ソガペール エ フィス 「ヌメロ シス」 サケ エロティック 生もと

本日の家飲み ソガペール エ フィス 「ヌメロ シス」 サケ エロティック 生もと
          (Sogga pere et fils 「NUMERO SIX」)

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 長野県上高井郡小布施町のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目で、ちょくちょくいただいている感じですね。

 信州小布施のワイナリーが醸す異色の日本酒であることで有名なソガペールエフィスですが、マニア的には様々な酵母を使っていることでも知られていると感じています。
 当ブログで1回目に紹介したものは9号酵母の「ヌフ」2回目はレア中のレアものである1号酵母の「アン」、そして今回は6号酵母で醸されたお酒です。
 6号酵母は今をときめく「新政」蔵で分離された酵母で、実質的に現在現役の協会酵母の中で、最も古い種類となっています。
 Wikipediaによると分離は昭和5年とのこと、うーむ私の2.5倍以上の時を経て酒造りの最前線で生き残っているんですね…、畏敬の念すら覚えてしまいます。

 さて、裏ラベルには相変わらずびっしりとお酒の情報があります、酒造りへのこだわりとか「エロティック」の命名理由とか面白いことも書いてありますのでご一読をオススメします(下の写真をクリック後、拡大すれば読めるはず)。
 スペックはいかにも長野っぽい美山錦の59%磨き、相変わらずワイン瓶に王冠栓という出で立ちです。


 上立ち香は酸の効いたフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと酸の立つ、がっつりと密度の高い旨味がググっと入ってきて、最後までぎっちりと引き締まったままじわじわと染みこんできます。
 味わいは、若干アミノ酸を感じる甘み控えめながら芯の太い旨味を乳酸系の酸が引き締める、フレッシュさと落ち着きを同居させたようなもの。
 後味はやはり酸味で力強くキレます。

 濃厚で落ち着いた旨味を力強い酸がしっかりとまとめあげる、今風な柄個性派の芳醇旨酸酒でした。
 正直先入観はあると思うのですが、6号生もとということで、やっぱり新政に似ている味わいという気がしますね(というか最近の新政がこちらに近づいたのでしょう)。
 割と誰が飲んでも美味しいタイプのお酒で、かつハマる人にはとてもハマりそうな印象。
 ソガペールエフィス、今後も末永く出荷を続けて欲しいです。

 開栓後は2日目の方がまとまっていて断然良いですね。
 これは熟成も効くんじゃないかなあ…、であれば、やっぱり栓はどうにかならないものか。

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名称:ソガペール エ フィス 「ヌメロ シス」 サケ エロティック 生もと
精米歩合:59%
酒米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:小布施酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.2/9.0

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2016年05月22日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ソガペール エ フィス 「ヌメロ アン」 ミヤマニシキ

本日の家飲み ソガペール エ フィス 「ヌメロ アン」 ミヤマニシキ (純米吟醸)
          (Sogga pere et fils 「NUMERO UN」)

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 長野県上高井郡小布施町のお酒です。
 このブログでの紹介は2回目ですね、外でもちょくちょくいただいています。

 前回は9号酵母で醸したものをいただいたのですが、今回はなんと1号酵母使用です。
 日本酒マニアの方ならご存知のことかと思いますが、wikipediaにもあるように、1~5号の協会酵母は現在ほとんど使われていないのです。
 何かお店の冷蔵庫にしれっと置いてあったので普通に買ってしまいましたが、現在販売中の日本酒全体の中で、激レアと言える一品と思います。

 ちなみに1号酵母が分離されたのは明治39年(1906年)ということで、なんと100年以上前の出来事。
 日本酒を飲むということは酵母や米や蔵の「歴史を飲む」ということなのだと、改めて感じてしまいます。

 といいつつ、こちらの見た目は相変わらず完全にワインですね(笑)
 750ml入りなのはちょっとお得感ありますが、王冠栓が不便なのも変わらず。
 また、これも裏ラベルにかなり詳細なコメントが載っています。
 
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 上立ち香はフレッシュで酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュでキリッとした印象の旨味が自然な感じで入ってきて、渋味を伴って染みこんできます。
 旨味は、甘酸渋苦がそれぞれ存在しつつも乳酸っぽい酸が一歩抜きん出て、しっかりとした味わいながら飲み飽きない印象。
 比較的スタンダードではありますが、古臭さは感じない味わいですね。
 後味はスッキリした印象のまま、自然にキレます。

 どこかで飲んだような気もするし、オンリーワンの味わいなようにも思える、不思議なお酒でした。
 しっかりした味わいがありながらバランスの良さとスッキリさがあるので、食中酒としてもイケる感じですね。
 裏ラベルにもありますが、1号酵母は現在でも通用するのではないかと思わせてくれます、日本酒の歴史を変えた酵母が健在であるということにかなりの感動を覚えた今日この頃でした。
 引き続きソガペールエフィスの他の酵母も少しずつ試していこうと思いました。

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名称:ソガペール エ フィス 「ヌメロ アン」 ミヤマニシキ
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:59%
酒米:美山錦
アルコール度:17%
酵母:協会1号
日本酒度:不明
蔵元情報:小布施酒造株式会社(長野県上高井郡小布施町)
製造年月:2013/2(25BY)
購入価格(税抜):1,600円/750ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2014年06月23日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ソガペール エ フィス「ヌフ」ミヤマニシキ

本日の家飲み ソガペール エ フィス「ヌフ」ミヤマニシキ
         (Sogga pere et fils 「Neuf」)

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 今回は、前から一度家飲みしたいとずっと思っていたお酒です。
 普段は和ワインを造っている小布施ワイナリーが極少量醸す日本酒離れした日本酒、ということで評判は聞き及んでいました。
 個性派が揃う長野酒のなかでも一際異彩を放つ銘柄かと思います。
 
 まあそもそも外観からしてどう見てもワインですね。
 銘柄を前から知っていて、日本酒の冷蔵庫に入っていても、いざ買おうとする段にはどうしても不安になります(笑)。
 何気に750ml入りなのはちょっとお得感があるのですが、栓が瓶ビールのような王冠栓なのは、栓抜きすら持っていない私にはちょっと不便だったり(スプーンでこじ開けました)。

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 ちなみに、酒屋さんにはこれ以外に酵母違い(確か6号と7号)もありましたが、今回は初心者向けっぽい9号系で醸された「ヌフ」をセレクト。
 ここらあたりは表ラベルが読みにくい分、裏ラベルに詳細な解説があるのがありがたいところです。

 せっかくなのでワイングラスに注いで、カマンベールチーズとともにいただきました。

 上立ち香からして個性的で、酸が立っている甘い香りという感じながら、印象としてはスッキリして心地良し。
 含むと、酸を強く感じますがそれはお酢でなくあくまで果実の酸味で、甘味混じりのフルーティーな味わいになっています。
 主役は甘味中心の旨味で、濃厚ながら酸味がうまいことフレッシュさとスッキリさを際立たせています。
 また含んでいるうちに酸味に加え渋味も出てきますが、芳醇な甘味がそれを包んで全体としてはとても華やかな印象ですね。
 後味はその酸渋の方が受け持って、綺麗にキレていきます。

 酸味が中心に、他では味わえない見事な調和をみせてくれる美酒です。
 まあ酸度2.5ですからね…、普通の日本酒と同列には語れないぐらいの個性があります。
 かなり先入観がありますが、やはり白ワインのような華やかさと上品さを感じるような…。
 うーん、まさにオンリーワンながらハイレベルなお酒です、一発でファンになってしまいました。

 なお、開栓後は渋味が少々増してきますが、あまり崩れない印象。
 ワインばりに熟成させてみるのも面白いのかもしれません。

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名称:ソガペール エ フィス「ヌフ」ミヤマニシキ
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:59%
酒米:美山錦
アルコール度:16%
酵母:協会901号
日本酒度:+2
蔵元情報:小布施酒造株式会社(長野県上高井郡小布施町)
製造年月:2013/3(24BY)
購入価格(税込):1,470円/750ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2013年04月16日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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