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しぜんしゅ 生もと はつゆき生

家飲み記録 しぜんしゅ 生もと はつゆき生

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 福島県郡山市のお酒です、同蔵のお酒の紹介としては10回目。
 福島からのお取り寄せのトリを飾るお酒になります。

 こちらを醸す仁井田本家のお酒ブランドはこの「しぜんしゅ(旧:金寶自然酒)」、「穏」「田むら」と複数ありますが、個人的には割とどれも好みのラインだったりします。
 中でもこの「しぜんしゅ」は一番甘口寄りということもあってお気に入りですね、「しぼり生」は何度もいただいているのですが、この「はつゆき生」は未飲だったので今回セレクトしました。
 リニューアル後のしぜんしゅは見た目もモダンになりましたが、特にこちらは透明瓶で雪のように見えるおりとラベル色が相まって、素敵な雰囲気ですねえ。

 裏ラベルにはブランドコンセプトでもあるお米に関する解説がしっかり書いてあります。
 マニア目線では、「精米歩合80%」で「蔵付酵母」利用の「生もと」の「生酒」という一種振り切った自然派スペックであることが目を引きますね。

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 上立ち香はガスと酸を感じるお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、濃度の高い甘旨渋味がチリチリとしたガスを纏った口当たりで入ってきて、柔らかい苦味を裏方に感じさせつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、お米っぽい旨味にマスカット的甘酸味が絡みつく感じのガッツリ飲みごたえがあるもの、福島らしい渋味もありつつ、ガスもあるのに全体としては柔らかい感じなのが面白いですねえ。
 後味は、ほんの少々オリの余韻を残しつつ、濃厚さを見事なまでに自然に引き上げてくれます。

 旨味が複雑な味わいを伴って徹底的に存在感を主張する、個性派フレッシュ芳醇甘旨酒でした。
 旨味に、お米とか栗みたいな、穀物的な風味があるのも特徴的で、蔵としての確固たる個性があると思います。
 そしてなにげに後引けが良いですね~、80%精米でこのレベルというのは、自然派先駆者としての技術集積の賜物でしょう。
 しぜんしゅの実力を改めて感じた一本でした。

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名称:しぜんしゅ 生もと はつゆき生
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:酒の櫻屋(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年11月23日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

にいだしぜんしゅ 生もと しぼり生 01BY

家飲み記録 にいだしぜんしゅ 生もと しぼり生 01BY

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 当ブログではデザインの変更前から何度も紹介しているお酒です。

 前回は2年前にいただきましたが、非常に私好みの甘旨酒でした。
 今期も飲んではいたので、すっかり遅くなりましたがご紹介します。

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 上立ち香は甘い感じの、炊きたてご飯的な香りが控えめに。
 含むと、渋味と甘味と酸味をハッキリと感じる旨味が力強く入ってきて、渋味が全体を覆う感じで、若干口がすぼまる感じのまとまりのままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、いやあ実に日本酒離れした感じの、ポートワインとかを彷彿とさせる実に濃厚な甘渋を中心にしつつ、酸味が寄り添う感じ、ただちょっと今回は渋味がしつこい感じもするかな…
 後味は、渋味をちょっと口中に残しながら、なんとかかんとか引き上げていきます。

 かなり後を引く個性的な甘渋味が特徴の、超濃厚甘味酒でした。
 今回は、ちょっと低精白っぽいしつこさが出ちゃったかなあ、多分甘味の少なさによるものだと思うんですが…
 天候による米の出来の関係とか、そういうビンテージ的な要因によるものかもしれません、やっぱり一筋縄ではいかないんでしょうねえ。
 ただ、キャラメル感もあるようなこの甘味の魅力はやっぱり素敵だとは思いますね。
 しぜんしゅ、次は以前のような方向性に戻っていることを祈りたいところです。

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名称:にいだしぜんしゅ 生もと しぼり生 01BY
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年10月30日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

にいだしぜんしゅ 生もと しぼり生 29BY

家飲み記録 にいだしぜんしゅ 生もと しぼり生 29BY

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 福島県郡山市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は6本目、かなりのペースですね。

 今年からひらがな表記になった自然酒シリーズです、蔵元の商品紹介には記載の無い限定品ですね。
 ラベルにもあまり情報が無いのですが、どうやら私が大好きでありながら28BYを買い逃した、「純米直汲み」の後継品っぽいので、今回はバッチリキープした次第です。
 しかし何でひらがなにしたんだろう…、やっぱり他の銘柄(香取とか)との区別をわかりやすくしたんでんでしょうか。

 精米歩合はなんと80!27BYは70だったので、さらに低精白になっていますね。
 当ブログでも80となると、風の森の純米シリーズとか、三光「蛇形」とか、若駒亀の尾とか、相当数は限られます。
 ただ、個性派ながらも低精白「らしさ」にこだわった魅力的なお酒が多い印象ですね、今回も期待しつついただきます。

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 上立ち香は結構ガッツリとしたセメダイン系の青い香りがそこそこに。
 含むと、丸みを感じる非常に濃厚な甘旨味が、強めのガス感を纏うことでダレを防ぎつつ、最後までガッツリとした存在感を保ったままじんわりと染み込んできます。
 味わいは、お米のエキスを凝縮してバニラエッセンスを一滴垂らしたかのようなとにかく濃厚でインパクトのある甘旨味が厳然たる主役、そこにガスと柔らかな酸味が伴うことでギリギリバランスを保っている印象ですね。
 後味は、ほんのりと渋味を残しつつも、濃厚さ、低精白を全く感じさせないキレ。

 芳醇かつ個性的な非常に力強いお米の甘旨味を、ストレートに感じさせてくれるチリチリ芳醇旨酒でした。
 正直雑味的な渋味・キツさも少々感じるのですが、それをガッツリカバーしてくれる甘味旨味にメロメロになってしまいました。
 いやあやっぱり好きですね~、低精白・生もとであることをこれ以上なく活かしつつ、ガスをうまく使ってダレを防ぐ、一つの最適解としてのまとまりを感じます。(その意味では風の森の純米に近しいところがありますね)
 にいだしぜんしゅ、名前変更後もお世話になっていこうと思います。

 二日目の開栓でも「ポンッ」と音のなる生きの良さ、良いですね~
 で、燗をつけると…、うわあこりゃあ濃いわあ…
 渋味的なクセっぽさも増しますが、それをカバーして余りある甘旨味、これはハマる味わいかと。

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名称:にいだしぜんしゅ 生もと しぼり生 29BY
精米歩合:80%
使用米:トヨニシキ
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年03月21日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

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