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奥播磨 山廃純米生 兵庫夢錦五十五 26BY

家飲みプチ感想 奥播磨 山廃純米生 兵庫夢錦五十五 26BY

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 伊勢元酒店さんの冷蔵庫ではやけにBYが古い生熟酒をちょくちょく見かけるのですが、大体素敵な味わいの掘り出し物なのでつい買ってしまいます。
 ただ、今回は製造年月を見る限り、蔵元熟成っぽいですね。
 過去の感想は「奥播磨」タグをご参照ください。

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 上立ち香は酸と熟感をハッキリ感じる若干刺激的な香りが気持ち強めに。
 含むと、やはりハッキリ酸っぱいレベルの力強い酸を纏った旨味が唾液腺を刺激しながら入ってきて、最後までガッチリ引き締まったまま、割と自然に喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに熟!酸!旨!がそれぞれ強烈に主張しつつも力強いバランスを保つ、野太くも粗さの無いもので、熟感あれどまったく枯れを感じさせないところが流石。
 後味は熟感の余韻を残しつつも濃厚さをガッツリ酸で引き取る、いかにも芳醇辛口酒的なキレ。

 4年という生熟年月をしっかり感じさせる、極めて力強く野太い、超芳醇熟旨辛酒でした。
 バランスが崩れているわけではないのですが、開けたて冷酒だとちょっと酸と熟がキツめに感じたので、ああ、こりゃ断然燗だわと思って、熱めに付けてみると…、やはり大正解!
 これまた熟酸旨なのですが、より一体感と濃度が高まって良いですわ…、食中酒としても、単体でもガンガンいけてしまいますね。
 奥播磨の個性をビンビンに感じた一本でした。

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名称:奥播磨 山廃純米生 兵庫夢錦五十五 26BY
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,582円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4(燗上がりも考慮に入れて)/9.0

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2020年05月19日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

丹澤山 山廃純米酒 備前雄町 「凛峰」 27BY

家飲み記録 丹澤山 山廃純米酒 備前雄町 「凛峰」 27BY

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 神奈川県足柄上郡山北町のお酒です、家飲みは初めてですね。
 引き続き日本橋高島屋日本酒まつりでの購入酒。

 丹澤山は、燗向けの銘柄として何度か外飲みでいただいた経験がありますね。
 今回、面白いことに日本酒まつりの中で「燗酒スペース」があって、そこで購入しました。
 確か他には菊姫とか天狗舞だったかなあ、百貨店のイベントスペースで燗酒が売られる時代になったとは…
 もちろん、しっかり燗してもらって試飲した上でのセレクトです。

 スペック情報は裏ラベルにしっかり書いてますね(写真見にくくてすみません…)
 山廃、火入れで約3年熟成を経ております、まさに燗向けって感じですね。

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 上立ち香は草やケミカルを少々感じさせる、スッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、独特なスースー感のある酸旨味がスルスルと入ってきて、渋味で奥深さを添えつつ、最初から最後まで引き締まりを保ったまま、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、草感のある爽やかな風味と、柔らかな乳酸味が絡み合う非常に個性的なもので、しっかり落ち着きつつ枯れた熟感は皆無、ただ引き締まり過ぎて若干もの足りない感はあるかも…
 後味はアルコールの辛さでしっかりキレます。

 で、まあこれは燗だろうと、少し冷酒で飲んでからすぐ移行。
 いやあびっくりするぐらい甘味が出てきますね~、ほんとどこに隠れていたんだ。
 それでいて辛さも若干柔らかさを帯びて、非常に良いバランスに。

 見事なまでに燗向けに特化した、柔らかな味わいの芳醇旨辛酒でした。
 これは確固たる方向性があるお酒ですね~、こういう個性は素晴らしいと思います。
 丹澤山、燗酒が飲みたいときの選択肢として、しっかり覚えておこうと思います。

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名称:丹澤山 山廃純米酒 備前雄町 「凛峰」 27BY
蔵元情報:合資会社川西屋酒造店
購入価格(税抜):1800円ぐらい(メモミス)/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年05月04日 神奈川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

南遷 山廃仕込み 有機純米酒 生酒

家飲み記録 南遷 山廃仕込み 有機純米酒 生酒

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 奈良県吉野郡吉野町のお酒です、このお酒は初飲み。
 同蔵の他銘柄としては「花巴」が知られていますね、そちらはブログで何度か紹介しています。

 同蔵は私お気に入りの水もと×水もとを始め、色々と珍しい造りで超個性派酒を出しており、このお酒も例外ではありません。
 「精米歩合80%」の「山廃」に加え「酵母無添加」、さらに「四段仕込み」らしいです。
 細かい解説は省きますが、どの要素にもパワーを感じますねえ、まさにオーガニックな造りですし、味わいにも反映されていそうに思えます。

 見た目も趣ありますね~、裏ラベルによると職人による手漉き和紙だとか。
 個性派酒はどうやっても好みは分かれると思うので、500mlの小瓶なのはありがたいですね。 
 4月製造、10月開栓なので、若干生熟コンディションですが、まあそう簡単にヘタレるお酒ではないでしょう。

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 上立ち香は落ち着いた果実と米を両方感じる酸の香りが控えめに。
 含むと、酸、甘、旨をそれぞれハッキリと感じる、実に奥深い味わいが、トロミを感じさせるぐらいの濃度と柔らかさのある口当たりで入ってきて、息が長い感じでじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、まさに完熟という感じの蜂蜜的な高濃度の甘旨味が主役、しかし酸味も強くてダレた感じではないですね、甘酢っぱ系ながらヨーグルト的な風味もあって、一言では言い切れない複雑さで楽しませてくれます。
 後味は、甘味の余韻を残しつつもやはり酸がしっかり引き取ってくれます。

 トロピカルフルーツ的な甘酸味が、しっかり落ち着いて、かつ日本酒的な複雑さと奥深さを孕む、超個性派芳醇甘酸旨酒でした。
 いやあ、やっぱり花巴は面白いなあ…、変態酒という形容が正しいかはともかく、明らかに通常の日本酒の範疇を越えた味わいだと思います。
 やっぱり結構水もと×水もとに似ている印象ですね、こっちの方が純度は高いかもですが、コスパはあっちが上ですねえ。
 花巴、この個性は、未経験の方には是非一度体験して欲しいと思います。

 ちなみにガッチリ冷やすと酸が主役に出てきて、常温付近だと甘味が出るお酒だと思います。
 その辺り温度はかなり自由度が高いと思いますね、ただ500だと燗まで試す余裕が無かった…

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名称:南遷 山廃仕込み 有機純米酒 生酒
蔵元情報:美吉野醸造株式会社
購入価格(税抜):1,360円/500ml
購入した酒屋さん:酒のサンワ(上野)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年04月20日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 純米吟醸 山廃 (2019.09製造)

家飲みプチ記録 田酒 純米吟醸 山廃 (2019.09製造)

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 青森県青森市のお酒です。
 何だかんだでかなりの本数飲んでますね~、以前飲んだ同スペックの感想はこちら。
 他の感想は「田酒」タグをご参照ください。

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 上立ち香はスッキリと乳酸風味の香りが控えめに。
 含むと、乳酸を纏った甘旨味が力強い感じで入ってきて、若干華やかな含み香とそれに伴う苦味を感じさせつつ、そこそこスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに乳酸的山廃と、香り系吟醸酒の合いの子という趣の独特な甘酸旨味が主役、苦味もあってやはり飲み疲れ感もありますね、ただ甘旨味自体は非常に柔らかくて心地よい感じ。
 後味は、苦酸の余韻を口中に残しつつ、割と自然に引き上げます。

 山廃らしい乳酸味と、吟醸酒らしい香りがせめぎ合う、極めてストレートに「山廃純米吟醸」という感じのお酒でした。
 方向性としては雪の茅舎とかと似ている印象ですね、いわゆるモダン山廃。
 ただ、定番スペックの特別純米の山廃が素晴らしく安定感があってスルスルイケるお酒であるのに比べ、香りが立って飲み飽きる上に若干お高いという印象が強く、現状敢えてセレクトする必然性に欠ける気がしてしまいますね…
 現状、田酒の限定品は当たり外れあるなあと思った一本でした。

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名称:田酒 純米吟醸 山廃 (2019.09製造)
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):1,755円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年03月27日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大倉 山廃特別純米 麹四段仕込み 中取り無濾過生原酒

家飲み記録 大倉 山廃特別純米 麹四段仕込み 中取り無濾過生原酒

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 奈良県香芝市のお酒です、当ブログでは以前一度ご紹介しています。
 また、同蔵の他銘柄には「金鼓」があります、そちらのにごり酒は何度も紹介してますね。

 いろいろと「肩書」の多いお酒だと思います、「山廃特別純米」だけでもなかなか厄介なのに、さらにずらずらと…
 個人的には、
 「四段仕込み」→「甘くて濃い」
 「無濾過」「原酒」→「濃い」
 「中取り」→「雑味が少な目」
 ぐらいの感覚を持ってますが、ハッキリ言って銘柄ごとの違いの方が多いのであまり気にしてません。
 それでいて「生」の一文字が自分にとっては何より重要だったり…、まあこの辺りの感覚は人それぞれでしょう。

 スペック情報はラベルに非常に詳しく記載が有ります、情報公開としては素晴らしいですね。
 特筆すべきは「酸度2.6前後」かと思います、普通ではない高さなので、酸っぱくなりそうですが…いかがでしょうか。

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 上立ち香は山廃らしい穀物っぽい酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、やはりしっかりとした酸味に甘味が絡みつくような濃厚な旨味がドドドと入ってきて、最後まで存在感を発揮する酸味が少々唾液腺を刺激しつつもしっかりと全体を引き締めつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、果実的な甘酸味と、穀物的な旨酸の両方を兼ね備えた感じの極めて濃厚なもの、苦味等の雑味はしっかり追いやられている感じで、甘旨酸の魅力をしっかり楽しませてくれますね。
 後味は、当然のように酸が引き取って見事なキレ。

 どっしり系旨酸酒と果実系甘酢っぱ酒の中間を行くような、個性派芳醇旨口酒でした。
 甘・酸・旨が強烈に主張しつつバランスを取る、この個性は極めて奈良酒らしいですね~、そしてよく考えると大倉らしい木香を思わせる奥深さもあるような。
 また大倉はどうも合わないと感じていた自分でもこのお酒は楽しめました、相性が良い方ならもっとハマると思われます。
 大倉の懐の深さを感じた一本でした、今後もこういうお酒は追ってみたいですね。

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名称:大倉 山廃特別純米 麹四段仕込み 中取り無濾過生原酒
蔵元情報:株式会社大倉本家
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年02月27日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

妙の華 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 妙の華 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 29BY

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 三重県伊賀市のお酒です、同蔵のお酒の登場は3回目。
 引き続き本間酒店さんでの購入酒になります。

 こちらを醸す森喜酒造場の別銘柄には「るみ子の酒」、「英」があります、蔵元ホームページにも3銘柄が並んで載ってますね。
 当ブログでは前にるみ子の酒英を紹介しているので、これでいわばコンプリートになるかと。
 名前の由来もホームページに載ってますが、味わいのコンセプトは詳しくは書いてないような…、私の認識ではるみ子の酒はフルーティー、他2つは割としっかり系というイメージがあります。

 今回いただくのは29BYで、開栓が去年の8月なので、一年半以上の生熟を経たお酒になっています。
 雄町!山廃!無濾過生原!度数18!ということでいかにも太い味わいが期待できますが、いかがでしょうか。

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 上立ち香は落ち着いた印象の杏?的な果実香がそこそこに。
 含むと、しっかりとした印象の旨味が、しかし割と柔らかい口当たりで入ってきて、粗さを全く感じさせないまま、徐々に強まるアルコールの辛さで引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、あまり露骨に熟成香のしない、いい感じに味乗りしてきたお米的旨味が純然たる主役、そこに乳酸らしい酸味がキツくなく寄り添って完熟果実って感じになってますね、濃厚ながらしつこさは皆無。
 後味は、やはり酸が引き取る形ながら、優しくかつしっかりとキレます。

 程よく味乗りしてきた旨味を、非常に良いバランスで優しく味あわせてくれる、生熟の魅力が詰まった芳醇辛口酒でした。
 いわゆる旨口熟成系のお酒って、どうしても熟感(あるいは火入れ感)とかを後ろ向きに感じることも多いのですが、このお酒はそれが皆無なのが素晴らしいです、これぞ生熟の真骨頂って感じですね。
 人によってはもっとガッツリ酸が効いている方が好みかもとは思いますが、私はこの柔らかい感じのバランスも好きですね~、旨味の強さで苦味が引っ込んでるのはやっぱり素敵。
 妙の華、改めて蔵元の実力を感じさせてくれた一本でした。

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名称:妙の華 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 29BY
蔵元情報:合名会社森喜酒造場
購入価格(税抜):1,667円/720ml
購入した酒屋さん:本間酒店(笹塚)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年02月07日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

秋鹿 山廃純米 無濾過生原酒 自営田山田錦 29BY

家飲み記録 秋鹿 山廃純米 無濾過生原酒 自営田山田錦 29BY

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 大阪府豊能郡能勢町のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 引き続き、笹塚の本間酒店さんでの購入酒になります。

 ある程度熟成生酒の経験がある方なら、「お、秋鹿ね」とニヤリとするんじゃないでしょうか、このジャンルでは確固たる地位を築いている銘柄だと思います。
 本間酒店さんにはこの辺りの銘柄がずらっと揃っています、具体的な銘柄は「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんが、酒屋さん紹介記事に載せていますね(渋谷区)。
 単に揃っているだけでなく、BYなどの情報がしっかりわかるように陳列されているのもポイントで、冷蔵庫は実に壮観。

 今回のお酒のラベルにはスペック情報がびっしり書いていますね。
 確か秋鹿の「へのへのもへじマーク」は、自営田のお米利用のお酒限定で付けられるものだったと思います。
 2019年9月開栓なので、一年以上は生熟を経ているわけですが、秋鹿の中ではまだ若いと言えるかも。

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 上立ち香は落ち着いた酸を感じるお米由来的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いて、かつ非常にバランスの良い印象の旨酸味が、意外にも結構軽さもある口当たりで入ってきて、最後までド安定のまま胃袋に染み渡ってきます。
 味わいは、いわゆる芳醇辛口系って感じの旨酸味が主役なのですが、熟感・濃度・重みが全体的に中庸な感じで、見晴らしの良い感も相まって、本当にじんわりじんわり楽しめる感じ。
 後味は、アルコールというか米由来って感じの辛さ(?)が引き取って完璧なキレ。

 ほど熟芳醇辛口系無濾過生原酒として、素晴らしくまとまりの良い、貫禄を感じるお酒でした。
 なんとなく、もう少しインパクトのある飲み口を想像していたのですが、いやあこれは酸が立ちつつも実に上品。
 とにかく「あら」が全く無いんですよね、旨酸の純度が高くて、一種の完成形という印象を与えてくれます。
 これが数年生熟成となると、また違った面が出てくるんでしょうね、ポテンシャルの高さもビンビンに感じました。
 秋鹿、やっぱり素敵な個性のある銘柄だと思います。

 そして燗を付けると…、うわあこれは良いですね。
 酸がさらに柔らかくなって、旨味が増す感じ、流石だなあ…

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名称:秋鹿 山廃純米 無濾過生原酒 自営田山田錦 29BY
蔵元情報:秋鹿酒造有限会社
購入価格(税抜):メモ忘れ…/720ml
購入した酒屋さん:本間酒店(笹塚)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年02月05日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

川亀 山廃純米 しぼりたて無濾過生原酒

家飲み記録 川亀 山廃純米 しぼりたて無濾過生原酒

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 愛媛県八幡浜市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 前に飲んだのは約5年前でした、その時は一回火入れのひやおろしだったので、生も飲んでみるかと今回セレクト。
 蔵名でググると、どうやら蔵元単独のホームページは無いらしく、愛媛県酒造組合の紹介ページが出てきました。
 個人的に気になったのは「従業員数:3名」の部分ですね、まさに最小限というか、家族経営ということでしょう。
 日本酒蔵はそういうところも多いと聞きますが、それで作られたお酒が鑑評会金賞とったり、東京でもしっかり売られているというのは一種アツい部分かと思ったりします。

 スペック的には山田錦の精米歩合60%、山廃造りと、何となく本格派な雰囲気を感じますね。
 「しぼりたて」との標記ですが、製造5月、開栓8月なので、かなりの生熟コンディションでいただいています。


 注ぐと、おおいい感じの黄金色ですね~

 上立ち香はアルコール香に完熟果実的な雰囲気が寄り添った香りが控えめに。
 含むと、引き締まった旨味が極めて力強い密度で入ってきて、存在感がありながも柔らかな酸味で最初から最後までしっかり引き締まりつつ、存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーん言わば蒸留酒的な、アルコールのスースー感のある、しかし日本酒らしい米の旨味や若干の苦味、そして山廃らしい乳酸感をそれぞれ感じる、複雑かつ高密度ながらもついつい飲んでしまう感じのもの。
 後味は、酸味と抑えめの苦味がしっかり仕事をして力強くキレます。

 日本酒らしい旨味と蒸留酒的なアルコールのキレが両立する、個性派芳醇辛口酒でした。
 やっぱり山廃かつ高アルコール度数っぽい感じが出てますね、これは焼酎とか好きな方イケるんじゃないかしら。
 日本酒としては、もうちょっと寝かせたらどうなるのかというのも気になるところです、それで旨味が乗ってきたときが真骨頂なんじゃないかなあ。
 川亀の「らしさ」を感じた一本でした。

 ちなみに熱めに燗を付けますと、いい感じに開いてきましたね~
 冬ぐらいまで寝かせて熱燗でいただくというのがなかなか良さそうに思えました。

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名称:川亀 山廃純米 しぼりたて無濾過生原酒
蔵元情報:川亀酒蔵合資会社
購入価格(税抜):メモ忘れ…/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 川亀 純米 山廃

2020年01月12日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

香住鶴 山廃 吟醸純米 むろか生原酒 「沁福(しんふく)」

家飲み記録 香住鶴 山廃 吟醸純米 むろか生原酒 「沁福(しんふく)」

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 兵庫県美方郡香美町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験は有ったような無かったような…(呆)

 香住鶴は、以前コメントでもご紹介いただいたりして気になってはいたのですが、なかなか自分好みのスペックに出会えずいたところ、今回思いがけず無濾過生原酒に行き当たり喜んで購入した次第です。
 蔵元ホームページによると、全量生もとor山廃での造りらしいですね、こういうこだわりを前面に出すのは素敵だと思います。
 また、海外含む各コンテストの受賞歴を掲載していたり、英語版のホームページを用意していたり、何となく海外重視の雰囲気。
 そして特約店一覧があるのも素晴らしい!日本酒蔵ホームページとして理想的な情報量でしょう。

 今回いただくのは、兵庫県産山田錦を55%まで磨いた山廃無濾過生原酒、お値段はかなり良心的ですね、5月製造、7月開栓。
 「沁福」っていうのは読めないなあ…多分限定品名だと思うのですが、ググっても情報があまり出てこないんですよね。
 そんな中、ろっくさんが既に記事を上げているのには、流石だなあと思わされました。

 上立ち香は結構青い感じの果実的な爽やかな香りが仄かに。
 含むと、落ち着いた、しかし青さも残したような甘酸味が自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした渋味が奥深さを添えつつ、割と引き締まった印象のままじわじわ染み込んできます。
 味わいは、甘さ控えめのメロン的な青い旨味を中心に感じますね、ダレ感は皆無で、更にキツさや苦味も抑えられていて、旨味の存在感の割にはグイグイ飲めるタイプですね。
 後味は、苦味の余韻を仄かに残しつつ、酸が引き取る形で見事にキレます。

 飲みごたえがありつつもスルスル飲める、後引けの心地よいバランス系旨酸酒でした。
 銘柄的には何となくお米系の辛口酒のイメージがあったのですが、なかなかどうしてこの生酒は私のような生偏愛派でも楽しませてくれますね。
 やっぱりポイントは酸だなあ、乳酸っぽさはあまりないのですが、どこか柔らかさがあって、かつ極めて良い感じの後引けを演出していますね。
 ちなみに食中酒としても非常に万能感あると思います、甘さが少ないってこと以外は非の打ち所がない感じですね…好み問わず是非皆さんに飲んでみてほしいです。
 香住鶴、実力を感じる一本でした、次は燗向けも買ってみようかしら。

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名称:香住鶴 山廃 吟醸純米 むろか生原酒 「沁福(しんふく)」
蔵元情報:香住鶴株式会社
購入価格(税抜):1,643円/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年12月13日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

漕ぎ出せ大洋! 山廃仕込 純米吟醸

家飲み記録 漕ぎ出せ大洋! 山廃仕込 純米吟醸

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 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町のお酒です。
 同蔵のお酒のブログへの登場は2回目。

 こちらを醸す尾崎酒造のお酒としては、以前に「鰺ケ沢」をいただいています(知られている銘柄は「安東水軍」)。
 そちらの記事にも書きましたがここは本当にブランド乱立させる傾向ですねえ。
 で、今回は正直ラベルに釣られました(笑)、ファミコン世代ですしね(スク○ニに怒られないか心配ですが…)。
 個人的には、こういうラベルで惹きつける系なら酒質もイロモノで突き抜けるか、意外の完成度で魅せて欲しいと思っています、これで普通の味わいだったら肩透かしですからね、そういう意味ではハードルは上がるかも。

 スペック情報は精米歩合(60%)とアルコール度(17%)ぐらいしか記載なし。
 どうやら生原酒らしいのですが、その辺りの記載が無いっぽいのはいかがなものか…
 ラベルに凝るのは良いとして、情報もしっかり載せて欲しいと個人的には思いますね。

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 上立ち香はりんごにちょっとケミカル感が混じったような香りが気持ち強めに。
 含むと、なんともフルーティーな印象の甘旨味がグワッと入ってきて、結構強めの含み香と意外にも控えめな柔らかい酸味を伴いつつ、ゆるゆると喉奥に入り込んできます。
 味わいは、やはり青りんご系の甘苦味が中心にありますね、柔らかさと強めの飲み応えを両立させている感じは良いのですが、香り系にありがちな苦味や飲み疲れ感が若干キツいかも。
 後味は苦味が引き取る形ながら、少々甘味が残る印象。

 香り系吟醸酒としてありがちな味わいの雰囲気と、山廃生的な柔らかさのある芳醇甘苦酒でした。
 うーん、甘味があるのと柔らかな雰囲気は良いのですが、旨味自体に個性が無いのと、私でも感じる全体の重さと苦味がなんとも厳しい感じ。
 甘味は素敵なんですよほんと…、逆説的に、私が好む甘口銘柄の完成度を再認識させてくれたような気がします(酸味・ガス感の使い方とか、苦味の抑え方とか)。
 来年以降も出るのかは不明ですが、今後に期待したいと思いました。

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名称:鯵ヶ澤 純米吟醸 無濾過生原酒
蔵元情報:尾崎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,560円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.2/9.0

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2019年09月10日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

不老泉 山廃純米吟醸 総の舞 無濾過生原酒

家飲み記録 不老泉 山廃純米吟醸 総の舞 無濾過生原酒

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 滋賀県高島市のお酒です。
 同蔵のお酒のブログでの登場は4回目。

 2年ほど前には同蔵の「杣の天狗」という、ある意味不老泉の通常ラインから外れた速醸、新酒のお酒を紹介しています。
 が、今回は山廃、3年熟成、酵母無添加というごりごりの「不老泉らしい」スペックをセレクトしてみました、こちらは5年前に飲んだものにむしろ近い感じかと思います。
 その時の感想では「必ずしも自分の好みではない」とありますね、むべなるかなという気がします。
 表現の仕方は難しいのですが、やっぱり日本酒は「初心者向け」と「玄人向け」ってジャンルがあると思うんですよね~、不老泉は明らかに後者に入るお酒でしょう。

 裏ラベルには非常に詳しいスペック情報がありますね、色々なスペックがある銘柄なだけにこれはありがたいところ。
 酒母にのみ山田錦を使い、それ以外は千葉県の酒米「総の舞」を使っているのが面白いと思いますね、県外では珍しいと思うのですが、蔵の造りと相性が良いんでしょうか。

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 上立ち香は酸と熟と草感のある香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸を強く感じる独特な風味を纏った味が意外にも一種軽い感じで入ってきて、少々のケミカル感も引き締まりを強めながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、当然のように甘味は僅少でちょい枯れ気味な熟感がありますね、紅茶というよりはちょっとクセのあるハーブティー的な風味があるようなないような(?)…、そしてその中心にあるのは力強い酸。
 後味は、やはり酸メインで力強くキレます。

 ちなみに、これは義務だろうなと思い燗をつけると…、ああこれは全然違いますね、明らかにこっちが良いです。
 甘味と旨味がいい感じに増して、独特の風味としっかりバランスがとれてきます。

 冷酒だと若干クセっぽかった風味が、燗付けでプラスの個性にいい感じに転化する、独特の熟成を感じるお酒でした。
 これは断然燗ですね~、むしろ冷酒で飲んじゃったら勿体無すぎる系のお酒でしょう。
 正直まだまだ私には早い銘柄という印象ですが、昔に比べると良さもちゃんと感じられるようになってきたと思います。
 不老泉、末永く付き合っていきたい銘柄だと思いました。

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名称:不老泉 山廃純米吟醸 総の舞 無濾過生原酒
蔵元情報:上原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.2(燗つけ後は8.4)/9.0

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2019年08月15日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土田 はつしぼり山廃生 「Brewing number1.」

家飲み記録 土田 はつしぼり山廃生 「Brewing number1.」

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 群馬県利根郡川場村のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 土田は以前火入れ純米吟醸をいただいています、その時からラベルは一新されているようですね、実にモダンな雰囲気になりました。
 蔵元ホームページを見ると、方針に「菌と人との酒造り」というフレーズがあるのが目につきます、ラインナップも山廃系に力を入れているようですし自然派な雰囲気が見て取れますね。
 また、個人的には「麹九割九分」とか「菩提もと×山廃もと」といった、非常に変わった製法のお酒を出しているところも気になっています。
 今の日本酒の面白いところは「多様性」だと思っているので、変わり種はどんどん出てきてほしいんですよね。

 さて、今回いただくのは30BY第一弾の山廃生、原酒でアルコール度数16度は結構低めですね。
 特定名称の記載はしていないようですが、純米。
 また品種は不明ですが、地元のお米を使っているようです。


 上立ち香は、乳酸感のあるまろやかな香りがそこそこに。
 含むと、ほどほどの濃度の乳酸系の酸味を纏った旨味が割と軽やかに入ってきて、しっかりと純度を保ったままゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、甘味はかなり控えめで、今風系の山廃のド王道という感じの柔らかな旨酸味が中心にある感じ、けして薄くないのですが後ろ向きの雑味が皆無なので、スルスルいっちゃいますね。
 後味は、酸メインながら、割と自然かつしっかりと引き上げます。

 最初から最後まで実に柔らかい感じの、薄くはないけどスッキリのめる、バランスの良い旨酸酒でした。
 これは食中酒志向という印象ですね~、ただ浮いた苦味が無くて、良い意味で初心者向けでもあると思います。
 そういう意味では新政にも似てるのかもなあ…、まあ滅多なことは言えませんが、「モダン系生もと山廃酒」という大きなくくりでは共通部分があるかと。
 何気にはつしぼりでこの完成度というのも凄いことだと思います、30BY後半ならもっと良くなってたんじゃないかな…
 土田、今後の可能性を強く感じさせてくれた一本でした、次は変わり種もやってみたいですね。

 燗をつけると…、やっぱり酸メインというのは変わらないですね。
 甘さはあくまで控えめながら、口当たりが柔らかくなりつつ押し出しが強くなる印象、これはこれで良いんじゃないでしょうか。

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名称:土田 はつしぼり山廃生 「Brewing number1.」
蔵元情報:土田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:鈴傳
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年06月27日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

六歓 あお 山廃吟醸酒 生貯蔵酒

家飲み記録 六歓 あお 山廃吟醸酒 生貯蔵酒

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 京都府福知山市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらはふくはら酒店さんでいつの間にか取扱が始まっていたことと、日誌係さんの感想が気になってセレクトしてみました。
 通常銘柄は「福知三萬二千石」みたいですね、福知山市唯一の酒蔵だとか…
 蔵元ホームページは微妙なタイミングで更新止まっていますが、FBの方には最新の案内があるようです。
 手が足りない蔵は背伸びせずに、情報発信についてSNSに特化するというのも一つの手ですよね。

 さて、今回いただくのは精米歩合60の山廃純米吟醸、地元産のようですが米の品種の記載は無し。
 私としては珍しく生貯蔵酒になります(たまたまそれしかなかった)。


 上立ち香はちょっと乳酸を感じる落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、柔らかい酸を纏った甘旨味がゆっくりと入ってきて、その雑味のない印象のままほんのりと熟感も感じさせつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、乳酸味と甘味が中心にありつつも完熟果実感もありますね、苦味は皆無なのですが、わりと奥深さも感じさせる不思議な印象のお酒です、なんとなく薬臭いクセを感じるのが個人的には残念かも…
 後味は、やはり酸が引き取る形ながら優しく引き上げてくれます。

 山廃の柔らかさが表に出てきた感じの、そこそこに熟した乳酸系旨味酒でした。
 全体的に掴みどころがないというか、面白い個性があると思います、私では表現が難しいな…
 どうも熟し方に不自然さというかクセを感じるのが玉に瑕かなあ、なんとなく生貯蔵酒にこういう雰囲気を感じることが多い気がするかも(まあ気のせいかも知れませんが)。
 六歓、次はまた別スペックもいただいてみたいと思いました。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1822.html

名称:六歓 あお 山廃吟醸酒 生貯蔵酒
蔵元情報:秋田醸造株式会社
購入価格(税抜):1,425円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年05月06日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒

家飲み記録 众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す柴田酒造場には、「考の司」という銘柄もあるそうです、が、目立つのはやっぱりこっちの众ですよね。
 生もと・山廃系のお酒が众と名付けられるようです、この辺りの由来やこだわりに関しては、蔵元ホームページの銘柄紹介に実にしっかり書いてあるので、興味があればそちらをご参照ください。
 やっぱり、地酒蔵が県外でお酒を売ろうとするなら、この蔵みたいにホームページを充実させるのって重要だと思うんですよね…、銘柄にまつわるストーリーや想いを積極的に出してくれると買い手側としてありがたいです。

 で、裏ラベルの情報も実に豊富ですし、杜氏の名前入りメッセージがあるのも良いですね~(実際新政が売れた理由の一つですしね)
 この情報公開の仕方は、まさに地酒蔵の範となるべき姿勢だと言えると、私は思います。
 そのコメントを見る限り、山廃であることに加え、「蒸米四段」という極めて特徴的な造りをしているところがポイントかと。

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 上立ち香は濃厚な感じのレーズンっぽい個性的な香りが控えめに。
 含むと、極めて濃厚かつ複雑な印象の旨味が割と柔らかい口当たりで入ってきて、苦味・酸味・渋味と絡み合いつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、うーむ甘さと渋さと酸とオイル感のあるレーズンクリーム的な旨味を中心に感じつつ、アルコール的辛さやほんのりとした苦味もある、兎にも角にも複雑、ただそれでいてまとまりもある極めて個性的な世界観を感じるもの。
 後味は、酸辛がメインの働きで、少々苦渋の余韻を残しつつも、わりとしっかり引き上げます。

 非常に賑やかな味わいながら、一つの味わいの世界がしっかり構築されている、オンリーワンの芳醇旨口酒でした。
 いやあ芳醇酒ばっかり買っている私でさえ、これほど存在感のある味わいのお酒には滅多に出会えないですよ。
 製法も相当個性的のようですし、どんな好みの方でも一度は飲んでみるべき銘柄と言えるんじゃないでしょうか。
 众、次は是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒
蔵元情報:合資会社柴田酒造場
購入価格(税抜):1,530円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや銀座(GINZA SIX)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 山廃 純米

2019年03月26日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

酒屋八兵衛 山廃純米 無濾過生原酒 28BY

家飲み記録 酒屋八兵衛 山廃純米 無濾過生原酒 28BY

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 三重県多気郡大台町のお酒です。
 ブログでの紹介は三回目。

 酒屋八兵衛は今まで速醸のお酒を二回やってますが、そもそもは割と山廃のイメージが強い銘柄だったので、今回はある意味念願の家飲みとなります。
 蔵元ホームページを覗いてみると、今風のデザインで積極的に更新があり、SNSも活用しているということで、実にしっかりと情報発信をしている印象を持ちました(何より販売店一覧があるのが素晴らしい!)。
 記載内容も「テロワール」という言葉があったり、英語ページも用意していたり、実に先進的ですね
 個人的には地酒蔵こそ、この方面での努力が重要なんじゃないかと思っています、他蔵も是非見習ってほしいなあ…

 ラベルに記載ありませんが使用米は山田錦と五百万石、精米歩合60の無濾過生原酒です、アルコール度数は18~19度とかなり高め。
 製造年月がH29年4月で、開栓H30年9月と、少なくとも一年半近くの生熟期間を経たコンディションになってます。

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 上立ち香はガッチリアルコールが絡まった洋梨(?)的な香りがそこそこに。
 含むと、うおっというぐらいにアルコール臭くて口中が痛くなるような酸辛が暴れまわる感じですね、当然のように最後まで存在感があって、グワっと胃に染みこんできます。
 味わいは極めてインパクトの強い酸旨味が中心にあるのですが、若干アルコールの強さに隠れてしまっている印象すらありますね。
 後味はまあ酸辛がガッチリ引き取る形で、見事にキレます。

 う~ん、私も相当日本酒飲み慣れてきたつもりですが、これほどキツさを感じるお酒と出会ったのは久しぶりですね、飲みにくさマックスというべきか…
 ただ、一年以上寝ていてこの強さは驚きです。
 で、どう考えても開栓後ダレずに落ち着いてくるタイプだと思ったので、数日常温放置したらかなりこなれてきました。
 このレベルだと旨味を割と素直に楽しめますし、甘味も感じられるようになってきて、かなり好みになりましたね。
 酒屋八兵衛、日本酒の複雑さをある種の驚きと共に与えてくれた一本でした。

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名称:酒屋八兵衛 山廃純米 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:60%
使用米: 山田錦・五百万石
アルコール度:18~19%
日本酒度:+5
蔵元情報:元坂酒造株式会社
購入価格(税抜):1,333円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.4(開栓直後は8.2)/9.0

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2019年01月19日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

天狗舞 純米原酒 山廃仕込 生酒

家飲み記録 天狗舞 純米原酒 山廃仕込 生酒

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 石川県白山市のお酒です。
 同蔵のブログへの登場は2回目。

 こちらも「IMADEYA千葉エキナカ店」で購入しました、これで3本目ですね。
 車多酒造のお酒としては以前に限定銘柄である五凛をいただいています、代表銘柄である天狗舞の家飲みはこれが初。
 天狗舞といえば、菊姫と並ぶ北陸山廃蔵の雄というイメージがありますね、能登杜氏四天王の一人である「中三郎」杜氏が長年造っていたお酒でもあります。
 以前菊姫を飲んで感じた様に、個人的に伝統的銘柄の山廃でも生酒ならイケると予想したこと及び、五凛の印象も良かったことから、今回セレクトしました。

 ラベルには精米歩合は60%、山廃純米生原酒であることぐらいしか情報ないですね。
 季節限定品ながら蔵元ホームページにも載っていましたが、やはり情報は乏しく、この点はちょっと残念。
 12月出荷のものを翌年5月開栓ですのでかなり生熟期間を経ています(まあ余裕でしょう)。


 上立ち香は乳酸にちょっとセメダインが混じる感じのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸の立つ旨味が、しかしまろやかな口当たりで入ってきて、ほんの少しずつさらに酸が強まる形でキューッと引き締められつつも、最後まで柔らかさも纏いつつ染み込んできます。
 味わいは、山廃らしい酸味とお米的旨味ををガッツリと感じる酸旨が厳然たる主役、甘味はあくまで旨味と一体化してる感じですね、そして苦味などのマイナス要素は皆無と言って良いでしょう。
 後味はやはり酸がしっかり引き取って力強くキレます。

 旨い山廃生ってこんな感じだよなあと、非常に納得感のある、お米的旨味と乳酸の存在感をガッツリ感じる芳醇旨酸酒でした。
 なんというかパワフルという言葉が浮かぶんですよね~、でも生酒らしく古臭さは無くてジューシー感があるといいますか。
 生だろうとこれは数年レベルの熟成にも耐えるでしょうね、好事家なら常温開栓保管とかにも踏み切りそうな趣き。
 菊姫の生と比べるとお安いのが個人的にはありがたいところでもあります。
 天狗舞の山廃酒の実力をこれでもかと見せつけてくれた一本でした、またやりたいですね。

 そして燗をつけると…、グワーッ!口の中が酸でピリピリしますね。
 でも不思議とキツさが無いんですよね、いやあ伝統的山廃の生酒特有のバランス、良いですわ…

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名称:天狗舞 純米原酒 山廃仕込 生酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社車多酒造
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:IMADEYA千葉エキナカ店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年07月22日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

旦 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 28BY

家飲み記録 旦(だん) 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 28BY

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 山梨県大月市のお酒です。
 ブログでの登場は3回目、結構なペースで飲んでますね。

 前回に引き続き山廃を選んでみました。
 蔵元ホームページを見ると、ブランド的にも山廃造りを重視しているみたいですね。
 新政が典型例だと思いますが、最近は生もと・山廃造りを「伝統的」と位置付け、そこへの回帰を指向する蔵も増えてきているように感じます。
 同ページの 「醸造アルコールと醸造乳酸に頼り切った現代の酒造りを安易に踏襲せず、」というフレーズには若干引っかかるところもありますが…、まあ意気込みと取るべきでしょうね。

 今回のスペックは、雄町を55まで磨いた
 値段は税抜1,800と若干お高めですが、雄町55、山廃、生原酒でこれなら割高ではないでしょう。
 実は、私が旦を初めて試飲して好印象を持ったスペックがこれだったりします。
 なお、2017年5月出荷で、2018年2月開栓なので、1年近くの生熟を経ていますね。

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 上立ち香は濃い甘酸を感じる熟した果実的な香りがそこそこに。
 含むと、強烈に濃厚かつ芯のある甘旨味が、唾液腺を刺激する強めの酸味と拮抗しつつドドドと入り込んできて、最後の最後まで濃度を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、まさに完熟果実の杏?的な甘酸味が主役、濃厚すぎてちょっと粉感も感じるレベルですね、ただ単調ではなくて渋味による奥深さを酸が引き取る形でバランスが取れている印象。
 後味は濃厚さを酸がしっかり引き取って力強くキレます。

 濃厚芳醇を地で行くような、味わいたっぷりの完熟甘旨酸味酒でした。
 淡麗の真逆という感じなのですが、酸の働きでそこまで飲みにくいわけではなく、個人的にはむしろ飲み飽きなさすら感じましたね。
 ただ、全体的にはまだ伸び代がありそうな気もしました、この酒質なら蔵元さんには是非積極的に(生)熟成にチャレンジして、その辺りの知見を深めていって欲しいところです。
 旦、やはり注目すべき銘柄だと思います、次やるときはまた別スペックですね。

 初日より二日目の方が良かったので、開栓後の伸びもあるタイプでしょうね。
 前回もそうでしたし、旦は本来は一升瓶で買ってちびちびやるべきお酒なのかもしれません。

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名称:旦 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:笹一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年06月22日 山梨の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

福千歳 山廃純米吟醸 生 シュール・リー製法 28BY

家飲み記録 福千歳 山廃純米吟醸 生 シュール・リー製法 28BY

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 福井県福井市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 未飲銘柄ということでセレクトしてみました。
 蔵元ホームページによると、山廃に強いこだわりを持っているとのことです、「福井の山廃蔵」と名乗っているあたり、相当強い思い入れが伺えますね。
 気になる製法について商品紹介から引用してしまうと、「Sur Lie(シュール・リー) とはフランス語で【澱の上】という意味で、ワイン醸造法の一つです。新酒を搾った後すぐにろ過をせず、オリ(酵母)と一緒に熟成させ日本酒に豊かな味わいを造り出す製法です。」とのこと。
 うーむ、澱引きのタイミングをずらしているということなのかな…、なんとなく日本酒では普通にやっていること(生熟おりがらみとか)のようにも聞こえますが、如何せん素人なので良く分かりません(逃げ)。

 使用米は「越の雫」という福井発祥の酒米です、東京ではあまり見ないですね。
 製造年月が去年の5月で、開けたのが1月なので、結構な生熟コンディションでいただいています。

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 上立ち香は完熟果実の甘酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、米由来とは思えないぐらいに果実的な甘酸味が、存在感を放ちつつも割りと軽い感じでスルスルと入ってきて、酸でしっかり輪郭を保ちながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりどうしても白ワインを想起してしまう、透明感のある甘旨味が主役、ほんのりとした渋味や硬質なミネラル感(?)もあるのがさらにそれっぽいですね。
 後味は、酸がちゃんと引き取って、見事にキレます。

 日本酒離れした甘酸味と、不思議な軽さが魅力的な、オンリーワンの個性を持つお酒でした。
 いやあこれがお米から作られているというのは、本当に玄妙というか、日本酒という液体の素敵さを改めてしみじみ感じてしまいますね。
 何と言っても個性がありますし、相性によってはハマる人も多そうです、一度は飲んで見る価値があるお酒かと…
 福千歳、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:福千歳 山廃純米吟醸 生 シュール・リー製法 28BY
精米歩合:60%
使用米:越の雫
アルコール度:16%
日本酒度:+1
蔵元情報:今西酒造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:小山商店(人形町)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年03月25日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

辰泉 本醸造 「こだま別誂」 山廃生原酒 27BY

本日の家飲み 辰泉 本醸造 「こだま別誂」 山廃生原酒 27BY

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 福島県会津若松市のお酒です。
 以前には一度、「ふなまえ酒」という特別純米新酒生酒をご紹介しています

 地酒屋こだまさんでの購入酒が続きます。
 というよりこのお酒は「こだま別誂」というフレーズが示す通り、ここでのみ売られているスペックになります(詳しくはお店の商品紹介ページ参照)。
 こちらも、私が滅多に買わないアル添有りの本醸造ですね、以前モウカンさんのブログで前向きに紹介されていたのが印象に残っていて、試飲時の感触も非常に良かったのでセレクトしました。
 試飲可能な場合だと、普段自分では滅多に買わないようなスペックでも安心してセレクトできるのが嬉しいところです。
 
 精米歩合は65%、27BYということで、私が開栓した2018年12月の時点では2年近くの生熟成期間を経ているものと思われます。
 試飲の際に店長さんが「これはアル添する必要のあるお酒」と仰っていたのが印象に残っており、その言葉の意味を考えつついただいてみます。

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 上立ち香はまさに完熟果実といった感じの、複雑さのある甘い香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと味が乗った感じの奥深い甘旨味がゆっくりと入ってきて、キツさを感じさせずに、かつダレ感も皆無で、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、完熟プルーンといった感じの、甘渋が絡み合うとても個性的かつじっくり楽しめるもので、熟成香のクセやアル添っぽい辛さキツさがちゃんと裏方に回っている印象。
 後味は、その辛さがようやく表に出てきて、かつほんのりとした苦味を舌先に残しつつ、見事にキレます。

 飲み飽きない複雑な甘旨味をガッツリと楽しませてくれながら、後味はアル添的辛さでしっかりと引き上げる、オンリーワンのバランスを保った芳醇旨酒でした。
 いやあ、「アル添する必要有り」というコメントに納得感がありますね、恐らく、これだけ存在感がある旨味を引き取るにはアルコールの辛さが必要なのでしょう。
 私は思想信条的なアル添否定派ではなく、経験上基本的に避けているだけなので、こういうアル添酒なら大歓迎です、前回に続き、本醸造酒3本目の「お気に入りに追加」ですね。
 辰泉は、銘柄的にも引き続き注目していきたいと思いました。

 ちなみに燗をつけると…、うおっさらに濃さがマシマシに!
 それでいてキツさはむしろ後退していて…いやあこれは素晴らしいですね、少なくとも私にとっては文句ない燗上がりでした。

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紹介:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-400.html

名称:辰泉 本醸造 「こだま別誂」 山廃生原酒 27BY
精米歩合:65%
使用米: 麹:華吹雪 掛:コシヒカリ
アルコール度:18度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社辰泉酒造
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.6/9.0(燗上がりも考慮に入れて)

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2018年01月20日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

居谷里 山廃純米生原酒

本日の家飲み 居谷里(いやり) 山廃純米生原酒

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 長野県大町市のお酒です。
 外飲み経験は何度かあり、家飲みについては後述。

 こちらを醸す北安醸造のお酒については、約4年前に「北安大國」ブランドのひやおろしをご紹介しています
 居谷里はどうやら山廃向けのブランドみたいですね、萩の鶴と日輪田みたいな関係でしょうか、やっぱり速醸と山廃系では味わいに差がでますし、整理としては納得。
 これも地酒屋こだまさんでの購入酒で、あまり東京で見かけない銘柄だとは思うのですが、同BY同スペックを「20代から始める日本酒生活」さんが既に紹介されていました
 偶然の出会いだったそうですが、初見銘柄でも恐れないというチャレンジング精神あってのセレクトでしょう、素晴らしいことかと思います…。

 スペック的には長野の酒米ひとごこちの歩合59%の山廃生原酒で、お値段は良心的。
 私が購入・開栓したのは昨年の秋なので、ちょうど一夏越えた状態の生熟酒だったはずです。

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 上立ち香は個性的な酸甘を感じるフレッシュ果実系の香りが結構強めに。
 含むと、しっかりしつつもあくまで柔らかい酸を纏った甘旨味がグッと入ってきて、最後まで濃厚さとダレなさを両立したまま、息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、凝縮感のある甘酸旨味を芯にしつつ、青さも感じる…いやあラベルのせいでどうしてもメロンを彷彿とする、かつ落ち着きもある印象の、腰が強い感じのもの。
 後味は酸が引き取って山廃純米生らしい優しいキレ。

 
 例によってこだま銘柄らしく、まだまだ上がりそうなポテンシャルを感じるお酒でもありました、実際店頭には確か前のBYのお酒も並んで置いてありましたし…(いやあ凄い売り方だ)
 この蔵のお酒は、甘味が魅力的な長野酒の中でも、私のような芳醇甘口派に特にピッタリはまる酒質だと思います。
 居谷里は、北安大國と共に、今後も注目していきたいと思いました。

 裏ラベル撮り忘れたかな…、スペック詳細はこだまさんホームページをご参照ください。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-160.html

名称:居谷里 山廃純米生原酒
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17度
日本酒度:-8
蔵元情報:北安醸造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年01月16日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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