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長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり

家飲み記録 長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり

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 奈良県北葛城郡広陵町のお酒です、同蔵のお酒の紹介は3回目。

 長龍はブログ「日本酒のカルテ」管理人のあろすさんが推している銘柄という印象がありますね。
 首都圏では取り扱い店をあまり見かけないのですが、私としては通販で良くお世話になる、奈良の「うのかわ酒店」や「登酒店」で取り扱いがあるので、結構身近な印象があったりします。
 今回いただくのは限定品である「四季咲」シリーズの一つです、他には「竹笋生(ちくじゅんしょう) 」とか「半夏生(はんげしょう)」という製品もあるとか。
 これは、所謂二十四節気をさらに細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」(リンク先はWikipedia)から採っているみたいですね、奈良酒らしい素敵なネーミングかと。

 細かいスペックや味わい、そして商品コンセプトの記載が裏ラベルにあるのは素晴らしい!(写真参照)
 ただ、一升瓶限定というのはいかがなものか…
 私は前から言ってますが、要冷蔵のお酒を一升瓶限定で出すのは、個人に売る気が無いと思われてもしょうがないと思いますね。

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 上立ち香はクリーム感のあるおりっぽい香りが仄かに。
 含むと、しっかり味が乗った印象の甘旨味がトロリと入ってきて、割と華やかな含み香や苦味と一体となりながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、りんご、洋梨、キウイをそれぞれ感じるような濃厚ながらもみずみずしい感じの甘酸旨味が主役、含み香が強いので苦味もそれに伴って強めなのですが、旨味が負けていないのでイヤらしさは抑えられている印象。
 後味は、苦味の余韻を残しつつも、不思議なほど自然に、かつしっかり引き上げてくれます。

 含み香の強さとそれに伴う苦味がありつつ、柔らかくも存在感のある甘味としっかりバランスを取る、万能系甘旨キレ酒でした。
 この濃厚さとトロリ感、そして奥深い甘旨味は非常に良いですね~個性の面でも十分戦えるレベル。
 それでいて後味のキレも素晴らしいレベルだからな~これは良いですよ。
 長龍、他の四季咲シリーズも是非飲みたいと思わせてくれる一本でした。

 ちなみに開栓後四合瓶に移し替えた後も全然バランスは崩れませんでした、そのあたりの強さも素晴らしいですね。
 上の方ではディスりましたが、保管さえできれば、一升瓶買いを強く推奨できるお酒だと思います。

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名称:長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり
蔵元情報:長龍酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年07月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:1

新政 「廻 -Kai-」 平成30年度 秋田県清酒品評会 知事賞受賞酒

家飲み記録 新政 「廻 -Kai-」 平成30年度 秋田県清酒品評会 知事賞受賞酒

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 秋田県秋田市のお酒です、今をときめく新政ですね。

 随分前に出たお酒ですが、別に寝かせてたわけではなく、単純に公開タイミングをずるずる逃してました…
 ちなみにこちら、四合瓶で定価約7,000円ということで、当ブログでは黒村祐を超えてダントツ最高額のお酒になります。
 正直プレ銘柄だからつい買ってしまったという面もありますが、一応理由としては、以前「オクトパスガーデン」という出品酒系のスペック外飲みして非常に旨かった記憶があり、新政のハイエンド酒(特に変わり種スペックの出品酒)を一度じっくり味わってみたかったということもあったりします。
 
 見た目は超豪華ですね~、シリアルナンバーも入っています。
 スペックは酒こまちの精米歩合40%、品評会出品酒としては「生もと」造りというのがポイントでしょうか。

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 上立香は新政らしいフレッシュな酸と甘みを感じる割と硬質な香りがそこそこに。
 含むと、やはり非常に上品な甘味と酸味が落ち着いた口当たりで入ってきて、じわじわと出てくる渋味で奥深さも添えつつ、ゆっくりと口中で溶けていきます。
 味わいは、それこそ和三盆を彷彿とさせる上品な甘みに新政らしい酸が伴う感じ、それに渋味が寄り添うことで更にオンリーワンの世界観を魅せてくれますね、そして当然のように雑味は皆無。
 後味はもうアルコールの刺激すら包み込むように自然に引き上げます。

 極めて上品ながらオンリーワンの世界観を感じる、新政の高スペック酒として納得感のあるお酒でした。
 やっぱり乳酸感もあるし、それっぽいのが流石ですね、それでいてしっかり上品なのが見事。
 まあ実際こういうお酒が賞を取るようになったのは良いことだと思います、山田錦高精白速醸香り酒ばかりではやはり面白くないですし。

 ただまあ、私には過ぎたお酒ですねえ…、お味もお値段も。
 好みが似ている母と一緒に飲んだのですが、「桃の里の大吟醸(3,000円)の方が美味しい」という感想に落ち着きました。
 これは新政をディスるつもりでは無く、やっぱり好みなんてそんなもんだと思うんですよね。
 日本酒は数が多いだけに特定銘柄に人気が偏りがちですが、ある程度詳しくなったら是非自分が好きな(あまり有名でない)銘柄を見つける旅に出るのも良いものだと、個人的には思います。
 当ブログがその助けになってくれたなら、こんなに嬉しいことはないですね。

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名称:新政 「廻 -Kai-」 平成30年度 秋田県清酒品評会 知事賞受賞酒
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):6,944円/720ml
お気に入り度:高すぎるので判定不能

■おまけギャラリー:今まで外飲みした新政の一部

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 いやあ何やかやでえらい飲んでる(というか飲ませてもらってる)なあ…
 ちなみにマイナンバーワン新政は断トツで見えピンっす。

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タグ: 新政

2020年07月12日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奈良萬 純米 無濾過生原酒 中垂れ

家飲み記録 奈良萬 純米 無濾過生原酒 中垂れ

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 福島県喜多方市のお酒です。
 何度も外飲みしてますし、ブログ開始前に家飲み経験もあるのですが、なんとブログの記事としては初登場でした。

 奈良萬は私の中では「いつでも買えるからなかなか買わない銘柄」の典型例ですね…、あまり新商品を出さない姿勢も相まって、すっかり間が空いてしまっていました。
 今回購入したのは、「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんが「おりがらみ」を殿堂入りにしていたのを見て、これは久々にちゃんとチェックしないとなあと思ったからです。
 が、実際には間違えて「中垂れ」を買ってしまいました…、私ともあろうものがこんな初歩的なミスを犯すとは…痛恨の極み。

 裏ラベルの情報は昔から貧弱ですねえ、酒屋のホームページをちょっと調べると、使用米は五百万石らしいです。
 ちなみに「中垂れ」は「中取り」と同じ意味ですね、絞ったお酒全体の中で、雑味が少なくて酒質が安定した部分を集めたものという認識で良いかと。

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 上立ち香はハッキリ甘くフレッシュな、皮混じりのメロン的な香りがそこそこに。
 含むと、実に濃厚かつフレッシュな甘旨味が力強い口当たりで入ってきて、尻上がりに出てくる苦味と押し合いへし合いしながら、最後まで存在感を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは香りの印象通りの露骨にメロン(少々皮混じり)の青い甘味苦味が主役、ソーダ的なインパクトもあって非常に飲みごたえがありますね、それでいて
 後味は、苦味が引き取る形で力強くかつスッキリとキレてくれます。

 これぞメロン系無濾過生原酒!といった印象の、極めてインパクトのある甘旨味が魅力のお酒でした。
 なお、苦味が香り系ほど飲み疲れる感じじゃなくて、しっかり引き締め役に回っているのが良いですね、しっかり後味がキレるのもグッド。
 このお酒はあまり福島っぽくない気もしますね(勝手なイメージですが)、むしろメロン系代表と言いたいところ。
 奈良萬の安定感を感じた一本でした、そして次こそおりがらみを買いたいと思います。

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名称:奈良萬 純米 無濾過生原酒 中垂れ
蔵元情報:夢心酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 奈良萬 純米

2020年07月10日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

冩樂 純米吟醸 生酒 おりがらみ弐 R01BY

家飲み記録 冩樂 純米吟醸 生酒 おりがらみ弐 R01BY

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 福島県会津若松市のお酒です、ブログでの登場は4回目。

 冩樂はマニア間ではすっかり有名になった感がありますね。
 私も好きな銘柄ではあるのですが、入手困難とはまではいかないものの、若干売り切れが速くなったこともあって、前回おりがらみを飲んだ2016年から、約4年振りの家飲みとなりました。
 で、久しぶりとなると、ついつい無難なスペックを選んじゃうんですよねえ…、色々面白そうな新商品も出ているというのに。
 まあ、特に冩樂の場合、結構火入れが多くて生が少ない気がするので、どうしても選ぶスペックが偏るという事情もあったりします。

 精米歩合は前から変わらず50%、「弐」というのは第二ロットってことかしら。
 じわじわと値段が上がってきているような気もしますが…、まあこれは仕方ないところでしょう。

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 上立ち香はカルピスソーダ的な甘酸と、セメダインをそれぞれ感じる香りがそこそこに。
 含むと、実に存在感強い甘酸渋旨味が少々のガス感を伴いつつも割となめらかな口当たりで入ってきて、最後まで濃度を保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり福島酒らしい洋梨的な奥深い甘酸渋味が中心、オリ由来で非常に濃度は高いのですが、ガス感も相まってダレやクドさを感じさせないのが流石ですね。
 後味は、渋味の余韻を残しつつ、割と柔らかく自然に引き上げます。

 福島酒らしさとおりがらみらしさをストレートかつバランス良く楽しませてくれる、芳醇フレッシュ旨渋酒でした。
 いやあ素直にレベル高い感じですね、結構賑やかな味わいのように思えるのですが、しっかりまとまっている印象。
 旨味に奥深さがあるのがやっぱり良くて、フレッシュフルーティー酒として「こういうのでいいんだよこういうので」と言いたくなる感じです。
 冩樂、貫禄が出てきたなあと思わせてくれる一本でした。

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名称:冩樂 純米吟醸 生酒 おりがらみ弐 R01BY
蔵元情報:宮泉銘醸株式会社
購入価格(税抜):1,688円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年07月08日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 うすにごり 01BY

家飲み記録 亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 うすにごり 01BY

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 高知県土佐市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 亀泉の人気商品であるCEL24のうすにごりバージョンです。
 一見単に「うすにごり」と名前に付いただけですが、前回CEL24を飲んだときにちらと書いた通り、このお酒は通常個人向けには出回らず、特定の居酒屋でしか飲めない超限定品だったりします。
 
 が、蔵元さんのツイートで、今季限定で出回るという情報が出たため、それを見て興奮し10分ぐらいでお取り寄せ発注した次第です。


 私としては、約6年前に串駒で飲んで以来家飲みしたい一本だったので、まさに念願かなったという感じですね。

 ちなみにその時、このお酒を個人売りできない理由の一つに「非常に噴き出しやすいから」ということがあると話を聞いた覚えがあります。
 で、折角なので今回開栓動画を撮ってみた様子がこちら。

 いやあ、レマコム出庫直後でこれですよ、噴き出しはしませんでしたが、栓は止めていた部品ごと天井に激突!
 これは危険物ですねえ…、ただ、前似たような状況で手を切ったことがあるので、栓を止める部品がプラスチックなのは非常にありがたかったです。

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 上立ち香はまさに完熟パイン系の甘酸っぱい香りがそこそこに。
 含むと、インパクト抜群ながらも意外と抑えも効いた印象の甘酸味がシュワシュワと入ってきて、オリ由来の苦味を纏っていい感じに輪郭を整えつつ、ゆっくりと口中に広がります。
 味わいは、やはりパイン系のハッキリした甘酸味を中心にしつつ、ガスの刺激やオリの苦味の奥深さが一体化した感じのもので、全体として見事にバランスが取れていて、無限に飲める感じ。
 後味は、酸味と苦味によるものと思うのですが、これがまた不思議なほど自然に引き上げてくれます。

 甘味、酸味、苦味、ガス感、フレッシュ感、そしてオリ由来の米的旨味が繊細かつ力強くハーモニーを奏でる芳醇超絶バランス酒でした。
 いやあ素晴らしい、普通のCEL-24と比べても、酸味が酸っぱいまでいかなくて上品というか、バランス良い気がするんですよねえ…。(何か特別なことやってたり、良いタンクを選んでたり、裏に「別誂」的な秘密がある気がします。)
 それぞれの要素が主張しつつも一種の抑えも効いていて、ほんとマイナス要素が無いです。
 銘酒居酒屋でこのお酒が最初の一杯として出てくる理由が改めてわかりましたね、食前食中としても万能で、他のお酒とも喧嘩しないでしょう。
 正直、このお酒があるときは毎日若干二日酔い気味なぐらいに飲み過ぎてしまいました。

 亀泉、そしてCEL-24に対するイメージを超絶に上げてくれた一本でした。
 蔵元様、今季限定と言わず、なんとか来年も個人向けに出してください…、何卒何卒…

 ちなみにガスが抜けても全然ダレないんですよねえ。
 なんというか、ガスに頼らない甘酸苦のバランスがしっかり有った上でのシュワシュワ感なのでしょう。
 一升瓶、飲み切りに寂寥感を覚える程に、最後まで楽しませていただきました。(二升目購入検討中)

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■紹介「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
https://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-3490.html

名称:亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 うすにごり 01BY
蔵元情報:亀泉酒造株式会社
購入価格(税抜):3,318円/1,800ml
購入した酒屋さん:山崎酒店(高知)
お気に入り度:8.9/9.0

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2020年07月06日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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