桃の里 「しろうま」 純米吟醸しぼりたて生

本日の家飲み 桃の里 「しろうま」 純米吟醸しぼりたて生

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 (いつものラベルどアップ写真を撮り忘れました…)

 岡山県赤磐市のお酒です。
 前回に引き続き、蔵元からまとめて取り寄せたお酒の1本になります。
 にごり酒特集の5本目。

 「しろうま」という名前に何となく聞き覚えがあったので、ちょっとググってみたところ、結構な数の蔵が「しろうま」と銘打ったにごり酒を出していることが分かりました。
 検索結果で見つかった菊水酒造(新潟ではなく高知)のブログによると、「「しろうま」の語源は「白くて旨い」という意味で、「どぶろく」などと並ぶにごり酒の呼び名のひとつです。」とのこと、つまりは特定商品名ではなく一般名詞ということですね。
 ちなみに「コトバンク(ニッポニカ)」によると、「どぶろく」の異名の一つとして「白馬(しろうま)」を挙げています、この辺りは厳密な定義があるというよりは慣習的な呼び名が今も残っているという感じなのでしょう。

 スペック的には、五百万石使用の精米歩合60%ということで、同じ純米吟醸でも前回のどぶろくとは異なったものになっています。
 ただ、度数は12~13度と、どぶろく同様相当低め。

 注ぐとこんな感じで、どぶろくのような粒は残っていません。
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 楽しみにしつつ栓を捻ったのですが、げ、明らかに栓が緩んでる…
 スクリューキャップなのに軽く下のリングごと外れてしまいました、こりゃ穴開きとかのレベルでなく密閉されてないですね、漏れてないのが不思議なレベル。

 上立ち香はガスとお米が混じりあったスッキリとした香りが控えめに。
 含むと、思った以上に強めのガスを伴った甘酸旨味が勢い良く入ってきたかと思うと、途端に勢いを失い若干重い感じで口中を徘徊します。
 味わいは、やっぱり個性的な甘味を感じるのですが、ガスがあるのにちょっとしつこい感じで、米が発酵したような(当たり前)クセのある旨味も感じるもの。
 後味は特にキレる要素もなく、そのまま引き上げていきます。
 
 好ましい甘旨味とガスがありながらも、爽快感が失われてしまって重さが足を引っ張る、濃淳甘口酒でした。
 うーん、こりゃダレてますね、生老ね気味かも…、瓶詰めから二ヶ月で普通こうはならないんじゃないかしら。
 穴開き栓+栓ゆるみ+低アルコール+にごり生という四要素が相まって、異様な速度でダレてしまったものと私は推測しています。
 私が好む甘さ自体は残っているので飲めるレベルではあるのですが、全体のバランスは明らかに崩れてますね。
 蔵元直送でこれはアカンでしょう、たまたまであることを願いますが、コメント等の情報を見るに、どうも「保管(品質保持)」に関して蔵の意識がちょっと低そうなんですよね…、もちろん人手や設備等の事情もあると思うのですが、ちょっとお酒が可哀想というかなんというか。
 桃の里の、酒質以外の部分にやきもきしたものを感じてしまった一本でした。

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名称:桃の里 「しろうま」 純米吟醸しぼりたて生
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:12~13%
日本酒度:不明
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.0/9.0(この状態でも)

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2017年04月07日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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