玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 「Ice Breaker」 29BY

家飲み記録 玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 「Ice Breaker」 29BY

20181002224137077.jpg  20181002224148399.jpg

 京都府京丹後市のお酒です。
 玉川の登場は5回目、中でもアイスブレーカーは3回目ですね、去年も飲んでいました

 このお酒は夏酒らしい薄青瓶入りということで、ついついあの薄青瓶問題を思い出してしまいますね。
 特にこのアイスブレーカーについては、ブログ「日本酒好きのおっちゃんが何か言うとるわ。( ´ ω`)」さんが非常に興味深い体験記事を書かれていましたので、ご興味があれば是非ご参照を。
 こちらの内容も踏まえると、個人的には、この玉川みたいなしっかり系のお酒については、あまり問題は顕在化しないのではないかという印象がありますね、やはり老ね香と相いれない軽やかフレッシュフルーティー系でこそ露骨にマイナス面が出そうな気がします。

 (ただ、最近の個人的印象では、薄青瓶以外でも青系の瓶(特に水色瓶)で劣化香に出会う率が高い気がしていて、むしろ単純に遮光の問題によるところが多いのではないかと思うに至っていたり…。まあ結局どれだけ素人の感覚を積み重ねても結論が出る問題ではないので、やっぱり公的な機関の検証・見解が欲しいですねえ)

 スペック的には少なくともラベル上は例年通り、無濾過生原酒でアルコール度数17~18と、夏酒としては型破りと言えるものですね。
 6月出荷7月開栓なので、劣化の恐れはほぼゼロでしょう。

20181002224215391.jpg  20181002224236898.jpg

 上立ち香は、存在感のある硬質な印象の果実香がそこそこに。
 含むと、やはり硬質で密度の濃い印象の甘旨味がぐぐっと入ってきて、さらに酸味と辛さできっちりと引き締められながら、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘酸旨味がそれぞれ絡み合う、お米感と果実感の中間のような力強いもので、濃厚ながらも飲み飽きずについつい進んでしまう独特の魅力があります。
 後味は、若干の辛さを舌先に残しつつ、爽やかというよりは力強く引き上げます。

 個性派夏酒として一種の完成された世界観を持つ、極めて芯の強い芳醇旨辛酒でした。
 いやあやはりいろいろな要素を感じますね、今風のようでもあり、伝統的なようでもあり。
 私から見ると、可愛いラベルと中身の硬派さとのギャップが激しいように感じますね(笑)、まあこれはあくまで個人的なイメージですが。
 玉川、アイスブレーカーに限らず、今後も追っていきたい銘柄です。

 そして氷を入れると…、いやあやっぱスルスルいっちゃいますね、かつ物足りなさは皆無。
 硬度がさらに増すような感じで、以前も書いたと思いますが、蒸留酒的な飲み進めやすさがあるように思えます。
 もしかしたら焼酎のロックが好きな人に勧めたら喜ばれるかも…(想像ですが)

20181002224226296.jpg  20181002224247475.jpg

名称:玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 「Ice Breaker」 29BY
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:木下酒造有限会社
購入価格(税抜):1,100円/500ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(東京駅グランスタ)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年10月17日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鏡野 純米大吟醸 限定おり酒 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 鏡野 純米大吟醸 限定おり酒 無濾過生原酒 29BY

20180807123717094.jpg  20180807123725347.jpg

 高知県香美市(かみし)のお酒です。
 同蔵の他ブランド「文佳人」も併せると、結構な回数家飲みしていますね。

 こちらは前いただいた「純米おりがらみ」同様、伊勢元酒店さんで購入しました。
 同店の店長さんはとにかく「おり」が絡んだお酒が好きらしく、色々な蔵に、おり引き前のお酒を瓶詰してもらっているそうです。
 このお酒もその一つなのですが、まず驚愕すべきはそのお値段。
 何と山田錦の精米歩合40%無濾過生原酒で税抜一升3,000円ポッキリ!多少知識がある人なら目ん玉が飛び出るレベルですね。
 もちろんスペックだけで味は分かりませんが、銘柄も信頼できるわけですし、これは買っちゃいますわ…

20180807123739258.jpg


 そして見てくださいこのおりの量を!
 いやあ穢れの無い白という感じですね、美しい…
20180807123809432.jpg  20180807123819684.jpg

 上立ち香は…あれ意外にもガスの薄い香りしか感じないような。(開栓直後だからかも)
 含むと、準スパーリング的な強さのガス感を伴った旨味がシュワシュワと入ってきて、時間差でおり由来のクリーミーさも徐々に出てくる、かつてない印象の口当たりな感じ。
 味わいは、クリアな酸が全体を引き締めながらも、おり由来の米の旨味、ほんのりと上品な甘味も感じる、甘さ控えめのカルピスソーダといった趣。
 後味は高知酒らしく、力強くもキツさのない見事なキレを見せてくれます。

 開栓直後は明らかに固いって感じですね、硬度的にガチガチなお酒のような雰囲気。
 ちなみに上澄みだけだと辛さ・スッキリさが割とハッキリ立って、個人的には物足りないのですが、好きな人は好きでしょう。

 で、開栓後日が経つごとに予想通りどんどん良くなってきました。
 ある意味素直な方向で、高精白らしい上品さとオリのミルキーさが非常に良い感じで両立してくれますね。
 例によって冷やし過ぎない方が良い感じで、割と適当に飲める上品なお酒という貴重なカテゴリーに入るお酒かと思います。

 アリサワ蔵および高知酒への信頼をまた一層高めてくれた一本でした、今後も定期的にやりたいところです。

20180807123759614.jpg 20180807123748690.jpg

名称:鏡野 純米大吟醸 限定おり酒 無濾過生原酒 29BY
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:+5
蔵元情報:株式会社アリサワ
購入価格(税抜):3,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年10月05日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鳩正宗 純米大吟醸 華想い45 一回火入れ

家飲み記録 鳩正宗 純米大吟醸 華想い45 一回火入れ

20180921192533668.jpg  20180921192542603.jpg

 青森県十和田市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは有ったような無かったような…(呆)

 鳩正宗の名前は結構前から知ってはいました、数年前は「Future4」などというどこかで聞いたような企画を、田酒等と共にやっていたような記憶があります(これは自然解散したのかな…)。
 しばらくは購入機会が無かったのですが、いつもお世話になっている「矢島酒店」さんが取り扱いを始めたことから、再び注目しておりました。
 矢島酒店さんを初め最前線の地酒屋さんは、新規取り扱い銘柄追加のペースが非常に速いですからね…、ついていくだけでも結構大変だと思ったり。

 スペックは記載通り、青森の酒米「華思い」を半分以上削った純米大吟醸、火入れになります。
 (裏ラベルに一回火入れと明記されているのは有難い限り)
 初家飲み銘柄ということで、どうせなら地元重視、かつインパクトのありそうなスペックということでセレクトしました。

20180921192551497.jpg

 上立ち香は程よく熟した洋梨的な香りが意外と控えめに。
 含むと、しっかりと味の乗った芳醇な甘旨味がトロリと入ってきて、そこそこの渋味が裏方で奥深さを加えつつ、ゆっくりと流れ込んできます。
 味わいは、熟成香は皆無ながらも素直に熟して糖度が上がった感じの洋梨的旨味が主役、渋味・苦味・辛さも結構感じるのですが、甘旨味としっかりバランスが取れていて飲み辛さはちゃんと抑えられている印象。
 後味は辛さメインで引き取って、割としっかりキレます。
 
 口当たりの柔らかさと、味わいの豊かさが非常に心地よい、程よく熟したハイレベルな高精白酒でした。
 苦味は大吟醸的ながら、全体的にキレイなんですよ、これは伝統的な火入れ大吟醸と共通する部分を持ちつつ一線を画しているかと。
 特に上立ち香を抑えて、含み香には落ち着きとある種の華やかさを両立させている感じは魅力的です。
 また、落ち着きはありつつ火入れのマイナス要素ないですね~、そうとう丁寧な火入れの仕方をしてるんじゃないでしょうか。
 いやあ、鳩正宗にすこぶる好印象を与えてくれた一本でした、近いうちにまたやりたいですね。



20180921192609103.jpg  20180921192559864.jpg

20180921192619830.jpg

名称:鳩正宗 純米大吟醸 華想い45 一回火入れ
精米歩合:45%
使用米:華想い
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:鳩正宗株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年09月27日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

招徳 特別純米 無濾過生原酒 旭四号

家飲み記録 招徳 特別純米 無濾過生原酒 旭四号

20180827120949961.jpg  20180827120958040.jpg

 京都府京都市伏見区のお酒です。
 家飲み外飲み含め初めて、というか完全初見銘柄でした。

 京都みやげ酒の3本目です、よく考えたら3本とも伏見のお酒でしたね。
 正直なところ、関東ではあまり知られていない銘柄なんじゃないでしょうか、伏見は超大手から小規模蔵まで密集しているところも面白く感じました。
 で、このお酒のさらに珍しいところが、「旭四号」というお米を使っていることかと思います、ググってもあまり情報が無いぐらいレアのよう。
 どうやら伏見限定、数蔵ぐらいしか使っていないっぽいですね、こういうお酒に出会えるのが、旅先の酒屋訪問の魅力かと…

 正確には麹米に五百万石を使いつつ、掛米にその「旭四号」を使っているようですね、精米歩合は60。
 最近は小規模蔵も積極的に無濾過生原酒を出してくれている印象がありますね、ありがたいところです。

20180827121013211.jpg  20180827121246393.jpg

 上立ち香はセメダインと甘さ混じりながら、何か香ばしいような不思議な香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ複雑さのある甘旨味が割と自然な口当たりで入ってきて、渋味で奥深さを添えつつ、最後まで存在感を保ったまま口中に染み込んできます。
 味わいは、やはりいい感じで熟したマスカット的な甘味が中心にあって、若干焦げたような苦味と程よい渋味と絡み合うことで飲み応え、飲み飽き無さをしっかりと備えている印象。
 後味は、その渋味と少々のアルコール感でキレあげる感じ。

 甘さのインパクトと、苦味の引き締まりと、渋味の奥深さがしっかりバランスを取って絡み合う、個性派芳醇酒でした。
 この渋味由来の奥深さはなぜか最近福島酒で良くであうタイプの味わいかも…、まあそれ自体はたまたまだと思いますが。
 私にとっては、渋味を心地よく感じられるのも、甘旨味の存在感あってこそだと思います、渋いだけじゃなくて上手くバランスが取れている印象。
 いやあこれはヒットです、衝動買いの醍醐味ですね。
 招徳、次に出会えたならば是非またいただいてみたいとおもいました。

20180827121255703.jpg

名称:招徳 特別純米 無濾過生原酒 旭四号
精米歩合:60%
使用米: 麹:五百万石 掛:旭四号
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:招徳酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:京極屋酒店(伏見)
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー
20180827120939656.jpg
今回の三本はどれも旨かった!伏見恐るべし…

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年09月21日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

伝匠月桂冠 純米吟醸 しぼりたて生原酒

家飲み記録 伝匠月桂冠 純米吟醸 しぼりたて生原酒

20180827121304844.jpg  20180827121313384.jpg
 
 京都府京都市伏見区のお酒です。
 カップ酒ぐらいはやったことあるかもしれませんが、しっかりと家飲みするのは初めてですね。

 京都みやげ酒の2本目です、伏見の商店街の酒屋さんで購入しました(その時伏見巡りもしていたり)。
 商品コンセプトは蔵元ホームページをご参照ください(手抜き)、若干お高めながらも、高級酒と紙パック系廉価品の中間である、地酒激戦区で勝負に出ている商品かと思います。
 お店の人は「生原酒はここでしか買えない」的な話をされてましたが、つい最近オフィシャル通販のラインナップに加わったみたいです。
 このあたりは「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんも書かれてますので、興味があれば是非ご参照を)

 スペックは山田錦の60の生原酒。
 これまた直球勝負って印象ですね、全国レベルの大手の実力を見せていただきましょう。

20180827121327472.jpg  20180827121335293.jpg

 上立ち香は、濃厚フレッシュといった柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとしたバランスの良いあまうまみが力強く入ってきて、しょうしょうのアルコールの刺激感でバッチリ引き締まりつつ、ぐぐっと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、柑橘系果実の甘酸にちょっとバナナ風味を加えた感じの、実に飲みごたえのある甘旨味が主役、それをアルコール系の辛さが占めるのですが、見事なまでに苦味が皆無で全体のバランスが良い印象。
 後味は、辛さが割とガッツリ、でもキツくない感じでキレてくれます。

 まさに大手の貫禄を感じる、丁寧にマイナス要素を廃しつつもしっかりインパクトのある、芳醇甘旨酸辛でした。
 実は実家でのどぐろを焼いてもらって、一緒にいただいたのですが、魚の油をしっかり引き取りつつも喧嘩しない印象でした、食中酒としてもイケるタイプなんじゃないかと。
 後はもうちょっと安ければ有り難いのですが…、まあこれはお値段以上というべきなのでしょう。
 ともかく、月桂冠の実力を感じさせる一本でしたね、恐るべし大手の技術力。

 開栓後は甘味が開いてくるとともに辛さもしっかり増してダレませんね。
 さすが、これなら居酒屋一升瓶でも全然イケるでしょう、完成度は非常に高いと思います。

紹介:「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんの同スペックの記事
https://kyoto-sakeblog.com/3111



20180827121343830.jpg

名称:伝匠月桂冠 純米吟醸 しぼりたて生原酒
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:月桂冠株式会社
購入価格(税抜):2,130円/720ml(公式通販価格)
購入した酒屋さん:京極屋酒店(伏見)
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー

20180914124746923.jpg

20180914124804071.jpg

20180914124816504.jpg


20180815110412314.jpg

20180815110434664.jpg  20180815110446713.jpg

 大倉記念館は入場料400円ですが、この純米吟醸が貰えたので十分満足。

■おまけギャラリーその2

20180919125159049.jpg  20180919125212214.jpg

20180919125220818.jpg  20180919125232748.jpg

 実は黄桜にも行って、限定純米大吟醸を飲みました。
 これも旨かったなあ、どうせならこっちも買って飲み比べすれば良かった…

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年09月19日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

寿喜心 雄町 純米吟醸 中汲み 生酒 29BY

家飲み記録 寿喜心(すきごころ) 雄町 純米吟醸 中汲み 生酒 29BY

20180824105429292.jpg  20180824105437149.jpg

 愛媛県西条市のお酒です。
 私のお気に入り銘柄の一つで、ブログでの登場も7回目と結構多め。

 この寿喜心と前回の七水は、奈良県の「うのかわ酒店」さんから通販で取り寄せたものになります。
 通常の取扱い銘柄ではなさそうなんですが、なぜか「その他」欄に在庫があったので、二銘柄が大好きな私としては当然我慢できずに発注した次第。
 実際、前から好きな銘柄が、良く買う酒屋さんの新規取り扱いになると嬉しいんですよね、仲間ができたという感じで。(後、先に見付けてたという若干の優越感もあったり(笑))
 
 さて、今回いただくのは雄町を55まで磨いた生、中汲みは多分限定ものですね。
 雄町55の生という意味では、奇しくも七水と同じです、この辺りを意識して仕入れたのかしら。
 また、以前にいただいた雄町純米は歩合60%だったので微妙に違いますね、さてこの5%がどう影響してくるのか…、

20180824105451121.jpg  20180824105500269.jpg

 上立ち香は若干バニラ混じりのフレッシュ感のある
 含むと、割と存在感のある甘味が渋味と一体になって、軽やかな口当たりでスルスルと入ってきて、ほんのりとした苦味も伴いながら勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、深みを備えた青りんごジュースといった感じのフルーティーな甘酸旨味が主役、苦味や渋味も強めに感じるのですが、それも一体化して、不思議なほどに透明感がある感じです。
 後味は、苦味で引き取る形ながらも、極めて自然に引き上げていきます。

 色々な要素で密度・濃度が高い味わいを、謎の飲みやすさで流し込んでくる、非常に独特なバランスが魅力的な芳醇フルーティー酒でした。
 いやあ、日誌係さんの言葉を借りると「口溶け」が素晴らしいんですよ、決して薄くないのに引けが自然かつ心地良い。
 ちょっと久しぶりになりましたが、やっぱり寿喜心良いですわ、しっかりとオンリーワンの「らしさ」がありましたし、変わらない魅力というもののかけがえのなさをしみじみ感じましたね。
 寿喜心、今後もマイフェイバリット銘柄として、しっかりと追っていきたいと思います。

20180824105518145.jpg  20180824105508619.jpg

名称:寿喜心 雄町 純米吟醸 中汲み 生酒 29BY
精米歩合:55%
酒米:吟風
アルコール度:16.0~16.9%
日本酒度:+2
蔵元情報:首藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年09月15日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

七水 純米吟醸55 雄町 生原酒 29BY

家飲み記録 七水 純米吟醸55 雄町 生原酒 29BY

20180824105620008.jpg  20180824105630451.jpg

 栃木県宇都宮市のお酒です。
 同蔵のお酒のブログ登場は3回目、外飲み含めるとそこそこな回数飲んでいたりします。

 この七水GOGOは約二年前にいただいており、かなりの好印象でした。
 実はその後も、私がお酒選びを担当した宴会で採用して、皆さんの高評価を得たという経験もあり、個人的には非常に信頼を寄せている銘柄だったりします。
 つくづく思いますが、今の日本酒業界は、実力と知名度のギャップの大きさが非常にエキサイティングな要素になっているんですよね、新規開拓も楽しいし、まだまだ知られざる銘柄を一人優越感に浸りながら(笑)飲むのも心地よい。
 ミーハー銘柄の入手に躍起になるのも一種楽しいのは十分承知しているのですが、それだけじゃ勿体無いよなあと、界隈の話題を見ていてちょくちょく思っていたりします。
 
 閑話休題、今回も雄町55%直汲み生原酒と、露骨に私好みのスペックです。
 裏ラベルに「新定番」という文言がありますが、実際かなり造りを重ねてきているスペックでしょうし、看板商品として存在感を発しているように感じますね。


 上立ち香はメロン的?な落ち着きとフレッシュさ両方を感じるあ香りがほのかに。
 含むと、高密度かつ輪郭のハッキリした甘旨味が力強く入ってきて、裏方に徹した渋味で最後まで引き締まりを保ったまま、じんわりじんわりと染み入ってきます。
 味わいは割と甘味や酸味を抑えた完熟洋梨的な旨味が中心にあって、渋味が複雑さと飲み飽き無さをキッチリ演出する感じですね、いくらでも飲めてしまいそうな趣があります。
 後味も、渋味が引き取る感じでキレますね。

 硬質な印象の旨味が、オンリーワンのまとまりで最初から最後まで力強く存在感を放つ、個性派芳醇旨味酒でした。
 渋味が柔らかいのか、旨味の存在感がポイントなのか、とにかく複雑ながらキツさいやらしさが無いのが素敵だと思いますね。
 もしかしたら甘味は控えめなんじゃなくて中心にギッチリ詰まっているのかもしれません、芳醇酒として正統派でありながら個性もあるものと感じます。
 七水、このGOGOはド鉄板スペックと言ってよいでしょう、ただ次はあえて別のスペックも試したいところです。
 
20180824105643254.jpg

名称:七水 純米吟醸55 雄町 生原酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社虎屋本店
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年09月13日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」

家飲み記録 華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」

20180827120648556.jpg  20180827120700937.jpg

 広島県呉市のお酒です。
 ブログでは初登場、しかも初家飲みだったりします。

 こちらを醸す榎酒造は、「貴醸酒」の商標を持つ貴醸酒協会の中心メンバーということで知られています。
 蔵元ホームページでは商品紹介の一番上に貴醸酒が載っています、まさに看板商品という位置付けですね。
 私も前から知ってはいたのですが、特約店と縁が無かったこともあり今回ようやく初飲みとなりました。
 それなら貴醸酒を選ぶべきだったかも知れないのですが、迷った上で自分にとってのスタンダードスペックをセレクトした次第です。

 使用しているのは「雄町」の流れを汲む、広島県で開発された酒米である「こいおまち」、精米歩合は微妙な58%です。
 ラベルに鳩が飛んでいるのは、いかにもって感じがして素敵ですね、どうやらちゃんとしたデザイナーさんに発注しているようです。

20180827120710276.jpg

 上立ち香はメロンシャーベットといった趣の、青い果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつフレッシュな甘旨味が、青い感じの極めて微量なガスを伴いつつ、存在感と引き締まりを両立したままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりメロン的な、青さを纏った濃厚な甘旨味が完全なる主役、ガス酸苦もそれぞれある程度感じるのですがそれはあくまで脇役ですね、かつ全体としてはバッチリバランス取れてます。
 後味はまさにそのガス酸苦が引き取って見事にキレます。

 まさに直球ストレートな青い甘旨味を、嫌味やダレ無く楽しませてくれる、お手本のような芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 未だに私はこっち系が好きなんですよええ、まさにストライクゾーンど真ん中。
 やっぱり貴醸酒で知られる蔵なだけに、甘味の表現に一日の長があるんでしょうか、そんなことを思わせてくれるお酒でしたね。
 華鳩、次こそは貴醸酒もやってみたいなと思います。

20180827120719014.jpg  20180827120728330.jpg

20180827120737376.jpg

名称:華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」
精米歩合:58%
使用米:こいおまち
アルコール度:16.5%
日本酒度:+1
蔵元情報:榎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:横内酒店(北浦和)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年09月03日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花邑 純米吟醸 酒未来

家飲み記録 花邑 純米吟醸 酒未来

20180704124122903.jpg  20180704124145271.jpg

 秋田県湯沢市のお酒です。
 外飲みでは結構飲んでますが、ブログでの登場は2回目ですね。

 こちらは、両関酒造がかの十四代の蔵元である高木酒造の技術指導を受けて造ったお酒だということは前回にも書きました。
 前回は雄町の生をいただいたのですが、今回は酒未来の(多分一回)火入れになります、どうやら酒未来に生は無いみたいでして…。
 マニアには周知のことですが、酒未来は高木酒造が開発した酒米ですので、今回はより十四代と繋がりが深いスペックといえるかもしれませんね。

 スペック情報は酒未来50削り利用ということ以外はよくわかりませんね、度数15ということは加水しているのかも。
 日本酒ではまだまだ珍しいことですが、裏ラベルにハッキリ「濃醇甘口」と記載されているのは嬉しいところです。
 まさにそれを期待しつついただきます。


 上立ち香は濃厚かつ華やかなベリー的香りが気持ち強めに。
 含むと、ふくよかな甘旨味が優しい口当たりで入ってきて、そこにやはり柔らかな印象の苦味が伴うことでダレを防ぎつつ、最後までそのバランスを保ったままゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、ラベル通り桃やいちごを彷彿とさせる、どちらかというと落ち着いた印象の甘味が中心、香りは結構ありながら、苦味がありがちなキツさが抑えられている感じなのが素晴らしいですね、
 後味はまさに苦味が引き取る形で、自然に引き上げてくれます。

 「濃醇甘口」の記載にふさわしい、高次元でバランスがとれた華やかフルーティー酒でした。
 いやあ、火入れでこれだけ華やかさを保ち、かつまとまりがあるあたり、やはり十四代的な要素を感じざるを得ませんね、技術指導の影響力って大きいんだなあ。
 花邑は一升瓶しか無いのでなかなか買いにくいのですが、やはり1年に1,2本は買っておきたいなあと改めて思いましたね。
 また、両関酒造の他ブランド、翠玉、青時雨もちょっと気になりだした今日この頃でした。

 なお、常温付近だと苦味が強くなる上にダレる感じがあるので、キッチリ冷やしていただくのがオススメ。
 このあたりは裏ラベルの解説文がバッチリ合っている印象です。

20180704124211191.jpg  20180704124156546.jpg

名称:花邑 純米吟醸 酒未来
精米歩合:50%
使用米:酒未来
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:両関酒造株式会社
購入価格(税抜):3,094円/1,800ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年09月01日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

栄光冨士 「煌凛」 純米大吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 栄光冨士 「煌凛(こうりん)」 純米大吟醸 無濾過生原酒

20180823110322779.jpg  20180823110332202.jpg

 山形県鶴岡市のお酒です。
 たかちよと並ぶ、当ブログ定番銘柄ですね。

 前回の記事で書きましたが、栄光冨士もたかちよ同様新商品の連発振りが目に付く銘柄だと思います。
 純米大吟醸の酒米違いシリーズも結構種類がある上に、闇鳴秋水、威吹、サバイバル、プラチナ、森のくまさんなどなど、一貫性が無くて列挙するとわけがわからなくなる名称の(笑)限定品が大量にありますし。
 最近だと「アスタリスク」という辛口を売りにした商品を出したと思ったら、今年も辛口系として「火輪(かりん)」というやつが出てきてるんですよね…、もはや何が何だか。
 
 で、今回いただくのは、確か昨年に初登場したもので、山形の代表的酒米である出羽燦々を50まで削ったギリギリ純米大吟醸。
 裏ラベルには相変わらずびっしりとスペック等の情報があって有難いのですね。
 ただ、通常の純大シリーズとの違いなど、コンセプトに関することがよくわからないのは気になるところかも。

20180823110351447.jpg  20180823110406929.jpg

 上立ち香は甘く濃厚なパインっぽい香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚でインパクトの有る甘旨味がグワッと入ってきて、そこそこの酸味と、裏にガッツリある苦味で引き締められつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、少々煮詰めた完熟パイン的な超高濃度の甘酸旨味が厳然たる主役、雑味的な苦渋は確かにあるのですが、甘旨の存在感がそれを拭い去るレベルの存在感を放ちます。
 後味は少々の渋みを口中に残しつつも酸味が強引に引き取る形でキレます。

 暴力的なほどの濃度ながらも魅力的な甘味が最初から最後まで存在感をアピールする、直球勝負の芳醇甘旨酒でした。
 若干暴論ですが、甘旨味の心地良さは而今花陽浴レベルだと思うんですよね~
 といいつつ、まあ比べると明らかに重くて荒い感じではあるので流石に飲み疲れ感はあると思います、いやあやっぱり好き嫌いが分かれるのもわかる味わいですね。
 個人的にはやっぱり地酒は個性あってこそだと思っておるので、栄光冨士はその意味で非常に魅力的な銘柄だと、今回改めて感じました。

20180823110427502.jpg  20180823110416103.jpg

名称:栄光冨士 「煌凛」 純米大吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:50%
使用米:出羽燦々
アルコール度:16.3%
日本酒度:+-0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,790円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年08月30日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

廣島屋 儀八 純米雄町生酒

家飲み記録 廣島屋 儀八 純米雄町生酒

20180810171817199.jpg  20180810171831912.jpg

 広島県竹原市のお酒です。
 銘柄的には初飲みですが、同蔵のお酒はそこそこ飲んでいます。

 こちらのお酒は、裏ラベルに記載がある通り「誠鏡・まぼろしの醸造元」である中尾醸造が醸す限定品になります(多分PB)、銘柄名は、創業者の名前および屋号から来ているみたいですね。
 今回は、聞きなれない銘柄名に惹かれたこと、以前いただいた誠鏡の雄町が好印象だったことからセレクトしました。
 蔵元ホームページを覗いてみると、会社概要のところに種類別の製造割合や、販売先の地域別割合が載っているのが目を引きました、非常に珍しいことだと思います。
 製造では吟醸・純米が8割を占め、販売先は地元消費が5割、海外販売も7%あるという状況を見るに、地元を重視しながらも、品質勝負で多様な販路を確保しているであろうことが想像できます。

 スペック的には雄町利用の精米歩合65%、裏ラベルにはしっかり諸々の情報の記載がありますね、3月出荷を5月開栓。
 前飲んだ誠鏡も雄町の生なんですが、精米歩合が55だったので、若干違った味わいが予想されますね。

20180810171849151.jpg

 上立ち香は濃厚で甘くフレッシュな感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、割りと複雑な印象を受ける旨味が力強く入ってきて、濃厚ながらも最後までしっかりとバランスを保ち、若干のアルコールのピリピリ感も纏いつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、洋梨を煮詰めたような甘旨味が芯に有りつつ、苦・酸・渋もそれぞれ感じる奥深いもので、非常に飲みごたえがあるのですが、キツさが無くてついつい飲み進めてしまう感じも有りますね。
 後味は、渋味が引き取る感じなのですが、驚くほど自然に引き上げてくれます。

 高密度かつ奥深さのある旨味が非常に魅力的な、独特のまとまりを感じる芳醇旨味酒でした。
 前回より米を削っていない分なのか、多分敏感な人だと雑味と思うかもしれない苦渋もあるんですが、旨味がしっかりある上全体のバランスが良いので、個人的にはマイナスに感じませんでした。
 日本酒しか飲まない私が言うのも何ですが、イメージ的にブランデー的な奥深さがあったように思えます。
 儀八も良いお酒でした、次は未飲の「幻」もやりたいところです。

20180810171906349.jpg  20180810171857932.jpg

名称:廣島屋 儀八 純米雄町生酒
精米歩合:65%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:+4
蔵元情報:中尾醸造株式会社
購入価格(税抜):1,471円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年08月23日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天狗舞 純米原酒 山廃仕込 生酒

家飲み記録 天狗舞 純米原酒 山廃仕込 生酒

20180619102554414.jpg  20180619102604035.jpg

 石川県白山市のお酒です。
 同蔵のブログへの登場は2回目。

 こちらも「IMADEYA千葉エキナカ店」で購入しました、これで3本目ですね。
 車多酒造のお酒としては以前に限定銘柄である五凛をいただいています、代表銘柄である天狗舞の家飲みはこれが初。
 天狗舞といえば、菊姫と並ぶ北陸山廃蔵の雄というイメージがありますね、能登杜氏四天王の一人である「中三郎」杜氏が長年造っていたお酒でもあります。
 以前菊姫を飲んで感じた様に、個人的に伝統的銘柄の山廃でも生酒ならイケると予想したこと及び、五凛の印象も良かったことから、今回セレクトしました。

 ラベルには精米歩合は60%、山廃純米生原酒であることぐらいしか情報ないですね。
 季節限定品ながら蔵元ホームページにも載っていましたが、やはり情報は乏しく、この点はちょっと残念。
 12月出荷のものを翌年5月開栓ですのでかなり生熟期間を経ています(まあ余裕でしょう)。


 上立ち香は乳酸にちょっとセメダインが混じる感じのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸の立つ旨味が、しかしまろやかな口当たりで入ってきて、ほんの少しずつさらに酸が強まる形でキューッと引き締められつつも、最後まで柔らかさも纏いつつ染み込んできます。
 味わいは、山廃らしい酸味とお米的旨味ををガッツリと感じる酸旨が厳然たる主役、甘味はあくまで旨味と一体化してる感じですね、そして苦味などのマイナス要素は皆無と言って良いでしょう。
 後味はやはり酸がしっかり引き取って力強くキレます。

 旨い山廃生ってこんな感じだよなあと、非常に納得感のある、お米的旨味と乳酸の存在感をガッツリ感じる芳醇旨酸酒でした。
 なんというかパワフルという言葉が浮かぶんですよね~、でも生酒らしく古臭さは無くてジューシー感があるといいますか。
 生だろうとこれは数年レベルの熟成にも耐えるでしょうね、好事家なら常温開栓保管とかにも踏み切りそうな趣き。
 菊姫の生と比べるとお安いのが個人的にはありがたいところでもあります。
 天狗舞の山廃酒の実力をこれでもかと見せつけてくれた一本でした、またやりたいですね。

 そして燗をつけると…、グワーッ!口の中が酸でピリピリしますね。
 でも不思議とキツさが無いんですよね、いやあ伝統的山廃の生酒特有のバランス、良いですわ…

20180619102616928.jpg  20180619102652835.jpg

名称:天狗舞 純米原酒 山廃仕込 生酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社車多酒造
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:IMADEYA千葉エキナカ店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年07月22日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 純吟 垂れ口

家飲み記録 黒龍 純吟 垂れ口

20180619102703480.jpg  20180619102714026.jpg

 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 ブログでの登場は3回目。

 前回に引き続き、「IMADEYA千葉エキナカ店」での購入酒です。
 黒龍の季節限定生酒なわけですが、割とすぐに売り切れちゃうイメージがありますね、こんなお酒がエキナカで買えてしまうんですから凄い時代になったもんです。
 ちなみに同店では風の森の笊籬採りを見かけて驚愕したこともあります(昼に見て、夕方には売り切れてましたが)、近くにはかの「シマヤ酒店」もありますし、千葉市の日本酒党は本当に恵まれた環境にあるかと…
 羨ましい限りではあるのですが、実際に私が同じ環境になったら毎日覗いてしまうかもしれないので、それはそれで恐ろしい気がしてきました…

 さて、スペックは地元産五百万石の精米歩合55%、純米吟醸うすにごり生酒です。
 2月上旬出荷を4月中旬開栓。
 実は前回飲んだ「氷室オリジナル」が個人的には「うーん…」という感じだったので、今回リベンジも兼ねております。

20180704145420231.jpg

 上立ち香は結構濃厚な、草っぽいキリリとした香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な旨味が自然な口当たりでトロリと入ってきて、ほんのりとした苦味で輪郭を整えつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘さは控えめながら高密度のメロン的旨味が純然たる主役、フレッシュさや少々の苦味もありながら、ありがちなキツさが極限まで抑えられていて、とんでもなくバランス良いですね
 後味は、あくまでほんのりと苦味を口中に残しつつも、極めて自然に引き上げてくれます。

 存在感・深みをしっかりとたたえた旨味を、この上なく自然に・柔らかく楽しませてくれる、老舗の貫禄を感じさせてくれる芳醇フレッシュ旨酒でした。
 いやこのまとまり、完成度には脱帽ですわ…、単独でも食中でも良いですし、いくらでも飲みたくなる感じはほんと素敵…
 これより値段も高かった氷室とはなんだったのかと思ってしまいますね、これぞ「黒龍の新酒」として納得感があります。
 黒龍、垂れ口にはアル添本醸造バージョンもあるようなので、次はそれもやってみたいと思いました。

 開栓後は、ああ結構脆いかな…、結構露骨に苦味とか辛さが出てきてしまったような。
 それこそ氷室を思い出す感じですね、個人的には開栓直後の繊細なバランスが好きなので、早飲み推奨。

20180704145440123.jpg  20180704145430558.jpg

紹介:お酒ミライ 日本酒レビューブログさんの同スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/23801081.html
(比べてみると笑っちゃうぐらい感じ方が違ってますね。まあ美味しかったという部分は共通しているかと…)

名称:黒龍 純吟 垂れ口
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:18.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:IMADEYA千葉エキナカ店
お気に入り度:8.5/9.0(開栓後の変化も含め)

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年07月20日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

菊盛 純米吟醸 しぼりたて 無ろ過原酒 29BY

家飲み記録 菊盛 純米吟醸 しぼりたて 無ろ過原酒 29BY

20180110013156270.jpg  20180110013205068.jpg

 茨城県那珂市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 前回は酒販店グループ「吟奏の会」限定スペックをいただいており、その時かなりの好印象だったのでリピートしました、今回は蔵元ホームページにも商品紹介があるレギュラー品です。
 菊盛は扱っている酒屋が少なく、前回は通販だったのですが、最近蔵元の木内酒造の系列店である角打ち(雰囲気は日本酒バー)「酒+蔵 な嘉屋」がなんと秋葉原近くのマーチエキュート内にできたため、今回はそこで買っております。
 マーチエキュートは前に紹介した駿河屋嘉兵衛も入ってますし、日本酒的にも中々面白いスポットになっていますね(ごく近くに鈴木酒販もありますし)。

 スペックは美山錦を55まで削った純米吟醸無濾過生原酒。
 実は同スペックを先に「日本酒感想日誌」さんが記事にしており、そこのコメント欄で「少し控えめではあるので、2月3月くらいまで引っ張っても、まるめちさんならかえって良いかもしれません。」というアドバイスをもらったので、素直な私は(笑)12月に購入したものを3月まで寝かせて開栓した次第です。

20180110013214459.jpg

 注ぐと気泡がグラスにしっかり付きますね、まだまだ生きてる感。

 上立ち香はキツくない消毒液的な香り(?)がそこそこに。
 含むと、凝縮感のある旨味が、チリチリとしたガス感を纏いつつググっと入ってきて、程よい酸で落ち着きとフレッシュさを両立させたまま、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘さは控えめの奥深みのあるサイダー的な(?)旨味が中心で、濃くかつ、引き締まり、酸とのバランスの点で非常にハイレベルなまとまりを感じさせるものになっています。
 後味はガスと酸が引き取って見事にキレます。

 程よいガス感と透明感がありながら、旨味の魅力や飲み応えをしっかり兼ね備えた、高次元バランス酒でした。
 奥深さやガスの刺激はありますが、浮いた苦味・渋味が皆無なのが良いですね、ガンガン飲めてしまう印象。
 また、味の出方が私にとってちょうどいい感じになっていたように思えます、やはり出荷直後より良い開栓タイミングだったように思えますね、日誌係さんの読みは流石だなあ。
 菊盛、是非また他のスペックもいただいてみたいと思いました。

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2019.html

20180110013232962.jpg  20180110013223724.jpg

20180110013242589.jpg

名称:菊盛 純米吟醸 しぼりたて 無ろ過原酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:-1
蔵元情報:木内酒造合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:酒+蔵 な嘉屋(マーチエキュート内)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年07月08日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

五十嵐 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み 29BY

家飲み記録 五十嵐 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み 29BY

20180404112311315.jpg  20180404112325603.jpg

 埼玉県飯能市のお酒です。
 ブログでの紹介は4回目。

 五十嵐は5年ほど前かの酒徒庵で最初に出会い、その時の好印象から、扱っている酒屋さんを何とか探して買いに走ったことを憶えています。
 で、その時尋ねた、数少ない都内の取扱い店が大森の「酒屋たなかや」さんでした。
 同店は都内の地酒屋のなかでも銘柄セレクトが極めて個性的、かつハイレベルでして、店長さんがしっかりと自分の足・舌で選んでいるんだなあということが伝わってくるようなこだわりのお店でした。
 が、店長さんの健康上の理由で、つい先日の7/3、閉店してしまったとのこと…
 まだまだ未飲銘柄があり行きたいとは思いつつ、地理的な要因と一升瓶メインということから足が遠のいていたところだったので、若干悔いが残るところです、お酒だけでなく酒屋さんとも一期一会の精神が必要ですね。

 裏ラベル情報が貧弱なので詳細不明ですが、ラベルの色的に多分前回と同スペックですね
 11月出荷、3月開栓なので結構生熟期間あり。
 なお、今回はやはり銘柄セレクトが個性的な練馬の「うえも商店」さんで購入しています。


 上立ち香は濃厚な洋梨系(?)の果実香が気持ち強めに。
 含むと、香りの印象通りの濃厚な甘旨味が力強く入ってきて、結構強めの渋味と少々の酸味と絡み合って独特のバランスを保ちながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、結構熟した洋梨的な甘酸渋をそれぞれ感じる、芯と奥深さのある旨味が最初から最後まで存在感を保つ、飲みごたえと引き締まりを両立させたもの。
 後味は酸渋が引き取って、少々の渋味を残しつつもしっかりキレます。

 濃厚な甘旨味が密度と輪郭をしっかり感じさせる、力強さのある芳醇キレ味酒でした。
 結構味わいは賑やかながら、やはり甘味、旨味がしっかりしていいるので、私としては好きですね~
 後、こういう書き方をするとどっしり系のように思えてしまうかもしれませんが、基本私がセレクトしているお酒はあくまで生酒的な果実っぽさが前提になっているので、従来のどっしり火入れ系とは全く違う様相であることを付記しておきます。
 ともかく、今回も五十嵐の信頼を深めてくれた一本でした、次こそ他のスペックも試してみようかな。

紹介:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの同スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/23689520.html

20180404112333537.jpg

名称:五十嵐 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み 29BY
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:五十嵐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年07月04日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

あべ 定番純米吟醸 おりがらみ生酒

家飲み記録 あべ 定番純米吟醸 おりがらみ生酒

20180404121028500.jpg  20180404121038537.jpg

 新潟県柏崎市のお酒です。
 ブログでの登場は4回目と、出会ってからは毎年飲んでますね。

 「日本酒感想日誌」さんイチオシ銘柄ということで飲み始めたあべですが、実際私としても好きな味わいであることが多く、お気に入り銘柄に入りつつありました。
 ただ、今までの記事では売り方については若干ディスり気味になっていたような気がします、特に前回は四合瓶が少ないことに文句を言った上に、「ラインナップを整理してしっかり定番スペック出せや(要約)」的な事を書いております。
 で、今年出てきたのがこの商品なんですよ、いやあまさかラベルに「定番」と明記してしまうとは、御見それしました。
 まあここ見て決めてるわけじゃないでしょうし、とうに検討していることだったんでしょうね、偉そうに書いてしまったことをここにお詫び申し上げます…

 さて、スペック等については裏ラベルに非常に詳細かつ有用な記載があるので、下の写真を是非ご参照ください。
 あべは一貫して原酒なのにアルコール度が低めなのが凄いですね、普段日本酒飲まない層にも勧めやすいかと。


 上立ち香はグレープフルーツ的なみずみずしい酸の香りが控えめに。
 含むと、やはり酸が中心にあるフレッシュな旨味が勢い良く入ってきて、最後までその酸を中心にしっかりまとまりを保ったまま、ググッと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、フレッシュな酸が中心ながら、苦味は控えめかつおりがらみ的な米の旨味もしっかりあって全体としてはむしろ柔らかく感じる部分もあり、旨味の濃度と引き締まりをこれ以上ないほどのレベルで両立させていますね。
 後味は酸がしっかり引き取ってしっかり、かつ自然にキレます。

 柔らかさとキレを両立させるという高難度の課題を、非常にハイレベルに達成している、オンリーワンなキレ良し酒でした。
 なんというかありそうでない感じですね、伝統的辛口とは違うし、甘酸っぱ系でもないし、淡麗という感じでもない。
 あえていうと宝剣に近いと思いますが、こちらのほうがより酸味寄りですね、より果実的といいますか。
 あべは、個性と完成度を兼ね備えた「本物」銘柄であると確信させてくれた一本でした、今後さらに注目したいと思います。

 なお開栓後も全くダレず、最後までじっくり楽しめることが出来ました。
 う~ん、これは凄いな、このポテンシャルにすぐに気づいた日誌係さんの慧眼には脱帽ですわ…

20180404121047564.jpg

名称:あべ 定番純米吟醸 おりがらみ生酒
精米歩合: 麹50% 掛55%
使用米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:阿部酒造株式会社
購入価格(税抜):1,570円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年06月28日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ちえびじん 純米大吟醸 彗星 おりがらみ生酒

家飲み記録 ちえびじん 純米大吟醸 彗星 おりがらみ生酒

20180312152955891.jpg  20180312153004636.jpg

 大分県杵築市のお酒です。
 ブログでの紹介は7本目、1年に1本を超えるペースで飲んでいますね。

 先日日誌係さんが書かれていましたが、最近は北海道産米を使う道外の酒蔵が増えているようです。
 確かに、代表的な道産酒米「吟風」「きたしずく」そしてこの「彗星」については、東西を問わず結構見る気がしますね、ただ当ブログではまだ寿喜心の吟風ぐらいしか登場していませんでした、今後ちょっと意識してみようかしら。
 しかし、わざわざ北海道から大分までの入手ルートを確保するって、結構コストや手間かかってますよね…、やはり今後良質な米の争奪戦が激化するであろうことを見越した戦略なんでしょうか。
 
 さて、スペックはその彗星を48%までとかなり削った純米大吟醸生で、お値段も税抜1,800とちょいお高め。
 ラベルの見た目は特徴的ですね~、いつもの洒落た雰囲気とはまた違ったインパクトがあります。
 12月出荷ですし、正月中に飲むべきもののような気がしますが(見た目的に)、若干遅れて2月末開栓。

20180312153013586.jpg

 注ぐと、わりと濃く白濁していますね。

 上立ち香は濃い目の甘さとおり由来のセメダイン風味が混じった香りがそこそこに。
 含むと、やはりおりがらみならではの濃さのある甘酸旨味が、非常に滑らかな口当たりで入ってきて、おり由来の柔らかな苦味で輪郭を保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘酸苦が極めて良いバランスで拮抗して、おりがらみの存在感と荒さを全く感じない上品さを兼ね備えた、濃厚ながらもガンガンイケてしまうもの。
 後味は全てが拮抗しつつ、ほんの少々の苦味で柔らかくかつスッキリと引き上げます。

 フレッシュフルーティーの王道を往く、濃厚さと全体のバランスをしっかり兼ね備えた、非常に完成度の高いお酒でした。
 いやあやっぱりバランス・まとまりという面ではちえびじんは一線級の銘柄の中でもさらに抜きん出ていると思いますね。
 このスペックは確か2期目だと思うのですが、それでこの完成度は見事の一言。
 ちえびじん、やはり自分にとっては鉄板銘柄の一つだと、改めて感じさせてくれた一本でした。

20180312153021930.jpg

紹介:「日本酒愉快者ブログ」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakefunky.hatenablog.com/entry/2017/06/24/052452

名称:ちえびじん 純米大吟醸 彗星 おりがらみ生酒
精米歩合:48%
使用米:彗星
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社中野酒造
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年06月20日 大分の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

池雲 純米 無濾過生原酒 「CLOUD」

家飲み記録 池雲 純米 無濾過生原酒 「CLOUD」

20180118160005149.jpg  20180118160015476.jpg

 京都府舞鶴市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは店頭初見衝動買い案件ですね、人形町の新川屋佐々木酒店さんで購入しました。
 同店購入酒としては最近では伊乎乃白木久田光など、ちょっと前には吟田川鴎樹等々を紹介しています。
 このラインナップや同店のホームページを見ていただければ自明のことかと思いますが、同店は流行り・有名銘柄とは一線を画す、ひと味違った感じの銘柄セレクトをしており、私のような人間としては冷蔵庫を眺めるだけでもとても楽しいです。
 人形町に寄る機会はあまりないのですが、その時は大体同店と小山酒店さんを回り、腰に負担がかかるレベルの本数を抱えて帰ることになりますね。

 閑話休題、蔵元ホームページによると、こちらのお酒は丁度今回リニューアルされたらしいです。
 今年は麹は五百万石、掛米はコシヒカリ、精米歩合65%の無濾過生原酒。
 特筆すべきはお値段で、税抜1,200円を切る良心的価格設定となっています。


 注ぐと、ちょっとだけ濁ってますね。

 上立ち香は甘酸っぱい感じの果実香がそこそこに。
 含むと、高濃度の甘酸味がググっと入ってきて、結構味の多い印象を与えつつも、酸の働きでギリギリ重さを感じさせずに、最後まで力強く染み込んできます。
 味わいは、うーむこれはやはり柑橘系果実系の甘酸味が主役ですね、ただフレッシュというよりは落ち着いていて、じんわりと甘酸の旨味を味わえるのが素敵な感じ。
 後味は酸が引き取る感じで、しっかりキレます。

 甘旨と酸が主張し合いながらも絶妙なバランスを保つ、芳醇ながらキレの良いハイコストパフォーマンス酒でした。
 いやあこのレベルでこのお値段は素晴らしいですね、既に飯米の良さをしっかり引き出せている印象があります。
 前はこれより重かったらしいので、これはリニューアルとしては大成功なんじゃないでしょうか。
 池雲、今後是非他のスペックもいただいていきたいと思いました。

 なお、温度が上がってくると重さの方が出てくるので、しっかり冷やしていただくのがオススメ。
 そうすれば、お値段以上の飲みやすさと飲みごたえを兼ね備えたお酒としてガッツリ楽しめると思います。

20180118160024931.jpg

名称:池雲 純米 無濾過生原酒 「CLOUD」 
精米歩合:65%
使用米: 麹:五百万石 掛:コシヒカリ
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:池田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,143円/750ml
購入した酒屋さん:新川屋佐々木酒店(人形町)
お気に入り度:8.5/9.0(値段も考慮に入れて)

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年06月12日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

鼎 純米吟醸 生酒 29BY

家飲み記録 鼎 純米吟醸 生酒 29BY

20180502154338751.jpg  20180502154349427.jpg

 長野県上田市のお酒です。
 同蔵のお酒の登場は3回目、同銘柄としては2回目、長野酒特集の10本目となります。

 今回の長野酒特集については、最初は旅行でまとめ買いしたことをキッカケに「プチ特集」という形で取り上げ始めたのですが、「そもそも既に何本も飲んでた&特集掲載中にも買い増した」という理由で本数が2ケタになってしまったため、特集として格上げしていたりします。
 実はこれを書いてる最中にもまた新しく欲しい長野酒が出てきていたり…、いやあほんと、甘旨系日本酒好きなら長野酒は片っ端から飲んでみても良いぐらいだと個人的には思っております。
 閑話休題、鼎については去年も全く同じ商品を買っているのですが、やっぱり今年も飲みたいなあという思いに駆られて、再び朝日屋酒店さんで買ってきてしまいました。
 
 スペック的には去年と同じ…はず。
 というのは、去年は美山錦利用とどこかで見たのですが、今調べると金紋錦・ひとごこちという記事も出てくるんですよね。
 ラベルに記載は無さそうですし、今回は不明としておきます。

20180502154403866.jpg  20180502154414199.jpg

 上立ち香は濃厚でちょっと熟した印象の果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚ながらもバランスの取れた印象の甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした渋味と苦味を彷彿とさせつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、実に長野酒らしい蜜たっぷりのちょい熟リンゴ的甘旨味が芯にあって、苦渋はあくまで裏方に徹して、複雑味を添えつつも素直に甘味を楽しませてくれます。
 後味は、そのまま苦渋が裏方の仕事をして、しっかりと甘味を引き取ってキレます。

 長野酒の魅力を凝縮・洗練したような、最後までしっかりバランスを保ってくれる芳醇甘旨酒でした。
 甘味が本当に心地良いんですが、結構全体的には複雑な感じで、ダレも飲み飽き感もバッチリ抑えられています。
 いやあ安定してますね~、毎年この味わいを楽しめる喜びというものを、改めて噛み締めてしまいます。
 コスパも素晴らしいですし、総合的な満足度は非常に高いお酒かと。
 鼎、次はおりがらみとかの別のスペックもやりたいですね。

20180502154423241.jpg

名称:鼎 純米吟醸 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:信州銘醸株式会社
購入価格(税抜):1,381円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年05月29日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

夜明け前 純米吟醸 生一本 しずくどり生酒

家飲み記録 夜明け前 純米吟醸 生一本 しずくどり生酒 

20180426151012757.jpg  20180426151021086.jpg

 長野県上伊那郡辰野町のお酒です。
 外飲みは相当回数やってますが、ブログでの登場は2回目ですね、長野酒特集の9本目。

 夜明け前は以前にアル添にごり生を紹介しています、その時や外飲み時の印象は総じて良かったため、看板商品の一つであるこの「純米吟醸生一本生酒」は前々から狙ってました、今回ようやくタイミングが合って購入した次第です。
 ところで、以前にコメントでもご指摘があったのですが、私は長野酒の中でも特に「伊那地方」のお酒に好きな銘柄が多いようです。
 実際長野県酒造組合の蔵元一覧を見るに、銘柄名でいうと「井の頭」「黒松仙醸」「信濃鶴」「信濃錦」と、自分の中で「お気に入りに追加」している蔵元がひしめいている感じです(逆に未登場は「今錦」「岸の松」「大國」のみ。今錦は外で何度も飲んでます。大國・岸の松は未見)。
 これだけピンポイントに集中しているは多分珍しいかと思います、多分食文化とかの傾向について波長が合うんでしょうね。

 スペック情報は精米歩合55%という点以外ラベルにはほとんど記載無いですね…
 ただ調べると、山田錦利用の無濾過生原酒と記載している酒屋さんのページがありました。
 

 上立ち香はリンゴ系の甘くスッキリとした香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚ながらバランスのとれた印甘旨味が上品な口当たりでトロリと入ってきて、酸味や苦味をあくまで裏方に感じさせつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいはまさに蜜たっぷりのリンゴ的な甘味が厳然たる主役、酸味は味を整える程度で、苦味は完全に奥に留まり、芳醇さの割に雑味を全く感じさせずに甘味の魅力をストレートかつ丁寧に伝えてくれます。
 後味は、酸が仕事をしているのかなあ、甘味がそのまま自然に引き上げる感じ。

 長野酒のど真ん中を往く甘旨味に、他の味の要素が少しづつ彩りを添える、高次元のバランス系芳醇旨酒でした。
 やっぱり雑味の無さが良いですね~、濃厚さと上品さを両立させているのは素晴らしい!
 いやあこういうお酒を飲むと、少しぐらい高くても雫取りを優先してセレクトしたくなりますね、口当たりが本当に心地良いです。
 夜明け前、他にも色々なスペックを試していきたいと思いました。

 開栓後は意外と甘味が後退して少しづつバランスが崩れていく感じかな…
 個人的には開栓直後がベストだったので、速飲みを推奨しておきます。

20180426151028844.jpg  20180426151041714.jpg

紹介①:「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1065522173.html

紹介②:「日本酒と競馬ブログ」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-18.html

名称:夜明け前 純米吟醸 生一本 しずくどり生酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社小野酒造店
購入価格(税抜):1,649円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年05月27日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:8

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |

» 次のページ