かたふね 特別本醸造
本日の家飲み かたふね 特別本醸造
新潟県上越市のお酒です。
家飲み、外飲み含めて初めていただきます。
肩掛けの札に誇らしく記載されている通り、このお酒はインターナショナルワインチャレンジ(IWC)2015の本醸造部門でトップを獲ったお酒です。
原則純米派の自分は、積極的に本醸造は飲まない(ブログでも過去黎明・朝日鷹の2本のみ紹介)のですが、流石に気になって買ってきた次第。
ちなみに、御徒町のスーパー「吉池」での購入です、こういう首都圏であまり見ない越後酒を置いてあるところはさすがですね。
また、このお酒も公式ホームページに販売店一覧があるのが素晴らしい!
スペック的には、精米歩合は吟醸並の60。
しかし、お値段は本醸造らしく1200円を切ります、ブログで紹介しているお酒の中では相当お安いクラスですね。
上立ち香は落ち着いた果実感のある香りがそこそこに。
含むと、ちょい熟感のある旨味が力強く入ってきて、アルコール感の辛さと拮抗しつつも優勢を保ったまま、染みこんできます。
旨味は伝統的なお酒の米の旨味っぽいのですが、裏側に果実っぽい甘酸味があるためか古臭さは感じず、驚くことに雑味は皆無。
後味はやはりアルコールの辛さを少々残しつつキレます。
伝統的な晩酌酒らしさを残しつつ、本醸造っぽいクセやキツさを芳醇な旨味でしっかり覆った、圧巻のコスパ酒でした。
うーん、これだけ自分が苦手な要素がありながら、最後には納得してしまう完成度、これには脱帽です。
IWCトロフィーはやはり伊達ではないですね、少なくとも他の銘柄に紛れない確かな個性とまとまりがあります。
かたふね、次は是非純米も頂いてみたいと思いました。
名称:かたふね 特別本醸造
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社竹田酒造店
購入価格(税抜):1,130円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0