村祐 常盤ラベル 亀口取り 28BY

本日の家飲み 村祐 常盤ラベル 亀口取り 28BY

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 新潟県新潟市のお酒です。
 ブログでの紹介は4回目になります。

 なぜか村祐は常盤ラベルばっかり飲んでますね(4回中3回)ただ実は、一回目は通常品二回目は生熟品、そして今回は亀口取りと微妙に違っていたりします。
 この辺り実にマニアックな違いなんですよね…、村祐は基本スペック非公開を徹底していつつも、この辺りの情報はチラチラ出してくるのがニクいと思います。
 ちなみに亀口取りは村祐の限定品として結構有名かと…私も前から目を付けておりました、ググると「無加圧」ってところがポイントみたいですね。

 スペックは相変わらずの非公開、確か亀口取りは一升瓶限定なので、腹をくくって購入。
 5月出荷の7月開栓なので、ちょっと間が開いてしまいましたね。

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 上立ち香は蜜たっぷりの青リンゴといった趣の、甘酸を感じる果実の香りがそこそこに。
 含むと、複雑な印象の甘旨味が、しかしなめらかな口当たりでトロリと入ってきて、最後までその存在感を保ちつつじわじわと染み込んできます。
 味わいは、和三盆というにはちょっと濃い感じの砂糖系の甘味に、割りと色々な方向の味が絡みついた感じの、完熟果実の砂糖漬けと言った趣の甘旨味が最初から最後まで主役を演じます。
 後味は、ほんのりと苦渋を舌先に残しつつも、濃厚さをきちんと引き取って自然に引き上げていきます。
 
 心地よく、若干複雑さもある甘旨味を、じっくりじんわりと楽しめる、確固たるスタンスを感じるお酒でした。
 28BYが故か気持ちいつもより苦渋が強かった気も…、ただこれはあくまでも常盤ラベル同士を比べての話。
 基本的には、やはり安定して甘旨い、甘口派鉄板商品といえるでしょう。
 村祐は引き続き追っていこうと思いました。

 開栓から時間が経ってくると、更に複雑味が増してきますね。
 レーズン様の渋味を纏った感じも出てきますが、これはこれで楽しい感じ。
 この甘さの割には崩れないお酒だと思いました。

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名称:村裕 常盤ラベル 亀口取り 28BY
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):3,300円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年09月27日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花陽浴 純米吟醸 雄町 おりがらみ 28BY

本日の家飲み 花陽浴 純米吟醸 雄町 おりがらみ 28BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 泣く子も黙る当ブログ定番銘柄。

 この雄町おりがらみは、花陽浴28BY生酒では最後に入手できたものなので、勿体無くてしばらく寝かせてしまいました。
 出荷年月が3月で開栓6月なので、最低3ヶ月は寝てからいただいています。
 (今回感想が長いので導入はここまで)

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 上立ち香は若干粉っぽさも感じる甘酸トロピカルフルーツの香りが強めに。
 含むと、トロミのある超濃厚な甘酸旨味が刺激無しのまろやかな口当たりで入ってきて、その酸と裏方に感じる苦味でしっかりと輪郭を保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、いつもの花陽浴的な完熟パイナップルの甘酸が厳然たる主役、おりがらみ由来の苦味も若干存在感ありますが、何と言っても甘旨の濃度が高いのでキツさは皆無。
 後味は酸苦が引き取って、最後まで自然に引き上げていきます。

 とにもかくにも濃厚かつ好ましい甘旨味を、最初から最後まで素直にストレートに楽しめる、芳醇旨口酒でした。
 これですよ、これこそ花陽浴なんですよええ。
 花陽浴というと華やかな甘酸が特徴と思われがちですが、実はオンリーワンなのはこの口当たりの上品さ、柔らかさなんじゃないかと思います。
 私は28BYで、主に苦味によってバランスが崩れてしまった印象の甘口酒を多く飲んで、やっぱり評価されている甘口系のお酒というのは、微妙なバランスの上に成り立っているんだなあと再認識しました。
 フレッシュフルーティー芳醇甘口系のお酒というのは、ともすれば「流行り系」「ありがち系」でひとくくりにされがちと思うのですが(特に辛口派や純米燗派からすると)、やっぱりその中でも完成度の差というのは歴然としてあるんですよね。
 とりわけ花陽浴はそっち系の極北ともいえる銘柄であり、私はその「インパクト」と「まとまり」に現在進行中で惚れ込んでいるため、その要素は維持してくれることを切に願う今日この頃です。
 花陽浴には、今から既に29BYに期待を寄せてしまいますね。

 開栓二日目以降は、正直なところ早くも甘ダレ感が出てきた感じはあります、完熟を超えて過熟しちゃった感じですね。
 まあそれは私が勝手に寝かせた結果なので…
 逆に、世の中のマニアに言いたいのは、花陽浴を買えたら、若干もったいなくても、数ヶ月以内には飲んだほうが良いだろうということです。
 もちろん転売屋からの購入は論外でしょう、ある意味十四代以上にあっさりダメになる恐れがあるお酒だと思います、ダメ・絶対。

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名称:花陽浴 純米吟醸 雄町 おりがらみ 28BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.8/9.0

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2017年09月14日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

本日の家飲み 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 前回の山田錦純米吟醸と同時購入しました。

 この「雄町・純吟・笊籬採り」は、日本酒初心者だった23BYに初飲みして以来心酔しているスペックであり、24BYは当ブログの数少ない「マイ殿堂入り」にしています
 基本的には毎年購入していたのですが、27BYは全量四合瓶&上槽即出荷化に伴って出荷時期がずれていたこともあってうっかり買い逃し、外飲みで一口飲んで「ああ、買っておけばよかった…」と涙した記憶があります。
 というわけで今年は早々に確保しておきました、本当油断禁物ですね。

 さて、風の森の笊籬採りについては、上記の変更があった27BY以降はやはり酒質が変わった印象はありますね。
 しぼり華というか真中採りとの違いがあまり無くなったと言いますか…
 まあ、このスペックについては、甘味の質さえ変わっていなければ個人的にはOKですし、あまり先入観を抱かずにいただこうと思います。

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 上立ち香はマスカット果汁入りサイダー的な、ガスを感じる香りがそこそこに。
 含むと、芳醇そのものの甘旨味が強いガス感とほんのりとした苦味に引き締められつつ、力強くかつ複雑さを孕んで、最後まで濃度を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、サイダーに甘めの白ワインを混ぜたような(?)、甘味とガス感の裏に酸苦渋をそれぞれ感じさせる、複雑さと分かりやすいインパクトの両方を感じるもの。
 後味はしっかり苦味が引き取って、芳醇さを忘れさせてキレます。

 いわばチューハイの気安さと、ワインの奥深さを兼ね備えたかのような、万人にオススメできるチリチリ芳醇甘旨酒でした。
 旨味の芯が甘味にあるので気負わずに楽しめますし、飲み方についても、温度は冷酒~常温でも全く大丈夫で、変化も開栓後一週間は余裕でOKだと思います。
 いやあやっぱり好きですね…風の森のこのスペック。
 ただやっぱり殿堂入り一升瓶のころに比べると明らかに「軽く」なっている(アルファに引っ張られてる?)気はしますね、それはちょっと寂しい感じもありますが、日本酒初心者にはより手軽に勧められるとも言えるかと。
 風の森は29BY以降も追っていきたいと決意を固めた一本でした。

 実は同じスペックをもう一本確保してあり、一年程度寝かす予定です。
 改めて感想も書きますのでご期待ください。

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名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.8/9.0

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2017年08月29日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 山田錦 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

本日の家飲み 風の森 山田錦 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森については、ほぼ全スペック家飲みできているはずですが、各お米のイメージを乱暴にまとめるとこんな感じだったりします。
 秋津穂…全ての基本。風の森味わいマップを作ったら、秋津穂純米がど真ん中にくるイメージ。
 山田錦…かなりドライで甘味控えめ。いわゆる辛口派にはオススメできるが、ちょっと割高。
 雄町…純米と純吟で全然違う印象。純吟の甘味は自分の中で別格。
 露葉風…結構個性、クセもある印象。ただ新発売の純大はクセをうまくこなれさせていた感じ。
 キヌヒカリ…雄町純吟に次ぐ甘口。何となく日本酒初心者に飲ませたい。

 というわけで、実は山田錦には個人的にはあまり良い印象が無いのですが、たまには良いかとセレクトしました。
 60磨きで1800円というのは昨今の地酒相場ではちとお高めだと思いますが、まあマニア向けスペックでしょうからね。
 むしろアキツホの純米とかアルファ1の値段がおかしいと考えるべきでしょう…

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 上立香はやはりマスカット混じりのサイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュな甘旨味がふわっと広がったと思うと、一瞬後に厳しく出てくる苦味辛さに強烈に締め上げられ、ピリピリ感をまとって喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりサイダー的な風味のある旨味が芯にあるのですが、解説通りとにかくドライで、甘味は最初の一瞬面影を見せるだけ、全体としては苦辛で極めて引き締まった印象ですね。
 後味は、流石にその印象のまま見事にスパッとキレます。

 何となく「スーパードライ」という言葉が浮かぶ、極めて引き締まった微炭酸辛口酒でした。
 私は辛口派ではないので若干物足りない気もしますが、風の森の場合最初にフワッとくる旨味がとにかく自分の好みなので、全体としては前向きに楽しめてしまいます。
 まあガンガン飲めてしまうという、蔵元の狙いもはっきりわかるお酒なので、一度は試してみても良いと思いますね。
 次は同時に買ったもう一つの笊籬採りをご紹介します。

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名称:風の森 山田錦 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年08月27日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 美山錦 28BY

本日の家飲み 花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 美山錦 28BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 相も変わらず当ブログ最多登場銘柄になっております。

 花陽浴については今期(28BY)既に美山錦純吟八反錦純吟おりがらみにごり生をいただいており、また、今回の美山錦純大については27BYのおりがらみ25BYの同スペックを家飲みしているという、状況になっております。
 まあ、そのペース自体が示していることですが、やっぱり惚れ込んでいるんですよね、この味わいに。
 それだけに28BY最初の美山錦を飲んだ時の「これは違う…」という感触は本当に恐ろしいものでした…

 その後生にごりを飲んだ印象により、ちょっと寝かせた方が「らしい」味わいになりそうだと思い、今回のお酒については、1月出荷分を3月中旬に開栓して飲んでおります(そしてブログ掲載は5月という体たらく)。
 スペック的にはいつもの美山錦48磨きの袋吊り無濾過生原酒になります。

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 上立ち香は華やかな印象のいつもの柑橘系果実の香り(ただ若干大人しめ)がそこそこに。
 含むと、濃厚ながら透明感のある甘旨味が摩擦なしの口当たりで入ってきて、酸でしっかりと輪郭を維持しつつ、奥の方に苦味も感じさせながらゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、やはり花陽浴らしいパイン的な甘旨酸味が主役、濃度も満足できる水準で、透明感に加え苦味もあるからか、ガンガン飲み進んでしまう魅力がありますね。
 後味はほんのりとした苦酸を感じさせつつも、優しくキレイに引き上げてくれます。

 華やかさ、透明感、そしてバランスを兼ね備えた、高次元のまとまりのある芳醇甘旨酒でした。
 何というか、このお酒でようやく今期花陽浴が目指したものの一端が感じられた気がします、ちょっと大人になったかのような。
 ただ、私としてはちょっと苦味が気になるのと、何より花陽浴にはやっぱり超濃厚甘旨路線(ただし荒さは皆無)という方向性を求めたいんですよね…変化を望まないわがままなファン心理というやつです。
 ともかく花陽浴は今後も密着して動向をチェックしたいと思います(実は今期雄町は購入済み)。

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名称:花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 美山錦 28BY
精米歩合:48%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年06月04日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 露葉風50 純米大吟醸しぼり華 無濾過無加水生酒

本日の家飲み 風の森 露葉風50 純米大吟醸しぼり華 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森は以前から、奈良の酒米である「露葉風」を使った純米酒(精米歩合70)を出していましたが、今回いただくこの純米大吟醸は28BY初登場の新製品になります。
 この辺りの経緯は奈良県の地酒屋「あべたや」さんの商品紹介ページに詳細が載っていましたので、興味がある方はご一読を…
 ポイントは、「露葉風の品質は生産農家の方々のご努力もあり、年々向上しており、本年のお米は高精米にも十分対応できる酒造好適米となってまいりました。」という部分でしょうか。
 酒蔵が農家としっかり連携して継続的・安定的に調達することの大切さが伝わってくる気がします。

 裏ラベルには相変わらず細かい情報の記載が有ります、超硬水の長期間発酵というのもいつも通りですね。
 白いラベルは見た目格好いいのですが、写真写りが良くないのがちょっと難点かも。

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 上立ち香は甘く濃厚な、プルーンのような香りがそこそこに。
 含むと、独特な奥深さのある濃厚な甘旨味が強めのガスを伴いチリチリジュワーッと入り込んできて、徐々に強まる渋味で輪郭を保ったまま、息が長く染み込んできます。
 味わいは、三○矢サイダーに半熟のメロン果汁を混ぜたようなガス甘をメインとしつつ酸も伴ってダレ感の無い、青く複雑味のある旨味が主役ですね、磨いている割には味わいたっぷりですが、しつこさが無いのは磨き相応という印象。 
 後味は、ガスと渋味で力強くキレます。

 個性及び濃度と上品さを兼ね備えた、完成度の高いチリチリ芳醇甘旨酒でした。
 50磨きでこれだけ味を出してくるのは風の森らしい感じですね、そしてそれとガスが相まって絶妙なバランスの飲み応えを与えているのもいつも通り。
 露葉風特有のクセのようなものも若干ありますが、全体としては新製品とはとても思えないような安定感のあるお酒だと思います、やっぱり各蔵が特定品種のお米にこだわりを持って、長期間造りの知見を集積するということは大事なことなんだなあと感じました。
 風の森は完全に自分にとって不可欠な銘柄になっていますね、今後味が変わらないことを切に願う今日この頃。

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紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-45.html

名称:風の森 露葉風50 純米大吟醸しぼり華 無濾過無加水生酒
精米歩合:50%
使用米:露葉風
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年05月03日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

花陽浴 純米吟醸 生にごり酒

本日の家飲み 花陽浴 純米吟醸 生にごり酒

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 言わずと知れた、当ブログの最多登場銘柄になります。

 唐突ですが、皆さんは「にごり酒」はお好きでしょうか?
 私は結構好きなイメージがあって、当ブログでも現在「にごり酒」タグがついた記事が16本にもなっています。
 が…、実はその中身は三分の一ぐらい「而今 特別純米 にごり酒生」が占めていることに最近気づきました、しかも「お気に入り度」が高いのもほとんどが而今という有り様。
 「これではいかん!」と個人的に思い、実は昨年末からかなりの数のにごり酒を意識して集中的に家飲みしております。
 自分の中では「而今にごりに並ぶ甘旨系にごり酒を探せ!」というコンセプトですね。
 当ブログは実飲から記事掲載までのタイムラグがひどいので、開き直って連載っぽくまとめて取り上げてみようと思います。

 トップバッターは而今と並ぶ鉄板銘柄の花陽浴…、なのですが、28BYについては新酒第一弾の美山錦が「らしくない」味わいだったために、若干ビクビクしつつの開栓となりました。
 ちなみに、11月出荷のものを昨年のクリスマスに開けております(実に三ヶ月前…)、なんとなくクリスマスっぽいラベルだったもので。
 このにごり酒はかなり出荷量が少ないらしく、初家飲みのために急いで確保いたしました。


 注ぐと、流石におりがらみとは違ってガッツリと白濁しています。

 上立ち香はいつもの果実香にお米とガスが強めに混じった感じの香りが気持ち強めに。
 含むと、トロトロの甘旨味が高濃度で入ってきて、僅かなガス感と、そこそこのおりの苦味でキッチリと締め上げられながら、塊のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いつものパイナップル的甘酸味が主役ながら、やはりオリが苦味と一種のまろやかさも加えていて、なかなかに複雑な世界を創り出していますね。
 後味は酸がしっかり働いて、粉っぽさを感じさせずにしっかりとキレます。

 少々苦味が強めにありつつも、花陽浴らしい甘酸もそこそこに感じる、飲み進めやすい甘旨系にごり酒でした。
 28BY、しかも美山錦利用(らしい)の純吟になりますが、通常の純吟と比べると甘味が出ていたように感じました。
 これはやはり購入から一ヶ月以上置いてから開栓したのが良かったんじゃないかな…、わりと飲み頃であったような。
 にごり酒集中飲みについて、好スタートを切らせてくれた一本でした。

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紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-6.html

名称:花陽浴 純米吟醸 生にごり酒
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年03月30日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 26BY

本日の家飲み 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 26BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 笊籬採り3本飲み比べの最後となります。

 飲み比べのトリを飾るのは、私にとっての殿堂入りスペック、その自家熟成バージョンになります。
 26BYに搾られ、一年近い蔵元熟成を経て平成27年9月に出荷されたものを、更に一年以上我が家の家庭用冷蔵庫に保管した後の平成28年11月に開栓したものですね。
 まあ実際は狙って寝かせたわけではなく(基本的に自分は買って一ヶ月以内には飲むスタイル)、勿体無くて飲むタイミングを逃してしまっただけなのですが…
 家庭用冷蔵庫で1年はどう考えても危険領域なんですよね、ただ購入した伊勢元酒店さんがとても丁寧に新聞紙包装してくれたので、遮光は完璧だったと思います。

 この雄町純吟笊籬採りは風の森の中でも、芳醇・甘旨・フレッシュという三拍子揃った、非常に分かりやすい楽しさが魅力だと思っています。
 それが2年以上の熟成を経たことでどう変わってしまったのか…、おっかなびっくりの開栓です。 

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 現状廃止されてしまった一升瓶のラベル…、懐かしさすら感じます。

 注ぐと、グラスに気泡がついてくれて一安心、ガスは抜けて無いですね。

 上立ち香はある意味予想通りの、少々ガス混じりの熟れた果実の香りがそこそこに。
 含むと、若干の熟成をまとったまさに完熟果実の甘旨味がグググッと入ってきて、少々のガスのピリピリを感じさせつつ、非常に力強く染み入ってきます。
 味わいは、基本は同スペックのいつもの芳醇なマスカット的甘旨味が主役、しかしやはり確たる熟感がありますね、苦味もあって旨味に円熟味と複雑さが加わった印象。
 後味はやはりガスと少々の苦味で引き上げます。

 通常の同スペックから、フレッシュ感と強めの熟感がトレードオフとなった結果のような、ある意味想像通りのお酒でした。
 最初にふわっと広がり、後に含み香の奥の方に感じるほんのりとした熟成香をどう考えるかですね…、正直一年前なら苦手意識が強かったのですが、今なら結構楽しめる自分がいます(ただ、多分生熟限定)
 何というか、飲んでいる間、たまに物凄く旨く感じる瞬間があるというか、複雑さが自分の感覚にハマるタイミングが何回かあったような気がします。
 ただ、ハッとするようなド直球の旨さは無くなってしまうので、基本的にはやっぱりこのお酒は出荷直後に飲むべきなのでしょう。
 とりあえず風の森のこのスペックについては、28BYを何としてでも入手して家飲みしたいと、決意を新たにした今日この頃でした。 

 ちなみに燗を付けると、いい感じで熟感のクセが無くなり、甘旨味をストレートに感じられるようになりました。
 やはり燗推奨ですね、旨味も濃厚になるのにバカスカ飲んでしまう口当たりの優しさもあります。

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参考1:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事(25BYの半年程度追加熟成)
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-840.html

参考2:「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事(27BY四合瓶の半年程度追加熟成)
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/18816801.html

 しかしなぜ日本酒ブロガーは揃ってこのスペックを過熟させてしまうのか…
 まあ何となくそれを誘うような酒質があるんですよね、後、「いつでも飲める」状態を保つ安心感というのもありそうな気がします。

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 最後に記念写真。
 3本立て続けに飲んでしみじみ感じたのは、「やっぱり私は風の森が好きなんだなあ」ということですね。
 味わいの方向性自体が自分の好みにハマり過ぎていて、他銘柄以上に主観的な感想になっているかも…
 ただ、飲んでいるときの幸福感は間違いなく本物ですね、今後もピッタリと追っていきたい銘柄です。

名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 26BY
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):3,780円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年02月12日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 露葉風 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

本日の家飲み 風の森 露葉風 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 前回に引き続き、限定品…というか特別品である「笊籬採り(いかきとり)」の紹介になります。

 前回の秋津穂は27BY、こちらのお酒は28BYになりますが、記載されている製造年月は両方とも2016年9月となっています。
 なんでこんなことになるかということを理解するためには、まずBYの定義を確認する必要がありますね、ちょっと探したところ有名地酒屋「山中酒の店」のコラムが分かりやすく解説していました。
 ポイントは「BYの始まりは7月1日であること」「BYは原則上槽日(もろみを搾った日)で判断されること」及び「製造年月は原則瓶詰め日が基準となること」でしょう。
 総合すると、秋津穂は6月以前に搾られてしばらく保存された後に、露葉風は7月以降に搾られてあまり間を空けず、それぞれ9月に瓶詰めされたものと思います。(タイミング的に、おそらく米は同年産でしょう)
 このあたり非常にややこしいですね、私の経験上居酒屋はおろか酒屋の店長でよくわかっていない人も居ました。
 (もちろん私も正確に理解できているかそんなに自信はありません。間違いあれば是非コメントでご指摘ください)

 さて、今回いただくのは露葉風を70まで磨いた純米スペックですが、以前には60まで磨いた純米吟醸の笊籬採りをいただいたこともありました。
 この辺り、露葉風についてはお米の出来などによっていろいろな歩合を試しているみたいですね、28BYには新製品として50まで磨いた純米大吟醸(しぼり華)も出てきたようです(というか買いました)。

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 上立ち香は濃厚な葡萄系っぽい甘さを感じる香がそこそこに。
 含むと、奥行きのある上品な甘旨味がガス感を伴いつつもゆっくりと入ってきて、あくまで奥の方で仕事をする渋味でより複雑さを感じさせつつ、じんわりと染みこんできます。
 味わいは、うーむバニラ的な甘旨味に渋味(?)が一体化して、独特な世界を創り出していますね、酸味も結構あって賑やかな印象もありますが、やっぱりガスの働きもあって飲み口は軽快。
 後味はその印象のまま自然にキレます。

 風の森の中でもかなり複雑味のある、個性派芳醇甘酸渋旨酒でした。
 なんというか、色々な味わいが併存するのではなく、一体化しているようで、非常に表現しづらい感じです。
 日本酒離れした感じではありますが、こんなワインも無いんじゃないかな…、個性としては他のスペック以上に感じましたね。

 次回も風の森の笊籬採りで、それもかなり特別な一品をご紹介します。

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参考:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-570.html

名称:風の森 露葉風 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY
精米歩合:70%
使用米:露葉風
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年02月10日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

風の森 秋津穂 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 27BY

本日の家飲み 風の森 秋津穂 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 27BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた、当ブログ常連銘柄。

 もはや語ることもないぐらい頻繁に紹介している風の森です、その限定品である笊籬採りについては27BYから全量四合瓶出荷となっています。
 理由については確かなことは分かりませんが、一つ言えることは、今まで難しかった家での飲み比べ(所謂水平飲み)が格段にやりやすくなったということですね。
 複数スペックがお店に並んでいたので、早速立て続けに開栓して3本ほど飲み比べと洒落込んでみました。(実際飲んだのは昨年11月だったりしますが…)

 トップバッターは、風の森の中でも最もスタンダードなスペックという印象のある、秋津穂の純米です。
 秋津穂については「アルファシリーズ」でも積極的に使われていますね、酒屋さんの店長曰く、蔵元は相当前から地元の農家と話を詰め、このお米の安定供給に腐心していたとのこと。
 やはり日本酒の原料としてほとんどを占める、「お米」と「水」については、一年二年で質を確保できるものでは無いですからね…、先見の明があったということなのでしょう。

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 上立ち香はガス混じりかつ結構甘い感じのバニラ的香りがそこそこに。
 含むと、透明感のある上品な甘旨味がガス混じりで入ってきて、少しづつ強まっていくほどほどの苦味で輪郭を整えつつ、ジュワーッと染みこんできます。
 味わいは全体としての存在感を強烈に感じさせつつ、「クリスタル」という言葉がつい思い浮かぶような透明感とバランスを併せ持つもので、濃厚さと飲み飽き無さを見事に兼ね備えています。
 後味はキツくない苦味で自然かつしっかりとキレます。

 濃厚ながら非常に硬質かつ透明感のある味わいの、いくらでも飲めてしまいそうなチリチリ芳醇旨酒でした。
 やはり風の森の秋津穂らしい味わいですね、アルファ1にも近い印象があって、甘味は雄町純吟やキヌヒカリ純大と比べると控えめかと。
 風の森は花陽浴等に比べて各スペック間の味わいの違いが大きいと思っているので、一度飲んで口に合わなかったと思っても、是非もう1、2スペックぐらい試してみて欲しいですね。
 秋津穂の純米は優秀なコスパとバランス感の点で、最初に試すのに向いていると思います。

 燗をつけてみると、お、ここでセメダインが表に出てきましたね。
 旨味は濃厚に、透明感は若干後退するので、どっちが良いかは好みかな…

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(参考)「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんの同スペックの記事
http://www.sakeblog.info/kazenomori-junmai-ikakidori/

名称:風の森 秋津穂 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 27BY
精米歩合:65%
使用米:秋津穂
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年02月08日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE2 28BY

本日の家飲み 風の森 ALPHA TYPE2(アルファー タイプ2) 28BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 当ブログ開設当初からの推し銘柄の一つですね、今年も当然新年酒に登場です。

 今回いただくアルファ2は、風の森が力を入れているお米である「秋津穂」をなんと22%まで削り、「この上なき華」というテーマで醸されたハイクラスのお酒です。
 このお酒については以前(25BY)に外飲みで非常に好印象を受けており、今回は念願叶っての家飲みとなります。
 実はこのお酒はお米の調達の関係で26BYの販売がなく、27BYは新発売であった「氷結採り®」の「ALPHA TYPE4」を優先してしまったので、ここまで家飲みが遅れてしまったんですよね、地酒の特定スペックについては間が悪いと軽く数年出会えなくなってしまうのが辛いところです(私は執念深いので数年越しでも狙いますが)。

 お値段は四合瓶で3,000円ということで、いつものブログ掲載銘柄の大体二倍ぐらいになっております。
 まあ精米歩合22%の無濾過生原酒ですからね…、少なくとも割高とは言えない値段設定ではあると思います。

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 上立ち香はほんのり甘さとガスを感じる高級サイダー(なんじゃそりゃ)的な香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味の塊が、強めのガス感を伴ってシュワシュワと、しかし極めて高純度なままでゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、風の森らしいサイダー的な甘旨味を、高精白らしく素直に洗練させた感じですね、ただ削っている割には非常に甘さが濃く、それが上品なのでとても心地良く楽しめます。
 後味はガス感に助けられつつ、自然に引き上げていきます。

 高精白らしい上品さと、高精白らしく無い濃厚な旨味が見事に両立している、個性派ハイクラス芳醇酒でした。
 単純にキレイなだけの高級酒とは一線を画しているのが素晴らしいと思います、以前に紹介した黒村祐同様、造り手の確固たる意志が透けて見えるお酒でしたね。
 ただ去年飲んだアルファ4(5,000円)と比べると、あまり違いがわかりませんでした…、私の舌にはこちらで十分ということなのでしょう。
 アルファ2、いつかまた特別な日に是非ともいただいてみたいと思いました。 

 開栓後ちょっと経つと、ガスが抜けた分甘さが残る感じになりますね。(ダレまでは行かない)
 開栓直後の絶妙なバランスがやっぱり魅力的ですね、これに関しては早飲みがオススメ。

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名称:風の森 ALPHA TYPE2 28BY
精米歩合:22%
使用米:秋津穂
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0(値段を考慮に入れても)

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2017年01月03日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 にごりざけ生 28BY

本日の家飲み 而今 特別純米 にごりざけ生 28BY

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 三重県名張市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ定番銘柄の一つ。

 新年一発目は、24BY25BY26BY27BYに続き、なんと5年連続で元旦にいただいている、而今のにごり酒生としました。
 今回も数ヶ月前から入手に動いていて、ようやく家飲みできる体制を整えることができました。
 いやあやっぱりこのお酒好きなんですよ、意外と日本酒(特定名称付き)のにごり酒って、「(安物のべた甘と差別化させた)スッキリ系」のお酒や強炭酸系が多く、このお酒のように心地良い甘さをじっくり味わえるものって少ない気がしています。
 
 スペック的には、実は昨年いただいたものと使用しているお米が若干異なり、五百万石だけでなく山田錦も使っているようです。
 酒屋さん曰く、而今は最近味わいがスッキリしてきた傾向があるので、このにごりについては原点回帰して旨味をしっかり出すという蔵元さんの意向があったとのことでした。
 個人的には非常に喜ばしいお話ですね、さていかがでしょうか。

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 上立ち香はガスと米と甘さを感じるスッキリととした香りがそこそこに。
 含むと、やはりガス苦甘酸が一体となった旨味が荒々しいほどに力強く入ってきて、しかし見事なまでバランスを保ったままゆっくりと流れ込んできます。
 味わいはやっぱり大人のカルピスソーダというべき甘味と乳酸味による濃厚な旨味が厳然たる主役を演じ、ただガス感と苦味も若干強めで、意外とキリリとした感じですね。
 後味は苦味を舌先に残して、ジュワっとキレます。

 日本酒的な複雑味のあるカルピスソーダといった趣の、シュワシュワ甘旨乳酸酒でした。
 まあいつもの而今にごりラインの味わいですね、ただ若干苦味が強いような…、あまり山田錦効果はわかりませんでした。
 といいつつ、やっぱり旨味はしっかりしているので、飲んでいて心地良いのには変わりないです。
 私としては、「これでばっちり新年が始められる!」という気分になりますね。
 而今にごり、来年も是非いただきたいなあ…

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名称:而今 特別純米 にごりざけ生 28BY
精米歩合:60%
使用米: 山田錦:34% 五百万石:66%
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年01月02日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

飛露喜 特別純米 無濾過生原酒 28BY

本日の家飲み 飛露喜 特別純米 無濾過生原酒 28BY

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 福島県会津坂下町のお酒です。
 ブログでの紹介は4回目ですね。

 年内最後の更新ということで、スペシャルなお酒のご紹介です。
 飛露喜については、最近特殊事情で買えた特別純米火入れ比較的入手しやすい特撰純吟(現純米大吟醸)を紹介しております。
 が、自分にとってのド本命であるこの特別純米無濾過生原酒については前回が24BYの時ですので、実に4年振り、悲願かなっての今回の家飲みとなりました。

 飛露喜については蔵元が頑なに一升瓶オンリー(一部高級品除く)の出荷を続けていることもあって、入手が本当に難しいんですよね…、加えて他の入手困難銘柄と比べて転売対策が甘い印象があり、そっち系の酒屋で大量にプレミア価格で売られてしまっているのも悲しいところ。
 ギャザリーのまとめでも書きましたが、保管状況もよくわからない転売プレミア酒に手を出すぐらいなら、ちゃんとした居酒屋さんでじっくりといただくことを、繰り返し強くオススメいたします!
(仕様により当ブログの広告バナーにたまに出てきてしまうのはご勘弁ください…)

 閑話休題、スペックは相変わらず精米歩合55%ですね、それ以外の情報はラベル上ではよくわかりません。
 特別純米火入れや泉川ふな口は最近ラベルのカラーリングが変わりましたが、この無濾過生原酒は白紙にスミの筆文字記載と相変わらず。
 佇まいにオーラを感じてしまうのは私の思い入れ故にでしょうか…


 上立ち香はスッキリフレッシュな酸と若干のバニラを感じる香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュかつ程よい口当たりの旨味がゆっくりと入ってきて、少々遅れて裏方に顔を出す渋味で見事に輪郭を整えつつ、最後まで存在感を保ちつつ染みこんできます。
 味わいは、結構酸渋が立ちつつも、やはり芯に上品な甘旨味があって、芳醇ながら全体としては透明感も感じるほどにキレイにキチンとまとまっている印象を受けます。
 後味はその酸渋が、意外なほどに優しく引き取って、バッチリキレ。

 完成された一つの味わいの世界を感じさせてくれる、無濾過生原酒として極めて完成度の高いお酒でした。
 この銘柄・このスペックならではの魅力をビンビンに楽しめるものでしたね…、この味わいでこのお値段というのはやっぱり異次元のコスパです。
 「無濾過生原酒」というカテゴリの第一人者として、まだまだ他の銘柄が追いつけていない境地にあると思いますね…、やはり飛露喜の真骨頂はこのスペックにあるかと。
 本当はこのスペック増やしてほしいんですが、火入れこそ飲食店向けに安定供給しなくちゃいけないから、難しいんだろうなあ…、せめて四合瓶出してくれればなあ…。
 来年も飲みたいなあ…、飲めるかなあ…、祈るしかない今日この頃でした。


 開栓後は、一口目はちょっとインパクトが弱まって、甘味も引っ込んだかな…と思いきや、二口三口と飲み進めると、やっぱこのバランスがベストなんだな…、と思わせてくれる懐の深さを感じます。
 これは舌が飲み慣れるのと、若干の温度上昇も影響しているでしょうね、玄妙ともいえるバランスかと。
 (と、書いてから気が付いたのですが、4年前も似たようなコメントをしてました、このお酒の安定感を示していますね。後、私の感性もブレて無いことがわかってちょっと嬉しい。)
 ただ、流石に最後の1、2合になると生原酒なだけに若干崩れる(渋過ぎ)気もするんだよなあ、やっぱり個人向け四合瓶も出して欲しい気が致します…

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参考:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-31.html

名称:飛露喜 特別純米 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社廣木酒造本店
購入価格(税抜):2,600円/1,800ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2016年12月31日 福島の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

風の森 雄町 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 27BY

本日の家飲み 風の森 雄町 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 27BY

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 奈良県御所市(ごせし)のお酒です。
 当ブログ常連銘柄。

 期せずして「秋の生酒」特集といった感じの記事が続いています、そして自分にとって「秋の生酒」の極め付けといえる存在が、この風の森笊籬採りだったりします。
 マイ殿堂入りの雄町純吟で少し述べているように、基本的に笊籬採りは蔵元のタンクで生のままある程度の熟成期間を経て出荷されています。(もっとも、27BYからは、熟成期間もかなり変更されたようですが…)
 つまり「生熟酒」なわけで、最近私が生熟生熟騒いでいるのも何てことはない、もともと好きだった要素を最近強く自覚しただけなんですよね。
 実際ブログ始める前から、生酒不足の秋に出てくる笊籬採りに、何度も家飲み・外飲みのセレクトを助けられておりました。

 今回いただくのは、以前にも25BYを紹介している、雄町の80磨きになります。
 この27BYから笊籬採りは全スペックとも全出荷四合瓶になったみたいですね、買い易くなりましたし、これなら一人飲みでも飲み比べできるでしょう。
 (ただ、もちろんコスパは下がります。両方出してくれればいいのになぜこう極端なんだろう…)

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 上立ち香は濃厚でアルコール混じりのサイダーといった個性的な香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ複雑味のある甘旨味がピリピリとしたガスを伴いつつ入ってきて、最後まで存在感を保ったまま、ジュワーッと染みこんできます。
 味わいは、三○矢サイダーを徹底的に濃厚かつ奥深い感じにした感じで、甘味とガスと渋味が非常に高次元で溶け合った楽しい感じの旨さがありますね。
 後味はガスと苦味でガッチリキレます。

 味わいの多さを、雑味と感じさせないようにまとめ上げつつガスでしっかりとキレ上げる、個性派芳醇酒でした。
 基本的には25BYから路線は変わってないと思います、特にドライ感の強さが特徴ですね(雄町純吟と全然違うのが面白い)。
 昨年までは、これからガスが抜けていくのをゆっくり楽しんでいたのですが、今回はすぐに飲み終わってしまったのは少し寂しいかも…
 といいつ、せっかくなので今期は笊籬採りをガンガンキープして飲み比べていきたいと思います。

 燗をつけると…、うーむやはり濃厚になりますね。
 流石にうるさく感じるかも…、ぬるいぐらいだとちょうどいい塩梅かも知れません。

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(参考)「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペック同BYの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-297.html

名称:風の森 雄町 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 27BY
精米歩合:80%
酒米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年12月03日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

村祐 常盤ラベル 本生 27BY (H28.9出荷版)

本日の家飲み 村祐 常盤ラベル 本生 27BY (H28.9出荷版)

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 新潟県新潟市のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目。

 前回に引き続き、こちらも9月出荷の生酒ということで、普通の「ひやおろし」とは一線を画した秋酒となっています。
 どうも個人的には「ひやおろし」にはあまり良いイメージが無いんですよね…、新酒のフレッシュ感のような魅力は無いし、長期熟成酒のような振り切った個性も無いので、どうにも中途半端といいますか。
 昔は冷蔵技術が発達していなかったため、「一回火入れの常温保存で、風味を損なわない(老ねない)程度に熟成した」お酒としてまさに「秋しか飲めない」お酒だったのでしょうが、今は一年中生酒が老ねずに飲める時代ですからね…
 そりゃあガチガチの2回火入れ酒に比べたら風味は好ましいでしょうが、「秋といえばこれ」みたいな存在としては、もはや(ブランディングを除いた酒質上では)実体的な価値を失っているんじゃないかしらと思うわけです。

 まあ理屈をこねましたが、実際は生酒偏愛派の自分が、秋の時期の酒屋&居酒屋での選択肢がひやおろしで占拠されている様子を見て、いわば私怨を抱いているためにこんなことを書いてしまった次第です。
 個人的には、冷蔵保存が一般化した昨今なら、ちょうど旨味が乗ってきた生熟酒こそ秋酒として評価されて欲しい!

 閑話休題、今回いただいたのは、ブログでは既に紹介済みの常盤ラベル、ただ前回が1月出荷の新酒だったのに比べ、今回はいわば生熟版です。
 村祐特有の、「清酒 要冷蔵 本生」というそっけない記載がこれだけ心強く思えるのは秋特有ですね、一面秋色ラベルに枯れた酒屋さんの冷蔵庫の中、青々と聳える常盤色の佇まいも素敵。
 

 上立ち香は甘酸っぱい超個性的な香りがそこそこに。
 含むと、トロトロに熟した甘旨味がググっと入ってきて、結構強めの酸味及び奥底に感じる苦渋味と拮抗しながら、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、干した完熟果実といった高濃度かつ複雑味のある甘旨味が純然たる主役を演じ、強めながら落ち着いた酸味がしっかりと引き締めるまとまりのあるもの。
 後味は甘味が嘘のように苦渋味が見事に引き取ってキレます。

 確かな個性のある濃厚な甘旨味が程よい感じで熟した、いい意味で存在感の濃い秋酒でした。
 なんというか村祐の生熟酒として非常に納得感がありますね、やはり甘味に芯があって全然ダレ感が無いのが素晴らしい。
 村祐への信頼感をより深くしてくれた一本でした、次は未飲の紺瑠璃ラベルを狙いたいと思います。

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名称:村祐 常盤ラベル 本生 27BY (H28.9出荷版)
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年11月29日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

鷹長 純米酒 菩提もと 生酒

本日の家飲み 鷹長 純米酒 菩提もと 生酒

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 奈良県御所市のお酒です。
 風の森と同じ、油長酒造が醸しているお酒ですね、同銘柄としてはブログ2回目の登場。

 こちらは以前いただいたものと同じ「菩提もと」のお酒です、その説明は裏ラベル写真や前回記事をご参照ください(サボリ)。
 一番の違いは前回が火入れの二年熟成ものだったのに対し、今回は生酒の新酒ということでしょう。
 当ブログ的には前回がむしろ特殊なセレクトだったので、一度いつもの嗜好に即したものも買っておこうという感じですね。

 裏ラベルの解説も前回と同文。
 使用米(飯米のヒノヒカリ)も変わらないので、基本的なスペックも同じかな…と思いきや、精米歩合が「59%→70%」、日本酒度が「-15→-25」と大きく変わっています。
 通常製品ならこれだけ変われば同じラベルで売り出すのがミスリーディングなレベルですが、このお酒については「製法」がキモですからね、製法の魅力を引き出す方法を模索するのも正しいことかなという気がします。

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 上立ち香は洋梨的な極めて個性のある甘い果実の香りがそこそこに。
 含むと、日本酒離れした超濃厚の甘旨味がグワッと入ってきて、その後もやっぱり甘味を正面に備え付けたまま、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、甘味が主役なのは間違いないのですが、その甘味自体が熟感等の複雑味を添えて、何とも表現しづらい旨味の世界を創り出します。
 後味は少々の甘味が残るのですが、全体としては面白いほどに自然に引き上げていきます。

 強烈で個性的な甘味が印象に残る、まさにオンリーワンの複雑怪奇な超芳醇酒でした。
 流石にこれは食中酒とするのは難しいでしょうね、ただ逆に、最後にこれを飲めばデザートは要らないぐらいの満足感が得られると思います。
 ちなみにやはり私は火入れより生酒の方が好きでした、まだまだ火入れ熟成のどっしり感よりも生酒のジューシー感の方に魅力を感じるようです。
 ともかく、菩提もとの可能性を感じるお酒ではあると思いました、他の菩提もとのお酒も試してみていきたいですね。


 ちなみに、このお酒は前回紹介した風の森アルファ1と同時に開けました。
 アルファ1を最初に開け、他のお酒を経由し、この鷹長で締める。
 同蔵ながら対照的な酒質も楽しく、そんじょそこらの居酒屋に負けない濃い家飲みタイムでしたね。

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名称:鷹長 純米酒 菩提もと 生酒
精米歩合:70%
酒米:ヒノヒカリ
アルコール度:17%
日本酒度:-25
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5(若干特殊な判断)/9.0

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2016年11月17日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

飛露喜 特別純米

本日の家飲み 飛露喜 特別純米

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 福島県会津坂下町のお酒です。
 ブログでの紹介はようやく三回目。

 入手困難銘柄の一つ、飛露喜です。
 このお酒に関しては現状入手ルートを確保できておらず、数年買い逃していたのですが、たまたま今回その機会が巡ってきたので、迷わず購入しました。
 実をいうと、通販で他の銘柄を発注したときにお店側都合による欠品が生じて、その埋め合わせで入れてもらったものだったりします。
 酒屋さんと仲良くしておくとこういうときにお得ですね。

 ところで、当ブログでは最近購入先の酒屋さんを記載していますが、入手困難と私が思った銘柄に関しては伏せるつもりです。
 これは別に意地悪がしたいわけでなく、転売屋の情報源になることが嫌ということ、お店に問い合わせが行って負担になるのが怖いこと、できればあまり入手困難銘柄ばかりに飛びついて欲しくないこと、などが理由です、あしからずご了承ください。

 さて、スペックは通年商品の特別純米(恐らく生詰)、実は初めての家飲みです。
 無濾過生原酒はマイ殿堂入りとしているぐらいに惚れ込んでいる私ですが、実はこちらの生詰にはそんなに強い思い入れが無かったりします。
 外飲みで他のお酒と飲み比べると、どうしてもインパクト不足に感じるんですよね、飲むお酒に迷った時に鉄板酒として選ぶような存在かな(当然プレミア価格でない前提)。


 上立ち香は実は結構個性的だと思う、白ワイン的な果実香がそこそこに。
 含むと、、程よく落ち着いた感じの奥深い甘旨味が力強く入ってきて、ほんのりとした渋みを伴いバランスを保ちつつゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、マスカット的な透明感のある甘旨味が主役、そこに独特な渋みが絡みつくことでやっぱりワインを髣髴とさせる独自の世界を創り出します。
 後味はその渋みが引き取ってグっとキレます。

 強烈に主張するわけではないながら、はっきりとした「飛露喜イズム」という個性を感じる、高完成度のお酒でした。
 いやあやっぱり安定感ありますね、正直「無濾過生原酒に比べたらつまらないだろうなあ」という先入観をバリバリに持ったままいただいたのですが、家飲みでじっくりやると、なかなかどうして十分楽しめました。
 このお酒がこの値段というのはやはり破格でしょう、本当は4合瓶も出して少しでも家飲みし易くして欲しいなあ…
 飛露喜の実力を改めて感じた一本でした。

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名称:飛露喜 特別純米
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社廣木酒造本店
購入価格(税抜):2,600円/1,800ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年10月06日 福島の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み 27BY

本日の家飲み 花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み 27BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 当ブログ最多登場回数を更新中(≒私が一番家飲みしている銘柄ということですね)。

 今回いただくのは、ブルーボトルにピンクラベルが目を引く、雄町の直汲みバージョンです。
 こちらは見た目通り「夏酒」を意識したお酒とのこと。
 直汲みはかなり出荷本数が少ないようなのですが、こまめな入荷チェックが功を奏し、購入できました。

 ちなみにここでは一昨年の山田錦バージョンを既に紹介しています
 また雄町に関しては、三年前に48磨きの直汲みを取り上げて以来ですね、なかなか通常スペックに縁が無いので、来年は狙って、他のお米と飲み比べしてみたいところ。

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 上立ち香は華やかフレッシュな、いつものパイン的果実香がかなり強めに。
 含むと、濃厚ながら透明感のある甘酸がジュワーッと広がって、その酸と裏方のイヤミのない苦味で輪郭を整えつつ、グーッと染み入ってきます。
 味わいは、やはりいつもの花陽浴路線のパイナップルジュース的な甘酸味が主役、ただいつも以上に透明感があって、かつ苦酸が少々強めなために、スイスイいってしまいそうな飲み易さもあります。
 後味はその苦酸で、思った以上に力強くキレます。

 軽やかさがありつつ薄くは無い、飲みごたえと飲み易さを兼ね備えた、花陽浴らしい夏酒でした。
 いつもと比べると酸がちょい強めで、唾液線を刺激する系の甘酸っぱさにかなり近づいている感じ。
 また直汲みというとガス感でキレるお酒が多いと思うのですが、こちらはあまりガスは感じませんでしたね。
 ともあれ、「らしさ」は有って、「花陽浴はやっぱり旨いなあ…」としみじみ思ってしまった一本でした。

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名称:花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み 27BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年09月20日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒

本日の家飲み 風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です。
 当ブログ一押し銘柄の一つですね。

 今回セレクトしたのは、希少米(といいつつもはや各所で見かけますが)「愛山」を、2割だけ削って醸したいわゆる「低精白酒」です。
 低精白酒という言葉には厳密な定義はありませんが、大体精米歩合75から80%以上のものをいうことが多いようですね。
 最近はそういう歩合のお酒でも雑味や重さをあまり感じさせないお酒が増えてきており、一つのトレンドにもなっているように感じます。
 
 風の森は山田錦・雄町の80を前々からレギュラーラインナップに入れているので、この新時代低精白酒のジャンルでは先駆者の一人に含まれると思われます。
 愛山を利用したものについては昨年から出ているようですが、昨年は出荷量が僅少で飲食店向け限定品とされていたことから、風の森マニアとしては歯噛みをしておりました。
 実際外飲みでの印象はとてもよかったので、今年は速攻で確保して家飲みにこぎつけた次第です。

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 上立ち香は甘さとガス混じりのセメダイン香がそこそこに。
 含むと、芯のある甘旨味が強めのガスを伴って、チリチリしながらグワッと入ってきて、時間差で出てくる苦味と拮抗しつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、やはり濃厚なマスカット的甘旨味が主役、裏方には酸味や苦味がからみ合って、確かに愛山らしい複雑な世界を創り出していますね、凄いのはそれを雑味と感じさせないところでしょう。
 後味は酸苦の余韻を残しつつ、自然にキレていきます。

 そんじょそこらの純米大吟醸が裸足で逃げ出す、まとまりのある個性派低精白酒でした。
 いやあこれが8割磨きとはどうしても思えませんね…、ちょっと常識では計り知れない凄みを感じます。
 風の森に関しては実は自分の口に合わないスペックもたまにあるのですが、これは完全に好みのラインでしたね。
 今後の新製品もできるだけ追っていきたいと思います。

 ただ、常温だとやっぱりちょっとうるさく感じるようになるかも、これはしっかり冷やしていただくのがオススメ。

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名称:風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒
精米歩合:80%
酒米:愛山
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2016年08月13日 奈良の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

花陽浴 純米大吟醸 美山錦 おりがらみ 27BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 相変わらず当ブログ最多登場銘柄ですね。

 花陽浴は今期も相当飲んでいるのでもうやめておこうかと思っていたのですが、特殊な経緯で入手機会が巡ってきたので、一升で飲んでしまいました。
 ふと花陽浴の味わいに想いを巡らせてみると、要素自体は「フレッシュ・フルーティー・ジューシィ(FFJ)」を地で行くような味わいであり、恐らく参考にしている蔵も多くフォロワーっぽいお酒にも結構出会うのですが、実際飲むとやっぱりオンリーワンだなあとつくづく思ってしまいます。
 いわゆるインパクトのあるお酒であることは間違いないのですが、そういう派手さの裏の透明感やバランス感こそがこのお酒のコアであり、それはやっぱり丁寧な造りによるのだろうと味わいを通じて感じさせてくれますね。

 sて今回いただくのは美山錦の48、純米大吟醸です。
 前に類似スペック(25BY)を紹介していますが、今回はさらに限定のおりがらみバージョン。

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 上立ち香はトロピカルフルーツに、おりがらみらしい若干の粉っぽさ感が伴った香りがかなり強く。
 含むと、濃厚そのものの甘旨味がおりの苦味を伴ってトロリグワッと入ってきて、強めの酸と時間差で出てきた苦味で輪郭を整えつつ、自然に口溶けて行きます。
 旨味はやはり柑橘系果実の甘酸旨味が主役、比較的に苦味が強めで、甘苦がそれぞれ主張して拮抗している感じがあります。
 後味は苦味が引き取ってしっかりとキレます。

 花陽浴イズムをしっかりと感じる、甘旨酸苦が見事に拮抗しながら楽しさを感じさせてくれるお酒でした.
 他のスペックと比べると、やはり苦味が強めで、花陽浴としては珍しくキリリとした印象もあります。
 毎度のことではありますが、花陽浴は私の期待に応え続けてくれることを改めて確認できた一本でした。

(実は感想書いてから気づいたのですが、ほぼ同スペックを今年既に飲んでました…、脳がやられてますね(呆)
ただ、感想自体はあまりブレてなかったのでちょっと安心)

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名称:花陽浴 純米大吟醸 美山錦 おりがらみ 27BY
精米歩合:48%
酒米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):-円/1,800ml
購入した酒屋さん:もらいものにちかい
お気に入り度:8.8/9.0

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2016年08月07日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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