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十二六(どぶろく) 甘酸泡楽

家飲み記録 十二六(どぶろく) 甘酸泡楽

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 長野県佐久市のお酒です、同蔵のお酒の紹介は二回目。

 こちらを醸す武重本家酒造の通常銘柄は「御園竹」、当ブログでは以前「五夏越」という変わり種のお酒を紹介しています。
 少なくとも首都圏では御園竹自体よりこの十二六の方が良く見かける気がしますね、非常に造り込んだ専用情報サイトがあることを見ても、恐らく蔵の主力商品なのでしょう。(doburoku.jpというURLも凄い)
 独特の形の透明瓶にぎっしりとお米が詰まっているこの見た目、なかなかオーラがありますね。

 品目は「濁酒」、アルコール度%、さらに日本酒度-100前後、酸度3~5ということなので、もはや清酒とは完全に異なるカテゴリのお酒でしょう。
 「賞味期限」の記載があるのもある意味新鮮ですねえ、製造から20日となかなかに短く、しかも要冷蔵なのでかなり注意が必要かと。
 噴き出し防止の為、内容量が600mlどまりなので、日本酒と比べると結構割高な印象があります。

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 上立ち香はまさに炊いたお米的な濃い香りがそこそこに。
 含むと、どろり濃厚なお米の旨味が少々のガスを伴いつつ入ってきて、柔らかい米粒感で、もぐもぐした食感を楽しませてくれます。
 味わいは、炊きたてご飯の甘味をブーストしたような旨味が主役、フレッシュ感やバナナ(?)的な風味もあって、食感も相まってなんというかスムージー的な魅力がありますね。
 後味は、甘味と米粒を若干口中に残しつつ、ゆるゆると引き上げます。

 お米由来の甘味をどストレートに、そして高純度に楽しませてくれる、正統派甘口どぶろくでした。
 いやあこの甘味は無茶苦茶好みなんですが、やっぱりアルコールが薄いのが物足りないなあ…
 どぶろく飲むと逆説的に毎度思うわけですが、私の愛する甘口無濾過生原酒は、やはり甘さに加えてアルコールのインパクトも大事なんだなあと、改めて認識しますね。
 さはさりながら、こちらはどぶろくとしては非常に完成度が高いとは思いました、流石のブランドという感じでしょう。
 十二六、また今度、どぶろくの気分のときにセレクトしてみようと思いました。

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名称:十二六(どぶろく) 甘酸泡楽
蔵元情報:武重本家酒造株式会社
購入価格(税抜):1,429円/720ml
購入した酒屋さん:升新商店
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年12月29日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越

家飲み記録 御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越

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 長野県佐久市のお酒です。
 家飲み経験は結構ありますが、意外にも家飲みは初めて。

 こちらを醸す武重本家酒造の他銘柄としては「牧水」というのもありますね、個人的には大長野酒まつりなどで何度かいただいた覚えがあります。
 が、地酒屋によく行く人に取っては、どぶろく「十二六」の醸造元としての方が有名なのではないでしょうか。
 最近は色々なところのどぶろくを東京の地酒屋で見かけますが、十二六はその中でもかなり早い段階から人気商品として扱われていたような記憶がありますね。

 今回いただくのは、精米歩合や特定名称の記載の無い、アル添有の火入れ普通酒です、が、特徴は何といっても「五夏越」というところでしょう。
 2013年醸造で、2017年9月瓶詰ですからね~、「ひやおろし」なんて目じゃないレベルの熟成期間になってます、その割にはお値段は千円ちょいなので良心的と言えるでしょう。
 さらに実際の開栓は2019年7月なので「六夏越」コンディションでいただいております(どうせなら後数ヶ月引っ張って「七夏越」にすれば良かった…)。
 
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 上立ち香はかなり熟感のある思いっきりアルコール的な香りがそこそこに。
 含むと、乳酸感が極めて強い超濃厚な旨味が結構な熟成感を纏って、しかし柔らかさもある口当たりで入ってきて、尻上がりに出てくるアルコール的辛さでガッツリ引き締まりつつ、ドドドと胃に流れ込んできます。
 味わいは、がっつり熟していながら全然枯れた感じのしない野太い感じの旨味を、乳酸のニュアンスと、露骨なアルコールのキレがせめぎ合う危うくも面白いバランスを感じるもの。
 後味は、熟感の余韻を口中に残しつつ、辛さでしっかりと引き上げる印象。

 もともとの濃厚な甘味旨味と、五年の熟感とアル添の辛さが、口の中で激戦を繰り広げる超インパクトの芳醇熟酒でした。
 これはかなりアル添してるんじゃないかなあ…、何というか一種の「開き直り」を感じるんですよね、正直苦手な人は苦手でしょうし、好きな人は楽しめるタイプ。
 個人的にはまだ評価が難しいお酒ですが、単純に枯れた感じよりは好みですね、そしてこのお値段は本当に良心的だと思います。
 御園竹、次は通常スペックもいただいてみたいと思いました。

 お酒的に燗をつけるべきかなあと思って付けてみたのですが、なんか薬っぽさが出てきたな…
 理由はよくわかりませんが、個人的には常温あたりが好きでした。

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名称:御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越
蔵元情報:武重本家酒造株式会社
購入価格(税抜):1,112円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年10月10日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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