒を意欲的に世に出しています。

 「やまユ」はそんな佐藤祐輔専務の名前の頭文字を冠した、特別ブランドです、ラベルも特徴的ですね。
 通常であれば白以外にも緑、青、桃など各色発売されるのですが、各所の情報によると24BYの生は今のところこの白しか売られていないようですね。
 どうやら出来に納得が行かなかったとか…、ここらへんのこだわりは個人的に山間と被るように思えます。

 今回、白の再入荷の情報を聞いて、居てもたってもいられずに買ってきてしまいました。
 相変わらず裏ラベルにはびっしりとお酒の解説が。
 アルコール度を14度に抑えた原酒というのがポイントですね、早速頂きます。

 上立ち香からして、甘くて心地良いフレッシュで濃厚な果実香が漂っています。
 含むと、いかにも生といった濃厚ながら優しい甘旨味がじわりと広がる感じで、苦渋味は皆無。
 旨味は甘味中心で、個人的にはマスカット様に感じるかな…。
 ラベルのイメージもあって白ワインを彷彿とさせる上品な旨味です。
 低度数に加えて酸味が働き飲みくちは軽快で、すいすいイケてしまう危険さがありますね。
 後味は、最後になってほんの少々でてくる渋味を残しつつ、しっかりとキレます。

 濃厚でフレッシュな甘旨味と、クセのない飲みやすさを兼ね備えた美酒でした。
 日本酒離れした個性に最近飲んだソガを思い出しました、比べると酸味がちょい抑えめでより甘味が立っている感じです。
 やっぱりやまユは個人的なストライクゾーンにドンピシャだなあ、本当は他の色も飲みたかった…。
 まあ火入れを待つことといたしましょう。

 なお今回二日で飲みきってしまったのですが、二日目がまた旨かったです。
 綺麗なままで落ち着いてくる感じでした、一升瓶でもじっくり楽しめたかもしれません。


 しかし、今回の秋田酒は3本とも素晴らしく自分好みでした。
 今までも注目はしていましたが、自分の中で秋田酒の株が暴騰した今日この頃。

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名称:白やまユ 純米吟醸 生酒
製法情報:生酒 原酒
精米歩合:50%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:14%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社(秋田県秋田市)
製造年月:2013/4(24BY)
購入価格(税込):1,650円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2013年05月18日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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