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広陵蔵 特別純米酒 無濾過生原酒

家飲み記録 広陵蔵 特別純米酒 無濾過生原酒

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 奈良県北葛城郡広陵町のお酒です。
 銘柄的には初ですが、同蔵のお酒の紹介は2回目。
 
 以前には通常銘柄の長龍をいただいています、この「広陵蔵」は文字通り本社の蔵の所在地名が由来のようですね。
 裏ラベルによると、お米も広陵町産の「ヒノヒカリ」(飯米)を使用し、まさに「広陵町のお酒」になっているそうです。
 地元産の飯米で酒造りっていうのは、原材料の安定調達の面からはある意味究極の方策なんでしょうね。
 同じ奈良の風の森もその点は随分昔からやっていますし、なんとなく地域性があるように思えます。

 さて、精米歩合は60の無濾過生原酒。
 飯米使用だからか、お値段は税抜1,250円とかなり良心的です。
 2018年8月製造、10月開栓。

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 上立ち香はあまりしない感じですね、渋味の雰囲気が若干ある気もします。
 含むと、落ち着きながらもインパクトのある甘酸旨味がグググっと入ってきて、割と強めの渋味でギッチリと引き締められたまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘味はほどほどながらしっかりありつつ、酸味と渋味が若干優勢な印象で、あえて言うなら旨味マシマシの白ワイン的趣がありますね、割と飲み飽きない感じでスルスル飲めてしまう感じ。
 後味も酸渋が引き取る形で、見事に引き上げてくれます。

 無濾過生原酒らしい飲みごたえのある旨味と、一種白ワイン的な引き締まりを兼ね備えた、個性派スルスル酒でした。
 いわゆる食中酒として極めて完成度が高いですね、それでいて単体で飲んでも全然飲めるのが今風で素晴らしい。
 うーんこれは万人受けするんじゃないかな…、方向性的に私よりも相性が良い方は多いと想像します、コスパも非常に高。
 長龍酒造のお酒は今後も注目していきたいですね。

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名称:広陵蔵 特別純米酒 無濾過生原酒
蔵元情報:長龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年01月22日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

村祐 黒 本生 (平成30年11月製造分)

家飲み記録 村祐 黒 本生 (平成30年11月製造分)

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 新潟県新潟市のお酒です。
 ブログではなかなかの頻度で登場していますね。

 この黒村祐は、私が「究極の甘口酒」としてマイ殿堂入りとしているお酒であり、毎年(買えたら)買っている唯一の高級酒です。
 当然ながら期待のハードルは高いのですが、前回飲んだときはあまりの「らしくなさ」にかなり落胆したというのが正直なところでした。
 今回は、これで同じように期待外れだったら今後は買わないかもという想いを抱きつつの購入です。

 アルコール度数14%の生酒ということ以外のスペックは相変わらず非公開、税抜4,000円という立派なお値段です。
 今回も生熟期間を経ているという情報も貰ったのですが、公式発表がないのではっきりしたところは不明。

 相変わらず箱が格好いい…
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 上立ち香は甘く、若干ヨーグルトを彷彿とさせる独特な香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味がそこそこ強めの渋味を伴いつつも、割と滑らかな口当たりで入ってきて、その渋味由来の奥深さを十分に感じさせつつ、じんわりじんわりと広がっていきます。
 味わいは、やはりレーズンの砂糖まぶしを煮詰めたような、複雑さを孕んだ甘旨味と渋味が厳然たる主役、酸味は僅少で、熟感は結構ありつつも引っかかりやダレを感じさせない独特な世界を
 後味は、若干甘味の余韻を残しつつも自然に引き上げます。

 超濃厚かつ、複雑ながらも純度の高さを感じさせる甘旨味をストレートに楽しめる、オンリーワンの甘口酒でした。
 うん、これこれとつぶやきたくなりますね、個人的にこのお酒に求める「らしさ」はかなり感じられました。
 ただベストのときはもうちょっと純度が高かったかな~、生熟ゆえの複雑味からか、和三盆からはかなり離れてしまっている気はしますね。
 黒村祐、良い面悪い面両方鑑みつつ、来年も買ってしまいそうだなあと思った今日この頃でした。

 ちなみに開栓後ちょっと残して置いてみて、常温で飲んでみたら柔らかさがマシマシになってましたね。
 なんかミルキーみたいな風味も感じるような…やっぱり面白いお酒だなあ。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-275.html

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名称:村祐 黒 本生
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):4,000円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.8/9.0(価格を考慮に入れて)

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2019年01月20日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

酒屋八兵衛 山廃純米 無濾過生原酒 28BY

家飲み記録 酒屋八兵衛 山廃純米 無濾過生原酒 28BY

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 三重県多気郡大台町のお酒です。
 ブログでの紹介は三回目。

 酒屋八兵衛は今まで速醸のお酒を二回やってますが、そもそもは割と山廃のイメージが強い銘柄だったので、今回はある意味念願の家飲みとなります。
 蔵元ホームページを覗いてみると、今風のデザインで積極的に更新があり、SNSも活用しているということで、実にしっかりと情報発信をしている印象を持ちました(何より販売店一覧があるのが素晴らしい!)。
 記載内容も「テロワール」という言葉があったり、英語ページも用意していたり、実に先進的ですね
 個人的には地酒蔵こそ、この方面での努力が重要なんじゃないかと思っています、他蔵も是非見習ってほしいなあ…

 ラベルに記載ありませんが使用米は山田錦と五百万石、精米歩合60の無濾過生原酒です、アルコール度数は18~19度とかなり高め。
 製造年月がH29年4月で、開栓H30年9月と、少なくとも一年半近くの生熟期間を経たコンディションになってます。

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 上立ち香はガッチリアルコールが絡まった洋梨(?)的な香りがそこそこに。
 含むと、うおっというぐらいにアルコール臭くて口中が痛くなるような酸辛が暴れまわる感じですね、当然のように最後まで存在感があって、グワっと胃に染みこんできます。
 味わいは極めてインパクトの強い酸旨味が中心にあるのですが、若干アルコールの強さに隠れてしまっている印象すらありますね。
 後味はまあ酸辛がガッチリ引き取る形で、見事にキレます。

 う~ん、私も相当日本酒飲み慣れてきたつもりですが、これほどキツさを感じるお酒と出会ったのは久しぶりですね、飲みにくさマックスというべきか…
 ただ、一年以上寝ていてこの強さは驚きです。
 で、どう考えても開栓後ダレずに落ち着いてくるタイプだと思ったので、数日常温放置したらかなりこなれてきました。
 このレベルだと旨味を割と素直に楽しめますし、甘味も感じられるようになってきて、かなり好みになりましたね。
 酒屋八兵衛、日本酒の複雑さをある種の驚きと共に与えてくれた一本でした。

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名称:酒屋八兵衛 山廃純米 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:60%
使用米: 山田錦・五百万石
アルコール度:18~19%
日本酒度:+5
蔵元情報:元坂酒造株式会社
購入価格(税抜):1,333円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.4(開栓直後は8.2)/9.0

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2019年01月19日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

倭姫(やまとひめ) 純米吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 倭姫(やまとひめ) 純米吟醸 無濾過生原酒

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 奈良県奈良市のお酒です。
 銘柄的には初見初飲みですが、同蔵のお酒としては4回目の家飲みだったりします。

 こちらを醸す今西清兵衛商店のお酒としては、代表銘柄である「春鹿」の方が圧倒的に有名でしょう・
 購入先の登酒店さんの商品紹介ページによると、この倭姫は「27BYから新たにスタートした、特約店限定流通ブランド」とのこと。
 個人的には、地場大手の特約店限定ブランドは期待してしまいますね、実力蔵の本気といいますか。
 具体的にはMIYASAKA(真澄)、花邑(両関)等が思い浮かびます。

 スペック的には五百万石を60%まで磨いた無濾過生原酒とのこと。
 ラベルにはブランド名通り古代の姫(巫女?)のイラストが。
 昔の三芳菊みたいな、こういうちょっと控えめに可愛いラベルは個人的には好きですね。


 上立ち香は割と引き締まった草っぽい香りがそこそこに。
 含むと、いい感じに味乗りした印象のバランスの良い旨味が、結構な辛さを伴いつつも自然な口当たりで入ってきて、徐々に強まる辛さで口中をピリピリとさせながらじわじわ入り込んできます。
 味わいは、お米由来って感じの、しかし甘味をしっかり伴った旨味が中心、伴う辛さは時間差で出てくる感じながら最終的には非常に強まってきますね。
 後味は完全にその辛さの働きで、ピリピリスパッとキレます。

 辛さとまろやかさを共に感じるのが面白い、一種のまとまりが魅力的な芳醇旨辛酒でした。
 私には若干辛さがスパルタに感じてしまいますが、このくらいのキレを求める人はいることでしょう。
 なにより、旨味が濃厚かつ柔らかいのが良いですわ…、ここまでギャップ、二面性が強いお酒は珍しいかも。
 倭姫、惹かれるものをしっかり見せてくれた一本でした、次はまた別スペックもいただいてみたいですね。

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名称:倭姫 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:17%
日本酒度:+5
蔵元情報:株式会社今井清兵衛商店
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年01月17日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

脱兎 60 純米 無濾過生原酒 28BY

家飲み記録 脱兎 60 純米 無濾過生原酒 28BY

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 京都府京都市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸すのは羽田酒造、蔵元ホームページを見ると、商品ごとに色々な銘柄を名乗っているようでちょっとわかりにくいですね…
 多分「蒼光」「初日の出」が通常銘柄という位置付けなんでしょう、で、この「脱兎」は最近立ち上げた限定銘柄のようです(地酒あるあるパターンですね)。
 購入先の登酒店さんの商品紹介には「銘柄の由来には、孫子の兵法にある”脱兎之勢”に”北山の白ウサギ”を重ね合わせています。」という解説がありました。

 精米歩合は60、使用米は地元京都の酒米「京の輝き」のようです。 
 しかし、ラベル記載情報は凄く少ないですね…、限定ブランドの情報発信の基本的な部分だと思うので、この辺りはしっかりやってほしいなあ。


 上立ち香は落ち着いてかつカカオ的な香ばしさのある香りが控えめに。
 含むと、独特な草的風味を伴った旨味がスルスルと入ってきて、少々の酸と苦味も相まって、最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、かなり味乗りしてきた印象の旨味が芯にあるのですが、青っぽい草感、柔らかい酸、ほんのりとした苦味により、割とスイスイ飲めてしまう印象。
 後味は、ほんの少々の苦味を口中に残しつつ、しっかりかつ自然に引き上げます。
 
 熟しつつもダレ感皆無の、独特の飲み進めやすさが印象的な個性酒でした。
 アルコールも相まってミントというか、独特のスースー感があるのが面白いですね~
 後なんか鼻に抜ける香りに穀物感もあるような…、いやあなかなか複雑で玄人好みの味わいのような気がします、ハマる人はハマるタイプのお酒かと。
 脱兎、次は新酒コンディションでもいただいてみたいですね。

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名称:脱兎 60 純米 無濾過生原酒 28BY
精米歩合:60%
使用米:京の輝き
アルコール度:17.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:羽田酒造有限会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 脱兎 純米吟醸

2019年01月15日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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