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和香牡丹 純米吟醸 ヒノヒカリ50

家飲み記録 和香牡丹 純米吟醸 ヒノヒカリ50

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 大分県宇佐市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸すのは「三和酒類株式会社」、この名前を聞いてピンとくる方も居るんじゃないでしょうか。
 かの有名麦焼酎「いいちこ」の製造元として有名でしょう、ただ公式ホームページによると、「清酒・ワイン・ブランデー・リキュールなどを幅広く手がける総合醸造企業」とのこと。
 その清酒部門が「虚空の蔵」というカッコいい名前の蔵を持っていて、和香牡丹はそこで醸しているようです。(蔵紹介ページの雰囲気にはなんとなくいいちこっぽさを感じる…)
 私としてはやはり、「いいちこのところが造っている日本酒」ということが気になってセレクトしました。

 スペックは、飯米「ヒノヒカリ」を50%と結構削っていますね。
 味わいについて細かく裏ラベルに記載が有るのは好感が持てますが、冷暗所保存可能の火入れ酒なのに「フレッシュさ」があるというのには「ほんとか?」と思ってしまったり…
 5月製造、7月頭開栓です。

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 上立ち香は少々熟感を帯びたお米っぽい香りが控えめに。
 含むと、香り通りの印象の落ち着いた旨味が、しかし仄かなフレッシュ感も纏いつつ、若干のケミカル的な風味・辛さを伴うことで最後まで程よく引き締まったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、なんとなく米を感じる旨味が中心、そこまで古臭い感じはしないのですが、所謂草っぽいニュアンスといいますか、地方酒っぽい雰囲気はある気がします。
 後味は辛さの余韻を残しつつ、しっかりキレる感じ。

 仄かなフレッシュ感と、伝統的日本酒っぽい熟感を不思議に併せ持つ、落ち着いたバランスの中庸酒でした。
 草感も相まって、わりと不思議なほっこり感というか、飲み進めやすさはありますね、晩酌酒としては完成度高いかと。
 ただ、やっぱり個人的にはこの火入れ酒特有の昭和酒感は苦手だなあ…、まあこのお酒はそこまで露骨じゃないので普通に飲めるのですが。
 他のブロガーさんの表現を借りると、もっちゃり感とか地酒的秘境感とかを感じるお酒だと思います。
 和香牡丹、いつか生酒と出会えたら飲んでみたいなあと思いました。

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名称:和香牡丹 純米吟醸 ヒノヒカリ50
蔵元情報:三和酒類株式会社
購入価格(税抜):1,380円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年12月05日 大分の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

吾有事(わがうじ) 純米吟醸 中取り生 30BY

家飲み記録 吾有事(わがうじ) 純米吟醸 中取り生 30BY

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 銘柄としては2回目の登場となりますね、同蔵の他銘柄に「奥羽自慢」があります。

 本銘柄は、前回の記事で紹介した通り、20代の醸造責任者と販売責任者によるものらしいです。
 若手の造り手と言えば、新潟の荷札酒・あべ、岩手の赤武などが浮かびますね。
 ベテラン杜氏の安定感のあるお酒とはまた違った、モダンさと個性がある銘柄が多い印象があります。
 個人的にはそういう方向性のお酒が好きなので、積極的に攻めていきたいところ。

 ラベルのスペック情報が貧弱なのは残念ですが、購入したいまでやのページを見ると、山形県産の美山錦を使っているようです、精米歩合は55%。
 2月製造を7月頭に開栓しているので、数ヶ月の生熟期間を経たコンディションになってます。


 上立ち香はバニラ感のある甘くてフレッシュな香りが気持ち強めに。
 含むと、実に濃厚な甘旨味が若干のガス感を伴って力強く入ってきて、一瞬後に出てくる苦味があくまで裏方として働いて輪郭を整えつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、うーん甘味と奥深さをマシマシのクリームソーダ的な甘味が主役ですね、濃度がかなり高い上に、若干の青さは感じるものの苦味がしっかり抑えられているので、その甘味の魅力をどストレートに楽しませてくれます。
 後味は、やはり苦味が引き取る形で、見事なまでにしっかりキレます。

 個性的かつ存在感のある、バニラ感を纏った甘味が非常に心地よい、良バランスの濃厚フレッシュ甘旨酒でした。
 前にもバニラを感じていたので、おそらく「らしさ」はかなり確立されているのでしょう、それは素晴らしいことだと思います。
 なお、私は甘味に焦点を当てていますが、人によっては引き締まりとキレに魅力を感じると思います、それほどに力強くも良バランス。
 前回(28BY)、今後に期待できる味わいだなあと思ったのですが、これは期待以上でしたね、きっかけがあれば荷札、赤武に追いつき追い越すぐらいの銘柄になるんじゃないかしら。
 吾有事、今後超注目していきたいと思いました。

 ただ、開栓後数日経つと、割と甘味が引っ込んできたかな…
 個人的には早飲み推奨。

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名称:吾有事(わがうじ) 純米吟醸 中取り生 30BY
蔵元情報:奥羽自慢株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年12月03日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

上川大雪(かみかわたいせつ) 特別純米 きたしずく 生

家飲み記録 上川大雪(かみかわたいせつ) 特別純米 きたしずく 生

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 北海道上川郡上川町のお酒です。
 ブログでの登場はまだ2回目。

 このお酒が登場するまでの沿革については、前回の記事に書きました。
 今回いただくのは30BYのお酒なので、川端杜氏の現在の蔵での造りとしては、試験醸造も入れて三造り目だったかと思います。
 個人的には、話題性を抜きにしても、改めてしっかりと固定ファンを増やしている印象がありますね。

 今回いただくのは、北海道の酒米「きたしずく」利用の生酒です、精米歩合は60%、値段は1,800円と若干お高め。
 ちなみに上川大雪は北海道の代表的酒米「彗星」「きたしずく」「吟風」の3種を使ってるんですよね、地元重視の姿勢が伺えます。
 私としては、前回が「彗星」のお酒だったので、次に「吟風」を飲めばある意味コンプリートになりますね。

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 上立ち香はパインの雰囲気を感じるフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、香りの印象通りのフレッシュな甘酸味が力強く入ってきて、裏方に苦味を感じさせつつ、割と引き締まった印象のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、柑橘系果実的フレッシュな甘酸苦味が徹頭徹尾主役って感じですね、甘味がしっかりしていてクセ無くストレートに今風のお酒の魅力を感じさせてくれますが、奥深さや個性はあまり無いかも。
 後味は、苦味の余韻を残しつつ、苦酸の働きで引き上げるタイプ。

 フレッシュフルーティージューシーのド真ん中を行く感じの、スタンダードな芳醇甘酸苦味酒でした。
 味わい自体は非常に素直に楽しめますね、特に甘味の存在感と変な雑味がしっかり抑えられているのは素晴らしいと思います。
 ただ、苦味がそこそこ強いのと、オンリーワン的な何かが見つけられなかったのは残念ではあります、言ってしまうと月並といいますか…。
 逆に、日本酒初心者の入門酒としては理想的だとも思います。
 上川大雪、なんとなくいつかは変わり種のお酒も出してみて欲しいなあと思いました。

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名称:上川大雪(かみかわたいせつ) 特別純米 きたしずく 生
蔵元情報:上川大雪酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年11月30日 北海道の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

戦勝政宗 「令和」元年初搾り 純米吟醸 生酒

家飲み記録 戦勝政宗 「令和」元年初搾り 純米吟醸 生酒

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 宮城県仙台市のお酒です。
 ブログでの登場は3回目と、以外に少な目ですね。

 勝山酒造と言えば、個人的には2019年のIWC(インターナショナルワインチャレンジ)で「チャンピオン・サケ」に輝いていたことが最近の印象に残っています。
 ただ、勝山の受賞歴ってそれだけじゃないんですよね…、2019年の蔵マスターでも最高賞取ってますし、サケコンペでは昔から常連ですし…、「献」の商品紹介でのメダル表示なんか凄いことになっています、まさに総ナメって感じ。

 鑑評会同様、こういう日本酒コンテストが銘柄セレクトの際参考になるかどうかについては賛否あると思いますが、ここまで圧倒的だと意識せざるを得ないと思いますね。

 さて、今回いただくのは、勝山のお酒のなかでも個人的に「コスパ」の点で図抜けていると思っている戦勝政宗、その改元記念限定酒になります。
 戦勝政宗の生酒って滅多に見ないんですよね~、今回はちょうどいい機会だと思ってセレクトした次第。
 首のラベルに「令和元年5月に搾ったお酒です」との記載がありますね、ちなみに開栓は7月。

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 上立ち香はフレッシュ、かつ若干甘さを感じる果実香が控えめに。
 含むと、濃厚かつインパクトのある甘酸味が力強く入ってきますが、一瞬後で出てくるアルコール的な辛さで割としっかりと引き締まりつつ、バランスを保ったまま入り込んできます。
 味わいは、結構味が乗ってきた感じの砂糖的な甘味や、柑橘系果実の酸をしっかりと感じさせつつ、辛さでダレを見事に防ぐ、飲みごたえと飲み飽きなさをしっかりとしたバランスで両立させたもの。
 後味は、辛さがなんというか完璧な感じで、力強くもキツさを抑えてキレます。

 濃厚な甘酸味をしっかりと楽しませてくれつつ、一切のダレを感じさせない、超絶バランスの芳醇酒でした。
 いやあ流石ですねえ…、火入れの戦勝政宗も好きですが、生酒でも全然イケるというか、むしろ生酒の魅力が加わることでより自分好みの方向になってくれた印象。
 高価格でもありませんし、期待通り、いやそれ以上の味わいだったと思いますね、実際この蔵の実力はとんでもないレベルですよええ。
 戦勝政宗、是非この生酒版も通常ラインナップに加えて欲しいと思わせてくれた一本でした。

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名称:戦勝政宗 「令和」元年初搾り 純米吟醸 生酒
蔵元情報:勝山酒造株式会社
購入価格(税抜):3,200円/1,800ml
購入した酒屋さん:いまでや(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年11月28日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

真澄  「平成令和特別限定酒」

家飲み記録 真澄  「平成令和特別限定酒」

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 長野県諏訪市のお酒です。
 有名銘柄ではありますが、当ブログでの登場は未だ3回目。

 前回の栄光冨士に続いて、改元記念酒になります(今更感は否めませんが…)、ちなみに次回もその予定。
 こちらは確かtwitterのフォロワーさん(皆さん飲み仲間って感覚ですが)からの情報が気になって買ったものです。
 というか、一度興味を持つと何が何でも手に入れたくなる性分でして、ガッツリネット検索して、取り扱いのあった「いまでや」から取り寄せた次第。
 で、私の場合通販使う時はまとめ買いするので結局四合瓶7本、一升瓶2本購入してしまうことに…、我ながらいかがなものかと思いますねえ。

 さて、限定酒ということだからか、スペックはほぼ非公開ですね、お値段は一升瓶で4,000円とお高めです。
 アル添されているようで、おそらく「大吟醸」相当でしょう、アルコール度は14度と若干低め。

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 上立ち香はベリー系?の割と濃厚な甘い果実香がそこそこに。
 含むと、透明感のある上品な、しかししっかりと存在感のある甘味が自然な口当たりで入ってきて、最後までバランスを保ったままスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、なんというかいちご風味の水って感じの、アルコール的なキツさが見事に抑えられている、仄かな甘酸味がひたすら飲みやすさを推し進める極めて両バランスのお酒でした。
 後味は、苦味をほんのりと残しつつも、見事なまでに自然かつ上品に引き上げてくれます。

 良い意味で「水のように」飲めてしまう、仄かな甘酸味が絶妙な、最初から最後まで上品さを感じさせるお酒でした。
 一歩引いた感じの存在感は、悪くいうと水っぽい感じではあるのですが、これは明らかに狙ったものでしょうね。
 同値段帯としては「CORE」の方が自分の好みでしたが、こちらも明らかにお値段以上の一品でした、バランス重視の方はこちらを選ぶことでしょう。
 真澄の安定感を感じさせてくれた一本でした。

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名称:真澄  「平成令和特別限定酒」
蔵元情報:宮坂醸造株式会社
購入価格(税抜):4,000円/1,800ml
購入した酒屋さん:いまでや(通販)
お気に入り度:8.4(値段も考慮に入れて)/9.0

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2019年11月26日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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