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kamosu mori (醸す森) 純米吟醸 生酒 (2020年3月製造)

家飲み記録 kamosu mori (醸す森) 純米吟醸 生酒 (2020年3月製造)

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 新潟県中魚沼郡津南町のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」の神奈川建一さんに勧められ、同ブログの感想を参考にした上で購入しました。
 私としては、銘柄自体はは前から気になっていたのですが、近くに売っている店がなかったんですよね。
 今回改めて調べてみると、なんと蔵元ホームページからの通販が「5,000円以上のご注文の場合 全国一律送料無料」とのことだったので、こりゃすげえと直接取り寄せた次第です。
 5,000円なんて醸す森を四合瓶二種類と、ちょっと足せば届いちゃいますからね…、利益的に申し訳ないと思いつつ、ギリギリで発注してしまいました。
 
 お酒の特徴については、蔵元がえらく気合の入った特設ページを作っているので、是非そちらをご覧ください。
 製法的なところは「1段仕込・生原酒・袋搾りにこだわる」という部分に集約されていると思いますね。

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 上立ち香は甘くフレッシュ、そしてオリ的な濃厚さのあるマスカット的果実香が気持ち強めに。
 含むと、香りの印象通りの非常に濃厚かつフレッシュな甘旨味がトロミとガス感の双方を感じさせつつ入ってきて、オリの苦味を奥の方に少々伴いながら、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、オリの濃度と複雑味、そしてガスの爽やかさを纏ったマスカットジュース的な甘酸味が厳然たる主役、苦味も含めて非常にまとまりが良いですね、低アルも相まってバカスカ飲めます。
 後味は、オリの存在感と苦味をほんのりと残しつつ、割と力強くキレます。

 フレッシュかつ、極めて濃度と存在感の強い甘味の魅力を、日本酒的な複雑さとともにガッツリ楽しませてくれるお酒でした。
 低アルかつ甘味マシマシながら、オリの苦味等がまたいい感じで仕事をしてくれて、個人的には食中酒としても全然イケると思いましたね。
 うーむ、日本酒離れしている気もするのですが、この味わいは日本酒でしか出せないというのも確かなんですよねえ。
 そして、これこそ私の大好きな味わいでした。
 次回はもう一つ別スペックの醸す森をご紹介します。

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名称:kamosu mori (醸す森) 純米吟醸 生酒 (2020年3月製造)
蔵元情報:苗場酒造株式会社
購入価格(税抜):純米大吟醸とセットで3,500円
購入した酒屋さん:蔵元直販(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:取り寄せ品記念写真
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 いやあこれだけで送料無料ですからねえ、ありがたい限りです。

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2020年09月16日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

shamrock(シャムロック) 無濾過純米生原酒 (2020年1月製造)

家飲み記録 shamrock(シャムロック) 無濾過純米生原酒 (2020年1月製造)

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 宮城県加美郡加美町のお酒です、同蔵のお酒の紹介は三回目。

 最近「地獄杜氏」の異名でSNS等で話題をさらっている、盛川泰敬杜氏が醸すお酒です。
 「シャムロック」は同氏が以前より使っているブランドですね、以前に時計じかけのオレンジラベルをご紹介していますが、今回はスタンダードなラベル。
 なお、裏ラベルが特徴的で、フィルム表面に貼ってあるラベルを取り外すと、お酒とは全然関係ない内容のエッセイ的文章が出てきます。
 昔の射美を思い出してしまいますが、こういう遊び心は好きですね~

 以前火入れを店頭で見たことがあったのですが、個人的信念に基づき一旦スルーし、今回生酒を満を持してセレクトしました。
 特筆すべきは「ササニシキ」利用ということと、2.3というかなり高い酸度でしょうか。

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 上立ち香は果実系の酸を感じる爽やかな香りがそこそこに。
 含むと、純度の高い酸味を伴った旨味が勢いよく入ってきて、そこに強めの渋味が絡みつくことで最初から最後までしっかりと引き締まった印象のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、酸と渋味でキリリとした印象ながらも、旨味もしっかりとあるので絶妙なバランス、まさに飲みごたえと飲みやすさの両立をハイレベルで達成している印象ですね。
 後味は、渋味の余韻を残しつつも、印象としてはバッチリキレてくれます。

 純度の高い旨酸味を、渋味のアシストでエンドレスに楽しめてしまう、質実剛健の万能酒でした。
 味の方向性は果実系とお米系の中間といいますか、なかなか表現し難い個性的な感じだったと思います。
 実は開栓直後冷やしたままで飲もうとしたら渋すぎてちょっと閉口したんですよね。
 しかし、開栓後は伸びる伸びる、最終的には飲みごたえとキレ、両方を抜群に感じさせる素晴らしい味わいになってくれました。
 (だからこその一升瓶限定なんでしょうねえ…、ただやっぱり一升瓶の生酒はレマコム勢以外にはハードル高そう)
 シャムロック、今後もしっかりとチェックしていきたいと思いました。

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名称:shamrock(シャムロック) 無濾過純米生原酒 (2020年1月製造)
蔵元情報:株式会社田中酒造店
購入価格(税抜):3,500円/1,800ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.6(開栓直後は8.2)/9.0

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2020年09月12日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

都美人 山廃 特別純米 生原酒 紺ラベル(山田錦) 2019BY

家飲み記録 都美人 山廃 特別純米 生原酒 紺ラベル(山田錦) 2019BY

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 兵庫県南あわじ市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 唐突ですが問題です、最近ご紹介した「白鷺の城」「不老泉」そしてこの「都美人」の三銘柄に共通する事項はなんでしょうか?


 え~答えは「天秤搾り」になります、意識せずにこの極めて珍しい搾り方を採用している蔵のお酒を連続して飲んでいたのでテンションが上がってしまいました。
 この天秤搾りについては不老泉のホームページに詳しく載っていますね、とにかく手間がかかるもので、今でも採用している蔵は全国でも数ヶ所しか無いようです。

【9/10追記】
 都美人については、天秤搾りは一部のお酒のみで、大半は薮田搾りであるというご指摘がありました。
 今回のお酒も多分天秤搾りではないですね…、あくまで一部製品にて採用しているというのが正しく、誤解を招く記載があったので記事本文も若干修正しました。
 また、福岡の白糸酒造も同様の搾り方を採用しているらしいです(こちらは全量)、ただここでは「ハネ木搾り」と呼んでいるみたいですね、いやあ難しい…
 ちなみに私はもちろん同蔵のお酒も飲んでおります(田中六十五白糸)。


 閑話休題、都美人自体はかなり好印象の銘柄なのですが、タイミング的に結構間が空きました。
 スペックは山田錦の精米歩合60、前回同様の紺色ラベルですね、なんとなく蔵のスタンダード商品というイメージがあります。
 3月製造、7月開栓。


 上立ち香は熟感、アルコール感、クリーム感をそれぞれ感じる濃ゆい香りがそこそこに。
 含むと、やはり濃ゆ~くてちょっと熟した感じの甘旨味が、強めながらも柔らかい酸味にしっかりと引き締められながら、息の長い感じでじんわりじんわりと胃の奥に染み込んできます。
 味わいは、ビターチョコ感のある熟した甘旨味に山廃らしい乳酸系の酸味が寄り添う極めて濃厚なもので、それぞれの要素がこれでもかと主張しながらも、グイグイ飲めてしまうまとまりがありますね。
 後味は、酸味が柔らかくもしっかりと引き取る形で、見事なまでにしっかりとキレます。

 極めて高濃度、かつ生熟感の有る甘旨味を、山廃らしい柔らかな酸味が心地よく引き締める、個性派甘旨酸酒でした。
 うーん、しっかり甘くて酸味が有りながら、一本調子の甘酸っぱさではないこの奥深さ、良いですね~
 昨今流行りの軽めの山廃とは一線を画しつつ、キレはバッチリですし、しっかり「らしさ」を構築している印象を受けました。
 都美人、今後は定期的に観測しなくてはと思わせてくれる一本でした。

 ちなみに燗をつけると柔らかさが増しますね~
 濃厚さも増してる気もするのですが、むしろ優しさアップという感じで、山廃らしい燗上がりをしっかり楽しませてくれました。

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名称:都美人 山廃 特別純米 生原酒 紺ラベル(山田錦) 2019BY
蔵元情報:都美人酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年09月09日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

furousen(不老泉) 純米吟醸にごり 生原酒

家飲み記録 furousen(不老泉) 純米吟醸にごり 生原酒

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 滋賀県高島市のお酒です、ブログでの登場は5回目。

 知る人ぞ知る実力銘柄の不老泉です、個人的には、前回紹介したような山廃・熟成でガッツリお燗向けのお酒をメインに据えている印象があります。
 が、今回いただくのは見た目からして今風の、新酒速醸活性にごり生酒という、イメージとは真逆のもの。
 むしろ別銘柄の「杣の天狗」を思い出しますね、その辺りに興味を惹かれたのと、自分の好みとしてはそっち系なので今回セレクトしました。
 
 裏ラベルに非常に詳細な記載が有るのは素晴らしいですね、色々と楽しみ方が広がります。
 個人的に特筆すべきは使用酵母「蔵付5号」というところ。
 これが「賀茂鶴発祥の協会5号をルーツとした蔵付酵母」という意味なら激レアだと思います、私も協会5号系のお酒は飲んだこと無いので…

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 上立ち香はオリとガスの雰囲気をまとった柑橘系果実の爽やかな香りがそこそこに。
 含むと、少々の苦味をまとった奥深い感じの甘旨味がシュワシュワと入ってきて、強いインパクトを与えつつも酸でしっかりと引き締まったまま、力強く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、グレープフルーツ的な苦味と酸味、少々砂糖を加えた感じの甘味、そしてお米由来の旨味をそれぞれ感じさせつつ、それがしっかりと高密度にガッツリ噛み合っている感じで、実に飲みごたえがあります。
 後味は、その存在感を酸とガスが引き取って力強くキレます。

 軽くて薄い系とは一線を画した、極めて飲みごたえがありつつもしっかりスッキリキリリな、本格派スパークリング日本酒でした。
 いやあ、一般的な不老泉のイメージとは若干異なりつつ、そこから逸脱してないって感じです。
 キャッチーな甘味があることが個人的には凄く嬉しいですね~、新酒らしいプラス要素がビンビンにありながら、苦味や重さを感じさせないバランスは見事!
 不老泉の新たな側面を魅せてくれた一本でした、本当に実力派ですねえ。

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名称:furousen(不老泉) 純米吟醸にごり 生原酒
蔵元情報:上原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,568円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年09月07日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

九尾 純米大吟醸 槽搾り 無濾過生原酒 なすひかり35%

家飲み記録 九尾 純米大吟醸 槽搾り 無濾過生原酒 なすひかり35%

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 栃木県大田原市のお酒です、銘柄的には当ブログ初登場。

 こちらを醸す天鷹酒造の通常銘柄は「天鷹」、当ブログでは2014年に行った那須塩原旅行の際、現地で購入した純米大吟醸の生酒をご紹介しています。
 「九尾」については同蔵が限定生産品向けに立ち上げたブランドらしいですね、蔵元ホームページにちゃんと紹介ページもありました。
 「コンセプトは「変化自在」。リリース毎に使用米や酵母、精米歩合等を変えています。」とのこと。

 今回のお酒は、最近御茶ノ水にもできた「名酒センター」さんでガッツリ試飲して、非常に印象が良かったので、ラスト一本だった一升瓶を購入したものになります。
 「なすひかり」は栃木発祥の飯米らしいですね、それを35%まで削った、飯米高精白酒というのが特徴かと。
 しかし毎回特徴変えるなら、裏ラベルにでもどういうお酒か解説書いて欲しいなあ…、紹介ページにも一覧無いし。
 

 上立ち香は意外にも抑えられていて、わりと落ち着いた甘い果実香が仄かに。
 含むと、濃厚かつ上品な甘旨味が若干のインパクトの有るフレッシュな口当たりで入ってきて、アルコール的な刺激と辛さでしっ かりと輪郭を整えつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、蜜たっぷりのリンゴを彷彿させる甘味メイン、若干の酸味がサブを演じる割と正統派なもの、ただ含み香や苦味は抑えめで、程よく落ち着いた雰囲気も相まってひたすら甘旨の魅力を楽しめる感じ。
 後味は、キツくない程度の苦味が引き取る形で、割と自然かつしっかりとキレます。

 フレッシュフルーティーなお酒として非常に正統派な、高純度の芳醇甘旨酒でした。
 これはド直球って感じですね、ただ割と香り系より味わい系というのがポイントでしょう、実に今風。
 やっぱり地場の大手って実力あるなあと思わせてくれましたね、こっち系のお酒ばかり飲んでいる私が見ても、一歩抜きん出た完成度だと思います。
 九尾、他のスペックも非常に気になるところですね。

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名称:九尾 純米大吟醸 槽搾り 無濾過生原酒 なすひかり35%
蔵元情報:天鷹酒造株式会社
購入価格(税抜):3,400円/1,800ml
購入した酒屋さん:名酒センター(御茶ノ水)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年09月05日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白鷺の城 庭酒 生もと純米酒 杵搗精米

家飲み記録 白鷺の城 庭酒 生もと純米酒 杵搗精米

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 兵庫県姫路市のお酒です、連続でのご紹介。

 前回はスタンダードな特別純米生酒でしたが、こちらはかなり特殊なお酒になります。
 裏ラベルに結構詳しめに説明があるのがありがたいですね、神社境内から酵母菌と麹菌を採取して、古来から伝わる製法で醸したお酒のようです。
「庭酒 兵庫」でググると出てきた産経新聞の記事によると、2015年に播磨7酒造が統一ブランドで製品化したものらしいですね。
 が、私としては初耳でした、というか日本酒マニアでもこのことを知っている人はどのくらい居るんでしょうか…、兵庫では有名なんですかねえ。

 スペック的にはやはり精米歩合90%が目を引きますね、特殊な製法も相まって変態系な雰囲気。
 また、「杵搗精米」というのも珍しいですねえ。
 味わいの解説にある「はっきりとした甘味・酸味が心地良い」という言葉には個人的には惹かれるものがあります。

 なお 「庭酒」や「杵搗精米」という言葉の説明は日本酒感想日誌さんが詳しく書かれていたのでそちらもご参照ください(サボり)。

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 注ぐと見事に黄金色ですね~
 上立ち香は…、おお意外にも控えめですね、なんとなくヨーグルトを彷彿させる発酵的な香り。
 含むと、柔らかい乳酸感を強く感じる濃厚な甘酸旨味が非常にバランスの良い感じで入ってきて、最後まで刺激を抑えつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいはまさに飲むヨーグルト的な乳酸感と甘味を感じさせつつ、日本酒的な複雑味もしっかりあるもので、イロモノな感触がありながら非常にバランスが取れている印象。
 後味は、乳酸が柔らかくも、見事なまでにしっかりと引き取ります。

 日本酒離れした濃厚な甘酸味がありつつ、不思議なほどに良バランスの、乳酸系芳醇酒でした。
 いやあ風味はまさに飲むヨーグルトですね、そしてこれをお米から引き出すのが本当魔法的な凄さを感じます。
 そして、なんというか踏み止まり方が見事ですね~、変態系に振り切らないまとまりが逆にオンリーワンの魅力を放っている印象。
 方向性自体は、私が大好きな鷹長の菩提もと昇龍蓬莱の古式一段仕込みと近しいのですが、落ち着きの点で別物。
 白鷺の城の特長をハッキリと見せつけてくれた一本でした、今後追っていきたいと思います。

 推奨されている通り燗をつけると…、うおなんかハチミツみたいな上立ち香。
 含むと…これはもうハチミツガッツリ混ぜたヨーグルトって感じの甘~くかつ柔らかい感じですね。
 これも良いなあ、実は500mlじゃ足りんと思って2本買ったのですが、大正解ですね、むしろ一升瓶で買いたいお酒かも!

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
https://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-3585.html

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名称:白鷺の城 庭酒 生もと純米酒 杵搗精米
蔵元情報:田中酒造場
購入価格(税抜):1,000円/500ml
購入した酒屋さん:新宿伊勢丹(イベント)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年09月01日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白鷺の城 特別純米酒 生酒 「希代」 天秤搾り

家飲み記録 白鷺の城 特別純米酒 生酒 「希代」 天秤搾り

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 兵庫県姫路市のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す「田中酒造店」さんの別銘柄には「名刀正宗」があります。
 どちらの銘柄についても東京では全く見ないですね~、実は同蔵が新宿伊勢丹に販売に来るという情報を有識者からブログコメントにいただいたので、今回買いに行ってみました(コロナのせいで試飲は無し…)
 伊勢丹ではベテランっぽい女性店員さんが非常にツボを押さえた解説をしてくれて、試飲無しでもバッチリセレクトできましたね、このあたりは流石という印象でした。
 購入動機としては、滅多に買えない銘柄であるということと、日本酒感想日誌さんがかなり激しく推しているということがあります。
 
 今回ご紹介するのは山田錦の精米歩合60%の生酒というスタンダードな特別純米酒。
 特徴的なのは「天秤搾り」という、非常に手間のかかる古来からの搾り方をしているということ。
 個人的には天秤搾りというと不老泉が思い出されますね、今でもやっているのは全国でも数蔵しかないらしいです。

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 上立ち香は、若干木香混じりの落ち着いた感じの香りがそこそこに。
 含むと、変な刺激がしっかり抑えられている、落ち着いた旨味がゆっくりと入ってきて、裏の方にほんのりと辛さや渋味を彷彿とさせつつ、最後までバランスを保ったまま染み込んできます。
 味わいは、インパクトをあえて抑え、かつじっくりと楽しめることに特化したような印象の、純度の高いお米的な旨味をメインに据えたもので、ほんのりとした木香で奥深さもあり、ついつい飲み進めてしまいますね。
 後味は、最後に出てくる渋味と辛さで割と力強くキレます。

 落ち着いたしっかりと存在感のある米由来の旨味を、極めて素直かつ奥深く楽しめる独特なバランス酒でした。
 あまりこういうことを言うのもなんですが、これはまさに日誌係銘柄って感じですね~、個人的には松の司と同じカテゴリに入ってくるお酒かと思いました。
 逆に言うとまるめち銘柄ではないのですが、このバランスやしつこくなさ、奥深さの魅力は誰にでも十分に伝わることでしょう。
 白鷺の城、ただ者ではないということを感じさせてくれる一本でした、次回は同時購入した別商品をご紹介します。

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名称:白鷺の城 特別純米酒 生酒 「希代」 天秤搾り
蔵元情報:田中酒造場
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:新宿伊勢丹(イベント)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年08月30日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

安芸虎 「ねこが好き」 純米吟醸 無濾過生酒 吟の夢

家飲み記録 安芸虎 「ねこが好き」 純米吟醸 無濾過生酒 吟の夢

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 高知県安芸市のお酒です、つい最近も紹介した安芸虎の特別ラベル。

 こちらは、高知県内だけに出荷された亀泉Cel-24うすにごりを、同県香美市の山崎酒店さんから取り寄せる際同梱したものになります。
 なんといっても特徴はこの可愛らしいラベルですね~、いくら虎がネコ科だからといって、ここまで振り切っちゃって良いんでしょうか(笑)
 山崎酒店さんのいわゆるPBのお酒になるわけですが、「土佐猫好党」を名乗った上にロゴまであるなど異様に気合が入っていて、猫愛をビンビンに感じますね。
 うちは嫁が猫好きなので話のタネに使わせてもらいました。

 スペックは高知県産の酒米「吟の夢」を50%まで削った、純土佐酒。
 原酒表記が無くて、アルコール度数16度なので、ちょっと加水してるのかな。

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 上立ち香はちょっとバニラ感のある甘い果実香が控えめに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味がほんのりとした酸味を伴って自然な口当たりで入ってきて、最後まで雑味を感じさせず見事にバランスを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、柑橘系果実の砂糖漬け的な、甘味マシマシながらも、雑味が皆無な上に酸由来の瑞々しさがあるために、透明感を感じさせる安芸虎らしいまとまりがあるもの。
 後味は、その自然さを感じさせながら、見事なまでにしっかりとキレます。

 見た目のイロモノ感からは想像できないような、正統派甘旨系良バランス酒でした。
 いやあ安芸虎の安定感は素晴らしいなあ…、本当自分の好みにドンピシャで、かつまとまりが良いんですよ。
 特に今回は原酒じゃないからか、よりバランスの良さや透明感を強く感じるように思えました(裏を返すとインパクトは控えめ)。
 安芸虎、やっぱ好きやねんと思わせてくれる一本でした。

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名称:安芸虎 「ねこが好き」 純米吟醸 無濾過生酒 吟の夢
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:山崎酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年08月27日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の詩 純米大吟醸 直汲み生原酒 舞風

家飲み記録 風の詩 純米大吟醸 直汲み生原酒 舞風

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 群馬県吾妻郡中之条町のお酒です、銘柄的には初飲みですが詳しくは後述。

 こちらは私のイチオシ酒である「咲耶美」を醸す貴娘酒造のお酒です。
 風の詩は季節限定の別ブランドらしいですが、詳細はよくわかりませんでした(咲耶美でスペック上は完全に同じものがあるので、タンクは同じなんじゃないかな…あくまで想像ですが)。
 明らかに東京ではレアなお酒だということもあり、前橋の酒屋さんからお取り寄せする際に同梱した次第です。

 ポイントは酒米として最近群馬県が開発した「舞風」を使っている所でしょう。
 こちらについては群馬県庁が特設ページを開設しているようで、「群馬KAZE酵母」と非常に気合を入れて売り出している印象ですね、蔵元もそうそうたるメンツが揃っています。
 シールを作るあたり、やっぱり山形の「出羽燦々」という成功例をお手本にしてるのかなあ、いま思うと本当に偉大な先例ですね。
 ただ、正直あまり東京では知られていないような…、群馬のお酒は十分ハイレベルだと思うのですが、東北に比べ酒どころのイメージが無いとか、スター銘柄の不在とかでどうしても地味な印象になってしまうのがいかんともしがたいところですねえ。

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 上立ち香はちょっと硬質な感じの爽やかな香りがそこそこに。
 含むと、若干のガス感を纏った濃厚な甘旨味が力強くもちょっと柔らかさも感じさせる口当たりで入ってきて、時間差で出てくる苦味でしっかりと引き締められながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、洋梨を煮詰めたかのような濃厚な甘旨味を中心に感じさせつつ、そこそこの酸味とガス、そして独特な硬質さ(ミネラル感?)を伴うことで、個性的なバランスでダレを防いでいる印象。
 後味は、苦味の余韻を少々残しつつ、しっかりと濃厚さを引き上げてくれます。

 密度と硬度の高さをガッツリと感じる、甘味がありつつもじっくり飲める力強いお酒でした。
 これはまあ咲耶美として飲んでいいんじゃないでしょうか(笑)、良いですねえ、この凝縮感はしっかりと個性になっていると思います。
 素人考えだと風の森みたいに硬水っぽい雰囲気を感じてしまうのですが、そんな単純なものじゃないのかしら(まあガス含めタイプは似ていると思います)。
 風の詩、群馬酒の実力をひしひしと感じさせる一本でした、もっともっと評価されてほしいですねえ。

 なお、開栓直後より二日目以降の方が落ち着いて良かったです。
 しっかり甘くて、かつダレない、こういうお酒は良いですわ…、本当私の好きなタイプです。

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名称:風の詩 純米大吟醸 直汲み生原酒 舞風
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:きくや酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年08月25日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:3

〆張鶴 しぼりたて生原酒

家飲み記録 〆張鶴 しぼりたて生原酒

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 新潟県村上市のお酒です、紹介記事はなんと初めてですね。

 越乃寒梅や上善如水淡麗辛口王国新潟を象徴する銘柄の一つでしょう。
 当ブログでは私の好みから、たかちよ村祐謙信荷札酒と「淡麗」とは一線を画す銘柄に偏っており、この〆張鶴も完全に後回しになっていました。
 が、最近「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」の神奈川建一さんがこのお酒を絶賛していたことが気になり、通販在庫が残っていた酒屋さんから他のお酒と同梱で取り寄せた次第です。

 スペック情報は上記お酒ミライさんの記事が詳しいですね、ポイントはアルコール度数20度の生原酒ということでしょう。
 20度オーバーとなると通常の清酒とは若干違うカテゴリになってきますからねえ、当ブログで紹介したお酒でも玉川香取旭若松とそうそうたる個性酒が並びます。
 お値段は1,000円ちょっとと非常に良心的、12月製造を翌年5月に開栓なので半年ほど生熟期間を経ています。

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 上立ち香はアルコールとセメダインを感じる爽やかな香りがそこそこに。
 含むと、やはり爽やかさのある、かつインパクトも感じる甘旨味がグググッっと入ってきたかと思うと、一瞬後に出てくる苦渋味とアルコール的刺激でガッチリ引き締まりつつ、ドドドと胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、完熟マスカットを思わせる、しっかり存在感がある甘味を芯に据えつつ、生酒らしい爽やかさと落ち着きを兼ね備えた感じで、かつアルコールの辛さと上手くバランスをとって
 後味は、これはもう完全にアル添特有の、力強くスパッとキレる感じですね。

 様々な味わいの要素が力技でバランスを取る、アル添ならではの超絶コスパ甘旨辛酒でした。
 こういうお酒飲むと、甘口と辛口って共存できるんだなあと思うんですよね、日本酒の含んでからの時間差の変化ってほんとに面白いと思います。
 いやあこのお酒がこのお値段というのは素晴らしいなあ、個性もバッチリあると思いますし、ダレを欠片も感じさせないのも見事。
 ただ、やっぱりアルコール感と苦渋味はちょっとキツい感じもあるので、かなり日本酒飲み慣れた方にオススメって感じですね。
 〆張鶴の実力をビンビンに感じさせてくれた一本でした。

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名称:〆張鶴 しぼりたて生原酒
蔵元情報:宮尾酒造株式会社
購入価格(税抜):1,060円/720ml
購入した酒屋さん:きくや酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年08月23日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

安芸虎 純米大吟醸 備前雄町 無ろ過生原酒 30BY

家飲み記録 安芸虎 純米大吟醸 備前雄町 無ろ過生原酒 30BY 

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 高知県安芸市のお酒です、同蔵のお酒の登場は6回目。

 安芸虎は、そうそうたるメンツがならぶ土佐酒銘柄の中で、個人的には最推しだったりします。
 酔鯨や土佐しらぎくと比べると若干入手しにくいですが、「ぼっちりや」「まるごと高知」という土佐酒二大巨頭のおかげで、限定品含め買おうと思えば買えるのがありがたいところです(はせがわ酒店にもあります)。
 今回いただくお酒は「蔵開限定詰」とのことで、以前は蔵開きイベントでしか売られていなかったとか。
 ただ、ここ数年はそもそも蔵開き自体をやっておらず、結果このお酒も通常流通に乗っているようです、正直家飲み派にはありがたいところだったり…

 スペックは備前、赤磐市産の雄町を50%まで削ったなかなか贅沢なもので、値段も2,000円と少々お高め。
 製造年月は2020年2月となっていますが、 「平成31年」蔵開き用という通り、蔵元で約1年生熟成を経てから出荷されたお酒になります。
 なお、開栓は4月です。

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 上立ち香は甘く、落ち着きつつもフレッシュさも残った果実香がそこそこに。
 含むと、甘・酸・渋が一体となった、濃厚で力強い、かつ不思議なほどに透明感のある味わいがスルスルと入ってきて、最後までバランスを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、完熟柑橘果実的な程よく落ち着いた甘酸味、そして渋味がなんというか大人びた感じを演出してくれますね、雑味は皆無で、密度高めながらガンガン飲めてしまう系。
 後味は、酸渋が引き取る形で、見事にスパッとキレます。

 素直に生熟らしい味乗りをした、透明感を感じせるバランス系高濃度甘酸旨味酒でした。
 安芸虎はやっぱりこの透明感が特徴的だなあ…、生熟でもそれは健在でした。
 「見晴らしの良い酸」というフレーズが思い浮かびますね、甘味も心地良く、高知酒らしいキレも素敵でガンガン飲んじゃいます。
 安芸虎に対する信頼感をより一層強めてくれた一本でした。

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名称:安芸虎 純米大吟醸 備前雄町 無ろ過生原酒 30BY
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年08月21日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

楽の世 山廃純米 無濾過生原酒

家飲み記録 楽の世 山廃純米 無濾過生原酒

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 愛知県江南市のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 こちらの銘柄はネット上で最近ちらほらと名前を見る様になった印象です。
 来歴については「地酒屋こだま」さんの銘柄紹介が詳しいですね、以前長野の蔵で「今錦」を造っていた伊沢氏が、移籍後の蔵で現在造っている銘柄とのこと。
 ネット上の評判及び酒屋さんのコメントでは、「とにかく濃い」という感じのものが多く、芳醇酒好きな自分としては前から気になっていました。
 で、例によって日誌係さんに先を越され、歯噛みしながら購入した次第です。

 裏ラベルのスペック情報は貧弱ですね…
 山廃であること、「四段仕込」という、まあとにかく味が濃くなる製法を使っていることが特徴だと思います。

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 上立ち香はクリーム感のある濃い、アルコールも強く感じる香りがそこそこに。
 含むと、甘、旨、酸がそれぞれハッキリと主張する味の塊が若干のトロミを伴って入ってきて、尻上がりに強まる酸とアルコールの刺激で強力に締め上げられつつ、ドドドと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、濃く、甘く、かつ酸味と辛さもバリバリで感じる超インパクトの旨味って感じですね、まさに力技でバランスを取るタイプ、思いっきり濃いのに酸のパワフルさがダレを防いでいますね。
 後味は蒸留酒的なアルコールの余韻を残しつつ、酸と辛さでガッツリキレます。

 兎にも角にも濃厚で、かつ強烈なインパクトの味わいを素直に楽しませてくれる、超絶個性派酸味酒でした。
 このお酒を飲んで思い出したのは、個人的には「克正」ですね、比べるとこちらのほうが甘味が強い分とっつきやすいかも。
 芳醇好きの私ですら、このレベルのインパクトのお酒には滅多に出会えないなあ、栄光冨士みたいな濃さとはまた違う、菊姫とか蛇形とか、そっち系の野太い酸による濃さがあると思います。
 当然、そう簡単にヘタれないと思うので、夏とか秋に飲む生酒として選ぶのも良さそうですね。
 楽の世、早めに他のスペックもいただいてみたいと思いました。

■紹介:「ろっくのブログ」さんの同スペック(BY違い)の記事
https://ameblo.jp/melonsword/entry-12491978821.html

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名称:楽の世 山廃純米 無濾過生原酒
蔵元情報:丸井合名会社
購入価格(税抜):1500円くらい(メモ忘れ…)/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年08月19日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

THE REBIRTH Time-Machine TOKI-ROMAN 朱鷺浪漫

家飲み記録 THE REBIRTH Time-Machine TOKI-ROMAN 朱鷺浪漫

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 新潟県佐渡市のお酒です、同蔵のお酒の紹介は三本目ですね。

 こちらは「天領盃」「雅楽代」を醸す蔵の新商品です、洒落た見た目ですね~
 コンセプトは裏レベルに記載があります(見にくくてすみません…)、一番のポイントは利益の一部を「佐渡の子供」に寄付するというところでしょう。
 この辺りについては公式ホームページでも発信されています。
 こちら、最若手蔵元らしい、オッサンにはちょっとまぶしいぐらいに率直な想いが書かれていて素晴らしい記事だと思うので、是非ご覧ください。

 スペック的はあまり記載が無いのですが(精米歩合すら非公開)、地元佐渡産の飯米「こしいぶき」を使用しているらしいです。
 原酒ながら、アルコール度が15度と低めなのがポイントですね。


 上立ち香はフレッシュかつ瑞々しい梨感のある香りが仄かに。
 含むと、まさにフレッシュかつモダンな印象の甘酸味が若干の柔らかみも感じさせる口当たりで入ってきて、最初から最後まで酸がしっかり引き締め役を演じつつ、バーっと口中に広がります。
 味わいは、透明感を感じさせるぐらいに純度の高い、フレッシュな甘酸味が純然たる主役、苦味は皆無で、低アル感も相まってグイグイ飲んじゃいますね、ただ全く薄くなくて、原酒らしい飲みごたえがしっかり有り。
 後味は、酸がメインながらも実に自然に引き上げていきます。

 甘味系低アル原酒のお手本のような、高純度かつエンドレスに飲める系のフレッシュバランス酒でした。
 いやあこれは良いんじゃないでしょうか、濃厚かつ一種軽い、低アル原酒の良いところ(私にとって)を凝縮させたような感じですね。
 2造り目でこれかあ…、やっぱり最近の若者は凄いなあ(おっさん並感)。
 通常の天領盃も、雅楽代も、このお酒も、なんとなく「こうしたい!」っていうのが伝わってくるお酒といいますか、しっかりとしたビジョンがあって、そこに近づける努力をしているんだろうなあと感じさせるお酒でした。
 天領盃、今後も超注目していきたい銘柄です。

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名称:THE REBIRTH Time-Machine TOKI-ROMAN 朱鷺浪漫
蔵元情報:天領盃酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年08月17日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天下錦 特別本醸造 生原酒

家飲み記録 天下錦 特別本醸造 生原酒

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 三重県名張市のお酒です、前回に続いてのご紹介。

 特別純米が好印象だったので、登酒店さんからのお取り寄せ時に同梱してみました。
 早速こういう本格派の酒屋さんが取り扱っているあたり、本当に前途有望な銘柄なんだということが伺えます。
 基本的に地酒はどこも地元ではその実力が知られているのでしょうが、ネット上にもあまり情報が出てこない銘柄も多いんですよね…
 正直SNSも特定銘柄の情報に偏りがちで、トレンドを追うのには便利ですが、隠れた銘酒を探すにはやはり酒屋さん情報か日本酒ブログの方が適しているなあと個人的には思います。

 閑話休題、今回のお酒で一番特徴的なのは「白麹」を使っていることですね、クエン酸系の酸味が予想されます。
 また、アルコール添加有の本醸造というところもポイントでしょう。
 最近、自分としては楽器正宗松乃井黒龍本金と、素晴らしい良コスパ本醸造酒に出会っているので、アル添への悪印象はほぼ払拭されております。
 (当ブログの「本醸造」タグもご参照ください
 12月瓶詰、3月出荷、5月開栓なので、若干の生熟を経たコンディションでいただいています。

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 上立ち香はちょっと青さと甘さを感じるメロン的な果実香がそこそこに。
 含むと、程よくフレッシュな押し出しの強い印象の甘旨味がグググッっと入ってきますが、酸やアルコール感も手伝って割と軽い印象も与えつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、割とハッキリメロン的な甘旨味が主役、酸味、苦味、アル感はそれぞれありつつ、しっかり脇役に徹している印象ですね、そして非常にバランス良し。
 後味は、なんというか意外にも非常に自然にキレて、引き上げてくれますね。

 インパクトの強い甘さを酸苦辛が裏からしっかり下支えする、傑作良コスパアル添芳醇酒でした。
 いやあこれは自分好みですねえ、最近自分の中で、芳醇さをアル感が引き取る本醸造生酒がブームなのですが、まさにその期待に応えてくれた感じ。
 熟成期間もも良い方に働いていると思います、半年生熟でこれなら結構強さもありそうですね。
 天下錦への期待を一層増してくれた一本でした。

 ちなみに開栓後数日経って飲んでみると、甘味が濃くなりつつもやはりアル感が仕事をしてダレませんね。
 う~む、これは良いなあ…、例えば、本丸と飲み比べてこちらを選ぶ人も結構いるんじゃないかしら、そんなことも思いました。

■「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
https://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-3272.html

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名称:天下錦 特別本醸造 生原酒
蔵元情報:株式会社福持酒造場
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年08月15日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天下錦 特別純米 おりがらみ 生原酒

家飲み記録 天下錦 特別純米 おりがらみ 生原酒

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 三重県名張市のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒をセレクトした理由は、ふくはら酒店さんの新規取り扱い銘柄であったことと、日本酒感想日誌さんに先を越されたことだったりします。
 実際、信頼できる酒屋さんの新規取り扱い銘柄で、自分の好みのスペック(要は生)であればもはや大外しはしないんですよね。
 もちろん、方向性として自分の好みからは外れることもありますが、お酒自体の完成度としては十分といいますか。
 まあ、東京の有名地酒屋さんの店頭に並ぶということ自体、ある意味激戦を潜り抜けたということですから、個人的には衝動買いも全然ローリスクだと思っております。

 閑話休題、今回いただくのは地元三重産の山田錦を60まで削った生原酒、アルコール度が15度と低めなのが目に留まりますね。
 あと、瓶詰と出荷の年月を両方書いてあるのは素晴らしい!

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 上立ち香はびっくりするぐらい天然のメロンジュース的香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュかつ柔らかさもある印象の甘酸旨味がヌルっと入ってきて、脇役に青さと苦味を感じさせつつ、最後まで存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、まさにちゃんと果肉を絞ったメロンジュース的な、実にフレッシュかつ密度のある甘酸味が主役、苦味は結構強めながらも甘味に追いやられてあくまで脇役。
 後味は、酸と苦味が頑張って甘味を引き取ってキレます。

 まさにフレッシュメロンジュース的な青くて濃くて甘い、ド直球勝負の芳醇甘旨酒でした。
 いやあメロン感が安っぽいメロンシロップ(私はこっちも好きですが)ではなく、千疋屋で売ってそうなガチのメロンジュース感なんですよええ。
 そして、わりと力技ながらも、酸苦の働きでしっかりキレるのも良いですね、コスパ含め文句が付けられないお酒だと思いました。
 天下錦、実は直後にもう一本買い増したので次はそちらをご紹介します。

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名称:天下錦 特別純米 おりがらみ 生原酒
蔵元情報:株式会社福持酒造場
購入価格(税抜):1,380円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年08月13日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

松嶺の富士 純米77 出羽の里 にごりざけ生

家飲み記録 松嶺の富士 純米77 出羽の里 にごりざけ生

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 山形県酒田市のお酒です、ブログでの登場は2回目。

 この銘柄については「上喜元」の蔵との関係等諸々について、前回の記事に書きました、興味があれば是非そちらもご覧ください。
 その前回に飲んだお酒は「からくちの火入れ」という私が通常飲む方向性のものでは無いにも関わらず、悪い印象はなかったので、今回満を持して「にごりざけ生」というもろ自分向けのスペックをセレクトした次第です。
 ちなみに、このラベルは「家紋ラベル」というらしいですね、過去ご紹介した「真野鶴」「毛利」同様、インパクトがあって個人的には好き。

 お米は山形県の酒米としてはなんとなく出羽燦々に隠れている印象の「出羽の里」。
 精米歩合が77%と、かなりの低精白であることがポイントですね、そのためかお値段は税抜1,100円と非常にリーズナブル。

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 上立ち香はメロンとセメダインが混じった感じのフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、実にフレッシュな甘旨味が結構なガスを伴いシュワシュワと入ってきて、そこそこの酸味と裏方回った苦味で、しっかりと輪郭を保ちつつゆっくりと染み込んできます。
 味わいはまさにメロンソーダ的な青い感じの甘酸旨味が主役、酸味はちょっと乳酸的な感じですね、苦味もありますが全体的には精米歩合、値段からは考えられないようなまとまり。
 後味はガス感メイン、苦味サブで、見事にキレてくれます。

 フレッシュかつインパクトのある甘旨味と、ガスの勢いががっつり主張する、ド直球良コスパ生酒でした。
 なんというか、こういうのでいいんだよと言いたくなりますね、個性よりもまとまりや生酒らしい魅力をストレートに伝えることを重視している印象。
 苦味とか低精白らしい若干の重さを、ガスが見事に引き取っているのはポイントといえるでしょう、結果として風の森秋津穂的な、とんでもなくハイレベルなコスパ酒になっていると思いますね。
 松嶺の富士の確固たる実力を感じさせる、方向性のハッキリした一本でした、今後追っていこうかと思います。

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名称:松嶺の富士 純米77 出羽の里 にごりざけ生
蔵元情報:松山酒造株式会社
購入価格(税抜):1,100円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年08月11日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米吟醸酒

家飲み記録 三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米吟醸酒

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 福島県田村郡三春町のお酒です、3種類の三本目ですね。

 SILKY DROPの他の2本は通販で買ったのですが、実はその時この純米吟醸は同梱しませんでした。(初飲み銘柄3本はリスキーだと思いまして…)
 で、その2本のあまりの旨さに純米吟醸を買わなかったことを嘆いていたところ、飲み仲間がわざわざ送ってくれました(他の素敵なお酒と合わせて)。
 いやあ持つべきものは嗜好が似ている日本酒友達ですねえ、あらためて感謝!
 
 裏ラベル上部の記載はやっぱり他の2本と同じ…
 面白いのはアルコール度がそれぞれ、純米:17度、特別純米:16度、純米吟醸:15度になっているところですね。
 蔵元の中では味わいを差別化させているっぽいので、やはりどうにかしてその違いを発信して欲しいなあ。

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 上立ち香は果実系の甘酸メイン、オリ的なお米の香りサブ、のフレッシュな香りが控えめに。
 含むと、非常に存在感がありつつも、一種の軽さも纏った甘酸旨味が上品な口当たりでスルスルと入ってきて、割その印象のままのバランスで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実にみずみずしい梨・キウイ的な甘酸味にちょいメロン的な青さ甘さが伴う感じ、ただ苦味が見事に抑えられていて、低めの度数も相まって、いい意味でジュース的にガンガン飲めてしまいますね。
 後味は、やはりあくまで優しい苦味が引き取って、自然に引き上げてくれます。

 オリの濃度による甘酸旨味の存在感を実に勢いよく、自然に楽しませてくれるグビグビ系甘口酒でした。
 いやあ良いですねえ…甘味の存在感は三種の中で一番強いかな、それかむしろ他の味が抑えめなのかも。
 ただ度数が低いからか、どうしてもインパクトが薄れるのが、個人的には物足りない感じもあります、いやあ15度と16度の差って大きいですねえ。
 三春駒は自分の中で今後大注目の銘柄になりました。

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名称:三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米吟醸酒
蔵元情報:佐藤酒造株式会社
定価:2,000円(税抜)
お気に入り度:8.6/9.0

■3種類記念写真
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 3種の中では、私は特別純米が一番好きでした、次点は甲乙つけがたいですがコスパの観点から純米かな…
 ただ、これは純然たる好みの問題ですね、どれも非常にハイレベルな上で、若干の個性をつけている印象でした。
 いやあ旨かったなあ…、今年も絶対に買わねば。

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2020年08月09日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米酒

家飲み記録 三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米酒

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 福島県田村郡三春町のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒は飲み仲間や日本酒ブログ仲間の方々が評価していて、味わいの方向性が私向きっぽいこともあり非常に気になったので購入しました。
 ただ、取扱店が全然見つからなくてですね…、結局福島の小規模蔵に非常に強い感じの「酒の櫻家」さんからお取り寄せしております。
 見た目や名前は完全にモダンな感じですね~、この純米の他に、特別純米と純米吟醸の3種類が出ていました(結局全部飲んだ)。

 造り方としてはなんと言っても「遠心分離」にて絞っているところがポイントでしょう、獺祭も高級品に使っているような、機器代が非常にかかる代わりに香味が上がるやり方です。
 おりの濃さも特徴的ですね、ちなみに「おりざけ」でなく「おりさげ」で有る点にご注意ください。
 (どういう意味なんだろう…、遠心分離してから若干おりさげしてるのかしら)

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 上立ち香はオリ由来の米っぽさ混じりの、スッキリとした果実香がそこそこに。
 含むと、オリで濃度マシマシの甘旨味が実にフレッシュに、しかし滑らかな口当たりで入ってきて、あくまで柔らかい苦味で輪郭を整えつつ、最後まで濃度を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、洋梨やキウイを思わせる甘酸味に、お米・オリの旨味が合わさって、フルーティーかつ奥深く飲みごたえあり、そして何より全体的に優しいんですよ、これが遠心分離か…
 後味は、苦味が優しく引き取る形で引き上げていきます。

 兎にも角にも柔らか、かつしっかり飲みごたえのある、素晴らしいバランスの甘口おりがらみ酒でした。
 若干オリが濃すぎなのか、後味にちょっと苦味が残る感じがありますが、それ以外はほぼ完璧なバランスに思えました。
 遠心分離由来なのかキツさが皆無なのが素晴らしいですねえ~、でもこれは単に遠心分離だからといって出せるレベルではないでしょう、元のお酒の設計が優れていることの証左かと。
 三春駒、残り2本への期待をいや増してくれる一本でした。

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名称:三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米酒
蔵元情報:佐藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:酒の櫻家(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年08月05日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

本金 「すっぴん太一」 本醸造無濾過生原酒

家飲み記録 本金 「すっぴん太一」 本醸造無濾過生原酒

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 長野県諏訪市のお酒です、当ブログでの東京は2回目。

 本金は、約三年前に純吟生を家飲みしていますね、その後は特に理由も無く間が空きました。
 が、昨年このすっぴん太一に関して、日本酒感想日誌さんがかなり強くオススメする記事を書かれていたので、今年は注目度を激上げしていました。
 で、たまたま東京駅グランスタのはせがわ酒店で見かけたので、即決購入した次第です。
 同店は高級酒やメジャー銘柄が目立ちますが、こういう渋いセレクトもあるのが懐が深くて良いと思うんですよね~、7/16現在移転準備で閉店中のようですが、再オープンが楽しみなところです。

 さて、スペック的にはアルコール添加された本醸造で、アルコール度数は18と高めの無濾過生原酒。
 お値段は本醸造クラスらしく税抜1,176円と非常に良心的です。 


 香りは、甘味控えめのクリームソーダ的な、スッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、程良く落ち着いた、しかしフレッシュ感もしっかりとある押し出しの強い甘旨味が、しかししっかりと刺激が抑えられた口当たりで入ってきて、最後までバランスを崩さずにじわじわと染み込んできます。
 味わいは、いわゆるフルーティー系とは一線を隠した、木香や草を感じさせる若干硬質さのあるもので、実に高密度ながらもまとまりが良く、少々のアルコール的辛さも相まって、いくらでも飲めてしまいそう。
 後味は、アルコール感が引きとって力強く、かつスッキリとキレます。

 高密度かつ引き締まりが強い、草感のある個性的な旨味を実に自然に楽しませてくれる、超絶コスパ酒でした。
 やはり特長はキレの良さでしょうね、それでいて味のインパクトや一種の柔らかさもありつつ、このお値段とは思えないレベルでまとまっていると思います。
 いやあこれは良いですねえ、流石のセレクトセンスだなあ…、オススメに従って良かった。
 また一つ、素敵な本醸造生酒に出会えたのは嬉しい限りですね。
 本金、今後注目度を上げていこうと思います。

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■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同商品の記事
https://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-3231.html

■紹介:「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの同商品(BY違い)の記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1068181656.html

名称:本金 「すっぴん太一」 本醸造無濾過生原酒
蔵元情報:酒ぬのや本金酒造株式会社
購入価格(税抜):1,176円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(東京駅グランスタ)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年07月17日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり

家飲み記録 長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり

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 奈良県北葛城郡広陵町のお酒です、同蔵のお酒の紹介は3回目。

 長龍はブログ「日本酒のカルテ」管理人のあろすさんが推している銘柄という印象がありますね。
 首都圏では取り扱い店をあまり見かけないのですが、私としては通販で良くお世話になる、奈良の「うのかわ酒店」や「登酒店」で取り扱いがあるので、結構身近な印象があったりします。
 今回いただくのは限定品である「四季咲」シリーズの一つです、他には「竹笋生(ちくじゅんしょう) 」とか「半夏生(はんげしょう)」という製品もあるとか。
 これは、所謂二十四節気をさらに細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」(リンク先はWikipedia)から採っているみたいですね、奈良酒らしい素敵なネーミングかと。

 細かいスペックや味わい、そして商品コンセプトの記載が裏ラベルにあるのは素晴らしい!(写真参照)
 ただ、一升瓶限定というのはいかがなものか…
 私は前から言ってますが、要冷蔵のお酒を一升瓶限定で出すのは、個人に売る気が無いと思われてもしょうがないと思いますね。

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 上立ち香はクリーム感のあるおりっぽい香りが仄かに。
 含むと、しっかり味が乗った印象の甘旨味がトロリと入ってきて、割と華やかな含み香や苦味と一体となりながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、りんご、洋梨、キウイをそれぞれ感じるような濃厚ながらもみずみずしい感じの甘酸旨味が主役、含み香が強いので苦味もそれに伴って強めなのですが、旨味が負けていないのでイヤらしさは抑えられている印象。
 後味は、苦味の余韻を残しつつも、不思議なほど自然に、かつしっかり引き上げてくれます。

 含み香の強さとそれに伴う苦味がありつつ、柔らかくも存在感のある甘味としっかりバランスを取る、万能系甘旨キレ酒でした。
 この濃厚さとトロリ感、そして奥深い甘旨味は非常に良いですね~個性の面でも十分戦えるレベル。
 それでいて後味のキレも素晴らしいレベルだからな~これは良いですよ。
 長龍、他の四季咲シリーズも是非飲みたいと思わせてくれる一本でした。

 ちなみに開栓後四合瓶に移し替えた後も全然バランスは崩れませんでした、そのあたりの強さも素晴らしいですね。
 上の方ではディスりましたが、保管さえできれば、一升瓶買いを強く推奨できるお酒だと思います。

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名称:長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり
蔵元情報:長龍酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年07月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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