醍醐のしずく 菩提もと仕込み

本日の家飲み 醍醐のしずく 菩提もと仕込み

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 千葉県香取郡神崎町(こうざきまち)のお酒です。
 ブログでは初登場の銘柄・酒蔵になりますね。
にごり酒特集の8本目。

 こちらを醸す「寺田本家」については、あまりに特徴があり過ぎて書ききれないので、詳しくはググっていただければ…
 無農薬米、無添加、生もと造りと、とにかく「ナチュラル」な酒造りにこだわりがあり、製品は健康食品ショップで取り扱われることもある、異色の蔵元になります(通常銘柄は「香取」)。
 蔵元ホームページは古臭いデザインながらも内容は充実しており更新頻度も良好、Facebookもあるみたいですね、小規模蔵元は是非見習ってほしいレベルかと。(特に取り扱い店情報が詳細に載っているのが素晴らしい!)

 今回いただく「醍醐のしずく」も、「菩提もと」に加え「精米歩合90」と、一般的な日本酒カテゴリのなかではイロモノ的ともいえる代物。
 蔵元の商品紹介を見ると、「日本酒度/-40~-70」「酸度/6~12」 「アミノ酸度/2~6」とか、数値的にもとんでもないことになっているようです(仕込みごとに数値が異なるため、おおまかな範囲を記してあるとのこと)。
 「菩提もと」造りの詳細も同じページに記載が有りますね、自分の中では「鷹長」のイメージが強いです、奈良県以外でやっているところは相当少ないんじゃないでしょうか。
 「にごり酒」というカテゴリに入るのかどうかは微妙ですが、おりが結構あるということと、なによりお酒自体が完全に色づいて不透明になっているため、今回の特集に入れてみました。

 いやあ見た目からして只者ではない感じのオーラが出てますね…(瓶は透明です)
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 上立ち香は明らかに日本酒のものではない白ワイン的酸の香りがかなり強めに。
 含むと、濃厚かつ超個性的な甘酸味が少々のガスの刺激とかなり強めの粘性を伴ってとろ~りと入ってきて、唾液腺を強く刺激しながらゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、やっぱり白ワイン的な酸味を中心にしつつ、お米の甘味や旨味が深みを与え、そしてトロミが独特の口当たりを添えるまさにオンリーワンのもの。
 後味は濃厚な味わいを酸で強引に切り上げるキレかた。

 兎にも角にも個性的な、非常に奥深い味わいのトロトロ芳醇甘酸っぱ酒でした。
 酸っぱさはもとより、個人的には未経験の口当たりに衝撃を受けましたね、にごり酒というより生姜湯とか葛湯とかを思い出すトロミでした。
 正直なところ私は酸っぱい系のお酒は苦手なのですが、口当たりの面白さとアミノ酸的な旨味の濃厚さも主張していて酸一辺倒ではないため、結構楽しく飲めましたね。
 逆に三芳菊、亀泉CEL24,アフスあたりが好きな方は絶対一度は飲んでみるべきかと…(実際妻は美味しく飲んでました)
 寺田本家については、実は「むすひ」も同時に買ったので、いつかご紹介したいと思います。

 さて、いよいよ次回は「にごり酒特集」の最終回、今回のMVP酒をご紹介します。

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名称:醍醐のしずく 菩提もと仕込み
精米歩合:90%
使用米:不明
アルコール度:14%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社寺田本家
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:白鳥屋酒店(川口市)
お気に入り度:8.2/9.0

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2017年04月13日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

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でましたねー、ザ・変態酒(笑)
僕は菩提もとが好きで結構いろいろ当たってみてるんですが、これはまだなんですよ。昇龍蓬莱の古式一段仕込みみたいな感じですかね?

ちなみに、菩提もとは奈良以外だと岡山の御前酒、静岡の杉錦、岩手の民宿のとおののどぶろくなんかがあります。
ただ、杉錦はやたら酸っぱいのでお薦めしません。御前酒は菩提もとにしてはかなりエレガントでおいしいです。とおののどぶろくは意外にも飲みやすい甘酸系なので多分まるめちさん好きだと思います。

あと三諸杉の菩提もとは飲まれてますか?個人的に日本酒にハマるきっかけになった酒なのですが、鷹長菩提酛よりは甘みが弱めですが濃醇で複雑な味わいがあります。機会があればぜひ。

2017年04月14日 アイオライト URL 編集

どうもです!
なんというか見た目からすごいお酒ですね。まるで瓶詰めのリンゴジュースみたいです(笑)
菩提もとのお酒はGOZENSHU9くらいしか飲んだことありませんでしたが、ここまで変態的なお酒を見ると飲んでみたくなってしまいますね。
次回のMVP酒も楽しみにしております。

2017年04月14日 すん URL 編集

>アイオライト様、コメントありがとうございます。
いやあこれこそ変態酒ですよね(笑)
でも実は味わい自体は結構万人向けのような気もします、むしろ今風といいますか…、一つの完成形としての納得感がありますね。
古式一段とはちょっと方向性は違うかな…、こちらには熟感無いですし、とろみと酸がとにかく特徴かと。

色々と情報ありがとうございます!
菩提もとみたいなマニアックな分野でそれだけ飲まれているとは、流石ですね(笑)
とおののどぶろくはちょっと調べると結構度数高めで、本格派っぽいですね。確かよく行く酒屋で取扱あったはずなので、覚えておきます。

三諸杉も菩提もとやってるんですね~、初耳でした。これも覚えておこうかと。
やっぱり奈良は菩提もとの本場って感じですね、あの個性的な味でちゃんと売れてるのかちょっと心配になりますが(笑)

2017年04月15日 まるめち URL 編集

>すん様、コメントありがとうございます。
見た目ほんとインパクトありますね。これを透明瓶に入れて売るあたり、蔵元のセンスを感じます。凄い存在感ですもの。

GOZENSHU9はまあ「変わり種日本酒」ぐらいに留まってますからね、こちらはまさに「変態酒」という形容がよく似合います(笑)
ただ、変態酒入門としては結構オススメできますよ、個性はありますが、良い意味で結構普通に飲めます。

折角なのでちょっと思わせぶりにヒキを入れてみました(笑) 今日の夜には更新されるので、よろしくお願いします!

2017年04月15日 まるめち URL 編集

菩提もと良いですねー。奈良だと変わった酒が多いイメージですね。奈良だと私は花巴とかの水もとも好きですね。

2017年04月15日 龍力大好き URL 編集

>龍力大好き様、コメントありがとうございます。
奈良酒は某ブロガーさん曰く、「変態酒の宝庫」らしいですからね(笑) まあ割りと同感かも。
ちなみに、花巴の水もとは前から気になっていたので、丁度奈良の酒屋さんに通販で発注したところです(笑)いやあ飲むのが楽しみですよ。

2017年04月16日 まるめち URL 編集












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