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桃の里 純米吟醸 おり酒 生

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 おり酒 生

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 岡山県赤磐市のお酒です、言わずとしれた当ブログ激推し銘柄。

 桃の里は今年も蔵から直送で10本以上買っているのですが、完全に掲載が遅れております…
 今回は、その中でも一番旨かったこのお酒を先行的にご紹介。
 まあ、恐らく超本数限定のおり濃厚生酒なのですが、どうですかこの佇まい!
 白黒コピーに「おり酒」のマジック手書き文字、いやあたまらない手作り感がありますねえ。
 
 裏ラベルもこりゃ純米吟醸のコピーですね、ただ「ぬる燗も推奨」の部分をしっかり手書き修正しているところに真面目さを感じたり。
 お値段は純米吟醸よりお安い1,200円、これは蔵元さんが意図的にサービス価格にしているらしいです、正直安すぎる…
 おり酒を名乗っているだけあって、おりは瓶底に一センチ以上積もっております。

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 上立ち香はあまーい感じの洋梨っぽいフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、おりっぽくて濃厚そのものの甘旨味が若干のトロミを感じさせつつ入ってきて、これまたほどほどに強めの苦渋味と絡み合いながら、最後まで存在感を保ちつつ胃の中に入り込んできます。
 味わいは、印象通り高濃度のオリによって、甘さ、苦さ、渋さがそれぞれマシマシになりつつ、あくまでフレッシュな甘味が主役をはる、濃厚かつ複雑ながらもついついグイグイやってしまう感じがあります。
 後味は、甘さの余韻を残しつつも、酸味がしっかり引き取ってキレます。

 濃厚さ、フレッシュさ、複雑さをガッツリ感じさせつつ、甘さが純然たる主役なのが嬉しい傑作酒でした。
 いやあしゅき…、甘さ一辺倒ではない複雑味やオリ特有の口当たりは、まさに日本酒生酒特有の魅力だと思います。
 この見た目でこの完成度、こういうお酒を知っていることが自分にとってはたまらない喜びなんですよねえ。
 桃の里、やっぱり素晴らしいお酒だと改めて思いました!

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名称:桃の里 純米吟醸 おり酒 生
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.8/9.0

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2020年08月02日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~ (2020年2月製造)

家飲み記録 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~ (2020年2月製造)

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 山形県鶴岡市のお酒です、当ブログ常連銘柄。

 栄光冨士はちょくちょく飲んでいますが、中でも印象が良かったこちらを優先してご紹介します(といっても数ヶ月遅れですが…)
 既にお気づきかもしれませんが、当ブログの記事と実際の発売時期のタイムラグがあまりにもひどすぎるので、せめて気に入ったお酒については早めにご紹介する方針にしようと思っています。

 今回いただくザ・プラチナは2016年にも飲んでいましたね。
 当時は使用米について「山形酒104号」と記載されていましたが、今は正式に登録された「雪女神」という名前をアピールしています。

 精米歩合は33%と相当削っていて、お値段も税抜2,200円程度と若干お高め。
 ただ雪女神自体が高精白酒向けのお米ということで、他蔵では3,000円以上が多いということを考えると、この精米歩合の無濾過生原酒でこのお値段なら非常に良心的な値付けだと思います。

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 上立ち香は砂糖っぽい甘さのある香りがそこそこに。
 含むと、実に濃厚な甘旨味がトロリとした口当たりで入ってきて、苦味等の後ろ向きな味わいを感じさせないまま、最後までバランスと存在感を保ちつつゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、糖蜜あるいは綿菓子的な純度の高く柔らかい甘味が中心にありつつ、表にハッキリと出てこないレベルの酸味やアルコール的辛さで、フレッシュさを添えるとともにダレをいい具合で防いでいます。
 後味は、口中に最後の最後だけ、ほんの少し、苦味の余韻を残して自然に引き上げます。

 思いっきり力強い甘口ながらも、上品さや純度の高さをしっかり感じさせる、栄光冨士らしいハイスペック酒でした。
 う~む、栄光冨士は正直出来のブレが激しい銘柄という認識があるのですが、これは素晴らしい…出色かと。
 栄光冨士の中では甘味の純度が高いことと、苦味をしっかり押さえていることがポイントでしょう、私のような甘口派ならガンガン飲めちゃうタイプ。
 栄光冨士、今後も期待できると思わせてくれる一本でした。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~ (2020年2月製造)
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):2,200円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.8/9.0

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2020年07月29日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」

家飲み記録 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 前回に引き続いての風の森です、これまた特別な一本なので急いで更新。

 この雄町の精米歩合60%の商品は、私が風の森を飲み始めた当初からある定番品であり、最も好きなスペックでもありました。
 が、「FINAL EDITION」と銘打たれているように、なんと今回分の出荷で終売らしいです…
 裏ラベルにもありますが、そもそも「純米吟醸」自体をラインナップから外すらしいですね、蔵元ホームページの商品紹介を見ると、よりブランドコンセプトをハッキリさせるための整理という意味合いが強そうです。

 しかし、蔵元の想いは重々承知の上で、やっぱり私にとっては痛恨事ですね…、君子豹変して早めに復活させてくれないかなあ。
 もしくは「風の森シリーズの中で最もスウィートな設計」であるこのお酒の、代替的な商品を示して欲しいと切に希望しますね。
 現状甘さの強さだけでいうと「ALPHA TYPE5」とか「鷹長 菩提もと」とかはありますが、方向性が全然違いますしねえ、総合的には愛山純米が近いかしら…

 5月製造、6月開栓でいただいております。

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 上立ち香は、ガス混じりの割と硬質な香りが控えめに。
 含むと、実に濃厚な甘旨味がシュワシュワと入ってきて、一瞬後に出てくる苦味で割としっかり引き締められながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、インパクトの強いクリームソーダ的な甘旨味が厳然たる主役、苦味は結構強めですねえ、ただ「香りより味」なバランスで、全体としては賑やかな味わいをガスがまとめている印象。
 後味は、苦味の余韻を残しつつも、力強くキレ上げます。

 クリームソーダを彷彿とさせる濃厚クリーミーな甘旨味を、ガスと苦味で引き取る力強いバランスのお酒でした。
 いやあやっぱり好きですねえ…、この甘味の個性とインパクトは替えが聞かないと思います…
 一応このお酒はもう一本買ってある上、笊籬採りも一本キープしてあるのですが、勿体無くてなかなか飲めそうにないです。
 風の森雄町純米吟醸、一ファンとしては復活を願い続けたいと思いました。

 ちなみにガスが抜けても苦味が引き続き引き締まり役をこなすので、ダレはしませんでした。
 このあたりはまさに風の森が最も得意とする設計なのでしょう、お見事。

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名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月29日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水生酒

家飲み記録 風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 こちらは、恐らく今期限定の完全予約商品のお酒となっております、裏ラベルにもありますが、コロナを受けて発売したお酒ですね。
 コロナ禍については、各蔵の「アマビエラベル」や、東洋美人の格安酒「醇道一途」、黒龍の飲食店限定の小瓶「命保水」など、色々な商品が出てきていますが、このお酒もその一つということになります。
 まあ風の森の限定品ということで私としては当然即決予約・購入しておりました、予約限定なのでこれから入手は厳しいかもしれませんが、時世ものということで早めにご紹介します。
 (実は、しーたかさんが先に記事を書いているのを見て、あわてて書いていたり…)

 使用米は風の森を象徴する地元産の「秋津穂」、ただ精米歩合は60%ということで、他のレギュラー品とは微妙に変えてますね。
 当然のごとく無濾過無加水ですが、アルコール度数は15度と低め。

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 上立ち香はちょっとセメダイン混じりの硬質でスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、実に爽やかかつみずみずしい印象の甘酸味が強めのガス感を伴ってシュワシュワと入ってきて、少々の渋味をが奥深さを添えつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、たしかに梨っぽい、実にみずみずしい印象のフレッシュな甘酸味が中心、ただ甘味はほどほどで、嫌味のない渋味が見事に飲み飽きなさを添えてくれますね、ガスも相まってとにかく永遠に飲めてしまう感じ。
 後味は、ほんのりと渋味の余韻を残しつつ、酸とガスで極めてスッキリとキレます。

 フレッシュかつ程よい濃度の甘旨味を、実に風の森らしい酸とガスで極めて勢いよく楽しませてくれるお酒でした。
 いやあこれは飲み進め易さ特化って感じですねえ、ただ薄くも軽くもないのが実に風の森らしい。
 じつは若干懺悔してしまうと、途中からポテチと合わせてしまったらやめられないとまらないでして…、結局一袋と2合ぐらい飲んでしまったような。
 これは普通に人気出る味わいだなあ、私もしーたかさん同様、一回きりでは勿体無い出来だと思いますね。
 風の森の安定感を感じた一本でした。
 
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■紹介:「しーたかの日本酒アーカイブ」さんの同スペックの記事

名称:風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月27日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 01BY

家飲みプチ記録 花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 01BY

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 最近、入手難易度が高い人気銘柄を追うのを控えている自分ですが、花浴陽、それもこの八反錦48だけは何が何でも購入に走ってしまいますね。
 基本的に毎年買ってますが、おりがらみは希少なこともあり26BY以来の家飲みでした。
 その他の過去感想は「花浴陽」タグをご参照ください。

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 上立ち香は、まさにフレッシュパイン的香りが、おりで若干くぐもった感じで、気持ち強めに。
 含むと、実にフレッシュ濃厚かつバランスの良い印象の甘旨酸味が割と滑らかな口当たりで入ってきて、尻上がりにほどほど出てくる苦味で最小限に引き締め、しっかりバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、パインと、なんとなくキウイを彷彿とさせる非常にキレイな甘酸味が主役、苦味もそこそこあるのですが、それも含め兎にも角にもバランスが良くて、スイスイと飲み進めてしまいます。
 後味は苦味の余韻をほんのりと残しながら、酸の働きで、非常に自然に引き上げてくれます。

 存在感の濃いパイン的甘酸味と、苦味すらを心地よく楽しませてくれる、異次元の芳醇バランス酒でした。
 いやあ、甘口酒を飲み倒している私でも、この48磨きの花浴陽には毎回やられますわ…
 最近より洗練されてきているというか、インパクトよりバランス重視になっている感じがあるので、おりがらみの方が私には合っているのかも。
 花浴陽、やっぱり旨いっす!

 ちなみに、常温まで温度が上がってしまうと結構モッタリ感が出る気がしますね…
 個人的にはそこそこ冷やして(普通の冷蔵庫でOK)いただくのをオススメします。

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名称:花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 01BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):メモ忘れ…/1,800ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2020年05月21日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE5 (ver.4)

家飲みプチ記録 風の森 ALPHA TYPE5 (ver.4)

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 前回のver.3も飲んでおりますが、割と早めにリピートしました。
 というのも、裏ラベルにあるとおり、今回から生酒になったらしいんですよ、生酒フリークとしては試さざるを得ない。 

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 上立ち香はほんのり熟した洋梨的な香りが仄かに。
 含むと、フレッシュさと一種の熟感が面白いバランスで一体化したような甘旨味が、最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
味わいは、全く古臭さのない熟感を纏っているのが特徴の、煮詰めた洋梨的な甘酸味が主役、苦味はあるのですが全体に溶け込んでいる感じなのが良いですね。
 後味はその熟風味の余韻を残しつつも、極めて自然にゆっくりと引き上げます。

 濃厚ながらクセのない、フレッシュかつ落ち着きがあり、奥深くも飲みやすい、様々な矛盾を内包しつつまとまっているお酒でした。
 燗専用という見た目で、味わいは明らかに冷燗両対応って感じですね、ラベル記載の35度にこだわらなくても、しっかり冷やそうが60度ぐらいに上げようが旨いっすわ。
 まあ蔵元推奨の飲み方を参考にしつつ、自分の好みの温度帯を探るのも面白いのではないでしょうか(個人的にはちょい冷やしたぐらいが好き)。
 なお、意外と前回からの違いは大きくは感じなかったです、恐らく、風の森の火入れの仕方が丁寧なのでしょうね。

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名称:風の森 ALPHA TYPE5 (ver.4)
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年05月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE7

家飲み記録 風の森 ALPHA TYPE7

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 面白かったので優先して速攻に記事にしてみました。

 上の写真で分かる通り、このお酒は箱入りの2本セット、そしてなんとビーカー同梱の商品となっております。

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 2本はそれぞれ「Full」と「Light」というタイプ違いのものになっています。
 この2つを、付属のビーカーを使って、色々な比率のブレンドで楽しんで欲しいという、日本酒としては前代未聞のコンセプトの商品なわけです。

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 そのあたりの説明はしっかりと同梱の解説ペーパーにも書いてありました。
 蔵元推奨のブレンド比率も書いてあったりして面白いですね。

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 とりあえず単品で飲んでみますと…
 ライトは確かにスッキリと甘さ控えめで、食中酒としては全然アリだけどちょっと物足りない軽いお酒って感じ。
 フルも大体解説通りですね、しっかり甘くてちょっと複雑味があるのを、ガスが引き取る濃醇系風の森の定番の雰囲気。
 いやあ確かに、同じ露葉風の精米歩合70%でも全然違いますねえ…

 それではいよいよ混ぜ混ぜしていただいていきます!

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 まずはフル1ライト2。
 いやあ、確かに明らかに単品よりバランス良くなった気がしますねえ、むしろフル単品より飲みごたえも増したような…
 ガスや酸味のすっきり感がしっかりありつつ、甘旨もあって、風の森の中でもかなり好きな部類であると感じました。

 で、フル2ライト1。
 う~む、旨いっすねえ…
 フルの味わいの見晴らしがよくなったとでもいいましょうか、甘さや存在感の強さはあまり変わらない印象のまま、飲みやすさやスッキリ感がマシマシって感じです。
 やっぱり私はこの比率が一番好きかなあ。
 
 ちなみに、一応1対1とか比率ちょろちょろと変えてみたのですが、酔いが回ることもあって途中からはあまり良くわからなくなってしまいました…
 温度が変わっていくというのも難しいポイントですね。
 正直唸りながら最適解を探そうとするより、ゆるい気分でいろいろな割合を試して、最後まで自分で味変できるお酒として楽しむのがオススメです(このあたりは人それぞれだとも思いますが)

 後、注意点としては、ビーカーは使う前に洗剤使ってしっかり洗ったほうが良いと思います。
 少し水洗いしただけだと、変な匂いが移っちゃう気がしまして…
 また、最近の風の森らしく、ガスが有ったほうが美味しいタイプかと思います。
 2本セットを、色々楽しみながら早めに飲みきっちゃうのが推奨ですね。

 ブレンドを楽しみつつ、バッチリ美味しく飲める、実に面白いチャレンジングセット酒でした。
 風の森、今後の新しい試みにも注目していきたいと思います!

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名称:風の森 ALPHA TYPE7
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):3,800円/720ml×2+ビーカー
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年05月12日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 吟風 01BY

家飲み記録 花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 吟風 01BY

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 埼玉県羽生市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の筆頭。
 
 花浴陽の久し振りの新商品ということで購入しました、五百万石以来でしたっけ。
 実は入手に出遅れたのですが、「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」さんの感想を見て、居ても立ってもいられずに調達に走りました。
 吟風は北海道産の酒米ですね、最近の異常気象頻発に伴い、高温障害になりにくい北海道のお米は、道外の酒蔵でも採用が増えている様子。
 確かに花浴陽も、お米が不作だったらしい28BYでは明らかに味が変わってましたからね…、蔵元の危機感たるや相当のものだったのでしょう。

 精米歩合は48%、五百万石同様純米大吟醸シリーズでのデビューですね。
 ラベルは銀色で、吟風や北海道の雪のイメージに直結していていい感じだと思います。


 上立ち香は、ああ見事にパイナップルな花浴陽香が気持ち強めに。
 含むと、結構熟感を纏った感じの超濃厚な甘酸旨味が、その濃厚さを感じさせない滑らかな口当たりで入ってきて、ほんのりとした辛さ的な刺激も相まってバランスを保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりパイン系の極めて濃厚な甘酸味を中心に据えつつ、苦味を脇役に添え、キツくない程度の辛さも相まって、濃厚ながらも独特なバランスを保ってついつい杯を重ねてしまいますね。
 後味は、その辛さの余韻と酸味で完璧なまでに自然に引き上げてくれます。

 芳醇甘酸酒のインパクトと、芳醇旨辛酒のキレを兼ね備えた、花浴陽にしかできない力強いバランス酒でした。
 いやあ旨いっすねえ…、新商品でこれは素晴らしいなあ、特に引き上げ方が絶妙。
 ただ、このアルコールの刺激は花浴陽で初めて感じた気もします、純米なのにアル添的なキレを感じるという点で、いいとこ取りな印象と言いますか、とにかく良いです(語彙力消失)
 ちなみに、最初はなぜか熟感を感じたのですが、飲み進めると気にならなくなりました(気の所為だったのか謎)
 花浴陽の安定感に唸らされた一本でした。

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■紹介:日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!さんの同商品の記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-329.html

名称:花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 吟風 01BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円ぐらい/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年05月08日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ Custom Made ホワイトデー ORIGARAMI 無ろ過生原酒

家飲み速報 たかちよ Custom Made ホワイトデー ORIGARAMI 無ろ過生原酒

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 バレンタインに引き続き、たかちよの限定品です。
 伊勢五本店さんのブログによると、こちらは「黒ラベル」と「ももラベル」のブレンドとのこと。
 ”ホワイト”デーだからか、おりがらみになってますね。
 今回は飲み比べのために、野暮ながら2月初旬に開栓してしまいました。
 
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 違いは一目瞭然。
 飲み比べでありがちな、酔っぱらって「どっちがどっちかわからなくなる」というのが無いのは有難いですね。

 上立ち香はフレッシュな、オリ的な香りが仄かに。
 含むと、オリ由来の濃厚さとまろやかさのある甘酸旨味が力強い口当たりで入ってきて、その酸で一種の軽さを感じさせつつ、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実にフレッシュな青りんご的甘酸味が中心、蜜的な甘味が強めなのが良いですね、苦味がちゃんと抑えられていて、濃厚ながらもスイスイイケる感じ。
 後味は酸が引き取ってしっかりとキレます。

 たかちよらしい濃厚な甘酸味がオリでブーストされつつ、ガスで引き上げる、良バランスの芳醇フレッシュ酒でした。
 中途半端な熟感が気になったバレンタインと比べると、こちらの方が「らしさ」がストレートですね。
 個人的には、飲み比べの軍配はホワイトデーに上げたいと思います。
 ただ、これを3/14まで引っ張って大丈夫なのかという一抹の不安もありますが…(酒質的には、購入即開けの方が良いんじゃないかしら)
 たかちよは限定品含め今後も追っていきます。

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名称:たかちよ Custom Made ホワイトデー ORIGARAMI 無ろ過生原酒
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/500ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年02月14日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 01BY

家飲み速報 たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 01BY

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 毎年飲んでるお酒は感想のみを早めにアップします。
 同銘柄の過去記事は「たかちよ」タグからご参照ください。

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 上立ち香はフレッシュかつ蜜たっぷり的な甘いりんごの香りが気持ち強めに。
 含むと、甘、旨、酸、苦が見事なまでにバランスを取った、濃厚ながらも柔らかさもある味わいがトロリと入ってきて、最後までバランストと存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり蜜マシマシのリンゴor洋梨的な、フレッシュかつ濃厚な甘酸味が主役、含み香で華やかな印象もありつつ、苦味に旨味が負けておらず、柔らかさに感じるバランスで、ひたすら飲めてしまいますね…
 後味は苦酸の働きだろうと思うのですが、それをハッキリと感じさせない自然かつバッチリなキレ。

 「花浴陽が無ければたかちよを飲めばいいじゃない」と言いたくなるような、甘口派にもろハマる芳醇甘酸旨味酒でした。
 あまり他銘柄と比べるのもなんですが、特定銘柄に群がるよりは、それに代わるような好みの銘柄を見つける方が生産的だと思うのであえて言ってしまいます(最近花浴陽の甘味が控えめで寂しいこともある)。
 味わいについては、分析していくと嫌な要素もある気がするんですが(主に香り由来の苦味)、飲み進めると危険なほど自然にガンガン行ってしまうんですよね。
 流石にこれは相性の面は強いと思いますが、私と同系統の好みであれば、万難を排してでも飲んで欲しいと思います、それほどどストライク。
 あくまで個人的な意見ですが、これは完全に延々と飲める、かつ、食事とも合わせられる系のお酒だと思います。
 たかちよ、相変わらずレッドには「リーダー」たる貫禄を感じさせてもらいました。
 
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名称:たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 01BY
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):2,700円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.8/9.0

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2019年12月29日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 01BY

家飲み速報 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 01BY

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 毎年飲んでいる銘柄は、感想のみを早めにアップしようと思います。
 過去の感想は「花陽浴」タグからご確認ください。
 
 上立ち香は華やかながらも若干落ち着きもあるフレッシュパイン的果実香が気持ち強めに。
 含むと、強い存在感を放ちながらも一種のまとまりのある甘酸味が自然な口当たりで入ってきて、時間差で出てくる苦味で結構キッチリ引き締められながら、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりパインジュース的な甘酸味を中心としつつ、若干インパクトは抑えめ、かつ含み香に伴う結構強めの苦味も相まって、濃厚さの割に飲み進めやすさが凄いですね。
 後味は、酸苦が引き取る形ながら、花浴陽特有の自然さ、柔らかさで引き上げていきます。

 花陽浴としてはかなり大人めながらも、やはりハッキリとした甘酸味が魅力的な、バランス系芳醇フルーツ酒でした。
 まあ、あくまで昔と比較すると上の感想になるのであって、花陽浴未経験者が飲んだら「なんて華やかフルーティーなお酒なんだ」となるとは思います。
 後、賑やかさよりも透明感を感じさせるのは、ある意味前からではあるんですよね、ある意味「花陽浴らしさ」自体を洗練させてきている印象。
 年明けの純大をどう仕上げてくるのか、期待させてくれる一本でした。

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 01BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):3,300円/1,800ml
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー:今年の美山錦
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 飲んだのに、感想データがどこかにいってしまいました…(呆)
 八反錦よりちょっと甘味が強くて、より私の好みだった印象です。

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2019年12月25日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY

家飲み記録 風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森は色々なお米を使用していますが、比較的最近登場したこの愛山は、個人的にかなり好きなんですよね。
 今までは、純米大吟醸笊籬採り真中採りと、色々なバリエーションを飲んでいますが、結構浮き沈みというかブレ(?)的なものは感じるものの、基本的には好みのラインでした。
 完全に同スペックのものを飲んだのは3年前ですが、自分にとってはすっかり鉄板セレクトになった感があります。

 スペックはもう愛山利用の精米歩合80%というのがそのまま特徴でしょう。
 後はいつもの風の森という感じですね、最近裏ラベルに味わいがかなり細かく書いてあるのは素敵。

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 上立ち香はミネラル感と甘さ、そしてバニラが混じったような結構個性的な香りがそこそこに。
 含むと、非常に押し出しの強い甘旨味がチリチリとしたガス感を伴って入ってきて、苦味渋味も結構強烈に感じさせつつ、ゆっくりと口どけていきます。
 味わいは、ぶどうジュース的な甘渋、強めのガス感、そこそこキツい苦味が非常に賑やかにせめぎ合う、無濾過生原酒以外ではありえない強烈な存在感があるもので、重さ・雑味を甘ガスの魅力でねじ伏せる系ですね。
 後味は、苦渋の余韻を残しつつも、濃厚さをちゃんと引き取ってキレてくれます。

 甘・ガス・苦・渋がそれぞれ思いっきり主張してバランスを保つ、ストロングスタイルの重量級芳醇系甘旨酒でした。
 いやあこれは結構好み分かれるとは思いますね、あえていうと栄光冨士的なバランスといいますか。
 そして私は大好きです…、この甘味の心地よさで全てを受け入れてしまうんですよね、
 ただ、賑やかではありますが、苦渋もダメな香り系みたいに浮いていないことは申し添えます。
 風の森、またもや、やっぱ好きやねんと思わせてくれた一本でした。

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名称:風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年10月22日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 しろうま 純米大吟醸 しぼりたて生 立春しぼり 30BY

家飲み記録 桃の里 しろうま 純米大吟醸 立春しぼり しぼりたて生 30BY

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 続けて桃の里です、当ブログでは以前にも「しろうま」を紹介していますが、スペックは全然別物ですね。
 しろうまと言いつつ、おりは「うすにごり」程度の濃度ですね、そしてアルコール度数が12~13と低いのもポイント。
 山田錦の40磨きでお値段1,200円と意味不明な値段設定になっております、多分超限定品っていう位置づけなんでしょう。

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 上立ち香はお米っぽさが混じった甘い果実香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚ながらも極めて柔らかい感じの旨味が少々のトロミを伴って入ってきて、若干の酸味と奥にある渋味とバランスを保ったまま、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、うーんやっぱり今期の桃の里らしくキウイ的風味を感じるんですよね、さらに甘さマシマシで苦味はほぼ無し、程よく熟しては居るもののダレてはいない、甘口日本酒として極めて完成度の高い状態に仕上がっています。
 後味は、酸渋が必要最低限の仕事をして、自然に引き上げてくれます。

 桃の里らしい優しい甘旨味の純度が極めて高く、やっぱり優しい酸味と完璧にバランスを取る、異次元レベルのコスパ酒でした。
 味わいは上ではキウイと書きましたが、洋梨かも…、そして低アルだけどダレず、飲みたりなさも無いんだよなあ…
 そしてお値段はどう考えてもおかしいですよこれは…、罪悪感を覚えるレベルですね。
 桃の里、今年も自分が惚れ込んだ味わいを、予想通り、いや予想以上に楽しませてくれました。
 このしろうまは、私の上半期ベスト…というか現時点で今年ダントツでMVPのお酒です!

 ちなみに、個人的には、新酒の時期に蔵元直販で買うことを強くオススメします。
 送料も明らかに赤字の良心ぶりですからねえ…、正直商売的に大丈夫なのか心配になるレベルだったり…

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名称:桃の里 しろうま 純米大吟醸 立春しぼり しぼりたて生 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.9/9.0

■おまけ:平成31年の初めに購入した桃の里
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 ダブりの純米吟醸は大体外の酒の会に持ち込みました…(評判は上々)。

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2019年10月01日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

桃の里 あらばしり 大吟醸 立春しぼり 30BY

家飲み記録 桃の里 あらばしり 大吟醸 立春しぼり 30BY

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 桃の里の紹介が続きます。
 アル添有の大吟醸です、あらばしりの生酒は新酒の時期限定で、最近流行りの立春しぼりですね。
 お値段は四合三千円となかなかですが、山田錦の精米歩合40%ですし十分良心的でしょう。
 以前飲んだ火入れ大吟醸も美味しかったので迷わずセレクト。

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 上立ち香は…、おおほとんどしないですねえ、おりの雰囲気がただよう程度。
 含むと、意外にも酸がしっかり聞いた甘旨味が極めて自然な口当たりで入ってきて、おりがむしろまろやかさを加えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、これまたキウイ感あるんですよね~、しかし砂糖をまぶした如く甘味マシマシで、酸強めで甘酸っぱい印象もあり、苦渋も存在しながらもキツさ0で完全に裏方、やばいぐらいにスルスルイケるなあ…
 後味は、極めて柔らかい酸苦が引き取る形ながら、あくまで柔らかく引き上げます。

 濃厚な甘味、個性的な酸味、にごりの濃度、裏方の苦渋、各要素を高精白らしい完成度でまとめ上げた、個性派大吟醸でした。
 う~ん旨い…、正直今まで飲んだ昨年までの桃の里とは全然違う印象なのですが、これまた自分にガッツリハマっているんですよね…これは奇跡ですよ掛け値なく。
 桃の里は本当にオンリーワンなんですよ不思議なぐらいに、今回は意外な方面から来ましたが、それでも確かに「らしさ」がある。
 そういえばアル添っぽさ全く無かったですね、ただ後引けの良さは素晴らしいのでそれも裏で働いているのかも。
 お値段以上の楽しみを与えてくれた一本でした。

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名称:桃の里 あらばしり 大吟醸 立春しぼり 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.8(値段を考慮に入れても)/9.0

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2019年09月28日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 あらばしり 純米吟醸 30BY

家飲み記録 桃の里 あらばしり 純米吟醸 30BY

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 岡山県赤磐市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。
 今年既に「ふな口一番」をご紹介していますが、実は例年通り蔵元直送で新酒をまとめて仕入れており、何本も飲んでおりました。
 今更ではありますが、ここでまとめて取り上げたいと思います。(紹介は被るので若干略式で)
 
 スペック的に恐らく純米吟醸のあらばしり、うすにごり版っぽいのですが…、値段はなぜか1,200円と割安、ほんと値付けは謎です。
 3月開栓で頂いております。

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 上立ち香は濃厚な甘さとオリ由来の米っぽさが混じり合った香りがそこそこに。
 含むと、結構個性的な果実感のある甘旨味が、やはりオリ由来っぽい苦味と若干のガス感を纏いつつ、濃厚ながらもスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやこれびっくりするぐらいキウイ感のあるフレッシュな甘酸味が主役ですね、それも果肉入りのような濃厚さと苦味もあって、見事なまでに飲みごたえのあるリキュール的な印象。
 後味は、濃厚さをガス酸苦が引き取って、お手本のように引き上げてくれます。

 まさに果肉入りキウイリキュールといった趣の旨味と、日本酒らしい飲みごたえとキレをしっかり兼ね備えた、極めて個性的な芳醇甘旨酒でした。
 ふなくち一番でも感じたのですが、低酸が特徴(と私が思っている)の例年の桃の里の純米吟醸に慣れていると、この酸と苦味は意外でしたね。
 ただガス酸苦がありながら桃の里らしくどこか柔らかさ、優しさがあるんですよ…、いわば良いとこ取りといいますか。
 桃の里の意外な一面を見せつつ、やっぱり素晴らしい味わいの一本でした。

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名称:桃の里 あらばしり 純米吟醸 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年09月26日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 真中採り 2018BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 真中採り 2018BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 連続でのご紹介ですね。

 前回飲んだお酒と使用米等は同じですが、「真中採り」という点が異なります。
 これはいわゆる「中取り」ですね、要はしぼり方の違いで、より上品な味わいが予想されます。
 風の森は大体のシリーズで限定品として出してきてますね(お値段もちょっとお高く)。
 私は「しぼり華」を買うのが遅れたので、どうせならと思い、この真中採りが出るのを待ってから同時開栓で飲み比べと洒落込んだ次第です。

 ちなみに、どうやらこの愛山純大かららしいのですが、ビンの底に風の森のロゴマークがあります(瓶自体に刻まれている感じ)。
 これって瓶の製造会社に専用瓶を直接発注してるってことですよね…、風の森の、製造過程関係でのこだわりは物凄いものがあると思います。

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 上立ち香は甘く華やかな印象のベリー系果実香が気持ち強めに。
 含むと、濃厚な甘酸旨味がトロっとした舌触りで入ってきて、ほんのりとした渋味をあくまで奥深くに感じさせつつ、最後まで柔らかい感じでじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、柔らかなバニラ感とベリー系の甘酸味が一体化した感じの、押し出し十分ながらトロミと落ち着きもあるような、割と玄妙なバランスを保つもので、渋味によって飲み飽きしない印象もありますね。
 後味は、渋味及びガスやアルコールの刺激が引き取って、しっかりとキレます。

 飲み応え抜群ながら、トロリとした柔らかさもある、日本酒特有の奥深い甘味の魅力をどストレートに伝えてくれるお酒でした。
 我ながら感想がわけわからないことになっていますが、矛盾するような複雑さを感じさせつつも魅力自体は非常にわかりやすいお酒だと思います。

 しぼり華と比べると、若干ガスが抜け上品さが増し、より落ち着いて柔らかくなったような印象がありますね。
 後、ちょっと熟成というか味乗りがしてきていたような…、同時開栓とはいえ、保存状態に差が有ったのかもしれません。
 どちらかというと真中採りの方が好みでしたが、それぞれに良さがありますし、値段も考えると甲乙つけがたいですね、どちらも旨い!

 非常に楽しい飲み比べでした、風の森は引き続き追っていきたいと思います。

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名称:風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 真中採り 2018BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):2,200円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:豪華かつ満足度の高い飲み比べでした…
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2019年08月09日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 しぼり華 2018BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 しぼり華 2018BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 押しも押されぬ当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 このスペックは今年初登場ですね、というか、チャレンジタンクとして今年1回限りの造りのようです(どうやら、来年以降も別のチャレンジをしていく予定らしい)。
 裏ラベルには味わい等の紹介の他、酒造りのそれぞれの段階について担当者名が記載されています、杜氏(製造責任者)の名前は良く載ってますが、ここまで細かいのは珍しいですね。
 実際こういう風に名前が残るのって嬉しいんじゃないかなあと思います、造り手のモチベーションアップのためには非常に良いことなんじゃないでしょうか。
  この辺り、やはり風の森蔵元の先進性を感じましたね。(まああべの「僕たちの酒」みたいに「顔」を残すという、よりエキセントリックなやり方をしているところもありますが…)

 スペックは高価な酒米である愛山を50%まで削った無濾過生原酒という豪華なもの。
 お値段はやはり若干お高めの税抜2,000円です、6月製造を7月末開栓でいただいています。
 (ちなみに初回出荷時に買い逃したので、別の要件で行った和歌山の酒屋さんでたまたま見かけた追加出荷分を購入しました)

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 上立ち香は甘い、バニラ、ベリーって感じの香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚かつ複雑さを纏った甘旨味がチリチリとした口当たりで力強く入ってきて、尻上がりで出てくる苦渋味で結構しっかり引き締まりつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、ほんの少々トロミを感じるぐらいに濃厚なベリー的な甘酸が中心、そこにガスでやはりクリームソーダ感(ベリー系)がありますね、ただ程よい苦渋味が日本酒らしい奥深さを添えている印象。
 後味は、やはり苦渋味が引き取って力強くキレる感じ。

 パンチの効いた甘酸味を素直かつ日本酒らしい奥深さで楽しませてくれる、活きのいいモダン酒でした。
 いやあやっぱり濃厚なんですが、むしろ飲み進める程に舌に馴染んでくる感じが非常に良いですね~
 値段がお高めとはいえ、レギュラー品に割って入れるぐらいの完成度はあると感じました。
 ただ、少々ケミカル感がある気もするので、それが苦手な方には合わないかも。
 次回はこのお酒と同時開栓で飲み比べた、似て非なるお酒をご紹介します。

■紹介:「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-307.html

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名称:風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 しぼり華 2018BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:酒やの鍵本(和歌山)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年08月07日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ「ピンク」 純米かすみ 無調整生原酒 30BY

家飲み記録 たかちよ「ピンク」 純米かすみ 無調整生原酒 30BY

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 栄光冨士同様当ブログ定番銘柄。

 最近私は、日本酒にあまり詳しくない人に「オススメの甘口日本酒銘柄は?」と聞かれたときには、「たかちよ」と答えるのが最適解なんじゃないかと思ってきました。
 花陽浴、村祐や桃の里は入手性に難がありますし、風の森や栄光冨士はスペックによって結構甘くないのもあるんですよね。
 対してこのひらがな「たかちよ」シリーズはハッキリ甘口で統一されてますし、売っている店さえ知っていれば割と通年で入手でき、おまけに値段もお手頃。
 基本非の打ち所がないんですよ、もし未飲であれば是非飲んでみてください。
 
 さて、今回いただいたのはたかちよレンジャーの一員であるピンクです、私は6年前にも飲んでました。
 例によってスペックは非公開なので、心を無にして開栓。

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 上立ち香は甘く、オリ由来の米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、やはり濃厚な甘旨味が若干のトロミを感じさせる口当たりで入ってきて、オリ的な苦味はキツくない程度に抑えられていて、ダイナミックなバランスのとり方で最後まで存在感を保ちつつ染み込んできます。
 味わいは、若干熟しすぎなパインといった趣の、強烈な存在感のある甘酸味が厳然たる主役、それでいて苦味あくまで脇役になっているので、心地よい甘味を素直に楽しませてくれます。
 後味は、やっぱりオリの苦味が必要十分に仕事をして、余韻を残しつつもしっかり引き上げます。

 たかちよらしさバリバリの、トロミと高濃度の甘酸味が病みつきになる魅力を感じさせる、オリの風味をしっかりまとった芳醇甘口酒でした。
 いやあやっぱり私向きですよこれは、ただ若干生老ね的というか、香りにクセっぽいところは有る気がします。
 とはいえ甘味がしっかりしているので、腐りかけが旨い的な魅力は増しているかも(失礼)、ハッキリと好みが分かれる、個性的なお酒と言えるでしょう。
 たかちよ、やっぱ好きやねんと思わせてくれた一本でした。

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名称:たかちよ「ピンク」 純米かすみ 無調整生原酒 30BY
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

■おまけギャラリー:なんとなく栄光冨士とならべて記念写真
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 いやあピンク系のお酒は好みのものが多い気がしますね。

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2019年07月30日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY

家飲みプチ記録 桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY

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 怒涛の毎日更新は今回で終わりです、リピート買いスペックの紹介なので、事実上ほぼ「まるめちオススメ!」って感じのラインナップになりましたね。
 そしてトリを飾るのは、私が今まで500以上飲んできた日本酒の中で、唯一毎年蔵元から直接お取り寄せをしている、超スーパーお気に入り銘柄「桃の里」の新酒限定スペックです。
 前回の感想はこちら。

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 上立香は洋梨的(?)な、割りと落ち着いた果実香が控えめに。
 含むと、フレッシュながらもどこか落ち着いた甘味がわずかなのトロミを感じさせつつゆっくりと入ってきて、渋味と相まって奥深さを感じさせつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは…酸味抑えめのパインジュースに砂糖を加えたような(?)甘旨味が主役、そしてやっぱり独特な渋味がしっかりと個性と複雑さを加えてくれますね、全体として超濃厚ながらも割と飲み飽きなさもあると思います。
 後味は、渋味の余韻を残しつつも、自然に引き上げてくれます。

 割とフレッシュかつ芳醇そのものの甘さを芯に据えつつ、主に渋味の働きでオンリーワンの味わいの世界を魅せてくれる、超個性派甘口酒でした。
 一口目は結構渋味等にクセを感じる部分もあるのですが、二口三口と飲み進めるとそれも甘味に溶け込んできて違和感が無くなってきました。
 後、多分香りではなく旨味がちゃんと主役を張っているから、濃厚さの割には飲み疲れないんだと思いますね。
 正直このお酒なら、やろうと思えばつまみなしで、和らぎ水だけで一本開けられそうな気がします、それほど私と相性が良い感じ。
 桃の里、今年もまとめ買いしたことを大正解だと思わせてくれた、幸先の良い一本でした。

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名称:桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月24日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)

家飲みプチ記録 風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)

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 かなり特殊なスペックのお酒なので、興味があれば前回(ver.1)の記事も是非ご覧ください。
 なお、ver.2以降は、前バージョンのお酒(今回の場合はver.2)を仕込みに使っているそうです。

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 今回はまず冷酒でいただいてみました。

 上立ち香は程よく落ち着きつつもフレッシュさも残したような、セメダイン混じりの果実香がそこそこに。
 含むと、極めて濃厚ながらも、内に秘めたガスによりどこかスッキリ感もある甘旨味が力強く入ってきて、若干枯れた熟感を裏方に感じさせつつ、最後まで存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、うーん洋梨の砂糖漬け(?)的な甘味が中心にあって、苦味は完全に裏方、熟感は紅茶的なニュアンスに留まっていて、全体としては極めて独特にバランスが取れている印象。
 後味は流石に若干甘味を口中に残すものの、しっかり自然に引き上げます。

 極めて高濃度の甘旨味と謎の飲み飽きなさを兼ね備える、超個性派芳醇甘旨スルスル酒でした。
 いやーこりゃあオンリーワンですよ…、ガス感がまた本当に良い仕事をしていますね、これはまさに風の森だからできることかと思います。
 一種の古酒感と貴醸酒感とガス感のハーモニー、こんな酒質の設計は正直天才の所業としか言いようがないかと…
 風の森蔵元の発想力の凄みを改めて思い知らされた一本でした、甘口派で未飲の方は何としてでも飲んでみてください。

 蔵元の想定通りぬる燗につけると素直に甘旨味マシマシ、口当たりが柔らかくなります。
 確かに個人的にはこちらが良いですね~、ただ冷やしても全然アリというか、シチュエーションによっても使い分けられるんじゃないかと。
 しかも冷めてくるとさらにスルスル飲める感じになるんですよ、まあ自然な流れなんですがこれはこれで素敵。

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名称:風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月20日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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