洌 純米大吟醸 山田錦 発泡にごり

本日の家飲み 洌(れつ) 純米大吟醸 山田錦 発泡にごり

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 山形県米沢市のお酒です。
 外飲み経験はありますが、家飲みは初めて。

 前回の酒一筋同様、こちらも朝日屋酒店さん購入酒です。
 こちらを醸す小嶋総本店さんの通常銘柄は「東光」、「洌」はその特約店限定ブランドで、この発泡にごりはさらにその数量限定品っぽいです。
 「洌:清くつめたきこと」という一言解説がありますが、「清冽」で変換すると出てくる字と見せかけて、実は「さんずい」です(多分異体字)。
 私はこれを書いている最中に気づきました、覚えておくとちょっと話のネタになるかも…

 スペックは堂々の山田錦50磨き、度数は15度と恐らく加水ありでしょう。
 特徴的なのは、+8とかなり高めの日本酒度ですね。
 そもそも洌自体に(スッキリ)辛口のイメージがあって個人的にはひるむところもあるのですが、夏の盛りには一本ぐらいこういうのも良いだろうとセレクトしました。

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 注ぐと、割りとガッツリ濁ってますね、そしてシュワシュワ~

 上立ち香は…、うーん不思議なことにほぼ感じませんね、ガスの雰囲気を感じる程度。
 含むと、やはり相当強めのガスがあって、キリリとした旨味がシュワシュワと勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、セメダイン的なスッキリ感を強く感じる、引き締まった辛口な旨味が中心にあり、さらに若干の苦味を伴うことでビール並な飲み進み易さがありますね(ただ、アルコール度は15度…)
 後味は、ほんのりと苦味を口中に残しつつ、ガスでキリリとキレます。

 うっかりすると危険なレベルでゴクゴクいってしまいそうな、シュワシュワ辛口酒でした。
 ほぼ、ラベルに書いているコンセプト通りのお酒かと思います、乾杯酒としてビールの代わりに十分仕事を果たしてくれそうです。
 逆に言うと最初はガスが強すぎて、単独だと旨味がスカスカのスポンジ的になってしまうのが辛口発泡系の弱点ですね…
 開栓後時間が立つなり、注いでしばらく放置するなりして、ガスが抜けるとようやく果実的甘味も出て来る感じかと、どちらにしろ完全に食中酒を指向したお酒でしょう。
 洌に関しては、次は同蔵の「東光」もいただいてみたいと思いました。

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名称:洌 純米大吟醸 山田錦 発泡にごり
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:15%
日本酒度:+8
蔵元情報:株式会社小嶋総本店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.2/9.0

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2017年10月19日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

酒一筋 「備前」 純吟雄町 生酒

本日の家飲み 酒一筋 「備前」 純吟雄町 生酒

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 岡山県赤磐市のお酒です。
 当ブログでは24BYを以前に紹介していますね、4年ぶり2度目の家飲みとなりました。

 こちらのお酒を購入したのは豪徳寺の「朝日屋酒店」さんになります。(蔵元ホームページの特約店一覧は非常に充実しており、同店も載ってます。素晴らしい!)
 同店は初訪問だったのですが、店内冷蔵庫をのぞき込むと嫌が応にもテンションが上がる、素敵なお店でした。
 ちょっと四合瓶が少な目なのが玉に瑕ですが、個性的なラインナップに加えレア系のお酒もしれっと並んでいたりするので、マニアなら一度は訪問して損はないと思います。

 さて、今回いただくお酒は「備前」の名の通り、地元産の雄町を使ったものです。
 「赤磐雄町」というと、県外銘柄ながら個人的には以前いただいた山形正宗を思い出します、このあたりは今後ブランディングが進んでいきそうですね。
 精米歩合は60、何気に「純吟」という記載は正式ラベルでは珍しい気がします。

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 上立ち香はアルコール混じりの熟したバナナ的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着きと芯のある旨味が自然な口当たりで入ってきて、裏方に程よい辛さを感じさせつつ、最後までバランス良く染み込んできます。
 味わいは、いかにも「味吟醸」といった趣の完熟バナナ的な果実の旨味が完全に主役を演じ、苦味等の雑味をしっかり抑えつつ、辛さで輪郭を整えていますね。
 後味は、やはりその辛さが引き取って、しっかりとキレます。

 「味吟醸」「芳醇辛口」という言葉が否応なしに浮かぶ、スタンダードながらしっかりとまとまったいぶし銀的な魅力のあるお酒でした。
 4月出荷で、実際に飲んだのは7月だったのですが、生熟でまだまだ味乗りしていきそうな気配もありましたね。
 こういう安定感のあるお酒が一本冷蔵庫にあると、夏や秋でも心強いと思います。
 酒一筋、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:酒一筋 「備前」 純吟雄町 生酒
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:16.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:利守酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2017年10月17日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 「Ice Breaker」 28BY

本日の家飲み 玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 「Ice Breaker(アイスブレーカー)」 28BY

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 京都府京丹後市のお酒です。
 玉川の登場は4回目ですね。

 このアイスブレーカーについては24BYを紹介して以来の登場です、結構間が開いてしまいましたが、実際にはほぼ毎年外飲みではいただいていたりします。
 ところで、私は「夏酒」「ひやおろし」に関しては概してあまり好みではないため、基本的には避けることにしています。
 その場合、意外と家飲みではあまり困りません、年がら年中生原酒を扱ってくれている酒屋さんも知ってますし。
 対して、外飲みでは非常に困ることが多いんですよ…お店は良かれと思って「夏酒(ひやおろし)飲み比べ!」とかやっているんでしょうけど…、私の場合レギュラーの二回火入れも避けるのでなおさら飲むお酒が限られてしまいます。
 そんな時、このアイスブレーカーみたいに「ひと味違った」季節もののお酒というのは非常にありがたいですね、何度も助けられた記憶があります。

 今年も無濾過生原酒で、相変わらずアルコール度数は17~18と高め。
 ペンギンラベル、500mlボトルも例年同様で、この辺りは完全に定番商品としての貫禄を感じますね。 


 上立ち香は夏酒のイメージとはかけ離れた、バナナクリーム的な濃ゆい香りがそこそこに。
 含むと、やはり非常に濃厚かつ若干熟した印象の甘旨味がトロリと入ってきて、ちょい時間差で出てくる酸味でしっかりと引き締められながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、結構硬質な印象のある米の旨味とそこそこ熟した果実の甘味が融合したようなもので、酸は裏方に徹して割りと正統派に飲みごたえが有る印象。
 後味はアルコール的辛さをニュアンスだけ感じさせつつ、自然に引き上げていきます。

 で、氷を入れると、もう一気に口当たりが滑らかになって、うっかりするとゴクゴク飲んでしまいそうな恐ろしさを備えますね。
 「お酒ミライ Tシャツ屋の日本酒ブログ」さんが書いていましたが、確かに焼酎とかウォッカのような蒸留酒的な風味かと思います、ただ口中で保持するとしっかり日本酒的な旨味が染み出してくる感じ。

 いやあやっぱり安定して旨いですね、「薄いだけの夏酒なんてつまらない!」と思っている方々必飲の一本でしょう。
 玉川はこの他にも意欲的なスペックを出していますし、今後もちょくちょくいただいていきたいと改めて思いました。

 (如何せん500mlなので、燗を付けそこなってしまったのはちょっと失敗…)

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紹介:「お酒ミライ Tシャツ屋の日本酒ブログ」さんの同スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/17354393.html

名称:玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 「Ice Breaker」 28BY
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:木下酒造有限会社
購入価格(税抜):1,100円/500ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(東京駅グランスタ)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年10月15日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

角太 山廃純米吟醸 生酒

本日の家飲み 角太(かくた) 山廃純米吟醸 生酒

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 秋田県由利本荘市のお酒です。
 飲み経験については後述。

 この角太、銘柄としてはあまり知られていないと思います、が、醸すのはあの「雪の茅舎」を醸す齋彌酒造。
 同蔵の地元銘柄は「由利正宗」なので、それとも違う限定品中の限定銘柄という感じの代物ですね。
 私はとある居酒屋さんで一度だけ飲んだことがあり(その店は写真web掲載禁止)、存在は知っていたのですが、まさか家飲みできるとは思っていませんでした。
 パッと検索する限り、少なくとも首都圏ではシマヤさんぐらいでしか買えないんじゃないかしら…。
 
 ラベルを見た時点でわかる人はわかるかもしれませんが、この「角太」というのは蔵の屋号らしいです(「やまユ」とか「カネナカ」と同じですね)、字の太さもあってなかなかのインパクト。
 裏ラベルの記載を見る限り、以前飲んだ「秘伝山廃」にスペック的には近いですね(同じかも)、この辺りの詳細は不明です。

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 上立ち香は割りと華やかな印象の乳酸的香りが気持ち強めに。
 含むと、非常に個性的かつ濃厚な甘旨味がまろやかな口当たりで入ってきますが、徐々に強まる苦味と酸味で若干キツめに引き締まりながらゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、吟醸酒らしい華やかフルーティーな甘味と山廃らしい酸味がそれぞれハッキリと主張しながら絡み合う、オンリーワンかつ楽しい旨味が主役なのですが、うーむ苦味が邪魔しますねえ…
 後味はやはり乳酸と苦味が引き取って、そこそこ柔らかくキレます。

 かなり高レベルな上品かつ柔らかい旨味がありながら、何かにつけて苦味が邪魔をしてしまっている印象の、非常に勿体無いお酒でした。
 本来お値段以上の完成度がありそうなのに、苦味のノイズのせいでフルーティー系速醸酒にちょっと乳酸味が加わった感じで留まってしまっている印象ですね…
 これはズバリ「28BY問題」に当たっちゃった感じでしょう、このお酒のベストはこのロットではないように思えます。
 角太、機会があればまた他のBYでまた飲んでみたいと思いました。

 お、開栓二日目だとかなり苦味が引っ込んで、若干理想の感じに近づきました。
 ただ、やっぱり残ってはいるので、最後まで「勿体無い」感が残ります…

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名称:角太 山廃純米吟醸 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:+1.5
蔵元情報:株式会社齋彌酒造店
購入価格(税抜):1,762円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.4/9.0

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2017年10月13日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

菱屋 別撰純米酒 生原酒

本日の家飲み 菱屋 別撰純米酒 生原酒

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 岩手県宮古市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みについては後述します。

 こちらを醸す菱屋酒造店は、所謂「被災蔵」の一つであり、しかも海岸線に近かったということで、甚大な被害を受けてしまいました。
 再建も危ぶまれる状態でしたが、市やボランティアの支援もあり、何とかお酒造りの再開にこぎつけたとのことです。
 そしてその復興を記念して「フェニックス」と銘打ったお酒を出しているのですが、それについては外でいただいた経験が有ります。
 ご苦労には本当に頭が下がる思いです…が、一飲み助としてはあくまで気楽にいただくことで、「飲んで応援」に繋げていきたいと思っております。

 今回いただくのは別撰純米とのことですが、とにかくラベルが簡素なのでどのあたりが別撰なのかは謎。
 ただ、ちょっと調べた限りでは「生原酒バージョン」はあまり出回ってなさそうですね、さすがシマヤさん。


 上立ち香は落ち着いたお米とアルコールの香りが仄かに。
 含むと、やはり落ち着いた印象のふくよかな甘旨味がトロリと入ってきたかと思うと、時間差で出てきたアルコールの辛さが強烈に全体を引き締め、チリチリ感を伴いつつ染み込んできます。
 味わいは、落ち着いたお米の旨味に果実的な甘酸味が絡みついた感じの旨味が前半の主役なのですが、後半は本当スパルタな辛さが全面を支配して、その落差が非常に印象的。
 後味はその辛さがガッツリと引き取って見事なキレ。

 とろみすら感じる濃厚な甘旨味と、その数瞬後に出てくる強烈な辛さの刺激が印象的な、いわば「時間差系芳醇甘辛酒」という感じのお酒でした。
 こういうお酒にはたまに出会いますが、飲んでいてなかなか楽しいです。
 私はどちらかというと優しく引き上げていくお酒の方が好きなのですが、世間一般的にはこっちのほうがウケがいいんじゃないかな…、食事にも合わせやすいですし。
 ともかく、菱屋、また別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:菱屋 別撰純米酒 生原酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社菱屋酒造店
購入価格(税抜):1,480円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 菱屋 純米

2017年10月11日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 27BY

本日の家飲み 扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 27BY

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 島根県益田市のお酒です。
 外飲みは経験ありますが、家飲み・ブログでの登場は初めてですね。

 このお酒は、初訪問した千駄木の酒屋さん「リカーズのだや」さんで購入しました、会社帰りに散歩がてら立ち寄れるお店の新規開拓の一環ですね。
 お店のホームページは更新停止状態で何か廃墟みたいになってますが、Facebookではこまめに入荷やイベント告知情報を掲載しているようです。
 取り扱い銘柄的には、とにかく熟成に向くお酒が多い印象、神亀とか日置桜とかの「そっち系」ですね、後は和ワインに力を入れているとか。
 日本酒売り場としても、冷蔵庫以上に常温棚の方がオーラを発していた(笑)ので、そこから今回のお酒をセレクトしました。

 今回いただくのは、「そっち系」の聖地ともいえる山陰のお酒ですが、スペック的には佐香錦55磨きの火入れ速醸約1年熟成とわりと大人しめ。
 個人的にはまだまだ熟成系を飲み慣れていないため、初心者向けっぽい気がしたこちらをセレクトした次第です。
 とはいえ実際常温棚の加水火入れ酒は滅多に飲まないので、私としてはかなりのチャレンジ。

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  (今回は最初から常温)
 上立ち香はやはり熟感があるものの、若干果実的な印象を伴った濃い香りがそこそこに。
 含むと、やはりハッキリと熟していながら割りとクセを感じない印象の程よい濃度の旨味がスルスルと入ってきて、加水的な軽さを感じさせつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いわゆる常温保存の日本酒に有りがちな米の旨味と熟成香が混じったものなのですが、特筆すべきはその純度と程よい密度でしょう、老ねを感じさせずに程よくスルスルと飲める濃度は一つの完成形を感じさせます。
  後味はほんのりと辛さを舌先に感じさせつつ、非常に優しくキレます。

 個人的にはこういう系のお酒はもっとドッシリしているイメージがあったのですが、良い意味での軽さもあって、きっと加水の仕方が旨いんだろうなあという印象を受けたお酒でした。
 やはり旨味自体は伝統的というか、最近の流行り系とは一線を画していますが、そちらに慣れている私でもあまり飲みづらさを感じない、まさに入門用として相応しいお酒でしたね。
 扶桑鶴、今後はまた別のスペックもいただいてみたいと思います。

 ちなみに開栓後1ヶ月常温放置で全く崩れません。
 さらには燗をつけても芯の部分は変わらないような…
 個人的には、常温で気楽かつ優雅にちびちびやることをオススメするお酒ですね、ゆくゆくは私もこっち系にシフトする時がくるのかなあ。

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名称:扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 27BY
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:15%
日本酒度:+3.5
蔵元情報:株式会社桑原酒造
購入価格(税抜):1,551円/720ml
購入した酒屋さん:リカーズのだや(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

●リカーズのだやさん外観。良い雰囲気出てますね~、流石谷根千。
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2017年10月09日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

DATE SEVEN 「EpisodeⅢ」  純米大吟醸 生もと ~美酒なないろに輝いて~

本日の家飲み DATE SEVEN 「EpisodeⅢ」  純米大吟醸 生もと ~美酒なないろに輝いて~

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 こちらは、宮城県の7つの蔵元が協力して醸した、いわゆる「企画もの」のお酒です。
 (各蔵の代表銘柄は萩の鶴、勝山、墨廼江、伯楽星、山和、宮寒梅、橘屋。)
 当ブログでは、初年度の紹介記事を書いています、2年ぶりの家飲みになります。

 初年度は蔵の華33%、次年度は蔵の華55%のスパークリングだったようですが(一応これも外飲みしました)、今年度は美山錦33%の「生もと」造りとなっています。
 この「生もと」というのが今回のポイントでしょうね、この辺りの詳細はSAKETIMESの特集に詳しく載っていたので、興味があればご参照を。
 今回リーダーを担う「萩野酒造」は、モダン山廃系として人気のある「日輪田」を醸している蔵であり、そのあたりの技術がどう活かされているかが見所(飲みどころ?)かと思います。

 ちなみにお値段がちょっとお高めということもあって、今回も買うつもりはなかったのですが、他の銘柄目当てで初訪問した「朝日屋酒店」さんでたまたま置いていたので、つい買ってしまった次第です。
 この辺り、話題の銘柄に飛びつくまいとしつつも、ミーハー心を捨てきれない自分としての葛藤を感じましたね…
 

 上立ち香は上品な印象ながら存在感のある乳酸的香りがそこそこに。
 含むと、透明感のある乳酸味と程々の甘味がスルスルと流れ込んできて、最後までその純度とバランスを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、とても柔らかく、雑味が無く、上品なまとまりのある、バカスカ飲んでしまいそうな飲みやすさのあるアルコール入り乳酸飲料的なもの。
 後味は酸味が優しく引き取って自然に引き上げていきます。

 モダン山廃の極北と言った趣の、極めて「飲みやすい」、高精白生もととしての意義を感じるお酒でした。
 裏ラベルの「現代的な爽やかさの中に生もとらしい深みを秘めたその味わい」という表現は割と当たっているように感じました。
 値段も方向性も以前にいただいた新政のジェイドを思い出させる感じでしたね。
 私にはちょっと上品&大人しすぎるかなとは思います(値段もちょい高いし)が、日本酒初心者から玄人までこれを嫌いという人はあまりいないことでしょう。
 伊達セブンは今後の展開にも注目していきたいと思いました。

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名称:DATE SEVEN 純米大吟醸 ~美酒なないろに輝いて~
精米歩合:33%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:(7蔵合同)
購入価格(税抜):2,038円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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2017年10月07日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「タータンチェック赤ラベル」 純米 無調整生原酒 雄町

本日の家飲み たかちよ 「タータンチェック赤ラベル」 純米 無調整生原酒 雄町 

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄の一つですね。

 ひらがなラベルとしては、初めて雄町を使用した限定品のお酒となります、ラベルのタータンチェックが印象的ですね。
 (ちなみに、おりがらみの「タータンチェック青ラベル」も同時発売だったようです)
 最近私の家飲みセレクトでは、「ブラック Custom Made」「SEVEN」「Takachiyo AIYAMA」と新発売スペックが続いています。
 が、こういう風に新発売に飛びつきまくるっていうのは本当はあまりよろしくない気がしているんですよね…、実際蔵元の経験がない状態のスペックなら出来はバラつくのが当然ですし。
 そういうお酒が売れてしまうのも実は良くないような気もするのですが、ああそこはマニアのサガ、好奇心には勝てないんですよね…

 というわけで、今回のスペックは雄町の70磨きの無濾過生原酒、珍しく特定名称と精米歩合の記載が有りますね。
 扁平精米であることは変わらないようです、むしろこのくらいの低精白の方が、扁平精米の真価が発揮されそうな気もします。

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 上立ち香はちょっと熟しすぎて異臭になりつつある感じのトロピカルフルーツ香が気持ち強めに。
 含むと、インパクトの有る濃厚な甘酸旨味がグワッと入ってきて、一瞬後に出てくるアルコールの刺激やほんのりとした苦味で複雑な印象を与えつつ、最後まで濃度を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、やはりパイナップル的な華やかな甘酸味が主役なのですが、苦辛が、うーんなんとなく「スパイシー」という言葉が浮かぶ刺激を纏って面白い感覚。
 後味はそのピリピリな感覚が引き取ってキレます。

 濃度・粘度の高い甘酸味とピリピリした苦辛がせめぎ合う、個性派芳醇甘口酒でした。
 うーむ、面白いお酒ではありますが、私がたかちよに求めているものからはズレるかな…、ちょっと刺激が浮いていてせっかくの甘味をほっこりと楽しめない感じなんですよね。
 そもそもその甘味もちょっと力不足のような…、ただ、単純にもう少し「こなれれば」良い感じになりそうな片鱗も感じました。
 来年以降の、一本〆以外の「たかちよ」ブランドに期待していきたいと思います。

 開栓二日目はあまり印象は変わらなかったのですが、少量残した三日目は若干のピリピリを残しつつ割りと素直に飲めました。
 意外と飲み頃はもう少し先だったのかもしれません。

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名称:たかちよ 「タータンチェック赤ラベル」 純米 無調整生原酒 雄町
精米歩合:70%
仕様米:雄町
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: たかちよ 純米

2017年10月05日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

白田酒 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 白田酒 純米吟醸 生酒

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 青森県青森市のお酒です。
 ブログでの登場は8本目と、結構な回数となりました。

 この白田酒は、通常焼酎用の白麹で醸した限定品です、以前には火入れバージョンをいただいています
 最近西田酒造は、「田酒」ブランドでこういう変わり種のお酒や、「杜氏のスキルアップを目標として」経験の無い酒米を利用したお酒を出しています。
 前から言っていますが、この辺りを実際飲んだ上での感想として、個人的にはちょっとブランドイメージがブレてきているような印象を受けてしまいますね…
 特別純米に代表されるような、名は体を表す「ザ・お米の旨味」が「田酒らしさ」という認識ですが、チャレンジ酒系にはそういう要素はあまり無いような。
 せっかく「外ヶ濱」ブランドもあるんだし、そっちでも良いのでは…みたいなことを思ってしまいます。
 
 ラベル上では、精米歩合が55ということと、白麹一部使用ということ以外にあまり情報はありません。
 そして公式ホームページにもこっち系の限定品は記載がないんですよね、蔵元的にはやっぱりあくまでマニア向けの特別品という位置づけなのかも。


 上立ち香は乳酸的な香がそこそこに。
 含むと、中程度の濃度甘酸を纏った旨味がとても自然な口当たりで入ってきて、奥にほんの少々苦味を彷彿とさせつつ、最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり乳酸飲料的な甘酸旨味が主役、そして徐々に酸が強まると共に、複雑味を添える程度に苦味が出てきて、非常に飲みやすいというか、いくらでも飲めてしまいそうな危険な印象のもの。
 後味はやっぱり酸がしっかりと引き取ってキレます。

 口当たりの優しさ、杯の進み易さが特長の、乳酸甘旨酒でした。
 ポイントはやっぱり酸が非常に柔らかいんですよね、お酢的な突き刺さる酸とは一線を画した感じは好きです。
 モダン生もと山廃系で割と最近こういうお酒は多い気もしますね(典型は新政)、ただ、田酒の本来のコンセプトに本当に合っているのかという疑問はやっぱり残ります。
 まあ、チャレンジ精神自体は大事なことなので、田酒の今後には期待していきたいと思います。

 ちなみに温度が上がると単純に味が五月蝿くなる印象。
 しっかりと冷やしていただくのがオススメです。

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名称:白田酒 純米吟醸 生酒
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:15度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 田酒 純米吟醸

2017年10月03日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

五人娘 発芽玄米酒 「むすひ」 

本日の家飲み 五人娘 発芽玄米酒 「むすひ」 

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 千葉県香取郡神崎町(こうざきまち)のお酒です。
 ブログでは同蔵の「醍醐のしずく」を以前紹介しています。


 お酒のうんちくを語る際の数値としては、「精米歩合」が良く出てくるものと思います。
 この精米歩合については、「よりお米を削る」高精白への方向では前から激しく競争が行われており、今年はついに精米歩合1%(つまり99%削ってから醸造)のお酒「光明」を楯野川が出しました
 こちらの方向だと精米歩合0.1%とかでも理論上は可能であり、まさに際限無い争いになってしまうのですが、逆方向の「磨かない」方向だと、理論上精米歩合100%、つまり玄米で醸したお酒が究極系ということになります。
 今回紹介するのはまさにそれですね、寺田本家は結構前から商品化に成功していたと思います。
 
 このお酒については蔵元ホームページにも細かい解説があって面白いです。
 今回のロットのアルコール度数は8.5とかなり低め、分類は清酒でなく「その他醸造酒」になっていますが、原材料名は米・米こうじと所謂純米スペックですね。

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 前回の醍醐のしずく同様、色はえらいことになっています。
 ちなみに、開栓時はあやうく噴き出しそうなほど、がっつり発泡していました。

 上立ち香は…、いやあこれはタクワン的な強烈に酸が主張する香りが気持ち強めに。
 含むと、まさに発酵系の酸をグワーッと感じさせる味がシュワシュワなガスと共に攻め込んできて、最後まで酸を中心に口中に突き刺さってきます。
 味わいは…、やっぱり強烈なタクワン的酸が最初から最後まで主役を演じ、どう考えても日本酒とは思えない漬物的な味がずっと続いていきます。
 後味も酸味と独特の匂いを残しつつ、何とか引き上げていきます。

 知らずに飲んだら「これ悪くなってない?」と思ってしまいそうな、超個性派酢っぱ酢っぱ酒でした。
 ちなみに鼻を摘んで飲むと割りとゴクゴク飲めたりします、本末転倒な感じですが…
 まあこれは健康食品として青汁的な感覚で飲むのが良いでしょう、味については断然醍醐のしずくの方をオススメします。
 実際一緒に飲んだ母君様は半杯でギブでしたし…
 ただ、なんとなくこの強烈な酸味と合う料理はどこかにありそうな気もします、油系かな…
 ともかく、寺田本家の「只者ではない」感を味わえた一本でした、次は「香取」あたりを狙おうと思います。

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名称:五人娘 発芽玄米酒 「むすひ」 
精米歩合:100%
使用米:不明
アルコール度:8.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社寺田本家
購入価格(税抜):1,403円/720ml
購入した酒屋さん:白鳥屋酒店(川口市)
お気に入り度:評価不能

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タグ: 五人娘 むすひ

2017年10月01日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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