二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒

本日の家飲み 二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 前回に引き続き、二度目の家飲み。

 前回、このお酒が急に表舞台に出てきたことについて、若干「蔵の営業力が凄いんじゃないの~」みたいなニュアンスのことを記事前半で書いてしまいました。
 が、実際に飲んでみると、実力が各酒屋さんに評価されたんだなあということを納得させられてしまいました。
 これは前から思っているのですが、やっぱり地場の中堅蔵が本気を出すと(特に新ブランド立ち上げて)相当高レベルのものが出来てくるんですよね。
 「旦」とか「花邑」なんかは正に典型的でしょう、今後も中堅蔵と小さな蔵との仁義なき戦いは激化していきそうな気がします。

 さて、今回は雄町の48の純米大吟醸生原酒、雄町をここまで削るのは結構珍しいと思います。
 細かい話ですが、裏ラベルが山田錦は「五十五」記載で、今回は「48」なのが地味に気になりますね、書分けの意味はあるのだろうか…

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 上立ち香は結構酸の立つ、オレンジ的なフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、若干トロミ感じるほどに濃厚な甘酸旨味が力強く入ってきて、その濃い味わいを酸でしっかりと引き締めながら、最後まで存在感を放ちながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり甘味がしっかりとしたオレンジ的な、酸の働きで透明感を、若干の苦味で引き締まりを添える非常にバランスの良いもの。
 後味は苦酸に加えて辛さまで出てきて、最初の印象とは別次元にガッツリキレます。

 柑橘系果実の甘酸を主役にしつつ、キレの良さが非常に印象に残る、完成度の高い芳醇甘旨酒でした。
 このお酒にも好ましい「透明感」と「軽さ」はありますね、ただ私としては山田錦の方がその個性がハッキリしていたように思えます。
 それにしても二本とも旨かったなあ、最近では基峰鶴と同様の個人的超当たり銘柄でした。
 とにかく、二兎は今後要注目銘柄だと確信した飲み比べでした。

 開栓後も酸が支える形になりますが、ちょっと甘味が引っ込む感じかな…
 若干最初はガスもあったようで、個人的には開栓直後が一番好きです。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1840.html

名称:二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,686円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.5/9.0

 飲み比べ記念写真。いやあ良い買い物だった。
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2017年09月06日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒

本日の家飲み 二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に初めていただきます。

 この二兎は、ほしいずみ、白老に続く日誌係さんイチオシ愛知酒という認識があり、セレクトしてみました(しかも信頼の2本同時買い)。
 日誌係さんの記事によると、ブランド的には28BYがまだ二造り目のようですね。
 ただその割には都内の地酒屋さんで既に結構見るようになっている気がします…と思ったら、蔵元ホームページにしっかりリストが載ってました(素晴らしい!)、いやあそれにしても錚々たるメンツですね。
 こういう登場即スターダムみたいな勢いで出てくる銘柄っていうのは何が要因なんでしょう、やっぱり営業力かしら…、実際蔵元は元々「徳川家康」みたいな土産酒とか結構売り出していたみたいですし。

 とは言え、営業力だけかどうかは飲めばわかるでしょう。
 スペックは表記のとおり山田の55、裏ラベルの「甘みと酸のバランスを求めた弾ける味わい」という紹介には惹かれるものがあります。

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 上立ち香はとろんと濃厚な熟したリンゴ的な果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚さと透明感を両立させた印象の甘旨味がスルスルと入ってきて、尻上がりに出てくる苦味で引き締められながら、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、やはり香りの印象どおりの蜜たっぷりのリンゴ的な甘旨味が主役、酸味は程よい感じで透明感を演出し、全体的に非常に高次元でバランスを保っている印象。
 後味は酸苦の余韻を残しつつ、自然に引き上げていきます。

 透明感と軽さがありつつ、決して物足りなくはない、個性と完成度を併せ持ったお酒でした。
 悪い意味ではなく水っぽいというか、原酒とは思えないレベルの、所謂「飲みやすさ」を感じましたね。
 ボキャ貧の私には酸苦としか表現できない味があるのですが、香系にありがちな嫌らしさがなく、むしろ爽やかさを演出してくれる感じになっているかと。
 こりゃ「営業力」がどうたらとか嫌味なことを考えてしまった自分を申し訳なく感じてしまいますね、酒屋さんの目利きも確かだと納得させられてしまう味わいでした。
 二兎、同時買いしたもう一本の方にも期待が高まります。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1089.html

名称:二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,528円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年09月04日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

星泉 純米吟醸 無濾過生原酒 Prototype9

本日の家飲み 星泉 純米吟醸 無濾過生原酒 Prototype9

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 愛知県知多郡阿久比町のお酒です。
 同蔵のお酒のブログ登場は二回目ですね。

 ほしいずみはブログ「日本酒感想日誌」さんのイチオシ銘柄ということで、昨年ひらがなラベルの純米おりがらみをいただきました
 その時の印象はすこぶる良く、今回通販にて購入機会があったので同梱した次第です。
 今回はラベルが漢字記載ですが、これは購入先の登酒店さんの商品紹介コーナーによると、「クラシックな酵母を使用したシリーズということで、ラベルは昔使用されていたラベルをベースにしたレトロラベルとなっています。」とのこと。
 本当はもうちょっと情報が欲しかったのですが、蔵元ホームページの更新が約8年前で止まっているという壊滅的な状態なので諦めました…

 ただ、裏ラベルの記載が丁寧なのは良いですね、酸度・アミノ酸度まで明記されているのはレアかと。
 使用米は最近白老でも出会った愛知県の酒米「夢吟香」で、60まで削っています。

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 上立ち香は意外にも抑えめなキリリとしたアルコール混じりの香りが仄かに。
 含むと、中程度の濃度のキリリとした甘酸旨味がスルスルと入ってきて、最後まで引き締まりを保ったままじんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘味寄りの柑橘系果実の甘酸が芯にあるもので、とにかく旨味の存在感と酸による引き締まりのバランスが良く、どんどん飲めてしまうような軽さもあります。
 後味は少々の苦味をほんのりと残しながら、スッキリとキレます。

 全体的に中庸を行く印象の、スイスイ飲めるバランス系甘酸酒でした。
 これはこれで良いお酒だと思うのですが、前回飲んだ印象とはかけ離れていますね、そして個人的にはそれは残念。
 日誌係さんから28BYの純米はイマイチだったという情報もあり、この印象の違いがスペックによるものかBYによるものかは判断が難しいところです。
 ともかく、ほしいずみは、次はまたひらがなラベルをいただいてみようと思います。

 常温の方が甘味が出てきて個人的には好きです。
 が、冷やしてスッキリいただくのがふさわしいお酒のような気も…、迷うところですね。

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名称:星泉 純米吟醸 無濾過生原酒 Prototype9
精米歩合:60%
使用米:夢吟香
アルコール度:17%
日本酒度:-0.5
蔵元情報:丸一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年07月16日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白老 夢吟香 純米吟醸 槽場直汲み生原酒 「For Suvivor Vol.2」

本日の家飲み 白老 夢吟香 純米吟醸 槽場直汲み生原酒 「For Suvivor Vol.2」

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 愛知県常滑市のお酒です。
 ブログでの登場は初めてですね、外飲み経験は結構前に(確か)一度あります。

 こちらもブログ「日本酒感想日誌」さん推し銘柄ということで、素直にセレクトしました。
 丁度同スペックの記事も上げられているので、銘柄情報とかはそちらを是非ご参照ください(サボリ)。
 ただ、実は数年前にも池袋「もり山」で外飲みしたことがあったりします、女将さんが名古屋出身ということもあり、流石愛知酒へのアンテナは高いですね。
 愛知酒は「金虎」とか「众」とか、気になっている銘柄がまだまだあるので、今後重点的に攻めたいと思っています。

 裏ラベルにも記載ありますが、愛知県で2010年に誕生した「夢吟香(ゆめぎんが)」という酒米を用いているところがポイントかな。
 しかしこの酒米、ネーミング的に「吟ぎんが」とか「夢の香」と若干混同しそうな気もしますね、まあそんなこと思うのはマニアだけかもしれませんが…(笑)

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 注ぐと、おお直汲みらしく細かい泡がグラスにびっしりですね。

 上立ち香はスッキリフレッシュな柑橘系果実の香りが気持ち強めに。
 含むと、香りの印象よりふくよかな甘旨味が、しかし酸味とガスを伴うことでキリリさ(?)を両立させつつ、最後まで硬質な印象を保ちながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、無茶苦茶味わいが奥深い三○矢サイダーといった趣の、濃厚な甘旨味とグイグイ飲み進めてしまう魅力を兼ね備えたもので、全体的なバランスも高次元でとれている印象。
 後はガスとほんの少々の苦味が、優しく引き取ります。

 非常に完成度の高い、ガスが良い方向で働いている飲み飽きない系の芳醇フレッシュ甘旨生酒でした。
 あまりこういうことを言うのも何ですが…、風の森的なガス感と力強さを感じるお酒ですね、私のどストライクゾーン。
 ガス感は強すぎると味が飛んでしまう面もあり、なかなか難しいところもある要素だと思うのですが、このお酒はバッチリ使いこなしてましたね。
 白老、是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1744.html

名称:白老 夢吟香 純米吟醸 槽場直汲み生原酒 「For Suvivor Vol.2」
精米歩合:55%
酒米:夢吟香
アルコール度:16~17%
日本酒度:+4
蔵元:澤田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年07月02日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

洞 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 洞(ほら) 純米吟醸 生酒

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 愛知県西尾市のお酒です。
 同蔵のお酒は以前にも紹介しています(詳しくは後述)、名古屋出張での購入酒の2本目。

 このお酒の購入先である「酒泉洞堀一」さんは、知る人ぞ知る…というかマニア間では常識レベルのお店なのではないでしょうか。
 ネット通販が非常に充実している上、而今・鍋島・花陽浴・射美などなど、綺羅星のごとき取り扱い銘柄で、検索すると真っ先に出てくるんですよね、私も以前に通販を利用したことがあります。
 他にも日本酒マンガ「実在ゲキウマ地酒日記」に登場していたりと、全国レベルでの話題に事欠かないお店であるため、今回出張帰りに聖地巡礼気分でお邪魔してきました。

 店舗外観
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 駅からもそこそこ離れた住宅街の中に突然現れるお店に、ちょっと驚きましたね。

 で、今回いただくお酒はその酒泉洞堀一さんのPB(プライベートブランド)品になります、詳しくは商品紹介ページをご参照ください
 蔵元の山崎合資会社の地元銘柄は「尊皇」だそうですが、全国的には「奥」「山崎醸」の蔵と言った方が断然通りが良いでしょう。 当ブログでは山崎醸の春かすみを以前に紹介しています

 「洞」は火入れと生の2バージョンあるようですが、当然のように生酒をセレクト。
 使用米である「夢吟香(ゆめぎんが)」については初めて見ましたね、かなり最近開発された愛知県の酒造好適米のようです。

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 上立ち香は青さを残したバナナ系の香りが仄かに。
 含むと、落ち着いた旨味が少々のほろ苦さと共にじんわりと入ってきて、最後までその苦味で引き締まったまま、非常に息が長く染み入ってきます。
 味わいはまさにバナナ系の旨味が主役で、甘味控えめかつ非常に芯がしっかりしていて、ほどほどの酸味と独特の苦味が複雑さを添え、なんというか玄人好みの雰囲気です。
 後味はその酸苦が引き取って、力強くキレます。

 いぶし銀という言葉がまず浮かぶような、非常に落ち着いた雰囲気の、まさに「味吟醸」という言葉が似合うお酒でした。
 うーん、PBでバリバリミーハー系でなくこういうお酒を選ぶことに、なんというか信念を感じますね…、結構意外かも。
 でも、本当飲み進めるほどに魅力は増していくタイプのお酒であることは確かです。
 山崎合資のお酒は、今後も色々と試していきたいと思いました。

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名称:洞 純米吟醸 生酒
精米歩合:60%
使用米:夢吟香
アルコール度:15.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:山崎合資会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:酒泉洞堀一(名古屋)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純米吟醸

2017年01月16日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

米宗 仕込18号 純米酒 無濾過生原酒

本日の家飲み 米宗(こめそう) 仕込18号 純米酒 無濾過生原酒

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 愛知県愛西市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 唐突ですが、私は仕事の関係でここ数年、毎年数回地方出張をしています。
 その時は当然(?)現地のお酒を買って帰るわけで、昨年も、仙台大阪高松福岡出張の際に購入したお酒をパラパラとご紹介してきました。
 今年は、ブログ更新の遅れにより丁度その出張時購入酒の記事が溜まっている状態でして、折角なので一気に連載で紹介していこうと思います。
 (4ヶ所11本分と、当ブログとしては長期連載になる予定です、乞うご期待)

 最初にご紹介するこのお酒は、名古屋出張時にかの「酒泉洞堀一」さんにて購入したお酒です(同店については次回書く予定)。
 初見銘柄につき、店頭でスペックとラベルの雰囲気のみでセレクトしました。

 まあラベルに惹かれた理由は一目瞭然でしょう、たまに見かける、マニア向けの詳細スペックをびっしり記載したタイプのものです。
 各数値は写真をご参照ください、特筆すべきは酸度2.5という部分でしょうね、詳しくは割愛しますが2.0超えは相当高い数値であり、酸味が強いことを否応なく想起させるものかと思います。
 また、山廃にも力を入れているようで、わざわざ「速醸もと」という記載があるのも面白い気がします。(蔵元ホームページのアドレスがhttp://yamahai.co.jp/なんですよね、いち早くドメイン取得したあたり中々やり手かと)

 ちなみにこのお酒、我慢できずに帰りの新幹線車内で開け、紙コップで飲み始めてしまいました…
 我ながら若干イカれた所業だとは思いますが、ビールやカップ酒に妥協するより満足度は高かったかと。
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 上立ち香は酸とアルコールを感じる個性的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸の立つ濃厚な旨味がググっと入ってきて、最後まで引き締まったまま、力強く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、酸が主役の辛口酒と言った趣ながら、いい感じで熟した旨味も存在感があり、濃厚かつ飲み飽きないタイプの世界を創り出します。
 後味は酸でしっかりとキレますね。

 力強く芯のある旨味と、かなり強めの酸味がせめぎ合う、程よく熟した芳醇辛口酒でした。
 生熟によって味わいが向上したように感じましたね、これ新酒のときは相当酸がきつかったんじゃないかしら。
 もちろん勝手な想像に過ぎないのですが、何となく熟成で角が取れて飲み頃になった系のお酒っぽく感じた次第です。
 そのあたりを確認するためにも、米宗はまた他のスペックもいただいてみたいですね。

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名称:米宗 仕込18号 純米酒 無濾過生原酒
精米歩合: 麹米:70% 掛米:60%
使用米: 麹米:山田錦 掛米:若水
アルコール度:18.3%
日本酒度:+6
蔵元情報:青木酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:酒泉洞堀一(名古屋)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 米宗 純米

2017年01月14日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

義侠 純米生原酒 特別栽培米 山田錦 27BY

本日の家飲み 義侠 純米生原酒 特別栽培米 山田錦 27BY

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 愛知県愛西市(あいさいし)のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね、ましだやさん購入酒の5本目。
 
 義侠は使用するお米に非常にこだわりのある蔵元というイメージがあります。
 前回紹介したのは南砺産の五百万石を利用したお酒でしたが、今回は王道の兵庫県東条産特A山田錦ですね。
 わざわざ「特別栽培米」と銘打ち「無除草剤 ボカシ肥」と明記するところにもそういう雰囲気を感じます。
 「ボカシ肥」というのはあまり耳慣れない言葉ですが、ググったところ、どうやら発酵を経た有機肥料のことみたいですね、最初から最後まで微生物のお世話になっている感じ。

 パッケージはいつもの通り新聞紙包装でいかにも「寝かせてOK」という雰囲気を感じますが、製造年月は2月なので、生熟成としてはほどほどといったところでしょう。
 「それ以上の生熟成は自己責任でやってちょうだい」ということかもしれませんが、私は冷蔵庫の都合もあり、何より失敗するのが怖いのでさっさと飲んでしまいます(実際に飲んだのは9月)。

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 上立ち香はセメダインをほのかに感じる洋梨(?)っぽい香りがそこそこに。
 含むと、独特かつ濃厚な甘旨味がヌルリと入ってきて、尻上がりに強まるピリピリした辛さで輪郭をギッチリと保ちつつ、最後まで高濃度なままガッツリと染み入ってきます。
 味わいは甘旨味と酸辛がせめぎ合う、濃厚ながら筋肉質な印象で、杯を重ねるごとに評価が上がっていくタイプの奥深さがあります。
 後味は辛さがギッチリと引き取って力強くキレます。

 極めて引き締まった旨味を直球ストレートで楽しめる、見事なまでの男酒でした。
 義侠もやっぱり確固たるスタイルというものを確立している銘柄の一つですね、まさに名は体を表すというか。
 女酒が好きな自分もこの男らしさには惹かれるものがあると言わざるを得ません。
 義侠、次こそは熟成系をいただいてみたいですね。

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名称:義侠 純米生原酒 特別栽培米 山田錦 27BY
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:山忠本家酒造株式会社
購入価格(税抜):1,667円/720ml
購入した酒屋さん:増田屋本店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 義侠 純米

2016年11月07日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ほしいずみ 純米 袋搾り滓がらみ 無濾過生原酒

本日の家飲み ほしいずみ 純米 袋搾り滓がらみ 無濾過生原酒

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 愛知県知多郡阿久比町のお酒です、通販まとめ買い6本目。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 知多繁さんでの通販まとめ買いのトリを飾るのがこのお酒です。
 もともと「日本酒感想日誌」さんが激賞していることから気になっていた銘柄だったのですが、都内ではほとんど取扱店がなくて…
 実は今回通販に踏み切ったのはこの「ほしいずみ」と「御慶事」がメインの目的だったりします。
 ピンポイントで欲しい銘柄があるときは、やっぱり通販は便利ですね。
 
 今回いただくのは一般的なしぼりたて…、と見せかけて袋搾りおりがらみという通好みの誂えですね。
 こういうスタンダードスペックで贅沢というか、手間がかかる方法を採用してくれる蔵元には、無条件である程度信頼をおぼえてしまいます。
 裏ラベルにやけに細かい数値情報があるのも面白いですね(その割にお米の品種が無いのが解せませんが…)。

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 上立ち香は割とキリリとした印象のセメダイン的な香りがそこそこに。
 含むと、程よく引き締まった濃厚な甘旨味がスルリと入ってきて、ほどほどの苦酸で最後までバランスを保ちつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは柑橘系果実とメロンの中間というか、濃厚な甘味を主役としつつ、苦味を含めとにかくバランスが良く、全体の印象はあくまで優しいと、極めて高いレベルでまとまっています。
 後味はほんのりと苦味を残して、きっちりとキレます。

 濃厚かつバランスが良く、甘味と苦味を基底としつつ五味がしっかり主張しているのを感じる、非常に完成度の高いお酒でした。
 甘味の存在感がしっかりあって、かつ味わいの複雑さと飲み飽き無さを両立させていて、とても自分好み。
 なんというか、ハイレベルな日本酒って、蜘蛛の糸ほどの細い道筋をギリギリで辿っていくような、危うくも芸術的なバランスを保っているんですよね、このお酒もそんな職人芸を感じさせてくれました。
 ほしいずみ、今後超注目銘柄だと思います。

 開栓後数日経ってしまうと、若干苦味が勝つようになったかな…
 こちらは早めに飲みきるのがオススメではありますね。

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの感想
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1100.html

名称:ほしいずみ 純米 袋搾り滓がらみ 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:17.5%
日本酒度:+2.4
蔵元情報:丸一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,425円/720ml
購入した酒屋さん:酒専門店 知多繁(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2016年08月28日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

菊鷹 ~雄飛~ 山廃 純米吟醸 無濾過生酒 26BY

本日の家飲み 菊鷹 ~雄飛~ 山廃 純米吟醸 無濾過生酒 26BY

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 愛知県稲沢市のお酒です、通販まとめ買い2本目。
 外飲みでは何度かいただいていますが、家飲みは初めて。

 こちらのお酒を醸す山本克明杜氏は、以前大阪の蔵で「天野酒」という銘柄の「山本SP」という商品を世に出していました。
 この方はその筋(笑)ではかなり有名らしく、移籍後のこのお酒もマニア間ではかなり注目されていた印象です。
 私も前から気にはなっていたのですが(実は天野酒も飲んだことあります)、どうも四合瓶が無いらしく年単位で二の足を踏んでおりました…
 が、今回日誌係さんがブログで激賞していたスペックが通販ラインナップで見つかったため、セレクトした次第です。

 3種のお米を60まで削った山廃純米吟醸無濾過生酒、恐らく加水して15度です。
 出荷から1年ちょっと寝かされているところがポイントですね。
 しっかり作られた山廃の生なら、きちんと保管されていれば1年ぐらいは過熟ということにはならないだろうと想定しています。

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 上立ち香は落ち着いているけど青さも感じる甘酸の果実香がそこそこに。
 含むと、まろやかな甘酸の旨味がグっと入ってきて、そこそこの苦味を伴いながら、じわじわと息が長く染みこんできます。
 味わいは、やはり今時の山廃らしい乳酸系の酸味に、青さを伴うメロン的甘旨味が絡みあうバランスの良いもので、さらに苦味が引き締まりを添えて複雑で飲み飽きない世界を創り出しています。
 後味はその酸と苦味が引き取り、最後まで崩れずにキレていきます。

 複雑な味わいがほどよく円熟した、万人にオススメできる山廃生酒でした。
 うーむ流石の味わいですね、注目されていることにとても納得しました。
 良い感じの熟し方でしたが、もともとはガス感もあったらしいので、その状態でも飲んでみたかったかも…
 一升瓶なのでなかなか手を伸ばしにくいのですが、菊鷹は是非またいただいてみたいと思いました。

 燗を付けてみると…、おお、やっぱり濃厚になりますね。
 そして若干アルコール感は増すもののあまり辛くもならず、酸の柔らかさを保っています、良いですね~

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペックの感想
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-982.html
「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの感想
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-326.html

名称:菊鷹 ~雄飛~ 山廃 純米吟醸 無濾過生酒 26BY
精米歩合:60%
酒米:山田錦、夢吟香、五百万石
アルコール度:15%
日本酒度:+10
蔵元情報:藤一酒造株式会社
購入価格(税抜):3,200円/1,800ml
購入した酒屋さん:酒専門店 知多繁(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年08月19日 愛知の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

山崎醸 春かすみ 純米吟醸生原酒

本日の家飲み 山崎醸(やまざきかもし) 春かすみ 純米吟醸生原酒

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 愛知県西尾市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…

 この「山崎醸」は、「尊王」を醸す山崎合資会社の特約店限定銘柄です、同類の他銘柄には「奥」もありますね。
 特約店限定銘柄はホームページに影も形もない蔵元が多い中、こちらは特約店一覧と共にはっきりと紹介があり、直接の通販も可能のようです。
 ブログでは繰り返し言っていますが、他蔵はこういうちゃんとした情報公開をしているところを見習ってほしいですね…(特に特約店一覧)。
 ネットの発展でこれだけ情報公開へのハードルが下がった現在、商品の性質上消費者が欲しい商品にたどり着くのが難しい現状があって、業界でたったこれだけのことができないところがほとんどというのは、一素人から見て本当に理解に苦しみます。

 閑話休題、今回いただくのは春向けに発売される微発泡のかすみ酒。
 愛知県の酒米である夢山水を55%まで削った生原酒ということで、かなり本格的なスペックですね。

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 上立ち香はガス感混じりのうすにごりっぽいスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、やはり強めのガス感を伴ったしっかりとした甘旨味がシュワシュワと入ってきて、裏化に徹した苦味と拮抗しながら、喉奥に流れ込んできます。
 味わいはサイダー的なシュワシュワとした甘旨味が主役、ガスに加えて酸味も結構ありますね、実に今風な感じです。
 後味はその印象のまま爽やかに引き上げていきます。

 旨味にしっかりと芯のある、飲みごたえがありつつ飲みやすい微発泡酒でした。
 こういうお酒って、結構苦味が先行することが多い印象なのですが、これは甘味がちゃんとあって苦味とのバランスが取れているところが魅力的です。
 ビールが苦くて苦手な人の、最初の一杯のお酒としてこういう発泡日本酒が広まってくれると素敵ですね。
 山崎醸、次は是非発泡していないお酒もいただいてみたいと思いました。

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名称:山崎醸 春かすみ 純米吟醸生原酒
精米歩合:55%
使用米:夢山水
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:山崎合資会社
購入価格(税抜):約1,350円(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年07月26日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

蓬莱泉 熟成生酒 和 純米吟醸

本日の家飲み 蓬莱泉 熟成生酒 和 純米吟醸

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 愛知県北設楽郡設楽町(きたしたらぐんしたらちょう)のお酒です、これまた難読地名だ…
 家飲み、外飲みともに何度かしていますが、ブログでの紹介は初めてですね。

 蓬莱泉というと、やはり真っ先に思いつくのはフラッグシップ酒の「純米大吟醸 空」の存在です。
 私は日本酒歴が浅いので理由はよくわからないのですが、とにかく圧倒的な人気があって通販等ではいつも売り切れの印象。
 十四代みたいに銘柄全体ではなく、特定商品だけこれだけ入手困難というのも珍しいパターンですよね…、皆さんに愛されているのは間違いないと思いますが、経緯が気になるところです。

 さて、私の家飲みでは当然そんなレベルのお酒は分不相応なので、通常価格帯のお酒をいただきます。
 最近のマイブームである「生熟成」ものですね、しかも氷温で一年以上熟成されているとのこと。
 実は、日本橋付近で行われた飲み歩きイベント「日本酒利き歩き」で実際飲んだことがあり、数多くいただいたお酒のなかでも好印象であったため、今回セレクトしました。


 上立ち香は熟成香無しの落ち着いた吟醸香がそこそこに。
 含むと、極めて濃厚ながら優しい口当たりの旨味が力強く入り込んできて、柔らかな酸味(?)で最低限の引き締めを維持しながら、じんわりと染み込んできます。
 旨味はメープルシロップがごとく高濃度の甘味が主役、熟成香は皆無で味わいが乗り切った印象、ただ独特な酸と雑味の無さで、ギリギリダレない感じですね。
 後味は濃厚さがウソのように自然に引き上げていきます。

 なんとも濃ゆい甘味をまろやかかつ純度の高い状態で味わえる、個性派生熟成酒でした。
 いわゆる熟成香を伴うものとは全く違った「生熟」というものの魅力を強烈に感じさせてくれますね。
 日本酒度がマイナス2ケタぐらいに思えます、なるほど、確かにこれはロックとか冷酒を進めるのもわかる気がします。
 蓬莱泉という銘柄の懐の深さを感じた一本でした。

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(参考)「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんの同スペックの記事
http://www.sakeblog.info/houraisenjunmaiginjowajukuseinamazake/

名称:蓬莱泉 熟成生酒 和 純米吟醸
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:15度
日本酒度:不明
蔵元情報:関谷醸造株式会社
購入価格(税抜):1,639円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年02月22日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

長珍 純米吟醸 山田錦 茶袋

本日の家飲み 長珍(ちょうちん) 純米吟醸 山田錦 茶袋

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 愛知県津島市のお酒です。
 外では何度もいただいており家飲み経験もありますが、ブログでは初めてですね。

 長珍については、愛知の知る人ぞ知る銘酒という印象を持っています、東京の銘酒居酒屋でもかなりの頻度で見かけますね。
 個人的印象としては、どのスペックもコクのある旨味が特長のバランスの良い味わいだったと思います。
 かなり好きな銘柄なのですが、いつも行く酒屋さんのラインナップに無いため久々の家飲みとなった次第。

 長珍といえば光を遮るために瓶を新聞紙で包んだ「しんぶんし」シリーズが有名ですが、今回は茶色い紙袋に入っていました。
 酒屋さんの紹介文をみると、地元限定流通ものであるとのこと。
 スペックは山田錦を半分程度削った火入れ酒、25BYなので1年弱寝かせての出荷のようで、お値段はちょい高めです。

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 上立ち香は濃い目の落ち着いた吟醸香が控えめに。
 含むと、極めて切れ味鋭い印象のスッキリとした旨味が摩擦ゼロでスッと入ってきて、少々の苦味を伴いつつ染みこんできます。
 旨味はほんの少々の熟成感がありますが老ね感はゼロ、甘味は控えめながらクセもゼロ、しかし存在感はしっかりとあります。
 後味は自然な苦味で見事しか言いようがないぐらいにキレます。

 まさに飲み飽きない感じの、味わいがありながら切れ味バツグンのお酒でした。
 お手本のような芳醇辛口酒ですね、口当たりがとても良いのでどんどんイケてしまいます。
 長珍に対するイメージはもっと濃厚個性酒だったので、これは意外に思いつつ、蔵の実力を感じました。
 といいつつ次は長珍の個性をもっと楽しむため、無濾過生原酒か数年熟成系をいただきたいと思います。

 燗をつけると、甘味というより旨みが少し濃くなります。
 ただ、辛さも同時に強烈になりますね、切れ味は衰えないけど少しハードな味わいかなあ。

 開栓後は良い感じに味わいが落ち着いてきます、まろやかさも出てきてこれは良い変化ですね。
 一升瓶がスムーズに空いてしまいました。

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名称:長珍 純米吟醸 山田錦 茶袋
精米歩合: 麹米:50% 掛米:55%
酒米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:長珍酒造株式会社
購入価格(税抜):3,700円/1,800ml
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 長珍 純米吟醸

2015年01月15日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

生道井 特別純米 杜氏厳選BLEND

本日の家飲み 生道井(いくじい) 特別純米 杜氏厳選BLEND

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 愛知県知多郡のお酒です。
 「生道井」ブランドのお酒は初めていただきます。

 先日、同じく原田酒造の醸す「衣が浦」のひやおろしをいただきました
 その際、今度は生道井を飲んでみようと思ったことが心に残っていて、今回通販の在庫があったものを取り寄せた次第です。

 が、その時は新酒をいただこうと思っていたのに係わらず、結局前回同様夏を越えた火入れ酒を買ってしまいました。
 通販を使うときはここらへんに気をつけないとダメですね、サイトの方にはちゃんと書いてあるのに…。
 なお、スペックは60磨きの特別純米と50磨きの純米大吟醸のブレンドとのこと、なぜか酒米の種類は非記載です。
 ラベルに布っぽい素材を使っているところも、面白いと思います。

 上立ち香はいわゆる熟成香が強めに。
 含むと、やはり熟成を感じる伝統的なお米の旨みがスッと入ってきて、辛さと苦味と共に刺さってきます。
 雑味っぽいものがあまりないのは良いのですが、肝心の旨味に火入れもしくは熟成による味わいの減退を感じてしまいますね…。
 後味は辛さでしっかりキレます。

 普通に飲めますが、あまり楽しいところがない平凡な火入れ酒という印象でした。
 うーむ、要冷蔵の記載もないしもしかしたら二回火入れかなあ、まさか保存に問題があったとも思えないし…
 自分のセレクトに問題もあったとはいえ、生道井ブランドに若干の疑問を覚えた一本でした。
 次買うとしたら絶対に生にしたいと思います。

 ただ、燗をつけると素直に甘味が増して、まろやかさも出てきます。
 少々香りと辛さはきつくなりますが、旨辛酒として見事に燗上がりした感じ。
 個人的には燗(上燗ぐらいかな)推奨です。

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名称:生道井 特別純米 杜氏厳選BLEND
精米歩合:歩合60%のお酒を70%、歩合50%のお酒を30%でブレンド
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:原田酒造合資会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0

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2015年01月13日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

衣が浦 特別純米 ひやおろし 若水

 本日の家飲み 衣が浦(ころもがうら) 特別純米 ひやおろし 若水
 
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 愛知県知多郡のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す原田酒造のホームページによると、創業以来の銘柄が「生道井(いくじい)」で、「衣が浦」はその後に名づけた銘柄とのことなのですが、違いは少し見る限りでは不明。
 またラベルには「若水(わかみず)」と使用米が大書され、両側に生道井と衣が浦の記載がありますね。
 これはどうかと思うなあ…、どのブランドを推したいのかさっぱりわかりません。

 ちなみにこちらは24BYのひやおろしです、出荷から半年経ち、約一年熟成された生詰酒になりますね。
 最近新酒ばかり飲んでいることもあり、あえて選んでみました。

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 上立ち香は、やはりかなり熟していながらちょっとセメダインも残っているような香りが少々。
 含むと、ちょっと熟しすぎな印象がある甘旨味が、じわりじわりと染みこんできます。
 旨味はいわゆる熟成系の干しレーズンを感じるしっかりとした甘味に、若干の薬臭さのようなクセが混じった感じ。
 後味は少々甘味が残る感じかな。

 濃厚な完熟系の旨味を味わえるお酒でした。
 うーん、やっぱりちょっと飲み頃を過ぎてしまった感はあるかなあ、折角の良い感じの甘旨味なのに熟成香が足を引っ張っている気がします。
 初めての銘柄を飲むならやっぱり出荷直後にすべきだったと、少し後悔。
 割とネガティブな書き方になってしまいましたが、甘味自体はとても濃厚で好みっぽいんですよね…。
 次はストレートに、新酒の「生道井」を飲んでみたいと思いました。

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名称:衣が浦 特別純米 ひやおろし 若水
製法情報:ひやおろし 原酒
精米歩合:60%
酒米:若水
アルコール度:18%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:原田酒造合資会社(愛知県知多郡)
製造年月:2013/8(24BY)
購入価格(税込):1,400円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0

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2014年03月12日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

醸し人九平次 純米吟醸 件の山田

本日の家飲み 醸し人九平次(かもしびとくへいじ) 純米吟醸 件の山田

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 愛知県の、久野九平冶社長率いる萬乗醸造が醸すお酒です。
 東京で活躍する地酒銘柄の代表格の一つともいえるのではないでしょうか。
 私も外飲み家飲みとわずちょくちょくいただいています。

 オフィシャルホームページによると、「件の山田(くだんのやまだ)」という変わった名前は、「酒米の王、山田錦。 その米で造られた日本酒を、いつでも気軽に楽しんでほしい。」という想いから来ているとのこと。
 この場合「件(くだん)」は「いつものこと。例のもの。」という意味ですね。
 なかなかインパクトのあるネーミングかと思います。
 
 そういう思いもあってか、このお酒は普通の純米吟醸よりちょっとお安め、ただスペック的にはそこまでお得感があるわけではないような…。
 今回いただくのは、生酒の表示がないのでおそらく(一回)火入れだと思います。

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 上立ち香はちょっと甘い感じの吟醸香が、かなり控えめに。
 含むと、九平次特有のワインっぽい甘酸味が、節度を保って少しずつ広がります。
 甘味はしっかりと存在するのですが、酸味を始め他の味とバランスを保ち、全体的にはとても上品な印象。
 雑味が皆無なところも、その印象を加速付けます。
 後味は酸味が引き取ってスッキリとキレます。

 確かな個性と完成度を併せ持つ、ワイン系の美酒でした。
 他のレギュラー品に比べると、より透明感が高い気がします。
 お値段を含めて考えると、九平次のラインナップの中では一番好きかな。
 件の山田は、これからも見かけたら毎年買ってしまいそうです。

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名称:醸し人九平次 純米吟醸 件の山田
製法情報:
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社萬乗醸造(愛知県名古屋市)
製造年月:2013/6(24BY)
購入価格(税込):1,572円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2013年10月01日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

義侠 純米原酒 滓がらみ 五百万石

本日の家飲み 義侠 純米原酒 滓がらみ 五百万石

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 新聞紙包装が特徴的な愛知のお酒、義侠です。
 義侠といえば兵庫特A地区産山田錦というイメージがありますが、今回は五百万石です。
 ただ、これまた「富山県なんと農業協同組合産米100%」と大きく表記があり、使用米へのこだわりを感じさせます。

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 表記ははっきりと滓がらみとあるのですが、私の買ったものはうっすらとすら滓が見えない感じです。
 ここらへんそれぞれの瓶で差があるのはわかるのですが、さすがにこれはいかがなものか…。

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 さて、上立ち香は割りとキツ目ながらスッキリとしたアルコール臭。
 含むと、どっしりとした米の旨味と酸を濃厚に感じます。
 同時に、舌をピリピリとさせる感触と若干の苦味があり、フルーティさとは一線を隠した引き締まった味わいになっています。
 後味はその苦味が受け持つ感じでキレます。

 銘柄名そのままの男酒といった印象です。
 単なる辛口というより、濃厚で複雑な旨みが主役を張る、質実剛健の一本でした。
 コスパも良好。

 また、何となく燗(50度ぐらい)もつけてみました。
 旨味甘味渋味が全体的に、さらに濃厚になる感じです。
 後、びっくりしたのは燗冷ましがかなり柔らかくなって良かったことです。
 これは燗も十分ありですね。

 さらにいうと、開栓二日目以降の方が多少味わいが丸くなったような感じがして個人的には好みでした。
 いろいろと一筋縄ではいかないお酒だったと思います。

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名称:義侠 純米原酒 滓がらみ 五百万石
製法情報:生原酒
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:16~17%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:山忠本家酒造株式会社(愛知県愛西市)
製造年月:2012/11(24BY)
購入価格(税込):1,260円/720ml
お気に入り度:7.6/9.0
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タグ: 義侠 純米

2013年02月20日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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