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(プチ感想)二兎 東洋美人 十の風

家飲み記録番外 「宴会&オフ会持ち帰り酒」

 とある宴会で二兎、とあるオフ会で東洋美人十の風を、開栓後、かなり残っている状態で持ち帰らせて貰えたので、感想メモを残しておこうと思います。
 まあどれも売れ残ったというよりは、出されたタイミングの関係で飲み切られなかったって感じですね。
 そもそも、世間一般の飲み会で出されたらどれも瞬殺レベルのお酒だと思います。
 それだけ、私が参加する酒の会のレベルが高いってことですね(ドヤァ…)

二兎 純米吟醸 出羽燦々五十五 生酒

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 上立ち香は三ツ矢サイダー的な爽やかな感じの香りがほどほどに。
 含むと、濃厚ながらも程よく引き締まった旨味が実に自然な口当たりで入ってきて、控えめな苦酸の働きで最後まで勢いを保ったまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりなんとなくミント感を伴う、甘味もそこそこある爽やかな旨味が主役、苦味由来で割と奥深い感じもありますね、かなり個性的かつ存在感がある印象。
 後味はそのミント感とほんのりとした苦味でバッチリキレます。

 やはり個性的ですね、固定ファンが着くのに納得感があります。
 一升瓶で若干残ったのをゆるゆるといただきましたが、最後までダレなかったのも流石、

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東洋美人 「IPPO」 新酒生酒 第壱号

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 上立ち香はベリー的な、甘さを感じる果実香が若干強めに。
 含むと、まとまりの良い印象の甘旨味が、かなり華やかな含み香を伴いつつブワッと入ってきて、しかし最後まで甘さの柔らかさを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりベリー系の甘旨味が主役という印象で、高精白酒の王道を往くような華やかさがあります、ただ変な苦味はちゃんと抑えられていて、そこまで飲み飽きる感はないですね。
 後味は、口中にほんのりと苦味の余韻を残しつつ、しっかり引き上げます。

 個人的には東洋美人はやっぱりこのippoシリーズが好きですね~
 こちらも、華やかな割にダレない感じで、最後まで楽しくいただけました。

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十の風

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 上立ち香はまさにアルコール混じりのバナナ香といった感じのものがそこそこに。
 含むと、かなりまろやかな印象の甘旨味が、若干の辛さや苦味を伴いつつ、前提としては結構引き締まったままでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりバナナですね~それも甘さ控えめで苦味もあって若干青い感じかな、ただバランスはしっかり取れていて、いい感じで飲み飽きなさを演出しています。
 後味は、苦味の余韻を残しつつ、しっかり引き取るタイプ。

 こちらは東洋美人の、北九州市「ひらしま酒店」さんPBのお酒とのことです、そう簡単には飲めないので今回は嬉しかったです。
 モダンな晩酌酒として極めて完成度が高いですね~、これお安いみたいですし、近くで買えたらそれは凄く幸せなことかと。

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■おまけギャラリー:3本記念写真
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 「余り物に福がある」という次元を超えて、ハイレベルな3本でした。

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2019年05月01日 日本酒関連の雑記 トラックバック:0 コメント:2

二兎 純米 山田錦六十五 生原酒

家飲み記録 二兎 純米 山田錦六十五 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 同蔵のお酒の登場は4回目と、結構ハイペースですね。

 二兎は以前に山田錦五十五を飲んでいますね、今回は折角なので微妙に違うスペックをセレクトしてみました。
 二兎も順調に評価されてきている印象ですね~これまた日誌係さんの慧眼に感服。
 何だかんだで人気が出る銘柄というのは、基本的にはその味わいに納得感があると思います。
 あえて一言で言ってしまうと、「個性とまとまり」を兼ね備えたお酒が多いんですよね、正に二兎を追っているお酒という感じ。

 スペックは名前の通り山田錦の精米歩合65%です。
 11月購入で12月開栓なので、ほぼ新酒即飲みですね。

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 上立ち香は実にフレッシュでクセの無い洋梨的?な果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚かつ若干硬質な印象の甘旨味がストレートな感じで入ってきて、若干の苦味と個性的なスースーする感じで最後まで軽さを維持したまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さはそこそこながら高密度のフレッシュな旨味が中心にあって、そこにミント的な風味が伴うことで特有の飲み進めやすさを演出します、味わいがしっかりありつつどこか軽さがあるんですよね。
 後味は、その軽い感じのまま、苦味が引き取って見事なまでにしっかりキレます。

 フレッシュでミンティーという極めて個性的な風味を芯に持った、オンリーワンの芳醇スルスル酒でした。
 引き締まり方の硬質な感じはミネラル感とも言えるかも…、う~ん改めて日本酒の多様さを感じますねえ。
 私のような甘味偏重派より、全体のバランスを重視する方にオススメといえるかも(あるいは蒸留酒もイケる方)。
 二兎の確固たる個性を感じた一本でした、次はまた別スペックもいただいてみたいと思います

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名称:二兎 純米 山田錦六十五 生原酒
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,459円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 二兎 純米

2019年04月30日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

萬歳 純米 磨き六割 火入

家飲み記録 萬歳 純米 磨き六割 火入

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 同蔵のお酒は経験ありですが、銘柄的には初登場。

 こちらを醸す丸石醸造のお酒としては、以前に「二兎」の山田錦雄町をご紹介しています。
 今回いただくのは、銘柄名にもなっている「萬歳」という、いわゆる復活米で醸したお酒になります。
 こちらに関してはわざわざ蔵元が特設の紹介ページを作成しており、かなり詳細な情報公開をしているので興味があれば是非ご参照ください。(素晴らしいことに特約店一覧もちゃんとあります)
 二兎は東京でももうかなり知られていると思いますが、あえて別ブランドにするあたりにもこだわりを感じられますね。

 さて、スペックは名前の通り萬歳米を60%までと結構削っています、ただあえての純米表記。
 火入れ(回数不明)でしたが、店頭で試飲させてもらって印象が悪くなかったのでセレクトしました。

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 上立ち香はほんのりセメダイン的な、爽やかな香りが控え目に。
 含むと、落ち付きながらも割りとインパクトのある旨味がググっと入ってきて、強めの酸でしっかり引き締まりつつ、最後まで存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、煮詰めたマスカット的(?)甘味を纏った旨味が中心にありながらも、荒くない酸辛がそこに寄り添うことで、1種のまとまりとインパクトを両立させている印象。
 後味は、やはり酸辛が力強く引き取って、バッチリキレます。

 濃厚な甘味のインパクトと、後味の一種筋肉質とも言える引き締まりが不思議なほどに一体化している、独自性の高い芳醇甘辛酒でした。
 火入れということで生酒的キツさ粗さは抑えられているんですが、とにかく押し出しが強いのが面白いですね。
 二兎とは印象がかなり異なりますし別ブランドというのも納得です、情報公開含め色々としっかりした蔵だなあという印象を受けましたね。
 萬歳、二兎と共に今後も注目していきたいと思いました。

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名称:萬歳 純米 磨き六割 火入
精米歩合:60%
使用米:萬歳
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,343円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 萬歳 二兎 純米

2018年12月29日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒

本日の家飲み 二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 前回に引き続き、二度目の家飲み。

 前回、このお酒が急に表舞台に出てきたことについて、若干「蔵の営業力が凄いんじゃないの~」みたいなニュアンスのことを記事前半で書いてしまいました。
 が、実際に飲んでみると、実力が各酒屋さんに評価されたんだなあということを納得させられてしまいました。
 これは前から思っているのですが、やっぱり地場の中堅蔵が本気を出すと(特に新ブランド立ち上げて)相当高レベルのものが出来てくるんですよね。
 「旦」とか「花邑」なんかは正に典型的でしょう、今後も中堅蔵と小さな蔵との仁義なき戦いは激化していきそうな気がします。

 さて、今回は雄町の48の純米大吟醸生原酒、雄町をここまで削るのは結構珍しいと思います。
 細かい話ですが、裏ラベルが山田錦は「五十五」記載で、今回は「48」なのが地味に気になりますね、書分けの意味はあるのだろうか…

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 上立ち香は結構酸の立つ、オレンジ的なフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、若干トロミ感じるほどに濃厚な甘酸旨味が力強く入ってきて、その濃い味わいを酸でしっかりと引き締めながら、最後まで存在感を放ちながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり甘味がしっかりとしたオレンジ的な、酸の働きで透明感を、若干の苦味で引き締まりを添える非常にバランスの良いもの。
 後味は苦酸に加えて辛さまで出てきて、最初の印象とは別次元にガッツリキレます。

 柑橘系果実の甘酸を主役にしつつ、キレの良さが非常に印象に残る、完成度の高い芳醇甘旨酒でした。
 このお酒にも好ましい「透明感」と「軽さ」はありますね、ただ私としては山田錦の方がその個性がハッキリしていたように思えます。
 それにしても二本とも旨かったなあ、最近では基峰鶴と同様の個人的超当たり銘柄でした。
 とにかく、二兎は今後要注目銘柄だと確信した飲み比べでした。

 開栓後も酸が支える形になりますが、ちょっと甘味が引っ込む感じかな…
 若干最初はガスもあったようで、個人的には開栓直後が一番好きです。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1840.html

名称:二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,686円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.5/9.0

 飲み比べ記念写真。いやあ良い買い物だった。
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2017年09月06日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒

本日の家飲み 二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に初めていただきます。

 この二兎は、ほしいずみ、白老に続く日誌係さんイチオシ愛知酒という認識があり、セレクトしてみました(しかも信頼の2本同時買い)。
 日誌係さんの記事によると、ブランド的には28BYがまだ二造り目のようですね。
 ただその割には都内の地酒屋さんで既に結構見るようになっている気がします…と思ったら、蔵元ホームページにしっかりリストが載ってました(素晴らしい!)、いやあそれにしても錚々たるメンツですね。
 こういう登場即スターダムみたいな勢いで出てくる銘柄っていうのは何が要因なんでしょう、やっぱり営業力かしら…、実際蔵元は元々「徳川家康」みたいな土産酒とか結構売り出していたみたいですし。

 とは言え、営業力だけかどうかは飲めばわかるでしょう。
 スペックは表記のとおり山田の55、裏ラベルの「甘みと酸のバランスを求めた弾ける味わい」という紹介には惹かれるものがあります。

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 上立ち香はとろんと濃厚な熟したリンゴ的な果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚さと透明感を両立させた印象の甘旨味がスルスルと入ってきて、尻上がりに出てくる苦味で引き締められながら、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、やはり香りの印象どおりの蜜たっぷりのリンゴ的な甘旨味が主役、酸味は程よい感じで透明感を演出し、全体的に非常に高次元でバランスを保っている印象。
 後味は酸苦の余韻を残しつつ、自然に引き上げていきます。

 透明感と軽さがありつつ、決して物足りなくはない、個性と完成度を併せ持ったお酒でした。
 悪い意味ではなく水っぽいというか、原酒とは思えないレベルの、所謂「飲みやすさ」を感じましたね。
 ボキャ貧の私には酸苦としか表現できない味があるのですが、香系にありがちな嫌らしさがなく、むしろ爽やかさを演出してくれる感じになっているかと。
 こりゃ「営業力」がどうたらとか嫌味なことを考えてしまった自分を申し訳なく感じてしまいますね、酒屋さんの目利きも確かだと納得させられてしまう味わいでした。
 二兎、同時買いしたもう一本の方にも期待が高まります。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1089.html

名称:二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,528円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年09月04日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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