亜麻猫・改 生酒

本日の家飲み 亜麻猫・改 生酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 当ブログでは同蔵の「やまユ」について何度か紹介していますね。

 こちらを醸す新政酒造は、現在通常に使われている協会酵母のなかで最も古い「6号酵母」発祥の地としても有名な、由緒正しい蔵です。
 しかし、今この蔵が日本酒好きから注目を集めている所以はその「伝統」ではなく、前回にも書いたような佐藤祐輔杜氏の多岐にわたるチャレンジングスピリットによるものと言えるでしょう。

 このお酒もその精神を体現するような一種変態的なスペックのお酒です。
 通常焼酎に用いられるタイプの麹である「白麹」を主に用いている、通常の日本酒の2倍の「酸度」を持つお酒になっています。(ここらへんの用語を噛み砕くと長くなるので、興味がある方はググってください…)
 それに加えて、麹米を4割まで削っていたり、20%半ばと麹歩合を細かく調整しているあたり、深い研究と試行錯誤をされているのだろうと想像させますね。
 例によって裏ラベルの解説も充実しているので必見です。

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 上立ち香はやっぱり酸を感じる甘い果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚な甘旨味をまず感じますが、じょじょに強烈な酸味が出てきて唾液腺を刺激されるような甘酢っぱい味わいが広がります。
 旨味は通常の亜麻猫ややまユに感じるような甘味中心でマスカット様のキレイなものですが、それに酸味が思いっきり絡みつく感じですね。
 後味はその酸っぱさで口がすぼまる感じでキレます。

 オンリーワンの、濃厚ながらキレイな味わいの甘酢っぱ酒でした。
 このお酒の凄いところは表現しづらいのですが、これだけ強烈な酸味という個性がありながら、一つの個性派酒として「完成されている」ように感じられることです。
 凄いところでバランスが取れていて、飲み飽きないというか飲み進めるほどに魅力が伝わってくる感じですね。
 佐藤祐輔杜氏の恐ろしいまでのセンスをひしひしと感じました。

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名称:亜麻猫・改 生酒
製法情報:生酒 原酒
精米歩合: 麹40% 掛65%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社(秋田県秋田市)
製造年月:2013/3(25BY)
購入価格(税込):1,400円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 亜麻猫 新政

2014年05月07日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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