村祐 常盤ラベル 亀口取り 28BY

本日の家飲み 村祐 常盤ラベル 亀口取り 28BY

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 新潟県新潟市のお酒です。
 ブログでの紹介は4回目になります。

 なぜか村祐は常盤ラベルばっかり飲んでますね(4回中3回)ただ実は、一回目は通常品二回目は生熟品、そして今回は亀口取りと微妙に違っていたりします。
 この辺り実にマニアックな違いなんですよね…、村祐は基本スペック非公開を徹底していつつも、この辺りの情報はチラチラ出してくるのがニクいと思います。
 ちなみに亀口取りは村祐の限定品として結構有名かと…私も前から目を付けておりました、ググると「無加圧」ってところがポイントみたいですね。

 スペックは相変わらずの非公開、確か亀口取りは一升瓶限定なので、腹をくくって購入。
 5月出荷の7月開栓なので、ちょっと間が開いてしまいましたね。

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 上立ち香は蜜たっぷりの青リンゴといった趣の、甘酸を感じる果実の香りがそこそこに。
 含むと、複雑な印象の甘旨味が、しかしなめらかな口当たりでトロリと入ってきて、最後までその存在感を保ちつつじわじわと染み込んできます。
 味わいは、和三盆というにはちょっと濃い感じの砂糖系の甘味に、割りと色々な方向の味が絡みついた感じの、完熟果実の砂糖漬けと言った趣の甘旨味が最初から最後まで主役を演じます。
 後味は、ほんのりと苦渋を舌先に残しつつも、濃厚さをきちんと引き取って自然に引き上げていきます。
 
 心地よく、若干複雑さもある甘旨味を、じっくりじんわりと楽しめる、確固たるスタンスを感じるお酒でした。
 28BYが故か気持ちいつもより苦渋が強かった気も…、ただこれはあくまでも常盤ラベル同士を比べての話。
 基本的には、やはり安定して甘旨い、甘口派鉄板商品といえるでしょう。
 村祐は引き続き追っていこうと思いました。

 開栓から時間が経ってくると、更に複雑味が増してきますね。
 レーズン様の渋味を纏った感じも出てきますが、これはこれで楽しい感じ。
 この甘さの割には崩れないお酒だと思いました。

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名称:村裕 常盤ラベル 亀口取り 28BY
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):3,300円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年09月27日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

酔鯨 純米吟醸 高育54号 新酒生酒

本日の家飲み 酔鯨 純米吟醸 高育54号 新酒生酒

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 高知県高知市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に経験ありですが、ブログでの登場は初めてですね。

 酔鯨は高知を代表する銘柄の一つかと思います。
 実は酔鯨の特別純米は私の記念すべき初家飲み銘柄だったりします、そして同時に買ったのが浦霞からくちと極上吉乃川吟醸で、購入先は御徒町の吉池でした。
 ちなみに当時の感想は「3本ともイマイチだなあ…」で、結局日本酒にハマるきっかけとなったのは、その直後に鈴傳で購入した獺祭50でした。
 まあ今思うと銘柄云々というよりむしろスペックの問題ですね。

 というわけで今回の久しぶりの家飲み(5年ぶりくらい)では自分好みの純吟生をセレクトした次第です。
 「高育54号」とはこのお酒に使われている高知の酒米「吟の夢」の開発時の名前みたいですね、これまた「夢吟香」「夢の香」と混ざりそうな…
 ちなみに3月出荷7月開栓なので、ちょっと寝てからいただいたことになります。

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 上立ち香はセメダイン混じりのバナナっぽい香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュな果実の甘旨味がフワッと広がったかと思うと、すぐに強烈な辛さがすべてを塗り替え、さらに時間差で苦味も出てきて口中をピリピリさせつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、最初は爽やかな柑橘系果実の仄かな甘酸を感じるのですが、数秒後ぐらいには、ケミカル系の苦味とアルコール的 辛さがギッチリと引き締めるものに姿を変えます、ただ全体としてはそこまでキツくはなくあくまでキリリと引き締まった印象。 
 後味は苦辛がグッと引き取って、見事なキレ。

 味わいの最初と最後の落差が激しい、いかにも土佐酒らしい芳醇辛口酒でした。
 最初の甘味はとても好ましいものなのですが、私には後味がちょっとスパルタ過ぎるかな…(特に苦味)。
 まあそれは甘口派の感想なので、辛口派はまた違った感想を抱くことでしょう。
 酔鯨、また面白そうなスペックを見つけたら試してみたいと思います。

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名称:酔鯨 純米吟醸 高育54号 新酒生酒
精米歩合:50%
使用米:吟の夢
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:酔鯨酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 酔鯨 純米吟醸

2017年09月25日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

徳正宗 純米吟醸 あらばしり 生原酒 26BY

本日の家飲み 徳正宗 純米吟醸 あらばしり 生原酒 26BY

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 茨城県猿島郡境町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは個人的に全くノーマークの銘柄で、シマヤ酒店さんの店頭で初めて出会い、フィーリングで購入しました。
 改めて蔵元ホームページを見ると、トピックスがちゃんと更新されていたり、特約店一覧があったり、銀座の茨城アンテナショップの紹介があったり、しっかり情報公開を頑張っている印象を受けます。
 例の「KURA MASTER」に出品してメダルもらったりもしているようですし、所謂地域密着型の蔵が一皮剥けようと努力している最中っぽいですね(勝手な想像ですが)。
 個人的には、その方向性は全く間違っていないと思います、応援したいですね。

 今回いただくスペックは55磨きのあらばしりということですが、ラベルは垢抜けない感じで情報量も少ないです。
 買う時はあまり意識しなかったのですが、27/2出荷なので、恐らく店頭で2年ほどの生熟を経たお酒になっています。
 シマヤさんの店頭には結構こういうお酒が並んでいて、氷温熟成であることをハッキリ表示して積極的に売り出しているものもありました。


 上立ち香はガッツリ熟した印象のカラメル的甘さのある香りがそこそこに。
 含むと、やっぱり熟成香をしっかりと纏った野太い旨味がドドドと入ってきたかと思うと、ピリピリした辛さが時間差で出てきて、強引に味わいを引き締めつつ、最後まで力強く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーむ生老ねに片足突っ込んだ感じの風味はあるものの、ほんのりと甘味を纏った旨味が非常に濃厚で、かつ辛さとバランスが取れているため、全体としては自然に楽しめる印象。
 後味はやはり辛さが引き取ってバッチリキレます。

 生熟酒の魅力を素直に感じられる、力強い旨味が特徴の芳醇旨辛酒でした。
 今回は2年前のお酒でしたが、今の酒質も気になるところです。
 蔵元の姿勢を見るに期待できそうなんですよね。
 徳正宗、次回は新酒を是非いただいてみたいと思いました。

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名称:徳正宗 純米吟醸 あらばしり 生原酒 26BY
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:萩原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年09月23日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

瑞冠 山田錦 純米 生もと 生原酒 27BY (蔵内1年熟成)

本日の家飲み 瑞冠 山田錦 純米 生もと 生原酒 27BY (蔵内1年熟成)

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 広島県三次市(みよしし)のお酒です。
 家飲み、ブログでの登場は初めてですが、外飲み経験はあったようななかったような…(呆)

 この瑞冠については、割と以前から有名地酒屋さんの取り扱いもあり、その筋では知られた銘柄という認識があります。
 私も以前より目は付けていたのですが、タイミングが合わずようやくの家飲みとなりました。
 記事のネタ探しに蔵元ホームページも見たのですが、最終更新が2015だったりいろいろと残念な感じでした…
 (ブログの最新日付はなんと2006だったり、「杜氏のブログ近日公開」みたいに書いておきつつ放置だったり、こういうの見ると何というかさみしくなるんですよね…無理するぐらいなら閉鎖しても良いのに…)

 スペック的には、山田錦で精米を70にとどめた、日本酒度+10の生もと生原酒という、いかにも力強そうなもの。
 蔵元で1年程度生熟後出荷というのも惹かれるポイントですね。
 手間がかかっていそうなわりには、お手頃価格なのも嬉しいところ。

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 上立ち香は熟したヤクルト(笑)的な、落ち着いた乳酸系の香りがそこそこに。
 含むと、やはり若干熟成感のある太い旨味がググっと入ってきて、強めの苦辛をまといつつも口当たりは柔らかな印象のまま、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、熟したかつ引き締まった印象の米の旨味がしっかりと芯にあって、そこに強めの乳酸味が絡んで奥深さを添えつつ、苦辛も参加しながら最後までバランスを保つ質実剛健な感じ。
 後味は酸苦辛が引き取って力強くキレます。

 「骨太」という言葉が真っ先に浮かぶような、生もとらしい芯の強さが魅力の、芳醇旨辛酒でした。
 私は基本的には苦辛が強いお酒は苦手なものが多いのですが、これだけ旨味がしっかりしていると、それも前向きに感じられるようになるのが素敵ですね。
 フルーティー酒の合間にこういうお酒を飲むと、また日本酒の奥深さをしみじみと感じられて良いです。
 瑞冠、近いうちに他のスペックも試してみたいと思います。

 温度が上がってくると、苦味が良い感じで引っ込みますね、こちらは冷やしすぎ注意。
 うっかり燗つけをするのを忘れてしまったのは痛恨事です…

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名称:瑞冠 山田錦 純米 生もと 生原酒 27BY (蔵内1年熟成)
精米歩合:70%
使用米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+10
蔵元情報:山岡酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2017年09月21日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

唯々 渡船純米 無濾過生原酒

本日の家飲み 唯々(ただただ) 渡船純米 無濾過生原酒

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 滋賀県湖南市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 私は最近お酒をセレクトする時、「信頼できる酒屋さん」で「飲んだことの無い銘柄」の「純米生酒」であれば大体それ以上情報収集せずに一度は買うようにしています。
 実際のところ、この業界の有名どころは大体抑えてしまった関係で、昔のようにがっつり情報収集して、自分の好みだけ狙おうとすると、ほとんど新規開拓できないんですよね。
 志のある地酒屋さんは新規取り扱い銘柄の開拓にも熱心ですし、そこに素直に乗っかるのが有用だと思う次第です。

 この「唯々」はまさにそういう銘柄ですね、うのかわ酒店さんのネットショップに新しく並んでいたので深く考えずセレクトしました。
 最近少々見る気がする「渡船」利用で、磨きは70にとどめて、お値段も安め。

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 上立ち香はセメダイン系ながら若干熟感もある香りがそこそこに。
 含むと、苦辛で強烈に引き締められた印象の旨味がググっと入ってきて、辛さで舌先をピリピリとさせながら、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいはやっぱり苦辛中心で極めてキリリとした印象の旨味が主役ですが、痩せた感じではなく存在感はあります、ただ私には若干キツさもありますね。
 後味はその苦辛でガッツリとキレます。

 全体的にスパルタ的な引き締まりがある、中濃度のキリリ系苦辛酒でした。
 う~む、それこそ「ただただ苦い」という印象が残ってしまいますね、ある程度飲み慣れるとドンドン飲める感もありますが、それだけといいますか…
 ただ、各所の評判を見るに、ほとんど苦味に触れたものがないので、これはスペックやロット(下手したらコンディション)的な問題のような気もします(値段も安いですし)。
 というわけで、唯々、できれば近いうちに他のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:唯々 渡船純米 無濾過生原酒
精米歩合:70%
使用米:渡船
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:竹内酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 唯々 純米

2017年09月19日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

生もとのどぶ 生原酒 28BY

本日の家飲み 生もとのどぶ 生原酒 28BY

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 奈良県宇陀市のお酒です。
 確か外飲みは経験あったかと思いますが、家飲み、ブログでの登場は初めてですね。

 こちらの「どぶ」は、全国のにごり酒の中でも、圧倒的存在感と多数の固定ファンを持っているイメージがあります。
 ネーミングのインパクトも強烈ですが、やはりその味わいの個性と魅力が際立っているのでしょうね。
 そのことを端的に示すのが、その多彩な「飲まれ方」だと思います。
 少し調べただけでも、「ロック」「加水燗」はもとより、「炭酸水割り」「ソーダ割り」「梅酒割り」「ビール割り」など、出るわ出るわ。
 ちなみに、色々な飲み方を楽しむというのは蔵元も推奨しているみたいですね、マニア間で有名な銘柄は多々あれど、こういう方向性のお酒は珍しいのではないでしょうか。

 少し前に紹介した同蔵の「睡龍」同様火入れ熟成のイメージも強いどぶですが、今回は初家飲みということで、自分のスタンダードスペックである新酒生酒をセレクトしました。
 表記は無さそうですが純米、「おり」は大量、穴開き栓、にごり系では珍しい高さの日本酒度+10と、開ける前から只者ではないオーラを感じます。

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 上立ち香は見事なまでセメダインな香りがそこそこに。
 含むと、やはりケミカルな印象の苦味をまとったお米の旨味が、濃いにごりらしい少々粉っぽさのある口当たりでググっと入ってきて、強めの乳酸味も相まってガッチリと引き締まったまま流れ込んできます。
 味わいは、やはり独特な苦味が印象的ですね、濃い旨味と絡み合うことでオンリーワンの世界を演出しつつ、濃厚さに飲み飽きなさを添えています。
 後味は苦味で力強く引き上げる感じ。

 独自の世界観を持っている印象の、キッチリ引き締まった苦旨系濃厚にごり酒でした。
 吟醸系にありがちな嫌味の無い、この独特な苦味は睡龍にもあったので、この蔵独自のものと思われます。
 おそらくこの苦味が旨味の芯となっているからこそ、色々な飲み方に耐えられるんだろうなあというようなことを感じました。
 とりあえず「生もとのどぶ」「睡龍」について、次は熟成系もいただいてみたいと思いました。

 折角なので飛び切り燗にもチャレンジ。
 これは…旨辛苦い!でも良いですね、それぞれの要素が強烈に主張しあって、また違った面白さがあります。
 何より凄いのは、これだけインパクトがありながらガンガン飲めてしまうという謎の誘引力があることですね、18度でこれは危険すぎるかも…

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名称:生もとのどぶ 生原酒 28BY
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社久保本家酒造
購入価格(税抜):1,714円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年09月16日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 雄町 おりがらみ 28BY

本日の家飲み 花陽浴 純米吟醸 雄町 おりがらみ 28BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 泣く子も黙る当ブログ定番銘柄。

 この雄町おりがらみは、花陽浴28BY生酒では最後に入手できたものなので、勿体無くてしばらく寝かせてしまいました。
 出荷年月が3月で開栓6月なので、最低3ヶ月は寝てからいただいています。
 (今回感想が長いので導入はここまで)

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 上立ち香は若干粉っぽさも感じる甘酸トロピカルフルーツの香りが強めに。
 含むと、トロミのある超濃厚な甘酸旨味が刺激無しのまろやかな口当たりで入ってきて、その酸と裏方に感じる苦味でしっかりと輪郭を保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、いつもの花陽浴的な完熟パイナップルの甘酸が厳然たる主役、おりがらみ由来の苦味も若干存在感ありますが、何と言っても甘旨の濃度が高いのでキツさは皆無。
 後味は酸苦が引き取って、最後まで自然に引き上げていきます。

 とにもかくにも濃厚かつ好ましい甘旨味を、最初から最後まで素直にストレートに楽しめる、芳醇旨口酒でした。
 これですよ、これこそ花陽浴なんですよええ。
 花陽浴というと華やかな甘酸が特徴と思われがちですが、実はオンリーワンなのはこの口当たりの上品さ、柔らかさなんじゃないかと思います。
 私は28BYで、主に苦味によってバランスが崩れてしまった印象の甘口酒を多く飲んで、やっぱり評価されている甘口系のお酒というのは、微妙なバランスの上に成り立っているんだなあと再認識しました。
 フレッシュフルーティー芳醇甘口系のお酒というのは、ともすれば「流行り系」「ありがち系」でひとくくりにされがちと思うのですが(特に辛口派や純米燗派からすると)、やっぱりその中でも完成度の差というのは歴然としてあるんですよね。
 とりわけ花陽浴はそっち系の極北ともいえる銘柄であり、私はその「インパクト」と「まとまり」に現在進行中で惚れ込んでいるため、その要素は維持してくれることを切に願う今日この頃です。
 花陽浴には、今から既に29BYに期待を寄せてしまいますね。

 開栓二日目以降は、正直なところ早くも甘ダレ感が出てきた感じはあります、完熟を超えて過熟しちゃった感じですね。
 まあそれは私が勝手に寝かせた結果なので…
 逆に、世の中のマニアに言いたいのは、花陽浴を買えたら、若干もったいなくても、数ヶ月以内には飲んだほうが良いだろうということです。
 もちろん転売屋からの購入は論外でしょう、ある意味十四代以上にあっさりダメになる恐れがあるお酒だと思います、ダメ・絶対。

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名称:花陽浴 純米吟醸 雄町 おりがらみ 28BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.8/9.0

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2017年09月14日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

誠鏡 純米吟醸雄町 無濾過生酒

本日の家飲み 誠鏡 純米吟醸雄町 無濾過生酒

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 広島県竹原市のお酒です。
 外飲みは確かあったと思いますが、家飲み・ブログでの登場は初めてですね。

 シマヤ酒店さん購入酒が続きます、この誠鏡も私にとっては、「割と見かけるけどいざ家飲みしようとすると中々売っている店に出会わない」銘柄でした。
 特に私の場合「基本生酒」というスタンスなので、余計出会いにくいんですよね…、そんな中シマヤさんの広大な冷蔵スペースの圧倒的品揃えは非常に心強かったです。
 ちなみに、同蔵は「幻(まぼろし)」という銘柄も醸しているようです、蔵元ホームページはあるもの、情報が少なく(特約店リストも無し)、「制作中」で止まっているところが多いのがちょっと残念。
 
 今回いただくのは雄町の55%磨きの生酒、アルコール度数は16なので恐らく加水ありかな。
 裏ラベルによると、「米こうじ造り」に特に時間と手間をかけているとのこと。
 この辺り、どの工程を重視している(とアピールしている)かについては、それぞれの蔵の個性が出ていると思うので、そこに着目してみるのも面白いかもしれません。

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 上立ち香はほんのりセメダインかつ、グレープフルーツを思わせる酸の効いたフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、バランスが良く透明感もある印象の旨味がスルスルと入ってきて、奥からじわじわと出て来る辛さとともに旨味もその存在感を増しつつ、最後までバランスを崩さずに染み入ってきます。
 味わいは、甘味はあくまで控えめで酸を感じる柑橘系果実の旨味が主役、濃度は程々ながらとにかく芯がしっかりしている印象で、飲みごたえがありつつスイスイイケてしまいます。
 後味は割りと水のようにスッキリと自然に引き上げていきます。

 昨今流行りの濃厚一辺倒なお酒と一線を画した印象の、一歩引いたところで存在感を確保しつつ、しっかりバランスを取っているお酒でした。
 加水を感じさせつつも物足りなさが皆無なところが見事ですね、嫌な苦味等マイナス要素も皆無。
 濃厚派の私でも、ここまで完成度が高いと魅了されてしまいますね…、個人的には同じ広島の西條鶴を思いだしました。
 誠鏡、是非他のスペック(幻含む)もいただいてみたいと思いました。

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名称:誠鏡 純米吟醸雄町 無濾過生酒
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:+3
蔵元情報:中尾醸造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.5/9.0

■予告も兼ねたシマヤ酒店さん購入酒記念写真。感想はボチボチと上げていきます。
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2017年09月12日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

李白 「如月」 純米吟醸 生

本日の家飲み 李白 「如月」 純米吟醸 生

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 島根県松江市のお酒です。
 外飲みは経験あったかと思いますが、家飲みは初めてで、ブログでも初登場。

 こちらも、前回の浦霞同様、シマヤ酒店さんでの購入酒です。
 同店ではまず広さに圧倒されたわけですが、品揃えもやはり素晴らしかったですね。
 特に菊姫が10年以上前から各種ビンテージが揃っていたのが圧巻でした、また個人的には寿喜心が多数並んでいたのが嬉しいところでした、いやあわかる人はわかるんですよええ。
 「お酒ミライ Tシャツ屋の日本酒ブログ」さんも「夏休みはここに行くべき!僕が勧める日本酒専門酒屋4選!」で取り上げている通り、日本酒好きなら一度は訪問して損はないお店かと思います。

 今回は島根の雄、李白の生酒をセレクトしました、地場の実力蔵の生酒ということで、前回の続きという感じですね。
 スペックは山田錦55磨きの生酒、ただ製造が12月で開栓7月なので、ちょっと生熟コンディションです。
 (後、何気に艦これ銘柄ですね、劇場版ヒロインの。)

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 上立ち香はバニラとセメダインが混じったようなキリリとした香りがそこそこに。
 含むと、舌に独特な引っ掛かりを残す渋味(?)を纏った引き締まった旨味が力強く入ってきて、尻上がりに強まるキリリとした辛さで強烈に引き締まりながら勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やっぱり若干バニラ的な風味のある、甘味控えめながらキツさが抑えられた、飲みがいとスルスル進む飲みやすさを両立させた印象のもの。
 後味は渋辛でスッキリとキレます。

 生の辛口酒の王道を行くような、キリリと引き締まりつつ、旨味もしっかり味あわせてくれるお酒でした。
 やっぱり山陰らしい筋肉質な引き締まりがありますね、まあむしろ李白はその代表格というべきなのでしょう。
 私にはちょっと物足りない印象もありますが、この方向性だからこそ好きな人は多いと思います。
 李白、次はまた別のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:李白 「如月」 純米吟醸 生
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:15~16%
日本酒度:+3
蔵元情報:李白酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 李白 純米吟醸

2017年09月10日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

浦霞 純米しぼりたて 生酒

本日の家飲み 浦霞 純米しぼりたて 生酒

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 宮城県塩釜市のお酒です。
 銘柄自体は外飲み経験ありで、家でも昔に飲んだことはありますが、ブログでは初登場。

 こちらのお酒も、「聖」同様、千葉市の「シマヤ酒店」さんで購入しました。
 同店は知る人ぞ知る日本酒の聖地というイメージがありまして、たまたま千葉市への出張があった折に、これ幸いと帰りに寄らせていただきました。
 感想としては兎に角売り場の広さ・商品のバリエーションに圧倒されましたね、冷蔵庫だけでも10面以上あったと思います、都内地酒屋の数倍は確実にあるでしょう。
 テンション上がり過ぎて四合瓶を8本も買ってしまい、帰りの電車は非常に大変でした…肩と腰をやられましたよ。

 折角の機会ですので購入酒も普段買えない(or買わない)セレクトを意識しました。
 浦霞は超有名銘柄ですが、生酒は結構珍しいんじゃないでしょうか。

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 上立ち香はアルコール混じりの濃厚なマスカット的果実の香りがそこそこに。
 含むと、クリーム的な濃厚さを感じる濃厚な甘旨味がトロリと入ってきますが、すぐにアルコールの辛さに引き締められながら、ピリピリと舌を刺激しつつ流れ込んできます。
 味わいは、やはりマスカットクリーム的(なんじゃそりゃ)な極めて濃厚な旨味が芯にあるのですが、辛さも結構強烈で、全体としては芳醇辛口という印象。
 後味は、当然のように辛さが引き取って見事にキレます。

 含んだときの印象と、後味の印象の落差が非常に激しい、抜群のキレを誇る良コスパ芳醇旨口酒でした。
 ここまでキレなくても良いだろうと個人的には思うのですが、そこを重視する人にはドンピシャかと思います。
 たまに思うのですが、こういう含んだ時には甘旨味が確かにありつつも、キレが凄いお酒っていうのは、「(芳醇)辛口」と認識する人が多そうな気がします。
 私はなんとなくこれを「辛口」と表現するには違和感があったりしますが…、それ以外の表現も中々難しいのも事実。
 ともかく、浦霞の実力を感じた一本でした。

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名称:浦霞 純米しぼりたて 生酒
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社佐浦
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.4/9.0

店外記念写真。良い雰囲気です。
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タグ: 浦霞 純米

2017年09月08日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒

本日の家飲み 二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 前回に引き続き、二度目の家飲み。

 前回、このお酒が急に表舞台に出てきたことについて、若干「蔵の営業力が凄いんじゃないの~」みたいなニュアンスのことを記事前半で書いてしまいました。
 が、実際に飲んでみると、実力が各酒屋さんに評価されたんだなあということを納得させられてしまいました。
 これは前から思っているのですが、やっぱり地場の中堅蔵が本気を出すと(特に新ブランド立ち上げて)相当高レベルのものが出来てくるんですよね。
 「旦」とか「花邑」なんかは正に典型的でしょう、今後も中堅蔵と小さな蔵との仁義なき戦いは激化していきそうな気がします。

 さて、今回は雄町の48の純米大吟醸生原酒、雄町をここまで削るのは結構珍しいと思います。
 細かい話ですが、裏ラベルが山田錦は「五十五」記載で、今回は「48」なのが地味に気になりますね、書分けの意味はあるのだろうか…

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 上立ち香は結構酸の立つ、オレンジ的なフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、若干トロミ感じるほどに濃厚な甘酸旨味が力強く入ってきて、その濃い味わいを酸でしっかりと引き締めながら、最後まで存在感を放ちながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり甘味がしっかりとしたオレンジ的な、酸の働きで透明感を、若干の苦味で引き締まりを添える非常にバランスの良いもの。
 後味は苦酸に加えて辛さまで出てきて、最初の印象とは別次元にガッツリキレます。

 柑橘系果実の甘酸を主役にしつつ、キレの良さが非常に印象に残る、完成度の高い芳醇甘旨酒でした。
 このお酒にも好ましい「透明感」と「軽さ」はありますね、ただ私としては山田錦の方がその個性がハッキリしていたように思えます。
 それにしても二本とも旨かったなあ、最近では基峰鶴と同様の個人的超当たり銘柄でした。
 とにかく、二兎は今後要注目銘柄だと確信した飲み比べでした。

 開栓後も酸が支える形になりますが、ちょっと甘味が引っ込む感じかな…
 若干最初はガスもあったようで、個人的には開栓直後が一番好きです。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1840.html

名称:二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,686円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.5/9.0

 飲み比べ記念写真。いやあ良い買い物だった。
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2017年09月06日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒

本日の家飲み 二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に初めていただきます。

 この二兎は、ほしいずみ、白老に続く日誌係さんイチオシ愛知酒という認識があり、セレクトしてみました(しかも信頼の2本同時買い)。
 日誌係さんの記事によると、ブランド的には28BYがまだ二造り目のようですね。
 ただその割には都内の地酒屋さんで既に結構見るようになっている気がします…と思ったら、蔵元ホームページにしっかりリストが載ってました(素晴らしい!)、いやあそれにしても錚々たるメンツですね。
 こういう登場即スターダムみたいな勢いで出てくる銘柄っていうのは何が要因なんでしょう、やっぱり営業力かしら…、実際蔵元は元々「徳川家康」みたいな土産酒とか結構売り出していたみたいですし。

 とは言え、営業力だけかどうかは飲めばわかるでしょう。
 スペックは表記のとおり山田の55、裏ラベルの「甘みと酸のバランスを求めた弾ける味わい」という紹介には惹かれるものがあります。

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 上立ち香はとろんと濃厚な熟したリンゴ的な果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚さと透明感を両立させた印象の甘旨味がスルスルと入ってきて、尻上がりに出てくる苦味で引き締められながら、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、やはり香りの印象どおりの蜜たっぷりのリンゴ的な甘旨味が主役、酸味は程よい感じで透明感を演出し、全体的に非常に高次元でバランスを保っている印象。
 後味は酸苦の余韻を残しつつ、自然に引き上げていきます。

 透明感と軽さがありつつ、決して物足りなくはない、個性と完成度を併せ持ったお酒でした。
 悪い意味ではなく水っぽいというか、原酒とは思えないレベルの、所謂「飲みやすさ」を感じましたね。
 ボキャ貧の私には酸苦としか表現できない味があるのですが、香系にありがちな嫌らしさがなく、むしろ爽やかさを演出してくれる感じになっているかと。
 こりゃ「営業力」がどうたらとか嫌味なことを考えてしまった自分を申し訳なく感じてしまいますね、酒屋さんの目利きも確かだと納得させられてしまう味わいでした。
 二兎、同時買いしたもう一本の方にも期待が高まります。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1089.html

名称:二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,528円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年09月04日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

聖 純米吟醸 山田錦 槽場直詰 生

本日の家飲み 聖(ひじり) 純米吟醸 山田錦 槽場直詰 生

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 群馬県渋川市のお酒です。
 外飲み経験は確かあったとおもいますが、家飲みは初めて。

 こちらのお酒は前からちょくちょくネット等で情報を見かけており、目を付けてはいました。
 しかし、蔵元ホームページがここ2年ほど「臨時休業のお知らせ」ぐらいしか更新が無く、当然特約店一覧も無いお粗末な状況だったこともあり、相当期間出会いを逃しておりました。
 この度、千葉市の有名地酒屋「シマヤ酒店」さんの冷蔵庫でようやく発見できたため、即決で購入した次第です。
 最近は、「SAKE COMPETITION 2017」の純米吟醸部門の10位入賞、そしてはせがわ酒店取り扱いになっていることもあって、勢いに乗っている銘柄という印象も受けますね。

 今回いただくのは山田錦50磨きの無濾過生原酒という王道を往くスペック、割合お値段は良心的だと思います。
 上槽日が2月で開栓したのが6月と、ちょっと間が開いた状態での感想ということにご留意ください。

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 上立ち香はスッキリとした印象の洋梨的な香りがそこそこに。
 含むと、バランスの良い印象の甘旨味が力強く入ってきて、徐々に出てくる苦味でキッチリと輪郭を保ちつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、山田錦の50磨きというのが非常に納得感のある、青リンゴ的旨味が若干熟した感じの、香り高いリンゴ系甘旨味と苦味がせめぎ合う典型的なもの。
 後味はちょっと苦味を口中に残しつつも、自然にキレます。

 全体として今風、流行りのポイントをしっかり押さえている、典型的ながらも味と香りのバランスがとれた吟醸酒でした。
 苦味が強いのは若干気になりましたが、これは多分28BY特有のものかな…
 特に山田錦の高精白はこの傾向が強いんですよね、どうせなら隣にならんでいた渡舟の方が面白かったかも…
 ともかく、聖はまた他のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:聖 純米吟醸 山田錦 槽場直詰 生
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:聖酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純米吟醸

2017年09月02日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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