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たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 おりがらみ本生 29BY

家飲み記録 たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 おりがらみ本生 29BY

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 花陽浴、風の森に次ぐ当ブログ定番銘柄ですね。

 「たかちよレンジャー」に遅れて参加してきた感のある黄緑ラベルです、私は2年前の初登場時に家飲みしています
 新商品をガンガン出しているイメージのあったたかちよですが、最近は割と落ち着いてきたのかな…
 チェックラベルのような限定品も色々あるとはいえ、メインとなる単色カラーラベルをしっかり定着させている感じがあるのは好感が持てますね。
 黄緑ラベルは3造り目だと思うので、登場時からの変化に意識しつついただこうと思います。

 なお、シリーズの例にもれずほとんどのスペックは非公開。
 メロンを意識したラベルも変更無しですね、7月購入でほぼ即開栓しています。

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 上立ち香はちょっとガスと果実感を伴ったお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味が舌を刺激するチリチリしたガス感を伴って入ってきて、フレッシュな酸とおり由来の苦味でしっかり引き締まりを保ちつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、うーむメロン的ではあるかな…、甘味や青さ自体はむしろかき氷のメロンシロップ的な印象ですね、ただそこに苦酸が伴うことで複雑さもあって、ジューシー感マシマシながら甘ったるさを抑えている印象。
 後味は、その苦酸とガスが引き取る形で、力ずくでキレる感じ。

 極めて濃厚ジューシーな甘酸旨味を、ガスの勢いで強引ながらもストレートに楽しませてくれる、インパクト抜群の芳醇甘味酒でした。
 メロンかどうかは置いておいて、じつに「たかちよ」らしい味わいですね。
 2年前は色々な味わいがせめぎ合って若干まとまりのなさを感じたのですが、今回はちゃんと「甘味」が芯にある感じで、しっかり他のシリーズの仲間入りを果たしているという印象でした。
 平仮名「たかちよ」シリーズへの信頼をまた強めさせてくれた一本でした。

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名称:たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 おりがらみ本生 29BY
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:16~17度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年12月01日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦 30BY

家飲み記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦 30BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 もはや不動の当ブログ最多登場銘柄ですね。

 花陽浴は私がブログ開設以前、具体的には7年前から最お気に入り銘柄の一つであり、何十升も家飲みしてきたお酒です。
 そのころから、何百銘柄と日本酒を飲んできましたが、やっぱりここまでハッキリと個性のある銘柄ってほとんどないんですよね~、この目の覚めるような甘酸味にはいつ飲んでも魅了されてしまいます。
 人によっては「イロモノ」と感じるのかもしれませんが、貴醸酒や菩提もとみたいな特殊系と比べると、あくまで吟醸酒らしい上品さもありますし、本当にオンリーワンだと思っています。

 今回ご紹介するのは、新酒第一弾として定着している、美山錦を55%まで削って醸した純米吟醸生。(去年も飲んでます
 花陽浴好きブログとして、なるべく早く取り上げたいということで無理やり割り込み更新した次第です。(具体的には、「20代から始める日本酒生活」さんの先を越すのが目標だったんですが、1日負けました…(笑))


 上立ち香はいつもの濃厚フレッシュなパインジュース的な香りがそこそこに。(花陽浴としては控えめかな)
 含むと、濃厚ながらも若干透明感のある甘酸味が割と摩擦無しで入ってきて、強めの酸と尻上がりに出てくる苦味の働きでしっかりと輪郭を保ちつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、花陽浴らしいパイン風味の甘酸味がやはり主役、ただ比較的インパクト的には弱く、酸と全体のバランスでむしろ飲みやすさが印象に残る感じですね。
 後味は、若干の苦味を口中に残しつつも、やはり酸苦が引き取るかたちでしっかり引き上げます。


 いい感じでせめぎ合う濃厚な甘酸味を、ストレートかつ纏まりよく楽しませてくれる、フレッシュ芳醇甘酸旨味酒でした。
 いやあやっぱり好きなんですよね…、この甘味の存在感と全体のバランス!そして今回はなんとなく透明感を感じるのがまた良かったと思います。
 ただ、新酒らしい苦味が結構強めなので、それがダメな方は苦手でしょうね、こればっかりは時期的にしょうがないかなあ、若干寝かせると和らぐかも。
 後、昨年(29BY)に比べると若干甘さ控えめで物足りない部分もあるのですが、28BYのときのように「薄い」っていう感じではなかったので、個人的には普通に楽しめた感じです、この辺りの違いが米の出来によるものなのか、蔵元の意向なのかは気になるところだなあ。
 ともかく、花陽浴は今年もしっかり追っていきたいと思いました。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-264.html
 
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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦 30BY
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年11月27日 埼玉の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

家飲み記録 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 簡易モード紹介記事の6本目、トリになります。

 この雄町純吟笊籬採りは、私が殿堂入りとしている、風の森の中でもダントツに好きなスペックです。
 裏ラベルに記載されている「風の森シリーズの中で最もスウィートな設計」という言葉に偽りはないでしょう。
 花陽浴に代表されるフレッシュ甘口酒が好みであれば、すべからく飲むべきお酒だと思っております(笊籬採りがベストですが、普通のしぼり華でも十分かと)。

 なお、先日も書きましたが、こちらは甘口日本酒オフ会に私が持ち込んだお酒の1本でもあります。
 (2本買っておいて1本自分で飲み、1本持ち込み)

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 上立ち香はサイダーの香りを濃厚にした感じのものがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚でクリーミーな甘味を中心とした旨味がシュワシュワと入ってきて、若干裏に回った苦味と渋味で割とギッチリ引き締まりつつ、グワッと胃に流れ込んできます。
 味わいは、やはりクリームソーダ的な甘旨味が主役、そこに存在感のある、しかし柔らかめの苦渋が絡み、謎の甘しょっぱさも混じったような非常に賑やかかつ濃厚なもの。
 後味はほぼほぼ苦味が引き取る形で、力強くキレます。

 甘酸渋苦味がそれぞれ主張しつつも、やはり甘味がリーダーシップをとり、ガスでダレを防ぐ、オンリーワンのバランス酒でした。
 いやあやっぱりこの甘味の存在感は好きですね…、そしてこのガスの使いこなし感は流石の貫禄という雰囲気。
 ただ数年前の一升瓶時代と比べると、ちょっと軽い感じがするのと、苦味がちょっと立っちゃっている感じがマイナスに働いて、目が覚めるような旨さには思えなかったかも。

 やっぱり最近の風の森は全量四合瓶化に象徴されるように、軽めで万人向けの酒質を指向している気がしますね。
 それはマニアにとってはちょっと物足りない部分もありますが、仕方のないことなのかも…(個人的には笊籬採りだけでもあくまでマニア向けにして欲しいというのが本音ですが)。
 
 といいつつも、29BYの風の森を飲んで結局一番強く感じたのは「私はつくづく風の森が好きなんだなあ…」ということだったりします。
 多少の方針変更やロットのブレがあっても、その個性を形作る根底の部分がとことん好きなので、大体楽しめちゃうんですよね。
 そしてその経験を通じて「自分にあった個性のある銘柄を見つける」ことの重要性を再認識したような気がします。
 当ブログとしても、読者の皆様がそういう銘柄と出会う一助になることを目指したいと、改めて思いました。

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名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月08日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 簡易モード紹介記事の5本目。

 最近紹介した愛山80真中採りの笊籬採りバージョンという感じです。
 ただ、日本酒の場合原材料が同じでもロットやら搾り方やらでかなり味わいが変わってくるので、先入観は禁物と言えるでしょう。

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 上立ち香は甘さメインで、ガス・酸を伴ったフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、凝縮感のある甘酸味がチリチリしたガス感を伴って力強く入ってきて、少々唾液腺を刺激する酸で輪郭を保ちつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、チェリー?ベリー?な果実感のある甘酸味が中心にあって、割と強めの苦渋が絡みつき、若干賑やかな印象と粉っぽさも感じる極めて濃厚な旨味の世界を感じますね。
 後味は苦酸が引き取る形で、強引ながらもしっかりとキレます。

 甘酸苦渋が少々のガスを伴い、それぞれ激しく主張して独特のバランスを保つ、個性派暴れん坊芳醇酒でした。
 酸の存在で飲みにくさは意外とあまり無いのですが、甘さとガスがちょっと弱いのは寂しいかも…、愛山スペックは他のお米と比べ、やっぱりまだ安定感に欠けるというか、ロットごとの落差が激しい気がしますね、しかも最初のしぼり華が一番好印象だったのはちょっと寂しいというかなんというか。
 ただ、他のお酒と同時に飲むとやはり物凄い個性と存在感が有ることが改めてわかるんですよ…、そしてその個性は私の嗜好とぴったし合う。
 結果として多少のブレは合っても個人的には凄く楽しめてしまう感じです。

 次回は連続掲載のラスト、個人的にもっとも思い入れのある風の森をご紹介します。

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名称:風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY
精米歩合:80%
使用米:愛山
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年11月07日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE1 「夏の夜空」 29BY

家飲み記録 風の森 ALPHA TYPE1 「夏の夜空」 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 簡易モード連続掲載の4回目になります。

 当ブログは以前(5年も前だ…)に、「夏の夜空」の名が付けられた風の森をご紹介しています
 このお酒は発泡感を売りにした夏酒というコンセプトで出された製品でしたが、その後数年間見かけなかったんですよね。(500ml瓶は「プチ」シリーズに引き継がれたようですが)
 個人的には残念に思っていたのですが、今年またその名を冠する商品が出てきていたので、購入した次第です。
 ただ、今回出たのは「アルファ1」の亜種である夏酒という位置付けっぽいので、私が以前に飲んだものとは別物のようですね。
 その筋(笑)では結構話題になったお酒で、「日本酒と競馬ブログ」さんも記事に書かれていました、こちらは三ヶ月以上遅れですね…

 使用米が秋津穂の65%磨きで、当然無濾過生原酒というところは一緒ではあります。
 が、明確に違うのはアルコール度でしょう、今回は12%と、ハッキリ低アルコールとなっています(以前飲んだのは17度)。

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 上立ち香は…、うおこれ完全にクリームソーダだクリームソーダ!強さはそこそこ。
 含むと、かなり強めのガス感を伴ってシュワチリな印象の甘旨味が勢いよく入ってきて、最初から最後まで軽やかに喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やっぱりクリーム控えめのクリームソーダ(?)って感じの印象ですね、甘味はサイダー的でかなり強め、しかしガスと低アルでダレを防ぐ感じ、苦味は裏方に徹している印象で飲みにくさゼロ。
 後味は、やはりガスが引き取る形で爽やかにキレます。

 心地良い甘さをガス感と、独特の軽さでバッチリ引き上げる、シュワチリ旨甘酒でした。
 低アルで軽い夏酒と言うと薄い感じを想像してしまうかもしれませんが、そこは無濾過無加水の風の森らしく、味わい自体は相当濃いです。
 前の夏の夜空と比べると、ガス感は控えめながらハッキリ軽さが強調されてますね。
 低アルとはいえ、原酒でこの値段ですし、コスパも最強クラスでしょう。

 三日目ぐらいの、若干ガスが抜けてきた状態でもあくまで軽くて、ダレって感じは無いんですよね~
 いやいや、これは傑作スペックと言って良いんじゃないでしょうか、アイスブレーカーレベルの定番商品になり得るお酒かと思いますね。

 次は笊籬採りに参ります。

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■紹介:「日本酒と競馬ブログ」さんの同スペックの記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-147.html



名称:風の森 ALPHA TYPE1 「夏の夜空」 29BY
精米歩合:65%
使用米:秋津穂
アルコール度:12%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月06日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 簡易モード紹介記事の3本目。

 今回は、最近ラインナップに加わった愛山80磨き、その真中採りです。
 以前飲んだ愛山80しぼり華は非常に好印象でしたが、今回はいかがでしょうか。

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 上立ち香は硬質な、ガス混じりのサイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、結構甘酸っぱい感じの旨味がシュワシュワと入ってきて、少々硬い感じの苦味を伴いつつ、ジュワーっと染み込んできます。
 味わいは、アプリコット?的な甘酸っぱさがあるフレッシュな果実の旨味が主役、ちょっと最近の風の森にありがちな苦味が出ちゃってるのはマイナスですが、旨味自体のインパクトは有りますね。
 後味は、ちょっと苦味を感じさせつつ、酸でしっかりと切り上げる感じ。

 甘味サブ、酸メインという感じの押しの強い味わいが特徴的な、爽やか系芳醇酒でした。
 正直前回のしぼり華と比べると、甘旨味の存在感が薄く、苦味が出ている辺りに肩透かし感がありますね、ネット上でもそういう評を見た気がします。
 が、それでも私にとっては好きなラインの味わいなんですよね…、相変わらず80磨きとは思えないまとまりではありますし(値段もそこそこですが)、やっぱり今後にも期待できるスペックかと。

 真中採りを3本まとめ飲みして、やはり風の森の低精白純米シリーズの凄みのようなものを感じましたね。
 最近低精白は一つのトレンドのように感じていますが、なんだかんだで精米歩合80でこれだけの完成度のお酒を出せる蔵は相当限られるんじゃないかと思います(杜氏がこの油長酒造で修行していたらしい、若駒はその一つであろうとは思います)
 次は新商品(リニューアルというべきかも)のご紹介になります。



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名称:風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY
精米歩合:80%
使用米:愛山
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年11月05日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 山田錦 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

家飲み記録 風の森 山田錦 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 今回も簡易モードでもご紹介。

 前回の雄町に引き続き、精米歩合80%の低精白純米、真中採り≒中取りになります。

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 上立ち香はやっぱりサイダー的な甘さとガスのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ凝縮された感じの甘旨味がチリチリ感を伴って力強く入ってきて、ガスが飲みやすさ、渋味が奥深さを添えつつシュワシュワと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりマスカットサイダー的な甘旨味が芯にあるのですが、結構強めの渋味と少々の苦味も相まって結構味が多い感じながら、ガスと酸がしっかり引き締めますね。
 後味は、若干苦味を表に出しつつも、低精白を感じさせない引き上げ方でキレます。

 低精白ならではの高濃度かつ複雑な味わいを、ガスの働きと全体のバランスでうるささを抑えている、個性派芳醇シュワ甘旨酒でした。
 実際80とは思えない纏まりなんですよね…、裏ラベルの記載を見るに、「超低温長期発酵」という部分にその秘訣があるのかなあ。
 後はやっぱりガスも重要でしょう、風の森は搾り方や瓶詰工程に無茶苦茶こだわりがあるらしいですし、色々な部分に「イズム」が宿ってるのだろうと思いますね。
 次も別のお米の低精白真中採りになります。



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名称:風の森 山田錦 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY
精米歩合:80%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月04日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 雄町 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

家飲み記録 風の森 雄町 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森は29BYも結構な回数飲んではいるのですが、流石にここに書くネタが尽きてきました…
 ので、簡易モード連日更新ででがーっと紹介してしまおうと思います、どうぞご了承を。

 最初は雄町純米の真中採り、精米歩合は相変わらずの80%とかなりの低精白です。
 基本真中採り≒中取りと思ってよいでしょう、結構出荷数は限られていたかと。
 瓶にはブランド解説カードがかかっていましたが、マニアには周知のことでしょうね、ただ新規ファン開拓には必要なことなのだろうと思います。

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 上立ち香はバニラ感混じりの、ガスとセメダインを感じる香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味が、苦味を伴って複雑さを感じさせつつ、ギリギリ感ありつつも重さを感じさせない感じで、最後までバランスを保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、セメダイン風味を伴ったメロンソーダ(?)的な青い感じの甘旨味が中心にあり、強めながらもあまりキツさのない渋味が奥深さを加えていますね、
 後味は、濃厚さをガスが力強く引き取る感じでちゃんと引き上げます。

 極めて高濃度の甘渋旨味を、ガスと酸の働きで危うくも見事なバランスで引き上げる、個性派今風芳醇旨酒でした。
 風の森は結構前から雄町、秋津穂、山田錦で精米歩合80%のお酒を出していますが(最近愛山が加わった)、やはり定番スペックとして安定感がありますね。
 最近色々なところで、モダン系低精白酒の良さが語られ始めている気がしますが、風の森はその辺り先駆者と言えるでしょう。
 次も低精白純米生をご紹介になります。



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名称:風の森 雄町 純米 無濾過無加水生酒 真中採り 29BY
精米歩合:80%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月03日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 「ふり向けばゆり」 28BY

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 「ふり向けばゆり」 28BY

 岡山県赤磐市のお酒です。
 前回に引き続き写真撮り忘れによる簡易版記事となります。

 蔵元ホームページの商品紹介はこちらです。
 それによると「甘い香りと清らかな味わい」が特徴とのこと。
 どう考えても前回の「凛と咲け花」とセットで登場したのと思うのですが、コンセプトとかの解説が皆無なのでその辺りは謎です。

 で、なぜかこれだけ情報がやけに細かく、朝日米:使用割合65%精米歩合50%、五百万石:使用割合35%精米歩合60%とのことでした。
 これまたお値段は破格の税抜1,200円、28BYを今年5月開栓です。

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 今回は左から2本目ですね。

 上立ち香はバナナっぽい感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、まろやかな甘味が柔らかい口当たりで入ってきて、奥深さを与える少々の渋みとともに、最後まで程よい感じのバランスを保ったまま、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、やっぱりバナナ系に感じるまろやかな甘旨味が主役、濃度はちょい濃い目ぐらいで、程よい渋みが引き締まりと奥深さを添え、割りとスルスルといけてしまう
 後味は渋味のほかほんのちょっと辛さも出てきて見事にキレます。

 柔らかい甘味という桃の里らしさをハッキリ出しつつも、一歩引いた感じで好ましいバランスを保つ、万人向け甘口酒でした。
 これは原酒なのかな…、もうちょっと濃い方が自分的には好みなのですが、まあそんなことをいう人間の方が少数派でしょう。
 ただ、間違い無く、コスパは恐ろしく高いと思いますね、これまた値付けまちがっているとしか…
 もちろん凛と咲け花と比べるとこちらが断然好みの味わいでした。
 桃の里は火入れ熟成コンディションでも、方向性によっては全然自分好みだということを確認させてくれた一本でした。

 開栓後はなぜか熟感が目立ってきましたね…
 出荷直後どうだったかはわかりませんが、どちらかというと早飲み推奨なのかも。

名称:桃の里 純米吟醸 「凛と咲け花」 28BY
精米歩合: 朝日米50% 五百万石60%
使用米: 朝日米65% 五百万石35%
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年10月22日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 直汲み 29BY

家飲み記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 直汲み 29BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ最多登場銘柄。

 このお酒は4年前に同スペックを飲んでいました。
 ちょっとネタバレというか話が前後するのですが、実は今回飲んだ感想として「三芳菊に近い」という印象を持ちました。
 で、4年前の感想を見るとやっぱり三芳菊を思い出させるという旨が書いてあったんですよ。
 (28BY初期という例外はあるものの)花陽浴のスペックごとの方向性の一貫性はやっぱり凄いなあと思った次第です。
 そして、私の舌も変わらんなあとも思いましたね(何年飲んでも甘口好きですし)。
 
 スペックも四年前と変わらず山田錦を55%まで磨いた純米吟醸無濾過生原酒。
 例の薄青瓶だからというわけでは無いのですが、6月出荷6月開栓の即飲みです。

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 上立ち香は…ちょい熟れ過ぎというか独特のクセのあるトロピカルフルーツの香りが強めに。
 含むと、やはり甘酸っぱい感じの甘味が、しかし面白いほどに柔らかな口当たりでぬるりと入ってきて、ほんの少々の苦味を彷彿とさせつつ、最後まで一種の軽さを保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、何というか発酵パインという感じですねえ、リンゴ酢にも近いかも…、冷静に考えると相当クセは強い甘酸旨味ですね、ただそれ以外の変な苦味かアルコールのキツさとかは極限まで抑えられている印象。
 後味は、ほんのちょっとだけ苦味を残しつつ、主に酸の働きで、スッキリと引き上げます。

 独特の香りがクセのある&癖になる甘酸っぱ系スルスル芳醇酒でした。
 最近やっぱり香りのクセが増している気はしますね、三芳菊的といいますか…
 ただ、全体としてはバランスが取れているので、それをどこまで受け入れられるかで好みが分かれそうです。
 私は割とギリギリセーフって感じかな…、でもやはりアウトとは歴然と差があるんですよね、基本やはり好き。
 花陽浴は引き続き追って行きたいと思います。

 何となく二日目の方がクセが取れてきていい感じかも。
 正直慣れかもしれませんが…、結構強さもあるのかもしれませんね。

■紹介:20代から始める日本酒生活さんの同スペックの記事(もはや恒例ですね)
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-215.html

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 直汲み 29BY
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年09月29日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 おりがらみ 29BY

家飲み記録 花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 おりがらみ 29BY 

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 もはや不動の当ブログ最多登場銘柄ですね。
 
 レマコムの冷蔵庫を買ってしまうような周りの日本酒マニアを見ると、大体の人が結構積極的に自家熟成をやっている気がします。
 が、私は基本的にはあまり自家熟成はやらない派です。
 生熟系は好きですし、いわゆる垂直飲みも試してみたい気も強いのですが、やっぱりダメにしちゃうのが怖いんですよね…
 そんなわけで、花陽浴は数十本飲んでいながら、多分一回も半年以上寝かせたことがない気がします、それもファンの姿勢としてどうかという気もするんですけどね。
 
 さて、スペック的にはいつもの美山錦48磨き、昨年もおりがらみじゃない方のバージョンをいただいていますね
 製造年月は2月で、開けたのは5月末なので、今回はそこそこ寝かせてからの開栓となっています。
 それによる変化に意識を向けつつ、いただきます。

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 上立ち香はうーんパイナップル、若干おり由来の粉的な雰囲気もある香りが華やかに。
 含むと、やはり華やか&濃厚な甘旨味がやはり柔らかな口当たりで入ってきて、酸味でしっかりと引き締まりも保ちつつ、最後までしっかりとまとまったままゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、まあいつものアルコール入りパイナップルジュースですねそれも濁ってる系、少々熟した感じが出てきた関係で蜜感が増してますね、いつも以上に甘酸っぱいといいますか、リンゴ酢寄りといいますか、でもキツくはないです。
 後味は、酸がメインを張りつつも、やっぱり自然に引き上げてくれます。

 いつもの華やかな甘旨味に、おり由来の濃度、若干の酸っぱさを添えたような、
 前述の事情によりあまり詳しくないのですが、花陽浴は熟してくると結構果実酢感が出てきますね、おりの働きもあるかも。
 これがさらに進むと亀泉CEL24、そして行き着くところまで行ってしまうと三芳菊ワイルドサイドになる予感はします(そこまで行くと個人的には苦手)。
 とはいえ、今回は過熟にならず花陽浴の変わらない魅力を味あわせてくれました、やはり今後も追っていきたいですね。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの類似スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-172.html

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名称:花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 おりがらみ 29BY
精米歩合:48%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年09月07日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

たかちよ 「タータンチェック黄色ラベル」 純米 無調整生原酒 愛山 ai77

家飲み記録 たかちよ 「タータンチェック黄色ラベル」 純米 無調整生原酒 愛山 ai77

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 花陽浴・風の森に次ぐ感じの当ブログ定番銘柄ですね。

 芳醇甘口派の自分が、そっち系のお酒で、「そこそこ入手しやすい」銘柄を人に勧めるとしたら、風の森に次いでこの「たかちよ」と「栄光冨士」をまず選びます。
 が、その二銘柄の共通点(一種の問題点)として、「新製品をバカスカ出す」という部分があるんですよね…
 たかちよはひらがな、漢字、アルファベットの3シリーズに分かれて、さらにカスタムメイドやらタータンラベルやら限定品がガンガン出ているため、追うだけで精一杯な感があります。
 
 今回も確か新製品だったはずですね、愛山を扁平精米で77%まで磨いて醸したお酒。
 平仮名たかちよは詳細スペック非公開が原則のはずですが、やはり「タータンチェックラベル」については試作品系ということで、ちゃんとスペックが載っているようです。

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 上立ち香は…、おおほとんど感じないですね、特にアルコール臭は無しで、ちょっと酸のある水って感じ。
 含むと、濃厚な甘旨酸味がトロリとした口当たりで入ってきて、徐々に強まる酸味で割りとしっかり引き締まりを保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、砂糖をたっぷりと加えて漬け込んだ感じのグレープフルーツといった趣かつ、苦味がいい感じに抜けた感じの、ダレない甘旨味をストレートに楽しめる印象のもの。
 後味は酸で引き取る形の、スタンダードな引き上げ方。

 香り控えめで、ほどほどに複雑さを備えた旨味が魅力的な、バランスの良い芳醇甘旨酒でした。
 なぜか良い意味で「普通に旨い」という言葉が頭に浮かびますね、低精白的な粗さも無いですし、私がたかちよに求めているものをしっかり備えている印象。
 愛山は確かアルファベットシリーズで先に使っていたと思いますし、新スペックとはいえ、経験をちゃんと活かして造ったんだろうなあという感想を抱きましたね。
 たかちよ、何だかんだで好きな銘柄です、今後も期待したいところですね。

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名称:たかちよ 「タータンチェック黄色ラベル」 純米 無調整生原酒 愛山 ai77
精米歩合:77%
使用米:愛山
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年08月28日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 さけ武蔵 29BY

家飲み記録 花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 さけ武蔵 29BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ定番銘柄。

 埼玉県の酒米である「さけ武蔵」利用の花陽浴としては、当ブログでは昨年の同スペックや、蔵開き限定の「アビノミクス」を紹介済みです(ちなみにブログ開始前にも一本飲んでます)。
 そちらでも書いてあるのですが、他のお米シリーズと違い、さけ武蔵の花陽浴には実は結構な苦手意識がありました。
 分かりやすい甘酸味だけでなく、いろいろと複雑な味わいを感じるんですよね、それが一種雑味・不純物のように思えていたふしがあります。
 ただ、実は最近その苦手意識も無くなりつつありまして、その理由を考えたところ、蔵の造りが変わってきたのか、お米の品質が上がってきたのか、私の好みが変わってきたのか、なかなか断言できない感じだったりします(全部かも)。
 どちらにしろ、苦手意識を持っていたお酒を久しぶりに飲んだら旨かったなんてことはざらにあるので、日本酒を飲むときにはあまり先入観に凝り固まらないようにした方が良いのでしょうね。
 
 精米歩合は花陽浴純大スタンダードの48、4月に買って5月開栓なので、ほぼ即開けです。

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 注ぐと、これが結構しっかり濁ってますね、通常のおりがらみスペック以上かも。

 上立ち香は、いつものパイン的花陽浴香が若干落ち着いて、ちょっと粉っぽさが混じった感じの香りが強めに。
 含むと、やはり派手さのある高濃度の甘旨味が、しかしどことなく落ち着きのある感じで入ってきて、最後まで存在感を保ちつつも、柔らかさもある口当たりでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりパイン的な甘酸旨味が中心にありつつも、いつもより甘味が一歩だけ引いた感じで、心地良い熟感とほんのりとある苦味・渋味で奥深さ・複雑味も加えられている印象。
 後味は、酸苦渋が引き取る形ながら、やっぱりキツさを抑えて引き上げてくれます。

 バッチリ香り高い華やかな甘旨味と、苦渋を含めた奥深さが上手いこと融合した、個性派芳醇酒でした。
 何と言いますか、いつもは華やかな「花陽浴らしさ」が、ちょっと複雑かつ大人びたような印象ですね。
 ちなみに苦渋、特に苦味はしっかりキツくない感じながらはっきり現れているので、やっぱり苦手な人は苦手かもしれません、私もやっぱり昔に比べて日本酒飲み慣れてますから、その辺りには逆に鈍感になっているかも。
 ともかく、私にとっては昨年以上に好印象でした、来年以降も楽しみなスペックです。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-198.html

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名称:花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 さけ武蔵 29BY 
精米歩合:48%
使用米:さけ武蔵
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年08月19日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

射美 WHITE 16

家飲み記録 射美 WHITE 16 

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 岐阜県揖斐郡大野町のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄の一つですね。

 最近すっかり入手困難になってしまった射美ですが、今回はたまたま取扱い店で並んでいるのに出会い、キープしました。
 個人的には、もはやレア銘柄をやっきになって追いかける気持ちはかなり薄れているんですが、射美については(当たり外れはあるものの、)スペックによっては非常に自分の好みに「ハマる」ので、本当はもっと飲みたいとは思っております。
 まあこんなブログやってて、推してた銘柄が実際人気出て、自分が飲めなくなってちゃ世話無いという感じですね…(勿論ここの影響力なんて大したことないと思いますが)
 
 スペックは相変わらずほぼここでしか見ない「揖斐の誉」を50まで磨いた無濾過生原酒、一部白麹を使っているところがポイントですね。
 白麹利用のお酒は酸味が特徴のものが多いので、低酸のイメージがある射美だとどういう味わいになるのかは前から気になっていました。
 裏ラベルには、類似スペックの「WHITE15」のことを含め、割としっかりとした解説がありますね、お酒と1ミリも関係の無いことばかり書いてあった昔とは大違いかと(笑)、まああれはあれで面白かったんですが…
 それによるとこちらは、「上品な甘み」を追求したとのこと、さていかがでしょうか。

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 上立ち香は甘さをちょっと奥に秘めた感じの独特な香がそこそこに。
 含むと、非常に粘度を感じる超濃厚な甘旨味がトロリと入ってきて、裏方にほんの少々の苦渋を彷彿とさせてギリギリ輪郭を保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、洋梨の砂糖漬け的な怒涛の甘味が厳然たる主役、意外にも酸味は控えめで、苦渋は本当に最小限で地酒らしい奥深さを加えている印象、
 後味は割りと奇跡的な感じのバランスで、自然かつしっかりと引き上げます。

 そうは出会えない高濃度の甘旨味を、非常に独特なバランスで最後まで心地よく楽しませてくれる、オンリーワンの超濃厚白麹酒でした。
 やはり白麹なので甘酸っぱい味わいを当然予想するのですが、むしろ射美の甘味が酸を凌駕している感がありましたね、それでいてダレはちゃんと防がれている印象。
 うーん、悔しいけど旨い、というかやっぱ好きやねん、射美。
 今後も純米かつそんなにお高くないスペックについては、買えれば買いたいと思いますね。
 

 なお、開栓後はちょっと苦味が表に出てきましたね…
 若干好みによるところもあると思いますが、甘味を楽しむなら早飲み推奨。

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名称:射美 WHITE 16
精米歩合:50%
使用米:揖斐の誉「AMS18」
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:杉原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年08月13日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 29BY

家飲み記録 而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 29BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ常連銘柄の一つ。

 泣く子も黙るジコンヌです、同スペックは2年前も紹介していますね、ついに5回目の家飲みとなります。
 花陽浴・風の森等、同スペックのお酒を数年に渡って感想を書きつつ飲んでみて、ようやく自分のこととして実感してきたことに、「日本酒も年ごとの味の差が激しいなあ」ということがあります。
 もちろん蔵元的にあえて変えているところもあるのでしょうけど、醸造酒のサガといいますか、意図しない味の差も結構ありそうに感じますね。(特に生酒系)
 特に而今は射美、花陽浴、風の森とかと比べたら露骨な個性酒って感じでは無いと思いますし、「らしさ」をキープするってかなり大変なんじゃないかなあ…
 まあ飲み手としては、あまりカリカリせずにそんな違いも楽しむべきなんでしょうね。

 さて、スペックについてももはや語ることはないです…
 前回飲んだ27BYと同様、千本錦55の無濾過生。
 1月出荷、3月開栓なので、若干間が空きました。

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 注ぐと、グラスにほんのちょっとだけ泡が付きますね。
 実は今風のお酒の飲み頃を判断するのに、これ結構重要なことかもと思います。

 上立ち香はいつものベリー系っぽい濃厚な果実香がそこそこに。
 含むと、密度の高い甘旨味が力強くかつ優しい口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦味のニュアンスで輪郭を整えつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘、酸、苦がそれぞれ主張してバランスを保ちつつ果実感のある、意味芳醇甘口のお手本のようなもの。
 後味は苦酸が引き取って、割りと強引にキレますね。

 割とにぎやかな味わいながらも、甘旨味の存在感がとにかく魅力的な、直球勝負の芳醇甘旨酒でした。
 少し熟成期間を経たからか、いつものイメージからすると、若干重さというか、ちょっとくすんだような感触もあるような…(それでも平均以上のまとまりではありますが)。
 でも、やっぱり好きですねえこの味、少しぐらいの粗はどうでも良くなるぐらいに魅了されてしまいます。
 而今、引き続き買えるときは買っていきたいと思ってしまいました。

 開栓後はちょっと苦味が増えたなあ…
 そうなると重さも増して…、うーん流石にちょっとバランス崩れた感じですね。
 今期の而今は崩れやすいのかしら。

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2267.html

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名称:而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 29BY
精米歩合:55%
酒米:千本錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年07月10日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 八反錦 29BY

家飲み記録 花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 八反錦 29BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 風の森と双璧をなす、当ブログ定番銘柄。

 超お気に入り銘柄の花陽浴の中でも、この八反錦48純大には特別な思い入れがあります。
 当ブログの「マイ殿堂入り」に入れているのがこのスペックですし、以前には私の「一生に一度の重大イベント」への持ち込み酒としてセレクトしております。
 まあ言ってしまうとそのイベントは自分の結婚披露宴なんですけどね…(3年前)、我ながら思い切ったことをやったなあとしみじみ思いだされます(出席者は喜んでくれました)。
 ちなみに花陽浴以外の持ち込み酒は、而今山田錦純吟生十四代山田錦大吟醸純米醸造を選んでおります。

 閑話休題、スペックについては、まあいつもの八反錦48磨き無濾過生原酒雫酒。
 おりがらみではない普通のバージョンです。
 
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 上立ち香はトロピカルフレッシュないつもの果実香がそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの芳醇な甘旨味が、インパクトはありつつも滑らかな口当たりで入ってきて、酸と苦味で輪郭をしっかり整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、若干皮混じりのパインジュース的な、甘酸苦が溶け合った感じでバランスをしっかり保った上品なもので、旨味の満足感を与えつつもついつい飲み進めてしまう感じですね。
 後味は、酸苦が引き取りつつ、極めて自然に引き上げていきます。

 ザ・花陽浴!といった趣きの、極めて華やかながらも純度の高い、芳醇甘酸後味スッキリ酒でした。
 いやあやっぱりこのスペックは好きですね~、例えば私が花陽浴初心者に進めるならまずこれかなあ(美山錦48と迷うところですが)。
 このお酒だけを飲むときより、他のお酒と同時に飲むと、芯の濃度の高さが良くわかりますね。
 しかしやっぱり好みは分かれる味わいではあると思います、もしこのスペックを一度飲んで「自分には合わないなあ」と思ったら無理せず銘柄自体と距離を置いて良いかと…(その分は他の花陽浴スキーが群がって消費すると思いますし)
 花陽浴は今後も当然のように追っていきたいと思います。

 ちなみに開栓後一週間ぐらい経っても、ちょっと苦味が立つ程度で十分バランスは保ってますね。
 やっぱり開栓直後が好みではありますが、少なくともこのスペックは割と強いお酒だと私は感じました。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-164.html

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名称:花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 八反錦 29BY
精米歩合:48%
使用米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2018年07月02日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 29BY

家飲み記録 飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 29BY

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 福島県会津坂下町のお酒です。
 ブログでの紹介は5回目。

 言わずと知れたプレミア銘柄の一角ですね、昨年に引き続き、今年も運よく定価購入することができました(ちなみに私はプレミア価格でお酒を購入したことは一回も無いです)。
 最近、知られていない銘柄の開拓により軸足を移している私としても、而今のにごりとこの飛露喜無ろ過生原酒だけはどうしても飲みたい気持ちを押さえられないんですよ…、自分の中では別格といいますか。
 そもそも、飛露喜が日本酒史に名を残している最大の功績は、「無濾過生原酒」を世に広めたということですからね、私のような芳醇フレッシュ派の日本酒党としては足を向けて寝られないお酒なわけです。
 
 ラベル情報は相変わらず貧弱、四合瓶が無いので止む無く一升瓶購入です、ただ、お値段も税抜2,600円とやはり極めて良心的。
 最近生詰やふな口のラベルのカラーリングが変わっていましたが、このお酒は変わりませんね、やはり原点としての位置付けなのでしょう。
 なお、12月購入、2月開栓です。


 上立ち香は、フレッシュさと熟感が混ざったかのような果実香が仄かに。
 含むと、濃厚な甘旨味が塊となって力強く入ってきて、ほんのりと纏った青さと苦味で輪郭を保ちつつ、最後まで存在感を保ったままじんわりと染み込んできます。
 味わいは、やっぱり飛露喜味って感じの、甘渋が一体化した感じの核を感じる旨味が主役で、いかにも無濾過生原酒的な青さ、重さもある濃厚かつ力強いもの。
 後味は若干の苦渋が受け持っってしっかりキレますね。

 ザ・無濾過生原酒といった感じの甘渋芳醇フレッシュ酒でした。
 個人的には昨年の方が好みだったかな…、今年は割とありがちな味わいに感じましたね。
 ただ、各所の感想を見ると、何となく同じ年でも結構ロットごとで味がブレる傾向にあるんじゃないかという気がします、その辺りも無濾過生原酒らしいと言えるのかも。
 正直なところ、旨くて個性的な生酒が世にあふれる今となっては「オンリーワン」という感じのお酒では無くなっているとは思いますが、やはりコスパという観点ではこれを越えるものは相当限られるかと(逆に言うと、高い金だして飲むのは愚かとしか言いようがない)
 飛露喜、やっぱり来年も飲みたいなあと思わせてくれる一本でした。 

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名称:飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社廣木酒造本店
購入価格(税抜):2,600円/1,800ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年06月14日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE5 (ver.1)

家飲み記録 風の森 ALPHA TYPE5 (ver.1)

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森のチャレンジの場という位置付けのアルファシリーズですが、今回のテーマは「燗SAKEの探求」とのこと。
 店長さんにお話を聞いてみると、蔵元の想いとして、所謂フルーティー系のお酒から、神亀に代表されるような燗向け銘柄への架け橋となるようなお酒となって欲しいということがあるようです。
 いやあ素晴らしい考えだと、私は思いますね。
 
 スペックは秋津穂の精米歩合65%、無濾過無加水「火入」酒となっています。
 (余談:ネットでは風の森を「全量無濾過生」としている記載が結構残ってますが、以前「TYPE3」が発売された時点で当てはまらなくなっているのでご注意を…)
 このお酒については蔵元ホームページに解説記事がありました、技術的なキーワードは「乳酸発酵の利用」「醞(しおり)方式の応用」とのこと。
 正直あまり細かい部分は良く分かりませんが、仕込み水の代わりに部分的に9年古酒を使っているというところが一番分かりやすいポイントでしょう。
 燗付けの目安として、35度で色が変わるシールが付属しているのも面白いですね。
 (なお、今は古酒に加えてこのTYPE5自体を仕込みに使っているver.2も売られているようです、私が飲んだのは1月の初期出荷分なのでご注意を)

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 注ぐと、確かに古酒っぽい感じで黄色(黄金)がかっていますね。
 折角なので今回はシールの色が変わる35度近辺まで、湯せんした上でいただきます。

 上立ち香は燗酒特有のアルコール感強め、しかし甘渋もあるちょっと複雑な香りがそこそこに。
 含むと、濃くかつ奥深さのある甘味が、舌先にチリチリと来るガス感と相まって、独特ながら柔らかみもある感触を感じさせつつもゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、洋梨を煮詰めたような濃い甘味がやはり主役、しかしガスの働きや仄かな渋味でダレを防ぎ、複雑さを添えることで逆に甘さをストレートに感じさせてくれます。
 後味は何気に渋味が仕事をしてちゃんと引き上げます。

 古酒ならではの奥深い甘旨味と、風の森らしいガス感が面白い感じで引き立て合う、超個性派燗向け酒でした。
 実は前々から風の森の燗をやっている人間からすると、この好相性自体にはあまり意外性はないんですけどね、通常スペックでもぬる燗は全然有りですし。
 ただ、このお酒の場合は特に完熟系の甘味にホッとするような癒し効果があって、より燗映えしているとは思います。
 「甘味」そのものが苦手な人以外には、初心者から玄人までオススメできますね。
 風の森、こういう新しいチャレンジを含め、引き続き追っていこうと思います。


 ちなみに冷酒でも普通に甘シュワ酒として私は好きですね。
 ただ確かに燗と比べると物足りない気がするのが不思議な所。

 びっくりなのは数日ぐらいじゃガス抜けないんですよ、風の森としても四合瓶でここまで残るのは珍しいんじゃないかしら。
 むしろちょっと前の風の森らしいといいますか…、最後までこの独特な感じを楽しめるという面では素敵なポイントですね、

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名称:風の森 ALPHA TYPE5 (ver.1)
精米歩合:65%
酒米:秋津穂
アルコール度:14%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年06月10日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 29BY

家飲み記録 たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 29BY

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 当ブログでの登場は2ケタに及んでいる、まさに定番銘柄の一つですね。

 たかちよについてはタータンチェックラベル等の新製品(限定スペック)がガンガン出てきており、最近はついそちらを優先して購入しがちな状況だったりします。
 が、この「レッド」だけは抑えておきたいという思いが強いんですよね、自分としてはたかちよを「マイ殿堂入り」銘柄に入れる決断の根拠になったスペックですし、個人的にひらがな「たかちよ」未経験者にはまず飲んでみてほしいと思う、もっとも「らしい」スペックだという印象です。
 通常カラーについては各色合わせて「たかちよレンジャー」という愛称がありますが、このレッドはまさにリーダーたる資格を持っていると思いますね。
 
 最近のたかちよは結構しっかりスペック情報の表記があるものが増えている印象がありますが、このレッドは相変わらずほぼ非公開。
 使用米は多分一本〆だと思うのですが…確実なところは不明です、個人的には扁平精米の効果を知りたいという意味で精米歩合表記して欲しいんですけどね…
 無調整(無炭素濾過)の生原酒であることはいつも通り。

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 上立ち香はやはり非常に濃厚かつ甘さを感じる果実系の香りがそこそこに。
 含むと、結構バランスの良い印象の甘酸旨味が力強く入ってきて、ほんのりとした苦味で輪郭を整えつつ、最後まで存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、リンゴというよりはアップルジュース(透明な方)という感じの割りと爽やかな甘酸が主役、苦味はあくまで脇役ながらしっかりとダレを防ぎ、全体の印象は濃厚かつしっかりとバランスが取れている感じ。
 後味は、酸メイン、苦味サブで、バッチリ引き上げますね。

 芳醇甘口酒のど真ん中を往きつつも、バランス系のまとまりも感じさせる、ハイレベルな甘酸フルーツ酒でした。
 うーむ、やっぱりこのレッドは良いですね、看板商品として造り方が確立されているのであろう、安定感があると思います。
 やはりこのレギュラーシリーズあってこその新商品攻勢といえるでしょう、この土台は是非維持していって欲しいところ。
 たかちよ、未経験の方は是非このレッドをお試しください。

 そして、何気に開栓後三日目ぐらいがベストかも…、まとまりと落ち着きが増して、次の杯への誘引力が強まりましたね。
 その時点で飲み干してしまったので以降はわかりませんが、変化の面でも安定感のあるスペックだと思います。

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名称:たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 29BY
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年06月02日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 生にごり酒 29BY

家飲み記録 花陽浴 生にごり酒 29BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 当ブログ定番銘柄ですね、にごり酒特集の2本目。

 昨年のにごり酒特集のときに、「而今にごり酒に匹敵する、甘旨系にごり酒を探せ!」というコンセプトを書きましたが、今年も基本的にはその姿勢は変わりません。
 相変わらず「日本酒の旨味の魅力は甘味に宿っている」というのが私の姿勢ですからね、にごり酒でもそれは変わらないというわけです。
 となれば、花陽浴のにごり酒について「買えれば買う」となるのは当然の帰結でしょう、今年も買えて良かったです。

 例年ラベルには使用米すら書いてないので非常に分かりにくいのですが、お店によると美山錦らしいです。
 スペック的には基本的にレギュラー品と同じ感じだったと思うので、これは美山錦純吟のにごりバージョンになるのでしょうね。
 11月購入、12月開栓でいただいています。 


 上立ち香は花陽浴的パイナップル香に、にごり由来の米的なニュアンスが伴った感じの香が強めに。
 含むと、強烈な甘酸にさらに澱の旨味が上乗せされて思いっきり濃厚になった感じの味がグワワっと入ってきて、そこそこの苦味でギリギリダレを防ぎつつ染み込んできます。
 味わいは、まさに通常スペックに澱の旨味、苦味の存在感が加えられた感じの、若干皮が混じったアルコール入りパイナップルジュースのような感じのもの。
 後味はそれでいて苦味と酸味の働きと花陽浴らしい雑味のなさで、ちゃんと自然に引き上げてくれます。

 花陽浴美山錦純吟のにごりバージョンとして納得感のある、旨苦マシマシの華やか系甘旨にごり酒でした。
 昨年同様、通常スペックを先に飲んでいると、良くも悪くも予想通りの味わいではありますね、とはいえ十分楽しめます。
 ちょっとガス感が加わると結構違ってくるようにも思えますが、私の飲んだ瓶ではあまり感じませんでした…
 ともあれ、華やか甘旨系にごりとして鉄板ではあります、来年もできればいただきたいと思いました。

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紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-147.html

名称:花陽浴 生にごり酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年04月04日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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