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飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 01BY

家飲み記録 飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 01BY

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 言わずと知れた会津のお酒です、私が無濾過生原酒を家飲みできたのはこれで4回目。

 実は今回自家熟成(といっても半年ですが)に踏み切った理由としては、どこかで「飛露喜の無濾過生原酒は夏に開けた方が旨い」みたいな言説を見たからだったりします。
 今までの3回は新酒で飲んでるし、ここらで一発試してみるかと夏まで引っ張ったわけですね。
 一升瓶ということもあり、これもレマコムあっての楽しみ方と言えるでしょう。
 
 ラベルは情報が乏しいことも含めいつも通りですねえ、でもこの筆文字はやっぱりオーラがあって好き。
 ただ、合資会社だった蔵がいつの間にか株式会社になっていたことに今気づきました、やっぱり規模的に組織変更の必要性が出てきたんでしょうねえ。
 12月製造で、翌8月開栓です。
 

 上立ち香は熟感皆無、ただ落ち着いた酸を感じるスッキリとした香りがほのかに。
 含むと、やはり程よく落ち着いて、柔らかな酸と一体になった旨味が自然な口当たりで入ってきて、そこそこの渋味が奥深さを添え、最後までバランスを保ったままゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、生熟感とフレッシュ感がいい感じで絡み合ったもので、濃い旨味や渋味もありつつ、主役は優しい酸ですね、ただ刺激的ではなくて、濃厚ながらもグイグイイケてしまうバランスを保っています。
 後味はその酸で割と自然にかつしっかりと引き上げてくれます。

 新酒のフレッシュさとトレードオフで、素直に柔らかさと落ち着き、そして一種のまとまりを得た感じの芳醇旨酸酒でした。
 花陽浴同様、新酒と生熟どっちが良いかは好みの問題でしょうね~、やっぱり崩れない所は流石かと。
 今回の良いところは、温度帯を気にせずダラダラ飲める感じになってることだと思いました、一升瓶をどっかと横に置いてコップで飲むのも一興でしょう。
 何気に今回、飛露喜はいち早く「酸」を使いこなした強い生酒を世に出したというところが凄かったのではないかということを感じましたね、十四代とはそこが明らかに違うポイントかなあと。
 飛露喜、やっぱり良いお酒だなあとしみじみ感じた一本でした。

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名称:飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 29BY
蔵元情報:株式会社廣木酒造本店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年09月24日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 01BY

家飲み記録  花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 01BY

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 言わずとしれた埼玉県羽生市のお酒です。

 いつもの花陽浴なのですが、今回は新酒の時期に買ったお酒を夏真っ只中の8月に開栓したというところがポイントになります。
 実は、今年はとっておきの生酒を3本ほど同様に寝かせて、同時開栓というようなことをやっていました。
 新酒生酒といえば即開栓が基本であり、私はあまり自家熟成はしないのですが、まあ試験的にという感じですね。
 ちなみに、冷蔵庫は業務用(レマコム)で、大体0度ぐらいでの保管ですので、家庭用冷蔵庫とはちょっと違った熟し方だと思います、その点ご注意を…

 というわけで、まずはド定番の花陽浴、それも山田錦です。
 2月製造8月開栓。

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 上立ち香は濃厚かつ甘ーいパイン系の、ちょっと落ち着いた香りが気持ち強めに。
 含むと、やはりガッチリ濃厚な甘酸旨味がトロリとした口当たりで入ってきて、苦味や渋味は完全に裏方、それでいて不思議なほどダレを感じさせないままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、いつもの花陽浴の素直に味が乗ってきた印象の完熟パイン的な甘酸旨味が純然たる主役、苦渋の抑え方といい良いですね~、ただよくよく追うとちょっと生老ね的なクセはあるかも。
 後味は、酸メインでいつも通り自然に引き上げてくれますね。

 いつもの花陽浴にいい感じに味が乗ってきた、トロリ系芳醇甘酸酒でした。
 これはこれで良いですねえ、甘味が増してきている上に酸とのバランスが崩れていないので、いつもどおりグイグイ飲んじゃいます。
 ただ、花陽浴の酒質的にはやっぱりフレッシュな感じも欲しくなるので、個人的な印象としては一長一短かなあ。
 花陽浴の安定感を感じさせてくれた一本でした。

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 01BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年09月22日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

kamosu mori (醸す森) 純米大吟醸 生酒 (2020年3月製造)

家飲み記録 kamosu mori (醸す森) 純米大吟醸 生酒 (2020年3月製造)

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 新潟県中魚沼郡津南町のお酒です、前回に引き続きのご紹介ですね。

 今回蔵元HPからの直販で取り寄せたわけですが、この苗場酒造楽天ショップも開いているようです。
 で、そちらの方には気になる商品があるんですよね、それは「上槽予定のお酒の予約販売」というもの。
 これこそ「しぼりたて」ってやつですね、意外とやっている蔵が少ない中、踏み切った体制に拍手。
 というわけで実は先程早速発注しました、楽しみですねえ。

 閑話休題、今回ご紹介するのは純米「大」吟醸です、パッと見違いがわからないかもしれませんが、ラベルの下にサラッと書いてありますね。
 このときは普通の方を頼んだので、3月製造、7月開栓です。

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 上立ち香は甘く、割と落ち着いた印象の果実香がそこそこに。
 含むと、やはり完全に甘味主体で、柔らかい酸味も伴った濃厚な旨味が自然な口当たりで入ってきて、最後まで純度が高い感じでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、若干生熟的な味乗りがしてきた印象の、砂糖マシマシの完熟マスカットやパインを思わせる甘味が厳然たる主役、酸味は寄り添う程度で、ほんのりと渋味のあるかな…とにかく濃厚ながらわりとグイグイイケるまとまりもありますね。
 後味は、濃厚さを実に自然な感じでしっかり引き上げてくれます。

 シロップ的な濃厚さがある完熟果実の甘味を、しっかりとまとまった感じで楽しませてくれる、超甘口酒でした。
 白ワイン的な風味に甘味マシマシって感じかなあ、アイスワインってこういう方向なんでしょうか(高くて飲んだこと無い)
 ちょっと重い気もしますが、純度が高いので悪印象はないです、食前かデザートに良いタイプかと。
 ただ、やはりこの感じはしぼりたてを飲んでみたくなりますねえ、フレッシュだともっと良さげな気がします。
 醸す森、次のお酒が着くのを楽しみにしようと思います。

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名称:kamosu mori (醸す森) 純米大吟醸 生酒 (2020年3月製造)
蔵元情報:苗場酒造株式会社
購入価格(税抜):純米大吟醸とセットで3,500円
購入した酒屋さん:蔵元直販(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年09月19日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

kamosu mori (醸す森) 純米吟醸 生酒 (2020年3月製造)

家飲み記録 kamosu mori (醸す森) 純米吟醸 生酒 (2020年3月製造)

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 新潟県中魚沼郡津南町のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」の神奈川建一さんに勧められ、同ブログの感想を参考にした上で購入しました。
 私としては、銘柄自体はは前から気になっていたのですが、近くに売っている店がなかったんですよね。
 今回改めて調べてみると、なんと蔵元ホームページからの通販が「5,000円以上のご注文の場合 全国一律送料無料」とのことだったので、こりゃすげえと直接取り寄せた次第です。
 5,000円なんて醸す森を四合瓶二種類と、ちょっと足せば届いちゃいますからね…、利益的に申し訳ないと思いつつ、ギリギリで発注してしまいました。
 
 お酒の特徴については、蔵元がえらく気合の入った特設ページを作っているので、是非そちらをご覧ください。
 製法的なところは「1段仕込・生原酒・袋搾りにこだわる」という部分に集約されていると思いますね。

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 上立ち香は甘くフレッシュ、そしてオリ的な濃厚さのあるマスカット的果実香が気持ち強めに。
 含むと、香りの印象通りの非常に濃厚かつフレッシュな甘旨味がトロミとガス感の双方を感じさせつつ入ってきて、オリの苦味を奥の方に少々伴いながら、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、オリの濃度と複雑味、そしてガスの爽やかさを纏ったマスカットジュース的な甘酸味が厳然たる主役、苦味も含めて非常にまとまりが良いですね、低アルも相まってバカスカ飲めます。
 後味は、オリの存在感と苦味をほんのりと残しつつ、割と力強くキレます。

 フレッシュかつ、極めて濃度と存在感の強い甘味の魅力を、日本酒的な複雑さとともにガッツリ楽しませてくれるお酒でした。
 低アルかつ甘味マシマシながら、オリの苦味等がまたいい感じで仕事をしてくれて、個人的には食中酒としても全然イケると思いましたね。
 うーむ、日本酒離れしている気もするのですが、この味わいは日本酒でしか出せないというのも確かなんですよねえ。
 そして、これこそ私の大好きな味わいでした。
 次回はもう一つ別スペックの醸す森をご紹介します。

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名称:kamosu mori (醸す森) 純米吟醸 生酒 (2020年3月製造)
蔵元情報:苗場酒造株式会社
購入価格(税抜):純米大吟醸とセットで3,500円
購入した酒屋さん:蔵元直販(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:取り寄せ品記念写真
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 いやあこれだけで送料無料ですからねえ、ありがたい限りです。

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2020年09月16日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

shamrock(シャムロック) 無濾過純米生原酒 (2020年1月製造)

家飲み記録 shamrock(シャムロック) 無濾過純米生原酒 (2020年1月製造)

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 宮城県加美郡加美町のお酒です、同蔵のお酒の紹介は三回目。

 最近「地獄杜氏」の異名でSNS等で話題をさらっている、盛川泰敬杜氏が醸すお酒です。
 「シャムロック」は同氏が以前より使っているブランドですね、以前に時計じかけのオレンジラベルをご紹介していますが、今回はスタンダードなラベル。
 なお、裏ラベルが特徴的で、フィルム表面に貼ってあるラベルを取り外すと、お酒とは全然関係ない内容のエッセイ的文章が出てきます。
 昔の射美を思い出してしまいますが、こういう遊び心は好きですね~

 以前火入れを店頭で見たことがあったのですが、個人的信念に基づき一旦スルーし、今回生酒を満を持してセレクトしました。
 特筆すべきは「ササニシキ」利用ということと、2.3というかなり高い酸度でしょうか。

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 上立ち香は果実系の酸を感じる爽やかな香りがそこそこに。
 含むと、純度の高い酸味を伴った旨味が勢いよく入ってきて、そこに強めの渋味が絡みつくことで最初から最後までしっかりと引き締まった印象のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、酸と渋味でキリリとした印象ながらも、旨味もしっかりとあるので絶妙なバランス、まさに飲みごたえと飲みやすさの両立をハイレベルで達成している印象ですね。
 後味は、渋味の余韻を残しつつも、印象としてはバッチリキレてくれます。

 純度の高い旨酸味を、渋味のアシストでエンドレスに楽しめてしまう、質実剛健の万能酒でした。
 味の方向性は果実系とお米系の中間といいますか、なかなか表現し難い個性的な感じだったと思います。
 実は開栓直後冷やしたままで飲もうとしたら渋すぎてちょっと閉口したんですよね。
 しかし、開栓後は伸びる伸びる、最終的には飲みごたえとキレ、両方を抜群に感じさせる素晴らしい味わいになってくれました。
 (だからこその一升瓶限定なんでしょうねえ…、ただやっぱり一升瓶の生酒はレマコム勢以外にはハードル高そう)
 シャムロック、今後もしっかりとチェックしていきたいと思いました。

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名称:shamrock(シャムロック) 無濾過純米生原酒 (2020年1月製造)
蔵元情報:株式会社田中酒造店
購入価格(税抜):3,500円/1,800ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.6(開栓直後は8.2)/9.0

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2020年09月12日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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