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三百年の掟破り 本醸造 生酒 無濾過槽前原酒

家飲み記録 三百年の掟破り 本醸造 生酒 無濾過槽前原酒

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(なぜか一緒に買った「飛鶴」との写真しか残って無かった…)

 山形県山形市、寿虎屋酒造のお酒です。

 同蔵の別ブランドには「霞城寿」があり、そちらは以前飲んだことがありますね(もう6年前か…)。
 「三百年の掟破り」とは何ぞやということについては、蔵元ホームページに詳細な記載があります。
 まあ早い話が「無濾過生原酒」の事を指しているわけです。
 冷蔵・輸送網が発達していなかった時代からすると、とんでもなくリスキーなことだったということでしょうね。
 そういうお酒が当たり前に飲める今は、本当「日本酒が過去一番旨い時代」だと思います、その幸せを噛みしめたいですねえ。

 三百年の掟破りには4種類あるそうですが、今回いただいたのは一番お安い本醸造。
 出羽燦々利用の精米歩合65%です。


 上立ち香は果実っぽくも、不思議な爽やかさのある個性的な香りがそこそこに。
 含むと、実にインパクトの強い甘旨味が、しかし若干とろっとした口当たりで入ってきて、強めのアルコール的ピリピリ感でしっかり引き締まりつつ、ゆっくりと口中に染み込んできます。
 味わいは、ベリー的果実の風味がありつつ甘さは控えめで、独特のハーブ的風味、アルコールの辛さも相まって、ガッツリとした存在感の割にはグイグイ杯が進んじゃいますね。
 後味は、まさにアルコールの辛さが引き取って力強くキレます。

 インパクト抜群ながらも不思議なほどに杯が進む、個性派芳醇甘辛酒でした。
 個人的にはもうちっと甘味が欲しいところですが、これはこれとしてしっかりまとまってますね~
 寝かせても面白そうかも…、これだけ個性がハッキリしているのは、固定ファンが付く系のお酒だと思います。
 三百年の掟破り、また機会があったら飲んでみたいと思いました。

購入した酒屋さん:新風堂(しんぷうどう) 新生本店
お気に入り度:8.35/9.0

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2024年02月21日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

帝松 ゆく年くる虎 純米大吟醸 無濾過生酒

家飲み記録 帝松 ゆく年くる虎 純米大吟醸 無濾過生酒

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 埼玉県比企郡小川町、松岡醸造のお酒です。

 こちらは見ての通り寅年(2022)の新年向けのお酒です、それを6月ぐらいに飲み、辰年の今紹介するというわけわからない状況に…
 帝松自体は埼玉のお酒の中では割と名が知られているイメージですね、折角初めて家飲みしたので記事にした次第です。
 蔵元ホームページも割としっかりしていますね、個人的には「灘以上の硬水」を使っているというのが印象に残りました。

 今回いただくのは寅年向けということで、インパクトのあるラベルですね。
 裏ラベルにはビッシリと情報があって読み応えがあります、目を惹くのは日本酒度+10ですね、数値的には大辛口。

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 上立ち香はサイダー的な硬質感のあるほんのり甘い香りが控えめに。
 含むと、インパクト・密度の高い甘旨味が力強くも割りと滑らかさもある口当たりで入ってきて、徐々に強まる苦味にきっちり引き締められながら、ゆっくりと口中に染み込んできます。
 味わいは、ベリーっぽい甘味がありつつ、結構硬質な印象も有るもので、ガッツリと飲みごたえがありつつ、甘苦のバランスが良くて不思議なほどに杯が進みますね。
 後味は、苦味の余韻をあくまでほんのりと残しながら、しっかりとキレます。

 生酒らしい甘味と、独特な硬質さと苦味が力強くバランスをとる、個性派芳醇酒でした。
 硬水を使っているのを割と分かりやすく感じると思います、約五ヶ月の生熟期間を経てもダレをほぼ感じないあたり、なかなか強い酒質な気がしますね。
 そういうお酒って大体酸味が強いのですが、このお酒は低酸なところもポイントですねえ、面白い。
 帝松、他のスペックにも興味が出てくる一本でした。

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購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:池野酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2024年02月14日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

福和蔵 純米吟醸 生酒 (井村屋)

家飲み記録 福和蔵 純米吟醸 生酒 (井村屋)

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 三重県多気郡多気町、井村屋株式会社のお酒です。

 こちらのお酒の製造会社の代表製品は…、当然「あずきバー」!ですね。
 大手食品会社が、一ラインとして最近日本酒製造を開始し、「福和蔵(ふくわぐら)」ブランドにて販売しているものになります。
 ブランドコンセプト等、関連情報はしっかりホームページで発信されていますね、この辺りは流石。
 ちなみに所在地の「ヴィソン」って何ぞやと調べたら、大規模商業リゾート施設に独自の住所が割り当てられているらしいです。
 その中で、実に洒落た直営店舗でこのお酒も売られているわけですねえ、ほんと新世代の日本酒って気がします。

 ラベルデザインも特徴的ですね、由来もしっかりホームページに記載が有りますが、家紋をモチーフに「井」「※」を重ね合わせたものとのこと。
 また、4つの点は四季醸造を示しているらしいです、何から何まで近代的っすね…

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 上立ち香はあずき…ということはなく、濃厚な柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり濃厚ながらも、非常にバランスが取れた味わいが口中に広がって、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、砂糖マシのオレンジ的な、甘味酸味旨味がせめぎ合いつつ調和しているもので、まさに王道の芳醇フルーティーという印象。
 後味は、酸味が必要十分な仕事をしつつ、お手本のような自然なキレ。

 かなりの高濃度ながら極めて自然に飲み進められる、良バランス芳醇甘酸酒でした。
 含み香も有りつつそれが嫌らしくないギリギリのラインなのが良いですねえ。
 お高めなのがネックではありますが、面白い個性はしっかりある、飲む価値のあるお酒かと思います。
 福和蔵、今後の動きにも注目していきたいと思いました。

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購入価格(税抜):2,200円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.35/9.0

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2024年02月07日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

敷島 山田錦 特別純米 無濾過生原酒 7号酵母

家飲み記録 敷島 山田錦 特別純米 無濾過生原酒 7号酵母

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 愛知県半田市、伊東株式会社のお酒です。

 この「敷島」はいわゆる復活蔵のお酒ですね、この辺りの経緯は蔵元ホームページにしっかり書いてあります。
 なかなか読み応えがあるストーリーですねえ、特に製造免許辺りの話は日本酒蔵特有という感じで面白い。
 また、現当主の並々ならぬ思い入れも伝わってくる内容だと思いますね、素直に応援したくなってきます。

 今回いただいたのは山田錦、精米歩合60%の無濾過生原酒。
 最近低アル化が目立つ日本酒業界ですがこちらは高めの18度。
 ちなみに例によって実際いただいたのは約1年前、ほぼ出荷直後にいただいています。
 
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 上立ち香はフレッシュなラムネ的香りが仄かに。
 含むと、押し出しの強い旨味が苦味も伴いつつ力強い口当たりで入ってきて、その苦味で最後まで引き締まりつつ胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、オレンジ?グレフル?的な、柑橘系っぽい果実感のある、非常に個性的なもので、甘苦が拮抗して飲みごたえ抜群の存在感。
 後味は、苦味が引き取ってしっかりとキレます。

 個性的な風味と、ガッツリの飲みごたえが魅力の、芳醇甘苦酒でした。
 地酒で重要な「差別化」がしっかりできてるお酒だと思いますねえ、これは固定ファンができる味わいかと…
 後、開栓後数日経ったほうが苦味が落ち着いて良かったかも。
 敷島、飲んでから年月が経ってしまったこともあり、また飲んで最新の味を確認したいと思いました。

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購入した酒屋さん:ふくはら酒店(御徒町)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 敷島 特別純米

2024年01月31日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

2024年の新年酒について

 あけましておめでとうございます!
 引き続き本年も、当ブログをよろしくお願い申し上げます。

 新年早々サボってしまい恐縮ではありますが、今年も週一更新を目標にしていきたいと思っています。
 まずは、恒例の正月用に準備したお酒紹介を。
 ちなみに昨年の記事はこちら。
 
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 ■鍋島 「New Moon」 しぼりたて 純米吟醸 生原酒 
 ■花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦 
 ■寒菊 「39-Special Thanks-」 純米大吟醸 雄町39 無濾過生原酒
 ■田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2023」
 ■桃の里 大吟醸
 ■加茂錦 BRILLIANCE 越淡麗 純米大吟醸
 ■水端 1355 2023年夏季醸造 段仕込み無し

 鍋島、花陽浴、田酒、桃の里は「いつもの」枠ですね、花陽浴は純米大吟醸まだ入手できておらず…
 寒菊・加茂錦はお気に入りかつ信頼できる新進気鋭の銘柄ということで、少しお高めなものをセレクトしました。

 そして今回一番特別感があるのは水端(みづはな)でしょう。
 風の森を醸す油長酒造が立ち上げた新規ブランドで、詳細な特設ページも作成する気合の入りっぷり。
 ブランドメッセージは「古の奈良に伝わる忘れ去られた技法を、当時の文献を頼りに、現代の醸造家が再現する」とのことです。
 今回、正月を機会に単に高精白なだけではない、面白味のある高級酒を飲んでみたいなあと思いセレクトしました。
 
 ちなみに飲んだ感想はツイッター(X)でつぶやいたり、一部はブログにも書くかも…(自信無し)
 どうか本年も当ブログを、引き続きよろしくお願い申し上げます!

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2024年01月17日 日本酒関連の雑記 トラックバック:0 コメント:0

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