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稲乃花 白 無濾過生原酒

家飲み記録 稲乃花 白 無濾過生原酒

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 奈良県天理市、稲田酒造のお酒です。

 先日、登酒店さんからまとめてお取り寄せをした際、未飲銘柄ということでセレクトしました。
 蔵元ホームページははなかなかに手作り感があるもの。
 蔵紹介を見ると明治10年にかの天理教の御神酒を造り始めたのがルーツとのことで、日本酒と宗教が密接に結びついているということを改めて感じますね。
 
 今回いただくのはやけにモダンな見た目ですね、墨アーティスト「イマタニタカコ」氏の作品とのこと。
 アルコール度数が12~13度と低く、日本酒度-20、酸度5.3と、日本酒としては変わり種の甘酸っぱい系が約束されたような数値になっています。
 (本当は普通系のが良かったんですが、在庫が無かった…)


 上立ち香は思い切った露骨なセメダイン香ですね~
 含むと、やはり完全に日本酒離れした旨酸味が勢い良く入ってきて、唾液腺を刺激しながらじわりじわりと口中に染み込んできます。
 味わいは、白ワインを思わせる酸味が完全に主役、そこに若干の旨味と弱い甘味が絡まって少し柔らかもを演出、ちょっとケミカルな苦味的風味も面白いですね。
 後味は、酸と苦味がガッツリ引き取ってキレます。

 日本酒離れした強力な酸味が特徴的な、旨味を纏った白ワイン的な個性派濃厚酒でした。
 いやあ、日本酒としては変わり種ですが、なんとなくこっち系のお酒としては割とある方向性な気もしますね。
 結果として、こっち系の酸っぱ酒が好きな方にはオススメできると思います(私は苦手ですが)
 稲の花、次は別のスペックをいただきたいと思いました。

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購入価格(税抜):1,143円/500ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.2/9.0

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2022年09月10日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

福源 蔵出し 無濾過原酒 純米酒 生酒

家飲み記録 福源 蔵出し 無濾過原酒 純米酒 生酒

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 長野県北安曇郡池田町、福源酒造のお酒です。

 こちらは前回の御湖鶴と同時に信州おさけ村で購入してきました、初家飲みです。
 東京では相当レアな銘柄なんじゃないでしょうか、少なくとも私は信州おさけ村でしか見たことないです(そういうお酒が有るのが同店の魅力)。
 実際、蔵元ホームページには初っ端から「私たちは大量にお酒を造っていません。」と打ち出してますね、ハッキリそっち系の蔵なのでしょう。
 
 外観は肩にかけるタイプのラベルが目を引く感じですね。
 商品情報を見ると、全体的に強気の価格設定に見えます、今回のお酒は四合1,800円。

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 上立ち香はちょっと栗(?)っぽいまろやかな香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚ながらもやはりまろやかさのある旨味が自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦渋味が奥深さを添えつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、米と果実の両方を感じるような実に素直な印象の旨味が厳然たる主役、甘味渋味苦味はあくまで脇役、最初から最後まで旨味の魅力を感じられます。
 後味は、渋味苦味がやっぱり柔らかい感じで引き取ってキレます。

 非常に濃い味わいと、一種のまろやかさ柔らかさを両立させた、力強いバランスの芳醇旨味酒でした。
 この濃厚さながら度数がそんなに高くないので、キツさが抑えられているのが特徴的ですねえ。
 風味的にはアル添有りの高アル原酒でよく感じる方向性なのに、このまとまりというのが面白いと感じます。
 福源、次は是非別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:信州おさけ村(新橋)
お気に入り度:8.35/9.0

■記念写真
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タグ: 福源 純米

2022年09月06日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

御湖鶴 純米吟醸 諏訪美山錦 無濾過生原酒

家飲み記録 御湖鶴 純米吟醸 諏訪美山錦 無濾過生原酒

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 長野県諏訪郡下諏訪町、磐栄運送株式会社の諏訪御湖鶴酒造場のお酒です。

 先日新橋を通る用事が有ったので、希少な長野銘柄が揃っている「信州おさけ村」で、こちらを買ってきました。
 マニア間では有名なお話ですが「御湖鶴」は、2017年に醸造元の菱友醸造が自己破産しており、存続が危ぶまれた銘柄でした。
 結果的には福島県いわき市の運送会社である磐栄運送が買い手となって復活しているのが現状です。
 実際地元でもない異業種の会社が救い手になるというのは相当珍しいパターンなんじゃないでしょうか。
 この辺りは天下の日経ビジネスにインタビュー記事がありまして、中々面白いのでご一読を推奨します。

 個人的には破産前にも大長野酒祭り等でいただいたことは有ったのですが、家飲みの機会は逃していました。
 ようやくいただけたのは嬉しいですね、スペックはいかにも長野という感じで、3月瓶詰、7月開栓です。

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 上立ち香は青りんご系の爽やかな果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚な甘苦味が力強い口当たりで入ってきて、若干の酸味とも一体化しながら、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、蜜増しの青りんご味もしくはハイチュウ的な、甘味がしっかりした果実味が主役で、そこに香り系の苦味が溶け込んでいる印象、クドくならないギリギリの濃度を保っています。
 後味は、苦味の余韻を若干残しつつ引き上げます。

 濃厚な甘苦味に爽やかな青さが寄り添う、独特なまとまりのあるお酒でした。
 個人的に好きなタイプで、典型的な長野酒に落ち着いた青さが個性を添えている印象。
 ただ、若干コンディション的に過熟かなあという気もします、フレッシュ感があったほうがより好みだった予感をビンビンに感じます。
 御湖鶴、次はフレッシュコンディションでいただいてみたいと思いました。

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購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:信州おさけ村(新橋)
お気に入り度:8.35/9.0

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2022年09月02日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

梅の宿 純米 生 「アンフェインドサケ」

家飲み記録 梅の宿 純米 生 「アンフェインドサケ」

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 奈良県葛城市、梅乃宿酒造のお酒です。

 梅乃宿のラインナップの中で、「アンフィルタード・サケ」という商品は昔から知られている商品だと思います、
 何といっても「無濾過」というストレートなネーミングなので、私も一度飲んでみたいと思っていました。
 が、なかなかタイミングが合わず飲み損ねているうちに今回の商品に出会った次第です。
 なお、いつの間にやら「UNシリーズ」なる位置づけになっているみたいですね、これから色々と出てくるんでしょうか。

 裏ラベルに記載がある通り「アンフェインド」とは「心からの・真実の」という意味だそうです。
 アンフィルタードに比べると叙情的というか、いまいち意味合いがピンとこないような気もしますが、テイスティングコメントもあるので、そちらは参考になるかと。


 上立ち香は濃厚でほんのりセメダイン混じりの爽やかな果実香がそこそこに。
 含むと、実にバランスが良い印象の甘酸旨味が滑らかな口当たりで入ってきて、ガッツリと飲みごたえを感じさせつつも最後まで引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、あえていうとバナナ系の爽やかな甘酸味とオリ由来の実に濃い旨味が見事に一体化したもので、裏方に徹した苦味も含め、素晴らしいまとまり。
 後味は、苦味の働きながらも実に優しく引き上げます。

 オリ由来のお米の旨味とフレッシュ果実感が素晴らしく纏まった、スタンダードな魅力を最大限に感じさせてくれるお酒でした。
 これは良いなあ、なにかとんがった部分があるわけでは無いのですが、素直に濃厚で素直に旨い感じ。
 そして何気に、裏ラベルのコメントが実に的確なんですよね、ほぼほぼそのまんまの印象でしたし、伝統と革新というコンセプトもなんとなく分かります。
 梅乃宿、次こそアンフィルタードもいただきたいと思いました。

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購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(三ノ輪)
お気に入り度:8.5/9.0

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2022年08月30日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金鵄盛典 純米吟醸生原酒 夏酒 山田錦

家飲み記録 金鵄盛典 純米吟醸生原酒 夏酒 山田錦

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 兵庫県加古川市、岡田本家のお酒です。

 この銘柄は以前「鈴木酒販 小売部 神田店」で購入したことがあり印象も良かったのですが、同店が閉店してしまい、他に売ってるところも少なくてしばらく出会えることがありませんでした…
 そんな折、最近三ノ輪の本店近くに立ち寄ることがあり、覗いてみたところこちらがあったので購入した次第です。
 
 しかしこの銘柄、「盛典」なのか「金鵄盛典」、どちらが正式名称なんでしょうか…
 ラベルを見ると盛典としか書いてないんですが、酒屋さんの商品紹介とかだと大体金鵄盛典なんですよね。
 公式ホームページを見ると盛典っぽいと見せかけて商品紹介だとやっぱり金鵄盛典だし、わけわかめという感じ。
 
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 上立ち香はあえていうとラムネ系の爽やかな香りが仄かに。
 含むと、やはり実に爽やかフレッシュな印象ながら、しっかり存在感の有る旨味が自然な口当たりで入ってきて、時間差でほんのりとした苦味を伴いつつ、最後までまとまって喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、なんとなくサイダーっぽい、そしてミネラル感のある程よく甘味を纏った旨味が主役で、苦味はあくまで下支え役に徹し、酸味や雑味が皆無なのでクイクイ杯が進みますね。
 後味は、苦味が引き取る形ながらも、実に自然かつしっかりとキレます。

 甘、苦、旨味がそれぞれ主張しつつ、低酸ながらもしっかり引き締まった極めてバランスの良いお酒でした。
 やっぱり兵庫酒は特有のまとまりがありますねえ、長野や福島ほど分かりやすくはないながらも、確かに通ずるところがある。
 特に、低酸なところや米の旨味をしっかり感じるところが特徴かなあと思いました、伝統的な完成度の高さをブレずに追及しているイメージとでもいいますか。
 金鵄盛典、次はまた別のスペックをいただいてみたいと思いました。

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購入価格(税抜):1,519円/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(三ノ輪)
お気に入り度:8.4/9.0

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2022年08月17日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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