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仙介 純米吟醸おりがらみ 無濾過生原酒 02BY

家飲み記録 仙介 純米吟醸おりがらみ 無濾過生原酒 02BY

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 兵庫県神戸市東灘区のお酒です、同蔵のお酒のブログでの登場は3回目。

 泉酒造が、麹米に兵庫県産山田錦を使って醸すお酒につけたブランドがこの「仙介」であることは、前回の記事にも書きました。
 蔵元ホームページを見ると、まさにこのお酒が蔵元のおすすめ①として紹介されていますね。
 蔵元自らおすすめスペックを表示するのは珍しいですねえ、どういう基準かわかりませんが、買い手としてはわかりやすくて有難いところです。

 スペックは山田錦60%精米で、新酒無濾過生原酒の王道という感じですね。
 原酒ながらアルコール度数が16度と低めなところがポイントでしょうか。

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 上立ち香はバニラとメロンを感じるフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚で力強い甘旨味が割と滑らかな口当たりで入ってきて、オリ由来の存在感と苦味を心地よく感じさせながら、最後までバランス良くじわじわと染み込んできます。
 味わいは、メロン的甘旨味に若干の炭酸的酸味、そしてバニラ感が伴うまさにクリームソーダを連想するもので、生酒らしい魅力満載ながらすべての要素がしっかりバランスを保つ、お手本のようなまとまり。
 後味は、苦味メイン、酸味サブでしっかり仕事をして、理想的とも言えるキレ。

 クリームソーダ的なキャッチーな甘旨味と、日本酒的複雑さが、玄妙なバランスでフュージョンする超ハイレベルフレッシュ酒でした。
 いや原酒、そしてこの甘旨味と存在感でこのキレは凄いなあ…、花陽浴に似た方向性ながらタイプは全然違う感じ。
 結構苦味があるけど全然後ろ向きに感じないんですよねえ、どちらかというと而今や十四代のおりがらみ生酒に近い感じかも。
 どちらにせよ、この完成度は稀有なレベルであることは間違いないと思います、「好みの銘柄は十四代です」とか言ってしまう贅沢な方にもオススメできる一本かと。
 仙介、今後注目度を数段階上げていこうと思いました。

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名称:仙介 純米吟醸おりがらみ 無濾過生原酒 02BY
蔵元情報:泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年04月13日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 30BY

家飲み記録 長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 30BY

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 実は前回紹介したお酒について、一年前も飲んでおりました。
 下の感想は当時のものです、前回の感想と比べると私の表現のブレとかそういうものが見えてくるかもしれませんね…
 こちらは一升瓶、11月製造、翌8月開栓です。


 上立ち香はほんのりケミカル感のある、むしろフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ落ち着いていながら非常に引き締まった印象の旨酸味が力強くも柔らかさも感じさせる口当たりで入ってきて、息の長い感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、熟感皆無ながらしっかり落ち着いた果実的な旨酸味が主役、ただお米的な柔らかさもあって、かつ辛さも若干感じますね、割とガンガン飲めてしまう感じ。
 後味は、酸辛がしっかり仕事をして、素晴らしいキレ。

 筋肉質な旨味と程よい味乗りがありつつ、古臭さ皆無の生熟ならではの魅力がある芳醇辛口酒でした。
 上の感想は支離滅裂に見えるかもしれませんが、まあそれほど相反する要素が共存している感じなんですよ。
 甘味はあまりなくても、旨味がしっかりとしていて、かつある種の柔らかさがあるので私も楽しめるんですよね~
 長珍、やっぱり安定して好きな銘柄です。

名称:長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 30BY
蔵元情報:長珍酒造株式会社
購入価格(税抜):3,580円/1,800ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年04月11日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 01BY

家飲み記録 長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 01BY

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 愛知県津島市のお酒です、ブログでの登場は意外にもまだ2回目。

 長珍は個人的にはかなり信頼を寄せている銘柄で、外飲み含めて大体毎回良い印象を受けています。
 最近お世話になり初めた酒屋さん(通販)で扱いが有ったので、自分の好きそうなやつをセレクトしてみました。
 新聞紙に包まれた佇まいが良いですよねえ、遮光レベルは最強クラスだと思いますが、蔵としては非常に手間がかかるはずでしょうし、それをずーっと続けているのには頭が下がります。
 同様の新聞紙パッケージでは同じ愛知の「義侠」が思い出されますね、両方とも生熟上等の銘柄であるのは偶然ではないのでしょう。

 今回のお酒は、ラベルに解説のある通り、蔵元でのタンク熟成を経た上で出荷されたもの。
 四合瓶、11月製造、翌3月開栓です。


 上立ち香はセメダイン的なケミカル感のある青くスッキリとした香りが控えめに。
 含むと、実に濃厚で野太い感じの、しっかりとした甘味と酸味をまとった旨味が力強く若干トロミを感じさせる口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦味できっちり引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、筋肉質な印象旨酸味を軸にしつつ、完熟果実的な甘さが寄り添うことで独特なバランスを保つもので、超高濃度ながらも苦味も相まって極めて飲み進めやすい印象。
 後味は、酸と苦味が必要十分に仕事をする感じで、見事にキレます。

 生熟特有の強力な存在感と、粗くない酸味の引き締まり感が絶妙なバランスを保つ、個性派芳醇辛口酒でした。
 何気に二日目とかでも、開栓時に「プシュー」という活きの良い感じだったのが印象深いんですよね。
 そのフレッシュ感と甘味がちゃんと残ったうえで、全体的にキリリとしているのが良いんですよ…、単にキレが良いだけではない奥深さが素晴らしい。
 長珍、今後も追っていこうと思わせてくれた一本でした。

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名称:長珍 純米吟醸 生生熟成 5055 01BY
蔵元情報:長珍酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年04月10日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

作(ざく) 純米大吟醸 新酒2020

家飲み記録 作(ざく) 純米大吟醸 新酒2020

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 三重県鈴鹿市のお酒です、ブログでの登場は5回目。

 伊勢志摩サミットでの乾杯酒という晴れ舞台を経たこともあり、すっかり有名銘柄の仲間入りをした印象の作です。
 私はひねくれものなので、有名になればなるほど家飲みが遠ざかってしまい、前回から3年以上間が空いてしまいました。
 今回新酒が新ラベルになっていて、SNSでの評判も良いようだったので、久しぶりにやるかとセレクトしました。

 使用米は不明、精米歩合50%のギリギリ純米大吟醸、しれっと750mlなのが面白いですねえ。
 作はしぼりたてだろうがなんだろうが火入れして、生酒を出さないことで有名ですね、当然このお酒も(多分一回)火入れ。
 まあ、作の場合は火入れへのこだわりが凄くて、毎回マイナス要素を感じさせないので、そこは気にせずいただきます。


 上立ち香はベリーとかピーチを想起するフレッシュかつスウィートな香りが気持ち強めに。
 含むと、やはりフレッシュフルーティージューシーそのものの濃厚な甘旨味が滑らかな口当たりで入ってきて、かなり華やかな含み香と苦味を伴いつつ、胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、割と香りの印象通りの桃感のある、火入れを思わせないフレッシュ濃厚な甘味が純然たる主役、実に新酒らしい魅力にあふれるのですが、香り系特有の苦味が若干キツい感じもありますね。
 後味は、苦味の余韻を残す形で、ゆるゆると引き上げていきます。

 華やか系フレッシュな甘旨酒として実に直球勝負の、激しい含み香が特徴のお酒でした。
 甘旨味自体は非常に魅力的で、濃厚で粗さが無い感じなのですが、いかんせん香りと苦味が飲み疲れる系ですね…
 いやあ、私は華やか系好みだと思っていたのですが、実は結構苦手になってるのかなあ、逆に桃の里とか花陽浴の凄さを再認識する感じかも。
 なお、火入れ技術の凄さはビンビンに感じました、多分他のスペックの方が刺さるんだろうなあ。
 作、次はちゃんとレギュラースペックをセレクトしようと思いました。

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名称:作(ざく) 純米大吟醸 新酒2020
蔵元情報:鈴木清三郎商店株式会社
購入価格(税抜):1,900円/750ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純米大吟醸

2021年04月08日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 02BY

家飲み記録 咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 02BY

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 群馬県吾妻郡中之条町のお酒です、個人的イチオシ銘柄の一つ。

 咲耶美は自分の中で超厳選したお気に入り銘柄として→のプロフィールに記載しているぐらいに好きな銘柄です。
 ただ、残念ながら数年前からあまり取扱店が増えた感じがしないんですよね~、相変わらず蔵元ホームページすらないので詳しいところはわからないのですが…
 結局自分としては群馬の酒屋さんから取り寄せるか、聖地小山商店に買いに行くしかない状況が続いております。
 全くみんな見る目が無いなあと憤慨しつつ、そういう銘柄を知っているという密やかな喜びに浸る今日この頃。

 さて、今回いただくのはピンクラベル同様定番の、黒(?)っぽいラベル、美山錦の精米歩合58%というのも前と同じですね。
 諸事情によりラベルが濡れてしまい、見にくいのはご勘弁ください…

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 上立ち香は密度の濃い、メロンの皮的な締まった果実香がそこそこに。
 含むと、甘味・旨味・渋味が一体となり極めて存在感の強い口当たりで入ってきて、それが溶け合った複雑さをしっかりと魅せつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、メロンや洋梨を感じるような、甘さ主体ながらも酸味渋味がしっかり絡まって、蒸留酒的な硬質さもある、フレッシュながらも非常に奥深いもの、ストレートに飲みごたえと飲み飽きなさを両立しているタイプですね。
 後味は、渋味の余韻を残しつつ、見事にスッキリとキレます。

 フルーティー感がありつつ、どこか蒸留酒的な風味と複雑さも兼ね備えた個性派バランス酒でした。
 一口目は「あれ渋いかな…」と思うんですが、二口目から素晴らしいんですよねえ…、これ本当に個性を確立してると思います。
 とある飲み手さんがこのお酒を飲んで、これは火入れもイケる系と看破したそうですが、まさに慧眼かと(実際ちょっと飲んだひやおろしは旨かった)。
 咲耶美、色々な面で魅力のある銘柄として、今後も追っていきたいと思います。

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名称:咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 02BY
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年04月05日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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