十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒
家飲み記録 十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒
長野県木曽郡木祖村のお酒です。
当ブログでの登場は意外にもまだ2回目ですね、にごり酒特集の7本目。
銘柄的には3年振りの登場になりますね、外飲みでは結構やっているはずですが、家飲みとなると長野酒はライバルが多過ぎてなかなか機会が…
といいつつ、このスノーウーマンについては、去年のにごり特集でちらと触れたぐらいに頭には残っていて、実は今期は何が何でも家飲みしようと、出てくる時期を待ち構えていました。
ちなみにそういう時は酒屋さんに入荷問い合わせぐらいはしますね、そういう労を厭っていては欲しいお酒との出会いを確実にすることはできないのです…
スペック的には地元産ひとごこちの精米歩合55と、長野のコスパ酒として鉄板って感じですね。
スノーウーマン要素として、肩の部分に可愛らしい雪だるまシールが貼ってあります、ただ昨今の日本酒業界としてはふざけ方が大人しいかな(笑)
製造・出荷年月明記は嬉しいですね、両方とも12月で、開栓したのは1月。
上立ち香はガス系にごりによくある、セメダイン系のスッキリしたお米の香りがそこそこに。
含むと、しっかりとした旨味が強めのガスを伴いシュワシュワと入ってきて、そこそこの酸と苦味でしっかりと引き締まりつつ、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
味わいは、濃い目のおり由来のお米の旨味が中心にあり、甘味はまさに米を噛んだときに少しづつ出て来る感じの、控えめながらしっかりと寄り添ってくれる心地の良いもの。
後味は酸が引き取ってスッキリキレますね。
全体的なバランスが非常に高く、マイナス面をほとんど感じさせない、芳醇旨口にごり酒でした。
一口目より二口目の方が、なんとなく甘味が感じられて、苦味も口に馴染んできますね、完成度の高さの証左かと思います。(逆のお酒も多い)
本当、全体的にカチっとしているというか、強度が高いんですよ、それでいて甘旨もバッチリ楽しめるというのが素敵。
十六代九郎右衛門、今後も注目していこうと思いました。
で、ある意味想定通り、開栓後がまた強いです、当然ガスは少しづつ抜けていきますが、全くダレませんね。
こういうお酒が冷蔵庫にあると心強いです、冬のにごりとして鉄板のセレクトになり得るかと。
紹介:「日本酒と競馬ブログ」さんの同スペックの記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-83.html
名称:十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒
精米歩合:55%
酒米:ひとごこち
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社湯川酒造店
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0
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