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安芸虎 純米吟醸 たれくち 生酒

家飲み記録 安芸虎 純米吟醸 たれくち 生酒

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 高知県安芸市のお酒です。
 同蔵のお酒の登場は4回目。

 CEL24飲み比べとして前回紹介した桂月は、神楽坂の高知酒専門店「ぼっちりや」(立ち飲み、名産品も有り)さんで購入しました。
 その際、他の高知酒も同時に購入したので続けて紹介していきます。

 トップバッターはこの安芸虎、私としては4年ほど前に限定酒「潦(にわたづみ)」を飲んで以来の推し銘柄です。
 蔵元ホームページは相変わらず手作り感溢れる感じですが、実はFacebook見ると割と最新情報載ってますね、小規模蔵ならそっち(SNS)優先の方が手間がかからず良いのかも。
 それを見ると、結構海外イベント参加が多く、最近の流れに乗っている印象を受けました。

 ラベルは虎の絵が格好良いですが、スペック情報は貧弱ですね、精米歩合は60%です。
 アルコール度数16度ということは、加水有なのかな…(詳細不明)、6月購入、8月開栓。


 上立ち香は酸を感じる爽やかな果実香が仄かに。
 含むと、実に濃厚かつみずみずしい甘酸味が割と勢いよく入ってきて、伴う渋味が複雑味を添えつつ、最後まで勢いと存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実にフレッシュなマスカット的な甘酸味が厳然たる主役ですね、甘も酸もしっかり主張するのですがバランスが良いので透明感があります、渋味も強めながらも浮いた感じはせず、ついスルスル飲んでしまう感じ。
 後味は、酸メイン、渋味サブで素晴らしくキレてくれます。

 存在感のある甘味を感じさせつつ、素晴らしくみずみずしい、ガンガン飲めてしまうフルーティー酒でした。
 いやあ良いですよこれは、若干加水感的な薄さもあるのですが、それが気になるのは私のような原酒マニアだけでしょう。
 いい意味での飲み易さや軽さと飲み応えをしっかり両立させていますね、多分絞ってからはある程度時間が経っていると思うのですが、熟感や重さが不思議に皆無なのも特徴的。
 安芸虎の実力を改めて感じさせてくれた一本でした、実は次回も安芸虎(今度は変わり種)をご紹介します。

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名称:安芸虎 純米吟醸 たれくち 生酒
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):1,430円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月22日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桂月 CEL24 純米大吟醸 50 生酒

家飲み記録 桂月 CEL24 純米大吟醸 50 生酒

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 高知県土佐郡土佐町のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 桂月前回飲んだ純米大吟醸生の印象がすこぶる良く、個人的には土佐酒の中でも大注目銘柄です。
 そこがCEL24酵母を使ったこのお酒を出してきており、しかも亀泉と同時期だったため、一発飲み比べと洒落こもうと購入しました。
 ちなみに、ちょうど最近日本酒ブログ「日本酒好きのおっちゃんが何か言うとるわ。( ´ ω`)」さんが、CEL24使用酒を飲み比べた記事を載せていましたね。
 そちらによると、亀泉、桂月以外に、豊能梅、久礼も出してきているとのこと。
 飲み比べの感想は面白いので、興味があれば是非そちらの記事も読んでみるのをオススメします。

 使用米は高知の酒米「吟の夢」、精米歩合は50%でギリギリ純米大吟醸ですね、当然生酒。
 亀泉と違って日本酒度とかの記載が無いのは寂しいですね…、と思ったら蔵元ホームページの商品紹介にありました。
 日本酒度-4、酸度1.4とのことなので、亀泉に比べると随分大人しい数値になってます。

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 上立ち香はやっぱりパイン的なトロピカル香が強めに。
 含むと、香りの印象通りの甘酸味が強いインパクトで入ってきますが、あまり尖ったところがなく結構上品な印象、スルスルと喉奥に流れ込んでくる感じですね。
 味わいは、まさにパインジュースという雰囲気の甘酸味が厳然たる主役、苦渋は完全に奥の方に引っ込んで、透明感すら感じさせるバランスの良さが特筆すべきかと。
 後味は、酸がしっかり仕事をしつつ、割と自然に引き上げていきます。

 極めて存在感の強い甘酸味がありつつ、日本酒らしい複雑さと上品な透明感も感じさせる、個性とバランスを兼ね備えたお酒でした。
 いやあこれは花陽浴、それもちょっと昔の味が濃い時代を彷彿させる味わいでしたね、超自分好み。
 いきなりこのクオリティで出してきたということも含め、今回の飲み比べでは、個人的には桂月に軍配を上げたいと思います(出来不出来ではなく好みの問題)
 桂月は山廃とかも出しているらしいので、今後色々と試していきたいですね。

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名称:桂月 CEL24 純米大吟醸 50 生酒
蔵元情報:土佐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月20日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 30BY

家飲み記録 亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 30BY

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 高知県土佐市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 個性がハッキリし過ぎている「甘酸っぱ系日本酒」として年々存在感を増しているお酒だと思います。
 私は6年前にも家飲みをしているのですが、そのときはりんご酢的な「酸っぱさ」が苦手に感じてしまいました。
 が、その後外飲みで数回飲んで、印象が変わってきたので今回改めてセレクトした次第です。
 この場合、自分の好みが変わったのか、お酒の味わいが変わったのかわからないのが、日本酒の難しいところですね…
 (ちなみに本当は、特定の居酒屋でしか飲めない「おりがらみ」が、苦味やガス感と相まって非常に良いと思ってます。どうにか一般売りしてくれないかなあ)

 スペック的には相変わらずの日本酒度-15、そしてアルコール度14%とぶっ飛んだ数値。
 そしてその数値のインパクトを前面に押し出した、マニア受けするラベルも健在ですね。
 (最近出た、火入れ版のラベルは随分洒落た感じに変わってましたが)


 上立ち香は熟れたパイン的な甘さを強く感じるトロピカル香が気持ち強めに。
 含むと、濃厚で甘酸っぱい感じの旨味が強いインパクトで入ってきて、最初から最後まで酸が引き締め役をしっかりこなしつつ、唾液腺を刺激しながら染み込んできます。
 味わいは、結構熟れた感じのパイン的甘酸味が厳然たる主役、濃度も高めでまさにアルコール入り濃縮還元パインジュースといった趣ですね、酸に少々お酢的なクセっぽさもありつつ、苦味等の変な雑味はしっかり抑えられている印象。
 後味は酸がガッツリ仕事をして濃厚さを引き取る形で引き上げていきます。

 非常にインパクトのある甘酸味を素直に楽しませてくれる、日本酒離れしたパイン系超個性酒でした。
 いや~これがお米からできてるとは思えないですよ本当、日本酒の可能性を感じさせてくれるという意味では最強クラスでしょう。
 ただ、昔ほどではないのですが、ちょっとお酢的な酸味の押し出しが自分には強すぎる感はあるかも(三芳菊的といいますか)。
 実は今回もう一本CEL-24酵母利用のお酒を買い、飲み比べてますので、次回はそちらを紹介します。

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名称:亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 30BY
蔵元情報:亀泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,551円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 亀泉 純米吟醸

2020年01月18日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大七 純米生もと 生原酒

家飲み記録 大七 純米生もと 生原酒 

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 福島県二本松市のお酒です。
 ブログでの登場はまだ二回目。

 色々な蔵のお酒を飲み、「積極的に東京に出てくる地酒大手蔵のお酒のレベルの高さ」を最近強く感じています。
 地酒大手という言い方が正しいか微妙ですが、月桂冠みたいな超大手ではなく、梵、勝山、真澄みたいな、ちょっと日本酒に詳しい人なら大体知っているぐらいの規模のところですね。
 この辺りの蔵は実力に加え、商品ラインナップと情報公開が充実しているので、自分のストライクに入るようなお酒を探しやすいのも良いんですよ、梵初雪戦勝政宗の生MIYASAKAのCOREなんかは、明らかに自分向けのスペックで、実際素晴らしく好みでした。
 自分の中では大七もそのカテゴリに入るのですが、前回はなぜか「CLASSIC(火入れ)」を買ってしまい、「ああ、生を買うんだった」とずっと後悔しておりました…
 今回思いがけず銀座の三越でこの生原酒を見つけたので、リベンジということで飛びついた次第です。

 スペックの記載は貧弱ですが、ポイントは「扁平精米」で69%まで米を削っているというところでしょう。
 最近かの新政が扁平精米を採用したそうですが、大七はその先駆者として、ホームページに詳細な解説ページを作るこだわりようです。(個人的には扁平精米と言えば「たかちよ」ですが)
 6月製造、9月開栓。

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 上立ち香はフレッシュかつ若干酸を感じる爽やか系の香りが控えめに。
 含むと、濃厚かつ柔らかい感じの甘酸味が芯がある感じで入ってきて、最後まで雑味無しで見事に纏まったままな感じで、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、純度の高いマスカット的甘旨味が中心にあって、渋味が寄り添って奥深さを添える感じ、フレッシュ感は強めながら苦味がバッチリ抑えられているのが素晴らしいですね~
 後味は、酸が力強く引き取る形でしっかりキレます。

 生酒らしい力強い甘旨味を、生もと的な酸味でしっかり包み込む、お手本のような芳醇旨口酒でした。
 乳酸味、特にバニラ感も若干あるかな~、とにかく濃厚ながらしっかりバランスが取れているのが流石。
 これぞ大手の本気生原酒だよなあ、まさに期待通りで、前回クラシックなんて自分の好みから外れたセレクトをしてしまったことが申し訳なくなります。
 私に好みが似ている方ならやっぱまずこの生原酒をオススメしますね。
 大七への注目度を上げていきたいと思わせてくれた一本でした。

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名称:大七 純米生もと 生原酒
蔵元情報:大七酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(メモ忘れ…)/720ml
購入した酒屋さん:三越(銀座)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月16日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

旦 純米吟醸 無濾過生原酒 28BY

家飲み記録  純米吟醸 無濾過生原酒 28BY

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 山梨県大月市のお酒です。
 ブログでの登場は4回目。

 は銘柄誕生直後から「伊勢元酒店」さんが積極的に扱っており、私も毎回そちらで購入しています。
 今回は28BYということで、購入した時点で2年以上の生熟期間を経ているもので、店頭ではしっかりBYが明示された上で新酒とならんでいました。
 同店ではこういう、蔵や店で数年熟成されているお酒がしれっとならんでるんですよね、火入れ酒(常温棚)だとよくあることですが、生酒(冷蔵庫)でこういうお酒を置いているところは限られると思います。
 そして大体それが旨いんですよええ、取り扱っているお酒への「強さ」に対する信頼と、理解度の深さが伝わってきますね。

 さて、今回いただくのは山田錦の精米歩合55%、速醸の純米吟醸になります。
 以前同スペックのひと夏越えコンディション(27BY)をいただいた時の印象は非常に良かったです、今回はいかがでしょうか。

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 上立ち香は濃厚かつ、落ち着いた酸を感じる果実系の香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚かつ熟感を伴った旨味が力強く入ってきて、そこそこの酸味でしっかりと輪郭を整えつつ、息の長い感じでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、しっかりと熟感がありながら後ろ向きな老ねや熟成香を感じさせないもので、甘味はそこそこ、紅茶的な風味を纏った旨味が中心にあり、飲み応えと飲み飽きなさを両立させている印象。
 後味は、酸と若干の辛さが出てきて見事にしっかりキレます。

 甘味の枯れと旨味の乗りを同時に、しかも素直に楽しめる傑作生熟酒でした。
 いい感じのバランスなんですよね~、個人的にはこれ以上熟したら好みから外れていたかも。
 らしさでいうとバニラ感の残滓はあるかもですね、紅茶感に飲まれている感じですが、ある程度しっかり個性もある仕上がりになっていると思います。
 改めて、の生熟に可能性を見せてくれた一本でした。

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名称: 純米吟醸 無濾過生原酒 28BY
蔵元情報:笹一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(メモ忘れ…)/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月14日 山梨の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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