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香住鶴 山廃 吟醸純米 むろか生原酒 「沁福(しんふく)」

家飲み記録 香住鶴 山廃 吟醸純米 むろか生原酒 「沁福(しんふく)」

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 兵庫県美方郡香美町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験は有ったような無かったような…(呆)

 香住鶴は、以前コメントでもご紹介いただいたりして気になってはいたのですが、なかなか自分好みのスペックに出会えずいたところ、今回思いがけず無濾過生原酒に行き当たり喜んで購入した次第です。
 蔵元ホームページによると、全量生もとor山廃での造りらしいですね、こういうこだわりを前面に出すのは素敵だと思います。
 また、海外含む各コンテストの受賞歴を掲載していたり、英語版のホームページを用意していたり、何となく海外重視の雰囲気。
 そして特約店一覧があるのも素晴らしい!日本酒蔵ホームページとして理想的な情報量でしょう。

 今回いただくのは、兵庫県産山田錦を55%まで磨いた山廃無濾過生原酒、お値段はかなり良心的ですね、5月製造、7月開栓。
 「沁福」っていうのは読めないなあ…多分限定品名だと思うのですが、ググっても情報があまり出てこないんですよね。
 そんな中、ろっくさんが既に記事を上げているのには、流石だなあと思わされました。

 上立ち香は結構青い感じの果実的な爽やかな香りが仄かに。
 含むと、落ち着いた、しかし青さも残したような甘酸味が自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした渋味が奥深さを添えつつ、割と引き締まった印象のままじわじわ染み込んできます。
 味わいは、甘さ控えめのメロン的な青い旨味を中心に感じますね、ダレ感は皆無で、更にキツさや苦味も抑えられていて、旨味の存在感の割にはグイグイ飲めるタイプですね。
 後味は、苦味の余韻を仄かに残しつつ、酸が引き取る形で見事にキレます。

 飲みごたえがありつつもスルスル飲める、後引けの心地よいバランス系旨酸酒でした。
 銘柄的には何となくお米系の辛口酒のイメージがあったのですが、なかなかどうしてこの生酒は私のような生偏愛派でも楽しませてくれますね。
 やっぱりポイントは酸だなあ、乳酸っぽさはあまりないのですが、どこか柔らかさがあって、かつ極めて良い感じの後引けを演出していますね。
 ちなみに食中酒としても非常に万能感あると思います、甘さが少ないってこと以外は非の打ち所がない感じですね…好み問わず是非皆さんに飲んでみてほしいです。
 香住鶴、実力を感じる一本でした、次は燗向けも買ってみようかしら。

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名称:香住鶴 山廃 吟醸純米 むろか生原酒 「沁福(しんふく)」
蔵元情報:香住鶴株式会社
購入価格(税抜):1,643円/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年12月13日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

英雄 純米にごり原酒

家飲み記録 英雄 純米にごり原酒

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 埼玉県加須市(かぞし)のお酒です、読めなかった…
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 このお酒はジャケ買い…というより未飲銘柄ということで半自動的にセレクトしました、私ぐらい手当たり次第に飲んでると未飲銘柄自体が貴重なのでね(唐突なイキり)。
 こちらを醸す釜屋酒造の通常銘柄は「力士」のようですね、蔵元ホームページは割とちゃんとしている印象(特約店一覧がないのは寂しいですが)。
 で、この「英雄」についても商品紹介がありました、「日本酒の新しい可能性に挑み、日本酒界のみならず、日本にとっての「英雄=HERO」になってもらいたい、という願いを込めて造りました。」とのこと。

 精米歩合は68%、アルコール度が11度と相当低いところが特徴ですね。
 加水無しの原酒で、日本酒度も-45度と極低、発酵をかなり早い段階で止めた感じなんでしょう。

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 上立ち香はおりの雰囲気を感じる柔らかい香りが仄かに。
 含むと、優しい感じの甘旨味がおりのトロミを帯びた口当たりで入ってきて、最後の最後までその印象を保ったままゆっくりと胃に流れ込んできます。
 味わいは、いやあ乳酸飲料って感じですね、味わい自体は結構濃いのですが、フレッシュ感、アルコール感や押し出しはやはり非常に弱い感じ、だがそれ故の飲みやすさはあると思います。
 後味は、甘苦が若干残りつつ、ややノロノロと引き上げていきます。

 優しさと物足りなさ、柔らかさとキレの悪さをそれぞれ感じる、トロトロにごり酒でした。
 こういうお酒もアリだとは思うのですが、私としては守備範囲外かな~如何せんお値段も高いですしね(ちょっと当たり屋的セレクトになってしまったかも)
 ただ高アルコール感や生酒特有のキツさが苦手な方にはすごく良いかもしれません、そういう意味で魅力的な個性はあるかと。
 そういう意味では大関のにごりに似ている気もするのですが、やはり値段が…
 機会があれば次は、「力士」の方を飲んでみたいと思います。

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名称:英雄 純米にごり原酒
蔵元情報:株式会社釜屋
購入価格(税抜):1,852円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや(通販)
お気に入り度:8.1/9.0

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2019年12月11日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

雅山流 影の伝説 大吟醸無濾過生酒 雪女神

家飲み記録 雅山流 影の伝説 大吟醸無濾過生酒 雪女神

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 山形県米沢市のお酒です。
 外では何度もいただいていますが、家飲みはなんと初めてでした。(実は宴会に持ち込んだことはある

 雅山流は、なんとなくかなり昔から酒屋・居酒屋さんで見かけることの多い銘柄でしたが、「いつでも買える感」のせいか家飲みが随分遅くなりました。
 個人的には、アル添を上手く使う蔵って印象がありますね、コスパの良い本醸造「香華」が代表的でしょう。
 今回セレクトしたのも、アル添有りの大吟醸となっております。

 スペック的にはなんといっても山形県が期待をかける酒米「雪女神」を使用しているのがポイントですね。
 この米は高精白の高級酒向けに開発されたというだけあって、私としては中々手が伸びにくいのですが、こちらは四合1,900円に抑えてくれていました。
 私としては、栄光冨士出羽桜に続く、3本目の雪女神体験になります。
 5月製造、7月開栓。

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 上立ち香は良い意味で薄くて爽やかなりんご系の香りが控えめに。
 含むと、中程度の濃度の甘旨味が非常に軽やかかつ上品な口当たりで入ってきて、徐々に強まる吟醸酒的苦味で結構しっかりと引き締まりを感じさせつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、しっかり甘味を伴った、高精白酒としてスタンダードな青りんご的な旨味が主役、苦味も実に大吟醸らしいですね、特徴的なのはお値段以上の上品さという感じでしょうか。
 後味は、苦味が主役で、最後に若干のアルコール的辛さを感じさせつつバッチリキレます。

 香り系に寄りつつも、旨味もしっかりと感じられる、「大吟醸」としての王道を往く上品スルスル酒でした。
 こちらに関してはしっかり冷やした方が長所をストレートに感じられると思います。
 じっくり味わうというより軽さに任せてスイスイ飲むのが、贅沢ながらも相応しい飲み方なように思えますね。
 雅山流の「らしさ」を感じた一本でした。


 ちなみに余談ですが、私はこのお酒を飲んで、やっぱり薄青瓶への疑惑が深まりました。
 上では書いてないですが、繊細な味わいなだけにやっぱり茶瓶では感じないような後ろ向きなもったりしたニュアンスを裏側に感じるんですよね…
 ただ、その程度が軽いのでそんなに違和感は無いとは思いました。
 正直遮光性も低い青系の瓶をこういうお酒(いわゆるカプエチ系の上品な生酒)に使うこと自体リスキーなんじゃないかしら…、単純に勿体無いと思ってしまいますね。
 蔵元さん側がどういう認識なのかは気になるところです。

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名称:雅山流 影の伝説 大吟醸無濾過生酒 雪女神
蔵元情報:有限会社新藤酒造店
購入価格(税抜):1,900円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 雅山流 大吟醸

2019年12月09日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

竹林 ふかまり 純米吟醸 無濾過生原酒 「瀞」 29BY

家飲み記録 竹林 ふかまり 純米吟醸 無濾過生原酒 「瀞」 29BY

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 岡山県浅口市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す丸本酒造は、別銘柄として「賀茂緑」というお酒も出しているようです(多分地元銘柄)。
 蔵元ホームページを見ると、「米づくり」に並々ならぬこだわりを持っていることが伝わってきます。
 裏ラベルにも誇らしげに記載がありますが、自社栽培で山田錦を30年作り続けているっていうのは凄い実績だと思いますね。
 ホームページにはさらにその辺りが詳しく書いてあります、「タンパク矛盾」の話なんていうのは、日本酒マニアとしては興味深いところでした。
  ちなみに、「竹林」については、蔵元ホームページとは別にブランド紹介サイトがあります、この辺りの情報発信のやり方含め、実に先進性を感じさせる蔵だなあと思いますね。

 今回いただくのは、その自社栽培山田錦を60%まで削った無濾過生原酒。
 製造が2018/3で開栓2019/7なので、かなり長めの生熟期間を経ております。

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 上立ち香は落ち着いたセメダイン的な、少々草感もある引き締まった香りがそこそこに。
 含むと、青さがありながらもキツさ皆無の個性的な旨酸味がグググッと入ってきて、力強くバランスを取りつつ、息の長い感じでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘さ控えめで、フレッシュながらも非常にまとまりが良い印象の旨味と落ち着いた酸味が純然たる主役ですね、苦味等のクセはしっかり抑えられていて、濃厚ながらもグイグイいける印象。
 後味は、少々渋味の余韻を口中に残しつつ、酸味が引き取る形でしっかりキレます。

 伝統的な米の旨味を特有のモダンさで包んで楽しませてくれる、純米生酒らしい旨口酒でした。
 全体として極めてハイレベルに纏まっている印象ですね~、ちなみに控えめながらも甘味はあるんですよ、米系なので旨味というべきなのかもしれませんが。
 ただ、温度によっては若干渋味がしつこい感じもあるかも…、個人的にはある程度冷やした方が好きかなあ。
 竹林、実力派銘柄だなあと感じさせてくれた一本でした。

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名称:竹林 ふかまり 純米吟醸 無濾過生原酒 「瀞」 29BY
蔵元情報:丸本酒造株式会社
購入価格(税抜):1,353円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 竹林 純米吟醸

2019年12月07日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

和香牡丹 純米吟醸 ヒノヒカリ50

家飲み記録 和香牡丹 純米吟醸 ヒノヒカリ50

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 大分県宇佐市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸すのは「三和酒類株式会社」、この名前を聞いてピンとくる方も居るんじゃないでしょうか。
 かの有名麦焼酎「いいちこ」の製造元として有名でしょう、ただ公式ホームページによると、「清酒・ワイン・ブランデー・リキュールなどを幅広く手がける総合醸造企業」とのこと。
 その清酒部門が「虚空の蔵」というカッコいい名前の蔵を持っていて、和香牡丹はそこで醸しているようです。(蔵紹介ページの雰囲気にはなんとなくいいちこっぽさを感じる…)
 私としてはやはり、「いいちこのところが造っている日本酒」ということが気になってセレクトしました。

 スペックは、飯米「ヒノヒカリ」を50%と結構削っていますね。
 味わいについて細かく裏ラベルに記載が有るのは好感が持てますが、冷暗所保存可能の火入れ酒なのに「フレッシュさ」があるというのには「ほんとか?」と思ってしまったり…
 5月製造、7月頭開栓です。

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 上立ち香は少々熟感を帯びたお米っぽい香りが控えめに。
 含むと、香り通りの印象の落ち着いた旨味が、しかし仄かなフレッシュ感も纏いつつ、若干のケミカル的な風味・辛さを伴うことで最後まで程よく引き締まったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、なんとなく米を感じる旨味が中心、そこまで古臭い感じはしないのですが、所謂草っぽいニュアンスといいますか、地方酒っぽい雰囲気はある気がします。
 後味は辛さの余韻を残しつつ、しっかりキレる感じ。

 仄かなフレッシュ感と、伝統的日本酒っぽい熟感を不思議に併せ持つ、落ち着いたバランスの中庸酒でした。
 草感も相まって、わりと不思議なほっこり感というか、飲み進めやすさはありますね、晩酌酒としては完成度高いかと。
 ただ、やっぱり個人的にはこの火入れ酒特有の昭和酒感は苦手だなあ…、まあこのお酒はそこまで露骨じゃないので普通に飲めるのですが。
 他のブロガーさんの表現を借りると、もっちゃり感とか地酒的秘境感とかを感じるお酒だと思います。
 和香牡丹、いつか生酒と出会えたら飲んでみたいなあと思いました。

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名称:和香牡丹 純米吟醸 ヒノヒカリ50
蔵元情報:三和酒類株式会社
購入価格(税抜):1,380円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年12月05日 大分の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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