射美 特別純米酒 槽場無濾過生原酒 26BY

本日の家飲み 射美(いび) 特別純米酒 槽場無濾過生原酒 26BY

20150409163230585.jpg  20150420120331922.jpg

 岐阜県揖斐郡大野町のお酒です。
 本ブログでも何度も紹介している、マイお気に入り銘柄の一つ。

 射美については、ギャザリーのほうでも「入手困難銘柄」「本格甘口銘柄」という切り口で紹介しています。
 正直両方とも乱暴な分け方だと思いますが、まあこのくらいは許容範囲だと思いたい…
 大好きな銘柄については、やっぱり語りたくなるんですよね。

 さて、スペック的には揖斐の誉「AMS18」の60ということで、昨年も同スペックのお酒をいただいています
 その時はピンク文字だったのですが、今回は青文字、正直ここらへんの違いはよくわかりません。
 そして、今回の裏ラベルには看護師の奥さんに対する敬意が表されています、まあ惚気の一種かと。
 しかし直接言えないからってラベルに書いてしまうのは大丈夫なんでしょうか(笑)

20150420120353932.jpg

 上立ち香は甘く、お米のような果実のような独特な香りがそこそこに。
含むと、やはりとろりとした濃厚芳醇そのものの甘旨味が自然に入ってきて、ジュワーッと力強く染みこみます。
 旨味は射美らしい砂糖菓子のような甘味が主役、それを完全に裏方に回った苦味がダレを防いで飲み飽きないように整えます。
 後味はその苦味が甘味を拭い去るように引き取ってバッチリなキレ。

 射美の中ではスタンダードっぽい、直球勝負でまとまりのある芳醇甘旨酒でした。
 酸味をあまり感じないところがこの手のお酒の中では珍しいですね、似たようなお酒がありそうでない、やっぱりオンリーワンのお酒だと思います。
 いやあ飽きないなあ、私は大好きです、後は入手難易度がどうにかなればなあ…。

20150420120412168.jpg

名称:射美 特別純米酒 槽場無濾過生原酒 26BY
精米歩合:60%
使用米:揖斐の誉「AMS18」
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:杉原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,296円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年04月30日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

十四代 大吟醸 播州山田錦 純米醸造 生詰

本日の家飲み 十四代 大吟醸 播州山田錦 純米醸造 生詰

20150302124730499.jpg  20150302124811633.jpg

 山形県村山市のお酒です。
 外飲み回数は数え切れず、家飲みは実は二回目。

 持ち込み銘柄三本目は、泣く子も黙る超入手困難銘柄、十四代の大吟醸です。
 転売屋にお金を落とすことのない方法で、イベント用に一本だけ入手させていただきました。
 まあ、そもそものお値段がいつもの家飲み銘柄よりかなりお高いのですが…

 さて、ラベルには「大吟醸」とはっきり書いてありますが、「純米醸造」ということでアル添は無し、つまりは純米大吟醸です。
 なぜこの表記なのかについて某居酒屋の店長さんに聞いてみたところ、法令にかかわらず蔵元の技術の粋を集めたお酒には「大吟醸」という呼称こそがふさわしいという、蔵元さんの想いがあるようです(まあいつかメディア露出の際に、蔵元さん自ら語ってくれるでしょう)
 少しわかりにくい気もしますが、まあ確かに最高級の出品酒は大体「大吟醸」ですし、獺祭の登場などで「純米大吟醸」のほうが身近な感もしてきているので、実態に即した判断とも思えます。
 
 なお、「清酒の製法品質表示基準を定める件」を見ると、「吟醸酒に純米の用語を併せて用いることも差支えない(要約)」みたいな記載になっているので、こういう書き方でも問題ないのでしょう。
 実際スペック的にも特A地区の山田錦を40まで磨いている、きわめて贅沢なものです。

20150302124826623.jpg  20150302124842320.jpg

 上立ち香はバニラを思わせる穏やかな吟醸香がそこそこに。
 含むと、うっとりするような美しく上品な甘旨味が舌触り極めて滑らかに滑り込んできて、そのままツーっと喉奥に流れ込んでいきます。
 旨味は、よくメロンと形容される十四代らしい甘味が主役で、兎にも角にも雑味と刺激が無く、良い意味で「水のように」自然に飲めてしまいます。
 後味は、数秒前の濃厚な甘味が夢であったかのように、自然にかつ上品に引き上げていきます。

 十四代らしい魅力的な甘味が、薄いヴェールに包まれたような上品さで供される、お値段以上に高級感あふれるお酒でした。
 十四代については、「言うほどのものではない」という評判もよく目にしますが、味わいの方向性が好みということもあって、個人的にはまだまだ離れられない銘柄です。
 旨味の質に、蠱惑的とすらいえるような魅力があるんですよね…、芳醇かつ優しく、クセが無く独特。
 「定価で飲めれば」素晴らしい銘柄であることは間違いないと考えます、今後もちゃんとした居酒屋さんでちょくちょくいただきたいですね。


 これでイベント持ち込み酒としては最後です、どれも「ハレの日」にふさわしい、素晴らしいお酒でした。
 日本酒は現在、私の人生にかなりの彩りを添えてくれていると、改めて感じている今日この頃です。
 これからも、蔵元さんに感謝しつつ、節度をわきまえて、楽しませていただこうと思います。
 
20150302124909265.jpg  20150302124930471.jpg

名称:十四代 大吟醸 播州山田錦 純米醸造 生詰
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:髙木酒造株式会社
購入価格(税抜):セット購入
お気に入り度:高級品なので対象外(味だけなら殿堂入り)

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年04月28日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 山田錦 無濾過生 26BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 山田錦 無濾過生

20150421100236863.jpg  20150421100249477.jpg

 三重県名張市のお酒です。
 言わずと知れた実力派銘柄で、当ブログの掲載回数もトップクラス。

 重要イベント持ち込み酒第二弾です、まあ鉄板ですね。
 当ブログでも類似スペックの24BYのお酒をすでに紹介しています。
 花陽浴は花陽浴らしい八反錦48をセレクトしたので、而今は万人向けの山田錦を選びました。

 スペック的にも鉄板といえる山田錦の50磨き、無濾過生です。
 しかし、個人的には加水の有無が気になりますね。
 「原酒」の記載がなく度数も低めなので、しているようにも思えるのですが味わいはばっちり芳醇ですし…、正直判断つきません。


 上立ち香はいつもの爽やかで甘い果実香がほどほどに。
 含むと、芳醇フレッシュな甘酸味が力強くかつ自然に入ってきて、その酸味でしっかりと輪郭を整えながら染みこんできます。
 旨味は、例年の而今の山田錦の枠から外れない、甘味が主役ながら裏に複雑な味わいをのぞかせる味わい。
 ただ、やはり火入れよりは素直にフレッシュな甘酸が楽しめる感じですね。
 後味は若干の苦味がしれっと出てきて見事にキレます。

 今年の而今も期待できると、ばっちり思わせてくれた完成度の、芳醇フレッシュ甘酸旨酒でした。
 個人的なイメージでは、個性的な味わいで「而今らしさ」を強く感じる八反錦・千本錦に対し、山田錦は万人受けするクセのない旨味があると思います。
 今回は自分意外にも飲んでもらうことを想定していたので、このセレクトは正解だったと思えますね。
 而今はやっぱり今後もちょくちょく頂きたいものです。

20150421100317566.jpg  20150421100259863.jpg

名称:而今 純米吟醸 山田錦 無濾過生
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):3,400円/1,800ml
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年04月26日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 八反錦 HNB48 26BY(+おりがらみ)

本日の家飲み 花陽浴 純米大吟醸 八反錦 HNB48 26BY(+おりがらみ)

20150302125237864.jpg  20150302125438259.jpg

 埼玉県羽生市のお酒です。
 ブログ掲載回数トップクラスのお気に入り銘柄。

 実はこのお酒は、私の一生に一度の重大イベントへの持ち込みのために調達した、個人的超厳選日本酒の一本です(持ち込んだのはおりがらみじゃないほう)。
 実際に飲んだのは少し前なのですが、家飲みしたおりがらみの方と合わせて、ご紹介しておこうと思います。
 ちなみにその持ち込み酒の残り二本は次回以降ご紹介します。

 このお酒自体に関してはもはやあまり語ることもありますまい。
 私の大好きな八反錦の48磨きです、一昨年はおりがらみ去年は澄んでいる酒、そして今年は両方いただくことができました。
 (実はブログ開設前年も飲んでいるので、4年連続だったりします)

20150302125333288.jpg  20150302125451228.jpg  

20150302125549301.jpg

 上立ち香は濃厚で甘い感じの果実香が強めに。
 含むと、濃厚芳醇そのものの甘旨味がとろりと入ってきて、強めながらいやらしさのない含み香が華やかに広がります。
 旨味はいつもの花陽浴ラインの濃厚な甘酸ですが、やっぱりこのスペックはより華やかかつ繊細ですね。
 後味はまさに純米大吟醸!といった感じで、自然かつ上品に引き上げていきます。

 おりがらみは、素直におりがらみらしい少々の粉っぽさと苦味を伴い、全体の味わいが増す感じ。
 こちらも文句なしでうまいのですが、このスペックについては澄んでいる方が上品さを感じられてより好きです。

 もうあまり言葉も出ない、花陽浴の魅力が凝縮された濃厚華やか甘旨酒でした。
 自分の中ではど鉄板スペックですね、今回超厳選でセレクトして良かったです。
 花陽浴の人気はまだまだ衰えることはないだろうと思わせてくれた2本でした。

20150302125507522.jpg  20150302125520480.jpg

名称:花陽浴 純米大吟醸 八反錦 HNB48 26BY(+おりがらみ)
精米歩合:48%
酒米:八反錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):3,500円+3,600円(おりがらみ)/1800ml
お気に入り度:8.8/9.0 (両方)

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年04月24日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

福田 純米吟醸 無ろ過生原酒

本日の家飲み 福田 純米吟醸 無ろ過生原酒

20150409162846593.jpg  20150409162923797.jpg

 長崎県平戸市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに確か初めて。

 当ブログで長崎県のお酒を紹介するのは、六十餘洲に続いて二銘柄目です。
 個人的なイメージとしては、お隣の佐賀ほどでは無いにせよ、宮崎・鹿児島と比べると十分日本酒の勢力も元気がある印象ですね。
 こちらの「福田」も、ネットや酒屋さんの情報を見る限り、かなり評価が高いようなのでセレクトしてみました。

 ラベルはカラーラベルに黒の箔押しということで、スタンダードにインパクトがあります、銘柄名含めて「七田」と似ているような(偶然でしょうけど)。
 スペックは55%磨きの無濾過生原酒ですが、使用米の記載は無し、アルコール度は低めの16度です。
 最近原酒でも15~16あたりは普通に見るようになった感じですね…、私としては好みの味わいが多いです。

20150409162953465.jpg

 上立ち香はフレッシュ&フルーティーな香りがそこそこに。
 含むと、生っぽいフレッシュな甘酸旨味がグッと入ってきますが、苦味も結構強めで全体としては引き締まった印象。
 旨味は青目の柑橘系果実という感じでしっかりした甘酸が主役かつ、新酒らしい苦味もあります、ただ全体のバランスはとてもよい感じ。
 後味はその酸苦が見事に引き取ってスッキリきっちりキレます。

 新酒らしいフレッシュな旨味がありつつ、荒さのないスッキリ系の生酒でした。
 いやあ良いですね、無濾過生原酒でこれだけ飲み飽きない感じというのは凄い完成度です。
 福田は、九州にはまだ私の知らない美酒があるんだなあと思わせてくれました。

20150409163039824.jpg  20150409163007685.jpg

名称:福田 純米吟醸 無ろ過生原酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:福田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 福田 純米吟醸

2015年04月22日 長崎の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

菊姫 山廃純米生原酒 無濾過k-7

本日の家飲み 菊姫 山廃純米生原酒 無濾過k-7

20150407150233213.jpg  20150407150317775.jpg

 石川県白山市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に経験あり。

 実は、私が日本酒の家飲みを始めてから一番最初に購入した「山廃」のお酒が、菊姫の山廃純米(火入れ)でした。
 まあ最初は有名どころと思ってセレクトしたわけですが、実際に飲んだ印象は正直最悪でした。
 老ねているとしか思えない香りが完全にダメで、料理酒にするか相当迷いつつ何とか飲み切る有様…。
 その後飲み経験が増えるに従い、山廃自体のイメージは徐々に上がっていたのですが、菊姫自体は跨いできたというのが実情です。

 しかし、先日外飲みでなんとなくいただいてみたこの生原酒が、前のイメージとは全然異なって旨かったのです。
 私の好みが変わったのか、生と火入れとの違いなのか…、兎も角試してみようと購入した次第。
 スペックは山田錦の70磨き、特A地区産とはいえ、やっぱりちょっと割高ですね。
 それにしても、菊姫ともあろうものが生原酒の裏ラベルに「生詰」とか書いちゃいかんでしょ…、飲み手を混乱させるだけかと。

20150407150247152.jpg  20150407150331327.jpg

20150407150454425.jpg

 上立ち香はフレッシュかつ甘さを感じる香りが気持ち強めに。
 含むと、濃醇そのものの密度の濃い旨味が強い酸味に締め付けられながら入ってきて、唾液腺を刺激しつつ力強く染みこんできます。
 旨味はアミノ酸を感じるようなド直球の旨味で、フレッシュな甘味、山廃の王道らしい酸味も強く出てくる奥深い味わい。
 後味は当然のように酸味が引き上げて、食中酒としてもOKな感じで引き上げます。

 いわゆるフルーティーな味わいとは完全に一線を画す、極めて存在感の強い旨味濃厚の甘酸酒でした。
 やっぱり特筆すべきはこれぞ山廃!という感じの酸味ですね、日本酒が発酵食品だということを思い起こさせてくれるような、個性的で楽しい味わいです。
 生の場合この酸味がフレッシュな甘味と拮抗してくれるから良いのですが、火入れで甘味が減退すると自分にとってはクセを強く感じてしまうのかもしれません。
 菊姫はやっぱり凄い蔵だと思いました、純米はちと高いのが難点ですが、一発普通酒も飲んでみようかなあ…。

 ちなみに燗を付けると面白いように甘味が増しました、酸味も。
 これいいなあ、菊姫の生酒燗、十分アリだと思います。

20150407150412894.jpg

名称:菊姫 山廃純米生原酒 無濾過k-7
精米歩合:70%
使用米:山田錦
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:菊姫合資会社
購入価格(税抜):1,850円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0 (値段も考慮)

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 菊姫 純米 山廃

2015年04月20日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

【ギャザリー】気軽にホッと一息… 日本酒「電子レンジ燗」のススメ

 久々に「ギャザリー」の記事を更新しました、これで12本目。
 今回のタイトルは以下の通りです。

気軽にホッと一息… 日本酒「電子レンジ燗」のススメ

 一度ネタを使い切ってしまったこともあり、難産な記事となりました。
 ちょっとテーマがブレてしまった感もありますが、まあ気楽に読んでいただきたい記事です。
 弊ブログ読者の方々には、是非ご一読いただきたく、よろしくお願い致します!


 しかし、本当に燗酒にこだわりを持つ人が見たら異論はあるでしょうね。
 ネットでもレンジ燗は絶対味が落ちるからNG!とハッキリ書いている方も居ますし…
 ただ、個人的にはしっかり旨味があるお酒なら、多少乱暴に温めてもしっかり受け止めてくれると思うのですよね。
 本文中に書いた、自分もレンジ燗をしているという酒屋さんが扱っているのは、まさにそういう力強いお酒ばかりでした。
 まあ日本酒は色々な楽しみ方を受け入れてくれるお酒ということで…

 ちなみに今回は、前に書いた今後の更新予定通りですね。
 次は風の森の記事になるかな…、まあゆっくりとやっていく予定。

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: ギャザリー

2015年04月19日 ギャザリーの記事 トラックバック:0 コメント:0

龍力 特別純米しぼりたて 無濾過生原酒 「神力」

本日の家飲み 龍力(たつりき) 特別純米しぼりたて 無濾過生原酒 「神力」

20150407150029865.jpg  20150407150044738.jpg

 兵庫県姫路市のお酒です。
 外飲みは何度かありますが、家飲みは初めて。

 ラベルには使用米である「神力(しんりき)」が銘柄名以上に大書されています。
 そして裏には特大サイズでその神力についての紹介と、それに対する蔵元の想いが、発見者である「丸尾重次郎」翁の写真と共に記載されています。(下の写真参照)
 スーパーに置いてあるよう、な銘柄をろくに書かずに「山田錦」とかでかでかと書いてあるお酒を見ると鼻白むものがありますが、このお酒にはそういう薄っぺらい広告表示とは真逆の熱い想いを感じますね。

 スペック的には、その発祥の地「御津町」(姫路市の隣らしい)で生産された神力を、65%まで磨いた無濾過生原酒です。
 龍力というと熟成酒のイメージも強いのですが、今回はしぼりたて。
 
20150407150150853.jpg  20150407150136226.jpg

20150407150204581.jpg

 上立ち香は甘いセメダインといった感じのスッキリした香りが仄かに。
 含むと、濃厚でほどほどにフレッシュさもある甘酸旨味が、強めの苦味に引き締められながらキリリと入り込んできます。
 旨味はまさに無濾過生原酒!といった感じの、芳醇な甘味が主役で青臭さもある、青いメロン的な味わい。
 後味は苦味で力強く引き上げていきます。

 新酒の無濾過生原酒らしい、濃厚で青臭い甘旨味が魅力のお酒でした。
 正直とても好みの味わいではあるのですが、あともう一歩個性や完成度が欲しい気も。
 もしかしたら熟成するとまた違うのかなあ。
 龍力はまた色々なスペックを試してみたいです。

20150407150058351.jpg  20150407150111054.jpg

名称:龍力 特別純米しぼりたて 無濾過生原酒 「神力」
精米歩合:65%
使用米:神力
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社本田商店
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 龍力 特別純米

2015年04月17日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

南部美人 特別純米無濾過生原酒 赤ラベル

本日の家飲み 南部美人 特別純米無濾過生原酒 赤ラベル

20150302125805197.jpg  20150302125819522.jpg

 岩手県二戸市のお酒です。
 外でも家でも飲んでいますが、ブログで取り上げるのは意外にも初めて。

 南部美人といえば、社長である久慈浩介氏のキャラクターが「濃い」という情報をネット上で良く目にします。
 特に知られているのは専務時代に投稿した、震災後のお花見自粛ムードを吹き飛ばした熱いメッセージであるyoutube動画、「被災地岩手から「お花見」のお願い」でしょう、「飲んで応援」という実益ある雰囲気を作り出すのにとても大きな役割を果たした動画だったと思います。
 それ以外でもまさに「エネルギッシュ」という言葉がしっくりくるような、積極的な営業を行っているようです。

 もちろんそういう面だけではなく、お酒の評価も高いですね、岩手を代表する地酒の一つといえるのではないでしょうか。
 今回いただくのは新酒の無濾過生原酒、赤いラベルが印象的です。
 ラベル上の情報が少な目なのは気になるところですが、ネットで調べると岩手県産の「ぎんおとめ」という米を使っているらしいです。


 上立ち香はスッキリとした吟醸香が仄かに。
 含むと、意外にも落ち着いた甘旨味がスルリと入ってきますが、徐々に渋味苦味が出てきて複雑で奥深い味わいの世界が形作られます。
 旨味は完熟リンゴ的な甘味がメインの無濾過生原酒らしいものですが、甘味一辺倒でない飲み飽きない味わい。
 後味は苦渋が強めに出てきて見事にキレます。

 今どきの無濾過生原酒らしいフレッシュな甘旨味がありつつ、五味がそれぞれ主張する奥深い味わいの芳醇酒でした。
 ちなみに妻に一杯飲んでもらって感想を聞いたところ、「フルーティーかつ濃厚で、イチゴの赤い部分と白い部分の間みたいな味」とのこと、うーん、私より繊細な表現だ…
 南部美人、やはり実力派ですね、今後も注目していこうと思います。

20150302125843494.jpg  20150302125831745.jpg

名称:南部美人 特別純米無濾過生原酒 赤ラベル
精米歩合:55%
酒米:ぎんおとめ
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社南部美人
購入価格(税抜):1,579円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年04月15日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

あぶくま 純米吟醸 うすにごり 無濾過生原酒 厳選槽場汲み

本日の家飲み あぶくま 純米吟醸 うすにごり 無濾過生原酒 厳選槽場汲み

20150407145721479.jpg  20150407145735949.jpg

 福島県田村市のお酒です。
 外飲みは何度かありますが、家飲みは初めて。

 自然酒、廣戸川、辰泉に続いて、「ふくしま美酒体験in渋谷2014」で試飲させていただいた銘柄を購入してみました。
 大長野でもそうですが、イベントでいただいたお酒はやっぱり購入へのハードルがかなり下がりますね。

 スペックは無濾過生原酒、しかもうすにごりということで飲みごたえのある味わいを期待してしまいます。
 「厳選槽場汲み」は鈴傳さん限定酒によくある売り文句ですが、詳細はよくわかりません。

20150407145757446.jpg

 注ぐと、ぎりぎり底が見えるぐらいに、結構濃く濁っていました。

 上立ち香はフレッシュでちょっと米っぽい吟醸香がそこそこに。
 含むと、しっかりとした甘味がありながら引き締まった印象の旨味が、若干の苦味を伴ってキリリと入り込んできます。 
 旨味はグレープフルーツ的な、甘味と苦味が拮抗するフレッシュなもので、濃厚ながら飲み飽きない絶妙なバランス。
 後味はしっかり苦味が前に出てきて、見事にキレます。

 芳醇フレッシュな旨味がありながら、全体としては引き締まって飲み飽きない印象のお酒でした。
 あぶくまは正直外飲み・イベントでは地味な印象(失礼)だったですが、家でじっくり飲むととても良いですね…
 スッキリ系の飲み飽き無さでなく、しっかりと味わいがある上での飽きない感じ、うーんこれは完成度高いです。
 あぶくま、これから追い始めてみようと思います。

20150407145812755.jpg

名称:あぶくま 純米吟醸 うすにごり 無濾過生原酒 厳選槽場汲み
精米歩合: 麹:50% 掛:55%
使用米: 麹:山田錦 掛:五百万石
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社玄葉本店
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年04月13日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒

本日の家飲み 木戸泉 白玉香(はくぎょくこう) 山廃純米無濾過生原酒

20150302130106404.jpg  20150302130118101.jpg

 千葉県いすみ市のお酒です。
 このブログで取り上げるのは三回目。

 木戸泉は最近個人的にとても注目している銘柄です、ギャザリーでも、もっと評価されるべき銘柄の一つとして紹介させていただきました。
 少し前までは三増酒が幅を利かせ、今ではフルーティーな吟醸酒が好まれるようになってきた地酒業界で、常に「高温山廃造り」による旨味指向を貫くその姿勢、哲学を感じる蔵だと思います。

 今回いただく「白玉香」は山田錦を60まで磨いた、山廃無濾過生原酒です。
 ちなみに購入先の矢島酒店さんは、タツミムックの「新しい日本酒の楽しみ方」でこのお酒をオススメしていました。
 期待を込めていただきます。

20150302130132708.jpg

 上立ち香はちょっとだけ熟した感じの落ち着いた甘酸の香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた印象の濃厚な甘旨味が、不思議なことにピリピリくる辛さと同居しながら入り込んできて、濃度を保ちながら染み入ってきます。
 旨味はやっぱりアミノ酸を感じる野太いもので、山廃(の生)っぽさを感じるとともに、完熟フルーツ的な後を引く飲みやすい甘酸も有り。
 後味はしっかり酸が引き取ってキレます。

 いわゆるフルボディという言葉を想起させる、個性的で太い旨味が特長の甘旨辛酒でした。
 やっぱり木戸泉はオンリーワンの旨味を与えてくれる蔵です。
 千葉県出身として非常に頼もしい!今後も強く応援したいと思いました。

 冷やが旨すぎたので、残り一杯ぐらいを慌てて燗。
 いやあ酸が出ますね、辛さも出てきてクセになりそうな独特な味わい。
 個人的には冷やしたほうがまとまりがあって好きですが、これはこれでGOOD。

20150302130147316.jpg  20150302130203408.jpg

(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-786.html

名称:木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:木戸泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,574円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年04月11日 千葉の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

熟露枯 洞窟低温熟成酒 山廃純米 23BY

本日の家飲み 熟露枯(うろこ) 洞窟低温熟成酒 山廃純米 23BY

20150302125856500.jpg  20150302125913397.jpg

 栃木県那須烏山市のお酒です。
 このブランドのお酒は家飲み・外飲み含め確か初めて。

 こちらを醸す島崎酒造のお酒としては、以前「東力士 極一滴雫酒」を紹介しています
 今回いただく「熟露枯」は熟成酒向けのブランドのようですね。

 日本酒を熟成させるということは、蔵元さんにとっては、売上が入るのが遅れ、貯蔵費がかさみ、常に老ねの恐れがあるというリスクの塊のようにも思えます。
 それでも島崎酒造がラインナップに入れているという理由には、素人考えでは付加価値を大きく載せる「ヴィンテージ化」を図っているのではないかと想像します。
 実際に「オーナーズボトル」ということを既にやっているようですし、リスクを負ってでも熟成のノウハウを蓄積させたいという経営判断なのではないでしょうか。

 裏ラベルにびっしりと情報が載っているのにもそういう意図を感じます、これだけ細かいと安心感もありますね。
 今回いただいたのは23BYなので約3年熟成です。
 ただ、なぜか使用米に関する情報が無いのは解せませんが…。

20150302125931230.jpg

 上立ち香はキツくない程度の熟成香がそこそこに。
 含むと、確かに熟成感があるのですがそれに潰されない濃厚な旨味がじわりと入ってきて、苦辛さなどを伴いそのまま徐々に染みこんできます。
 旨味は熟成感に甘味や辛味が拮抗して作り出される、複雑で独特な落ち着きのある味わい。
 後味はかなり強めの辛さが支配してピリピリっとキレます。

 熟成の魅力がしっかりとあり、かつヒネ感の無いお手本的な熟成酒でした。
 一概には言えないと思いますが、山廃の力強い味わいは熟成に向くのかもしれません。
 流石にこだわりを感じる完成度ですね、相当な試行錯誤を重ねたのではないでしょうか。
 東力士ともども、島崎酒造のお酒は引き続きウォッチしたいと思います。

 燗をつけてみると、こりゃあ辛い。
 でも口当たり、味わい的にバランスは崩れていない感じなのでこれもアリかと思いました。

20150302125945238.jpg

名称:熟露枯 洞窟低温熟成酒 山廃純米 23BY
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:17~18%
日本酒度:+-0
蔵元情報:株式会社島崎酒造
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年04月09日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

裏ちえびじん 純米吟醸 無濾過生原酒

本日の家飲み 裏ちえびじん 純米吟醸 無濾過生原酒

20150302125712840.jpg  20150302125740811.jpg

 大分県杵築市のお酒です。
 このブログでも四回目の紹介になる銘柄です。
 (ちなみに、ギャザリーでも純米酒を良コスパ酒の一つとして紹介しています

 今回はいわゆる「裏ラベル」のお酒になります。
 通常品とは少し違った方向性の味わいを目指す、試験的なものであることを示しているとか。
 ネット等の情報によると、「S-1グランプリ」の結果を意識した、甘さのある食中酒がコンセプトのようです。

 スペック的には歩合60の無濾過生原酒、原酒で16度というのは低めでしょう。
 しかし、テスト醸造でありながら情報が全くないのは少々いかがなものかという気もしますね。


 上立ち香は甘い感じの果実香が気持ち強めに。
 含むと、やはりとろみのある感じの甘旨味がグッと入ってくるのですが、裏方の酸味と…苦さっぽいスッキリ感が徐々に出てきてダレ感を見事に消してくれます。
 旨味は結構熟した果実様の甘味が主役で、新酒らしい苦味・クセをしっかり引き立て役に飼いならしている印象。
 後味はその苦さが受け持つ形で力強くキレます。

 今風の濃厚な甘旨味を醸し出しつつ、日本酒らしい奥深い味わいでそれをキレ良くまとめる実力派の濃厚甘口酒でした。
 正直一口目は、今風の甘口に寄せてきただけかなと思ったのですが、杯を重ねるごとにそのまとまりと完成度が染み入ってきますね。
 試しの仕込みでこれだけのものを造れるのは、醸造技術の進歩なのか蔵元さんの実力なのか…、兎も角消費者としてはありがたい限りです。
 ちえびじんは完全にお気に入り銘柄ですね、新しい実力派蔵としてウォッチしていきたいと思います。

20150302125751564.jpg

(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/17469272.html

名称:裏ちえびじん 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社中野酒造
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年04月07日 大分の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

新政Colors 純米 生成(エクリュ)

本日の家飲み 新政Colors 純米 生成(エクリュ)

20150302125606777.jpg  20150302125621166.jpg

 秋田県秋田市のお酒です。
 家飲み、外飲みは何度もしてますが、このシリーズのお酒をブログで紹介するのは初めてですね。

 新政酒造は現在業界で最も注目されている酒蔵の一つなのではないでしょうか。
 東大出の佐藤祐輔社長の最近のメディア露出っぷりは、獺祭の桜井社長を彷彿とさせる勢いです。
 その関係で最近売り切れも早いですね…、ただ、限定品系に比べてこの「Colors」ラベルは割と量があるように思います。

 ラインナップや名前がコロコロ変わる印象の新政ですが、今年も色々と変更があったようですね。
 特にこの白いエクリュラベルは、昨年は高スペックのお酒に貼られていたものかと思います、非常にわかりにくい。
 まあ今年、「Colors」ラベルは酒米のカラーをやまユと合わせて整理したみたいですし、今後は少なくとも定番品については方向性を固定して欲しいところです。


 上立ち香は乳酸らしい感じの爽やかな香がそこそこに。
 含むと、個性的な甘酸の旨味が固まりで入ってきて、酸で唾液腺を刺激しながら染みこんできます。
 旨味は甘味と酸味が拮抗する印象の、乳酸菌飲料っぽい味わいで、雑味が皆無で透明感があるところが見事。
 後味はその酸がしっかりと引き上げていきます。

 山廃系らしい甘酸の魅力を、やさしく丁寧に伝えてくれる、コスパ抜群のお酒でした。
 最近飲んだ「穏」とかなり似ている感じですね、今風の山廃系という意味で共通している感じ。
 それにしても、このお酒がこの値段というのは凄いなあ、やまユが高くなったのに合わせて、このシリーズの酒質を凄く上げてきた印象です。
 今の新政なら、どのお酒でもそれぞれ楽しめるのだなあと、信頼を強めてくれたお酒でした。

 なお、燗を付けるとやっぱり酸味が増しますが、びっくりするほど甘旨味も濃厚になってきます。
 これはどう飲んでも旨いお酒ですね…、菌の力強さを感じるという印象。

20150302125649044.jpg  20150302125634583.jpg

名称:新政Colors 純米 生成(エクリュ)
精米歩合: 麹米:40% 掛米:60%
酒米:酒こまち
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,259円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 新政 純米

2015年04月05日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

臥龍梅 袋吊 純米吟醸生原酒 山田錦

本日の家飲み  臥龍梅(がりゅうばい) 袋吊 純米吟醸生原酒 山田錦

20150302125107051.jpg  20150302125127816.jpg

 静岡県静岡市のお酒です。
 家でも外でも飲んだ経験はありますが、ブログで取り上げるのは初めてですね。

 「吟醸王国」静岡には綺羅星のごとく実力派銘柄がひしめいている印象です。
 中でも臥龍梅は開運や磯自慢と共に、静岡を代表する銘柄の一つといえるのではないでしょうか。
 今回コメントでオススメいただいたこともあり、一度は紹介したいと思いセレクトしました。

 スペック的には山田錦を55まで削り、しかも袋吊りとなかなかに贅沢な感じです。
 しかも原酒ですし、値段設定としてはかなり良心的なのではないでしょうか。

20150302125140024.jpg

 上立ち香は甘さを感じる果実香が控えめに。
 含むと、バランスの良い透明感のある旨味が滑らかに滑り込んできて、強めの苦味に引き締められながら染みこんできます。
 旨味は甘酸渋苦がせめぎ合いながらも崩れず、甘さも感じるのですが同時に辛さもある気がします。
 後味はその辛さが引取りつつ、自然にキレます。

 突出するところのないバランスと、袋吊りらしい雑味の無さが特長のお酒でした。
 正直、問題点は全く見つからないのですが、実はこういうお酒は少し苦手だったりします、優等生過ぎるといいますか…
 以前いただいた宮寒梅の時もほぼ同じ印象でした、他の静岡酒にもたまに感じるのですが完全に相性です。
 とても丁寧に造られたお酒というのはひしひしと感じるだけに、少し寂しい気さえしますね。
 臥龍梅、是非一度は試してみるべきお酒だと思います。

20150302125210747.jpg

名称:臥龍梅 袋吊 純米吟醸生原酒 山田錦
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:+4
蔵元情報:三和酒造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/1800ml
お気に入り度:7.9/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2015年04月03日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

穏 純米吟醸生原酒 槽口直汲み

本日の家飲み 穏 (おだやか) 純米吟醸生原酒 槽口直汲み

20150302124949891.jpg  20150302125005183.jpg

 福島県郡山市のお酒です。
 この「穏」は初めてですが、蔵元が同じ「金寶自然酒」は先日ブログで紹介しました。

 仁井田本家が醸すお酒のブランドとしては、甘口の「金寶自然酒」、辛口の「田村」、そしてその中間の「穏」があることは、ふくしま酒のイベントレポートでも書きました。
 前回紹介した金寶自然酒の直汲みが私としては抜群に旨かったので、別ブランドのお酒も買ってみた次第です。

 スペック的には、仁井田本家の特長である「全量自然米使用」ということと、酒母に「白麹」を使っているところがポイントでしょう。
 また、特徴的なラベルも目を惹きますね、これはもやしもん的な菌のキャラなのかしら。

20150302125022063.jpg

 注ぐと直汲みらしく気泡がつきます。

 上立ち香は乳酸飲料っぽい吟醸香が仄かに。
 含むと、濃厚で個性的な甘酸味がググっと入ってきて、強めのガス感で輪郭を保ちつつ染みこんできます。
 旨味はやはり乳酸菌飲料的な甘酸っぱさがメインですね、裏方に若干の苦味も感じます。
 後味はそのガス・酸・苦味で問答無用でキレます。

 乳酸系の濃厚ながら柔らかな甘酸味を、ガス感でしっかり引き上げる個性派旨酒でした。
 普通の山廃以上に乳酸をストレートに感じるのですが、甘さのおかげでキツい感じはせず。
 なんというか、ラベルのイメージどおりで、菌類が頑張ってくれていることを感じられるお酒ですね。
 ただ、比べるとやはり甘口派の私は自然酒の方が好みかな。
 兎も角、仁井田本家のお酒は追い続けていきたいと思います。

 常温あたりの温度だと口当たりの柔らかさが増します。
 が、ちょっと酸味が後に残る感も出てくるので、冷酒or常温については好みの飲み方で良いかと。

20150302125034673.jpg  20150302125049501.jpg

名称:穏 純米吟醸生原酒 槽口直汲み
精米歩合:60%
使用米:美山錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,585円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 純米吟醸

2015年04月01日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |