角太 山廃純米吟醸 生酒

本日の家飲み 角太(かくた) 山廃純米吟醸 生酒

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 秋田県由利本荘市のお酒です。
 飲み経験については後述。

 この角太、銘柄としてはあまり知られていないと思います、が、醸すのはあの「雪の茅舎」を醸す齋彌酒造。
 同蔵の地元銘柄は「由利正宗」なので、それとも違う限定品中の限定銘柄という感じの代物ですね。
 私はとある居酒屋さんで一度だけ飲んだことがあり(その店は写真web掲載禁止)、存在は知っていたのですが、まさか家飲みできるとは思っていませんでした。
 パッと検索する限り、少なくとも首都圏ではシマヤさんぐらいでしか買えないんじゃないかしら…。
 
 ラベルを見た時点でわかる人はわかるかもしれませんが、この「角太」というのは蔵の屋号らしいです(「やまユ」とか「カネナカ」と同じですね)、字の太さもあってなかなかのインパクト。
 裏ラベルの記載を見る限り、以前飲んだ「秘伝山廃」にスペック的には近いですね(同じかも)、この辺りの詳細は不明です。

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 上立ち香は割りと華やかな印象の乳酸的香りが気持ち強めに。
 含むと、非常に個性的かつ濃厚な甘旨味がまろやかな口当たりで入ってきますが、徐々に強まる苦味と酸味で若干キツめに引き締まりながらゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、吟醸酒らしい華やかフルーティーな甘味と山廃らしい酸味がそれぞれハッキリと主張しながら絡み合う、オンリーワンかつ楽しい旨味が主役なのですが、うーむ苦味が邪魔しますねえ…
 後味はやはり乳酸と苦味が引き取って、そこそこ柔らかくキレます。

 かなり高レベルな上品かつ柔らかい旨味がありながら、何かにつけて苦味が邪魔をしてしまっている印象の、非常に勿体無いお酒でした。
 本来お値段以上の完成度がありそうなのに、苦味のノイズのせいでフルーティー系速醸酒にちょっと乳酸味が加わった感じで留まってしまっている印象ですね…
 これはズバリ「28BY問題」に当たっちゃった感じでしょう、このお酒のベストはこのロットではないように思えます。
 角太、機会があればまた他のBYでまた飲んでみたいと思いました。

 お、開栓二日目だとかなり苦味が引っ込んで、若干理想の感じに近づきました。
 ただ、やっぱり残ってはいるので、最後まで「勿体無い」感が残ります…

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名称:角太 山廃純米吟醸 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:+1.5
蔵元情報:株式会社齋彌酒造店
購入価格(税抜):1,762円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.4/9.0

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2017年10月13日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

花邑 純米吟醸 生酒 雄町

本日の家飲み 花邑(はなむら) 純米吟醸 生酒 雄町

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 秋田県湯沢市のお酒です。
 外飲みは何度か経験あり、家飲みは初めて。

 こちらを醸す両関酒造は所謂地場の大手酒造で、通常銘柄の「両関」はほぼ地元向け、この「花邑」は都市圏向けの特定名称酒ブランドというパターンですね。
 それだけなら良くあることなのですが、実はそこに「かの十四代を醸す高木顕統氏の技術指導を受けたお酒」という背景が加わることで、マニア達の注目度、入手難易度が跳ね上がったお酒だったりします。
 私も前から気になってはいたのですが近所に特約店が無く、その間にブログ仲間の日誌係さんやモウカンさんに先を越され、しかも自分好みっぽい感想を書かれてしまい…
 今年は何としてでも手に入れようと思い、川口市まで出張って入手した次第です。
 
 スペック的には雄町を50まで磨いた生酒で、アルコール度数は15度と低め(多分加水しているのかな)。
 そして裏ラベルには「味わい:芳醇甘口」の表記が!最近安易な辛口表記に物申していたいたところだったので、輝いて見えますね(笑)

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 上立ち香は何となく桃を思わせる上品な果実香がそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの上品かつ濃厚なな甘旨味が自然に入ってきて、時間差で出てくる柔らかな苦味にしっかりと引き締められつつ、非常にゆっくりと染み入ってきます。
 味わいは、透明感と存在感を兼ね備えた感じの、ピーチorベリー的な甘苦酸味が最初から最後まで続きつつ、しかし飲み進めると謎の辛さも感じるような、飲み飽きない複雑さも兼ね備えている印象。
 後味は酸苦辛を彷彿とさせつつも、キツさを感じさせずに見事にキレます。

 芳醇な甘味あり、程々の酸味あり、上品な透明感あり、それでいてキツさやクドさ無しの、全体として非常に完成度の高い今風のお酒でした。
 加水感は無かってです、そして何気にラベルのピンクの印象通りの味わいというのが非常に面白いですね(むしろそっちに引っ張られている可能性も高いのですが…)
 また言われてみれば十四代の生酒と系統は似ているような…、多分思い込みでしょうけど(ただ、私は十四代は火入れ(生詰)の方が好きなので、すなわち十四代の完成度には及んでいないという印象でもあります)。
 花邑、入手機会があれば来年もいただいてみたいと思いました。

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紹介1:「日本酒感想日誌」さんの同スペックBY違い(27BY)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html

紹介2:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペック同BY(28BY)の記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-794.html

 (面白いのが、お二人とも「去年の方が良かった」という感想なんですよね。BYかタンクによって結構ブレるお酒なのかもしれません。)

名称:花邑 純米吟醸 生酒 雄町
精米歩合:50%
使用米:雄町
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:両関酒造株式会社
購入価格(税抜):3,094円/1,800ml
購入した酒屋さん:白鳥屋酒店(川口市)
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年05月21日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

やまとしずく 純米吟醸 直詰め生原酒

本日の家飲み やまとしずく 純米吟醸 直詰め生原酒

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 秋田県大仙市のお酒です。
 家飲み・外飲み含め確か初めていただきますが、同蔵の「刈穂」は既に一度紹介しています。

 このお酒の関連情報を探しに蔵元ホームページを見てみたのですが、個人的にはここ素晴らしいと思います。
 重すぎないスッキリとしたデザイン、更新頻度の高さを表すトップページの充実した新着情報、出羽鶴・やまとしずく・刈穂という3ブランドを整理し詳細スペックや飲用温度までしっかり記載した商品紹介(しかもページ下部から直接リンクを設置)、そしてやまとしずくが買える特約店一覧の記載と、情報の整理最適化が理想的。
 トップページから数クリックで、「三銘柄造ってるんだな」「それぞれこんな味わいのお酒なんだな」「このお店に行けば買えるんだな」という、買い手にとってもっとも重要な情報がストレートに伝わるこの構成、単純なようでなかなかできるものではないと思います。
 流石に小規模蔵が真似をするのは難しいかもしれませんが、ホームページ担当者を置けるような大手蔵には是非こちらを参考にして欲しいですね。

 今回のお酒についても、商品紹介ページに実に詳細な情報が載っているので是非ご参照を…、そしてブランドコンセプトについても解説がありますので興味があればこれまたご参照を…、ああ楽だ(笑)
 別スペックである「やまとしずく 生酛純米」はかの日本酒漫画「いっぽん」にも登場していましたね。
 また、遠心分離機にて搾った「ヤマトルネード」という製品もあり、そちらにも惹かれたのですが、まずは通常スペックだろうとこちらをセレクトしました。

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 上立ち香は典型的なフレッシュリンゴの香りがそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの素直に青い甘旨味が若干のガスを伴って勢い良く入ってきて、ほどほどの酸と苦味を裏方に感じさせつつ、最後まで存在感を保ちつつ染み込んできます。
 味わいは、まさに蜜たっぷりのフレッシュ青リンゴといった印象で、ガス・酸・苦を感じさせつつも、甘味がしっかりしているので全体のバランスがしっかり取れており、しかも雑味を感じさせない完成度があります。
 後味はガスと酸が引き取ってスッキリかつ上品にキレます。

 フレッシュ!甘旨!ジューシー!そしてガスと、今時の日本酒の魅力をガッツリとストレートに楽しませてくれるお酒でした。
 いやあ遠心分離じゃなくても十分キレイで、万人向けの美酒といった趣を感じましたね。
 後は個人的にはもう一歩個性や売りが欲しい感じかな…、まあある程度の慎み深さがあった方が良い面もあるので、このあたりは好みだとも思いますが。
 やまとしずく、次はやっぱり遠心分離もいただいてみたくなってしまいました。

 開栓後は少し苦味が強まってきますね。
 ここはセオリー通り早めに飲みきるのがオススメ。

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紹介:「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-762.html

名称:やまとしずく 純米吟醸 直詰め生原酒
精米歩合:55%
使用米:秋田酒こまち
アルコール度:16%
日本酒度:-2
蔵元情報:秋田清酒株式会社
購入価格(税抜):1,429円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2017年05月09日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

ゆきの美人 純米大吟醸 吟の精 生

本日の家飲み ゆきの美人 純米大吟醸 吟の精 生

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 秋田県秋田市のお酒です。
 ブログでの紹介は意外にもまだ2回目ですね。

 秋田の蔵元集団「NEXT5」の一員ということで知られるゆきの美人ですが、同時にマンションのフロアで酒を醸している「マンション蔵」としても、マニア間では有名かと思います。
 この蔵の設備については、日本酒ブログ「マイ日本酒探し」さんに非常に詳しい取材記事があるので、そちらもご参照ください。
 実際、昨今の傾向を考えると、こじんまりとしつつも空調が完備された設備で、飲み手のニーズに即したお酒(特定名称酒)を適切に醸し、出荷するというスタイルは小規模蔵の最適解の一つのように思えますね。

 今回いただくお酒も、その設備を活かして他蔵より早く出荷したものと思われる、28BYのお酒になります。
 (タイムラグがひどいですが、私が実際に飲んだのは10月)
 秋田県の酒造好適米である「吟の精」を半分削って作られた純米大吟醸生酒。
 酒屋さんのコメントとしては「いかにも純米大吟醸といった味わい」のとことですが、いかがでしょうか。

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 上立ち香はまさにフレッシュリンゴといった印象の吟醸酒らしい香りがほどほどに。
 含むと、ピチピチした感じながら芯のある甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦味を裏に感じさせつつ、最後まで自然にジュワーッと染みこんできます。
 味わいは、リンゴとバナナの中間のような、フレッシュかつ香りより味に重みがある、まさに味吟醸のド真ん中を行くような旨味が主役、程々の酸味もありますが、雑味は皆無で旨味を純粋に楽しめます。
 後味はしっかりとした味わいが嘘のように自然に引き上げていきます。

 フレッシュさ、上品さをしっかり具備しつつ、ありがちな香り系にならなかった見事な味大吟醸でした。
 いやあいいですね、割と落ち着いた秋酒に囲まれることでより輝きが増している印象で、これはやっぱり10月出荷ということに強く意義があるお酒だと思います。
 NEXT5の中では派手なことをやる蔵が注目されがちですが、このゆきの美人(と春霞)の安定感も十分に素晴らしいものだと思います。
 ゆきの美人は今後もちょくちょくいただいていきたいと思いました。

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(参考)「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペック同BYの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-531.html

名称:ゆきの美人 純米大吟醸 吟の精 生
精米歩合:50%
使用米:吟の精
アルコール度:16%
日本酒度:+7
蔵元情報:秋田醸造株式会社
購入価格(税抜):1600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年12月27日 秋田の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

新政 No.6 R-type「Essence」 純米生原酒

本日の家飲み 新政 No.6 R-type「Essence」 純米生原酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 なんだかんだで同蔵のお酒の紹介は10回目と、かなりの回数になっています。

 今をときめく新政になります。
 私と新政との関係としては、木桶になる前の「やまユ」の旨さに衝撃を受けて以来、色々と紆余曲折がありつつもスターダムをのし上がっていく様を、若干の距離を開けつつも面白く注目してきたという感じでした。
 まあここまで有名になってくるとあえて家飲みする機会が減ってくるのは、マニアの心情としてはありがちでしょう。
 今回はたまたま店頭で他のお酒にビビっとくるものがなくふらついていたところ、「そういやNo.6家飲みしたこと無いではないか」と気づき、一発じっくりやってみるかと購入した次第です。

 No.6は蔵元ホームページにもあるように、R、S、Xの三種類出ているのですが、私は迷わず一番安いRタイプをセレクト。(この名前はどうしても某シューティングを思い出す…)
 使用米の品種を書いていないのは謎ですが、麹40、掛60まで削っていて、度数は原酒で15度と低め。
 なお、「Essence」は無加圧分(中取りと同義?)を詰めた限定品らしく、通常品より少々お高くなっています。
 後、キャップに出荷年月と製造年月(瓶詰時期)を記載しているのは素晴らしい!

 裏ラベルには他にも色々と解説がありますが、下線を引いてまで「特約店で買うように」ということを強調しているのが目につきます。
 で、じゃあどこで買えるのかを蔵元ホームページを探したところ、なぜか「会社案内」のコーナーに「電話くれれば教えるよ」という記述がちょろっと
 私の感覚からすると今日日あり得ない殿様商売だと思うのですが、どうなのでしょうか(まあ別に新政だけの問題じゃないのですが)。
 こんな裏書するのなら、最低限特約店一覧をホームページで公開すべきだし、そうするのに支障があるならそれを解決する努力をすべきだというのが、私の一消費者としての意見ですね。(かの旭酒造は随分前からやっているはず)

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 上立ち香はフレッシュな果実香がわりと控えめに。
 含むと、やはり乳酸系の酸味を伴う柔らかい甘旨味が自然に入ってきて、少々唾液腺を刺激しつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、いかにも最近の新政らしいマスカット風(?)の乳酸飲料の甘旨味が主役で、苦渋辛が皆無ながら酸味でキッチリ引き締めるモダンなもの。
 後味はその酸でお値段以上に上品に引き上げていきます。

 全体的に、丸く、優しく、ある程度の濃度を残しながら、非常に飲みやすいお酒でした。
 そこまでお高く無いのに、初心者が良く抱く日本酒の悪いイメージの部分(キツい、古臭い)を極限まで削り取った感じは見事。
 ただ、低アル感がちょっと私には物足りないんですよね、軽いというか薄いというか…何より面白味が無い感じで、キレイさ、透明感がそれに拍車をかけている気すらします。
 とりあえずNo.6に関しては、「人には勧めるけど自分からは飲まないお酒」というのが現状の認識となりました。

 温度が上がってくると、酸が強まってきて透明度は落ちますね。
 でも、これはこれで悪くは無い気がします、やはり通常の吟醸酒とくらべると芯は強い印象でした。

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名称:新政 No.6 R-type「Essence」 純米生原酒
精米歩合: 麹40% 掛60%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):約1,500円(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 新政 純米

2016年12月13日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

春霞 純米吟醸 酒こまち生 栗ラベル白

本日の家飲み 春霞 純米吟醸 酒こまち生 栗ラベル白

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 秋田県仙北郡美郷町のお酒です。
 何度も飲んでいるような印象ですが、以外にもブログでの紹介は2回目です。

 春霞といえば、やはりNEXT5の一員として知られている側面が大きいですね。
 NEXT5の中では新政がやけに脚光を浴びている印象ですが、このブログで取り上げているように、他蔵のお酒も十二分に実力を感じさせてくれるものがそろっていると思っています。
 その中でこの春霞の魅力は、個人的には、なかなか表現しにくい、味わいの優しさだと感じています。

 スペック的には秋田酒こまちを50まで削った、純米吟醸生。
 裏ラベルには、以前には無かった蔵元からのメッセージが記載されていますね。
 キーワードは「柔らかな水」「食中酒」あたりでしょうか。

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 上立ち香はスッキリフレッシュ、ただちょっと甘さも感じる果実香がそこそこに。
 含むと、とてもスッキリとした甘さがスルリと入ってきて、程々の酸味が寄り添って、しっかりとバランスを保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに新酒生酒のお手本のような、柑橘系果実の甘酸味を素直に楽しめるもので、上品さを感じるくらい尖ったもののない、安心感のある旨さです。
 後味は酸味が仕事をして、見事なまでにバッチリキレます。

 兎に角、全体的なバランス感がやんわりと取れていて、素直にじっくりと飲めていけるお酒でした。
 うーむ、春霞のこの「とんがりのなさ」はしっかりと個性になっていますね。
 日本酒に余り慣れていない人に飲んでもらうお酒の選択肢として、かなり有力な銘柄だと思います。
 春霞、ゆっくり飲みたい時にまた頂こうかと思います。

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名称:春霞 純米吟醸 酒こまち生 栗ラベル白
精米歩合:50%
使用米:秋田酒こまち
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社栗林酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 春霞 純米吟醸

2016年05月04日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

雪の茅舎 純米吟醸 秘伝山廃 生酒 27BY

本日の家飲み 雪の茅舎 純米吟醸 秘伝山廃 生酒 27BY

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 秋田県由利本荘市のお酒です。
 ブログでの紹介は4回目となりました、結構なペースですね。

 この「秘伝山廃」については結構前に火入れバージョン(24BY)をいただいて以来、「生も飲んでみたいなあ」と思っていたのですが、数が少ないのか今まで出会うことができず、今回通販でようやく入手した次第です。
 入手先は和歌山の「地さけや みゆきや」さん、こちらは地元産の銘柄を充実させつつ、全国の銘酒をとりそろえているお店で、全国のネットショップの中でもかなりオススメです。
 特に凄いと思うのは、購入時に物凄い量の「お酒の飲み方」を記載した、おそらく完全自作の資料を同梱してくれることですね。
 とりわけ飲む温度帯や合わせる食べ物については非常に詳細に、しかも実際の購入銘柄に応じて個別に編集した資料になっているのでとても参考になります。
 物凄い手間だと思いますが、そこに「美味しく飲んでもらうのも売り手の仕事」というプロとしての矜持を感じますね。

〇封筒にみっちり入る量です…、マニア以外の人が受け取ったら若干引きそうでちょっと心配(苦笑)
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 閑話休題、今回いただくのは山廃を得意とする雪の茅舎さんのラインナップの中でも、少し高価格帯の限定品です。
 なんとなく山廃は低精白が多いイメージがありますが、こちらは55%と結構削ってある純米吟醸。

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 上立ち香は乳酸とフレッシュさを感じる香りがそこそこに。
 含むと、濃厚な果実の甘旨味がなめらかに入ってきて、尻上がりに出てくる酸味に締め付けられながら、キリリと染みこんできます。
 味わいはマスカットを感じさせるような芳醇な甘酸が主役で、若干のフレッシュ感がありつつも荒さは僅少で、力強い旨味の世界を創り出します。
 後味は酸味がしっかりと、しかしキツくなく切り上げます。

 芳醇フレッシュフルーティーながら、高度なバランスが取れている、優しく上品な山廃生酒でした。
 山廃の酸味で、酸っぱさでなく「柔らかさ」を感じさせるところが良いですね…、貫禄を感じさせるというか。
 少々お高くはありますが、文句なしに「お値段以上」だと思います、火入れも良かったですが例によって生はより私好みですね。
 雪の茅舎の山廃に、さらなる信頼を感じさせてくれた一本でした。

 何となくぬる燗にしてみると…、おお甘味が凄くハッキリと出てきました。
 これは優しい甘味だなあ…、凄く濃いのに油断するとグイグイいってしまいそうです、素敵な燗映え。

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名称:雪の茅舎 純米吟醸 秘伝山廃 生酒 27BY
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社齋彌酒造店
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:みゆきや(和歌山・通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年04月12日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

雪の茅舎 純米 古酒 「隠し酒」

本日の家飲み 雪の茅舎 純米 古酒 「隠し酒」
 
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 秋田県由利本荘市のお酒です。
 秘伝山廃純吟生に続き、三回目の紹介ですね。

 こちらも実力派銘柄、雪の茅舎の10年オーバー熟成大古酒です。
 人形町の「小山酒店」さんの常温棚にしれっと並んでいるのを見つけ、試飲させてもらった上で購入しました。
 まず特徴的なのは包装ですね、かなり厚めの紙で包まれており、飲む前にはミシン目から切り取って開けるという、徹底した遮光が施されている形式です。

 スペック的には一般的な火入れ純米といった趣ですね。
 特筆すべきはそのお値段で、10年古酒とはとても思えないレベルです。
 小さい瓶だと500mlというのもポイントで、古酒というものを一度試してみたい人にはドンピシャのお酒と言えるでしょう。

 見た目的にはいい感じで色づいています、美しいと感じるほど。
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 上立ち香はうっすらとした熟成感のある香りがほんの少々。
 含むと、うーむ見事なまでにそれっぽい、熟成酒特有の香ばしい旨味が辛さを伴いつつ入ってきて、ググっと流れ込んできます。
 味わいは見事なまでに直球の、いわゆるナッツ的な趣きのある熟成された旨味が主役、ただ臭い感じではなく、なんというか素直に年月を経た感じの熟し方ですね。
 後味は辛さが出てきてしっかりとキレます。

 「熟成酒らしさ」をストレートに楽しめる、王道を行く古酒でした。
 しかし、自分には甘味が控え目になってしまうのがどうも寂しいんですよね…、熟成するとこうなるのは科学的な理由があると思いますが、それこそ私が熟成酒を苦手とする理由なのかもしれません。
 まあこのお酒自体は、熟成酒入門として非常に良心的で完成度の高いお酒だと思います、蔵の確かな実力を感じた一本でした。

 燗を付けると、やはり味わい濃厚口当たり穏やかになります。
 ただ甘さはやっぱり控えめですね…

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名称:雪の茅舎 純米 古酒 「隠し酒」
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社齋彌酒造店
購入価格(税抜):1,000円/500ml
購入した酒屋さん:小山酒店(人形町)
お気に入り度:7.9/9.0

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2016年04月01日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

まんさくの花 ダイヤモンドドロップ 純米大吟醸原酒 一度火入れ

本日の家飲み まんさくの花 ダイヤモンドドロップ 純米大吟醸原酒 一度火入れ

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 秋田県横手市のお酒です。
 外飲みでは何度かいただいており、ブログでの紹介は2回目(前回はうすにごりの生でした)。

 まんさくの花と言えば、最近雑誌「グランドジャンプ」で連載を開始した日本酒マンガ「いっぽん」の初回に登場していたことが、個人的には印象深いです。
 そこで紹介されていたのは特別純米の「うまからまんさく」でした。
 初回ながらキャッチーな銘柄でなく、食中酒としての魅力を押し出した形でこういうお酒を取り上げるあたり、「かわいいキャラで中身は硬派」というスタンスをビリビリと感じましたね。
 
・一コマだけ紹介。ラベルの再現度にこだわりを感じます。
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 さて、今回私がいただいたのは、そういう硬派よりなお酒よりもミーハーな臭いのする限定純米大吟醸。
 秋田の酒米「吟の精」と山田錦(たぶん麹が山田かな)を45%まで磨いた高精白の原酒ながら、お値段はほどほどに抑えられているところがポイントですね。
 輝く「しずく」をモチーフにした黒いラベルはなかなか格好良いです。

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 上立ち香は華やかな吟醸香が気持ち強めに。
 含むと、かなり濃い目の大吟醸らしい甘旨味がぐっと入ってきて、強めの含み香を振りまきつつ、苦味を伴って染みこんできます。
 旨味は高精白のお酒らしい、青リンゴ的で透明感のある甘旨味が主役、それっぽい苦味も若干感じるかな。
 後味はその苦味を舌上にほんの少々残しつつ、キレイにキレます。

 いわゆる大吟醸らしい香りとキレイさがありつつ、旨味の芯がしっかりとしたお酒でした。
 華やかさもあるのですが、杯を重ねても飲み飽きない感じなのは凄いかも。
 ただ、やはり高精白だと個性は薄れるのかな…、キレイな味わいが好きな人にはオススメですが、個人的にはあえて高精白コスパ酒を追う必要は無いかも。
 まんさくの花、次は再びレギュラー品をいただいてみたいと思います。

 ちなみにこのお酒、年末年始を挟んでしまった関係で、1ヶ月以上かけて飲みきったのですが、いやあ全然ダレませんでした。
 この点は凄いと思いますね…、なんとなく高精白のお酒は繊細なイメージがあったのですが、これは力強かった!

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名称:まんさくの花 ダイヤモンドドロップ 純米大吟醸原酒 一度火入れ
精米歩合:45%
酒米:吟の精・山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:日の丸醸造株式会社
購入価格(税抜):3,200円/1,800ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.2/9.0(開栓後変化も考慮に入れて)

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2016年03月28日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

新政Colors 純米 翡翠(ジェイド) 別誂 生もと 木桶仕込

本日の家飲み 新政Colors 純米 翡翠(ジェイド) 別誂 生もと 木桶仕込

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 秋田県秋田市のお酒です。
 もはや押しも押されぬ有名銘柄でしょう、やまユ等の特別品を合わせると当ブログでの紹介も五回を超えています。

 今回いただく「翡翠」ラベルは、「別誂」の文字が示すように、「矢島酒店」さんのPB商品になります。
 うーむ、今をときめく新政でPB商品を出せるって凄いですね…、よほど蔵元さんとの信頼関係が深いのでしょう。
 ちなみに案の定、通販開始から間もなく完売という感じでした、私のようなミーハーが大量にいるということですね…

 スペック的には、最近の新政の方針に従い、「6号酵母」を利用した「生もと」であることを前提に、麹に「酒こまち」、掛に「美郷錦」を使って、「木桶」で仕込んだお酒とのこと。
 現在の「Colors」ラベルについて、「酒こまち」が「エクリュ(白っぽい)」ラベル、「美郷錦」が「ヴィリジアン」ラベルを使っていることから、その二つを掛け合わせた色にしたそうです。
 このあたり相変わらず裏ラベルにしっかり書いてあるのはやはり素敵。

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 上立ち香は乳酸を感じる優しい香りがそこそこに。
 含むと、やはり乳酸らしい甘酢っぱ系のキレイな旨味がスルリと入ってきて、上品さを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、最近の新政らしい深みと透明感を両立した甘酸の旨味が主役、苦味渋味は皆無で、とにかく純度が高い旨味を楽しめます。
 後味は仄かな酸味を残しつつ、透明感を保ったまま引き上げていきます。

 山廃的なやさしい乳酸味を、高純度でキレイに楽しめる、個性派旨酒でした。
 新政は最近「新政らしい」旨味を確立したような気がしますね、酸味の使い方が独特で、あくまで上品さを感じます。
 ただ、正直私のストライクゾーンからは少々外れてきたかも、そして何より値段が…
 新政は、多少距離をおきつつ、動向を注視していきたいと思います。

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名称:新政Colors 純米 翡翠(ジェイド) 別誂 生もと 木桶仕込
精米歩合: 麹米:40% 掛米:50%
酒米: 麹米:酒こまち 掛米:美郷錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,907円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年03月07日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ゆきの美人 純米吟醸 愛山麹 生酒

本日の家飲み ゆきの美人 純米吟醸 愛山麹 生酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに経験あるのですが、ブログでの紹介は初めてですね。

 ゆきの美人は、最近紹介した宮城の「DATE SEVEN」の先輩格である、秋田のグループ「NEXT FIVE」のメンバー銘柄の一つです。
 残りの4銘柄は既にブログで紹介しているので最後の1銘柄になりました、まあこれはタイミングの関係で、実際は何度もいただいています。
 個人的には、他の蔵より1、2ランクほど安い、非常にコスパの良い銘柄という印象がありますね。

 今回いただくのは「愛山麹」ということで、値段の高い酒米である愛山を麹米(全体の2割)にのみ使うことで、コストを抑えたものと思われます。
 ただ、このお値段は仮に全量酒こまちだったとしても割安というレベルですね、極めて良心的といえるでしょう。


 上立ち香は濃い目で少し甘い吟醸酒がそこそこに。
 含むと、濃厚かつフルーティーな甘旨味が自然に入ってきて、唾液線を刺激するような酸味が絡みつきつつじんわりと染みこんできます。
 旨味は、果実の甘さが主役で強めの酸味がアクセントとつける柑橘系の味わい、かつ雑味が無いためとてもストレートにその魅力を感じられます。
 後味はその酸味でしっかりとキレ。

 しっかりとした甘酸味に、個性と上品さが魅力を添える超絶コスパ酒でした。
 この個性的な甘味は確かに愛山らしいのかな…、自分の経験では確信できませんがそうっぽいです。
 このお酒がこのお値段ということは、本当にとんでもないことと思います。
 ゆきの美人、今後はより注目していきたいと思います。

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名称:ゆきの美人 純米吟醸 愛山麹 生酒
精米歩合:55%
酒米: 麹米:愛山(2割) 掛米:秋田酒こまち(8割)
アルコール度:16%
日本酒度:+2
蔵元情報:秋田醸造株式会社
購入価格(税抜):1,288円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2015年08月03日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

新政Colors 純米 瑠璃(ラピス) 中取り

本日の家飲み 新政Colors 純米 瑠璃(ラピス) 中取り

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 秋田県秋田市のお酒です。
 ブログで何回も紹介している銘柄ですね。

 新政のカラーラベルについては今期すでにエクリュラベルをいただいています。
 すっかり「流行銘柄」となった新政ですが、最近の急激な方針の変化の関係で、周辺からは毀誉褒貶激しい状況のようです。
 特に出荷数について一升瓶を大きく減らして四合瓶を増やしたことには賛否あるとか…
 家飲み派の自分は基本歓迎なのですが、コスパ重視の方や料飲店はちょっと不満でしょうね。
 私も高価格化路線は少し心配です。

 さて、スペックとしては、ます以前の青やまユ同様美山錦を使っているところがポイントかな。
 結構高精白ですが、特別純米とすらしないところにこだわりを感じますね。
 限定品ということで、遮光ビニールに包まれていて、少しお高めです。

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 上立ち香は山廃的な落ち着いた酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、存在感のある太い旨味が、しかし滑らかな口当たりで入ってきて、徐々に出てくる酸味で唾液線を刺激しながら染みこんできます。
 旨味は今風の山廃、それも生酒によく感じる太くて柔らかい印象の味わい、かつ甘味がしっかりしていて苦味等の雑味がないために飲みにくさは皆無。
 後味はその酸が綺麗に引き上げていきます。

 力強さと上品さをしっかり兼ね備えた、確かに温故知新を感じさせる味わいの旨酒でした。
 少なくとも昨年のビリジアンより自分好みで、むしろやまユに近いしっかりとした存在感があります。
 新政は完全にオンリーワンの酒質を確立していますね、昨今のブレイクが話題性先行でないことは確かだと思います。
 ただ、あんまり値段は上げないで欲しいなあ…

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名称:新政Colors 純米 瑠璃(ラピス) 中取り
精米歩合: 麹米:40% 掛米:50%
酒米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,806円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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タグ: 新政 純米

2015年06月16日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

○飛(マルヒ) 山廃純米 No.24

本日の家飲み ○飛(マルヒ) 山廃純米 No.24

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 秋田県にかほ市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す飛良泉本舗はなんと創業1487年!室町時代になります。
 AllAboutの記事では、以前紹介した須藤本家に次いで日本二番目に古い酒蔵として紹介されていますね。
 通常銘柄は「飛良泉」ですが、今回いただくのは限定品。
 ここでは○飛と記述していますが、実際はラベル写真の通り、○の中に飛という字が入るデザインです、非常にインパクトがありますね。
 
 スペック的にも試験的なところがあるようで、裏ラベルによると「本来は吟醸用の酵母「No.24」をあえて山廃純米に使用しました」とのこと。
 そのことがどう酒質に表れるのかはちょっと想像の域を超えますが、酸度2.0を見る限り、個性的な味わいが期待できそうです。 


 上立ち香はスッキリ爽やかな酸を感じる果実系の香りが控えめに。
 含むと、落ち着いた印象の旨酸味がほどよい軽さで入ってきて、後にさらに強く出てくる酸味に引き締められつつじんわりと染み込みます。
 旨味は確かに柑橘系の果実といった、ほどほどの甘味と力強い酸味が主役、そしてその酸味はやはり山廃らしく乳酸っぽさも感じますね。
 後味はちょっと酸っぱいレベルで酸でキレる感じ。

 山廃のイメージを良い意味で裏切ってくれる、スイスイ飲める軽さのある旨酸酒でした。
 山廃に飲みにくいイメージを持っている方には是非試してみて欲しいですね。
 確固たる歴史と実績があるからこそ冒険できる、そんな矜持を感じた一本でした。
 ○飛と飛良泉は記憶にとどめておこうと思います。

 燗をつけると、口当たりは軽めのまま甘さも出てきて、バナナっぽい旨味が酸でキレる感じの味わいになったような。
 全体的に印象も柔らかくなって、これは良いですね。
 山廃らしい素敵な燗上がりを見せてくれました。

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名称:○飛(マルヒ) 山廃純米 No.24
精米歩合:60%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:+1
蔵元情報:株式会社飛良泉本舗
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2015年06月13日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

新政Colors 純米 生成(エクリュ)

本日の家飲み 新政Colors 純米 生成(エクリュ)

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 秋田県秋田市のお酒です。
 家飲み、外飲みは何度もしてますが、このシリーズのお酒をブログで紹介するのは初めてですね。

 新政酒造は現在業界で最も注目されている酒蔵の一つなのではないでしょうか。
 東大出の佐藤祐輔社長の最近のメディア露出っぷりは、獺祭の桜井社長を彷彿とさせる勢いです。
 その関係で最近売り切れも早いですね…、ただ、限定品系に比べてこの「Colors」ラベルは割と量があるように思います。

 ラインナップや名前がコロコロ変わる印象の新政ですが、今年も色々と変更があったようですね。
 特にこの白いエクリュラベルは、昨年は高スペックのお酒に貼られていたものかと思います、非常にわかりにくい。
 まあ今年、「Colors」ラベルは酒米のカラーをやまユと合わせて整理したみたいですし、今後は少なくとも定番品については方向性を固定して欲しいところです。


 上立ち香は乳酸らしい感じの爽やかな香がそこそこに。
 含むと、個性的な甘酸の旨味が固まりで入ってきて、酸で唾液腺を刺激しながら染みこんできます。
 旨味は甘味と酸味が拮抗する印象の、乳酸菌飲料っぽい味わいで、雑味が皆無で透明感があるところが見事。
 後味はその酸がしっかりと引き上げていきます。

 山廃系らしい甘酸の魅力を、やさしく丁寧に伝えてくれる、コスパ抜群のお酒でした。
 最近飲んだ「穏」とかなり似ている感じですね、今風の山廃系という意味で共通している感じ。
 それにしても、このお酒がこの値段というのは凄いなあ、やまユが高くなったのに合わせて、このシリーズの酒質を凄く上げてきた印象です。
 今の新政なら、どのお酒でもそれぞれ楽しめるのだなあと、信頼を強めてくれたお酒でした。

 なお、燗を付けるとやっぱり酸味が増しますが、びっくりするほど甘旨味も濃厚になってきます。
 これはどう飲んでも旨いお酒ですね…、菌の力強さを感じるという印象。

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名称:新政Colors 純米 生成(エクリュ)
精米歩合: 麹米:40% 掛米:60%
酒米:酒こまち
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,259円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 新政 純米

2015年04月05日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

刈穂 純米吟醸 六舟

本日の家飲み 刈穂 純米吟醸 六舟

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 秋田県大仙市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験はあったようななかったような…

 刈穂はあまり飲んだことが無いのですが、個人的には辛口のイメージが強いお酒です。
 その理由は何といっても、「超弩級 気魄の辛口」という商品の存在が大きいでしょう。(リンク先は酒屋さん商品紹介)
 日本酒度+25は通常の純米酒としては最高クラスだったと思います。

 私は甘味重視派なのですが、ここまで突き抜けていると一度試してみたいなあと思っていました。
 が、ぼやぼやしているうちに行きつけの酒屋さんの気魄の辛口は売り切れに…。
 代わりといってはなんですが、スタンダードなスペックのこちらのお酒を購入してみた次第です。
 できる限り先入観を捨てていただきます。


 上立ち香は優しい感じのお米っぽいアルコール臭がほどほどに。
 含むと、落ち着いた印象の旨味が自然な口当たりで入ってきて、絶妙な酸味を伴いつつじんわりと染みこんできます。
 旨味は基本よくあるお米っぽい旨味なのですが、そこに程良い酸味が絡みつくことで個性が生まれている印象。
 後味はその酸味がしっかりと引き上げる形でキレます。

 酸辛と旨味のバランスの良い、ほっと落ち着けるような旨酒でした。
 イメージに反してこのスペックはそんなに辛さは強くなかったですね、程よくスッキリという感じ。
 まあ甘味は控えめなのですが、それをネガティブに感じさせない完成度がありました。
 刈穂、次はやはり超辛口もいただいてみたいと思いました。

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名称:刈穂 純米吟醸 六舟
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:秋田清酒株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 刈穂 純米吟醸

2015年03月24日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

山本 純米吟醸 瓶燗火入れ 急速冷却低温瓶貯蔵 秋田酒こまち

本日の家飲み 山本 純米吟醸 瓶燗火入れ 急速冷却低温瓶貯蔵 秋田酒こまち

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 秋田県山本郡八峰町のお酒です。
 家飲みでも外飲みでも何度もいただいています、もはやお気に入り銘柄ですね。

 いつもは生原酒ばかりをいただいていたので今回はあえて火入れにしてみました。
 「瓶燗火入れ 急速冷却低温瓶貯蔵」とのことですが、ある程度詳しくないとチンプンカンプンではないかしら。
 日本酒の火入れについては、南部美人のwebサイトにとても詳しく載っていましたので、マニアならご一読をお勧めします。
 はしょると、瓶詰してから高温殺菌するのでタンクごとやるより冷却が早く、高温による品質劣化を抑えられているということでしょう、その後の保存もしっかり低温でしていることも表していますね。
 
 スペックは前にもいただいている秋田酒こまちを利用した純米吟醸です。
 山本は他にも米違いや酵母違いでカラフルなラベル商品を色々と出しており、それも気になっていたのですが、タイミング的にこちらをセレクトすることになりました。
 
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 上立香はセメダイン系の硬い香りが控えめに。
 含むと、バランスの良い印象の旨味が少々のアルコール感と共に入ってきて、若干の渋味と辛さで引き締められながら染み込んできます。
 旨味は全体では引き締った印象なのですが、果実様の甘味もしっかり存在感があります。
 火入れらしい落ち着きもありスイスイいってしまう感じ。
 後味は結構な辛さでしっかりキレます。

 全体として非常にまとまりの良い、芳醇で落ち着いた旨味のあるお酒でした。
 山本はやっぱり個性よりも全体の完成度で勝負するお酒だと思います。
 ただ、それが単に飲みやすいだけでなく飲みごたえがしっかりあるのが魅力、火入れでもそれはしっかり保たれていました。
 今度こそ米違いもいただいてみたいと思います。

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名称:山本 純米吟醸 瓶燗火入れ 急速冷却低温瓶貯蔵 秋田酒こまち
精米歩合: 麹:50% 掛:55%
使用米:酒こまち
アルコール度:16%
日本酒度:+1
蔵元情報:山本合名会社
購入価格(税抜):1,481円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2015年03月16日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(プチ感想)青やまユ 生酒 25BY

名称:青やまユ 生酒 25BY
飲んだ場所:麹町市場

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 まあ何度もいただいているやまユなのですが、ポイントは飲んだのが出荷から半年経っていることです。
 店長さんと意見が一致したのですが、新酒のときより木香がはっきり出てきていました。
 それも安物の樽酒のベニヤ板みたいな香りでなく、やさしく深みのある香りでしたね。
 味わいにも素直にコクが出てきていて、全体の印象も新酒より良かったです。
 やまユは正直木桶じゃない時代の方が好みなのですが(値段・入手性含む)、このお酒には木桶の可能性を感じました。

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2015年02月16日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

角右衛門 純米 しぼりたて 生酒 直汲み

本日の家飲み 角右衛門 純米 しぼりたて 生酒 直汲み

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 秋田県湯沢市のお酒です。
 このブログでも何度か紹介していますね。

 この蔵元さんのお酒がiwc2012のチャンピオン・サケに輝いたことや、それを受けて事業の再編を行ったことについては既に書きました
 今までにいただいたお酒はどれも当たりだったので、今年も新酒をいただくかと思い今回セレクトしました。

 今回はラベルを一新して風変わりな見た目になっていますね。
 しかし、ただでさえ受賞ブランドの「福小町」との関係がわかりにくいうえ、ラベルまでコロコロ変わってしまうのはいかがなものかという気もします。
 「喜多屋」にも感じることですが、鍋島みたいにブランドは一本化した方が良いのでは…、というのは余計なお世話かなあ。
 スペック的には飯米の「めんこいな」の70磨きということで、割合お安め。

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 上立ち香は少し甘目な吟醸香がそこそこに。
 含むと、芳醇フレッシュな甘旨味がグワッと入ってきて、ほんの少々の新酒らしい苦味で輪郭を保ちつつ染みこんできます。
 旨味はいかにも新酒という感じの芳醇フレッシュな甘旨味が主役ですね、精米歩合の割には整った印象。
 ガス感は意外とそこまで強くは感じませんでした、フレッシュ感を添える程度。

 新酒の味わいをストレートに楽しめる、非常にコスパの高い芳醇酒でした。
 磨きすぎないことで味わいの存在感をキープしている印象。
 まあ逆に言うとちょっと飲み疲れる感もあるので、ほどほどにいただくのが良さそうです。
 角右衛門は、激戦区秋田でも引き続き十分に戦っていけそうだと思いました。

 開栓二日目は少し驚くほど甘味が出てきたような。
 これは早めに飲まないとダレそうな気もします、新鮮なうちに飲み切るのがオススメ。

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名称:角右衛門 純米 しぼりたて 生酒 直汲み
精米歩合:70%
酒米:めんこいな
アルコール度:18%
日本酒度:+6
蔵元情報:木村酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 角右衛門 純米

2015年02月01日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

陽乃鳥 純米仕込み 貴醸酒 火入れ

本日の家飲み 陽乃鳥(ひのとり) 純米仕込み 貴醸酒 火入れ

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 秋田県秋田市のお酒です。
 桃やまユに続き、連続での新政酒造のお酒紹介となりました。

 このお酒、商標の関係で前年まで「茜孔雀」という名前だったものを、商標保持者の許可を得て初期の名前「陽乃鳥」に戻したという経緯が裏ラベルに書いてあります。
 その商標保持者はなんと私の愛する「風の森」の蔵元さんとのこと。
 自分のお気に入り銘柄が面白いところで繋がっていたことに面白さを感じました。

 さて、このお酒の特徴は何といっても「貴醸酒(きじょうしゅ)」であることです。
 貴醸酒とはwikipediaの記載によると、まあざっくり言って水の代わりにお酒で仕込んだ酒らしいですね。
 私が飲んだことのある貴醸酒は笑四季酒造のモンスーンがありますが、甘口派の私でも閉口するぐらいの超甘口だった記憶が残っています。

 ちなみにこちらは桃やまユと共に酒屋さんの冷蔵庫に並んでいて、高価なこともありしばらく迷ったのですが、前行きつけの居酒屋さんに「今期の陽乃鳥はまるめちさんの好みかと思います」と言われたことを思いだし、結局両方買ってしまいました。
 陽乃鳥に関しては「オーク樽貯蔵」という面白いことをやっているものもあるのですが、こちらは普通の方ですね。 

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 上立ち香はやはり甘酸を感じる、しかしスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ複雑で新しい旨みがググっときて、酸とほんの少々の辛苦さっぽい刺激で輪郭を整えたまま入ってきます。
 旨味は独特な甘味中心ながら、甘ったるさはあまり感じずむしろ酸味と辛苦さの切れの良さが印象的です。
 これは個性的ですね、そして結構こなれている完成度があると思います。
 後味は濃厚さが嘘のように見事に酸辛苦で力強くキレます。

 甘酸主役の個性的な旨味を、見事なまでに自然に引き締める、個性派旨酒でした。
 貴醸酒は鬼のような甘さが特徴と思っていたのですが、このお酒では全然そんなことは無かったですね。
 ただ、鬼のように濃厚ではあると思います、それだけにキレの良さが心地良い。
 ちょっとお高めなのはしょうがないとして、陽乃鳥も亜麻猫等同様ロングセラーになりそうな予感がします。

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(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/16992245.html

名称:陽乃鳥 純米仕込み 貴醸酒 火入れ
精米歩合: 麹米:40% 掛米:65%
酒米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,759円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2014年11月10日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃やまユ 改良信交 火入れ

本日の家飲み 桃やまユ 改良信交 火入れ

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 秋田県秋田市のお酒です。
 私のお気に入り銘柄の一つで、ブログでの個別の紹介は3回目。

 こちらは桃色ラベルのやまユなのですが、写真ではまったく色がわかりませんね…(ちなみに実物も色は薄いです)
 やまユも、而今などと同じくラベルの色ごとに使用米が違い、桃は「改良信交」という酒米を使っています。
 この改良信交については名物杜氏佐藤祐輔氏のブログに詳細な解説がありました
 亀ノ尾とたかね錦の子供の品種ですから、なかなかのサラブレッドですね、他では「くどき上手」や「白露垂珠」が使っているみたいです。

 さて、25BYから木桶仕込となったやまユですが、私は既に家で白(酒こまち使用)の生酒をいただいています
 どうしても比べてしまう上にお値段も高めなので、飲む前のハードルも上がってしまうのですが、いかがでしょうか。

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 開栓時には栓が飛ばないまでもプシューッと強めにガスが出ました。

 上立ち香は甘酸を感じる、木香とは離れた香りが控えめに。
 含むと芳醇フルーティーな甘旨味が滑らかな舌触りで滑りこんできて、優しい酸味と共にじんわりと染みこんできます。
 旨味は白やまユ同様上品な感じの甘酸を感じるフルーティーなものです、特に独特な酸味が特徴かな。
 やはり火入れらしくフレッシュさは少し引っ込んでますが、それでも芳醇で個性的な旨味は健在。
 後味も酸味が引き上げていく感じでキレます。

 個性的で綺麗な甘酸味が魅力の、やさしい芳醇旨酒でした。
 白同様非常に飲みやすくてスイスイいってしまいます、これはガスにも秘訣がありそうですね、少し風の森に似ている気がします。
 ただ、個人的にはやまユはやっぱりフレッシュな生が好きかなあ(あとは値段が…)。
 飲めるかどうかはわかりませんが、いつか青と緑もじっくり飲みたいと思いました。

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(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/17012543.html

名称:桃やまユ 改良信交 火入れ
精米歩合: 麹米:40% 掛米:55%
酒米:改良信交
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,852円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0(値段も考慮に入れて)

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タグ: やまユ 新政

2014年11月06日 秋田の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

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