志太泉 純米吟醸 無ろ過おりがらみ 生酒

本日の家飲み 志太泉(しだいずみ) 純米吟醸 無ろ過おりがらみ 生酒

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 静岡県藤枝市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みももしかしたら今まで縁がなかったかも…

 こちらのお酒についてググったところ、蔵元ホームページにも掲載されている商品紹介チラシのPDFが出てきました(26BYですが)。
 記載内容は結構細かく、もしかしたら基本的には酒屋さん向けなのかもしれませんが、買い手としては非常に参考になります。
 さらに同ホームページには「買える店」一覧がなんと蔵元コメント付きで掲載されています。
 個別スペックの味わい解説と、どこで買えるかの案内という、当たり前のことながらほとんどの蔵元ができていない情報公開をしっかりやっているところは素晴らしいと思いました。

 少々話はずれますが、一般的に日本酒蔵元の情報発信姿勢は酒販店向けと一般消費者向けで格差をつけすぎだと常々感じております。
 酒販店から細かい解説が消費者になされるのが理想なのでしょうけど、実際店頭で各銘柄各スペックについてそこまで詳細な説明なんてできませんからね。
 酒販店向けに商品案内を作ったりした場合、基本その抜粋版でも良いからホームページにも掲載して欲しいところです。
 (それとも見られちゃまずいことでも書いてあるんですかね…「このお酒は出来が悪いのでごまかして売ってください」とか(笑))

 閑話休題、今回いただくのは五百万石を55まで磨いた新酒おりがらみ生。
 真っ赤なラベルは非常にインパクトがありますね、酒質もそのような方向性なのでしょうか。
 
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 上立ち香はフレッシュな砂糖菓子(?)的な個性的な香りがそこそこに。
 含むと、濃厚複雑ながらバランスの良い印象の甘旨味がトロリと入ってきて、クリアな酸で輪郭を整えながら、ヌルヌルと柔らかく喉奥に流れ込んできます。
 味わいはアップルジュースにマスカット果汁をブレンドさせたような深みのある甘酸味が主役、そこにほんのりとした苦味がよりそって、柔らかさを損ねない程度にまとまりを演出していますね。
 後味は苦酸が丁度良い存在感を発揮してしっかり切れます。

 無濾過生の新酒らしい心地よい甘旨味を、クリアかつバランスよく楽しませてくれる、高次元の芳醇甘旨酒でした。
 いやあこれは旨いっす、いわゆる問題点が見つからないかつ、旨味がしっかりしているタイプですね、甘味嫌い以外の万人にオススメ。
 静岡のお酒はレベルが高いというのは重々感じているのですが、往々にして自分にとってはインパクト(甘味)不足で合わないなあと思うことも多い中、このお酒はドンピシャストライクでした。
 五百万石でこの味わいというのがまた凄いですね、コスパも文句無し。
 この味わいの方向性はやっぱりこのラベルならではなのかな…、それを確かめるためにも志太泉は今後他のスペックもいただいていこうと思います。

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名称:志太泉 純米吟醸 無ろ過おりがらみ 生酒
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社志太泉酒造
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店(練馬)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年05月07日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

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どうもです。
何を隠そう静岡出身なので、静岡酒は結構いろいろ飲んでます。…が、志太泉はカップしか飲んでなかったことに気づきました。(「にゃんカップ」ってのがお土産の定番になってます。)

静岡で芳醇甘旨っていうのがなかなか想像しづらいので、すごく飲んでみたいです。開運の生はわりと芳醇ですけどね。

2017年05月08日 アイオライト URL 編集

>アイオライト様、コメントありがとうございます。
あ、静岡ご出身でしたか、何か熟成好きのイメージがあったので、優等生的な静岡酒と結びつかず意外な感じでした(笑)
にゃんカップは確かに聞いたことがある気が… 猫ラベルの日本酒って結構あるはずなので、集めたら面白いかもしれませんね。

このお酒はしっかり甘味が出てましたが、なんとなくこのスペック特有のような雰囲気も感じましたね。
実はおっしゃる通り、今まで飲んだ(外飲み含む)静岡酒の中では私は開運の無濾過生原酒(確か特別純米山田錦)が一番好みでして、このお酒はそれを思い出すような芳醇さでした、オススメです。

2017年05月09日 まるめち URL 編集

静岡酒あまり好きじゃない人でも、何故か志太泉は高評価というパターン多いような気がします。

静岡は南部杜氏系が多いのに対して、開運と志太泉は能登杜氏という所にもなにか理由があるのかもしれません。

最近は河津桜酵母を使用したものがいろんな静岡蔵から出ています。
基本的に甘酸っぱいような味わいのものが多いので、是非試してみてはいかがでしょうか。

2017年05月13日 お茶 URL 編集

>お茶様、コメントありがとうございます。
へー、やっぱりそういう感じなんですね。私にとっては良い意味で静岡酒らしくないと思ったお酒でした。

なるほど…、杜氏の系統ですか、しっくりくる説ですね。開運なんてもろ直系ですし。

河津桜酵母は確かに最近聞くようになりましたね。甘酸っぱ系は私にとって当たり外れが激しいジャンルなのですが、一度は試してみたいです。

2017年05月14日 まるめち URL 編集












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