花陽浴 生にごり酒 29BY

家飲み記録 花陽浴 生にごり酒 29BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 当ブログ定番銘柄ですね、にごり酒特集の2本目。

 昨年のにごり酒特集のときに、「而今にごり酒に匹敵する、甘旨系にごり酒を探せ!」というコンセプトを書きましたが、今年も基本的にはその姿勢は変わりません。
 相変わらず「日本酒の旨味の魅力は甘味に宿っている」というのが私の姿勢ですからね、にごり酒でもそれは変わらないというわけです。
 となれば、花陽浴のにごり酒について「買えれば買う」となるのは当然の帰結でしょう、今年も買えて良かったです。

 例年ラベルには使用米すら書いてないので非常に分かりにくいのですが、お店によると美山錦らしいです。
 スペック的には基本的にレギュラー品と同じ感じだったと思うので、これは美山錦純吟のにごりバージョンになるのでしょうね。
 11月購入、12月開栓でいただいています。 


 上立ち香は花陽浴的パイナップル香に、にごり由来の米的なニュアンスが伴った感じの香が強めに。
 含むと、強烈な甘酸にさらに澱の旨味が上乗せされて思いっきり濃厚になった感じの味がグワワっと入ってきて、そこそこの苦味でギリギリダレを防ぎつつ染み込んできます。
 味わいは、まさに通常スペックに澱の旨味、苦味の存在感が加えられた感じの、若干皮が混じったアルコール入りパイナップルジュースのような感じのもの。
 後味はそれでいて苦味と酸味の働きと花陽浴らしい雑味のなさで、ちゃんと自然に引き上げてくれます。

 花陽浴美山錦純吟のにごりバージョンとして納得感のある、旨苦マシマシの華やか系甘旨にごり酒でした。
 昨年同様、通常スペックを先に飲んでいると、良くも悪くも予想通りの味わいではありますね、とはいえ十分楽しめます。
 ちょっとガス感が加わると結構違ってくるようにも思えますが、私の飲んだ瓶ではあまり感じませんでした…
 ともあれ、華やか甘旨系にごりとして鉄板ではあります、来年もできればいただきたいと思いました。

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紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-147.html

名称:花陽浴 生にごり酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年04月04日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 愛山火入 28BY

家飲み記録 而今 純米吟醸 愛山火入 28BY

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 三重県名張市のお酒です。
 いやあ今期も結構飲んでますね、完全に定番銘柄と化しています。

 而今については今までにレギュラーの特別純米、おりがらみ、にごりという定番純米クラスに加え、純米吟醸の米違いシリーズについても八反錦、千本錦、山田錦、雄町、酒未来と一通り家飲みできてきたわけですが、愛山だけは入手できずにいました。
 今回満を持して購入に成功し、感無量でいただいた次第です。
 なお、以前は神の穂とかあったみたいですし、八反千本とか山田錦麹とか特殊なやつもちょろちょろありますね、あくまで定番スペックの家飲みコンプという感じかと。
 (ちなみに高級スペックは分不相応なのであまり追わないつもりです、ただ、某居酒屋さんでいただいた大吟醸のあらばしり生は鼻血が出るほど旨かったなあ…)

 スペックは高級米「愛山」を50まで磨いた贅沢なもので、お値段もお高め。
 去年の10月出荷ですが、実は大晦日に一年の〆のお酒としていただきました(そして折角なので年度末の記事にしてみたり)。

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 上立ち香はいつもの而今的なパイン香が程よく落ち着いた感じの香りがそこそこに。 
 含むと、やはり落ち着きながらもどこか新酒的なインパクトも残した濃厚な甘旨味が力強く入ってきて、奥の方に苦渋味的なものを感じさせつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、完熟パインを煮詰めた上で少し糖分を抜いたような(?)、極めて芳醇ながらも、甘旨味と落ち着いた酸が良い感じでバランスを取るもので、裏方の苦渋味がさらに奥深さを添えている感じ。
 後味は、芳醇さと酸味が引き取りつつ、若干の苦渋を口中に残しながらキレます。

 濃厚ながらも落ち着きと奥深さのために飲み飽きなさがしっかりある、而今の愛山として納得感のあるお酒でした。
 火入れ的な落ち着きや愛山らしい複雑味がありつつ、やっぱり中心にはパイン的「而今味」があるんですよ。
 火入れでこれだけの個性を確立し、かつバランスもバッチリ…、う~む、若干陳腐な言い回しですが、やっぱり而今は「十四代に一番近い酒」だと、私は思ってしまいますね(味が似ているわけじゃないんですが)
 而今、今後も家飲みできることを祈るばかりです。

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名称:而今 純米吟醸 愛山火入 28BY
精米歩合:50%
使用米:愛山
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0(値段も考慮に入れて)

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2018年03月31日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「White X'masラベル」 無調整生原酒おりがらみ

家飲み記録 たかちよ 「White X'masラベル」 無調整生原酒おりがらみ 

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 当ブログでの定番&殿堂入り銘柄ですね。

 たかちよの季節限定品になります、本当に今更の掲載になってしまいましたが、実はちゃんとクリスマスに飲んでいたりします。(タイムラグ三ヶ月…)
 ひらがな「たかちよ」のレギュラーシリーズについては一応全色飲み終わっているのですが、こういう季節限定ものとか「カスタムメイド」とかがちょくちょく出るので、ついつい手を出してしまいますね。
 あまり新シリーズを出しまくるのも落ち着きが無いなあと思うところですが、私としては現状完全にそれを助長する側に回ってしまっているので、何とも複雑な気分…
 
 詳細スペックは例によって非公開ですが、同銘柄の「緑ラベル」と「赤ラベル」をブレンドしたものらしいです。
 ラベルはそれに対応して赤と緑のチェック柄にしているとのこと、いやあ洒落たことしますねえ。
 なお、クリスマス開栓を想定しているからか、500mlボトルになっています、そのせいかお値段はいつもよりちょいお高め。

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 上立ち香はあま~い感じの果実香に少々お米が混じった感じの香りがそこそこに。
 含むと、トロリとした濃厚な甘旨味が割合自然な口当たりで入ってきて、そこそこの酸と完全に裏に回った苦味で輪郭を保ちつつ、ゆっくりと染み入ってきます。
 味わいは、やはりトロピカルな印象の柑橘系果実の甘旨酸が主役、苦味やキツさはしっかり抑えられていて、最後までその甘旨をストレートに楽しませてくれますね。
 後味は酸と、ほんのりという程度の苦味が引き取って、ちゃんとキレます。

 ブレンドの可能性を感じさせてくれる、たかちよらしさと面白いバランスを両立させた、割りと飲み飽きしない芳醇甘旨酒でした。
 通常の緑と比べるとフレッシュ感がほどほどな感じになっているのがなかなかグッドですね。
 全体的にバランスが良い感じで、実にたかちよらしいトロリとした甘味を素直に楽しめました。
 たかちよ、こういう限定酒なら大歓迎ですね、今後も追っていこうと思います。

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名称:たかちよ 「White X'masラベル」 無調整生原酒おりがらみ
精米歩合:不明
仕様米:不明
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/500ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年03月27日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 28BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 28BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ登場回数トップ3に入る定番銘柄ですね。

 このお酒は昨年10月に開栓したのですが、実は購入は2月だったりします。
 入手難易度が高いお酒ということもあり、何か機会があったときに開けようと思って、あれよあれよ半年経過…、いやあ年をとると時間が速く経つってほんとですね。
 これは自戒も込めていうのですが、明確な意図無しに、プレミア酒(特に生)を冷蔵庫の肥やしにするのは良く無いことだと思っています。
 日本酒の自家熟成はまだまだハイリスク、ダメにしちゃったら他に飲みたかった人に申し訳ないですからね。

 スペックは山形のレア(?)酒米、酒未来を50%までと結構磨いた無濾過生原酒。
 前回飲んだ26BYは感動ものの味わいだっただけに、熟成期間に若干の不安を感じつつの開栓でした。

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 上立ち香はいつもの而今的な柑橘系果実がありつつ、程よく落ち着き、バニラも感じる個性的なものがそこそこに。
 含むと、割りと香りの印象通りの、インパクトとまとまりを両立したトロピカルな甘旨酸味が力強く入ってきて、結構強めの渋味と押し合いへし合いしながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やっぱりしっかり熟した感じの果実の甘旨味を芯にしつつ、熟成香は皆無ながら、渋味や苦味等も感じてなかなかに賑やかなもの、ただ全体としては不思議に嫌な感じではなく、むしろ飲み飽き無さが出てきている気も。
 後味は、苦渋をほんのりと残しつつ、酸でしっかりキレる感じ。

 而今らしい濃度やインパクトをキープしつつ、独特の複雑味と熟感をプラスした、結構飲んでいて楽しい感じになった而今でした。
 ここだけの話なのですが、実は私はこのお酒を開けた際、ついリミッターを外してしまい、一人家飲みで記憶と無くすという失態をやらかしてしまいました(翌日確認すると五合は飲んでましたね…)。
 やっぱりちょっと28BY的苦味が気になりはするのですが、ある種それもアクセントになっていたのかも…
 ただ、以前の印象と比べると、基本の飲み頃はやっぱり出荷から数ヶ月だったんじゃないかなあとも思いますね、フレッシュ感がないのはやはりちょっと寂しい。
 而今、少なくとも生酒については、早めの開栓を個人的にはオススメします。

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名称:而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 28BY
精米歩合:50%
使用米:酒未来
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):3,400円/1,800ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年01月28日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 29BY

本日の家飲み 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 29BY

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 2018年の家族用新年酒の3本目になります。

 (昨年類似スペック(おりがらみ)の感想はこちら)


 上立ち香は、いつものパイン香が、華やかな感じで強めに。
 含むと、トロピカルでインパクトのある甘酸旨味がグワっと入ってきて、かつダレを感じさせないまま、若々しいまま口中に広がります。
 味わいは、やはりフレッシュパイン的な甘酸旨味が主役にあり、花陽浴特有の華やか系苦味的クセも少々有りつつ、全体の印象としてはちゃんとフルーツ的な旨味をしっかり感じさせてくれます。
 後味は、苦味を若干口中に残しつつも酸味が引き取って、最後には見事にキレイに引き上げていきます。

 華やかな上立ち&含み香、超濃厚な甘旨味、そしてそれらをしっかり引き取るキレイさとバランスを兼ね備えた、花陽浴らしいお酒でした。
 個人的に上三つの要素があってこそ花陽浴だと思っております、28BYはその中の甘旨味が力不足だった感じでしたが、今年はほぼほぼ復活した印象ですね。
 ただちょっと苦味が強めかなあという気もします、実際は旨味がしっかりしていることもあってあまり気にならないんですけどね。
 29BYの花陽浴は、継続的に購入していきたいと思わせてくれた一本でした。

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 29BY
精米歩合:55%
使用米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年01月10日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

而今 特別純米 にごりざけ生 29BY

本日の家飲み 而今 特別純米 にごりざけ生 29BY

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 先日の記事で私の正月酒を紹介しましたが、持ち込み酒5本については自分で飲んだ量が少ないしメモも取れなかったので、感想は載せません。
 対して、家族用のお酒4本については一人でも飲めましたので、これから掲載していこうと思います。
 ただ、ハッキリ行ってここ数年スペックが被っていて新しく書くネタも無いため、写真と飲んだ感想だけバーッと書いていく簡易版にしようかと…
 その代わりと言っては何ですが基本毎日更新にしますので、どうかご了承ください。

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 (昨年の感想はこちら)

 上立ち香はセメダインとガスが混じった香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと存在感のある甘酸旨味がシュワシュワと入ってきて、最後まで純度を保ったまま喉奥に流れ込んでぎます。
 味わいは、まさに大人のカルピスソーダ的な甘旨味が芯にあって、苦味的な奥深さは有りつつもマイナス要素の雑味は皆無、とにかく旨味を楽しめるのがよし。
 後味は、酸味が引き取って見事にキレます。

 シュワシュワとした、お米の味わいを伴った甘酸旨味を高純度かつ高濃度で楽しめる、甘旨系にごりの決定版というべきお酒でした。
 いやあほんと、このお酒に関しては毎年絶大な信頼を寄せているのですが、毎回信頼に応えてくれますね。
 昨年にごり酒特集なんてことをやっていて、実は今年もやるつもりなのですが、このお酒についてはまさに殿堂入りという認識です。
 而今にごり、来年も飲めることを切に願う今日このごろでした。

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名称:而今 特別純米 にごりざけ生 29BY
精米歩合:60%
使用米: 山田錦:34% 五百万石:66%
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2018年01月08日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 無調整生原酒 ハロウィンラベル

本日の家飲み たかちよ 無調整生原酒 ハロウィンラベル

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 当ブログでの登場頻度はトップ5には入る、定番&殿堂入り銘柄ですね。
 というわけで…、

 まるめち的秋酒アプローチその③…「自分の信頼する銘柄の秋季限定品を選ぶ」

 てな感じです、これまた当たり前ですね。
 といいつつ自分の場合、好きな銘柄でも「ひやおろし」は合わないことが多いので、それ以外の季節限定ものを選ぶことの方が多いのですが…
 
 今回いただくのは、日本酒界のゆるキャラ「さかずきん」の姿も見える「ハロウィンラベル」、「たかちよ」のひらがな的柔らかさも手伝って、可愛らしい印象のに仕上がっていますね。
 秋酒ではあると思いますが、いつも通りの無調整生原酒ということで、所謂生熟成のお酒と言ってよいでしょう。
 詳細スペックは例によって不明。 

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 上立ち香はやはり濃厚で甘さ混じりの果実香がそこそこに。
 含むと、しっかり味の乗った甘旨味が力強く入ってきて、若干スパイシーな辛さで引き締まりを保ちつつ、最後まで存在感を保って染み込んできます。
 味わいは、割りと落ち着きがありつつ少々フレッシュさも感じるような芳醇な甘酸味が厳然たる主役、裏方には渋辛がいる感じですね、ただ少々薬臭さを感じるのはマイナス。
 後味は酸渋辛が相まって甘味をしっかり引き取る形でキレます。

 秋らしく味乗りした濃厚な甘旨味を、独特のバランスで素直に楽しませてくれる、たかちよらしい秋酒でした。
 この程よい熟感はまさに秋の生熟酒の魅力ですね、ひやおろしみたいに中途半端に熟成香をまとうことが無いのがグッド。
 実はアルファベットラベルタータンチェックラベルと、28BYのたかちよは自分にとってちょっと期待外れな味わいが続いていたので、このお酒に出会えたことはとても嬉しかったです。
 たかちよ、今後も要所要所で買っていきたいと思いました。

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名称:たかちよ 無調整生原酒 ハロウィンラベル
精米歩合:不明
仕様米:不明
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年12月25日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦 29BY

本日の家飲み 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦 29BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 当ブログでの登場はついに30回を越えました。

 花陽浴はブログを始める前からのお気に入りであり、「芳醇甘口派」を自認する私にとって、ある意味象徴的な意味を持つ銘柄です。
 その銘柄のトップバッターというべきスペックがこの美山錦純吟なのですが、昨年の味わいは極めて「らしくない」ものであり、28BYの出来自体にかなり不安を感じたものでした。
 後半は結構持ち直したものの、さて29BYはどうだろうというのは当然前から気になっており、早速セレクトした次第です。
 実はこれより先に飲んだお酒はまだ大量にあるのですが、「20代から始める日本酒生活」さんを初め、他のブロガーさんに先を越されていくのが花陽浴フリークとして若干悔しいので(笑)、優先的に取り上げることにしました。

 スペックはいつも通りの美山錦55%、無濾過生原酒。
 今年からラベルが変わってますね、が、各所の評判はあまり良くない気がします(笑)、私も前の方が好き。
 ただ、今風かつ華やか(というか派手)な味わいのイメージ的には、こちらの方が合っているのかもしれません。


 上立ち香は花陽浴香とでも言うべき、熟れすぎて悪くなりかけてる(笑)パインの香りがぷんぷんと。
 含むと、むせ返る程の甘酸味がグワッと、しかしなめらかな口当たりで入ってきて、奥の方に苦味を想起させつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘味と酸味が最大限に主張する超濃厚な旨味の世界を演出しつつ、その酸の働きと、あくまで裏方に徹する苦味により、不思議なほどにダレない独特のバランスを保つもの。
 後味も酸がメイン苦味がサブで働いて、袋吊りの真骨頂的に、自然に引き上げていきます。

 強烈ともいえるインパクトの甘旨酸味を、オンリーワンのバランスと自然な後口で楽しませてくれる、しっかりと「花陽浴らしい」お酒でした。
 飲んだ後に思わず「うん!これこれ!」とひとりごちてしまうような一杯でしたね…
 花陽浴としては、これより完成度の高いもの(ロット)は多くあったと思いますが、少なくともこのお酒には28BYと違って、しっかりと「らしさ」がありました、ファンとしてはこれほど安心し、喜べることはありません。
 花陽浴、今期の出来には強く期待を寄せていきたいと思います。

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紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-145.html

名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦 29BY
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年12月03日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

村祐 常盤ラベル 亀口取り 28BY

本日の家飲み 村祐 常盤ラベル 亀口取り 28BY

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 新潟県新潟市のお酒です。
 ブログでの紹介は4回目になります。

 なぜか村祐は常盤ラベルばっかり飲んでますね(4回中3回)ただ実は、一回目は通常品二回目は生熟品、そして今回は亀口取りと微妙に違っていたりします。
 この辺り実にマニアックな違いなんですよね…、村祐は基本スペック非公開を徹底していつつも、この辺りの情報はチラチラ出してくるのがニクいと思います。
 ちなみに亀口取りは村祐の限定品として結構有名かと…私も前から目を付けておりました、ググると「無加圧」ってところがポイントみたいですね。

 スペックは相変わらずの非公開、確か亀口取りは一升瓶限定なので、腹をくくって購入。
 5月出荷の7月開栓なので、ちょっと間が開いてしまいましたね。

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 上立ち香は蜜たっぷりの青リンゴといった趣の、甘酸を感じる果実の香りがそこそこに。
 含むと、複雑な印象の甘旨味が、しかしなめらかな口当たりでトロリと入ってきて、最後までその存在感を保ちつつじわじわと染み込んできます。
 味わいは、和三盆というにはちょっと濃い感じの砂糖系の甘味に、割りと色々な方向の味が絡みついた感じの、完熟果実の砂糖漬けと言った趣の甘旨味が最初から最後まで主役を演じます。
 後味は、ほんのりと苦渋を舌先に残しつつも、濃厚さをきちんと引き取って自然に引き上げていきます。
 
 心地よく、若干複雑さもある甘旨味を、じっくりじんわりと楽しめる、確固たるスタンスを感じるお酒でした。
 28BYが故か気持ちいつもより苦渋が強かった気も…、ただこれはあくまでも常盤ラベル同士を比べての話。
 基本的には、やはり安定して甘旨い、甘口派鉄板商品といえるでしょう。
 村祐は引き続き追っていこうと思いました。

 開栓から時間が経ってくると、更に複雑味が増してきますね。
 レーズン様の渋味を纏った感じも出てきますが、これはこれで楽しい感じ。
 この甘さの割には崩れないお酒だと思いました。

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名称:村裕 常盤ラベル 亀口取り 28BY
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):3,300円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年09月27日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花陽浴 純米吟醸 雄町 おりがらみ 28BY

本日の家飲み 花陽浴 純米吟醸 雄町 おりがらみ 28BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 泣く子も黙る当ブログ定番銘柄。

 この雄町おりがらみは、花陽浴28BY生酒では最後に入手できたものなので、勿体無くてしばらく寝かせてしまいました。
 出荷年月が3月で開栓6月なので、最低3ヶ月は寝てからいただいています。
 (今回感想が長いので導入はここまで)

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 上立ち香は若干粉っぽさも感じる甘酸トロピカルフルーツの香りが強めに。
 含むと、トロミのある超濃厚な甘酸旨味が刺激無しのまろやかな口当たりで入ってきて、その酸と裏方に感じる苦味でしっかりと輪郭を保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、いつもの花陽浴的な完熟パイナップルの甘酸が厳然たる主役、おりがらみ由来の苦味も若干存在感ありますが、何と言っても甘旨の濃度が高いのでキツさは皆無。
 後味は酸苦が引き取って、最後まで自然に引き上げていきます。

 とにもかくにも濃厚かつ好ましい甘旨味を、最初から最後まで素直にストレートに楽しめる、芳醇旨口酒でした。
 これですよ、これこそ花陽浴なんですよええ。
 花陽浴というと華やかな甘酸が特徴と思われがちですが、実はオンリーワンなのはこの口当たりの上品さ、柔らかさなんじゃないかと思います。
 私は28BYで、主に苦味によってバランスが崩れてしまった印象の甘口酒を多く飲んで、やっぱり評価されている甘口系のお酒というのは、微妙なバランスの上に成り立っているんだなあと再認識しました。
 フレッシュフルーティー芳醇甘口系のお酒というのは、ともすれば「流行り系」「ありがち系」でひとくくりにされがちと思うのですが(特に辛口派や純米燗派からすると)、やっぱりその中でも完成度の差というのは歴然としてあるんですよね。
 とりわけ花陽浴はそっち系の極北ともいえる銘柄であり、私はその「インパクト」と「まとまり」に現在進行中で惚れ込んでいるため、その要素は維持してくれることを切に願う今日この頃です。
 花陽浴には、今から既に29BYに期待を寄せてしまいますね。

 開栓二日目以降は、正直なところ早くも甘ダレ感が出てきた感じはあります、完熟を超えて過熟しちゃった感じですね。
 まあそれは私が勝手に寝かせた結果なので…
 逆に、世の中のマニアに言いたいのは、花陽浴を買えたら、若干もったいなくても、数ヶ月以内には飲んだほうが良いだろうということです。
 もちろん転売屋からの購入は論外でしょう、ある意味十四代以上にあっさりダメになる恐れがあるお酒だと思います、ダメ・絶対。

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名称:花陽浴 純米吟醸 雄町 おりがらみ 28BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.8/9.0

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2017年09月14日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

本日の家飲み 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 前回の山田錦純米吟醸と同時購入しました。

 この「雄町・純吟・笊籬採り」は、日本酒初心者だった23BYに初飲みして以来心酔しているスペックであり、24BYは当ブログの数少ない「マイ殿堂入り」にしています
 基本的には毎年購入していたのですが、27BYは全量四合瓶&上槽即出荷化に伴って出荷時期がずれていたこともあってうっかり買い逃し、外飲みで一口飲んで「ああ、買っておけばよかった…」と涙した記憶があります。
 というわけで今年は早々に確保しておきました、本当油断禁物ですね。

 さて、風の森の笊籬採りについては、上記の変更があった27BY以降はやはり酒質が変わった印象はありますね。
 しぼり華というか真中採りとの違いがあまり無くなったと言いますか…
 まあ、このスペックについては、甘味の質さえ変わっていなければ個人的にはOKですし、あまり先入観を抱かずにいただこうと思います。

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 上立ち香はマスカット果汁入りサイダー的な、ガスを感じる香りがそこそこに。
 含むと、芳醇そのものの甘旨味が強いガス感とほんのりとした苦味に引き締められつつ、力強くかつ複雑さを孕んで、最後まで濃度を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、サイダーに甘めの白ワインを混ぜたような(?)、甘味とガス感の裏に酸苦渋をそれぞれ感じさせる、複雑さと分かりやすいインパクトの両方を感じるもの。
 後味はしっかり苦味が引き取って、芳醇さを忘れさせてキレます。

 いわばチューハイの気安さと、ワインの奥深さを兼ね備えたかのような、万人にオススメできるチリチリ芳醇甘旨酒でした。
 旨味の芯が甘味にあるので気負わずに楽しめますし、飲み方についても、温度は冷酒~常温でも全く大丈夫で、変化も開栓後一週間は余裕でOKだと思います。
 いやあやっぱり好きですね…風の森のこのスペック。
 ただやっぱり殿堂入り一升瓶のころに比べると明らかに「軽く」なっている(アルファに引っ張られてる?)気はしますね、それはちょっと寂しい感じもありますが、日本酒初心者にはより手軽に勧められるとも言えるかと。
 風の森は29BY以降も追っていきたいと決意を固めた一本でした。

 実は同じスペックをもう一本確保してあり、一年程度寝かす予定です。
 改めて感想も書きますのでご期待ください。

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名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.8/9.0

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2017年08月29日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 山田錦 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

本日の家飲み 風の森 山田錦 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森については、ほぼ全スペック家飲みできているはずですが、各お米のイメージを乱暴にまとめるとこんな感じだったりします。
 秋津穂…全ての基本。風の森味わいマップを作ったら、秋津穂純米がど真ん中にくるイメージ。
 山田錦…かなりドライで甘味控えめ。いわゆる辛口派にはオススメできるが、ちょっと割高。
 雄町…純米と純吟で全然違う印象。純吟の甘味は自分の中で別格。
 露葉風…結構個性、クセもある印象。ただ新発売の純大はクセをうまくこなれさせていた感じ。
 キヌヒカリ…雄町純吟に次ぐ甘口。何となく日本酒初心者に飲ませたい。

 というわけで、実は山田錦には個人的にはあまり良い印象が無いのですが、たまには良いかとセレクトしました。
 60磨きで1800円というのは昨今の地酒相場ではちとお高めだと思いますが、まあマニア向けスペックでしょうからね。
 むしろアキツホの純米とかアルファ1の値段がおかしいと考えるべきでしょう…

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 上立香はやはりマスカット混じりのサイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュな甘旨味がふわっと広がったと思うと、一瞬後に厳しく出てくる苦味辛さに強烈に締め上げられ、ピリピリ感をまとって喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりサイダー的な風味のある旨味が芯にあるのですが、解説通りとにかくドライで、甘味は最初の一瞬面影を見せるだけ、全体としては苦辛で極めて引き締まった印象ですね。
 後味は、流石にその印象のまま見事にスパッとキレます。

 何となく「スーパードライ」という言葉が浮かぶ、極めて引き締まった微炭酸辛口酒でした。
 私は辛口派ではないので若干物足りない気もしますが、風の森の場合最初にフワッとくる旨味がとにかく自分の好みなので、全体としては前向きに楽しめてしまいます。
 まあガンガン飲めてしまうという、蔵元の狙いもはっきりわかるお酒なので、一度は試してみても良いと思いますね。
 次は同時に買ったもう一つの笊籬採りをご紹介します。

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名称:風の森 山田錦 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年08月27日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 美山錦 28BY

本日の家飲み 花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 美山錦 28BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 相も変わらず当ブログ最多登場銘柄になっております。

 花陽浴については今期(28BY)既に美山錦純吟八反錦純吟おりがらみにごり生をいただいており、また、今回の美山錦純大については27BYのおりがらみ25BYの同スペックを家飲みしているという、状況になっております。
 まあ、そのペース自体が示していることですが、やっぱり惚れ込んでいるんですよね、この味わいに。
 それだけに28BY最初の美山錦を飲んだ時の「これは違う…」という感触は本当に恐ろしいものでした…

 その後生にごりを飲んだ印象により、ちょっと寝かせた方が「らしい」味わいになりそうだと思い、今回のお酒については、1月出荷分を3月中旬に開栓して飲んでおります(そしてブログ掲載は5月という体たらく)。
 スペック的にはいつもの美山錦48磨きの袋吊り無濾過生原酒になります。

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 上立ち香は華やかな印象のいつもの柑橘系果実の香り(ただ若干大人しめ)がそこそこに。
 含むと、濃厚ながら透明感のある甘旨味が摩擦なしの口当たりで入ってきて、酸でしっかりと輪郭を維持しつつ、奥の方に苦味も感じさせながらゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、やはり花陽浴らしいパイン的な甘旨酸味が主役、濃度も満足できる水準で、透明感に加え苦味もあるからか、ガンガン飲み進んでしまう魅力がありますね。
 後味はほんのりとした苦酸を感じさせつつも、優しくキレイに引き上げてくれます。

 華やかさ、透明感、そしてバランスを兼ね備えた、高次元のまとまりのある芳醇甘旨酒でした。
 何というか、このお酒でようやく今期花陽浴が目指したものの一端が感じられた気がします、ちょっと大人になったかのような。
 ただ、私としてはちょっと苦味が気になるのと、何より花陽浴にはやっぱり超濃厚甘旨路線(ただし荒さは皆無)という方向性を求めたいんですよね…変化を望まないわがままなファン心理というやつです。
 ともかく花陽浴は今後も密着して動向をチェックしたいと思います(実は今期雄町は購入済み)。

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名称:花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 美山錦 28BY
精米歩合:48%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年06月04日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 露葉風50 純米大吟醸しぼり華 無濾過無加水生酒

本日の家飲み 風の森 露葉風50 純米大吟醸しぼり華 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森は以前から、奈良の酒米である「露葉風」を使った純米酒(精米歩合70)を出していましたが、今回いただくこの純米大吟醸は28BY初登場の新製品になります。
 この辺りの経緯は奈良県の地酒屋「あべたや」さんの商品紹介ページに詳細が載っていましたので、興味がある方はご一読を…
 ポイントは、「露葉風の品質は生産農家の方々のご努力もあり、年々向上しており、本年のお米は高精米にも十分対応できる酒造好適米となってまいりました。」という部分でしょうか。
 酒蔵が農家としっかり連携して継続的・安定的に調達することの大切さが伝わってくる気がします。

 裏ラベルには相変わらず細かい情報の記載が有ります、超硬水の長期間発酵というのもいつも通りですね。
 白いラベルは見た目格好いいのですが、写真写りが良くないのがちょっと難点かも。

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 上立ち香は甘く濃厚な、プルーンのような香りがそこそこに。
 含むと、独特な奥深さのある濃厚な甘旨味が強めのガスを伴いチリチリジュワーッと入り込んできて、徐々に強まる渋味で輪郭を保ったまま、息が長く染み込んできます。
 味わいは、三○矢サイダーに半熟のメロン果汁を混ぜたようなガス甘をメインとしつつ酸も伴ってダレ感の無い、青く複雑味のある旨味が主役ですね、磨いている割には味わいたっぷりですが、しつこさが無いのは磨き相応という印象。 
 後味は、ガスと渋味で力強くキレます。

 個性及び濃度と上品さを兼ね備えた、完成度の高いチリチリ芳醇甘旨酒でした。
 50磨きでこれだけ味を出してくるのは風の森らしい感じですね、そしてそれとガスが相まって絶妙なバランスの飲み応えを与えているのもいつも通り。
 露葉風特有のクセのようなものも若干ありますが、全体としては新製品とはとても思えないような安定感のあるお酒だと思います、やっぱり各蔵が特定品種のお米にこだわりを持って、長期間造りの知見を集積するということは大事なことなんだなあと感じました。
 風の森は完全に自分にとって不可欠な銘柄になっていますね、今後味が変わらないことを切に願う今日この頃。

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紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-45.html

名称:風の森 露葉風50 純米大吟醸しぼり華 無濾過無加水生酒
精米歩合:50%
使用米:露葉風
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年05月03日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

花陽浴 純米吟醸 生にごり酒

本日の家飲み 花陽浴 純米吟醸 生にごり酒

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 言わずと知れた、当ブログの最多登場銘柄になります。

 唐突ですが、皆さんは「にごり酒」はお好きでしょうか?
 私は結構好きなイメージがあって、当ブログでも現在「にごり酒」タグがついた記事が16本にもなっています。
 が…、実はその中身は三分の一ぐらい「而今 特別純米 にごり酒生」が占めていることに最近気づきました、しかも「お気に入り度」が高いのもほとんどが而今という有り様。
 「これではいかん!」と個人的に思い、実は昨年末からかなりの数のにごり酒を意識して集中的に家飲みしております。
 自分の中では「而今にごりに並ぶ甘旨系にごり酒を探せ!」というコンセプトですね。
 当ブログは実飲から記事掲載までのタイムラグがひどいので、開き直って連載っぽくまとめて取り上げてみようと思います。

 トップバッターは而今と並ぶ鉄板銘柄の花陽浴…、なのですが、28BYについては新酒第一弾の美山錦が「らしくない」味わいだったために、若干ビクビクしつつの開栓となりました。
 ちなみに、11月出荷のものを昨年のクリスマスに開けております(実に三ヶ月前…)、なんとなくクリスマスっぽいラベルだったもので。
 このにごり酒はかなり出荷量が少ないらしく、初家飲みのために急いで確保いたしました。


 注ぐと、流石におりがらみとは違ってガッツリと白濁しています。

 上立ち香はいつもの果実香にお米とガスが強めに混じった感じの香りが気持ち強めに。
 含むと、トロトロの甘旨味が高濃度で入ってきて、僅かなガス感と、そこそこのおりの苦味でキッチリと締め上げられながら、塊のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いつものパイナップル的甘酸味が主役ながら、やはりオリが苦味と一種のまろやかさも加えていて、なかなかに複雑な世界を創り出していますね。
 後味は酸がしっかり働いて、粉っぽさを感じさせずにしっかりとキレます。

 少々苦味が強めにありつつも、花陽浴らしい甘酸もそこそこに感じる、飲み進めやすい甘旨系にごり酒でした。
 28BY、しかも美山錦利用(らしい)の純吟になりますが、通常の純吟と比べると甘味が出ていたように感じました。
 これはやはり購入から一ヶ月以上置いてから開栓したのが良かったんじゃないかな…、わりと飲み頃であったような。
 にごり酒集中飲みについて、好スタートを切らせてくれた一本でした。

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紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-6.html

名称:花陽浴 純米吟醸 生にごり酒
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年03月30日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 26BY

本日の家飲み 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 26BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 笊籬採り3本飲み比べの最後となります。

 飲み比べのトリを飾るのは、私にとっての殿堂入りスペック、その自家熟成バージョンになります。
 26BYに搾られ、一年近い蔵元熟成を経て平成27年9月に出荷されたものを、更に一年以上我が家の家庭用冷蔵庫に保管した後の平成28年11月に開栓したものですね。
 まあ実際は狙って寝かせたわけではなく(基本的に自分は買って一ヶ月以内には飲むスタイル)、勿体無くて飲むタイミングを逃してしまっただけなのですが…
 家庭用冷蔵庫で1年はどう考えても危険領域なんですよね、ただ購入した伊勢元酒店さんがとても丁寧に新聞紙包装してくれたので、遮光は完璧だったと思います。

 この雄町純吟笊籬採りは風の森の中でも、芳醇・甘旨・フレッシュという三拍子揃った、非常に分かりやすい楽しさが魅力だと思っています。
 それが2年以上の熟成を経たことでどう変わってしまったのか…、おっかなびっくりの開栓です。 

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 現状廃止されてしまった一升瓶のラベル…、懐かしさすら感じます。

 注ぐと、グラスに気泡がついてくれて一安心、ガスは抜けて無いですね。

 上立ち香はある意味予想通りの、少々ガス混じりの熟れた果実の香りがそこそこに。
 含むと、若干の熟成をまとったまさに完熟果実の甘旨味がグググッと入ってきて、少々のガスのピリピリを感じさせつつ、非常に力強く染み入ってきます。
 味わいは、基本は同スペックのいつもの芳醇なマスカット的甘旨味が主役、しかしやはり確たる熟感がありますね、苦味もあって旨味に円熟味と複雑さが加わった印象。
 後味はやはりガスと少々の苦味で引き上げます。

 通常の同スペックから、フレッシュ感と強めの熟感がトレードオフとなった結果のような、ある意味想像通りのお酒でした。
 最初にふわっと広がり、後に含み香の奥の方に感じるほんのりとした熟成香をどう考えるかですね…、正直一年前なら苦手意識が強かったのですが、今なら結構楽しめる自分がいます(ただ、多分生熟限定)
 何というか、飲んでいる間、たまに物凄く旨く感じる瞬間があるというか、複雑さが自分の感覚にハマるタイミングが何回かあったような気がします。
 ただ、ハッとするようなド直球の旨さは無くなってしまうので、基本的にはやっぱりこのお酒は出荷直後に飲むべきなのでしょう。
 とりあえず風の森のこのスペックについては、28BYを何としてでも入手して家飲みしたいと、決意を新たにした今日この頃でした。 

 ちなみに燗を付けると、いい感じで熟感のクセが無くなり、甘旨味をストレートに感じられるようになりました。
 やはり燗推奨ですね、旨味も濃厚になるのにバカスカ飲んでしまう口当たりの優しさもあります。

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参考1:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事(25BYの半年程度追加熟成)
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-840.html

参考2:「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事(27BY四合瓶の半年程度追加熟成)
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/18816801.html

 しかしなぜ日本酒ブロガーは揃ってこのスペックを過熟させてしまうのか…
 まあ何となくそれを誘うような酒質があるんですよね、後、「いつでも飲める」状態を保つ安心感というのもありそうな気がします。

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 最後に記念写真。
 3本立て続けに飲んでしみじみ感じたのは、「やっぱり私は風の森が好きなんだなあ」ということですね。
 味わいの方向性自体が自分の好みにハマり過ぎていて、他銘柄以上に主観的な感想になっているかも…
 ただ、飲んでいるときの幸福感は間違いなく本物ですね、今後もピッタリと追っていきたい銘柄です。

名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 26BY
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):3,780円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年02月12日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 露葉風 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

本日の家飲み 風の森 露葉風 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 前回に引き続き、限定品…というか特別品である「笊籬採り(いかきとり)」の紹介になります。

 前回の秋津穂は27BY、こちらのお酒は28BYになりますが、記載されている製造年月は両方とも2016年9月となっています。
 なんでこんなことになるかということを理解するためには、まずBYの定義を確認する必要がありますね、ちょっと探したところ有名地酒屋「山中酒の店」のコラムが分かりやすく解説していました。
 ポイントは「BYの始まりは7月1日であること」「BYは原則上槽日(もろみを搾った日)で判断されること」及び「製造年月は原則瓶詰め日が基準となること」でしょう。
 総合すると、秋津穂は6月以前に搾られてしばらく保存された後に、露葉風は7月以降に搾られてあまり間を空けず、それぞれ9月に瓶詰めされたものと思います。(タイミング的に、おそらく米は同年産でしょう)
 このあたり非常にややこしいですね、私の経験上居酒屋はおろか酒屋の店長でよくわかっていない人も居ました。
 (もちろん私も正確に理解できているかそんなに自信はありません。間違いあれば是非コメントでご指摘ください)

 さて、今回いただくのは露葉風を70まで磨いた純米スペックですが、以前には60まで磨いた純米吟醸の笊籬採りをいただいたこともありました。
 この辺り、露葉風についてはお米の出来などによっていろいろな歩合を試しているみたいですね、28BYには新製品として50まで磨いた純米大吟醸(しぼり華)も出てきたようです(というか買いました)。

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 上立ち香は濃厚な葡萄系っぽい甘さを感じる香がそこそこに。
 含むと、奥行きのある上品な甘旨味がガス感を伴いつつもゆっくりと入ってきて、あくまで奥の方で仕事をする渋味でより複雑さを感じさせつつ、じんわりと染みこんできます。
 味わいは、うーむバニラ的な甘旨味に渋味(?)が一体化して、独特な世界を創り出していますね、酸味も結構あって賑やかな印象もありますが、やっぱりガスの働きもあって飲み口は軽快。
 後味はその印象のまま自然にキレます。

 風の森の中でもかなり複雑味のある、個性派芳醇甘酸渋旨酒でした。
 なんというか、色々な味わいが併存するのではなく、一体化しているようで、非常に表現しづらい感じです。
 日本酒離れした感じではありますが、こんなワインも無いんじゃないかな…、個性としては他のスペック以上に感じましたね。

 次回も風の森の笊籬採りで、それもかなり特別な一品をご紹介します。

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参考:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-570.html

名称:風の森 露葉風 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 28BY
精米歩合:70%
使用米:露葉風
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年02月10日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

風の森 秋津穂 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 27BY

本日の家飲み 風の森 秋津穂 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 27BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた、当ブログ常連銘柄。

 もはや語ることもないぐらい頻繁に紹介している風の森です、その限定品である笊籬採りについては27BYから全量四合瓶出荷となっています。
 理由については確かなことは分かりませんが、一つ言えることは、今まで難しかった家での飲み比べ(所謂水平飲み)が格段にやりやすくなったということですね。
 複数スペックがお店に並んでいたので、早速立て続けに開栓して3本ほど飲み比べと洒落込んでみました。(実際飲んだのは昨年11月だったりしますが…)

 トップバッターは、風の森の中でも最もスタンダードなスペックという印象のある、秋津穂の純米です。
 秋津穂については「アルファシリーズ」でも積極的に使われていますね、酒屋さんの店長曰く、蔵元は相当前から地元の農家と話を詰め、このお米の安定供給に腐心していたとのこと。
 やはり日本酒の原料としてほとんどを占める、「お米」と「水」については、一年二年で質を確保できるものでは無いですからね…、先見の明があったということなのでしょう。

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 上立ち香はガス混じりかつ結構甘い感じのバニラ的香りがそこそこに。
 含むと、透明感のある上品な甘旨味がガス混じりで入ってきて、少しづつ強まっていくほどほどの苦味で輪郭を整えつつ、ジュワーッと染みこんできます。
 味わいは全体としての存在感を強烈に感じさせつつ、「クリスタル」という言葉がつい思い浮かぶような透明感とバランスを併せ持つもので、濃厚さと飲み飽き無さを見事に兼ね備えています。
 後味はキツくない苦味で自然かつしっかりとキレます。

 濃厚ながら非常に硬質かつ透明感のある味わいの、いくらでも飲めてしまいそうなチリチリ芳醇旨酒でした。
 やはり風の森の秋津穂らしい味わいですね、アルファ1にも近い印象があって、甘味は雄町純吟やキヌヒカリ純大と比べると控えめかと。
 風の森は花陽浴等に比べて各スペック間の味わいの違いが大きいと思っているので、一度飲んで口に合わなかったと思っても、是非もう1、2スペックぐらい試してみて欲しいですね。
 秋津穂の純米は優秀なコスパとバランス感の点で、最初に試すのに向いていると思います。

 燗をつけてみると、お、ここでセメダインが表に出てきましたね。
 旨味は濃厚に、透明感は若干後退するので、どっちが良いかは好みかな…

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(参考)「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんの同スペックの記事
http://www.sakeblog.info/kazenomori-junmai-ikakidori/

名称:風の森 秋津穂 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 27BY
精米歩合:65%
使用米:秋津穂
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年02月08日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE2 28BY

本日の家飲み 風の森 ALPHA TYPE2(アルファー タイプ2) 28BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 当ブログ開設当初からの推し銘柄の一つですね、今年も当然新年酒に登場です。

 今回いただくアルファ2は、風の森が力を入れているお米である「秋津穂」をなんと22%まで削り、「この上なき華」というテーマで醸されたハイクラスのお酒です。
 このお酒については以前(25BY)に外飲みで非常に好印象を受けており、今回は念願叶っての家飲みとなります。
 実はこのお酒はお米の調達の関係で26BYの販売がなく、27BYは新発売であった「氷結採り®」の「ALPHA TYPE4」を優先してしまったので、ここまで家飲みが遅れてしまったんですよね、地酒の特定スペックについては間が悪いと軽く数年出会えなくなってしまうのが辛いところです(私は執念深いので数年越しでも狙いますが)。

 お値段は四合瓶で3,000円ということで、いつものブログ掲載銘柄の大体二倍ぐらいになっております。
 まあ精米歩合22%の無濾過生原酒ですからね…、少なくとも割高とは言えない値段設定ではあると思います。

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 上立ち香はほんのり甘さとガスを感じる高級サイダー(なんじゃそりゃ)的な香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味の塊が、強めのガス感を伴ってシュワシュワと、しかし極めて高純度なままでゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、風の森らしいサイダー的な甘旨味を、高精白らしく素直に洗練させた感じですね、ただ削っている割には非常に甘さが濃く、それが上品なのでとても心地良く楽しめます。
 後味はガス感に助けられつつ、自然に引き上げていきます。

 高精白らしい上品さと、高精白らしく無い濃厚な旨味が見事に両立している、個性派ハイクラス芳醇酒でした。
 単純にキレイなだけの高級酒とは一線を画しているのが素晴らしいと思います、以前に紹介した黒村祐同様、造り手の確固たる意志が透けて見えるお酒でしたね。
 ただ去年飲んだアルファ4(5,000円)と比べると、あまり違いがわかりませんでした…、私の舌にはこちらで十分ということなのでしょう。
 アルファ2、いつかまた特別な日に是非ともいただいてみたいと思いました。 

 開栓後ちょっと経つと、ガスが抜けた分甘さが残る感じになりますね。(ダレまでは行かない)
 開栓直後の絶妙なバランスがやっぱり魅力的ですね、これに関しては早飲みがオススメ。

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名称:風の森 ALPHA TYPE2 28BY
精米歩合:22%
使用米:秋津穂
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0(値段を考慮に入れても)

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2017年01月03日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 にごりざけ生 28BY

本日の家飲み 而今 特別純米 にごりざけ生 28BY

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 三重県名張市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ定番銘柄の一つ。

 新年一発目は、24BY25BY26BY27BYに続き、なんと5年連続で元旦にいただいている、而今のにごり酒生としました。
 今回も数ヶ月前から入手に動いていて、ようやく家飲みできる体制を整えることができました。
 いやあやっぱりこのお酒好きなんですよ、意外と日本酒(特定名称付き)のにごり酒って、「(安物のべた甘と差別化させた)スッキリ系」のお酒や強炭酸系が多く、このお酒のように心地良い甘さをじっくり味わえるものって少ない気がしています。
 
 スペック的には、実は昨年いただいたものと使用しているお米が若干異なり、五百万石だけでなく山田錦も使っているようです。
 酒屋さん曰く、而今は最近味わいがスッキリしてきた傾向があるので、このにごりについては原点回帰して旨味をしっかり出すという蔵元さんの意向があったとのことでした。
 個人的には非常に喜ばしいお話ですね、さていかがでしょうか。

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 上立ち香はガスと米と甘さを感じるスッキリととした香りがそこそこに。
 含むと、やはりガス苦甘酸が一体となった旨味が荒々しいほどに力強く入ってきて、しかし見事なまでバランスを保ったままゆっくりと流れ込んできます。
 味わいはやっぱり大人のカルピスソーダというべき甘味と乳酸味による濃厚な旨味が厳然たる主役を演じ、ただガス感と苦味も若干強めで、意外とキリリとした感じですね。
 後味は苦味を舌先に残して、ジュワっとキレます。

 日本酒的な複雑味のあるカルピスソーダといった趣の、シュワシュワ甘旨乳酸酒でした。
 まあいつもの而今にごりラインの味わいですね、ただ若干苦味が強いような…、あまり山田錦効果はわかりませんでした。
 といいつつ、やっぱり旨味はしっかりしているので、飲んでいて心地良いのには変わりないです。
 私としては、「これでばっちり新年が始められる!」という気分になりますね。
 而今にごり、来年も是非いただきたいなあ…

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名称:而今 特別純米 にごりざけ生 28BY
精米歩合:60%
使用米: 山田錦:34% 五百万石:66%
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年01月02日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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