FC2ブログ

御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越

家飲み記録 御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越

20190909190601136.jpg  20190909190637289.jpg

 長野県佐久市のお酒です。
 家飲み経験は結構ありますが、意外にも家飲みは初めて。

 こちらを醸す武重本家酒造の他銘柄としては「牧水」というのもありますね、個人的には大長野酒まつりなどで何度かいただいた覚えがあります。
 が、地酒屋によく行く人に取っては、どぶろく「十二六」の醸造元としての方が有名なのではないでしょうか。
 最近は色々なところのどぶろくを東京の地酒屋で見かけますが、十二六はその中でもかなり早い段階から人気商品として扱われていたような記憶がありますね。

 今回いただくのは、精米歩合や特定名称の記載の無い、アル添有の火入れ普通酒です、が、特徴は何といっても「五夏越」というところでしょう。
 2013年醸造で、2017年9月瓶詰ですからね~、「ひやおろし」なんて目じゃないレベルの熟成期間になってます、その割にはお値段は千円ちょいなので良心的と言えるでしょう。
 さらに実際の開栓は2019年7月なので「六夏越」コンディションでいただいております(どうせなら後数ヶ月引っ張って「七夏越」にすれば良かった…)。
 
20190909190648741.jpg

 上立ち香はかなり熟感のある思いっきりアルコール的な香りがそこそこに。
 含むと、乳酸感が極めて強い超濃厚な旨味が結構な熟成感を纏って、しかし柔らかさもある口当たりで入ってきて、尻上がりに出てくるアルコール的辛さでガッツリ引き締まりつつ、ドドドと胃に流れ込んできます。
 味わいは、がっつり熟していながら全然枯れた感じのしない野太い感じの旨味を、乳酸のニュアンスと、露骨なアルコールのキレがせめぎ合う危うくも面白いバランスを感じるもの。
 後味は、熟感の余韻を口中に残しつつ、辛さでしっかりと引き上げる印象。

 もともとの濃厚な甘味旨味と、五年の熟感とアル添の辛さが、口の中で激戦を繰り広げる超インパクトの芳醇熟酒でした。
 これはかなりアル添してるんじゃないかなあ…、何というか一種の「開き直り」を感じるんですよね、正直苦手な人は苦手でしょうし、好きな人は楽しめるタイプ。
 個人的にはまだ評価が難しいお酒ですが、単純に枯れた感じよりは好みですね、そしてこのお値段は本当に良心的だと思います。
 御園竹、次は通常スペックもいただいてみたいと思いました。

 お酒的に燗をつけるべきかなあと思って付けてみたのですが、なんか薬っぽさが出てきたな…
 理由はよくわかりませんが、個人的には常温あたりが好きでした。

20190909190710476.jpg  20190909190659050.jpg

名称:御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越
蔵元情報:武重本家酒造株式会社
購入価格(税抜):1,112円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年10月10日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |