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花陽浴 「THE MATCH」 純米吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 花陽浴 「THE MATCH」 純米吟醸 無濾過生原酒

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 埼玉県羽生市、南陽醸造のお酒です。

 言わずと知れたフレッシュフルーティー酒の雄、当ブログ殿堂入り銘柄です。
 このお酒何と今期完全新スペックでの登場ですね、吟風以来でしたっけ。
 普通そういう場合ラベルに解説ぐらい書くと思うのですが、見事なまでに記載なし!

 一応取り扱い酒販店の説明を見るに、山田錦と備前雄町の2つの米を使っているみたいです。
 その2つをうまく「マッチ」させて造ったということでしょうね、まあ実際飲んでみないと分からないのはある意味どのお酒でも同じではありますので、早速いただきます。


 上立ち香は華やかで花陽浴らしいフレッシュパインの香りがかなり強めに。
 含むと、結構インパクトを感じる濃厚な甘酸味が、若干のトロミを伴う口当たりで入ってきて、酸味メイン、苦味サブな引き締まりを感じさせつつ、じわじわと口中に広がっていきます。
 味わいは、やはり実にトロピカルな感じのパイン的甘酸味が厳然たる主役、含み香も強めで苦味もありながら不思議なほどにクドくないのは、らしいバランスですねえ。
 後味は、苦味の余韻をあくまでほんのり残しつつ、実にスッキリと引き上げていきます。

 近頃の花陽浴の方向性をハッキリと感じる、しっかりと甘さがありつつ、酸味苦味も相まったバランスの良さが際立つお酒でした。
 実はこのお酒を、一升瓶から移し替えて開栓後一ヶ月ぐらいダラダラ飲んだのですが、ほぼほぼダレませんでした。
 やっぱり開栓後の強さを意識した方向性なんですかね~、もともと酸が強いので意外に持つ銘柄ではありますが、より居酒屋適正が増した感じなのかも。
 当然トレードオフで鮮烈な甘さが控えた形になるので個人的には寂しい面もありつつ、これはこれで好きですねえ…
 花陽浴、何か自分の好みと共に変化してくれている気さえする一本でした。

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購入価格(税抜):3,800円ぐらい(レシート紛失…)/1,800ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2022年05月11日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 「純米吟醸ふなくち一番」 無濾過生酒 02BY

家飲み記録 桃の里 「純米吟醸ふなくち一番」 無濾過生酒 02BY

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 岡山県赤磐市、赤磐酒造のお酒です。

 連続した桃の里紹介(昨年のお酒ですが…)もこれで最後です。
 この「ふなくち」の「純米吟醸」は、私が以前「マイ殿堂入り」に入れたスペックですね。
 なんやかんやで当ブログは9年を越え、1000をゆうに超えるお酒を紹介していますが、、マイ殿堂入りは9本にとどまっていることからも、私の思い入れが伝わることでしょう。

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 上立ち香は控えめですね~ほんのり米とガスのフレッシュな香りがあるかしら。
 含むと、シュワシュワとしたガスを伴った濃い甘旨味が実にインパクトの有る口当たりで、しかし一種優しく入ってきて、最後まで存在感を保ちつつスルスルと胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、しっかりとしたお米の甘味とキウイ的酸味が合体した、飲みごたえとある種の軽さを両立したもので、浮いた香りや雑味がないのもあって進む進む、延々と飲んでしまいますねえ。
 後味は、ほんの少々苦味の余韻を残しつつ、極めて自然にキレます。

 しっかりと甘旨く、シュワシュワとフレッシュで今風ながら、極めて全体のバランスが良い、ストレートにハイレベルなお酒でした。
 いやあ旨いわ…、なんというかガス甘なお酒は安っぽいというか月並に思われがちな気もするのですが、完成度が段違いなんですよええ。
 こういっちゃあなんですが、そっち系のお酒をメインに毎日飲んでる小生がこれだけ言うんだから信用してくださいよええ、桃の里はそんじょそこらのプレ銘柄を優に越えている、全国屈指の甘口酒です。
 桃の里、私が買いにくくならない程度に人気が出てほしいと改めて思いました。

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購入価格(税抜):メモ忘れ…円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.8/9.0

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2022年03月17日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 「あらばしり」 純米吟醸 生酒 02BY

家飲み記録 桃の里 「あらばしり」 純米吟醸 生酒 02BY

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 岡山県赤磐市、赤磐酒造のお酒です。

 桃の里の定番季節商品の一つですね。
 赤磐酒造は少し前にホームページの通販が刷新され、季節商品も普通に買えるようになりました。
 それでいて送料は以前と同じく超良心的なので、蔵元通販で無茶苦茶美味しいお酒が実に簡単に入手できます。
 この情報って、「どこそこにプレミア銘柄が売ってる」みたいな情報より万倍貴重ですよ…、私は本気でそう思っております。

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 上立ち香はオリのお米っぽい香りにちょっと果実の酸が絡んだ、スッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、実にフレッシュかつ硬質さがありながら程よい甘さも伴う一体感のある旨味がシュワシュワと入ってきて、ほんのりとした苦味が輪郭を絶妙に整えつつ、最後まで自然に喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、みずみずしい酸味とオリ由来の旨味が絡み合いつつ、少々の甘さが優しさも添える感じのもので、苦味がしっかり旨味と一体化していることもあって極めて全体的なバランスが良いですね、えらい勢いで飲めてしまいます。
 後味は、酸味が実に爽やかな余韻を残す形でほぼ完璧とも言えるキレ。

 すっきり系のフレッシュフルーティー酒として、とんでもなく完成度の高い、甘酸旨味酒でした。
 いやあ赤磐酒造が造るフレッシュ辛口なお酒として物凄く納得感がありますね、もう好き好きの好きですわ。
 フレッシュでしっかりとした味わいと後味のスッキリさをここまで両立できる蔵ってそうはないですよ、やっぱり赤磐酒造って実は今まで私が思っていた以上に凄い蔵なんじゃ…
 桃の里、スッキリ系も素晴らしいと感じた一本でした。

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購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2022年03月05日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

桃の里 しろうま 純米大吟醸 しぼりたて生 02BY

家飲み記録 桃の里 しろうま 純米大吟醸 しぼりたて生 02BY

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 岡山県赤磐市、赤磐酒造のお酒です。

 桃の里のそれぞれのスペックの中でも、私の中で一二を争うぐらいに好きなお酒がこのしろうまです。
 山田錦、精米歩合40%、袋吊りで四合瓶1,200円というのは、まあ流石にサービス価格なのでしょう。
 01BYはアルコール度数12~13度と低アルだったのですが、こちらは15~16と個人的に好きな数値になっていますね。

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 上立ち香はいつものフレッシュで甘い梨的香りがそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュかつ実に存在感の強い甘旨味が滑らかな口当たりで入ってきて、完全に裏方に徹した苦味が程よい引き締まりを演出しつつ、ゆっくりと染み入ってきます。
 味わいは、極めて甘く、しかしスッキリフレッシュでもある砂糖マシマシのパインやキウイ的な味わいが中心、さらにオリがその密度をブーストしつつも、控えめな酸味と苦味の働きもあり、不思議なほどにダレないんですよねえ。
 後味は、濃厚さが夢であったかのようにスッキリキレます。

 濃いめのオリにブーストされたフレッシュでまとまりの良い甘味と、驚くほどのキレの良さが非常に魅力的なお酒でした。
 いやあやっぱりとんでもなく旨い!桃の里は最近ようやくSNSでも稀にみるようになりましたが皆気づくの遅いよ…、と言いたくなってしまう今日このごろですわ。(こうなると今まで無邪気に推してきたことに若干恐れが生じますが…まあ射美みたいにはならないでしょう)
 ただ、今年のしろうまはアルコール度数が12度なので、この02BYとはちょっと違った味わいかも…、むしろ01BYに近そうですね。
 桃の里しろうま、恐るべきお酒ということをびんびんに感じた一本でした。

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購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.8/9.0

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2022年02月22日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 03BY

家飲み記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 03BY

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 埼玉県羽生市、南陽醸造のお酒です。

 当ブログ殿堂入り銘柄ということで、詳細は略。
 酒屋さんによると、昨年度はコロナ過もあってある程度入手しやすかったようなのですが、今年度は蔵元が生産量を減らしたことに加え居酒屋需要の復活で非常に売り切れが速い状況とのこと。
 何か十四代もコロナを受け生産量減らしたみたいな話を聞いたんですが、そういうもんなんですかねえ、個人に回せば余裕で売れるのはわかりきっているでしょうに…
 新政・風の森等一部先進的銘柄を除き、日本酒の「個人需要」ってまだオマケみたいに扱われているのかしらと思ったエピソードでした。

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 上立ち香は意外と華やかさが抑えられた印象のほんのりパイン的な香りがそこそこに。
 含むと、やはりトロピカルながらもそこそこに落ち着いた印象の甘酸味旨味が割となめらかな口当たりで入ってきて、そこそこの苦味で輪郭を整えつつ、ゆっくりと口中に染み込んできます。
 味わいは、落ち着いたパイン感とでも言いましょうか、華やかフルーティーな風味を感じさせつつ結構甘さや香りが抑えられた感じ、苦味は結構あるものの甘味が負けていないのでバランスはとれてるかな。
 後味は、やはり苦味が引き取る形ながら、割と自然に引き上げます。

 花陽浴の中では甘味控えめな印象ながら、「らしさ」のある風味は健在の、バランス系芳醇甘酸フレッシュ酒でした。
 花陽浴は割と年ごとの味わいがブレる銘柄かと思いますが、今年はまたハッキリと舵を切った感じですねえ。
 個人的にはあまり好ましくない方向のハズなのですが、不思議とあまり違和感はないかも…、でも飲み比べたら今までのほうが明らかに楽しいんだろうなあ…うーむ。
 花陽浴、なんとか今後も買えることを祈るばかりです。

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購入価格(税抜):1,909円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2022年01月19日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE2 03BY

家飲み記録 風の森 ALPHA TYPE2 03BY

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 奈良県御所市、油長酒造のお酒です。

 今年の正月酒の1本ですが、当ブログ定番酒で流石に書くことも無くなってきたので、詳しくは過去記事をご参照のこと…
 実はもうちょっと高級な、「真中採り」も店頭に有ったのですが、リーデルのグラスがセット売りであり、うちに既にリーデルグラスが複数あることから見送りました。
 まあこちらも3,000円ですし十分高級酒と言えるでしょう。


 上立ち香は洋梨的果実香と若干のセメダイン感が絡み合いつつ、ハッキリと甘い香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚な甘味を主体としつつほんのりと渋味を纏った旨味が、チリチリとしたガス感を伴いつつも自然な口当たりで入ってきて、その印象のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やっぱり三ツ矢サイダーを彷彿とさせる風味がありつつ、苦味等の雑味をほぼ感じさせないもので、甘味を渋味が絶妙にコーティングする感じが流石のまとまり。
 後味は、渋味の余韻をほんのり感じさせつつ、見事なまでに綺麗にキレます。

 風の森らしい甘旨渋味を、非常に上品にまとめ上げた印象の、実に納得感が強い芳醇スルスル酒でした。
 結構出荷から時間が経っているのに、ある程度ガスの余韻が残っていて、それがまた良い仕事をしてる感があるのが「らしい」感じで良いですね。
 ただちょっと渋いかな~、このバランスがハマる方も多いと思いますが、個人的にはもっと甘いほうが好き。
 風の森、相変わらずで安心できた一本でした。

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購入価格(税抜):3,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5(値段を考慮に入れて)/9.0

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2022年01月15日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 秋津穂807 試験醸造3 純米 無濾過無加水生酒

家飲み記録 風の森 秋津穂807 試験醸造3 純米 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 個人的に試験醸造一造り目の印象が面白かったので、今回もセレクトしてみました。
 早めに更新したのは、はっきり書いてしまうと、日本酒感想日誌さんの記事を見たからだったりします。
 まあ私から言うとさもありなんというか、そりゃあ好みの訳ないだろうとしか…
 そもそも私の認識としては一般論として、「試験醸造酒」なんてわざわざ自称しているお酒をセレクトするのは、変わり種好きのマニアかその銘柄の熱心なファンぐらいだろうと思っていたのですが、どうなんでしょうか。(少なくとも同蔵の以前の味わいとか、他の銘柄とかと比べるのに向いてないのは間違いないかと)
 ちなみに私が風の森をあまり飲まない人に勧めるなら、何といってもまず秋津穂65、高くて良いならアルファ2を選びますね。

 さて、お酒は最近明確に製品ラインナップとして位置付けられた807(精米歩合80、7号酵母)シリーズの新顔ですね。
 値段は同じ秋津穂米を使った定番スペックの純米65よりちょっとだけ高かったりします。(まあ65が安すぎなんでしょう)

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 上立ち香はセメダインに果実的甘さが絡んだような、フレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、やはりケミカル感を強く感じる、甘酸旨苦がそれぞれ主張するような味わいが、少々のガスを伴い力強くもキリッとした口当たりで入ってきて、ギリギリのバランスを保つ形でじわじわと染み込んできます。
 味わいは、全体的にガッツリセメダイン感がありつつも、フレッシュな酸とガス、そして皮入メロン的な甘苦味もそれぞれハッキリと主張して、実ににぎやかかつ個性的なまとまりを魅せてくれますね。
 後味は、ガス・酸に加えてなんとなく辛さを感じさせつつ、濃厚さをしっかり引き上げます。

 非常に強いケミカル感と、極めて賑やかな甘酸旨苦味が、オンリーワンの味わいの世界を演出する超芳醇フレッシュ酒でした。
 いやあこれは好き嫌い分かれると思いますねえ、一言でいうと足し算のお酒なので、引き算のお酒がが好みの方は間違っても選ばない方が良いでしょう。
 割と前回飲んだ印象の延長線上ではありますね、ある意味方向性を確立したのかしら。
 風の森、このスペックの今後も期待していきたいと思います。


紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
https://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-3921.html

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名称:風の森 秋津穂807 試験醸造3 純米 無濾過無加水生酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年06月18日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「とこなつむすめ」 扁平精米無ろ過生酒 YELLOWラベル

家飲み記録 たかちよ 「とこなつむすめ」 扁平精米無ろ過生酒 YELLOWラベル

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 新潟県南魚沼市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。

 またまた、たかちよの新商品です、たまには速報で記事更新!
 私の認識では、クリスマスやハロウィン等季節限定ラベルを除くと、「Seven(黄緑)」「SunRise(オレンジ)」に続く新色だったかと思います。
 しかしいきなり「とこなつむすめ」とは、一貫性に疑問が生じるネーミングですねえ(笑)、まあインパクトはあるような。
 今回ラベルにハイビスカスの絵があるものの、いつもの「味わいのテーマである果実」の絵が無いので少し戸惑いましたが、酒屋さんの商品紹介を調べると、どうやら「南国バナナ」らしいです。

 ひらがなシリーズということで、今回も詳細スペックの記載はありません。
 ただ、いつもと異なり「原酒」表記でなく、度数も15度とちょっと低めなので、加水しているのかも(マニアじゃないと気づかない間違い探しみたいな記載ですねえ…)。

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 上立ち香はなるほどなあという感じの、ちょっとまだ青臭いバナナ香がほどほどに。
 含むと、大体香りの印象通りのフレッシュフルーティーな甘旨味が力強くかつ若干ヌルリとした口当たりで入ってきて、完全に裏方に回った苦渋味が程よく全体を引き締めつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、まさに熟しきらないバナナといった印象の、トロピカルな甘さを主、青い果実的苦渋味をサブにしてバランスを保つもので、実に「それっぽい」のが流石。
 後味は、濃厚さを渋味メインで引き取ってしっかりとキレます。

 まさにコンセプト通りといった印象の、トロピカルなバナナ味が特徴の、ハイレベル芳醇甘旨フレッシュ酒でした。
 いやあ、とこなつむすめということで、ちょっと未成熟な感じがまたたまらんですね(オッサン並感)、完熟バナナ系とはまた違った魅力があるかと。
 個人的にはsevenやSunRise以上に好きな方向性なので、ぜひともたかちよレンジャーの一員に加える勢いでお願いしたいと思いました(そもそも色的にはイエローは必須レベルでしょうし)
 たかちよイエロー、来年以降も注目していきたいと思います。

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名称:たかちよ 「とこなつむすめ」 扁平精米無ろ過生酒 YELLOWラベル
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年06月08日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

射美 並行福醗酵 連鎖 無濾過生原酒

家飲み記録 射美 並行福醗酵 連鎖 無濾過生原酒

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 岐阜県揖斐郡大野町のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 射美は明らかに「甘さ」が主役をはる銘柄として個人的どストライクだったのですが、最近はもうほとんど買えないですねえ。
 こうなると数年前(初飲みは23BY)からキャッキャと「旨い旨い」と言っていた行為が、自分の首を絞めることに繋がっていたのではないかと若干忸怩たる思いが有ったりして(まあ実際には影響なんてほぼ無いんですが)
 毎回言ってますが、好みがハッキリ出る銘柄なので、一度飲んでみて(外飲み含む)気に入らなかったら、是非スルーして好きな人に回して欲しいところです…
 なお今回は数年振りに店頭に並んでいたものを見かけ、ラスト1本を慌てて確保した次第です。

 ラベルは能面がメインのモチーフになっていますが、色合いの関係で随分エキセントリックな印象ですね(蔵元自筆らしい)。
 裏ラベルの文章は一応商品について書いているのでいつもよりまともですね(笑)、使用米はいつもの揖斐の誉。

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 上立ち香はお米っぽいフレッシュな香りが仄かに。
 含むと、濃厚かつバランスの良い甘酸味が若干とろっとした口当たりで入ってきて、最後まで雑味を感じさせないまま、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、砂糖や米由来を思わせる極めて濃い甘味が厳然たる主役、そこにレモン汁的な酸味が寄り添う割と今風のバランスですね、高純度な上に強烈な甘さをダレ一歩手前で踏みとどまっているのは流石だなあ。
 後味は、流石にほんのり甘味の余韻を残しつつ、酸がしっかり引き上げます。

 射美特有の超絶的甘さを爽やかな酸味がほどよく引き締める、個性派フレッシュ超芳醇甘旨酒でした。
 う~ん、悔しいけど好きな味わいですねえ…、相変わらずこの甘さはオンリーワンですわ。
 ただ、酸があるのがちょっと意外ではありました、こうなると昔低酸だった個人的殿堂入りスペック「特別純米」を久しぶりに飲んでみたいんですが…はあ。
 射美、久しぶりにその個性を感じさせてくれた一本でした。

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名称:射美 並行福醗酵 連鎖 無濾過生原酒
蔵元情報:杉原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,660円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年05月28日 岐阜の日本酒 トラックバック:- コメント:-

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 02BY

新年家飲み速報 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 02BY

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 これまた毎年飲んどるので解説は略、去年はおりがらみじゃないバージョンを飲んでますね。
 実は今年は美山錦の方は逃したので、怒りの一升瓶買いです。

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 上立ち香はいつもの甘いパイン香が結構強めに。
 含むと、まとまりの良い甘酸味が華やかな含み香を伴って入ってきて、オリが濃厚さと滑らかさ、そして若干の苦味を加えつつ、最後までバランスを保ったまま染み込んできます。
 味わいは、いつものパイン飴的な甘酸味が純然たる主役で、そこに素直にオリが旨味をブーストするもの、苦味も含めて結構柔らかさもあり、しっかりまとまっていてついつい杯を重ねてしまいます。
 後味は、その苦味の余韻をほんのり残しつつ、酸味がしっかり切れあげてくれます。

 実に濃くかつバランスの良い甘酸味に、オリが自然に飲みごたえを加える、柑橘系のフレッシュ芳醇フルーツ酒でした。
 いやあつい「いつもの」を連発してしまいましたが、これはまあ正直なところで、かつ前向きな意味で使っております。
 意外とレギュラースペックの味が変わっちゃう銘柄ありますからねえ…(村祐とか)、しっかり再現してくれるだけで嬉しい限り。
 花浴陽への信頼感をいや増してくれた一本でした。

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 02BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年01月05日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 無濾過生原酒 ハロウィンラベル (2020年9月製造) 

家飲みプチ記録 たかちよ 無濾過生原酒 ハロウィンラベル (2020年9月製造) 

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 たかちよ紹介のラストは、つい最近飲んだこちらです。

 クリスマス、バレンタイン、ホワイトデーと並ぶ、たかちよのイベント向け季節限定酒ですね。
 私は特に考えず、購入即開栓してしまいました、つい限定品ばっかり買っちゃうのはあまり良くないなあ…
 前回の感想はこちら。

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 上立ち香は甘さもありつつ割とスッキリ系の、酸やほんのりセメダインを感じる香りが控えめに。
 含むと、割と香りの印象通りの、甘味酸味をそれぞれ感じる濃厚ながらスッキリとした旨味がスルスルと入ってきて、あくまで裏方にほんのりとした苦味がありつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、しっかりとした甘さを芯にしつつ、酸味が引き締まりを、苦味が奥深さを加える、飲みごたえと飲みやすさを見事なまでに両立させた印象のもので、濃厚さをエンドレスに楽しめますね。
 後味は、酸味に加えて最後の最後に苦味が仕事をして、素晴らしいキレ。

 たかちよらしい甘旨味を感じさせつつ、引き締まりとバランスの良さが魅力的な、芳醇スルスル酒でした。
 たかちよは割と酸があるタイプの甘旨酒だと思うのですが、これは特にその酸が目立ちますね、ただちょっとトロッとした感じもあるのが「らしい」かも。
 個人的には、このバランスの方が明らかに万人受けしそうな気がします、見た目によらない本格派ですね。
 たかちよは限定品でも、定番ものは安定感があるなあと感じた一本でした。

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名称:たかちよ 無濾過生原酒 ハロウィンラベル (2020年9月製造) 
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年10月29日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 おりがらみ本生 01BY

家飲みプチ記録 たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 おりがらみ本生 01BY

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 続いてもたかちよです。

 この「SEVEN」は比較的最近登場した商品ですね。
 ラベルの「S」の字にメロンのへたが付いているのがチャームポイントの、メロン味を意識したお酒です。
 当ブログでは既に2016年の初登場時と、2018年に飲んだときの2回ご紹介しています。

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 上立ち香はむしろマスカット?を彷彿とさせる甘くフレッシュな香りが気持ち強めに。
 含むと、青くフレッシュな実にインパクトの有る甘酸味がグググッっと入ってきて、やはり青い感じの苦味で割とキリリとした引き締まりも見せつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、メロンと言われるとメロンと思われる青さを纏った甘旨味が主役、苦味はあくまで脇役で、全体的にはしっかりバランスが取れている印象のもの。
 後味は、苦味が必要最低限の仕事をして、しっかり引き上げてくれます。

 甘さが主役のフレッシュな生原酒として、ド直球勝負の芳醇フルーティー酒でした。
 これは個性よりも完成度で勝負する感じかな、そもそも「メロン系」のフルーティー酒って結構多いイメージが有りますからねえ。
 個人的には、リンゴ、バナナ、メロン、パインがフルーティー日本酒の系統の四天王っていう印象です。
 たかちよSEVENがしっかり定番化したことを感じさせてくれた一本でした。

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名称:たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 おりがらみ本生 01BY
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年10月28日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「White X'masラベル」 無調整生原酒おりがらみ 01BY

家飲みプチ記録 たかちよ 「White X'masラベル」 無調整生原酒おりがらみ 01BY

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 特定銘柄集中紹介が続きます、桃の里、風の森、花陽浴とくれば次は「たかちよ」でしょう(私の中では必然の流れ)。

 こちらは見た目通りクリスマス前の11月に出荷される限定品になります、一応私もちゃんとクリスマスに開栓しました。
 前回飲んだときは感想を翌3月にアップしておりタイムラグは3ヶ月だったのですが、今回はなんと10ヶ月です、何をやってんだか…
 まあ多分今年も出ると思いますので、その参考にしてください。

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 上立ち香は甘いリンゴっぽい果実香とオリ由来のお米的な香りが混じったものがそこそこに。
 含むと、オリの柔らかさ、濃厚さで魅力をブーストされた甘酸味が結構インパクトのある口当たりで入ってきて、やはり柔らかい苦味が引き締まりを加えつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、香りの印象通りの、りんごジュース(濁った方)的な甘酸味が中心で、ちゃんとオリの苦味や存在感を魅力に繋げている感じが良いですね、
 後味は、濃厚さを酸苦味が力強くも自然に引き取ってくれます。

 たかちよらしい濃厚な甘酸味に、オリ由来の苦味と飲みごたえがアクセントを加える、超芳醇甘旨酒でした。
 これはたかちよのなかでもスタンダードな方向性で、かつしっかりまとまっているお酒だと思います。
 難点は500mlなんで一瞬で無くなってしまうことでしょうか、まあクリスマスのひと時の幸せを演出するのに相応しいのではないかと…
 たかちよ、今年のクリスマス用にも調達しようかな。

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名称:たかちよ 「White X'masラベル」 無調整生原酒おりがらみ 01BY
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/500ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年10月25日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 直汲み 01BY

家飲みプチ記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 直汲み 01BY

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 続いての花陽浴です、今期はこれで弾切れ。

 夏場に出荷される直汲みは、量が相当少ないらしく、私も逃すことが多いお酒です。
 前に雄町純吟の直汲みを飲んだのは4年前でした。
 7月製造で、8月の夏の真っ盛りにいただいています。

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 上立ち香はいつもよりフレッシュな(気がする)甘いパイン香りが強めに。
 含むと、やはり非常に濃厚で、かつ割とスッキリ感もある甘酸味が勢いよく入ってきて、ほんのりとした苦味を完全に裏方に感じさせつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、しっかりとした甘味がありつつ酸がしっかり効いている、割とスッキリした印象のパイン的なもの、苦味はあくまで複雑さをそえる程度で、正直無限に飲めそうな恐ろしさを感じさせてくれます。
 後味は、酸の働きメイン、苦味サブで、いつも以上にしっかり、そしていつものように自然にキレる感じ。

 極めてバランスの良いパイン的甘酸味を、いつも以上のキレで楽しませてくれる花陽浴ならではの夏酒でした。
 (あまり数を飲めていないのですが)花陽浴の直汲みは所謂一般的な直汲みのイメージとは若干違う気もしますね、ガス感無いし。
 ただ、この時期らしいスッキリ感を加えているのは確かだと思います、加水も無しでどういう風にやってるのかなあ…謎ですねえ。
 花陽浴の直汲みにまた興味をそそられてしまった一本でした。

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 直汲み 01BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年10月24日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 さけ武蔵 01BY

家飲みプチ記録 花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 さけ武蔵 01BY

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 言わずと知れた花陽浴です、既に今期では八反錦(純吟&純大おり)、吟風、山田錦をご紹介していますが、もうちょっとだけ飲んでたりしました。

 今回は埼玉県の酒米である「さけ武蔵」利用のお酒です。
 同スペックは約2年前にご紹介していますね。
 花陽浴の純米大吟醸、精米歩合48%のシリーズの中に定着してきた感のあるお酒だと思います、信頼の一升瓶買い。

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 上立ち香は程よく熟しつつフレッシュさも残したパイン的香りが強めに。
 含むと、一種のトロミを感じさせるぐらいに極めて濃厚な甘酸味が力強く、かつバランス良く入ってきて、奥の方に渋みや少々のしょっぱさを感じさせつつ、じわじわと口中に広がります。
 味わいは、割と香りの印象通りのほど熟パインの甘酸味をあくまで中心にしつつ、キツくない程度の渋みや独特な塩っ気が絡みつくことで、非常に個性的なワールドを構築している印象。
 後味は、これがまた不思議なほど自然に引き上げてくれます。

 渋味や謎の塩っ気が独自な味わいを演出しつつも、あくまで主役を甘さが演じる、キレの良い芳醇甘旨酒でした。
 さけ武蔵は昔からこのしょっぱさが苦手だったのですが、最近は甘さもしっかりしていることに加え、全体のバランスが取れている関係で凄く好きになりました。
 それとも私の好みが広がったのかなあ…、でもアビノミクスとかと比べるとやっぱり万人受けするお酒になったと思いますねえ。
 花陽浴さけ武蔵への信頼がぐーっっと上がった一本でした。

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名称:花陽浴 純米大吟醸 瓶囲無濾過生原酒 さけ武蔵 01BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):3,700円/1,800ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2020年10月23日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鷹長 純米酒 菩提もと 生酒 01BY

家飲みプチ記録 鷹長 純米酒 菩提もと 生酒 01BY

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 風の森に続いて、同蔵の別銘柄である鷹長をご紹介します。

 こちらは「菩提もと」という特殊な造り方をしているお酒です、裏ラベルにも解説がありますね。
 私としては2016年に同じ商品を頂いております。
 前回は日本酒度-25でしたが、今回は-30とさらにぶっとんだ数値であることが目を引くところ。

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 上立ち香は濃い感じの甘さを感じる独特な果実香がそこそこに。
 含むと、激烈に濃厚な甘酸味が、少々のガス感でダレ感を防ぎつつ、極めて力強い感じで入ってきて、裏方に渋味の複雑味を感じさせながら、最後まで存在感を保ちつつ染み込んできます。
 味わいは、洋梨系というか三○矢サイダーをガッツリ煮詰めたような濃度の甘酸味が主役ながら、ガスでフレッシュ感もしっかりあって、ダレを感じる前にインパクトで納得させられる感じ。
 後味は、ガスと渋味でギリギリしつこくないレベルで引き上げていきます。
 
 超絶濃度の甘酸味に、ガスの働きと全体の複雑味が彩りを添える、オンリーワンの世界を感じさせる芳醇旨口酒でした。
 実際この甘さは普通の製法ではなし得ないレベルだと思いますね~、具体的なところでは、同じ奈良の花巴水もと×水もととか、昇龍蓬莱の古式一段仕込みとか、白鷺の城の庭酒を思い出します。
 言ってしまえばイロモノとか変態系なのですが、一種のワイルドさ含め、こういうのは自分の好みにハマるとたまらないんですよね。
 最近刺激が足りないと感じている日本酒飲みに強くオススメ!
 鷹長、今後も「これが飲みたい!」というときの為にキープしておきたいと思いました。

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名称:鷹長 純米酒 菩提もと 生酒 01BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,472円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年10月22日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山807 純米 無濾過無加水生酒 01BY

家飲み記録 風の森 愛山807 純米 無濾過無加水生酒 01BY

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 続けての風の森です。

 以前は「愛山純米しぼり華」という名前で売られていたスペックですね。
 前回飲んだ時の感想はこちら。
 風の森の低精白スペックの中でも、私の印象・各所の評判共に上々で、ラインナップ刷新後にも生き残ったこともむべなるかなという印象があります。

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 上立ち香は甘くフレッシュな、あえて言えばベリー系の果実香が気持ち強めに。
 含むと、トロミすら感じさせるような濃厚な甘旨味がチリチリとしたガス感を伴って入ってきて、しっかりと抑えられた苦渋味に引き締まりと奥深さを与えられながら、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、やはりベリー系果実を思わせる、完全に甘味が中心のもの、酸味は寄り添う程度で、苦味はありつつ甘味が勝っていて、にぎやかながらも力強くバランスを保つ感じ。
 後味は、酸の働きなのか、これがまた不思議なほど自然かつ力強く引き上げてくれますね。

 賑やかな味わいを見事に収斂させている、風の森らしい直球勝負の甘旨フレッシュフルーティー酒でした。
 いやあやっぱりこのスペックは良いですね、雄町純吟亡き今、この愛山純米が一番「スウィートな設計」を引き継いでくれている印象があります。
 登場直後より安定してきた感じもありますし、新たな鉄板スペックとして認識しておこうと思います。
 風の森の愛山、今後もちょくちょくいただきたいと思いました。

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名称:風の森 愛山807 純米 無濾過無加水生酒 01BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年10月21日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 キヌヒカリ 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

家飲みプチ記録  風の森 キヌヒカリ 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

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 引き続き風の森のプチ感想です。
 今回は今は亡き(終売)のキヌヒカリ精米歩合45ですね。

 29BYの笊籬採りという、うのかわ酒店さんとっておきの一本だったりします。
 こういうお酒は「一人で開けるのは勿体無い」と、酒の会に持ち込むような殊勝な方が日本酒クラスタには多いイメージがあります、が、私は「人に飲ませるのは勿体無い」と一人で飲むタイプですね(ゲス顔)。

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 上立ち香はほんのりと熟感を纏った、でも爽やかさもある完熟果実の香りがそこそこに。
 含むと、極めて密度の高い甘旨味が滑らかな口当たりで入ってきて、チリチリとしたガス感や奥深い渋味と相まって個性的なバランスを保ちつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、洋梨の蜂蜜かけ的な非常に芳醇な甘旨味が主役、いわゆる熟成香は皆無でとにかく味乗りしているタイプですね、そしてガスと柔らかさと複雑味が面白いバランスで両立している印象。
 後味は、渋味の余韻を残す形ながら、ガスの爽やかも感じさせるキレ。

 見事なまでにしっかり味乗りした甘旨味を、ガスとバランスでダレずに楽しませてくれる、風の森ならではの芳醇生熟酒でした。
 いやあ、やっぱり風の森、特に笊籬採りは今でも熟成適正バリバリにありますねえ、数年レベルでも全然イケるなあ。
 やっぱりこのあたりは詰め方がポイントっぽい気がします、雑菌が入らないようにするためのこだわりは物凄いらしいので…
 本当はぬる燗あたりも良さそうだったのですが、冷酒~常温でウマすぎて無くなってしまいました。
 風の森の、無くなってしまったスペックに想いを馳せてしまう一本でした。

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名称:風の森 キヌヒカリ 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年10月20日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 露葉風50 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 30BY

家飲みプチ記録 風の森 露葉風50 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 30BY

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 今年も当ブログ常連銘柄は結構リピート飲みしているのですが、完全に記事ネタは切れているので、感想だけささっと上げていこうと思います。
 まずは風の森。

 今回は割と最近ラインナップに加わった、露葉風の純米大吟醸です。
 前回の感想はこちら。
 (ただ、前回は通常品、今回は笊籬採りという違いがあります)

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 上立ち香はフレッシュかつ濃い感じの、洋梨サイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュでチリチリとしたガス感をまとった甘旨渋味がインパクトある口当たりで入ってきて、最後まで渋味が引き締め役を果たしながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、渋味で割とキッチリとした、落ち着きとフレッシュさの両方を感じるようなサイダー的甘味が主役、ただ結構柔らかさも感じるような雰囲気もあり、素直に飲みごたえがある感じですね。
 後味は、渋味とガスがしっかり引き取って、力強くキレます。

 非常に強い存在感があり、フレッシュと落ち着き、ガスの刺激と柔らかさのような、相反する要素を内包するお酒でした。
 いやあ良いですね、風の森のラインナップの中でも、しっかり個性と完成度を放つスペックになったように思えます。
 風の森も露葉風を大事にしているんだろうなあと感じた一本でした。

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名称:風の森 露葉風50 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 30BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,900円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年10月18日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 01BY

家飲み記録 桃の里 純米吟醸 01BY

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 今年度の桃の里の紹介のラストです。

 定番の火入れ純米吟醸ですね、私と桃の里との出会いのお酒であり、思い入れも一入だったりします。
 今回ご紹介したお酒の中では、唯一アンテナショップ等のお店でも入手可能なお酒なんじゃないでしょうか。

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 上立ち香は甘さと熟感を感じる、熟れきったトロピカルフルーツ的香りがそこそこに。
 含むと、やはり若干の熟感を纏った、極めて濃厚な甘旨味がトロリと入ってきて、渋味を含めて非常に賑やかかつ奥深い感じの印象を与えつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、完熟した洋梨を煮詰めたかのような濃い甘旨味を中心に据えつつ、そこに足し算的に奥深い渋味や落ち着いた酸味、ほんのりとした苦味が混じり合って、実に賑やかな印象を受けますね。
 後味は、主に渋味を余韻として残しつつ、割としっかり引き上げます。

 超絶濃厚な甘旨味に、バラエティーに富んだ脇役の味わいが絡み合う、ド直球の芳醇甘口酒でした。
 生酒系と比べると、フレッシュ感は当然減退するのに加え、酸味がかなり落ち着きますね。
 そのため甘さがよりドシッと来るのに加え、ちょっと熟っぽい雰囲気も出てきて、人によっては重く感じるかもしれません。
 が、私はやっぱ好きやねん…、この濃厚な甘味からくる多幸感がたまらない…(あへぇ)
 桃の里、今後も追い続けていこうと思います。

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名称:桃の里 純米吟醸 01BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.7/9.0

■おまけギャラリー:今年度2度に分けて購入した桃の里各種
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 実は紹介したもの以外にも結構飲んでいたりします。
 そしてハズレ無しというか、全て大当たり!

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2020年10月12日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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